JP3004123B2 - 現像装置 - Google Patents
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- JP3004123B2 JP3004123B2 JP4148895A JP14889592A JP3004123B2 JP 3004123 B2 JP3004123 B2 JP 3004123B2 JP 4148895 A JP4148895 A JP 4148895A JP 14889592 A JP14889592 A JP 14889592A JP 3004123 B2 JP3004123 B2 JP 3004123B2
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Description
潜像に現像剤を付着させて可視像化する電子写真方式や
静電記録方式などの複写機、プリンタ等の画像形成装置
に使用する現像装置に関し、特に二成分現像剤のトナー
濃度を適正に制御する現像剤濃度制御装置を備えた現像
装置に関するものである。
画像形成装置が具備する現像装置には、トナー粒子とキ
ャリア粒子を主成分とした二成分現像剤が用いられてい
る。特に、電子写真方式によりフルカラーやマルチカラ
ー画像を形成するカラー画像形成装置には、画像の色味
などの観点から、殆どの現像装置が二成分現像剤を使用
している。周知のように、この二成分現像剤のトナー濃
度(即ち、キャリア粒子及びトナー粒子の合計重量に対
するトナー粒子重量の割合)は画像品質を安定化させる
上で極めて重要な要素になっている。現像剤のトナー粒
子は現像時に消費され、トナー濃度は変化する。このた
め、現像剤濃度制御装置(ATR)を使用して適時現像
剤のトナー濃度を正確に検出し、その変化に応じてトナ
ー補給を行ない、トナー濃度を常に一定に制御し、画像
の品位を保持する必要がある。
成装置、本例では電子写真方式のディジタル複写機、の
全体構成例を図8に示す。まず、原稿21の画像がCC
D1により読み取られ、得られたアナログ画像信号は増
幅器2で所定のレベルまで増幅され、アナログ−ディジ
タル変換器(A/D変換器)3により例えば8ビット
(0〜255階調)のディジタル画像信号に変換され
る。次に、このディジタル画像信号はγ変換器(本例で
は256バイトのRAMで構成され、ルックアップテー
ブル方式で濃度変換を行なう変換器)5に供給されてγ
補正された後、ディジタル−アナログ変換器(D/A変
換器)9に入力される。ここでディジタル画像信号は再
びアナログ画像信号に変換されてコンパレータ11の一
方の入力に供給される。コンパレータ11の他方の入力
には三角波発生回路10から発生される所定周期の三角
波信号が供給されており、上記コンパレータ11の一方
の入力に供給されたアナログ画像信号はこの三角波信号
と比較されてパルス幅変調される。このパルス幅変調さ
れた2値化画像信号はレーザ駆動回路12にそのまま入
力され、レーザダイオード13の発光のオン・オフ制御
用信号として使用される。レーザダイオード13から放
射されたレーザ光は周知のポリゴンミラー14により主
走査方向に走査され、f/θレンズ15、及び反射ミラ
ー16を経て矢印方向に回転している像担持体たる感光
体ドラム17上に照射され、静電潜像を形成することに
なる。
一に除電を受け、一次帯電器19により均一に例えばマ
イナスに帯電される。その後、上述したレーザ光の照射
を受けて画像信号に応じた静電潜像が形成される。この
静電潜像は現像器20によって可視画像(トナー像)に
現像される。このトナー像は2個のローラ25、26間
に架張され、図示矢印方向に無端駆動される転写材担持
ベルト27上に保持された転写材23に転写帯電器22
の作用により転写される。また、感光体ドラム17上に
残った残留トナーはその後クリーナ24でかき落とされ
る。なお、説明を簡単にするために1つのの画像形成ス
テーション(感光体ドラム17、露光器18、一次帯電
器19、現像器20等を含む)のみを図示するが、カラ
ー複写機の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イエロ
ー、及びブラックの各色に対する同様構成の4つの画像
形成ステーションが転写材担持ベルト27上にその移動
方向に沿って順次に配列される。
変化したトナー濃度を補正するために、ビデオカウント
方式の現像剤濃度制御装置が設けられており、画素毎の
ディジタル画像信号の出力レベル(画像濃度信号)を積
算し、トナーを予測補給している。即ち、アナログ−デ
ィジタル変換器3によりディジタル信号に変換された画
像信号を画素毎にその出力レベルを積算し、これをビデ
オカウンタ4でビデオカウント数に変換してCPU6に
送る。CPU6はビデオカウント数を補給量に換算し、
トナー補給信号としてモータ駆動回路7に送る。モータ
駆動回路7はトナー補給信号に対応した時間だけモータ
28を駆動し、トナー29を収容するトナー補給槽8内
のトナー搬送スクリュー30を上記所定時間だけ回転駆
動し、トナー補給槽8より現像器20内に適量のトナー
を補給し、現像器20内のトナー濃度を一定に保つよう
にしている。
示すように、画像濃度信号(出力レベル)と実際の画像
濃度ODとは図中に破線で示したような完全な比例関係
にはなく、図中に実線で示したような非線型の関係(特
性)を有するため、上記従来例のように単純に画像濃度
信号を積算してビデオカウント数を算出したのでは正確
なトナー補給量に換算できないという欠点があった。
は、ディジタル画像信号の各画素毎の出力レベルを積算
したビデオカウント数を一義的にトナー補給量に換算
し、このトナー補給量を一義的にトナー補給時間に変換
してトナーの予測補給を行なっているため、例えばトナ
ー補給槽より現像器へのトナー補給量がトナーの流動性
の変化などが原因で想定した予測値よりずれると、現像
器内の現像剤のトナー濃度が初期設定値よりずれてしま
う。そして、補給誤差が大きくなり、現像剤のトナー濃
度が初期設定値から大きくずれて許容範囲を外れると、
安定した画像濃度が得られなくなるだけでなく、トナー
が多い場合にはトナーの飛散や地かぶりを生じ、トナー
が少ない場合には画像ががさついたり、感光体ドラムに
キャリアが付着する等の問題が生じる。
ことを目的として、第2の現像剤濃度制御装置を設け、
上記ビデオカウント方式の第1の現像剤濃度制御装置と
併用することが提案されている。この第2の現像剤濃度
制御装置は所定のタイミングで作動されて感光体ドラム
17上に公知の手段でパッチ状の参照画像を形成し、こ
のパッチ状の参照画像のトナー濃度を光学的な検知手段
で検出してトナーが過補給であったのか、補給不足であ
ったのかを判断し、この判断に基づいてビデオカウンタ
4からの次のビデオカウント数を補正し、CPU6から
のトナー補給信号を補正するようにしたパッチ画像形成
方式の現像剤濃度制御装置であり、間接的な検出手段で
ある。
方式では以下に述べるような欠点がある。つまり、感光
体ドラム上にパッチ状の参照画像を形成するタイミング
は、言うまでもなく転写材上に参照画像が転写されない
タイミングで行なわなければならない。例えば、連続複
写時には1枚目の画像形成が始まる前や最終枚目の画像
形成の終了後に、或は紙間(転写材と次の転写材の間)
において参照画像を形成しなければならない。ここで問
題となるのは紙間を利用して参照画像を形成できず、従
って連続複写行程中にトナー濃度の制御を行なえない場
合である。この場合には連続複写の行程中にトナー濃度
のずれが大きくなり、許容範囲を超えてしまう場合が生
じる。
おいてトナー補給槽8内に撹拌部材93を設けた図15
に示す従来の画像形成装置を参照して紙間で参照画像が
形成できない例について説明する。なお、図8と対応す
る回路、部材、素子等には同一符号を付して必要のない
限り説明を省略する。
は、転写ニップにおいて転写押し上げ部材91による圧
力により、そのトナーの一部が感光体ドラム17から転
写材担持ベルト27へと転写されてしまう。周知のよう
に、転写材担持ベルト27に付着したトナーを除去する
転写クリーナ92が設けられているが、この参照画像の
転写トナーはトナー量が多いため、転写クリーナ92に
よって一度にクリーニングすることができないことがし
ばしばある。一度にクリーニングできないと、転写クリ
ーナ通過後も担持ベルト27上にトナーが残り、担持ベ
ルト27が一周した際に、次の転写材の裏面に付着し、
転写材の裏汚れを生じさせるという欠点をもたらす。
るのに合わせて転写押し上げ部材91を転写材担持ベル
ト27から離間させる(解除する)ことにより転写材担
持ベルトへのトナー転写量をなくす或は減少させるとい
う方法も提案されているが、転写押し上げ部材91の離
接に要する時間だけ紙間を長くしなければならず、これ
ではスループットが低くなるという欠点が生じる。
剤濃度制御装置によるトナー濃度の初期設定値からのず
れをパッチ画像形成方式の現像剤濃度制御装置によって
補正する場合でも、連続複写の間はパッチ画像形成方式
によるトナー濃度の補正を行なうことができないため、
現像剤の濃度安定性はビデオカウント方式による予測補
給の性能に依存することになる。
度制御装置における現像剤のトナー濃度の変動要因は大
別すると消費系の問題と補給系の問題に分かれる。消費
系の問題としては、例えば環境変化によりトナーの持つ
電荷(トリボ)が変化することにより、実際のトナー消
費量がビデオカウント数から換算した消費量(補給量)
と一致しなくなる等の問題が挙げられるが、この問題
は、温湿度と消費量との相関を予め調べ、温湿度情報を
フィードバックさせることにより補正することが可能で
あるので、解決できる。
ト数を基にして制御を行なっているのは補給時間(モー
タ等の駆動装置のオン時間)であり、補給量そのものを
制御しているわけではないので、同一の補給時間である
のに補給量がばらつくということである。補給量がばら
つくと設定補給量よりずれる(補給誤差が生じる)こと
になり、トナー濃度の変動に到る。この補給誤差の原因
として大きいものは、トナーの流動性によりスクリュー
のトナー搬送効率が大きく変化することが挙げられる。
トナーの流動性はトナーのかさ密度と密接に関連してお
り、その性状としては、かさ密度が高いと流動性が低下
し、その結果、搬送効率が低下して補給量が減り、一
方、かさ密度が低いとその逆になる傾向がある。
度は、トナー補給槽内におけるトナーの粉面高さや撹拌
部材93による撹拌状況などにより影響を受け、大きく
変動する。さらに、放置などの経時的な要因で同じかさ
密度でも流動性が変化する場合もある。
像剤濃度制御装置によりトナーの予測補給を行なう系で
は、トナー補給槽内からのトナーの補給誤差を小さくす
ることが必須の要件であることは明らかである。
レーザビームプリンタ等においては、階調レベル(ビデ
オレベル)に対するトナー消費量は図16に曲線aで示
すようになり、同図の直線bのようにリニアな比例関係
になることはない。これは潜像特性、現像特性に起因す
るものである。従って、上述した従来のビデオカウント
方式の現像剤濃度制御装置によりトナーの予測補給を行
なう系では、図16の直線bのような理想的な場合にし
か対処できず、現実の潜像特性、現像特性に準じた曲線
aのような場合においては、トナーの過補給又は補給不
足といった暴走の原因となるような欠点があった。
像を形成するカラー画像形成装置においては色の異なる
現像剤を収容する複数個の現像器が用いられており、そ
れぞれの現像器毎に現像剤(トナー)濃度検出手段を設
けて各現像器内の現像剤の濃度を検出している。この場
合、トナー材料の問題、機械構成上の問題等により現像
剤の色によって現像剤濃度検出手段の検出方式が異なる
場合がある。例えば、マゼンタ、シアン、イエローのよ
うなカラートナーを収容する現像器では、二成分現像剤
にLED等の光源から光を照射し、その反射光量をホト
ダイオードのような光電変換素子で受光してトナー濃度
を検出する光学反射光量検出方式の現像剤濃度検出手段
が現像器内に設けられていることが多い。即ち、この光
電変換素子の出力信号は二成分現像剤の実際のトナー濃
度に対応するので、その出力信号に応じてトナー補給を
行なうものである。一方、ブラックトナーとしてカーボ
ンブラック等が用いられている場合には、カーボンブラ
ックは照射された光を吸収してしまうため、トナーとキ
ャリアの分光反射率に大差がなくなるので、上記光学反
射光量検出方式の現像剤濃度検出手段は使用できない。
従って、通常は上述したビデオカウント方式の現像剤濃
度検出手段を使用している。
の現像剤に対しては光学反射光量検出方式の現像剤濃度
検出手段を使用して直接現像剤のトナー濃度を検出し、
トナーを補給しているのに対し、ブラックの現像剤に対
してはビデオカウント方式の現像剤濃度検出手段を使用
し、トナーの消費量を予測してトナーを補給しているた
め、ブラック現像剤に関してはトナー補給槽から現像器
へ補給されるトナー量に、マゼンタ、シアン、イエロー
に比べて、絶対的な精度が必要となる。しかしながら、
従来は各色のトナーとも同じ構成のトナー補給槽に収容
されているためブラック現像剤のトナー濃度が非常に不
安定になるという欠点があった。
濃度信号を実際の画像濃度特性に従った画像濃度信号に
変換してからビデオカウント数を算出し、トナー補給量
に換算することにより、実際のトナーの消費特性に合致
した正確なトナーの補給を行なえるようにした現像剤濃
度制御装置を備えた現像装置を提供することである。
現像手段に補給されるトナー補給量のばらつきを小さく
し、補給精度を高めた現像剤濃度制御装置を備えた現像
装置を提供することである。
費量に応じたトナーが補給される現像手段に対するトナ
ー補給量のばらつきを小さくし、補給精度を高めた現像
剤濃度制御装置を備えた現像装置を提供することであ
る。
される。要約すれば、本発明は、トナーとキャリアを含
む現像剤を担持する現像剤担持体であって、像担持体に
形成された静電像を現像剤で現像する現像剤担持体を備
える現像器と、前記現像器へトナーを供給する第1のト
ナー容器と、前記第1のトナー容器へトナーを供給する
第2のトナー容器と、前記第1のトナー容器内のトナー
量を検知する検知手段と、前記現像器内の現像剤量に対
するトナー量の比が所定レベルとなるように前記第1の
トナー容器から前記現像器へのトナーの供給動作を制御
する制御手段と、を有する現像装置において、前記検知
手段の検知結果に応じて前記第1のトナー容器内のトナ
ー量が一定レベルとなるように前記第2のトナー容器か
ら前記第1のトナー容器へのトナーの供給動作を制御す
る第2の制御手段を有し、前記第1のトナー容器から前
記現像器へのトナー供給動作が終了した後、前記第2の
トナー容器から前記第1のトナー容器へのトナー供給動
作が開始することを特徴とする現像装置である。
トナー容器が収容するトナー容量は、前記第1のトナー
容器が収容するトナー容量よりも大きくされる。
のトナー容器が収容するトナー容量は、前記第1のトナ
ー容器が収容するトナー容量よりも大きくされる。
静電像を形成する画像信号の濃度レベルに基づいて前記
第1のトナー容器から前記現像器へのトナーの供給動作
は制御される。
送部材近傍のトナーのかさ密度が恒常的に一定に維持さ
れる。つまり、搬送部材近傍のトナーの流動性が一定に
なることであり、それにより、トナーの搬送効率が一定
に保たれ、トナー補給精度が向上する。
一定に維持される理由について説明する。
2つに分けており、画像形成装置内におけるトナー貯蔵
の役割は第2のトナー補給手段が担い、第1のトナー補
給手段は担わない。従って、第1のトナー補給手段のト
ナー容器内におけるトナーの粉面高さを任意に設定する
ことができる。トナーのかさ密度は一般に粉面に対して
深いほど高くなる。これは言うまでもなくトナー自身の
重量により圧力が高くなるためである。
材と粉面との重力方向の相対距離が一定になり、搬送部
材近傍のトナーが受ける圧力が一定になり、かさ密度が
安定し易くなる。本発明では、第1のトナー補給手段に
粉面検知手段を設け、かつ第1のトナー補給手段にトナ
ーを補給する第2のトナー補給手段を設けることによ
り、第1のトナー補給手段内のトナーの粉面高さをほぼ
一定に維持させるものである。
トナーの撹拌があげられる。一般にトナー補給装置は搬
送部材と共に撹拌部材を設けることが多いが、その役割
としてはトナーブリッジを防止することにある。つま
り、トナーの流動性が低下した状態で搬送部材のみを作
動させると、搬送部材近傍のトナーだけが搬送され、空
洞ができる場合がある。そのため撹拌部材を設け、トナ
ーをほぐし、空洞を埋め、搬送部材にトナーを供給する
ものである。しかしながら、粉面が高い状態で撹拌を行
なうと、トナー容器内の下方のトナーは上方から強い圧
力を受けた状態でトナー粒子の移動が行なわれるため、
トナー粒子間の隙間が無くなり又は狭くなり、トナー粒
子同志が密になる、つまりかさ密度が高くなる。一方、
粉面が低い状態においては、上方からの圧力が弱いた
め、トナー粒子の移動が行なわれても、トナー粒子間の
隙間は減りずらく、従って、かさ密度の変化が生じにく
い。
のトナー容器内におけるトナーの粉面高さは任意に設定
できるので、粉面高さを低めに設定することで撹拌によ
るかさ密度の変動を小さくすることができる。
有する場合について述べたものであるが、使用するトナ
ーが流動性の良いトナーであるならば、粉面高さを低く
することだけで流動性の低下及びトナーブリッジを防止
することが可能である。従って、撹拌部材はトナーの性
状(流動性)に応じて必要性を判断すればよいが、いず
れにしても本発明においてはかさ密度を不安定ならしめ
るものではない。
とにより、第1のトナー補給手段が現像手段へトナーを
補給するときに、第2のトナー補給手段からの補給トナ
ーの落下時の力による第1のトナー補給手段の粉面の乱
れによってこの第1のトナー補給手段から現像手段への
補給トナー量に誤差が入るのを、防止することができ
る。
照して詳細に説明する。本発明が適用できる画像形成装
置は、例えば感光体、誘電体等の像担持体上に電子写真
方式、静電記録方式等によって画像情報信号に対応した
潜像を形成し、この潜像をトナー粒子とキャリア粒子を
主成分とした二成分現像剤を用いた現像装置によって現
像して可視画像(トナー像)を形成し、これら可視画像
を紙等の転写材に転写し、定着手段にて永久像にする構
成のものであればよい。
画像形成装置の一実施例の全体構成について説明する。
本実施例では本発明を電子写真方式のディジタル複写機
に適用した場合を示すが、本発明が電子写真方式や静電
記録方式の他の種々の画像形成装置に等しく適用できる
ことは言うまでもない。
画像はレンズ32によってCCD等の撮像素子33に投
影される。この撮像素子33は原稿31の画像を多数の
画素に分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信号を
発生する。撮像素子33から出力されるアナログ画像信
号は画像信号処理回路34に送られ、ここで各画素毎に
その画素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画像
信号に変換され、パルス幅変調回路35に送られる。
素画像信号毎に、そのレベルに対応した幅(時間長)の
レーザ駆動パルスを形成して出力する。即ち、図3の
(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対しては
より幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号に
対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素画
像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ形
成する。
ザ駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体レ
ーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光させ
る。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対しては
より長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短い
時間駆動されることになる。それ故、感光体ドラム40
は、次述の光学系によって、高濃度画素に対しては主走
査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に対して
は主走査方向により短い範囲が露光される。つまり、画
素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異なる。
従って、当然のことながら、高濃度画素に対するトナー
消費量は低濃度画素に対するそれよりも大である。な
お、図3の(d)に低、中、高濃度画素の静電潜像をそ
れぞれL、M、Hで示した。
36aは回転多面鏡37によって掃引され、f/θレン
ズ等のレンズ38及びレーザ光36aを像担持体たる感
光体ドラム40方向に指向させる固定ミラー39によっ
て感光体ドラム40上にスポット結像される。かくし
て、レーザ光36aは感光体ドラム40の回転軸とほぼ
平行な方向(主走査方向)にこのドラム40を走査し、
静電潜像を形成することになる。
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。その後、上述した画像情報信号に対応して変調され
たレーザ光で露光走査され、これによって画像情報信号
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像はトナ
ー粒子とキャリア粒子が混合された二成分現像剤43を
使用する現像器44によって反転現像され、可視画像
(トナー像)が形成される。ここで、反転現像とは、感
光体の光で露光された領域に、潜像と同極性に帯電した
トナーを付着させてこれを可視化する現像方法である。
このトナー像は2個のローラ45、46間に架張され、
図示矢印方向に無端駆動される転写材担持ベルト47上
に保持された転写材48に転写帯電器49の作用により
転写される。
密度切り換えスイッチ77が設けられており、この画素
密度切り換えスイッチ77からの画素密度切り換え信号
によってパルス幅変調回路35を制御し、画素形成方法
の違いに応じてパルス幅変調回路35から出力されるパ
ルス信号のパルス幅を変化させている。
形成ステーション(感光体ドラム40、露光器41、一
次帯電器42、現像器44等を含む)のみを図示する
が、カラー画像形成装置の場合には、例えばシアン、マ
ゼンタ、イエロー、及びブラックの各色に対する4つの
画像形成ステーションが転写材担持ベルト47上にその
移動方向に沿って順次に配列され、各画像形成ステーシ
ョンの感光体ドラム上に原稿の画像を色分解した各色毎
の静電潜像が順次に形成され、対応する色トナーを有す
る現像器で現像され、転写材担持ベルト47によって保
持、搬送される転写材48に順次に転写されることにな
る。
写材担持ベルト47から分離されて図示しない定着器に
搬送され、定着されて永久像に変換される。また、転写
後に感光体ドラム40上に残った残留トナーはその後ク
リーナ50によって除去される。
するように、現像器44は感光体ドラム40に対向して
配置されており、その内部は垂直方向に延在する隔壁5
1によって第1室(現像室)52と第2室(撹拌室)5
3とに区画されている。第1室52には現像剤担持体と
しての矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ54が
配置されており、この現像スリーブ54内にマグネット
55が固定配置されている。現像スリーブ54はブレー
ド56によって層厚規制された二成分現像剤(磁性キャ
リアと非磁性トナーを含む)の層を担持搬送し、感光体
ドラム40と対向する現像領域で現像剤を感光体ドラム
40に供給して静電潜像を現像する。現像効率、即ち潜
像へのトナーの付与率を向上させるために、現像スリー
ブ54には電源57から直流電圧を交流電圧に重畳した
現像バイアス電圧が印加されている。
像剤撹拌スクリュー58及び59が配置されている。ス
クリュー58は第1室52中の現像剤を撹拌搬送し、ま
た、スクリュー59は、後述するトナー補給槽60のト
ナー排出口61から搬送スクリュー62の回転によって
供給されたトナー63と既に現像器内にある現像剤43
とを撹拌搬送し、トナー濃度を均一化する。隔壁51に
は図2における手前側と奥側の端部において第1室52
と第2室53とを相互に連通させる現像剤通路(図示せ
ず)が形成されており、上記スクリュー58、59の搬
送力により、現像によってトナーが消費されてトナー濃
度の低下した第1室52内の現像剤が一方の通路から第
2室53内へ移動し、第2室53内でトナー濃度の回復
した現像剤が他方の通路から第1室52内へ移動するよ
うに構成されている。
の変化した現像剤濃度を補正するために、即ち、現像器
44に補給するトナー量を制御するために、前記画像信
号処理回路34からの画素画像信号の出力レベル(画像
濃度信号)が画素毎にカウントされる。このカウント
は、図1の実施例では次のようにして行なわれる。
号がANDゲート64の一方の入力に供給され、このA
NDゲートの他方の入力にはクロックパルス発振器65
からのクロックパルス(図3の(b)に示すパルス)が
供給される。従って、ANDゲート64からは図3の
(c)に示すようにレーザ駆動パルスS、I、Wの各々
のパルス幅に対応した数のクロックパルス、即ち、各画
素の濃度に対応した数のクロックパルス(画像濃度信号
に対応)が出力される。
度信号変換テーブル78によって実際のトナーの消費特
性に合わせた信号(パルス数)に変換される。この変換
テーブル78は、画像濃度信号と実画像濃度の関係が図
6に実線で示す特性を有するので、本実施例では図7に
実線で示す特性の変換テーブルとなり、入力画像濃度信
号を実際の画像濃度特性に従った画像濃度信号に変換す
る。例えば、入力画像濃度信号(パルス数)が255レ
ベルのうちの70レベルであれば、図7に示す変換テー
ブルにより、80レベルの信号に変換されて出力され
る。従って、この変換テーブル78により変換された出
力信号は入力画像濃度信号と実画像濃度の非線型の関係
を補正した実際のトナー消費特性に合致した画像濃度信
号となる。なお、入力画像濃度信号が8ビット(0〜2
55)であるので8ビットの変換テーブル78を用いた
が、変換テーブル78のビット数は入力画像濃度信号に
応じて適宜変更されるものである。
ウンタ66によって積算され、ビデオカウント数が算出
される(A4最大ビデオカウント数は3707×10
6 )。かくして、このカウンタ66からの各画像毎のパ
ルス積算信号C1 (ビデオカウント数)は、前記原稿3
1のトナー像を1つ形成するために現像器44から実際
に消費されるトナー量に正確に対応することになる。
7に供給すると共にRAM68に記憶する。CPU67
はビデオカウント数とトナー補給時間との対応関係を示
す換算テーブルを有しており、入力されたビデオカウン
ト数に基づき、現像器44から消費される上記トナー量
に見合う量のトナー63をトナー補給槽60から現像器
に供給するのに要する搬送スクリュー62の回転駆動時
間(即ち、トナー補給時間)を算出し、モータ駆動回路
69を制御して上記算出した時間の間だけモータ70を
駆動する。かくして、一般に、上記ビデオカウント数が
大であればモータ70の駆動時間はより長い時間とな
り、上記ビデオカウント数が小であればモータ70の駆
動時間はより短い時間となる。
前記搬送スクリュー62に伝達され、搬送スクリュー6
2はトナー補給槽60内のトナー63を搬送して現像器
44に所定量のトナーを補給する。このトナーの補給は
1つの画像の現像が終了する都度行なわれる。
稿の画像を光電変換し、信号処理して得た画素画像信号
の各画素毎の出力レベルを積算し、ビデオカウント数に
変換してこれを補給量に換算し、消費量を予測して現像
器44へトナーの補給を行なうのは、現像剤の実際のト
ナー濃度を直接検出し、それに基づいてトナーを補給す
るのとは異なり、あくまでも予測補給であるために、現
像器44へのトナー補給槽60からのトナー補給量や、
現像器44からのトナー消費量の予想値からの変化が生
ずると、また、消費系、補給系の変動により、現像器4
4内の現像剤43のトナー濃度、つまりトナー粒子とキ
ャリア粒子の混合比、が初期設定値(規定値)より除々
にずれてくる。このずれを補正しないでおくと、トナー
濃度が初期設定値の許容範囲から大きくずれてしまい、
トナー濃度が安定しない。
度制御装置を設け、この第2の現像剤濃度制御装置を所
定のタイミングで、例えばトナーの補給を行なったとき
毎に、或は1つのコピー動作の終了毎に、或はコピー数
が所定枚数に達したとき毎に、或はビデオカウント数が
所定値に達したとき毎に、等のタイミングで、作動させ
て感光体ドラム40上に参照画像を形成する。
る信号レベルを有する参照画像信号を発生する参照画像
信号発生回路72を設け、この発生回路72からの参照
画像信号を前記パルス幅変調回路35に供給し、上記予
め定められた濃度に対応するパルス幅を有するレーザ駆
動パルスを発生させる。このレーザ駆動パルスを半導体
レーザ36に供給し、このレーザ36をそのパルス幅に
対応する時間だけ発光させ、感光体ドラム40を走査す
る。(このときはカウンタ66は作動させない。)これ
によって、上記予め定められた濃度に対応する参照静電
潜像を感光体ドラム40上に形成し、この参照静電潜像
を現像器44により現像する。このようにして得られた
パッチ状の参照トナー像にLED等の光源73から光を
照射し、その反射光を光電変換素子74で受光する。こ
の光電変換素子74の出力信号は上記参照トナー像の濃
度に対応するから、結局この出力信号は現像器44内の
二成分現像剤の実際のトナー濃度に対応する。
75の一方の入力に供給される。この比較器75の他方
の入力には、基準電圧信号源76から、現像剤43の規
定トナー濃度(初期設定値におけるトナー濃度)に対応
する基準信号が入力されている。従って、比較器75は
規定トナー濃度と現像器内の実際のトナー濃度とを比較
することになるから、両入力信号の比較結果として、比
較器75は現像器44内の現像剤43の実際のトナー濃
度が規定値より大であることを指示する出力信号か、又
はトナー濃度が規定値より小であることを指示する出力
信号を発生する。なお、両入力信号に差がないときには
それを指示する出力信号を発生させてもよい。
される。CPU67は、本実施例では、比較器75から
の出力信号に基づいて、トナー残量を考慮して次回のト
ナー補給動作を補正するように制御する。例えば、光電
変換素子74によって検出された現像剤43の実際のト
ナー濃度が規定値よりも小である場合には、つまり、ト
ナーが補給不足である場合には、CPU67は不足分の
トナーを現像器44に補給するようにスクリュー62を
作動させる。即ち、比較器75からの出力信号に基づい
て、不足分のトナーを現像器44に補給するに要するス
クリュー回転時間を算出し、モータ駆動回路69を制御
してその時間だけモータ70を回転駆動し、不足分のト
ナーを現像器44に補給する。また、光電変換素子74
によって検出された現像剤43の実際のトナー濃度が規
定値よりも大である場合には、つまり、トナーが過剰補
給である場合には、CPU67は比較器75からの出力
信号に基づいて現像剤中の過剰トナー量を算出する。そ
して、その後の原稿による画像形成に際しては、この過
剰トナー量が無くなるようにトナーを補給させるか、或
は過剰トナー量が消費されるまでトナーを補給せずに画
像を形成させ、即ち、トナー無補給で画像を形成して過
剰トナー量を消費させ、過剰トナー量が消費されたらト
ナー補給動作を前述の通り行なわせる等の制御を行な
う。
設けて所定のタイミングで感光体ドラム40上に参照画
像を形成することで、第1の現像剤濃度制御装置による
補給トナー量の誤差を補正することができ、トナー濃度
を初期設定値の許容範囲内に常時維持することができ
る。
式のレーザビームプリンタ等においては、画素の形成方
法を、写真、絵などのいわゆる「ベタ画像」と文字、線
などのいわゆる「ライン画像」とで変化させる場合があ
る。一例として、図4に示すように、レーザの走査方向
及び感光体ドラムの回転方向のいずれにも400dpi
(ドット/インチ)で1画素を形成する方法と、レーザ
の走査方向には200dpi、感光体ドラムの回転方向
には400dpiで1画素を形成する方法とがあり、本
明細書では前者(400×400dpi)を400線画
像方法と呼び、後者(200×400dpi)を200
線画像方法と呼ぶことにする。そして、文字、線のよう
な細部の表現を求める画像は解像性の高い400線画像
方法で形成するように、また、写真、絵などの階調性を
求める画像はドット変調可能な200線画像方法で形成
するように切り換え手段が設けられていることが多い。
このような場合、200線画像方法と400線画像方法
とでは、例えばフロロシアニン系のOPC(有機半導
体)の感光体ドラムにレーザビームによる画素形成を行
なった場合の結果を図5に示すように、同一ビデオカウ
ント数での消費トナー量が相違し、200線画像方法で
画像を形成した場合の方が消費トナー量が多くなる。
の内容からCPU67が1画素の形成を400線画像方
法で行なうか、200線画像方法で行なうかを決定し、
画素密度切り換えスイッチ77に指示する。これによっ
て画素密度切り換えスイッチ77はパルス幅変調回路3
5に画素密度切り換え信号を送り、変調パルス幅を20
0線画像用或は400線画像用に切り換えさせる。パル
ス幅変調回路35は、画素密度切り換え信号が200線
画像を指示するときには、画像信号処理回路34からの
同一濃度レベルの画素画像信号に対して、200線画像
での記録に対しては400線画像での記録用のパルス幅
の2倍の幅を有するパルスを出力する。一方、CPU6
7は、例えば図5に示すような400線画像及び200
線画像のビデオカウント数とトナー補給時間(補給量)
との対応関係を示す2つの換算テーブルを有し、200
線画像方法で1画素を形成すると判断したときにはそれ
に対応する換算テーブルを用いてカウンタ66で積算さ
れたビデオカウント数をトナー補給時間に換算し、ま
た、400線画像方法で1画素を形成すると判断したと
きにはそれに対応する換算テーブルを用いてビデオカウ
ント数をトナー補給時間に換算し、トナーを補給するよ
うにしている。
濃度信号と実画像濃度の非線型の関係(特性)を補正し
たが、変換テーブルの代わりにデータ演算器を設け、こ
のデータ演算器に0〜255レベルの入力データ(画像
濃度信号)Vに対してV′=kV(ただし、kは各レベ
ルに対して算出された比例定数)という関係式を持た
せ、演算により画像濃度信号と実画像濃度の特性に従っ
た画像濃度信号の変換を行なうようにしてもよい。例え
ば、図7に示した入力画像濃度信号V=70に対して比
例定数は1.14を与え、データ演算器にV′=1.1
4Vという関係式を持たせれば、データ演算器からの演
算後の画像濃度信号V′はV′=80となる。この比例
定数kは各画像濃度信号(0〜255レベル)毎に算出
し、演算器に持たせておく。
量(時間)を決定するためのビデオカウント数を算出す
る際に、画像濃度信号と実画像濃度の非線型の関係(特
性)を考慮した変換テーブル、データ演算器等の特性補
正手段を用いて、入力される画像濃度信号(各画素毎の
出力レベル)を実際の画像濃度特性に従った画像濃度信
号に変換してからビデオカウント数を算出するようにし
たので、このビデオカウント数をCPU67においてト
ナー補給量に換算したときに、実際のトナーの消費特性
に合致したトナー補給量が得られる。従って、高精度の
安定したトナーの補給が行なえ、現像剤のトナー濃度を
ほぼ一定に維持することができる。かくして、安定した
濃度の高画質の画像が得られるという利点がある。
成毎にトナーを補給したが、コピー数が所定枚数に達し
たとき毎に、或はビデオカウント数が所定値に達したと
き毎に、まとめてトナーの補給を行なってもよい。この
ように、まとめてトナーの補給を行なうと、例えば、図
1に示すようなトナー補給槽から搬送スクリューの回転
でトナーを補給する補給系を使用した場合には少量のト
ナーを補給するときに誤差が生じ易いから、誤差が入り
込む余地が少なくなり、補給精度がより一層向上すると
いう利点がある。
よって1枚の原稿全体を200線画像方法で形成するか
400線画像方法で形成するかを決定し、それに対応し
た換算テーブルを用いてビデオカウント数をトナー補給
時間に換算したが、1枚の原稿内で文字と写真というよ
うに異なるタイプの画像(ベタ画像とライン画像)が混
在している場合、原稿を読取った後、「ベタ画像」と
「ライン画像」を分離し、即ち、像域分離を行ない、2
00線画像のビデオカウント数と400線画像のビデオ
カウント数をそれぞれ算出し、これらビデオカウント数
を対応する換算テーブルでトナー補給時間にそれぞれ換
算し、両トナー補給時間を加算してトナー補給を行なう
ようにしてもよい。この場合には、より一層きめ細かな
画像の形成が行なえるという利点がある。
剤の実際のトナー濃度を測定するのに、感光体ドラム上
にパッチ画像を形成し、この画像の濃度を測定すること
によっていたが、キャリアとトナーの混合比率により見
掛けの透磁率を検知し、その出力の変化によって実際の
トナー濃度を検出して補正するインダクタンス検知方式
の現像剤濃度制御装置を第2の現像剤濃度制御装置とし
て使用しても良い。或は、現像スリーブ上等の現像剤に
直接光を照射し、その反射光を測定することによっても
現像剤の実際のトナー濃度を測定することができる。た
だし、トナーがカーボンブラックで黒色に着色されてい
る場合には、トナーとキャリアの分光反射率に大差がな
いので、この方法ではトナー濃度の検出精度が悪くな
り、好ましくない。
する。
る第2の実施例の画像形成装置の全体構成について説明
する。本実施例でも本発明を電子写真方式のディジタル
複写機に適用した場合を示すが、本発明が電子写真方式
や静電記録方式の他の種々の画像形成装置に等しく適用
できることは言うまでもない。
の画像はレンズ32によってCCD等の撮像素子33に
投影される。この撮像素子33は原稿画像を多数の画素
に分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信号を発生
する。撮像素子33から出力されるアナログ画像信号は
画像信号処理回路34に送られ、ここで各画素毎にその
画素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画像信号
に変換され、パルス幅変調回路35に送られる。
た第1の実施例のものと同様であり、入力される画素画
像信号毎に、そのレベルに対応した幅(時間長)のレー
ザ駆動パルスを形成して出力する。即ち、前述した図3
の(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対して
はより幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号
に対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素
画像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ
形成する。
ザ駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体レ
ーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光させ
る。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対しては
より長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短い
時間駆動されることになる。それ故、感光体ドラム40
は、次述の光学系によって、高濃度画素に対しては主走
査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に対して
は主走査方向により短い範囲が露光される。つまり、画
素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異なる。
従って、当然のことながら、高濃度画素に対するトナー
消費量は低濃度画素に対するそれよりも大である。な
お、本実施例でも低、中、高濃度画素の静電潜像は前記
図3の(d)にそれぞれL、M、Hで示す通りとなる。
36aは回転多面鏡37によって掃引され、f/θレン
ズ等のレンズ38及びレーザ光36aを像担持体たる感
光体ドラム40方向に指向させる固定ミラー39によっ
て感光体ドラム40上にスポット結像される。かくし
て、レーザ光36aは感光体ドラム40の回転軸とほぼ
平行な方向(主走査方向)にこのドラム40を走査し、
静電潜像を形成することになる。
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。その後、上述した画像情報信号に対応して変調され
たレーザ光で露光走査され、これによって画像情報信号
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像はトナ
ー粒子とキャリア粒子が混合された二成分現像剤43を
使用する現像器44によって反転現像され、可視画像
(トナー像)が形成される。ここで、反転現像とは、感
光体の光で露光された領域に、潜像と同極性に帯電した
トナーを付着させてこれを可視化する現像方法である。
このトナー像は2個のローラ45、46間に架張され、
図示矢印方向に無端駆動される転写材担持ベルト47上
に保持された転写材48に転写帯電器49の作用により
転写される。
担持ベルト47から分離されて図示しない定着器に搬送
され、永久像に定着される。また、転写後に感光体ドラ
ム40上に残った残留トナーはその後クリーナ50によ
って除去される。
形成ステーション(感光体ドラム40、露光器41、一
次帯電器42、現像器44等を含む)のみを図示する
が、カラー画像形成装置の場合には、例えばシアン、マ
ゼンタ、イエロー、及びブラックの各色に対する画像形
成ステーションが転写材担持ベルト47上にその移動方
向に沿って順次に配列され、各画像形成ステーションの
感光体ドラム上に原稿の画像を色分解した各色毎の静電
潜像が順次に形成され、対応する色トナーを有する現像
器で現像され、転写材担持ベルト47によって保持、搬
送される転写材48に順次に転写されることになる。
示するように、現像器44は感光体ドラム40に対向し
て配置されており、その内部は垂直方向に延在する隔壁
51によって第1室(現像室)52と第2室(撹拌室)
53とに区画されている。第1室52には矢印方向に回
転する非磁性の現像スリーブ54が配置されており、こ
の現像スリーブ54内にマグネット55が固定配置され
ている。現像スリーブ54はブレード56によって層厚
規制された二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナー
を含む)の層を担持搬送し、感光体ドラム40と対向す
る現像領域で現像剤を感光体ドラム40に供給して静電
潜像を現像する。現像効率、即ち潜像へのトナーの付与
率を向上させるために、現像スリーブ54には電源57
から直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が
印加されている。
像剤撹拌スクリュー58及び59が配置されている。ス
クリュー58は第1室52中の現像剤を撹拌搬送し、ま
た、スクリュー59は、後述する第1のトナー補給装置
Aのトナー容器101のトナー排出口101aから搬送
スクリュー102の回転によって供給されたトナーTと
既に現像器内にある現像剤43とを撹拌搬送し、トナー
濃度を均一化する。隔壁51には、図14における手前
側と奥側の端部において、第1室52と第2室53とを
相互に連通させる現像剤通路(図示せず)が形成されて
おり、上記スクリュー58、59の搬送力により、現像
によってトナーが消費されてトナー濃度の低下した第1
室52内の現像剤が一方の通路から第2室53内へ移動
し、第2室53内でトナー濃度の回復した現像剤が他方
の通路から第1室52内へ移動するように構成されてい
る。
の変化した現像剤濃度を補正するために、即ち、現像器
44に補給するトナー量を制御するために、前記画像信
号処理回路34の出力信号のレベルが画素毎にカウント
される。このカウントは、図13の実施例では次のよう
にして行なわれる。
号がANDゲート64の一方の入力に供給され、このA
NDゲートの他方の入力にはクロックパルス発振器65
からのクロックパルス(図3の(b)に示すパルス)が
供給される。従って、ANDゲート64からは図3の
(c)に示すようにレーザ駆動パルスS、I、Wの各々
のパルス幅に対応した数のクロックパルス、即ち、各画
素の濃度に対応した数のクロックパルスが出力される。
このクロックパルス数はカウンタ66によって積算され
る。しかして、このカウンタ66からのパルス積算信号
(積算クロックパルス数C1 )は、前記原稿31のトナ
ー像を1つ形成するために現像器44から消費されるト
ナー量に対応している。
67に供給すると共にRAM68に記憶する。CPU6
7は、このパルス積算信号C1 に基づき、現像器44か
ら消費される上記トナー量に見合う量のトナーTを第1
のトナー容器101から現像器に供給するのに要する搬
送スクリュー102の回転駆動時間を算出し、モータ駆
動回路69を制御して上記算出した時間の間だけモータ
104を駆動する。かくして、一般に、上記パルス積算
値が大であればモータ104の駆動時間はより長い時間
となり、上記パルス積算値が小であればモータ104の
駆動時間はより短い時間となる。
ー102に伝達され、搬送スクリュー102は第1のト
ナー容器101内のトナーTを搬送して現像器44に所
定量のトナーを補給する。このトナーの補給は1つの画
像の現像が終了する都度行なわれる。
稿の画像を光電変換して得た濃度情報により現像器にト
ナーを補給するのは、現像剤の実際のトナー濃度を検出
し、それに基づいてトナーを補給するのではなく、原稿
画像のビデオカウント数を補給量に換算し、消費量を予
測してトナーの補給を行なう予測補給であるので、前述
したように、消費系、補給系の変動による微小誤差が生
じることは避けられず、この微小誤差により現像器44
内の現像剤43のトナー濃度、つまりトナー粒子とキャ
リア粒子の混合比、が初期設定値(規定値)より除々に
ずれてくる。このずれを補正しないでおくと、トナー濃
度が初期設定値の許容範囲から大きくずれてしまう。
述したパッチ画像形成方式の第2の現像剤濃度制御装置
が設けられている。
る信号レベルを有する参照画像信号を発生する参照画像
信号発生回路72を設け、この発生回路72からの参照
画像信号を前記パルス幅変調回路35に供給し、上記予
め定められた濃度に対応するパルス幅を有するレーザ駆
動パルスを発生させる。このレーザ駆動パルスを半導体
レーザ36に供給し、このレーザ36をそのパルス幅に
対応する時間だけ発光させ、感光体ドラム40を走査す
る。(このときはカウンタ66は作動させない。)これ
によって、上記予め定められた濃度に対応する参照静電
潜像を感光体ドラム40上に形成し、この参照静電潜像
を現像器44により現像する。このようにして得られた
パッチ状の参照トナー像にLED等の光源73から光を
照射し、その反射光を光電変換素子74で受光する。こ
の光電変換素子74の出力信号は上記参照トナー像の濃
度に対応するから、結局この出力信号は現像器44内の
二成分現像剤の実際のトナー濃度に対応する。
75の一方の入力に供給される。この比較器75の他方
の入力には、基準電圧信号源76から、現像剤43の規
定トナー濃度(初期設定値におけるトナー濃度)に対応
する基準信号が入力されている。従って、比較器75は
規定トナー濃度と現像器内の実際のトナー濃度とを比較
することになるから、両入力信号の比較結果として、比
較器75は現像器44内の現像剤43の実際のトナー濃
度が規定値より大であることを指示する出力信号か、又
はトナー濃度が規定値より小であることを指示する出力
信号を発生する。なお、両入力信号に差がないときには
それを指示する出力信号を発生する。
される。CPU67は、本実施例では、比較器75から
の出力信号に基づいて次回のトナー補給動作を次のよう
に制御する。
のトナー濃度が規定トナー濃度と同じであった場合に
は、CPU67はRAM68に記憶されていた前記パル
ス積算信号C1 をキャンセルし、次の画像形成動作に伴
うトナー補給動作を前述の通り行なわせる。
た現像剤43の実際のトナー濃度が規定値よりも小であ
る場合には、つまり、トナーが補給不足である場合に
は、CPU67は不足分のトナーを現像器44に補給す
るように搬送スクリュー102を作動させる。即ち、比
較器75からの出力信号に基づいて、不足分のトナーを
現像器44に補給するに要するスクリュー回転時間を算
出し、モータ駆動回路69を制御してその時間だけモー
タ104を回転駆動し、不足分のトナーを現像器44に
補給する。そして、次の原稿による画像形成に際して
は、トナー補給動作を前述の通り行なわせる。
れた現像剤43の実際のトナー濃度が規定値よりも大で
ある場合には、つまり、トナーが過剰補給である場合に
は、CPU67は比較器75からの出力信号に基づいて
現像剤中の過剰トナー量を算出する。そして、その後の
原稿による画像形成に際しては、この過剰トナー量が無
くなるようにトナーを補給させる。本実施例では、次の
原稿による画像形成に際して、1つの画像当りのトナー
補給量を算出し、これらデータ(過剰トナー量と1画像
当りのトナー補給量)から、算出した過剰トナー量を消
費するのに相当するコピー枚数を算出し、このコピー枚
数分だけトナーを補給せずに画像を形成させる。即ち、
トナー無補給で上記算出したコピー枚数の画像を形成し
て過剰トナー量を消費させ、過剰トナー量が消費された
らトナー補給動作を前述の通り行なわせるように制御す
るものである。
設けて所定のタイミングで感光体ドラム40上に参照画
像を形成することで、ビデオカウント方式の第1の現像
剤濃度制御装置による補給トナー量の誤差を補正するこ
とができる。
複写行程中は第2の現像剤濃度制御装置によるトナー濃
度の補正を行なうことができないから、第1の現像剤濃
度制御装置による予測補給のみでトナー濃度を安定に保
つ必要がある。そして、トナー濃度を安定させる上で最
も重要な要件はトナー補給装置から現像器への補給トナ
ー量の誤差を小さくすること(実質的に無くすこと)、
換言すれば補給精度を向上させることである。
れるかについて説明する。最も補給精度が要求されるの
は最もトナー消費量(補給量)が多い場合である。つま
り、原稿画像がベタ画像でかつ設定可能な最大連続複写
枚数分複写を行なう場合が最も厳しい条件となる。ま
た、トナー濃度の許容範囲が狭いほど補給精度が厳しく
要求される。仮に、最大連続複写枚数を100枚とし、
トナー濃度の許容範囲を±1重量%とすると、トナー補
給精度は±5%程度要求されることになる。本発明者達
の行なった実験では、図15に示したような従来のトナ
ー補給装置では補給精度は±20〜30%程度であり、
従って、従来のトナー補給装置ではトナー濃度を安定に
保つことは実質的に困難である。特に、絶対補給量とし
ては、除々に低下する傾向がある。
像形成装置に使用されたトナー補給装置の一例について
図9を参照して説明する。
は第1のトナー補給装置Aと第2のトナー補給装置Bと
によって構成され、それぞれの機能も分離している。即
ち、従来のトナー補給装置においては補給現像剤である
ところのトナーを貯蔵することと、現像器に対して必要
量のトナーを補給することの2つの役割が1つのトナー
補給装置に課されていたが、本例においてはトナーの貯
蔵は第2のトナー補給装置Bが受け持ち、現像器に対す
るトナーの補給は第1のトナー補給装置Aが受け持つよ
うにその役割が分担されている。
容する第1のトナー容器101と、この容器内のトナー
Tを現像器44へ搬送する第1の搬送スクリュー102
と、容器内のトナーTの粉面(レベル面)Taを検知す
る粉面検知センサ103等により構成されている。ま
た、第2のトナー補給装置Bは、トナーTを貯蔵、収容
する大容量の第2のトナー容器111と、この容器内の
トナーを第1のトナー補給装置Aに搬送する第2の搬送
スクリュー112と、容器内のトナーの残量が少なくな
ったことを検知する残量検知センサ113と、容器内の
トナーをほぐす撹拌部材114等により構成されてい
る。
複写行程が始まると、前述したようにビデオカウント数
に基づいてトナー補給時間が算出され、算出した時間の
間だけ第1のモータ104が駆動され、駆動伝達部材を
介して第1の搬送スクリュー102が回転駆動され、第
1のトナー容器101内に収容されたトナーTの一部が
現像器44へ搬送、補給される。本例では、駆動伝達部
材は歯付きプーリ105、106及びタイミングベルト
107よりなるが、歯車伝達機構、モータのダイレクト
ドライブ、或はその他の既知の方法でも差し支えない。
より第1のトナー容器101内のトナーTの粉面Taは
低下する。それ故、現像器44へのトナーの補給が終了
した後、第2のトナー補給装置Bより粉面検知センサ1
03によって検知された減少した分のトナー量に対応す
る量のトナーを補給させる。例えば、粉面検知センサ1
03の検知出力を制御回路(図示せず)に供給し、この
制御回路から第2のモータ115に駆動信号を送って第
2のモータ115を所定時間駆動し、駆動伝達部材11
6、117、118を介して第2の搬送スクリュー11
2を所定時間回転駆動し、第2のトナー容器111内に
収容されたトナーTの所定量を第1のトナー補給装置A
のトナー容器101内へ搬送、補給し、第1のトナー補
給装置A内のトナー粉面Taを一定に保つようにする。
照してさらに説明する。
デオカウント数、即ちパルス積算信号C1 が決定され、
次のステップS12で現像器44へ直接トナーを補給す
るための第1の搬送スクリュー102を駆動する第1の
モータ104の回転駆動時間を決定する。その後、ステ
ップS13でプリント動作が開始され、現像、トナー消
費動作に連動してステップS14で第1の搬送スクリュ
ー102が回転駆動され、第1のトナー容器101内に
収容されたトナーTの一部が現像器44へ補給される。
トナー容器101内のトナーTの粉面Taは静かに低下
するため、補給量に与える影響は殆ど無いが、トナー容
量が少ない場合、粉面Taの変化が補給量に与える影響
が大きいのは前述した通りである。このため、粉面Ta
が低下するときに第2のトナー容器111からトナーの
補給を行なうと、補給トナーが落下するときに粉面Ta
を乱し、現像器44へ補給しているトナー量に影響を与
えてしまう恐れがある。それ故、ステップS15で現像
器44へのトナー補給動作が終了したか否かを判断し、
終了したら(YES)ステップS16で第2のトナー補
給装置Bより粉面検知センサ103によって検知された
減少した分のトナー量に対応する量のトナーを第1のト
ナー容器101内へ補給させる。
ー補給装置Aのトナー容器101内のトナーTの粉面T
aの高さを図示するaの範囲内に恒常的に保つことがで
きる。厳密に言えば、範囲aの高さ分粉面の高さが変化
することになるが、図示する容器底部より粉面検知セン
サ103の設置位置までの高さhをある程度の高さに設
定することにより、hに対するaの割合が小さくなる。
これにより、第1のトナー容器101内の下部のトナー
が受ける圧力の変動が小さくなり、かさ密度の変動は無
視できる程度の微小なものとなる。従って、高精度のト
ナー補給が行なえる。なお、撹拌部材114は第2の搬
送スクリュー112より駆動伝達部材であるギア11
9、120を介して駆動される。
ナー補給装置Aのトナー容器101内のトナーの粉面T
aは常時所定の範囲内に保持され、搬送スクリュー10
2の近傍のトナーが受ける圧力の変動を実質的に除去す
ることができるので、トナーのかさ密度が一定となる。
従って、第1のトナー補給装置Aから現像器44に補給
される同一時間でのトナー補給量は同じになり、安定し
たトナーの補給が行なえるから、補給精度が非常に高く
なり、たとえ連続複写行程中でも二成分現像剤のトナー
濃度を許容範囲内に保つことができる。
画像形成装置に使用されたトナー補給装置の他の例を示
す。第1のトナー容器101内のトナー粉面Taは、さ
らに詳細に検討した結果、図10に示すように現像器4
4へのトナーの補給によりトナー搬送方向の後部から低
下していく。このため、本例では第2のトナー容器11
1からの補給トナーを受け入れる第1のトナー容器10
1の受入口を図示するようにトナー搬送方向の前部の上
方に設け、トナー粉面Taが低下しているかさ密度変化
部分に第2のトナー容器111からの補給トナーが落下
しないようにしたものである。これによってトナー補給
による粉面Taのかさ密度変化部分に補給トナーが落下
してかさ密度をさらに乱してしまうという外因を除去す
ることができる。
ビデオカウント数に基づいて算出したトナー補給時間の
間だけ第1のモータ104と第2のモータ115を同時
的に駆動し、第1のトナー補給装置Aのトナー容器10
1から現像器44へトナーが補給されているときに第2
のトナー補給装置Bのトナー容器111から第1のトナ
ー容器101へ同時的にトナーを補給しても、現像器4
4へのトナー補給量に殆ど影響を与えないという利点が
ある。
装置と同じであるので、対応する部品、部材等に同一符
号を付してそれらの説明を省略する。
画像形成装置に使用されたトナー補給装置のさらに他の
例を示す。本例のトナー補給装置は図9に示したトナー
補給装置の第1のトナー容器101内に撹拌部材108
を設け、また、粉面検知センサ103の感知表面を清掃
するセンサワイパー109を設けた点で上述した図9の
トナー補給装置と相違するだけであるので、対応する部
品、部材等に同一符号を付して必要のない限りそれらの
説明を省略する。
給装置Bとは異なり、トナー容器101内のトナーTの
粉面Taの高さが低いので、トナーブリッジは発生しに
くい。しかしながら、上述したように第1のトナー容器
101内のトナー粉面Taは図10に示すように現像器
44へのトナーの補給によりトナー搬送方向の後部から
低下していく。このため、本例のトナー補給装置では撹
拌部材108を設け、この撹拌部材108を第1の搬送
スクリュー102により駆動伝達部材であるギア13
1、132を介して回転駆動し、トナー粉面Taが補給
によって低下していくときにこの粉面Taが水平状態に
保たれるようにしたものである。
体レベルセンサが一般的に使用されているが、しばしば
生じるトラブルはセンサ表面にトナーが付着してしま
い、粉面の検知ができなくなることである。トナーの付
着性やトナー容器の壁形状によってはこのトラブルが発
生するので、本例ではセンサワイパー109を設けてセ
ンサ表面を清掃し、粉面の検知不良が生じないようにし
ている。このセンサワイパー109も、本例では、第1
の搬送スクリュー102により駆動伝達部材であるギア
131、132を介して回転駆動するようにしている
が、センサワイパー109及び上記撹拌部材108の駆
動方法は第2のモータ115を駆動源とするものでもよ
いし、勿論、他の既知の駆動方法を用いてもよい。
てはセンサワイパー109は必ずしも設ける必要がな
い。
する。
ジタル複写機に適用した場合を示すが、本発明が電子写
真方式や静電記録方式の他の種々の画像形成装置に等し
く適用できることは言うまでもない。また、この第3の
実施例の画像形成装置の全体構成及びその動作態様、使
用される現像器の構成、さらには、潜像形成方法、ビデ
オカウント数の算出方法、トナー濃度制御方法等は上記
第2の実施例と同じであるので、図13、図14、図3
を参照して本実施例に関係する部分について説明する。
また、トナー補給装置も上記第2の実施例のものと同じ
であるので、図9、図12を参照してその関係部分につ
いて説明する。
置に使用されたトナー補給装置の動作について説明す
る。なお、その構成は図9に示された上記第2の実施例
のものと同じであるので説明を省略する。本例でも、駆
動伝達部材は歯付きプーリ105、106及びタイミン
グベルト107よりなるが、歯車伝達機構、モータのダ
イレクトドライブ、或はその他の既知の方法でも差し支
えない。
オカウント数に基づいてトナー補給時間が算出され、算
出した時間の間だけ第1のモータ104及び第2のモー
タ115が駆動され、駆動伝達部材を介して第1の搬送
スクリュー102及び第2の搬送スクリュー112が回
転駆動され、第1のトナー容器101内に収容されたト
ナーTの一部が現像器44へ搬送、補給されると共に、
第2のトナー容器111内に収容されたトナーTの一部
が第1のトナー容器101へ搬送、補給される。即ち、
本実施例では第1のトナー容器101から現像器44へ
トナーTが補給されると同時に、その減った分を補って
トナー粉面Taを一定に保つべく第2のトナー容器11
1から第1のトナー容器101へ同じ回転数及び、又は
同じ回転時間の駆動を与えるものである。
ナー容器111からの補給トナー量は絶対補給量に対し
て減少していく傾向があるため、ある一定量以上あれば
第1のトナー容器101から現像器44への補給量より
多くなることはない。この一定量に関しては、第2のト
ナー容器111に設けられた残量検知センサ113によ
り任意に設定できる。
101が小さく、大量のトナーを収容できないため、ト
ナー消費に対する粉面検知センサ103の結果を待つだ
けでは(粉面検知センサ103からの検知信号によって
トナーを補給すること)第1のトナー容器内のトナーが
激減してしまい、現像器44への補給量に悪影響を及ぼ
す場合などに対応することができる。即ち、第1のトナ
ー容器101から現像器44へトナーが補給されている
ときに第2のトナー容器111から第1のトナー容器1
01へトナーが補給されるから、第1のトナー容器内の
トナーが激減するというようなことはなくなる。そし
て、第2のトナー容器111からのトナー補給によって
もさらに不足する分については粉面検知センサ103の
結果に基づいて補給する。
ー補給装置Aのトナー容器101内のトナーTの粉面T
aの高さを図9に示すaの範囲内に恒常的に保つことが
できる。前述したように、厳密に言えば、範囲aの高さ
分粉面の高さが変化することになるが、図示する容器底
部より粉面センサ103の設置位置までの高さhをある
程度の高さに設定することにより、hに対するaの割合
が小さくなる。これにより、第1のトナー容器101内
の下部のトナーが受ける圧力の変動が小さくなり、かさ
密度の変動は無視できる程度の微小なものとなる。従っ
て、高精度のトナー補給が行なえる。実際には20mm
<h<50mmとすることにより特に良好な結果が得ら
れた。なお、第2のトナー補給装置Bの第2のモータ1
15は第1のトナー補給装置Aの粉面検知センサ103
がトナー粉面Taを検知したときに作動され、駆動伝達
部材116、117、118を介して第2の搬送スクリ
ュー112を駆動し、所定量のトナーを第1のトナー補
給装置Aへ補給する。また、撹拌部材114は第2の搬
送スクリュー112により駆動伝達部材であるギア11
9、120を介して駆動される。
ナー補給装置Aのトナー容器101内のトナーの粉面T
aは速やかに所定の範囲内に安定に保持され、搬送スク
リュー102の近傍のトナーが受ける圧力の変動を実質
的に除去することができるので、トナーのかさ密度が一
定となる。従って、第1のトナー補給装置Aから現像器
44に補給される同一時間でのトナー補給量は同じにな
り、安定したトナーの補給が行なえるから、補給精度が
非常に高くなり、たとえ連続複写行程中でも二成分現像
剤のトナー濃度を許容範囲内に保つことができる。
12に示す第2の実施例のトナー補給装置のように、第
1のトナー容器101内に撹拌部材108を設け、ま
た、粉面検知センサ103の感知表面を清掃するセンサ
ワイパー109を設ければ、同様の作用効果が得られ
る。
ナー補給装置Bとは異なり、トナー容器101内のトナ
ーTの粉面Taの高さが低いので、トナーブリッジは発
生しにくい。しかしながら、使用するトナーの流動性に
よってはトナーブリッジが発生する場合がある。このた
め、撹拌部材108を設け、この撹拌部材108を第1
の搬送スクリュー102により駆動伝達部材であるギア
131、132を介して回転駆動し、トナーブリッジの
発生を防止したものである。
体レベルセンサが一般的に使用されているが、しばしば
生じるトラブルはセンサ表面にトナーが付着してしま
い、粉面の検知ができなくなることである。トナーの付
着性やトナー容器の壁形状によってはこのトラブルが発
生するので、センサワイパー109を設けてセンサ表面
を清掃し、粉面の検知不良が生じないようにする。この
センサワイパー109も第1の搬送スクリュー102に
より駆動伝達部材であるギア131、132を介して回
転駆動するようにしているが、センサワイパー109及
び上記撹拌部材108の駆動方法は第2のモータ115
を駆動源とするものでもよいし、勿論、他の既知の駆動
方法を用いてもよい。なお、使用するトナー、容器の形
状によってはセンサワイパー109は必ずしも設ける必
要がない。
基づいて算出されたトナー補給時間の間だけ第1のモー
タ104及び第2のモータ115を駆動したが、第1の
トナー容器101の第1の搬送スクリュー102が駆動
されるとき、第2のトナー容器111の第2の搬送スク
リュー112は、除々にトナー量が減っていく分を見込
んで、10〜15%回転数を上げておくようにしてもよ
い。本発明者の実験結果から、初期の過剰補給の影響は
全く無く、絶対補給量に対して減少していく幅も抑えら
れるので、より一層リアルタイムで第1のトナー容器1
01内のトナー量を一定に保つことができるという利点
がある。
する。
る第4の実施例の画像形成装置の全体構成について説明
する。本実施例では本発明を電子写真方式のディジタル
複写機に適用した場合を示すが、本発明が電子写真方式
や静電記録方式の他の種々の画像形成装置に等しく適用
できることは言うまでもない。
の画像はレンズ32によってCCD等の撮像素子33に
投影される。この撮像素子33は原稿31の画像を多数
の画素に分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信号
を発生する。撮像素子33から出力されるアナログ画像
信号は画像信号処理回路34に送られ、ここで各画素毎
にその画素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画
像信号に変換され、パルス幅変調回路35に送られる。
と同様の動作をするもので、入力される画素画像信号毎
に、そのレベルに対応した幅(時間長)のレーザ駆動パ
ルスを形成して出力する。即ち、前述した図3の(a)
に示すように、高濃度の画素画像信号に対してはより幅
の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号に対して
はより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素画像信号
に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ形成す
る。
ザ駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体レ
ーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光させ
る。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対しては
より長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短い
時間駆動されることになる。それ故、感光体ドラム40
は、次述の光学系によって、高濃度画素に対しては主走
査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に対して
は主走査方向により短い範囲が露光される。つまり、画
素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異なる。
従って、当然のことながら、高濃度画素に対するトナー
消費量は低濃度画素に対するそれよりも大である。本実
施例でも低、中、高濃度画素の静電潜像は前記図3の
(d)にそれぞれL、M、Hで示すようになる。
36aは回転多面鏡37によって掃引され、f/θレン
ズ等のレンズ38及びレーザ光36aを像担持体たる感
光体ドラム40方向に指向させる固定ミラー39によっ
て感光体ドラム40上にスポット結像される。かくし
て、レーザ光36aは感光体ドラム40の回転軸とほぼ
平行な方向(主走査方向)にこのドラム40を走査し、
静電潜像を形成することになる。
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。その後、上述した画像情報信号に対応して変調され
たレーザ光で露光走査され、これによって画像情報信号
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像はトナ
ー粒子とキャリア粒子が混合された二成分現像剤43を
使用する現像器44によって反転現像され、可視画像
(トナー像)が形成される。ここで、反転現像とは、感
光体の光で露光された領域に、潜像と同極性に帯電した
トナーを付着させてこれを可視化する現像方法である。
このトナー像は2個のローラ45、46間に架張され、
図示矢印方向に無端駆動される転写材担持ベルト47上
に保持された転写材48に転写帯電器49の作用により
転写される。
ッチ77が設けられており、この画素密度切り換えスイ
ッチ77からの画素密度切り換え信号によってパルス幅
変調回路35を制御し、画素形成方法の違いに応じてパ
ルス幅変調回路35から出力されるパルス信号のパルス
幅を変化させる。即ち、本実施例では400線画像と2
00線画像であるので、パルス幅変調回路35は、画素
密度切り換え信号が200線画像を指示するときには、
画像信号処理回路34からの同一濃度レベルの画素画像
信号に対して、200線画像での記録に対しては400
線画像での記録用のパルス幅の2倍の幅を有するパルス
を出力する。
形成ステーション(感光体ドラム40、露光器41、一
次帯電器42、現像器44等を含む)のみを図示する
が、カラー画像形成装置の場合には、例えばシアン、マ
ゼンタ、イエロー、及びブラックの各色に対する4つの
画像形成ステーションが転写材担持ベルト47上にその
移動方向に沿って順次に配列され、各画像形成ステーシ
ョンの感光体ドラム上に原稿の画像を色分解した各色毎
の静電潜像が順次に形成され、対応する色トナーを有す
る現像器で現像され、転写材担持ベルト47によって保
持、搬送される転写材48に順次に転写されることにな
る。
写材担持ベルト47から分離されて図示しない定着器に
搬送され、定着されて永久像に変換される。また、転写
後に感光体ドラム40上に残った残留トナーはその後ク
リーナ50によって除去される。なお、現像器44は図
2に示した前記第1の実施例のものと同様の構成である
のでその説明を省略する。
の変化した現像剤濃度を補正するために、即ち、現像器
44に補給するトナー量を制御するために、前記画像信
号処理回路34の出力信号は画素濃度レベル毎にカウン
トされる。このカウントは、本実施例では次のようにし
て行なわれる。
号がANDゲート64の一方の入力に供給され、このA
NDゲートの他方の入力にはクロックパルス発振器65
からのクロックパルス(図3の(b)に示すパルス)が
供給される。従って、ANDゲート64からは図3の
(c)に示すようにレーザ駆動パルスS、I、Wの各々
のパルス幅に対応した数のクロックパルス、即ち、各画
素の濃度に対応した数のクロックパルスが出力される。
このクロックパルス数は各画素濃度に対応しているの
で、クロックパルス数毎にカウンタ66によってビデオ
カウント数が算出される。このカウンタ66からの各濃
度レベル毎のパルス積算信号C1 (ビデオカウント数)
はトナー補給時間に換算され、その積算時間が前記原稿
31のトナー像を1つ形成するために現像器44から消
費されるトナー量に対応している。
7に供給すると共にRAM68に記憶する。CPU67
はビデオカウント数とトナー補給時間との対応関係を示
す換算テーブルを各濃度レベル毎に有しており、入力さ
れたビデオカウント数に基づき、現像器44から消費さ
れる上記トナー量に見合う量のトナー63をトナー補給
槽60から現像器に供給するのに要する搬送スクリュー
62の回転駆動時間(即ち、トナー補給時間)を算出
し、モータ駆動回路69を制御して上記算出した時間の
間だけモータ70を駆動する。かくして、一般に、上記
ビデオカウント数が大であればモータ70の駆動時間は
より長い時間となり、上記ビデオカウント数が小であれ
ばモータ70の駆動時間はより短い時間となる。
前記搬送スクリュー62に伝達され、搬送スクリュー6
2はトナー補給槽60内のトナー63を搬送して現像器
44に所定量のトナーを補給する。このトナーの補給は
1つの画像の現像が終了する都度行なわれる。
ルの違いにより同じビデオカウント数でもトナー消費量
が相違するから、上記構成の現像剤濃度制御装置ではト
ナー補給誤差が生じ、安定した濃度の画像が得られな
い。一例をあげると、従来構成によると、A3サイズの
面積画像の50%デューティ(255レベルのうちの1
28レベル)のビデオカウント数とA4サイズの面積画
像の100%デューティ(255レベルのうちの255
レベル)のビデオカウント数は等しい。そのためトナー
補給時間は同じように制御される。しかし、現実には図
16で分かるように、同一面積で100%デューティ
(255レベル)のトナー消費量は50%デューティ
(128レベル)の1.4倍であり、単純に2倍とはな
り得ない。即ち、同一濃度レベルにおいてはトナー消費
量は画像面積に比例するが、異なる濃度レベルではその
濃度レベル毎の特性に応じた画像面積、即ちビデオカウ
ント数当たりのトナー消費量の関係から濃度レベル毎の
トナー補給時間を算出し、これら算出されたトナー補給
時間全体を積算することが必要である。
ル毎の、この場合は8ビット255レベルのビデオカウ
ント数に対するトナー消費量に当たるトナー補給時間の
テーブルを有する。また、さらには、各濃度レベル毎の
ビデオカウント数をカウントするカウンタ66は、積算
された各濃度レベルのビデオカウント数をトナー補給時
間に換算し、さらに各濃度レベル毎のトナー補給時間を
積算して、ある画像のトナー補給時間とし、トナーを補
給するようにしたものである。
稿の画像を光電変換し、信号処理して得た画素画像信号
の各画素毎の出力レベルを積算し、ビデオカウント数に
変換してこれを補給量に換算し、消費量を予測して現像
器44へトナーの補給を行なうのは、現像剤の実際のト
ナー濃度を直接検出し、それに基づいてトナーを補給す
るのとは異なり、あくまでも予測補給であるために、現
像器44へのトナー補給槽60からのトナー補給量や、
現像器44からのトナー消費量の予想値からの変化が生
ずると、また、消費系、補給系の変動により、現像器4
4内の現像剤43のトナー濃度、つまりトナー粒子とキ
ャリア粒子の混合比、が初期設定値(規定値)より除々
にずれてくる。このずれを補正しないでおくと、トナー
濃度が初期設定値の許容範囲から大きくずれてしまい、
トナー濃度が安定しない。
度制御装置を設け、この第2の現像剤濃度制御装置を所
定のタイミングで、例えばトナーの補給を行なったとき
毎に、或は1つのコピー動作の終了毎に、或はコピー数
が所定枚数に達したとき毎に、或はビデオカウント数が
所定値に達したとき毎に、等のタイミングで、作動させ
て感光体ドラム40上に参照画像を形成する。
所定のタイミングで感光体ドラム40上に参照画像を形
成することで、第1の現像剤濃度制御装置による補給ト
ナー量の誤差を補正することができる詳細な動作は前記
第1の実施例において詳述したので、ここではその説明
を省略する。
ャートを参照してさらに説明する。まず、原稿の複写を
行なうためにスタートボタンが押されると、ステップS
101で原稿が読取られ、原稿画像の各画素の濃度に対
応した光電変換信号が発生される。次いで、その原稿の
内容から、CPU67はステップS102において8ビ
ット0〜255レベルの濃度毎にビデオカウント数を算
出する。次に、ステップS103において、濃度レベル
毎に有するビデオカウント数に対するトナー補給時間を
決定する。各濃度レベル毎に決定されたトナー補給時間
をステップS104において積算し、1枚の画像当たり
のトナー補給時間を決定する。そして、ステップS10
5でコピー動作が開始され、前記した潜像形成、現像、
転写等の画像形成動作が実行される。1つのトナー像が
形成されると、ステップS106において次のトナー像
の形成前に、上記ステップS104で決定された回転数
だけスクリュー62を回転させてトナーを補給する。次
に、ステップS107で第2の現像剤濃度制御装置を作
動させ、参照画像を感光体ドラム40上に形成して上述
した動作を行なわせる。即ち、濃度レベル毎にテーブル
を使用してビデオカウント数をトナー補給時間に換算し
た予測補給量が正しかったか否かをチェックし、補給量
に誤差があるときにはこれを補正する上述したような適
正な処置を行なう。次に、ステップS108でコピー動
作が終了したか否かを判断し、終了していれば(YE
S)そのままスタートに戻り、また、コピー動作が終了
していなければ(NO)、ステップS105に戻ってコ
ピー動作を続行する。
濃度レベル毎にビデオカウント数からトナー補給時間を
算出し、この算出したトナー補給時間を積算することに
よって1つの画像のトナー補給時間を決定するようにし
たので、実際の潜像特性、現像特性に応じた高精度な安
定したトナーの補給が行なえ、現像剤のトナー濃度がほ
ぼ一定に保持できる。従って、安定した濃度の高画質の
画像が得られるという利点がある。
式のレーザビームプリンタ等においては、画素の形成方
法を、写真、絵などのいわゆる「ベタ画像」と文字、線
などのいわゆる「ライン画像」とで変化させる場合があ
る。一例として、前記図4に示すように、レーザの走査
方向及び感光体ドラムの回転方向のいずれにも400d
pi(ドット/インチ)で1画素を形成する400線画
像方法と、レーザの走査方向には200dpi、感光体
ドラムの回転方向には400dpiで1画素を形成する
200線画像方法とがある。そして、文字、線のような
細部の表現を求める画像は解像性の高い400線画像方
法で形成するように、また、写真、絵などの階調性を求
める画像はドット変調可能な200線画像方法で形成す
るように画素密度切り換えスイッチ77が設けられてい
ることが多い。このような場合、200線画像方法と4
00線画像方法とでは、例えばフロロシアニン系のOP
C(有機半導体)の感光体ドラムにレーザビームによる
画素形成を行なった場合の結果を前記図5に示すよう
に、同一ビデオカウント数での消費トナー量が相違し、
200線画像方法で画像を形成した場合の方が消費トナ
ー量が多くなる。従って、上記従来例のように画素毎の
ディジタル画像信号の出力レベルを積算したビデオカウ
ント数を一義的にトナー補給時間に換算してトナーを予
測補給したのでは補給誤差が生じ、安定した濃度の高画
質の画像が得られないという欠点があった。
の内容からCPU67が1画素の形成を400線画像方
法で行なうか、200線画像方法で行なうかを決定し、
画素密度切り換えスイッチ77に指示する。これによっ
て画素密度切り換えスイッチ77はパルス幅変調回路3
5に画素密度切り換え信号を送り、変調パルス幅を20
0線画像用或は400線画像用に切り換えさせる。ま
た、CPU67は、200線及び400線毎に各濃度レ
ベル毎のビデオカウント数に対するトナー補給時間(補
給量)のテーブルを有し、対応するテーブルを用いて各
濃度レベル毎のビデオカウント数をトナー補給時間に換
算し、それらを積算して一画像中のトナー補給時間を決
定し、トナーを補給させる。
の実際のトナー濃度を測定するのに、感光体ドラム上に
パッチ画像を形成し、この画像の濃度を測定することに
よっていたが、キャリアとトナーの混合比率により見掛
けの透磁率を検知し、その出力の変化によって実際のト
ナー濃度を検出して補正するインダクタンス検知方式の
現像剤濃度制御装置を第2の現像剤濃度制御装置として
使用しても良い。或は、現像スリーブ上等の現像剤に直
接光を照射し、その反射光を測定することによっても現
像剤の実際のトナー濃度を測定することができる。ただ
し、トナーがカーボンブラックで黒色に着色されている
場合には、トナーとキャリアの分光反射率に大差がない
ので、この方法ではトナー濃度の検出精度が悪くなり、
好ましくない。
する。
る第5の実施例の画像形成装置の全体構成について説明
する。本実施例は各々の色の現像剤毎に画像形成ステー
ションを設け、各画像形成ステーションにおいて像担持
体としての感光体ドラムに周知の画像形成プロセスにて
各色毎の可視画像を形成し、これら可視画像を外部から
供給される転写材に順次転写し、一括定着してカラー画
像を得る電子写真方式のディジタルカラー画像形成装置
に本発明を適用した場合を示すが、本発明が電子写真方
式や静電記録方式の他の種々の画像形成装置に等しく適
用できることは言うまでもない。
1、第2、第3及び第4の4つの画像形成ステーション
PM 、PC 、PY 及びPK を備え、また、その一側、即
ち図19の右側には給紙部(説明を簡単にするために給
紙カセット307のみを図示する)が、その反対側、即
ち図4の左側には定着器308がそれぞれ配設されてい
る。また、プリンタ本体内の前記給紙部から前記定着器
308に至る経路の下側には、転写材を搬送する無端状
の転写材搬送手段、本実施例では転写ベルト310が周
知の態様で複数のローラ間に架張されている。この転写
ベルト310は図示矢印で示す方向に駆動され、前記給
紙部を通じて送給される転写材を担持して、前述した各
画像形成ステーションPM 、PC 、PY 及びPK へと順
次搬送する。
及びPK は実質的に同一の構成を有し、通常のように図
示矢印方向に回転駆動される像担持体である感光体ドラ
ム304M、304C、304Y及び304Kを含み、
各感光体ドラムの周辺には、感光体ドラムを一様帯電す
る一次帯電器302M、302C、302Y及び302
K、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現
像器304M、304C、304Y及び304K、現像
された可視画像を転写材へ転写する転写帯電器310
M、310C、310Y及び310K、感光体ドラム上
に残存するトナーを除去するドラムクリーナ305M、
305C、305Y及び305Kがドラム回転方向に順
次配設されている。また、各感光体ドラム301M、3
01C、301Y及び301Kの上方には像露光装置3
03M、303C、303Y及び303Kがそれぞれ設
けられている。
が、現像器304Cにはシアン色のトナーが、現像器3
04Yにはイエロー色のトナーが、現像器304Kには
黒色のトナーがそれぞれ収容されている。前記像露光装
置303M、303C、303Y及び303Kは、本例
では、半導体レーザ、ポリゴンミラー、fθレンズ等か
らなり、カラー用CCDのような撮像素子によって多数
の画素に分解されて読み取られ、ディジタル信号に変換
されたそれぞれの色の画像に対応するディジタル画素信
号の入力を受けてこの信号に対応して変調されたレーザ
ビームを前記一次帯電器302M、302C、302Y
及び302Kと現像器304M、304C、304Y及
び304Kとの間でドラム母線方向に走査し、ドラム面
を露光して対応する色の静電潜像を形成するようになっ
ている。像露光装置303Mにはカラー画像のマゼンタ
成分像に対応する画素信号が、像露光装置303Cには
シアン成分像に対応する画素信号が、像露光装置303
Yにはイエロー成分像に対応する画素信号が、そして像
露光装置303Kにはブラック成分像に対応する画素信
号がそれぞれ入力される。また、第1の画像形成ステー
ションPM と給紙部との間には転写材を吸着するための
一対の吸着帯電器が転写ベルト310を挟んで対向設置
されている。一方、第4の画像形成ステーションPK と
定着器308との間には除電用帯電器が設けられてお
り、転写ベルト310に吸着されている転写材を分離す
るために交流電圧が印加される。
カセット307より転写ベルト310上に給紙された転
写材は静電吸着され、転写ベルト310の図示矢印方向
への移動に伴なって搬送される。転写材の搬送に伴な
い、第1の画像形成ステーションPM の感光体ドラム3
01Mにはマゼンタ画像が、第2の画像形成ステーショ
ンPC の感光体ドラム301Cにはシアン画像が、第3
の画像形成ステーションPY の感光体ドラム301Yに
はイエロー画像が、そして第4の画像形成ステーション
PK の感光体ドラム301Kにはブラック画像がそれぞ
れ分担されて形成される。これら画像は、転写ベルト3
10の移動によって転写材が第1〜第4の画像形成ステ
ーションPM 〜PK の感光体ドラム301M〜301K
の下部を順次に通過して定着部の方向へと搬送される間
に、各画像形成ステーションの転写帯電器306M、3
06C、306Y及び306Kにより転写材上に順次に
重ねて転写されてカラー画像が合成される。転写材は、
第4の画像形成ステーションPK を通過した後、交流電
圧が印加された除電用帯電器により除電され、転写ベル
ト310から分離される。転写ベルト310から分離さ
れた転写材は定着器308に送られ、この定着器308
で転写された画像が定着された後、転写材排出口からト
レイ309へと排出され、かくして1つの複写サイクル
が終了する。
304Y及び304Kには二成分現像剤のトナー濃度を
一定に制御するための現像剤濃度制御装置がそれぞれ使
用されている。本実施例では、マゼンタ、シアン、イエ
ローの色トナーをそれぞれ収容する現像器304M、3
04C、304Yには、前述したように、二成分現像剤
にLED等の光源から光を照射し、その反射光量をホト
ダイオードのような光電変換素子で受光してトナー濃度
を検出し、この検出結果に基づいてトナー濃度を一定に
保持する光学反射光量検出方式の現像剤濃度制御装置が
それぞれ設けられている。この光学反射光量検出方式の
現像剤濃度制御装置は、現像器内の二成分現像剤に直接
光源から光を照射し、その反射光量を光電変換素子で受
光して基準値と比較する点で、上記実施例において使用
された第2の現像剤濃度制御装置(感光体ドラム上に形
成したパッチ状の参照画像からの反射光量を受光して基
準値と比較する)と主として相違するだけであり、検出
結果に基づいてトナーを補給する構成及び動作態様は同
じであるので、その説明を省略する。
ックを使用するブラック現像器304Kには、前述した
理由により光学反射光量検出方式の現像剤濃度制御装置
が使用できないので、図1、図13、図17等を参照し
て前述した画素毎のディジタル画像信号の出力レベルを
積算し、トナーを予測補給するビデオカウント方式の現
像剤濃度制御装置が使用されている。
像剤濃度制御装置における現像剤のトナー濃度の変動要
因は大別すると消費系の問題と補給系の問題に分かれ
る。消費系の問題としては、例えば環境変化によりトナ
ーの持つ電荷(トリボ)が変化することにより、実際の
トナー消費量がビデオカウント数から換算した消費量
(補給量)と一致しなくなる等の問題が挙げられるが、
この問題は、温湿度と消費量との相関を予め調べ、温湿
度情報をフィードバックさせることにより補正すること
が可能であるので、解決できる。
ト数を基にして制御を行なっているのは補給時間(モー
タ等の駆動装置のオン時間)であり、補給量そのものを
制御しているわけではないので、同一の補給時間である
のに補給量がばらつくということである。補給量がばら
つくと設定補給量よりずれる(補給誤差が生じる)こと
になり、トナー濃度の変動に到る。この補給誤差の原因
として大きいものは、トナーの流動性によりスクリュー
のトナー搬送効率が大きく変化することが挙げられる。
トナーの流動性はトナーのかさ密度と密接に関連してお
り、その性状としては、かさ密度が高いと流動性が低下
し、その結果、搬送効率が低下して補給量が減り、一
方、かさ密度が低いとその逆になる傾向がある。
度は、トナー補給槽内におけるトナーの粉面高さや撹拌
部材による撹拌状況などにより影響を受け、大きく変動
する。さらに、放置などの経時的な要因で同じかさ密度
でも流動性が変化する場合もある。
像剤濃度制御装置によりトナーの予測補給を行なうブラ
ックトナーに関しては、トナー補給槽から現像器へ補給
されるトナー量に絶対的な精度が必要となるので、トナ
ー補給槽内からのトナーの補給誤差を小さくすること
(実質的に無くすこと)が必須の要件となる。
色トナーを収容する現像器304M、304C、304
Yにそれぞれトナーを補給するトナー補給装置は、例え
ば図21に示すような簡易な構成のトナー補給装置が使
用され、光学反射光量検出方式の現像剤濃度制御装置か
らのトナー濃度検出信号に基づいて対応する現像器へト
ナーを補給している。
ると、トナーTを貯蔵、収容するトナー容器401と、
この容器401内のトナーTを対応する現像器304M
又は304C又は304Yに搬送する搬送スクリュー4
02と、この搬送スクリュー402を駆動伝達部材40
3、404、405を介して回転駆動するモータ406
と、容器401内のトナーの残量が少なくなったことを
検知する残量検知センサ407と、容器401内のトナ
ーTをほぐす撹拌部材408等により構成されている。
なお、撹拌部材408は搬送スクリュー402より駆動
伝達部材であるギア409、410を介して駆動され
る。また、駆動伝達部材403、404、405は2個
の歯付きプーリとこれらプーリ間のタイミングベルトよ
りなるが、歯車伝達機構、モータのダイレクトドライ
ブ、或はその他の既知の方法でも差し支えない。
の現像剤濃度制御装置によって検出されたトナー濃度検
出信号は制御装置(CPU)に送られ、この制御装置に
おいて前述したようにトナー補給時間(補給量)が決定
され、モータ406に駆動信号を送ってこのモータ40
6を決定された時間の間駆動し、搬送スクリュー402
を所定時間の間回転駆動してトナーTの所定量を対応す
る現像器内へ搬送、補給するものである。
うに、トナー容器内のトナーのかさ密度の変化により搬
送スクリュー402にかかる圧力が変化し、トナー搬送
効率の変動により補給トナー量が変化するが、構成が簡
易であり、また、光学反射光量検出方式の現像剤濃度制
御装置によって二成分現像剤のトナー濃度を直接検出し
ているので、トナー濃度を±1.0重量%に維持するこ
とが可能である。
ント方式の現像剤濃度制御装置によりトナーの消費量を
予測してトナーを補給しているため、上述した理由によ
り、マゼンタ、シアン、イエローと同じ構成のトナー補
給装置を使用したのでは絶対的な精度を高めることがで
きない。
補給装置は、図20に示すように、第1のトナー補給装
置Aと第2のトナー補給装置Bとの二段構成とし、それ
ぞれの機能も分離させている。即ち、上記マゼンタ、シ
アン、イエローのトナー補給装置においては補給現像剤
であるところのトナーを貯蔵することと、現像器に対し
て必要量のトナーを補給することの2つの役割が1つの
トナー補給装置に課されていたが、ブラックのトナー補
給装置においてはトナーの貯蔵は第2のトナー補給装置
Bが受け持ち、現像器に対するトナーの補給は第1のト
ナー補給装置Aが受け持つようにその役割が分担されて
いる。
容する第1のトナー容器501と、この容器内のトナー
Tを現像器304Kへ搬送する第1の搬送スクリュー5
02と、容器内のトナーTの粉面(レベル面)Taを検
知する粉面検知センサ503等により構成されている。
また、第2のトナー補給装置Bは、トナーTを貯蔵、収
容する大容量の第2のトナー容器511と、この容器内
のトナーを第1のトナー補給装置Aに搬送する第2の搬
送スクリュー512と、容器内のトナーの残量が少なく
なったことを検知する残量検知センサ513と、容器内
のトナーをほぐす撹拌部材514等により構成されてい
る。
複写行程が始まると、前述したようにビデオカウント数
に基づいてトナー補給時間が算出され、算出した時間の
間だけ第1のモータ504が駆動され、駆動伝達部材を
介して第1の搬送スクリュー502が回転駆動され、第
1のトナー容器501内に収容されたトナーTの一部が
現像器304Kへ搬送、補給される。本例では、駆動伝
達部材は歯付きプーリ505、506及びタイミングベ
ルト507よりなるが、歯車伝達機構、モータのダイレ
クトドライブ、或はその他の既知の方法でも差し支えな
い。
とにより第1のトナー容器501内のトナーTの粉面T
aは低下する。それ故、現像器304Kへのトナーの補
給が終了した後、粉面検知センサ503によって検出し
た減少した分のトナー量に対応する量のトナーを第2の
トナー補給装置Bより補給させる。例えば、粉面検知セ
ンサ503の検知出力を制御回路(図示せず)に供給
し、この制御回路から第2のモータ515に駆動信号を
送って第2のモータ515を所定時間駆動し、駆動伝達
部材516、517、518を介して第2の搬送スクリ
ュー512を所定時間回転駆動し、第2のトナー容器5
11内に収容されたトナーTの所定量を第1のトナー補
給装置Aのトナー容器501内へ搬送、補給し、第1の
トナー補給装置A内のトナー粉面Taを一定に保つよう
にする。
ー補給装置Aのトナー容器501内のトナーTの粉面T
aの高さを図示するaの範囲内に恒常的に保つことがで
きる。厳密に言えば、範囲aの高さ分粉面の高さが変化
することになるが、図示する容器底部より粉面センサ5
03の設置位置までの高さhをある程度の高さに設定す
ることにより、hに対するaの割合が小さくなる。これ
により、第1のトナー容器501内の下部のトナーが受
ける圧力の変動が小さくなり、かさ密度の変動は無視で
きる程度の微小なものとなる。即ち、本実施例によれ
ば、第1のトナー補給装置Aのトナー容器501内のト
ナーの粉面Taは常時所定の範囲内に保持され、搬送ス
クリュー502の近傍のトナーが受ける圧力の変動を実
質的に除去することができるので、トナーのかさ密度が
一定となる。従って、第1のトナー補給装置Aから現像
器304Kに補給される同一時間でのトナー補給量は同
じになり、安定した高精度のブラックトナーの補給が行
なえるから、補給精度が非常に高くなり、ブラック現像
剤のトナー濃度を許容範囲内に保つことができる。な
お、撹拌部材514は第2の搬送スクリュー512より
駆動伝達部材であるギア519、520を介して駆動さ
れる。
タ、シアン、イエローのトナー濃度を許容範囲内に維持
するための現像剤濃度制御装置と、ブラックのトナー濃
度を許容範囲内に維持するための現像剤濃度制御装置と
の、それぞれのトナー材料等の問題から選択される現像
剤濃度検出手段の種類の違いに応じて適正なトナー補給
手段を使用するようにしたので、各色のトナーを高精度
に補給することができ、各色の複数の現像器の二成分現
像剤のトナー濃度を許容範囲内に確実に維持することが
できる。
してはビデオカウントカウント方式の現像剤濃度制御装
置と図20に示す二段構成のトナー補給装置とを組み合
わせてトナー濃度を制御したが、これに前述したパッチ
参照画像形成方式の第2の現像剤濃度制御装置をさらに
付加すれば、より一層ブラックトナーの補給精度が向上
する。なお、このパッチ参照画像形成方式の第2の現像
剤濃度制御装置の構成及び動作態様は図1、図13、図
17を参照して前述したので、ここでは説明を省略する
が、連続コピーモードではビデオカウント方式の第1の
現像剤濃度制御装置によるトナーの予測補給を行ない、
第2の現像剤濃度制御装置を所定のタイミングで、例え
ば1つのコピー動作の終了毎に、或はコピー数が所定枚
数に達したとき毎に、或はビデオカウント数が所定値に
達したとき毎に、等のタイミングで、作動させて感光体
ドラム上に参照画像を形成し、この参照画像からの反射
光量を検出して現像器内の現像剤の実際のトナー濃度を
検出し、トナー濃度を許容範囲内に維持するものであ
る。
に示したように二段構成にせず、図21に示したマゼン
タ、シアン、イエローのトナー補給装置と同じ構成と
し、トナー搬送スクリュー402の駆動を変化させて他
の色トナーの場合よりも補給精度を向上させてもよい。
即ち、ブラックのトナー補給装置は補給精度を上げるた
めにトナー粉面の位置により搬送スクリュー402の駆
動を変化させる。
十分あり、その粉面がTbであるときには搬送スクリュ
ー402にかかる圧力が大きいため、搬送スクリュー4
02の回転数を1.1〜1.2倍にする。また、トナー
粉面がTcのように減少してきたら搬送スクリュー40
2の回転数を1.0倍、即ち正規の回転数とする。この
ときの粉面を検知する手段としては前述した圧電式等の
粉体レベルセンサを使用すればよい。或は、複数個のト
ナー粉面検知センサをトナー容器401の所定のレベル
位置毎に設けてもよい。その他必要に応じて種々の変形
及び変更がなし得ることは言うまでもない。
方式のディジタル画像形成装置に適用した場合を示した
が、本発明は実施例以外の電子写真方式、静電記録方式
等の種々の複写機、プリンタ等の画像形成装置に等しく
適用できるものである。例えば、本発明は画像の濃淡表
現をディザ法で行なう画像形成装置にも適用できるし、
また、原稿のコピーではなく、コンピュータ等から出力
された画像情報信号によりトナー像を形成する画像形成
装置にも本発明は適用できる。勿論、前記したように、
本発明はカラー画像形成装置にも適用できる。この場合
には、無端移動する記録材担持体の進行方向に沿って前
述したような画像形成ユニットを各色毎に設ければよ
い。ただし、原稿の画像は色分解して各色毎の画像情報
信号を形成し、前述と同様にして各色毎にトナー補給を
制御すればよい。また、像担持体の周囲に複数の現像器
を配置する構成のカラー画像形成装置にも本発明は適用
できる。さらに、画像形成装置、現像装置、制御系、ト
ナー補給装置の構成等について必要に応じて種々の変形
及び変更がなし得ることは言うまでもない。
とキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体であっ
て、像担持体に形成された静電像を現像剤で現像する現
像剤担持体を備える現像器と、現像器へトナーを供給す
る第1のトナー容器と、第1のトナー容器へトナーを供
給する第2のトナー容器と、第1のトナー容器内のトナ
ー量を検知する検知手段と、現像器内の現像剤量に対す
るトナー量の比が所定レベルとなるように第1のトナー
容器から現像器へのトナーの供給動作を制御する制御手
段と、を有する現像装置において、検知手段の検知結果
に応じて第1のトナー容器内のトナー量が一定レベルと
なるように第2のトナー容器から第1のトナー容器への
トナーの供給動作を制御する第2の制御手段を有し、第
1のトナー容器から現像器へのトナー供給動作が終了し
た後、第2のトナー容器から第1のトナー容器へのトナ
ー供給動作が開始する構成とされるので、(1)トナー
容器としてトナーを貯蔵する役割と、現像器に対するト
ナーを補給する役割と、を分担し、第1のトナー容器内
のトナー量が一定レベルとなるように第2のトナー容器
から第1のトナー容器へのトナーの供給動作を制御する
ことにより、第1のトナー容器のトナーのかさ密度の変
動によって生じる第1のトナー容器から現像器へのトナ
ー供給量のばらつきを抑えることができる。しかも、
(2)第1のトナー容器から現像器へのトナー供給動作
が終了した後、第2のトナー容器から第1のトナー容器
へのトナー供給動作が開始することにより、両方のトナ
ー供給動作が全く重ならないため、第1のトナー容器へ
のトナー供給動作による第1のトナー容器のトナー粉面
の乱れによって現像器へのトナー供給量に誤差が生じる
ことを防止することができ、従って、現像器へのトナー
補給精度をより向上させることができる。との顕著な効
果を奏し得る。
置の全体構成を示す説明図である。
成を示す概略断面図である。
度情報をカウントする方法を説明する波形図である。
る。
数と消費トナー量との関係を示す特性図である。
示す特性図である。
像濃度信号に変換するための変換テーブルの一例を示す
図である。
明図である。
置に使用されたトナー補給装置の一例を示す概略構成図
である。
装置に使用されたトナー補給装置の他の例を示す概略構
成図である。
のフローチャートである。
装置に使用されたトナー補給装置のさらに他の例を示す
概略構成図である。
装置の全体構成を示す説明図である。
略構成を示す概略断面図である。
す説明図である。
性図である。
装置の全体構成を示す説明図である。
のフローチャートである。
装置の全体構成を示す説明図である。
ックの現像器に使用されたトナー補給装置の一例を示す
概略構成図である。
装置のマゼンタ、シアン、イエローの現像器に使用され
たトナー補給装置の一例を示す概略構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 トナーとキャリアを含む現像剤を担持す
る現像剤担持体であって、像担持体に形成された静電像
を現像剤で現像する現像剤担持体を備える現像器と、前
記現像器へトナーを供給する第1のトナー容器と、前記
第1のトナー容器へトナーを供給する第2のトナー容器
と、前記第1のトナー容器内のトナー量を検知する検知
手段と、前記現像器内の現像剤量に対するトナー量の比
が所定レベルとなるように前記第1のトナー容器から前
記現像器へのトナーの供給動作を制御する制御手段と、
を有する現像装置において、 前記検知手段の検知結果に応じて前記第1のトナー容器
内のトナー量が一定レベルとなるように前記第2のトナ
ー容器から前記第1のトナー容器へのトナーの供給動作
を制御する第2の制御手段を有し、前記第1のトナー容
器から前記現像器へのトナー供給動作が終了した後、前
記第2のトナー容器から前記第1のトナー容器へのトナ
ー供給動作が開始することを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記第2のトナー容器が収容するトナー
容量は、前記第1のトナー容器が収容するトナー容量よ
りも大きいことを特徴とする請求項1の現像装置。 - 【請求項3】 前記第2のトナー容器からトナーが供給
される前記第1のトナー容器の入口は、前記第1のトナ
ー容器においてトナーが早く低下していく部分と、水平
方向において異なる位置であることを特徴とする請求項
1又は2の現像装置。 - 【請求項4】 前記静電像を形成する画像信号の濃度レ
ベルに基づいて前記第1のトナー容器から前記現像器へ
のトナーの供給動作は制御されることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかの項に記載の現像装置。
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