JPH07264411A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07264411A
JPH07264411A JP6056055A JP5605594A JPH07264411A JP H07264411 A JPH07264411 A JP H07264411A JP 6056055 A JP6056055 A JP 6056055A JP 5605594 A JP5605594 A JP 5605594A JP H07264411 A JPH07264411 A JP H07264411A
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JP
Japan
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image
gradation
pattern
image forming
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JP6056055A
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English (en)
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Yuichi Ikeda
雄一 池田
Nobuatsu Sasanuma
信篤 笹沼
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
    • H04N1/4078Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture using gradational references, e.g. grey-scale test pattern analysis
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material

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  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 階調特性が線形でない濃度域において良好な
階調制御を行うこと。 【構成】 記録材上に階調パターンを形成するパターン
形成手段と、前記パターン形成手段により形成された階
調パターンを読み取る読取手段と、前記パターン読取手
段により読み取った階調パターンに基づいて画像形成条
件を調整する調整手段とを備える画像形成装置におい
て、階調特性が線形でない濃度域において、他の濃度域
よりも階調パターンのステップを多くとることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材上に画像を形成
する、画像形成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置を起動させて、
ウォームアップ終了後に、特定パターンを像担持体上に
形成し、その像担持体上のパターンの濃度を読み取り、
γ補正などの画像形成条件にフィードバックさせること
により、画像品質の安定性を向上させる手法が知られて
いる。
【0003】更に、環境変動等により、画像形成特性が
変化した場合、環境変動量に応じて、再度、特定パター
ンを像担持体上に形成し、その像担持体上のパターンの
濃度を読み取り、γ補正などの画像形成条件にフィード
バックさせることにより、画像品質を安定させることが
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、画像形成装置が、長期に渡って使用された場
合、像担持体上のパターンを読み取った濃度と、実際に
プリントアウトされた画像の濃度が一致しなくなるケー
スが生じてくる。
【0005】例えば、転写残トナーをクリーニングする
ための、クリーニングブレードを接触させて長期に渡っ
て像担持体を擦ることにより、像担持体の表面が粗れて
しまい、トナーの付着量と、反射光量の関係が、初期状
態と変わってしまう。
【0006】従って、長期間使用した画像形成装置を初
期の濃度変換パラメータで変換した濃度データを用い
て、画像形成条件にフィードバックしてしまうと、最適
な画像が得られないという欠点があった。
【0007】また、上述の従来例では、画像形成装置の
最大画像濃度の劣化を考慮していなかったため、最大画
像濃度出力が耐久変動等の影響で低下してしまった場合
には、γ特性をいかに補正しても、画像濃度が高い領域
で画像の階調性が悪くなってしまうという欠点があっ
た。
【0008】また、上述の従来例では、画像形成装置の
階調特性がリニアでない(特にハイライト)ため、濃度
データ間を近似式で補間すると実際の濃度とは違ってし
まっていた。この階調データを用いて、画像形成条件に
フィードバックしてしまうと、最適な画像が得られない
という欠点があった。
【0009】更に、上述の従来例では、画像形成装置に
おいて均一濃度を記録材上全面に出力したときに、帯電
器の汚れによる帯電ムラにより濃度の飛びが見られる場
合、同じ濃度出力でも場所によって濃度が変わってしま
っていた。この様な状態において、階調データを用い
て、画像形成条件にフィードバックしてしまうと、最適
な画像が得られないという欠点があった。
【0010】そこで、本願は複数種類のキャリブレーシ
ョンにより、画質を安定化させることを目的とする。
【0011】また、キャリブレーションにおける操作性
を向上させることを別の目的とする。
【0012】また、像形成手段により表現可能な最大濃
度を有効に用いることを別の目的とする。
【0013】また、階調特性が線形でない濃度域におい
て良好な階調制御を行うことを別の目的とする。
【0014】また、基準パターンの均一性を判定するこ
とにより安定した画像形成条件の調整を行うことを別の
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本願の画像形成装置は、記録材上に階調パタ
ーンを形成するパターン形成手段と、前記パターン形成
手段により形成された階調パターンを読み取る読取手段
と、前記パターン読取手段により読み取った階調パター
ンに基づいて画像形成条件を調整する調整手段とを備え
る画像形成装置において、階調特性が線形でない濃度域
において、他の濃度域よりも階調パターンのステップを
多くとることを特徴とする。
【0016】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0017】図1に本実施例の構成図を示す。
【0018】フルカラーの画像形成方法について、説明
する。
【0019】原稿台ガラス102上に、置かれた原稿1
01は光源103によって照射され光学系104を介し
てCCDセンサー105に結像される。CCDセンサー
105は3列に配列されたレッド、グリーン、ブルーの
CCDラインセンサー群により、ラインセンサー毎にレ
ッド、グリーン、ブルーの色成分信号を生成する。
【0020】これらの読み取り光学系ユニットは矢印の
方向に走査することにより、原稿をライン毎の電気信号
データ列に変換する。
【0021】また原稿台ガラス102上には、原稿の位
置をつき当てて、原稿の斜め置かれを防ぐつき当て部材
107と、その原稿台ガラス面に、CCDセンサー10
5の白レベルを決定するためと、CCDセンサー105
のスラスト方向のシェーディングを行うための、基準白
色板106が配置してある。
【0022】CCDセンサー105により、得られた画
像信号は、リーダー画像処理部108にて画像処理され
た後、プリンタ部Bに送られ、プリンタ制御部109で
画像処理される。
【0023】次に、画像処理部108について説明す
る。
【0024】図2は、本実施例に係るリーダー部Aの画
像処理部108における画像信号の流れを示すブロック
図である。同図に示すように、CCDセンサー105よ
り出力される画像信号は、アナログ信号処理部201に
入力され、そこでゲイン調整、オフセット調整をされた
後、A/Dコンバータ202で、各色信号毎に8bit
のデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。そ
の後、シェーディング補正部203に入力され、色ごと
に基準白色板106の読取り信号を用いた公知のシェー
ディング補正が施される。
【0025】クロック発生部211は、1画素単位のク
ロックを発生する。また、主走査アドレスカウンタ21
2では、クロック発生部211からのクロックを計数
し、1ラインの画素アドレス出力を生成する。そして、
デコーダ213は、主走査アドレスカウンタ212から
の主走査アドレスをデコードして、シフトパルスやリセ
ットパルス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCD
からの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信
号、ライン同期信号HSYNCを生成する。なお、主走
査アドレスカウンタ212はHSYNC信号でクリアさ
れ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。
【0026】CCDセンサー105の各ラインセンサー
は、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、図
2のラインディレイ回路204において、副走査方向の
空間的ずれを補正する。具体的には、B信号に対して副
走査方向で、R、Gの各信号を副走査方向にライン遅延
させてB信号に合わせる。
【0027】入力マスキング部205は、CCDセンサ
ーのR、G、Bのフィルタの分光特性で決まる読み取り
色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であ
り、次式のようなマトリックス演算を行う。
【0028】
【外1】
【0029】光量/濃度変換部(LOG変換部)206
はルックアップテーブルROMにより構成され、R4、
G4、B4の輝度信号がC0、M0、Y0の濃度信号に
変換される。ライン遅延メモリ207は、不図示の黒文
字判定部で、R4、G4、B4信号から生成されるUC
R、FILTER、SEN等の判定信号までのライン遅
延分だけ、C0、M0、Y0の画像信号を遅延させる。
【0030】マスキング及びUCR回路208は、入力
されたY1、M1、C1の3原色信号により黒信号(B
k)を抽出し、更に、プリンタ部Bでの記録色材の色濁
りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、Bk2
の信号を各読み取り動作の度に順次、所定のビット幅
(8bit)で出力する。
【0031】γ補正回路209は、リーダー部Aにおい
て、プリンタ部Bの理想的な階調特性に合わせるべく濃
度補正を行う。また、空間フィルタ処理部(出力フィル
タ)210は、エッジ強調又はスムージング処理を行
う。
【0032】このように処理されたM4、C4、Y4、
Bk4の面順次の画像信号は、プリンタ制御部109に
送られ、プリンタ部BでPWMによる濃度記録が行われ
る。
【0033】また、214はリーダー部内の制御を行う
CPU、215はRAM、216はROMである。21
7は操作部であり、表示器218を有する。
【0034】図3は、図2に示す画像処理部108にお
ける各制御信号のタイミングを示す図である。同図にお
いて、VSYNC信号は、副走査方向の画像有効区間信
号であり、論理“1”の区間において、画像読取り(ス
キャン)を行って、順次、(C)、(M)、(Y)、
(Bk)の出力信号を形成する。また、VE信号は、主
走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間
において主走査開始位置のタイミングをとり、主にライ
ン遅延のライン計数制御に用いられる。そして、CLO
CK信号は画素同期信号であり、“0”→“1”の立ち
上がりタイミングで画像データを転送するのに用いられ
る。
【0035】次にプリンタ部Bの説明を行う。
【0036】図1において感光ドラム4は、1次帯電器
8により、一様に帯電される。
【0037】画像データは、プリンタ画像処理部109
に含まれるレーザドライバ及びレーザ光源110を介し
てレーザ光に変換され、そのレーザ光はポリゴンミラー
1及びミラー2により反射され、一様に帯電された感光
体ドラム4上に照射される。
【0038】レーザ光の走査により潜像が形成された感
光ドラム4は、図中に示す矢印の方向に回転する。
【0039】すると、現像器3により各色ごとの現像が
順次なされる。
【0040】本実施例では、現像方式として、2成分系
を用いており、感光体ドラム4のまわりに、各色の現像
器3が上流よりブラック(Bk)、イエロー(Y)、シ
アン(C)、マゼンタ(M)の順で配置され、画像信号
に応じた現像器が、その感光ドラム上に作られた潜像領
域を現像するタイミングで、現像動作を行うようになっ
ている。
【0041】一方、転写紙6は転写ドラム5に巻き付け
られてM、C、Y、Bkの順番に1回ずつ回転し、計4
回回転して各色のトナー画像が転写紙6上に多重に転写
される。
【0042】転写が終了すると、転写紙6を転写ドラム
5から分離し、定着ローラ対7によって定着され、フル
カラー画像プリントが完成する。
【0043】また、感光ドラム4の現像器3の上流側に
表面電位センサー12を配置している。
【0044】また、感光体ドラム4上の転写残トナーを
クリーニングするためのクリーナー9と、後述する、感
光体ドラム4上に形成されたトナーパッチパターンの反
射光量を検出するための、LED光源10(約960n
mに主波長をもつ)とフォトダイオード11を設けてい
る。
【0045】図4は本実施例による画像形成装置の構成
ブロック図を示す。
【0046】プリンタ画像処理部109はCPU28及
び、ROM30とRAM32、テストパターン記憶部3
1、濃度換算回路42及びLUT25より成り立ち、リ
ーダー部A、プリンタエンジン部100と通信できるよ
うになっている。
【0047】プリンタエンジン部100において、感光
体ドラム4の回りに配置されている、LED10とフォ
トダイオード11から成る、光学読み取り装置40、1
次帯電器8、レーザ101、表面電位センサー12、現
像器3を制御している。
【0048】また、機内の空気中の水分量を測定する環
境センサー213が備えられている。
【0049】表面電子センサー12は、現像器3より上
流側に設けられており、1次帯電器8のグリッド電位、
現像器3の現像バイアスは後述のようにCPU28によ
り制御される。
【0050】図5は本実施例による階調画像を得る画像
信号処理回路を示す。
【0051】画像の輝度信号がCCD105で得られ、
リーダー画像処理部108において面順次の画像信号に
変換される。この画像信号は、初期設定時のプリンタの
γ特性が入力された画像信号によって表される、原画像
の濃度と出力画像の濃度が一致するように、LUT25
にて濃度特性が変換される。
【0052】図6に階調が再現される様子を4限チャー
トで示す。
【0053】第I象限は、原稿濃度を濃度信号に変換す
るリーダ部Aの読み取り特性を示し、第II象限は濃度
信号をレーザ出力信号に変換するためのLUT25の変
換特性を示し、第III象限はレーザ出力信号から出力
濃度に変換するプリンタ部Bの記録特性を示し、第IV
象限は原稿濃度から出力濃度の関係を示すこの画像形成
装置のトータルの階調再現特性を示している。
【0054】階調数は8bitのデジタル信号で処理し
ているので、256階調である。
【0055】この画像形成装置では、第IV象限の階調
特性をリニアにするために、第III象限のプリンタ特
性がリニアでない分を第IV象限のLUT25によって
補正している。
【0056】LUT25は後に述べる演算結果により生
成される。
【0057】LUT25にて濃度変換された後、パルス
巾変調(PWM)回路26により信号がドット巾に対応
した信号に変換され、レーザーのON/OFFを制御す
るレーザードライバ27に送られる。
【0058】本実施例では、Y、M、C、Kの全色と
も、パルス巾変調処理による階調再現方法を用いた。
【0059】そして、レーザ110の走査により感光体
ドラム4上にはドット面積の変化により、所定の階調特
性を有する潜像が形成され、現像、転写、定着という過
程をへて階調画像が再生される。
【0060】(リーダー/プリンタの双方を含む系の階
調制御)次に、リーダー部A、プリンタ部Bの双方を含
む系の画像再現特性の安定化に関する第1の制御系につ
いて説明する。
【0061】まず、リーダー部Aを用いてプリンタ部B
のキャリブレーションについて、図7のフロー図を用い
て説明する。このフローは、リーダー部Aを制御するC
PU214とプリンタ部Bを制御するCPU28により
実現される。
【0062】操作部217上に設けられた、自動階調補
正というモード設定ボタンを押すことで、本制御がスタ
ートする。なお、本実施例では、表示器218は図8〜
図10に示す様なプシュセンサーつきの液晶操作パネル
(タッチパネルディスプレイ)で構成されている。
【0063】S51において表示器218上に、テスト
プリント1のプリントスタートボタン81が現れ(図8
(a))、それを押すことで図11に示すテストプリン
ト1の画像がプリンタ部Bによりプリントアウトされ
る。
【0064】このとき、テストプリント1を形成するた
めの用紙の有無をCPU214が判断し、ない場合は図
8(b)に示すような警告表示を行う。
【0065】このテストプリント1の形成時にはコント
ラスト電位(後述する)は、環境に応じた標準状態のも
のを初期値として登録しおき、これを用いる。
【0066】また、本実施例に用いた画像形成装置は、
複数の用紙カセットを備え、B4、A3、A4、B5等
複数種の用紙サイズが選択可能となっている。
【0067】しかし、この制御で使用するプリント用紙
は、後の読み取り作業時に、縦置き、横置きの間違えに
よるエラーを避けるために、一般で言われているラージ
サイズ紙を用いている。すなわち、B4、A3、11×
17、LGRを用いるように、設定されている。
【0068】図11のテストパターン1には、Y、M、
C、K4色分の中間階調濃度による、帯状のパターン6
1を形成する。
【0069】このパターン61を目視で検査することに
より、スジ状の異常画像、濃度ムラ、色ムラがないこと
を確認する。このパターンはスラスト方向に、パッチパ
ターン62、及び階調パターン71、72(図12)を
カバーするようにCCDセンサー105の主走査方向の
サイズが設定されている。
【0070】異常が認められる場合には、再度テストプ
リント1のプリントを行い、再度異常が認められた場合
にはサービスマンコールとする。
【0071】なお、この帯パターン61を、リーダー部
Aで読み取り、そのスラスト方向の濃度情報により、以
後の制御を行うかどうかの可否判断を自動で下すことも
可能である。
【0072】一方パターン62はY、M、C、Bkの各
色の最大濃度パッチで、濃度信号値で255レベルを用
いる。
【0073】S52では、このテストプリント1の画像
を、原稿台ガラス102上に図13のようにのせて、図
9(a)に示される読み取りスタートボタン91を押
す。
【0074】このとき、図9(a)に示す操作者用のガ
イダンス表示が現れる。
【0075】図13は、原稿台を上部から見た図であ
り、左上のくさび型マークTが原稿台の原稿つき当て用
のマークであり、帯パターン61が、つき当てマークT
側にくるようにして、なおかつ、表裏を間違えないよう
に、操作パネル上で上述のようなメッセージを表示する
(図9(a))。このようにすることで、置き間違えに
よる制御エラーを防ぐようにした。
【0076】リーダー部Aにより、パターン62を読み
取る際に、つき当てマークTから徐々に走査し、一番最
初の濃度ギャップ点Aがパターン61の角で得られるの
で、その座標ポイントから、相対座標で、パターン62
の各パッチの位置をわり出して、パターン62の濃度値
を読み取る。
【0077】読み取り中は図9(b)に示す表示が行わ
れ、テストプリント1の向きや位置が不正確で読み取り
不能のときは図9(c)に示すメッセージを表し、操作
者が置きなおして、読み込みキー92を押すことにより
再度読み取りを行う。
【0078】得られたRGB値より、光学濃度の換算す
るためには、下式(2)を用いる。市販の濃度計と同じ
値にするために、補正係数(k)で調整している。
【0079】また、別にLUTを用いてRGBの輝度情
報からMCYBkの濃度情報に変換してもよい。
【0080】
【外2】
【0081】次に得られた濃度情報から、最大濃度を補
正する方法を説明する。
【0082】図15に相対ドラム表面電位と上述の演算
により得られた画像濃度の関係を示す。
【0083】その時点で用いたコントラスト電位、すな
わち、現像バイアス電位と1次帯電された後レーザ光を
用いて最大レベルを打った時の感光ドラムの表面電位と
の差が、Aという設定で得られた最大濃度DAであった
場合、最大濃度の濃度域では、相対ドラム表面電位に対
して画像濃度が実線Lに示すように、リニアに対応する
ことがほとんどである。
【0084】ただし、2成分現像系では、現像器内のト
ナー濃度が変動して、下がってしまった場合、破線Nの
ように、最大濃度の濃度域で、非線形特性になってしま
う場合もある。
【0085】従って、ここでは、最終的な最大濃度の目
標値を1.6としているが、0.1のマージンを見込ん
で、1.7を最大濃度をあわせる制御の目標値に設定し
て制御量を決定する。
【0086】ここでのコントラスト電位Bは、次式
(3)を用いて求める。
【0087】B=(A+Ka)×1.7/DA…(3) ここでKaは、補正係数であり、現像方式の種類によっ
て、値を最適化するのが好ましい。
【0088】実際には、電子写真方式では、環境によっ
て、コントラスト電位Aの設定は、環境に応じて変えな
いと画像濃度が合わず、先に説明した、機内の水分量を
モニターする環境センサー33の出力によって、図16
のように設定を変えている。
【0089】従って、コントラスト電位を補正する方法
として次式の補正係数Vcont.ratelを、バッ
クアップされたRAMに保存しておく。
【0090】Vcont.ratel=B/A 画像形成装置が30分毎に、環境(水分量)の推移を、
モニタし、その検知結果に基づいてAの値を決定する度
に、A×Vcont.ratelを算出して、コントラ
スト電位を求める。
【0091】コントラスト電位から、グリッド電位と現
像バイアス電位を求める方法を簡単に説明する。
【0092】図17にグリッド電位と感光ドラムとの関
係を示す。
【0093】グリッド電位を−200Vにセットして、
レーザ光のレベルを最低にして走査したときの表面電位
L並びにレーザ光のレベルを最高にしたときの表面電
位VHを表面電位センサー12で測定する。
【0094】同様にグリッド電位を−400Vにしたと
きのVLとVHを測定する。
【0095】−200Vのデータと−400Vのデータ
を、補間、外挿することで、グリッド電位と表面電位と
の関係を求めることができる。
【0096】この電位データを求めるための制御を電位
測定制御とよぶ。
【0097】VLから画像上にカブリトナーが付着しな
いように設定されたVbg(ここでは100Vに設定)
の差を設けて、現像バイアスVDCを設定する。
【0098】コントラスト電位Vcontは、現像バイ
アスVDCとVHの差分電圧であり、このVcontが大
ほど、最大濃度が大きくとれるのは、上述した通りであ
る。
【0099】計算で求めたコントラスト電位Bにするた
めには、図17の関係より、何ボルトのグリッド電位が
必要か、そして何ボルトの現像バイアス電位が必要か
は、計算で求めることができる。
【0100】図7のS53では最大濃度を最終的な目標
値より、0.1高くなるようにコントラスト電位を求
め、このコントラスト電位が得られるように、グリッド
電位および現像バイアス電位をCPU28がセットす
る。
【0101】S54にて、求めたコントラスト電位が、
制御範囲にあるかどうかを判断して、制御範囲からはず
れている場合には、現像器等に異常があるものと判断し
て、対応する色の現像器をチェックするように、サービ
スマンにわかるように、エラーフラグをたてておき、所
定のサービスモードでそのエラーフラッグをサービスマ
ンが見られるようにする。
【0102】ここでは、そのような異常時には制御範囲
ぎりぎりの値にリミッターをかけて、修正制御して(S
55)、制御は継続させる。
【0103】以上の様に、S53で求めたコントラスト
電位になれるように、CPU28によりグリッド電位と
現像バイアス電位の設定を行う。
【0104】図31に、濃度変換特性図を示す。本実施
例での最大濃度を最終目標値より高めに設定する最大濃
度制御により第III象限のプリンタ特性図は実線Jの
ようになる。
【0105】もし仮に、このような制御を行わないとき
には、破線Hのような1.6に達しないプリンタ特性に
なる可能性もある。破線Hの特性の場合LUT25をい
かように設定しても、LUT25は最大濃度を上げる能
力は持ち合わせていないので、濃度DHと1.6の間の
濃度は再現不可能となる。
【0106】実線Jの様に最大濃度をわずかに越える設
定になっていれば、確実に、第IV象限のトータル階調
特性で、濃度再現域は保証することができる。
【0107】次に、図10(a)のように操作パネル上
に、テストプリント2の画像のプリントスタートボタン
150が現れ、それを押すことで図12のテストプリン
ト2の画像がプリントアウトされる(S56)。プリン
ト中は図10(b)のような表示となる。
【0108】テストプリント2は図12に示すように、
Y、M、C、Bkの各色、4列16行の全部で64階調
分のグラデーションのパッチ群により成り立ち、ここ
で、64階調分は、全部で256階調あるうちの、濃度
の低い領域を重点的にレーザ出力レベルを割り当ててあ
り、高濃度領域は、レーザ出力レベルをまびいてある。
このようにすることにより、特にハイライト部における
階調特性を良好に調整することができる。
【0109】図12において、71は解像度200lp
i(lines/inch)のパッチ、72は400l
pi(lines/inch)のパッチである。各解像
度の画像を形成するためには、パルス幅変調回路26に
おいて、処理の対象となっている画像データとの比較に
用いられる三角波の周期を複数用意することによって実
現できる。
【0110】なお、本画像形成装置は、階調画像は20
0lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの
解像度で、作成している。この2種類の解像度で同一の
階調レベルのパターンを出力しているが、解像度のちが
いで、階調特性が大きく異なる場合には、解像度に応じ
て先の階調レベルを設定するのがより好ましい。
【0111】また、テストプリント2は、LUT25を
作用させずに、パターンジェネレータ29から発生させ
る。
【0112】図14はテストプリント2の出力を、原稿
台ガラス102上に置いたときに、上方から見た模式図
であり、左上のくさび型マークTが原稿台の原稿つき当
て用のマークであり、Bkのパターンが、つき当てマー
クT側にくるようにして、なおかつ、表裏を間違えない
ように操作パネル上でメッセージを表示した(図10
(c))。このようにすることで、置き間違えによる制
御エラーをふせぐようにした。
【0113】リーダー部Aにて、パターンを読み取る際
に、つき当てマークTから徐々に走査し、一番最初の濃
度ギャップ点Bが得られるので、その座標ポイントか
ら、相対座標でパターンの各色パッチの位置を割り出し
て、読み取るようにした(S57)。
【0114】1パッチ(図12の73)あたりの読むポ
イントは図18のように、パッチの内部を、読み取りポ
イント(x)を16ポイントとり、得られた信号を平均
する。ポイント数は読み取り装置、画像形成装置によっ
て最適化するのが好ましい。
【0115】各パッチ毎に16ポイントの値が平均され
た、RGB信号を、先に示した光学濃度への変換方法に
より、濃度値に直し、それを出力濃度として、横軸にレ
ーザ出力レベルをプロットしたのが、図19である。
【0116】更に、右の縦軸のように、紙のベース濃
度、本例では0.08を0レベルに、この画像形成装置
の最大濃度として設定している1.60を255レベル
に正規化している。
【0117】得られたデータがC点のように、特異的に
濃度が高かったり、D点のように、低かったりした場合
には、原稿台ガラス102上に汚れがあったり、テスト
パターン上に不良があったりすることがあるので、デー
タ列に連続性が保存されるように、傾きにリミッターを
かけ、補正を行う。ここでは具体的には傾きが3以上の
時は、3に固定し、マイナス値の時は、その前のレベル
と同じ濃度レベルにしている。
【0118】LUT25の内容は前述したように、図1
9の濃度レベルを入力レベル(図6の濃度信号軸)に、
レーザ出力レベルを出力レベル(図6のレーザ出力信号
軸)に座標を入れ換えるだけで、簡単に作成できる。パ
ッチに対応しない濃度レベルについては、補間演算によ
り値を求める。
【0119】このときに、入力レベル0レベルに対し
て、出力レベルは0レベルになるように、制限条件を設
けている。
【0120】そして、S58で上述の様に作成した変換
内容をLUT25に設定する。
【0121】以上で、読取装置を用いた第1の制御系に
よるコントラスト電位制御とγ変換テーブル作成が完了
する。上述の処理中には、図10(d)のような表示が
行われ、完了すると図10(e)のように表示される。
【0122】次に第1の制御系による制御を行った後
の、階調性についての補足制御について説明する。
【0123】本実施例で用いた画像形成装置では、先の
コントラスト電位制御により、環境が変動しても、最大
濃度が補正できたが、階調性についても補正を行ってい
る。
【0124】第1の制御系を無効にした状態で、環境が
変化した場合に対応して、ROM30には各環境の図2
0に示すLUT25のデータが保存されている。
【0125】第1の制御系による制御を行ったときの水
分量データを保存しておき、その水分量に対応するRO
M30上のLUT.Aを求める。
【0126】以降、環境が変化する毎に、その時点の水
分量に対応するROM30上のLUT.Bを求めてお
き、第1の制御系により得られたLUT.1を(LU
T.B−LUT.A)を用いて下式により補正する。
【0127】LUT.present=LUT.1+
(LUT.B−LUT.A)…(4) この制御により、画像形成装置は、濃度信号に対して、
リニアな特性になるように構成され、結果として機械毎
の濃度階調特性ばらつきを押え込めるようになり、標準
状態の設定ができるようになった。
【0128】また、この制御を一般ユーザに解放するこ
とにより、画像形成装置の階調特性が悪くなったと判断
した時点で、必要に応じて制御をかけることで、リーダ
/プリンタの双方を含む系の階調特性の補正を容易に実
効できるようになる。
【0129】さらに、上述のような環境変動に対する補
正をも適切に行うことができる。
【0130】また、第1の制御系の有効/無効の設定
は、サービスマンができるようにしておき、サービスメ
ンテナンス時は、無効にすることで、画像形成装置の状
態判断を行えるようにしている。
【0131】無効にした場合は、この機種の画像形成装
置の標準的な、コントラスト電位、ならびに、γLUT
25が、ROM30から呼び出されセットされるように
しておく。
【0132】そのようにしておくことで、サービスメン
テナンス時に、標準の状態からどのくらい特性がずれて
いるのかが明白になり、最適なメンテナンスが効率良く
行える。
【0133】(プリンタの階調制御)次に、プリンタ部
B単独の画像再現特性の安定化に関する第2の制御系に
ついて説明する。
【0134】図21は感光ドラム4に相対するLED1
0とフォトダイオード11から成るフォトセンサー40
からの信号を処理する処理回路を示す。フォトセンサー
40に入射された感光ドラム4からの近赤外光は、フォ
トセンサー40により電気信号に変換され、電気信号は
A/D変換回路41により0〜5Vの出力電圧を0〜2
55レベルのディジタル信号に変換される。そして、濃
度換算回路42により濃度に変換される。
【0135】なお、本実施例で使用したトナーは、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの色トナーで、スチレン系共重
合樹脂をバインダーとし、各色の色材を分散させて形成
されている。
【0136】イエロー、マゼンタ、シアントナーの分光
特性はこの順に図22〜図24に示す通り、近赤外光
(960nm)の反射率が80%以上得られる。また、
これらの色トナー画像形成において、色純度、透過性に
有利な2成分現像方式を採用している。
【0137】一方、本実施例では、ブラックトナーは同
じ2成分現像方式ではあるが、純粋な黒を出すために、
色材としてカーボンブラックを用いているため、図25
に示す通り、近赤外光(960nm)の反射率は10%
程度である。
【0138】また、感光ドラム4はOPCドラムであ
り、近赤外光の反射率(960nm)は約40%であ
り、反射率が同程度であれば、アモルファスシリコン系
ドラム等であってもかまわない。
【0139】感光ドラム4上の濃度を各色の面積階調に
より段階的に変えていった時の、フォトセンサー40出
力と出力画像濃度との関係を図26に示す。
【0140】トナーが感光体ドラム4に付着していない
状態におけるセンサー9の出力を2.5V、すなわち、
128レベルに設定した。
【0141】図26からわかるように、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの色トナーは面積被覆率が大きくなり画像
濃度が大きくなるにしたがい、感光ドラム4単体よりフ
ォトセンサー40出力が大きくなる。
【0142】一方、ブラックのトナーは面積被覆率が大
きくなって、画像濃度が大きくなるに従い、感光ドラム
4単体よりフォトセンサー40出力が小さくなり、これ
らの特性から、各色専用のセンサー出力信号から、濃度
信号に変換するテーブル42aを持つことにより、各色
とも精度良く濃度信号を読み取ることができる。
【0143】第2の制御系のフローを図27を用いて説
明する。この制御はCPU28により実現される。
【0144】メイン電源スイッチをオン(S201)に
した時に、定着ローラーの温度が150℃以下であった
場合、第2の制御系による制御が行われるように設定し
ている(S202)。
【0145】定着温度が150℃以下の場合、定着ロー
ラ温度が所定の温度になり、レーザ温度も温調点に達
し、先のコントラスト電位を設定するために、電位デー
タを測定する電位測定制御をおこない、トナートリボが
安定するまで、現像器を空回転して、スタンバイ状態に
なるまで待つ(S203)。
【0146】スタンバイ状態になったところで、Y、
M、C、Bkの各色毎のパッチパターンを感光ドラム上
に形成して、フォトセンサー40で検知する(S20
4)。
【0147】ここで、パッチのレーザ出力は、各色とも
濃度信号(図6の濃度信号軸)で128レベルを用い
る。この際、LUT25の内容ならびに、コントラスト
電位の設定は、第1の制御系で得たものを、その時点で
の水分量を用いて補正して用いる。
【0148】第1の制御系が無効の状態では、標準状態
として水分量から導かれた、ROM80に登録されてい
るLUT25ならびに、コントラスト電位を用いる。
【0149】感光ドラム4上にパッチを形成するシーケ
ンスは図28のように行った。
【0150】本実施例では大口径の感光ドラム4を使用
しているため、正確に、そして効率良く短時間で濃度デ
ータを得るため、感光ドラムの偏心を考慮して、感光ド
ラムの180度相対する位置に同一色のパッチを形成し
測定し、複数のサンプリングを行い平均を求める。
【0151】そのパッチをはさむように、異なる色のパ
ッチを形成することで、1周で2色分のデータを得た。
【0152】このようにして、2周で4色分のデータが
得られ、図26の濃度変換テーブル40aを用いて濃度
値を得る。
【0153】図29に濃度信号と出力の関係を示す。
【0154】濃度第1の制御系により濃度信号128
は、1.6を255に正規化した濃度スケールで出力濃
度は128になるように制御されているので、測定した
結果がE点のようにΔDだけずれていた場合、 Vcont.correct=Vcont.prese
nt×128/(128+ΔD)…(5) で求められる。
【0155】ここで、第1の制御系同様に、 Vcont.rate2=Vcont.correct
/Vcont.present と、補正計数として持っておくことで、環境が変動して
もROM30に保存してある環境に応じたコントラスト
電位にそった形で補正がかけられる(S206)。
【0156】以上の制御が終了したら、“コピーできま
す”のメッセージを上述の操作パネル上に表示し、コピ
ースタンバイとなる(S207)。
【0157】以上で、第2の制御系による制御が完了す
る。
【0158】通常この画像形成装置は、電源を夜間切
り、朝入れるケースが多く、従って第2の制御系は、1
日に1回は起動されることになる場合が多い。
【0159】それに対して、第1の制御系は、人の作業
がともなうので、頻繁に行うことは想定しにくい。
【0160】そこで、画像形成装置の設置作業にサービ
スマンが第1の制御系を実効し、画像に問題が生じなけ
れば、第2の制御系で、短期間内は特性を自動的に維持
させ、長期間で徐々に変化したものに対しては、第1の
制御系でキャリブレーションを行うという役割分担がで
き、結果として画像形成装置の寿命まで、階調特性を維
持することができるようになる。
【0161】次に第2の制御系で使用しているフォトセ
ンサー40の構成について説明する。
【0162】画像形成装置の使用耐久により、感光ドラ
ム4上のパターンをフォトセンサー40で読み取った濃
度と、実際にプリントアウトされた画像の濃度が一致し
なくなるケースが生じてくる。
【0163】例えば、転写残トナーをクリーニングする
ための、クリーニングブレードを接触させて長期に渡っ
て感光ドラム4を擦ることにより、感光ドラム4の表面
が粗れて、感光体ドラムの散乱光成分が増えることによ
り、フォトセンサー40の出力と、画像濃度の関係が初
期状態と変わってしまう。
【0164】図30にイエローの場合の一例を示す。
【0165】曲線140が感光ドラムが初期の状態で、
曲線141が20000枚画像を形成した後の特性であ
る。
【0166】同じセンサー出力でも、画像濃度は低くな
る傾向が観察されている。
【0167】センサー出力と、画像濃度の関係が合って
いない状態で、前述の制御を行っても、良好階調特性は
得られないことがある。
【0168】そこで、第1の制御系が、動作終了後に感
光ドラム上に第1の制御系で階調パッチのレベルで出力
濃度レベル128に近いレベルを(本実施例では96レ
ベルを使用)第2の制御系でのパッチ作成し、読み取り
シーケンスで検知した。
【0169】先に第1の制御系で読んだ濃度値とフォト
センサー40出力との対応から、F点がもとまる。
【0170】曲線140を変換テーブルとしてROM3
0に登録してあり、G点のフォトセンサー出力の対応す
る濃度がD1であり、耐久後のG点の対応する濃度がD
2であったので、曲線140に対して、D2/D1の比
率を乗ずることで、耐久した状態での変換特性を求める
ことができ、これを補正のために用いることができる。
【0171】以上説明したように、本実施例によれば、
記録材上に単色もしくは、カラー画像を形成する画像形
成手段において、原稿台上の原稿を読み取り、それをデ
ジタル化する画像読取手段と、前記画像読取手段での、
読み取り条件の変化に応じて該読み取り条件を制御する
制御手段と、前記画像読取手段により読み取られた画像
情報に基づき、像担持体上のトナー像を形成する手段、
形成されたトナー像の反射濃度を光学的に読取手段、像
担持体上のトナー画像を記録材に転写する手段、およ
び、記録材上のトナー像を定着する画像形成装置であっ
て、前記記録材上に、画像特性を判断するための少なく
とも1つ以上の画像パターンを形成し、これを前記画像
読取手段にて読み取り、その読み取りデータに基づい
て、画像形成条件を制御する第1の制御系と、前記像担
持体上に、画像特性を判断するための少なくとも1つ以
上の画像パターントナー像を形成し、形成されたトナー
像の反射濃度を光学的に読取手段にて読み取り、その読
み取りデータに基づいて、画像形成条件を制御する第2
の制御系と、を有することにより、長期に渡って、階調
特性を維持することができるという効果がある。
【0172】また、本実施例によれば、原稿台上の原稿
を読み取り、それをデジタル化する手段と、デジタル化
された画像信号に基づいて、画像を形成する手段、画像
特性を判断するための少なくとも1つ以上の画像パター
ンを形成し、出力後の前記パターン画像を、原稿台に設
置して画像情報を読み取り、その情報により画像形成条
件を制御する画像形成装置において、第1のステップ
で、その画像形成装置の最大画像濃度の画像パターンを
形成し、形成された記録画像を、読取装置の原稿台に設
置して読み取り、その読み取った画像情報に基づき、そ
の画像形成装置の目標最大濃度よりも、若干高くなるよ
うに、画像形成条件を制御を行い、第2のステップで、
濃度階調を示す画像パターンを形成し、形成された記録
画像を読取装置の原稿台に設置して読み取り、その読み
取った画像情報に基づき、階調特性が一定の特性になる
ように、画像形成条件を制御を行うことにより、画像形
成装置の出力濃度レンジをいつでも同じ状態にし、なお
かつ、ハイライトからシャドウにいたるまで、安定し
た、階調特性をいつでも同じ状態にできるという効果が
ある。
【0173】なお、最大濃度のパッチを読み取る際に複
数ポイント(例えば3点)の平均値として、最大濃度を
求めてもよく、感光ドラム4のスラスト方向および周方
向に濃度傾きがある場合、これらのパッチの濃度差が出
るので、検出した濃度差が設定したレベルより大きかっ
た場合は、感光ドラムの位置精度、1次帯電器の位置精
度、現像器の位置精度等に、なんらかの異常があるもの
と判断して、エラーメッセージとして、点検の催促を表
示器218上に表示を行い、制御を中断させることもで
きる。
【0174】また、最大濃度のパッチは図32の様に各
色複数作成してその平均をとってもよく、また、テスト
プリント2は、図33の様に各色を副走査方向に一列に
並べるようにしてもよい。
【0175】また、上述の例では、(2)式を用いて濃
度情報を得たが、LOG変換回路206の出力を濃度情
報として用いてもよい。そしてこの場合、イエロー濃度
を測る時は、その補色すなわちブルー信号をLOG変換
した値を、マゼンタ濃度はグリーン信号、シアン濃度は
レッド信号を用い、ブラック濃度は原理的にはどの色信
号でもよいのであるが、比視感度特性的に考慮してグリ
ーン信号を使用することができる。
【0176】また、上述の例では、第2の制御系によっ
てVcontを補正したが、LUT25と同様のLUT
をもう一つ設けることにより、第2の制御系によってγ
補正を制御してもよい。
【0177】(第2の実施例)図34は本実施例の画像
形成装置の構成を示す。本実施例において、画像信号は
レーザドライバおよびレーザ光源(いずれも図示せず)
を介してレーザ光に変換され、そのレーザ光はポリゴン
ミラー1001およびミラー1002により反射され、
感光体ドラム1004上に照射される。レーザ光の走査
により潜像が形成された感光ドラム1004は、図中に
示す矢印の方向に回転する。すると、回転現像器100
3により各色ごとの現像がなされる(図34は、イエロ
ートナーによる現像を示している)。
【0178】一方、記録材は転写ドラム1005に巻き
付けられて1回転する度に、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、Y(イエロー)、Bk(ブラック)の順番に1回
づつ回転し回転現像器1003により現像された感光ド
ラム1004より転写される。計4回回転して転写が終
了する。
【0179】転写が終了すると、転写紙は転写ドラム1
005から離れ、定着ローラ対1007によって定着さ
れ、カラー画像プリントが完成する。
【0180】本実施例では、回転現像器を用いている点
が上述の実施例と異なる。
【0181】画像処理のための回路構成は上述の実施例
と同様なのでその説明は省略する。
【0182】図35に、本実施例のフローを示す。操作
パネル217上から、階調特性に異常があると判断し
た、特定の色を指定して、本制御のスタートスイッチを
オンすると(S1001)、機械内部のパターンジェネ
レータ29により、図36に示すように、指定色のγが
リニアでない部分を多くとった階調パターン画像を記録
材上に形成し、プリントアウトする(S1002)。以
後S1003〜S1005は上述の実施例と同様であ
る。
【0183】図37に示すように、γがリニアでないと
ころを補間すると図の点線のように実際の濃度とは違っ
てしまう。そのため本実施例ではγがリニアでない部分
を密に取り実際の濃度との差を小さくしている(図1
0)。
【0184】本実施例においては、LUT作成にあたっ
て、その間のデータを生成するために、1次補間を行っ
ているが、精度を向上させるために、高次補間、高次近
似をおこなうことが好ましい。そのデータを用いてLU
T25を算出し、設定を行い、階調性を向上させること
ができる。
【0185】以上の制御を行うことにより、γがリニア
でない部分も階調性が優れた画像が、形成できるように
なる。
【0186】また、上述の例では、指定した単色での制
御を行ったが、耐久による階調性の悪化は、使用してい
る色トナー全種についても、起こりうるので、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの全ての色に関して、
一度に、補正してもよい。
【0187】図39に、そのフローを示す。操作パネル
218上から、本制御のスタートスイッチをオンすると
(S1001)、機械内部のパターンジェネレータによ
り、図40に示すように、前記制御と同様に全色のγが
リニアでない部分の階調パターンを多くとったパターン
画像を記録材上に形成し、プリントアウトする。
【0188】また、階調特性は環境やプリント出力方法
によっても変動するので、本実施例は状況によって密に
とる部分を変えることを特徴とする。第1の実施例にお
いて、パターン画像を200LPlで出力するのと40
0LPlで出力するのでは階調特性が変化する。
【0189】このように出力解像度によって階調特性が
変わる場合にはそれに応じて図41に示すように測定ポ
イントを変化させる。この測定ポイントにより第1の実
施例と同様の制御をおこない階調性が優れた画像が形成
できるようになる。
【0190】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿台上の原稿を読み取り、それをデジタル化する手段
と、像担持体上のトナー像を形成する手段、像担持体上
のトナー画像を記録材に転写する手段、および、記録材
上のトナー像を定着する手段を有し、定着後の記録画像
に、画像特性を判断するための少なくとも1つ以上のγ
がリニアでない部分の階調パターンを多くとった画像パ
ターンを形成し、原稿台に設置して読み取り、そのデー
タを用いて濃度調節をすることによって、より階調性に
優れた画質が得られるようになる。
【0191】(第3の実施例)本実施例の画像形成装置
の構成は、第2の実施例と同様である。
【0192】図42に、本実施例のフローを示す。操作
パネル217上から、階調特性に異常があると判断した
特定の色を指定して、本制御のスタートスイッチをオン
すると(S2001)、機械内部のパターンジェネレー
タにより、指定色の特定出力の全面均一濃度の濃度が
0.6付近のハーフトーン画像を出力する。このプリン
トアウトサンプル101を再度、リーダの原稿台102
にのせ、光源103で照らし、色分解光学系104を通
し、CCD105で反射光量信号に変換する(S200
3)。
【0193】これをlog変換により濃度データに変換
する(S2004)。
【0194】このハーフトーン画像の全域の濃度を鑑定
する(1ミリ四方に1ポイント測定)。これがある一定
値(0.45〜0.75))の範囲に入っていない場合
や、最大濃度と最低濃度との間に一定値(0.15)以
上の差がある場合には、『サービスマンを呼んでくださ
い』とメッセージを表示器218に表示する(S200
7)。そして機械の異常を直してからもう一度階調補正
を行う。判定の結果が設定どうりの場合には、図43に
示すように、指定色の256階調のパターン画像を記録
材上に形成し、プリントアウトする。このパターンに基
づく階調制御(S2006)は第1の実施例と同様であ
る。
【0195】本実施例では、256ポイントの濃度デー
タを用いて、LUT25のデータを算出し、設定を行
い、階調性を向上させている。
【0196】以上の制御を行うことにより、同じ濃度出
力でもなんらかの不都合により部分的に濃度が変化する
場合、階調補正の誤動作を防ぐことができるようにな
る。
【0197】(第4の実施例)上述した第3の実施例に
おいては、何らかの装置異常が発生した場合、ユーザに
サービスマンコールを促すだけであったが、本実施例に
おいては、異常の発生箇所についても同時に通知する。
【0198】第4の実施例のLUT25の設定は、第3
の実施例と同様に、図42で示されるため、第3の実施
例と同一の処理については説明を省略する。
【0199】第2実施例においては、図44のステップ
S2005でレーザ出力レベルと読み取り濃度との関係
に異常がないか判定する際に、T/C比(トナーとキャ
リアの比)等のデータも同時に参照する。以下に、T/
C比の求め方について図45を参照して説明する。
【0200】図45は、図34における現像器1003
の詳細構成を示す図である。図48において、感光ドラ
ム1004上に形成された画像潜像が目視できるように
現像器1003でトナーを現像するが、本実施例では、
キャリアとトナーの2成分からなる現像剤を使用する。
【0201】画像濃度は、現像剤中のトナー濃度(T/
C比)に依存するため、従ってT/C比を一定に保たね
ばならない。
【0202】現像器1003は前記現像剤を均一に攪拌
するためのスクリュ91a、91bを備え、スクリュ9
1aは図中向こう側に回転することにより現像剤を搬送
し、スクリュ91bは図中手前側に回転することにより
現像剤を搬送することによって、現像剤は現像器100
3の中で循環される。
【0203】現像剤中のキャリアは磁性を有しているた
め、現像スリーブ90に内蔵された磁石により、キャリ
アとトナーとが混ざった状態で汲み上げられ、ブレード
94で感光ドラム1004上に均一に塗布される。次
に、現像スリーブ90に印加された電圧と感光ドラム1
004上の潜像の電位との差に応じたトナー量が感光ド
ラム1004上に付着することにより、現像が行われ
る。
【0204】また、現像器1003はLED92とフォ
トダイオード93から成る光学センサーを、現像スリー
ブ90に汲み上げられた現像剤に向けて内蔵している。
【0205】LED92、フォトダイオード93は共に
950nmの波長にピークを有し、トナーはこの波長域
で反射するものを使用し、またキャリアはこの波長域で
吸収するものを使用しているため、フォトダイオード9
3の出力が高ければT/C比は高く、逆にフォトダイオ
ード93の出力が低ければT/C比は低いことを示す。
【0206】設定されたT/C比の状態でのフォトダイ
オード93の出力を予め記憶しておき、現在のフォトダ
イオード93の出力と比較することにより、その差から
現在のT/C比が検出できる。
【0207】尚、現在のT/C比が低いと検出された場
合、T/C比を設定値に戻すため不図示のトナー補給部
から現像器1003内にトナーが補給される。
【0208】以上説明したようにして得られたT/C比
を、図44のステップS2005でのレーザ出力レベル
と読み取り濃度との関係に異常がないか判定する際に参
照する。
【0209】図44のステップS2005においてレー
ザ出力レベルと読み取り濃度との関係に異常があると判
定されれば、ステップS2100に進み、表示器218
にメッセージを表示する。このとき、上述の現像器10
03内の光学センサーにより得られたT/C比等に基づ
いて、異常発生箇所を推測するメッセージを表示する。
【0210】上記の異常発生箇所を推測するメッセージ
の具体例を、以下に説明する。
【0211】例えば、読み取り濃度を「濃」、「普」、
「薄」の三段階とし、またT/C比も同様に「濃」、
「普」、「薄」の三段階として考えると、表1に示すよ
うな9つの状態が考えられる。
【0212】
【表1】
【0213】以上の表1に示す各状態に対するメッセー
ジは、例えば以下に示す表2のように設定できる。
【0214】
【表2】
【0215】以上説明したように第4の実施例によれ
ば、階調補正の際に装置異常等の何らかの異常が発生し
ている場合にこれを検知し、更に異常発生箇所を推測す
ることにより、誤動作を防ぐと同時にメンテナンスが容
易になる。
【0216】上述の実施例4では、均一濃度確認のため
に一枚ハーフトーンを出して、OKなら階調制御のパタ
ーンを出すようにしたが、まとめて一枚にしてもよい。
【0217】即ち、図46のように、記録材の一部分に
画像特性を判断するための少なくとも1つ以上の階調画
像パターンを形成し、それ以外の部分は均一濃度ハーフ
トーンを出力する。
【0218】このようにすれば、テストパターンを複数
回形成する手間を省くことができ、効率の良いキャリブ
レーションが可能となる。
【0219】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿台上の原稿を読み取り、それをデジタル化する手段
と、そのデジタル化した信号に基づいて画像を形成する
手段を有し、階調補正を行う前に、均一出力画像を出力
し、原稿台に設置して読み取り、そのデータに異常な部
分を発見した場合「サービスマンを呼んでください」と
メッセージを表示し、その時は階調補正を行わない。さ
らに、パッチセンサー(図45)などのデータを監視し
て、T/C比が高いのに、濃度が薄かった場合「1.現
像器に異常がないか見てください。2.転写に異常がな
いか見てください。3.ホッパーに異常がないか見てく
ださい。4.******」などの異常が起こっている
と推測できることも表示する。そして機械の異常を直し
てからもう一度階調補正を行う。それによって、階調補
正の誤動作を防ぐことができるようになり、メンテナン
スを容易にすることができる。
【0220】
【発明の効果】以上の様に、本願によれば、階調特性が
線形でない濃度域における良好な階調制御を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成断面図。
【図2】実施例1のリーダー画像処理部108の構成ブ
ロック図。
【図3】実施例1のリーダー画像処理部108のタイミ
ングを示す図。
【図4】実施例1の制御ブロック図。
【図5】実施例1を示すブロック図。
【図6】階調再現特性を示す4限チャート図。
【図7】第1の制御系のフロー図。
【図8】表示器218の表示内容を示す図。
【図9】表示器218の表示内容を示す図。
【図10】表示器218の表示内容を示す図。
【図11】テストプリント1の例を示す図。
【図12】テストプリント2の例を示す図。
【図13】原稿台でのテストプリント1の置き方を示す
図。
【図14】原稿台でのテストプリント2の置き方を示す
図。
【図15】相対ドラム表面電位と画像濃度の関係を示す
図。
【図16】絶対水分量とコントラスト電位の関係を示す
図。
【図17】グリッド電位と表面電位の関係を示す図。
【図18】パッチパターンの読み取りポイントを示す
図。
【図19】テストプリント2の読み取り例を示す図。
【図20】各水分量に対応するLUTを示す図。
【図21】フォトセンサー40から濃度変換までのフロ
ー図。
【図22】イエロートナーの分光特性図。
【図23】マゼンタトナーの分光特性図。
【図24】シアントナーの分光特性図。
【図25】ブラックトナーの分光特性図。
【図26】フォトセンサー出力と画像濃度の関係を示す
図。
【図27】第2の制御系のフロー図。
【図28】第2の制御系による検知例を示す図。
【図29】第2の制御系でのパッチ形成シーケンスを示
す図。
【図30】フォトセンサー40の濃度変換テーブルの耐
久特性変化を示す図。
【図31】濃度変換特性を示す図。
【図32】パッチの例を示す図。
【図33】パッチの例を示す図。
【図34】本発明の第2の実施例の構成を示す図。
【図35】第2の実施例のフローチャート。
【図36】第2の実施例のプリントアウトされたテスト
プリントを示す図。
【図37】測定ポイント説明図。
【図38】測定ポイント説明図。
【図39】第2の実施例の変形例を示す図。
【図40】第2の実施例の変形例を示す図。
【図41】第2の実施例の変形例を示す図。
【図42】実施例3のフローチャート。
【図43】実施例3のテストプリントを示す図。
【図44】実施例4のフローチャート。
【図45】現像器の構成図。
【図46】テストプリントの変形例を示す図。
【符号の説明】
3 現像器 4 感光ドラム 7 定着ローラ 8 1次帯電器 10 LED 11 フォトダイオード 12 表面電位センサー 25 γ−LUT 29 パターンジェネレータ 33 環境(水分量)センサー 100 プリンタエンジン 105 CCDセンサー 109 プリンタ制御部 110 半導体レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/52 H04N 1/46 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に階調パターンを形成するパタ
    ーン形成手段と、 前記パターン形成手段により形成された階調パターンを
    読み取る読取手段と、 前記パターン読取手段により読み取った階調パターンに
    基づいて画像形成条件を調整する調整手段とを備える画
    像形成装置において、 階調特性が線形でない濃度域において、他の濃度域より
    も階調パターンのステップを多くとることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン形成手段は、カラー画像の
    各色成分を含む階調パターンを形成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 階調特性が変化する場合、それに応じて
    出力する階調パターンのステップを変化させることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン形成手段は、カラー画像の
    各色成分を含む階調パターンを形成することを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
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