JP2018072601A - 容器収納装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
現像剤補給容器を交換する際の現像剤の画像形成装置外への飛散を防止する。
【解決手段】
収容する現像剤を搬送し、排出口1bから排出する搬送部材1eを有する現像剤補給容器1を着脱自在に収納する容器収納装置であって、前記搬送部材が現像剤を搬送後停止させる際に、前記搬送部材が搬送する現像剤が前記排出口に達する前に前記搬送部材を停止させる制御手段を有する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、現像剤を現像装置へ供給する現像剤補給容器を着脱可能な容器収納装置及び画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式を採用した画像形成装置(例えば、複写機やプリンタ等)は、一般に現像装置等の容器収納装置に収納された現像剤補給容器内の微粉末の現像剤によって、記録媒体としての紙等のシートに画像を形成するように構成されている。そして、現像剤は、画像形成されたシートの枚数の増加に伴って徐々に消費される。このようにして現像剤補給容器内の現像剤が一定量消費されると、画像形成装置はユーザに対して現像剤補給容器の交換指示を出すように構成されている。
ここで、画像形成装置からの現像剤補給容器交換の指示に従ってユーザが使用済みの現像剤補給容器を容器収納装置から取り出す際に、現像剤補給容器に付着した現像剤が容器収納装置の外に飛散し、画像形成装置の機内やユーザの手を汚すことになる。また、現像剤補給容器内の現像剤を攪拌搬送する搬送部材が現像剤補給容器の排出口近くの位置で停止すると、更に多くの現像剤が画像形成装置の外へ飛散することとなる。
このような課題に対して、特許文献1には、現像剤補給容器の取り出しの際に現像剤補給容器に付着した現像剤を掻き取るための掻き取り部材を設けることで、現像剤補給容器の交換の際に生じる現像剤の画像形成装置外飛散を防ぐようにした画像形装置が記載されている。
特開2015−106008号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、現像剤補給容器内で現像剤を攪拌搬送する搬送部材が当該容器の排出口の位置及びその近くの位置で停止すると、排出口から現像剤が溢れ出ることがあり、掻き取り部材では十分には掻き取ることができず、現像剤を画像形成装置の外へ飛散させてしまうことがあった。
また、何度も現像剤補給容器を交換すると、掻き取り部材に掻き取った現像剤が溢れてしまい、掻き取り能力が低下して更に多くの現像剤を画像形成装置の外へ飛散させてしまうことにもなった。
このように、特許文献1に記載された画像形成装置では、現像剤補給容器を交換する際に、現像剤補給容器内で現像剤を搬送する搬送部材が排出口の位置を含むその近傍の位置で停止することによる現像剤の画像形成装置外への飛散を防止することはできなかった。
本発明は、上述した課題に鑑み、現像剤補給容器を交換する際に、現像剤排出口から現像剤が飛散することを防止する容器収納装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、収容する現像剤を搬送し、排出口から排出する搬送部材を有する現像剤補給容器を、着脱自在に収納する容器収納装置であって、前記搬送部材が現像剤を搬送後停止させる際に、前記搬送部材が搬送する現像剤が前記排出口に達する前に前記搬送部材を停止させる制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤補給容器を交換する際に、現像剤排出口から現像剤が飛散することを防止することができる。
本実施形態の画像形成装置の全体構成の正面断面模式図である。 現像装置の詳細を示す断面図である。 画像形成装置に現像剤補給容器を挿抜する様子を説明する斜視図である。 現像剤補給容器を画像形成装置の容器収納部に挿抜する様子を説明する斜視図である。 (a)は、現像剤補給容器を容器収納部の奥側まで挿入した状態のV−V線断面矢視図であり、(b)は、(a)の状態から現像剤補給容器を回転させて現像剤の補給が可能な状態のV−V線断面矢視図である。 図6は、現像剤補給容器の後方斜視図である。 現像剤補給容器の搬送部材が現像剤を搬送する様子を示す断面模式図である。 現像剤補給容器の搬送部材の位置検知を説明するための、現像剤補給容器の後端模式図であり、(a)は、回転する搬送部材が現像剤排出口から離れた位置にあるときの検知部と凸部との位置関係を示す模式図であり、(b)は、回転する搬送部材が現像剤排出口と一致する位置、若しくは近い位置にあるときの検知部と凸部との位置関係を示す模式図である。 現像装置の制御ブロック図である。 搬送部材の停止位置制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100としての複写機の全体構成を、その前側(手前側)から見た正面断面模式図である。なお、画像形成装置としては、電子写真方式を採用したファクシミリやプリンタ等であってもよい。また、矢印の上下方向及び左右方向は、それぞれ画像形成装置100の上下方向及び左右方向に対応する。
図1に示すように、画像形成装置100の上部には、原稿押圧板101、原稿台ガラス102、及び光学部103が配設されている。原稿Dcは、画像面を下向きにして原稿台ガラス102上に載置され、原稿押圧板101によって原稿台ガラス102に押圧されて密着する。光学部103においては、光源ランプLaを矢印a方向に移動させながら原稿Dcの画像面を照射し、その反射光を複数のミラーM及びレンズLnにより像担持体としての感光体ドラム104上に導き、感光体ドラム104上に光像を結像させる。これにより、あらかじめ1次帯電器203により均一に帯電されている感光体ドラム104に、原稿Dcの画像情報に応じた静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム104は円筒状であって、画像形成装置100の前側(手前側)から後側(奥側)に長く延びるように配設され、矢印b方向(図1中の時計回り)に回転駆動される。
この静電潜像は、現像装置201により現像剤Gを用いてトナー像として可視化される。ここで、現像剤Gとしては、トナーからなる一成分現像剤と、トナー及びキャリア(鉄粉等の磁性体)からなる二成分現像剤のいずれも使用することができる。なお、現像装置201については、後に詳述する。
画像形成装置100の下部には、シート(記録媒体)Sを収納した給送カセット105,106,107,108が配設されている。これら給送カセット105〜108のうち、画像形成装置100の上面の前側に配設された操作パネル121(図3参照)からユーザ(操作者)が入力した情報又は原稿Dcのサイズに対して最適なサイズのシートSが、各種サイズのシートSを収納した4つの給送カセットから選択される。ここで、記録媒体としては、シートSに限定されず、例えばOHPシート等を適宜使用することができる。
給送カセット105〜108に収納されたシートSは、給送カセット105〜108に配設されたそれぞれのピックアップローラ105a〜108aにより取り出される。そして、搬送パス109を経由してレジストローラ110まで搬送され、感光体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングとに同期して、感光体ドラム104と転写帯電器111とが対向する位置に供給される。
そこで、転写帯電器111は、感光体ドラム104上の現像剤像をシートSへ転写する。続いて、分離帯電器112は、シートSを感光体ドラム104から分離する。分離されたシートSは、搬送ベルト113により定着装置114に搬送される。定着装置114は、シートSを加熱・加圧して、そのシート表面に現像剤像を定着させる。なお、シートSに転写されないで感光体ドラム104に残った残留現像剤は、クリーナ202によって除去される。
ここで、ユーザにより操作パネル121から片面コピーが指定されている場合には、表面にトナー像が定着されたシートSは、反転されることなく、そのまま排出反転部115を通過し、排出ローラ116により排出トレイ117上に排出される。
また、多重コピーが指定された場合には、排出反転部115の切替え部材118の切替えにより、再搬送パス119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排出トレイ117上に排出される。
さらに、両面コピーが指定された場合には、表面(片面)にトナー像が定着されたシートSは、反転されることなくそのまま排出反転部115を通って、一度、排出ローラ116により一部が画像形成装置100外へ排出される。そして、その後、シートSの後端が切替え部材118を通過し、排出ローラ116にまだ挟持されているタイミングで切替え部材118を切り替えるとともに、排出ローラ116を逆回転させることにより、再度、画像形成装置100内へ搬送される。その後、シートSは、再搬送パス119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排出トレイ117へ排出される。
(現像装置の構成)
図2は、図1中の現像装置201の詳細を示す断面図である。
現像装置201は、原稿Dcの画像情報に基づいて光学部103により感光体ドラム104上に形成された静電潜像を、現像剤Gを用いて可視化(現像)する。
本実施形態の現像装置201は、画像形成装置100内で現像工程で使用する現像剤を保持する現像剤保持部である現像容器部201a、現像剤を保持して現像すべき静電潜像まで搬送する現像ローラ201bの他、送り部材201c、現像ブレード201d、漏れ防止シート201eを有している。更に、本実施形態の画像形成装置100は、後述する補給する現像剤を充填した現像剤容器としての現像剤補給容器1を着脱可能に装着して収容する容器収容装置としての容器収容部10を有している。
現像容器部201aの内側には、現像剤Gが収納されている。この現像剤Gは、軸201fを回転中心とした送り部材201cの矢印d方向への回転により、現像ローラ201bに向けて供給される。
現像ローラ201bは、その表面に担持する現像剤Gの層厚を現像ブレード201dによって規制されながら、矢印c方向に回転する。また、漏れ防止シート201eが現像ローラ201bに当接することにより、現像容器部201aから現像剤Gが漏れることを防止している。
現像ローラ201bは、矢印c方向に回転することで、そのローラ表面に担持した現像剤Gを、感光体ドラム104との対向部(現像位置)Nに搬送して感光体ドラム104上の静電潜像に付着させる。この静電潜像への現像剤Gの付着により、静電潜像を現像剤像として可視化(現像)する。この現像を繰り返し行うことにより、現像容器部201a内の現像剤Gは徐々に消費されていく。
なお、現像装置201の後側には、現像ローラ201b及び送り部材201c等を回転駆動させる駆動力を発生させる駆動手段としてのメインモータ307(図9)が配設されている。
(現像剤補給容器の構成)
図3は、画像形成装置100に現像剤補給容器1を挿抜する様子を説明する斜視図である。なお、矢印の上下方向、左右方向、及び前後方向は、それぞれ画像形成装置100の上下方向、左右方向、及び前後方向に対応する。
図4は、現像剤補給容器1を画像形成装置100の容器収容部10に挿抜する様子を説明する詳細な斜視図である。なお、矢印の上下方向、左右方向、及び前後方向は、それぞれ現像装置201及び現像剤補給容器1の上下方向、左右方向、及び前後方向に対応する。
図5(a)は、現像剤補給容器1を容器収容装置としての容器収容部10の奥側まで挿入した状態のV−V線(図4)断面矢視図であり、図5(b)は、図5(a)の状態から現像剤補給容器1を回転させて現像剤の補給が可能な状態のV−V線(図4)断面矢視図である。
図6は、現像剤補給容器1の後方斜視図である。なお、矢印の前後方向は、現像剤補給容器1の前後方向に対応する。
図3,図4に示すように、現像剤補給容器1は、現像装置201の容器受け入れ口10aから容器収容部10へ挿抜可能に装着される。
容器収容装置としての容器収容部10は、図4に示すように、前側(手前側)から後側(奥側)に向かって軸心Caに沿って延びる筒状(円筒状)に形成されている。容器収容部10は、容器受け入れ口10aと、現像剤受入口10b(図5参照)とを有している。容器受け入れ口10aは、ほぼ円形に形成され、容器収容部10の前側(手前側)に設けられて前方に向かって開口している。容器受け入れ口10aは、図3に示すように、開閉扉15によって開閉される。開閉扉15は、画像形成装置100の右側板100aによって上下方向に延在する 揺動中心15aを基準として、揺動可能に支持されている。
現像剤受入口10bは、図5に示すように、容器収容部10の側部の上下方向ほぼ中央の位置に設けられて、前側(手前側)から後側(奥側)に延びるように形成されている。ここで、側部とは、円筒状の容器収容部10のうち、図4中の軸心Caとほぼ同じ高さで、軸心Caの左側(現像容器部側)に位置する部分をいう。この現像剤受入口10bは、現像装置201の現像容器部201aと連通しており、現像剤補給容器1内の現像剤Gは、この現像剤受入口10bを通って、現像容器部201a内に補給される。
現像剤補給容器1は、図4〜図6に示すように、円筒状の筐体の容器本体1aを有し、軸心Cbに沿って延びるほぼ筒状(円筒状)に形成されている。軸心Caと軸心Cbとは、現像剤補給容器1が容器収容部10に収納された状態で一致するように構成されている。
容器本体1aは、側面(周面)に現像剤排出口1b、前端にハンドル1c、内側に回転軸1d及び搬送部材1e、後端側に送りギア1f及びアイドラギア1gがそれぞれ設けられた構成となっている。
容器本体1aは、図4に示すように、軸心Cbに沿って延びる円筒形状に形成されている。容器本体1aの内側には、補給用の現像剤Gが収容・保持されている。現像剤排出口1bは、容器本体1aの母線に沿って細長く形成されていて、上述の容器収容部10の現像剤受入口10bとほぼ同形となっている。現像剤排出口1bと現像剤受入口10bとが相互に連通する位置関係にあるときには、現像剤Gが容器本体1aから現像容器部201aへ供給可能となる。現像剤排出口1bの周囲には、弾性を有するシール部材1hが現像剤排出口1bの外縁を覆うように、額縁状に設けられている。
ハンドル1cは、容器本体1aの前端に設けられ、現像剤補給容器1を回転させ或いは容器収容部10に対して挿抜する際に使用される。回転軸1dは、断面が方形に形成されていて、軸心Cbに沿って配設されている。
搬送部材1eは、回転軸1dに固定され、回転軸1dの中心から容器本体の内周面側の端までの長さが容器本体1aの内径の半分よりも長い形状であって、可撓性を有するシート部材である。この形状と可撓性により、搬送部材1eは、駆動源としてのメインモータ307からの駆動力を受けて、現像剤補給容器1の容器本体1aの内面に撓んで接しながら、回転軸1dを軸心とし、その軸心周りを回転するように変位する。この搬送部材1eの変位により、搬送部材1eは、現像剤Gを容器本体1aの内部で攪拌しつつ現像剤排出口1bへ搬送する。
回転軸1dの後端は、図6のように容器本体1aの後端から突出していて、この突出部分には、送りギア1fが取り付けられている。送りギア1fには、アイドラギア1gが噛合されている。このアイドラギア1gは、後述するように、交換等で現像剤補給容器1を容器収容部10に挿入して奥まで達したときのセット位置P1(図5(a))から、現像剤排出口1bと現像剤受入口10bとが相互に連通する位置関係にある補給位置P2(図5(b))に、現像剤補給容器1を略90度回転することにより、現像装置201に配置される駆動ギア201h(図2参照)に噛合される。この噛合により、駆動ギア201hの回転が、アイドラギア1g、送りギア1f、回転軸1dに伝達され、搬送部材1eを回転させる構成となっている。
(現像剤補給容器の容器収納部への挿抜)
次に、容器収容部10に対する現像剤補給容器1の挿抜(挿入及び引き抜き)について説明する。まず、図3,図4を参照して挿入について説明する。
ユーザは、ハンドル1cを握り、交換用或いは新規の現像剤補給容器1を、現像剤排出口1bがほぼ上を向いた水平姿勢で保持しつつ、開閉扉15を開放した容器受け入れ口10aから長手方向(矢印A方向)に挿入する。このようにして挿入した現像剤補給容器1が容器収容部10の奥に達したときの、現像剤補給容器1の現像装置201に対する位置関係をセット位置P1(図5(a))とする。このセット位置P1では、現像剤排出口1bは現像剤受入口10bとは連通していない。
次に、ユーザは、ハンドル1cを図4及び図5(a)中の反時計回り(矢印F方向)にほぼ90度回転させて、現像剤補給容器1を図5(a)に示すセット位置P1から図5(b)に示す補給位置P2に移動させる。これにより、現像剤補給容器1の現像剤排出口1bが、容器収容部10の現像剤受入口10bと一致して連通状態となる。また、現像剤排出口1bと現像剤受入口10bとの間に生じる間隙は、シール部材1hによってシールされる構造となっていて、ここからの現像剤の漏洩は防止される。
この現像剤補給容器1のセット位置P1から補給位置P2への回転により、現像剤補給容器1のアイドラギア1gが、現像装置201に配置される駆動ギア201h(図2参照)に噛合される。これにより、メインモータ307(図9)等の駆動部材の回転が、駆動ギア201h、アイドラギア1g、送りギア1f、及び回転軸1dを介して、搬送部材1eに伝達されるようになる。
最後に、開閉扉15を閉じて、現像剤補給容器1の容器収容部10への挿入を完了する。
次に、容器収容部10からの現像剤補給容器1の引き抜きについて説明する。
まず、開閉扉15を開け、現像剤補給容器1を、そのハンドル1cを握って図4、図5(a)中の時計回り(矢印F方向とは反対方向)にほぼ90度回転させて、現像剤補給容器1を図5(b)に示す補給位置P2から図5(a)に示すセット位置P1に移動させる。その後、現像剤補給容器1を前側(手前側)に徐々に引き抜いていく。これに伴い、容器収容部10の現像剤受入口10bに対して、現像剤補給容器1の現像剤排出口1bが前側(手前側)に徐々に移動してずれていく。この時に、図7にあるように搬送部材1eが現像剤排出口1bの位置付近で停止していると、現像剤補給容器1内に残っている現像剤Gが搬送部材1eの上に乗った状態で現像剤排出口1bを塞ぐ状態になっており、その現像剤Gが現像剤補給容器1を引き抜く際に現像剤排出口1bから落下して画像形成装置100の筐体や周囲を汚してしまう。
なお、後述するが、現像剤補給容器1の現像剤Gの残量を完全に0にすることは困難であり、現像剤補給容器1の交換の指示が出たときでも、容器内には少量の現像剤Gが残ってしまう。その為、搬送部材1eが現像剤排出口1bの位置を含むその近傍の位置で停止しているときには、搬送部材1eとしてのシートの上に現像剤Gが載っている状態になってしまう。この残存した現像剤Gが、現像剤補給容器1を引き抜く際に現像剤排出口1bから溢れ出て現像剤補給容器1の筐体外面に付着等して、更に画像形成装置100の機外に付着或いは落下することで、画像形成装置の筐体やその周囲を汚すことになる。
(搬送部材停止位置検知部の構成)
まず、搬送部材1eについて説明する。
図7は、現像剤補給容器1の搬送部材1eが現像剤Gを搬送する様子を示す断面模式図である。
図8は、搬送部材1eの位置検知を説明するための、現像剤補給容器1の後方概略図である。
搬送部材1eは、図5(b)の矢印e方向に回転することで、シート面上に現像剤Gを載せて搬送し、現像剤補給容器1内にある現像剤Gを、現像剤排出口1bを通して現像容器部201a内に送りこむ構成となっている。
図7は、現像剤補給容器1を交換すべき状態となった時点での搬送部材1eの様子を表したものである。現像剤補給容器1の交換指示は、現像装置201内にある現像剤残量検知センサ306(図9参照)からの検知信号に基づいて、画像形成装置100に配設された制御部300によって判断される。この現像剤残量検知センサ306は、現像装置201内に配設されているため、現像剤補給容器1内の現像剤の残量を直接検知するものではない。従って、現像剤の残量を高精度に検知することはできない。そのため、制御部300によって現像剤補給容器1の交換指示の判断がされたときでも、少量の現像剤Gが容器本体1a内に残ってしまう。
このように現像剤Gが少量でも残っていると、図7のように、搬送部材1eは、そのシート材の面上に現像剤Gを載せた状態で現像剤排出口1bを通過する。もし、搬送部材1eがこの位置で停止すると、現像剤排出口1bから現像剤補給容器1の外へ現像剤Gが飛散し、現像剤補給容器1の筐体外面に付着することになる。そのため、現像剤補給容器1を交換する際に、容器収容部10から引き抜かれる現像剤補給容器1と共に現像剤Gが画像形成装置100の外に飛散して、画像形成装置100の筐体や周囲を汚してしまうことになる。
そこで、本実施形態では、搬送部材1eが現像剤排出口1bの位置を含むその近くの位置に停止しないように、現像剤補給容器1のホイール部1iに凸部1kと、現像装置201に検知部201gとを備えている。この凸部1kは、搬送部材1eの回転変位と同期して変位する部位として,ホイール部1iに設けられた突起部である。
このような構成により、搬送部材1eの動作停止時にホイール部1iの凸部1kの位置を検知部201gで検知することで、搬送部材1eの停止位置を検知して、搬送部材1eが搬送する現像剤が現像剤排出口1bに達する前に搬送部材1eを停止させるようにしている。また、回転して現像剤を現像剤排出口1bに搬送する搬送部材1eが、現像剤を現像剤排出口1bに搬送して現像剤排出口1bを通過した後、再び現像剤を現像剤排出口1bに搬送する前に停止させるようにしている。
図8(a)及び(b)は、現像剤補給容器1をその後端側から見た模式図で、搬送部材1eの停止位置を検出する構成を説明するものである。
図6にあるように、ホイール部1iと送りギア1fは連結されており、同期して回転する。ホイール部1iには、容器本体1a内で回転軸1dの軸心周りを回転する搬送部材1eの変位と同期する凸部1kがその軸心と同心の円周上に設けられている。そして、搬送部材1eが現像剤排出口1bの近傍に位置するときに、凸部1kが検知手段としての検知センサ201gが有する1対の発光素子と受光素子(図8の1対の▲印)との間隙に位置することで、検知センサ201gに検知可能となるように構成されている。
図8(a)は、回転する搬送部材1eが現像剤排出口1bから離れた位置にあるときの検知センサ201gと凸部1kとの位置関係を示す模式図である。
このときには、凸部1kは、検知センサ201gにより検知されない位置にあるように、ホイール部1iに形成されている。
図8(b)は、回転する搬送部材1eが現像剤排出口1bと一致する位置若しくは近い位置にあるときの検知センサ201gと凸部1kとの位置関係を示す模式図である。
ここで、回転する搬送部材1eが現像剤排出口1bと一致する位置とは、搬送部材1eの先端部と容器本体1aの内周面とが接触する位置が、現像剤排出口1bと重なる位置である。
また、現像剤排出口1bに近い位置とは、停止した搬送部材1eのシート面上に、現像剤排出口1bから排出されずに現像剤Gが残存しており、その残存した現像剤Gが現像剤排出口1bから容器外へ漏れ出る、若しくは漏れ出る可能性があるときの搬送部材1eの先端部と容器本体1aの内周面とが接触する位置である。
凸部1kは、1対の発光素子と受光素子との間隙を通過することで検知センサ201gにより検知される位置にあるように、ホイール部1iに、その回転中心と同心の円周上に円弧状に突設されている。そして、凸部1kの円弧長は、回転する搬送部材1eが現像剤排出口1bと一致する位置を含むその近傍の位置にあるときに、検知センサ201gに検知される位置関係となるように設定されている。
このような構成により、制御部300は、メインモータ307の駆動を制御することで、回転軸1dを中心に回転する可撓性のシート部材である搬送部材1eの回転停止位置を制御している。
(現像装置の制御系)
図9は、画像形成装置100の制御系のブロック図である。
制御部300は、画像形成装置100に配設され、CPU310と、ROM301とRAM302とを有している。CPU310は、ROM301に格納された制御プログラム、操作部303を通じたユーザの入力情報、外部のコンピュータ305から送信されて来るデータに従って画像形成装置100の各部の動作、例えば、感光体ドラム104の駆動や現像剤補給容器1の搬送部材1eの回転駆動等の画像形成に関わる駆動源としてのメインモータ307を回転、停止させる制御を実行する。
RAM302は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域を有する。
操作部303は、画像形成に関する各種機能を設定するためのキーボードと、画像形成装置の設定状態、運転状態等を表示するための液晶画面とを備えている。この液晶画面は、制御部300のCPU310の制御の下、現像剤残量検知センサ306からの検知信号に基づいて現像剤補給容器1の交換指示を表示することで、ユーザに現像剤補給容器1の交換時期を報知する。
(搬送部材の停止位置制御の構成)
図10は、搬送部材1eの停止位置制御のフローチャートである。
制御部300のCPU310は、画像形成動作の開始により、メインモータ307を回転させてイニシャル動作を行う(S1)。次に、給送カセット105,106,107,108のいずれかよりシートSを給送して(S2)、感光体ドラム104、現像装置201、定着装置114等によりシートSに画像を形成する(S3)。
次に、画像形成が終了したら(S4)、排出ローラ116によりシートSを排出してメインモータ307を停止させる前に、検知センサ201gにて凸部1kの有無(ON又はOFF)を確認する(S5)。
このとき、検知センサ201gが凸部1kを検知するON(S5のYes)であれば、CPU310による駆動制御により、検知センサ201gがOFFになるまでメインモータ307を回転させ、搬送部材1eを継続回転させる(S6、S7)。
一方、前記ステップS5において、検知センサ201gが凸部1kを検知しないOFF(S5のNo)であれば、CPU310による駆動制御により、メインモータ307を停止させ、搬送部材1eを停止させる(S8)。
本実施形態の画像形成装置100によれば、現像剤補給容器1の搬送部材1eの回転動作停止の際に、搬送部材1eが搬送する現像剤が現像剤排出口1bに達する前に搬送部材1eを停止させることで、搬送部材1e上にある現像剤Gが現像剤排出口1bから溢れ出ることがなくなり、現像剤補給容器1を取り出したときに現像剤排出口1bから現像剤Gがこぼれ落ちて飛散することを防ぐことが可能となる。また、回転して現像剤を現像剤排出口1bに搬送する搬送部材1eが現像剤排出口1bに搬送して現像剤排出口1bを通過した後、再び現像剤を現像剤排出口1bに搬送する前に停止させるので、搬送部材1e上にある現像剤Gが現像剤排出口1bから溢れ出ることがなくなり、現像剤補給容器1を取り出したときに現像剤排出口1bから現像剤Gがこぼれ落ちて飛散することを防ぐことが可能となる。
1・・・現像剤補給容器
1a・・・容器本体
1b・・・現像剤排出口
1d・・・回転軸
1e・・・搬送部材
1k・・・凸部
1i・・・ホイール部
10・・・容器収納部
10a・・・容器受け入れ口
10b・・・現像剤受入口
201・・・現像装置
201a・・・現像容器部
201g・・・検知センサ
300・・・制御部
307・・・メインモータ

Claims (6)

  1. 収容する現像剤を搬送し、排出口から排出する搬送部材を有する現像剤補給容器を、着脱自在に収納する容器収納装置であって、
    前記搬送部材が現像剤を搬送後停止させる際に、前記搬送部材が搬送する現像剤が前記排出口に達する前に前記搬送部材を停止させる制御手段、を有する
    ことを特徴とする容器収納装置。
  2. 前記搬送部材は、回転して現像剤を前記排出口に搬送し、
    前記制御手段は、前記搬送部材が現像剤を前記排出口に搬送して前記排出口を通過した後、再び現像剤を前記排出口に搬送する前に停止させることを特徴とする請求項1に記載の容器収納装置。
  3. 前記現像剤補給容器に設けられて前記搬送部材の変位と同期して変位する部位を検知することで、前記搬送部材の位置を検知する検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に基づいて前記搬送部材を停止させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の容器収納装置。
  4. 前記搬送部材は、回転軸を中心に回転する可撓性を有するシート部材であり、前記制御手段は、前記シート部材が停止する際の位置を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の容器収納装置。
  5. 前記シート部材は、前記現像剤補給容器の内面に撓んで接しながら回転して現像剤を搬送することを特徴とする請求項4に記載の容器収納装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の容器収納装置と、
    前記容器収納装置に収納される現像剤補給容器から供給される現像剤を使用して画像を形成する画像形成部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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