JPH09127841A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09127841A
JPH09127841A JP7280770A JP28077095A JPH09127841A JP H09127841 A JPH09127841 A JP H09127841A JP 7280770 A JP7280770 A JP 7280770A JP 28077095 A JP28077095 A JP 28077095A JP H09127841 A JPH09127841 A JP H09127841A
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JP
Japan
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developer
latent image
image
developing
photoconductor
Prior art date
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JP7280770A
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English (en)
Inventor
Hidekatsu Wada
英勝 和田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】トナーリサイクルによりトナー消費量を低減し
つつ白抜け画像のない安定な画像を形成可能な画像形成
装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置は、感光体ドラム10の長手
方向の両端部付近に対応する位置にトナー塊回収部18
dが形成されたクリーニング装置18を有している。ト
ナー塊回収部は、現像装置14の現像ローラ14aのガ
イドローラ14cと感光体ドラムとが圧接されて生じる
トナー塊がクリーニング装置およびリサイクル機構20
を介して現像装置14に戻されることを抑止する。従っ
て、トナーリサイクル機構によりトナーをリサイクルし
て繰り返し静電潜像を現像した場合に生じる白抜けおよ
びトナー塊が用紙に落下するトナークランプの発生頻度
を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トナーリサイク
ル機構によりリサイクルされたトナーを用いて、白抜け
のない画像を提供できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスが利用されている画像
形成装置は、光導電性を有する感光体に所定の電位を与
えたのち、画像情報に対応する光を照射して電位を減衰
させることで静電潜像を形成し、静電潜像に現像剤とし
てのトナーを選択的に供給することで、複写対象物の複
写像または印字すべき画像を出力する。
【0003】現像剤としてのトナーは、2成分現像剤が
利用される場合には、磁性材料であるキャリアを介し
て、また、1成分現像剤が利用される場合には、トナー
相互の静電吸着力によって、感光体に形成された静電潜
像に選択的に付着し、画像情報に対応するトナー像を形
成する。
【0004】感光体に形成されたトナー像は、被転写
体、たとえば、記録用紙に転写され、定着装置を介して
記録用紙に定着される。一方、感光体に残った未転写ト
ナーは、クリーニング装置を介して感光体から除去され
る。
【0005】ところで、クリーニング装置により感光体
から除去されたトナー (廃トナー)は、所定の回収部に
回収され、廃棄物として処理される。しかしながら、近
年、回収された廃トナーを、現像装置または現像装置に
接続されるトナーホッパに回収して、再び現像工程で使
用するトナーリサイクル機構が提案されている。
【0006】トナーリサイクル機構によれば、廃トナー
が発生しなくなるので、印字可能な枚数が増大されると
ともに、画像形成装置内の廃トナーを廃棄する必要がな
くなり、ユーザーの手を煩わせることが低減される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなトナーリサイクル機構を用いて、クリーニング
装置により回収されたトナーを現像装置に戻して画像を
形成すると、たとえば、ベタ画像の画像濃度の一部が低
下する白抜けを生じる問題がある。また、白抜けが発生
する領域の個数 (白抜けの発生頻度) は、複写枚数すな
わち感光体および現像装置が回転される時間の増大とと
もに次第に増加することが知られている。
【0008】なお、白抜けを生じさせる要因としては、
現像装置の現像ローラと感光体との間の距離を一定に維
持するガイドローラと感光体とが接触されることで、ガ
イドローラと感光体との間でトナーが押し潰されること
により生じるトナー塊およびこのトナー塊を核として次
第に粒径が増大されるトナー粗大粒子が、現像工程にお
いて感光体に付着したのち転写装置により転写されずに
感光体に残留することにより、画像に欠損を生じさせる
ためと考えられる。この発明の目的は、トナーリサイク
ルによりトナー消費量を低減しつつ白抜け画像のない安
定な画像を形成可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【問題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、像担持体に潜像を形成す
る潜像形成手段と、上記像担持体に形成された潜像に現
像剤を供給して現像する現像手段と、この現像手段によ
り上記像担持体に供給された上記現像剤を被転写材に転
写する転写手段と、上記現像手段により像担持体の潜像
に供給された現像剤が上記転写手段による転写により上
記上記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤を像
担持体から回収する現像剤回収手段と、この現像剤回収
手段により回収された現像剤の内の上記像担持体の特定
の領域に対応する位置から回収された現像剤以外の現像
剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段とを有する画像
形成装置を提供するものである。
【0010】また、この発明は、像担持体に潜像を形成
する潜像形成手段と、上記像担持体に形成された潜像に
現像剤を供給して現像する現像手段と、この現像手段に
より上記像担持体に供給された上記現像剤を被転写材に
転写する転写手段と、上記現像手段により像担持体の潜
像に供給された現像剤が上記転写手段による転写により
上記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤を像担
持体から回収する現像剤回収手段と、この現像剤回収手
段により回収された現像剤を上記現像手段に戻すリサイ
クル手段と、上記現像剤回収手段により回収された現像
剤の一部を、上記リサイクル手段に案内することなく保
持する回収現像剤保持手段とを有する画像形成装置を提
供するものである。
【0011】さらに、この発明は、像担持体に潜像を形
成する潜像形成手段と、上記像担持体に形成された潜像
に現像剤を供給して現像する現像手段と、この現像手段
により上記像担持体に供給された上記現像剤を被転写材
に転写する転写手段と、上記現像手段により像担持体の
潜像に供給された現像剤が上記転写手段による転写によ
り上記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤を像
担持体から回収する現像剤回収手段と、この現像剤回収
手段により回収された現像剤を上記現像手段に戻すリサ
イクル手段と、上記現像剤回収手段により回収された現
像剤中に含まれる現像剤の粗大粒子が上記リサイクル手
段に案内されることを阻止する回収現像剤保持手段とを
有する画像形成装置を提供するものである。またさら
に、この発明は、像担持体に潜像を形成する潜像形成手
段と、上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給し
て現像する現像手段と、この現像手段により上記像担持
体に供給された上記現像剤を被転写材に転写する転写手
段と、上記現像手段により像担持体の潜像に供給された
現像剤が上記転写手段による転写により上記被転写材に
転写されずに残った未転写現像剤を像担持体から回収す
る現像剤回収手段と、この現像剤回収手段により回収さ
れた現像剤の内の上記像担持体の所定の領域に対応する
位置から回収された現像剤以外の現像剤を上記現像剤回
収手段の所定の位置に搬送する回収現像剤搬送手段と、
この回収現像剤搬送手段により所定の位置に集約された
現像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段とを有する
画像形成装置を提供するものである。
【0012】さらにまた、この発明は、像担持体に潜像
を形成する潜像形成手段と、上記像担持体に形成された
潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、この現像
手段により上記像担持体に供給された上記現像剤を被転
写材に転写する転写手段と、上記現像手段により像担持
体の潜像に供給された現像剤が上記転写手段による転写
により上記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤
を、上記像担持体の所定の領域に対応する位置から回収
された現像剤とそれ以外の領域に対応する位置から回収
された現像剤とに区分して、上記像担持体から回収する
現像剤回収手段と、この現像剤回収手段により回収され
た現像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段とを有す
る画像形成装置を提供するものである。
【0013】またさらに、この発明は、像担持体に潜像
を形成する潜像形成手段と、上記像担持体に形成された
潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、この現像
手段により上記像担持体に供給された上記現像剤を被転
写材に転写する転写手段と、上記現像手段により像担持
体の潜像に供給された現像剤が上記転写手段による転写
により上記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤
を、上記像担持体の所定の領域に対応する位置から回収
された現像剤とそれ以外の領域に対応する位置から回収
された現像剤とに区分して、上記像担持体から回収する
現像剤回収手段と、この現像剤回収手段により回収され
た現像剤の内の上記像担持体の所定の領域に対応する位
置から回収された現像剤以外の現像剤を上記現像剤回収
手段の所定の位置に搬送する回収現像剤搬送手段と、こ
の回収現像剤搬送手段により所定の位置に集約された現
像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段とを有する画
像形成装置を提供するものである。
【0014】さらにまた、この発明は、円筒状に形成さ
れた感光体を所定の電位に帯電した状態で光照射するこ
とにより電位が減衰された露光領域と光が照射されてい
ない非露光領域との間の電位差を潜像として形成する潜
像形成手段と、上記感光体の外周に接することで上記感
光体との間に所定の距離を置いて対向される現像剤供給
部材を含み、この現像剤供給部材により上記感光体が保
持する潜像に現像剤を供給することで潜像を現像する現
像装置と、この現像手段により上記像担持体に供給され
た上記現像剤を被転写材に転写する転写手段と、上記感
光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触する位置
で加圧された現像剤を保持する回収現像剤保持部を有
し、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供された現
像剤が上記転写手段による転写により上記被転写材に転
写されずに残った未転写現像剤および上記感光体の潜像
以外の領域に付着した不所望な現像剤と上記感光体と上
記現像装置の現像剤供給部材とが接触する位置で加圧さ
れた現像剤とを区分して回収するクリーニング装置とを
有する画像形成装置を提供するものである。
【0015】またさらに、この発明は、円筒状に形成さ
れた感光体を所定の電位に帯電した状態で光照射するこ
とにより電位が減衰された露光領域と光が照射されてい
ない非露光領域との間の電位差を潜像として形成する潜
像形成手段と、上記感光体の外周に接することで上記感
光体との間に所定の距離を置いて対向される現像剤供給
部材を含み、この現像剤供給部材により上記感光体が保
持する潜像に現像剤を供給することで潜像を現像する現
像装置と、上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材
とが接触する位置で加圧された現像剤を保持する回収現
像剤保持部を有し、上記現像装置から上記感光体の潜像
に提供された現像剤が上記転写手段による転写により上
記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤および上
記感光体の潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤と
上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触す
る位置で加圧された現像剤とを区分して回収するととも
に、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供された現
像剤が転写されずに残った未転写現像剤および上記感光
体の潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤のみを所
定の位置に搬送するクリーニング装置とを有する画像形
成装置を提供するものである。
【0016】さらにまた、この発明は、円筒状に形成さ
れた感光体を所定の電位に帯電した状態で光照射するこ
とにより電位が減衰された露光領域と光が照射されてい
ない非露光領域との間の電位差を潜像として形成する潜
像形成手段と、上記感光体の外周に接することで上記感
光体との間に所定の距離を置いて対向される現像剤供給
部材を含み、この現像剤供給部材により上記感光体が保
持する潜像に現像剤を供給することで潜像を現像する現
像装置と、上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材
とが接触する位置で加圧された現像剤を保持する回収現
像剤保持部を有し、上記現像装置から上記感光体の潜像
に提供された現像剤が上記転写手段による転写により上
記被転写材に転写されずに残った未転写現像剤および上
記感光体の潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤と
上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触す
る位置で加圧された現像剤とを区分して回収するととも
に、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供された現
像剤が転写されずに残った未転写現像剤および上記感光
体の潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤のみを所
定の位置に搬送するクリーニング装置と、このクリーニ
ング装置により所定の位置に集約された現像剤を上記現
像装置に戻すリサイクル機構とを有する画像形成装置を
提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1および図2によれば、画像
形成装置すなわちレーザ露光式複写装置2は、装置本体
の概ね中央に回転自在に配置された感光体ドラム10を
有している。なお、感光体ドラム10は、図2に示す主
モータ120により矢印aの方向に回転される。
【0018】感光体ドラム10の表面には、後述するレ
ーザ露光装置からのレーザビームによって、記録すべき
画像情報に対応する静電潜像が形成される。感光体ドラ
ム10の周囲には、その回転方向 (矢印a) に沿って、
感光体ドラム10を所定の電位に帯電する帯電装置1
2、後述するレーザ露光装置により感光体ドラム10に
形成された静電潜像にトナーを供給することで静電潜像
を現像する現像装置14、現像装置14により感光体ド
ラム10に形成されたトナー像を用紙に転写させる転写
装置16および感光体ドラム10の表面に残ったトナー
すなわち未転写トナーを掻き落とすクリーニング装置1
8、感光体ドラム10の表面に残った電荷を除電する除
電装置19が順に配置されている。なお、除電装置19
は、クリーニング装置18のハウジングに、一体的に配
置されている。また、クリーニング装置18は、図4お
よび図5を用いて後述するように、感光体ドラム10を
画像形成装置1に装填する際に感光体ドラム10を支持
するドラム保持部を有し、ドラム保持体としても利用さ
れる。
【0019】クリーニング装置18と現像装置14のト
ナー収容部あるいは現像装置14に一体的に配置される
トナーホッパとの間には、クリーニング装置18により
回収された未転写トナーを現像装置14またはトナーホ
ッパに戻すトナーリサイクル機構20が接続されてい
る。トナーリサイクル機構20とクリーニング装置18
との接続部には、トナー詰まりが発生しにくいよう若干
のスペースが与えられている。
【0020】帯電装置12は、コロナワイヤ12aとグ
リッドスクリーン12bとを含み、図2に示されている
高電圧発生回路102およびグリッドバイアス電圧発生
装置104に接続され、感光体ドラム10の表面を所定
の表面電位に帯電する。
【0021】現像装置14は、非磁性部材のトナーTと
磁性部材のキャリアCが所定の比率で混合された2成分
現像剤Dを、外周にて保持しつつ負に帯電されたトナー
のみを感光体ドラム10に形成された静電潜像に付着さ
せる現像ローラ14aを有している。なお、2成分現像
剤Dおよび現像ローラ14aは、ハウジング14bに収
容されている。
【0022】現像ローラ14aの長手方向の両端部に
は、現像ローラ14aの外周面を形成する非磁性のスリ
ーブの表面と感光体ドラム10の表面の感光層との間の
距離を一定に維持するためのガイドローラ14cが配置
されている。これにより、スリーブの表面と感光体ドラ
ム10の感光層との間の距離は、常に一定に保たれる。
なお、現像ローラ14aのスリーブには、円周方向にS
極およびN極の固定磁石が所定の角度で複数配置された
マグネット媒体が内装されている。
【0023】現像ローラ14aおよび現像装置14内の
キャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dには、図2
に示されている現像バイアス電圧発生回路106を介し
て、所定の現像バイアス電圧が印加される。
【0024】以下、感光体ドラム10の表面に形成され
た静電潜像を現像する際には、現像ローラ14aのマグ
ネット媒体の主磁極から発生される磁力線に沿ってスリ
ーブ上に形成されるキャリアCの穂 (穂立ち) に鏡像力
により付着されているトナーが感光体ドラム10と現像
ローラ14aとが対向する現像領域で、感光体ドラム1
0の静電潜像の電位と現像バイアス電圧とにより形成さ
れる電界によりトナーが移動されて、静電潜像が現像さ
れる。
【0025】転写装置16は、剥離装置17を一体に有
し、図2に示されている高電圧発生回路102および分
離電圧発生回路108を介して、現像装置14の現像ロ
ーラ14aによりトナーが供給されて現像された感光体
ドラム10の表面のトナー像を、例えば、記録用紙に静
電的に引き寄せるとともに、記録用紙およびトナー像を
感光体ドラム10との静電吸着から解放する。
【0026】クリーニング装置18は、感光体ドラム1
0の表面に圧接され、感光体ドラム10の表面に残った
未転写トナーを掻き落とすブレード18a、ブレード1
8aにより掻き落とされたトナーTを感光体ドラム10
の軸線方向に搬送するオーガ18bを有し、感光体ドラ
ム10の表面の未転写トナーを除去して回収するととも
にトナーリサイクル機構20に向けて集約する。
【0027】感光体ドラム10の上方、すなわち装置本
体の上部には、複写対象物すなわち原稿Dの画像を、光
の明暗情報として読み取る画像読取部30が配置されて
いる。
【0028】画像読取部30は、原稿Dを保持する原稿
ガラス31、原稿ガラス31に載置された原稿Dを照明
する照明ランプ32、照明ランプ32から照射される照
明光を原稿Dに集光する反射板33および原稿Dからの
反射光を折曲げる第1ミラー34、第1ミラー34を介
して折曲げられた原稿Dからの反射光を順に折曲げる第
2ミラー35および第3ミラー36等を有し、原稿ガラ
ス31に載置された原稿Dの画像を、光の明暗情報とし
て、以下に示すCCDセンサ38に伝達する。第3ミラ
ー36により折返された光の光軸を含む面内には、原稿
Dからの反射光に集束性を与える結像レンズ37、及
び、結像レンズ37により集束された反射光を光電変換
するとともに図示しない画像メモリに対して (原稿Dの
画像が変換された) 電気信号を出力するCCDセンサ3
8が配置されている。
【0029】レーザ露光装置40は、図示しない半導体
レーザ素子から発生されたレーザビームに集束性を与
え、おおむね円形の断面形状を有するレーザビームに変
換する図示しない第1レンズ、第1レンズにより円形の
断面形状を有するレーザビームに変換されたレーザビー
ムを感光体ドラム10の軸方向に偏向させる光偏向装置
42、光偏向装置42により偏向されたレーザビームを
感光体ドラム10の露光位置cに順次結像させるため
に、レーザビームが偏向される角度と感光体ドラム10
上での光軸とレーザビームが結像されるべき位置との間
の距離を一致させる結像レンズ44、結像レンズ44を
通過されたレーザビームを感光体ドラム10の露光位置
cに案内する第1ないし第3のミラー46a、46bお
よび46c、及び、光偏向装置42、結像レンズ44お
よび第1ないし第3のミラー46a、46bおよび46
cを防塵するための防塵ガラス48を有している。
【0030】感光体ドラム10の右側には、第1および
第2のスロット50aおよび50bに対して挿入される
ことにより、感光体ドラム10に向かって記録用紙を供
給する着脱可能な第1および第2の用紙カセット52a
および52bが配置されている。
【0031】感光体ドラム10と用紙カセット52aお
よび52bとの間には、それぞれのカセットに対応して
配置され、カセット52aおよび52bから用紙を1枚
ずつ引出す給紙ローラ54aおよび54b、給紙ローラ
54aおよび54bを介して引出された用紙を、それぞ
れ、感光体ドラム10にへ向かって送出する搬送ローラ
56aおよび56b、搬送ローラ56aおよび56bか
ら感光体ドラム10へ向かう用紙を一時的に停止可能で
あって、用紙が搬送される方向に対する用紙の傾きを補
正するとともに、感光体ドラム10上のトナー像の先端
と用紙の先端とを整合させて感光体ドラム10の表面が
移動される移動速度と同じ速度で用紙を送り出すアライ
ニングローラ58が配置されている。
【0032】アライニングローラ58の近傍には、アラ
イニングローラ58を介して用紙を停止させるために、
搬送されている用紙の先端を検知するアライニングスイ
ッチ58aが配置されている。
【0033】感光体ドラム10の回転方向下流に対応す
る位置には、感光体ドラム10上に形成されたトナー像
が転写され、トナーが静電的に付着している状態の用紙
を搬送する搬送べルト60、用紙に転写されたトナーを
加熱するとともに用紙に押圧することで用紙に定着させ
る定着装置62およびトナー像が定着された用紙を複写
装置2の外部の排紙トレイヘ排出させる排紙ローラ64
が配置されている。
【0034】排紙ローラ64の近傍には、定着装置62
と排紙ローラ64との間に用紙が存在するか否かを検知
する排紙スイッチ64aが配置されており、排紙スイッ
チにより用紙の後端が検知された時点で、現在搬送され
ている用紙に対する画像形成の終了が検知される。
【0035】次に、この発明の実施の形態であるレーザ
露光式複写装置の印字動作を詳細に説明する。感光体ド
ラム10は、CPU100によりモータ制御回路110
に供給されるモータ駆動クロックに対応して、モータ制
御回路110からのモータ駆動パルスにより駆動される
モータ120を介して、所定の速度で回転される。同時
に、帯電装置12による電荷の供給により感光体ドラム
10の表面が、一様に、所定の大きさの表面電位に帯電
される。
【0036】詳細には、帯電装置12のコロナワイヤ1
2aから感光体ドラム10へのコロナ放電の放射量がグ
リッドスクリーン12bに印加されるグリッドバイアス
電圧によって適当に調整される。例えば、グリッドスク
リーン12bにグリッド電圧発生回路104から印加さ
れるグリッドバイアス電圧はおおむね−650Vで、高
電圧発生回102からの高電圧によりコロナワイヤ12
aを介して感光体ドラム10に供給される初期表面電位
はおおむね−600Vに設定される。
【0037】引き続いて、レーザ露光装置40により、
感光体ドラム10の表面に、複写または印字出力すべき
画像、すなわち原稿Dの画像に対応する画像情報または
図示しないホスト装置から供給される画像信号に対応し
た印字信号に応じて強度変調されたレーザビームが照射
される。
【0038】レーザ露光装置40によるレーザビームの
照射により、感光体ドラム10の外周面に、印字信号
(画像データ) に対応する静電潜像が形成される。この
ようにして形成された静電潜像は、現像バイアス発生回
路106により、たとえば、−400Vの現像バイアス
電圧が印加されている現像ローラ14aから供給される
トナーTによって現像される。
【0039】現像装置14の現像ローラ14aから供給
されたトナーにより現像された静電潜像すなわち感光体
ドラム10に形成されたトナー像は、高電圧発生回路1
02により所定の転写電圧が印加されている転写装置1
6を介して、カセット52aあるいは52bから給送さ
れた用紙に転写される。
【0040】用紙に転写されたトナー像は、分離電圧発
生回路108により所定の分離電圧が印加されている分
離装置17を介して、用紙とともに感光体ドラム10の
表面から分離された後、搬送べルト60によって定着装
置62へ搬送され、定着装置62により用紙に定着され
る。
【0041】トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ
64を介して、装置2の外部に配置されている排紙トレ
イ66に、順次排紙されて積層される。トナー像が用紙
に転写された後の感光体ドラム10は、引き続き回転
し、クリーニング装置18を介して残存トナーが取り除
かれた後、除電装置19により除電され、引き続いて次
の画像形成に利用される。
【0042】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。次に、この発明の実施の形態であるトナーリサ
イクル機構について詳細に説明する。
【0043】クリーニング装置18のブレード18aを
介して感光体ドラム10の表面から掻き落とされた未転
写トナーすなわち回収トナーは、オーガ18bの回転に
よりクリーニング装置18のフロント方向 (図1に示し
た装置断面において、紙面と直交する方向の前面側) へ
と移動される。
【0044】移動された回収トナーは、トナーリサイク
ル機構20のオーガ20aにより、現像装置14のトナ
ー収容部あるいは現像装置14に一体的に配置されるト
ナーホッパに、直接搬送される。
【0045】ところで、トナーリサイクル機構20を介
してクリーニング装置18から現像装置14に戻された
回収トナー (廃トナー) には、既に説明したように、ガ
イドローラ14cと感光体ドラム10とが接することで
トナーが押し潰されて生じるトナー塊が含まれる。
【0046】トナー塊が生じると、回収トナーを搬送す
るオーガ18b (クリーニング装置18) ならびにオー
ガ20a (トナーリサイクル機構20) あるいはハウジ
ング14b等とトナーとの摺擦、及び、一連の画像形成
工程によるトナーの循環等により、トナー塊を核として
トナー粗大粒子が生成される。なお、トナー粗大粒子の
粒径は、トナーの平均粒径に比較して数倍ないし数十倍
にも達し、たとえば、数100μm以上となることもあ
る。
【0047】トナー塊およびトナー粗大粒子は、現像装
置14の現像ローラ14aを介して感光体ドラム10の
感光層に形成された静電潜像に供給される。しかしなが
ら、感光体ドラム10の表面電位とトナー塊およびトナ
ー粗大粒子が保持する電位との鏡像力とにより、用紙に
転写されずに感光体ドラム10の表面に残り、感光体ド
ラム10の回転とともに搬送されてクリーニング装置1
8で回収され、繰り返し現像装置14に戻される。この
ことから、用紙に転写された画像には、トナー塊および
トナー粗大粒子に対応する画像の白抜けが生じる。この
白抜けは、画像形成の回数が増大するにつれて発生頻度
が増大される。なお、トナー塊およびトナー粗大粒子の
一部は、用紙に転写されることで白抜けを生じさせるこ
とはないものの画像評価において好ましくないトナーク
ランプとして計数される。また、トナー塊およびトナー
粗大粒子の一部は、転写装置16による転写電圧および
分離装置17による分離電圧の供給により用紙上にラン
ダムに落下して、同様に、トナークランプとして計数さ
れる。
【0048】なお、画像の白抜けあるいはトナークラン
プの発生頻度は、図3を用いて後述するように、画像形
成の回数の増加にともなって急速に加速され、画像形成
回数が所定の回数に達した時点で、許容範囲外となる。
【0049】図3は、周知の画像形成装置により画像を
形成した画像形成回数すなわち印字動作の回数と、用紙
に転写された出力画像の白抜けの数およびトナークラン
プの発生頻度を示すグラフである。
【0050】図3に示されるように、画像形成回数が1
万回 (枚) に達する付近で、白抜けの発生頻度が許容範
囲外となる。また、トナークランプの発生頻度も、画像
形成回数が2万回 (枚) を越える付近で、許容範囲外と
なる。なお、図3において、画像形成回数は、A4サイ
ズの用紙の長辺が搬送方向と直交するよう用紙を搬送
し、所定の間隔で次の用紙を連続して供給した状態を、
1回と計数するものとする。このことは、実際の画像形
成過程において、用紙サイズが多岐にわたる (A3用紙
の場合には、図3に示したA4用紙の搬送条件に比較し
て2倍の画像形成工程となる) ことから、図2に示した
モータ駆動回路110に、主制御装置100からモータ
駆動パルスが供給された時間を計数することで、画像形
成工程が繰り返された時間をより正確に計数可能とな
る。すなわち、主モータ120および現像モータ122
が回転された時間を画像形成回数とみなして、実際の画
像形成回数を、用紙の大きさに拘らずに補正するすこと
で、トナー塊およびトナー粗大粒子が不所望に増大する
ことを防止できる。なお、画像形成回数の計数は、図2
に示されている画像形成回数を計数するカウンタ装置1
12の出力あるいは図2に示されているモータ駆動回路
110に主制御装置100からモータ駆動パルスが供給
された時間を主制御装置100に外付け (あるいは主制
御装置100に内装) されたクロックカウンタの計数結
果を利用するものとする。
【0051】次に、トナー塊およびトナー粗大粒子の発
生を抑止する方法およびリサイクル機構20を介して現
像装置14に戻されるトナーからトナー塊およびトナー
粗大粒子を除去する方法について説明する。
【0052】既に説明したように、トナー塊およびトナ
ー粗大粒子が生じる要因としては、クリーニング装置1
8およびトナーリサイクル機構20のオーガあるいは現
像装置14のハウジング14bとトナーとの摺擦または
現像装置14のガイドローラ14cと感光体ドラム10
との圧接およびその双方によりトナーが押し潰されて生
じるトナー塊が一連の画像形成工程により循環されるこ
とが知られている。
【0053】一方、トナー粗大粒子が生じる要因として
は、トナー自身の組成、定着率に作用するトナーの融点
および複写装置1が設置される環境条件等、リサイクル
に関与しない要素も存在することから、トナー粗大粒子
の発生を抑えることは、実質的に、困難である。
【0054】次に、現像装置14に戻されたトナー塊お
よびトナー粗大粒子が感光体ドラム10の静電潜像の現
像に利用されることを阻止するトナー凝集体捕獲機構に
ついて説明する。
【0055】図4は、図1に示した画像形成装置に組み
込まれるクリーニング装置のカバーを外した状態で感光
体ドラム保持部側から見た概略図である。図4に示され
るように、クリーニング装置18のハウジング18c
は、オーガ18bと感光体ドラム10の感光層との間で
あって、感光体ドラム10の軸線に沿う方向の両端部に
配置されたトナー塊収容部18d (2ヶ所) を有してい
る。
【0056】それぞれのトナー塊収容部18dは、図5
に示すように、ハウジング18cに感光体ドラム10が
装填された状態で感光体ドラム10と現像装置14とが
対向された場合に、現像装置14のガイドローラ14c
と感光体ドラム10の感光層とが接する位置の近傍に配
置される。
【0057】トナー塊収容部18dの長手方向の大きさ
(幅) は、たとえば、ガイドローラ14cの幅 (厚さ)
に比較して、おおむね、2倍程度に設定される。また、
この収容部18dには、図6を用いて以下に示すよう
に、たとえば、2万回 (枚) の画像形成により生じるト
ナー塊を収容可能な深さ (容量) が与えられる。
【0058】図6は、図4に示したクリーニング装置1
8のトナー塊収容部18dを含む、概略断面図である。
図6に示されるように、感光体ドラム10の外周面の感
光層と現像装置14のガイドローラ14cとが接するこ
とでトナーが押し潰されて生じるトナー塊は、クリーニ
ング装置18のブレード18aにより感光体ドラム10
の表面から掻き落とされ、オーガ18bによりハウジン
グ18cの所定の位置に回収される。
【0059】なお、トナー塊収容部18dに対応する位
置でブレード18aにより掻き落とされたトナーおよび
トナー塊は、トナー塊収容部18dに収容されることか
ら、オーガ18bを介して現像装置14に戻される回収
トナーと混合されることはない。従って、トナーの粗大
粒子が発生される頻度が大幅に低減され、結果的に、ト
ナークランプの発生頻度も、画像形成回数が2万回
(枚) 程度では画像に影響しないレベルまで減少する。
【0060】図7は、図4および図6に示したトナー塊
収容部を有するクリーニング装置を用いて、図3に示し
た画像形成条件と同様の画像形成条件により画像を形成
した画像形成回数と、用紙に転写された出力画像の白抜
けの数およびトナークランプの発生頻度を示すグラフで
ある。
【0061】図7に示されるように、感光体ドラム10
の外周面の感光層と現像装置14のガイドローラ14c
との圧接により生じるトナー塊を、クリーニング装置1
8のハウジング18cに形成されたトナー塊回収部18
dにより回収する (現像装置14へのリサイクルを防止
する) ことにより、画像形成回数が6万回に達するまで
の間で、白抜けの発生頻度が許容範囲外となることが防
止されている。また、トナークランプの発生頻度も、許
容範囲内に抑止されている。なお、クリーニング装置1
8およびトナーリサイクル機構20によりリサイクルさ
れるトナーの量は、画像形成の回数が増大されるにつれ
て、急速に増大されることから、トナー塊回収部18d
の容量は、クリーニング装置18のメンテナンスサイク
ルまたは感光体ドラム10を含む画像形成ユニットの交
換サイクルに応じて設定される。
【0062】図8は、図4および図6に示したトナー塊
回収部を含むクリーニング装置の別の実施の形態を示す
概略図である。図8は、図1に示した画像形成装置に組
み込まれるクリーニング装置のカバーを外した状態で感
光体ドラム保持部側から見たもので、クリーニング装置
118のハウジング118aには、ブレード (図8では
見えない) により感光体ドラム10の感光層から掻落さ
れた回収トナーを、ハウジング118aの長手方向のお
おむね中央付近に集約する第1のオーガ118bと、こ
の第1のオーガ118bにおおむね平行に配置され、第
1のオーガ118bにより中央付近に集約されたトナー
を、トナーリサイクル機構20に向けて搬送する第2の
オーガ118cとを有している。
【0063】第1のオーガ118bには、ハウジング1
18aの長手方向の中央にトナーを集約するよう所定の
方向性が与えられた第1および第2のスパイラル部11
8dおよび118eが、第1のオーガ118bと一体的
に形成されている。なお、第1のオーガ118bの感光
体ドラム10の軸線に沿う方向の両端部に対応する位置
には、第1および第2のスパイラル部118dおよび1
18eが配置されていないトナー非搬送部118f (2
ヶ所) が形成されている。トナー非搬送部118f (2
ヶ所) は、それぞれ、感光体ドラム10の感光層と現像
装置14のガイドローラ14cとが圧接されることで生
じるトナー塊がトナーリサイクル機構20を介して現像
装置14に戻されることを低減するトナー塊収容部11
8g (2ヶ所) として機能する。
【0064】第2のオーガ118cは、図4に示したク
リーニング装置18のオーガ18bと同様に機能するも
ので、感光体ドラム10の感光層から掻き落とされ、第
1のオーガ118bによりハウジング118aに長手方
向中央付近に集約された回収トナーをトナーリサイクル
機構20のオーガ20aに向けて搬送する。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の画像形成
装置によれば、トナーリサイクル機構によりリサイクル
されるトナーに含まれるトナー塊は、リサイクル機構と
感光体ドラムとの間に位置されるトナー塊回収部により
回収されて分離されることから、トナー塊が現像装置に
戻されることが防止される。これにより、トナー塊を核
として生じるトナー粗大粒子の発生頻度が低減される。
また、転写された画像に、トナー塊およびトナー粗大粒
子が落下して生じるトナークランプも大幅に低減され
る。
【0066】従って、トナーリサイクル機構によりトナ
ーをリサイクルして静電潜像を現像した場合に生じる白
抜けを防止できる。また、画像形成回数が増大しても、
急激に白抜けが増加されることのない画質の安定した画
像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される現像装置を
含む画像形成装置の一例を示す概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置の感光体ドラムと現
像装置の周辺部および制御機構の概略を示すブロック
図。
【図3】従来の画像形成装置による画像形成回数と出力
画像の白抜けの数およびトナークランプの発生頻度を示
すグラフ。
【図4】図1に示した画像形成装置に組み込まれるクリ
ーニング装置のカバーを外した状態で感光体ドラム保持
部側から見た概略図。
【図5】図4に示したクリーニング装置に装填された感
光体ドラムに所定の間隔で対向される現像装置によりト
ナー塊が生じる原理を示す概略図。
【図6】図4に示したクリーニング装置のトナー塊収容
部を含む位置での概略断面図。
【図7】図4および図6に示したトナー塊収容部を有す
るクリーニング装置を用いて、図3に示した画像形成条
件と同様の画像形成条件により画像を形成した画像形成
回数と出力画像の白抜けの数およびトナークランプの発
生頻度を示すグラフ。
【図8】図4および図6に示したトナー塊回収部を含む
クリーニング装置の別の実施の形態を示す概略図。
【符号の説明】
2…複写装置 (画像形成装置) 、10…感光体ドラム
(像担持体) 、12…帯電装置、12a…コロナワイ
ヤ、12b…グリッドスクリーン、14…現像装置 (現
像手段) 、14a…現像ローラ、14b…ハウジング、
16…転写装置、17…剥離装置、18…クリーニング
装置、18a…クリーニングブレード、18b…オー
ガ、18c…ハウジング、18d…トナー塊収容部、1
9…除電装置、20…トナーリサイクル装置、20a…
オーガ、30…原稿読取部、31…原稿ガラス、32…
露光ランプ、33…反射板、34…第1ミラー、35…
第2ミラー、36…第3ミラー、37…結像レンズ、3
8…CCDセンサ、40…レーザ露光装置、42…光偏
向装置、44…結像レンズ、46a,46b,46c…
ミラー、48…防塵ガラス、50a,50b…スロッ
ト、52a,52b…用紙カセット、54a,54b…
給紙ローラ、56a,56b…搬送ローラ、58…アラ
イニングローラ、58a…アライニングセンサ、60…
搬送ベルト、62…定着装置、64…排紙ローラ、64
a…排紙センサ、100…主制御装置、102…高電圧
発生回路、104…グリッド電圧発生回路、106…現
像バイアス電圧発生回路、108…分離電圧発生回路、
110…モータ駆動回路、112…カウンタ装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を像担持体から回収する現像
    剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤の内の上記
    像担持体の特定の領域に対応する位置から回収された現
    像剤以外の現像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段
    と、を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を像担持体から回収する現像
    剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤を上記現像
    手段に戻すリサイクル手段と、 上記現像剤回収手段により回収された現像剤の一部を、
    上記リサイクル手段に案内することなく保持する回収現
    像剤保持手段と、を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を像担持体から回収する現像
    剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤を上記現像
    手段に戻すリサイクル手段と、 上記現像剤回収手段により回収された現像剤中に含まれ
    る現像剤の粗大粒子が上記リサイクル手段に案内される
    ことを阻止する回収現像剤保持手段と、を有する画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を像担持体から回収する現像
    剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤の内の上記
    像担持体の所定の領域に対応する位置から回収された現
    像剤以外の現像剤を上記現像剤回収手段の所定の位置に
    搬送する回収現像剤搬送手段と、 この回収現像剤搬送手段により所定の位置に集約された
    現像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段と、を有す
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を、上記像担持体の所定の領
    域に対応する位置から回収された現像剤とそれ以外の領
    域に対応する位置から回収された現像剤とに区分して、
    上記像担持体から回収する現像剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤を上記現像
    手段に戻すリサイクル手段と、を有する画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 上記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により像担持体の潜像に供給された現像剤
    が上記転写手段による転写により上記被転写材に転写さ
    れずに残った未転写現像剤を、上記像担持体の所定の領
    域に対応する位置から回収された現像剤とそれ以外の領
    域に対応する位置から回収された現像剤とに区分して、
    上記像担持体から回収する現像剤回収手段と、 この現像剤回収手段により回収された現像剤の内の上記
    像担持体の所定の領域に対応する位置から回収された現
    像剤以外の現像剤を上記現像剤回収手段の所定の位置に
    搬送する回収現像剤搬送手段と、 この回収現像剤搬送手段により所定の位置に集約された
    現像剤を上記現像手段に戻すリサイクル手段と、を有す
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】円筒状に形成された感光体を所定の電位に
    帯電した状態で光照射することにより電位が減衰された
    露光領域と光が照射されていない非露光領域との間の電
    位差を潜像として形成する潜像形成手段と、 上記感光体の外周に接することで上記感光体との間に所
    定の距離を置いて対向される現像剤供給部材を含み、こ
    の現像剤供給部材により上記感光体が保持する潜像に現
    像剤を供給することで潜像を現像する現像装置と、 この現像手段により上記像担持体に供給された上記現像
    剤を被転写材に転写する転写手段と、 上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触す
    る位置で加圧された現像剤を保持する回収現像剤保持部
    を有し、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供され
    た現像剤が上記転写手段による転写により上記被転写材
    に転写されずに残った未転写現像剤および上記感光体の
    潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤と上記感光体
    と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触する位置で加
    圧された現像剤とを区分して回収するクリーニング装置
    と、を有する画像形成装置。
  8. 【請求項8】円筒状に形成された感光体を所定の電位に
    帯電した状態で光照射することにより電位が減衰された
    露光領域と光が照射されていない非露光領域との間の電
    位差を潜像として形成する潜像形成手段と、 上記感光体の外周に接することで上記感光体との間に所
    定の距離を置いて対向される現像剤供給部材を含み、こ
    の現像剤供給部材により上記感光体が保持する潜像に現
    像剤を供給することで潜像を現像する現像装置と、 上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触す
    る位置で加圧された現像剤を保持する回収現像剤保持部
    を有し、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供され
    た現像剤が上記転写手段による転写により上記被転写材
    に転写されずに残った未転写現像剤および上記感光体の
    潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤と上記感光体
    と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触する位置で加
    圧された現像剤とを区分して回収するとともに、上記現
    像装置から上記感光体の潜像に提供された現像剤が転写
    されずに残った未転写現像剤および上記感光体の潜像以
    外の領域に付着した不所望な現像剤のみを所定の位置に
    搬送するクリーニング装置と、を有する画像形成装置。
  9. 【請求項9】円筒状に形成された感光体を所定の電位に
    帯電した状態で光照射することにより電位が減衰された
    露光領域と光が照射されていない非露光領域との間の電
    位差を潜像として形成する潜像形成手段と、 上記感光体の外周に接することで上記感光体との間に所
    定の距離を置いて対向される現像剤供給部材を含み、こ
    の現像剤供給部材により上記感光体が保持する潜像に現
    像剤を供給することで潜像を現像する現像装置と、 上記感光体と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触す
    る位置で加圧された現像剤を保持する回収現像剤保持部
    を有し、上記現像装置から上記感光体の潜像に提供され
    た現像剤が上記転写手段による転写により上記被転写材
    に転写されずに残った未転写現像剤および上記感光体の
    潜像以外の領域に付着した不所望な現像剤と上記感光体
    と上記現像装置の現像剤供給部材とが接触する位置で加
    圧された現像剤とを区分して回収するとともに、上記現
    像装置から上記感光体の潜像に提供された現像剤が転写
    されずに残った未転写現像剤および上記感光体の潜像以
    外の領域に付着した不所望な現像剤のみを所定の位置に
    搬送するクリーニング装置と、 このクリーニング装置により所定の位置に集約された現
    像剤を上記現像装置に戻すリサイクル機構と、を有する
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018036318A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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JP2018036318A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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