JP2986523B2 - 現像装置におけるトナーエンド検出解除方法 - Google Patents

現像装置におけるトナーエンド検出解除方法

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JP2986523B2 JP24313990A JP24313990A JP2986523B2 JP 2986523 B2 JP2986523 B2 JP 2986523B2 JP 24313990 A JP24313990 A JP 24313990A JP 24313990 A JP24313990 A JP 24313990A JP 2986523 B2 JP2986523 B2 JP 2986523B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置に付設された現像装置のトナ
ーエンド検出解除方法に関する。
〔従来の技術〕
電子複写機、プリンタ又はファクシミリなどの画像形
成装置において、現像に供されるトナーを収容したトナ
ー容器を有する現像装置を用いることは従来より周知で
ある。トナー容器内のトナーは、アジテータによって撹
拌され、これが凝集してブロッキングを起こす不具合が
阻止される。
トナー容器にはトナーエンドセンサが付設され、トナ
ー容器内のトナーが残り少なくなると、このセンサによ
って、トナー容器にトナーを補充すべきことが検知さ
れ、これによりトナーを補充することを促す表示が表示
器になされる。この状態がトナーエンド検出状態であ
る。
ところで、上述のトナーエンドセンサは、トナー容器
内のトナーに接触するので、センサの表面にトナーが付
着し、これが固着することがある。このようになると、
トナーエンドセンサが誤動作を起こし、トナー容器内の
トナー量が残り少なくなっても、これをセンサが検知で
きなくなる恐れがある。
そこで、前述のアジテータの回転時に、該アジテータ
をトナーエンドセンサの表面に摺接させ、これによって
センサ表面を清掃する構成が本出願人により既に提案さ
れている。この構成によると、トナーエンドセンサの表
面にトナーが固着してセンサが誤動作を起こす不具合を
防止できる。
一方、前述のトナーエンド検出状態となると、オペレ
ータは表示器の表示内容に従って、通常、画像形成装置
のドアを開き、トナー容器にトナーを補充し、再びドア
を閉じる。このようにトナー容器へトナーを補充するこ
とによって、トナーエンドセンサはトナーが補充された
ことを検知する。
従来は、トナーエンドセンサが上述のようにトナーの
補充を検知したことと、画像形成装置のドアが閉じら
れ、そのドアスイッチが作動したことの2つの事実をも
って、それまでのトナーエンド検出状態を解除し、表示
器の表示を消失させていた。これが従来のトナーエンド
検出解除の一態様である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように通常はトナー容器にトナーを補充してド
アを閉じるのであるが、時には、オペレータがトナー容
器にトナーを補充すべくドアを開いた後、誤ってトナー
の補充を行わないまま再びドアを閉じてしまうこともあ
る。このような場合、トナー容器にはトナーが補充され
ていないので、通常はトナーエンドセンサがトナーの補
充を検知せず、従ってトナーエンド検出状態は解除され
ず、表示器にはトナーの補充を促す表示がなされたまま
となる。従ってこの場合には、オペレータはトナーの補
充を忘れたことにすぐに気付き、特に問題は生じない。
ところが、先に説明した如くアジテータがトナーエン
ドセンサに摺接しながら回転するように構成された現像
装置においては、トナー容器にトナーを補充すべくドア
を開いたとき、丁度アジテータがトナーエンドセンサに
触れていることもある。このような場合、トナーを補充
することなくドアを閉じてしまうと、センサは、これに
アジテータが触れているので、トナーが補充されていな
いにもかかわらず、トナーが補充された旨検知してしま
うことになる。従ってこの場合にもトナーエンド検出状
態が解除され、トナーの補充も促す表示が消えてしま
い、オペレータがトナーを補充していないことに気付か
ずに画像形成動作を続行してしまうことがある。このよ
うになれば、極端に濃度の薄い画像が形成される恐れを
免れない。
本発明の目的は、上記従来の欠点を簡単な構成によっ
て解除したトナーエンド検出解除方法を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、トナー容器に収
容されたトナーを撹拌するアジテータがその回転時に摺
接するトナーエンドセンサにより、トナー容器内にトナ
ーを補充すべきことが検知され、トナーの補充を促す表
示が表示器になされたトナーエンド検出状態において、
トナーエンドリセット動作が実行され、かつ前記トナー
エンドセンサによってトナー容器内にトナーが補充され
た旨検知されたとき、前記アジテータを、360゜及びそ
の整数倍の角度を除いた角度回転駆動し、その後におい
ても、トナーエンドセンサによってトナーが補充された
旨検知されたとき、トナーエンド検出状態を解除して表
示器の前記表示を消失させる画像形成装置の現像装置に
おけるトナーエンド検出解除方法を提案する。
また、トナー容器が現像容器に接続されていて、該現
像容器内のトナーが不足したときトナー搬送手段によっ
てトナー容器内のトナーを現像容器に搬送すると共に、
トナー搬送手段が前記アジテータと同期して回転するよ
うに構成された現像装置のトナーエンド検出解除方法で
あって、前述のトナーエンド検出状態において、トナー
エンドリセット動作が実行され、かつトナーエンドセン
サによってトナー容器内にトナーが補充された旨検知さ
れ、アジテータが所定量回転駆動されるとき、該アジテ
ータと同期して回転するトナー搬送手段が、トナー容器
から現像容器へトナーを補給するときと逆方向に駆動さ
れるように構成することもできる。
また上記トナーエンドリセット動作を、トナー容器に
トナーを補充するとき開放される画像形成装置のドアの
閉鎖動作時におけるドアスイッチの動作とすることがで
きる。
また、トナーエンドリセット動作を画像形成装置の電
源スイッチのオン動作とすることもできる。
さらに、トナーエンド検出状態の解除前、又は解除後
に、前記アジテータを正逆転させると特に有利である。
〔実施例〕
以下、本発明に係るトナーエンド検出解除方法を複写
機の現像装置に適用した実施例を図面に従って詳細に説
明する。
第1図において、潜像担持体の一構成例であるドラム
状の感光体1は図における時計方向に回転駆動され、こ
のときそれ自体周知の態様で感光体1上に静電潜像形成
される。この潜像は感光体1に対向して配置された現像
装置2によって可視像化される。
現像装置2は現像容器3と、その開口4から一部を露
出した状態で該容器3に回転自在に支持された非磁性の
現像スリーブ5を有し、該スリーブ5の内部に円柱状の
磁石が固定配置され、該磁石6にはその周方向に磁極S,
Nが着磁されている。
現像容器3の中間部にはトナー供給ローラ7が反時計
方向に回転自在に支持されており、該ローラ7の周面に
は、トナー層厚規制ブレード8の自由端側に圧接し、し
かも現像容器3の内壁面に固定された掻き取り部材9が
圧接している。ブレード8の基端側は現像容器3に固定
されている。
上述のように現像容器3の中間部にトナー供給ローラ
7とトナー層厚規制ブレード8と掻き取り部材9とが位
置し、これらが現像容器3の内部を上下に二分し、その
上方の空間S1にはトナーTが収容され、下方の空間S2に
はトナーとキャリアを有する二成分系現像剤Dが収容さ
れている。空間S1を区画する現像容器部分が、感光体1
に形成された静電潜像を可視像化するトナーを収容した
トナーケース12を構成している。
現像動作時に現像スリーブ5は反時計方向に回転駆動
され、このとき現像スリーブ5の周面に磁石6の磁力で
現像剤Dが担持され、該現像剤は現像スリーブ5の回転
によってその回転方向に搬送され、ドクターブレード10
によってその搬送量を規制される。ドクターブレード10
を通過した現像剤は、感光体1と現像スリーブ5が対向
した現像領域へ至り、ここで現像剤中のトナーが感光体
1に形成された静電潜像に静電的に移行して該潜像を可
視像化する。
上記可視像は図示していない給紙部から給送された転
写材60に転写チャージャ61の作用で転写され、次いでこ
の転写材は感光体1から分離され、図示していない定着
装置に搬送され、ここで、転写された可視像が転写材上
に定着される。
上述の如く現像動作が行われるとき、現像剤D中のト
ナーが消費されるので、現像剤のトナー濃度が順次低下
する。そこで、感光体1の可視像形領域外に基準となる
表面電位の基準潜像を形成し、該潜像を現像装置2によ
って、上述したところと同様にして可視像化して基準画
像Iを得、その画像濃度を濃度検知センサ11によって検
知する。ここで基準画像Iの画像濃度が所定の値より低
いと判断されたとき、トナー供給ローラ7が第1図の反
時計方向に駆動される。これによりトナーケース12内の
トナーTがトナー供給ローラ7の周面に担持され、トナ
ー層厚規制ブレード8により規制されてケース12外に搬
出され、掻き取り部材9によってトナー供給ローラ7の
表面から掻き落され、二成分系現像剤D中に供給され
る。このように、感光体1に形成された静電潜像の可視
像化に供されるトナーをトナーケース12に収容してお
き、二成分系現像剤Dのトナー濃度が低下したとき、ト
ナーケース12内のトナーTを現像剤D中に供給し、その
トナー濃度を一定の範囲内に収め、常に高画質の可視像
を形成できるようにしている。
上述のようにトナーケース12から順次トナーが現像剤
D中に供給されるので、トナーケース12内のトナーの量
が順次減少する。ここで、トナーケース12内のトナーが
不足するたびに、オペレータがトナーケース12にトナー
を補給したとすれば、オペレータに多大な負担をかける
ことになる。このような不具合を除去するため、現像装
置2には第2図及び第2a図に示すように補給用のトナー
T1を収容したトナー容器13が付設され、トナーケース12
の適所、図の例ではその上壁部分にトナー存在検知セン
サ14が固定配置されている。このセンサ14として、例え
ば振動型のセンサを用いることができ、トナーケース12
内にトナーTが満杯状態に収容されているときは、該ト
ナーTがセンサ14に接触してこれをオン状態とし、トナ
ーケース12内のトナーTが減少してトナーTがセンサ14
に接触しなくなると、センサ14がオフし、トナーケース
12内にトナーを補給すべきことを検知する。これによ
り、トナー容器13内のトナーT1が第1のトナー搬送スク
リュー15によって、後述するようにトナーケース12に搬
送される。
第1のトナー搬送スクリュー15は、現像容器のトナー
ケースにトナーを補給すべきことが検知されたとき作動
して、トナー容器内のトナーを現像容器のトナーケース
に搬送するトナー搬送手段の一例を構成している。
トナー容器13はトナー排出管16を有し、該排出管16が
トナーケース12の接続管17に嵌合している。このように
トナー容器13は、トナーケース12、従って現像容器3に
接続されている。またトナー容器13の底部に前述の第1
のトナー搬送スクリュー15が回転自在に配置され、該ス
クリュー15の軸15aの一端側はトナー容器13の左側の壁
部を貫通し、その端部にギア18が固定されている。
一方、トナー容器13の内部にはトナーT1を撹拌する適
数の、図の例では2つのアジテータ19,119が配置され、
これらのアジテータをそれぞれ固定支持した軸19a,119a
はトナー容器13の左右の壁部に回転自在に支持されてい
る。一方のアジテータ19を第1アジテータ、他方のアジ
テータ119を第2アジテータと称することにすると、第
1アジテータ19の軸19aのの一方の端部(第2図におけ
る左端部)にはギア20が固着され、該ギア20は、トナー
容器13に回転自在に支持された中間ギア21を介して前述
のギア18に駆動連結されている。また第2アジテータ11
9の軸119aの一方の端部にも、第2a図に鎖線で示したよ
うにギア200が固着され、該ギア200は、トナー容器13に
回転自在に支持された中間ギア62を介して前述のギア20
に係合している。第1及び第2アジテータ19,119は、例
えば、合成樹脂などの弾性シートによって構成されてい
る。
第1アジテータ19の軸19aの他方の端部(第2図の右
端部)にも駆動ギアとしてのウォールホィール22が固定
され、該ホィール22は、アジテータ19,119と第1のトナ
ー搬送スクリュー15を駆動するトナー補給モータ23の出
力軸に固着されたウォームギア24と噛み合っている。
また、トナーケース12の上部にも第2のトナー搬送ス
クリュー25が回転自在に支持され、その一方の端部にギ
ア26が固設されている。このギア26は、前述のトナー供
給ローラ7の軸に固定された駆動ギア27に噛み合ってお
り、従って第2のトナー搬送スクリュー25は、前述のト
ナー供給ローラ7と同期して回転する。すなわち、前述
のように基準画像I(第1図)の画像濃度が所定値より
低いと判断されたとき、ギア26,27が駆動モータ28によ
ってクラッチ29を介して回転駆動され、トナー供給ロー
ラ7と第2のトナー搬送スクリュー25が同時に駆動さ
れ、現像剤D中にトナーが供給されるのである。
先に説明したようにトナーケース12内のトナーTの量
が不足し、これをトナー存在検知センサ14が検知する
と、第2a図に示すようにその検知信号がモータオンオフ
制御手段40に入力され、モータドライバの一例であるブ
リッジドライバ41を介してトナー補給モータ23が駆動さ
れる。モータオンオフ制御手段40とブリッジドライバ41
の間にはインバータ63,64,65が図示するように介設され
ており、モータオンオフ制御手段40は、インバータ63に
「H」の逆転信号を出力し、他のインバータ64に「L」
のモータオン信号を出力する。これによってブリッジド
ライバ41はOUT1が24Vとなり、OUT2がグランド(GND)と
なり、トナー補給モータ23が正転する。この回転はウォ
ームギア24とウォームホィール22を介して軸19aに伝え
られ、さらにその回転がギア20,62,200を介して第2ア
ジテータ119に伝達され、両アジテータ19,119が第2a図
における時計方向に回転し、これによりトナー容器13内
のトナーT1が撹拌されてほぐされ、そのブロッキングが
阻止される。軸19aの回転はギア20,21,18を介して第1
のトナー搬送スクリュー15にも伝えられ、該スクリュー
15が回転する。これにより、トナー容器13内のトナーT1
がそのトナー排出管16を介して現像容器3のトナーケー
ス12へ搬送される。このように、アジテータ19,119と第
1のトナー搬送スクリュー15は同期して回転する。この
ときの第1のトナー搬送スクリュー15の回転方向を「正
転」とする。
なお、上述のようにトナー容器13のトナーT1をトナー
ケース12に搬送するときの第1のトナー搬送スクリュー
15の回転は、必ず第2のトナー搬送スクリュー25とトナ
ー供給ローラ7が回転しているときに実行されるように
構成されており、これによって、トナーは該スクリュー
25によってトナーケース12の内部に確実に搬送され、両
トナー搬送スクリュー15,25の間の領域Xにトナーが詰
まる不具合が阻止される。
トナーケース12内のトナーが満杯となると、トナー存
在検知センサ14がこれを検知してトナー補給モータ23が
オフし、トナーの補給動作を終える。
上述の動作が繰返し行われると、トナー容器13内のト
ナー量が少なくなるので、これを検知してトナー容器13
にトナーを補充する必要がある。この目的で、第2a図に
示すようにトナー容器13の下部には、トナーエンドセン
サ66が付設されている。このセンサとしても例えば振動
型のものが使用される。また本例におけるトナー容器13
は、これにトナーを容易に補充できるように、トナーケ
ース12に対して着脱自在となっている。すなわち、第3
図(a)に示す如く複写機本体31の手前側(図の左側)
にドア30が開閉自在に枢着され、その内側に前述のトナ
ー容器13が配置され、その奥側にトナーケース12、すな
わち現像容器3が固定配置されている。トナー容器13
は、複写機本体31に対してスライド自在な支持レール32
上に担持されている。
第2a図に示した第2アジテータ119はその回転時に、
先端部がトナーエンドセンサ66の表面に周期的に摺接し
てこれを清掃し、該センサ66にトナーが固着してセンサ
が誤動作を起こす不具合を阻止する。
トナー容器13内のトナーの残量が少なくなると、前述
のトナーエンドセンサ66によって、トナー容器13にトナ
ーを補充すべきことが検知され、第3図(a)に示した
操作表示部の表示器33に、トナーの補充を促す表示がな
される。すなわちトナー容器13内に多量のトナーT1が収
容されているときは、トナーT1がトナーエンドセンサ66
に接触するので、該センサ66がオンしているが、トナー
量が少なくなると、センサ66にトナーT1が接しなくな
り、センサ66がオフしてトナー量不足を検知するのであ
る。このようなトナーエンドセンサ66がトナー量不足を
検知し、表示器33にその旨表示された状態が、後にも説
明するようにトナーエンド検出状態である。
表示器33の表示内容に従ってオペレータはドア30を開
き、第3図(b)に示すように支持レール32を手前側
(第2図及び第3図の左方)に引き、その上のトナー容
器13を、複写機本体31内に固定された現像容器3から外
して外に引き出す。そしてこのトナー容器13の上部のカ
バーを開き、トナーボトル34内のトナーをトナー容器13
に補充し、その補充後、トナー容器13を再び第3図
(a)に示すように複写機本体31内に押し込んでドア30
を閉じる。このドア閉鎖の動作によって、複写機本体31
に設けられたドアスイッチ67が作動する。
なお、第2図のようにトナー容器13が複写機本体内に
セットされているとき、そのトナー排出管16に摺動自在
に嵌合したスライド管35が、同じくトナー排出管16のま
わりに巻装された圧縮ばね36によって図の右方に付勢さ
れ、トナーケース12の内壁面に付設されたストッパ37に
当っているが、第3図(b)に示したように、トナー容
器13を手前側に引き出すと、スライド管35はストッパ37
による拘束を解除されるので、第4図に示すように圧縮
ばね36により押圧されてトナー排出管16に対して摺動
し、第1のトナー搬送スクリュー15の軸15aの先端に固
定されたカバー38に当接する。これによりトナー排出管
16の先端開口が閉鎖され、トナー排出管16からトナーが
こぼれ落ちる不具合が阻止される。トナー容器13を複写
機本体31にセットしたときは、スライド管35がストッパ
37に当り、カバー38がスライド管35から離れ、トナー排
出管16の先端開口が開放される。
前述のようにトナー容器13にトナーを補充すればトナ
ーエンドセンサ66はオンしてトナーが補充されたことを
検知する。そこで従来は先にも説明したように、トナー
エンドセンサ66によるトナーの補充検知と、ドアの閉鎖
動作に伴うドアスイッチ67の動作が共に行われたとき、
トナーエンド状態を解除し、表示器33の表示を消失さ
せ、複写機のコピー動作を可能な状態にしていた。とこ
ろが、トナーエンドセンサ66がトナーを補充すべきこ
と、すなわちトナーなしを検知したときも、トナー容器
13の底部には未だ多少のトナーが残っているので、通常
はトナーエンドセンサ66によるトナーなしの検知後も何
枚か分のコピーを可能としている。そして、センサ66の
トナーなし検知後に所定枚数のコピーを取り終えたと
き、複写機のコピー動作が不可となるように制御し、こ
の間にオペレータにトナーの補充を行わせるようにして
いる。このためトナーエンドセンサ66がトナーなしを検
知した後もアジテータ19,119は回転することがあり、よ
ってオペレータが表示器33の表示内容に従って前述のよ
うにトナー容器13を手前に引き出したとき、丁度アジテ
ータ119が第2a図に鎖線で示すようにトナーエンドセン
サ66に触れていることがある。このようなとき、オペレ
ータがトナーの補充を忘れてトナー容器をそのまま複写
機本体内に押し込み、ドアを閉じてしまったとすると、
トナーを補充していないにもかかわらず、トナーエンド
検出状態が解除され、表示器の表示が消え、コピーが可
能となってしまうのである。
上記不具合は、次に説明するトナーエンド解除方法に
よって除去される。その具体例を第2a図及び第5図を参
照して、先の説明に追加する形で明らかにする。
第2a図に示したトナーエンドセンサ66が、前述のよう
にトナー容器13にトナーを補充すべきこと、すなわちト
ナーなしを検知すると、その検知信号がトナーエンド検
出・解除手段70に入力され、トナーエンドフラグがオン
される(第5図(a))。このとき、トナーエンド検出
・解除手段70からの出力により、表示器33にトナーの補
充を促す表示がなされる。これがトナーエンド検出状態
であるが、トナーエンドフラグオン直後にはトナー容器
13内に多少のトナーT1が残っているので、トナーエンド
フラグオン時に直ちに複写機のコピー動作を不能とせ
ず、その後も所定枚数のコピーをとることができるよう
に制御することは従来と変りはない。所定枚数のコピー
を取り終えると、コピー動作が禁止され、その旨表示器
33に表示されるが、これに関する説明は省略する。
前述のようにトナーエンド検出状態となると、通常は
先に説明した如くオペレータがドア30(第3図(a),
(b))を開き、トナー容器13を引き出してこれにトナ
ーを補充した後、ドア30を再び閉じるのであるが、この
ようなドア30の開から閉の動作に伴うドアスイッチ67の
作動があったか否かがチェックされる(第5図
(b))。すなわち、ドア30の閉鎖動作があると、ドア
30によって押圧されたドアスイッチ67の動作信号が第2a
図に示したドア開閉確認手段71に入力され、ドア30が開
状態から閉状態となったことが検知されるのである。
このようなドア30の閉鎖動作に伴うドアスイッチ67の
作動は、トナーエンドリセット動作の一例であり、かか
るリセット動作が検出されると、トナーエンドセンサ66
によって、トナー容器13内にトナーが補充された旨、検
知された否かがチェックされる(第5図(c))。すな
わち、トナーエンドセンサ66がトナー有りを検知したか
どうかがチェックされるのである。このとき、トナー容
器13に実際にトナーが補充されたときは当然として、ト
ナーが補充されていなくとも第2アジテータ119がトナ
ーエンドセンサ66に触れていれば、トナーエンドセンサ
66はトナーが補充された旨検知する。
トナー有り、すなわちトナーが補充された旨検知され
ると、トナーエンド検出・解除手段70にてトナー有りフ
ラグAがオンされ(第5図(d))、同時にトナーエン
ド検出用タイマ72がオンする(第5図(e))。
第5図(b)において、ドア30の閉鎖動作がなかった
ことがチェックされたときは既にドア30が閉じられてし
まっているか、未だ閉じられていない状態にあるが、こ
のときは第2a図に示したドア開閉認識手段71により、ド
ア30が閉じた状態にあるか否か、正確にはドアスイッチ
67がドア30によって押圧されている状態にあるか否かが
チェックされる(第5図(f))。ここでドア30が閉じ
られていないときは、ドア30を未だ全く閉じていない
か、或いは一旦閉じたとしても再び開いたことを意味
し、このときは前述のトナー有りフラグAはオフされ
(第5図(g))、トナーエンド検出用タイマ72もオフ
される(第5図(h))。
第5図(f)にてドア30の閉状態がチェックされる
と、トナー有りフラグAがオンしているか否かがチェッ
クされ(第5図(i))、フラグAがオンしていれば、
既にドア30の閉鎖動作、すなわちトナーエンドリセット
動作が実行され、かつドア30が閉じた状態にあるので、
このときはトナーエンド検出用タイマ72も既にオンして
いる。また第5図(i)にてトナー有りフラグAがオフ
していることがチェックされたときは、ドア30は閉じた
状態にあるが、前述のドア30の閉鎖動作は行われておら
ず、従ってドア30は未だ開かれていないこと意味する。
第5図(i)にてトナー有りフラグAのオンがチェッ
クされると、トナーエンド検出・解除手段70にて、トナ
ーエンド検出用タイマ72の作動時間tが所定の値t1を越
えたか否かがチェックされる(第5図(j))。ここで
tがt1以下のときは、トナーエンド検出・解除手段70か
らのブリッジドライバ41を介しての出力により、トナー
補給モータ23が回転する(第5図(k))。そして、タ
イマ72の作動時間tがt1を越えt2以下のときは、トナー
エンド検出・解除手段70からの指令によってトナー補給
モータ23が回転を停止する(第5図(j),(l),
(m))。すなわち、第6図に示すように、トナーエン
ド検出用タイマ72がオンしてからその作動時間tがt1
なるまでトナー補給モータ23が回転してアジテータ19,1
19と第1のトナー搬送スクリュー15が回転し、t1を越え
るとオフするのである。
タイマ72の作動時間tがt2を越え、t3以下であるとき
は(第5図(n))、当該作動時間tがt2とt3の間のt5
に達したときに(第5図(o))、トナーエンドセンサ
66がトナー容器13にトナーが補充された旨検知したか否
か、すなわちトナー有りを検知しているか否かがチェッ
クされる(第5図(p))。
ここで、トナーエンドセンサ66がトナー有りを検知し
ないときは、タイマ72がオフされ(第5図(t)、トナ
ー有りフラグAもオフされて(第5図(u))、トナー
エンド状態は解除されない。逆にトナーエンドセンサ66
がトナー有りを検知しているときは、タイマ72の作動時
間tがt3よりも大なるt4を越えたとき、トナーエンド検
出・解除手段70によって、トナーエンドフラグがオフさ
れる(第5図(s))。すなわち、トナーエンド検出状
態が解除され、トナーエンド検出・解除手段70からの指
令によって、表示器33の前述の表示が消え、しかもそれ
まで複写機のコピー動作が禁止された状態にあったとき
は、コピー可能の状態に切換えられる。同時に、トナー
エンド検出用タイマ72の作動が停止し(第5図
(t))、トナー有りフラグAがオフされる(第5図
(u))。第5図(r),(v)に関しては後に説明す
る。
上述した動作を整理すると次の通りである。
先ずトナーエンドセンサ66のトナーなしの検知により
トナーエンドフラグがオンされる(第5図(a))。こ
のようなトナーエンド検出状態において、ドア30の閉鎖
動作によるトナーエンドリセット動作が実行され(第5
図(b))、かつトナーエンドセンサ66によってトナー
容器13にトナーが補充された旨検知されたとき(第5図
(c))、トナー補給モータ23が所定時間だけ作動し
(第5図(k))、アジテータ19,119及び第1のトナー
搬送スクリュー15が所定量だけ回転駆動される。このと
きの第2アジテータ119の回転量は、第2a図の例の場合
には360゜及びその整数倍の角度以外の回転角に設定さ
れる。次いで再びトナーエンドセンサ66によって、トナ
ー容器13にトナーが補充された旨検知されたとき(第5
図(p))、トナーエンド検出状態を解除し(第5図
(s))、表示器33の表示を消失させ、コピー動作可能
状態とするのである。
またオペレータがトナー容器13にトナーを補充すべ
く、ドア30を開いてトナー容器13を手前に引き出したと
き、第2アジテータ119がトナーエンドセンサ66に触て
おり、しかもオペレータの失念によりトナーを補充せず
にトナー容器13を複写機本体31内に押し込んでドア30を
閉めた場合、トナーエンドセンサ66はトナー容器13内に
トナーが補充された旨検知するが(第5図(c))、そ
の後アジテータ119が回転し(第5図(k))、これが
トナーエンドセンサ66から離れる。従って引き続きトナ
ーエンドセンサ66によって、トナー容器13内のトナーな
しが検知されるので(第5図(p))、トナーエンド状
態は解除されず、表示器33の表示が消失することはな
い。
トナー容器13を引き出し、これに正しくトナーを補充
してドア30を閉じれば、第2アジテータ119がトナーエ
ンドセンサ66に触れていようがいまいが、トナーエンド
センサ66によりトナー容器内にトナー有りが検知され
(第5図(c))、アジテータ119が回転した後もセン
サ66によりトナー有りが検知され(第5図(p))、ト
ナーエンド状態が解除される(第5図(s))。
ドアを閉じることによりトナーエンドリセット動作を
実行した後に、トナーエンドセンサ66がトナー容器13内
にトナーがある旨検知しても、この検知は、実際にトナ
ーが補充されたことによるトナー有り検知なのか、或い
は第2アジテータ119がトナーエンドセンサ66に触れて
いるだけのトナー有り検知なのかが不明であるため、ア
ジテータ119を回転させ、それまでアジテータ119がトナ
ーエンドセンサ66に触れていたときは、これをセンサ66
から離し、それでもトナーエンドセンサ66がトナー容器
13内にトナーが有る旨検知したときに初めて、トナーエ
ンド状態を解除するのである。このようにして従来の欠
点を確実に除去することができる。
上述したところから判るように、アジテータ119の回
転量は、それまでアジテータ119がトナーエンドセンサ6
6に触れていたとしたときに、その回転により当該アジ
テータ119がトナーエンドセンサ66から確実に離れるだ
けの角度に設定される。第2a図の例では、360゜及びそ
の整数倍の角度を除いた角度に設定される。
ところで、第1図乃至第2a図に示した現像装置におい
ては、トナー容器13が現像容器3のトナーケース12に接
続され、トナーケース12内のトナーが不足したとき、第
1のトナー搬送スクリュー15によってトナーを補給し、
このスクリュー15の回転に同期してアジテータ19,119が
回転するように構成されているが、前述のように第5図
(k)においてトナー補給モータ23が作動し、アジテー
タ19,119と第1のトナー搬送スクリュー15が回転したと
き、このスクリュー15が、通常のトナー搬送動作時と同
じ方向に正転したとすると、容器13の底部に残っている
トナーがトナーケース12に搬送されてしまう恐れがあ
る。このとき第2のトナー搬送スクリュー25は停止して
いるので、上記の如くトナーが搬送されると、両スクリ
ュー15,25の間の領域X(第2図)にトナーが詰まり、
スクリュー15,25の作動負荷を増大させたり、トナー容
器13を再び引き出したような場合、トナーが領域Xから
外にこぼれ、機内をトナーで汚してしまう恐れがある。
そこで本例では第5図(k)にてトナー補給モータ23
を所定量回転駆動させるとき、これを逆転させ、第2の
トナー搬送スクリュー15を、通常のトナーケース12への
トナー搬送時の回転方向と逆方向に逆転駆動するように
構成されている。すなわち、第5図(k)におけるトナ
ー補給モータ23の回転時に、第2a図に示したトナーエン
ド検出・解除手段70からインバータ63に「L」の逆転信
号が出力され、かつインバータ64に「L」のモータオン
信号が出力され、これによりブリッジドライバ41は、OU
T2が24Vとなり、OUT1がグランドになるため、トナー補
給モータ23は第6図に示したようにt1の時間だけ逆転す
る。これにより、第2のトナー搬送スクリュー15も逆転
し、トナーがトナーケース12へ搬送されず、トナーはむ
しろトナー容器13内に戻されるように搬送されるので、
上述の不具合が発生する余地はない。
また本例では第5図(v),(r)及び第6図に示す
ように、トナーエンド検出状態の解除前に、トナー補給
モータ23を適当な時間だけ正逆転させるように構成され
ている。すなわち、前述のトナーエンド検出用タイマ72
の作動時間tがt3を越え、t4以下である時期に、トナー
エンド検出・解除手段70からのブリッジドライバ41を介
しての指令により、トナー補給モータ23を正逆転させ、
これによってアジテータ19,119を正逆転させているので
ある。これにより、トナー容器13に補充されたトナーを
充分に撹拌し、そのブロッキングによるトナー搬送トラ
ブルを未然に防ぐことができる。トナー補給モータ23の
正転と逆転は前述したところと同じく制御されるが、そ
の際、トナーエンド検出・解除手段70からのモータオン
信号と逆転信号の出力タイミングを第7図のように設定
し、トナー補給モータ23の正転と逆転動作の間に、該モ
ータ23を所定時間オフさせるようにすると、正転と逆転
の間に停止を入れずに連続作動させた場合に比べ、トナ
ー補給モータ23の駆動トルクを小さくできる利点が得ら
れる。
トナーエンド状態を解除した後に、トナー補給モータ
23、従ってアジテータ19,119を正逆転させても、同じ効
果が得られる。
ところで、第5図に示したフロー図は、オペレータが
複写機の電源をオン状態にしたままトナーの補充を行う
ときのものであり、この場合には前述のように、トナー
容器13にトナーを補充するとき開放される複写機のドア
30の閉鎖動作時におけるドアスイッチ67の動作が、トナ
ーエンドリセット動作となる。
これに対して、オペレータによっては複写機の電源ス
イッチをオフしてからドア30を開いてトナー容器13にト
ナーを補充することもあり、この場合には、複写機の電
源スイッチをオンする動作がトナーエンドリセット動作
となる。すなわち、第8図に示すように、電源スイッチ
がオンされると、トナーエンドフラグがオン状態にある
か否かがチェックされ(第8図(a))、これがオンさ
れていて、トナーエンドセンサ66がトナー有りを検知し
ているときは(第8図(b))、トナー有りフラグAが
オンされ、トナーエンド検出用タイマ72(第2a図)が作
動を開始し、あとは第8図及び第5図に矢印Yで示した
ように、先に説明したところと全く同じ動作が実行され
る。
以上、第2a図に示した機能ブロック図に従って本発明
実施例の構成と作用を明らかにしたが、第2a図に示した
各手段40,70,71及びタイマ72は、例えばマイクロコンピ
ュータによって構成することができ、第9図はその一例
の概略構成図である。すなわち、上記各手段及びタイマ
40,70,71,72の機能を果すCPU50は、ROM及びRAMを内蔵し
たものとなっていて、トナーエンドセンサ66、濃度検知
センサ11、トナー存在検知センサ14などの検知信号がそ
れぞれCPU50に入力され、CPU50からの指令がクラッチド
ライバ51を介してクラッチ29に入力され、CPU50からの
オン指令により作動している駆動モータ28の回転が第2
のトナー搬送スクリュー25とトナー補給ローラ7(第2
図)に伝えられる。また、CPU50からの指令がブリッジ
ドライバ41を介してトナー補給モータ23に入力され、こ
れが正転又は逆転し、CPU50からの指令により表示器33
が作動するなどの先に詳しく説明した各種の制御動作が
実行される。
また図示した実施例ではトナー容器13内のトナーをト
ナーケース12に補給する形式の現像装置を示したが、上
述した構成は、トナー容器から現像容器にトナーを補給
し、このトナーをそのまま静電潜像の可視像化に用いる
一成分系現像装置や、二成分系現像剤を収容した現像容
器に、トナー容器から直後、すなわち第1図に示した如
きトナーケースを介することなくトナーを補給する形式
の現像装置にも適用できる。また上記各種現像装置のほ
かに、第10図に示した如く、トナー容器13に収容したト
ナーを、現像スリーブ5などのトナー担持体によって直
に潜像担持体1に供給して潜像を可視像化する現像装置
などにも本発明を適用できる。
〔発明の効果〕
請求項1に記載の構成によれば、トナー容器にトナー
を補充しないままトナーエンド状態が解除される不具合
を阻止できる。
請求項2に記載の構成によれば、上記効果のほか、ト
ナーが詰まる不具合も阻止できる。
請求項3,4に記載の構成によれば、トナー補充時の操
作を簡素化できる。
請求項5に記載の構成によれば、トナー容器内のトナ
ーのブロッキング現象の発生をより確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は現像装置の断面図、第2図は第1図のII−II線
に沿う断面図、第2a図は第2図のIII−III線断面図に機
能ブロック図を追加して示した図、第3図(a),
(b)は補給トナー容器と複写機本体との関係を示す概
略説明図、第4図は補給トナー容器を引き出すとき、ト
ナー排出管をシールする構成を示す断面図、第5図は第
2a図に示した機能ブロック図に対応するフローチャー
ト、第6図はそのタイミングチャート、第7図はトナー
補給モータを正逆転させるときのタイミングチャート、
第8図は他の実施例のフローチャート、第9図はマイク
ロコンピュータを用いた構成例を示すブロック図、第10
図は現像装置の他の構成例を示す概略断面図である。 2……現像装置、3……現像容器 12……トナーケース、13……トナー容器 30……ドア、33……表示器 66……トナーエンドセンサ 67……ドアスイッチ、119……アジテータ T,T1……トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73276(JP,A) 特開 昭63−110475(JP,A) 特開 昭62−229171(JP,A) 実開 平2−64967(JP,U) 実開 平2−78963(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 G03G 15/00 303

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー容器に収容されたトナーを撹拌する
    アジテータがその回転時に摺接するトナーエンドセンサ
    により、トナー容器内にトナーを補充すべきことが検知
    され、トナーの補充を促す表示が表示器になされたトナ
    ーエンド検出状態において、トナーエンドリセット動作
    が実行され、かつ前記トナーエンドセンサによってトナ
    ー容器内にトナーが補充された旨検知されたとき、前記
    アジテータを、360゜及びその整数倍の角度を除いた角
    度回転駆動し、その後においても、トナーエンドセンサ
    によってトナーが補充された旨検知されたとき、トナー
    エンド検出状態を解除して表示器の前記表示を消失させ
    る画像形成装置の現像装置におけるトナーエンド検出解
    除方法。
  2. 【請求項2】前記トナー容器が現像容器に接続されてい
    て、該現像容器内のトナーが不足したとき、トナー搬送
    手段によってトナー容器内のトナーを現像容器に搬送す
    ると共に、トナー搬送手段が前記アジテータと同期して
    回転するように構成された現像装置のトナーエンド検出
    解除方法であって、前記トナーエンド検出状態におい
    て、トナーエンドリセット動作が実行され、かつ前記ト
    ナーエンドセンサによってトナー容器内にトナーが補充
    された旨検知され、前記アジテータが所定量回転駆動さ
    れるとき、該アジテータと同期して回転するトナー搬送
    手段が、トナー容器から現像容器へトナーを補給すると
    きと逆方向に駆動される請求項1記載のトナーエンド検
    出解除方法。
  3. 【請求項3】前記トナーエンドリセット動作が、トナー
    容器にトナーを補充するとき開放される画像形成装置の
    ドアの閉鎖動作時におけるドアスイッチの動作である請
    求項1又は2に記載のトナーエンド検出解除方法。
  4. 【請求項4】前記トナーエンドリセット動作が、画像形
    成装置の電源スイッチのオン動作である請求項1又は2
    に記載のトナーエンド検出解除方法。
  5. 【請求項5】トナーエンド検出状態の解除前、又は解除
    後に、前記アジテータを正逆転させる請求項1乃至4の
    うちいずれか1つに記載のトナーエンド検出解除方法。
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