JP2019092034A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019092034A
JP2019092034A JP2017219327A JP2017219327A JP2019092034A JP 2019092034 A JP2019092034 A JP 2019092034A JP 2017219327 A JP2017219327 A JP 2017219327A JP 2017219327 A JP2017219327 A JP 2017219327A JP 2019092034 A JP2019092034 A JP 2019092034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
mode
unit
image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017219327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6952583B2 (ja
JP2019092034A5 (ja
Inventor
弘 冨井
Hiroshi Tomii
弘 冨井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017219327A priority Critical patent/JP6952583B2/ja
Priority to US16/189,054 priority patent/US10498929B2/en
Publication of JP2019092034A publication Critical patent/JP2019092034A/ja
Publication of JP2019092034A5 publication Critical patent/JP2019092034A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6952583B2 publication Critical patent/JP6952583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5029Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the copy material characteristics, e.g. weight, thickness
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00029Image density detection
    • G03G2215/00067Image density detection on recording medium
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】様々な種類のシートについてキャリブレーションを実行可能としつつ、キャリブレーションの効率化も図ること。【解決手段】読取手段は搬送手段により搬送されるシートを読み取る第一モードと、シート台に載置されたシートを読み取る第二モードとを有する。補正手段はシートの種類に応じて用意された補正条件を用いて、入力された画像信号の階調特性を補正する画像形成手段は補正手段により補正された画像信号にしたがってシートにトナー画像を形成する。制御手段は、シートの種類に応じて第一モードまたは第二モードを選択する。制御手段は、画像形成手段を制御してシートにテスト画像を形成させ、当該シートに形成されたテスト画像を、選択された読取モードで読取手段に読み取らせる。制御手段は、読取手段により得られた濃度情報に基づき当該シートのための補正条件を作成する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置により形成される画像の濃度を制御する濃度制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置がシートに形成する画像の濃度は様々な要因に応じて変動する。たとえば、気温や湿度などの環境条件が変化したり、画像形成装置の部品が経時変化したりすると、画像形成装置により形成される画像の濃度も変化してしまう。そのため、画像形成装置は、画像の濃度を目標濃度に制御するためのキャリブレーションを実行する。キャリブレーションでは、シートにテストパターンが形成され、それをセンサで読み取ることで画像濃度が得られ、画像濃度が目標濃度となるように画像濃度を調整するためのパラメータが補正される。なお、画像濃度を調整するためのパラメータは、シートの種類(坪量やコーティングの有無、再生紙かどうか)に対応するパラメータに制御される。ここで、特許文献1に記載の画像形成装置は、テストチャートを読み取るために自動原稿搬送装置(ADF)を用いてテストチャートを搬送させることでキャリブレーションの作業負荷を低減している。
特開2007−329929号公報
ところで、画像形成装置によって画像が形成可能なシートの中にはADFによって搬送困難なシート(例:厚紙、コーティング紙、再生紙)も存在する。このようなシートをADFに搬送させると、ジャムが発生する可能性がある。しかし、このようなシートであってもキャリブレーションは必要である。そこで、本発明の目的は、ADFを用いてシートに形成された画像を読み取る際にジャムが発生することを抑制することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、搬送手段により搬送されるシートを読み取る第一モードと、シート台に載置されたシートを読み取る第二モードとを有する読取手段と、シートの種類に応じて用意された補正条件を用いて、入力された画像信号の階調特性を補正する補正手段と、前記補正手段により補正された画像信号にしたがってシートにトナー画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記シートの種類に応じて前記第一モードまたは前記第二モードを選択する選択手段と、前記画像形成手段を制御してシートにテスト画像を形成させ、当該シートに形成されたテスト画像を前記選択手段により選択された読取モードで前記読取手段に読み取らせ、前記読取手段により得られた濃度情報に基づき当該シートのための前記補正条件を作成する作成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ADFを用いてシートに形成された画像を読み取る際にジャムが発生することを抑制できる。
画像形成装置を説明する図。 ドキュメントスキャナを説明する図。 ADFユニットを説明する図。 画像形成装置の制御ブロック図(コピー/プリント)。 キャリブレーションを示すフローチャート。 シートの種類に関する情報と読取モードとの関係を説明する図。 UIを説明する図。 テストチャートを示す図。 キャリブレーションを示すフローチャート。 UIを説明する図。 UIを説明する図。 CPUの機能を説明する図。 画像形成装置の制御ブロック図(キャリブレーション)。
<実施例1>
[画像形成装置]
図1が示す画像形成装置100は原稿の画像を読み取るリーダAと、リーダAにより得られた画像をシート上に形成するプリンタBとを有している。リーダAは、ドキュメントスキャナA1とADFユニットA2とを有している。
リーダAは、ADFユニットA2により搬送される原稿や原稿台ガラス102に載置された原稿を読み取る読取手段の一例である。リーダAは、原稿台ガラス102上に載置された原稿101を読み取ることもできる。リーダ画像処理部108は原稿101を読み取ることで生成された電気信号を画像信号に変換し、プリンタBのプリンタ制御部109に出力する。プリンタ制御部109は画像信号に画像処理を実行し、画像処理が実行された画像信号に基づいてプリンタBに画像を形成させる。
プリンタBは、画像形成部120、130、140、及び150、レーザスキャナ110、転写ベルト111、定着器114、給紙カセット152を備える。画像形成部120はイエロー(Y)の画像を形成し、画像形成部130はマゼンタ(M)の画像を形成し、画像形成部140はシアン(C)の画像を形成し、画像形成部150はブラック(Bk)の画像を形成する。画像形成部120、130、140、及び150の構成はほぼ同一である。以下では、イエローの画像形成部120の構成を説明する。
画像形成部120は、所定方向に回転する感光ドラム121を有する。感光ドラム121の周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電器122、現像器123、転写ローラ124が配置されている。帯電器122は、感光ドラム121を非接触に帯電させるコロナ帯電器である。帯電器122は、この他にも感光ドラムに接触して、又は、近接して設けられた帯電ローラ、又は帯電ブラシであってもよい。レーザスキャナ110は帯電された感光ドラム121に画像信号に応じた露光光を照射する。これによって、感光ドラム121の表面には静電潜像が形成される。現像器123は、イエローのトナーを含む現像剤を収容する。静電潜像の現像に際しては、現像器123が感光ドラム121に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する。これによって、感光ドラム121にはトナー画像が形成される。転写ベルト111は所定方向に回転駆動されるベルトである。転写ローラ124は転写ベルト111を介して感光ドラム121を押圧することで転写ニップ部を形成している。画像形成部120は、これらの他に、感光ドラム121の表面電位を計測するための表面電位計125を備える。
次に、画像形成装置100の画像形成動作を説明する。感光ドラム121は、帯電器122によりその表面を一様に帯電される。次いで、レーザスキャナ110が、リーダAから出力されたイエロー成分の画像信号に基づいて感光ドラム121を露光すると、感光ドラム121にはイエロー成分の画像に対応した静電潜像が形成される。感光ドラム121上に形成されたイエロー成分の画像に対応する静電潜像は、現像器123によりイエローのトナー画像として顕像化される。イエローのトナー画像は、感光ドラム121の回転に伴い転写ニップ部へ搬送される。
また、給紙カセット152には、シートが格納されており、給紙ローラにより1枚ずつ給送され、レジストレーションローラまで搬送される。レジストレーションローラは、転写ニップ部においてシートがイエローのトナー画像と接触するようにシートを転写ベルト111へ送り出す。感光ドラム121上のイエローのトナー画像とシートが転写ニップ部に進入すると、転写ローラ124に転写電圧が印加され、感光ドラム121上のイエローのトナー画像はシートに転写される。
また、感光ドラム131にはマゼンタのトナー画像が形成され、感光ドラム141にはシアンのトナー画像が形成され、感光ドラム151にはブラックのトナー画像が形成される。転写ベルト111に支持されたシートにマゼンタのトナー画像、シアンのトナー画像、ブラックのトナー画像が重ねて転写されると、シートにはフルカラーのトナー画像が形成される。トナー画像が形成されたシートは転写ベルト111から定着器114へと搬送され、定着器114のローラ対に挟持、搬送されながら不図示のヒータによって加熱される。これによって、シート上のトナー画像がシートに定着する。トナー画像が定着したシートは配送ローラにより排紙トレイに排出される。
[ドキュメントスキャナ]
図2はドキュメントスキャナA1の構成を示す断面図である。ドキュメントスキャナA1はADFユニットA2により原稿101を搬送させながら原稿101を読み取る第一モードと、原稿台ガラス102上に載置された原稿101を読み取る第二モードとを有している。ADFユニットA2は搬送手段である。原稿台ガラス102はシート台である。第一モードは流し読み、又はADF読みと呼ばれる。第二モードは固定読み、又は原稿台読みと呼ばれる。
ドキュメントスキャナA1は、原稿台ガラス102、第一ミラーユニット104a、第二ミラーユニット104b、レンズ115、画像センサ105、ホームポジションセンサ106、モータ116を備える。第一ミラーユニット104aは、光源として機能する原稿照明ランプ103とミラーを備える。第一ミラーユニット104aは、第二モードにおいて、原稿101を読み取るために原稿照明ランプ103を点灯した状態で矢印方向へ移動する。これによって原稿101からの反射光はミラーにより第二ミラーユニット104bへ偏向される。第二ミラーユニット104bは第一ミラーユニット104aのミラーによって偏向された光をレンズ115へ向けて偏向する第2ミラー107bと第3ミラー107cを備える。第二ミラーユニット104bも、第二モードにおいて、原稿101を読み取るために矢印方向へ移動する。レンズ115は第二ミラーユニット104bにより偏向された光を画像センサ105に結像するための光学系である。画像センサ105はレッド、グリーン、及びブルーのフィルタを備える。そのため、画像センサ105はレッド、グリーン、及びブルーの画像信号を出力する。モータ116は第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bとを駆動するための駆動源である。ホームポジションセンサ106は第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bとの位置を検知するためのセンサである。
第一モードが選択されるとモータ116が回転する。これにより、第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bは、流し読み位置に搬送される原稿101を読み取るために所定位置へ移動して停止する。画像センサ105は、ADFユニットA2によって流し読み位置へ搬送される原稿101を読み取る。つまり、ドキュメントスキャナA1は原稿照明ランプ103を点灯し、流し読み位置を通過する原稿101に光を照射する。第一ミラーユニット104aに設けられた第1ミラー107a、第二ミラーユニット104bに設けられた第2ミラー107bおよび第3ミラー107cは原稿101からの反射光(画像光)を偏向し、レンズ115に導く。レンズ115は画像光を画像センサ105上に結像させる。画像センサ105は画像光を電気信号に変換し、リーダ画像処理部108に出力する。あるいは、ADFユニットA2が原稿台ガラス102上に原稿101を搬送して原稿台ガラス102上の読取位置に原稿101を静止させる。第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bが移動を再開して、原稿101を読み取る。その後、ADFユニットA2が原稿101の搬送を再開して排出する。このように、第一モードは二種類の読取手法を有していてもよい。
第二モードが選択されると、モータ116が回転することで第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bは、一旦ホームポジションセンサ106のあるホームポジションまで戻る。ドキュメントスキャナA1は原稿照明ランプ103を点灯し、原稿101に光を照射する。第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bは原稿101の矢印方向に移動しながら、第1ミラー107a、第2ミラー107bおよび第3ミラー107cが原稿101からの反射光(画像光)を偏向し、レンズ115に導く。レンズ115は画像光を画像センサ105上に結像させる。画像センサ105は画像光を電気信号に変換し、リーダ画像処理部108に出力する。
つまり、第一モードとは第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bが所定位置に固定された状態で搬送された原稿101を読み取る読取動作である。一方、第二モードとは第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bとを移動させながら原稿台ガラス102上の原稿101を読み取る読取動作である。
[ADF]
図3(A)はADFユニットA2の外観を示す斜視図である。図3(B)はADFユニットA2の概略断面図である。原稿積載部301は原稿トレイ302を有している。原稿トレイ302には一枚以上の原稿101が積載される。原稿トレイ302は搬送手段の給紙部として機能する。原稿インジケータ303は原稿101が原稿トレイ302に積載されると点灯する。
原稿給紙部304は原稿トレイ302に積載された原稿101を給送するローラ対305、ピックアップローラ306、給送ローラ307を備える。ピックアップローラ306は回転可能かつ上下動可能なローラである。ピックアップローラ306は原稿トレイ302に積載された原稿束のうち最も上に位置する原稿101に接触し、原稿101を搬送する。給送ローラ307は原稿101をローラ対305へ向けて搬送する。原稿101の先端がローラ対305に到達した時点においてローラ対305は停止している。これは、原稿101をローラ対305につき当てて原稿101の斜行を補正するためである。原稿101がローラ対305に到達してから所定時間後にローラ対305は回転して、原稿101を原稿搬送部308へ搬送する。
原稿搬送部308は、搬送ベルト309を用いて原稿101を搬送する。搬送ベルト309は、駆動ローラ310および従動ローラ311に張架されている。さらに、搬送ベルト309は押圧コロ312によって原稿台ガラス102へ押圧されている。搬送ベルト309は、搬送ベルト309と原稿台ガラス102との間に進入してきた原稿101を摩擦力により搬送する。これにより、原稿101は原稿台ガラス102上を移動する。原稿搬送部308は原稿101が読取位置に到達すると、搬送ベルト309を停止させる。第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bがスキャンすることで、原稿101が読み取られる。その後、原稿搬送部308は搬送ベルト309の駆動を再開し、原稿101を反転排紙部313に搬送する。なお、原稿搬送部308が原稿101を搬送している最中に、第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bは停止したまま、原稿101を読み取ってもよい。つまり、原稿101のスキャンは、第一ミラーユニット104aと第二ミラーユニット104bが移動する代わりに、原稿101が移動することで実現されてもよい。
反転排紙部313は原稿101の表裏を反転して、排紙積載部320へ排紙する。搬送ベルト309により搬送されてきた原稿101が反転排紙部313に進入するときに、反転フラッパ316が原稿101を掬い上げ、反転ローラ314へ導く。さらに、反転ローラ314と当該反転ローラ314に対向する反転コロ318とが原稿101を挟持し、搬送ローラ対315へ搬送する。このとき反転ローラ314は所定方向へ回転している。原稿101の後端が排紙フラッパ317を抜けると、排紙フラッパ317と反転ローラ314とが回転する。このとき、反転ローラ314は所定方向と逆方向へ回転する。これにより、原稿101はスイッチバック搬送され、排紙積載部320の排紙トレイ321へ排出される。
つまり、第一モードとは原稿トレイ302に載置された原稿101を搬送して読み取る読取処理であり、第二モードとは、原稿101を搬送せずに、原稿台ガラス102に載せられた原稿101を読み取る読取処理である。なお、第一モードと第二モードとは自動的に切り替わる。ADFユニットA2は、原稿トレイ302に原稿101が載置されたことを検知するためのセンサを有する。そして、操作部U(図4)から読取開始ボタンが押されたときにセンサが原稿101を検知していれば、ドキュメントスキャナA1はADFユニットA2により原稿101を搬送させながら原稿101の画像を読み取る。一方、読取開始ボタンが押されたときにセンサが原稿を検知していなければ、ドキュメントスキャナA1はADFユニットA2により原稿101を搬送させずに原稿台ガラス102上の原稿101を読み取る。
[プリンタ制御部]
図4は画像形成装置100の制御ブロック図である。プリンタ制御部109の各部はCPU401によって統括的に制御される。つまり、CPU401はプリンタBを制御する制御手段の一例である。メモリ402は、ROMやRAMを有し、制御プログラムや各種のデータを記憶している。以下では、画像形成装置100がリーダAによって読み取られた原稿101の画像をシートに形成するコピーモードを図4に示す制御ブロック図を用いて説明する。コピーモードにおいてリーダAは原稿101の画像を読み取った結果に基づき画像信号を出力する。リーダAが出力した画像信号はプリンタ制御部109の色処理部403に入力される。色処理部403はLUTid404を用いてRGB形式の画像信号をYMC形式の画像信号に変換する。LUTid404はリーダAから出力された画像信号をプリンタBに適した画像信号へ変換するために用いられるルックアップテーブルである。YMCの画像信号は階調制御部411に転送される。
階調制御部411は、シートの種類に応じて用意された補正条件を用いて、入力された画像信号を補正する補正手段の一例である。階調制御部411は、UCR部405とγ補正回路406とを備え、プリンタBの濃度特性(階調特性)を理想的な濃度特性に合わせるべく画像信号を補正する。UCR部405は、YMC形式の画像信号からイエロー成分の画像信号、マゼンタ成分の画像信号、シアン成分の画像信号、及びブラック成分の画像信号を生成する。γ補正回路406は画像信号を変換する。プリンタBが各色成分の画像信号値に基づいて画像を形成した場合、出力画像の階調特性(濃度特性)は理想的な階調特性とならない。そのため、γ補正回路406はコピーモードにおいてシートに形成される画像の階調特性(濃度特性)が理想的な濃度特性となるようにLUTaに基づいて画像信号値を変換する。LUTaは濃度特性を補正するための変換テーブル(階調補正条件)である。メモリ402はシートの種類ごとのLUTaを保持している。
階調制御部411から出力された画像信号はディザ処理部407に入力される。ディザ処理部407は画像信号にディザ処理(中間調処理)を施してPWM部408に出力する。なお、コピーモードにおいて、ディザ処理部407は画像信号をCOPYスクリーンに基づいて変換する。ディザ処理が実行された画像信号(8bit)は、例えば、4bitデータに変換される。PWM部408は、画像信号に応じてパルス幅変調された駆動信号を生成し、レーザドライバ409に出力する。レーザドライバ409は駆動信号にしたがってレーザスキャナの半導体レーザを発光させる。
以下では、例えばPDL形式の画像データに基づいて画像形成装置100がシートに画像を形成するプリントモードを図4に示す制御ブロック図を用いて説明する。プリントモードにおいてはサーバ、又はPCからプリンタ制御部109に画像データが転送される。色処理部403は画像データをYMC形式の画像信号に変換する。例えば、YMCBk形式の画像データが転送された場合、色処理部403は画像データにガマット変換を実施して画像信号を作成し、画像信号をγ補正回路406へ転送する。γ補正回路406は、写真、図面、及びグラフィックスに対応する画像信号をLUTbに基づいて補正する。γ補正回路406は、文字に対応する画像信号をLUTcに基づいて補正する。γ補正回路406はプリントモードにおいてシートに形成される画像の階調特性(濃度特性)が理想的な濃度特性となるように画像信号値をLUTb、又はLUTcに基づいて変換する。LUTb、及びLUTcは階調特性を補正するための変換テーブル(階調補正条件)である。メモリ402は、シートの種類ごとにLUTbを保持している。同様に、メモリ402は、シートの種類ごとにLUTcを保持している。
ディザ処理部407は、写真や図形が階調性に優れた画像となるように、イメージに関する画像信号及びグラフィックスに関する画像信号をイメージスクリーンに基づいて変換する。ディザ処理部407は、文字が鮮明に印刷されるように、テキストに関する画像信号をテキストスクリーンに基づいて変換する。また、ディザ処理部407は、ユーザが誤差拡散法を選択した場合には、誤差拡散法に基づいて画像信号値を変換する。ここで、例えば、高解像度の画像にモアレが発生した場合、ユーザがモアレを抑制するために誤差拡散方を用いたディザ処理を選択する。
ここで、COPYスクリーンの線数は170、イメージスクリーンの線数が190、テキストスクリーンの線数が280である。また、誤差拡散法は非周期的なスクリーンである。つまり、誤差拡散法はFMスクリーンであり、COPYスクリーン、イメージスクリーン、及びテキストスクリーンはAMスクリーンである。前述の各スクリーンは一例であり、本発明に記載の画像形成装置及び制御方法はこれらスクリーンに限定されない。
ここで、上述したように、環境変動や部品の消耗に依存してプリンタBがシート上に形成する画像の階調特性が変動してしまう。さらに、シートの種類に応じて画像の階調特性が異なる。そこで、CPU401はキャリブレーションを実行することで、LUTa、LUTb、及びLUTcを更新し、画像の階調特性を理想的な階調特性に補正する。
[キャリブレーション]
本実施例においてキャリブレーションとはシートの種類ごとのLUTa、LUTb、及びLUTcを作成する処理である。以下では、画像形成装置100が実行するキャリブレーションを図13に示す制御ブロック図を用いて説明する。CPU401は、テスト画像信号をディザ処理部407に供給する。そして、CPU401は、プリンタBを制御してディザ処理部407によりディザ処理が施されたテスト画像データに基づきシートにテスト画像を形成する。テスト画像が形成されたシートはテストチャートと呼ばれる。テストチャートはユーザによってリーダAの原稿台ガラス102又は原稿トレイ302に載置される。ユーザが読取開始ボタンを押したことに応じて、リーダAはテストチャートを読み取って、RGB形式の画像信号を色処理部403に出力する。色処理部403はRGB形式の画像信号を濃度に変換する。ここで、キャリブレーションが実行された場合、色処理部403は、LUTid404(図4)とは異なるキャリブレーション専用のLUTid_Cal410を用いて、RGB形式の画像信号を濃度に変換する。LUTid_Cal410は、画像信号(R)をシアンの濃度に変換するテーブル、画像信号(G)をマゼンタの濃度に変換するテーブル、画像信号(B)をイエローの濃度に変換するテーブル、画像信号(G)をブラックの濃度に変換するテーブルを含む。LUT生成部412は、色処理部403により変換されたテスト画像の濃度が目標濃度となるように、画像信号値を変換するためのLUTa、LUTb、及びLUTcを生成する。LUT生成部412は、例えば、COPYスクリーンを用いて形成されたテスト画像の濃度に基づいてLUTaを生成する。LUT生成部412は、同様に、イメージスクリーンを用いて形成されたテスト画像の濃度に基づいてLUTbを生成し、テキストスクリーンを用いて形成されたテスト画像の濃度に基づいてLUTcを生成する。なお、テスト画像の読取データに基づいて階調補正条件を生成する方法は公知であるので、ここでの説明は省略される。また、本実施例に記載の画像形成装置100は、シートの種類ごとにLUTa、LUTb、LUTcを生成する。
そのため、CPU401はシートの種類を示す識別情報とLUTaとを関連付けてメモリ402に記憶させる。CPU401は、同様に、シートの種類を示す識別情報とLUTbとを関連付けてメモリ402に記憶させ、シートの種類を示す識別情報とLUTcとを関連付けてメモリ402に記憶させる。なお、LUTaは色ごとに作成される。LUTbも同様に色ごとに作成される。LUTcも同様に色ごとに作成される。
上述しように、リーダAは第一モード(ADF読み)と第二モード(原稿台読み)を実行できる。第一モード(ADF読み)は第二モード(原稿台読み)と比較してユーザの作業負担が少ない。しかし、シートの種類によってはADFユニットA2がジャムを発生してしまう可能性がある。たとえば、ADFユニットA2は、シートの坪量が所定値を超えていたり、シートのサイズが所定サイズを超えている場合、ジャムを発生する可能性がある。さらに、ADFユニットA2は、再生紙、コーティング紙を搬送する場合にジャムを発生する可能性がある。したがって、これらの種類のシートを用いたキャリブレーションにおいては第二モード(原稿台読み)が実行されなければならない。
図5はLUTaを生成するキャリブレーション処理を示すフローチャートである。図6(A)は用紙区分の一例を示す表である。本実施例に記載の画像形成装置100は、キャリブレーションに用いるシートの種類に応じて第一モード(ADF読み)が実行できるか否かを判定する。さらに、画像形成装置100は、テストチャートの読み取りを第一モード(ADF読み)に基づいて実行すべきか否かユーザに報知する。
先ず、ステップS501でCPU401はシートの種類に関する情報を取得する。本実施例ではシートの種類に関する情報として用紙区分と用いる。用紙区分とは、坪量に基づくシートの分類である。図6(A)が示すように、たとえば、四つの用紙区分が設けられている。用紙区分1は、坪量が64gms以上でかつ105gms以下のシートが属する。用紙区分2は、坪量が106gms以上でかつ128gms以下のシートが属する。用紙区分3は、坪量が129gms以上でかつ220gms以下のシートが属する。用紙区分4は、坪量が221gms以上でかつ300gms以下のシートが属する。なお、図6(A)によれば、用紙区分1と用紙区分2は用紙範囲Aというキャリブレーショングループに属している。用紙範囲AについてはLUTa1を含む画像形成条件Aが適用される。画像形成条件とは、印刷速度、定着温度、帯電電位、露光光量などであり、シートの種類に応じた制御パラメータである。用紙区分3と用紙区分4は用紙範囲Bというキャリブレーショングループに属している。用紙範囲BについてはLUTa2を含む画像形成条件Bが適用される。なお、用紙区分1、用紙区分2および用紙区分3はADF読みが可能であるが、用紙区分4はADF読みが不可能である。本実施例では用紙区分1と用紙区分2はADF読み(第一モード)が適用される。用紙区分3と用紙区分4は原稿台読み(第二モード)が適用される。つまり、キャリブレーショングループまたは用紙範囲に応じて読取モードが選択されている。図6(A)に示された表は制御マップとしてメモリ402格納されており、CPU401によって参照される。
図7はキャリブレーションの実行が指示された場合に操作部Uの表示装置の画面推移である。ステップS501においてCPU401はUI700a(図7(a))を操作部Uの表示装置に表示させる。操作部Uは表示装置と入力装置とが一体となったタッチパネルディスプレイである。UI700aは用紙範囲Aを選択するためのボタン701aと、用紙範囲Bを選択するためのボタン701bとを有している。ユーザは、給紙カセット152に収納したシートの種類に応じてボタン701aとボタン701bとのどちらかを押す。CPU401は、操作部Uから出力されるコマンドに基づき用紙範囲Aと用紙範囲Bとのどちらが選択されたかを判定する。用紙範囲Aと用紙範囲Bはシートの種類に関する情報の一例である。
ステップS502でCPU401はシートの種類に関する情報に基づきADF読み(第一モード)が可能かどうかを判定する。つまり、CPU401はシートの種類に関する情報に基づきADF読み(第一モード)と原稿台読み(第二モード)とのうち予め決められた読取モードを選択する。たとえば、CPU401はシートの用紙区分や坪量に基づきシートが用紙範囲Aと用紙範囲Bのどちらに属するかを判定するそして、CPU401は、用紙範囲に対応する読取モードを選択する。あるいは、タッチパネルディスプレイにおいてユーザが用紙範囲Aを選択するためのボタン701aが押された場合、CPU401はADF読み(第一モード)を選択して、ステップS503に進む。一方で、タッチパネルディスプレイにおいてユーザが用紙範囲Bを選択するためのボタン701bが押された場合、CPU401は原稿台読み(第二モード)を選択して、ステップS511に進む。
●第一モード(ADF読み)
ステップS503でCPU401はプリンタBを制御してシート(用紙範囲A)にテスト画像を形成させる。ステップS503において、CPU401は画像形成条件A(ただし、LUTa1は使用されない。)をプリンタBに設定し、テスト画像用の画像信号をディザ処理部407に供給する。ディザ処理部407は供給されたテスト画像用の画像信号にCOPYスクリーンを用いてディザ処理を実行し、プリンタBへ画像処理された画像信号を転送する。プリンタBは入力された画像信号に基づいてテスト画像をシートに形成する。
図8はプリンタBから出力されるテストチャートの一例を示した図である。テストチャート801a、801bはそれぞれ、Y、M、C、Bkの各色について10階調からなるテスト画像を有している。テストチャート801aに形成されたイエローのテスト画像は、たとえば、10種類の画像信号(15、40、65、90、120、144、168、192、216、及び255)に基づいて形成された異なる階調の画像を含む。テストチャート801aに形成された複数のテスト画像は、COPYスクリーンに基づいて変換されたテスト画像用の画像信号に基づいて形成される。テストチャート801bに形成された複数のテスト画像は、例えば、イメージスクリーンに基づいて変換されたテスト画像用の画像信号に基づいて形成される。なお、テストチャートは、2枚に限定されず、例えば、テキストスクリーンに対応するテスト画像が形成されたテストチャートも印刷される構成であってもよい。以下の説明では、説明の便宜上、テストチャートの枚数は一枚であると仮定されている。
ユーザがテストチャートを原稿トレイ302に載置し、操作部Uから読取開始を指示すると、ステップS504でCPU401はADFユニットA2を稼働させてADF読みを実行する。たとえば、CPU401はテストチャートをADFユニットA2に積載するようユーザに促すメッセージを操作部Uに表示してもよい。図7(B)が示すように操作部Uは当該メッセージと、読取開始を指示するためのボタン701cとを含むUI700bを表示してもよい。CPU401は操作部Uから読取開始指示が入力されると、リーダAにADF読みを指示する。リーダAはADFユニットA2にテストチャートを搬送させ、ドキュメントスキャナA1にテストチャートを読み取らせる。ドキュメントスキャナA1のリーダ画像処理部108は読取結果を示す輝度信号をプリンタ制御部109に出力する。その後、CPU401はステップS505に進む。
●第二モード(原稿台読み)
テストチャートの中には、ADFユニットA2が搬送困難なシートがある。例えば、シートの坪量が所定値より高いシートはADFユニットA2によって搬送が困難である。用紙範囲Bには、ADFユニットA2で搬送不可能な用紙区分4が含まれている。ただし、用紙範囲Bには用紙区分3も含まれている。しかしながら、本実施例に記載の画像形成装置100は、用紙範囲Bについては第二モードを実行する。
ステップS511でCPU401は画像形成条件B(ただし、LUTa2は使用されない。)をプリンタBに設定し、テスト画像用の画像信号をディザ処理部407に供給することで、プリンタBにテストチャートを形成させる。なお、具体的なテストチャートの事例はステップS503に関して説明した通りである。
ユーザがテストチャートを原稿台ガラス102に載置し、操作部Uから読取開始を指示すると、ステップS512でCPU401はリーダAを用いて原稿台読みを実行する。たとえば、CPU401はテストチャートを原稿台ガラス102に載置するようユーザに促すメッセージを操作部Uに表示してもよい。図7(C)が示すように操作部Uは当該メッセージと、読取開始を指示するためのボタン701cとを含むUI700cを表示してもよい。ユーザはADFユニットA2を開いて、原稿台ガラス102を露出させ、原稿台ガラス102上にテストチャートを載置し、操作部Uの読取開始ボタンを押す。CPU401は操作部Uから読取開始指示が入力されると、リーダAに原稿台読みを指示する。リーダAは、ドキュメントスキャナA1にテストチャートを読み取らせる。ドキュメントスキャナA1のリーダ画像処理部108は読取結果を示す輝度信号をプリンタ制御部109に出力する。その後、CPU401はステップS505に進む。
●LUTaの作成
ステップS505でCPU401はテスト画像の濃度値を求める。CPU401は色処理部403とUCR部405を用いてテストチャートの読取データを取得する。読取データはRGBの画像信号(輝度信号と称す。)として取得される。色処理部403は、LUTidCal410に基づいて、RGBの画像信号(輝度信号)をYMCBkの濃度に変換する。これにより、10階調のテスト画像のそれぞれについて濃度が得られる。なお、画像形成装置100はLUTidCal410をシートの用紙区分毎に備える構成としてもよい。この場合、色処理部403は、テストチャートの用紙区分に対応するLUTidCal410に基づいて輝度信号を濃度へ変換すればよい。
ステップS506で、CPU401は、テスト画像を形成するために使用された画像信号と、リーダAにより取得されたテスト画像の濃度とに基づきLUTaを作成する。用紙範囲Aが選択されたときはLUTa1が作成される。用紙範囲Bが選択されたときはLUTa2が作成される。CPU401は、作成したLUTaをメモリ402に格納する。
●テストチャートの枚数が二枚以上のケース
図9は二枚のテストチャートを用いたキャリブレーション処理を示している。なお、すでに説明したステップには同一の参照符号が付与されている。上述したように、ディザ処理部407はそれぞれ線数が異なる複数のスクリーンを有してもよい。異なる線数間で出力画像の階調特性が大きく異なることもある。このような場合、線数ごとに変換テーブル(階調補正条件)が作成されてもよい。ただし、ユーザがどの線数のスクリーンについてキャリブレーションをすべきかを判断することは難しい。これは、ユーザが文字や線、写真などの画像に適用されている線数と、コピーなどに適用されている線数を把握することが難しいからである。そのため、複数の線数のスクリーンを有する場合、すべての線数のスクリーンについてまとめてキャリブレーションが実行されると、ユーザの負担が軽減される。
図9に示されたステップS502においてADF読み(第一モード)が可能であると判定されると、CPU401はステップS901に進む。ステップS502においてADF読み(第一モード)が可能であると判定されなかった場合、CPU401はステップS911に進む。ここでは二つのスクリーンについてそれぞれ個別のテストチャートが作成される。
●第一モード
ステップS901でCPU401はプリンタBを制御して二枚のテストチャート801a、801bを連続で形成する。たとえば、CPU401は、図10(A)に示されるようなUI700dを操作部Uに表示する。UI700dは、給紙カセット152に二枚以上のシートがあることを確認することをユーザに促すメッセージと、二枚のテストチャートが連続してプリントされることを示すメッセージと、プリント開始を指示するボタン701dとを有する。CPU401はプリント開始が指示されると、ディザ処理部407にCOPYスクリーンをセットし、テスト画像用の画像信号をディザ処理部407に出力する。ディザ処理部407はCOPYスクリーンを使用して8bitの画像信号を4bitの画像信号に変換する。これによりプリンタBはテストチャート801aを作成する。次に、CPU401は、ディザ処理部407にイメージスクリーンをセットし、テスト画像の画像信号をディザ処理部407に出力する。ディザ処理部407はイメージスクリーンを使用して8bitの画像信号を4bitの画像信号に変換する。これによりプリンタBはテストチャート801bを作成する。
ステップS902でCPU401は二枚のテストチャート801a、801bについてリーダAを用いてADF読みを実行する。たとえば、CPU401は、図10(B)に示されるようなUI700eを操作部Uに表示する。UI700eは、COPYスクリーンのテストチャート801aの上にイメージスクリーンのテストチャート801bを重ねてADFユニットA2に積載することをユーザに促すメッセージを含む。プリンタBは、どちらのスクリーンが適用されたかを示すメッセージやマークをテストチャート801a、801bに印刷してもよい。CPU401は、UI700eのボタン701cが押されたことを検知すると、ADFユニットA2を稼働させてADF読みを実行する。リーダAはADFユニットA2にテストチャート801a、801bを搬送させ、ドキュメントスキャナA1にテストチャート801a、801bを読み取らせる。ドキュメントスキャナA1のリーダ画像処理部108は読取結果を示す輝度信号をプリンタ制御部109に出力する。その後、CPU401はステップS505に進む。ステップS505、ステップS506では、テストチャート801aの読取結果に基づきLUTa1が作成され、テストチャート801bの読取結果に基づきLUTb1が作成される。
●第二モード
ステップS911でCPU401はプリンタBを制御して一枚目のテストチャート801aを形成する。たとえば、CPU401は、図11(A)に示すようなUI700fを操作部Uに表示する。UI700dは、給紙カセット152に二枚以上のシートがあることを確認することをユーザに促すメッセージと、一枚目のテストチャート801aがプリントされることを示すメッセージと、ボタン701dとを含む。CPU401はプリント開始が指示されると、ディザ処理部407にCOPYスクリーンをセットし、テスト画像の画像信号をディザ処理部407に出力する。ディザ処理部407はCOPYスクリーンを使用して8bitの画像信号を4bitの画像信号に変換する。これによりプリンタBはテストチャート801aを作成する。
ステップS912でCPU401は一枚目のテストチャート801aについてリーダAを用いて原稿台読みを実行する。たとえば、CPU401は、図11(B)に示されるようなUI700gを操作部Uに表示する。UI700gは、一枚目のテストチャート801aを原稿台ガラス102上に載置することをユーザに促すメッセージと、ボタン701cとを有していてもよい。CPU401は、UI700gのボタン701cが押されたことを検知すると、ドキュメントスキャナA1にテストチャート801aを読み取らせる。ドキュメントスキャナA1のリーダ画像処理部108は読取結果を示す輝度信号をプリンタ制御部109に出力する。
ステップS913でCPU401はプリンタBを制御して二枚目のテストチャート801bを形成する。たとえば、CPU401は、図11(C)に示すようなUI700hを操作部Uに表示する。UI700hは、二枚目のテストチャート801bがプリントされることを示すメッセージと、ボタン701dとを含む。CPU401はプリント開始が指示されると、ディザ処理部407にイメージスクリーンをセットし、テスト画像用の画像信号をディザ処理部407に出力する。ディザ処理部407はイメージスクリーンを使用して8bitの画像信号を4bitの画像信号に変換する。これによりプリンタBはテストチャート801bを作成する。
ステップS914でCPU401は二枚目のテストチャート801bについてリーダAを用いて原稿台読みを実行する。たとえば、CPU401は、図11(D)に示されるようなUI700iを操作部Uに表示する。UI700iは、二枚目のテストチャート801bを原稿台ガラス102上に載置することをユーザに促すメッセージと、ボタン701cとを含む。CPU401は、UI700iのボタン701cが押されたことに応じて、ドキュメントスキャナA1にテストチャート801bを読み取らせる。ドキュメントスキャナA1のリーダ画像処理部108は読取結果を示す輝度信号をプリンタ制御部109に出力する。
その後、CPU401はステップS505に進む。ステップS505、ステップS506では、テストチャート801aの読取結果に基づきLUTa2が作成され、テストチャート801bの読取結果に基づきLUTb2が作成される。ここでは、二枚のテストチャート801a、801bが形成されているが、三枚以上のテストチャートが形成されてもよい。一枚のテストチャートごとに、ステップS913とステップS914のペアが追加される。
[効果]
本実施例によれば、四つの用紙区分1〜4のうち用紙区分1と用紙区分2は用紙範囲Aに属しているため第一モードが適用される。これにより、キャリブレーションに伴うユーザの作業負荷が減少する。図6(B)は本実施例の効果を説明する表である。ここでは、テストチャートの枚数、ADFユニットA2への積載回数およびキャリブレーション時間との関係が説明される。テストチャートの枚数が二枚の場合、第二モードのキャリブレーション時間は60秒である。これはテストチャートを一枚プリントするごとに、原稿台ガラス102にテストチャートを載置しなければならないからである。一方、第一モードでのキャリブレーションの作業時間は30秒であった。これはテストチャートをリーダAにセットする作業が半分で済むからであろう。この表から、テストチャートの枚数が増えるほど、第一モードは第二モードと比較して、作業負担やキャリブレーション時間について有利である。
<実施例2>
実施例1ではシートの種類に関する情報である用紙範囲に応じて読取モードが選択されている。そのため、用紙区分3はADFユニットA2により搬送可能であるにもかかわらず、第二モードが適用されていた。そこで、実施例2では、CPU401はADFユニットA2におけるシートの搬送可否に応じて読取モードを選択する。つまり、ステップS501でCPU401はユーザによる用紙区分の指定を受け付ける。ステップS502でCPU401は指定された用紙区分に基づき、図6(C)に示された表を参照して、読取モードを選択する。これにより、用紙区分3についても第一モードが適用される。
[効果]
実施例1と比較して、実施例2では用紙区分3についてもADF読みが可能となる。そのため、ユーザの作業負担とキャリブレーション時間がさらに削減されよう。このようにシートの種類に関する情報として坪量に基づく用紙区分が採用されてもよい。
<実施例3>
実施例3ではシートの種類に関する情報としてシートのサイズが採用される。CPU401は操作部Uを通じて入力されたシートのサイズに応じて読取モードを選択する。一般に、ADFユニットA2で搬送可能なシートのサイズは、プリンタBでプリント可能なシートのサイズよりも小さい。また、原稿台読みはシートの搬送を必要としないため、ADF読みで読取可能なシートサイズよりも原稿台読みで読取可能なシートサイズのほうが大きい。
そこで、実施例3では、CPU401は図6(D)に示す表を参照し、シートサイズに応じて読取モードを選択する。つまり、ステップS501でCPU401は操作部Uを通じてシートサイズの指定を受け付ける。ステップS502でCPU401は指定されたシートサイズに基づき、図6(D)に示された表を参照して、読取モードを選択する。図6(D)によれば、ADFユニットA2により搬送可能なシートサイズであるLTRサイズやA4サイズが指定されると、第一モードが選択される。ADFユニットA2により搬送不可能なシートサイズであるLGRサイズやA3サイズが指定されると、第二モードが選択される。
[効果]
本実施例によればシートサイズに応じてキャリブレーションの読取モードが選択されるため、ユーザの作業負担などが削減されよう。たとえば、すべてのシートサイズについて一律に原稿台読みを適用する場合と比較して、本実施例ではユーザの作業負担やキャリブレーション時間が削減される。なぜなら、LTRサイズやA4サイズについてはADF読みが適用されるからである。
<実施例4>
実施例4ではシートの種類に関する情報としてシートの素材(再生紙/非再生紙)やコーティングの有無に応じて読取モードが選択される。ステップS501でCPU401は操作部Uを通じてシートの種類に関する情報を取得する。図6(E)が示すように、ユーザは、再生紙、薄紙、普通紙、厚紙、コート紙のいずれかを操作部Uを通じて指定する。なお、薄紙、普通紙、厚紙は、非再生紙かつ非コート紙の例示である。ステップS502でCPU401は指定されたシートの種類に基づき、図6(E)に示された表を参照し、読取モードを選択する。図6(E)が示すように、再生紙またはコート紙はADFユニットA2で搬送不可能であるため、CPU401は第二モードを選択する。非再生紙または非コート紙などはADFユニットA2で搬送可能であるため、CPU401は第一モードを選択する。
[効果]
本実施例によればシートの素材やコートの有無に応じてキャリブレーションの読取モードが選択されるため、ユーザの作業負担などが削減されよう。たとえば、すべてのシートについて一律に原稿台読みを適用する場合と比較して、本実施例ではユーザの作業負担やキャリブレーション時間が削減される。なぜなら、非コート紙や非再生紙についてはADF読みが適用されるからである。
<CPUの機能>
図12はCPU401がメモリ402に記憶されている制御プログラム1200を実行することで実現される機能を示している。取得部1201は、操作部Uなどを通じてシートの種類に関する情報を取得する。選択部1202はシートの種類に応じて第一モードまたは第二モードを選択する。キャリブレーション部1203は、プリンタBを制御してシートにテスト画像を形成させる。さらに、キャリブレーション部1203は、当該シートに形成されたテスト画像を選択部1202により選択された読取モードでリーダAに読み取らせる。さらに、キャリブレーション部1203は、リーダAにより得られた濃度情報に基づき当該シートのための補正条件(例:LUTa)を作成する作成手段の一例である。このようにシートの種類に応じて読取モードが選択されるため、様々な種類のシートについてキャリブレーションを実行可能としつつ、キャリブレーションの効率化も図られる。なお、キャリブレーション部1203は作成したLUTa1、LUTa2などをLUTa記憶部1211に記憶させる。
操作部Uの表示装置は表示手段として機能する。たとえば、図7(B)が示すように、操作部Uは、選択部1202が第一モードを選択すると、ADFユニットA2の原稿トレイ302にシートを載置することを促すメッセージを表示してもよい。図7(C)が示すように、操作部Uは、選択部1202が第二モードを選択すると、シート台にシートを載置することを促すメッセージを表示する。これによりユーザはテストチャートをどこにセットすればよいかを容易に理解できるであろう。
実施例1に関して説明したように、シートの種類はシートの坪量であってもよい。キャリブレーション部1203は、シートの坪量に関する区分(例:用紙範囲A、B)ごとに補正条件を作成するように構成されていてもよい。実施例1、2が示すように、キャリブレーション部1203は、シートの坪量に関する区分であって、第一区分(例:用紙区分1)と、第一区分よりも坪量が多い第二区分(例:用紙区分2)とについては共通の第一補正条件(LUTa1)を作成してもよい。キャリブレーション部1203は、第二区分よりも坪量が多い第三区分(例:用紙区分3)および第四区分(例:用紙区分4)については共通の第二補正条件(例:LUTa2)を作成するように構成されていてもよい。第一区分、第二区分および第三区分のシートはADFユニットA2で搬送可能なシートである。第四区分のシートはADFユニットA2で搬送可能でないシートである。実施例1が示すように、選択部1202は、第一区分および第二区分のシートには第一モードを選択し、第三区分および第四区分のシートには第二モードを選択してもよい。実施例2が示すように、選択部1202は、第一区分、第二区分および第三区分のシートには第一モードを選択し、第四区分のシートには第二モードを選択してもよい。なお、判定テーブル1212は、図6(A)、図6(C)、図6(D)、図6(E)のいずれかに示された表であってもよい。選択部1202は判定テーブル1212を参照して読取モードを決定してもよい。
実施例3が示すように、シートの種類はシートのサイズであってもよい。選択部1202は、ADFユニットA2で搬送可能なサイズのシートには第一モードを選択し、ADFユニットA2で搬送可能でないサイズのシートには第二モードを選択してもよい。
実施例4が示すように、シートの種類はシートに対するコーティングの有無であってもよい。選択部1202は、コーティングが施されていないシートには第一モードを選択し、コーティングが施されているシートには第二モードを選択してもよい。シートの種類は再生紙か否かであってもよい。選択部1202は、非再生紙には第一モードを選択し、再生紙には第二モードを選択してもよい。
図8が示すように、テスト画像は第一シートであるテストチャート801aと第二シートであるテストチャート801bに形成されてもよい。図9が示すように、選択部1202が第一モードを選択すると、CPU401はプリンタBにより第一シートと第二シートとに連続してテスト画像を形成させ、リーダAにより第一シートと第二シートとを連続して読み取らせてもよい。選択部1202が第二モードを選択すると、CPU401はプリンタBにより第一シートにテスト画像を形成させ、リーダAに第一シートを読み取らせる。さらに、CPU401は、プリンタBにより第二シートにテスト画像を形成させ、リーダAに第二シートを読み取らせる。プリンタBは、第一線数のスクリーン処理が施されたテスト画像を第一シートに形成し、第一線数と異なる第二線数のスクリーン処理が施されたテスト画像を第二シートに形成してもよい。
A...リーダ、A2...ADFユニット、411...階調制御部、B...プリンタ、401...CPU、100...画像形成装置

Claims (16)

  1. 搬送手段により搬送されるシートを読み取る第一モードと、シート台に載置されたシートを読み取る第二モードとを有する読取手段と、
    シートの種類に応じて用意された補正条件を用いて、入力された画像信号の階調特性を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された画像信号にしたがってシートにトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記シートの種類に応じて前記第一モードまたは前記第二モードを選択する選択手段と、
    前記画像形成手段を制御してシートにテスト画像を形成させ、当該シートに形成されたテスト画像を前記選択手段により選択された読取モードで前記読取手段に読み取らせ、前記読取手段により得られた濃度情報に基づき当該シートのための前記補正条件を作成する作成手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段が前記第一モードを選択すると、前記搬送手段の給紙部に前記シートを載置することを促すメッセージを表示し、前記選択手段が前記第二モードを選択すると、前記シート台に前記シートを載置することを促すメッセージを表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シートの種類は前記シートの坪量であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記作成手段は、前記シートの坪量に関する区分ごとに前記補正条件を作成するように構成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記作成手段は、前記シートの坪量に関する区分であって、第一区分と、前記第一区分よりも坪量が多い第二区分とについては共通の第一補正条件を作成し、前記第二区分よりも坪量が多い第三区分および第四区分については共通の第二補正条件を作成するように構成されており、前記第一区分、前記第二区分および前記第三区分のシートは前記搬送手段で搬送可能なシートであり、前記第四区分のシートは前記搬送手段で搬送可能でないシートであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記選択手段は、前記第一区分および前記第二区分のシートには前記第一モードを選択し、前記第三区分および前記第四区分のシートには前記第二モードを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記選択手段は、前記第一区分、前記第二区分および前記第三区分のシートには前記第一モードを選択し、前記第四区分のシートには前記第二モードを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記シートの種類は前記シートのサイズであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  9. 前記選択手段は、前記搬送手段で搬送可能なサイズのシートには前記第一モードを選択し、前記搬送手段で搬送可能でないサイズのシートには前記第二モードを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  10. 前記シートの種類は前記シートに対するコーティングの有無であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  11. 前記選択手段は、コーティングが施されていないシートには前記第一モードを選択し、コーティングが施されているシートには前記第二モードを選択することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記シートの種類は再生紙か否かであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  13. 前記選択手段は、非再生紙には前記第一モードを選択し、再生紙には前記第二モードを選択することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記テスト画像は第一シートと第二シートに形成され、
    前記選択手段が前記第一モードを選択すると、前記制御手段は前記画像形成手段により前記第一シートと前記第二シートとに連続して前記テスト画像を形成させ、前記読取手段により前記第一シートと前記第二シートとを連続して読み取らせ、
    前記選択手段が前記第二モードを選択すると、前記制御手段は前記画像形成手段により前記第一シートに前記テスト画像を形成させ、前記読取手段に前記第一シートを読み取らせ、前記画像形成手段により前記第二シートに前記テスト画像を形成させ、前記読取手段に前記第二シートを読み取らせることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記画像形成手段は、第一線数のスクリーン処理が施されたテスト画像を前記第一シートに形成し、前記第一線数と異なる第二線数のスクリーン処理が施されたテスト画像を前記第二シートに形成することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 搬送手段により搬送されるシートを読み取る第一モードと、シート台に載置されたシートを読み取る第二モードとを有する読取手段と、
    シートの種類に応じて用意された補正条件を用いて、入力された画像信号の階調特性を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された画像信号にしたがってシートにトナー画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記シートの種類に応じて前記第一モードまたは前記第二モードを選択する工程と、
    前記画像形成手段を制御してシートにテスト画像を形成させる工程と、
    当該シートに形成されたテスト画像を前記選択された読取モードで前記読取手段に読み取らせる工程と、
    前記読取手段により得られた濃度情報に基づき当該シートのための前記補正条件を作成する工程と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
JP2017219327A 2017-11-14 2017-11-14 画像形成装置 Active JP6952583B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219327A JP6952583B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 画像形成装置
US16/189,054 US10498929B2 (en) 2017-11-14 2018-11-13 Apparatus for reading image formed on sheet either fed from sheet feeder or placed on platen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219327A JP6952583B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019092034A true JP2019092034A (ja) 2019-06-13
JP2019092034A5 JP2019092034A5 (ja) 2020-12-24
JP6952583B2 JP6952583B2 (ja) 2021-10-20

Family

ID=66433656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017219327A Active JP6952583B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10498929B2 (ja)
JP (1) JP6952583B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021044697A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2021148964A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
US11856160B2 (en) 2022-03-07 2023-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7313897B2 (ja) 2019-05-09 2023-07-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7419048B2 (ja) 2019-12-11 2024-01-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2022006643A (ja) * 2020-06-24 2022-01-13 キヤノン株式会社 印刷装置とその制御方法、及びプログラム
JP2022094171A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014099830A (ja) * 2012-11-16 2014-05-29 Canon Inc カラー画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム
US9092719B2 (en) * 2012-11-16 2015-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Color image processing apparatus, control method therefor, and program for executing image processing method
US20160162762A1 (en) * 2014-12-09 2016-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, control method for printing apparatus, and storage medium

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070285743A1 (en) 2006-06-09 2007-12-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP6116281B2 (ja) * 2013-02-20 2017-04-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6245921B2 (ja) * 2013-10-07 2017-12-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6700933B2 (ja) 2016-04-20 2020-05-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2018077399A (ja) 2016-11-10 2018-05-17 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2018132719A (ja) 2017-02-17 2018-08-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
EP3438755B1 (en) 2017-08-04 2022-06-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
EP3438757B1 (en) 2017-08-04 2021-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
EP3438756B1 (en) 2017-08-04 2021-09-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014099830A (ja) * 2012-11-16 2014-05-29 Canon Inc カラー画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム
US9092719B2 (en) * 2012-11-16 2015-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Color image processing apparatus, control method therefor, and program for executing image processing method
US20160162762A1 (en) * 2014-12-09 2016-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, control method for printing apparatus, and storage medium
JP2016111628A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021044697A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2021148964A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
US11856160B2 (en) 2022-03-07 2023-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
US20190149700A1 (en) 2019-05-16
JP6952583B2 (ja) 2021-10-20
US10498929B2 (en) 2019-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6952583B2 (ja) 画像形成装置
US7821526B2 (en) Image forming apparatus
US20200387099A1 (en) Measurement apparatus, image forming apparatus and image forming system
JP6624842B2 (ja) 画像形成装置
JP7383431B2 (ja) 画像形成装置
JP5675064B2 (ja) 画像形成装置
US11595538B2 (en) Image forming apparatus
US20220188584A1 (en) Image forming apparatus
JP2022026210A (ja) 画像形成装置
US11457113B2 (en) Image processing apparatus configured to instruct execution of calibration using test chart, and image forming apparatus configured to execute calibration using test chart
US11681247B2 (en) Image forming apparatus that can enhance usability by reducing the number of times a chart is placed on a reading device
US20230251597A1 (en) Image forming apparatus
US9933740B2 (en) Image forming apparatus that generates conversion condition based on measurement result and first coefficient, and where chromatic color image is formed after predetermined number of monochrome images, generates conversion condition based on new measurement result and second coefficient
US7843601B2 (en) Method for forming a color image
US20220294933A1 (en) Information processing device and method of controlling image forming apparatus
JP2014106486A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
US5781842A (en) Image forming apparatus capable of automatically interleaving normal image copies between corresponding transparency image copies
US20230418186A1 (en) Image forming apparatus
JP4347238B2 (ja) 画像形成装置
JP2010145682A (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法及びコンピュータが実行可能なプログラム
JP2023095501A (ja) 画像形成装置
JP2020048088A (ja) 測定装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2008035443A (ja) 画像形成装置および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210928

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6952583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151