JP2019049582A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の過不足を抑える様に現像剤の供給制御を行う。【解決手段】画像形成装置は、現像手段に現像剤を供給する供給手段と、第1画像データに対して、階調補正処理を含む画像処理を行って第2画像データを出力する手段と、第1画像データに基づき現像剤の消費量を示す第1カウント値をカウントする手段と、を含む第1コントローラと、第2画像データに基づき、画像信号を生成する手段と、第2画像データに基づき現像剤の消費量を示す第2カウント値をカウントする手段と、供給手段を制御して、現像剤の供給制御を行う制御手段と、を含む第2コントローラと、を備えており、第1コントローラは、制御手段に第1カウント値を通知し、制御手段は、供給制御の開始後、所定期間が経過するまでに第1カウント値が通知されないと、第2カウント値に基づき決定した第1現像剤量が現像手段に供給される様に供給手段を制御する。【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置におけるトナーの供給制御技術に関する。
特許文献1は、入力された画像データに対する画像処理を行うビデオコントローラと、画像処理後の画像データに基づき、電子写真プロセスにより記録材に画像を形成するエンジンコントローラと、を有する画像形成装置を開示している。エンジンコントローラは、ビデオコントローラから通知される印刷ジョブに関する情報と、画像形成装置に設けられたセンサからの情報に基づいて記録材に画像を形成する。ビデオコントローラを画像形成装置本体の機械的な構成とは切り離すことで、ビデオコントローラを複数の機種で共通に用いることができ、コストダウンが可能になる。
特許文献2は、ビデオコントローラが画素カウント値をカウントし、カウントした画素カウント値をエンジンコントローラに通知する構成を開示している。画素カウント値とは、形成する画像の各画素の画素値(階調)の積算値である。エンジンコンローラは、通知された画素カウント値に基づいて現像剤の消費量を判定して画像形成装置内の現像器へ現像剤の供給を行う。
画像形成装置の階調特性、つまり、画像データが示す階調と実際に形成される画像の階調(現像剤の濃度)との関係は、図17(A)の破線で示す様な理想的な特性ではなく、実線で示す様な特性を有する。このため、画素カウント値と実際の現像剤の消費量には乖離が生じる。特許文献2では、画素カウント値が実際の現像剤の消費量に近づく様に、画素カウント値の補正を行っている。
画像形成装置が図17(A)の実線で示す階調特性を有する場合に、画像データに基づきそのまま印刷を行うと、形成される画像の濃度は、画像データが示す濃度と異なることになる。このため、特許文献3は、形成される画像の階調と画像データが示す階調を一致させる様に、画像データの階調補正を行う構成を開示している。具体的には、画像形成装置の階調特性が図17(B)の点線で示すものである場合、図17(B)の一点鎖線で示す、画像形成装置の階調特性とは逆の特性を有するγルックアップテーブル(γLUT)を予め生成しておく。そして、γLUTに基づいて画像データを補正することで、画像形成装置が形成する画像の階調を、図17(B)の実線で示す様に画像データに一致させる。階調補正を行う場合、特許文献2に示されているような画素カウント値に対する補正を行わなくても画像データの画素カウント値と実際の現像剤の消費量とが一致することになる。
ところで、近年、エンジンコントローラにおける現像剤の供給制御の実施タイミングを、よりリアルタイムに行なうことが求められている。これは、画像形成装置の高速化により、単位時間当たりに消費され得る現像剤量が増加することに起因している。また、画像形成装置の小型化及びコストダウンのために現像器を小型化(小容量化)し、よって、現像器内に溜めておくことができる現像剤量が減少していることにも起因している。一般に、現像器内の現像剤量が少ないと、濃度の濃い画像を印刷する際に現像器内の現像剤の不足が生じ得る。また、現像器内の現像剤量が多いと、現像器内において現像剤が流動性を失って凝集し、これにより画像品質の低下や、現像器内部での詰まりが生じ易くなる。つまり、適切なタイミングで現像剤の供給制御を行って現像器の内部の現像剤量を適正範囲内に維持する必要がある。
なお、現像剤の供給制御の実施タイミングについては、1つの記録材への現像剤像の形成毎や、印刷枚数が所定枚数に達したときに行う方法が一般的であるが、画素カウント値が所定値に達したときに行う方法もある。また、特許文献4では、1つの記録材に形成する現像剤像を主走査方向及び副走査方向に分割し、より細かい間隔で現像剤の使用量を把握して現像剤の供給制御を行っている。
特開平11−004314号公報 特開平5−323791号公報 特開2011−257598号公報 特開2010−72178号公報
近年の画像形成装置は、マルチファンクション化されており、ドキュメントスキャナー(原稿画像読取装置)から入力される画像データ以外に、外部のコンピュータやFAX等、様々な方法で画像データの入力が行われる。また、画像データの入力は、複数のユーザ或いはプリントサーバ等から任意のタイミングで行われる。このため、ビデオコントローラは、予測できないタイミングで多くの処理を並行して行う必要がある。多くの処理を並行動作させる場面においては、ビデオコントローラでの処理に遅延が生じ、よって、ビデオコントローラからエンジンコントローラへの画素カウント値の通知の遅延が生じ得る。
こうした状況を回避する方法として、高性能なCPUを採用することが考えられるが、これは、画像形成装置のコストアップとなる。また、画素カウント値をビデオコントローラからエンジンコントローラへ送信し終わってから、対応する画像データの印刷を行なうことでトナーの補給を確実に行うことができるが、この場合には、画像形成装置のスループットが低下する。
さらに、エンジンコントローラにて画素カウントを行うことで、ビデオコントローラからエンジンコントローラへの画素カウント値の通知自体を不要にする方法も考えられる。しかしながら、画像データに対する階調補正を行なう画像形成装置においては、階調補正後の画像データに基づき画素カウントを行うことになり、画素カウント値が実際の現像剤の消費量を反映しなくなる。
また、エンジンコントローラにて画素カウントを行ない、かつ、エンジンコントローラにて階調補正を行う構成では、製品間で共通なビデオコントローラの処理ブロックをエンジンコントローラに設けることになる。この場合、複数の機種で共通に用いることのできるビデオコントローラでの処理が少なくなり、コストダウンの効果が損なわれる。
本発明は、現像剤の過不足を抑える様に現像剤の供給制御を行う画像形成装置を提供するものである。
本発明の一態様によると、画像形成装置は、感光体と、前記感光体を露光して前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像剤で現像して前記感光体に現像剤像を形成する現像手段と、前記現像手段に前記現像剤を供給する供給手段と、第1画像データに対して、少なくとも階調補正処理を含む画像処理を行って第2画像データを出力する画像処理手段と、前記第1画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第1カウント値をカウントする第1カウント手段と、を含む第1コントローラと、前記第2画像データに基づき、前記感光体に前記静電潜像を形成するための画像信号を生成して前記露光手段に出力する生成手段と、前記第2画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第2カウント値をカウントする第2カウント手段と、前記供給手段を制御して、前記現像手段への前記現像剤の供給制御を行う制御手段と、を含む第2コントローラと、を備えており、前記第1コントローラは、前記制御手段に前記第1カウント値を通知し、前記制御手段は、前記供給制御の開始後、所定期間が経過するまでに前記第1カウント値が通知されないと、前記第2カウント値に基づき決定した第1現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によると、現像剤の過不足を抑えることができる。
画像形成装置の構成図。 画像形成装置の制御構成図。 画像処理部及びPWM出力部の構成図。 ビデオコントローラでの処理のフローチャート。 ビデオコントローラでの処理のフローチャート。 ビデオコントローラでの処理のフローチャート。 第1画素カウント値の通知の様子を示すタイミングチャート。 第1画素カウント値の通知の様子を示すタイミングチャート。 エンジンコントローラでの処理のフローチャート。 現像剤供給制御のフローチャート。 現像剤供給制御のタイミングチャート。 現像剤供給制御のタイミングチャート。 現像剤供給制御のタイミングチャート。 第1画素カウント値に基づく現像剤供給制御のフローチャート。 第2画素カウント値に基づく現像剤供給制御のフローチャート。 画素カウント値に基づく現像剤消費量算出の説明図。 階調補正の説明図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置の構成図である。画像形成装置は、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する4つの画像形成部101Y、101M、101C、101Kを備えている。なお、各図において、参照符号の末尾のY、M、C及びKは、参照する部材が形成に係る現像剤像の色が、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックであることを示している。しかしながら、色を区別する必要が無い場合には、末尾のY、M、C及びKを除いた参照符号を使用する。画像形成部101の感光体102は、画像形成時、矢印a方向に回転駆動される。帯電装置103は、回転駆動される感光体102の表面を一様な電位に帯電させる。光走査装置104は、帯電された感光体102の表面を露光し、これにより感光体102に静電潜像を形成する。現像器105は、感光体102の静電潜像を現像剤で現像し、これにより、感光体102に現像剤像を形成する。補給装置130は、現像剤を収容する収容部131を有し、収容部131の現像剤を現像器105に供給する。
一次転写装置111は、一次転写バイアスを出力して、感光体102の現像剤像を、図中の矢印b方向に回転駆動される中間転写ベルト107に転写する。なお、各感光体102に形成された現像剤像を重ねて中間転写ベルト107に転写することで、フルカラーの現像剤像を中間転写ベルト107に形成することができる。クリーニング部106は、感光体102から中間転写ベルト107に転写されず、感光体102に残留した現像剤を回収する。中間転写ベルト107に形成された現像剤像は、中間転写ベルト107の回転により、二次転写装置112の対向位置へと搬送される。一方、給紙カセット120に格納されている記録材は、ローラ121、122、123、124により、二次転写装置112の対向位置へと搬送される。二次転写装置112は、二次転写バイアスを出力して、中間転写ベルト107に形成された現像剤像を記録材に転写する。記録材に転写されずに中間転写ベルト107上に残留した現像剤は、クリーニング部114により回収される。
現像剤像が転写された記録材は、搬送ベルト125により定着装置113へと搬送される。定着装置113は、記録材を加熱・加圧して、現像剤像を記録材に定着させる。現像剤像の定着後、記録材は、ローラ126、127により画像形成装置外へと排出される。また、中間転写ベルト107の対向位置には、中間転写ベルト107に形成された複数の階調の現像剤像を含むテストパターンを検出する濃度センサ116が設けられている。濃度センサ116によるテストパターンの検出結果に基づき、階調補正で使用するγLUTが作成・更新される。
図2は、画像形成装置100の制御構成を示す図である。ビデオコントローラ200のCPU201は、ビデオコントローラ200の各部を制御する。ROM202は、CPU201の起動プログラムを格納する。不揮発性記憶部206は、CPU201が実行する制御プログラム及び入力される画像データ等を格納する。RAM203は、CPU201により一時的なデータ等の格納のために使用される。ネットワークIF部207は、外部コンピュータ(不図示)との間で画像データの受け渡しを行ない、オプションIF部208は、不図示の原稿画像読取装置や、FAX回線との間で画像データの受け渡しを行う。
ネットワークIF部207又はオプションIF部208を介して入力された画像データは、画像圧縮伸張部209にて圧縮が行われた後、不揮発性記憶部206に格納される。なお、入力された画像データが、ページ記述言語(PDL:Page Discription Languate)である場合、RIP部210が、まず、ページ記述言語をラスターイメージデータに展開し、その後、画像圧縮伸張部209にて圧縮が行われる。また、画像圧縮伸張部209は、不揮発性記憶部206に記憶された画像データの伸張を行って、伸張後の画像データを画像処理部204に出力する。画像処理部204は、伸張後の画像データに対して画像処理を行う。画像処理部204による画像処理後、画像データは、エンジンコントローラ250のPWM出力部254に出力される。
エンジンコントローラ250のCPU251は、エンジンコントローラ250の各部を制御する。ROM252は、CPU251が実行する制御プログラムを格納し、RAM253は、CPU251による一時的なデータ等の格納のために使用される。PWM出力部254は、画像処理部204からの画像データに基づいてパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号を生成し、光走査装置104のレーザ駆動部2104に生成したPWM信号を送出する。なお、図の簡略化のため、図2は、1つのレーザ駆動部2104のみを示しているが、レーザ駆動部2104は、画像形成に使用する色毎に設けられる。レーザ駆動部2104は、画像信号であるPWM信号に基づき対応する光走査装置104の光源の点滅を制御して対応する感光体102を露光する。I/O部256は、供給制御部2130と接続されている。供給制御部2130は、収容部131を駆動するモータ2131を制御する。なお、図の簡略化のため、図2は、1組の供給制御部2130及びモータ2131のみを示しているが、供給制御部2130及びモータ2131の組は、画像形成に使用する色毎に設けられる。供給制御部2130は、CPU251の指示に従いモータ2131を駆動することで、収容部131を回転させ、これにより、収容部131内の現像剤が現像器105に供給される。なお、供給される現像剤の量は、モータ2131を駆動する時間に依存し、多く回転させる程、多くの現像剤が現像器105に供給される。
ビデオコントローラ200及びエンジンコントローラ250は、それぞれ三線式のシリアル通信IF205及び255を備えており、CPU201とCPU251はこれらを介してデータの送受信を行なう。ビデオコントローラ200からエンジンコントローラ250に対しては、主に入力された画像データのサイズや解像度、使用する用紙の種類(普通紙や厚紙等)といった、印刷ジョブに関する情報(以下、ページ情報)の通知が行われる。また、エンジンコントローラ250からビデオコントローラ200に対しては、画像形成装置が準備動作状態であるか印刷可能状態であるかといった装置の状態や、給紙カセット120内の用紙の有無や、収容部131の現像剤の有無といった消耗品の状態等の情報の通知が行われる。
図3は、ビデオコントローラ200の画像処理部204と、エンジンコントローラ250のPWM出力部254の構成図である。ビデオコントローラ200の不揮発性記憶部206に格納された、圧縮された画像データは、画像圧縮伸張部209にて伸張された後、画像処理部204の画像入力部301に入力される。色変換部302は、画像データが示すR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色の輝度値を、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の濃度値に変換する。
画素カウント部303は、Y、M、C、Kの色成分毎に、各画素の濃度値(画素値)を積算し、積算値を示す画素カウント値を不図示のレジスタに格納する。画素カウント部303は第1カウンタとして機能する。なお、以下の説明において、画素カウント部303による画素カウント値を第1画素カウント値(第1カウント値)と呼ぶものとする。本実施形態では、各画素の濃度は8bit(0〜255)で表される。例えば、Yの画像データの1画素目の濃度値が100で、2画素目の濃度値が50であれば、1画素目と2画素目の積算値は150となる。各色それぞれについて、このような画素値の積算を、既定の領域内の全ての画素に対して行う。なお、本実施形態においては、既定の領域を1つの記録材の領域とする。例えばA4(297mm×210mm)サイズで1200dpiの画像データの場合、14032画素×9921画素であるため、画素カウント部303は、14032×9921=139211472画素について濃度値の積算を行う。画素カウント部303は、既定の領域の画素のカウントを終えるとCPU201に割込み信号を送出する。CPU201は、この割込み信号をトリガとして不図示のレジスタから第1画素カウント値を読み出してCPU251に通知する。なお、画素カウントを行う所定の領域を、1つの記録材の領域を主走査方向及び副走査方向に分割した各領域とすることもできる。
階調補正処理部304は、画像データに対して階調補正処理を行なう。具体的には、階調補正処理部304は、γLUTを有し、このγLUTに基づき画像データを補正する。中間調生成部305は、階調補正処理後の1画素が8bit(0〜255)で表現される画像データに対して中間調処理を行ない、1画素の濃度が1bit(0〜1)の2値で表現される画像データに変換する。中間調処理としては、誤差拡散法やディザ法など様々な手法が知られているが、本発明ではいずれの方法を用いてもよい。バッファメモリ制御部306は、中間調処理後の各色の画像データを一時的に格納する。PWM出力部254は、CPU251の制御の下、画像リクエスト信号(VREQ)320をバッファメモリ制御部306に出力する。なお、画像リクエスト信号320は、色成分毎に出力され、対応する色成分の画像データの送信をビデオコントローラ200に要求する信号である。画像リクエスト信号320が送出されると、対応する色成分の画像データが、バッファメモリ制御部306からPWM出力部254に出力される。
エンジンコントローラ250の画素カウント部351は、Y、M、C、Kの色成分毎に、バッファメモリ制御部306から送出された画像データの画素カウントを、ビデオコントローラ200の画素カウント部303と同様の方法で行なう。画素カウント部351は第2カウンタとして機能する。なお、以下の説明において、画素カウント部351による画素カウント値を第2画素カウント値(第2カウント値)と呼ぶものとする。画素カウント部351は、第2画素カウント値を、不図示のレジスタに格納し、CPU251は、このレジスタから第2画素カウント値を読み出す。
ここで、第1画素カウント値は、階調補正処理前の画像データをカウントしたものであるが、第2画素カウント値は、階調補正処理後の画像データをカウントしたものである。したがって、上述した様に、第1画素カウント値は、画像の形成によって消費される現像剤量との相関関係が比較的強いのに対して、第2画素カウント値は、消費される現像剤量との相関関係が比較的弱くなる。画像処理部352は、光走査装置104の特性に応じた画像処理、例えば、各色の主走査方向の画像の位置合わせや倍率合わせ(レジストレーション)などの処理を行なう。PWM生成部353は、画像処理部352による処理後の画像データに基づいてPWM信号を生成する。
図4は、ビデオコントローラ200での処理を示すフローチャートである。画像形成装置100の主電源がONになると、ビデオコントローラ200は、S10で、ネットワークIF部207又はオプションIF部208からの印刷ジョブの入力を待つ。印刷ジョブが入力されると、画像圧縮伸張部209は、S11で、入力される画像データの圧縮を行なった上で不揮発性記憶部206に保存する。そして、ビデオコントローラ200の処理は、S12で2分岐する。つまり、一方では、S13で印刷動作を行いつつ、他方では、S10で、さらなる印刷ジョブを待ち受ける。このように、画像形成装置は、印刷動作を行なっている間も次の印刷ジョブを受付けることで、ユーザの利便性を高めている。
図5は、ビデオコントローラ200の印刷動作、つまり、図4のS13での処理の詳細を示すフローチャートである。ビデオコントローラ200は、S20で、不揮発性記憶部206から読み出した1ページ分の画像データの伸張を画像圧縮伸張部209により行う。ビデオコントローラ200は、S21で、画像の解像度や、記録材のサイズ及び種類(普通紙や厚紙等)といった、ページ情報をエンジンコントローラ250に通知する。次に、ビデオコントローラ200は、画像処理部204により、図3を用いて説明した一連の画像処理を画像データに対して行う。ビデオコントローラ200は、S23で、後続の記録材に印刷する画像があるかを判定し、後続の記録材に印刷する画像がある場合には、S20から処理を繰り返す。一方、後続の記録材に印刷する画像が無い場合、ビデオコントローラ200は、処理を終了する。
図6は、図5のS22の処理の詳細を示すフローチャートである。ビデオコントローラ200は、S30で、画像データの各画素に対して色変換を行なう。続いて、ビデオコントローラ200は、S31で、第1画素カウント値をカウントする。ビデオコントローラ200は、S32で、既定の領域のカウントが完了すると、S33で、第1画素カウント値を読み出してエンジンコントローラ250に通知する。一方、S33で、既定の領域のカウントが完了していないと、ビデオコントローラ200は、S34で、階調補正処理を行い、S35で中間調処理を行い、S36で、中間調処理後の画像データをバッファメモリ制御部306に格納する。ビデオコントローラ200は、S37で、1ページ分の画像処理を完了しているかを判定し、完了していない場合にはS30から処理を繰り返す。なお、図6の処理は、各色成分に対して個別に実施される。
図7は、ビデオコントローラ200とエンジンコントローラ250の動作の一例を示すタイミングチャートである。図7は、(n−1)ページ目、nページ目、(n+1)ページ目の3つのページの印刷の様子を示している。参照符号701は、ビデオコントローラ200の負荷を示しており、ここでは特段に大きな負荷はかかっていないことを示している。また、参照符号702は、ビデオコントローラ200からエンジンコントローラ250へのページ情報のページ毎の通知の様子を示している。また、参照符号703は、ビデオコントローラ200の画像処理部204が画像処理を行っている様子を示している。さらに、参照符号704は、ビデオコントローラ200からエンジンコントローラ250へ第1画素カウント値の通知の様子を示している。参照符号705は、エンジンコントローラ250がイエローの感光体102Yの露光を行っている様子を示している。エンジンコントローラ250は、ページ情報の通知を受けてから、既定の時間Ts後に露光を開始する。この既定の時間Tsは、ビデオコントローラ200における画像処理部204の画像処理に要する時間及び給紙カセット120に格納されている記録材を給送してから二次転写装置112の対向位置に記録材が到達する時間に基づいて決められる。マゼンタ、シアン及びブラックの感光体102M、102C及び102Kは、イエローの感光体102Yの露光開始から、それぞれ、時間td、2×td、3×tdだけ遅れて開始される。なお、時間tdは、隣接する感光体102間の距離を、中間転写ベルト107表面の移動速度で除した時間に対応する。なお、エンジンコントローラ250からビデオコントローラ200への画像リクエスト信号320の出力については図の簡略化のため省略している。
図8も、ビデオコントローラ200とエンジンコントローラ250の動作の一例を示すタイミングチャートである。参照符号711は、ビデオコントローラ200の負荷を示している。図8においては、斜線部にて、オプションIF部208を介して更なる印刷データを受信するといった、別の処理を並行して行っていることにより、ビデオコントローラ200の負荷が高くなっている。図8において、参照符号712、713、714は、それぞれ、図7と同様に、ページ情報の通知、画像処理、第1画素カウント値の通知を示し、参照符号715は、感光体102Yの露光を示している。ただし、図8によると、ビデオコントローラ200の負荷が高い間に実施される第1画素カウント値のカウントには遅れが生じ、よって、ページnに関する第1画素カウント値の通知が、図7より時間Δtvだけ遅れている。
図9は、エンジンコントローラ250による処理を示すフローチャートである。エンジンコントローラ250は、ビデオコントローラ200からページ情報が通知されると、S40で、画像形成装置100の各種アクチュエータを動作させて、印刷準備を行う。印刷準備が完了すると、先頭色であるイエローについては、S42Yで、画像形成を行う。一方、マゼンタ、シアン、ブラックについては、図7を用いて説明した様に、それぞれ、S41M、S41C、S41Kで、時間td、2×td、3×tdだけ待機する。そして、待機後、S42M、S42C、S42Kで、画像形成を行う。一つのページの印刷を終えると、エンジンコントローラ250は、S43で、ビデオコントローラ200から次のページに対するページ情報が通知されているかを判定する。次のページに対するページ情報が通知されていると、エンジンコントローラ250は、S40から処理を繰り返す。なお、最初のS40でアクチュエータは既に駆動しているので、繰り返し後のS40の処理は最初の時より短時間で終了する。また、S43で、次のページに対するページ情報が通知されていないと、エンジンコントローラ250は、S44で、最後に印刷した記録材の排出を待って、処理を終了する。
図10は、エンジンコントローラ250における一つのページに対する画像形成処理(図9のS42Y〜S43K)の間に行う現像剤供給制御のフローチャートである。エンジンコントローラ250は、画像リクエスト信号320の送信により、現像剤の供給制御を開始する。つまり、画像リクエスト信号320の送信が供給制御の開始タイミングである。エンジンコントローラ250のCPU251は、画像リクエスト信号320を受信すると、タイマの値を0に設定した後にタイマによる計測を開始する(S50)。次いで、CPU251は、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値が通知されたか否かを判定する(S51)。ステップS51においてビデオコントローラ200から第1画素カウント値が通知された場合、エンジンコントローラ250は、第1画素カウント値に基づき供給制御を実行する(S53)。そして、CPU251はタイマを停止して(S54)、現像剤供給制御の処理を終了させる。
一方、ステップS51において第1画素カウント値が通知されていなければ、CPU251はタイマにより計測された時間が所定時間Tuに達しているか否かを判定する(S52)。ステップS52においてタイマの計測時間が所定時間Tu未満であれば、CPU251は処理をステップS51へ移行する。
また、ステップS52においてタイマの計測時間が所定時間Tuに達した場合、CPU251は第2画素カウント値に基づく現像剤の供給を行う(S55)。そして、CPU251はタイマを停止して(S54)、現像剤供給制御を終了させる。
この様に、CPU251が画像リクエスト信号320を受信してから所定時間Tuが経過するまでの所定期間に第1画素カウント値が入力されなければ、CPU251は第2画素カウント値に基づいて供給制御を実施する。つまり、CPU251は、供給制御の開始後、第1画素カウント値が通知されずに所定時間Tuが経過した場合、第1画素カウント値の代わりに第2画素カウント値を用いて供給制御を実施する。なお、図10の処理は、現像器毎に実施される。
図11は、イエローに関し、時間Tuが経過した後に、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値の通知を受けた場合の現像器105Yへの現像剤供給のタイミングを示している。なお、Δtvは、ビデオコントローラ200の処理負荷による、第1画素カウント値の通知の基準タイミングからの遅れ時間である。なお、基準タイミングとは、ビデオコントローラ200の処理負荷が最も軽いときの第1画素カウント値の通知タイミングである。エンジンコントローラ250は、参照符号1010で示すタイミングにおいてイエローについての画像リクエスト信号320をビデオコントローラ200に送信する。そして、エンジンコントローラ250は、画像リクエスト信号320を送信したタイミングでタイマを起動する。エンジンコントローラ250は、時間Tuが経過した参照符号1011で示すタイミングにおいて、第2画素カウント値に基づき現像剤の供給を行う。その後、参照符号1012で示すタイミングにおいて、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値が通知されると、通知された第1画素カウント値に基づき現像剤の供給を行う。
図12は、イエローに関し、時間Tuが経過する前に、ビデオコントローラ200からの第1画素カウント値の通知を受けた場合の現像器105Yへの現像剤の供給のタイミングを示している。図12に示す様に、エンジンコントローラ250は、参照符号1010で示すタイミングにおいてイエローについての画像リクエスト信号320をビデオコントローラ200に送信する。そして、エンジンコントローラ250は、画像リクエスト信号320を送信したタイミングでタイマを起動する。エンジンコントローラ250は、時間Tuが経過する前の参照符号1012´で示すタイミングで、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値を受信する。エンジンコントローラ250は、第1画素カウント値の受信によりタイマを停止し、通知された第1画素カウント値に基づき現像剤の供給を行う。したがって、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給は行われない。
なお、図13に示す様に、1つの記録材への画像形成処理の間、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給が複数回、実行され得る様に構成することもできる。図13では、参照符号1101aで示すタイミングで時間Tuが経過することで、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給が行われている。また、参照符号1101aで示すタイミングでタイマはリセットされる。その後、参照符号1101bで示すタイミングで時間Tuが経過することで、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給が再度行われている。その後、参照符号1012´´で示すタイミングで、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値が通知され、これにより、第1画素カウント値に基づく現像剤の供給が行われている。なお、時間Tuは、現像器105の容量が小さいほど、或いは、画像形成装置100のスループットが高いほど、短く設けることで、現像器105内のトナーの量の変動量を抑え易くなる。
図14は、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給制御のフローチャートである。エンジンコントローラ250は、S60で、画素カウント部351内のレジスタ(不図示)から、第2画素カウント値を読み出す。エンジンコントローラ250は、S61で、第2画素カウント値に基づいて現像剤量_Eを決定する。現像剤量_Eは、例えば、図16(A)に示す様な、第2画素カウント値の値(カウント値)と現像剤の消費量との関係を用いて決定される。例えば、複数のカウント値に対応する現像剤の消費量(Eg1〜Eg4)を予め測定しておいてエンジンコントローラ250のROM252にデータとして格納しておく。そして、エンジンコントローラ250は、読み出した第2画素カウント値を含む二点の間を線形補間することで、現像剤量_Eを求める。現像剤量_Eの算出後、エンジンコントローラ250は、S62で、モータ2131の駆動時間を算出する。具体的には、モータ2131の単位駆動時間当たりに補給される現像剤量を予め実験等により求めておく。エンジンコントローラ250は、現像剤量_Eを、この単位駆動時間当たりに補給される現像剤量で除することで、駆動時間を算出する。エンジンコントローラ250は、S63で、モータ2131を、求めた駆動時間だけ駆動する。
なお、上述した様に、第2画素カウント値は、実際の現像剤消費量との相関が比較的低い。例えば、現像器105に適正量より多いトナーを供給してしまうと、現像器105のトナーを減らすために、記録材に印刷する画像とは別に現像剤像を形成し、クリーニング部で回収する等、不要な処理及び不要な現像剤の消費が生じ得る。このため、現像剤消費量の算出に際しては、図16(B)に示す様に、実験により得られた特性に0より大きく、かつ、1よりも小さい係数を適用することもできる。例えば、エンジンコントローラ250は、図16(A)の実線で示す特性で求めた現像剤量_Eに0より大きく、かつ、1よりも小さい係数を乗ずることで現像剤量_E´を求めることができる。また、図16(B)の一点鎖線で示す様に、予め、図16(A)の実線で示す特性を係数で補正した特性を使用することもできる。この場合、エンジンコントローラ250は、一点鎖線で示す特性により現像剤量_E´を求めて、現像剤量_E´を現像器105に供給する。これにより、現像器105の現像剤量が多くなり過ぎることを抑えることができる。
図15は、ビデオコントローラ200から通知された第1画素カウント値に基づく現像剤の供給処理のフローチャートである。エンジンコントローラ250は、S70で、ビデオコントローラ200から第1画素カウント値を取得すると、S71で、第1画素カウント値に基づき現像剤量_Vを求める。現像剤量_Vは、例えば、図16(C)に示す様な、第1画素カウント値の値と現像剤消費量との関係を用いて行う。例えば、複数のカウント値に対する現像剤消費量(Vg1〜Vg4)を予め測定しておいてエンジンコントローラ250のROM252にデータとして格納しておく。そして、エンジンコントローラ250は、通知された第1画素カウント値を含む二点の間を線形補間することで、現像剤量_Vを求める。
続いて、エンジンコントローラ250は、S72で、現像剤量_Vが現像剤量_Eより多い場合、現像剤量_Vから現像剤量_Eを差し引くことで、現像剤量_Vの補正値としての現像剤量_Vcを算出する。なお、第2画素カウント値に基づく現像剤の供給を行っていない場合には、現像剤量_Eは0であり、補正後の現像剤量_Vcは、現像剤量_Vと同じ値である。その後、エンジンコントローラ250は、S73及びS74で、図14のS62及びS63と同様の処理を行う。なお、第1カウント値に基づく現像剤量が第2カウント値に基づく現像剤量以下の場合、つまり、現像剤量_Vが現像剤量_E以下である場合、S73、S74は省略される。つまり、S73、S74での現像剤の供給は行われない。
以上、本実施形態では、階調処理前の画像データに基づく第1カウント値と、階調処理後の画像データに基づく第2カウント値の両方をカウントする。したがって、第1カウント値の取得が遅れた場合でも、エンジンコントローラ250は、第2カウント値に基づく現像剤の供給を行うことができ、現像剤の過不足を抑えることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102Y〜102K:感光体、104Y〜104K:光走査装置、105Y〜105K:現像器、130Y〜130K:供給装置、200:ビデオコントローラ、250:エンジンコントローラ

Claims (13)

  1. 感光体と、
    前記感光体を露光して前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像を現像剤で現像して前記感光体に現像剤像を形成する現像手段と、
    前記現像手段に前記現像剤を供給する供給手段と、
    第1画像データに対して、少なくとも階調補正処理を含む画像処理を行って第2画像データを出力する画像処理手段と、前記第1画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第1カウント値をカウントする第1カウント手段と、を含む第1コントローラと、
    前記第2画像データに基づき、前記感光体に前記静電潜像を形成するための画像信号を生成して前記露光手段に出力する生成手段と、前記第2画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第2カウント値をカウントする第2カウント手段と、前記供給手段を制御して、前記現像手段への前記現像剤の供給制御を行う制御手段と、を含む第2コントローラと、
    を備えており、
    前記第1コントローラは、前記制御手段に前記第1カウント値を通知し、
    前記制御手段は、前記供給制御の開始後、所定期間が経過するまでに前記第1カウント値が通知されないと、前記第2カウント値に基づき決定した第1現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記所定期間が経過した後に前記第1カウント値が通知されると、前記第1カウント値に基づき決定した第2現像剤量が前記第1現像剤量より多い場合、前記第1現像剤量と前記第2現像剤量との差である第3現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定期間が経過した後に前記第1カウント値が通知され、前記第1カウント値に基づき決定した第2現像剤量が前記第1現像剤量以下であると、前記第1カウント値に基づく前記現像剤の前記現像手段への供給を行わないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記所定期間が経過するまでに前記第1カウント値が通知されると、前記第1カウント値に基づき決定した第2像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記供給制御の開始後、前記第1カウント値が通知されるまで、前記所定期間が経過する度に、前記第2カウント値に基づき前記現像手段に前記現像剤の供給を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2コントローラは、前記第1コントローラに前記第2画像データの出力を要求し、
    前記供給制御の開始タイミングは、前記第2コントローラが、前記第1コントローラに前記第2画像データの出力を要求したタイミングであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1カウント値は、前記第1画像データが示す各画素の画素値の積算値であり、
    前記第2カウント値は、前記第2画像データが示す各画素の画素値の積算値であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1カウント値と前記現像手段による前記現像剤の消費量との関係を示す第1情報と、前記第2カウント値と前記現像手段による前記現像剤の消費量との関係を示す第2情報と、を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2情報と前記第2カウント値とで求められる前記現像剤の消費量に0より大きく、かつ、1より小さい係数を乗ずることで前記第1現像剤量を求めることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 感光体と、
    前記感光体を露光して前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像を現像剤で現像して前記感光体に現像剤像を形成する現像手段と、
    前記現像手段に前記現像剤を供給する供給手段と、
    第1画像データに対して、少なくとも階調補正処理を含む画像処理を行って第2画像データを出力する画像処理手段と、
    前記第2画像データに基づき、前記感光体に前記静電潜像を形成するための画像信号を生成して前記露光手段に出力する生成手段と、
    前記第1画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第1カウント値をカウントする第1カウント手段と、
    前記第2画像データに基づき前記現像手段による前記現像剤の消費量を示す第2カウント値をカウントする第2カウント手段と、
    前記第1カウント値と前記第2カウント値とを取得する様に構成され、取得した前記第1カウント値又は前記第2カウント値に基づき、前記供給手段を制御して、前記現像手段への前記現像剤の供給制御を行う制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記供給制御の開始後、前記第2カウント値より前記第1カウント値を先に取得した場合、前記第1カウント値に基づき決定した現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記供給制御の開始後、前記第1カウント値より1つ以上の前記第2カウント値を先に取得した場合、前記1つ以上の前記第2カウント値に基づき決定した第1現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御し、前記第1カウント値を取得すると、前記第1カウント値に基づき決定した第2現像剤量が前記第1現像剤量より多い場合、前記第1現像剤量と前記第2現像剤量との差である第3現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記供給制御の開始後、前記第1カウント値より複数の前記第2カウント値を先に取得した場合、複数の前記第2カウント値それぞれを取得した際に、各第2カウント値に基づき決定した各第4現像剤量が前記現像手段に供給される様に前記供給手段を制御し、前記第1現像剤量は、前記各第4現像剤量の和であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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