JP2018036318A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018036318A JP2018036318A JP2016166963A JP2016166963A JP2018036318A JP 2018036318 A JP2018036318 A JP 2018036318A JP 2016166963 A JP2016166963 A JP 2016166963A JP 2016166963 A JP2016166963 A JP 2016166963A JP 2018036318 A JP2018036318 A JP 2018036318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- toner
- image forming
- abnormal
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
すなわち、記録データに基づいて被記録媒体に記録画像を形成する画像形成部と、画像形成部で被記録媒体に形成した記録画像を読み取る画像読取手段と、画像読取手段で読み取った読取データと上記記録データとを比較してスポット状の異常データの周期性の有無を判別する判別手段と、を備え、上記画像読取手段により複数枚の被記録媒体を疑似的に長い被記録媒体として読み取り、上記判別手段は、周期性があると判断した場合には、上記画像形成部に備えられた複数の回動体についての回動特性に関する予め記憶されたデータテーブルに基づいてどの回動体のものかを特定し、上記複数の回動体のうち最も異常画像の原因になりやすい回動体は、他の回動体に比べて判断された周期性との関係を特定しやすいようにその外径を異ならせている画像形成装置である(特許文献1)。
感光体に画像情報に対応させて形成される静電潜像を現像装置から供給するトナーで現像してなるトナー像を記録媒体に画像として形成する画像形成部と、
前記画像形成部で記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部で読み取られた読取画像に存在する点状の異常画像が周期性のない位置に形成される白点状の異常画像であった場合、前記現像装置内のトナーの異常を報知する対処手段と、
を備えたものである。
この発明(A3)の画像形成装置は、上記発明A2の画像形成装置において、前記現像装置内のトナーの残量を検知する検知手段と、前記検知手段の検知情報に応じて前記現像装置にトナーを補給する補給装置とを備え、
前記対処手段は、前記読取画像に存在する点状の異常画像が周期性のない位置に形成される白点状の異常画像であった場合でも、前記検知手段からトナーの補給が必要になる残量の検知結果が出ているときには、前記現像装置内のトナーを前記感光体に排出する動作をせずに前記補給装置によるトナーの補給動作を実行するものである。
上記発明A3の画像形成装置では、対処手段が検知手段からトナーの補給が必要になる残量の検知結果が出ているときに現像装置内のトナーを感光体に排出する動作をそのまま実行するものである場合に比べて、短時間でトナーの補給動作を開始することができる。
図1及び図2は、実施の形態1に係る画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の構成を示し、図2はその画像形成装置における一部(作像装置など)の構成を示している。
実施の形態1に係る画像形成装置1は、現像剤としてのトナーで構成されるトナー像を記録媒体の一例である記録用紙9に画像として形成する画像形成部2と、画像形成部2で記録用紙9に形成した画像を読み取ることができる画像読取部6を備えている。
この4つの作像装置20(Y,M,C,K)はいずれも、図1や図2に示されるように、矢印Aで示す方向に回転駆動する感光ドラム21と、感光ドラム21の外周面における像保持面を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、感光ドラム21の帯電後の像形成面に画像情報に基づいて各色成分(Y,M,C,K)に分解された光(矢付き点線)を照射して各色成分の静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を各色成分のトナーを供給して現像することにより上記各色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化する現像装置24(Y,M,C,K)と、感光ドラム21上のトナー像を中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写させる一次転写装置25と、感光ドラム21の外周面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃するドラム用清掃装置26等を備えている。
帯電装置22は、例えば、感光ドラム21の少なくとも像保持面に接触した状態で配置されて帯電電流が供給される帯電ロール等の接触部材を備えた接触型の帯電装置が採用されている。
露光装置23は、例えば、発光ダイオードと光学部品等を用いて構成される非走査型の露光装置が採用されている。露光装置23としては、例えば半導体レーザとポリゴンミラー等の光学部品を用いて構成される走査型のものを採用してもよい。露光装置23には、外部から入力された画像情報や内部の記憶部に格納されている画像情報が画像処理部16(図3)で所要の処理が施された後に画像信号として入力される。
このトナー補給は、各現像装置24(Y,M,C,K)におけるトナー残量検知センサ28にて計測されるトナー残量が筐体24aの収容室に収容されているべき二成分現像剤8の許容下限値に近い手前の残量値(いわゆるニアエンド値又は補給開始値)に達すると、その該当する色の補給装置57等が駆動することにより行われる。
ドラム用清掃装置26は、清掃作業用開口が設けられた筐体26aと、トナー像が中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写される一次転写位置を通過した後の感光ドラム21の少なくとも像保持面に清掃作業用開口から接触して残留トナー等の不要物を除去して清掃する弾性清掃板26b及び回転清掃ブラシ26cと、その除去したトナー等の除去物を回収して図示しない回収容器にむけて送り出すスクリューオーガー等の図示しない送出部材等で構成されている。
この中間転写装置30は、作像装置20(Y,M,C,K)における各感光ドラム21の一次転写位置を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31をその内周面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数の支持ロール32a〜32fと、支持ロール32eに支持されている中間転写ベルト31の外周面部分に所要の圧力で接触して回転する二次転写装置の一例である二次転写ロール35と、中間転写ベルト31の二次転写ロール35との接触部(二次転写位置)を通過した外周面部分に残留して付着するトナー、紙粉等の不要物を除去して清掃するベルト用清掃装置36とで主に構成されている。
支持ロール32a〜32eについては、例えば、支持ロール32aが中間転写ベルト31を回転動力させる駆動ロールとして、支持ロール32bが支持ロール32aと協働して中間転写ベルト31の一次転写面を形成して保持する面出しロールとして、支持ロール32cが中間転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして、支持ロール32dが中間転写ベルト31の二次転写前の姿勢を保持する二次転写前面出しロールとして、支持ロール32eが二次転写位置のバックアップロールとして、それぞれ構成されている。
ベルト用清掃装置36は、清掃作業用の開口が設けられた筐体36aと、二次転写位置を通過した後の中間転写ベルト31の少なくとも像保持面に清掃作業用開口から接触して残留トナー等の不要物を除去する板状部材36b及び回転ブラシ36cと、除去したトナー等の除去物を回収して図示しない回収容器にむけて送り出すスクリューオーガー等の図示しない送出部材等で構成されている。
この給紙装置40は、筐体10に対して引出し自在に取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9を図示しない積載板の上に積み重ねた状態で収容する単数又は複数の収容体41と、各収容体41から記録用紙9を1枚ずつ搬送路にむけて送り出す送出装置42を備えている。
この定着装置50は、記録用紙9の導入口及び排出口が設けられた筐体51の内部に、所要の方向に回転駆動するとともに加熱手段により加熱されて表面温度が所要の温度に保持されるロール形態、ベルト形態等の加熱用回転体52と、この加熱用回転体52の回転軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動回転するロール形態、ベルト形態等の加圧用回転体53等を設置して構成されている。この定着装置50では、加熱用回転体52と加圧用回転体53が接触する領域が、トナー像を保持する記録用紙9が導入されて定着処理(加圧及び加熱)される定着処理部として形成される。
この画像読取部6は、本体部61と可動部65とで構成されている。本体部61は、その上面部に読み取り対象の画像原稿90を固定して置くための光透過性の原稿台63を設けており、また、その内部空間に移動原稿読取ユニット62と固定原稿読取ユニット64が配置されている。可動部65は、その全体が本体部61の上面部の上方でその後方側の端部を支点として上下方向に揺動するように動いて、原稿台63を開閉するためのカバーとして機能するよう構成されている。また、可動部65は、その上面部の片側位置に画像原稿90を移動原稿読取ユニット62によって読み取らせるように搬送する原稿搬送装置66が設けられており、また、その上面部の原稿搬送装置66を除く部分に原稿搬送装置66で搬送し終わった画像原稿90を収容する収容部68が設けられている。
また、中央制御部15には、画像形成装置1の動作状態や消耗品の状態を検出する検出部11や、操作入力・表示部14や、画像情報に関する必要な処理を行う画像処理回路で構成される画像処理部16等も接続されている。
このため、中央制御部15には、図3に示されるように、感光ドラム21等の可動品の動作量を累積してカウントする動作累積カウント部27が接続されている。そして、中央制御部15は、その動作累積カウント部27の累積したカウント値(以下、単に「累積カウント値」と称する。)が寿命予測値に達した情報を受信すると、上記警告メッセージの表示を行うよう構成されている。
この画像形成装置1では、以下に説明する基本的な画像形成動作が行われる。ここでは、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成される多色画像、いわゆるフルカラー画像を形成する場合を例にして説明する。
この帯電後、露光装置23が、その各感光ドラム21の帯電された像保持面に対して画像情報に基づいて4つの色成分(Y,M,C,K)に分解されて送信される画像信号に対応した露光(光の照射)をそれぞれ行う。この際、プリント動作の場合には画像形成装置1の外部から入力される画像情報に基づく露光が行われ、またコピー動作の場合には画像読取部6で読み取られた読取画像(画像情報)に基づく露光が行われる。この露光により、各感光ドラム21の像保持面には、所定の電位からなる各色成分の静電潜像が個別に形成される。
続いて、各現像装置24(Y,M,C,K)が、各感光ドラム21の像保持面に形成された各色成分の静電潜像の部分に現像ロール24bから対応する色のトナーを供給して静電的に付着させることにより静電潜像を現像する。これにより、各感光ドラム21における各色成分の静電潜像は、その色成分に対応する4色(Y,M,C,K)のトナー像としてそれぞれ顕像化される。
最初に、各作像装置20(Y,M,C,K)では、その各感光ドラム21上に形成された各色のトナー像が各感光ドラム21の回転によって中間転写ベルト31と向き合う各一次転写位置まで搬送された後、その各一次転写位置で一次転写装置25による転写作用(主に転写電界による静電的作用)を受けることにより、その各色のトナー像が中間転写ベルト31の外周面に対してそれぞれ静電的に一次転写される。
続いて、中間転写装置30では、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像が中間転写ベルト31の矢印Bで示す方向への回転によって二次転写位置まで搬送された後、その二次転写位置で二次転写ロール35による転写作用(主に転写電界による静電的作用)を受けることにより、そのトナー像が給紙装置40から給紙搬送路を経由して所要のタイミングで搬送される記録用紙9に一括して静電的に二次転写される。
まず、中間転写装置30において二次転写が終了した記録用紙9は、その中間転写ベルト31から剥離された後に中継搬送路を経由して定着装置50に搬送される。続いて、定着装置50では、トナー像が転写された記録用紙9が加熱用回転体52と加圧用回転体53の間の定着処理部に導入されて加熱及び加圧させる。これにより、トナー像を構成するトナーが溶融されて記録用紙9に定着される。
この定着が終了した後の記録用紙9は、その片面への画像形成を行うだけの場合には、排紙搬送路を経由して筐体10の排出口12まで搬送された後、排出収容部13に排出されて収容される。
また、画像形成装置1では、単色画像の形成動作の指令を受けた場合(例えば白黒画像の場合)は、ブラック色用の作像装置20Kにおいてブラック色Kのトナー像の形成が行われ、そのトナー像が中間転写装置30を中継して記録用紙9に二次転写された後に定着装置50で定着される動作が行われる。この際、残りの色の作像装置20(Y,M,C)では、トナー像の形成と一次転写が行われない。
ところで、画像形成装置1においては、前述した動作累積カウント部27の累積カウント値が寿命予測値に達すると、中央制御部15の制御動作により操作入力・表示部14に、該当する構成部品の交換を促すための警告メッセージが表示される。
しかし、実際には、画像形成部2における各作像装置20(Y,M,C,K)や中間転写装置30や定着装置50の各構成部品等がそのいずれも寿命予測値に達していない段階であるにもかかわらず、その画像形成部2において記録用紙9に形成される画像に点状の異常画像が発生することがある。その点状の異常画像は、記録用紙9に形成された画像中に不規則に点在するように現れる白色の点のごとき像である(図4(b)を参照)。
この対処手段7として動作する画像解析部17、判定部18及び中央制御部15は、例えば、その各動作のための制御プログラム(ソフトウェア)を実行する電子回路等で構成される。
すなわち、その白点状の異常画像は、現像装置24の筐体24aの収容室内に収容されている二成分現像剤8におけるトナーのうち帯電不良を引き起こす劣化トナーが存在することに起因して現像が正常に行われない現象(トナーが感光ドラム21の静電潜像に静電的にひかれて付着しない現象)、いわゆる白抜けによって発生していることが多く、その異常画像の発生原因が現像装置24内に収容されている劣化トナーである可能性が高いからである。
次に、この対処手段7に関する動作について説明する。
このときテスト画像の画像読取部6による読み取り作業は、原則、使用者によって行われる。また、このときの画像解析は、4色(Y,M,C,K)のテスト画像がそれぞれ形成された4つの記録用紙9に対応した4つの読取画像に対して個別に行われる。
ここで、他の対応処理が必要である旨の報知としては、例えば、発生した異常画像の対処が難しいため、サービスエンジニア等に連絡することを促すような警告メッセージを表示することが挙げられる。
また、このときの周期性の有無に関する確認は、点状の異常画像(EI)の位置情報から、記録用紙9の搬送方向C及びそれとほぼ直交する方向(主走査方向)の位置の共通性とその互いの間隔の一定性などを対比して調べることで行われる。
この場合は、画像を形成する際に使用される回転する構成部品(感光ドラム21、帯電ロール、現像ロール24b、中間転写ベルト31など)に損傷等の不具合があり、その不具合が回転の周期性に伴って点状の異常画像として発現されている可能性があるため、その発生原因の特定やその対応処置を行うため、ステップ15の報知を行う。
輝度値Kについては、例えば、周期性のない点状の異常画像(EI)が存在するテスト画像を読み取った読取画像のデータのうち異常画像(EI)に相当するデータ部分(画素群)の輝度情報の値が使用される。また、所定の値Kxは、例えば、テスト画像の輝度情報の平均値(Ka)から所定の値(α)を差し引いた値(Ka−α)が使用される。ここで、テスト画像の輝度情報の平均値(Ka)は、テスト画像のデータにおける全画素(テスト画像形成領域)に含まれる輝度情報の全ての値を平均した値である。また、所定の値(α)は、例えば、20程度の数値である。
この場合は、例えば白色以外の4色(Y,M,C,K)のいずれかの色からなる点状の異常画像であるとみなせるので、その発生原因の特定やその対応処置を行うため、ステップ15の報知を行う。
この場合は、その白点状の異常画像(EI)の発生原因が、その異常画像(EI)が現れた色のテスト画像を形成した或る色の現像装置24内におけるトナー8tの異常であるとみなし、その異常画像(EI)の発生原因がその該当する色の現像装置24内におけるトナー8tの異常である旨を操作入力・表示部14などに表示して報知する(S18)。
以上により、実施の形態1における対処手段7に関する動作は終了する。
図6は、実施の形態2に係る画像形成装置の構成の一部(対処手段の動作に関する構成部分)を示すものである。
実施の形態2に係る画像形成装置は、対処手段7の動作に関する構成の一部を変更した以外は実施の形態1に係る画像形成装置1と同じ構成からなるものである。
ちなみに、このトナー排出動作は、例えば、規定の総量に相当する量のトナーが排出されるまで実施されるように設定される。また、このトナー排出動作が行われた現像装置24では、その収容されているトナーの総量が減るが、そのときのトナー残量が許容下限値に近い値に達したとすれば、前述したようなトナー補給動作が実行されて新たなトナーが補給されることになる。
この場合は、仮にトナー排出動作をそのまま先に実行すると、該当する色の現像装置24(M)内のトナー残量が必要以上に減少してしまうため、そのトナー排出動作については実行しないようにしている。一方、この場合にトナーの補給動作を優先して行うことにより、該当する色の現像装置24(M)に新たなトナーが補給されるので、劣化トナーの占有率が低下し、最終的に周期性のない白点状の異常画像(EI)の発生がある程度抑制される。
したがって、この画像形成装置1の使用者は、その発生原因として特定された現像装置24(M)を例えば交換せずにそのまま使い続けたとしても、周期性のない点状の異常画像(EI)の発生が抑制された画像形成動作を行うことができる。この場合は、対処手段7により周期性のない点状の異常画像(EI)の発生原因が特定されると、その該当する色の現像装置内における劣化トナーの異常がトナー排出動作の実行により自動的に解消される。その結果として、その適切な対処(トナー排出動作の実行)が自動的に行われることになる。
したがって、この画像形成装置1の使用者は、その発生原因として特定された現像装置24(M)を例えば交換せずにそのまま使い続けたとしても、短時間でトナーの補給動作が開始されることになり、この結果、周期性のない点状の異常画像(EI)の発生が抑制された画像形成動作を行うことができる。この場合も、対処手段7により周期性のない点状の異常画像(EI)の発生原因が特定されると、その適切な対処(トナー補給動作の優先実行)が自動的に行われることになる。
実施の形態2では、対処手段7の動作の一部について、図6に二点鎖線で追加して示すように、ステップ17の動作の後にステップ21(又はステップ20)の動作を行うに先立って、実施の形態1における対処手段7の動作の一部であるステップ18(図5)の動作を行うように構成することも可能である。
この変形例1の構成は、換言すれば、実施の形態1における対処手段7において、そのステップ17の動作の後に、実施の形態1で示したステップ18の動作に加えて、実施の形態2で示すステップ21(又はステップ20)の動作を行う内容になる。この変形例1の対処手段7では、ステップ21のトナー排出動作を最後に行うことにより、その対処手段7に関する動作が終了する。
したがって、この画像形成装置1の使用者は、周期性のない点状の異常画像(EI)の発生原因を知ることができるうえに、その発生原因とされた現像装置24(M)を例えば交換せずにそのまま使い続けても、その点状の異常画像(EI)の発生が抑制されて画像形成動作を平常通り行うことができる。
実施の形態2では、対処手段7の動作の一部について、ステップ17の動作の後にステップ20(及びステップ22)の動作を行うなうことなく、ステップ21の動作を行うように構成することも可能である。
したがって、この画像形成装置1の使用者は、その点状の異常画像(EI)の発生原因とされた色の現像装置24(M)を例えば交換せずにそのまま使い続けたとしても、その点状の異常画像(EI)の発生が抑制され、画像形成動作を平常通り行うことができる。
この構成の画像形成装置1では、周期性のない点状の異常画像(EI)が発生する場合でも、上述したように対処手段7によって或る色の現像装置24(M)内のトナーの異常である旨の報知がされるとともにその発生原因として特定された現像装置24(M)においてトナー排出動作が行われる。
したがって、この画像形成装置1の使用者は、その点状の異常画像(EI)の発生原因を知ることができるうえに、その発生原因とされた色の現像装置24(M)を例えば交換せずにそのまま使い続けても、その点状の異常画像(EI)の発生が抑制され、画像形成動作を平常通り行うことができる。
本発明が適用される画像形成装置は、感光ドラム21等の感光体を備えた画像形成部2を有するものであれば、多色画像を形成する画像形成装置に限らず、白黒画像等の単色画像を形成する画像形成装置であってもよい。
2 …画像形成部
6 …画像読取部
7 …対処手段
9 …記録用紙(記録媒体の一例)
15…中央制御部(対処手段の一部)
17…画像解析部(対処手段の一部)
18…判定部(対処手段の一部)
24(Y,M,C,K)…現像装置
57…補給装置
EI…(周期性のない)点状の異常画像
Claims (3)
- 感光体に画像情報に対応させて形成される静電潜像を現像装置から供給するトナーで現像してなるトナー像を記録媒体に画像として形成する画像形成部と、
前記画像形成部で記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部で読み取られた読取画像に存在する点状の異常画像が周期性のない位置に形成される白点状の異常画像であった場合、前記現像装置内のトナーの異常を報知する対処手段と、
を備えた画像形成装置。 - 前記対処手段は、前記現像装置内のトナーの異常を報知することに代えて又はそのことに加えて、前記現像装置内のトナーを前記感光体に排出する動作を実行する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像装置内のトナーの残量を検知する検知手段と、前記検知手段の検知情報に応じて前記現像装置にトナーを補給する補給装置とを備え、
前記対処手段は、前記読取画像に存在する点状の異常画像が周期性のない位置に形成される白点状の異常画像であった場合でも、前記検知手段からトナーの補給が必要になる残量の検知結果が出ているときには、前記現像装置内のトナーを前記感光体に排出する動作をせずに前記補給装置によるトナーの補給動作を実行する請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016166963A JP2018036318A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016166963A JP2018036318A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018036318A true JP2018036318A (ja) | 2018-03-08 |
Family
ID=61567330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016166963A Pending JP2018036318A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018036318A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09127841A (ja) * | 1995-10-27 | 1997-05-16 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2003029526A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置並びに現像剤担持体 |
JP2006047651A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びその方法 |
JP2006267641A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007074290A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 故障診断システム、画像形成装置及び故障診断方法 |
JP2010262220A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Canon Inc | 画像検査装置及び画像形成装置 |
JP2014191168A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
JP2016114645A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
-
2016
- 2016-08-29 JP JP2016166963A patent/JP2018036318A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09127841A (ja) * | 1995-10-27 | 1997-05-16 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2003029526A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置並びに現像剤担持体 |
JP2006047651A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びその方法 |
JP2006267641A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007074290A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 故障診断システム、画像形成装置及び故障診断方法 |
JP2010262220A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Canon Inc | 画像検査装置及び画像形成装置 |
JP2014191168A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
JP2016114645A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5323123B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20140064756A1 (en) | Image forming apparatus and method | |
JP2001356655A (ja) | 像担持体寿命検知方法、画像形成装置及びカートリッジ | |
US9213253B2 (en) | Image forming apparatus having image carrier and belt member | |
JP5282312B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5426624B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009116001A (ja) | トナー残量推定方法、トナー補給装置および画像形成装置 | |
JP2012141370A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015152761A (ja) | 画像形成装置 | |
JPWO2005008343A1 (ja) | 消耗品検出装置、消耗品検出方法、消耗品検出プログラム、及び、画像形成装置 | |
JP6708054B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020154157A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム | |
JP5445955B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018036318A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015143760A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006259539A (ja) | トナー残量表示方法 | |
JP6160242B2 (ja) | 故障診断装置、画像形成装置及び故障診断システム | |
US20160139552A1 (en) | Image forming apparatus, control method of contacting/separating state of component | |
JP2009116096A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020149004A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006243109A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7334586B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018151493A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006201244A (ja) | 画像形成装置 | |
US20230418184A1 (en) | Image forming apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201013 |