JPS632087A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は１例えば電子複写装置あるいは電子プリンタな
どの画像形成装置に装備される現像装置、特に現像剤の
残量を検出する手段に改良を施した現像装置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来、この種の画像形成装置、例えば電子複写装置等に
おける現像装置においては、現像器を構成する容器、す
なわち、像担持体である感光体上に形成された静電潜像
を可視化するための現像剤が収容された容器内の現像剤
の有無（残量）を検出する手段として、近接スイッチが
広く使用されている。

このような従来の現像装置は、第７図（Ａ）、（Ｂ）に
例示するように、現像剤Ｔが収容される容器１００の外
壁１０１に、近接スイッチ１０２を取り付ける一方、こ
の近接スイッチ１０２に対向する前記容器１００の内側
に磁石１０３を配置し、かつ、この磁石１０３を前記容
器１００の上部に回動自在に吊支して前記近接スイッチ
１０２を磁石１０３の揺動によりオン−オフさせるよう
に構成されているものであり、前記磁石１０３は、第７
図（Ａ）に示すように、容器１００内の現像剤Ｔの量が
多いときは、前記近接スイッチ１０２から離間した位置
にあり、容器１００内の現像剤Ｔの量が次第に少なくな
ると、第７図（Ｂ）に示すように、前記近接スイッチ１
０２に近づいて。

スイッチをオンさせることにより、現像剤Ｔが無くなっ
たことを表示し得るようになっているものである。

（発明が解決しようとする問題点） このため、従来の現像装置における現像剤の有無を検出
する手段にあっては、現像剤検出用の近接スイッチ１０
２が容器１００の外側に、また、この近接スイッチ１０
２を動作させる検出手段である磁石１０３が容器１００
の内側に配置されていることから、現像剤の残量変化の
検出時にバラツキが生じ易いばかりでなく、前記近接ス
イッチ１０２が容器１００に直接取り付けられているた
め、近年のように、容器１００が使い捨てになると、近
接スイッチ１０２まで捨てなければず、容器自体がコス
ト高になるといった問題があった。

本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、現像剤が収容される使い捨ての容器
に対して、現像剤の残量検出手段まで捨てることのない
ようにした現像装置を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記した問題点を解決するために、本発明は、現像剤が
収容された容器の外部から光を透過させて、前記容器内
の現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段を備えて
なる構成としたものである。

（作　用） すなわち、本発明は、上記の構成とすることによって、
容器内の現像剤の残量を、容器の外部から光を透過させ
て検出するようにしたことから、現像剤が収容される使
い捨ての容器に対して、現像剤の残量検出手段は、捨て
ることなくそのまま次の容器に対しても使用することが
でき、これによって、コストを安価にすることが可能に
なる。

（実　施　例） 以下、本発明を第１図から第６図に示す一実施例を参照
しながら詳細に説明する。

第１図は本発明に係る現像装置が装備された画像形成装
置である電子複写装置の外観部分を示すもので、図中１
は複写装置本体である。この複写装置本体１の右側面部
には、自動もしくは手差し給紙可能な給紙カセット２が
装着され、かつその左側面部には排紙トレイ３が装着さ
れているとともに、図示しない原稿が載置される上面原
稿載置板上には、左右方向（矢印ａ方向）に往復シＪ自
在な原稿台４が設けられている。なお、図中５は前記複
写装置本体１の上面前端縁部に設けた操作表示部で、表
示器６、テンキー７、露光設定ボリウム８およびプリン
トキー９等からなっている。

次に、上記複写装置本体１の内部機構を第２図を参照し
て説明する。

図中１０は上記複写装置本体１内のほぼ中央部に回動自
在に軸支された像担持体としてのドラム状の感光体で、
図示しない駆動機構により前記原稿台４と同期させて矢
印す方向に回転駆動し得るようになっている。この感光
体１０は、帯電チャージャ１１によって一様に帯電され
、かつ露光ランプ１２により照射された原稿画像を光学
系装置を構成する集束性光伝送体（商品名：セルフォッ
クレンズアレイ）１３により感光体１０上に結像させて
静電潜像を形成し、この静電潜像に後述する現像装置本
体３０によりトナーＴを供給付着して現像し、この現像
剤の像（以下、トナー像という）を転写チャージャ１４
側に送り込んでなるものである。

上記転写チャージャ１４は、自動もしくは手差し給紙さ
れる給紙カセット２から給紙ローラ１５及びレジストロ
ーラ対１６．１６を介して送り込まれる記録紙としての
普通紙から成るコピー用紙Ｐ上に形成されたトナー像を
転写するもので、転写後のコピー用紙Ｐは、ＡＣコロナ
放電による剥離チャージャ１７により感光体１０上から
剥離されて搬送路１８を通して定着装置１９によりトナ
−像を溶融定着し、排出ローラ対２０．２０により排紙
トレイ３上に排出されるようになっている一方、コピー
用紙Ｐへのトナー像の転写、剥離後の感光体１０上の残
留トナーは、清掃装置２１により清掃され、除電ランプ
２２により感光体１０上の電位を一定のレベル以下にし
て次のコピー動作を可能な状態にしている。

そして、上記した現像装置本体３０は、第３図に示すよ
うに、ユニットハウジング３１と、このユニットハウジ
ング３１内に着脱自在に装填される現像器となる使い捨
ての容器３２と、この容器３２内の底部に配置した現像
ローラ３３と、この現像ローラ３３に対接させて設けた
モルトプレーン等の弾性体からなる掻き落しローラ３４
と、この掻き落しローラ３４と共に前記現像ローラ３３
の上部に圧接させて設けたコーティングブレード３５と
、前記容器３２内の上部に回転自在に配置した補給プレ
ート３６と、この補給プレート３６の両端部に取り付け
たゴム等の弾性部材からなるクリーニング部材（清掃部
材）３７と、前記容器３２の底面部側の中央部付近に対
向させて設置した現像剤の有無を検出する光センサから
なる検出手段３８とで構成され、この検出手段３８は、
前記ユニットハウジング３１側に固定的に設置された発
光部３９Ａと受光部３９Ｂとからなり、この先センサ３
９から照射される光を、現像剤が収容された容器３２の
外部から容器の内底部に透過させて、前記容器３２内の
現像剤の残量を検出するようになっているとともに、前
記容器３２の現像剤残量検出部に相当する部分は、光透
過可能な透明部材からなる窓部３２ａに形成されている
。また、前記したクリーニング部材３７は、容器３２内
の現像剤残量検出部に相当する窓部３２ａを清掃し得る
ようになっている。

すなわち、上記現像装置本体３０は、容器３２内に収容
された現像剤Ｔを補給プレート３６の回転による撹拌作
用で現像ローラ３３側に送り込み。

かつコーティングブレード３５で現像ローラ３３に擦り
付けるとともに、これによる摩擦帯電によって、前記現
像ローラ３３上に薄いトナー層を形成して、感光体１０
上に現像するようになっているもので、現像を終了した
現像ローラ３３上に残った現像剤Ｔは、掻き落しローラ
３４で掻き落し得るようになっている。そして、現像剤
有無の検出手段３８である光センサの発光部３９Ａと受
光部３９Ｂとは、第４図に示すように、容器３２の現像
剤残量検出部に相当する底面部に形成した光透過可能な
透明部材からなる窓部３２ａを通して光を容器３２の内
部に透過させることにより、前記容器３２内の現像剤の
残量を検出するようになっているもので、前記窓部３２
ａは、前記容器３２内の上部に配置した補給プレート３
６の回転に伴うクリーニング部材３７の清掃作用よって
常にクリーニングされ、前記窓部３２ａに付着する現像
剤Ｔによって光センサ３８の光が遮られるのを防止し、
安定した現像剤有無の検出が確実に行なうことを可能に
している。さらにまた、前記ゴム等の弾性素材からなる
クリーニング部材３７の両端部、つまり、第５図（Ａ）
、（Ｂ）に示すように、容器３２の窓部３２ａに接する
部分には、突出部３７ａ、３７ａがそれぞれ設けられて
いて。

この各々の突出部３７ａ、３７ａのエツジで、前記窓部
３２ａに付着する現像剤Ｔを拭い取るようになっている
。

また、第６図は１本発明に係る他の実施例を示し、現像
剤有無の検出手段３８である光センサの発光部３９Ａと
受光部３．９Ｂとを、前記容器３２の上下部に対向させ
て設置してなる構成を有するものである。

なお、本発明は、上記の実施例には限定されないもので
あり、本発明の要旨を変えない範囲で種々変更実施可能
なことは勿論である。

［発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、容器
内の現像剤の残量を、容器の外部から光を透過させて検
出してなることから、現像剤が収容される使い捨ての容
器に対して、従来のように現像剤の残量検出手段を捨て
ることなくそのまま次の容器に対しても使用することが
でき、コストが安価になるというすぐれた効果を有する
現像装置を提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る現像装置が装備される画像形成装
置としての電子複写装置の一実施例を示す外観斜視図、
第２図は同じく内部構造を示す概略的断面図、第３図は
現像装置本体の概略的要部拡大断面図、第４図は同じく
現像剤残量検出部分を正面から見た要部拡大断面図、第
５図（Ａ）（Ｂ）同じく現像剤残量検出部分と清掃部分
との位置関係を示す概略的説明図、第６図は本発明に係
る他の実施例を示す現像装置本体の概略的要部拡大断面
図、第７図（Ａ）（Ｂ）は従来の現像装置の現像剤残量
の検出状態を示す概略的要部拡大断面図である。 ３０・・・現像装置本体、　　　３２・・・容器、３２
ａ・・・光透過部材（窓部）。 ３３・・・現像ローラ、　　３７・・・清掃部材、３８
・・・現像剤残量検出手段（光センサ）、Ｔ・・・現像
剤。 第３図 第４図 第５図（Ａ）　　　第５図（Ｂ） 第６図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像剤が収容された容器と、この容器の外部から
   光を透過させて前記容器内の現像剤の残量を検出する現
   像剤残量検出手段とを備えたことを特徴とする現像装置
   。
2. （２）容器の現像剤残量検出部に相当する部分を、光透
   過部材で形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の現像装置。
3. （３）容器内の現像剤残量検出部に相当する部分を、清
   掃部材で清掃可能にしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第２項に記載の現像装置。
4. （４）清掃部材は、弾性体からなり、この弾性体に前記
   容器内の現像剤残量検出部に相当する部分を清掃する突
   出部を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第３項に
   記載の現像装置。