JP6635979B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

画像形成装置によって形成される画像の濃度調整制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体を帯電する帯電器、感光体に静電潜像を形成するためにレーザ光によって感光体を露光する露光装置、静電潜像を現像する現像器を有する。現像器が現像剤を用いて静電潜像を現像することによって画像が顕像化される。画像形成装置は更に転写装置と定着器とを有する。転写装置は感光体上の画像をシートに転写する。そして、定着器がシート上の画像を当該シートに定着させる。これにより、シート上に画像が形成される。
画像の濃度を目標濃度に調整するために、像担持体上に測定用画像を形成し、測定手段による前記測定用画像の測定結果に基づいて、画像形成条件を生成する画像形成装置がある(特許文献1)。特許文献1に記載の画像形成装置は、電源スイッチがオンされた場合に、像担持体上に測定用画像を形成し、測定手段の測定結果に基づいて画像形成条件を生成する。
また、画像形成装置は、複数の画像を連続して形成している間にも、画像の濃度が変化してしまう可能性がある。そのため、画像形成装置は、複数の画像を連続して形成している間に測定用画像を形成し、測定手段による前記測定用画像の測定結果に基づいて画像形成条件を調整する必要がある。
特開平7−264411号公報
ところで、画像形成装置は、所定の長さよりも長いシート(長尺シート)にも画像形成が可能である。画像形成装置が複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合、画像形成条件を調整する間隔が長くなってしまう。そのため、従来の画像形成装置は、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合、出力画像の濃度が変動してしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合であっても、出力画像の濃度の変動を抑制することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、シートを搬送する搬送手段と、像担持体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像が前記像担持体から前記シートへ転写される転写部と、前記像担持体に形成された測定用画像を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果とフィードバック条件とに基づいて、前記シートに形成される画像の濃度を調整するための画像形成条件を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記画像形成手段が第1の種類の複数のシートに画像を連続して形成している間に、前記画像形成手段によって前記第1の種類の複数のシートのなかのシートに転写される画像と前記第1の種類の複数のシートのなかの他のシートに転写される画像との間に第1測定用画像を形成させ、前記測定手段に前記第1測定用画像を測定させ、前記測定手段による前記第1測定用画像の測定結果と第1フィードバック条件とに基づいて前記画像形成条件を制御し、前記制御手段は、前記画像形成手段が第2の種類の複数のシートに画像を連続して形成している間に、前記画像形成手段によって前記第2の種類の複数のシートのなかのシートに転写される画像と前記第2の種類の複数のシートのなかの他のシートに転写される画像との間に第2測定用画像を形成させ、前記測定手段に前記第2測定用画像を測定させ、前記測定手段による前記第2測定用画像の測定結果と前記第1フィードバック条件と異なる第2フィードバック条件とに基づいて前記画像形成条件を制御し、前記搬送手段の搬送方向において前記第1の種類の複数のシートの長さは所定の長さより短く、前記搬送手段の搬送方向において前記第2の種類の複数のシトの長さは前記所定の長さより長いことを特徴とする
本発明によれば、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合であっても、出力画像の濃度の変動を抑制できる。
画像形成装置の概略断面図 測定用画像を測定するセンサの要部断面図 画像形成装置の制御ブロック図 画像形成装置により形成されるスクリーンの説明図 測定用画像Pを示す図 画像形成動作のフローチャート図 LPW決定処理に関するフローチャート図 測定用画像Pの形成条件ならびにスケジューリング表 階調特性を補正する方法を示した説明図
(画像形成装置の構成)
画像形成装置を図1に基づいて説明する。画像形成装置100は、プリント部101、リーダ部400、操作部180を有する。プリント部101は、色成分毎の画像を形成する4つのステーション120、121、122、及び123を有する。ステーション120はイエローの画像を形成し、ステーション121はマゼンタの画像を形成し、ステーション122はシアンの画像を形成し、ステーション123はブラックの画像を形成する。
各ステーションは同一の構成であるので、以下ではイエローの画像を形成するステーション120の構成について説明する。感光ドラム105は、表面に感光層を有する感光体である。帯電器111は不図示の高圧電源から帯電電圧が供給される。帯電器111は帯電電圧に基づいて感光ドラム105の表面を帯電する。画像データに基づいて制御された露光装置103のレーザが感光ドラム105を走査することによって、感光ドラム105には静電潜像が形成される。露光装置103から発せられるレーザの強度(以下LPWと称す。)は、例えば、駆動電流に基づいて制御される。現像器112は、現像剤が収容される収容部と、前記収容部内の現像剤を担持して回転する現像スリーブ12とを有する。なお、現像剤は、例えば、トナーと、磁性を有するキャリアとを含む二成分現像剤である。現像器112は、収容部内の現像剤を用いて静電潜像を現像する。これによって、感光ドラム105には画像が担持される。感光ドラム105は、プリント部101により形成された画像を担持する像担持体として機能する。なお、現像スリーブ12から感光ドラム105に供給されるトナーの量は、現像スリーブ12に供給される現像電圧に基づいて調整される。
一次転写ローラ118には、高圧電源(不図示)から転写電圧が印加される。これによって、感光ドラム105と一次転写ローラ118とに電位差が生じる。そのため、感光ドラム105上の画像は中間転写ベルト106に転写される。各ステーション120、121、122、及び123により形成された色毎の画像が中間転写ベルト106に重ねて転写されることによって、中間転写ベルト106上にフルカラーの画像が担持される。中間転写ベルト106は、画像を担持する像担持体として機能する。あるいは、中間転写ベルト106は、画像が転写される転写体として機能する。中間転写ベルト106に担持された画像は中間転写ベルト106が回転することによって二次転写ローラ114へと搬送される。
中間転写ベルト106の周囲には、測定用画像からの反射光を測定するセンサ117が配置されている。センサ117は、中間転写ベルト106の搬送方向に直交する方向に4つ並べて配置されている。センサ117は、搬送方向に直交する方向において異なる位置に形成された測定用画像を検知する。画像形成装置100は、センサ117により測定された測定用画像からの反射光の強度に基づいて、画像形成条件を調整する。ここで、画像形成条件とは、例えば、帯電電圧、LPW、現像電圧、転写電圧である。調整される画像形成条件は、前述の4つのパラメータのいずれか1つであってもよく、複数のパラメータであってもよい。
画像形成装置100は複数のシートコンテナ113、及び500を備える。本実施形態のシートコンテナ113は、長手方向の長さが19.2インチ(487.68mm)未満のシート110が収容可能である。また、本実施形態のシートコンテナ500は、長手方向の長さが19.2インチ(487.68mm)以上35インチ(889mm)未満のシート501が収容可能である。以下の説明において、シート501は長尺シート501と称す。
画像形成装置100がシート110に画像を形成する場合、シートコンテナ113からシート110が給紙される。そして、シート110が中間転写ベルト106に担持された画像とタイミングが合うように、搬送ローラ140がシート110を二次転写ローラ114へ向けて搬送する。二次転写ローラ114は、二次転写ローラ114に転写電圧(一次転写ローラ118に印加される転写電圧とは異なる転写電圧)が印加され、中間転写ベルト106に担持された画像をシート110に転写する。そして、画像が転写されたシート110は定着器150、及び160へと搬送される。
また、画像形成装置100がシート501に画像を形成する場合、シートコンテナ500に収容された長尺シート501が給紙される。そして、長尺シート501が中間転写ベルト106に担持された画像とタイミングが合うように、搬送ローラ140が長尺シート501は二次転写ローラ114へ向けて搬送する。画像形成装置100が長尺シート501に画像を形成する画像形成処理は、画像形成装置100がシート110に画像を形成する画像形成処理と同様であるので、以下では画像形成装置100がシート110に画像を形成する画像形成処理について説明する。
定着器150、及び160は、シート110に転写された画像を加熱および加圧してシート110に定着させる。定着器150は、シート110を加熱するヒータを有する定着ローラ151と、シート110を定着ローラ151に圧接させる加圧ベルト152とを備える。定着器160は、定着器150よりもシート110の搬送方向で下流に配置されている。定着器160は、定着器150を通過したシート110上の画像に対してグロス(光沢)を付与する。定着器160は、シート110を加熱するヒータを有する定着ローラ161と、加圧ローラ162とを備える。
グロスを付与するモードにおいてシート110に画像を定着させる場合や、厚紙などの定着に必要な熱量が大きなシート110に画像を定着させる場合には、定着器150を通過したシート110は定着器160へと搬送される。普通紙や薄紙などのシート110に画像を定着させる場合には、定着器150を通過したシート110は定着器160を迂回する搬送経路130に沿って搬送される。なお、定着器160にシート110を搬送するか、定着器160を迂回してシート110を搬送するかを制御するために、フラッパ131の角度が制御される。
フラッパ132は、シート110を搬送経路135へと誘導するか、外部への搬送経路139に誘導するかを切り替える誘導部材である。搬送経路135に沿って搬送されたシート110は反転部136へ搬送される。搬送経路135に設けられた反転センサ137がシート110の後端を検出すると、シート110の搬送方向が反転される。
フラッパ133は、両面画像形成用の搬送経路138へと誘導するか、搬送経路135に誘導するかを切り替える誘導部材である。フェイスダウン排紙モードが実行された場合、シート110は再び搬送経路135へと搬送され、画像形成装置100から排紙される。
一方、両面印刷モードが実行された場合、シート110は、搬送経路138に沿って、再び転写ローラ114へと搬送される。両面印刷モードが実行された場合には、シート110の第1面に画像が定着された後、当該シート110が反転部136においてスイッチバックされ、搬送経路138に沿って転写ローラ114へと搬送され、シート110の第2面に画像が形成される。
フラッパ134は、シート110を画像形成装置100から排紙するための搬送経路に誘導する誘導部材である。シート110をフェイスダウン排紙する場合には、反転部136においてスイッチバックされたシートをフラッパ134が排紙用の搬送経路へと誘導する。排紙用の搬送経路に沿って搬送されたシート110は、画像形成装置100の外部へ排出される。
搬送経路135には、シート110上の測定用画像からの反射光を測定するカラーセンサ200が配置されている。カラーセンサ200は、シート110の搬送方向に直交する方向に4つ並べて配置されている。カラーセンサ200は、シート110上の測定用画像を測定する。画像形成装置は、カラーセンサ200の測定結果に基づいて、例えば、帯電電圧、LPW、現像電圧、一次転写ローラ118に印加される転写電圧、二次転写ローラ114に印加される転写電圧、定着器150、及び160の目標温度を含む画像形成条件を調整する。
操作部180は、表示部としての液晶ディスプレイと、キー入力部とを有している。操作部180は、画像の印刷枚数や印刷モードをユーザが入力するインターフェースである。ユーザは、操作部180を用いて、片面印刷モードと両面印刷モードとを選択したり、フェイスダウン排紙モードを実行したり、長尺シートでの画像形成を指示することなどができる。
リーダ部400は、光源、光学系、及びCCDセンサを有するユニットと、原稿台とを有し、原稿台に載せられた原稿の画像を読み取る。リーダ部400は、ユーザによって原稿が原稿台に載せられ、操作部180の読取開始ボタンが押された場合に読取動作を実行する。読取動作が実行された場合、リーダ部400は光源から原稿に光を照射し、原稿からの反射光をCCDセンサによって取得する。CCDセンサは原稿の読取結果を示す輝度データを出力する。リーダ部400は、輝度データを、輝度濃度変換テーブルを用いて濃度データ(画像データ)に変換し、画像形成装置100の階調補正部316(図3)へ転送する。なお、輝度濃度変換テーブルは予めROM304(図3)に記憶されている。
(センサの構成)
画像形成装置100に設けられたセンサ117の構成について図2に基づいて説明する。センサ117は、正反射受光部401、乱反射受光部402、及び、発光部403を備える。なお、センサ117は、さらにレンズなどの光学素子を設けた構成でもよい。
発光部403は中間転写ベルト106上に形成された測定用画像に光を照射する発光素子である。発光部403から照射される光の波長は、現像剤の分光反射率を考慮して、例えば800〜850nmとする。発光部403の光は、中間転写ベルト106の表面に直交する方向に対して45度の角度となるように照射される。
正反射受光部401は、中間転写ベルト106の表面に直交する方向に対して45度の角度となる仮想線上に設けられる。例えば、発光部403と正反射受光部401とは、中間転写ベルト106の表面に直交する面を基準とした場合に対称となる位置に配置される。正反射受光部401は、中間転写ベルト106に形成された測定用画像からの正反射光を受光する。正反射受光部401は、測定用画像からの反射光の強度に応じたセンサ出力値(電圧値)を出力する。
乱反射受光部402は中間転写ベルト106からの正反射光を受光しない位置に設けられる。乱反射受光部402は、中間転写ベルト106の表面に直交する方向に対して、例えば20度の角度となる仮想線上に設けられる。乱反射受光部402は、中間転写ベルト106上の測定用画像からの乱反射光を受光する。乱反射受光部402は、測定用画像からの反射光の強度に応じたセンサ出力値(電圧値)を出力する。
画像形成装置100は、正反射受光部401のセンサ出力値と、乱反射受光部402のセンサ出力値とに基づいて測定用画像の濃度を測定する。画像形成装置100は、例えば、正反射受光部401のセンサ出力値と、乱反射受光部402のセンサ出力値とから演算によって測定用画像の濃度を決定する。或いは、画像形成装置100は、正反射受光部401のセンサ出力値と、乱反射受光部402のセンサ出力値との組み合わせと濃度との対応関係を示すテーブルを参照し、測定用画像の濃度を決定する。
(コントローラの構成)
画像形成装置100の制御ブロック図を図3に基づいて説明する。CPU300は画像形成装置100の各部を制御する制御回路である。ROM304は、CPU300により実行される、後述のフローチャートの各種処理等を実行するために必要な制御プログラムが記憶されている。RAM309はCPU300が動作するためのシステムワークメモリである。
プリント部101は、ステーション120、121、122、及び123、一次転写ローラ118、中間転写ベルト106、二次転写ローラ114、定着器150、及び、定着器160に対応する。操作部180やリーダ部400は、既に説明しているので、ここでの説明を省略する。また、I/F部302は、外部装置のPCから転送された画像データが入力されるインターフェースである。
階調補正部316は、入力された画像データに種々の画像処理を施して、画像データを変換する。プリント部101により形成される画像の濃度は所望の濃度とならない。そこで、階調補正部316は、プリント部101により形成される画像の濃度が所望の濃度になるように、画像データの入力値(画像信号値)を補正する。階調補正部316は、メモリ310に記憶された階調補正テーブル(γLUT)に基づいて画像データを変換する。なお、メモリ310には、階調補正テーブルが、後述のスクリーン毎に記憶されており、且つ、色毎に記憶されている。階調補正テーブル(γLUT)は、画像データを変換する変換条件に相当する。あるいは、階調補正テーブル(γLUT)は、画像形成装置100により形成される出力画像の濃度を調整するための画像形成条件の一例である。なお、階調補正部316は、ASICなどの集積回路によって実現されてもよく、或いは、CPU300が予め記憶されたプログラムに基づいて画像データを変換することによって実現されてもよい。
ハーフトーン処理部317は、階調補正部316により変換された画像データに、画像の種類に適したスクリーニングを施す。ハーフトーン処理部317は、写真画像やグラフィック画像が階調性に優れた画像となるように、例えば、190Dotスクリーンに基づいて画像データを変換する。ハーフトーン処理部317は、文字画像が鮮明に印刷されるように、例えば、230Dotスクリーンに基づいて画像データを変換する。ハーフトーン処理部317は、高解像度の画像がモアレの抑制された画像となるように、例えば、誤差拡散法に基づいて画像データを変換する。
ハーフトーン処理部317は、入力された画像データがページ記述言語を用いて作成されたプリント用の画像データであった場合、190Dotスクリーン、230Dotスクリーン、及び誤差拡散法に基づいて画像データを変換する。一方、リーダ部400が読み取った原稿の文字画像以外の画像を印刷する場合には、コピアスクリーンに基づいて、リーダ部400から転送された画像データを変換する。
なお、190Dotスクリーンに基づいて処理された画像(中間調)の拡大図を図4(a)に示す。同様に、230Dotスクリーンに基づいて処理された画像(中間調)の拡大図を図4(b)に示し、コピアスクリーンに基づいて処理された画像(中間調)の拡大図を図4(c)に示し、誤差拡散法に基づいて処理された画像(中間調)の拡大図を図4(d)に示す。なお、前述の各スクリーンは一例であり、本発明をこれら特定のスクリーンに限定するものではない。
また、メモリ310に記憶された階調補正テーブルLUT_SC1は、グラフィック画像の画像データを変換するための変換条件である。同様に、階調補正テーブルLUT_SC2は、文字画像の画像データを変換するための変換条件である。階調補正テーブルLUT_SC3はリーダ部400から入力された画像データを変換するための変換条件である。階調補正テーブルLUT_SC4は写真画像の画像データを変換するための変換条件である。
ハーフトーン処理部317によりスクリーニングが施された画像データはプリント部101に入力される。プリント部101は、入力された画像データに基づく画像をシート110上に形成する。
パターンジェネレータ305は測定用画像データを出力する。プリント部101は、パターンジェネレータ305から出力された測定用画像データに基づいて、中間転写ベルト106に担持された画像と当該画像に隣接する画像との間の領域に測定用画像を形成する。CPU300は、中間転写ベルト106上の測定用画像がセンサ117の測定位置を通過するタイミングにおいてセンサ出力値を取得する。そして、CPU300は、センサ出力値に基づいて測定用画像の濃度を決定してもよい。なお、CPU300は、センサ出力値に基づいて測定用画像の現像剤付着量を決定してもよい。
γLUT生成部307は、CPU300とセンサ117とにより測定された測定用画像の濃度と、予め決定された目標濃度とに基づいて階調補正テーブル(γLUT)を生成する。なお、測定用画像は、色毎に、且つ、スクリーン毎に形成される。γLUT生成部307は、各測定用画像を測定した結果に基づいて、測定用画像に対応する階調補正テーブルを生成する。
(濃度調整制御)
続いて、濃度調整制御について説明する。画像形成装置100は、第1キャリブレーションと第2キャリブレーションの2つの濃度調整制御を実行可能である。
第1キャリブレーションは、プリント部101がシート110にパターン画像を形成し、カラーセンサ200、又は、リーダ部400により測定されたパターン画像の濃度に基づいて画像形成条件を生成する制御である。シート110には、スクリーン毎、且つ、色毎に22階調のパターン画像が形成される。
ところで、第1キャリブレーションは、シート110上にパターン画像が形成されるので、シート110が消費されてしまう。そこで、画像形成装置100は、シート110を消費せずに階調補正テーブルを補正する第2キャリブレーションが実行可能である。
第2キャリブレーションは、プリント部101が測定用画像Pを中間転写ベルト106に形成し、センサ117による測定用画像Pの測定結果に基づいて画像形成条件を生成する制御である。本実施形態の画像形成装置100は、190Dotスクリーンに基づいて処理された測定用画像Pa、230Dotスクリーンに基づいて処理された測定用画像Pb、及び、コピアスクリーンに基づいて処理された測定用画像Pcを形成する。
本実施形態の測定用画像Paは、階調の異なる5つの測定用画像を含む。本実施形態の測定用画像Pbも、階調の異なる5つの測定用画像を含む。測定用画像Paを形成するための測定用画像データの画像信号値は、例えば、20%、40%、60%、80%、及び100%(最大濃度)とする。測定用画像Pbを形成するための測定用画像データの画像信号値も同様である。なお、測定用画像Pcを形成するための測定用画像データの画像信号値は、例えば、40%とする。
また、本実施形態の画像形成装置100は、プリント部101が複数の画像を連続して形成している間にも第2キャリブレーションを実行して画像形成条件を更新する。画像形成装置100が複数の画像を連続して形成している場合、中間転写ベルト106の搬送方向において、画像と後続の画像との間(紙間領域)に測定用画像Pが色毎に1つずつ形成される。これは、画像と後続の画像との間隔を狭めることによって画像形成装置100の生産性を向上させるためである。
なお、本実施形態の画像形成装置100は、5階調分の測定用画像Paに対応する測定結果(センサ出力値)が取得されるまで190Dotスクリーン用のγLUTを更新しない。同様に、本実施形態の画像形成装置100は、5階調分の測定用画像Pbに対応する測定結果(センサ出力値)が取得されるまで230Dotスクリーン用のγLUTを更新しない。
ここで、連続して画像を形成している間に画像形成条件を大幅に変更してしまうと、画像形成条件が変更された前後の画像の濃度が異なってしまう可能性がある。そこで、本実施形態の画像形成装置100は、出力画像の濃度が徐々に目標濃度に収束するように、画像形成条件の補正量を抑制している。画像形成装置100は、例えば、測定用画像Pの濃度と目標濃度との差に係数を乗算して画像形成条件を決定する。しかしながら、1つの係数に基づいて画像形成条件を更新しても、複数の長尺シートに複数の画像を形成し続けた場合には、出力画像の濃度が目標濃度に収束できない可能性があった。
図5(a)は、画像形成装置100が、長手方向の長さが420[mm]の用紙(非長尺シート)に連続して画像を形成する場合に、中間転写ベルト106に形成される測定用画像Pの模式図である。測定用画像P_Cはシアンの測定用画像であり、測定用画像P_Mはマゼンタの測定用画像であり、測定用画像P_Yはイエローの測定用画像であり、測定用画像P_Kはブラックの測定用画像である。図5(a)に示すように、プリント部101が5枚の用紙(N枚目からN+4枚目まで)に連続して画像を形成している間に、中間転写ベルト106には画像と測定用画像Pとが交互に形成される。
図5(b)は、画像形成装置100が、長手方向の長さが1000[mm]の長尺紙(長尺シート)に連続して画像を形成する場合に、中間転写ベルト106に形成される測定用画像Pの模式図である。測定用画像P_Cはシアンの測定用画像であり、測定用画像P_Mはマゼンタの測定用画像であり、測定用画像P_Yはイエローの測定用画像であり、測定用画像P_Kはブラックの測定用画像である。図5(b)に示すように、プリント部101が5枚の長尺紙(M枚目からM+4枚目まで)に連続して画像を形成している間に、中間転写ベルト106には画像と測定用画像Pとが交互に形成される。
図5(a)、及び(b)に示すように、画像形成装置100は5階調分の測定用画像の測定結果を取得し終えるまで階調補正テーブルを更新しない。そのため、長尺紙に連続して画像を形成し続けた場合、出力画像の濃度の変動量が出力画像の濃度を目標濃度へ収束させる能力を上回ってしまう可能性がある。つまり、長尺紙に連続して画像を形成し続けた場合、画像形成装置100が画像形成条件を更新しても、出力画像の濃度が徐々に目標濃度から乖離してしまう可能性があった。
そこで、画像形成装置100は、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合には、出力画像の濃度が目標濃度に収束するように、画像形成条件の補正量を増加させる。本実施形態の画像形成装置100は、画像が形成されるシートのサイズに応じて複数の調整条件を切り替えている。つまり、画像形成装置100は、複数の非長尺シートに連続して画像を形成する場合には第1係数を用いて画像形成条件を生成する。一方、画像形成装置100は、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合には第2係数を用いて画像形成条件を生成する。このとき、長尺シート用の係数の絶対値は非長尺シート用の係数の絶対値より大きい。本実施形態の係数(フィードバック率)と、他の調整パラメータを表1に示す。
Figure 0006635979
ここで、フィードバック率(以下FB率と称す。)は、測定用画像の濃度と目標濃度との差ΔDに対して補正する割合を示している。フィードバック率(係数)はフィードバック条件に対応する。非長尺シートにおいては、測定用画像の濃度と目標濃度との差ΔDの40%分が補正されるように、階調補正テーブルが生成される。また、長尺シートにおいては、測定用画像の濃度と目標濃度との差ΔDの60%分が補正されるように、階調補正テーブルが生成される。
画像形成装置100が複数の長尺シートに連続して画像形成を行う場合、階調補正テーブルの更新処理の実行タイミングが遅延してしまう。そのため、画像形成装置100が複数の長尺シートに連続して画像形成を行う場合、出力画像の濃度の変動を許容範囲に抑制できない可能性がある。そこで、画像形成装置100が複数の長尺シートに連続して画像形成を行っている間に生じた濃度の変動を収束するため、本実施形態の画像形成装置100は複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合にはフィードバック率を増加させている。
つまり、複数の長尺シートに連続して画像を形成している期間に用いるフィードバック率は、複数の非長尺シートに連続して画像を形成している期間に用いるフィードバック率より高い。これによって、画像形成装置100が複数の長尺シートに連続して画像形成を行っている間に生じた濃度の変動を収束させ、濃度の変動が許容範囲を越えてしまうことを抑制している。
ここで、図9(a)、及び(b)は、本実施形態のγLUT生成部307が階調補正テーブルを生成する概念を説明するための図である。横軸は画像信号値であり、縦軸は濃度である。実線は、画像信号と目標濃度との対応関係を示した理想的な階調特性である。破線は、センサ117により測定された測定用画像Pの濃度から線形補間によって演算されたプリント部101の階調特性である。フィードバック率が100%である場合、画像信号値iの濃度Diを目標濃度Ditgtに変換するためには、画像信号値iが、画像信号値iの目標濃度Ditgtに対応した画像信号値i´100%に変換されればよい。
図9(a)は、フィードバック率が40%の場合にγLUT生成部307が階調補正テーブルを生成する概念を説明する図である。一点鎖線は、フィードバック率が40%でのオフセットされた目標濃度に相当する。γLUT生成部307は、予測濃度と目標濃度との差ΔDの40%分だけ目標濃度をオフセットさせ、画像信号値iが目標濃度Ditgtに対応した画像信号値i´40%に変換されるような階調補正テーブルを生成する。つまり、γLUT生成部307は、濃度差ΔDに0.4(第1係数)を乗算した値に基づいて目標濃度をオフセットさせ、オフセットされた目標濃度と予測濃度とに基づいて階調補正テーブルを生成する。
図9(b)は、フィードバック率が60%の場合にγLUT生成部307が階調補正テーブルを生成する概念を説明する図である。一点鎖線は、フィードバック率が60%でのオフセットされた目標濃度に相当する。γLUT生成部307は、予測濃度と目標濃度との差ΔDの60%分だけ目標濃度をオフセットさせ、画像信号値iが目標濃度Ditgtに対応した画像信号値i´60%に変換されるような階調補正テーブルを生成する。つまり、γLUT生成部307は、濃度差ΔDに0.6(第2係数)を乗算した値に基づいて目標濃度をオフセットさせ、オフセットされた目標濃度と予測濃度とに基づいて階調補正テーブルを生成する。
フィードバック率の違いは、階調補正テーブルを生成するために用いる係数の違いである。フィードバック率40%に対応する第1の係数は0.4であり、フィードバック率60%に対応する第2の係数は0.6である。フィードバック率が異なれば、目標濃度と予想濃度との差が所定値の場合の補正量が異なる。フィードバック率60%に対応する補正量は、フィードバック率40%に対応する補正量より大きい。
また、画像形成装置100は、複数の測定用画像Pに含まれるいずれか1つの測定用画像の測定結果と目標測定結果との差に基づいて、画像形成条件であるレーザパワー(LPW)を調整する。本実施形態の画像形成装置100は、230Dotスクリーンを用いて形成された画像信号値100%の測定用画像Pb100の濃度D5と目標濃度との差に基づいてLPWを制御する。画像形成装置100は、特定の測定用画像Pb100の濃度D5が目標濃度より濃ければLPWを減少させ、特定の測定用画像Pb100の濃度D5が目標濃度より薄ければLPWを増加させる。なお、本実施形態の画像形成装置100がLPWを変更するタイミングは、LPW調整量が決定された後、且つ、測定用画像Pa、Pb、Pcのいずれかの先頭の測定用画像が形成されるタイミングとする。
さらに、本実施形態の画像形成装置100は、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合にLPWの調整量を増加させる。画像形成装置100は、長尺シートか非長尺シートか否かにかかわらず、特定の測定用画像Pb100の濃度D5と目標濃度との差が第1所定値より大きければLPWを1レベル変化させる。さらに、画像形成装置100は、画像形成装置100が複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合、特定の測定用画像Pb100の濃度D5と目標濃度との差が第2所定値より大きければLPWを2レベル変化させる。ここで、第2所定値の絶対値は第1所定値の絶対値より大きい。
(画像形成処理)
次に、画像形成装置100が連続して画像を形成している間にCPU300が実行する第2キャリブレーションを図6のフローチャート、及び図8の表に基づいて説明する。CPU300は、リーダ部400から原稿に対応するコピー用の画像データが入力された場合や、I/F部302を介して転送されたプリント用の画像データが入力された場合に、画像形成動作を開始する。
CPU300は、先ず、画像が形成されるシートが長尺シート501か否かを判定する(S001)。CPU300は、例えば、操作部180においてユーザに指定されたシートのサイズに関する情報を取得し、当該情報に基づいて長尺シート501が指定されたか否かを判定する。CPU300は、長尺シート501に画像を形成する場合、フィードバック率を60%に設定し(S002)、処理をステップS004へ移行する。一方、CPU300は、非長尺シート(シート110)に画像を形成する場合、フィードバック率を40%に設定し(S003)、処理をステップS004へ移行する。
ステップS004において、CPU300は、LPWの変更が必要かを判定する(S004)。CPU300は、LPW決定処理が前回実行された結果に基づいてLPWを変更する必要があるか否かを判定する。つまり、CPU300は、LPWの調整量が設定されている場合にLPWの変更が必要であると判定する。
さらに、本実施形態の画像形成装置100は、画像信号値20%の測定用画像Paが形成されるタイミング、又は、画像信号値20%の測定用画像Pbが形成されるタイミングであれば、LPWを変更可能と判定する。これは、LPWを変更してしまうと測定用画像の濃度も変化してしまうからである。そのため、CPU300は、L枚目のシートに対応する画像を形成するタイミング、又は、L+5枚目のシートに対応する画像を形成するタイミングにおいて、LPWの調整量が決定されている場合にLPWを変更する。
CPU300は、LPWの変更が必要であり、且つ、LPWが変更可能なタイミングであれば、LPWを調整量に基づいて変更する(S005)。そして、CPU300は、プリント部101を制御して画像データに基づき画像を形成し(S006)、プリント部101を制御して測定用画像データに基づいて測定用画像Pを形成する(S007)。測定用画像Pがセンサ117の測定位置に到達するタイミングにおいて、CPU300はセンサ117を制御して測定用画像Pを測定する(S008)。
本実施形態の画像形成装置100は、1ページ分の画像を形成する度に色毎に1つの測定用画像Pを形成する。そのため、CPU300は、ステップS007において、測定用画像Pを形成するための画像信号値を、図8に示した画像信号値(20%、40%、60%、80%、及び100%)の中から1つ選択する。さらに、CPU300は、ステップS007において、測定用画像Pを形成するためのスクリーンを、図4に示した190Dotスクリーン、230Dotスクリーン、及びコピアスクリーンの中から1つ選択する。
そして、ステップS007において、CPU300は、パターンジェネレータ305に、選択された画像信号値の測定用画像データを出力させ、階調補正部316に、選択されたスクリーンに対応する階調補正テーブルに基づいて測定用画像データを補正させる。続いて、CPU300は、ハーフトーン処理部317に、選択されたスクリーンに基づいて画像データを変換させ、プリント部101を制御して、中間転写ベルト106上に測定用画像Pを形成させる。
続いて、CPU300は、プリント部101が画像データに基づくすべての画像を形成し終えたか否かを判定する(S009)。プリント部101が全ての画像を形成し終えた場合、CPU300は第2キャリブレーションの処理を終了する。
一方、ステップS009において、プリント部101が全ての画像を形成し終えていない場合、CPU300は処理をステップS010へ移行する。そして、CPU300は、スクリーン毎に予め決められた数の測定用画像Pの測定結果を取得し終えたか否かを判定する(S010)。ステップS010において、スクリーン毎に予め決められた数の測定用画像Pの測定結果を取得し終えていない場合、CPU300は処理をステップS006へ移行する。これによって、スクリーン毎に予め決められた数の測定用画像Pの測定結果を取得し終えるまで、CPU300は画像形成条件の更新を行わない。なお、測定用画像Pの測定データ(濃度)はRAM309に記憶される。
一方、ステップS010において、スクリーン毎に予め決められた数の測定用画像Pの測定結果を取得し終えた場合、CPU300はLPW決定処理(図7)を実行し(S011)、処理をステップS012へ移行する。ステップS012において、γLUT生成部307は、測定用画像Pの濃度と目標濃度とフィードバック率(係数)に基づいて、測定用画像Pのスクリーン、及び色に対応する階調補正テーブル(γLUT)を生成する。そして、CPU300は処理をステップS001へ移行する。
ここで、5枚の長尺シート501に画像を形成している間に測定データが取得された場合、ステップS012において階調補正テーブルを生成する際に使用するフィードバック率(係数)が60%(0.6)に設定される。例えば、画像形成装置100がL枚目からL+4枚目まですべて長尺シート501に画像を形成する場合、γLUT生成部307が用いるフィードバック率(係数)は60%(0.6)である。例えば、画像形成装置100がL+5枚目からL+8枚目までが長尺シート501に画像を形成しL+9枚目がシート110に画像を形成する場合、γLUT生成部307が用いるフィードバック率(係数)は40%(0.4)である。本実施形態に記載の画像形成装置100は、所定数の長尺シート501に連続して画像を形成する場合に、フィードバック率(係数)を40%(0.4)から60%(0.6)へ変更する。
次に、図6のステップS011に示すLPW決定処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。画像形成装置100は、特定の測定用画像Pb100の濃度D5と目標濃度D5tgtとの差に基づいてLPWの変更が必要か否かを判定する。さらに、画像形成装置100は、濃度D5と目標濃度D5tgtとの差に基づいてLPWの調整量を決定する。なお、以下の説明において、濃度D5の数値が小さいほど測定用画像の濃度は薄く、濃度D5の数値が大きいほど測定用画像の濃度は濃いものとする。
先ず、CPU300は、予め決められた数の測定用画像Pが形成された期間(以下テスト期間と称す。)に連続して形成された画像は全て長尺シート501に形成される画像であるか否かを判定する(S101)。本実施形態に記載の画像形成装置100は、テスト期間に連続して形成された画像が5枚の長尺シート501に形成される画像である場合、複数の長尺シート501に画像を形成している間に濃度変動が増大する可能性がある。そこで、本実施形態の画像形成装置100は、5枚の長尺シートに連続して画像を形成している間に階調補正テーブル(γLUT)を更新する場合、フィードバック率(係数)の他にLPWの調整量も変更する。
ステップS101においてテスト期間に連続して形成された画像が全て長尺シート501に形成される画像である場合、CPU300は処理をステップS102へ移行する。そして、CPU300は、測定用画像Pb100の濃度D5が下限値よりも薄いか否かを判定する(S102)。ステップS102において、濃度D5が下限値(=D5tgt−60)より薄ければ、CPU300はLPWを2レベル高くする(S104)。
そして、CPU300はLPWの変更が必要であると判定すると共に、LPW決定処理を終了する。ここで、LPWが2レベル増加した場合、露光装置103から発するレーザの強度が増加するので、感光ドラム105に形成される画像の濃度が増加する。
一方、ステップS102において、測定用画像Pb100の濃度D5が下限値(=D5tgt−60)より濃ければ、CPU300は処理をステップS103へ移行する。ステップS103において、CPU300は測定用画像Pb100の濃度D5が上限値(=D5tgt+60)より濃いか否かを判定する。ステップS103において、濃度D5が上限値(=D5tgt+60)より濃ければ、CPU300はLPWを2レベル低くする(S105)。
そして、CPU300は、LPWの変更が必要と判定すると共に、LPW決定処理を終了する。ここで、LPWが2レベル低下した場合、露光装置103が発するレーザの強度が低下するので、感光ドラム105に形成される画像の濃度が低下する。
また、ステップS103において、測定用画像Pb100の濃度D5が上限値(=D5tgt+60)より薄ければ、CPU300は処理をステップS106へ移行する。ステップS106において、CPU300は測定用画像Pb100の濃度D5が低濃度閾値(=D5tgt−30)より薄いか否かを判定する。ステップS106において、濃度D5が低濃度閾値(=D5tgt−30)より薄ければ、CPU300はLPWを1レベル高くする(S108)。
そして、CPU300は、LPWの変更が必要と判定すると共に、LPW決定処理を終了する。ここで、LPWが1レベル増加した場合、露光装置103から発するレーザの強度が増加するので、感光ドラム105に形成される画像の濃度が増加する。なお、LPWのレベルが大きいほど変更量も増加する。
一方、ステップS106において、測定用画像Pb100の濃度D5が低濃度閾値(=D5tgt−30)より濃ければ、CPU300は処理をステップS107へ移行する。ステップS107において、CPU300は測定用画像Pb100の濃度D5が高濃度閾値(=D5tgt+30)より濃いか否かを判定する。ステップS107において、濃度D5が高濃度閾値(=D5tgt+30)より濃ければ、CPU300はLPWを1レベル低くする(S109)。
そして、CPU300は、LPWの変更が必要と判定すると共に、LPW決定処理を終了する。LPWが1レベル低下した場合、露光装置103が発するレーザの強度が低下するので、感光ドラム105に形成される画像の濃度が低下する。
また、ステップS107において、測定用画像Pb100の濃度D5が高濃度閾値(=D5tgt+30)より薄ければ、CPU300はLPWの変更が不要と判定すると共に、LPW決定処理を終了する。この場合、第2キャリブレーションのステップS004(図6)において、CPU300はLPWの変更が必要ではないと判定する。つまり、LPWは変更されない。
また、ステップS101においてテスト期間に連続して形成された画像が全て長尺シート501に形成される画像でない場合、CPU300は処理をステップS106へ移行する。ステップS106以降の処理は前述しているので、ここでは説明しない。これによって、テスト期間に連続して形成された画像が全て長尺シート501に形成される画像でない場合、CPU300はLPWの調整範囲は±1レベルである。これは、テスト期間に連続して形成された画像が全て長尺シート501に形成される画像である場合のLPWの調整範囲(±2レベル)より小さい。
本実施形態の画像形成装置100によれば、長尺シート501に連続して画像を形成している場合であっても、出力画像の濃度が目標濃度に収束するようにLPWを調整することができる。
また、本実施形態の画像形成装置100は、フィードバック率(係数)とLPWの調整範囲との両方を変更しているが、どちらか一方を変更する構成であってもよい。フィードバック率(係数)とLPWの調整範囲とのいずれか一方が変更できれば、出力画像の濃度が目標濃度に対して大きく乖離することを抑制できる。
(測定用画像Pの形成順序)
各スクリーン、及び誤差拡散法の説明と使用用途とを以下に記載する
190Dotスクリーン:写真画像やグラフィック画像が印刷される際に使用する。使用頻度が高く、色再現が重要な人物写真にも使用される。
230Dotスクリーン:文字画像が印刷される際に使用する。190Dotスクリーンよりも線数が高く、ハーフトーン文字のジャギーが目立ちにくい。文字画像の濃度はユーザが意図して指定している場合が多い。
コピアスクリーン:コピー用の画像の文字画像以外の画像が印刷される際に使用する。コピー用の画像はプリント用の画像に比べると階調性、解像度、粒状性が低い。
誤差拡散法:地図モードや、コピー用の画像の文字画像が印刷される際に使用する。また、プリンタ用の画像が印刷される際にユーザによって指定された場合に使用する。高解像度の画像を印刷するのに適している。画像にモアレを生じにくくさせる。
画像形成装置100は、ユーザが色味の変動を抑制させたい190Dotスクリーンと230Dotスクリーンとに対応する測定用画像Pa、及びPbを5階調ずつ形成する。これによって、グラフィック画像や写真画像の階調特性を広範囲に亘って高精度に補正できる。また、画像形成装置100は、コピアスクリーンに対応する測定用画像Pは1階調だけ形成する。
コピアスクリーンに対応する測定用画像Pは1階調しか形成されないので、γLUT生成部307は、予め記憶されたモデル式に基づいて1階調の測定用画像Pの濃度から階調特性を算出し、コピアスクリーン用の階調補正テーブルを生成する。なお、プリント画像に使用される190Dotスクリーンや230Dotスクリーンの階調数は、コピアスクリーンに対応する測定用画像Pの階調数よりも少ないので、プリント画像の方がコピー画像よりも階調特性を高精度に補正することができる。
図8は、階調補正において形成される測定用画像Pのスクリーンと画像信号値とを示す表である。12ページ分の画像が形成されている間に、190Dotスクリーンに対応する測定用画像Paが5個、230Dotスクリーンに対応する測定用画像Pbが5個、コピアスクリーンに対応する測定用画像Pcが1個、合計11個の測定用画像Pが形成される。γLUT生成部307は、11個の測定用画像Pを繰り返し形成する。画像形成装置100は、11ページ分の画像が形成される度に、各スクリーンに対応する階調補正テーブル(γLUT)を更新する。
コピー画像を形成するために使用されるコピアスクリーンは、プリント画像を形成するために使用される190Dotスクリーンや230Dotスクリーンよりも階調数を減らしている。これによって、プリント画像を形成するために使用される階調補正テーブルを、低濃度から高濃度までの広範囲において高精度に補正することができる。さらに、プリント画像を形成するために使用される階調補正テーブルを、高頻度に更新することができるので、画像の濃度が急激に変化する場合であっても、プリント画像の濃度を安定させることができる。
また、上記構成においては、中間転写ベルト106上に形成された測定用画像を測定する位置にセンサ117が4つ設けられた構成としたが、各感光ドラム105上に形成された測定用画像を測定する位置にセンサ117が設けられた構成としてもよい。例えば、中間転写ベルト106の色が黒色であり、ブラックの測定用画像の測定精度が低下してしまう場合には、ブラックの測定用画像はブラックの感光ドラム105に設けられたセンサ117によって測定される構成とすればよい。
また、画像形成装置100は、ブラックの測定用画像はブラックの感光ドラム105に設けられたセンサ117によって測定し、シアン、マゼンタ、及びイエローの測定用画像は中間転写ベルト106に設けられたセンサ117によって測定する構成としてもよい。ブラックの感光ドラム105に設けられたセンサ117は、第1感光体上の第1測定用画像を測定するための第1測定部として機能し、中間転写ベルト106に設けられたセンサ117は、像担持体上の第2測定用画像を測定するための第2測定部として機能する。
本発明によれば、複数の長尺シートに連続して画像を形成する場合であっても、長尺シート501に適した画像形成条件の調整処理を実行するので、出力画像の濃度変動を抑制することができる。
101 プリント部
106 中間転写ベルト
117 センサ
140 搬送ローラ
300 CPU
307 γLUT生成部

Claims (4)

  1. シートを搬送する搬送手段と、
    像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像が前記像担持体から前記シートへ転写される転写部と、
    前記像担持体に形成された測定用画像を測定する測定手段と、
    前記測定手段の測定結果とフィードバック条件とに基づいて、前記シートに形成される画像の濃度を調整するための画像形成条件を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記画像形成手段が第1の種類の複数のシートに画像を連続して形成している間に、前記画像形成手段によって前記第1の種類の複数のシートのなかのシートに転写される画像と前記第1の種類の複数のシートのなかの他のシートに転写される画像との間に第1測定用画像を形成させ、前記測定手段に前記第1測定用画像を測定させ、前記測定手段による前記第1測定用画像の測定結果と第1フィードバック条件とに基づいて前記画像形成条件を制御し、
    前記制御手段は、前記画像形成手段が第2の種類の複数のシートに画像を連続して形成している間に、前記画像形成手段によって前記第2の種類の複数のシートのなかのシートに転写される画像と前記第2の種類の複数のシートのなかの他のシートに転写される画像との間に第2測定用画像を形成させ、前記測定手段に前記第2測定用画像を測定させ、前記測定手段による前記第2測定用画像の測定結果と前記第1フィードバック条件と異なる第2フィードバック条件とに基づいて前記画像形成条件を制御し、
    前記搬送手段の搬送方向において前記第1の種類の複数のシートの長さは所定の長さより短く、
    前記搬送手段の搬送方向において前記第2の種類の複数のシトの長さは前記所定の長さより長いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2測定用画像の測定結果と目標測定結果との差が所定値ならば、前記第2測定用画像の測定結果と前記第2フィードバック条件に基づいて決定される前記画像形成条件の補正量は、前記第1測定用画像の測定結果と前記目標測定結果との差が前記所定値である場合に前記第1測定用画像の測定結果と前記第1フィードバック条件に基づいて決定される前記画像形成条件の補正量より大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1フィードバック条件は、前記画像形成条件の補正量を決定するために用いられる第1係数であり、
    前記第2フィードバック条件は、前記画像形成条件の補正量を決定するために用いられる第2係数であり、
    前記第2係数の絶対値は前記第1係数の絶対値より大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 階調補正条件に基づいて画像データを変換する変換手段をさらに有し、
    前記画像形成手段は、前記変換手段により変換された前記画像データに基づいて画像を形成し、
    前記制御手段は、前記測定用画像の測定結果とフィードバック条件とに基づいて、前記画像形成条件として前記階調補正条件を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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