JP2002108079A - 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現像剤封入容器 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現像剤封入容器

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JP2002108079A
JP2002108079A JP2000302319A JP2000302319A JP2002108079A JP 2002108079 A JP2002108079 A JP 2002108079A JP 2000302319 A JP2000302319 A JP 2000302319A JP 2000302319 A JP2000302319 A JP 2000302319A JP 2002108079 A JP2002108079 A JP 2002108079A
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container
opening
developing
developing device
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Masao Uyama
雅夫 宇山
Masahide Kinoshita
正英 木下
Seishi Yamaguchi
誠士 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二成分補給系現像装置に予めスタート剤を封
入した現像剤封入容器を内包させた、現像装置へのスタ
ート剤補給作業や現像剤を所定濃度に到達させるための
時間消費が不要な利便性の高い現像装置において、更
に、スタート剤供給後に現像剤が現像剤封入容器内部で
自由に移動できる空間をなくし、安価及び省スペース
で、カブリや濃度ムラ等の画像不良を引き起こさない、
また、現像装置再挿入後の復帰シーケンスの時間を短縮
または削除することができる現像装置、プロセスカート
リッジ、画像形成装置、及び現像剤封入容器を提供す
る。 【解決手段】 トナーとキャリアを含む現像剤を収納す
る現像容器10と、予め所定の比率で混合されたキャリ
アとトナーを含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器
100を有し、現像剤封入容器100の略下方に設けら
れた開口部4より初期現像剤が現像容器10内に供給さ
れる現像装置Aにおいて、現像剤封入容器開口部4を、
初期現像剤の現像容器10への供給後に塞ぐ開口部閉鎖
部材1が現像剤封入容器100内に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写機や
ページプリンター、FAX等とされる画像形成装置及
び、更には斯かる画像形成装置に使用される現像装置、
プロセスカートリッジ、及び現像剤封入容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーとキャリアを有する二成分
現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を顕像化する補給
系現像装置においては、使用する前に、サービスマンや
ユーザーが予め初期現像剤として、所定の比率で混合さ
れたキャリアとトナー(以下「スタート剤」と称する)
を現像装置に補給した後に、現像装置を装置本体に設置
するといった方法、または、キャリアのみを現像装置に
封入し、装置本体に設置した後に所定の混合比になるま
でトナーを現像装置に補給することにより、使用可能状
態にするといった操作が一般的に行われている。
【0003】ここで、更に上述の技術を向上し、ユーザ
ーによる現像装置交換の利便性を高めるために、二成分
補給系現像装置内に予めスタート剤を封入した現像剤封
入器を内包することにより、現像装置へのスタート剤補
給作業や、現像剤を所定濃度に到達させるための時間消
費が不要な、利便性の高い現像装置が提供されている。
【0004】図5はこうした従来例の現像装置Cとその
周辺の断面図である。図5では、画像形成装置に設置さ
れた状態の現像装置Cを示しており、画像形成装置の正
面側から見た現像装置Cの断面図である。現像装置C
は、現像容器10を備え、現像容器10の、像担持体で
ある感光ドラム13に近接対向する位置の開口部に非磁
性の現像剤担持体である現像スリーブ14が設けられ、
現像容器10の内部は仕切り壁7によって、現像スリー
ブ14に最も近接している第1現像剤搬送部材である第
1スクリュー5を有する現像室10aと、それと平行に
配置されている第2現像剤搬送部材である第2スクリュ
ー6を有する攪拌室10bと、に区画されている。現像
室10a及び攪拌室10b内には上記トナー粒子と磁性
キャリア粒子が混合された現像剤が収容される。攪拌室
10bの上方にはトナー補給機構12が形成され、補給
トナー(非磁性トナー)が収容されている。補給トナー
はトナー補給機構12より補給口11を通過して攪拌室
10b内に落下補給される。
【0005】ここで、図5の現像装置C内で、現像スリ
ーブ14の隣り且つ現像室10a及び攪拌室10bの上
方に現像剤封入容器100が備えられている。現像剤封
入容器100には初期現像剤、すなわち、予め所定の濃
度に混合されたキャリアとトナーを有するスタート剤が
封入してあり、現像剤封入容器100の開口4が下向き
となるように設置されている。この開口4は現像剤封入
容器100の長手方向ほぼ全域に形成されており、この
開口4を封止するように開口4の全面にシール部材3
が、図6のように貼り付けられている。シール部材3は
フィルム状であり、材質としてはポリエステルフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム、あるいはこれらのラミネート品、あ
るいはポリエステルフィルムとアルミ箔のラミネート品
等である。また貼り付け方法としては熱溶着、接着等が
ある。画像形成装置の側面から見た現像剤封入容器10
0及び現像容器10の断面図である図6に示すように、
シール部材3は画像形成装置正面からみて現像剤封入容
器100の奥端(図6で左端)の部分で折り返され、折
り返された部分が画像形成装置正面方向(図6で右方
向)に延長され、その先端が現像装置C外に突出してい
る。画像形成装置使用前に、この先端部をユーザーが把
持し引き抜くことでスタート剤が現像容器に放散され、
使用可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す現像装置Cの構成だと、シール部材3を引いた後、
開口4が開いて、スタート剤が現像容器10へ移動し
て、現像容器10内の現像剤収容部分上方から現像剤封
入容器100の内部にかけて空間ができてしまい、この
空間を経由して現像剤が自由に移動できるようになって
しまう。
【0007】その結果、例えば、ユーザーが現像装置C
を取り出して傾けてしまった場合に、現像剤の極端な偏
りが発生し、現像装置C再挿入後にカブリや濃度ムラ等
の画像不良を引き起こしてしまう。つまり、従来の技術
では、スタート剤を現像剤封入容器100から現像容器
10へ供給後、現像容器10内の現像剤収容部分上方か
ら現像剤封入容器100内部にかけて空間ができたこと
によって現像剤が仕切り壁7の上方を自由に移動でき、
結果として、ユーザーが現像装置Cを取り出して傾けて
しまった場合など現像剤が大きく偏り、その為に、現像
装置C再挿入後の復帰シーケンスが長時間必要となり、
また、そのシーケンス不十分によるカブリや濃度ムラ等
の画像不良を引き起こしてしまうことがあった。
【0008】従って、本発明の目的は、二成分補給系現
像装置に予めスタート剤を封入した現像剤封入容器を内
包させた、現像装置へのスタート剤補給作業や現像剤を
所定濃度に到達させるための時間消費が不要な利便性の
高い現像装置において、更に、スタート剤供給後に現像
剤が現像剤封入容器内部で自由に移動できる空間をなく
し、安価及び省スペースで、カブリや濃度ムラ等の画像
不良を引き起こさない、また、現像装置再挿入後の復帰
シーケンスの時間を短縮または削除することができる現
像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現
像剤封入容器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び
現像剤封入容器にて達成される。要約すれば、第1の本
発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を収納する現像
容器と、予め所定の比率で混合されたキャリアとトナー
を含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器を有し、前
記現像剤封入容器の略下方に設けられた開口部より前記
初期現像剤が前記現像容器内に供給される現像装置にお
いて、前記現像剤封入容器開口部を、前記初期現像剤の
前記現像容器への供給後に塞ぐ開口部閉鎖部材が、前記
現像剤封入容器内に設けられることを特徴とする現像装
置を提供するものである。
【0010】第2の本発明は、画像形成装置本体に着脱
自在なプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、該
像担持体に作用する、少なくとも現像装置を有するプロ
セス手段と、を備えたプロセスカートリッジで、前記現
像装置が、トナーとキャリアを含む現像剤を収納する現
像容器と、予め所定の比率で混合されたキャリアとトナ
ーを含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器と、を有
し、前記現像剤封入容器の略下方に設けられた開口部よ
り前記初期現像剤が前記現像容器内に供給され、前記現
像剤封入容器が、前記初期現像剤の前記現像容器への供
給後に前記現像剤封入容器開口部を塞ぐ開口部閉鎖部材
が設けられることを特徴とするプロセスカートリッジを
提供するものである。
【0011】第3の本発明は、像担持体と、該像担持体
上に形成された静電潜像を現像する現像装置とを有する
画像形成装置において、前記現像装置が、トナーとキャ
リアを含む現像剤を収納する現像容器と、予め所定の比
率で混合されたキャリアとトナーを含む初期現像剤を封
入した現像剤封入容器と、を有し、前記現像剤封入容器
の略下方に設けられた開口部より前記初期現像剤が前記
現像容器内に供給され、前記現像剤封入容器開口部を、
前記初期現像剤の前記現像容器への供給後に塞ぐ開口部
閉鎖部材が、前記現像剤封入容器内に設けられることを
特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0012】第1〜3の本発明の一実施態様によれば、
前記現像装置が、更に、現像剤を現像領域へと担持搬送
する現像剤担持体を有し、前記現像容器はその内部に、
前記現像剤担持体に略平行に配置され、回転して前記現
像剤担持体に現像剤を搬送する第1の現像剤搬送部材
と、該第1の現像剤搬送部材と隣り合って且つ前記現像
剤担持体と略平行に配置され、回転して前記第1の現像
剤搬送部材とは逆方向に現像剤を搬送するための第2の
現像剤搬送部材と、前記第1の現像剤搬送部材と前記第
2の現像剤搬送部材との間に位置する長手方向両端部以
外の中間部分で現像剤が行き来するのを防止する仕切り
壁と、を備え、前記現像剤封入容器の前記開口部閉鎖部
材が前記初期現像剤供給後に前記現像剤封入容器開口部
を閉鎖している状態において、前記開口部閉鎖部材が前
記現像容器の前記仕切り壁の長手方向上端部分に上方か
ら接触している。
【0013】第1〜3の本発明の他の実施態様によれ
ば、前記現像剤封入容器が、前記初期現像剤を収容する
容積を有する箱状物であり、該箱状物の下面に、前記初
期現像剤を前記現像容器に排出するための前記開口部を
有し、前記開口部は、前記初期現像剤収容時に前記開口
部を封止し且つ一端が折り返されて前記現像装置外に引
き出される延長部を有するシール部材を備え、該シール
部材が前記現像装置外に引き出されることによって前記
初期現像剤が前記現像容器に供給されるか、または、前
記箱状物は略直方形状をなし、前記開口部を有する面が
長手方向にあり、長手方向が前記現像剤担持体に平行に
なるように、前記開口部を下方に向けて前記現像容器に
装着されている。
【0014】第1〜3の本発明の他の実施態様によれ
ば、前記現像剤封入容器が、前記開口部閉鎖部材を前記
現像剤封入容器に対して加圧によって保持する加圧部材
を有する。
【0015】第1〜3の本発明の他の実施態様によれ
ば、前記現像装置は前記画像形成装置に対して着脱自在
であるように形成されている。
【0016】本発明にて、前記プロセスカートリッジ
は、更に前記プロセス手段としての帯電手段及び/又は
クリーニング手段と、前記電子写真感光体とを有する。
【0017】第4の本発明は、トナーとキャリアを含む
現像剤を収納する現像容器を有する現像装置に備えら
れ、予め所定の比率で混合されたキャリアとトナーを含
む初期現像剤を封入し、略下方に設けられた開口部より
前記初期現像剤を前記現像容器内に供給する現像剤封入
容器であって、前記前記現像剤封入容器開口部を、初期
現像剤が前記現像容器へ供給された後に塞ぐ開口部閉鎖
部材が設けられることを特徴とする現像剤封入容器を提
供するものである。
【0018】第4の本発明の一実施態様によれば、前記
現像剤封入容器は、現像装置の現像容器内に設置された
時、前記開口部閉鎖部材が前記初期現像剤供給後に前記
現像剤封入容器開口部を閉鎖している状態において、前
記開口部閉鎖部材が前記現像容器内に備えられた第1の
現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材との間に位置す
る長手方向両端部以外の中間部分で現像剤が行き来する
のを防止する仕切り壁の長手方向上端部分に上方から接
触するようにされている。
【0019】第4の本発明の他の実施態様によれば、前
記現像剤封入容器は、前記初期現像剤を収容する容積を
有する箱状物であり、該箱状物の下面に前記初期現像剤
を前記現像容器に排出するための前記開口部を有し、前
記開口部には、前記初期現像剤収容時に前記開口部を封
止し且つ一端が折り返されて前記現像装置外に引き出さ
れる延長部を有するシール部材を備え、該シール部材が
前記現像装置外に引き出されることによって前記初期現
像剤が前記現像容器に供給されるか、または、前記開口
部を有する面が長手方向にあり、長手方向が前記現像剤
担持体に平行になるように、前記開口部を下方に向けて
前記現像容器に装着されている略直方形状容器である。
【0020】第4の本発明の他の実施態様によれば、前
記現像剤封入容器は、前記開口部閉鎖部材を前記現像剤
封入容器に対して加圧によって保持する加圧部材を有す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置、プ
ロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現像剤封入容
器を図面に則して更に詳しく説明する。
【0022】実施例1 図1に、本発明の画像形成装置の一実施例である電子写
真方式の画像形成装置の概略構成を示す。
【0023】本実施例において、給紙カセット(不図
示)から記録媒体である記録紙Pが給紙され、これに同
期して像担持体である感光ドラム13に画像形成が行わ
れる。
【0024】感光ドラム13上には、帯電手段である帯
電ローラ20によって一様な帯電がなされる。この後、
露光装置であるレーザー光学系21からの画像露光Lに
よって、感光ドラム13上に潜像が形成され、この潜像
に現像装置Aによりトナーを選択的に付着させること
で、トナー像としての顕像が形成される。記録紙Pは感
光ドラム13と転写装置である転写ローラ25との間を
挟持搬送され、感光ドラム13上のトナー像は、記録紙
Pを介して転写ローラ25からトナーと逆の極性の電圧
を印加することによって、記録紙P上に転写される。
【0025】記録紙P上に転写されたトナー像は、定着
装置26に挟持搬送され、熱と圧力をかけられることで
記録紙P上に固着される。次いで記録紙Pは排出方向p
に搬送され、画像形成装置外に排出される。
【0026】一方、感光ドラム13上に残ったトナーと
紙粉は、クリーニング手段であるクリーナー23によっ
て除去される。
【0027】次に、本発明の特徴部分である現像装置A
について説明する。
【0028】図2、3は本実施例による現像装置Aとそ
の周辺の断面図である。図2、3では画像形成装置に設
置された状態の現像装置Aが示され、画像形成装置の正
面から見た断面図である。また、以下、「正面」とは画
像形成装置の正面方向であり、「奥」とは、画像形成装
置の正面に対する奥方向のことを示す。
【0029】現像装置Aは、現像容器10を備え、その
内部は仕切り壁7によって現像剤担持体である現像スリ
ーブ14に最も近接している第1現像剤搬送部材である
第1スクリュー5を有する現像室10aと、第2現像剤
搬送部材である第2スクリュー6を有する攪拌室10b
とに区画されている。通常、図3のように、現像室10
a及び攪拌室10b内にはトナー粒子と磁性キャリア粒
子が混合された現像剤が収容されている。攪拌室10b
の上方には現像剤補給機構12が形成され補給トナー
(非磁性トナー)が収容されている。なお、現像容器側
面には補給口11が設けられ、現像で消費されたトナー
に見合った量のトナーが現像剤補給機構12より攪拌室
10b内に落下補給される。
【0030】現像剤補給機構12が現像容器10に補給
するトナー量の調整は、図1に示す記憶装置17にて行
われる。記憶装置17は現像装置Aに設置され、本実施
例では読み書き可能なEP−RОMを使用した。記憶装
置17は、現像装置Aを画像形成装置本体にセットする
ことによってエンジンコントローラ27と電気的に接続
され、現像剤濃度センサ16より得た現像装置Aの情報
を画像形成装置側から読みだしたり、記憶させたりして
調整できるようになる。本実施例では、現像装置Aの初
期設置時に記憶される初期現像剤濃度(標準値)を格納
するようにした。トナー補給は、記憶装置17の指示に
よるエンジンコントローラ27の補給トナー要求に応じ
て、適正量トナーを随時補給される。
【0031】トナーとしては、バインダー樹脂に着色剤
や帯電制御剤等を添加した公知のものが使用でき、本実
施例においては体積平均粒径5〜15μmのものを使用
した。一方、磁性キャリアとしては、フェライトなどの
磁性体粒子などの他に、磁性体粒子の表面に極めて薄い
樹脂コーティングを施したものなどで、平均粒径5〜7
0μmのものが好適に使用される。
【0032】現像容器10内で現像剤は、第1スクリュ
ー5と、第1スクリュー5と反対方向に現像剤を送る第
2スクリュー6とが回転することによって、現像容器1
0内を図3で現像室10a内では奥から正面へ、攪拌室
10b内では正面から奥へ、つまり、現像容器10手前
と奥の仕切り壁7があいた部分を通じて現像容器10内
を現像室10aから攪拌室10bへと回されながら搬送
され、現像剤補給機構12より補給口11から補給され
たトナーをも混合攪拌させて、現像スリーブ14まで搬
送される。
【0033】現像容器10の感光ドラム13に近接対向
する部位には開口部が設けられ、該開口部にアルミニウ
ムや非磁性ステンレス鋼等の非磁性の現像剤担持体であ
る現像スリーブ14が設けられている。現像スリーブ1
4の内部にはマグネット15が配置される。
【0034】現像スリーブ14は矢印方向に回転してト
ナー及びキャリアの混合された現像剤を現像部に担持搬
送する。現像剤層厚規制ブレード8で規制されて形成さ
れた現像剤薄層は、現像部で矢印方向に回転する感光ド
ラム13に、磁気ブラシとなって接触し、感光ドラム1
3上の静電潜像が現像される。
【0035】現像剤封入容器100を図2にて説明する
と、現像スリーブ14の隣りで現像容器10の上方に位
置する箱状物とされ、本実施例では直方形状をなし、長
手方向が現像スリーブ14と平行になるように、そし
て、長手方向である一面に開口4を有し、開口4を下に
向けて、現像装置A内に設置されている。現像剤封入容
器100は使用前には、初期現像剤であるスタート剤
(予め所定の濃度に混合されたキャリアとトナー)が封
入してあり、現像剤封入容器100の開口4が、現像容
器10の現像剤が収容される部分に上方から対向するよ
うに設置されている。この前記開口4は現像容器10の
長手方向ほぼ全域に形成されており、初期状態ではこの
開口4を封止するように、シール部材である現像剤シー
ル3が貼り付けられている。現像剤シール3はフィルム
状であり、材質としてはポリエステルフィルム、ナイロ
ンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、あるいはこれらのラミネート品、あるいはポリ
エステルフィルムとアルミ箔のラミネート品等が好適で
あるが、本実施例ではポリエステルフィルム/ナイロン
フィルム/ポリエチレンフィルムのラミネート品を用い
た。また貼り付け方法としては熱溶着、接着等がある
が、本実施例では熱溶着を用いた。
【0036】前述した現像剤シール3は、画像形成装置
の側面方向からみた現像剤封入容器100の断面図であ
る図6に示すように、現像剤封入容器100の奥端の部
分で(図6では左端)折り返され、折り返された部分が
正面方向(図6で右方向)に延長され、その先端が現像
装置A外に突出しており、この先端部をユーザーが、画
像形成作業をする前に、把持し引き抜くことで現像剤シ
ール3が開口4より剥がされ、スタート剤が現像容器1
0に落下投入される。
【0037】ここで、従来の構成だと、現像剤シール3
を引いた後、開口4が開いて、スタート剤が現像容器1
0内に移動して、現像剤収容部分である現像室10a及
び攪拌室10b上方から現像剤封入容器100の内部に
かけて空間ができてしまい、この空間を経由して仕切り
壁7の上方で現像剤が自由に移動できるようになってし
まい、その結果、ユーザーが現像装置を取り出して傾け
てしまった場合に、現像剤の極端な偏りによる現像装置
再挿入後のカブリや濃度ムラ等の画像不良を引き起こし
てしまう危険性があった。
【0038】そこで、本発明によれば、上記の問題点を
解決する手段として、現像装置Aは、図2のように、現
像装置封入容器100内に現像剤供給後に開口部4を塞
ぐ開口部閉鎖部材1を設けている。
【0039】開口部閉鎖部材1は、現像剤封入容器10
0の下方の開口部4を有する面の対向面である天井面1
01に平行に備えられた、天井面101とほぼ同形同面
積の板状部材であり、本実施例では、PS、ABS、P
C、PОM等を材料として形成されている。開口部閉鎖
部材1は、現像剤封入容器100の現像スリーブ14に
平行な側面102(現像スリーブ14に近い方)、10
3(現像スリーブ14から遠い方)に両端を接触させて
おり、側面102、103を伝わって平行移動可能とさ
れる。したがって、開口部閉鎖部材1は現像剤シール3
が引き抜かれていない状態、つまりスタート剤が現像剤
封入容器100に収容されている状態では、図2のよう
に、スタート剤が収容されている領域9により容器10
0内で上方へと押し上げられ、天井面101の近くに位
置している。
【0040】本実施例では、開口部閉鎖部材1と天井面
101との間に加圧部材である加圧バネ2が備えられて
いる。従って、現像剤シール3を引き抜いてスタート剤
が開口部4から排出され、重力により現像容器10に移
動すると、開口部閉鎖部材1が重力及び加圧バネ2の圧
力により開口部4の方へ側壁102、103に沿って平
行移動し、開口部4を塞ぐ。本実施例では、スタート剤
補給後、加圧バネ2により開口部閉鎖部材1が、現像剤
封入容器100の開口部4に保持される構成を取ってい
る。
【0041】図3は図2の状態から現像剤シール3を引
いた後の状態を示す現像剤供給後の現像装置Aとその周
辺の断面図である。現像剤シール3を引いた後、スター
ト剤は現像室10a、攪拌室10bに移動しスタート剤
に占められた領域9がなくなり、現像剤封入容器100
の開口部4が開口部閉鎖部材1により塞がれている。ま
た、スタート剤供給後の状態では、開口部閉鎖部材1は
現像容器10の仕切り壁7の上端ほぼ全域に上方から接
触しているため、これにより、ユーザーが現像器Aを取
り出して、傾けてしまった場合でも、現像室10aと攪
拌室10b間で仕切り壁7の上方にて現像剤の移動が起
こらないので、現像室10a、及び攪拌室10bでの現
像剤の極端な偏りが発生しない構成になっている。
【0042】本実施例のように、現像剤封入容器100
内に設けられた開口部閉鎖部材1がスタート剤供給後に
仕切り壁7と接触している構成をとっていることで、現
像室10a及び攪拌室10b内の現像剤が仕切り壁7の
上方で移動することによって引き起こされる現像容器1
0内の現像剤の極端な偏りを、確実に防止することがで
きる。
【0043】また、本実施例では、加圧バネ2により現
像剤封入容器100の開口部4で現像剤供給後に開口部
閉鎖部材1が保持される構成をとっているので、開口部
4に開口部閉鎖部材1がしっかりと固定されており、現
像容器10が傾いたときに開口部4が開いて現像容器1
0内の現像剤が現像剤封入容器100内部へと飛び散っ
て仕切り壁7の上方で移動することを防ぐことができ
る。
【0044】また、現像剤封入容器100内に開口部閉
鎖部材1を設けることで、スタート剤の供給をスムーズ
に行え、スタート剤を残らず現像容器10に供給できる
ようになっている。
【0045】実施例2 本実施例は、第1の実施例に記載した現像装置Aを、感
光ドラム13と、感光体に作用するプロセス手段として
の帯電手段20、クリーニング装置23と一体に構成し
て、プロセスカートリッジBとして電子写真画像形成装
置本体に対して着脱可能としたことを特徴とする。
【0046】図4は本実施例によるプロセスカートリッ
ジBの断面図である。
【0047】プロセスカートリッジBは、感光ドラム1
3と、帯電手段20と、現像装置Aとクリーニング装置
23とを有する。現像装置Aは、第1の実施例に記載の
現像装置Aであるので説明の詳細は省略する。
【0048】上記の構成をとることによって、第1の実
施例で説明した効果が得られることに加えて、これらの
構成部品の交換を容易に行うことができるようになる。
従って、画像形成装置のメンテナンス性が格段に向上す
る。また、カートリッジBを交換することで、電子写真
の重要な構成部品が新品に交換されるため、常に高品質
な画像を保つことができる。
【0049】また、プロセスカートリッジの構成につい
ては、上記の構成に限定するものではなく、帯電手段2
0とクリーナー23のどちらかと、感光ドラム13と、
現像装置Aと、を有する構成のもの、または、現像装置
Aと感光ドラム13とで一体化した構成のものでも適用
できる。
【0050】実施例1、2に記載した現像装置Aの構成
において、現像容器10へのスタート剤供給後でも現像
剤が仕切り壁7の上方で自由に移動できる空間がなくな
る。よって、現像装置Aを取り出して傾けても現像剤の
極端な偏りを確実になくすことができる。また、スター
ト剤の供給をスムーズに行え、現像剤封入容器100内
のスタート剤を残らず供給することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像剤封
入容器、並びに現像剤封入容器を備えた現像装置、プロ
セスカートリッジ、及び画像形成装置は、トナーとキャ
リアを含む現像剤を収納する現像容器に設けられて、予
め所定の比率で混合されたキャリアとトナーを含む初期
現像剤を封入された現像剤封入容器内に、初期現像剤の
現像容器への供給後に現像剤封入容器開口部を塞ぐ開口
部閉鎖部材が備えられるので、安価及び省スペースで初
期現像剤供給後に現像剤封入容器の開口部を塞ぐことが
でき、現像剤が現像剤封入容器内を自由に移動できる空
間をなくし、現像剤の極端な偏りをなくすことができ
る。よって、ユーザーが現像装置を取り出して傾けてし
まった場合でも、現像装置再挿入後にカブリや濃度ムラ
等の画像不良を引き起こさず、また、復帰シーケンスの
時間を短縮または削除することができる。また、初期現
像剤の供給をスムーズに行え、現像剤を残らず供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例の説明図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の現像装置の断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の現像装置にて現像剤シー
ルを引いた後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のプロセスカートリッジの
一実施例の断面図である。
【図5】従来の現像装置の断面図である。
【図6】現像剤封入容器への現像剤シールの貼り付け方
法を説明する現像剤封入容器及び現像容器の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 開口部閉鎖部材 2 加圧バネ 3 現像剤シール 4 開口 5 第1スクリュー 6 第2スクリュー 7 仕切り壁 10 現像容器 13 感光ドラム 14 現像スリーブ 100 現像剤封入容器 A 現像装置 B プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 誠士 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA02 AA06 AA09 AA35 AB02 AB13 AB14 AC02 AD06 AD13 AD17 BA08 BA09 EA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアを含む現像剤を収納す
    る現像容器と、予め所定の比率で混合されたキャリアと
    トナーを含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器を有
    し、前記現像剤封入容器の略下方に設けられた開口部よ
    り前記初期現像剤が前記現像容器内に供給される現像装
    置において、 前記現像剤封入容器開口部を、前記初期現像剤の前記現
    像容器への供給後に塞ぐための開口部閉鎖部材が、前記
    現像剤封入容器内に設けられたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 更に、現像剤を現像領域へと担持搬送す
    る現像剤担持体を有し、 前記現像容器はその内部に、前記現像剤担持体に略平行
    に配置され、回転して前記現像剤担持体に現像剤を搬送
    する第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材
    に隣り合って且つ前記現像剤担持体と略平行に配置さ
    れ、回転して前記第1の現像剤搬送部材とは逆方向に現
    像剤を搬送するための第2の現像剤搬送部材と、前記第
    1の現像剤搬送部材と前記第2の現像剤搬送部材との間
    に位置する長手方向両端部以外の中間部分で現像剤が行
    き来するのを防止する仕切り壁と、を備え、 前記現像剤封入容器の前記開口部閉鎖部材が前記初期現
    像剤供給後に前記現像剤封入容器開口部を閉鎖している
    状態において、前記開口部閉鎖部材が前記現像容器の前
    記仕切り壁の長手方向上端部分に上方から接触している
    ことを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤封入容器が、前記初期現像剤
    を収容する容積を有する箱状物であり、該箱状物の下面
    に、前記初期現像剤を前記現像容器に排出するための前
    記開口部を有し、前記開口部には、前記初期現像剤収容
    時に前記開口部を封止し且つ一端が折り返されて前記現
    像装置外に引き出される延長部を有するシール部材を備
    え、該シール部材が前記現像装置外に引き出されること
    によって前記初期現像剤が前記現像容器に供給されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記箱状物は略直方形状をなし、前記開
    口部を有する面が長手方向にあり、長手方向が前記現像
    剤担持体に平行になり、前記開口部を下方に向けるよう
    にして、前記現像容器に装着されていることを特徴とす
    る請求項3のの現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤封入容器が、前記開口部閉鎖
    部材を前記現像剤封入容器に対して加圧によって保持す
    る加圧部材を有することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかの項に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置に対して着脱自在に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記
    載の現像装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱自在なプロセス
    カートリッジであって、像担持体と、該像担持体に作用
    する、少なくとも現像装置を有するプロセス手段と、を
    備えたプロセスカートリッジにおいて、 前記現像装置が、トナーとキャリアを含む現像剤を収納
    する現像容器と、予め所定の比率で混合されたキャリア
    とトナーを含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器
    と、を有し、 前記現像剤封入容器の略下方に設けられた開口部より前
    記初期現像剤が前記現像容器内に供給され、 前記現像剤封入容器開口部を、前記初期現像剤の前記現
    像容器への供給後に塞ぐ開口部閉鎖部材が前記現像剤封
    入容器内に設けられたことを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記現像装置は、更に、現像剤を現像領
    域へと担持搬送する現像剤担持体を有し、 前記現像容器はその内部に、前記現像剤担持体に略平行
    に配置され、回転して前記現像剤担持体に現像剤を搬送
    する第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材
    の隣り且つ前記現像剤担持体と略平行に配置され、回転
    して前記第1の現像剤搬送部材とは逆方向に現像剤を搬
    送するための第2の現像剤搬送部材と、前記第1の現像
    剤搬送部材と前記第2の現像剤搬送部材との間に位置す
    る長手方向両端部以外の中間部分で現像剤が行き来する
    のを防止する仕切り壁と、を備え、 前記現像剤封入容器の前記開口部閉鎖部材が前記初期現
    像剤供給後に前記現像剤封入容器開口部を閉鎖している
    状態において、前記開口部閉鎖部材が前記現像容器の前
    記仕切り壁の長手方向上端部分に上方から接触している
    ことを特徴とする請求項7のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記現像剤封入容器が、前記初期現像剤
    を収容する容積を有する箱状物であり、該箱状物の下面
    に前記初期現像剤を前記現像容器に排出するための前記
    開口部を有し、前記開口部には、前記初期現像剤収容時
    に前記開口部を封止し且つ一端が折り返されて前記現像
    装置外に引き出される延長部を有するシール部材を備
    え、該シール部材が前記現像装置外に引き出されること
    によって前記初期現像剤が前記現像容器に供給されるこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載のプロセスカート
    リッジ。
  10. 【請求項10】 前記箱状物は略直方形状をなし、前記
    開口部を有する面が長手方向にあり、長手方向が前記現
    像剤担持体に平行になり、前記開口部を下方に向けるよ
    うにして、前記現像容器に装着されていることを特徴と
    する請求項9のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記現像剤封入容器が、前記開口部閉
    鎖部材を前記現像剤封入容器に対して加圧によって保持
    する加圧部材を有することを特徴とする請求項7〜10
    のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジは、更に、
    前記プロセス手段としての帯電手段及び/又はクリーニ
    ング手段を含む請求項7〜11のいずれかの項に記載の
    プロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 像担持体と、該像担持体上に形成され
    た静電潜像を現像する現像装置を有する画像形成装置に
    おいて、 前記現像装置が、トナーとキャリアを含む現像剤を収納
    する現像容器と、予め所定の比率で混合されたキャリア
    とトナーを含む初期現像剤を封入した現像剤封入容器
    と、を有し、 前記現像剤封入容器の略下方に設けられた開口部より前
    記初期現像剤が前記現像容器内に供給され、 前記現像剤封入容器開口部を、前記初期現像剤の前記現
    像容器への供給後に塞ぐ開口部閉鎖部材が、前記現像剤
    封入容器内に設けられることを特徴とする画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】前記現像装置は更に、現像剤を担持搬送
    する現像剤担持体を有し、 前記現像容器はその内部に、前記現像剤担持体に略平行
    に配置され、回転して前記現像剤担持体に現像剤を搬送
    する第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材
    に隣り合って且つ前記現像剤担持体と略平行に配置さ
    れ、回転して前記第1の現像剤搬送部材とは逆方向に現
    像剤を搬送するための第2の現像剤搬送部材と、前記第
    1の現像剤搬送部材と前記第2の現像剤搬送部材との間
    に位置する長手方向両端部以外の中間部分で現像剤が行
    き来するのを防止する仕切り壁と、を備え、 前記現像剤封入容器の前記開口部閉鎖部材が前記初期現
    像剤供給後に前記現像剤封入容器開口部を閉鎖している
    状態において、前記開口部閉鎖部材が前記現像容器の前
    記仕切り壁の長手方向上端部分に上方から接触している
    ことを特徴とする請求項13の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記現像剤封入容器が、前記初期現像
    剤を収容する容積を有する箱状物であり、該箱状物の下
    面に、前記初期現像剤を前記現像容器に排出するための
    前記開口部を有し、前記開口部には、前記初期現像剤収
    容時に前記開口部を封止し且つ一端が折り返されて前記
    現像装置外に引き出される延長部を有するシール部材を
    備え、該シール部材が前記現像装置外に引き出されるこ
    とによって前記初期現像剤が前記現像容器に供給される
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成
    装置。
  16. 【請求項16】 前記箱状物は略直方形状をなし、前記
    開口部を有する面が長手方向にあり、長手方向が前記現
    像剤担持体に平行になり、前記開口部を下方に向けるよ
    うにして、前記現像容器に装着されていることを特徴と
    する請求項15の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記現像剤封入容器が、前記開口部閉
    鎖部材を前記現像剤封入容器に対して加圧によって保持
    する加圧部材を有することを特徴とする請求項13〜1
    6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 トナーとキャリアを含む現像剤を収納
    する現像容器を有する現像装置に備えられ、予め所定の
    比率で混合されたキャリアとトナーを含む初期現像剤を
    封入し、略下方に設けられた開口部より前記初期現像剤
    を前記現像容器内に供給する現像剤封入容器において、 前記現像剤封入容器開口部を、前記初期現像剤を前記現
    像容器へ供給された後に塞ぐ開口部閉鎖部材が設けられ
    ることを特徴とする現像剤封入容器。
  19. 【請求項19】 現像装置の現像容器内に設置された
    時、前記開口部閉鎖部材が前記初期現像剤供給後に前記
    現像剤封入容器開口部を閉鎖している状態において、前
    記開口部閉鎖部材が前記現像容器内に備えられた第1の
    現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材との間に位置す
    る長手方向両端部以外の中間部分で現像剤が行き来する
    のを防止する仕切り壁の長手方向上端部分に上方から接
    触するようにしたことを特徴とする請求項18の現像剤
    封入容器。
  20. 【請求項20】 前記初期現像剤を収容する容積を有す
    る箱状物であり、該箱状物の下面に前記初期現像剤を前
    記現像容器に排出するための前記開口部を有し、前記開
    口部には、前記初期現像剤収容時に前記開口部を封止し
    且つ一端が折り返されて前記現像装置外に引き出される
    延長部を有するシール部材を備え、該シール部材が前記
    現像装置外に引き出されることによって前記初期現像剤
    が前記現像容器に供給されることを特徴とする請求項1
    8又は19に記載の現像剤封入容器。
  21. 【請求項21】 前記開口部を有する面が長手方向にあ
    り、長手方向が前記現像剤担持体に平行になるように、
    前記開口部を下方に向けて前記現像容器に装着されてい
    る略直方形状容器であることを特徴とする請求項20の
    現像剤封入容器。
  22. 【請求項22】 前記開口部閉鎖部材を前記現像剤封入
    容器に対して加圧によって保持する加圧部材を有するこ
    とを特徴とする請求項18〜21のいずれかの項に記載
    の現像剤封入容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171288A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007011086A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 現像装置、現像手段を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7319837B2 (en) 2004-02-21 2008-01-15 Samsung Electronics Co, Ltd. Developing unit and electrophotographic image forming apparatus having the same
JP2011107607A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置および画像形成装置

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