JP2015127794A - 画像形成ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】攪拌部材の攪拌性能を高くし、現像剤を十分に攪拌することができるようにする。【解決手段】像担持体と、現像剤担持体と、現像剤供給部材と、開口部を備え、現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、現像剤を貯蔵する第2の現像剤収容部と、第1の現像剤収容部内において回転軸sh1を中心として所定の方向に回転自在に配設され、現像剤を攪拌する攪拌部材43とを有する。攪拌部材43は第1、第2の弾性部材を備える。凝集した現像剤を粉砕することができ、しかも、粉砕された現像剤を平滑にすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタは、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各画像形成ユニット、各画像形成ユニットに対応させて配設されたLEDヘッド、転写ユニット、定着器等を備え、前記各画像形成ユニットは、感光体ドラム、帯電ローラ、現像器、クリーニングブレード、現像剤としてのトナーを収容するトナー収容部等を備えるようになっている。
そして、前記現像器は、前記トナー収容部から供給されたトナーを一時的に貯蔵するトナー貯蔵部、該トナー貯蔵部に配設された現像ローラ、現像ブレード、トナー供給ローラ等を備え、トナー貯蔵部に貯蔵されたトナーが、トナー供給ローラによって現像ローラに供給されるとともに、現像ブレードによって現像ローラ上で薄層化され、トナー層が形成される。
前記プリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、前記現像ローラ上のトナーが静電潜像に付着させられ、該静電潜像が現像されて感光体ドラム上にトナー像が形成される。
続いて、トナー像が、転写ユニットの転写ローラによって用紙に転写され、定着器において用紙に定着させられて、用紙上に画像が形成される。
また、前記トナー収容部には、収容されたトナーを攪拌するために攪拌部材が配設されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−99894号公報
攪拌部材の攪拌性能を高くすることが求められている。
本発明は、攪拌性能が十分に高くされた攪拌部材を備えた画像形成ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成ユニットにおいては、像担持体と、現像剤を担持し、前記像担持体上の静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像剤担持体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、開口部を備え、現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、該第1の現像剤収容部から前記開口部を介して供給された現像剤を貯蔵する第2の現像剤収容部と、前記第1の現像剤収容部内において回転軸を中心として所定の方向に回転自在に配設され、駆動部からの回転を受けて回転させられ、現像剤を攪拌する攪拌部材とを有する。
そして、該攪拌部材は、第1の方向に延在させて配設された第1の弾性部材、及び前記攪拌部材の回転方向における前記第1の弾性部材の下流側において、前記第1の方向と異なる第2の方向に延在させて配設された第2の弾性部材を備える。
本発明によれば、画像形成ユニットにおいては、像担持体と、現像剤を担持し、前記像担持体上の静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像剤担持体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、開口部を備え、現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、該第1の現像剤収容部から前記開口部を介して供給された現像剤を貯蔵する第2の現像剤収容部と、前記第1の現像剤収容部内において回転軸を中心として所定の方向に回転自在に配設され、駆動部からの回転を受けて回転させられ、現像剤を攪拌する攪拌部材とを有する。
そして、該攪拌部材は、第1の方向に延在させて配設された第1の弾性部材、及び前記攪拌部材の回転方向における前記第1の弾性部材の下流側において、前記第1の方向と異なる第2の方向に延在させて配設された第2の弾性部材を備える。
この場合、第1、第2の弾性部材によって第1の現像剤収容部の内壁が異なる押圧力で押されるので、第1の現像剤収容部内に凝集した現像剤がある場合に、凝集した現像剤を粉砕することができ、しかも、粉砕された現像剤を平滑にすることができる。したがって、攪拌部材の攪拌性能が高くされるので、現像剤を十分に攪拌することができる。
本発明の実施の形態におけるトナー収容部の概念図である。 本発明の実施の形態におけるプリンタの概略図である。 本発明の実施の形態における画像形成ユニットの概略図である。 本発明の実施の形態における攪拌部材本体の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるシール部材の取付方法を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態における第2の回転伝達系を示す図である。 本発明の実施の形態におけるトナー供給口が開放された状態を示す図である。 本発明の実施の形態における被駆動ギヤの正面図である。 本発明の実施の形態における画像形成ユニットの側面の第1の状態を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成ユニットの側面の第2の状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのカラーのプリンタについて説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるプリンタの概略図、図3は本発明の実施の形態における画像形成ユニットの概略図である。なお、図3は、後述される画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yのうちの画像形成ユニット11Bkを示す。
図において、10はプリンタであり、該プリンタ10は、カラー画像を形成することができるように、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色の画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y、該画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの下方において、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに沿って配設された転写ユニットu1、前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに配設された像担持体としての感光体ドラム13と対向させて配設された露光装置としてのLEDヘッド14、前記転写ユニットu1の下方に配設され、媒体としての用紙Pを収容する媒体収容部としての用紙カセット15、定着装置としての定着器20等を備える。
また、前記用紙カセット15の前端に隣接させて、用紙Pを1枚ずつ分離させて給紙するための給紙機構が配設され、該給紙機構は、繰出部材としてのホッピングローラ17a 、分離装置17b等を備える。
給紙機構によって給紙された用紙Pは、媒体搬送路Rtを搬送ローラ対18によって搬送されて、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yと転写ユニットu1との間に送られ、更に定着器20に送られた後、搬送ローラ対21によって搬送され、排出ローラ対22によってプリンタ10の本体、すなわち、装置本体外に排出され、スタッカ23に積載される。
前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは、前記媒体搬送路Rtにおいて、上流側から下流側にかけて順に、かつ、装置本体に対して着脱自在に配設され、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yにおいて、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの現像剤像としてのトナー像が形成される。
そのために、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは、上方部分に各色の現像剤としてのトナーを収容した第1の現像剤収容部としてのトナー収容部30を備え、感光体ドラム13の周囲に、感光体ドラム13と当接させて配設され、感光体ドラム13の表面を一様に帯電させる帯電装置としての帯電ローラ32、感光体ドラム13と対向させて配設され、感光体ドラム13の表面にトナー像を形成する現像装置としての現像器De、前記感光体ドラム13と当接させて配設され、前記各トナー像が用紙Pに転写された後に感光体ドラム13に残留したトナーを掻き取り、除去するクリーニング部材としてのクリーニングブレード39等を備える。
なお、前記LEDヘッド14は、帯電ローラ32によって一様に帯電させられた感光体ドラム13の表面を選択的に露光し、潜像としての静電潜像を形成する。
また、前記現像器Deは、前記トナー収容部30の下方に配設され、トナー収容部30から供給されたトナーを一時的に貯蔵する第2の現像剤収容部としての、かつ、トナー貯蔵部としてのトナーホッパ37、該トナーホッパ37に配設された現像要素、本実施の形態においては、前記感光体ドラム13と当接させて配設され、トナーを担持するとともに、前記静電潜像にトナーを付着させる現像剤担持体としての現像ローラ31、該現像ローラ31と当接させて配設され、トナー収容部30から供給されたトナーを現像ローラ31に供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ33、先端を現像ローラ31に当接させて配設され、現像ローラ31上のトナーを薄層化する現像剤規制部材としての現像ブレード34等を備える。また、前記トナー収容部30の下端に、開口部としての、かつ、現像剤供給口としてのトナー供給口41が形成され、前記トナー収容部30内のトナーがトナー供給口41を介してトナーホッパ37に供給される。
なお、50は、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11YのロワフレームCvに取り付けられたシール部材であり、該シール部材50は、先端を現像ローラ31に当接させて、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y内外をシールする。
前記転写ユニットu1は、第1の転写ローラとしての駆動ローラr1、第2の転写ローラとしての従動ローラr2、前記駆動ローラr1及び従動ローラr2によって走行自在に張設され、走行に伴って用紙Pを搬送する転写ベルト19、該転写ベルト19を介して各感光体ドラム13と対向させて配設された転写ローラra等を備え、前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yの各感光体ドラム13と各転写ローラraとの間に転写部が形成され、該各転写部において、各色のトナー像が順次重ねて用紙Pに転写され、カラーのトナー像が形成される。
そして、前記定着器20は、加熱要素としての加熱ベルトユニットHa及び加圧要素としての加圧ローラPaを備え、用紙Pに転写されたカラーのトナー像を用紙Pに定着させ、カラー画像を形成する。
次に、前記構成のプリンタ10の動作について説明する。
まず、印刷の指令が出されると、装置本体に配設された画像形成用の駆動部としての図示されない駆動モータが駆動され、ギヤトレーン等の第1の回転伝達系を介して連結された前記感光体ドラム13、現像ローラ31、帯電ローラ32、トナー供給ローラ33等が回転させられる。そして、装置本体に配設された図示されない電源装置によって帯電ローラ32に電圧が印加され、感光体ドラム13の表面が一様に帯電させられる。感光体ドラム13の回転に伴い、感光体ドラム13における帯電させられた部分がLEDヘッド14と対向する位置に到達すると、LEDヘッド14によって感光体ドラム13が露光され、感光体ドラム13の表面に静電潜像が形成される。続いて、感光体ドラム13における静電潜像が形成された部分が現像器Deと対向する位置に到達すると、現像器Deにおいて静電潜像にトナーが付着させられ、静電潜像が現像されてトナー像が形成される。
一方、給紙用の駆動部としての図示されない給紙モータが駆動されると、用紙カセット15に収容された用紙Pは、ホッピングローラ17aによって媒体搬送路Rtに繰り出され、搬送ローラ対18によって搬送されて、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yと転写ユニットu1との間に送られる。
そして、前記転写ベルト19の走行に伴って用紙Pが各転写部に送られ、各感光体ドラム13におけるトナー像が形成された部分が転写部に到達すると、各転写ローラraに電圧が印加され、各転写ローラraによって、各色のトナー像が順次用紙Pに転写され、カラーのトナー像が形成される。
続いて、用紙Pは、転写ベルト19の走行に伴って定着器20に送られ、該定着器20において、カラーのトナー像が、加熱され、加圧されて用紙Pに定着させられ、これにより、カラー画像が形成される。
そして、カラー画像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対21によって搬送され、排出ローラ対22によって装置本体外に排出され、スタッカ23に積載される。
次に、トナー収容部30について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるトナー収容部の概念図、図4は本発明の実施の形態における攪拌部材本体の斜視図、図5は本発明の実施の形態におけるシール部材の取付方法を説明するための概念図である。
図において、30はトナー収容部、Ar1は現像剤収容空間、Csは前記トナー収容部30のアウタフレーム、41はトナー供給口、43は、前記現像剤収容空間Ar1の所定の箇所、本実施の形態においては、トナー供給口41の直上において、矢印A方向に回転自在に配設され、回転に伴ってトナーTを攪拌するとともに、トナー供給口41を開閉する遮蔽部材としての攪拌部材である。
前記トナー供給口41は、アウタフレームCsの長手方向(図1の紙面の奥行方向)における所定の箇所、例えば、中央部に形成され、アウタフレームCsの長手方向におけるトナー供給口41の長さは、アウタフレームCsの長さより小さくされる。
また、前記攪拌部材43は、アウタフレームCsの長手方向に延在させて配設され、攪拌部材43の回転中心となる回転軸sh1、該回転軸sh1に取り付けられ、回転軸sh1から径方向外方に向けて延在させて形成された腕部81、該腕部81の先端に、攪拌部材43の回転方向に延在させて、かつ、外周面を湾曲させて形成された遮蔽部82、及び弾性材料、本実施の形態においては、PETフィルム等のフィルム状の樹脂から成り、攪拌部材43の回転方向における遮蔽部82の上流側及び下流側の端部にそれぞれ取り付けられた第1、第2の(一対の)弾性部材としてのシール部材83、84を備える。なお、前記腕部81及び遮蔽部82によって、攪拌部材43の本体、すなわち、攪拌部材本体Bdが構成される。
前記腕部81は、所定の厚さのプレート材から成り、前記回転軸sh1の軸方向における複数箇所、本実施の形態においては、4箇所に、ほぼ均等な間隔を置いて形成される。したがって、回転軸sh1の軸方向において、互いに隣接する腕部81と遮蔽部82とによって、複数の、本実施の形態においては、3個の開口85が隣接させて形成される。
また、前記腕部81は、攪拌部材43の回転方向における上流側及び下流側に、径方向に延在させて互いに平行に形成された後壁mb及び前壁mfを備える。そして、腕部81の幅w1(後壁mbと前壁mfとの間の距離)は腕部81の径方向において一定にされる。
前記遮蔽部82は、弧状に湾曲させて形成され、所定の厚さを有するブロックから成り、遮蔽部82の外周面Saが円周方向に延在させられる。遮蔽部82の幅w2、すなわち、攪拌部材43の回転方向における上流側の端部ep1と下流側の端部ep2との間の距離は、トナー供給口41の幅w3、すなわち、トナー供給口41の内周縁における攪拌部材43の回転方向における上流側の縁eg1と下流側の縁eg2との間の距離より大きくされ、攪拌部材43の長手方向における遮蔽部82の長さはトナー供給口41の長さより大きくされる。
そして、前記攪拌部材43を回転させたときに、径方向において攪拌部材43の先端部、すなわち、遮蔽部82及びシール部材83、84によって描かれる軌跡(回転外周)をQとしたとき、前記アウタフレームCsの内壁Stにおけるトナー供給口41の近傍には、前記軌跡Qの下半部分と対応させて、ほぼ180〔°〕の角度にわたって、円弧状の形状を有する摺動領域が形成される。攪拌部材43は、摺動領域において、前記遮蔽部82の外周面Saを内壁Stと対向させ、シール部材83、84の先端tm1、tm2を内壁Stに当接させ、かつ、シール部材83、84を撓ませて回転させられる。
なお、該シール部材83、84は、面積が互いにほぼ等しくされ、攪拌部材43の回転方向に対して、先端tm1、tm2がアウタフレームCsの内壁Stに順方向に当接するように腕部81に取り付けられる。また、アウタフレームCsの長手方向における前記シール部材83、84の長さは、遮蔽部82の長さとほぼ等しくされるとともに、トナー供給口41の長さより大きくされる。図5に示されるように、シール部材83の先端tm1をアウタフレームCsの内壁Stと当接させて、遮蔽部82をアウタフレームCsに対して矢印A方向に移動(回転)させた場合において、シール部材83と、遮蔽部82の移動方向における内壁St上の先端tm1より下流側の部分とが成す角度、すなわち、当接角度PAが、
PA<90〔°〕
である場合、シール部材83は、攪拌部材43の回転方向に対して、先端tm1がアウタフレームCsの内壁Stに順方向に当接するとされる。
本実施の形態において、面積がほぼ等しくされるとは、一方の面積が他方の面積の±10〔%〕の範囲内であることをいい、長さがほぼ等しくされるとは、一方の長さが他方の長さの±10〔%〕の範囲内であることをいう。
ところで、前記遮蔽部82は、腕部81の先端と隣接させて形成され、ほぼ一定の厚さを有する本体部分91、及び攪拌部材43の回転方向における前記本体部分91より下流側に向けて、すなわち、前方に向けて突出させて形成され、先端に近づくほど厚さが小さくされる突出部分92を備える。
そして、前記遮蔽部82の外周面Saは、本体部分91において円周方向に沿って延び、前記軌跡Qと曲率半径がほぼ等しくされる周面部Sa1、本体部分91において前記周面部Sa1より後端側(攪拌部材43の回転方向における上流側)に設定され、円周方向に沿って延びる第1の取付部P1、及び突出部分92に設定され、径方向内方に向けて直線状に延びる第2の取付部P2を備え、前記第1の取付部P1にシール部材83が、前記第2の取付部P2にシール部材84が取り付けられる。
これにより、前記シール部材83、84は、攪拌部材本体Bdに対して互いに異なる第1、第2の方向に延在させられ、シール部材83の当接角度をPA1とし、シール部材84の当接角度をPA2としたとき、
PA1<PA2
にされる。これにより、攪拌部材43によってトナーTを攪拌するときに、各シール部材83、84がそれぞれ内壁Stを押す押圧力f1、f2に差異が生じ、
f1<f2
になる。
したがって、トナー収容部30内に凝集したトナーTがある場合に、シール部材84によって、攪拌部材43の回転方向における下流側において大きい押圧力f2で内壁Stが押されるので、凝集したトナーTを粉砕することができ、また、シール部材83によって、攪拌部材43の回転方向における上流側において小さい押圧力f1で内壁Stが押されるので、粉砕されたトナーTを平滑にすることができる。このように、攪拌部材43の攪拌性能が高くされるので、トナーTを十分に攪拌することができる。
なお、前記シール部材84をトナー収容部30の内壁Stに向けて延在させ、シール部材83をシール部材84に対してほぼ直交する方向に延在させることによって、前記シール部材83、84を互いにほぼ直交する方向に延在させると、当接802角度PA1、PA2の差異を十分に大きくすることができるだけでなく、各シール部材83、84がそれぞれ内壁Stを押す押圧力f1、f2の差異を十分に大きくすることができる。その結果、攪拌部材43の攪拌性能を一層高くすることができる。
本実施の形態において、シール部材83、84をほぼ直交する方向に延在させるとは、シール部材83、84が成す角度を80〔°〕以上、かつ、110〔°〕以下の範囲にすることをいい、本実施の形態においては、83〔°〕にされる。
ところで、前述されたように、前記各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y(図2)は装置本体に対して着脱自在に配設されるので、画像の形成を繰り返すことによってトナーTが消費され、トナー収容部30内のトナーTがなくなると、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは新品のものと交換されるようになっている。
ところが、新品の(未使用の)画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yにおいてトナーホッパ37(図3)にトナーTが貯蔵されていると、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを装置本体に装着する際に、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y外にトナーTが漏れ出すことがあり、その場合、漏れ出したトナーTによって装置本体内が汚れてしまう。
そこで、本実施の形態においては、遮蔽部82を前記トナー供給口41と対向する位置に置くことにより、前記攪拌部材43によってトナー供給口41を閉鎖するようにしている。この場合、前記シール部材83の先端tm1はトナー供給口41の縁eg1より上流側に、前記シール部材84の先端tm2はトナー供給口41の縁eg2より下流側に置かれる。したがって、トナー収容部30内のトナーTが、遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間からトナーホッパ37内に供給されるのを防止することができる。その結果、トナーホッパ37内のトナーTがシール部材50の先端と現像ローラ31との間から画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y外に漏れ出すことがなくなる。
なお、遮蔽部82を前記摺動領域に置いたときの、遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間は1〔mm〕にされ、シール部材83、84の厚さは0.05〔mm〕にされ、先端tm1、tm2を内壁Stに当接させた状態において、シール部材83、84は1〔mm〕程度撓む。
次に、攪拌部材43に回転を伝達するための第2の回転伝達系について説明する。
図6は本発明の実施の形態における第2の回転伝達系を示す図、図7は本発明の実施の形態におけるトナー供給口が開放された状態を示す図である。
図において、g1は、前記感光体ドラム13(図2)の一方の端部に取り付けられ、前記駆動モータの回転を感光体ドラム13に伝達するための第1のギヤとしての駆動ギヤ、g2は、前記攪拌部材43の回転軸sh1の一方の端部に取り付けられ、前記駆動モータの回転を攪拌部材43に伝達するための第2のギヤとしての被駆動ギヤ、52は前記駆動ギヤg1に伝達された回転を減速して被駆動ギヤg2に伝達する減速機構である。なお、矢印Bは第2の回転伝達系における回転の伝達方向を表す。
前記減速機構52は、2段で回転を減速するために、第1、第2の減速ギヤとしての2段ギヤ53、54を備え、2段ギヤ53は同軸上に一体に配設された大径ギヤ53a及び小径ギヤ53bを、2段ギヤ54は同軸上に一体に配設された大径ギヤ54a及び小径ギヤ54bを備える。そして、前記駆動ギヤg1と2段ギヤ53の大径ギヤ53aとが噛合させられ、2段ギヤ53の小径ギヤ53bと2段ギヤ54の大径ギヤ54aとが噛合させられ、2段ギヤ54の小径ギヤ54bと被駆動ギヤg2とが噛合させられる。
また、大径ギヤ53aの径は駆動ギヤg1の径より大きく、大径ギヤ54aの径は小径ギヤ53bの径より大きく、被駆動ギヤg2の径は小径ギヤ54bの径より大きくされる。
前記駆動モータが駆動されると、駆動モータの回転が駆動ギヤg1に伝達され、駆動ギヤg1が矢印C方向に回転させられ、駆動ギヤg1の回転は減速されて2段ギヤ53の大径ギヤ53aに伝達され、2段ギヤ53が矢印D方向に回転させられる。続いて、2段ギヤ53の小径ギヤ53bの回転が減速されて2段ギヤ54の大径ギヤ54aに伝達され、2段ギヤ54が矢印E方向に回転させられる。そして、2段ギヤ54の小径ギヤ54bの回転が減速されて被駆動ギヤg2に伝達され、被駆動ギヤg2は矢印A方向に回転させられる。
このように、駆動ギヤg1が矢印C方向に回転させられると、感光体ドラム13は駆動ギヤg1と同方向、すなわち、矢印C方向に回転させられ、被駆動ギヤg2は逆方向、すなわち、矢印A方向に回転させられ、攪拌部材43は被駆動ギヤg2と同方向、すなわち、矢印A方向に回転させられる。
したがって、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが新品の状態である場合に、操作者が、装置本体に画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを装着し、電源を投入して駆動モータを駆動すると、駆動モータから感光体ドラム13に回転が伝達され、感光体ドラム13に伝達された回転が減速機構52によって減速されて攪拌部材43に伝達され、図7に示されるように、攪拌部材43が矢印A方向に回転させられ、遮蔽部82がトナー供給口41と対向しない位置に置かれ、トナー供給口41が開放される。
その結果、現像剤収容空間Ar1内のトナーTがトナー供給口41を介して、トナーホッパ37に供給される。
また、攪拌部材43が矢印A方向に回転させられるのに伴って、トナーTはシール部材83、84によってトナー供給口41に向けて押されるので、トナーTをトナーホッパ37に円滑に供給することができる。
なお、前記シール部材83、84は互いにほぼ等しい面積を有するが、前記シール部材83は、前記遮蔽部82が延在させられる方向とほぼ平行な方向に延在させられ、前記シール部材84は、前記腕部81が延在させられる方向とほぼ平行な方向に延在させられる。
したがって、前記腕部81における後壁mbと前壁mfとの間の中心線とシール部材83の先端tm1との間の距離は、中心線とシール部材84の先端tm2との間の距離より大きくなるので、シール部材83がトナーTから受ける力F1はシール部材84がトナーTから受ける力F2より大きくなり、力F1、F2の差ΔFによって、攪拌部材43を矢印A方向に押す力が発生する。その結果、前記第2の回転伝達系における各ギヤの噛合いによるがた(バックラッシ)を吸収することができるので、攪拌部材43の回転を安定させることができる。しかも、トナー収容部30内のトナーTが遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間からトナーホッパ37内に供給されるのを確実に防止することができる。
ところで、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが新品の状態である場合、遮蔽部82がトナー供給口41と対向する位置に置かれ、前記攪拌部材43はトナー供給口41を閉鎖する状態に置かれる。
ここで、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが新品の状態とは、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが装置本体に装着された後において、装置本体において電源が投入されていない状態、又は画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが製造され、工場から出荷されてから動作したことがない状態をいう。
この場合、攪拌部材43は被駆動ギヤg2を介して減速機構52及び駆動ギヤg1と連結されているが、各ギヤは静止させられているので、新品の状態の画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを搬送するときに、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに振動等が加わっても、各ギヤの慣性モーメントによって攪拌部材43が回転することはない。
また、攪拌部材43を回転させるには、前記被駆動ギヤg2、減速機構52及び駆動ギヤg1の各ギヤ、特に、減速機構52における減速比に応じた大きなトルクが必要になることからしても、攪拌部材43が回転することはない。なお、本実施の形態において、減速機構52は、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが新品の状態で、攪拌部材43が回転するのを防止するとともに、攪拌部材43を、トナー供給口41を閉鎖する状態に保持する閉鎖状態保持装置として機能する。
次に、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yのトナー収容部30において、トナー供給口41の開閉状態を識別する方法について説明する。なお、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yは同じ構造を有するので、この場合、画像形成ユニット11Bkについてだけ説明する。
図8は本発明の実施の形態における被駆動ギヤの正面図、図9は本発明の実施の形態における画像形成ユニットの側面の第1の状態を示す図、図10は本発明の実施の形態における画像形成ユニットの側面の第2の状態を示す図である。
図において、11Bkは画像形成ユニット、FRは該画像形成ユニット11Bkのサイドフレーム、g1は駆動ギヤ、g2は被駆動ギヤ、sh1は回転軸、k1は前記被駆動ギヤg2の所定の箇所に形成された目印(マーカ)、57は前記サイドフレームFRの所定の箇所に、前記目印k1と対応させて形成された穴である。
前記被駆動ギヤg2は、画像形成ユニット11Bkが新品の状態であり、攪拌部材43がトナー供給口41を閉鎖する状態に置かれている場合に、操作者が前記穴57から目印k1を確認することができるように位置決めされる。そして、画像形成ユニット11Bkが装置本体に装着され、駆動モータが駆動されると、図10に示されるように、駆動ギヤg1が矢印C方向に回転させられ、被駆動ギヤg2が矢印A方向に回転させられ、攪拌部材43がトナー供給口41を閉鎖しなくなり、操作者は停止した状態の目印k1を穴57から確認することができなくなる。
このように、目印k1を穴57から確認することができるかどうかによって、操作者は、攪拌部材43によってトナー供給口41が閉鎖されているかどうかを確認することができる。
なお、画像形成ユニット11Bkを製造する場合、まず、駆動モータを駆動し、駆動ギヤg1を矢印C方向に回転させ、被駆動ギヤg2を矢印A方向に回転させることによって、穴57から目印k1を確認することができるようにする。これにより、攪拌部材43がトナー供給口41が閉鎖された状態で、トナー収容部30(図1)にトナーTを充填することができる。
このように、本実施の形態においては、第1、第2の弾性部材83、84によってトナー収容部30の内壁Stが異なる押圧力f1、f2で押されるので、トナー収容部30内に凝集したトナーTがある場合に、凝集したトナーTを粉砕することができ、しかも、粉砕されたトナーTを平滑にすることができる。攪拌部材43の攪拌性能が高くされるので、トナーTを十分に攪拌することができる。
また、攪拌部材43は遮蔽部82及びシール部材83、84を備え、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが新品の状態で、遮蔽部82はトナー供給口41と対向する位置に置かれてトナー供給口41を遮蔽し、シール部材83はトナー供給口41より上流側においてアウタフレームCsの内壁Stと当接させられ、シール部材84はトナー供給口41より下流側においてアウタフレームCsの内壁Stと当接させられるので、トナー収容部30内のトナーTが、遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間を介してトナーホッパ37に供給されるのを防止することができる。したがって、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Y外にトナーTが漏れ出すことはなく、トナーTによって装置本体内が汚れることがない。
また、前記攪拌部材43は駆動モータからの回転を減速機構52を介して受けて回転させられるので、攪拌部材43を回転させるには大きなトルクが必要になる。したがって、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを搬送するときに画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに振動等が加わっても、攪拌部材43が回転させられることはないので、トナー収容部30内のトナーTがトナーホッパ37に供給されるのを防止することができる。
さらに、前記画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを装置本体に装着したときに、前記攪拌部材43が駆動モータからの回転を受けて回転させられ、トナー供給口41が開放される。したがって、操作者は、トナー供給口41を開放する操作を行うことなく、トナー供給口41を開放することができるので、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを装置本体に装着する際の作業を簡素化することができる。
また、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを搬送するときに、画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yに振動等が加わり、遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間が変化した場合においても、シール部材83、84が撓ませて配設されるので、隙間の変化に応じてシール部材83、84が変形し、シール部材83、84の先端tm1、tm2を内壁Stに当接させた状態が維持される。したがって、トナー収容部30内のトナーTが、遮蔽部82の外周面SaとアウタフレームCsの内壁Stとの隙間を介してトナーホッパ37に供給されるのを確実に防止することができる。
また、前記シール部材83、84は、攪拌部材43の回転方向に対して、先端tm1、tm2がアウタフレームCsの内壁Stに順方向に当接するように腕部81に取り付けられるので、シール部材83、84が攪拌部材43の回転の妨げになることがない。したがって、攪拌部材43を円滑に回転させることができる。
本実施の形態においては、プリンタ10に複数の画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが配設されるようになっているが、一つの画像形成ユニットを配設することができる。
また、本実施の形態においては、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yが装置本体に対して着脱自在に配設されるようになっているが、各画像形成ユニット11Bk、11C、11M、11Yを装置本体に対して一体に形成することができる。
さらに、本実施の形態においては、減速機構52(図6)に二つの2段ギヤ53、54が配設されるようになっているが、三つ以上の複数の2段ギヤを配設することができる。なお、2段ギヤの数は感光体ドラム13と攪拌部材43の回転方向を考慮して決定される。
また、本実施の形態においては、プリンタ10について説明したが、本発明を複写機、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ、ファクシミリ、MFP等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
11Bk、11C、11M、11Y 画像形成ユニット
13 感光体ドラム
30 トナー収容部
31 現像ローラ
33 トナー供給ローラ
37 トナーホッパ
41 トナー供給口
43 攪拌部材
83、84 シール部材
sh1 回転軸

Claims (13)

  1. (a)像担持体と、
    (b)現像剤を担持し、前記像担持体上の静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像剤担持体と、
    (c)該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、
    (d)開口部を備え、現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、
    (e)該第1の現像剤収容部から前記開口部を介して供給された現像剤を貯蔵する第2の現像剤収容部と、
    (f)前記第1の現像剤収容部内において回転軸を中心として所定の方向に回転自在に配設され、駆動部からの回転を受けて回転させられ、現像剤を攪拌する攪拌部材とを有するとともに、
    (g)該攪拌部材は、第1の方向に延在させて配設された第1の弾性部材、及び前記攪拌部材の回転方向における前記第1の弾性部材の下流側において、前記第1の方向と異なる第2の方向に延在させて配設された第2の弾性部材を備えることを特徴とする画像形成ユニット。
  2. 前記第2の弾性部材が前記第1の現像剤収容部の内壁を押す押圧力は、前記第1の弾性部材が前記内壁を押す押圧力より大きくされる請求項1に記載の画像形成ユニット。
  3. (a)前記第2の弾性部材は、前記回転軸から前記第1の現像剤収容部の内壁に向けて延在させられ、
    (b)前記第1の弾性部材は、前記第2の弾性部材に対してほぼ直交する方向に延在させられる請求項1又は2に記載の画像形成ユニット。
  4. (a)前記攪拌部材は遮蔽部を備え、
    (b)該遮蔽部の、前記攪拌部材の回転方向における上流側の端部に第1の弾性部材が、前記攪拌部材の回転方向における下流側の端部に第2の弾性部材が取り付けられ、
    (c)画像形成ユニットが新品の状態で、前記遮蔽部は、前記開口部と対向する位置に置かれて開口部を遮蔽し、前記第1の弾性部材は、前記攪拌部材の回転方向における前記開口部より上流側において第1の現像剤収容部の内壁と当接させられ、前記第2の弾性部材は、前記攪拌部材の回転方向における前記開口部より下流側において第1の現像剤収容部の内壁と当接させられる請求項1に記載の画像形成ユニット。
  5. (a)前記攪拌部材は、前記回転軸から径方向外方に向けて形成された腕部を備え、
    (b)前記遮蔽部の外周面は、攪拌部材を回転させたときに、径方向において攪拌部材の先端部によって描かれる軌跡に沿って延在させられる周面部を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  6. (a)前記攪拌部材は、前記回転軸から径方向外方に向けて形成された腕部を備え、
    (b)前記第2の弾性部材は、前記腕部が延在させられる方向とほぼ平行な方向に延在させられ、
    (c)前記第1の弾性部材は、前記第2の弾性部材とほぼ直交する方向に延在させられる請求項5に記載の画像形成ユニット。
  7. (a)前記第1の弾性部材は、前記遮蔽部が延在させられる方向とほぼ平行な方向に延在させられ、
    (b)前記第2の弾性部材は、前記腕部が延在させられる方向とほぼ平行な方向に延在させられる請求項4に記載の画像形成ユニット。
  8. 前記第1、第2の弾性部材の面積はほぼ等しくされる請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  9. 前記第1、第2の弾性部材は、前記攪拌部材の回転方向に対して、先端が第1の現像剤収容部の内壁に順方向に当接するように前記遮蔽部に取り付けられる請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  10. (a)前記第1の現像剤収容部の長手方向における遮蔽部の長さは開口部の長さより大きくされ、
    (b)前記遮蔽部の幅は開口部の幅より大きくされる請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  11. 前記駆動部から回転を受ける第1のギヤと、前記攪拌部材に取り付けられた第2のギヤとが減速機構を介して連結される請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  12. (a)前記第2のギヤの所定の箇所に目印が形成され、
    (b)画像形成ユニットの所定の箇所に、操作者が前記目印を確認するための穴が形成される請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  13. 前記請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成ユニットを備えた画像形成装置。
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