JP3098568B2 - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP3098568B2
JP3098568B2 JP03109092A JP10909291A JP3098568B2 JP 3098568 B2 JP3098568 B2 JP 3098568B2 JP 03109092 A JP03109092 A JP 03109092A JP 10909291 A JP10909291 A JP 10909291A JP 3098568 B2 JP3098568 B2 JP 3098568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,プリンタ,ファ
クシミリ等の画像形成装置のトナー補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画
像形成装置においては、一般に、像担持体に潜像を形成
してこの潜像を現像器により2成分現像剤で現像して顕
像とし、この顕像を転写材に転写している。そして、現
像器内の2成分現像剤のトナー濃度をトナー濃度センサ
により検知してこのトナー濃度センサの検知信号に基づ
いてトナー補給装置から現像器内の2成分現像剤にトナ
ーを補給して現像剤のトナー濃度を一定に制御してい
る。
【0003】上記トナー補給装置は容量が比較的小さく
てトナーが収納されているトナーホッパーを有し、この
トナーホッパーからトナー補給ローラの回転により現像
器内の2成分現像剤にトナーを補給している。さらに、
トナーホッパー内のトナーがトナー無し状態(トナーが
全く無いか又はそれに近い状態)になったことをトナー
無しセンサにより検知して表示部によりトナー無し状態
を表示し、トナーホッパーをトナーが充填されているも
のと交換すること等によるトナーホッパーへのトナー補
給をオペレータに促している。
【0004】また、トナーホッパーとして容量が大きい
ものを用い、このトナーホッパー内のトナーがトナー無
し状態になって表示部によりトナー無し状態が表示され
た時には、トナーが収納されている別の大きな容器を用
意しておいてこの大きな容器から容量が大きいトナーホ
ッパーに大量のトナーを移すようにしたトナー補給装置
がある。
【0005】特開平2ー234177号公報には、現像
器に付設された複数のトナーホッパーと、夫々のトナー
ホッパーに収容されているトナーを前記現像器に搬送す
る搬送手段と、前記トナーホッパーに収容されているト
ナーを検出するトナー検出手段と、前記トナーホッパー
の開口部を開閉する扉と、該扉の開閉を検出する開閉検
出手段と、前記トナーホッパーをあらかじめ決められた
順序で使用し、前記扉が開されたときは夫々トナーホッ
パーのトナーエンプティを確認したうえでトナー供給動
作を実行する制御手段とを備えたことを特徴とするトナ
ー供給装置が記載されている。
【0006】また、容量が比較的小さい第1のトナーホ
ッパーと,容量が比較的大きい第2のトナーホッパーと
を設け、これらのトナーホッパーからトナーを搬送路を
介して現像器内の現像剤にトナー濃度が一定になるよう
に供給するようにしたトナー補給装置が提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記トナー補給装置
では、容量が大きいトナーホッパー内のトナーがトナー
無し状態になって表示部によりトナー無し状態が表示さ
れた時には、容量が大きいトナーホッパーに大きな容器
から大量のトナーを移すので、この大量のトナーを移す
という煩わしい作業が必要である。
【0008】また、上記トナー供給装置では、大量の
トナーを分割して複数のトナーホッパーに収納し、各ト
ナーホッパー毎にトナー検出手段,扉,開閉検出手段を
設けるので、部品点数が増加してコストアップになる。
しかも、トナー検出手段が多くなることにより制御手段
が複雑になり、信頼性が低下する。
【0009】さらに、トナー補給装置では、2つのト
ナーホッパー内のトナーが両方ともトナー無し状態にな
った時には使用者等に知らされないので、画像形成動作
が可能になるまでの停止状態が長く続いてしまうことが
多い。しかも、2つのトナーホッパー内のトナーが両方
ともトナー無し状態になった時には、容量が比較的大き
い第2のトナーホッパーから現像器までの搬送路が長い
ので、第2のトナーホッパーからのトナーが現像器に届
くまでに長い時間がかかり、トナーの安定な補給が行わ
れ難い。
【0010】本発明は上記欠点を改善し、大量のトナー
を移すという煩わしい作業が不要で、部品点数の低減,
構成の簡単化,トナー無し状態による停止状態の防止,
トナーの安定な補給を計ることができるトナー補給装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体に潜像を形成して
この潜像を現像器により2成分現像剤で現像し、この現
像器内の2成分現像剤にトナーを補給する画像形成装置
のトナー補給装置において、前記現像器内の2成分現像
剤にトナーを補給する第1のトナーホッパーと、この第
1のトナーホッパーに管状のトナー搬送部材で連結され
てトナーを該管状のトナー搬送部材を介して前記第1の
トナーホッパーに補給し前記第1のトナーホッパーより
容量が大きい第2のトナーホッパーと、前記第1のトナ
ーホッパー内のトナー無し状態を検知する第1のトナー
検知センサと、前記第2のトナーホッパー内のトナー無
し状態を検知する第2のトナー検知センサと、前記第2
のトナーホッパーに対するトナー補給を行わせるための
表示をする表示手段と、前記第1のトナー検知センサお
よび前記第2のトナー検知センサからの検知信号により
前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検
知センサがトナー無し状態を検知した後、前記第2のト
ナー検知センサがトナー有り状態を検知した場合に前記
第2のトナーホッパーから前記第1のトナーホッパーへ
のトナー供給量を、前記第1のトナー検知センサおよび
前記第2のトナー検知センサが共にトナー有り状態を検
知した後のトナー供給量と比べて増加させる制御手段と
を備えたものである。請求項2記載の発明は、請求項1
記載のトナー補給装置において、前記制御手段が、前記
第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検知セ
ンサからの検知信号により前記第1のトナー検知センサ
および前記第2のトナー検知センサがトナー無し状態を
検知した後、前記第2のトナー検知センサがトナー有り
状態を検知した時より前記第1のトナー検知センサがト
ナー有り状態を検知する時まで前記第2のトナーホッパ
ーから前記第1のトナーホッパーへのトナー供給量を
前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検
知センサが共にトナー有り状態を検知した後のトナー供
給量と比べて増加させる制御手段からなるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のトナー補
給装置において、前記第2のトナーホッパーは前記現像
器と前記第1のトナーホッパーが設けられている画像形
成装置本体外に設けられているものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、第1のトナーホッパ
ーから現像器内の2成分現像剤にトナーが補給され、第
2のトナーホッパーから管状のトナー搬送部材を介して
第1のトナーホッパーにトナーが補給される。第1のト
ナー検知センサは第1のトナーホッパー内のトナー無し
状態を検知し、第2のトナー検知センサは第2のトナー
ホッパー内のトナー無し状態を検知する。表示手段は第
2のトナーホッパーに対するトナー補給を行わせるため
の表示をする。制御手段は、第1のトナー検知センサお
よび第2のトナー検知センサからの検知信号により第1
のトナー検知センサおよび第2のトナー検知センサがト
ナー無し状態を検知した後、第2のトナー検知センサが
トナー有り状態を検知した場合に第2のトナーホッパー
から第1のトナーホッパーへのトナー供給量を、第1の
トナー検知センサおよび第2のトナー検知センサが共に
トナー有り状態を検知した後のトナー供給量と比べて
加させる。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
トナー補給装置において、制御手段は、第1のトナー検
知センサおよび第2のトナー検知センサからの検知信号
により第1のトナー検知センサおよび第2のトナー検知
センサがトナー無し状態を検知した後、第2のトナー検
知センサがトナー有り状態を検知した時より第1のトナ
ー検知センサがトナー有り状態を検知する時まで第2の
トナーホッパーから第1のトナーホッパーへのトナー供
給量を、第1のトナー検知センサおよび第2のトナー検
知センサが共にトナー有り状態を検知した後のトナー供
給量と比べて増加させる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載のトナー補給装置において、第2のトナーホッパー
は現像器と第1のトナーホッパーが設けられている画像
形成装置本体の外から第1のトナーホッパーへトナーを
供給する。
【0015】
【実施例】図1は本発明を応用した電子複写機の一例の
概略を示す。この電子複写機では複写機本体11の上部
に自動原稿送り装置12が搭載されている。自動原稿送
り装置12はシート状原稿やコンピュータのプリントア
ウト紙等の原稿を搬送して複写機本体11上の原稿台1
3にセットし、複写後(露光後)に自己の排紙トレイ又
は他の排紙トレイ14,15に排出する。
【0016】複写機本体11においては、感光体ベルト
からなる像担持体16が複写動作時に駆動源により回動
されて帯電チャージャ17により均一に帯電された後に
全面露光装置18により原稿画像が露光されて静電潜像
が形成される。全面露光装置18は、原稿台13上の原
稿を光源19によりミラー20を介して瞬時に照明して
その反射光像をミラー21,レンズ22,ミラー23を
介して感光体ベルト16に結像することで感光体ベルト
16上に静電潜像を形成する。
【0017】この感光体ベルト16上の静電潜像は現像
装置24により現像されて顕像となり、また、給紙装置
25〜27のうち選択されたものから転写紙からなる転
写材がレジストローラ28へ給紙され、レジストローラ
28により感光体ベルト16上の顕像と先端を合わせて
送出される。この転写紙は転写チャージャ29によるコ
ロナ放電を受けて感光体ベルト16上の顕像が表面に転
写され、搬送ベルト30により搬送されて定着装置31
により顕像が定着されることで片面コピーとなる。この
片面コピーは片面複写時にはトレイ32に排出され、両
面複写時には中間トレイ33へ排出される。この中間ト
レイ33に排出された原稿は給紙部34により表裏が反
転された状態でレジストローラ28へ給紙され、上述の
表面複写時と同様に裏面に原稿画像が複写されて両面コ
ピーとなり、トレイ32に排出される。
【0018】また、感光体ベルト16は顕像転写後にク
リーニング装置35により残留トナーが除去され、次の
複写が可能になる。上記複写動作は操作表示部における
プリントスイッチのオンで複写動作スタート信号が入力
されることにより開始されて各原稿について操作表示部
のテンキーによる設定枚数分づつ繰り返して連続的に行
われる。
【0019】図5は上記現像装置24の構成を示す。現
像装置24は感光体ベルト16上の静電潜像を2成分系
現像剤により現像する現像器24aと、この現像器24
aにトナーを補給するトナー補給装置24bとにより構
成されている。現像器24aにおいては、感光体ベルト
16と対向して配置された複数本の現像ローラ36〜3
8を有し、この現像ローラ36〜38の各内部には磁石
39〜41が配置されてこの磁石39〜41がホルダ4
2〜44により固定保持されている。現像剤容器45内
にはトナーとキャリアからなる粉体状の2成分系現像剤
が収納されており、キャリアが磁性体により構成されて
いる。トナーはトナー粒子のみ又はこれに補助剤が加え
られたものにより構成されている。現像ローラ36〜3
8は非磁性体により構成され、駆動源により時計方向へ
回転駆動される。
【0020】パドルホイール46,47は駆動源により
回転駆動され、現像剤容器45内の現像剤はパドルホイ
ール46,47により撹拌されて一番下流の現像ローラ
38へ供給される。この現像剤は現像ローラ38の回転
と現像ローラ38内の磁石41の磁力との協働作用によ
り汲み上げられてドクタブレード48により一定量に規
制され、中間の現像ローラ37の回転と現像ローラ37
内の磁石40の磁力との協働作用により汲み上げられた
後に、一番上流の現像ローラ36の回転と現像ローラ3
6内の磁石39の磁力との協働作用により汲み上げられ
てセパレータ49により現像ローラ36から現像剤容器
45へ掻き落される。このように、現像剤が循環し、現
像剤が現像ローラ36〜38で搬送される際に感光体ベ
ルト16に供給されて感光体ベルト16上の静電潜像を
現像する。上記現像剤の循環路における現像ローラ36
通過後の位置にトナー濃度センサ50が設置され、この
トナー濃度センサ50が現像剤のトナー濃度を検知す
る。
【0021】現像器24aにより現像が行われるのに伴
って現像剤容器45内の現像剤中のトナーが徐々に消費
され、現像剤のトナー濃度が漸次低下する。これを放置
すれば、現像器24aにより現像された顕像の濃度が低
下して画質が劣化する。そこで、これに対処すべくトナ
ーが現像器24aにトナー補給装置24bにおけるトナ
ーホッパー51からトナー撹拌部材53およびトナー補
給ローラ52の回転により補給される。この場合、トナ
ー濃度センサ50により現像剤のトナー濃度が検知され
てその検知信号からトナー濃度が基準値より低下したこ
とが制御装置により検知された時に、第1のトナー補給
モータによりトナー補給ローラ52およびトナー撹拌部
材53が回転駆動されてトナーホッパー51からトナー
が現像器24aにトナーが補給されることによりトナー
濃度が所定の値に制御される。
【0022】また、トナー補給装置24bにおいては、
トナーホッパー51は容量が比較的小さいものであり、
トナーホッパー54は容量が比較的大きいものである。
例えば、トナーホッパー54はトナーホッパー51に比
べて容積が6〜7倍程度である。トナーホッパー54の
底部とトナーホッパー51の上部とはトナー(補給用)
搬送管55が連結され、このトナー搬送管55内にはト
ナー搬送用のコイル(もしくはオーガ)56が設置され
ている。トナーホッパー51,54はそれぞれ底部付近
にトナー無し状態(トナーが全く無いか又はそれに近い
状態)を検知するための、例えばトナーが少量残ってい
てトナー無しに近い状態(以下トナーニアエンドと称す
る)を検知するためのトナー検知センサ57,58が取
り付けられ、このトナー検知センサ57,58がトナー
ホッパー51,54内の各トナーニアエンドを検知す
る。トナー検知センサ57,58は圧電型センサを用い
ているが、光透過型センサなどを用いてもよい。また、
トナーホッパー54内には、トナー撹拌部材59が設置
され、トナーホッパー54の上部にはトナーカートリッ
ジ60が設けられている。このトナーカートリッジ60
はトナーホッパー54の上部開口を開閉する蓋を兼ね、
トナーホッパー54にトナーを補給する。トナーカート
リッジ60の周辺部にはトナー飛散防止用のシール部材
等が設けられ、これらはトナーカートリッジ60から外
部ヘのトナー飛散を防止する。
【0023】トナーホッパー51内のトナーは現像器2
4aへトナーを補給することにより減少して行き、トナ
ー検知センサ57はトナーホッパー51内のトナー残量
が一定値以下になったかどうかを検知することでトナー
ホッパー51がトナーニアエンドになったかどうかを検
知する。制御装置はトナー検知センサ57の検知信号に
よりトナーホッパー51がトナーニアエンドになった時
には第2のトナー補給モータによりトナー撹拌部材59
およびトナー搬送用コイル56を回転させ、トナーホッ
パー54内のトナーはトナー撹拌部材59により撹拌さ
れてトナー搬送用コイル56によりトナー搬送管55を
通ってトナーホッパー51に補給される。トナーホッパ
ー54はトナーホッパー51に比べて容積が6〜7倍程
度であるので、トナーホッパー54内にトナーを十分に
供給しておけば、トナーホッパー51しか持たない通常
の複写機に比べてオペレータによるトナー補給無しでコ
ピーをとれる量が通常より6〜7倍程度に多くなる。
【0024】図6はこの複写機の外観図である。この複
写機は複写機本体11とトナー補給部61とが設けら
れ、トナー補給部61内には上記トナーホッパー54お
よびトナーカートリッジ60等を有する。トナーホッパ
ー54がトナー搬送管55を介して複写機本体11内の
トナーホッパー51に連結され、複写機本体11内のク
リーニング装置35とトナー回収ボトル(もしくはトナ
ーカートリッジ60)とがトナー回収用搬送管62によ
り連結されている。クリーニング装置35が感光体ベル
ト16から除去したトナーはトナー回収用搬送管62を
介してトナー回収ボトル(もしくはトナーカートリッジ
60)に回収される。
【0025】図7はこの複写機の回路構成を示す。この
複写機の各部を制御するCPU63、制御プログラムを
内蔵するROM64、CPU63に対する信号の入出力
を受け持つI/O65は制御装置を構成し、CPU63
はROM64およびI/O65に接続され、かつシリア
ル通信ポート66を介して操作表示部67に接続されて
いる。また、I/O65はトナー濃度センサ50、トナ
ー検知センサ57,58、モータ駆動回路68やこの複
写機の他の各センサを含む各部に接続され、モータ駆動
回路68は上記第1のトナー補給モータ69、第2のト
ナー補給モータ70に接続されている。
【0026】CPU63はROM64に内蔵されている
制御プログラムに従って動作し、シリアル通信ポート6
6を介して操作表示部67とシリアルに通信を行って操
作表示部67の操作キー等からの信号を入力すると共に
操作表示部67の発光ダイオード,液晶等の表示器に各
種表示を行わせる。また、CPU63はセンサ等からの
入力信号をI/O65を介して取り込み、I/O65を
介してこの複写機の各部を制御することにより上述のよ
うな複写動作を行わせる。さらに、CPU63はトナー
濃度センサ50、トナー検知センサ57,58からの検
知信号をI/O65を介して取り込み、I/O65を介
してモータ駆動回路68を制御することによりトナー補
給モータ69,70を制御する。
【0027】図2はCPU63の処理フローの一部を示
し、図3,図4はこの複写機のタイミングチャートを示
す。CPU63は操作表示部67からシリアル通信ポー
ト66を介して複写動作スタート信号を受けると、RO
M64内のプログラム内容に従ってトナー補給の制御を
開始し、まず、I/O65を介してモータ駆動回路68
を制御してトナー補給モータ70を30%のデューティ
比で回転させる。これによりトナーホッパー54からト
ナーホッパー51へトナーが補給され、そのトナー補給
量は通常、トナーホッパー51から現像器24aへのト
ナー補給量とほぼ等しい。
【0028】次に、CPU63はトナー検知センサ58
からの検知信号S2,トナー検知センサ57からの検知
信号S1が低レベル(L)か否かをチェックする。ここ
に、検知信号S1,S2がLであるとは、トナーニアエン
ド検知状態のことである。現像器24aのトナー消費量
が通常より多い場合には、トナーホッパー54からトナ
ーホッパー51へのトナー補給量が現像器24aのトナ
ー消費量に追いつかなくなる。CPU63は、トナー検
知センサ58からの検知信号S2がLになってトナー検
知センサ57からの検知信号S1がLになったときに
は、シリアル通信ポート66を介して操作表示部67の
表示器にトナーホッパー54に対するトナー補給を行わ
せるためのメッセージを表示させる。ここに、ユーザ等
はトナーホッパー51にトナーを直接に補給することが
できないようになっている。
【0029】次に、CPU63はトナー検知センサ58
からの検知信号S2がLか否かをチェックし、ユーザ等
がトナーカートリッジ60の交換等によりトナーホッパ
ー54にトナーを補給してトナー検知センサ58からの
検知信号S2がLでないようになれば、I/O65を介
してモータ駆動回路68を制御してトナー補給モータ7
0を100%のデューティ比で回転させる。従って、ト
ナーホッパー54からトナーホッパー51へ大量のトナ
ーが急速に補給される。
【0030】次に、CPU63はトナー検知センサ57
からの検知信号S1がLか否かをチェックし、トナー検
知センサ57からの検知信号S1がLでないようになれ
ば、I/O65を介してモータ駆動回路68を制御して
トナー補給モータ70を30%のデューティ比で回転さ
せる。従って、トナーホッパー54からトナーホッパー
51へのトナー補給量は通常の量に戻る。
【0031】また、CPU63は操作表示部67からユ
ーザ等の操作によるストップ信号がシリアル通信ポート
66を介して入力された時には、トナー補給の制御を終
了する。
【0032】なお、本発明は複写機以外のプリンタ,フ
ァクシミリ等の画像形成装置のトナー補給装置にも同様
に適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項記載1の発明によ
れば、像担持体に潜像を形成してこの潜像を現像器によ
り2成分現像剤で現像し、この現像器内の2成分現像剤
にトナーを補給する画像形成装置のトナー補給装置にお
いて、前記現像器内の2成分現像剤にトナーを補給する
第1のトナーホッパーと、この第1のトナーホッパーに
管状のトナー搬送部材で連結されてトナーを該管状のト
ナー搬送部材を介して前記第1のトナーホッパーに補給
し前記第1のトナーホッパーより容量が大きい第2のト
ナーホッパーと、前記第1のトナーホッパー内のトナー
無し状態を検知する第1のトナー検知センサと、前記第
2のトナーホッパー内のトナー無し状態を検知する第2
のトナー検知センサと、前記第2のトナーホッパーに対
するトナー補給を行わせるための表示をする表示手段
と、前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナ
ー検知センサからの検知信号により前記第1のトナー検
知センサおよび前記第2のトナー検知センサがトナー無
し状態を検知した後、前記第2のトナー検知センサがト
ナー有り状態を検知した場合に前記第2のトナーホッパ
ーから前記第1のトナーホッパーへのトナー供給量を
前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検
知センサが共にトナー有り状態を検知した後のトナー供
給量と比べて増加させる制御手段とを備えたので、大量
のトナーを移すという煩わしい作業が不要になり、トナ
ーホッパーやトナー検知センサが少なくて部品点数の低
減,構成の簡単化を計ることができる。しかも、2つの
トナーホッパーがトナー無し状態になることがほとんど
無くてトナー無し状態による停止状態の防止,トナーの
安定な補給を計ることができる。更に、第1のトナーホ
ッパーへのトナー補給を速やかに行うことができ、か
つ、これにより第2のトナーホッパーのトナー残量を速
やかに減らして第2のトナーホッパーのトナー無し状態
を確実に速やかに検知できる。そして、上記表示により
第2のトナーホッパーに対するトナー補給を早めに促す
ことができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載のトナー補給装置において、前記制御手段が、
前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検
知センサからの検知信号により前記第1のトナー検知セ
ンサおよび前記第2のトナー検知センサがトナー無し状
態を検知した後、前記第2のトナー検知センサがトナー
有り状態を検知した時より前記第1のトナー検知センサ
がトナー有り状態を検知する時まで前記第2のトナーホ
ッパーから前記第1のトナーホッパーへのトナー供給量
、前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナ
ー検知センサが共にトナー有り状態を検知した後のトナ
ー供給量と比べて増加させる制御手段からなるので、請
求項1記載の発明と同様な効果が得られるばかりでな
く、第2のトナーホッパーから第1のトナーホッパーへ
トナーを補給し過ぎることがなくなる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1又は2記載のトナー補給装置において、前記第2の
トナーホッパーは前記現像器と前記第1のトナーホッパ
ーが設けられている画像形成装置本体外に設けられてい
るので、請求項1又は2記載のトナー補給装置と同様な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した複写機の一例の概略を示す断
面図である。
【図2】同複写機におけるCPUの処理フローを示すフ
ローチャートである。
【図3】同複写機のタイミングチャートである。
【図4】同複写機のタイミングチャートである。
【図5】同複写機の現像装置を示す断面図である。
【図6】同複写機の全体を示す斜視図である。
【図7】同複写機の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1のトナー検知センサ 2 第2のトナー検知センサ 3 表示手段 4,5,6 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/00 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に潜像を形成してこの潜像を現像
    器により2成分現像剤で現像し、この現像器内の2成分
    現像剤にトナーを補給する画像形成装置のトナー補給装
    置において、前記現像器内の2成分現像剤にトナーを補
    給する第1のトナーホッパーと、この第1のトナーホッ
    パーに管状のトナー搬送部材で連結されてトナーを該管
    状のトナー搬送部材を介して前記第1のトナーホッパー
    に補給し前記第1のトナーホッパーより容量が大きい第
    2のトナーホッパーと、前記第1のトナーホッパー内の
    トナー無し状態を検知する第1のトナー検知センサと、
    前記第2のトナーホッパー内のトナー無し状態を検知す
    る第2のトナー検知センサと、前記第2のトナーホッパ
    ーに対するトナー補給を行わせるための表示をする表示
    手段と、前記第1のトナー検知センサおよび前記第2の
    トナー検知センサからの検知信号により前記第1のトナ
    ー検知センサおよび前記第2のトナー検知センサがトナ
    ー無し状態を検知した後、前記第2のトナー検知センサ
    がトナー有り状態を検知した場合に前記第2のトナーホ
    ッパーから前記第1のトナーホッパーへのトナー供給量
    、前記第1のトナー検知センサおよび前記第2のトナ
    ー検知センサが共にトナー有り状態を検知した後のトナ
    ー供給量と比べて増加させる制御手段とを備えたことを
    特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナー補給装置において、
    前記制御手段が、前記第1のトナー検知センサおよび前
    記第2のトナー検知センサからの検知信号により前記第
    1のトナー検知センサおよび前記第2のトナー検知セン
    サがトナー無し状態を検知した後、前記第2のトナー検
    知センサがトナー有り状態を検知した時より前記第1の
    トナー検知センサがトナー有り状態を検知する時まで前
    記第2のトナーホッパーから前記第1のトナーホッパー
    へのトナー供給量を、前記第1のトナー検知センサおよ
    び前記第2のトナー検知センサが共にトナー有り状態を
    検知した後のトナー供給量と比べて増加させる制御手段
    からなることを特徴とするトナー補給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のトナー補給装置にお
    いて、前記第2のトナーホッパーは前記現像器と前記第
    1のトナーホッパーが設けられている画像形成装置本体
    外に設けられていることを特徴とするトナー補給装置。
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