JPH0627796A - 現像器 - Google Patents

現像器

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JPH0627796A
JPH0627796A JP4181168A JP18116892A JPH0627796A JP H0627796 A JPH0627796 A JP H0627796A JP 4181168 A JP4181168 A JP 4181168A JP 18116892 A JP18116892 A JP 18116892A JP H0627796 A JPH0627796 A JP H0627796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
developing
peripheral surface
developing sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4181168A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsutaka Miyamoto
厳恭 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0627796A publication Critical patent/JPH0627796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置に設けられる現像器から現像剤
の漏出を防止する。 【構成】 現像器のハウジングを形成する現像器本体20
には回転可能に軸支される現像スリーブ26が設けられて
いる。現像スリーブ26の周面下方と対向する現像器本体
20の下顎部20aの上面部20bには2列の現像剤飛散防止
溝30が設けられている。現像スリーブ26の回転によって
飛散する現像剤をこの現像剤飛散防止溝30内で生ずる渦
巻状の乱流中に巻き込ませて直接現像器外へ漏出するの
を防止する。また感光体ドラム3の周面とこの周面に対
向する湾曲面20cとの間に隘路31を形成して現像剤の漏
出を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンタなどの
画像形成装置に設置される現像器の現像剤漏出防止手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機やプリンタ等の電子写真式
画像形成装置は原稿を載置するプラテンと、その下方に
往復動する原稿照射ランプと反射ミラー及び固定された
投影レンズと反射ミラーとで構成される走査光学系と、
帯電極によって所定の電位がチャージされて回転する感
光体ドラムと、前記走査光学系によって前記感光体ドラ
ム面上に形成された静電潜像にトナーを付与して現像す
る現像器と、該感光体ドラム面の下方に向けて搬送され
る転写材である記録用紙面上にトナー画像を転写する転
写極と、分離極及び除電極と、前記記録用紙面上に転写
されたトナー画像を定着する定着器と、転写したのちの
前記感光体面上に残留するトナーや紙粉などを除去する
クリーニング装置とによって構成されている。
【0003】そして所定の搬送経路に従って間欠的に搬
送される記録用紙面上に所要のトナー画像がつぎつぎに
記録されるようになっている。
【0004】図3は現像器6の要部断面を示すもので20
は現像器6のハウジングを形成する現像器本体、22は第
1撹拌部材、23は第2撹拌部材、24は供給ローラ、26は
現像スリーブ、28は現像スリーブ26の周面に付与される
現像剤の量を規制する剛性を備えた現像剤薄膜形成手段
である円柱棒、28aは現像剤の搬送量を規制するための
ばね板であり円柱棒28は現像スリーブ26に対し現像剤が
存在しない状態で一定荷重で押圧されている。27は現像
剤の穂立ちをカットするスクレーパ、25は撹拌仕切板、
21は現像器本体の上面に一体的に取付けられる上蓋であ
る。
【0005】現像器6内に補給されたトナーは矢印方向
に回転する第2撹拌部材23と、これと反対方向に互いに
重複するように回転する前記第1撹拌部材22とによりキ
ャリアと充分撹拌混合された上現像剤Dとして前記供給
ローラ24を介して前記現像スリーブ26に送られる。
【0006】第1撹拌部材22と第2撹拌部材23は互いに
相反する矢印方向に回転左巻きの螺旋角をもったスクリ
ュー状の部材であって第1撹拌部材22の推力によって奥
側に搬送されたトナーとキャリアは、図面の奥側方向に
上縁が低く傾斜する撹拌仕切板25を順次乗り越えて第2
撹拌部材23側に移りその推力によって図面の手前側に搬
送され、その間におけるトナーとキャリアとの混合作用
によって摩擦帯電がなされた均質な現像剤Dとされ、ス
ポンジ状で矢印方向に回転する供給ローラ24によって矢
印で示す時計方向に回転する現像スリーブ26周面上に層
状に付着する。
【0007】そして、現像スリーブ26面と所定の間隙を
有して隣接する感光体ドラム3の周面上に形成された静
電潜像に現像スリーブ26によって搬送されるトナーが付
与されてトナー画像が現像される。そして、各第1,第
2撹拌部材22,23、供給ローラ24及び現像スリーブ26は
現像器本体20の側面部に装着される駆動伝達機構によっ
てそれぞれに回転が伝達されている。
【0008】そして画像形成装置内に飛散するトナーは
適所に設けられるサクションによって吸引するようにし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように現像
器本体20の下顎部に設けられている円柱棒28によって現
像スリーブ26の周面には現像剤Dの所定の薄膜が形成さ
れたのち再び現像剤Dの穂立ちが形成される。
【0010】そして高速で時計方向に回転する現像スリ
ーブ26周面の下方とこれと対向する下顎部の上面部20b
との間には感光体ドラム3の周面方向に絶えず空気の流
れSが生じていてこの風圧によって穂立ちされている現
像剤Dから分離したトナーを飛散させるため画像形成装
置内に漏出し飛散して走査光学系を汚染したり現像され
るトナー画像や本体ギア関係等に悪影響を及ぼすように
なる。本発明はこのような問題点を解決して現像スリー
ブに付与される現像剤が特に現像器本体の下方から画像
形成装置内に飛散するのを防止することのできる現像器
の提供を課題目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的は下記のa,b
何れかの手段によって達成される。
【0012】(a)像担持体に形成された静電潜像にト
ナーを付与して現像する画像形成装置の現像器におい
て、該現像器のハウジングを形成する現像器本体に回転
可能に軸支される現像スリーブ周面と対向する該現像器
本体の対向面に少くとも1つの現像剤の飛散を防止する
現像剤飛散防止溝を設けたことを特徴とする現像器。
【0013】(b)a項において像担持体の周面とこの
周面と対向する現像器本体の下部先端面との間で隘路を
形成しかつ該隘路の間隔を3mm以下に設定したことを特
徴とする現像器。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例を図1の現像器本体に設け
た現像剤飛散防止溝の配置と形状とを示す側断面図と図
2の画像形成装置の構成を示す側断面図と図3の従来の
現像器の構成を示す断面図とによって説明する。しかし
本発明は本実施例に限定されるものではない。なお従来
と同じ機能を有する現像器の各部材は同一記号を以て表
わす。
【0015】また、現像器6の機能及び作動は従来と全
く同じであるので説明を省略し本発明とこれに関連する
相違点について述べる。
【0016】図2に示すように電子写真画像形成装置18
は本体1の上面に原稿Mを設置するプラテンガラスPが
設けられ、本体1内のこのプラテンガラスPの下方には
走査光学装置2が設けられている。走査光学装置2は往
復動する原稿照射ランプ2a、第1ミラー2b、V字形
を形成する第2,第3ミラー2cおよび固定されたレン
ズ2dと第4ミラー2eとから成る。本体1の内部中央
には感光体ドラム3が矢印方向に回転可能に設けられて
おり、その周辺には、回転方向に沿って感光体3aを一
様に帯電する帯電極4と、トナー補給装置5によりトナ
ーが補給され現像スリーブ26を内蔵する現像器6と、転
写電極7と、分離電極8と、除電電極9と、クリーニン
グ装置10とが順次配置されている。給紙カセット11,1
1′にはそれぞれサイズの異なる2種類の記録紙が収納
されて本体1にセットされている。12は給紙カセット11
に収納された記録紙を第2供給ローラ13の手前の待機位
置まで給送する第1給紙ローラであり、記録紙の重送を
防止するためにベルトを介して回転されるローラ12a,
12aと停止ローラ(さばきローラともいう)12bとによ
り構成されている。13は第1給紙ローラ12により給送さ
れる記録紙を前記待機位置で一旦停止させ、その後感光
体3a上の可視像先端と記録紙先端とを転写位置で一致
させるように適切なタイミングで転写位置に向けて再び
給紙する第2給紙ローラ、14は第1給紙ローラ12により
給送された記録紙を第2給紙ローラ13の位置まで案内す
るためのガイド板であり、レバー(図示せず)を操作す
ることによって開閉され、手を入れてジャム紙が取り出
せるようになっている。15は転写後の記録紙を定着位置
まで搬送する搬送装置であり、定着装置16は加熱ローラ
16aと圧着ローラ16bとから成る。17は定着後の記録紙
を本体外部に排紙する排紙ローラである。
【0017】上記装置において、コピーボタンを操作す
ると、プラテンガラスP上の原稿Mは走査光学装置2に
より露光走査され、感光体ドラム3の感光体3a上に原
稿Mの静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器6
により可視像とされ、この可視像は本体1の給紙カセッ
ト11,11′のいずれかから給送された記録紙に転写電極
7によって転写される。転写後記録紙は分離電極8によ
り感光体3aから分離され、搬送装置15により定着装置
16に搬送され、そこで定着され排紙ローラ17により排紙
される。このようにして記録紙面上に所要のトナー画像
がつぎつぎと記録されるようになっている。
【0018】本発明の現像器本体に設けられる現像剤飛
散防止溝を次のように配設した。図1に示すように現像
剤薄膜層形成手段である円柱棒28が保持されている現像
器本体20の従来下顎部を長手方向(紙面垂直方向)全域
に亘って感光体ドラム3の周面方向に延長して本発明の
現像剤飛散防止溝を配設する下顎部20aを形成する。そ
して下顎部20aの現像スリーブ26周面と対向する上面部
20bは該現像スリーブ26の周面と所定の間隔を設けて同
心円の円弧で形成され図のような厚みを有する下顎部20
aが形成されている。
【0019】そして下顎部20aの上面部20bには図に示
すような所定の幅と深さとを有する2列の現像剤飛散防
止溝(以下単に飛散防止溝と呼ぶ)30が該下顎部20aの
長手方向全域に亘って互に平行に配設されている。
【0020】そして高速で回転する現像スリーブ26によ
って該現像スリーブ26の周面と下顎部20aの上面部20b
との間に矢印方向感光体ドラム3の周面方向に向って生
ずる空気の流れSは各飛散防止溝30内に回り込んで鎖線
円内の拡大図で示すように矢印で示す反時計方向に渦巻
き状の乱流が形成される。従ってこの空気の流れSに伴
って円柱棒28の近傍で穂立ちされた現像剤Dから分離さ
れたトナーは飛散防止溝30の中に巻き込まれるために直
接現像器6外への飛散が著しく防止される。そして各飛
散防止溝30内の現像剤Dは乱流と自己のクーロン力或は
磁力とによって現像スリーブ26の周面に向ってジャンピ
ングして現像スリーブ26の周面に付着するか又は付着し
なかったトナーは再び空気の流れSによって前述と同様
に飛散防止溝30内に巻き込まれる。このような繰返しに
よって飛散するトナーは現像器6外への漏出が防止され
ると共に飛散防止溝30内に溜ることもない。なお飛散防
止溝30は2列に限らず多い程よいが2列で十分に現像器
外へのトナーの漏出が防がれる。
【0021】そして下顎部20aの感光体ドラム3の周面
と対向する先端には図のような感光体ドラム3の周面と
同心円の円弧によって形成される湾曲面20cが設けられ
この湾曲面20cと感光体ドラム3の周面とによって隘路
31が形成されている。この隘路31の間隔は3mm以下に設
定され好ましくは1.3mm前後に設定されている。
【0022】従ってこの隘路31によって下顎部20aの上
面部20bと現像スリーブ26との間で飛散する現像剤Dや
トナーが現像器6外へ漏出しないようになっている。こ
のようにして現像器本体20の下顎部20aに配設した現像
剤飛散防止溝30と、感光体ドラム3の周面と下顎部20a
の湾曲面20cとで形成される隘路31とによって現像器6
外への現像剤Dやトナーの漏出,飛散が防止され感光体
ドラム3の周面には常に良好なトナー画像が現像され
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の現像剤飛散防止溝を現像スリー
ブの周面と対向する現像器本体の下顎部に配設したので
高速で回転する現像スリーブの起す空気の流れによって
飛散する現像剤は直接現像器外に飛散することなく極め
て効果的に漏出が防止された。
【0024】また感光体ドラムの周面と下顎部先端の湾
曲面とで隘路を形成したので現像剤が現像器外へ漏出す
るのを一層防止されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による現像器本体に設けた現
像剤飛散防止溝の配置と形状とを示す側断面図。
【図2】画像形成装置の構成を示す側断面図。
【図3】従来の現像器の主要な構成を示す側断面図。
【符号の説明】
3 感光体ドラム 6 現像器 18 画像形成装置 20 現像器本体 20a 下顎部 20b 上面部 20c 湾曲面 26 現像スリーブ 30 現像剤飛散防止溝 31 隘路 D 現像剤 S 空気の流れ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された静電潜像にトナー
    を付与して現像する画像形成装置の現像器において、該
    現像器のハウジングを形成する現像器本体に回転可能に
    軸支される現像スリーブ周面と対向する該現像器本体の
    対向面に少くとも1つの現像剤の飛散を防止する現像剤
    飛散防止溝を設けたことを特徴とする現像器。
  2. 【請求項2】 請求項1において像担持体の周面とこの
    周面と対向する現像器本体の下部先端面との間で隘路を
    形成しかつ該隘路の間隔を3mm以下に設定したことを特
    徴とする現像器。
JP4181168A 1992-07-08 1992-07-08 現像器 Pending JPH0627796A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4181168A JPH0627796A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 現像器

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JP4181168A JPH0627796A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 現像器

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ID=16096079

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JP4181168A Pending JPH0627796A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 現像器

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JP (1) JPH0627796A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5618065A (en) * 1994-07-21 1997-04-08 Hitachi Metals, Ltd. Electric welding pipe joint having a two layer outer member
US5742876A (en) * 1997-03-03 1998-04-21 Xerox Corporation Donor roll configuration of a xerographic development unit using magnetic toner
US5916468A (en) * 1996-07-08 1999-06-29 Hitachi Metals Ltd. Electrically weldable pipe joint and production method thereof
JP2012208321A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2018205617A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置、画像形成装置

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