JP5721648B2 - 画像形成装置およびトナー量制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびトナー量制御方法に関するものである。
プリンター、複合機などといった電子写真方式の画像形成装置は、トナーカートリッジからトナーを取り出して画像を形成する。このような電子写真方式の画像形成装置には、トナー消費量を測定するものがある。通常、トナー消費量は、画像データや、トナーをトナーカートリッジから搬送する装置の動作回数などから、間接的に測定される(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の装置では、トナー消費量が所定の値に達するまでの期間においては、トナーを搬送する装置の動作回数および動作時間に基づいてトナー消費量が計算され、トナー消費量が所定の値に達した後の期間においては、トナーを搬送する装置の動作回数および動作時間に基づき計算されるトナー消費量を、画像内のドット数や画像データのデータ値に基づき計算されるトナー消費量で補正する。
特開2005−173088号公報
電子写真方式の画像形成装置では、トナーや感光体ドラムの帯電特性の変化に起因してトナー消費量が変動するため、上述のようにしてトナー消費量を計算する方法では、トナー消費量の計算値に誤差が生じてしまう。
また、トナー消費量が正確に計算されたとしても、トナーや感光体ドラムの帯電特性の変化に起因してトナー消費量が増加した場合、トナーイールド要件(1トナーカートリッジあたりでの標準印刷可能枚数)を満たさなくなる可能性があるので、トナー消費量の測定とともに、無駄なトナー消費を避けるようにトナー消費量を制御することが望まれる。
さらに、トナーを搬送する装置の動作回数および動作時間に基づきトナー消費量を計算する場合、トナー残量が多いときにはトナー消費量を正確に測定できるものの、トナー残量が少なくなると誤差が生じやすくなる。さらに、画像内のドット数や画像データのデータ値に基づきトナー消費量を計算する場合、画像の内容や、画像データの値に対応するトナー濃度の再現特性のばらつきや変化などによってトナー消費量が変動するため、正確にトナー消費量を測定することが困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、トナー消費量を正確に測定するとともに無駄なトナー消費を避けるようにトナー消費量を制御する画像形成装置およびトナー量制御方法を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像形成装置は、感光体と、感光体上で走査される光線をパルス幅制御して静電潜像を形成する露光装置と、その静電潜像をトナーで現像する現像装置と、第1計算方法でトナー消費量を計算する第1計算部と、所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算する第2計算部と、第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、第2計算方法の計算式におけるパラメーターの値を計算する第3計算部と、パラメーターの値に応じて、露光装置による光線のパルス幅を設定するパルス幅設定部とを備える。そして、第1計算部は、第1計算方法において、トナーカートリッジからトナーを搬送するトナー搬送部の動作回数または動作時間に基づいてトナー消費量を計算し、切換条件は、第1計算方法で計算されたトナー消費量の積算値が所定の閾値に達することであり、第2計算部は、第2計算方法において、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と複数の画素属性のそれぞれについての変換係数としてのパラメーターと積和に基づいてトナー消費量を計算し、第3計算部は、複数の画素属性のうちの特定の画素属性についてのパラメーターの値を計算する。さらに、パルス幅設定部は、特定の画素属性についてのパラメーターの値に応じて、特定の画素属性を有する画素についての光線のパルス幅を、記第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるように設定する。
これにより、第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるようにパルス幅が制御され、このパルス幅の制御によって無駄なトナー消費が抑制される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、上述の複数の画素属性は、文字属性および階調属性を含み、上述の特定の画素属性は、文字属性を含む。そして、パルス幅設定部は、文字属性を有しエッジに属する画素についてのパルス幅を、パラメーターの値に応じて設定する。
これにより、第2計算方法で、エッジ効果が発生する文字属性領域のエッジでのトナー消費量が正確に計算されるとともに、そのエッジでの無駄なトナー消費が抑制される。また、トナーの消費特性の異なる文字属性および階調属性に分けてパラメーターの値が特定されるため、トナー残量が少なくなったときにも、第2計算方法でトナー消費量が正確に特定される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、上述の複数の画素特性における階調属性についての上述のパラメーターの値を固定させた条件下で、第2計算部は、残りの1または複数の画素属性についてのデータ値とその残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターとに基づいてトナー消費量を計算し、第3計算部は、1または複数の測定期間のそれぞれにおいて計算されたその残りの1または複数の画素属性についてのデータ値と、上述の1または複数の測定期間のそれぞれにおいて第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、その残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターの値を計算する。
これにより、トナー濃度の階調特性についての濃度補正(つまり、階調キャリブレーション)を行う画像形成装置において、階調属性の画素については、その濃度補正の結果に基づくパラメーター値を使用することで、より正確にトナー消費量が測定される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、第2計算部は、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と複数の画素属性のそれぞれのついてのパラメーターとに基づいてトナー消費量を計算する。そして、第3計算部は、複数の測定期間のそれぞれにおいて計算された複数の画素属性についてのデータ値と、複数の測定期間のそれぞれにおいて第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、複数の画素属性のそれぞれについての前記パラメーターの値を計算する。
これにより、各画素属性に分けてパラメーターの値が特定されるため、トナー残量が少なくなったときにも、第2計算方法でトナー消費量が正確に特定される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、上述の所定の閾値は、トナー供給時間とトナー消費量の積算値とが略比例する範囲内の値である。
これにより、トナー残量に拘わらずトナー消費量が正確に測定される。
本発明に係るトナー量制御方法は、第1計算方法でトナー消費量を計算するステップと、所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算するステップと、第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、第2計算方法の計算式におけるパラメーターの値を計算するパラメーター値計算ステップと、パラメーターの値に応じて、露光装置による光線のパルス幅を設定するパルス幅設定ステップとを備える。そして、第1計算方法において、トナーカートリッジからトナーを搬送するトナー搬送部の動作回数または動作時間に基づいてトナー消費量を計算し、切換条件は、第1計算方法で計算されたトナー消費量の積算値が所定の閾値に達することであり、第2計算方法において、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と複数の画素属性のそれぞれについての変換係数としてのパラメーターと積和に基づいてトナー消費量を計算し、パラメーター値計算ステップにおいて、複数の画素属性のうちの特定の画素属性についてのパラメーターの値を計算する。さらに、パルス幅設定ステップでは、特定の画素属性についてのパラメーターの値に応じて、特定の画素属性を有する画素についての光線のパルス幅を、第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるように設定する。
これにより、第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるようにパルス幅が制御され、このパルス幅の制御によって無駄なトナー消費が抑制される。
本発明によれば、画像形成装置においてトナー消費量が正確に測定されるとともに無駄なトナー消費を避けるようにトナー消費量が制御される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図3は、図2における演算処理装置内のデータフローを説明するブロック図である。 図4は、トナー搬送部の動作時間の積算値と、単位動作時間あたりのトナー搬送部によるトナー供給量との関係を説明する図である。 図5は、実施の形態1に係る画像形成装置によるトナー消費量の計算について説明するフローチャートである。 図6は、実施の形態2において設定される複数の測定期間の一例を示す図である。 図7は、実施の形態2に係る画像形成装置によるトナー消費量の計算について説明するフローチャートである。 図8は、実施の形態2におけるパラメーターの値の計算方法を説明する図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび現像装置3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。感光体ドラム1a〜1dは、例えばアモルファスシリコン製である。
露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光線をそれぞれ照射し、感光体ドラム1a〜1d上でそのレーザー光線を走査し、そのレーザー光線をパルス幅制御して静電潜像を形成する装置である。レーザー光は、感光体ドラム1a〜1dの回転方向(副走査方向)に垂直な方向(主走査方向)に走査される。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、およびそのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を含むレーザースキャニングユニットを有する。
さらに、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、スコロトロン等の帯電器、クリーニング装置、除電器などが配置されている。クリーニング装置は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1d上の残留トナーを除去し、除電器は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1dを除電する。
現像装置3a〜3dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーがそれぞれ充填されるトナーカートリッジと、トナーカートリッジ内のトナーホッパーから搬送されてくるトナーを感光体ドラム1a〜1dへ付着させる現像ユニットとを有し、そのトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。トナーは、図示せぬモーターなどの駆動装置によって動作するトナー搬送部によって、トナーホッパーから現像ユニットへ搬送される。
感光体ドラム1a、露光装置2a、および現像装置3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2b、および現像装置3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2c、および現像装置3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2d、および現像装置3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー画像を1次転写される環状の像担持体(中間転写体)である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
転写ローラー6は、搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の転写後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。
センサー8は、中間転写ベルト4に光線を照射し、中間転写ベルト4の表面またはその表面上のトナーパターンからの反射光を検出する。例えば、センサー8は、階調キャリブレーションの際に、中間転写ベルト4の所定の領域に光線を照射しその反射光を検出し、その光量に応じた電気信号を出力する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。図2に示すように、この画像形成装置は、通信装置11と、演算処理装置12と、印刷装置13とを備える。
通信装置11は、ネットワークや周辺機器インターフェイスを介してホスト装置に接続可能であって、所定の通信プロトコルでデータ通信を行う装置である。
また、演算処理装置12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、図示せぬ記憶装置、ROMなどからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
また、印刷装置13は、図1に示すような機械的構成で原稿画像を印刷する内部デバイスである。
画像形成装置の起動後に、各種プログラムが演算処理装置12により適宜実行される。この実施の形態では、演算処理装置12により、図示せぬオペレーティングシステム、通信処理部21、印刷要求処理部22、画像処理部23、コントローラー24、トナー消費量計算部25などの処理部が実現される。
図3は、図2における演算処理装置12内のデータフローを説明するブロック図である。
通信処理部21は、通信装置11を制御してホスト装置などとデータ通信を実行する処理部である。例えば、通信処理部21は、ホスト装置から印刷要求としての原稿データを受信する。
また、印刷要求処理部22は、操作パネルに対するユーザー操作に基づく印刷要求やホスト装置から供給される印刷要求を受け付け、その要求に応じた印刷ジョブを実行させる。例えば、ホスト装置から、PDL(Page Description Language)、PDF(Portable Document Format)などの所定のデータ形式の原稿データが印刷要求として受信されると、印刷要求処理部22は、その原稿データから画像データを生成する。この画像データは、ビットマップデータであり、ホスト装置からビットマップデータの原稿データが受信されると、印刷要求処理部22は、その原稿データをそのまま画像データとする。
また、画像処理部23は、その画像データに対して所定の画像処理(色変換、スクリーン処理など)を実行して、印刷データ(スクリーン処理された印刷用画像データ)を生成する。画像処理部23は、画素属性判定部31、色変換部32、ガンマ補正部33、およびスクリーン処理部34を有する。
画素属性判定部31は、その画像データにおける各画素の属性データなどから各画素の画素属性を特定し、画像データにおける文字領域(文字などのベタ塗り線画の領域)、階調領域(写真などの中間調を有する領域)などを特定する。
色変換部32は、画像データの色空間を変換する。例えば、色変換部32は、RGBの画像データを、トナー色のCMYKの画像データに変換する。
ガンマ補正部33は、CMYKの各色について画像データの値とトナー濃度との関係が線形になるように画像データの中間調の値を補正する。
なお、コントローラー24は、定期的に、階調(中間調)の特性を線形にするための階調キャリブレーションを行い、その結果で、このガンマ補正部33の補正特性を更新する。これにより、感光体ドラム1a〜1dの帯電特性の変化などに階調特性が影響されにくく、階調属性領域のトナー消費特性は感光体ドラム1a〜1dの帯電特性の変化などの影響を受けにくい。一方、この実施の形態の画像形成装置では、キャリブレーションの総時間が長くなってしまうため、文字属性領域のための濃度キャリブレーションは行われない。そのため、文字属性領域のトナー消費特性は感光体ドラム1a〜1dの帯電特性の変化などの影響を受けやすい。
スクリーン処理部34は、所定のスクリーン方法で印刷データを生成する。スクリーン処理部34は、画素属性判定部31に特定される画素属性に応じてスクリーン方法を変更するようにしてもよい。
また、コントローラー24は、印刷装置13などの内部デバイスを監視および制御する処理部である。さらに、コントローラー24は、上述のローラーなどを駆動する図示せぬ駆動源、現像バイアスおよび1次転写バイアスを印加するバイアス印加回路、並びに露光装置2a〜2dを制御して、トナー画像の現像、転写および定着、並びに給紙、印刷および排紙を実行させる。現像バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと現像装置3a〜3dとの間にそれぞれ印加され、1次転写バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと中間転写ベルト4との間にそれぞれ印加される。特に、コントローラー24は、上述のトナー搬送部を動作させる駆動装置を制御し、現像装置3a〜3dにおけるトナー搬送を制御している。
また、コントローラー24は、エッジ検出部41およびパルス幅設定部42を有する。エッジ検出部41およびパルス幅設定部42は、各トナー色に対して、以下の処理を行う。
エッジ検出部41は、印刷データに基づいて、各ラインにおいて、特定の画素属性(この実施の形態では、文字属性)を有する画像のエッジを検出する。パルス幅設定部42は、印刷データの各画素値をパルス幅変調し、各画素について露光装置2i(i=a,b,c,d)が点灯する期間を設定する。また、パルス幅設定部42は、エッジ検出部41により検出されたエッジに属する画素については、その特定の画素属性について後述の係数計算部53により計算されたパラメーターの値に応じたパルス幅を設定する。
また、トナー消費量計算部25は、印刷装置13による印刷に伴うトナー消費量を計算する。さらに、トナー消費量計算部25は、そのトナー消費量からトナーカートリッジ内のトナー残量を計算する。さらに、トナー消費量計算部25は、トナー消費量やトナー残量を、図示せぬ操作パネルに表示させたり、トナー残量が少なくなったときに警告メッセージを図示せぬ操作パネルに表示させたりする。
トナー消費量計算部25は、第1計算部51、第2計算部52、および係数計算部53を有する。
第1計算部51は、所定の切換条件が満足されるまで、第1計算方法でトナー消費量を計算する。この実施の形態1では、第1計算方法は、トナーカートリッジからトナーを搬送するトナー搬送部の動作回数または動作時間(動作時間の積算値)に基づいてトナー消費量を計算する方法である。また、この実施の形態1では、切換条件は、第1計算方法で計算されたトナー消費量の積算値が所定の閾値(例えばトナーカートリッジのトナー総量の90%)に達することであって、その所定の閾値は、トナー供給時間とトナー消費量の積算値とが略比例する範囲内の値であり、予め実験などにより決定される。
第2計算部52は、上述の所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算する。
この実施の形態1では、第2計算部52は、画像データの各画素の値をその画素についてのトナー消費量に変換し、複数の画素属性のそれぞれについて画素ごとのトナー消費量の値を例えば1ページ分積算していき、例えば式(1)に従って、複数の画素属性のそれぞれについての積算値とパラメーター(つまり、変換係数)との積の和に基づいてトナー消費量を計算する。なお、第2計算部52は、ルックアップテーブルを使用して、ある画素の画素値(CMYKの各色成分の値)をその画素のトナー消費量に変換する。このとき、画素属性ごとに異なる入出力特性を有する複数のルックアップテーブルが使用される。つまり、例えば、文字属性の画素については、文字属性用のルックアップテーブルが使用され、階調属性の画素については、階調属性用のルックアップテーブルが使用される。なお、このルックアップテーブルは、実験などで予め作成される。
Tp=a・Xp+b・Yp ・・・(1)
ただし、Tpは1ページ分のトナー消費量であり、aは文字属性についてのパラメーターであり、bは、階調属性についてのパラメーターであり、Xpは文字属性についての1ページ分の積算値であり、Ypは階調属性についての1ページ分の積算値である。なお、実施の形態1では、階調属性についてのパラメーターbは、所定の値に固定される。
各画素の画素属性は、例えば、画像データに対応する属性データに基づき画素属性特定部31により特定される。実施の形態1では、複数の画素属性の数は2であり、複数の画素属性のうちの1つは、文字属性であり、他の1つは、階調属性である。
係数計算部53は、第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、第2計算方法の計算式におけるパラメーターの値を計算する。この実施の形態1では、パラメーターは、第2計算部52により使用される各画素属性についての係数である。係数計算部53は、測定期間において、第2計算部52と同様に、複数の画素属性のそれぞれについて画素ごとのトナー消費量の値を積算していき、複数の画素属性のそれぞれについての積算値と、その測定期間において第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、パラメーターの値を例えば式(2)に従って計算する。
a=(To−b・Y)/X ・・・(2)
ただし、Xは文字属性についての測定期間での積算値であり、Yは階調属性についての測定期間での積算値である。
したがって、パルス幅設定部42は、エッジ検出部41により検出されたエッジに属する画素については、このパラメーターaの値に応じたパルス幅を設定する。感光体ドラム1a〜1dなどの特性変化などに起因して文字属性領域についてのトナー消費が増加すると、式(2)において第1計算方法によるトナー消費量がToに到達したときの積算値Xが小さくなり、このパラメーターaの値が大きくなる。このため、パルス幅設定部42は、このパラメーターaの値が大きいほど、パルス幅を狭くする。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。
図4は、トナー搬送部の動作時間の積算値と、単位動作時間あたりのトナー搬送部によるトナー供給量との関係を説明する図である。
現像装置3a〜3dでは、トナーカートリッジから現像ユニットへトナーが供給される。トナー搬送部は、1回の動作で、所定の動作時間だけトナー搬送動作を行い、トナーをトナーカートリッジから現像ユニットへ供給する。この1回の動作で供給されるトナー量は、トナー残量が多いときには、多少の変動はあるもののほぼ一定であるが、トナー残量が少なくなると、トナー残量が少なくなるにつれて少なくなっていくとともに、変動が大きくなる。
このため、トナー残量が多いときには、第1計算部51が、トナー搬送部の動作回数または動作時間の情報をコントローラー24から取得して、第1計算方法でトナー消費量を計算する。第1計算方法で正確にトナー消費量を計算している間に、係数計算部53は、第2計算方法で使用するパラメーターの値を計算する。一方、トナー残量が少ないときには、第2計算部52が、上述のようにして係数計算部53により計算されたパラメーター値を使用して第2計算方法でトナー消費量を計算する。
図5は、実施の形態1に係る画像形成装置によるトナー消費量の計算について説明するフローチャートである。ここでは、ある1色のトナー消費量の計算について説明する。その他の色のトナー消費量についても同様に計算される。
まず、トナーカートリッジの交換時など、トナーカートリッジのトナー残量が100%のときに、第1計算部51が、トナー消費量の積算値をゼロにリセットし、第1計算方法によるトナー消費量の計算を開始する(ステップS1)。これ以降、印刷装置13が印刷動作や濃度補正などのトナー消費を伴う動作を行うたびに、第1計算部51が、その動作についてのトナー消費量を計算し、そのトナー消費量に基づいて、トナー消費量の積算値およびトナー残量の値を更新する。
その後、係数計算部53は、第1計算部51により計算されるトナー消費量の積算値を監視し、そのトナー消費量の積算値が所定の値になると、測定期間における画像データの積算を開始する(ステップS2)。
係数計算部53は、その測定期間の開始時点のトナー消費量の積算値を記憶しておき、トナー消費量の積算値の増加量が所定の閾値To(例えば50グラム)に達するまで、各画素属性についての画像データの積算を継続する。
そして、係数計算部53は、第1計算部51によるトナー消費量の積算値の増加量が所定の閾値Toに達すると、測定期間における、第2計算部52による各画素属性についてのトナー消費量の積算を終了する(ステップS4)。
測定期間の終了後、係数計算部53は、上述の閾値Toと、測定期間における各画素属性についての積算値X,Yとに基づいて、式(2)に従って、パラメーターaの値を計算する(ステップS5)。そして、パルス幅設定部42は、係数計算部53により計算された文字属性についてのパラメーターaの値に応じて、文字属性領域のエッジのパルス幅を設定する(ステップS6)。例えば、スクリーン処理後の1画素が4ビットで表現される場合、その1画素に対応するパルス幅の解像度が16であり、パルス幅が0〜15の範囲のいずれかの値で指定される。その場合、通常、文字属性領域のパルス幅は最大値15となるが、パルス幅設定部42は、文字属性についてのパラメーター値が大きくなるにつれて、段階的に、文字属性領域のエッジのパルス幅の設定値を、15から、14、13、12と減少させる。
その後、トナー消費量の積算値が所定の基準値になると、第2計算部52が、トナー消費量の計算を開始する(ステップS7)。そして、第2計算部52は、トナーカートリッジのトナー残量がゼロになるかトナーカートリッジが交換されるまで、上述のように式(1)に従ってトナー消費量を計算していく。
なお、図4に示すように、トナー消費量の積算値が所定の基準値に到達する前に、複数の測定期間を設定し、パラメーターaの値を繰り返し計算し、文字属性領域のエッジのパルス幅の設定を更新するようにしてもよい。
以上のように、上記実施の形態1によれば、第1計算部51は、第1計算方法でトナー消費量を計算し、第2計算部52は、所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算する。係数計算部53は、第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、第2計算方法の計算式におけるパラメーターの値を計算する。そして、パルス幅設定部42は、そのパラメーターの値に応じて、露光装置2a〜2dによる光線のパルス幅を設定する。
これにより、第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるようにパルス幅が制御され、そのパルス幅の制御で、その特定の画素属性の領域において無駄なトナー消費が抑制される。具体的には、文字属性領域のエッジでのエッジ効果の強さが感光体ドラム1a〜1dの帯電特性で変化するため、そのエッジ効果の強さの変化の影響を打ち消すようにエッジでのパルス幅が制御される。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る画像形成装置では、複数の測定期間が設けられ、複数の測定期間で得られたデータ値から、文字属性についてのパラメーターの値および階調属性についてのパラメーターの値が計算される。実施の形態2では、各属性の印字率がデータ値として測定される。
なお、実施の形態2に係る画像形成装置の基本的な構成および動作は、実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。ただし、トナー消費量計算部25は、以下のように動作する。
図6は、実施の形態2において設定される複数の測定期間の一例を示す図である。また、図7は、実施の形態2に係る画像形成装置によるトナー消費量の計算について説明するフローチャートである。図8は、実施の形態2におけるパラメーターの値の計算方法を説明する図である。
まず、トナーカートリッジの交換時など、トナーカートリッジのトナー残量が100%のときに、第1計算部51が、トナー消費量の積算値をゼロにリセットし、第1計算方法によるトナー消費量の計算を開始する(ステップS11)。これ以降、印刷装置13が印刷動作や濃度補正などのトナー消費を伴う動作を行うたびに、第1計算部51が、その動作についてのトナー消費量を計算し、そのトナー消費量に基づいて、トナー消費量の積算値およびトナー残量の値を更新する。
その後、係数計算部53は、第1計算部51により計算されるトナー消費量の積算値を監視し、そのトナー消費量の積算値が所定の値になると、第1測定期間における印字率測定を開始する(ステップS12)。
係数計算部53は、第1測定期間における印字率測定の開始時点のトナー消費量の積算値を記憶しておき、トナー消費量の積算値の増加量が所定の閾値To(例えば50グラム)に達するまで、第1測定期間における印字率測定を継続する。このとき、図8に示すように、係数計算部53は、画素属性ごとに、スクリーン処理後の画像データ(印刷データ)におけるドット数などから各ページの印字率を計算する(ステップS13)。つまり、文字属性領域の印字率X1iと、階調属性領域の印字率Y1iとが計算される。
そして、係数計算部53は、そのトナー消費量の積算値の増加量が所定の閾値Toに達すると、第1測定期間における印字率測定を終了する(ステップS14)。係数計算部53は、第1測定期間における文字属性領域および階調属性領域についての印字率の総和Xt1,Yt1を計算する。
第1測定期間の終了後、トナー消費量の積算値が所定の値になると、係数計算部53は、第2測定期間における印字率測定を開始し(ステップS15)、各画素属性についての印字率を測定していき(ステップS16)、第2測定期間開始時からのトナー消費量の積算値の増加量が所定の閾値To(例えば50グラム)に達すると、第2測定期間における印字率測定を終了する(ステップS17)。係数計算部53は、第2測定期間における文字属性領域および階調属性領域についての印字率の総和Xt2,Yt2を計算する。
そして、係数計算部53は、第2測定期間の終了後、上述の閾値Toと、第1測定期間における各画素属性についての印字率の総和Xt1,Yt1と、第2測定期間における各画素属性についての印字率の総和Xt2,Yt2とに基づいて、図8に示すように、第2計算方法における印字率からトナー消費量を計算するための計算式におけるパラメーター(ここでは係数a,b)の値を計算する(ステップS18)。
そして、パルス幅設定部42は、係数計算部53により計算された文字属性についてのパラメーターaの値に応じて、文字属性領域のエッジのパルス幅を設定する(ステップS19)。
その後、トナー消費量の積算値が所定の基準値になると、第2計算部52が、トナー消費量の計算を開始する(ステップS20)。そして、第2計算部52は、トナーカートリッジのトナー残量がゼロになるかトナーカートリッジが交換されるまで、画素属性ごとに各ページの印字率を式(3)に従って計算し、その印字率、および係数計算部53により計算されたパラメーター値に基づいて、各ページのトナー消費量を計算し、そのトナー消費量でトナー消費量の積算値を更新していく(ステップS21)。
T=a・Xc+b・Yc ・・・(3)
ただし、Tは1ページのトナー消費量であり、Xcは文字属性領域の印字率であり、Ycは階調属性領域の印字率である。
実施の形態3.
実施の形態2では、トナー消費量計算部25においてスクリーン処理後の画像データ(印刷データ)から印字率が計算されるが、実施の形態3に係る画像形成装置では、トナー消費量計算部25においてスクリーン処理前の画像データの画素値から印字率が計算される。なお、実施の形態3に係る画像形成装置の構成およびその他の動作については実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、本発明をカラー画像形成装置に適用しているが、モノクロ画像形成装置に適用することも勿論可能である。
また、上記の各実施の形態では、画素属性は、文字属性と階調属性の2つであるが、文字属性とベクター図形属性と階調属性の3つとしてもよい。つまり、パラメーターの数が3つとなる。その場合、例えば、文字属性領域のエッジとベクター図形属性領域のエッジについて、それぞれ個別的にパルス幅が上述のように制御される。また、その場合、実施の形態2,3では、文字属性、ベクター図形属性、および階調属性の印字率の一次結合でトナー消費量が計算される。パラメーター数が3であるので、上述の測定期間は、3以上設定される。
また、上記の実施の形態2,3において、複数の画素属性における階調属性についてのパラメーター(上述のb)の値は固定とし、第2計算部52は、残りの1または複数の画素属性(例えば文字属性)についてのデータ値と残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターとに基づいてトナー消費量を計算し、係数計算部53は、1または複数の測定期間のそれぞれにおいて計算された残りの1または複数の画素属性についてのデータ値と、1または複数の測定期間のそれぞれにおいて第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターの値を計算する。これにより、トナー濃度の階調特性について濃度補正を行う画像形成装置において、階調属性の画素については、その濃度補正の結果に基づくパラメーター値を使用することで、より正確にトナー消費量が測定される。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
1a〜1d 感光体ドラム(感光体の例)
2a〜2d 露光装置
3a〜3d 現像装置
42 パルス幅設定部
51 第1計算部
52 第2計算部
53 係数計算部(第3計算部の一例)

Claims (6)

  1. 感光体と、
    前記感光体上で走査される光線をパルス幅制御して静電潜像を形成する露光装置と、
    前記静電潜像をトナーで現像する現像装置と、
    第1計算方法でトナー消費量を計算する第1計算部と、
    所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算する第2計算部と、
    前記第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、前記第2計算方法の前記計算式におけるパラメーターの値を計算する第3計算部と、
    前記パラメーターの値に応じて、前記露光装置による前記光線のパルス幅を設定するパルス幅設定部と、
    を備え、
    前記第1計算部は、前記第1計算方法において、トナーカートリッジからトナーを搬送するトナー搬送部の動作回数または動作時間に基づいてトナー消費量を計算し、
    前記切換条件は、前記第1計算方法で計算されたトナー消費量の積算値が所定の閾値に達することであり、
    前記第2計算部は、前記第2計算方法において、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と前記複数の画素属性のそれぞれについての変換係数としてのパラメーターと積和に基づいてトナー消費量を計算し、
    前記第3計算部は、前記複数の画素属性のうちの特定の画素属性についてのパラメーターの値を計算し、
    前記パルス幅設定部は、前記特定の画素属性についてのパラメーターの値に応じて、前記特定の画素属性を有する画素についての前記光線のパルス幅を、前記第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるように設定すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の画素属性は、文字属性および階調属性を含み、
    前記特定の画素属性は、前記文字属性を含み、
    前記パルス幅設定部は、前記文字属性を有しエッジに属する画素についてのパルス幅を、前記パラメーターの値に応じて設定すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の画素特性における階調属性についての前記パラメーターの値は固定とし、
    前記第2計算部は、残りの1または複数の画素属性についてのデータ値と前記残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターとに基づいてトナー消費量を計算し、
    前記第3計算部は、1または複数の測定期間のそれぞれにおいて計算された前記残りの1または複数の画素属性についての前記データ値と、前記1または複数の測定期間のそれぞれにおいて前記第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、前記残りの1または複数の画素属性についてのパラメーターの値を計算すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第2計算部は、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と前記複数の画素属性のそれぞれについてのパラメーターとに基づいてトナー消費量を計算し、
    前記第3計算部は、複数の測定期間のそれぞれにおいて計算された前記複数の画素属性についての前記データ値と、前記複数の測定期間のそれぞれにおいて前記第1計算方法で計算されたトナー消費量とから、前記複数の画素属性のそれぞれについての前記パラメーターの値を計算すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の閾値は、トナー供給時間とトナー消費量の積算値とが略比例する範囲内の値であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 感光体と、前記感光体上で走査される光線をパルス幅制御して静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナーで現像する現像装置とを備える画像形成装置におけるトナー消費量を制御するトナー量制御方法において、
    第1計算方法でトナー消費量を計算するステップと、
    所定の切換条件が満足された後、第2計算方法で所定の計算式に従ってトナー消費量を計算するステップと、
    前記第1計算方法で計算されるトナー消費量に基づいて、前記第2計算方法の前記計算式におけるパラメーターの値を計算するパラメーター値計算ステップと、
    前記パラメーターの値に応じて、前記露光装置による前記光線のパルス幅を設定するパルス幅設定ステップと、
    を備え、
    前記第1計算方法において、トナーカートリッジからトナーを搬送するトナー搬送部の動作回数または動作時間に基づいてトナー消費量を計算し、
    前記切換条件は、前記第1計算方法で計算されたトナー消費量の積算値が所定の閾値に達することであり、
    前記第2計算方法において、画像データにおける複数の画素属性についてのデータ値と前記複数の画素属性のそれぞれについての変換係数としてのパラメーターと積和に基づいてトナー消費量を計算し、
    前記パラメーター値計算ステップにおいて、前記複数の画素属性のうちの特定の画素属性についてのパラメーターの値を計算し、
    前記パルス幅設定ステップでは、前記特定の画素属性についてのパラメーターの値に応じて、前記特定の画素属性を有する画素についての前記光線のパルス幅を、前記第2計算方法により計算されるトナー消費量が正確になるように設定すること、
    を特徴とするトナー量制御方法。
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