JP4378311B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Description

本発明は、交換可能な交換ユニットが着脱可能に装着される画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の中には、例えば感光体ドラムやトナーなどの消耗品を画像形成装置本体に対して交換可能なユニットにして、ユーザーによるメンテナンスの容易化を図っているものがある。更に近年では、画質向上や交換ユニットの寿命の正確な管理等を目的として、それらの情報の読み書きが可能な記憶素子を前記交換ユニットに搭載したものが出現している。この交換ユニットに搭載された記憶素子へのデータの書き込みやデータの読み取りは、通常、画像形成装置本体とコネクタを介して接続して行われている。しかし、このような構成では、記憶素子への信号は微弱であり僅かな接触不良でも誤動作するという問題があった。
そこで、前記交換ユニットに搭載する記憶素子として、データの書き込みやデータの読み取りを非接触で行えるよう、無線ICタグを用いた提案がなされている。
特開2000−246921号公報(以下、特許文献1という)では、交換可能なインクカートリッジに画像形成装置との同定情報、インク残量などの情報を記憶させたICチップを搭載している。そして、前記カートリッジが着脱可能な画像形成装置本体が前記ICチップと対応するリーダライタを備えている。この構成により、特許文献1に開示されている技術によれば、カートリッジが画像形成装置に装着された状態で前記ICチップと画像形成装置本体とが前述の情報を非接触で通信することができる。
また特開2001−22230号公報(以下、特許文献2という)では、交換可能な複数のカートリッジにそれぞれ非接触通信ICタグを搭載している。そして、前記各ICタグとの間で非接触で情報の送受信が可能な1つのリーダライタを、前記カートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置本体側に設けた構成が開示されている。
特開2000−246921号公報 特開2001−22230号公報
しかしながら、上記特許文献に記載されている技術では、交換ユニットに搭載されたICタグと非接触で通信を行うため、その通信時に電磁放射ノイズが装置外部に洩れる可能性がある。なお、この装置から洩れる電磁放射ノイズについては、国際的な規格により、その強度を一定限度以下に下げなければならない。
特に特許文献2に開示されている技術では、非接触通信ICタグが複数の交換ユニットに個別に搭載され比較的広範囲に配置されており、これらICタグとの間の通信を1つのリーダライタで行っている。すなわち、前記広範囲に配置された各ICタグと1つのリーダライタとの間の通信距離が長くなるため、情報の送受信に必要な電磁波の出力を大きく設定する必要がある。このため、前述した電磁放射ノイズの洩れ量が相対的に大きくなることが懸念される。
そこで、本発明の目的は、複数の交換ユニットに各々搭載されたICタグを少なくとも1つのリーダライタで通信する際の電磁放射ノイズの洩れ量を大幅に低減することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、非接触の無線通信によりデータの書き込み又は読み取りが行われるICタグを個別に有する複数の交換ユニットが着脱可能に装着され、前記交換ユニットのICタグに対して非接触の無線通信によりデータを書き込み又はデータを読み取る少なくとも1つのリーダライタを有する画像形成装置であって、前記画像形成装置内に電磁放射ノイズを遮蔽するためのシールド部材により略閉空間を形成し、前記略閉空間内に前記リーダライタと前記交換ユニットが有するICタグを配置し、前記リーダライタが設けられた略閉空間を形成するシールド部材は交換ユニットを画像形成装置本体に位置決めするための位置決め穴を有し、前記交換ユニットは前記位置決め穴に嵌合する位置決め突起を有し、前記位置決め突起の先端部に前記ICタグを設け、前記位置決め穴を有し、前記交換ユニットを支持する画像形成装置の本体側板と、前記本体側板に取り付けられ、前記交換ユニットに駆動力を伝達するための駆動伝達部材を有する駆動ボックスが、前記シールド部材として機能し、前記略閉空間を形成することを特徴とする。
上記本発明によれば、複数の交換ユニットに各々搭載されたICタグを少なくとも1つのリーダライタで通信する際の電磁放射ノイズの洩れ量を大幅に低減することができる。
以下、図面を参照して、参考例及び本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
〔第1参考例
第1参考例に係る画像形成装置について図面に基づいて詳細に説明する。図2は、画像形成装置の一例としてのカラー電子写真プリンタの模式的断面図である。
図2に示すカラー電子写真プリンタは、着脱可能な複数の交換ユニットとして、本体内に各々独立に着脱可能なプロセスカートリッジ1(1a,1b,1c,1d)と、現像剤容器をカートリッジとしたトナーカートリッジ2(2a,2b,2c,2d)とを備えている。
像担持体としての感光体ドラム101(101a,101b,101c,101d)の周囲に、感光体ドラム101表面に均一に帯電処理を行う帯電装置102(102a,102b,102c,102d)、画像情報を感光体ドラム101上にレーザ光で照射する露光装置103(103a,103b,103c,103d)、感光体ドラム101上の静電潜像を顕像化する現像装置104(104a,104b,104c,104d)、感光体ドラム101上のトナー像を中間転写体301に転写する1次転写帯電装置302(302a,302b,302c,302d)、感光体ドラム101上の残留トナーを回収するクリーニング装置105(105a,105b,105c,105d)が配置されている。
更に、中間転写体301に転写されたトナー像を用紙等の記録材Pに転写する2次転写装置303、中間転写体301上の残留トナーを回収する中間転写体クリーニング装置304、未定着トナー像を記録材Pに定着する定着処理を行う定着装置401、定着処理後の記録材Pを排出する排出ローラ402、排出後の記録材Pを積載する排出トレイ403が配置されている。中間転写体301は誘電体フィルムの無端状ベルトを駆動ローラ305、従動ローラ306、2次転写対向ローラ307に巻き掛けられており、駆動ローラ305、従動ローラ306間に張設されるベルト部分は感光体ドラム101a,101b,101c,101dに接しており、駆動時は矢印方向へ周回する。
トナーカートリッジ2のトナー収容部201(201a,201b,201c,201d)はトナーを収容していて、現像手段の図示しないトナー量検知手段によってトナー補給信号が送られた場合にトナー補給スクリュー202(202a,202b,202c,202d)が回転し、トナーを補給する。
上記記録材Pは、給送カセット501に積載されていて、給送ローラ502によって1枚毎に順に給送する。さらに前記記録材Pは、搬送ローラ503によって搬送され、レジストローラ504によって感光体ドラム101上のトナー像と同期をとって送り出される。また、図2に示した給送カセット501は1段で構成された場合を例示しているが、複数段配設し、大きさ或いは積載向きの異なる記録材を収容し、所望の記録材を適宜選択できるようにしてもよい。
なお、以上の様な構成のカラー電子写真プリンタにおける画像形成プロセス全体は公知の手順と同様であり省略する。
プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dは、夫々前述の感光体ドラム101a,101b,101c,101dと、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電装置102a,102b,102c,102d、現像装置104a,104b,104c,104d、クリーニング装置105a,105b,105c,105dを一体に具備している。トナーカートリッジ2a,2b,2c,2dは、夫々トナー収容部201a,201b,201c,201d、トナー補給スクリュー202a,202b,202c,202dを一体に具備している。
図3及び図4はカラー電子写真プリンタの模式的斜視図である。図3は装置本体14前側の開閉可能なカバー35を開いた状態である。図4はプロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2の着脱の途中状態を示したものである。なお、図4では、プロセスカートリッジ1bとトナーカートリッジ2dを途中まで引き出した状態を例示している。カバー35は、装置本体14に対して開閉可能であり、装置本体14に装着された交換ユニットとしてのプロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ2を覆うカバー部材である。プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1d及びトナーカートリッジ2a,2b,2c,2dは、カラー電子写真プリンタの装置本体14の図示しないガイドレールによってY方向に着脱自在に装着されている。このとき感光体ドラム101はY方向と平行している。
図5及び図6はプロセスカートリッジ1と装置本体14の着脱状態を図4に示すX方向からみた側面断面図である。図5は、プロセスカートリッジ1が装置本体14に途中まで挿入された状態を示し、図6はプロセスカートリッジ1が装置本体14に完全に装着された状態を示す。
プロセスカートリッジ1はその構成要素である感光体ドラム101及び帯電装置102、現像装置104、クリーニング装置105(図2参照)を両端部で支持する金属製のユニット前側板111及びユニット後側板112と、その中間部分の側壁を形成する樹脂製の容器115を有する。
プロセスカートリッジ1の装置本体14との位置決め構成について説明する。装置本体14はプロセスカートリッジ1等の交換ユニットを支持する筐体を構成する為の金属製の本体前側板141a及び本体後側版141bを有する。装置本体14の各本体側板141a,141bには、それぞれプロセスカートリッジ1の位置決めのための位置決め穴142a,142bが備わる。一方、プロセスカートリッジ1の各ユニット側板111,112には、それぞれ前記各本体側板141a,141bの位置決め穴142a,142bに嵌合する位置決め突起としての位置決めピン113,114が備わる。
図5に示すように、プロセスカートリッジ1が装置本体14に装着されると、それぞれ本体側の位置決め穴142a,142bとユニット側の位置決めピン113,114が嵌合することで、装置本体14に対してプロセスカートリッジ1が位置決めされる。
プロセスカートリッジ1は、感光体ドラム101及び現像装置104(図2参照)に駆動を伝達する為のカップリング116を有する。プロセスカートリッジ1が装置本体14に装着された状態で、カップリング116は対向する装置本体14側のカップリング143に接続する。この装置本体14側のカップリング143の端部143aには駆動源が接続されている。これによって装置本体側の駆動源から駆動が伝達されて、プロセスカートリッジ1の感光体ドラム101及び現像装置104(図2参照)が回転駆動され、画像形成プロセスが行われる。
また、プロセスカートリッジ1の容器115にはユニット後側板112より後方に突出した台座125が備わる。この台座125上に、非接触の無線通信によりデータの書き込み又は読み取りが行われるICタグとしてのRFIDタグ120が配置される。なお、ここでいうRFIDタグのRFIDとは、Radio Frequency Identificationの略であり、電波を使った非接触の自動認識技術のことである。
前記ICタグとしてのRFIDタグ120は、その間近に金属部材があると磁界が正しく形成されずに通信ができなくなる場合がある。このため、ここでは、前述したようにRFIDタグ120を絶縁性のある樹脂製の台座125上に配置し、金属製の後側板112から離し、前述の問題を回避している。
RFIDタグ120は、図8に示すように、データの書き込み及び読み取りが行われるメモリ121をマウントしてアンテナパターン122を形成した薄肉回路基板であるフレキシブル回路基板123により板状に形成されている。
また、前記RFIDタグ120は、バッテリーレスであって、該RFIDタグ120のアンテナパターン122から、図1に示す装置本体側の非接触型リーダライタ145が備えるコイル状のアンテナ部145aを介して、電磁結合される。これにより、非接触の無線通信によりデータ読み書きが行える。
RFIDタグ120のメモリ121は、予め必要な情報(例えば感光体ドラムやその他のプロセス手段の製造上のばらつきによる特性差など)を書き込んでおき、このプロセスカートリッジ1の使用中に装置本体と前記電磁結合して情報のやり取りをすることにより、プロセスカートリッジ1の使用状況や、使用条件を判断する等の目的のために使用される。
図1は複数のプロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dが装置本体14に装着された状態を図4におけるZ方向から見た模式上視断面図である。
本体後側版141b上には樹脂製の台座144が設けられ、台座144上にRFIDタグ120と装置本体14を電磁結合するためのリーダライタ145のアンテナ部145aが配置される。更に、リーダライタ本体145cは本体後側板141bの近傍に配置され、アンテナ部145aとワイヤハーネス145bで接続される。なお、リーダライタ145はアンテナ部145aと一体化され、本体後側板141bに設けた樹脂製の台座144上(図1に示すアンテナ部145aの位置)に配置されてもよい。
図1、図5及び図6に示すように、本体後側板141bには、該本体側板141bと各プロセスカートリッジのユニット側板112a,112b,112c,112dの間に介在するRFIDタグ120a,120b,120c,120dとリーダライタ145のアンテナ部145aの四方を包囲するように側壁141cが形成されている。そして、各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dを装置本体14に装着した時、プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dのユニット後側板112a,112b,112c,112dの互いの隣接部及び前記各ユニット側板と前記本体後側板141bの側壁141cの間に生じる隙間が微小になるように設定されている。
このようにして、装置本体14の本体後側板141bと各プロセスカートリッジ1のユニット後側板112の間に略閉ざされた略閉空間150が形成される。
前記略閉空間150は、装置本体14にプロセスカートリッジ1を装着することによって形成される。そして、プロセスカートリッジ1を装置本体14に装着することにより、各プロセスカートリッジのRFIDタグ120a,120b,120c,120dとリーダライタ145のアンテナ部145aが、前記略閉空間150内に配置されることになる。
また、前記略閉空間150を形成するユニット後側板112及び本体後側板141bは金属製であり、充分に接地された状態となっており、電磁放射ノイズを遮蔽するためのシールド部材として機能する。
このようにシールド部材として機能するユニット後側板112及び本体後側板141bで構成された略閉空間150の内部でRFIDタグ120とリーダライタ145のアンテナ部145aとの通信が行われる。このため、通信時に発生する電磁放射ノイズはシールド効果によって遮断され、装置本体外部に漏洩する電磁放射ノイズは大幅に低減される。
具体的には、前述したように、ユニット後側板112と本体後側板141b間に生じる微小な隙間がある略閉空間構成の場合でも、通信周波数が100KHz程度の低周波域のRFIDタグ120を使用する場合は充分なノイズ減衰効果が得られる。
更に、通信周波数が10MHzを超える高周波帯域のRFIDタグを使用する場合においても、充分なノイズ減衰効果を得るためには、前述の略閉空間における隙間をシールド部材で覆うように構成することが好ましい。図7を用いてその具体的な構成を例示して説明する。図7は前述の略閉空間構成の他の形態を例示した模式側断面図である。
ユニット後側板112と本体後側板141bの側壁141cの間に生じる微小な隙間151を覆う遮蔽板(シールド部材)として、ユニット側板112に側壁126を形成する。さらにユニット側板112と本体側板141bを導電性のバネ部材(図示せず)で接触させ、共通のグランドをとる構成となっている。この構成によれば、通信周波数が10MHzを超える高周波帯域において、500MHz以下の周波数帯域で充分なノイズ減衰効果が得られる。
更に通信周波数が500MHzを超える高周波帯域で充分なノイズ減衰効果を得るには、図7に示すように前記遮蔽板としてのユニット側板112の側壁126の内面側に電磁波吸収層127を設けることが好ましい。電磁波吸収層127としてはフェライトまたは六方晶フェライト粒子を混入した有機バインダーを使用したシート状体を用い、これを粘着テープでユニット側板112の側壁126に固定している。このように構成することにより、通信周波数が500MHzを超える高周波帯域であっても充分なノイズ減衰効果が得られる。
なお、ここでは、交換ユニットとしてのプロセスカートリッジ1にICタグとしてのRFIDタグ120を搭載した構成を例示して説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、交換ユニットとしてのトナーカートリッジ2にICタグとしてのRFIDタグ120を搭載した構成や、プロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ2の両方、及びその他の装置本体に対して着脱可能な交換ユニットにICタグとしてのRFIDタグを搭載した構成であっても、本発明を適用することにより同様の効果が得られる。
また、ここでは、金属製のユニット後側板112と本体後側板141bをシールド部材として用いたが、これらの部材が絶縁性であっても、その表面に金属製のシート状部材を接地した状態で貼ることで前記シールド部材としてもよい。
図9は画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。図9において、1001は画像形成装置に設けられた各種センサからの入力、およびDCブラシレスモータ、ステッピングモータなど画像形成する為に駆動される各負荷の出力を制御するコントローラ、1002は画像形成に必要なプロセス条件、ジャム発生時のリカバリ情報、エラー発生時のバックアップなどを記憶するSRAMである。121はRFIDタグ120に内蔵された不揮発性メモリ(EEPROM)、122はRFIDタグ120のアンテナパターンであり、RFIDタグとして各プロセスカートリッジ1(感光体ドラム101,帯電装置102,現像装置104,クリーニング装置105を含む)に搭載されている。
プロセスカートリッジ1を装置本体14に装着し、RFIDタグ120とリーダライタ145がシールド部材による略閉空間150(図1参照)内に配置された状態となった後、装置本体14の電源を入れることで、RFIDタグ120とリーダライタ145が非接触で電磁結合状態となる。
図10はRFIDタグ120の不揮発性メモリ121に記憶されているデータを示す説明図である。図10に示すように、1アドレスに対して16ビットのデータが記憶される。図10において、アドレス0〜1にはシリアルナンバ(00XXXXXXH)、アドレス2にはカウンタ値(XXXXH)、アドレス3にはプロセス条件1(XXXXH)、アドレス4にはプロセス条件2(XXXXH)、アドレス5〜63には空き(FFFFH)がデータとして記憶される。
ここで、プロセス条件1,2というのは、プロセスカートリッジ1の感光体ドラム101のばらつきに応じて画像形成時の高圧印加条件を変更するために使用される。シリアルナンバはプロセスカートリッジ1の個々に対する番号で、2ワード(4バイト)の情報を有する。最上位バイトは必ず「00」である。また、空きアドレス5〜63には「FFFFH」を入れておく。カウンタ値はプリントをとる毎に値を「1」だけ増加させる。
図11及び図12を用いて、不揮発性メモリ120(EEPROM)のデータ読み出し、データ書き込み動作について説明する。図11は不揮発性メモリ120のオペレーションコードを示す説明図である。また、図12は3つのモード(データ読み出し、データ書き込み、データ消去)におけるタイミングチャートである。
ここで、記号はそれぞれCS:チップセレクト、SK:クロック、DI:オペレーションコード、アドレス入力、DO:データ出力を示している。
DI端子にはオペレーションコードとアドレスがクロックの立ち上がりに同期して送られてくるので、それを読み込む。DO端子にはデータがクロックの立ち上がりに同期して出力される。オペレーションコード、アドレスの組み合わせで7つのモードが実現される。
プロセスカートリッジ1の製造段階について説明する。感光体ドラム101には感度のばらつきがあるため、個々のプロセスカートリッジ1に対して補正値を測定する。測定された補正値がプロセス条件1,2である。
また、カウンタ値には必ず「0」を図12に示したタイミングチャートにしたがって、不揮発性メモリ120内のデータとして書き込む。その結果、プロセスカートリッジ1の出荷時には不揮発性メモリ120の内容は、以下のように設定されている。アドレス0〜1にはシリアルナンバ(1から順次)、アドレス2にはカウンタ値(0)、アドレス3にはプロセス条件1(−10〜10)、アドレス4にはプロセス条件2(−63〜63)がデータとして設定されている。
次にプリント時の動作について図13〜図15を用いて説明する。図13はプリント処理ルーチンを示すフローチャートである。
新規にプロセスカートリッジ1が本体に設置されて電源をONにすると、本体はまずプロセスカートリッジ1内の不揮発性メモリ121の内容を読み込む(ステップS201)。
図14は不揮発性メモリ121の読込処理サブルーチンを示すフローチャートである。本サブルーチンでは、アドレス0〜1のシリアルナンバの最上位バイトが「0」に等しいかどうかをチェックする(ステップS221)。
ここで、アドレス0〜1のシリアルナンバの最上位バイトが「0」に等しいとき、さらにアドレス5〜63(未使用アドレス)の内容が「FFH」になっているかどうかをチェックする(ステップS222)。
アドレス5〜63(未使用アドレス)の内容が「FFH」になっているとき、不揮発性メモリ120内のプロセス条件1,2を装置本体のSRAM102に格納して(ステップS223)、図13に示すメインルーチンに戻る。
一方、図14に示すサブルーチン(ステップS221,S222)において、シリアルナンバあるいは未使用アドレスの内容が異なっている場合には、プリントを禁止する(ステップS224)。これは不揮発性メモリ121の内容が書き換えられて改ざんされたと判断したためである。
図13に示すステップS201にて不揮発性メモリ120の読み込みが終わると、装置本体のSRAM102に記憶してある本体内カウンタと不揮発性メモリカウンタ(ドラムカウンタと呼ぶ)とを比較する(ステップS202,S203)。ここで、それぞれ同じであるかあるいは0でないとき、プリント指令待機状態となる(ステップS205)。
図13に示すステップS202,S203にて、いずれか一方が違うときはプロセスカートリッジ設置モードに移行する(ステップS204)。図15はプロセスカートリッジ設置モードのサブルーチンを示すフローチャートである。
図15に示すプロセスカートリッジ設置モードでは、所定の1次電圧を出力し(ステップS235)、感光体ドラム101からの電流値を測定し(ステップS236)、このプロセスカートリッジ1での1次出力電圧を決定する(ステップS237)。
また、本体内カウンタをドラムカウンタの値と同じにすると共に、不揮発性メモリ121に書き込まれたプロセス条件1,2を読み込んで(ステップS238)、本サブルーチンを終了し、再び図13に示すメインルーチンに戻る。
図13に示すステップS205にてプリント指令がオンされると、記録材の給送を行い(ステップS206)、ドラムカウンタを読み込み(ステップS207)、本体カウンタと比較する(ステップS208)。
ステップS208にてドラムカウンタが本体カウンタと一致していれば、プリント動作を実行し(ステップS209)、本体カウンタおよびドラムカウンタを1ずつ増やして(ステップS210)、ステップS205の処理に戻る。
一方、ステップS208にてドラムカウンタが本体カウンタと不一致のときは、プロセスカートリッジ1の書き込みエラーとしてプリントを禁止する(ステップS211)。
このようにして、各プロセスカートリッジのRFIDタグと装置本体側のリーダライタとを用いて、プロセスカートリッジの感光体ドラム等の製造上のばらつきによる特性差などを読み込ませる作業の自動化およびプロセスカートリッジの総プリント数の把握を容易に行うことができる。
〔第2参考例
図16及び図17を用いて第2参考例ついて説明する。なお、本参考例は前述した第1参考例に対してRFIDタグとリーダライタ及びこれらを配置するシールド部材による略閉空間を装置本体手前側に配置した点が異なる。従って、この特徴的な部分のみを説明し、他の部分は前述した第1参考例と同様なので省略する。
図16はプロセスカートリッジ1が装置本体に装着された状態を示す側面断面図であり、第1参考例における図6に相当する図である。
図16に示すようにプロセスカートリッジ1の樹脂製容器115には、ユニット前側板111より前方に突出した台座125が備わる。そして、その台座125上にICタグとしてのRFIDタグ120が配置される。
一方、装置本体の前カバー35には、金属製で接地されたシールド部材としてのシールド板135が備わる。このシールド板135上には樹脂製の台座144が設けられ、台座144上にリーダライタ145のアンテナ部145aが配置され、RFIDタグ120との電磁結合を為す。
また、前記ユニット前側板111は金属製であり、充分に接地された状態となっており、前記シールド板135と共に電磁放射ノイズを遮蔽するためのシールド部材として機能する。
図17はプロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dが装置本体14に装着され、前カバー35が開いた状態を示す概略斜視図である。
図17に示すように、シールド板135には、該シールド板135と各プロセスカートリッジのユニット側板111の間に介在するRFIDタグ120とリーダライタ145のアンテナ部145aの四方を包囲するように側壁135aが形成されている。そして、各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dを装置本体14に装着し、前カバー35を閉じることで、図16に示す略閉空間150が形成される。この状態においては、各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dの各ユニット前側板111a,111b,111c,111dの互いの隣接部、及び、前記各ユニット前側壁111と前記シールド板135の側壁135aの間に生じる隙間が微小になるように設定されている。
上述したように、前カバー35を閉じた状態で、各プロセスカートリッジのRFIDタグ120a,120b,120c,120dとリーダライタ145のアンテナ部145aが略閉空間150内に配置される。従って、シールド部材として機能するユニット前側板111及びカバー13が有するシールド板135で構成された略閉空間150の内部でRFIDタグ120とリーダライタ145のアンテナ部145aとの通信が行われる。このため、本参考例においても、前述した第1参考例と同様に、通信時に発生する電磁放射ノイズはシールド効果によって遮断され、装置本体外部に漏洩する電磁放射ノイズは大幅に低減される。
〔第実施形態〕
図18及び図19を用いて本発明の第実施形態ついて説明する。なお、本実施形態は前述した第1実施形態に対してRFIDタグをプロセスカートリッジの位置決めピン部に配置した点が異なる。従って、この特徴的な部分のみを説明し、他の部分は前述した第1参考例と同様なので省略する。
図18はプロセスカートリッジ1が装置本体14に装着された状態を示す主要部側面断面図である。
図18に示すように、本実施形態ではプロセスカートリッジ1の樹脂製容器115の一部を突出させて位置決めピン114を形成している。そして、この位置決めピン114の先端部にはICタグとしてRFIDタグ120が内部に一体成型されている。
図19にプロセスカートリッジにおける位置決めピン部の詳細断面図を示す。
図19に示すように、RFIDタグ120は断熱材のカプセル124の中に内包されている。これは、熱に弱いRFIDタグ120を樹脂の成型時の高温より保護するためである。なお、本実施形態におけるRFIDタグ120は、前述した第1参考例で説明したRFIDタグを更に小型化したものである。
位置決めピン114はプロセスカートリッジ1を装置本体14に装着した時、本体後側板141bの位置決め穴142bに嵌合して本体後側板141bより突出する。これにより、位置決めピン114先端に配置されたRFIDタグ120は、金属製の本体後側板141bから離れた位置に配置される。このため、RFIDタグ120の間近に金属部材があることに起因する通信不良の心配がない。
プロセスカートリッジ1は、内部の部材(感光体ドラムや現像装置)を駆動させるためのカップリング143と一体に接続されたギヤ143bを介して駆動源によって駆動される。
前記カップリング143及びギヤ143bは駆動軸143aで接続され、駆動軸143aは本体後側板141bと金属製の駆動ボックス15によって回転自在に軸支されている。この駆動ボックス15は、プロセスカートリッジの他にトナーカートリッジなどの他のユニットを駆動させるための駆動伝達部材としてのギヤ列、タイミングベルト、駆動源などを軸支しており、本体後側板141bとともに図18に示す略閉空間150を形成している。
図18に示す略閉空間150を形成するユニット後側板112及び駆動ボックス15は金属製であり、充分に接地された状態となっており、電磁放射ノイズを遮蔽するためのシールド部材として機能する。
駆動ボックス15内部には樹脂製の台座144が設けられ、台座144上にリーダライタ145のアンテナ部145aが配置され、RFIDタグ120との電磁結合を為す。
この構成によって、プロセスカートリッジを装置本体に装着することで、各プロセスカートリッジのRFIDタグ120が、リーダライタ145のアンテナ部145aが設けられた略閉空間150内に配置される。従って、シールド部材として機能するユニット後側板112及び駆動ボックス15で構成された略閉空間150の内部でRFIDタグ120とリーダライタ145のアンテナ部145aとの通信が行われる。このため、本実施形態においても、前述した第1、2参考例と同様に、通信時に発生する電磁放射ノイズはシールド効果によって遮断され、装置本体外部に漏洩する電磁放射ノイズは大幅に低減される。
さらに、プロセスカートリッジの位置決めピン114にRFIDタグ120を内蔵させることによって、RFIDタグ120をプロセスカートリッジ上に配置させる為の台座を設ける必要がなく、容器115の形状単純化及び省スペース化が図れる。
また、RFIDタグ120は、位置決めピン114の先端内部に設けられ、プロセスカートリッジ表面に露出していない為、物流時や交換時にRFIDタグ120が他部材と接触して破損する心配もない。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱可能な交換ユニットとして、プロセスカートリッジ及びトナーカートリッジを例示したが、本発明はこれに限定されるものでない。前記交換ユニットは、像担持体、前記像担持体に現像剤による像を形成するための現像装置、前記現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置のうちの少なくとも1つを有するカートリッジであれば、その他の構成であっても良い。また、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジが4つである場合を例示したが、これらの使用個数は前述した数に限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定されるものである。また、4つのICタグに対して非接触の通信を行うリーダライタを1つ有する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば2つのICタグ毎に1つのリーダライタを有する構成、或いは多数のプロセスカートリッジのICタグ、多数のトナーカートリッジのICタグ毎に1つのリーダライタを有する構成など、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施形態では、プロセスカートリッジ装着方向奥側の位置決めピン114先端にRFIDタグ120を設け、プロセスカートリッジを位置決め支持する本体後側板141bとギア列等を有する駆動ボックス15が、シールド部材として機能し、略閉空間150を形成する構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プロセスカートリッジ装着方向手前側の位置決めピン先端にICタグを設け、プロセスカートリッジを位置決め支持する本体前側板と、この本体前側板にリーダライタを設けたシールド部材(金属製で接地されたシールド板など)を取り付けて略閉空間を形成した構成であっても良く、同様の効果が得られる。
また前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示したが、これに限定されるものではなく、感光体ドラムの他に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。或いは、記録材担持体を使用し、該記録材担持体に担持された記録材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良く、交換ユニットが着脱可能に装着される前述の画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
第1参考例に係る複数のプロセスカートリッジがプリンタ本体に装着された状態を示す模式的上視断面図である。 画像形成装置の一例としてのカラー電子写真プリンタの模式的断面図である。 カラー電子写真プリンタ前側の開閉可能なカバーを開いた状態を示す模式的斜視図である。 カラー電子写真プリンタのカートリッジ着脱の途中状態を示す模式的斜視図である。 第1参考例に係るプロセスカートリッジがプリンタ本体に途中まで挿入された状態を示す側面断面図である。 第1参考例に係るプロセスカートリッジがプリンタ本体に完全に装着された状態を示す側面断面図である。 略閉空間構成の他の形態を示す図であり、プロセスカートリッジがプリンタ本体に完全に装着された状態を示す側面断面図である。 RFIDタグの一例を示す斜視図である。 画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。 RFIDタグのメモリに記憶されているデータを示す説明図である。 RFIDタグのメモリのオペレーションコードを示す説明図である。 読み出しモード、書き込みモード、消去モードのタイミングチャートである。 プリント処理のルーチンを示すフローチャートである。 RFIDタグのメモリの読込処理サブルーチンを示すフローチャートである。 プロセスカートリッジ設置モードのサブルーチンを示すフローチャートである。 第2参考例に係るプロセスカートリッジがプリンタ本体に完全に装着され、カバーが閉じられた状態を示す側面断面図である。 第2参考例に係るカラー電子写真プリンタ前側の開閉可能なカバーを開いた状態を示す模式的斜視図である。 実施形態に係るプロセスカートリッジがプリンタ本体に完全に装着された状態を示す主要部側面断面図である。 実施形態のRFIDタグ近傍の要部拡大図である。
符号の説明
P …記録材
1 …プロセスカートリッジ(交換ユニット)
2 …トナーカートリッジ
14 …画像形成装置本体
15 …駆動ボックス(シールド部材)
35 …カバー(カバー部材)
101 …感光体ドラム(像担持体)
104 …現像装置
111,112 …ユニット側板(シールド部材)
113,114 …位置決めピン(位置決め突起)
115 …容器
120 …RFIDタグ(ICタグ)
121 …メモリ
122 …アンテナパターン
123 …フレキシブル回路基板
124 …カプセル
125 …台座
126 …側壁
127 …電磁波吸収層
135 …シールド板(シールド部材)
135a …側壁
141a,141b …本体側版(シールド部材)
141c …側壁
142a,142b …位置決め穴
144 …台座
145 …リーダライタ
145a …アンテナ部
145b …ワイヤハーネス
145c …リーダライタ本体
150 …略閉空間
151 …隙間

Claims (3)

  1. 非接触の無線通信によりデータの書き込み又は読み取りが行われるICタグを個別に有する複数の交換ユニットが着脱可能に装着され、前記交換ユニットのICタグに対して非接触の無線通信によりデータを書き込み又はデータを読み取る少なくとも1つのリーダライタを有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置内に電磁放射ノイズを遮蔽するためのシールド部材により略閉空間を形成し、前記略閉空間内に前記リーダライタと前記交換ユニットが有するICタグを配置し、
    前記リーダライタが設けられた略閉空間を形成するシールド部材は交換ユニットを画像形成装置本体に位置決めするための位置決め穴を有し、前記交換ユニットは前記位置決め穴に嵌合する位置決め突起を有し、前記位置決め突起の先端部に前記ICタグを設け、
    前記位置決め穴を有し、前記交換ユニットを支持する画像形成装置の本体側板と、前記本体側板に取り付けられ、前記交換ユニットに駆動力を伝達するための駆動伝達部材を有する駆動ボックスが、前記シールド部材として機能し、前記略閉空間を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体に交換ユニットを装着することにより、前記略閉空間内に前記リーダライタと前記ICタグが配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シールド部材による略閉空間は、画像形成装置本体に交換ユニットを装着することによって形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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