JP2000187379A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

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JP2000187379A
JP2000187379A JP10365091A JP36509198A JP2000187379A JP 2000187379 A JP2000187379 A JP 2000187379A JP 10365091 A JP10365091 A JP 10365091A JP 36509198 A JP36509198 A JP 36509198A JP 2000187379 A JP2000187379 A JP 2000187379A
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developer
toner
storage chamber
developing device
carrier
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JP10365091A
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English (en)
Inventor
Shunji Kato
俊次 加藤
Shinji Tamaki
眞二 田牧
Hideo Yoshizawa
秀男 吉沢
Kiyonori Tsuda
清典 津田
Masayuki Yamane
正行 山根
Takeshi Imamura
剛 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初めて現像を行うときの作業が煩わしくない
現像装置を提供することである。 【解決手段】 現像剤セット時まで現像剤3を現像剤収
容室10と仕切っておく現像剤仕切り部材11と、トナ
ーホッパ8内のトナー3aを上記現像剤収容室と仕切っ
ておくトナー仕切り部材12とを一緒に引き抜く構成と
する。このとき、上記トナーホッパ内のアジテータ9に
よってトナー補給口8aが塞がれているので、現像スリ
ーブ4上に現像剤層3bが形成されるまでトナー補給が
されない。すなわち、これら仕切り部材を一緒に引き抜
いても、現像スリーブにトナーが直接接触しないので、
局部的なトナー濃度ムラを防ぐことができるとともに、
初めて現像を行うときの作業が簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置及びこれに利用され
る現像装置に係り、詳しくは、磁性粒子とトナーとから
なる二成分現像剤を収容する現像剤収容室と、該現像剤
収容室と連通し、現像剤セット時まで該現像剤収容室内
に供給される二成分現像剤を貯留する現像剤貯留室と、
上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容室と上記現像
剤貯留室とを仕切る現像剤仕切り部材と、画像形成装置
の潜像担持体に対向するように上記現像剤収容室内に設
けられ、内部に磁界発生手段を有し、上記二成分現像剤
を担持する回転可能な現像剤担持体と、上記現像剤収容
室と連通し、上記現像剤担持体に担持された二成分現像
剤にトナー補給するためのトナーを収容するトナー収容
室と、上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容室と上
記トナー収容室とを仕切るトナー仕切り部材とを備え、
上記現像剤担持体上に現像剤層を形成し、上記潜像担持
体上に形成された潜像にトナーを付与して現像した後、
該トナーを消費した現像剤層が上記トナー収容室から供
給されるトナーを取り込む現像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置は、現像剤担持体の軸方
向に現像剤が均一に担持された状態で工場から出荷され
ていた。この状態で潜像担持体上の潜像を現像する場合
には、現像ムラが生じず、濃度ムラのない画像を得るこ
とができる。しかし、このような現像装置は、上記現像
剤収容室内に収容される現像剤が少量であったため、該
現像装置を備えた画像形成装置をユーザーの所まで輸送
する際の衝撃や振動等によって、上記現像剤担持体の軸
方向に均一に担持されていた現像剤の一部が落下してし
まうという問題があった。更に、この現像装置には、上
記現像剤担持体の軸方向に現像剤を均一にならすための
機構がなかったため、該現像剤担持体上に担持される現
像剤が該軸方向に偏り、現像を行ったときに軸方向の現
像ムラが生じるという不具合があった。
【0003】このような不具合を解消するものとして、
特開平3−14471号公報には、現像装置を使用する
前の状態において、上記現像剤収容室内に通常の充填量
に対して1.3倍以上の量の現像剤を充填しておく構成
の現像装置が開示されている。これによれば、輸送時の
振動等によって、上記現像剤担持体上に担持された現像
剤が落下したり、現像剤が該現像剤担持体の軸方向に偏
って担持されたりすることがなくなり、現像を行ったと
きの現像ムラを防止することができる。
【0004】しかし、上記現像装置の構成では、現像を
行う間ずっと、現像剤収容室内に収容されている現像剤
を使用することになる。すなわち、この現像装置では、
本来必要な量以上の現像剤が該現像剤収容室内に収容さ
れたままの状態で、経時的に使用されることになる。こ
のような状態では、例えば、現像によってトナーが消費
され、現像剤担持体上に担持された現像剤量が減少した
とき、最初に該現像剤担持体上に担持されずに当該現像
装置の下部に落下してしまった現像剤(以下、余剰現像
剤という。)が、再び該現像剤担持体上に担持されると
いう事態が起きる。通常では、現像によりトナーが消費
された分は上記トナー収容室からのトナーによって補給
されなければならないが、この現像装置では、その消費
分の一部を上記余剰現像剤が占有してしまう。
【0005】このため、適切な量のトナー補給を行うこ
とができず、現像を行ったときに、上記余剰現像剤を担
持した部分が白抜けとなって現像ムラが生じるという問
題があった。また、最初から上記現像剤収容室内の現像
剤を所望のトナー濃度に設定しておいたとしても、結
局、本来必要な量以上の磁性粒子が存在するため、あら
かじめ設定したトナー濃度から推測される現像濃度とは
異なる現像濃度で現像されてしまうという問題もあっ
た。
【0006】このような問題を解消するため、本出願人
は、特開平9−6133号公報において、現像剤収容室
内に通常以上の現像剤を充填しておき、現像装置の下部
に落下した余剰現像剤が現像剤担持体上に付着しないよ
うに、該余剰現像剤を収容する空洞部を設けた現像装置
を提案した。これによれば、上記余剰現像剤が再び上記
現像剤担持体に担持されることがないため、経時使用時
すなわち現像の準備を終えて通常の使用状態で現像を行
う時、適切な量のトナー補給が可能となる。従って、上
記現像装置においては、輸送時の振動等による落下など
を防ぐことができるとともに、適切な量のトナー補給が
可能であり、現像ムラの発生を効果的に防止することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記現像装
置においては、上記空洞部に収容された余剰現像剤を一
度も使用することがないため不経済である。また、当該
現像装置を初めて使用するとき、上記空洞部を塞ぐため
のシール部材を取り除き、補給用のトナーを収容するト
ナー収容室と上記現像剤収容室とを仕切る仕切り部材を
取り除かなければならず、現像剤セット時の操作が煩わ
しいという欠点もあった。
【0008】一方、上述した従来技術のように最初から
現像剤が現像剤収容室内にセットされたものではなく、
ユーザーあるいはオペレータによって、現像を行う前に
現像剤を現像剤収容室に供給するような現像装置も知ら
れている。この種の現像装置においては、輸送時の振動
等による現像ムラの問題は発生しないため、通常時の量
の現像剤を利用すればよく、現像剤収容室内に通常以上
の現像剤を充填しておくような上述した現像装置に比べ
て経済的である。
【0009】しかし、この現像装置は、通常、上記現像
剤収容室に投入すべき現像剤と上記現像剤収容室とを仕
切っておく現像剤仕切り部材、及び補給用のトナーを収
容するトナー収容室と上記現像剤収容室とを仕切ってお
くトナー仕切り部材とが設けられている。従って、この
ような現像装置を現像状態にする場合には、上記現像剤
担持体上にトナーが直接接触するのを防止するために、
まず、上記現像剤仕切り部材を取り外して現像剤を上記
現像剤収容室に供給する。そして、上記現像剤担持体上
に現像剤層を形成してから、上記トナー仕切り部材を取
り外してトナー補給を開始するようにしていた。このた
め、現像剤セット時における操作が非常に煩わしいとい
う問題点があった。
【0010】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、第1の目的は、初めて現像を行うときの作業
が煩わしくない現像装置を提供することである。また、
第2の目的は、初めて現像を行うときの作業が煩わしく
ない画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1乃至3の発明は、磁性粒子とトナー
とからなる二成分現像剤を収容する現像剤収容室と、該
現像剤収容室と連通し、現像剤セット時まで該現像剤収
容室内に供給される二成分現像剤を貯留する現像剤貯留
室と、上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容室と上
記現像剤貯留室とを仕切る現像剤仕切り部材と、画像形
成装置の潜像担持体に対向するように上記現像剤収容室
内に設けられ、内部に磁界発生手段を有し、上記二成分
現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、上記現像
剤収容室と連通し、上記現像剤担持体に担持された二成
分現像剤にトナー補給するためのトナーを収容するトナ
ー収容室と、上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容
室と上記トナー収容室とを仕切るトナー仕切り部材とを
備え、上記現像剤担持体上に現像剤層を形成し、上記潜
像担持体上に形成された潜像にトナーを付与して現像し
た後、該トナーを消費した現像剤層が上記トナー収容室
から供給されるトナーを取り込む現像装置において、上
記現像装置を初めて使用するとき、上記現像剤仕切り部
材と上記トナー仕切り部材とを同時に取り除くことがで
きるように構成し、上記現像剤仕切り部材と上記トナー
仕切り部材とを取り除いて、上記トナー収容室と上記現
像剤収容室とを連通したとき、上記現像剤担持体上に現
像剤層が形成されるまで上記トナーの供給が行われない
ように、該トナーの供給を抑止するトナー供給抑止手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0012】この現像装置においては、該現像装置を初
めて使用する時、上記現像剤仕切り部材と上記トナー仕
切り部材とを同時に取り除くことができるように構成さ
れている。このように構成する簡単な方法としては、例
えば、上記現像剤仕切り部材及び上記トナー仕切り部材
の引き抜きつまみを連結させたものが挙げられる。この
場合、現像前にユーザーが行う作業は、この引き抜きつ
まみを取り除くだけで済む。そして、上記現像剤仕切り
部材と上記トナー仕切り部材とが同時に取り除かれて
も、上記トナー供給抑止手段によって、上記現像剤担持
体上に現像剤層が形成されるまでトナーの供給がされな
いので、上記トナー収容室から供給されるトナーが上記
現像剤担持体に接触するのを防ぐことができる。従っ
て、上記現像剤担持体上には現像剤のみを担持させるこ
とが可能となる。これにより、上記現像剤収容室に供給
される現像剤のトナー濃度を所望の値に設定しておけ
ば、トナーが供給される前に上記現像剤担持体上に所望
のトナー濃度の現像剤層を形成することができる。
【0013】特に、請求項2の発明は、請求項1の現像
装置において、上記トナー収容室内に、該トナー収容室
内のトナーを上記現像剤層へ供給するトナー供給手段を
有し、該トナー供給手段が、上記トナー供給抑止手段と
しても機能することを特徴とするものである。この現像
装置においては、上記トナー供給抑止手段として、トナ
ー収容室内に設けられたトナー供給手段を用いて、上記
現像剤担持体上に現像剤層が形成されるまで上記トナー
の供給を抑止することができる。このトナー供給手段と
しては、例えばアジテータやスクリューなどの公知のも
のを使用することが可能である。この場合、例えば、上
記トナー供給手段の供給動作を停止させ、上記トナー収
容室内のトナーと上記現像剤収容室とが離隔するよう
に、該トナー供給手段を適宜構成することで、トナーの
供給を抑止することが可能となる。上記トナー供給抑止
手段として新たな部材等を設ける必要がなく、コストを
低く抑えることができる。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項2の現像
装置において、上記トナー供給手段が、上記トナー収容
室内のトナーを上記現像剤収容室側に送り出すべく変位
するトナー送り部材を有し、上記現像剤担持体上に現像
剤層が形成されるまで上記トナーの供給が行われないよ
うに、上記トナー送り部材を、上記トナー収容室から上
記現像剤収容室へのトナーの流入を規制する変位位置に
停止させ、該変位位置にある該トナー送り部材を上記ト
ナー供給抑止手段として機能させたことを特徴とするも
のである。この現像装置においては、例えば、アジテー
タやスクリュー等のトナー送り部材を上記トナー収容室
から上記現像剤収容室へのトナーの流入を規制する変位
位置に停止させることにより、上記トナーの供給を上記
現像剤担持体上に現像剤層が形成されるまで抑止するこ
とができる。従って、例えば、すでに備わっているトナ
ー送り部材を、工場出荷時に所定位置に停止させておく
だけで、トナーの供給を抑止することが可能となり、コ
ストを低く抑えることが可能となる。
【0015】請求項4の発明は、磁性粒子とトナーとか
らなる二成分現像剤を収容する現像剤収容室と、該現像
剤収容室と連通し、現像剤セット時まで該現像剤収容室
内に供給される二成分現像剤を貯留する現像剤貯留室
と、上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容室と上記
現像剤貯留室とを仕切る現像剤仕切り部材と、画像形成
装置の潜像担持体に対向するように上記現像剤収容室内
に設けられ、内部に磁界発生手段を有し、上記二成分現
像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、上記現像剤
収容室と連通し、上記現像剤担持体に担持された二成分
現像剤にトナー補給するためのトナーを収容するトナー
収容室と、上記現像剤セット時まで、上記現像剤収容室
と上記トナー収容室とを仕切るトナー仕切り部材とを備
え、上記現像剤担持体上に現像剤層を形成し、上記潜像
担持体上に形成された潜像にトナーを付与して現像した
後、該トナーを消費した現像剤層が上記トナー収容室か
ら供給されるトナーを取り込む現像装置において、上記
現像装置を初めて使用するとき、上記現像剤仕切り部材
と上記トナー仕切り部材とを一緒に取り除くことがで
き、かつ、上記トナー収容室よりも先に、上記現像剤貯
留室が上記現像剤収容室と連通するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0016】この現像装置においても、上記現像剤仕切
り部材及びトナー仕切り部材を取り除く際、ユーザーあ
るいはオペレータがこれらを一緒に取り除くことができ
る構成となっているので、現像前にユーザーが行う作業
はこの取り除き作業だけである。しかし、本請求項の現
像装置においては、上記現像剤仕切り部材と上記トナー
仕切り部材とが一緒に取り除かれる時、上記トナー収容
室よりも先に、上記現像剤貯留室が上記現像剤収容室と
連通するように構成した構成されている。従って、ま
ず、上記現像剤が上記現像剤担持体上に接触して堆積
し、その後にトナーが該現像剤に接触する。これによ
り、上記現像剤収容室に供給される現像剤のトナー濃度
を所望の値に設定しておけば、記現像剤担持体上には所
望のトナー濃度で、かつ、トナー濃度のムラが少ないの
現像剤層を形成することができる。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1、2、
3又は4の現像装置において、上記現像剤貯留室内の二
成分現像剤のトナー濃度を、経時使用時におけるトナー
濃度よりも低く設定したことを特徴とするものである。
上記現像剤担持体に設けられた磁界発生手段による磁界
は、通常、該現像剤担持体の軸方向に偏りがある。この
ため、現像剤担持体上における磁力が強い部分では現像
剤密度が高く、磁力が弱い部分では現像剤密度が低くな
る。この結果、現像剤セット時における現像剤担持体駆
動時の現像剤の動きにムラが生じ、該現像剤密度の低い
部分で過剰にトナーが取り込まれてしまう。更に、上記
現像剤収容室内に現像剤を供給した時に該現像剤が軸方
向に偏った状態で上記現像剤担持体上に堆積してした場
合には、上記現像剤担持体を駆動させても、軸方向にお
いて現像剤量に差があるため、現像剤の動きにムラが生
じる。このような場合、上記現像剤担持体軸方向におい
てトナーの取り込み量に非常に差ができてしまう。この
ため、上記現像剤収容室内の現像剤の嵩が、トナーが過
剰に取り込まれた分だけ大きくなり、上記トナー収容室
と上記現像剤収容室とが連通する部分すなわちトナー補
給領域において、該現像剤収容室内に収容された現像剤
が局部的にあふれ出してしまうことがあった。このよう
に現像剤があふれ出した部分では、トナーの取り込みが
悪くなり、上記現像剤担持体の軸方向におけるトナー濃
度のムラが生じるという問題がある。
【0018】本請求項の現像装置においては、上記現像
剤収容室に供給される現像剤のトナー濃度を、経時使用
時のトナー濃度よりも低く設定することで、上記問題を
解決している。すなわち、上記現像剤収容室に供給され
る現像剤のトナー濃度を低く設定すれば、現像剤全体の
嵩が減少するため、この現像剤は該現像剤収容室内であ
る程度自由に移動可能となる。このとき、上記現像剤担
持体を駆動させれば、上記現像剤収容室内の現像剤は、
トナーを取り込みつつ、該現像剤担持体の軸方向に移動
することができるので、該現像剤が該現像剤収容室に充
填されたときには、該現像剤は所定のトナー濃度とな
り、かつ、そのトナー濃度も均一化された状態となる。
【0019】上記第2の目的を達成するために、請求項
6の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持
体上に形成された潜像を二成分現像剤を用いて現像する
現像手段とを備えた画像形成装置において、上記現像手
段が、請求項1、2、3、4又は5の現像装置であるこ
とを特徴とするものである。この画像形成装置において
は、上述した各請求項の現像装置の効果、特に、現像前
の作業が煩わしくないという効果により、従来に比べて
操作性が向上する。例えば、請求項1の現像装置を適用
した場合、現像剤担持体を駆動させて現像剤層が形成さ
れてから、トナー供給抑止手段を抑止動作を解除して、
トナーの供給を開始するように当該画像形成装置の制御
部を構成する。これにより、ユーザーあるいはオペレー
タは、上記現像剤仕切り部材及び上記トナー仕切り部材
を一緒に取り除いた後、上記制御を開始させるボタン等
を押すだけで作業が終了し、非常に簡単に現像剤セット
を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、図1乃至図
3を用いて 本発明を画像形成装置であるフルカラー電
子写真複写機(以下、複写機という。)に適用した一実
施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)
について説明する。まず、本実施形態に係る複写機全体
の構成及び動作について説明する。図1は、トナーと磁
性粒子である磁性キャリアとからなる現像剤3を用いた
複写機の要部を示す概略構成図である。この複写機は、
潜像担持体である感光体ドラム1の周囲に、図示しない
帯電手段である帯電器と、図示しない露光手段である露
光装置と、現像手段である現像装置2と、図示しない転
写手段である転写装置と、図示しないクリーニング手段
であるクリーニング部材と、図示しない除電手段である
除電装置とが配置された構成をとっている。
【0021】上記複写機は、上記帯電器により感光体ド
ラム1の表面を均一に帯電し、図示しないスキャナなど
の画像読取手段で読み取った原稿の画像情報に基づいて
上記露光装置により該感光体ドラム表面にレーザを照射
して光露光を行う。これにより、この感光体ドラム1上
には静電潜像が形成される。ここで、例えば、本発明を
プリンタに適用した場合には、画像情報を出力する画像
情報出力手段、例えばパーソナルコンピュータ、からの
画像情報に基づいて静電潜像を形成することになる。
【0022】上記感光体ドラム1上の静電潜像は、上記
現像装置2により現像され、該感光体ドラム上にはトナ
ー像が形成される。その後、このトナー像は、上記転写
装置によって図示しない記録媒体としての記録紙上に転
写される。このようにして、記録紙に転写されたトナー
像は、図示しない定着装置の作用を受けて該記録紙上に
定着される。一方、この転写時に上記感光体ドラム1上
に残留した転写残トナーは、上記クリーニング部材によ
り除去され、クリーニングされた感光体ドラム1は次の
画像形成工程に供される。
【0023】次に、上記複写機における現像装置2の構
成について説明する。本実施形態における現像装置2
は、上記感光体ドラム1の側方に配設され、該感光体ド
ラムに向けて開口する開口部を有している。この現像装
置2の内部には、この開口部から一部が露出し、上記現
像剤3を表面に担持する現像剤担持体としての非磁性材
質からなる現像スリーブ4と、該現像スリーブの内部に
固定配置された磁界発生手段としてのマグネットローラ
5と、該現像スリーブ上に担持された現像剤3の量を規
制する現像剤規制部材としてのドクタ6と、該ドクタに
よる規制によって進行が阻止された現像剤3を収容する
現像剤収容室10の一部を形成するドクタ前ヒサシ7
と、該現像剤収容室内に供給されるトナーを収容するト
ナー収容室としてのトナーホッパ8とを備えている。
【0024】上記ドクタ前ヒサシ7における上記現像ス
リーブ4の回転方向(以下、現像剤搬送方向という。)
上流側のヒサシ端部7aは、該現像スリーブの表面に対
して該現像スリーブの軸方向全体に亘って所定間隔を開
けて位置している。また、上記現像剤収容室10は、上
記ドクタ前ヒサシ7、上記ドクタ6及び上記現像スリー
ブ4とによって形成されている。
【0025】上記トナーホッパ8には、その内部に収容
されているトナー3aを上記現像スリーブ4上の現像剤
層に供給するためのトナー補給口8aが設けられてい
る。このトナー補給口8aは、上記ヒサシ端部7aの現
像剤搬送方向上流側に隣接したトナー補給領域に開口し
ている。また、上記トナーホッパ8の内部には、上記ト
ナー3aを上記トナー補給口8aに向けて攪拌しながら
送り出すトナー供給手段としてのアジテータ9が設けら
れている。
【0026】次に、上記現像装置2の動作について説明
する。上記現像剤収容室10内の現像剤3は、上記現像
スリーブ4内に設けられたマグネットローラ5の磁界作
用により該現像スリーブ表面に担持される。そして、担
持された現像剤3は、上記現像スリーブ4が図中矢印A
の方向に回転することによって、その回転に伴って搬送
される。その後、この現像剤3は、上記現像剤収容室1
0内を進行し、上記ドクタ6により規制される。このよ
うにして、上記現像スリーブ4の表面に現像剤層3bが
形成される。
【0027】その後、上記現像スリーブ4上の現像剤層
3bは、上記現像スリーブ4の回転に伴って、図中矢印
Bの方向に回転している感光体ドラム1と対向する現像
領域に搬送される。そして、この現像領域で、上記感光
体ドラム1上に形成されている静電潜像にトナーが供給
され、該静電潜像を可視化し、該感光体ドラム上にトナ
ー像が形成される。このようにして上記感光体ドラム1
上の静電潜像を現像した後、上記現像スリーブ4上の現
像剤層3bは、該現像スリーブの回転に伴って、上記ト
ナー補給口8aが開口するトナー補給領域まで搬送され
る。このトナー補給領域では、現像によってトナーを消
費した現像剤層3bに、上記トナー補給口8aから新し
いトナー3aが供給され、該現像剤層は該トナーを取り
込む。そして、上記トナー3aを取り込んだ現像剤層3
bは、再び上記現像剤収容室10まで搬送される。
【0028】このように新しいトナー3aを取り込んだ
現像剤3が上記現像剤収容室10内に入り込むと、上記
ドクタ6による規制によって該現像剤収容室内の内圧が
増加する。このように現像剤収容室10内の内圧が増加
することで、上記トナー3aの分散及び帯電を行うこと
ができる。従って、現像剤を攪拌するパドルやスクリュ
ー等の攪拌手段を設ける必要がない。
【0029】一方、上記現像領域まで搬送される前に上
記ドクタ6によって進行が阻止された現像剤3の一部
は、上記現像剤収容室10内で該現像剤自身の内圧及び
重力によって、上記ドクタ前ヒサシ7のヒサシ端部7a
側に移動する。そして、このヒサシ端部7a付近まで移
動した現像剤3は、上記現像スリーブ4の回転に伴っ
て、再び、上記ドクタ6側に向かって搬送される。この
ようにして、上記ドクタ6によって進行が阻止された現
像剤3は、上記現像剤収容室10内を循環することがで
きる。
【0030】次に、本実施形態における現像装置2を初
めて使用する際に、現像剤及びトナーを上記現像剤収容
室内にセットする現像剤セットの手順について説明す
る。図2は、例えば、画像形成装置が工場から出荷され
てユーザの手元に届いたときのように、現像剤3が上記
現像剤収容室10内に入っていない状態の現像装置の概
略構成を示す断面図である。この状態の現像装置2は、
該現像装置を初めて使用するまで上記現像剤3を貯留し
ておく現像剤貯留室20が設けられている。この現像剤
貯留室20は、上記現像剤収容室10と連通している
が、図示の状態では現像剤仕切り部材11によって上記
現像剤収容室10から隔離されている。従って、現像剤
セット時前においては、上記現像剤貯留室20内の現像
剤3が上記現像剤収容室10内に入り込むことはない。
一方、上記トナーホッパ8内に収容されたトナー3a
も、上記トナー補給口8aにトナー仕切り部材12を設
けることで、上記現像剤収容室10内に入り込まないよ
うになっている。尚、このときの現像剤貯留室20に貯
留されている現像剤3のトナー濃度は、経時使用時に良
好なトナー像が得られるような最適なトナー濃度に設定
されている。
【0031】また、上記現像剤貯留室20内の現像剤3
が、図2に示すように、該現像剤貯留室を密に充填でき
る量であれば、上記現像剤仕切り部材11を取り除いた
後に上記現像スリーブ4上に担持される軸方向の現像剤
量のムラを少なくすることができる。尚、上記現像剤貯
留室20内の現像剤3の充填量が疎である場合には、上
記現像スリーブ4の軸方向に複数の仕切り壁を設けるな
どして、軸方向における現像剤量の均一化を図るのが望
ましい。
【0032】現像剤セット時において、まず、ユーザー
あるいはオペレータが上記現像剤仕切り部材11及び上
記トナー仕切り部材を引き抜き、上記現像剤貯留室と上
記現像剤収容室、及び上記トナーホッパと該現像剤収容
室をそれぞれ連通状態にする。本実施形態においては、
これら仕切り部材を一連のシート状部材によって形成し
ているため、上記ユーザー等が所定のつまみを持ってこ
れを1回だけ引くことで、上記現像剤貯留室及びトナー
ホッパを上記現像剤収容室と同時に連通状態にすること
ができる。
【0033】このような作業をすることにより、上記現
像剤貯留室20内の現像剤3は、上記現像剤収容室10
内に入り込み、上記現像スリーブ4上に落下する。そし
て、上記現像剤3が載せられた現像スリーブ4を図中矢
印Aの方向に回転させることにより、該現像スリーブ表
面に現像剤層が形成され、図3の状態となる。この現像
スリーブ4の回転動作は、上記現像剤3が上記マグネッ
トローラ5の磁力によって、上記現像スリーブ4の表面
上に充分に担持されるまで続けられる。このとき、上記
トナーホッパ8内のトナー3aは、該トナーホッパが上
記現像剤収容室10と連通状態になっても該現像剤収容
室内に入り込まないように構成されている。すなわち、
上記トナーホッパ8内に設けられたアジテータ9が停止
しているため、上記トナー3aはほとんど移動せず、ま
た、該アジテータが上記トナー補給口8aを塞ぐような
位置で停止しているため、該トナーは上記現像剤収容室
10内に入り込まない。
【0034】そして、上記現像スリーブ4上に現像剤層
3bが形成されたら、上記アジテータ9を図中矢印Cの
方向に回転駆動させて、上記トナーホッパ8内のトナー
3aを、上記トナー補給口8aを介して、トナー補給領
域に位置する現像剤層3bに供給する。
【0035】尚、本実施形態では、上記トナー補給口8
aをトナー仕切り部材12で塞ぐことで、上記トナーホ
ッパ8内のトナー3aが上記現像剤収容室10内に入り
込まないように構成しているが、このトナー仕切り部材
は必ずしも設ける必要はない。この場合、例えば、図4
に示すように、複数のフィンを有するアジテータ19を
用いた構成も考えられる。この現像装置は、上記トナー
補給口8aを塞ぐように、上記アジテータ19を図示の
位置に停止させ、上記トナーホッパ内のトナー3aと上
記現像剤収容室10とを離隔するように構成する。そし
て、上記現像スリーブ4上に現像剤層3bが形成されて
から、上記アジテータ19を回転駆動させてトナー補給
を開始すれば、上記実施形態と同じ効果を奏することが
できる。
【0036】〔実施形態2〕次に、本発明を画像形成装
置であるフルカラー電子写真複写機に適用した他の実施
形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)に
ついて説明する。この複写機は、上記実施形態1と同じ
構成のスキャナ部を備え、画像形成動作は基本的には図
1の複写機と同じである。主な相違は、上記現像剤貯留
室内の現像剤のトナー濃度を、経時使用時におけるトナ
ー濃度よりも低く設定した点にある。具体的には、例え
ば、上記現像スリーブ4の直径が16mm、現像剤のキャ
リア粒径が50μm、トナー(磁性体量40wt%の磁
性トナー)粒径が7.5μmにおいて、経時使用時にお
けるトナー濃度が18wt%付近で使用するのに対し
て、現像剤セット時前のトナー濃度を10〜15wt%
位に設定する。尚、この設定は、上記諸特性値が変化す
ることで変わってくるものである。
【0037】本実施形態における現像装置の機械的な構
成は、上記実施形態1と同じであるので、該実施形態1
と同じ図面を用い説明する。上記実施形態1において
は、上記現像剤貯留室20内の現像剤のトナー濃度が経
時使用時と同じであったため、現像剤セット時に上記現
像スリーブ4上に軸方向に偏って載せられた場合、該現
像スリーブ上に現像剤層3bを形成し、トナー補給を開
始したとき後でも、上記現像剤収容室内で現像剤量が軸
方向に偏ったままとなることがある。更に、上記現像ス
リーブ4内のマグネットローラ5の磁界作用はその軸方
向に偏りがあるため、該現像スリーブ上の軸方向で現像
剤密度のムラが生じてしまう。このような場合、上記現
像スリーブ4の軸方向において、現像剤量が多くかつ磁
界作用が強い部分で、該現像剤が上記ヒサシ端部7aか
ら上記トナー補給領域まであふれ出してしまう。この結
果、上記軸方向でトナー取り込み量に差ができ、トナー
濃度にムラが生じる場合がある。
【0038】そこで、本実施形態では、上記現像剤貯留
室20内の現像剤3のトナー濃度を、経時使用時におけ
るトナー濃度よりも低く設定することで、上記ヒサシ端
部7aからの現像剤のあふれ出しを抑制し、トナー濃度
のムラを解消する。具体的には、現像剤セット時におい
て、まず、ユーザー又はオペレータが上記実施形態1と
同じ作業をして、上記現像剤貯留室20と上記現像剤収
容室10、及び上記トナーホッパ8と該現像剤収容室を
連通状態にする。このとき、上記トナーホッパ8内のト
ナー3aは、該トナーホッパが上記現像剤収容室10と
連通状態になっても、該現像剤収容室内に入り込まな
い。連通状態になった上記現像剤貯留室20内の現像剤
3は、上記現像スリーブ4上に落下し、該現像スリーブ
が回転駆動することで該現像スリーブ表面に現像剤層3
bが形成される。尚、この状態において、現像剤3のト
ナー濃度が経時使用時におけるトナー濃度よりも低いた
め、上記現像剤収容室10内の現像剤3の嵩も少ない。
従って、上記現像剤収容室10内の容積には余裕がある
ため、たとえ現像剤セット時に軸方向の現像剤量が偏っ
ていたとしても、上記現像スリーブ4の回転によって該
現像剤が軸方向に均一にならされる。そして、上記現像
剤収容室10内の現像剤3が軸方向に均一にならされた
状態で、上記アジテータ9を図3中矢印Cの方向に回転
駆動させて、上記トナーホッパ8内のトナー3aを供給
するので、該現像剤が上記ヒサシ端部7aから上記トナ
ー補給領域まであふれ出すことはほとんどない。
【0039】〔実施形態3〕次に、本発明を画像形成装
置であるフルカラー電子写真複写機に適用した他の実施
形態(以下、本実施形態を「実施形態3」という。)に
ついて説明する。この複写機は、上記実施形態1と同じ
構成のスキャナ部を備え、画像形成動作は基本的には図
1の複写機と同じである。主な相違は、上述した実施形
態1又は2が上記トナーホッパ8内のアジテータによっ
てトナー補給を停止させておくのに対し、本実施形態で
は、上記現像剤仕切り部材11及び上記トナー仕切り部
材12が、これらを同時に取り除くことができ、かつ、
上記トナーホッパ8よりも上記現像剤貯留室20の方が
先に上記現像剤収容室10と連通するように構成した点
にある。
【0040】図5は、本実施形態における現像装置2の
概略構成図である。この現像装置2の構成は、上述した
実施形態とほぼ同じである。本実施形態における現像剤
仕切り部材21の端部は、上記トナー仕切り部材22の
端部と一体にされ、引き抜きつまみ23を形成してい
る。この引き抜きつまみ23は、現像剤セット時前にお
いて、上記現像スリーブ4の軸方向における現像装置2
の図中紙面手前側の端面から飛び出している。また、上
記現像剤仕切り部材21の長手方向の長さは、およそ上
記現像スリーブ4の軸方向の長さの2倍よりも少しだけ
長く形成されている。一方、上記トナー仕切り部材22
の長手方向の長さは、この現像剤仕切り部材21よりも
長く形成されている。
【0041】現像剤セット時前において、上記トナー仕
切り部材22は、図中紙面奥側で長さが余った余り部を
有する。この状態で上記引き抜きつまみ23を引き抜い
た場合、上記現像剤仕切り部材21は図中紙面奥側から
すぐに剥がされる。そして、この現像剤仕切り部材21
が剥がれた部分から上記現像剤貯留室20と上記現像剤
収容室10とが順次連通し、該現像剤貯留室内の現像剤
3が図中紙面奥川から落下していく。一方、上記トナー
仕切り部材22は、上記引き抜きつまみ23が引き抜か
れていっても、上記余り部の長さ分が引き抜かれる間は
上記トナーホッパ8と上記現像剤収容室10とを非連通
状態に維持する。そして、上記余り部の長さ分が引き抜
かれた後、上記トナー仕切り部材23は図中紙面奥側か
ら剥がれていく。この剥がれた部分から、上記トナーホ
ッパ8と上記現像剤収容室10とが順次連通していき、
該トナーホッパ内のトナー3aが該現像剤収容室内に入
り込む。このとき、上記現像スリーブ4上にはすでに現
像剤3が載っているため、上記トナー3aが該現像スリ
ーブに直接接触することはない。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、現像ム
ラを発生させることなく、初めて現像を行うときの作業
が煩わしくない現像装置を提供することができるという
優れた効果がある。
【0043】特に、請求項5の発明によれば、現像剤セ
ット時に、現像剤収容室から現像剤が局部的にあふれ出
すことを抑制して、該現像剤のトナー濃度ムラを防止す
ることができるという優れた効果がある。
【0044】請求項6の発明によれば、現像ムラによる
画質の低下を防止することができる上、初めて現像を行
うときの作業が煩わしくない画像形成装置を提供するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る複写機の要部の概略構成を示
す断面図。
【図2】実施形態1の現像装置における現像剤セット前
の状態の概略構成を示す断面図。
【図3】実施形態1の現像装置における現像剤仕切り部
材及びトナー仕切り部材を取り除いた後の状態の概略構
成を示す断面図。
【図4】実施形態1の変形例における現像装置の概略構
成を示す断面図。
【図5】実施形態3に係る複写機の現像装置の概略構成
を示す断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 現像装置 3 現像剤 3a トナー 3b 現像剤層 4 現像スリーブ 5 マグネットローラ 6 ドクタ 7 ドクタ前ヒサシ 8 トナーホッパ 8a トナー補給口 9 19 アジテータ 10 現像剤収容室 11 21 現像剤仕切り部材 12 22 トナー仕切り部材 20 現像剤貯留室 23 引き抜きつまみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沢 秀男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 津田 清典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山根 正行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 今村 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H031 AA01 AA12 AA18 AB02 AB03 AC01 AC08 BA04 2H077 AA12 AA18 AB03 AB06 AB07 AB14 AD06 AD13 BA08 EA03 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤
    を収容する現像剤収容室と、該現像剤収容室と連通し、
    現像剤セット時まで該現像剤収容室内に供給される二成
    分現像剤を貯留する現像剤貯留室と、上記現像剤セット
    時まで、上記現像剤収容室と上記現像剤貯留室とを仕切
    る現像剤仕切り部材と、画像形成装置の潜像担持体に対
    向するように上記現像剤収容室内に設けられ、内部に磁
    界発生手段を有し、上記二成分現像剤を担持する回転可
    能な現像剤担持体と、上記現像剤収容室と連通し、上記
    現像剤担持体に担持された二成分現像剤にトナー補給す
    るためのトナーを収容するトナー収容室と、上記現像剤
    セット時まで、上記現像剤収容室と上記トナー収容室と
    を仕切るトナー仕切り部材とを備え、上記現像剤担持体
    上に現像剤層を形成し、上記潜像担持体上に形成された
    潜像にトナーを付与して現像した後、該トナーを消費し
    た現像剤層が上記トナー収容室から供給されるトナーを
    取り込む現像装置において、上記現像装置を初めて使用
    するとき、上記現像剤仕切り部材と上記トナー仕切り部
    材とを同時に取り除くことができるように構成し、上記
    現像剤仕切り部材と上記トナー仕切り部材とを取り除い
    て、上記トナー収容室と上記現像剤収容室とを連通した
    とき、上記現像剤担持体上に現像剤層が形成されるまで
    上記トナーの供給が行われないように、該トナーの供給
    を抑止するトナー供給抑止手段を設けたことを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、上記トナー
    収容室内に、該トナー収容室内のトナーを上記現像剤層
    へ供給するトナー供給手段を有し、該トナー供給手段
    が、上記トナー供給抑止手段としても機能することを特
    徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項2の現像装置において、上記トナー
    供給手段が、上記トナー収容室内のトナーを上記現像剤
    収容室側に送り出すべく変位するトナー送り部材を有
    し、上記現像剤担持体上に現像剤層が形成されるまで上
    記トナーの供給が行われないように、上記トナー送り部
    材を、上記トナー収容室から上記現像剤収容室へのトナ
    ーの流入を規制する変位位置に停止させ、該変位位置に
    ある該トナー送り部材を上記トナー供給抑止手段として
    機能させたことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤
    を収容する現像剤収容室と、該現像剤収容室と連通し、
    現像剤セット時まで該現像剤収容室内に供給される二成
    分現像剤を貯留する現像剤貯留室と、上記現像剤セット
    時まで、上記現像剤収容室と上記現像剤貯留室とを仕切
    る現像剤仕切り部材と、画像形成装置の潜像担持体に対
    向するように上記現像剤収容室内に設けられ、内部に磁
    界発生手段を有し、上記二成分現像剤を担持する回転可
    能な現像剤担持体と、上記現像剤収容室と連通し、上記
    現像剤担持体に担持された二成分現像剤にトナー補給す
    るためのトナーを収容するトナー収容室と、上記現像剤
    セット時まで、上記現像剤収容室と上記トナー収容室と
    を仕切るトナー仕切り部材とを備え、上記現像剤担持体
    上に現像剤層を形成し、上記潜像担持体上に形成された
    潜像にトナーを付与して現像した後、該トナーを消費し
    た現像剤層が上記トナー収容室から供給されるトナーを
    取り込む現像装置において、上記現像装置を初めて使用
    するとき、上記現像剤仕切り部材と上記トナー仕切り部
    材とを一緒に取り除くことができ、かつ、上記トナー収
    容室よりも先に、上記現像剤貯留室が上記現像剤収容室
    と連通するように構成したことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の現像装置におい
    て、上記現像剤貯留室内の二成分現像剤のトナー濃度
    を、経時使用時におけるトナー濃度よりも低く設定した
    ことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持
    体上に形成された潜像を二成分現像剤を用いて現像する
    現像手段とを備えた画像形成装置において、上記現像手
    段が、請求項1、2、3、4又は5の現像装置であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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