JP4539220B2 - 画像形成装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、様々な画像イメージが混在する作像ジョブを高速で出力する態様にて有効な画像形成装置及びその方法の改良に関する。
近年、電子写真方式を用いた画像形成装置においては、高画質化が促進する中で、プリント出力の更なる高速化が進んでいる。特に、オンデマンドプリント方式においては、フルカラー画像や単色画像(例えば単色K画像:単色ブラック画像)など様々な画像イメージが混在する作像ジョブを高速で出力するために、画像形成装置の各構成要素、特に現像装置は常に作像状態を余儀なくされる。
このような状況下において、中でも、画像密度の少ない画像イメージに対し、現像装置が連続的に駆動し続ける場合、現像装置内の現像剤(トナー)の入れ替わりが少なく、現像剤の劣化を促すとともに、トナー同士の凝集物が生成される。このトナー凝集物は現像装置の中に蓄積され、後の高画像密度イメージ出力時に画像上に排出されると、当該トナー凝集物に対応した部位が白抜けディフェクトになるという懸念がある。
特開2000−206744号公報(発明の実施の形態,図3)
このような不具合を解決する手段としては例えば特許文献1記載のものがある。
この特許文献1記載の先行技術は、低密度画像イメージのジョブが連続した場合、インタイメージ領域にトナー吐出パッチを作像し、このトナー吐出パッチをトナー現像することにより現像装置内のトナーを吐出し、もって、画像濃度むらやカブリという画質欠陥を防止するものである。
しかしながら、この先行技術方式は、現像装置にて現像する前段階でトナーの消費量を正確に検出し、トナーの消費量が少ない場合にインタイメージ領域を利用してトナーの消費量を確保するものであり、あくまで、作像処理と一体的にトナーの消費処理を行い、画像濃度むらやカブリという画質欠陥の発生を未然に防止するに過ぎない。
従って、現に出力された画像品質について白抜けディフェクト等の画質欠陥が発生したような場合には、直ちにこれを防止する対策を施すことができないばかりか、インタイメージ領域を利用したトナー消費方式では、そもそも作像面積が小さいことから、トナーの消費量を十分に確保することが困難であり、現像剤中のトナー凝集体を確実に吐き出すには不十分になり易い。特に、クリーナによる清掃性の限界を考慮したような場合には、トナー吐出パッチによる吐出画像密度を不必要に高めることができず、トナー消費量を確保することが益々困難になってしまう。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、白抜けディフェクト等の画質欠陥に至った状況にて、現像装置からのトナー吐出量を十分に確保し、かつ、劣化トナーやトナー凝集体等を確実に排出可能とし、もって、画質欠陥を確実に解消することができる画像形成装置及びその方法を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1(a)(b)に示すように、静電潜像を担持する像担持体1と、この像担持体1上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置4(例えば4a〜4d)と、前記像担持体1上に可視像化されたトナー像が記録材5に転写される前に一時的に転写される中間転写体3とを備え、記録材5のサイズ又は坪量に応じて中間転写体3上のイメージパネルの配置を異ならせるようにした画像形成装置において、現像装置4内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー強制吐出手段11と、現像装置4内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあるか否かに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするトナー吐出選定手段12と備え、前記トナー吐出選定手段12は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材5サイズ及び記録材5坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とすることを特徴とする。
尚、図1では、タンデム型中間転写方式の画像形成装置が例示されており、本態様では、像担持体1は、各色成分画像を夫々個別に形成担持する複数の像形成担持体2(例えば2a〜2d)と、各像形成担持体2上に形成された各色成分画像を一次転写手段6(例えば6a〜6d)を介して一次転写した後記録材5に二次転写手段7を介して二次転写する中間転写体3とを備えたものになっている。但し、本発明の像担持体1が図1の態様に限定されるものでないことは勿論である。
このような技術的手段において、本件の画像形成装置の適用対象は、主としてカラー画像形成装置を対象とするが、白黒画像形成タイプをも含むものである。また、カラー画像形成装置の作像方式についても、図1に示すタンデム型中間転写方式に限られるものではなく4サイクル型で複数の現像装置4を並列的に配設した態様若しくはロータリ方式として搭載した態様など適宜適用可能である。
また、図示外の潜像形成手段としては、像担持体1上に静電潜像を形成するものであれば帯電手段と露光手段とを組み合わせた態様や、帯電手段とイオン流記録ヘッドとを組み合わせた態様など適宜選定して差し支えない。
更に、現像装置4としては、像担持体1上の静電潜像を所定の色成分現像剤にて可視像化するものであれば、例えば現像方式については二成分現像方式に限定されるものではなく適宜選定して差し支えない。
また、トナー強制吐出手段11としては、トナー凝集体を含むトナーを強制消費できる態様であれば、像担持体1へトナー現像する態様は勿論のこと、現像剤循環経路の一部に現像剤排出口を設け、この現像剤排出口を通じて現像剤を排出する態様をも含む。
また、トナー吐出選定手段12において、「トナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあるか否か」とはトナー凝集体に起因する画質欠陥(画像濃度が低下したり、白抜けが生じる等)に至るか否かという観点を意味し、トナー状態を直接的に判断してもよいし、あるいは、トナーを用いた画像により間接的に判断するようにしてもよい。
更に、「トナー吐出モードの実行可否を選定可能とする」とは、トナー状態に基づいて選定できるものであれば、判断結果に基づいて自動的に選定してもよいし、あるいは、判断結果を見て手動操作可能な選定手段であってもよい。
特に、トナーを用いた画像を判断対象とする場合には、図1(b)に示すように、記録材5に現像装置4内のトナー状態判断用の確認サンプルが形成出力される確認サンプル形成手段13を備えていることが好ましく、本態様では、トナー吐出選定手段12は、トナー状態判断用の確認サンプルに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであればよい。
また、トナー吐出選定手段12としては、確認サンプルを用いる態様に限られるものではなく、過去の画像出力情報を利用する態様であってもよい。
このとき、トナー吐出選定手段12は、トナー状態判断用の過去の画像出力情報を認識し、この認識結果に基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであればよい。ここで、過去の画像出力情報には、画像密度、トナー濃度、記録材サイズ、記録材坪量、直前の画像サンプルの白抜けトラブルの程度などが挙げられる。
本発明では、トナー吐出選定手段12としては、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材5サイズ及び記録材5坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とする態様が採用されている。
更に、トナー吐出選定手段12のうち例えば手動操作可能な選定手段を用いる態様では、指示手段による指示操作に基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであればよい。ここで、指示手段としては、ボタン式を始め適宜選定して差し支えない。
更にまた、トナー吐出選定手段12としては、環境条件を更に考慮してトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするようにしてもよい。この場合、環境条件を考慮することで、トナー吐出モードの実行時期を環境に合わせて選定することが可能である。
また、本発明は、画像形成装置に広く適用可能であり、例えばリモートタイプの画像形成装置(中央管理装置とネットワーク接続された態様の画像形成装置)にも適用することができる。
この場合、トナー吐出選定手段12としては、中央管理装置からの遠隔操作にてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであればよい。
更に、トナー吐出選定手段12としては、スキャナなどの画像読取り部を利用した態様がある。このトナー吐出選定手段12としては、画像読取り部にて直前の画像サンプルを読取り、この読取り情報に基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものが挙げられる。この場合、例えば画像サンプルと予め記憶させている画像情報とを対比することにより自動判別するようにしたり、あるいは、画像サンプル中の白抜け数をカウントするなどの手法を用いるようにすればよい。
更にまた、画像形成装置のうち、イエロ成分トナーが収容された現像装置4(例えば4a)を備えた態様にあっては、イエロ現像装置4(4a)に対するトナー吐出選定手段12は、トナー状態判断用画像としてイエロの二次色が含まれるサンプル画像を用いるようにすればよい。本態様によれば、イエロトナーによる画像を判別するに当たり、イエロ単色での判別が困難であるが、イエロの二次色であれば判別し易いため、イエロトナーの状態を正確に判断することができる。
また、トナー強制吐出手段11の代表的態様としては、現像装置4から吐出されるトナーを像担持体1に現像させるものが挙げられる。トナー吐出方式については適宜選定可能であるが、構成の簡略化という観点からすれば、現像動作を利用し、吐出トナーにて像担持体1に吐出トナーを現像させる方式が好ましい。
本態様において、現像装置4から吐出されるトナーを少なくとも像担持体1の作像領域に現像させるものが好ましく、インタイメージ領域にトナーを吐出させる態様に比べてトナー吐出量を多く確保することができる。
ここで、「少なくとも像担持体1の作像領域」としたのは、作像領域とインタイメージ領域とに跨って吐出トナーを現像させる態様をも含める趣旨であり、この場合には、より多くのトナー吐出量を確保することができる。
また、トナー強制吐出手段11の最終的トナーの吐出先については適宜選定して差し支えないが、その代表的態様としては、現像装置4から吐出されるトナーを像担持体1の作像領域に現像させ、当該吐出トナーによる現像像を記録材5に採取するものが挙げられる。この場合、吐出トナーによる現像像としては、ソリッド画像(ベタ画像)を形成したり、同一の記録材5に複数色の画像を形成したり、パッチを形成する等適宜選定することができる。
更に、トナー強制吐出手段11の他の態様としては、現像装置4から吐出されるトナーを像担持体1上に現像させ、当該吐出トナーをクリーナ(図示せず)にて除去するものが挙げられる。
更にまた、例えば作像領域とインタイメージ領域とに跨って吐出トナーを現像させる態様では、作像領域の吐出トナーによる現像像を記録材5に採取し、一方、インタイメージ領域の吐出トナーによる現像像をクリーナにて除去するようにしても差し支えない。
また、トナー強制吐出手段11によるトナー吐出量については、トナー吐出選定手段12による選定時に判断されたトナー状態の程度に応じてトナーの劣化度合、トナー凝集体の生成個数を推測し、劣化トナー、トナー凝集体を一気に排出可能な範囲でトナー吐出量を決定するものが好ましい。本態様によれば、現像装置4内のトナー状態に応じてトナー吐出量を決定することにより、効率的に劣化トナー、トナー凝集体の吐出を行うことができる。
更に、トナー凝集体を効率的に排出するという観点からすれば、少なくとも像担持体1の作像領域の略全域に亘ってソリッド画像(ベタ画像)を現像すべくトナーを吐出させるものが好ましい。このように、現像電界の大きい全ソリッド画像を現像する方がトナー凝集体を現像装置4外に効率的に排出可能である。
更にまた、トナー強制吐出手段11によるトナー吐出量を多く確保するという観点からすれば、トナー吐出モードを実行するときに通常モード時よりもトナー現像量を増加させるものが好ましい。このように、トナー吐出量を増加させることにより、トナーの吐出動作の高速化を図ることができる。
そしてまた、トナー吐出モード時に記録材5を使用する態様においては、トナー強制吐出手段11にて使用記録材5を任意に選択して差し支えないが、使用記録材5の好ましい選択方式としては、トナー吐出モードを実行するときに最大使用サイズの記録材5を選択し、当該記録材5に吐出トナーによる現像像を採取するものが挙げられる。本態様によれば、トナーの吐出動作を効率的、加速的に行うことができる。
また、トナー強制吐出手段11が吐出トナーによる画像を記録材5に採取する態様にあっては、トナー吐出モードのために記録材5が使用されることになるため、トナー吐出モード時の記録材と通常記録材枚数とを区別化することが好ましい。
このような要請下において、トナー強制吐出手段11としては、トナー吐出モード時に使用された記録材枚数を通常記録材枚数から除外するようにすればよく、例えば記録材枚数に応じた使用契約のような場合にはトナー吐出モードによるトナー消費についてのユーザー負担を回避することが可能である。
更に、トナー強制吐出手段11の別の態様としては、トナー吐出モード時に使用された記録材枚数データを更新可能な記録媒体に保持するものが挙げられる。本態様によれば、例えば記録材枚数に応じた使用契約のような場合でも、トナー吐出モードによるトナー消費について把握でき、記録材使用枚数からこれを除外することによりユーザー負担を回避することが可能である。
また、本発明は、上述したように、トナー強制吐出手段11とトナー吐出選定手段12とを少なくとも備えていればよいが、より好ましくは以下のような態様を挙げることができる。
すなわち、本発明は、図1(a)(b)に示すように、静電潜像を担持する像担持体1と、この像担持体1上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置4(4a〜4d)と、前記像担持体1上に可視像化されたトナー像が記録材5に転写される前に一時的に転写される中間転写体3とを備え、記録材5のサイズ又は坪量に応じて中間転写体3上のイメージパネルの配置を異ならせると共に、前記現像装置4にはトナー補給が可能なトナー補給装置8を付設した態様の画像形成装置において、現像装置4内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー強制吐出手段11と、現像装置4内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあるか否かに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするトナー吐出選定手段12と、トナー吐出モードの実行に加えて、トナー補給装置8から現像装置4内に新しいトナーが供給せしめられるトナー供給モードを実行するトナー強制供給手段14とを備え、前記トナー吐出選定手段12は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材5サイズ及び記録材5坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものが挙げられる。
本態様において、トナー補給装置8としては、トナーを補給するものを広く含み、トナーのみを補給する態様は勿論のこと、トナー及びキャリアを同時に補給する態様、あるいは、トナー、キャリアを個々的に補給する態様などが挙げられる。
また、トナー強制供給手段14によるトナー供給モードを実行することにより、排出された劣化トナー、トナー凝集体のトナー低下分を補給することができ、現像装置4内の必要トナー量を確保することができる。
更に、トナー強制供給手段14によるトナー供給モードの実行開始については、トナー吐出モードと切り離して独立に行うようにしてもよいが、トナー強制吐出手段11のトナー吐出モードと関連付けて行うようにすることが好ましく、例えばトナー吐出モードの実行に連動してトナー供給モードを実行するようにすればよい。
ここで、「トナー吐出モードの実行に連動して」とは、トナー吐出モードの実行中の所定タイミングに同期してトナー供給モードの実行を開始するようにしたり、トナー吐出モードの実行終了後の所定タイミングに同期してトナー供給モードの実行を開始する等適宜選定して差し支えない。
また、トナー強制供給手段14の好ましい態様としては、例えば現像装置4内のトナー濃度に応じてトナー供給モードを制御したり、あるいは、トナー供給モード実行中のトナー画像濃度に応じてトナー供給モードを制御したり、あるいは、予め決められた目標トナー濃度に到達すべくトナー供給モードを制御する態様が挙げられる。これらの態様によれば、トナー供給とトナー濃度制御又はセットアップとを両立することができる。
更に、トナー強制供給手段14を付加した態様にあっては、トナー供給モードの実行結果を確認し易い態様が好ましい。
この種の態様としては、記録材5に現像装置4内のトナー状態判断用の確認サンプルが形成出力される確認サンプル形成手段13を具備させ、トナー強制供給手段14が、トナー供給モードを実行した後に、確認サンプル形成手段13による確認サンプルを形成出力するようにすればよい。
また、記録材5に現像装置4内のトナー状態判断用の確認サンプルが形成出力される確認サンプル形成手段13を具備した態様にあっては、トナー吐出選定手段12が、トナー状態判断用の確認サンプルに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とし、トナー強制供給手段14が、トナー供給モードを実行した後に、確認サンプル形成手段13による確認サンプルを形成出力する態様が好ましい。
本態様によれば、「確認サンプル→トナー吐出モード→トナー供給モード→確認サンプル」の一連の処理動作により、トナー吐出、供給処理の自動化を実現する点で好ましい。
また、トナー補給装置8を備えた態様では、トナー強制吐出手段11は、トナー補給装置8のトナー残量に応じてトナー吐出モードの実行可否を判断するものが好ましい。本態様によれば、トナー補給装置8のトナー残量が不足状態のときには、トナー吐出モード後のトナー補給モードによるトナー補給動作を確実に行うことができないため、予めトナー吐出モードを実行しないようにすることが可能である。
そして、トナー強制吐出手段11は、トナー吐出モードを実行否と判断した場合には装置自体を停止させる処理を行うことが好ましい。このようにすれば、画像形成装置による作像処理が誤って行われる懸念はない。
また、本発明は、上述した画像形成装置に限られるものではなく、画像形成装置の構成要素を時系列に捉えるようにすれば、画像形成方法をも対象にすることが可能である。
この場合、本発明としては、図1(a)(b)及び図2に示すように、静電潜像を担持する像担持体1と、この像担持体1上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置4(例えば4a〜4d)と、前記像担持体1上に可視像化されたトナー像が記録材5に転写される前に一時的に転写される中間転写体3とを備え、記録材5のサイズ又は坪量に応じて中間転写体3上のイメージパネルの配置を異ならせると共に、前記現像装置4にはトナー補給が可能なトナー補給装置8を付設した態様の画像形成装置に用いられる画像形成方法において、現像装置4内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあると判断されたときに現像装置内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー吐出工程と、このトナー吐出モードの実行に連動してトナー補給装置から現像装置内に新たなトナーが供給せしめられるトナー供給モードを実行するトナー供給工程とを備え、前記トナー吐出工程は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材5サイズ及び記録材5坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであればよい。
このように、トナー吐出工程とトナー供給工程とを備えることにより、劣化トナー、トナー凝集体の排出を行うと共に、不足トナーを供給することができる。
特に、このような画像形成工程においては、図2に示すように、トナー吐出工程の前、及び、トナー供給工程の後に、現像装置4内のトナー状態判断用の確認サンプルを形成出力する確認工程を備えることが好ましく、現像装置4内のトナー状態についての把握が容易である。
本発明に係る画像形成装置によれば、現像装置内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあると判断したときにトナー吐出モードを実行して現像装置内のトナー凝集体を含むトナーを強制的に消費するようにしたので、例えば画像密度の少ないイメージに対し現像装置を連続的に作動し、現像装置内に画質欠陥の要因であるトナー凝集体が生成されたとしても、現像装置からのトナー吐出量を十分に確保し、かつ、劣化トナーやトナー凝集体等を確実に排出可能とし、もって、画質欠陥を確実に解消することができる。
更に、本発明において、トナー吐出モードの実行に加えて、トナー補給装置から現像装置内に新しいトナーが供給せしめられるトナー供給モードを実行するようにすれば、排出された劣化トナー、トナー凝集体のトナー低下分を補給することができ、その分、現像装置内の必要トナー量を確保することができ、トナー濃度不足に伴う画像品質の低下を有効に防止することができる。
また、本発明に係る画像形成方法によれば、トナー吐出工程とトナー供給工程とを備えることにより、画質欠陥を確実に解消し、かつ、トナー不足による画質低下を防止する上で有効な画像形成方法を簡単に提供することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、画像形成装置の基本的構成は、装置本体20の上部に画像読取ユニット21を配設する一方、装置本体20内には例えばタンデム型の作像ユニット30が搭載された作像エンジン22を配設すると共に、この作像エンジン22の下部にはシート供給トレイ23,24を配設し、このシート供給トレイ23,24から供給されたシート(用紙)をシート搬送路25を通じて作像エンジン22に送り、この作像エンジン22にてシート上に画像を形成した後、シート搬送路25を通じて装置本体20外に画像が形成されたシートを排出するようにしたものである。
本実施の形態において、作像エンジン22は、例えばイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色画像を形成する作像ユニット30(30Y〜30K)を有しており、各作像ユニット30の下方には中間転写ベルト36を配設すると共に、この中間転写ベルト36上に転写された画像を一括転写装置40にてシートに一括転写するものである。
ここで、作像ユニット30は例えば電子写真方式を採用したもので構成されており、感光体ドラム31の周囲に、感光体ドラム31を帯電する帯電装置32と、帯電された感光体ドラム31上に静電潜像を書き込む図示外の露光装置と、感光体ドラム31上に書き込まれた静電潜像を所定の色トナーにて可視像化する現像装置33と、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト36上に一次転写する一次転写装置34と、感光体ドラム31上の残留トナーを清掃するクリーニング装置(ドラムクリーナ)35とを順次配設したものである。
また、中間転写ベルト36は複数の張架ロール37に掛け渡されており、一括転写装置40は例えば転写バイアスが印加されるバイアスロールからなり、前記張架ロール37の一つをバックアップロールとして対向配置されている。尚、中間転写ベルト36の二次転写部位の下流側には図示外のベルトクリーナが配設されており、中間転写ベルト36上の残留トナーを回収若しくは逆極性に帯電して一次転写部位より感光体ドラム31側に転移させ、ドラムクリーナ35にて回収可能とするものである。
更に、シート搬送路25の一括転写部位の手前にはシート位置決め用のレジストレーションロール(レジロール)41が配設されており、前記一括転写部位通過後には例えば搬送ベルト42が配設され、その下流側にはシート上の未定着像を定着する定着装置43が配設されている。尚、符号44はシート搬送路25の一要素であり、シートの両面記録を可能とするために片面記録済みシートを作像エンジン22の一括転写部位に戻すシート戻し搬送路、45はシート搬送路25に適宜数配設される搬送ロール、46は各シート供給トレイ23,24のシートを送出するフィーダである。
特に、本実施の形態では、各作像ユニット30(30Y〜30K)の現像装置33には夫々トナー補給装置100(100Y〜100K)が付設されている。
ここで、本実施の形態において、現像装置33は、図3及び図4に示すように、感光体ドラム31側に開口した現像ハウジング50を有し、この現像ハウジング50内にトナー及びキャリアが含まれる現像剤Gを収容する一方、現像ハウジング50の開口に面した箇所には現像ロール51を配設すると共に、この現像ハウジング50の背面側には撹拌搬送オーガー52,53を配設し、更に、現像ロール51の周囲には現像剤層厚規制のトリミング部材54を設けておき、現像ロール51に撹拌搬送オーガー52,53にて撹拌搬送された現像剤を担持させた後、トリミング部材54にて層厚規制して現像ロール51と感光体ドラム31との間の現像部位に現像剤を供給するものである。
また、本実施の形態において、現像ロール51は、内部に複数の磁極が配列された固定磁石ロールを有し、この磁石ロールの周囲に非磁性の現像スリーブを回転可能に配設したものである。そして、現像ロール51の現像スリーブには駆動モータ71からの駆動力が駆動伝達系72を介して伝達されるようになっており、また、バイアス電源73から現像バイアスVBが印加されるようになっている。ここで、現像バイアスVBとしては、直流成分のみでもよいし、直流成分に交流成分が重畳したものでもよい。
更に、本実施の形態では、現像ハウジング50内のトナー濃度検知用のトナー濃度センサ60が設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば感光体ドラム31上に濃度検知用パッチを作製し、この濃度検知用パッチを光学式センサ等の濃度センサにて検知するものであってもよい。
尚、図4中、符号57は感光体ドラム31側に転移したキャリアを回収するキャリア回収ロール、58はキャリア回収ロール57に付設されたスクレーパである。
また、トナー補給装置100(100Y〜100K)は、図3及び図4に示すように、各色トナーTが収容されているカートリッジ110(110Y〜110K)と、このカートリッジ110内のトナーTを一時的に貯蔵するリザーブタンク120とを備えている。
ここで、カートリッジ110の数については色トナー毎に一つずつ設けるようにしてもよいし、使用頻度に応じて例えばブラックトナー用に二つのカートリッジを用いるなど適宜選定して差し支えないが、本実施の形態では、一つずつの態様が示されている。
本実施の形態において、カートリッジ110はトナーTが収容される収容搬送路111を有しており、この収容搬送路111には適宜数(例えば二つ)の搬送部材112を配設すると共に、この搬送部材112をカートリッジモータ(図示せず)にて駆動可能とし、更に、収容搬送路111の一端側下部に連通口(図示せず)を開設したものである。ここでいう搬送部材112としては、例えばコイル状のアジテータとクランク状のパドルとが用いられるが、これに限られるものではなく適宜選定して差し支えない。尚、装置本体20にはカートリッジ110を装着する際に開放する開閉自在な図示外のカバー(ディスペンスドア)が設けられており、また、カートリッジ110が嵌合可能なカートリッジ受部(図示せず)が形成されている。
また、リザーブタンク120は、上方に開口し且つカートリッジ110と直交する方向に延びる容器状に形成されており、このリザーブタンク120内にはカートリッジ110の連通口(図示せず)と連通し且つトナーが移動可能な移動搬送路121が設けられている。そして、この移動搬送路121内には適宜数の搬送部材122が配設されており、この搬送部材122としては、例えば移動搬送路121の中央にて所定方向に回転する搬送オーガーと、この搬送オーガーの両側に配設されるコイル状のアジテータとが用いられ、これらの搬送部材122はリザーブタンクモータ(ディスペンスモータに相当)125からの駆動力を図示外の駆動伝達ギア列を介して駆動可能になっている。また、移動搬送路121の移動搬送方向下流側には例えばシャッタにて開閉可能な補給口124が設けられ、この補給口124と現像ハウジング50とが連通管127を介して連通接続されている。
更にまた、リザーブタンク120の補給口124の近傍にはトナー有無センサ(Low Toner Sensor)130が配設されている。
このトナー有無センサ130は、リザーブタンク120内にトナーが貯蔵されている状態でカートリッジ110がトナー空状態であることを検知するセンサであり、本例では、リザーブタンク120内のトナー充填量が満杯レベル近傍にある状態でトナー無を検知するように配設されている。
このトナー有無センサ130としては、例えばピエゾ素子等の圧電素子にて構成され、周囲にトナーが充填されている条件ではその押圧力にて振動子の振動が抑えられるのに対し、周囲にトナーが無くなった条件ではトナーによる押圧力が作用しなくなる分、振動子の振動が顕在化し電気信号として取り出されるものが用いられる。
本実施の形態にあっては、画像形成装置は、図5に示すように、各作像ユニット30、中間転写ベルト36及び用紙搬送系などを制御する作像制御装置90が設けられている。この作像制御装置90は、例えばCPU、ROM、RAM、I/Oポートを含むマイクロコンピュータシステムにて構成されており、一連の作像処理を実現する上で必要な作像処理プログラム(例えば図7に示すリフレッシュモード作像処理プログラムなどを含む)をROM内に予め組込み、ユーザインタフェースであるコントロールパネル80、画像読取ユニット21、トナー濃度センサ60、トナー有無センサ130からの入力信号などをCPUに取り込み、CPUにて前記作像処理プログラムを実行することにより所定の制御信号を生成し、帯電装置32制御用の帯電コントローラ91、図示外の露光装置制御用のROSコントローラ92、現像ロール駆動コントローラ93、現像バイアスコントローラ94、トナー補給装置100制御用のディスペンス駆動コントローラ95、一次転写バイアスコントローラ96及び二次転写バイアスコントローラ97などに各制御信号を送出するようになっている。
また、本実施の形態では、コントロールパネル80は、図3に示すように、装置本体20の一部に設けられており、例えば図6に示すように、タッチパネル85に押圧選択可能な各種スイッチ81〜83を備えたものである。
同図において、符号81は画質欠陥を確認するための確認チャートをプリントするための確認チャートプリントスイッチ、82は色成分(Y,M,C,K)毎にリフレッシュモードの実行を選択可能なリフレッシュモード実行スイッチ、83はシート供給トレイ23,24を選択するトレイ選択スイッチである。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
本実施の形態では、コントロールパネル80上に各種作像モード(フルカラーモード、単色モード、二色モードなど)を選択する作像モード選択スイッチ(図示せず)が設けられていると仮定する。
今、例えばフルカラーモードが選択されると、作像制御装置90は、通常の作像処理プログラムを実行し、各作像ユニット30(30Y〜30K)にて色成分毎のトナー像を形成し、各色成分トナー像を中間転写ベルト36に一次転写した後、一括転写装置40にてシートに二次転写し、定着装置43を経てシート上のトナー像を定着した後シート排出トレイ(図示せず)へと排出する。
このような作像処理において、例えば画像密度の少ないイメージに対し、現像装置33が連続的に駆動し続けるような場合、現像装置33内ではトナーの入れ替わりが少なく、現像剤の劣化が促されると共に、トナー同士の凝集物が生成される懸念がある。
このとき、トナー凝集物が現像装置33内に蓄積されることから、後の高画像密度のイメージ出力時にトナー凝集物が排出され易くなり、その分、白抜けディフェクトなどの画質欠陥が生じ易くなる。
このような状況下では、図7に示すように、作像制御装置90にてリフレッシュモード制御処理を行うようにすればよい。
本実施の形態では、作像制御処理は、画質欠陥確認プリントモードを実行する。この画質欠陥確認プリントモードは、図8に示すように、コントロールパネル80上の確認チャートプリントスイッチ81(図6参照)が押圧操作(オン)されたか否かをチェックし、オンされていれば所定の確認チャート(確認サンプル)を作製する。
本実施の形態において、確認チャートとしては、各色成分トナー像を有し、かつ、各色成分トナー像に白抜けディフェクトがあるか否かが把握可能な画像パターン(例えばハーフトーンのソリッド画像)であれば適宜選定して差し支えない。このとき、イエロ成分トナー像についてはイエロ単色での判別が困難であることから、判別性を考慮すれば、イエロの二次色(例えばイエロ+マゼンタ又はイエロ+シアン)を用いて作製することが好ましい。
次に、作像制御装置90は、トナー吐出(リフレッシュモード)の要否判定処理を行う。
本実施の形態では、ユーザーが作製された確認チャートについて白抜けディフェクトが目視可能であるか否かをチェックし、白抜けディフェクトが目視可能である場合には、該当する色についてリフレッシュモード実行スイッチ82を押圧操作する。
このとき、作像制御装置90は、図7及び図9に示すように、色成分毎のリフレッシュモード実行スイッチ82がオンされたか否かをチェックし、いずれかがオンされていれば、対応する色のリフレッシュモードを実行し、一方、いずれもオンされていなければ、リフレッシュモード不要と判断し、通常のプリントジョブを実施可能と判断する。
本実施の形態において、リフレッシュモードの実行処理内容としては、図7に示すように、先ず、トナー濃度センサ60にて現トナー濃度を検出し、これに基づいて目標トナー濃度を算出する。具体的には、現トナー濃度が予め決められた閾値以上であれば、現トナー濃度を目標トナー濃度とし、一方、現トナー濃度が予め決められた閾値未満であれば、予め決められた閾値を目標トナー濃度とするようにすればよい。尚、目標トナー濃度の算出法については、現トナー濃度を超える設定する等適宜選定して差し支えない。
次いで、図10に示すように、トナー吐出プリント算出処理が行われる。
このトナー吐出プリント算出処理は、過去の画像出力条件及び環境条件を考慮し、トナーの劣化度合、トナー凝集体の生成個数を推測し、トナー吐出量を決定するものである。
ここで、過去の画像出力条件としては、例えば以下の4つの条件が適宜組み合わされて考慮される。
・過去N枚プリントの画像密度に関するパラメータα:
例えば平均画像密度と基準画像密度(トナー凝集体の生成個数0のレベル)との大小関係に応じてトナー凝集体の生成個数を推測可能である。
・過去N枚プリントのトナー濃度に関するパラメータβ:
トナー濃度が基準濃度未満であることは、その分トナー数が少ないことに相当し、ストレスが高く、トナー凝集体が生成され易い要因になる。
・過去N枚プリントの用紙サイズに関するパラメータγ:
用紙サイズの違いによって、中間転写ベルト36上のイメージパネルIPの配置関係が異なってくる状況が起こり得る。具体的には、例えば図11(a)(b)に示すように、例えばA4判などの小サイズ用紙の場合、大サイズ用紙に比べて、中間転写ベルト36上のイメージパネルIP(IP(1)〜IP(8))は密な配置になるため、その分、インタイメージ領域が狭くなり、現像装置33はその駆動を停止させる時間がなく、空回し状態で作動させざるを得ない。よって、用紙サイズの条件に応じて、トナーに対するストレス度合が変化し、小サイズ用紙ほど、トナー凝集体が生成され易い要因になる。
・過去N枚プリントの用紙坪量に関するパラメータδ:
用紙坪量の違いによって、中間転写ベルト36上のイメージパネルIPの配置関係が異なってくる状況が起こり得る。具体的には、例えば図11(a)に示すように、厚紙など坪量の大きい用紙の場合、後の定着工程にて、低速で十分定着させる制御を実施することが好ましく、このような要請下においては、中間転写ベルト36上のイメージパネルIP(IP(1),IP(2))は余裕を持った配置となり、その分、インタイメージ領域が長くなり、この間、現像装置33の駆動を停止させることが可能であるから、トナーに対するストレス度合を低減することが可能である。よって、坪量の大きい用紙ほど、トナー凝集体が生成され易い要因になる。
また、環境条件εとしては、現在の環境条件を考慮するものであり、例えば湿度センサ、温度センサ等による環境情報が挙げられる。このとき、例えば湿度が高い条件であれば、その分、トナー凝集体が生成され易い要因になる。
この後、図7及び図13(a)に示すように、トナー吐出モードが実行され、トナー吐出プリントが実施される。
このトナー吐出モードは、トナー吐出プリント算出処理にて決定されたトナー吐出量だけトナーを吐出するものであり、本実施の形態では、感光体ドラム31上にトナー吐出パターンからなるソリッド像を現像する方式を採用するものである。
そして、感光体ドラム31上に形成されたトナー吐出パターンは中間転写ベルト36に一次転写された後、トナー吐出モード時に自動的に選択される用紙に対し二次転写される。
このとき、選定される用紙としては、使用可能な最大サイズのものが自動的に選択されるようになっている。尚、トナー吐出量に応じて選択される用紙サイズを変更するようにしてもよいことは勿論である。
ここで、トナー吐出パターンZとしては、例えば図14(a)に示すように、中間転写ベルト36のイメージパネルIPの略全域に亘って色成分毎のトナー吐出パターンZを作製するようにしてもよいし、図14(b)に示すように、中間転写ベルト36のイメージパネルIP内に各色成分のトナー吐出パターンZを区分して作製するようにしてもよい。
このとき、トナー吐出パターンZとして、トナー吐出量(現像量)を多く確保する場合には、図14(c)に示すように、感光体ドラム31上の静電潜像電位VLと現像バイアスVBの直流成分との電位差EBを大きく設定するようにすれはよい。
また、トナー吐出モード時のトナー吐出量(現像量)Mについては、図15(a)に示すように、通常現像モード時の現像量M1と略同様でも差し支えないが、図15(b)に示すように、通常現像モード時の現像量M1よりも多い値M2(M2>M1)に設定してもよい。
この場合、上述したように、現像バイアスVBの直流成分を変更したり、あるいは、現像バイアスVBの交流成分のピークツウピーク電圧を変更したり、あるいは、現像ロール51の現像速度を変更する等適宜選定して差し支えない。
このようなトナー吐出モードを実行すると、現像装置33内の劣化トナーやトナー凝集体が確実に排出されることになる。
この後、トナー吐出モードに連動してトナー供給モードが行われ、図13(b)に示すように、トナー補給装置100からのトナー補給動作(ディスペンス動作)が行われる。
このトナー供給モードは、トナー吐出モード実行中に行うようにしてもよいし、トナー吐出モード終了後に実行するようにしてもよい。
このとき、トナー補給装置100は、図12(a)に示すように、トナー濃度センサの出力サンプリングをチェックしながら、現像装置33内のトナー濃度が目標トナー濃度に達するまでトナー供給動作を継続する。
また、本実施の形態では、図12(a)に示すトナー供給モードを実行しているが、これに限られるものではなく、例えば図12(b)に示すように、感光体ドラム31上に濃度検知用のパッチ(ADC(Auto Density Controlの略)パッチ)を作製後の出力サンプリングをチェックし、ADCパッチが目標トナー画像濃度に達するまでトナー供給動作を継続する。
このようなトナー吐出モード及びトナー供給モードを行うと、トナー吐出モードにて排出された不足トナーはトナー供給モードにて補給されることになり、しかも、トナー濃度も目標トナー濃度に向けて制御されることから、後に高画像密度のイメージをプリントするとしても、白抜けディフェクトや濃度低下のない高品質の画像を得ることが可能である。
このときの現像装置内のトナー濃度と現像装置内のトナー凝集体個数との関係を図16に模式的に示す。
同図によれば、トナー吐出モードにて現像装置33内のトナー凝集体個数が低減し、トナー供給モードにて現像装置33内のトナー濃度が目標トナー濃度まで上昇していることが理解される。
ユーザーは、現像装置内のトナー状態が画質欠陥に至らない状態であることを確認するために、画質欠陥確認プリントモードを再度実行し、確認チャートを見て画質欠陥の有無を判断するようにすればよい。
更に、本実施の形態においては、図17に示すようなトナー供給モードの実行可否判定処理を行うのが好ましい。
このトナー供給モードの実行可否判定処理は、算出されたトナー吐出量からトナー補給装置100からのトナー供給量Sを予測し、トナー補給装置100のトナー残量Rとトナー供給量Sとの差分RSが閾値(エンプティ)より多いか否かを判断し、前記差分RSが閾値(エンプティ)より多い場合には、トナー供給モードを実行し、前記差分RSが閾値(エンプティ)以下である場合には、トナー供給モードを実行付加と判断し、トナーカートリッジの交換メッセージを表示すると共に、画像形成装置(M/C)を停止させるものである。
すなわち、図18(1)(2)に示す場合のように、差分RSが閾値(エンプティ)より多いと想定される場合には、トナー供給モードを実行するのに対し、図18(3)に示す場合のように、差分RSが閾値(エンプティ)以下になると想定される場合には、そもそもトナー供給量が不足してしまうため、トナー供給モードの実行を不可と判断するのである。
また、本実施の形態において、用紙の計数に応じて画像形成装置の使用料を決定する態様にあっては、図19に示すような用紙計数処理を行うことが好ましい。
この用紙計数処理は、用紙が排出センサ(通常排出トレイへ排出される直前に配置)を通過したか否かをチェックし、用紙が通過した場合、カウンタ計数値をアップするが、リフレッシュモードによるものか否かを判断し、リフレッシュモードによるものである場合にはカウンタ計数値をダウンするものである。
これにより、リフレッシュモード時に使用される用紙については通常の作像モード時の用紙と区別され、カウンタ計数されないため、リフレッシュモード時の使用用紙に対して画像形成装置の使用料が加算請求される懸念はない。
また、用紙計数処理としては、図20に示すように、用紙が排出センサ(通常排出トレイへ排出される直前に配置)を通過したか否かをチェックし、用紙が通過した場合、通常カウンタ計数値をアップする一方、リフレッシュモードによるものか否かを判断し、リフレッシュモードによるものである場合には別のカウンタ計数値をアップし、通常のカウンタとは別にリフレッシュモードによる用紙の計数値を別に計数し、区別化するようにしてもよい。
尚、本実施の形態では、トナー吐出パターンZは、中間転写ベルト36のイメージパネルIPに作製し、用紙に転移するものであるが、例えば中間転写ベルト36のイメージパネルIPに加えて、インタイメージ領域IIPに跨るようにトナー吐出パターンZを作製し、イメージパネルIP内のトナー吐出パターンZについては用紙に転移させ、インタイメージ領域IIPのトナー吐出パターンZについてはドラムクリーナ35又は図示外のベルトクリーナにて回収するようにしてもよい。
更に、容量の大きなドラムクリーナ35やベルトクリーナを搭載したようなモデル又はドラムクリーナ35やベルトクリーナ内の残留トナーを回収ボックスへと回収するようなモデルにあっては、感光体ドラム31上に形成したトナー吐出パターンZを用紙側に転移させずに、ドラムクリーナ35等に回収するようにすることも可能である。
◎実施の形態2
図21は本発明が適用される画像形成装置の実施の形態2を示す。
同図において、画像形成装置の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なるリフレッシュモードの要否判定処理を行うようにしたものである。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本実施の形態において、リフレッシュモードの要否判定処理は、図21及び図22に示すように、コントロールパネル80の確認チャートプリントスイッチ81を押圧操作することにより、確認チャートを作製した後、リフレッシュモード確認スイッチ84を押圧操作することにより、画像読取ユニット21にて前記確認チャートを読み込み、この確認チャートの読み込み情報にて色成分毎のリフレッシュモードをチェックし、リフレッシュモードの必要な色がある場合には、対応する色のリフレッシュモードを実行し、ない場合にはリフレッシュモードが不要であると判断する。
このとき、色成分毎のリフレッシュモードのチェック方式としては、例えば確認チャートISと予め記憶している比較チャートとを対比することにより、確認チャートISの白抜けWP数を決定し、図23(a)に示すように、この白抜けWP数が規定値N以上であればNG、図23(b)に示すように、白抜けWP数が規定値N未満であればOKと判断する方式が採用される。
この実施の形態によれば、リフレッシュモードの要否判定を装置側で自動判断するようにしたので、リフレッシュモードの実行可否判断がユーザーによりまちまちになる懸念はなく、正確に行われる。
図24は本発明に係る画像形成装置の実施の形態3にて用いられるリフレッシュモード制御処理の要部を示す説明図である。
同図において、画像形成装置の基本的構成は、実施の形態2と略同様であるが、実施の形態2と異なり、確認チャートを作製せず、かつ、この確認チャートを用いずにリフレッシュモードの要否判定を行うようにしたものである。尚、図24において、実施の形態1と同様な処理ステップは実施の形態1と同様である。
すなわち、本実施の形態において、リフレッシュモード要否判定処理は、図25に示すように、リフレッシュモード確認スイッチ84を押圧操作すると、過去の画像出力条件にて色成分毎のリフレッシュモードをチェックし、リフレッシュモードの必要な色がある場合には、対応する色のリフレッシュモードを実行し、ない場合にはリフレッシュモードが不要であると判断する。
このとき、過去の画像出力条件にて色成分毎のリフレッシュモードをチェックする方式としては、図26に示すように、過去の画像出力条件、例えば過去N枚プリントの画像密度、同トナー濃度、同用紙サイズ、同用紙坪量の適宜組合せの情報を検索し、この検索情報に基づいて、過去の画像出力条件に基づく特性値を算出し、この特性値がリフレッシュモード不要範囲内か否かを判断し、リフレッシュモードが必要若しくは不要と判定する。
ここで、過去の画像出力情報に基づく特性値としては、各情報に応じてトナー凝集体の生成個数への影響度合を重み付けし、これらの総和に基づいて求めるようにすればよい。
本実施の形態によれば、特に確認チャートを作製しなくても、過去の画像出力条件に基づいて現像装置内のトナー状態を判断することにより、現像装置の画質欠陥要因を有効に解消することができる。
◎実施の形態4
図27は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態4を示す。
同図において、画像形成装置201,202……の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、中央管理装置200とネットワーク接続され、中央管理装置200からリモート操作可能になっている。
すなわち、中央管理装置200には、実施の形態1と同様なコントロールパネル80が配置されており、このコントロールパネル80には、例えば確認チャートプリントスイッチ81、色成分毎のリフレッシュモード実行スイッチ82のほか、ネットワーク接続されたクライアント端末の画像形成装置を特定するための管理番号入力欄86が設けられている。
従って、本実施の形態では、中央管理装置200において、今、管理番号入力欄86にて画像形成装置201を特定し、これに対し、リフレッシュモード制御処理を行うようにすればよい。
この場合、画像形成装置201での確認チャートを中央管理装置200側に転送し、中央管理装置200側から画像形成装置201に対して所定の操作をリモートにて行うようにすればよい。
本態様によれば、複数の画像形成装置に対し、中央管理装置200側にてリフレッシュモード制御処理を一元管理することが可能である。
◎実施例1
実施の形態1に係る画像形成装置モデルを用い、ピクセルカウント画像密度を変えて現像装置を連続的に作動させ、そのときの現像装置内のトナー凝集体の生成個数を測定した。
本実施例においては、ピクセルカウント画像密度を0%、4%、8%と変化させ、プリント出力枚数に対応したトナー凝集体を測定したところ、図28に示す結果が得られた。
同図によれば、ピクセルカウント画像密度が低い状態で、現像装置を連続運転させた場合、現像装置内のトナー凝集体の生成個数が増加することから、その分、現像装置内のトナーへのストレスが大きいことが理解される。
◎実施例2
実施の形態1に係る画像形成装置モデルを用い、トナー吐出画像密度を変化させ、現像装置内のトナー凝集体の排出個数を調べたところ、図29に示す結果が得られた。
同図によれば、トナー吐出画像密度が高い程、トナー凝集体の排出性能が良好であることが把握される。
このため、トナー吐出モード時には画像密度の高いソリッド像をトナー吐出パターンとして使用することが好ましいことが理解される。
(a)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図、(b)はその要部を示す説明図である。 本発明に係る画像形成装置の作用を示す説明図である。 本発明が適用される画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる現像装置及びその周辺部の構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の作像制御系を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるコントロールパネルの一例を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるリフレッシュモード制御処理内容を示すフローチャートである。 図7の画質欠陥確認プリントモードの処理内容を示すフローチャートである。 図7のリフレッシュモード要否判定処理を示すフローチャートである。 図7のトナー吐出プリント算出処理を示すフローチャートである。 (a)(b)は用紙サイズによるイメージパネルの形成レイアウト例を示す説明図である。 (a)は図7のトナー供給モードの処理内容の一例を示すフローチャート、(b)は同処理内容の他の例を示す説明図である。 (a)はトナー吐出モード時の現像装置の動作状態を示す説明図、(b)はトナー供給モード時の現像装置の動作状態を示す説明図である。 (a)はトナー吐出モード時のトナー吐出パターンの一例を示す説明図、(b)はトナー吐出モード時のトナー吐出パターンの他の例を示す説明図、(c)はトナー吐出モードの現像装置の動作条件を示す説明図である。 (a)(b)はトナー吐出モード時の現像量を示す説明図である。 リフレッシュモード時における現像装置内トナー濃度と現像装置内トナー凝集体個数との関係を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるトナー供給モード実行可否判定処理を示すフローチャートである。 トナー供給モード実行可否判定処理の判定結果例を示す模式図である。 実施の形態1で用いられる用紙計数処理の一例を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる用紙計数処理の他の例を示す説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の要部を示す説明図である。 実施の形態2で用いられるリフレッシュモード要否判定処理を示す説明図である。 (a)(b)はリフレッシュモードの要否チェックの原理を示す説明図である。 実施の形態3に係る画像形成装置のリフレッシュモード制御処理を示すフローチャートである。 実施の形態3で用いられるリフレッシュモード要否判定処理を示す説明図である。 図25の「過去の画像出力条件にて色成分毎のリフレッシュモードの要否チェック」の詳細を示す説明図である。 実施の形態4に係る画像形成装置を示す説明図である。 実施例1に係る画像形成装置において、ピクセルカウント画像密度をパラメータとし、プリント出力枚数と現像装置内トナー凝集体個数との関係を示す説明図である。 実施例2に係る画像形成装置において、トナー吐出画像密度と現像装置内トナー凝集体排出個数との関係を示す説明図である。
符号の説明
1…像担持体,2(2a〜2d)…像形成担持体,3…中間転写体,4(4a〜4d)…現像装置,5…記録材,6(6a〜6d)…一次転写手段,7…二次転写手段,8…トナー補給装置,11…トナー強制吐出手段,12…トナー吐出選定手段,13…確認サンプル形成手段,14…トナー強制供給手段

Claims (22)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、この像担持体上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置と、前記像担持体上に可視像化されたトナー像が記録材に転写される前に一時的に転写される中間転写体とを備え、記録材のサイズ又は坪量に応じて中間転写体上のイメージパネルの配置を異ならせるようにした画像形成装置において、
    現像装置内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー強制吐出手段と、
    現像装置内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあるか否かに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするトナー吐出選定手段とを備え
    前記トナー吐出選定手段は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材サイズ及び記録材坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー吐出選定手段は、環境条件を更に考慮してトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、現像装置から吐出されるトナーを像担持体に現像させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、現像装置から吐出されるトナーを少なくとも像担持体の作像領域に現像させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、現像装置から吐出されるトナーを像担持体の作像領域に現像させ、当該吐出トナーによる現像像を記録材に採取するものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、現像装置から吐出されるトナーを像担持体上に現像させ、当該吐出トナーをクリーナにて除去するものであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、少なくとも像担持体の作像領域の略全域に亘ってソリッド画像を現像すべくトナーを吐出させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー吐出モードを実行するときに通常モード時よりもトナー現像量を増加させることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー吐出モード時に使用された記録材枚数を通常記録材枚数から除外するものであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー吐出モード時に使用された記録材枚数データを更新可能な記録媒体に保持することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー吐出モードを実行するときに最大使用サイズの記録材を選択し、当該記録材に吐出トナーによる現像像を採取することを特徴とする画像形成装置。
  12. 静電潜像を担持する像担持体と、この像担持体上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置と、前記像担持体上に可視像化されたトナー像が記録材に転写される前に一時的に転写される中間転写体とを備え、記録材のサイズ又は坪量に応じて中間転写体上のイメージパネルの配置を異ならせると共に、前記現像装置にはトナー補給が可能なトナー補給装置を付設した態様の画像形成装置において、
    現像装置内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー強制吐出手段と、
    現像装置内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあるか否かに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とするトナー吐出選定手段と、
    トナー吐出モードの実行に加えて、トナー補給装置から現像装置内に新しいトナーが供給せしめられるトナー供給モードを実行するトナー強制供給手段とを備え
    前記トナー吐出選定手段は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材サイズ及び記録材坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナー強制供給手段は、トナー吐出モードの実行に連動してトナー供給モードを実行するものであることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナー強制供給手段は、現像装置内のトナー濃度に応じてトナー供給モードを制御することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナー強制供給手段は、トナー供給モード実行中のトナー画像濃度に応じてトナー供給モードを制御することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナー強制供給手段は、予め決められた目標トナー濃度に到達すべくトナー供給モードを制御するものであることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項12記載の画像形成装置において、
    記録材に現像装置内のトナー状態判断用の確認サンプルが形成出力される確認サンプル形成手段を有し、
    トナー強制供給手段は、トナー供給モードを実行した後に、確認サンプル形成手段による確認サンプルを形成出力することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項13記載の画像形成装置において、
    記録材に現像装置内のトナー状態判断用の確認サンプルが形成出力される確認サンプル形成手段を有し、
    トナー吐出選定手段は、トナー状態判断用の確認サンプルに基づいてトナー吐出モードの実行可否を選定可能とし、
    トナー強制供給手段は、トナー供給モードを実行した後に、確認サンプル形成手段による確認サンプルを形成出力することを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項12記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー補給装置のトナー残量に応じてトナー吐出モードの実行可否を判断するものであることを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項19記載の画像形成装置において、
    トナー強制吐出手段は、トナー吐出モードを実行否と判断したときに装置自体を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  21. 静電潜像を担持する像担持体と、この像担持体上に形成された静電潜像をトナーにて可視像化する一若しくは複数の現像装置と、前記像担持体上に可視像化されたトナー像が記録材に転写される前に一時的に転写される中間転写体とを備え、記録材のサイズ又は坪量に応じて中間転写体上のイメージパネルの配置を異ならせると共に、前記現像装置にはトナー補給が可能なトナー補給装置を付設した態様の画像形成装置に用いられる画像形成方法において、
    現像装置内のトナー凝集体が画質欠陥に至る状態にあると判断されたときに現像装置内のトナー凝集体を含むトナーが強制的に消費せしめられるトナー吐出モードを実行するトナー吐出工程と、
    このトナー吐出モードの実行に連動してトナー補給装置から現像装置内に新たなトナーが供給せしめられるトナー供給モードを実行するトナー供給工程とを備え
    前記トナー吐出工程は、過去の画像出力条件のうち、出力画像密度及び出力画像濃度の少なくともいずれかに関するストレス条件と、記録材サイズ及び記録材坪量の少なくともいずれかに応じたイメージパネルの配置条件との両方に基づいて前記トナー吐出モードの実行可否を選定可能とすることを特徴とする画像形成方法。
  22. 請求項21記載の画像形成方法において、
    トナー吐出工程の前に、及び、トナー供給工程の後に、現像装置内のトナー状態判断用の確認サンプルを形成出力する確認工程を備えることを特徴とする画像形成方法。
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