JPH06175494A - 画像形成装置及び現像装置 - Google Patents

画像形成装置及び現像装置

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JPH06175494A
JPH06175494A JP4350230A JP35023092A JPH06175494A JP H06175494 A JPH06175494 A JP H06175494A JP 4350230 A JP4350230 A JP 4350230A JP 35023092 A JP35023092 A JP 35023092A JP H06175494 A JPH06175494 A JP H06175494A
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toner
supply container
image forming
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JP4350230A
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English (en)
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Takeshi Matsunaga
剛 松永
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
Chikatsu Nagatsuka
千勝 長塚
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、現像装置を本体にセ
ットする際、ホッパーと現像装置のジョイントを確実か
つ容易に行うことができ、かつ低コストな構成の画像形
成装置を提供することにある。 【構成】 現像装置の上蓋147に形成された開口部4
9の周囲に、スポンジ51を接着し、さらにその上に滑
りシート52を貼り付け、現像装置の装着時にホッパー
43の連結フランジ146が上記スポンジ51を圧縮
し、上記滑りシート52と摺擦しながら上記開口部49
を完全に覆い塞ぐように、上記現像装置とホッパー43
の係合部を形成する。また、現像スリーブ24の感光ド
ラム1に対する接離動作の際にも上記スポンジ51及び
滑りシート52と上記連結フランジ146とが当接・摺
接するように係合部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複写機、LBP等の、
トナーホッパーと現像装置とのトナー受け渡し口のジョ
イント部、及び現像装置を潜像担持体側に移動させる機
構に特徴を持つ画像形成装置に関する。 【0002】また、本発明は、画像形成装置に用いられ
る現像装置に関する。 【0003】 【従来の技術】図4に従来の電子写真方式を用いた複写
機等の画像形成装置を示す。図4において1は潜像担持
体としての感光ドラムであり、該感光ドラム1の周囲に
は、一次帯電器2、現像装置3、転写帯電器4、クリー
ニング装置5等のプロセス機器が配設されている。 【0004】上記感光ドラム1の右方には、大容量給紙
デッキ6が配設され、また下方には、上段給紙デッキ
7、下段給紙デッキ8、両面または多重コピーをとるた
めの再給紙ユニット9、並びに各搬送ローラ等の給紙系
が配設されている。 【0005】さらに、上記感光ドラム1の左方には、搬
送ベルト10、定着装置11、排紙ユニット12、及び
ソータ13等の処理排紙系が配設されている。また、1
4は両面搬送ユニットであり、両面または多重コピーを
とる際に機能する。 【0006】また、感光ドラム1の上方には、原稿のフ
ィード装置15及び画像形成装置読み取り用の走査光学
系16が配設されている。 【0007】上述の構成において、一次帯電器2により
一様に帯電された感光ドラム1に原稿の画像が走査光学
系16を介して露光されると、感光ドラム1上には静電
潜像が形成される。この静電潜像は、感光ドラム1の回
転に伴い現像装置3に対向する位置まで移動し、トナー
(現像剤)によってトナー像として顕像化され、さらに
このトナー像は転写帯電器4を介して記録材P上に転写
される。 【0008】一方、上述のようなトナー像の転写前にお
いては、上記記録材Pは給紙デッキ6,7,8のいずれ
かから給紙ローラ等によって送り出され、レジストロー
ラ17を経て感光ドラム1へと搬送される。そして、こ
の記録材Pに上述のようにトナー像が転写された後、記
録材Pは搬送ベルト10を介して定着装置11に至り、
定着装置11において定着処理が施される。 【0009】定着処理後の記録材搬送経路はコピーモー
ドによって異なるが、片面コピーモードにおいては、記
録材Pが排紙ユニット12の所定のパスを経てソータ1
3上に積載される。また、両面コピーモードにおける一
面目の場合は、記録材Pは定着装置11から排出された
後、反転パス18に送られ、反転パス18において記録
材Pの先端と後端とを入れ替えるスイッチバック動作が
行われ、両面搬送ユニット14を経て再給紙ユニット9
上に一旦積載される。そして、二面目のコピーをスター
トさせると、この再給紙ユニット9から上述のように積
載された記録材Pが再び送り出され、一面目のコピーと
同様のプロセスを経て、両面コピーとしてソータ13上
に積載される。 【0010】次に、図5ないし図7に基づいて上記画像
形成装置における現像装置3の着脱機構及び感光ドラム
1に対する接離動作機構について説明する。先ず、図5
及び図6は、非現像位置Bに現像装置が位置する状態を
示しており、サービスマン等が現像装置を本体に現像ス
リーブの軸方向に沿って挿入した直後、もしくは反対に
本体から取り出す直前の状態を示している。但し、図6
においては見易いように現像装置及びホッパーを省略し
ている。 【0011】図5及び図6において、19は現像装置を
移動可能に係止している現像レールであり、該現像レー
ル19は、装置本体に固定したレールステー20上に図
中左右方向にスライド自在に支持されている。また、2
1は、加圧軸21であり、該加圧軸21は軸支板(図示
せず)により回動自在に支持されている。この加圧軸2
1には、解除アーム37が一体的に固定されており、加
圧軸21と共に回動するようになっている。また、その
先端は現像レール19の右側内面に当接している。 【0012】24は、現像スリーブで感光ドラム1に対
し、約10mm離間している。また26及び27は、加
圧バネ前及び加圧バネ奥であり、コイルバネから成って
おり、加圧手段を上方から見た図6で分かるように、装
置本体の手前、奥方向に寝かせて配してある。そして、
加圧バネ前26は、一端を加圧アーム前29の所定の穴
に掛けてあり、他端は、バネ掛け奥30に掛けてある。
同様に加圧バネ奥27は加圧アーム奥31とバネ掛け前
32に掛けてある。加圧アーム前29はレールステー2
0に固定した支え板前33に設けたピン前34を回転中
心として回動自在に設けてあり、加圧アーム奥31は同
じく支板奥35のピン奥36を回転中心として回動自在
に設けてある。また、上述の加圧軸21の後端には、ダ
ンパギア小41と、該ダンパギア小41と噛み合ってい
るダンパギア大40が固定され、加圧軸21と一体的に
回動する。ダンパギア小41は、加圧する動きのスピー
ドを和らげるためのオイルダンパ42に固定されてお
り、これが回転させられることで、加圧させる際の動作
がゆっくりとしたものになる。また、現像装置3の上方
には装置本体に固定されたホッパー43があり、両者は
トナーの受け渡し用の開口部でジョイントされている。 【0013】次に、このジョイント部の状態を詳しく説
明する。現像装置3の上蓋47に固定されたゴムチュー
ブ製の連結シール44の上部に備わる連結金具45と、
ホッパー43の連結フランジ46とが現像スリーブ24
とほぼ等しい長さに亘り、互いに結合してジョイントさ
れている。これにより、マグローラ48の回転によりホ
ッパー6から供給されたトナーが連結シール44を経て
漏れることなく現像装置3内に移される。 【0014】さて、上述の構成において、図5及び図6
の状態、即ち非現像位置Bにてサービスマンが装置本体
に現像装置3をセットする際は、先ず現像装置3を本体
の手前側から現像レール19に沿って挿入するべく、そ
の前端に載せる。次に、その状態でホッパー43とジョ
イントするべく、上記連結金具45を連結フランジ46
に係合させる。その後、現像装置3をさらに本体の奥側
に向けてスライドして挿入する。この際、連結金具45
も一緒にスライドしてホッパーとのジョイントも簡潔す
る。次に、非現像位置Bから現像可能な位置A、即ち図
7で示す状態に加圧移動させる際は、上記加圧軸21を
図5において時計方向にほぼ90°回動させる。このと
き、解除アーム37が退避すると共に、加圧アーム前2
9、加圧アーム奥31が、加圧バネ前26、及び加圧バ
ネ奥27により、それぞれピン前34、ピン奥36を支
点として回動するよう付勢されて、加圧部前38、加圧
部奥39が現像レール19の壁面に当接し、現像装置3
を感光ドラム1の方向に加圧する。そして、現像スリー
ブ24の両サイドに備えた突き当てコロ(図示せず)
が、感光ドラム1に当接した状態を保持して、所定の圧
力を加えたまま保たれる。これにより、画像形成上必要
な感光ドラム1と現像スリーブ24との隙間を所定の量
に保ち、現像装置による現像を可能としている。また、
この際、現像装置3がBからAへ移動するが、ホッパー
43とのジョイント状態は連結シール44がゴム製であ
るから伸縮自在にその図中左右方向の移動量を吸収し、
常時完全に保たれる。また、逆に現像可能な位置Aから
非現像位置Bに現像装置3を移動させる際は、図7にお
いて加圧軸21を反時計方向にほぼ90°回動させる。
これにより解除アーム37が加圧アーム前29、加圧ア
ーム奥31に抗して現像レール19の右側内面25を押
し戻し、現像装置3を図5の状態にまで移動させる。そ
の後現像装置を手前に引張り出せば、ホッパーとのジョ
イントが解除され、本体から取り出せる。 【0015】次に、別の従来例について説明する。従
来、上述のような画像形成装置の現像装置においては、
動作中に現像剤量検知センサでトナー無しが検知される
とホッパーよりトナーが補給されるようになっている。
このとき、ホッパーからのトナーの補給はトナー量検知
センサからの補給信号の長さによって補給時間を制御し
たもの(特開平4−471号公報)、トナー量検知セン
サからの補給信号によって一定時間補給するように制御
したもの(特願平4−147976号)がある。ホッパ
ーより補給されたトナーは、現像装置内の撹拌部で既存
のトナーと撹拌されつつ現像スリーブに担持され、現像
スリーブに対し所定のギャップを保って固設されたブレ
ードと現像スリーブの回転によって現像スリーブ上に薄
層コーティングされ、この薄層コーティングされた現像
剤によって現像が行われるうに構成されている。 【0016】次に、図25ないし図27に基づいて別の
従来例について説明する。この従来例は、上述のような
電子写真方式によって画像形成を行う画像形成装置にお
ける現像装置であり、現像装置とホッパーを備えてい
る。 【0017】先ず、図25及び図26に示した装置から
説明する。図25は現像装置の断面図、図26は図25
装置の上視図であり、感光ドラムと現像装置及びホッパ
ーの配置関係が示されている。 【0018】図25及び図26において、501は潜像
担持体たる感光ドラム、502は現像剤担持体たる現像
スリーブ、590はホッパーである。 【0019】該ホッパー590は、現像装置502の長
手方向における一端部側、上述のような画像形成装置に
装着した状態においては装置の前面側に設けられてお
り、特に小型機を中心として使用されている例である。
また、ホッパー590はカートリッジ(図示せず)と係
合してトナーを一時的に保持するようになっており、内
部にトナーを撹拌搬送するスクリュー531を有し、モ
ータMの回転によりトナーを所定方向に搬送する。 【0020】一方、現像装置502と上記ホッパー50
9との連結部には、ケース514と規制部材525で形
成される搬送路が形成されており、該搬送路には搬送ス
クリュー524が配置されている。また、規制部材52
5にはスリーブ長手方向に略均一にトナーが落下供給さ
れるように開口部591が設けられており、上記ホッパ
ー590から供給されたトナーが搬送路の上方に形成さ
れた供給口580より上記搬送スクリュー524上に落
下し、搬送スクリュー524の回転によって上記開口部
591から矢印方向に搬送され、逐次現像装置502の
トナー撹拌室内にトナーを供給するようになっている。 【0021】このように撹拌室内に落下したトナーは撹
拌室内に配設された撹拌手段511によって現像剤担持
体としての現像スリーブ507方向に搬送され、現像ス
リーブ507内の固定磁極により引き寄せられる。現像
スリーブ507は内部に複数の磁極を有し、固定状態に
あるマグネット部507−2と外周部にあって反時計方
向に回転するケース部507−1から構成されている。
マグネット部507−2は、搬送極S2とN2、及びケ
ース部にコーティングされるトナー層厚を規制するドク
ターブレード508と対向する位置に規制極N1、並び
に感光ドラム501に対向する位置に現像極S1が形成
されており、現像スリーブ507が回転することによ
り、所定量のトナーが感光ドラム501に供給される。
一方、現像装置502内には、ドクターブレード508
に規制されて循環対流動するトナー溜りDが形成され、
現像に最適な電荷量が摺擦摩擦帯電によってトナーに与
えられる。 【0022】但し、トナー溜りが大きく成長すると、上
記摺擦帯電効果が低下するので、トナー量をコントロー
ルするため、撹拌室の所定位置にセンサ513が設けら
れており、トナー量を一定に保つ。つまり、ピエゾセン
サに代表されるセンサ513の出力信号がトナーが存在
している信号を発している間は、ホッパー590のモー
タMは停止状態にあり、トナーが無くなった信号が発せ
られるとホッパー590のモータMが動作し、ホッパー
590からトナーが供給されるようになっている。 【0023】次に、図27に示した装置について説明す
る。なお、図25に示した装置と同一符号を付した箇所
については、特に説明しない限り図25に示した装置の
ものと共通である。この装置は、ホッパー590が現像
装置502の上方に位置している例であり、主として装
置容積に余裕のある大型機を中心に使用してる形態であ
る。 【0024】図27は断面図であり、図27においてホ
ッパー590は図25に示した装置と同様にカートリッ
ジと係合してトナーを一時的に保持するものである。し
かし、この装置におけるホッパー590内部には、トナ
ーが凝固しないように常時撹拌する撹拌手段539と、
ホッパー最下部の現像装置との連絡部に、図において時
計方向に回転するマグネットローラ521が配設されて
いる。ホッパー590は、正逆転可能なモータとモータ
の回転方向に拘らず撹拌手段539が回るように構成さ
れた振動伝達系(いずれも図示せず)を有しており、モ
ータの回転方向に応じて選択的に撹拌手段539とマグ
ネット521が回転する。 【0025】また、ホッパー590内には、トナー量を
検出可能なセンサ550が下部に設けられており、トナ
ーが減少し、補給する必要があることを制御回路を介し
て表示手段により使用者に伝える。 【0026】以上のような現像装置においては、マグネ
ットローラ521の回転方向に対して上流側のケースの
隙間をδ2、下流側のケースとの隙間をδ1としたとき、
δ2>δ1となるように設定されており、マグネットロー
ラ521上のトナーのコーティング層の厚みに差を生じ
させ、この差分を現像容器内に落下させている。上記マ
グネットローラ521及び供給口580は、現像スリー
ブ507の長手方向幅と同一幅に設定されており、画像
形成域全域に均一なトナーが供給されるようになってい
る。 【0027】また、この装置では、トナー残量検知手段
としてアンテナ式のセンサ513を備えている。このセ
ンサ513はドクターブレード508とアンテナ間の誘
導電位を検出することにより、この間に充填しているト
ナー量を判定する方式である。この信号に応じてホッパ
ー590のモータMをマグネットローラ521が回転す
る方向に移動させることにより、トナーが供給されるの
である。 【0028】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例によれば以下のような問題点があった。先ず、図
5ないし図7に示す従来例によれば、現像装置3を本体
に装着する際、連結金具45を連結フランジ46に係合
させるという、ホッパーとのジョイント操作を同時に行
う必要があり、取り扱いが煩雑であった。また、そのジ
ョイント操作を誤って行うか、あるいは忘れてしまう可
能性があり、その場合、画像が得られないばかりか、装
置内部をトナーで汚染させてしまうという被害を招いて
いた。さらには、このジョイント部は、ゴム製の成形品
である連結シール44や連結金具45等を要し、コスト
高であった。また、連結シール44部分のスペースを要
したので、現像装置の内部容量を小さくしなければなら
なかった。また、現像装置を加圧させる構成としては、
非現像位置Bから現像可能な位置Aまで加圧を完了する
まで加圧バネの力が常時付勢されているが、これによ
り、突き当てコロが高価な感光ドラム1に激しく衝突
し、損傷させてしまうことを防ぐため、加圧動作をソフ
トに行わせるオイルダンパ42、ダンパギア大40、及
びダンパギア小41を要し、やはりコスト高であった。 【0029】また、トナーを薄層コーティングして現像
を行う従来例においては、トナーの飛散対策や現像スリ
ーブ端部の昇温対策のために、画像形成が終了すると現
像装置の駆動が止まってトナーの撹拌が行われないよう
になっている。このとき、ホッパーからのトナー補給が
行われていたり、補給直後だった場合、次の画像形成の
際に現像装置内のトナーとホッパーより供給されたトナ
ーが充分に撹拌されてないうちに現像装置が作動する可
能性があり、画像濃度が低下する等の異常画像が発生す
る虞れがあつた。また、近年第一画像形成に要する時間
を積極的に短縮し単一枚画像形成時のユーザの待ち時間
を極力短くするようになっているきているための上記問
題がますます発生する虞れがでてきている。 【0030】また、図25ないし図27に示す従来例に
おいては、次のような問題点があった。粉体現像剤を用
いた静電画像では、現像装置に供給するトナー補給を画
像領域全域に亘って均一にすることが安定し画像を得る
上で必要条件であるが、図25装置のように規制部材5
25に設けた供給口508と搬送スクリュー524の組
み合わせでは、均一補給を行うことは困難であった。特
に、装置が傾いた状態に置かれると、トナーに作用する
重力の影響を受けて搬送路内のトナーの分布が不均一に
なってしまい、均一な補給を行うことができなかった。 【0031】また、図27に示す従来例に代表されるホ
ッパー形式では、ホッパー部が現像装置の上方部全域を
占めるため、空間的に余裕が必要となり、小型機等には
使用されにくい方式であった。 【0032】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、現像装置を本体にセットする際、ホッパーと現像装
置のジョイントを確実かつ容易に行うことができ、かつ
低コストな構成の画像形成装置を提供することにある。 【0033】また、本発明の第二の目的は、上記問題点
を解決し、トナーの補給直後でもトナーの撹拌不足によ
る画像濃度低下を発生させることのない現像装置を提供
することにある。 【0034】さらに、本発明の第三の目的は、上記問題
点を解決し、装置を小型にした場合でも、現像装置に供
給するトナーを画像領域全域に渡って均一することが可
能な画像形成装置を提供することにある。 【0035】 【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、画像形成装置本体に対し着脱自在で
あって、該本体内部で潜像担持体に接離自在に配設され
た現像装置と、上記潜像担持体に対して不動に配設さ
れ、該現像装置と係合自在で互いの連通開口部を介して
現像剤を供給せしめる現像剤供給容器とを有する画像形
成装置において、上記現像装置及び現像剤供給容器の互
いの係合部は、現像装置の着脱時及び上記潜像担持体に
対する接離動作時にて、少なくとも一方が具備した板状
の弾性部材を介して当接及び摺接するように形成されて
いることにより達成される。 【0036】また、本願第二発明によれば、上記第二の
目的は、現像剤を収容せしめる現像剤撹拌室と、該現像
剤撹拌室内に回転自在に配設された現像剤撹拌手段と、
該現像剤撹拌手段の駆動制御手段と、上記現像剤撹拌室
と連通して現像剤を該現像剤撹拌室内へ供給せしめる現
像剤供給容器とを備えた現像装置において、上記現像剤
撹拌手段の駆動制御手段は、上記現像剤供給容器より現
像剤の供給か行われた後、少なくとも所定時間以上現像
剤撹拌手段を作動させ現像剤撹拌室の現像剤を撹拌させ
るように設定されていることにより達成される。 【0037】さらに、本願第三発明によれば、上記第三
の目的は、現像剤を収容せしめる現像剤収容室と、潜像
担持体と対向する側の該現像剤収容室の一端部に配設さ
れた現像剤担持体と、上記現像剤収容室の他端部に配設
され該現像剤収容室に現像剤を供給せしめる現像剤供給
容器とを備えた画像形成装置において、上記現像剤供給
容器は、上記現像剤収容室の近傍に配設された第一の現
像剤供給容器と、該第一の現像剤供給容器と連通し、該
第一の現像剤供給容器より離れた位置に配設された第二
の現像剤供給容器とに分かれており、上記第一の現像剤
供給容器と現像剤収容室の連通開口部は、少なくとも上
記現像剤担持体の画像形成域全域に相当する幅を有する
ように該現像剤担持体の軸方向とほぼ平行に形成されて
おり、上記第一の現像剤供給容器と第二の現像剤供給容
器の連通開口部は、両現像剤収容容器間の現像剤供給が
可能な所定の位置及び大きさに形成されていることによ
り達成される。 【0038】 【作用】本願第一発明によれば、現像装置を画像形成装
置に装着する場合には、現像装置と現像剤供給容器の互
いの係合部が、少なくとも一方に具備した弾性部材を介
して当接及び摺擦するように形成されているので、装着
動作の終了と同時に現像装置と現像剤収容容器の係合が
完了し、係合部に形成された連通開口部のシールが行わ
れる。また、画像形成時において現像装置が潜像担持体
に対して接離移動する場合も上記係合部は上記弾性部材
を介して摺接するので、上記シール状態を保ち、さら
に、該弾性部材が圧縮されて摺擦されるので、その摺動
抵抗により接離動作が緩やかに行われる。 【0039】また、本願第二発明によれば、画像形成動
作の終了時点で現像剤供給容器から現像剤撹拌室への現
像剤の供給が行われていたり、画像形成動作の終了が供
給動作の直後である場合でも、少なくとも所定時間以上
現像剤撹拌手段が作動するので、現像剤供給容器内から
供給された現像剤と現像剤撹拌室内の現像剤は常に充分
に撹拌され、画像濃度を低下させない。 【0040】さらに、本願第三発明によれば、第一の現
像剤供給容器と現像剤収容室の連通開口部は、少なくと
も現像剤担持体の画像形成域全域に相当する幅を有する
ように形成されているので、該現像剤担持体の画像形成
域全域に均一に現像剤を供給せしめ、安定した画像が得
られる。また、上記現像剤収容室の近傍に配設された上
記第一の現像剤供給容器には、該第一の現像剤供給容器
より離れた位置に配設された第二の現像剤供給容器が該
第一の現像剤供給容器への現像剤供給を可能とするよう
に連結されているので、上記第一の現像剤供給容器上方
のスペースに余裕がなく、該第一の現像剤供給容器を小
容量に形成しなければならない場合でも、充分な量の現
像剤を確保する。 【0041】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 【0042】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1ないし図3に基づいて説明する。なお、図4ないし図
7に示した従来例との共通箇所には同一符号を付して説
明を省略する。図1は本発明の画像形成装置において現
像装置が非現像位置Bにある状態を示し、図2は現像装
置3が非現像位置Bから加圧されて現像可能な位置Aに
ある状態を示す。図3は現像可能な位置Aにおいて、ホ
ッパーを取り除いた状態を上方から見たところを示す。
なお、図1ないし図3において、加圧の機構に関する部
分は図4ないし図7に示す従来例とほぼ同様であるため
説明は省略し、現像装置とホッパーのジョイント部分の
み詳しく説明する。 【0043】先ず、図1において現像装置3の上蓋14
7には、現像装置開口49が開いており、図3で示すよ
うに現像スリーブ24の画像域長さにほぼ等しい長さ
で、L1の幅をもつように形成されている。この上蓋1
47の開口49の周囲には弾性部材であるスポンジ51
が接着されている。さらに、その上面には等しい面積の
超高分子ポリエチレンから成る滑りシート52が張り付
けられている。そして、この滑りシート52の上面に当
接して上記現像装置開口49を完全に覆い塞ぐように、
ホッパー43の連結フランジ146が設けられている。
この連結フランジ146の中央部にも、ホッパー開口5
0が設けられているが、開口50の幅はL2であり、長
手方向の長さは現像装置開口49とほぼ等しくされてい
る。また、従来例で使用していたダンパギア大、ダンパ
ギア小及びオイルダンパは本実施例では使用しない。ま
た、図示の状態において上記連結フランジ146は、ス
ポンジ51の自然の厚み約4mmを半分程度に圧縮する
関係位置に配されている。そして、圧縮されたスポンジ
51の復元力によるフランジ146の当接面との密着作
用でトナーのシール効果を得たジョイント部となってい
る。また、上記現像装置開口49の開口寸法L1、及び
ホッパー開口50の開口寸法L2とは、現像装置3の加
圧方向の移動量をDとすれば、L1はL2+Dにほぼ等し
いか、やや大きい関係に設定されている。 【0044】さて、上述の構成において現像装置3の本
体への装着は、上述した従来例と同様の方向に行うが、
この際従来のようにホッパーとのジョイント操作をする
必要がなく、単に現像レール19上をスライドして挿入
するだけで良い。このとき、スポンジ51は連結フラン
ジ146に圧縮されつつ、滑りシート52を介して摺擦
を続け、現像装置の装着完了と同時に現像装置開口49
も覆いつくされて、ジョイントを完了する。よって従来
と同様にこの状態でホッパーからのトナー供給は可能で
ある。また、この状態から現像可能な位置A(図2の状
態)への加圧移動の際の加圧の仕組みも従来と同様であ
る。このときもスポンジ51は圧縮されたまま滑りシー
ト52を介して連結フランジ146と当接、摺擦を続け
るので、ジョイント部のシール状態は維持される。加圧
完了後も連結フランジ146は現像開口49を覆いつく
している。また、各開口が上述の関係に設定されている
ので、上述の位置B及び位置Aの両方において、現像装
置3の非開口部がホッパー開口50を塞いでしまうこと
がなく、いつでもホッパー43からトナーの供給が可能
となっている。また、上述のようにジョイント部では位
置Bから位置Aに現像装置3が移動する間、常にスポン
ジ51が圧縮され、摺擦されるので、その摺動抵抗が上
述の従来例のオイルダンパと同等の作用をもたらし、現
像装置の移動をゆっくりとしたものにできた。したがっ
て、オイルダンパ及び他のギア列は省いている。また、
上述のスポンジ51の自然な厚みは3〜5mm程度が適
当であり、1〜2mm圧縮する設定が望ましい。また、
滑りシートは厚さ100μm程度が適当である。材質は
テフロンシート等でも良い。 【0045】また、本実施例ではホッパーには開口部を
独自に塞ぐシャッターを有しないものを示したが、シャ
ッターをホッパーに備えて現像装置とのジョイントと連
動して、このシャッターを開閉するよう構成しても構わ
ない。このようにすれば、現像装置を本体から取り外し
た後、振動などで不用意にホッパーからトナーを落下さ
せることを防ぐことができる。 【0046】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
8ないし図11に基づいて説明する。図8及び図9は本
発明を適用した現像装置の部分平面図と平面図のP−P
断面図である。図8及び図9において、201は、潜像
担持体としての感光ドラム、202はマグネット203
を内蔵し感光ドラム201と対向して配設された非磁性
の現像スリーブ、203は磁性ブレード204に固定磁
極N1,N2,S1,S2(図示せず)の内のいずれか
を対向させて配設されたマグネット、204は磁性ブレ
ード、205は第一撹拌部材、206は現像スリーブ2
02と第一撹拌部材205との間に設けられたトナー規
制部、207は磁性ブレード固定用ステー、208は第
二撹拌部材、209は第一撹拌部材205と第二撹拌部
材208との間に設けられたトナー規制部、210はホ
ッパー(図示せず)より供給されたトナーを記録材の搬
送方向に対して垂直方向(矢印S方向)に搬送する搬送
スクリュー、211は搬送スクリュー210によって撹
拌部材214に供給されるトナーの、記録材搬送方向に
垂直方向領域の供給量分布を規制する部材、212は現
像装置、213は第一撹拌部、214は第二撹拌部、2
15はトナー供給量分布規制部材211のトナー規制
部、216はホッパー(図示せず)からのトナー供給部
である。 【0047】このような現像装置においてトナー量検知
センサ(図示せず)によってトナー補給信号が発せられ
ると、ホッパー供給部216にトナーが供給される。ト
ナー供給部216に供給されたトナーは搬送スクリュー
210によって矢印S方向に搬送されつつ、トナー供給
量規制部材211に対して垂直方向の領域に略均一に供
給されるようになっている。第二撹拌部214に供給さ
れたトナーは第二撹拌部材208によって第二撹拌部2
14のトナーと混合撹拌されトナー撹拌部209によっ
て規制されつつ徐々に第一撹拌部213に供給される。
次に、第一撹拌部213に供給されたトナーは第一撹拌
部材205によって第一撹拌部213のトナーと混合撹
拌されトナー規制部206によってマグネット203を
内蔵した現像スリーブ202への供給量を規制されつつ
供給され担持される。現像スリーブ202に供給担持さ
れたトナーはマグネット203の磁力と、現像スリーブ
202と所定のギャップを保って固設された磁性ブレー
ド204、及び現像スリーブ202の矢印U方向の回転
によって現像スリーブ202上に搬送コーティングされ
る。このコーティングされたトナーによって矢印V方向
に回転する感光ドラム201上に形成された静電潜像が
現像されるようになっている。 【0048】次に、図10び図11を用いて現像装置の
駆動・制御について説明する。図10において218は
現像駆動モータ、219はモータ218に取り付けられ
た駆動プーリー、220は駆動ベルト、221は出力プ
ーリー部で221aは出力プーリー、221bは出力プ
ーリー221aと同軸上に設けられた出力ギア、222
は現像スリーブ駆動ギア、223は撹拌駆動モータ、2
24は撹拌駆動モータに取り付けられた駆動ギア、22
5は第一撹拌駆動ギア、226は第二撹拌駆動ギア、2
27は中継多段ギア、228は中継ギア、229は搬送
スクリュー駆動ギアである。 【0049】図11においてT1は一枚コピーに要する
時間、T2は誤検知防止のために設定された最短トナー
補給信号時間(トナーセンサの出力がT2時間以上発信
された場合にホッパーよりトナーが補給されるようにな
っている)、T3はホッパーモータ駆動時間、T4はホッ
パーモータ停止時間、T5は画像形成装置停止後の撹拌
時間である。 【0050】画像形成装置(図示せず)が作動すると制
御回路(図示せず)によって現像駆動モータ218及び
撹拌駆動モータ223が作動する。現像駆動モータ21
8の作動によって駆動プーリー219が回転し、駆動プ
ーリー219の回転と駆動ベルト220によって出力プ
ーリー221aが回転し、出力プーリー221aと同軸
上に設けられた出力ギア221bが回転することによっ
て、現像駆動ギア222に駆動が伝達され現像スリーブ
202が図9に示す矢印U方向に回転するようになって
いる。同時に撹拌駆動モータ223の作動によって駆動
ギア224が回転し、第一撹拌ギア225及び第二撹拌
ギア226に駆動伝達されて、それぞれ第一撹拌部材2
05(図9)、第二撹拌部材208(図11)が回転
し、さらに第一撹拌ギア225から中継多段ギア22
7、中継ギア228を介して搬送スクリュー駆動ギア2
29に駆動伝達され、搬送スクリュー210(図8,図
9)が回転するようになっている。 【0051】先ず、一枚コピー時にトナーセンサ(図示
せず)よりトナー無しの信号が所定時間(T2)以上発
信されると、ホッパーモータ駆動が所定時間(T3)だ
けONした後、所定時間(T4)停止する。T3+T4
間後さらにトナーセンサよりトナー無し信号が発信され
ている場合は、ホッパーモータ駆動をさらにT3だけO
Nしてトナー補給を行う。その後、所定時間(T4)だ
け停止するという制御を繰り返し行うようになってい
る。画像形成装置が終了すると、現像スリーブ駆動は停
止(現像駆動モータが停止)するが現像撹拌駆動モータ
223はその後所定時間(T5)だけ作動して現像撹拌
駆動が行われる。 【0052】次に、複数枚コピー時は、画像形成終了前
の所定時間(T1)内にトナー補給が行われた場合は、
現像撹拌駆動を所定時間(T5)ONにする。 【0053】一方、所定時間(T1)あるいは画像形成
中にトナーセンサよりトナー無し信号が発信されない場
合は、画像形成終了後現像スリーブ駆動と現像撹拌駆動
を同時に停止するようになっている。 【0054】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3を図
12及び図13に基づいて説明する。なお、実施例2と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。 【0055】以下、図12び図13を用いて本実施例に
おける現像装置の駆動・制御について説明する。図12
において300は現像駆動モータ、301はモータ30
0に取り付けられた駆動プーリー、302は駆動ベル
ト、303は出力プーリー部で303aは出力プーリ
ー、303bは出力プーリー303aと同軸上に設けら
れた出力ギア、304は現像クラッチギア、305は現
像スリーブクラッチ、306,307は中継多段ギア、
308は第一撹拌駆動ギア、312は搬送スクリュー駆
動ギアである。 【0056】図13においてT1’は一枚コピーに要す
る時間、T2’は誤検知防止のために設定された最短ト
ナー補給信号時間(トナーセンサの出力がT2’時間以
上発信された場合にホッパーよりトナーが補給されるよ
うになっている)、T3’はホッパーモータ駆動時間、
4’はホッパーモータ停止時間、T5’は画像形成装置
停止後の撹拌時間である。 【0057】画像形成装置(図示せず)が作動すると制
御回路(図示せず)によって現像駆動モータ300が作
動する。現像駆動モータ300の作動によって駆動プー
リー301が回転し、駆動プーリー301の回転と駆動
ベルト302によって出力プーリー303aが回転し、
出力プーリー301aと同軸上に設けられた出力ギア3
06aが回転することによって、現像クラッチギア30
4に駆動が伝達され現像スリーブクラッチON(通電状
態)で現像スリーブ202が図9に示す矢印U方向に回
転するようになっている。現像クラッチギア304及び
中継多段ギア306,307によって第一撹拌ギア30
8が駆動され、さらに第一撹拌ギア308及び中継ギア
309によった第二撹拌ギア310が駆動される。さら
に現像クラッチギア304、中継多段ギア306,30
7及び、中継ギア311を介して搬送スクリュー駆動ギ
ア312に駆動伝達され、搬送スクリュー210(図
8,図9)が回転するようになっている。 【0058】先ず、一枚コピー時にトナーセンサ(図示
せず)よりトナー無しの信号が所定時間(T2’)以上
発信されると、ホッパーモータ駆動が所定時間
(T3’)だけONした後所定時間(T4’)停止する。
3’+T4’時間後さらにトナーセンサよりトナー無し
信号が発信されている場合は、ホッパーモータ駆動をさ
らにT3だけONしてトナー補給を行う。その後、所定
時間(T4’)だけ停止するという制御を繰り返し行う
ようになっている。画像形成装置が終了すると、現像ス
リーブクラッチ305の駆動がOFFになり現像スリー
ブ202は停止するが現像撹拌駆動モータ300の駆動
によって第一及び第二撹拌駆動ギア(308,310)
は所定時間(T5’)だけ作動して現像撹拌駆動が行わ
れる。 【0059】次に、複数枚コピー時は、画像形成終了前
の所定時間(T1’)内にトナー補給が行われた場合
は、現像スリーブクラッチ305をOFFにして現像駆
動モータ300を所定時間(T5’)ONにする。 【0060】一方、所定時間(T1’)あるいは画像形
成中にトナーセンサよりトナー無し信号が発信されない
場合は、画像形成終了後現像駆動モータ300を停止す
るようになっている。 【0061】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
14及び図15に基づいて説明する。なお、実施例2と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。 【0062】以下、図14び図15を用いて本実施例に
おける現像装置の駆動・制御について説明する。図14
において400は現像駆動モータ、401はモータ40
0に取り付けられた駆動プーリー、402は駆動ベル
ト、403は出力プーリー部で403aは出力プーリ
ー、403bは出力プーリー403aと同軸上に設けら
れた出力ギア、404は現像スリーブ駆動ギア、405
は現像スリーブ駆動ギアと同軸上に設けられた撹拌入力
ギア、406及び407は中継多段ギア、408は第一
撹拌駆動ギア、410は第二撹拌駆動ギア、409は中
継多段ギア、411は中継ギア、412は搬送スクリュ
ー駆動ギアである。 【0063】図15においてT1”は一枚コピーに要す
る時間、T2”は誤検知防止のために設定された最短ト
ナー補給信号時間(トナーセンサの出力がT2”時間以
上発信された場合にホッパーよりトナーが補給されるよ
うになっている)、T3”はホッパーモータ駆動時間、
4”はホッパーモータ停止時間、T5”は画像形成装置
停止後の撹拌時間である。 【0064】画像形成装置(図示せず)が作動すると制
御回路(図示せず)によって現像駆動モータ400が作
動する。現像駆動モータ400の作動によって駆動プー
リー401が回転し、駆動プーリー401の回転と駆動
ベルト402によって出力プーリー403aが回転し、
出力プーリー403aと同軸上に設けられた出力ギア4
03bが回転することによって、現像スリーブ駆動ギア
404に駆動が伝達され現像スリーブ202が図9に示
す矢印U方向に回転するようになっている。撹拌入力ギ
ア405及び中継多段ギア406,407によって第一
撹拌ギア408が駆動され、さらに第一撹拌ギア408
及び中継ギア409によって第二撹拌ギア410が駆動
される。さらに撹拌入力ギア405、中継多段ギア40
6,407及び、中継ギア411を介して搬送スクリュ
ー駆動ギア412に駆動伝達され、搬送スクリュー21
0(図8,図9)が回転するようになっている。 【0065】先ず、一枚コピー時にトナーセンサ(図示
せず)よりトナー無しの信号が所定時間(T2”)以上
発信されると、ホッパーモータ駆動が所定時間
(T3”)だけONした後所定時間(T4”)停止する。
3”+T4”時間後さらにトナーセンサよりトナー無し
信号が発信されている場合は、ホッパーモータ駆動をさ
らにT3だけONしてトナー補給を行う。その後、所定
時間(T4”)だけ停止するという制御を繰り返し行う
ようになっている。画像形成装置が終了すると、現像駆
動モータ400が通常回転数より低回転で作動し、第一
及び第二撹拌駆動ギア(408,410)、及び現像ス
リーブ駆動ギア404が所定時間(T5”)だけ通常回
転より低回転数で回転する。 【0066】次に、複数枚コピー時は、画像形成終了前
の所定時間(T1”)内にトナー補給が行われた場合
は、現像駆動モータ400を所定時間(T5”)通常の
回転数より低回転で作動させる。 【0067】一方、所定時間(T1”)あるいは画像形
成中にトナーセンサよりトナー無し信号が発信されない
場合は、画像形成終了後現像駆動モータ400を停止す
るようになっている。 【0068】本実施例では画像形成後の撹拌回転数を低
く設定しているが画像形成後の現像装置の作動で現像ス
リーブの端部のシール部の昇温やトナー飛散が問題にな
らない場合、通常と同じ回転数あるいは若干早い回転
(トナーがダメージを受けない程度)でもよく、また、
複数枚コピー時と一枚コピー時で回転数を変えても良
い。 【0069】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5を図
16ないし図20に基づいて説明する。図16は現像装
置と第一ホッパーの断面図、図17は第二ホッパーを示
した図、図18はこれら装置の相互関係を示した斜視
図、図19は第二ホッパーを装置外にオプション形式で
実装した場合の全視図、図20は装置の動作フローを示
した図である。なお、本実施例で使用する手段の機能説
明において、図25から図27に示した従来例と重複す
る部分の説明は省略する。 【0070】図16において、501は潜像担持体とし
ての感光ドラム、502は現像装置、503は第一ホッ
パーであり、現像装置502と第一ホッパー503は図
16の断面図に示される状態で画像形成装置に組み込ま
れている。また、現像装置502は現像装置加圧バネ6
01を備えた現像装置レール504に支持されており、
加圧ブロック505を備えた加圧軸506の回転動によ
り上記感光ドラム501に当接した状態と離間した状態
を選択することができる。 【0071】また、現像装置502の感光ドラム501
側の開口部には、現像剤担持体としての現像スリーブ5
07が配設されており、該現像スリーブ507は、スリ
ーブ507−1の内部に複数の磁極を有するマグネット
507−2が固定された構成となっている。そして、上
記現像スリーブ507のカット極N1に対向する部分に
は、ドクターブレード508が現像スリーブ507との
間に所定のギャップを保つようブレードステイ509か
ら垂下支持されている。 【0072】さらに、上記現像スリーブ507の後方に
は、先端にウレタンシート等の弾性シート511を備え
た第二撹拌棒510と、該第二撹拌棒510により搬送
されたトナーを撹拌すると共に現像スリーブ507へ中
継搬送する第一撹拌棒512が配設されており、現像装
置502に供給されたトナーを、第二撹拌棒510→第
一撹拌棒512→現像スリーブ507へと順次搬送され
る。すると、現像スリーブ507の反時計方向の回転動
とドクターブレード508の規制により、ドクターブレ
ード508の背後には、循環流動するトナー溜りDが形
成され、摺擦帯電によりトナーはある一定値の電荷を帯
びる。このトナー溜りDをある一定量に保つことが画像
濃度を安定に保つために重要であり、したがって、所定
位置にはトナー量を検知するアンテナ513が設けられ
ている。 【0073】また、現像装置502の容器514の感光
ドラム501に対向する側の反対側の上部は、第一ホッ
パー503と係合するための開口部580が設けてあ
り、トナーの外部飛散が生じないように密閉するための
シール材515が容器514に貼り付けてある。そし
て、現像装置502の開口部580と係合する第一ホッ
パー503の下部には、複数の磁極を有するマグネット
ローラ521とトナー補給口の開口部580が画像領域
の幅と同一に設けてある。該マグネットローラ521
は、第一ホッパー503のケース522と所定の隙間を
有して配設されているが、マグネットローラ521の回
転方向上流側の隙間をδ2、下流側の隙間をδ1とする
と、その関係はδ2>δ1に設定されている。すると、マ
グネットローラ521上のトナーコート層厚は、ケース
522に規制されるため、最初δ2の後δ1に規制され
る。すなわち、差分(δ2−δ1)のトナー量が現像装置
502内に落下する。 【0074】このように設定し、第一ホッパー503の
供給部を画像領域と同一にすることによりトナー量の勾
配のない補給が可能になり、現像装置内のトナー溜りD
が一定になるため、トナーの帯電量が一定値を安定して
示し、濃度勾配のない画像が得られる。 【0075】また、第一ホッパー503の手前側には図
18に示すように第二ホッパー530が接続されてお
り、第一ホッパー503との接続部には、図16に示す
ようにトナー供給スクリュー531が配設されている。
該トナー供給スクリュー531の下部には、開口部52
3を介して搬送スクリュー524が配設されており、ト
ナー供給スクリュー531より受け取ったトナーを第一
ホッパー503の奥側に向かって搬送する。該トナース
クリュー524は、ガイドパイプ525で形成された搬
送路内に設けられており、該ガイドパイプ525には、
搬送スクリュー524により搬送されるトナーが略均一
に落下するように長手方向に沿って複数の開口部が形成
されている。 【0076】しかし、この種の搬送スクリュー524と
ガイドパイプ525の組み合わせでは、完全な均一補給
を満足させることはできないため、第一ホッパー503
内には、該第一ホッパー503内に蓄積されるトナー量
を均一に均すための撹拌棒526が設けてある。第一ホ
ッパー503は独立した駆動手段(図示せず)を有して
おり、該駆動手段によって上記撹拌棒526は常時回転
し、マグネットローラ521と搬送スクリュー524は
選択的に回転動するようになっている。なお、トナー量
検知センサ527は第一ホッパー503内にトナーが完
全充填しない位置に設けられている。 【0077】次に、第二ホッパー530について詳しく
説明する。トナー供給スクリュー531はSUS等の非
磁性の板材を螺旋状に巻いたスクリューであり、図17
に示すように第二ホッパー530側の駆動伝達側の端部
を駆動軸532とカシメ、溶接等により一体化してお
り、その他の大部分は、連結パイプ533に合わせて自
在に動くように、シャフト等は設けられていない。連結
パイプ533は一端を第二ホッパーのケース534に接
続し、他端は第一ホッパー503の開口部523を完全
に被うキャップ535で該第一ホッパー503に接続さ
れている。したがって、画像形成装置の都合に応じて任
意の形状をとることができる。また、この連結パイプ5
33は、現像装置502及び第一ホッパー503の感光
ドラム501からの退避動作の抵抗とならないように、
軟弾性の材質で構成する必要がある。 【0078】また、上記第二ホッパー530のトナーを
補給する補給口537の上方には、カートリッジ(図示
せず)と係合する補給口蓋538が設けられており、該
第二ホッパー内部には該ホッパー内のトナーを均すと共
に凝固したトナーを撹拌する撹拌棒539が設けられて
いる。 【0079】以上のような第二ホッパー530には、正
逆転可能なモータMが配設されており、その出力軸には
出力ギア540と偏心カム541が設けられている。該
出力ギア540は、第一アイドラギア542を介してワ
ンウェイクラッチを内蔵したスクリューギア543と係
合しており、モータMが図中矢印A方向に回転したとき
上記トナー供給スクリュー531が回転し、図中矢印B
方向に回転したときには静止するようになっている。 【0080】一方、偏心カム541にはワンウェイクラ
ッチを内蔵し、バネ544によった当接量を発生した駆
動レバー545が当接されており、モータMの回転方向
に拘らず一定方向の回転力が中継軸546、第二アイド
ラギアー547を介して撹拌ギア548に発生する。接
続軸549は撹拌ギア548と一体的に回転する軸であ
り、第二ホッパー530内部では撹拌棒539が接続軸
549と係合して常時回転する。また、残検センサ55
0は第二ホッパー530内にトナーが完全に無くなった
とき、出力信号が発する位置に設けられている。 【0081】このように第二ホッパー530を備えた構
成とすることにより、第一ホッパー503は、現像像装
置502近傍で小型化と均一補給を両立させて配置させ
ることができる。一方、第二ホッパー530は、連結パ
イプ533、トナー供給スクリュー531によって接続
されているため、その配置は自由に選択することができ
る。例えば、図19に示すように、第二ホッパー530
を画像形成装置外に配置することができ、次のメリット
がある。 【0082】第一、に第二ホッパー容量の異なる複数の
ホッパーが設定でき、ユーザの希望に応じて選択できる
オプションホッパー552とすることができ、ユーザの
多様なニーズに対応できる点が挙げられる。 【0083】第二に、カートリッジからのトナー補給が
画像形成ジョブ中も行うことができ、トナー補給に要す
るダウンタイムを解消できる点である。 【0084】以下に、装置システムとしてのトナー供給
プロセスと作動手順の説明をする。現像装置502のア
ンテナ513、第一ホッパー503のトナー量検知セン
サ527、第二ホッパー530の残検センサ550は、
図20に示すように制御回路に接続されており、各装置
内のトナー量をモニターするようになっている。また、
各制御回路は第一ホッパー503の駆動手段、第二ホッ
パー530のモータM及び表示手段に接続されている。 【0085】このような構成において、現像装置502
のアンテナ513からトナー不足を知らせる信号が発信
されると、制御回路は第一ホッパー503の駆動手段を
動作させ、マグネットローラ521を回転させてトナー
を供給し、現像装置502内のトナー量を一定に保つ。 【0086】一方、トナーが現像装置502に移動し、
第一ホッパー503内のトナーが減少すると、トナー検
知センサ527は不足を知らせる信号を出力する。制御
回路は、第二ホッパー530のモータMを動作させ、ト
ナー供給スクリュー531を回転させると同時に、第一
ホッパー503の駆動手段を動作させ、搬送スクリュー
524を回転させて、第二ホッパー530からトナーを
供給し、第一ホッパー503内のトナー量を常に一定に
保つよう制御する。 【0087】他方、第二ホッパー530内の残検センサ
550から、トナー不足を知らせる信号が出力されると
制御回路は、表示手段を動作させ、トナー補給が必要な
ことを使用者に告知する。 【0088】第二ホッパー530は図19に示されてい
るように機外に設けておくと、前扉551等を開け機械
を停止ることなく、コピージョブ進行と平行してトナー
補給が可能になる。 【0089】トナー検知センサ527は第一ホッパー5
03内の上方に配置されているため、仮にトナー補給に
手間取っても、容量に余裕があるため、トナー減少に伴
った画像トラブルは防止でき、かつトナー補給に要する
ダウンタイムを防ぐことができる。 【0090】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
21ないし図24に基づいて説明する。なお、実施例5
との共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。 【0091】図21は現像装置502及び第一ホッパー
503並びに第二ホッパー530の断面図、図22は図
21の左視図であり、それぞれの配置関係が示された図
である。図23は画像形成装置の全視図であり、第二ホ
ッパー530の配置及びトナー補給時の状態を示した図
である。また、図24は装置のトナー供給プロセスと動
作シーケンスを示した図である。 【0092】現像装置502は感光ドラム501対向側
に現像スリーブ507とトナーコート厚を規制するドク
ターブレード508と第一撹拌棒512、第二撹拌棒5
11、トナー量検知のためのアンテナ513が組み込ま
れている。第一ホッパー530との受け渡し部580に
はトナー飛散に対する密閉性を保証するシール材581
が設けてあり、現像レール504に装着された現像装置
502が感光ドラム501から退避する際にも密閉性を
保つ。第一ホッパー503の下部にはシャッター582
があり、感光ドラム501に当接した状態でトナー供給
が可能なように図21に示されているように、開状態を
保ち、現像装置502を退避させたとき、受け渡し部5
80を閉鎖するように構成されている。トナーの均一供
給は、マグネットローラ521と第一ホッパーのケース
522が形成するギャップ差により実現されている。 【0093】第二ホッパー530から開口部523を介
して落下したトナーは撹拌スクリュー524によって第
一ホッパー内に搬送され、長手方向に開口部523を持
つガイドパイプ525を通して略均一に落下する。第一
ホッパー503内には、トナーがほぼ完全に充填される
位置に設けた上限センサ533と、トナー量が残り少な
い状態の位置に設けた下限センサ584が存在し、第一
ホッパー503内のトナー量を常にモニターすることが
可能である。 【0094】第一ホッパー503には独立した駆動手段
(図示せず)が配設されており、これにより撹拌棒52
6は常時回転し、マグネットローラ521と搬送スクリ
ュー524は選択的に回転動することができる。第二ホ
ッパー530は内部に保持したトナーを均すと共に、凝
固したトナーを撹拌する撹拌棒539と開口部523へ
向けてトナーを搬送するトナー供給スクリュー531が
設けられており、正逆回転するモータMの回転により図
22に示される駆動系を介して撹拌棒539は常時回転
し、トナー供給スクリュー531は選択的に回転する。 【0095】第二ホッパー530は、第一ホッパー50
3の長手方向手前側に位置し、開口部523を中心とし
て回動可能に配置されている。すなわち、図23に見ら
れるように、第二ホッパー530は画像形成装置の前面
に位置し、カートリッジからのトナー補給時には開口部
523を中心として90°回転させて補給する形態をな
している。 【0096】以下に装置としてのトナー供給プロセスと
動作手順を説明する。現像装置502のアンテナ51
3、第一ホッパー503の上限センサ583と下限セン
サ584は図24に示すように制御回路に接続されてお
り、各ユニット内のトナー量を検知することができる。
また、制御回路は第一ホッパー503の駆動手段と第二
ホッパー530のモータM及び表示手段に接続されてい
る。 【0097】現像装置502のアンテナ513からトナ
ー不足を知らせる信号が発信されると制御回路は第一ホ
ッパー503の駆動手段を動作させ、マグネットローラ
521を回転させて補給し、現像装置502内のトナー
量を常に一定に保つ。 【0098】第一ホッパー503の上限センサ583の
出力信号をトナー不足を発信すると、制御回路は第二ホ
ッパー530のモータMを動作させ、トナー供給スクリ
ュー531を回転させると共に、第一ホッパー503の
駆動手段を動作させ、搬送スクリュー524を回転させ
て、第二ホッパー530より第一ホッパー503にトナ
ーを供給する。 【0099】第二ホッパー530内にトナーが無くなっ
た場合、供給がない一方、消費され続けるため、第一ホ
ッパー503内のトナーは減少し続ける。制御回路は、
コピー動作中、あるいは一定時間のリミット中に、依然
として補充がない場合、コピージョブの終了後に表示手
段を使用して使用者にトナー補給が必要なことを告知す
る。下限センサ584がトナー不足の信号を発信したと
きには、制御回路はコピージョブを途中停止させ、使用
者にトナー補給が必要なことを告知する一方、残りのコ
ピージョブモードを記録し、トナー補給後再開させる。 【0100】このように、下限センサ584を第一ホッ
パー503の下部に配置し、トナー状態をモニターする
のは、トナー補給後搬送スクリュー524を介してトナ
ーが供給される迄タイムラグがあり、その間現像装置5
02内のトナー量が減少し、画像濃度が不安定になるこ
とを防ぐためである。 【0101】 【発明の効果】以上に説明したように、本願第一発明に
よれば、ホッパーと現像装置のジョイント部に弾性部材
を挟んで摺擦させるように構成したので、従来のように
ジョイントの失敗によるトナー汚染の発生を完全に防止
できると共に、現像装置の装着も簡単にすることができ
る。また、高価なゴムの成形品や係合部材の代わりに単
なるスポンジと滑りシートでシンプルに構成したので、
コストを節約することができる。また、スペースを節約
することができ、その分を現像装置のトナー室に割り当
てて、容量を増大することができる。さらに、スポンジ
の働きにより加圧移動の動きをソフトにすることができ
るため、従来のダンパ関係の部品が不要となり、コスト
を節約することができる。 【0102】また、本願第二発明によれば、画像形成終
了前、所定時間以内にトナーがホッパーより補給された
場合、画像形成終了後現像装置内のトナー(ホッパーよ
り補給されたトナーを含む)を撹拌することによって、
一枚コピーが連続されるなど、補給後の作動時間が短い
場合でも、充分に撹拌可能となり、現像装置内のトナー
の特性差をなくし、プロセス的に安定した質の高い画像
形成が可能となる。 【0103】また、撹拌駆動手段を独立して設けている
ため画像形成速度の異なる別の画像形成装置に使用可能
となる利点がある。また、撹拌駆動モータの代わりにク
ラッチを追加することで、モータを一個減らしても同様
の効果をそうすることができる。さらに、撹拌駆動モー
タとスリーブクラッチをなくしても同様の効果を奏する
ことができる。 【0104】さらに、本願第三発明によれば、現像装置
の近傍に平行して均一補給手段を有した容量の小さい第
一ホッパーを配置し、トナーを一時的に保持すると共
に、搬送手段を介して第一ホッパーから離れた位置にカ
ートリッジ類と係合してトナーを保持する大容量の第二
ホッパーを配置したので、画像形成装置の小型化とトナ
ー保持の大容量化と現像装置へのトナーの均一補給とい
う相反する条件を満足し、補給に要するダウンタイムの
ない装置の提供が可能になった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1装置において現像装置が非現
像位置にある場合の要部断面図である。 【図2】本発明の実施例1装置において現像装置が現像
可能位置にある場合の要部断面図である。 【図3】図2の状態を上方から見た図である。 【図4】従来の画像形成装置の概略構成を示す断面図で
ある。 【図5】図4装置において現像装置が非現像位置にある
場合の要部断面図である。 【図6】図5の状態を現像装置及びホッパーを除いて上
方から見た図である。 【図7】図4装置において現像装置が現像可能位置にあ
る場合の要部断面図である。 【図8】本発明の実施例2における現像装置の部分平面
図である。 【図9】図1のP−P断面図である。 【図10】図8装置の駆動部を説明するための図であ
る。 【図11】本発明の実施例2における現像装置の駆動制
御を説明する図である。 【図12】本発明の実施例3における現像装置の駆動部
を説明する図である。 【図13】本発明の実施例3における現像装置の駆動制
御を説明する図である。 【図14】本発明の実施例4における現像装置の駆動部
を説明する図である。 【図15】本発明の実施例4における現像装置の駆動制
御を説明する図である。 【図16】本発明の実施例5における現像装置及び第一
の現像剤供給容器の概略構成を示す断面図である。 【図17】本発明の実施例5における第二の現像剤供給
容器の概略構成を示す図である。 【図18】図17装置と図18装置の相互関係を示す斜
視図である。 【図19】図17装置を画像形成装置外に配設した例を
示す斜視図である。 【図20】本発明の実施例5装置の制御部の概略構成を
示す図である。 【図21】本発明の実施例6における現像装置及び第一
の現像剤供給容器の概略構成を示す断面図である。 【図22】図21装置の左視図である。 【図23】本発明の実施例6装置の全体を示す斜視図で
ある。 【図24】本発明の実施例6装置の制御部の概略構成を
示す図である。 【図25】従来の現像装置の概略構成を示す断面図であ
る。 【図26】図25装置の上視図である。 【図27】他の従来の現像装置の概略構成を示す断面図
である。 【符号の説明】 1 感光ドラム(潜像担持体) 3 現像装置 49 現像装置開口(連通開口部) 50 ホッパー開口(連通開口部) 51 スポンジ(弾性部材) 52 滑りシート(弾性部材) 146 連結フランジ(係合部) 205 第一撹拌部材(現像剤撹拌手段) 208 第二撹拌部材(現像剤撹拌手段) 213 第一撹拌部(現像剤撹拌室) 214 第二撹拌部(現像剤撹拌室) 501 感光ドラム(潜像担持体) 503 第一ホッパー(第一の現像剤供給容器) 507 現像スリーブ(現像剤担持体) 514 容器(現像剤収容室) 523 開口部(第二の現像剤供給容器と第一の現像剤
供給容器の連通開口部) 530 第二ホッパー(第二の現像剤供給容器) 580 開口部(第一の現像剤供給容器と現像剤収容室
の連通開口部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像形成装置本体に対し着脱自在であっ
    て、該本体内部で潜像担持体に接離自在に配設された現
    像装置と、上記潜像担持体に対して不動に配設され、該
    現像装置と係合自在で互いの連通開口部を介して現像剤
    を供給せしめる現像剤供給容器とを有する画像形成装置
    において、上記現像装置及び現像剤供給容器の互いの係
    合部は、現像装置の着脱時及び上記潜像担持体に対する
    接離動作時にて、少なくとも一方が具備した板状の弾性
    部材を介して当接及び摺接するように形成されているこ
    とを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 現像装置の潜像担持体に対する接離移動
    の方向は、該現像装置に配設された現像剤担持体の軸方
    向に対し略直角方向であり、現像装置側の連通開口部の
    短手寸法は、現像剤供給容器側の連通開口部の短手寸法
    と現像装置の接離移動距離寸法との合計に略等しいか、
    あるいは若干大きくなるように形成されているいことと
    する請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 現像剤を収容せしめる現像剤撹拌室と、
    該現像剤撹拌室内に回転自在に配設された現像剤撹拌手
    段と、該現像剤撹拌手段の駆動制御手段と、上記現像剤
    撹拌室と連通して現像剤を該現像剤撹拌室内へ供給せし
    める現像剤供給容器とを備えた現像装置において、上記
    現像剤撹拌手段の駆動制御手段は、上記現像剤供給容器
    より現像剤の供給が行われた後、少なくとも所定時間以
    上現像剤撹拌手段を作動させ現像剤撹拌室の現像剤を撹
    拌させるように設定されていることを特徴とする現像装
    置。 【請求項4】 現像剤撹拌手段の駆動手段は、現像剤撹
    拌室の開口部に設けられた現像剤担持体の駆動手段と独
    立して設けられていることとする請求項3に記載の現像
    装置。 【請求項5】 駆動手段の制御手段は、現像あるいは画
    像形成終了後、現像剤担持体の駆動を停止させ現像剤撹
    拌手段のみを作動させるように設定されていることとす
    る請求項4に記載の現像装置。 【請求項6】 現像装置の駆動手段はクラッチを備え、
    該駆動手段の制御手段は、現像あるいは画像形成終了後
    クラッチによって現像剤担持体の駆動を停止させ、現像
    剤撹拌手段のみを作動するように設定されていることと
    する請求項3に記載の現像装置。 【請求項7】 現像剤を収容せしめる現像剤収容室と、
    潜像担持体と対向する側の該現像剤収容室の一端部に配
    設された現像剤担持体と、上記現像剤収容室の他端部に
    配設され該現像剤収容室に現像剤を供給せしめる現像剤
    供給容器とを備えた画像形成装置において、上記現像剤
    供給容器は、上記現像剤収容室の近傍に配設された第一
    の現像剤供給容器と、該第一の現像剤供給容器と連通
    し、該第一の現像剤供給容器より離れた位置に配設され
    た第二の現像剤供給容器とに分かれており、上記第一の
    現像剤供給容器と現像剤収容室の連通開口部は、少なく
    とも上記現像剤担持体の画像形成域全域に相当する幅を
    有するように該現像剤担持体の軸方向とほぼ平行に形成
    されており、上記第一の現像剤供給容器と第二の現像剤
    供給容器の連通開口部は、両現像剤収容容器間の現像剤
    供給が可能な所定の位置及び大きさに形成されているこ
    とを特徴とする画像形成装置。 【請送項8】 現像剤収容室内に配設され、該現像剤収
    容室内の現像剤量を検知する検知手段と、該検知手段か
    らの情報に応じて、現像剤を第一の現像剤供給容器より
    補給するように設定された制御手段とを備えていること
    とする請求項7に記載の画像形成装置。 【請求項9】 第一の現像剤供給容器内には、現像剤担
    持体の軸方向に現像剤を搬送せしめる搬送手段と、現像
    剤の該軸方向の量を均一としながら該軸方向と直交する
    方向に現像剤を供給する供給手段と、第一の現像剤供給
    容器内の現像剤量を検知する検知手段とが備えられてお
    り、上記供給手段により現像剤収容室へ現像剤を選択的
    に供給すると共に、上記検知手段からの情報に応じて上
    記搬送手段により現像剤を第二の現像剤供給容器から補
    給するように設定された制御手段を有していることとす
    る請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。 【請求項10】 第二の現像剤供給容器は、第一の現像
    剤供給容器と直交する位置で該第一の現像剤供給容器と
    係合するように配設されていることする請求項7ないし
    請求項9のうちの一つに記載の画像形成装置。 【請求項11】 第二の現像剤供給容器は画像形成装置
    の外部にて容積の異なる複数の容器を選択的に取り付け
    られるように配設されており、該第二の現像剤供給容器
    内の現像剤量を検知する検知手段と、現像剤の補給時期
    を知らせる表示手段と、画像形成動作中に上記検知手段
    によって上記第二の現像剤供給容器内の現像剤量が所定
    値以下であることを検知した場合には、上記表示手段を
    駆動すると共に、画像形成動作を停止せずに上記第二の
    現像剤供給容器への現像剤補給を可能とするように設定
    された制御手段とを備えたこととする請求項7ないし請
    求項10に記載の画像形成装置。
JP4350230A 1992-12-04 1992-12-04 画像形成装置及び現像装置 Pending JPH06175494A (ja)

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