JP3246942B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3246942B2
JP3246942B2 JP09530792A JP9530792A JP3246942B2 JP 3246942 B2 JP3246942 B2 JP 3246942B2 JP 09530792 A JP09530792 A JP 09530792A JP 9530792 A JP9530792 A JP 9530792A JP 3246942 B2 JP3246942 B2 JP 3246942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタ、複
写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、公知の画像形成装置の概略構成
図である。
【0003】給紙装置1から底板上昇レバーでピックア
ップローラ17に圧接され矢印A方向に給送された記録
紙2は、レジストローラ対3によってタイミングがとら
れて、ドラム状の感光体4から成る潜像担持体へ搬送さ
れる。感光体4は図でみて時計方向に回転駆動され、そ
の際、帯電装置5によって表面を帯電され、レーザー光
学系6からのレーザー光Lを照射されて感光体上に静電
潜像が形成される。この潜像は、現像装置7を通るとき
トナーによって可視像化され、この可視像は感光体4へ
搬送された記録紙2に転写装置8により転写され、転写
された記録紙上の可視像は定着装置9によって定着され
る。そして、定着装置9から排出された記録紙2は、排
紙ローラ18を通って、矢印B方向の排紙部11へ排出
される。一方、可視像転写後の感光体4は、除電処理に
よって残留電荷を消去され、クリーニングブレード12
を有するクリーニング装置13によって残留トナーを除
去され、除電ブラシ14で除電作用を受ける。感光体4
から除去されたトナーは、回収ローラ16によってトナ
ー回収室15に回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置においては、静電潜像をトナーにより顕像化し、熱と
圧力により用紙に定着させているわけであるが、しばし
ば定着不良の問題が生じている。
【0005】その原因には色々あるが、その一つには、
トナーによる影響がある。 トナーの種類が異なると、
それぞれに適正な定着温度も異なる。
【0006】そこで、複数のトナーを用いても、定着性
がよく良好な画質の複写物が得られるように、トナーの
種類を検知する手段と定着温度をトナーの種類に対応さ
せた設定温度に制御する手段とを設けることが、特開平
1−118175号公報において開示されている。
【0007】しかしながら、このように定着条件がトナ
ー成分によって異なることはもとより、同一のトナーに
おいても、未使用のトナーボックスからトナーを現像装
置のトナー収容タンクへ補給して満杯状態とした直後か
ら供給終了、即ち、トナーエンドの状態までの間でも定
着性に差のあることは知られている。
【0008】これは、トナー中の成分分布や粒径が、補
給直後からトナーエンドまでの間で均一でないためであ
り、特に、トナー補給直後と、トナーエンド間際とで、
定着性が悪くなる傾向にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を、
像担持体上の潜像をトナーにより顕像化するための現像
装置と、その顕像たるトナー像を像担持体から像支持体
へ転写する転写装置と、像支持体に形成された未定着ト
ナー像を、その像支持体に加熱定着する定着装置とを備
えた画像形成装置において、現像装置での収容タンク内
のトナー量に応じて、定着装置の定着設定条件を可変に
構成することによって、解決する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を、
像担持体上の潜像をトナーにより顕像化するための現像
装置と、その顕像たるトナー像を像担持体から像支持体
へ転写する転写装置と、像支持体に形成された未定着ト
ナー像を、その像支持体に加熱定着する定着装置とを備
えた画像形成装置において、現像装置での供給トナーの
収容タンク内の量に応じて、定着装置の定着設定条件を
可変に構成することによって、解決する。
【0011】定着装置の定着温度を、上記収容タンクへ
トナーを補給してトナー量を満杯とした状態から一定の
間、通常時よりも高めに維持すれば、好適である。
【0012】定着装置の定着温度を、上記収容タンク内
のトナー量が所定量よりも少なくなった場合に、通常時
よりも高めに維持すれば、また好適である。
【0013】同様に、定着装置の定着加圧力を、上記収
容タンクへトナーを補給してトナー量を満杯とした状態
から一定の間、またはタンク内のトナー量が所定量より
も少なくなった場合に、通常時よりも強めに維持するこ
とも好適である。
【0014】
【実施例】以下に、本発明を、図面に基づく実施例にし
たがい、詳細に説明する。
【0015】画像形成装置全体の機構としては、従来と
基本的に同じであり、感光体の周囲に、画像を形成する
ため必要な所定の装置、例えば、帯電装置、露光装置、
現像装置等が備えられているが、説明の簡略化のため
に、従来と同様な部分については、上記従来の技術の項
での説明に譲り、ここでは本発明と特に関わりのある部
分について述べる。
【0016】既に、現像装置7においてトナー残量検知
手段を取り付けることは公知であるが、これを改良し
て、トナー収容タンク内のトナー量を満杯状態からトナ
ーエンドまで検知できるようにしておき、当該トナー残
量検知手段と定着装置とを電気的に接続し、トナー残量
検知手段からの信号に応じて、定着装置9の定着条件を
変更する。
【0017】例えば、図2に示されるように、トナー補
給開始後のトナー満杯状態より所定残量aになるまでの
間、定着温度を通常時よりも高めに設定する。更にトナ
ーエンド付近においても、所定トナー残量bを下回った
後、トナーエンドまでの間、通常よりも高い定着温度に
設定する。
【0018】トナー補給開始後の定着温度の高めの設定
については、所定の通紙枚数までの間設定しておくやり
方も考えられる。
【0019】また定着装置9の定着条件の変更として
は、定着加圧力を変化させることも考えられる。この場
合においても、トナー収容タンク内のトナー量を満杯状
態からトナーエンドまで検知できるトナー残量検知手段
を用いて、トナー補給開始後の所定範囲とトナーエンド
付近の所定範囲とで、定着装置の定着ローラ・加圧ロー
ラの加圧力を通常時よりも強くする。
【0020】加圧力の変更方式の1例を図3に示す。図
3はロータリーソレノイド25を用いた例であり、ロー
タリーソレノイド25の停止位置により加圧スプリング
24のアンカー位置を変えて、加圧レバー23に対する
スプリングの作用力を変えることにより、定着ローラ加
圧力を変化させるものである。即ち、加圧ローラ22の
定着ローラ21への加圧力を変化させるのである。更
に、図4、図5の例は、ロータリーソレノイド25の代
わりに、プランジャソレノイド29を用いた例であり、
ソレノイドのオン、オフにより、同じくスプリング24
のアンカー位置を変えて、加圧力を切り換えるものであ
る。加圧力の切換は、この実施例のようにアンカー位置
の変更によって達成するものに限定されない。なお、2
6はカム、27はカムフォロア、28はレリーススプリ
ングである。また、図4は加圧力を高めた場合、図5は
加圧力を低めた場合を示している。
【0021】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置においては、現
像装置での供給トナーの収容タンク内の量に応じて、定
着装置の定着設定条件を可変に構成しているので、トナ
ー補給開始後でも、またトナーエンド直前でも、安定し
た定着性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の画像形成装置の概略構成図である。
【図2】収容タンク内のトナー量と定着温度との関係を
示すグラフである。
【図3】ロータリーソレノイドを用いた定着装置の概略
図である。
【図4】プランジャソレノイドを用いた定着装置の概略
図であり、加圧力を高めた状態を示している。
【図5】プランジャソレノイドを用いた定着装置の概略
図であり、加圧力を低めた状態を示している。
【符号の説明】
4 感光体 7 現像装置 9 定着装置 21 定着ローラ 24 加圧スプリング 25 ロータリーソレノイド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−98252(JP,A) 特開 昭59−184375(JP,A) 特開 平3−102372(JP,A) 特開 昭63−237083(JP,A) 特開 昭63−106761(JP,A) 特開 平1−133075(JP,A) 特開 昭60−69672(JP,A) 特開 昭61−126585(JP,A) 実開 昭63−84162(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/08 G03G 15/20 G03G 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の潜像をトナーにより顕像化
    するための現像装置と、その顕像たるトナー像を像担持
    体から像支持体へ転写する転写装置と、像支持体に形成
    された未定着トナー像を、その像支持体に加熱定着する
    定着装置とを備えた画像形成装置において、前記現像装
    置での収容タンク内のトナー量に応じて、前記定着装置
    の定着設定条件が可変に構成されていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記定着装置の定着温度を、前記収容タ
    ンクへトナーを補給して当該収容タンク内のトナー量を
    満杯とした状態から一定の間、通常時よりも高めに維持
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着装置の定着温度を、前記収容タ
    ンク内のトナー量が所定量よりも少なくなると、通常時
    よりも高めに維持することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記定着装置の定着加圧力を、前記収容
    タンクへトナーを補給して当該収容タンク内のトナー量
    を満杯とした状態から一定の間、通常時よりも強めに維
    持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記定着装置の定着加圧力を、前記収容
    タンク内のトナー量が所定量よりも少なくなると、通常
    時よりも強めに維持することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
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