JP2007256392A - トナー補給方法、トナー補給装置、現像装置および画像形成装置 - Google Patents

トナー補給方法、トナー補給装置、現像装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】縦列に配置された第1と第2の2段階のトナー補給手段を備えた構成において、現像槽へのトナー補給を安定に行えるようにする。
【解決手段】現像槽140内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ160と、現像槽140へトナーを補給するトナーホッパー110と、トナーホッパー110へトナーを補給するトナーカートリッジ100と、トナー濃度センサ160の検出信号に基づき現像槽140へのトナー補給要求が発生した場合に、トナーホッパー110によるトナー補給動作とトナーホッパー110によるトナー補給動作とが行われるように、ホッパー駆動モータ151とカートリッジ駆動モータ150とを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像槽に現像剤としてのトナーを補給するトナー補給方法、トナー補給装置、現像装置および画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタおよびファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。電子写真方式は、良好な画質品位を有する画像を容易に形成できることから、上記の各種画像形成装置に広く採用されている。
電子写真方式を用いる画像形成装置は、一般に、光導電性物質を含む感光体の表面を一様に帯電させ、この状態の感光体の表面に、画像情報に基づく光を照射して静電潜像を形成し、形成した静電潜像にトナーを供給して可視像化し、得られたトナー像を感光体から記録媒体に転写し、さらに記録媒体上のトナー像を加熱、加圧などによって記録媒体に定着させている。
静電潜像の現像に使用するトナーは現像装置から感光体表面に供給される。現像装置は現像槽を備え、この現像槽は内部にトナーを収容し、かつ現像ローラ、ドクターブレードおよび攪拌ローラを有する。現像ローラは、感光体の表面に接触するように設けられ、その表面にトナー層を担持して静電潜像にトナーを供給する。ドクターブレードは、現像ローラの表面に当接するように設けられた板状部材からなり、現像ローラ表面のトナー層の層厚を規制する。攪拌ローラは、回転動作を行うことにより、トナーを帯電させるとともに帯電状態のトナーを現像ローラの周囲に送給する。
現像装置はさらにトナー補給装置としてのトナーホッパーを備え、このトナーホッパーは上記現像槽にトナーを補給するようになっている。
例えば、特許文献1では、補給槽(トナーホッパー)の側壁の上下方向に複数個のトナー量センサが設けられ、補給槽からのトナー供給口に補給用ローラが設けられている。そして、複数のトナー量センサにより検出される補給槽内のトナー残量に応じて、補給用ローラの回転速度を制御するようになっている。
また、特許文献2では、現像槽にトナー濃度センサが設けられ、トナータンク(トナーホッパー)のトナー供給口にトナー補給ローラが設けられている。そして、トナー濃度センサの検出結果に応じて、トナー補給ローラの回転を制御するようになっている。
一方、近年では、現像槽へのトナー補給の利便性向上の点から、トナーカートリッジを備えたトナー補給装置が一般に使用されている。このような現像装置では、特許文献3および4に示すように、トナーカートリッジからトナーホッパーにトナーが補給され、さらにトナーホッパーから現像槽にトナーが補給される。この場合、トナーホッパーは、トナーカートリッジから補給されるトナーを円滑にかつ適量ずつ現像槽に供給するための調整器として機能する。また、一般にトナーホッパーは現像装置の小型化のために小型かつトナー容量が小容量の形態である一方、トナーカートリッジは、交換頻度を少なくするために、トナーホッパーと比較して大型かつトナー容量が大容量の形態となっている。
このような現像装置では、特許文献3に記載されているように、現像器(現像槽)にトナー濃度センサが設けられ、トナーホッパーにトナー残量センサが設けられている。そして、トナー残量センサによりトナーホッパー内のトナー不足が検出されると、トナーカートリッジからトナーホッパーにトナーが補給され、トナー濃度センサにより現像器内のトナー不足が検出されると、トナーホッパーから現像器にトナーが補給される。
実開昭63−168458号(昭和63年11月2日公開) 特開昭62−50778号(昭和62年3月5日公開) 特開2001−255727(平成13年9月21日公開) 特開平11−295975号(平成11年10月29日公開)
上記のように、トナーカートリッジ(第1のトナー補給手段)からトナーホッパー(第2のトナー補給手段)にトナーを補給し、さらにトナーホッパーから現像槽にトナーを補給する、2段階方式のトナー補給装置では、上記従来のように、トナーホッパーのトナー残量センサの検出結果に基づいてトナーカートリッジからトナーホッパーにトナーを補給する構成である場合、現像槽へのトナー補給を円滑に行えないおそれがある。すなわち、トナーホッパーにおけるトナー残量センサの配置位置やトナーホッパー内におけるトナーの流れる方向等によって、正確なトナー残量の検出遅れやトナー残量の誤検出を生じるおおそれがある。あるいは、高印字原稿の印刷や多量の連続印刷のためにトナーが多量に消費される場合、トナーカートリッジからトナーホッパーへのトナーの補給の遅れを生じるおそれがある。このような場合には、現像槽においてトナー濃度の不足が生じ、現像装置の現像動作に支障を来たすことになる。このような問題は、装置の小型化のためにトナーホッパーが小型化されている構成においては特に顕著となる。
したがって、本発明は、縦列に配置された第1と第2の2段階のトナー補給手段を備えた構成において、現像槽へのトナー補給を安定して行うことができるトナー補給方法、トナー補給装置、現像装置および画像形成装置の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明のトナー搬送装置は、現像槽内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、前記現像槽へトナーを補給する第1のトナー補給手段と、第1のトナー補給手段へトナーを補給する第2のトナー補給手段と、前記トナー濃度センサの検出信号に基づき前記現像槽へのトナー補給要求が発生した場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作と第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作とが行われるように、第1のトナー補給手段と第2のトナー補給手段とを制御する制御手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明のトナー補給方法は、第1のトナー補給手段から現像槽へトナーを補給し、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へトナーを補給するトナー補給方法において、現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作と第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作とを行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による現像槽へのトナー補給動作と第2のトナー補給手段による第1のトナー補給手段へのトナー補給動作とが行われる。したがって、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給は、例えば第1のトナー補給手段に設けられたトナー残量センサの検出結果によらず、現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、すなわち第1のトナー補給手段から現像槽にトナーが補給される場合に行われる。
これにより、第1のトナー補給手段が小型かつ小容量のものであっても、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給が遅れることによる第1のトナー補給手段でのトナー不足を防止して、第1のトナー補給手段から現像槽へのトナー補給を安定に行うことができる。
本発明のトナー補給装置は、現像槽内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、前記現像槽へトナーを補給する第1のトナー補給手段と、第1のトナー補給手段へトナーを補給する第2のトナー補給手段と、前記トナー濃度センサの検出信号に基づき前記現像槽へのトナー補給要求が発生した場合に第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作が行われ、かつこのトナー補給のための第1のトナー補給手段の作動を検知した場合に第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作が行われるように、第1のトナー補給手段と第2のトナー補給手段とを制御する制御手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明のトナー補給方法は、第1のトナー補給手段から現像槽へトナーを補給し、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へトナーを補給するトナー補給方法において、現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作を行い、かつこのトナー補給のための第1のトナー補給手段の作動を検知した場合に第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作を行うことを特徴としいている。
上記の構成によれば、現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による現像槽へのトナー補給動作が行われ、かつこのトナー補給のための第1のトナー補給手段の作動を検知した場合に第2のトナー補給手段による第1のトナー補給手段へのトナー補給動作が行われる。したがって、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給は、例えば第1のトナー補給手段に設けられたトナー残量センサの検出結果によらず、第1のトナー補給手段から現像槽にトナーが補給された場合に行われる。
これにより、第1のトナー補給手段が小型かつ小容量のものであっても、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給が遅れることによる第1のトナー補給手段でのトナー不足を防止して、第1のトナー補給手段から現像槽へのトナー補給を安定に行うことができる。
上記のトナー補給装置において、前記制御手段は、トナー補給のための第1のトナー補給手段の作動時間を積算するとともに、この積算した時間が第1の設定時間に到達するごとに第2のトナー補給手段に前記トナー補給動作を行わせる構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1の設定時間を適当に設定しておくことにより、第1のトナー補給手段における第2のトナー補給手段からのトナー受入口付近において多量のトナーが堆積される事態を防止できる。すなわち、第1のトナー補給手段内において、トナーが搬送された分に応じて第2のトナー補給手段からトナーを補給することができる。
上記のトナー補給装置において、第1のトナー補給手段は、第2のトナー補給手段から補給されるトナーを受け入れるトナー受入口と、補給用のトナーを排出するトナー排出口と、これらトナー受入口からトナー排出口に達し、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路と、前記トナー搬送路に設けられ、前記トナー受入口から前記トナー搬送路に落下してきたトナーを順次搬送して前記トナー排出口から落下させるトナー搬送部材とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1のトナー補給手段を薄型かつ小型の構造とし、トナー補給装置を小型化することができる。また、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路を有する第1のトナー補給手段において、トナー搬送路中でのトナーが存在しないあるいはトナーが不足するトナー欠乏領域の発生を防止でき、第1のトナー補給手段から現像槽へのトナーの補給を安定に行うことができる。
上記のトナー補給装置において、前記制御手段は、トナー補給のための第1のトナー補給手段の作動時間を積算するとともに、この積算した時間が第1の設定時間に到達するごとに第2のトナー補給手段に前記トナー補給動作を行わせ、第1のトナー補給手段は、第2のトナー補給手段から補給されるトナーを受け入れるトナー受入口と、補給用のトナーを排出するトナー排出口と、これらトナー受入口からトナー排出口に達し、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路と、前記トナー搬送路に設けられ、前記トナー受入口から前記トナー搬送路に落下してきたトナーを順次搬送して前記トナー排出口から落下させるトナー搬送部材とを備え、前記第1の設定時間は、第1のトナー補給手段の前記トナー搬送路における、前記トナー受入口直下の領域のトナーをこの領域外に前記トナー搬送部材によって搬送するのに要する時間に基づいて設定されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1のトナー補給手段を薄型かつ小型の構造とし、トナー補給装置を小型化することができる。また、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路を有する第1のトナー補給手段において、トナー搬送路中でのトナーが存在しないあるいはトナーが不足するトナー欠乏領域の発生を防止でき、第1のトナー補給手段から現像槽へのトナーの補給を安定に行うことができる。
上記のトナー補給装置において、第2のトナー補給手段は、内部にトナーを収容し、回転しながらトナーを排出するトナーボトルを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、第2のトナー補給手段は、内部にトナーを収容し、回転しながらトナーを排出するトナーボトルを備えている構成であるから、トナーの補給量の制御が容易である。これにより、第2のトナー補給手段は、第1のトナー補給手段が小型化されている場合であっても、この第1のトナー補給手段に対して、常に適量のトナーを安定に補給することができる。
上記のトナー補給装置は、第1のトナー補給手段の前記トナー排出口に一端部が接続され、かつ他端部が前記現像槽に接続され、上下方向に延びる補給用パイプを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、上下方向に延びる補給用パイプにより第1のトナー補給手段のトナーを現像槽に補給するような、トナー補給装置の配置スペースが制限されている場合であっても、補給用パイプに対して第1のトナー補給手段から適量のトナーを安定に補給することができる。
上記のトナー補給装置は、表示手段と、この表示手段を制御する表示制御手段と、前記第1のトナー補給手段におけるトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを備え、
前記第2のトナー補給手段はトナーカートリッジを備え、前記表示制御手段は、前記トナー残量検出手段により一定時間以上の間、トナー残量不足が検出された場合に、トナーカートリッジの交換を促す表示を前記表示装置に行わせる構成としてもよい。
上記の構成によれ、ユーザーはトナーカートリッジの交換時期を容易に知ることができる。
本発明によれば、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給は、例えば第1のトナー補給手段に設けられたトナー残量センサの検出結果によらず、第1のトナー補給手段から現像槽にトナーが補給される場合に行われる。これにより、第1のトナー補給手段が小型かつ小容量のものであっても、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へのトナー補給が遅れることによる第1のトナー補給手段でのトナー不足を防止して、第1のトナー補給手段から現像槽へのトナー補給を安定に行うことができる。
本発明の実施の一形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本願発明のトナー補給装置を画像形成装置の一種であるプリンタに適用した例について説明する。
図2は、本実施の形態に係るプリンタの概略構成を示す図である。
本プリンタAは、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、プリンタAは、図2に示すように、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルトユニット8、定着装置12と、用紙搬送路S、給紙トレイ10および排紙トレイ15等より構成されている。
なお、本プリンタAにおいて扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像装置2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、3d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに設定され4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、本プリンタAの上部に配置(装着)され、画像データに応じた静電潜像を形成するようになっている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段である。なお、帯電器5としては、図2に示すように、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほかチャージャー型の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット1は、図2に示すようにレーザ照射部および反射ミラーを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)からなる。なお、露光ユニット1としては、LSUを用いる手法のほかに、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いてもよい。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。
現像装置2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K、C、M、Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ローラ6、中間転写ベルト従動ローラ72等は、中間転写ベルト7を張架し、矢印B方向に回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構73の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスを与えるものである。
中間転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト7に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルトに対して均一に高電圧を印加することができる。本実施例では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いる事が可能である。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色相に応じた顕像化された静電像は中間転写ベルト7で積層され、装置に入力された画像情報となる。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト7の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト7の接触位置に配置される転写ローラ11によって用紙上に転写される。
この時、中間転写ベルト7と転写ローラ11は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ11にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。
さらに、転写ローラ11は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、若しくは、転写ローラ11によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72で支持されている。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、本プリンタAの画像形成部および露光ユニット1の下側に設けられている。
また、本プリンタAの上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、本プリンタAには、給紙トレイ10のシートを転写ローラ11や定着装置12を経由させて排紙トレイ15に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ15までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、転写ローラ11、定着装置12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。
ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写部に搬送する機能を有している。
定着装置12は、ヒートローラ31および加圧ローラ32等を備えており、これらはシートを挟んで回転するようになっている。ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されている。ヒートローラ31は、加圧ローラ33とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
次に、シート搬送経路を詳細に説明する。本プリンタAには予めシートを収容する給紙トレイ10が配置されると共に、ユーザが少数枚の印字を行う時に前記給紙トレイ10の開閉動作を行わなくても良い手差し給紙トレイ20が配置されている。これら両トレイには各々前記のピックアップローラ16が配置され、1枚ずつを搬送路に導くようになっている。
給紙トレイ10から搬送されるシートは搬送路中の搬送ローラ25−1によってレジストローラ14まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト7上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ11に搬送され、シート上に画像情報が書き込まれる。その後、シートは定着装置12を通過する事によってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され搬送ローラ25−2を経て排紙ローラ25−3から排紙トレイ15上に排出される(片面印字要求の場合)。
他方、手差し給紙トレイ20に積載されるシートはピックアップローラ16−2によって給紙され、複数の搬送ローラ(25−6、25−5、25−4)を経てレジストローラ14に到達し、それ以降は給紙トレイ10から給紙されるシートと同様の経過を経て排紙トレイ15に排出される(片面印字要求の場合)。
印字要求内容が両面印字要求の場合は、上記のように片面印字が終了し定着装置12を通過したシートの後端が前記排紙ローラ25−3でチャックされ、排紙ローラが逆回転する事によって搬送ローラ(25−7、25−8)に導かれた後レジストローラ14を経て裏面印字が行われた後に排紙トレイ15に排出される。
現像装置2(2a,2b,2c,2d)は、現像槽140(140a,140b,140c,140d)と、高速、且つ大量印刷に対応可能にするために、これら現像槽140(140a〜140d)それぞれにトナーを補給するためのトナー補給装置101(101a,101a,101b,101c,101d)とを備えている。トナー補給装置101(101a〜101d)は、トナーカートリッジ100(100a,100a,100b,100c,100d)とトナーホッパー110(110a,110a,110b,110c,110d)と補給用パイプ80(80a,80b,80c,80d)とを備えている。
トナーカートリッジ100aは、補給用のトナーとして、ブラック(K)のトナーを収容し、同様に、トナーカートリッジ100bはシアン(C)のトナー、トナーカートリッジ100cはマゼンタ(M)のトナー、トナーカートリッジ100dはイエロー(Y)のトナーをそれぞれ収容している。
トナー補給装置101は、図3に示すように、現像槽140の真上に、上から順にトナーカートリッジ100とトナーホッパー110とが配置され、トナーホッパー110と現像槽140とが上下方向に配置された補給用パイプ80によって接続されている。トナーカートリッジ100からトナーホッパー110へのトナーの補給、トナーホッパー110から補給用パイプ80を介しての現像槽140へのトナーの補給は、いずれも補給用パイプ80が設けられている側の端部側において行われる。トナーカートリッジ100はカートリッジ駆動モータ150により駆動され、トナーホッパー110はホッパー駆動モータ151により駆動される。
また、トナーカートリッジ100とトナーホッパー110との間には中間転写ベルトユニット8が配置されている。なお、ブラック(K)のトナーを補給するための補給用パイプ80aは、2つのトナーカートリッジ100a・100aからの現像剤を一つにまとめてトナーホッパー110aすなわち現像槽140aに補給する構造である。
トナー補給装置101のトナーホッパー110は図4から図7に示す構造を有する。図4はトナーホッパー110を示す斜視図であり、図5は図4におけるH−H線矢視断面図であり、図6は図4におけるI−I線矢視断面図であり、図7は図4におけるJ−J線矢視断面図である。トナーホッパー110は、図4に示すように、内部に2本のトナー搬送路すなわち第1搬送路111と第2搬送路112とを有する。これら第1および第2搬送路111,112は、仕切板113により仕切られて細長い形状となり、第1搬送路111におけるトナー搬送方向(C方向)の終端部において互いにつながっている。
第1搬送路111の始端部の上には、トナーカートリッジ100から供給されるトナーをトナーホッパー110内に導入するためのトナー受入口114が開口されている。また、第2搬送路112のトナー搬送方向(D方向)の終端部における底壁部には、図7に示すように、トナーを補給用パイプ80に投入するためのトナー排出口115が形成されている。
また、第1搬送路111のトナー受入口114付近における側壁部には、その領域のトナーの有無を検出するトナー残量センサ116が設けられている。
第1および第2搬送路111,112には、図8に示すトナー搬送スクリュー118が設けられている。したがって、トナーホッパー110にトナー受入口114が取り込まれたトナーは第1搬送路111をトナー搬送スクリュー118によってC方向に搬送され、第1搬送路111の終端部において第2搬送路112に移動する。このトナーは、第2搬送路112をトナー搬送スクリュー118によってD方向に搬送された後、トナー排出口115から補給用パイプ80内に落下する。
このように、トナー補給装置101においては、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110に取り込まれたトナーは、第1搬送路111と第2搬送路112とにおいて水平方向に搬送された後、補給用パイプ80を介して現像槽140に供給される。
上記のトナーホッパー110は、本実施の形態において、トナーを収容できる容量が例えば30gといった小容量のものである。この容量は、印刷可能枚数で示すと、A4サイズに対して6%のベタ画像を1000枚程度印刷できるものである。
補給用パイプ80は、具体的には図9(a)(b)に示す円形のパイプ部81を有する。なお、図9(a)はパイプ部81の斜視図であり、図9(b)はパイプ部81の縦断面図である。
図3に示すトナーカートリッジ100は回転型トナーボトル方式のものであり、回転しながらトナーを補給用パイプ80に補給する。このような方式のトナーカートリッジ100は、トナー補給量の制御を正確かつ容易にできることから、容量が小さくて狭い搬送路(第1および第2搬送路111,112)によりトナーを搬送する方式のトナーホッパー110を使用する構成には好適である。このトナーカートリッジ100の詳細については後述する。
図1には、上記トナー補給装置101を備えた現像装置2の模式図を示す。同図に示すトナー濃度センサ160は、現像槽140に設けられ、現像槽140内のトナー濃度を検出するものである。
次に、トナー補給装置101による現像槽140に対するトナー補給制御について説明する。トナー補給装置101は図10に示す制御装置170を示す。この制御装置170は、トナー濃度センサ160およびトナー残量センサ116の検出信号に基づいてカートリッジ駆動モータ150およびホッパー駆動モータ151の動作を制御する。
すなわち、制御装置170は、第1の制御として、トナー残量センサ116の検出結果により、トナーホッパー110内のトナー量が不足していると判定した場合に、カートリッジ駆動モータ150を回転させて、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110にトナーを補給させる。また、制御装置170は、第2の制御として、トナー濃度センサ160の検出結果により、現像槽140でのトナー濃度が不足していると判定した場合に、ホッパー駆動モータ151を回転させて、トナーホッパー110から現像槽140にトナーを補給させる。また、この第2の制御において、制御装置170は、ホッパー駆動モータ151を回転させた場合に、カートリッジ駆動モータ150を回転させる。具体的には、ホッパー駆動モータ151を第1の設定時間(所定時間)以上回転させた場合に、カートリッジ駆動モータ150を第2の設定時間(所定時間)時間回転させる。
このように、第2の制御では、カートリッジ駆動モータ150を、トナー残量センサ116の検出結果によらず、ホッパー駆動モータ151の回転に連動させることにより、トナーホッパー110を常にトナーがほぼ満杯の状態に維持するようにしている。これにより、トナーホッパー110を小型でトナー容量が小容量のものとした場合であっても、現像槽140へのトナー補給を安定に、すなわち途絶えることなく連続的に行えるようになっている。
特に、本実施の形態において、トナーホッパー110は小容量であり、かつ第1および第2搬送路111,112によりトナーを水平方向に搬送しながら現像槽140に補給する構成である。この場合、トナー受入口114から第1搬送路111に供給されたトナーは、トナー搬送スクリュー118によりトナー受入口114の位置からトナー排出口115に向かって、第1および第2搬送路111,112を順次搬送される。したがって、トナーホッパー110でのトナーの搬送が進行している状態において、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110へのトナーの補給が途切れると、第1および第2搬送路111,112内において、トナーが途切れた領域が発生し易くなる。このような状態が生じると、トナーホッパー110から現像槽140へのトナーの補給が一時的に途切れた状態が発生し、現像槽140へのトナー補給が不安定となり、この結果、現像槽140のトナー濃度が不安定となる。
このような事態を防止するには、トナーホッパー110の第1および第2搬送路111,112において、トナーの途切れた領域が生じないようにすること、すなわち第1および第2搬送路111,112のほぼ全領域がそれぞれ所定量以上のトナーによって満たされている状態となるようにすることが好ましい。そこで、ホッパー駆動モータ151が回転して第1および第2搬送路111,112のトナーが搬送される場合には、トナー残量センサ116の検出結果によらずカートリッジ駆動モータ150を回転させて、トナー受入口114の直下の第1搬送路111に生じるトナーが存在しない領域(以下、トナー欠乏領域と称する)を埋めるように、トナーカートリッジ100からトナーを補給するのが好ましい。したがって、この場合のカートリッジ駆動モータ150の回転は、ホッパー駆動モータ151の回転に連動するものの、ホッパー駆動モータ151の回転開始と同時である必要はなく、ホッパー駆動モータ151の回転開始時点よりも遅れて回転を開始し、トナー欠乏領域が生じないように、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110にトナーを補給できるものであればよい。
なお、トナーホッパー110から補給用パイプ80は、トナー搬送スクリュー118の回転に応じてほぼ一定量のトナーが徐々に排出されるので、補給用パイプ80のトナー通路が狭いものであっても、トナー通路内でのトナー詰まりが生じないようになっている。
上記の制御動作を行うために、制御装置170は、カートリッジ駆動モータ制御部171、ホッパー駆動モータ制御部172および表示装置制御部173を備えている。なお、表示装置制御172は、トナー補給装置101や現像装置2の種々の状態を表示する表示装置174に表示用のデータを与えて、それら種々の状態に関する情報を表示させるものである。なお、表示装置174は例えばプリンタAが備える操作パネルに設けられているものである。
ここで、本実施の形態におけるトナーカートリッジ100の駆動時間(連続駆動時間)とトナーカートリッジ100内のトナー残量との関係を示すと図11のようになっている。なお、トナーカートリッジ100の駆動時間とは、トナーカートリッジ100が備える後述のトナーボトルの回転時間に相当する。同図から分かるように、駆動時間が25分を超えてくると、トナー残量(トナー補給量)が直線的に変化しない不安定領域となる。
なお、本実施の形態のトナーホッパー110においては、トナー残量センサ116がトナー受入口114付近に設けられているので、トナー残量センサ116の検出結果に基づく、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110へのトナー補給制御によってもトナーホッパー110でのトナー欠乏領域の抑制に寄与することができる。
以下には、トナーホッパー110でのトナー欠乏領域を抑制するための制御装置170によるトナー補給制御の実施例について説明する。
(実施例1)
図12は、制御装置170によるトナー補給制御の一実施例を示すタイミングチャートである。ここでは、
(1)トナー残量センサ116の検出結果がLow(トナー補給要)となった場合に、その1秒後にトナーカートリッジ100からのトナー補給動作を5秒間行わせる制御(カートリッジ駆動モータ150を5秒間回転させる制御)
(2)ホッパー駆動モータ151の積算回転時間が3秒に達するとトナーカートリッジ100からのトナー補給動作を5秒間行わせる制御
の両制御を行うものとする。図12は上記(1)(2)の制御を行う場合の例(CASE1−1)を示している。
同図において、トナーカートリッジ100の動作(a1)は、制御(1)によるもの、もしくは制御(2)によるものである。なお、両制御によるトナーカートリッジ100の動作期間が一致するので、ここではそれぞれの制御に応じたトナーカートリッジ100の動作は行われない。
トナーカートリッジ100の動作(a2)は、制御(2)によって開始されている。ここでは、動作(a2)におけるトナーカートリッジ100の5秒間の動作が終了する前に、トナーホッパー110の積算回転時間が3秒に達したため、制御(2)による次の動作(a3)が開始されている。この場合、動作(a3)の開始と同時にトナーカートリッジ100の動作時間の計算が開始される。動作(a4)も動作(a3)と同様であり、動作(a3)におけるトナーカートリッジ100の5秒間の動作が終了する前に、トナーホッパー110の積算回転時間が3秒に達したため、制御(2)による次の動作(a4)が開始され、トナーカートリッジ100は5秒間の動作を行った後、動作を終了している。
図13は、上記制御(1)および(2)を行う場合の他の例(CASE1−2)であって、トナー残量センサ116の検出結果が常にLowの場合におけるトナー補給制御を示すタイミングチャートである。
同図において、トナーカートリッジ100の動作(b1)は、制御(1)によって開始され、その後、動作(b2)におけるトナーカートリッジ100の5秒間の動作が終了する前に、トナーホッパー110の積算回転時間が3秒に達したため、制御(2)による次の動作(b2)が開始されている。さらに、動作(b2)におけるトナーカートリッジ100の5秒間の動作が終了する前に、制御(1)による次の動作(b3)が開始され、この動作(b3)終了後、引き続いて制御(2)による動作(b4)が開始され、この動作(b4)が終了する前に、制御(1)による動作(b5)が開始されている。その後、トナーカートリッジ100の動作(b5)における5秒間の動作終了後、トナー残量センサ116の検出結果の判定が行われ、検出結果がLowであるから、再び制御(1)による動作(b6)が行われている。
図14は、上記制御(1)および(2)を行う場合の他の例(CASE1−2)であって、トナー残量センサ116の検出結果が常にHighの場合におけるトナー補給制御を示すタイミングチャートである。
同図において、トナー残量センサ116の検出結果が常にHighであることから、ここでは制御(1)によるトナーカートリッジ100の動作は行われない。
トナーカートリッジ100の動作(c1)は、制御(2)によって開始され、トナーカートリッジ100の5秒間のトナー補給動作が行われている。その後、ホッパー駆動モータ151の積算回転時間が3秒に達すると、制御(2)によるトナーカートリッジ100の動作(c2)が行われ、さらにその後、同様にして制御(2)によるトナーカートリッジ100の動作(c3)が行われている。
(実施例2)
図15は、制御装置170によるトナー補給制御の他の実施例を示すタイミングチャートである。ここでは、前記の制御(1)に代えて、下記の制御(3)を行うものとする。なお、制御(2)については同様である。すなわち、
(3)トナー残量センサ116の検出結果がLow(トナー補給要)となった場合に、その時点にて(0秒後に)トナーカートリッジ100からのトナー補給動作を2秒間行わせる制御(カートリッジ駆動モータ150を2秒間回転させる制御)
(2)ホッパー駆動モータ151の積算回転時間が3秒に達するとトナーカートリッジ100からのトナー補給動作を5秒間行わせる制御
の両制御を行うものとする。図15は上記(3)(2)の制御を行う場合の例(CASE2−1)を示している。
同図において、トナーカートリッジ100の動作(d1)は、制御(3)によって開始されている。ここでは、動作(d1)におけるトナーカートリッジ100の5秒間の動作が終了する前に、トナーホッパー110の積算回転時間が3秒に達したため、制御(2)による次の動作(d2)が開始されている。
トナーカートリッジ100の動作(d3)は、制御(2)によるものである。ただし、動作(d3)の開始は制御(2)もしくは制御(3)による。ここでは、動作(d3)が終了する前に、制御(2)による次の動作(d4)が開始されている。動作(d5)も動作(d4)と同様にして開始されている。その後、トナーカートリッジ100は5秒間の動作を行った後、動作を終了している。
図16は、上記制御(3)および(2)を行う場合の他の例(CASE3)を示すタイミングチャートである。ここでは、トナー残量センサ116の検出結果がLowとなった時点にてトナーカートリッジ100からトナーホッパー110へのトナー補給動作を2秒間行わせる場合に(制御(3))、トナーカートリッジ100の回転時間(2秒間)だけ、制御(2)のためのトナーホッパー110の回転積算時間のカウントを行わないようにしている。これは、トナーカートリッジ100からトナーホッパー110へのトナー補給が過剰になるような場合にそれを防止するためのものである。
同図において、トナーカートリッジ100の動作(e1)は、制御(3)によって開始されている。この場合、制御(2)のためのトナーホッパー110の回転積算時間のカウントは行われない。なお、トナーカートリッジ100の動作(e2)、(e3)、(e4)は、それぞれ図15に示した動作(d3)、(d4)、(d5)に相当するものである。
以上の制御においては、トナー濃度センサ160の検出結果に基づくトナー補給の要求に応じてホッパー駆動モータ151を回転させ、このホッパー駆動モータ151の回転を誘因としてカートリッジ駆動モータ150を回転させている。しかしながら、トナー濃度センサ160の検出結果に基づくトナー補給の要求に応じて、ホッパー駆動モータ151およびカートリッジ駆動モータ150を回転させるようにしてもよい。この場合には、例えば、トナーホッパー110に生じるトナー欠乏領域を埋めるようにトナーカートリッジ100からトナーホッパー110にトナーを補給させるために、ホッパー駆動モータ151の起動タイミングよりもカートリッジ駆動モータ150の起動タイミングを遅らせるようにしてもよい。
次に、トナーカートリッジ100について詳細に説明する。なお、5つのトナーカートリッジ100は何れも同じ構造とする。図17(a)(b)には、トナーカートリッジ100の構造の概要を示す。図17(a)は、トナーカートリッジ100の側面図であり、図17(b)は、トナーカートリッジ100のトナー補給側端面側から見た正面図である。
トナーカートリッジ100は、図17(a)に示すように、現像剤であるトナーを収容しているトナーボトル200と、該トナーボトル200を一端部側で回動可能に支持するボトル支持部材300とで構成されている。
上記ボトル支持部材300の底面(プリンタAにトナーカートリッジ100を装着したときの下面)には、図17(b)に示すように、トナーボトル200から補給されるトナーをトナーホッパー110に排出するためのトナー排出口が形成され、トナー排出口にはこれを開閉するためのシャッター機構400が設けられている。
(トナーボトル200)
上記トナーボトル200は、図17(a)に示すように、略円筒状に形成された本体部201からなる。上記本体部201のボトル支持部材300に支持される側の端部を先端部201aとしたとき、この先端部201aには、トナーを排出するための開口部が形成されている。なお、本体部201の先端部201aとは反対側の端部である後端部201bは、閉塞されている。
また、本体部201の表面には、回転軸Xに向かって窪んだ複数の溝部201cが形成されている。なお、本体部201の内部では、上記の溝部201cに相当する部分が上記回転軸X側に突出した形状の突出部となっている。
上記の突出部間に形成される溝は、本体部201内に収容されたトナーを後端部201bから先端部201aに向かって案内するための案内溝として機能する。ここでは、上記の溝部201cは、図17(a)に示すように、本体部201が回転軸Xを中心に時計回りのY方向に回転したときに、重力方向である下側が先端部201a方向に、重力方向とは反対側の方向である上側が後端部201b方向に傾くように傾斜して形成されている。これにより、トナーボトル200がY方向に回転することで、該トナーボトル200に収容しているトナーは、本体部201の後端部201bから先端部201aに向かって搬送される。
上記先端部201aは、図18に示すように、本体部201の中央部分よりも直径が小さい円筒形状に形成されている。この先端部201aの先端面201dには、外部に突出したリブ202・202が形成されている。このリブ202・202は、トナーカートリッジ100がプリンタAに装着されたときに、カートリッジ駆動モータ150と嵌合するようになっている。
また、上記先端部201aの周面201eには、図19に示すように、ゴム等の弾性を有する樹脂からなる板状のスクレイパー203・203が設けられている。このスクレイパー203・203は、伸縮性を有する材料(ゴム等の弾性を有する樹脂一般等)からなるリング状の固定部材204の表面に設けられている。
上記の2つのスクレイパー203・203は、図20に示すように、先端部201aに固定部材204が装着された時に、該先端部201aの中心Oを介して略一直線状になるように形成されている。
また、上記本体部201における、先端部201aと段差を形成する端面201gには、図20に示すように、本体部201に収容されたトナーを排出するためのボトル側トナー排出口201hが形成されている。
上記ボトル側トナー排出口201hから排出されたトナーは、先端部201aを覆うようにして設けられているボトル支持部材300の内部に収容される。ボトル支持部材300には、収容したトナーを排出するための支持体側トナー排出口が形成されている。
(ボトル支持部材300)
上記ボトル支持部材300は、図17(a)(b)に示すように、略円筒形状に形成されており、本体部201の先端部201aを覆うようにして接合された第1筐体301と第2筐体302とで構成されている。なお、先端部201aの先端面201dに設けられたリブ202が少なくとも露出するように、第1開口部300aが形成されている。
上記第1筐体301の表面には、図2に示すプリンタAにトナーカートリッジ100を装着して固定するための第1固定部材303と第2固定部材304とが形成されている。この第1固定部材303と第2固定部材304との間には、図17(b)に示すように、トナーカートリッジ100から補給されたトナーの外部への排出の制御を行うシャッター機構400が設けられている。
上記ボトル支持部材300は、図21に示すように、第1筐体301の底面側すなわち第1固定部材303と第2固定部材304の間に、支持体側トナー排出口300bが形成されている。なお、この支持体側トナー排出口300bは、上記シャッター機構400によって開閉されるようになっている。
上記第1筐体301は、図22(a)に示すように、上述したトナー排出口300bの近傍の内周面301aに、トナーをせき止めるための第1堰部301bが形成されると共に、この第1堰部301bから支持体側トナー排出口300bとは反対側に壁部301cが延設されている。この壁部301cは、第1筐体301の内部の一方端面である当接面301dと所定の距離を隔て設けられている。この距離は、上述したスクレイパー203の幅よりも少し広い程度に設定されている。
上記第2筐体302は、図22(b)に示すように、図22(a)に示した第1筐体301と同様に、内周面302aに、トナーをせき止めるための第2堰部302bが形成されると共に、この第2堰部302bから壁部302cが延設されている。この壁部302cは、第2筐体302の内部の一方端面である当接面302dと所定の距離を隔てて設けられている。この距離は、上述したスクレイパー203の幅よりも少し広い程度に設定されている。
上記第1筐体301と第2筐体302とを接合することで、図21に示すようなボトル支持部材300になる。第1筐体301と第2筐体302とが接合されたとき、図23に示すように、第1筐体301の第1堰部301bおよび第2筐体302の第2堰部302bと、壁部301cおよび壁部302cとによって囲まれた第1空間が形成される。ここで、本実施の形態では、上記第1空間を、トナーの排出を規制するためのトナー排出規制室300cと称する。一方、上記第1空間とは別の、第1堰部301bと第2堰部302bとの間の他方の空間(第2空間)を、トナーボトル200からのトナーを一時的にためてから排出するためのトナー排出室300dと称する。
上記トナー排出規制室300cは、実際にトナーを排出するための空間ではなく、第1堰部301bを乗り越えたスクレイパー203が通過できるような空間として機能している。なお、トナー排出規制室300cには、スクレイパー203と一緒に第1堰部301bを乗り越えたトナーが若干存在するが、このトナーはスクレイパー203の回転移動により第2堰部302b側から掻きだされることになる。
一方、トナー排出室300dは、トナーボトル200ボトル側トナー排出口201hから排出されたトナーが一時的に蓄積される空間として機能している。
ここで、第1堰部301bのスクレイパー203との当接面301dは、図23に示すように、スクレイパー203がうまく乗り上げることができるように、スクレイパー203の回転方向(図中の矢印方向)に向かって傾斜している。つまり、上記当接面301dは、トナーボトル200の回転中心Oからの法線Lからスクレイパー203の回転方向に向かってずれるように傾斜している。
換言すると、スクレイパー203によるトナー搬送方向の上流側に第1堰部301bが設けられ、この第1堰部301bのスクレイパー203の当接面301dが回転中心Oからの法線Lから所定の角度β傾斜してトナー排出室300dを仕切っている。この角度βは、スクレイパー203の素材、長さ等の要因により適切に設定されるものとする。
また、上記の第1堰部301bは、トナー排出口300bからスクレイパー203の回転方向に若干ずれた位置に設けられている。これは、トナー排出室300d内にトナーをため易くするためである。このように、トナー排出室300dにトナーをため易くすることで、トナー排出口300bから排出されるトナー供給量を一定に保つことが可能となる。すなわち、トナーの安定的な供給を可能とする。
さらに、スクレイパー203の長手方向の長さは、トナーボトル200の回転中心Oからボトル支持部材300の内周面までの距離、すなわち内径よりも若干長めに設定されている。これは、トナー排出室300d内に蓄積されたトナーを無駄なく掻きだすための措置である。
また、第2堰部302bは、第1堰部301bと同様に、スクレイパー203の当接面302d(トナー排出規制室300c側の面)が、回転中心Oからの法線Lから所定の角度β傾斜してトナー排出室300dを仕切っている。この角度βは、スクレイパー203の素材、長さ等の要因により適切に設定されるものとする。
(シール機構の説明)
上記構成のトナーカートリッジ100において、トナーボトル200はボトル支持部材300に回動可能に支持されているので、トナーボトル200とボトル支持部材300との間には若干の隙間が生じる。このため、トナーボトル200とボトル支持部材300との間に適切なシールを施さないと、ボトル支持部材300のトナー排出口300b以外からトナーが漏れだすことになる。
このため、本実施の形態では、図24に示すように、トナーボトル200の本体部201の先端部201aにシールとして機能する2つのVリング501・502が装着されている。
上記Vリング501は、スクレイパー203の装着位置よりも外側の先端部201aの周面201fに装着されており、上記Vリング502は、スクレイパー203の装着位置よりも内側の先端部201aの端面201gに装着されている。
上記Vリング501の装着位置のさらに外側には、トナーボトル200とボトル支持部材300との間のクリアランスを確保すると共に、トナーボトル200の回転を滑らかに行わせるための板状の環状部材からなるスリップリング503が装着されている。
上記Vリング501のシール片501aをスリップリング503に圧接させ、上記Vリング502のシール片502aをボトル支持部材300の内周面(後述)に圧接させるようにして、それぞれのVリング501・502を本体部201に装着している。これにより、2つのVリング501・502をシールとして機能させている。
上記スリップリング503は、本体部201の先端部201aの周面201fに回転可能に嵌合し、且つ、ボトル支持部材300をトナーボトル200に取り付けたときに該ボトル支持部材300の内周面で固定されるようになっている。
これにより、スリップリング503は、ボトル支持部材300側で固定され、該スリップリング503の内周面をトナーボトル200の本体部201が回転するようになる。
上記Vリング502は、図25に示すように、トナーボトル200の本体部201の先端部201aがボトル支持部材300で支持されるとき、シール片502aがボトル支持部材300の内周面300eに圧接するように先端部201aに装着されている。これにより、ボトル支持部材300の後端部300f側からのトナーの漏れを防止することができる。
また、トナーボトル200の本体部201の先端部201a周面には、図25に示すように、弾性を有する樹脂等からなる板状のリブ210が斜め方向に並行に設けられている。
(シャッター機構の説明)
上記シャッター機構400は、図26(a)(b)に示すように、ボトル支持部材300の底面において、矢印F方向および矢印R方向にスライド可能な板状のシャッター部材401を備えている。ここで、図26(a)(b)において、ボトル支持部材300の先端部の開口部300aかトナーボトル200のリブ202・202が突出している側をフロント(F)側とし、その反対側をリア(R)側とする。
図26(a)は、上記シャッター機構400のシャッター部材401が矢印R方向にスライドし、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが開放された状態を示す図である。
図26(b)は、上記シャッター機構400のシャッター部材401が矢印F方向にスライドし、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが閉塞された状態を示す図である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
現像剤の高速且つ安定な供給が可能であるので、高速印刷、高速複写が可能な画像形成装置に適用できる。
本発明の実施の形態におけるトナー補給装置を備えた現像装置を示す模式図である。 図1に示した現像装置を備えるプリンタの内部構造を示す正面図である。 図1に示した現像装置の斜視図である。 図1に示したトナーホッパーの斜視図である。 図4におけるH−H線矢視断面図である。 図4におけるI−I線矢視断面図である。 図4におけるJ−J線矢視断面図である。 図4に示したトナーホッパーが備えるトナー搬送スクリューの斜視図である。 図9(a)は図1に示した補給用パイプが備えるパイプ部の斜視図、図9(b)は同パイプ部の縦断面図である。 図1に示したトナー補給装置が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 図3に示したトナーカートリッジにおけるトナーカートリッジ駆動時間とトナーカートリッジにおけるトナー残量との関係を示すグラフである。 図10に示した制御装置によるトナー補給装置に対しての制御動作の一実施例を示すタイミングチャートである。 図12に示した例において、トナー残量センサが常時Lowとなっている場合の制御装置の制御動作を示すタイミングチャートである。 図12に示した例において、トナー残量センサが常時Highとなっている場合の制御装置の制御動作を示すタイミングチャートである。 図10に示した制御装置によるトナー補給装置に対しての制御動作の他の実施例を示すタイミングチャートである。 図15に示した制御装置によるトナー補給装置に対しての制御動作の他の例を示すタイミングチャートである。 図17(a)は図3に示したトナーカートリッジの側面図、図17(b)は同トナーカートリッジの正面図である。 図17(a)に示したトナーカートリッジが備えるトナーボトルの先端部の側面図である。 図18に示したトナーボトルの先端部にスクレイパーを装着した場合の側面図である。 図19に示したトナーボトルの正面図である。 図17に示したボトル支持部材を下面側から見た場合の斜視図である。 図22(a)は図21に示したボトル支持部材を構成する第1筐体の斜視図、図22(b)は同第2筐体の斜視図である。 図21に示したボトル支持部材のトナー排出室とトナーボトルのスクレイパーの配設位置との関係の説明図である。 図19に示したトナーボトルの先端部における概略の縦断面図である。 図19に示したトナーボトルの先端部にボトル支持部材が取り付けられた状態における概略の縦断面図である。 図26(a)は図17に示したトナーカートリッジにおいてシャッター部材が開いている状態を示す説明図、図26(b)は同シャッター部材が閉じている状態を示す説明図である。
符号の説明
2 現像装置
80 補給用パイプ
100 トナーカートリッジ
101 トナー補給装置
110 トナーホッパー
111 第1搬送路
112 第2搬送路
114 トナー受入口
115 トナー排出口
116 トナー残量センサ
118 トナー搬送スクリュー
140 現像槽
150 カートリッジ駆動モータ
151 ホッパー駆動モータ
160 トナー濃度センサ
170 制御装置
171 カートリッジ駆動モータ制御部
172 ホッパー駆動モータ制御部
173 表示装置制御部
174 表示装置

Claims (12)

  1. 現像槽内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、
    前記現像槽へトナーを補給する第1のトナー補給手段と、
    第1のトナー補給手段へトナーを補給する第2のトナー補給手段と、
    前記トナー濃度センサの検出信号に基づき前記現像槽へのトナー補給要求が発生した場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作と第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作とが行われるように、第1のトナー補給手段と第2のトナー補給手段とを制御する制御手段とを備えていることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 現像槽内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、
    前記現像槽へトナーを補給する第1のトナー補給手段と、
    第1のトナー補給手段へトナーを補給する第2のトナー補給手段と、
    前記トナー濃度センサの検出信号に基づき前記現像槽へのトナー補給要求が発生した場合に第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作が行われ、かつこのトナー補給のための第1のトナー補給手段の作動を検知した場合に第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作が行われるように、第1のトナー補給手段と第2のトナー補給手段とを制御する制御手段とを備えていることを特徴とするトナー補給装置。
  3. 前記制御手段は、トナー補給のための第1のトナー補給手段の作動時間を積算するとともに、この積算した時間が第1の設定時間に到達するごとに第2のトナー補給手段に前記トナー補給動作を行わせることを特徴とする請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. 第1のトナー補給手段は、第2のトナー補給手段から補給されるトナーを受け入れるトナー受入口と、補給用のトナーを排出するトナー排出口と、これらトナー受入口からトナー排出口に達し、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路と、前記トナー搬送路に設けられ、前記トナー受入口から前記トナー搬送路に落下してきたトナーを順次搬送して前記トナー排出口から落下させるトナー搬送部材とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー補給装置。
  5. 前記制御手段は、トナー補給のための第1のトナー補給手段の作動時間を積算するとともに、この積算した時間が第1の設定時間に到達するごとに第2のトナー補給手段に前記トナー補給動作を行わせ、
    第1のトナー補給手段は、第2のトナー補給手段から補給されるトナーを受け入れるトナー受入口と、補給用のトナーを排出するトナー排出口と、これらトナー受入口からトナー排出口に達し、鉛直方向に対して交差する方向に形成されたトナー搬送路と、前記トナー搬送路に設けられ、前記トナー受入口から前記トナー搬送路に落下してきたトナーを順次搬送して前記トナー排出口から落下させるトナー搬送部材とを備え、
    前記第1の設定時間は、第1のトナー補給手段の前記トナー搬送路における、前記トナー受入口直下の領域のトナーをこの領域外に前記トナー搬送部材によって搬送するのに要する時間に基づいて設定されていることを特徴とする請求項2に記載のトナー補給装置。
  6. 第2のトナー補給手段は、内部にトナーを収容し、回転しながらトナーを排出するトナーボトルを備えていることを特徴とする請求項4に記載のトナー補給装置。
  7. 第1のトナー補給手段の前記トナー排出口に一端部が接続され、かつ他端部が前記現像槽に接続され、上下方向に延びる補給用パイプを備えていることを特徴とする請求項4に記載のトナー補給装置。
  8. 表示手段と、この表示手段を制御する表示制御手段と、前記第1のトナー補給手段におけるトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを備え、
    前記第2のトナー補給手段はトナーカートリッジを備え、
    前記表示制御手段は、前記トナー残量検出手段により一定時間以上の間、トナー残量不足が検出された場合に、トナーカートリッジの交換を促す表示を前記表示装置に行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー補給装置。
  9. 第1のトナー補給手段から現像槽へトナーを補給し、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へトナーを補給するトナー補給方法において、
    現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作と第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作とを行うことを特徴とするトナー補給方法。
  10. 第1のトナー補給手段から現像槽へトナーを補給し、第2のトナー補給手段から第1のトナー補給手段へトナーを補給するトナー補給方法において、
    現像槽のトナー濃度の不足が検出された場合に、第1のトナー補給手段による前記トナー補給動作を行い、かつこのトナー補給のための第1のトナー補給手段の作動を検知した場合に第2のトナー補給手段による前記トナー補給動作を行うことを特徴とするトナー補給方法。
  11. 請求項1から8のいずれか1項に記載のトナー補給装置を備えていることを特徴とする現像装置。
  12. 請求項8に記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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