JP4141316B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式やインクジェット方式の複写機、ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの装置の機能が1台の装置に複合化された複合機などの画像形成装置では、画像を被記録媒体に形成するため、電子写真方式では粉体状のトナーが、インクジェット方式ではインクが使用されている。電子写真方式では、更に、静電潜像を中間被記録媒体に形成するために感光体が使用されており、2成分現像方式では、トナーに加えて、このトナーを帯電させて感光体に移動させる役割を担う現像剤(キャリアとトナーの混合)も使用されている。
【0003】
これらのインク、トナー、現像剤、或いは感光体は、画像形成とともに消費され、或いは画像形成頻度に応じた寿命を有する消耗材であり、一般のユーザが容易に交換できるように考案されている場合が多い。例えば、インクはインクカートリッジ、トナーはトナーカートリッジ、現像剤は現像ユニット、感光体は感光体ユニットとして、それぞれカートリッジやユニット形態として一体的に構成されている。
【0004】
特に、昨今の画像形成装置では、利用者のユーザービリティを向上させるために、トナーカートリッジにフラッシュメモリなどの電子デバイスを搭載することにより、製造出荷時に個々のトナーカートリッジに固有のデータを書き込み、このトナーカートリッジを画像形成装置本体に装着した際、画像形成装置側がこのデータを参照し、そのトナーカートリッジの最適条件での画像形成動作を行わせる機能などを付加する試みがなされている。
【0005】
さらに特許文献1では、この考え方を進め、画像形成装置本体側の制御基板上に電磁波を送出するアンテナを設け、トナーカートリッジに、電磁波を受信し、自身の動作を賄うための電力を発生する不揮発性メモリを設けることにより、制御基板と、トナーカートリッジの不揮発性メモリとを物理的に信号線で接続などすることなく、非接触でのメモリアクセスを高安全性、高信頼性を両立させて実現するものが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−149039号公報
【0007】
したがって、このようなメモリを搭載することは、トナーカートリッジに限らず、インクカートリッジや現像ユニットなどの内容物を消費する消耗材ユニットに対して非常に有用である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
これに対し、感光体ユニットは、前述のトナーカートリッジのように、内容物を消費することはないが、感光体の劣化により次第に寿命が減っていく消耗材ユニットである。感光体は、円筒型ドラムの表面に用紙が擦れることによって摩耗劣化していく。しかし、摩耗度を直接測定することはコストが掛かり、困難であるため、摩耗度とある程度の相関がある感光体ユニットへの通紙回数によって感光体の寿命を間接的に評価しているのが一般的であり、これを耐刷寿命と呼んでいる。
【0009】
この耐刷寿命は、もっぱら画像形成装置の方で管理されることが多い。なぜなら、複写機などは自動で通紙回数をカウントするカウンターを持っているからである。このため、感光体ユニットはトナーカートリッジのようなメモリを持っていないものが一般的である。
【0010】
ここで、一般的な感光体ユニットの交換手順について説明する。画像形成装置は、カウンターの値が所定の値に達したら、感光体が耐刷寿命に達したものと判断し、新しい感光体ユニットへの交換を催促する通知を行う。
【0011】
感光体ユニット交換後、カウンターは、使用済み感光体ユニットへの通紙回数を表している。したがって、新たな感光体ユニットへの通紙回数のカウントを零から開始するには、カウンターをリセットする必要がある。しかしながら、ユーザが自ら感光体ユニットを交換した場合、往々にしてカウンターのリセットを忘れることがある。このため、画像形成装置が感光体の耐刷寿命を誤認し、実際の感光体寿命との間に大幅な格差ができてしまうことがあった。
【0012】
このような問題を防ぐために、感光体ユニットにならんかのメモリを設けて、感光体の寿命に関する情報を記憶させ、更新していくことが考えられる。しかし、感光体の寿命を管理する情報としては前述の通り、通紙回数だけで十分であるため、わざわざコストアップにつながるメモリを感光体ユニットに搭載することは、製品価格の高騰を招くだけで、それほど価値のあることではない。
【0013】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、いくつかの異なる種類の消耗材ユニットから構成される画像形成装置において、メモリを搭載した消耗材ユニットのメモリによりメモリ非搭載の他の消耗材ユニットの寿命の管理が可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、画像形成装置に使用される消耗材が内在して一体的に交換可能に構成される複数の異なる種類の消耗材ユニットを備え、前記複数の異なる種類の消耗材ユニットのうち、少なくとも1種類の消耗材ユニットは、その消耗材ユニット自体の消耗材に関するデータを記憶するメモリを搭載するメモリ搭載型消耗材ユニットであり、そのメモリ搭載型消耗材ユニットの前記メモリに、少なくとも1種類のメモリ非搭載型消耗材ユニットの消耗材に関する所定のデータを記憶させ、
前記メモリ搭載型消耗材ユニット交換時は、該データを使用済みメモリ搭載型消耗材ユニットのメモリから未使用メモリ搭載型消耗材ユニットのメモリへ引き継ぎ、
前記メモリ非搭載型消耗材ユニット交換時は、該データをクリアするようにしたことを特徴とする。
【0015】
本発明は、前記メモリはRFID(非接触型書き換え可能不揮発性メモリ)であることを特徴とする。
【0016】
本発明は、前記メモリ搭載型消耗材ユニットはトナーカートリッジであり、前記メモリ非搭載型消耗材ユニットは感光体ユニットであることを特徴とする。
【0017】
本発明は、前記所定のデータは、感光体の累積画像形成回数に関するものであることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を添付図に基づいて説明する。図1は、画像形成装置の印字部の概略図である。図1において、印字部は、図上時計方向に回転し、帯電器1と露光部2とによりその表面に静電潜像が形成される感光体8と、該感光体8上の静電潜像を現像してトナー画像にする現像装置3と、転写器5により感光体8から用紙Pに転写されたトナー画像を定着する定着装置7と、転写後感光体8上に残留する電荷とトナーを除去する除電・クリーニング装置6とから構成される。
【0019】
2成分現像方式の場合、現像装置3は、その内部にキャリアとトナーとが所定の比率で混合され、撹拌ローラ3bにより攪拌される現像剤3cを有し、その現像剤3cを、現像ローラ3aを介して近接する感光体8の表面に運び、感光体8上の静電潜像を現像する。また、現像装置3の上部には、所定の量のトナー4aが充填されたトナー供給容器4が装着され、必要に応じてトナー4aを現像装置3に供給する。1成分現像方式の場合、キャリアは使用せずトナーのみ使用するため、上記の例で、現像剤3cとトナー4aとをトナーに置き換えるとよい。
【0020】
以上のような構成において、先に説明したように、例えば、トナーはトナーカートリッジ10、現像剤や現像装置は現像ユニット14、感光体8は感光体ユニット15として、それぞれユーザが交換可能なカートリッジやユニット形態として一体的に構成されることが多い。
【0021】
以下、本発明の実施形態を理解しやすくするために、消耗材ユニットの例として、トナーカートリッジ10及び感光体ユニット15を使用して説明するが、本発明に係る消耗材ユニットは、上記した各種のカートリッジやユニットに限定されず、様々な消耗品や消耗材を含んだ形態のユニットのことであり、通常、ユニットとして一体的に交換可能に構成されたものを意味する。
【0022】
トナーカートリッジ10には、そのカートリッジを管理するためのデータが記憶されるメモリが搭載されている。そのメモリには、画像形成装置の電源切断時にもデータが記憶されるように、書き換え可能な不揮発性メモリが使用される場合が多い。さらに、このメモリの形態としては、無線でデータ転送と給電が行われるRFIDメモリ(Radio Frequency IDentificationメモリ、非接触型書き換え可能不揮発性メモリ)などが一般的に使用される。一方、感光体ユニット15には、そのようなメモリは搭載されていない。
【0023】
図2は、本実施形態を説明するためのトナーカートリッジのメモリに記憶されるデータの一例を示すものである。この図に示されているように、データに含まれる項目として、トナーカートリッジ10の識別番号、トナー充填量、トナー消費回数(以下、符号Pを付す。)、トナー残量(以下、符号Wを付す。)、累積画像形成回数(以下、符号Dを付す。)、以上のデータ項目のデータが正常に書き込まれているか否かの判定に使用されるチェックサムまたはCRC(Cyclic Redundancy Check、巡回冗長検査)である。尚、これら以外のデータ項目については、本実施形態の説明には無関係であるので、説明の便宜上、省略している。
【0024】
上記データのち、その内容が変動しないデータ項目は識別番号とトナー充填量であり、以後、総称して固定データと呼称する。また、その他のデータ項目は画像形成ジョブごとにその内容が変わるものであり、総称して変動データと呼称する。
【0025】
以下、説明を簡単にするため、画像形成装置の使用を新規に開始した場合を考える。この場合、画像形成装置20の使用開始前の準備段階で、未使用トナーカートリッジ10及び未使用感光体ユニット15が画像形成装置20本体に同時期に装着されることになる。
【0026】
図3は、RFIDメモリ22が搭載されたトナーカートリッジ10及びメモリ非搭載型の感光体ユニット15を画像形成装置20に装着する場合の概略斜視図である。この例は、画像形成装置20の本体側に設けられた開口部21,29からトナーカートリッジ10,感光体ユニット15をそれぞれスライドさせて挿入するもので、トナーカートリッジ10の挿入後、RFIDメモリ22はそのアンテナ23と画像形成装置20の本体側に設けられたRFID制御回路24のアンテナ25とを介して、RFID制御回路24と無線で交信を行う。このようにRFIDメモリ22を使用することで、RFID制御回路24が使用する周波数にRFIDメモリ22の同調回路が同調して、データの書き込みや読み出しに必要な電力がアンテナ23、25を介してRFID制御回路24からRFIDメモリ22に供給されるため、両者を接続するコネクタや配線が不要になるというメリットがある。
【0027】
トナーカートリッジ10が開口部21に完全に挿入されると、開口部21の後部に設けられたトナーカートリッジ脱着センサ26がトナーカートリッジ10によりONされて、その装着を検出する。そして、開口部21に設けられたトナー残存判定センサ28がONされて、トナーカートリッジ10内のトナー4aの存否を監視する。そして、感光体ユニット15が開口部29に完全に挿入されると、開口部29の後部に設けられた感光体ユニット着脱センサ30が感光体ユニット15によりONされて、その装着を検出する。
【0028】
そして、未使用のトナーカートリッジ10のRFIDメモリ22には、あらかじめ上記各データとして図2のような値が格納されている。ここで、トナー消費回数Pとは、トナーカートリッジ10からトナー4aが消費されることで、トナーカートリッジ10が通紙ごとに画像形成に寄与した回数であり、累積画像形成回数Dとは、1本の感光体ユニット15の感光体8への累積の通紙回数を表している。いうまでもなく、画像形成装置の使用を新規に開始し、1本目のトナーカートリッジ10を使い終わるまでは(一般に、感光体8の寿命よりもトナー4aの寿命の方が短い。)、トナー消費回数Pと累積画像形成回数Dは同一である。
【0029】
次に、トナーカートリッジ10に搭載されたメモリ22に、図2を参照して説明したデータを書き込む場合の本発明に係わる回路について説明する。図4は、本発明に係わるトナーカートリッジ10に搭載されたRFIDメモリ22へ書き込みを行う回路のブロック図である。尚、このブロック図ではトナーカートリッジ10のメモリ22への書き込みに関与しない回路は省略している。
【0030】
画像形成装置20全体の制御を行うCPU41が接続された内部バス40に、図3を参照して説明した、トナーカートリッジ脱着センサ26と感光体ユニット着脱センサ30が接続されている。CPU41は、この2つのセンサからの検知信号を受け、その信号に基づき後述する制御を行う。主記憶部42は、画像形成装置20の主制御のための記憶部であり、その特定の領域に図2で説明したデータ項目の最新の内容を記憶している。RFIDメモリ制御回路24は、RFIDメモリ22の変動データ領域と少なくとも同じ容量を持つバッファメモリ24aを備えている。さらにRFIDメモリ制御回路24は、CPU41からのコマンドと主記憶部42に格納されている各項目の変動データを受け、RFIDメモリ22が記憶するのと同じ順番とデータ形式で、内蔵するバッファメモリ24aに格納した後に、アンテナ23と25を介して、RFIDメモリ22に変動データとその書き込み開始番地を転送する。RFIDメモリ22は、この変動データと書き込み開始番地を受けて、その指定された番地から変動データを書き込む。
【0031】
次に、図4を参照して説明した回路を使用し、本発明に係わるシーケンスを図5及び図6を使用して具体的に説明する。図5は、そのフローチャートであり、図6は、RFIDメモリの所定データ項目の推移を示す図である。図6においては、使用中若しくは使用済みのトナーカートリッジのRFIDメモリを実線で示し、未使用のものを点線で示している。この例では、感光体8の耐刷寿命を50,000枚とする。
【0032】
まず、未使用トナーカートリッジ(識別番号0001、図6(a)参照)10A及び未使用感光体ユニット15Aを装着すると、トナーカートリッジ着脱センサ26及び感光体ユニット着脱センサ30が装着を検知し(ステップS1)、使用可能状態となり、CPU41によりトナーカートリッジ10AのRFIDメモリ22Aが読み取られる(ステップS2)。そして、画像形成装置20を使用して通常のプリント動作を実行する(ステップS3)。このプリント動作の度にトナー消費回数P、累積画像形成回数Dがそれぞれ+1され、更新される(ステップS4,S5)。さらに、トナー残量Wを、所定の計算式に基づいて減算し、更新する(ステップS6)。
【0033】
ステップS7でトナー残存判定センサ28がトナー4aが枯渇したことを検知しないで、かつ、ステップS8で感光体8が耐刷寿命に達したことが判断されない間は、上記したステップS3〜S6の動作が繰り返される。
【0034】
そして、ステップS7でトナー残存判定センサ28がトナー4aが枯渇したことを検知すると、トナー残量Wに零を格納し(ステップS9)、累積画像形成回数Dを読み取る(ステップS10、図6(b)参照)。その後、トナーカートリッジの交換を促す通知がなされる。
【0035】
そして、使用済みトナーカートリッジ10Aを取り外し(ステップS11)、未使用トナーカートリッジ(識別番号0002、図6(c)参照)10Bを装着すると、トナーカートリッジ着脱センサ26がトナーカートリッジ10Bの装着を検知する(ステップS12)。そして、RFIDメモリ22Bの累積画像形成回数DにステップS10で読み取った値が格納され、使用済みトナーカートリッジ10AのRFIDメモリ22Aから未使用トナーカートリッジ10BのRFIDメモリ22Bへ引き継がれる(ステップS13、図6(d)参照)。そして、RFIDメモリ22BがCPU41により読み取られ(ステップS14)、ステップS3へ戻る。この例では、この時点で累積画像形成回数Dが既に30,025なので、感光体ユニット15Aの感光体8の耐刷寿命は、残り(50,000−30,025=)19,975枚となる。
【0036】
トナーカートリッジは、トナー消費回数Pの値が30,000前後でトナー4aの寿命に達することから、今度はトナー4aの寿命よりも感光体8の耐刷寿命の方が早く来ることが予想される。すなわち、ステップS7で、トナー4aが枯渇したと検知されることなく、ステップS8で感光体8の耐刷寿命に達した、すなわち、累積画像形成回数Dの値が50,000に達した(図6(e)参照)ことが判定され、感光体ユニット15Aの交換を促す通知がなされることになる。
【0037】
そして、使用済み感光体ユニット15Aを取り外し(ステップS15)、未使用感光体ユニット15Bを装着すると、感光体ユニット着脱センサ30が感光体ユニット15Bの装着を検知する(ステップS16)。そして、使用中のトナーカートリッジ10BのRFIDメモリ22Bの累積画像形成回数Dがクリアされ、零が格納される(ステップS17、図6(f)参照)。
【0038】
その後、ステップS3に戻り通常のプリント動作が実行されるため、感光体8の耐刷寿命がリセットされ、新しい感光体ユニット15Bに対して累積画像形成回数Dのカウントアップが開始されることになる。再びトナー4aの寿命が来て(図6(g)参照)、使用済みトナーカートリッジ10Bの交換を行うと、新たなトナーカートリッジ(識別番号0003、図6(h)参照)10CのRFIDメモリ22Cに累積画像形成回数Dの値が引き継がれる(図6(i)参照)。以下、同様である。
【0039】
このようにして、使用済みトナーカートリッジ10の交換時に感光体8の寿命に関するデータ(すなわち、累積画像形成回数D)が新たなトナーカートリッジ10のRFIDメモリ22に引き継がれるとともに、使用済み感光体ユニット15の交換時に該データがクリアされる。これにより、トナーカートリッジ10のRFIDメモリ22により、感光体8の寿命を管理することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によると、使用済みメモリ搭載型消耗材ユニットの交換時はメモリ非搭載型消耗材ユニットの消耗材に関するデータを新たなメモリ搭載型消耗材ユニットのメモリに引き継がれるとともに、使用済みメモリ非搭載型消耗材ユニットの交換時は該データがクリアされる。
【0041】
これにより、メモリ搭載型消耗材ユニットのメモリにより、メモリ非搭載型消耗材ユニットの消耗材の寿命を画像形成装置本体に頼ることなく管理することができる。しかも、メモリの増設が不要であるため、コストアップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の印字部の概略図である。
【図2】 本実施形態を説明するためのトナーカートリッジのメモリに記憶されるデータの一例を示すものである。
【図3】 RFIDメモリが搭載されたトナーカートリッジ及びメモリ非搭載の感光体ユニットを画像形成装置に装着する場合の概略斜視図である。
【図4】 本発明に係わるトナーカートリッジセットに搭載されたRFIDメモリへ書き込みを行う回路のブロック図である。
【図5】 本発明に係わる感光体の寿命管理のシーケンスを示すフローチャートである。
【図6】 トナーカートリッジセットのRFIDメモリの所定データ項目の推移の一例を図5と関連付けて示す図である。
【符号の説明】
1 帯電器
2 露光部
3 現像装置
3b 撹拌ローラ
3a 現像ローラ
3c 現像剤
4 トナー供給容器
4a トナー
5 転写器
6 除電・クリーニング装置
7 定着装置
8 感光体
10 トナーカートリッジ
10A トナーカートリッジ(1本目)
10B トナーカートリッジ(2本目)
10C トナーカートリッジ(3本目)
14 現像ユニット
15 感光体ユニット
15A 感光体ユニット(1本目)
15B 感光体ユニット(2本目)
20 画像形成装置
21 開口部
22 RFIDメモリ
22A トナーカートリッジ10AのRFIDメモリ
22B トナーカートリッジ10BのRFIDメモリ
22C トナーカートリッジ10CのRFIDメモリ
23、25 アンテナ
24 RFIDメモリ制御回路
24a バッファメモリ
26 トナーカートリッジ脱着センサ
27 保護カバー
28 トナー残存判定センサ
29 開口部
30 感光体ユニット着脱センサ

Claims (4)

  1. 画像形成装置に使用される消耗材が内在して一体的に交換可能に構成される複数の異なる種類の消耗材ユニットを備え、前記複数の異なる種類の消耗材ユニットのうち、少なくとも1種類の消耗材ユニットは、その消耗材ユニット自体の消耗材に関するデータを記憶するメモリを搭載するメモリ搭載型消耗材ユニットであり、そのメモリ搭載型消耗材ユニットの前記メモリに、少なくとも1種類のメモリ非搭載型消耗材ユニットの消耗材に関する所定のデータを記憶させ、
    前記メモリ搭載型消耗材ユニット交換時は、該データを使用済みメモリ搭載型消耗材ユニットのメモリから未使用メモリ搭載型消耗材ユニットのメモリへ引き継ぎ、
    前記メモリ非搭載型消耗材ユニット交換時は、該データをクリアするようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記メモリはRFID(非接触型書き換え可能不揮発性メモリ)であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記メモリ搭載型消耗材ユニットはトナーカートリッジであり、前記メモリ非搭載型消耗材ユニットは感光体ユニットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定のデータは、感光体の累積画像形成回数に関するものであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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