JPH1039607A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1039607A
JPH1039607A JP8192197A JP19219796A JPH1039607A JP H1039607 A JPH1039607 A JP H1039607A JP 8192197 A JP8192197 A JP 8192197A JP 19219796 A JP19219796 A JP 19219796A JP H1039607 A JPH1039607 A JP H1039607A
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image forming
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JP8192197A
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Makoto Oki
誠 大木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度制御用のパッチ作成回数を減らし感光体
劣化、トナーの過補給による画像不良を防止する。 【解決手段】 感光体上にテストパッチ画像を形成し、
このテストパッチ画像の濃度に基づいて現像器に適正量
のトナーを補給する装置で、画像形成条件に応じてパッ
チ検濃度制御を行うか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像担持体上に形成さ
れた潜像に現像剤を付着させて可視像化する電子写真方
式や静電記録方式など複写後、プリンタ等の画像形成装
置に関し、特に二成分現像剤のトナー濃度を適正に制御
する現像剤濃度制御装置を備えた画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式や静電記録方式の
画像形成装置が具備する現像装置には、トナー粒子とキ
ャリア粒子を主成分とした二成分現像剤が用いられてい
る。特に、電子写真方式によりフルカラーやマルチカラ
ー画像を形成するカラー画像形成装置には、画像の色味
などの観点から、殆どの現像装置が二成分現像剤を使用
している。周知のように、この二成分現像剤のトナー濃
度(即ち、キャリア粒子及びトナー粒子の合計重量に対
するトナー粒子重量の割合)は画像品質を安定化させる
上で極めて重要な要素になっている。現像剤のトナー粒
子は現像時に消費され、トナー濃度は変化する。このた
め、現像剤濃度制御装置(ATR)を使用して適時現像
剤のトナー濃度を正確に検出し、その変化に応じてトナ
ー補給を行い、トナー濃度を常に一定に制御し、画像の
品位を保持する必要がある。
【0003】従来の現像剤濃度制御装置を備えた画像形
成装置、本例では電子写真方式のディジタル複写機、の
全体構成例を図5に示す。まず、原稿21の画像がCC
D1により読み取られ、得られたアナログ画像信号は増
幅器2で所定のレベルまで増幅され、アナログ−ディジ
タル変換器(A/D変換器)3により例えば8ビット
(0〜255階調)のディジタル画像信号に変換され
る。次に、このディジタル画像信号はγ変換器(本例で
は256バイトのRAMで構成され、ルックアップテー
ブル方式で濃度変換を行う変換器)5に供給されてγ補
正された後、ディジタル−アナログ変換器(D/A変換
器)9に入力される。ここでディジタル画像信号は再び
アナログ画像信号に変換されてコンパレータ11の一方
の入力に供給される。コンパレータ11の他方の入力に
は三角波発生回路10から発生される所定周期の三角波
信号が供給されており、上記コンパレータ11の一方の
入力に供給されたアナログ画像信号はこの三角波信号と
比較されてパルス幅変調される。このパルス幅変調され
た2値化画像信号はレーザ駆動回路12にそのまま入力
され、レーザダイオード13の発光のオン・オフ制御用
信号として使用される。レーザダイオード13から放射
されたレーザ光は周知のポリンゴンミラー14により主
走査方向に走査され、f/θレンズ15、及び反射ミラ
ー16を経て矢印方向に回転している像担持体たる感光
体ドラム17上に照射され、静電潜像を形成することに
なる。
【0004】一方、感光体ドラム17は露光器18で均
一に除電を受け、一次帯電器19により均一に例えばマ
イナスに帯電される。その後、上述したレーザ光の照射
を受けて画像信号に応じた静電潜像が形成される。この
静電潜像は現像器20によって可視画像(トナー像)に
現像される。このトナー像は2個のローラ25、26間
に架張され、図示矢印方向に無端駆動される転写材担持
ベルト27上に保持された転写材23に転写帯電器22
の作用により転写される。また、感光体ドラム17上に
残った残留トナーはその後クリーナ24でかき落とされ
る。なお、説明を簡単にするために単一の画像形成ステ
ーション(感光体ドラム17、露光器18、一次帯電器
19、現像器20等を含む)のみを図示するが、カラー
画像形成装置の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イ
エロー、及びブラックの各色に対する画像形成ステーシ
ョンが転写材担持ベルト27上にその移動方向に沿って
順次に配列されることになる。
【0005】さらに、潜像の現像により現像器20内の
変化したトナー濃度を補正するために、ビデオカウント
方式の現像剤濃度制御装置が設けられており、画素毎の
ディジタル画像信号の出力レベルを積算し、トナーを予
測補給している。即ち、アナログ−ディジタル変換器3
によりディジタル信号に変換された画像信号を画素毎に
その出力レベルを積算し、これをビデオカウンタ4でビ
デオカウント数に変換してCPU6に送る。CPU6は
ビデオカウント数を補給量に換算し、トナー補給信号と
してモータ駆動回路7に送る。モータ駆動回路7はトナ
ー補給信号に対応した時間だけモータ28を駆動し、ト
ナー29を収容するトナー補給槽8内のトナー搬送スク
リュー30を上記所定時間だけ回転駆動し、トナー補給
槽8より現像器20内に適量のトナーを補給し、現像器
20内のトナー濃度を一定に保つように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像剤濃度制御装置は、現像剤のトナー濃度を直接検知
するのではなく、原稿画像の濃度情報をビテオカウント
数に変換してこれを補給量に換算し、消費量を予測して
トナーの補給を行っている予測補給であるために、補給
系の補給量、消費系の消費量が変動した場合に、これに
対処することができず、これら変動によりトナー濃度、
つまりトナー粒子とキャリア粒子の混合比、が初期設定
値(規定値)より徐々にずれてくる。このため、上記従
来の現像剤濃度制御装置では、トナー濃度が初期設定値
の許容範囲から大きくずれてしまうという重大な欠点が
あった。
【0007】従って、本発明の目的は、現像剤のトナー
濃度を直接検出する第2の現像剤濃度制御装置を設け、
この第2の現像剤濃度制御装置を所定のタイミングで動
作させてトナー補給時に生じる誤差を補正し、二成分現
像剤のトナー濃度を常時初期設定値の許容範囲内に維持
することができるようにした現像剤濃度制御装置を備え
た画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、像担持体上の静電潜像を現像する現像手段の現像
剤トナー濃度制御に関し、前記現像剤トナー濃度制御手
段は、前記現像手段によって現像された、トナー濃度を
検知する手段と前記現像手段に、前記トナー濃度を検知
する手段によって検知されたトナー濃度の番号に応じて
トナー補給する手段を有し、さらに画像形成条件に基づ
き、前記トナー濃度信号をトナー濃度制御に使用、不使
用の判断をする判断制御、又は、前記画像形成条件にも
とづいて前記トナー濃度制御用のトナー像形成動作の実
行の可否判断する手段を有することを特徴とするもの、
像担持体上の静電潜像を現像する2成分現像剤を用いた
現像手段のトナーとキャリアの混合比の制御に関し前記
混合比を検知する手段と、前記混合比を検知する手段に
よって検知された信号に応じて前記現像器にトナー補給
を行う手段と前記現像手段によって現像されたトナー濃
度を検知する手段とあらかじめ設定されているトナーと
キャリアの混合比の目標値を前記検知されたトナー濃度
の信号に応じて変更する制御手段を有し、さらに画像形
成条件に基づき前記トナーとキャリアの混合比の目標値
変更の制御に使用、不使用の判断する判断制御、又は前
記画像形成条件にもとづいて前記トナーとキャリアの混
合比の目標を変更するためのトナー像形成動作の実行の
可否判断する手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】本発明が適用できる画像形成装置は、例え
ば感光体、誘電体等の像担持体上に電子写真方式、静電
記録方式等によって画像情報信号に対応した潜像を形成
し、この潜像をトナー粒子とキャリア粒子を主成分とし
た二成分現像剤を用いた現像装置によって現像して可視
画像(トナー像)を形成し、この可視画像を紙等の転写
材に転写し、定着手段にて永久像にする構成のものであ
ればよい。
【0011】まず、図1を参照して本発明による画像形
成装置の一実施例の全体構成について説明する。本実施
例では本発明を電子写真方式のディジタル複写機に適用
した場合を示すが、本発明が電子写真方式や静電記録方
式の他の種々の画像形成装置に等しく適用できることは
言うまでもない。
【0012】図1において、複写されるべき原稿31の
画像はレンズ32によってCCD等の撮像素子33に投
影される。この撮像素子33は原稿画像を多数の画素に
分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信号を発生す
る。撮像素子33から出力されるアナログ画像信号は画
像信号処理回路34に送られ、ここで各画素毎にその画
素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画像信号に
変換され、パルス幅変調回路35に送られる。
【0013】このパルス幅変調回路35は入力される画
素画像信号毎に、そのレベルに対応した幅(時間長)の
レーザ駆動パルスを形成して出力する。即ち、図3の
(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対しては
より幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号に
対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素画
像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ形
成する。
【0014】パルス幅変調回路35から出力されたレー
ザ駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体レ
ーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光させ
る。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対しては
より長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短い
時間駆動されることになる。それ故、感光体ドラム40
は、次述の光学系によって、高濃度画素に対しては主走
査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に対して
は主走査方向により短い範囲が露光される。つまり、画
素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異なる。
従って、当然のことながら、高濃度画素に対するトナー
消費量は低濃度画素に対するそれよりも大である。な
お、図3(d)に低、中、高濃度画素の静電潜像をそれ
ぞれL、M、Hで示した。
【0015】半導体レーザ36から放射されたレーザ光
36aは回転多面鏡37によって掃引され、f/θレン
ズ等のレンズ38及びレーザ光36aを像担持体たる感
光体ドラム40方向に指向させる固定ミラー39によっ
て感光体ドラム40上にスポット結像される。かくし
て、レーザ光36aは感光体ドラム40の回転軸とほぼ
平行な方向(主走査方向)にこのドラム40を走査し、
静電潜像を形成することになる。
【0016】感光体ドラム40はアモルファスシリコ
ン、セレン、OPC等を表面に有し、矢印方向に回転す
る電子写真感光体ドラムであり、露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。その後、上述した画像情報信号に対応して変調され
たレーザ光で露光走査され、これによって画像情報信号
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像はトナ
ー粒子とキャリア粒子が混合された二成分現像剤43を
使用する現像器44によって反転現像され、可視画像
(トナー像)が形成される。ここで、反転現像とは、感
光体の光で露光された領域に、潜像と同極性に帯電した
トナーを付着させてこれを可視化する現像方法である。
このトナー像は2個のローラ45、46間に架張され、
図示矢印方向に無端駆動される転写材担持ベルト47上
に保持された転写材48に転写帯電器49の作用により
転写される。
【0017】トナー像が転写された転写材48は転写材
担持ベルト47から分離されて図示しない定着器に搬送
され、永久像に定着される。また、転写後に感光体ドラ
ム40上に残った残留トナーはその後クリーナ50によ
って除去される。
【0018】なお、説明を簡単にするために単一の画像
形成ステーション(感光体ドラム40、露光器41、一
次帯電器42、現像器44等を含む)のみを図示する
が、カラー画像形成装置の場合には、例えはシアン、マ
ゼンタ、イエロー、及びブラックの各色に対する画像形
成ステーションが転写材担持ベルト47上にその移動方
向に沿って順次に配列され、各画像形成ステーションの
感光体ドラム上に原稿の画像を色分解した各色毎の静電
潜像が順次形成され、対応する色トナーを有する現像器
で現像され、転写材担持ベルト47によって保持、搬送
される転写材48に順次転写されることになる。
【0019】上記現像器44の一例を図2に示す。図示
するように、現像器44は感光体ドラム40に対向して
配置されており、その内部は垂直方向に延在する隔壁5
1によって第1室(現像室)52と第2室(攪拌室)5
3とに区画されている。第1室52には矢印方向に回転
する非磁性の現像スリーブ54が配置されており、この
現像スリーブ54内にマグネット55が固定配置されて
いる。現像スリーブ54はブレード56によって層厚規
制された二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを
含む)の層を担持搬送し、感光体ドラム40と対向する
現像領域で現像剤を感光体ドラム40に供給して静電潜
像を現像する。現像効率、即ち潜像へのトナーの付与率
を向上させるために、現像スリーブ54には電源57か
ら直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が付
加されている。
【0020】第1室52及び第2室53にはそれぞれ現
像剤攪拌スクリュー58及び59が配置されている。ス
クリュー58は第1室52中の現像剤を攪拌搬送し、ま
た、スクリュー59は、後述するトナー補給槽60のト
ナー排出口61から搬送スクリュー62の回転によって
供給されたトナー63と既に現像器内にある現像剤43
とを攪拌搬送し、トナー濃度を均一化する。隔壁51に
は図2における手前側と奥側の端部において第1室52
と第2室53とを相互に連通させる現像剤通路(図示せ
ず)が形成されており、上記スクリュー58、59の搬
送力により、現像によってトナーが消費されてトナー濃
度の低下した第1室52内の現像剤が一方の通路から第
2室53内へ移動し、第2室53内でトナー濃度の回復
した現像剤が他方の通路から第1室52内へ移動するよ
うに構成されている。
【0021】さて、静電潜像の現像により現像器44内
の変化した現像剤濃度を補正するために、即ち、現像器
44に補給するトナー量を制御するために、前記画像信
号処理回路34の出力信号のレベルが画像毎にカウント
される。このカウントは、図1の実施例では次のように
して行われる。
【0022】まず、前記パルス幅変調回路35の出力信
号がANDゲート64の一方の入力に供給され、このA
NDゲートの他方の入力にはクロロツクパルス発振器6
5からのクロックパルス(図3の(b)に示すパルス)
が供給される。従って、ANDゲート64からは図3の
(c)に示すようにレーザ駆動パルスS、I、Wの各々
のパルス幅に対応した数のクロックパルス、即ち、各画
素の濃度に対応した数のクロックパルスが出力される。
このクロックパルス数は各画像毎にカウンタ66によっ
て積算され、ヒデオカウント数が算出される。しかし
て、このカウンタ66からの各画像毎のパルス積算信号
1 (ビデオカウント数)は、前記原稿31のトナー像
を1つ形成するために現像器44から消費されるトナー
量に対応している。
【0023】そこで、このパルス積算信号C1 をCPU
67に供給すると共にRAM68に記憶する。CPU6
7は、このパルス積算信号C1 に基づき、現像器44か
ら消費される上記トナー量に見合う量のトナー63をト
ナー補給槽60から現像器に供給するのに要する搬送ス
クリュー62の回転駆動時間を算出し、モータ駆動回路
69を制御して上記算出した時間の間だけモータ70を
駆動する。かくして、一般に、上記パルス積算値が大で
あればモータ70の駆動時間はより長い時間となり、上
記パルス積算値が小であればモータ70の駆動時間はよ
り短い時間となる。
【0024】モータ70の駆動力はギア列71を介して
前記搬送スクリュー62に伝達され、搬送スクリュー6
2はトナー補給槽60内のトナー63を搬送して幻像器
44に所定量のトナーを補給する。このトナーの補給は
1つの画像の現像が終了する都度行われる。
【0025】ところで、上記のように複写されるべき原
稿の画像を光電変換して得た濃度情報により現像器にト
ナーを補給するのは、現像剤の実際のトナー濃度を直接
検出し、それに基づいてトナーを補給するのではなく、
一種の推測補給であるので、前述したように、現像器4
4へのトナー補給槽60からのトナー補給量や、現像器
44からのトナー消費量の予想値からの変化が生ずる
と、また、消費系、補給系の変動により、現像器44内
の現像剤43のトナー濃度が初期設定値より徐々にずれ
てくる。このずれを補正しないでおくと、トナー濃度が
初期設定値の許容範囲から大きくずれてしまう。
【0026】このため、本実施例では、第2の現像剤濃
度制御装置を設け、この第2の現像剤濃度制御装置を所
定のタイミングで作動させて感光体ドラム40上に参照
画像を形成する。
【0027】詳述すると、予め定められた濃度に対応す
る信号レベルを有する参照画像信号を発生する参照画像
信号発生回路72を設け、この発生回路72からの参照
画像信号を前記パルス幅変調回路35に供給し、上記予
め定められた濃度に対応するパルス幅を有するレーザ駆
動パルスを発生させる。このレーザ駆動パルスを半導体
レーザ36に供給し、このレーザ36をそのパルス幅に
対応する時間だけ発光させ、感光体ドラム40を走査す
る(このときはカウンタ66は作動させない)。これに
よって、上記予め定められた濃度に対応する参照静電潜
像を感光体ドラム40上に形成し、この参照静電潜像を
現像器44により現像する。このようにして得られたパ
ッチ状の参照トナー像にLED等の光源73から光を照
射し、その反射光を光電変換素子74で受光する。この
光電変換素子74の出力信号は上記参照トナー像の濃度
に対応するから、結局この出力信号は現像器44内の二
成分現像剤の実際のトナー濃度に対応する。
【0028】上記光電変換素子74の出力信号は比較器
75の一方の入力に供給される。この比較器75の他方
の入力には、基準電圧信号源76から、現像剤43の規
定トナー濃度(初期設定値におけるトナー濃度)に対応
する基準信号が入力されている。従って、比較器75は
規定トナー濃度と現像器内の実際のトナー濃度とを比較
することになるから、両入力信号の比較結果として、比
較器75は現像器44内の現像剤43の実際のトナー濃
度が規定値より大であることを指示する出力信号か、又
はトナー濃度が規定値より小であることを指示する出力
信号を発生する。なお、両入力信号に差がないときには
それを指示する出力信号を発生させてもよい。比較器7
5の出力信号はCPU67に供給される。
【0029】CPU67は、本実施例では図4に示すよ
うに、第2の現像剤濃度制御装置の出力(本実施例では
比較器75の出力)と光学濃度との関係及びビデオカウ
ント数と例えば階調レベルなどの出力レベル、さらに光
学濃度との関係を表わすテーブル1と、このテーブル1
の結果を基にした第2の現像濃度制御装置の出力とビデ
オカウント数との関係を表わすテーブル2と、ビデオカ
ウントデータに基づいて連続コピー中などのトナー像の
形成間でトナーを補給するためのビデオカウント数とト
ナー補給時間(補給量)との関係を表わすテーブル3
と、上記テーブル2とテーブル3より第2の現像剤濃度
制御装置の出力とトナー補給時間との関係を表わすテー
ブル4とを有している。
【0030】次に、上記テーブル1〜4を有するCPU
67を用いた本実施例の画像形成装置の制御動作につい
ての図5のフローチャートを参照して説明する。
【0031】まず、原稿の複写を行うためにスタートボ
タンが押されると、ブロックS101で前記したように
原稿が読取られ、原稿画像の各画素の濃度に対応した光
電変換信号が発生される。次にブロックS102におい
て各画素毎の出力レベルをカウントし、積算してビデオ
カウント数を算出する。このパルス積算値をCPU67
に送り、ブロックS103で上記テーブル3から1枚の
画像当りのトナー補給時間(補給量でもよい)、即ち、
スクリュー62の回転数を決定し、ブロックS104で
コピー動作が開始され、前記した潜像形成、現像、転写
等の画像形成動作が実行される。1つのトナー像が形成
されると、ブロックS105において次のトナー像の形
成前に、上記の如くに決定された回転数だけスクリュー
62を回転させてトナーを補給する。このトナー像形成
及びトナー補給動作はオペレータが設定したコピー枚数
分繰り返される。次に、ブロックS106で設定枚数分
のコピーが終了すると、ブロックS107において第2
の現像剤濃度制御装置が動作し、前記したように感光体
ドラム40上に参照画像を形成して現像器44中の現像
剤43の実際のトナー濃度を測定する。次に、ブロック
S108においてこのトナー濃度の測定値と基準値とを
比較してその差を算出し、フロックS109でこの差値
をCPU67の上記テーブル4から1枚の画像当りの過
剰又は不足のトナー補給時間に換算する。そして、判断
ブロックS110において上記比較結果から、トナーが
過剰補給であったか否かを判断し、過剰補給であった場
合には(YES)、ブロックS111から、上記ブロッ
クS109で算出した1枚当りの過剰のトナー補給時間
を減算する指令をブロックS103に与え、次の画像形
成動作時にブロックS103で算出された1枚の画像当
りのトナー補給時間から減算する。一方、上記判断ブロ
ックS110でトナーの補給が不足であったと判断され
た場合には(NO)、ブロックS112から、上記ブロ
ックS109で算出した1枚当りの不足のトナー補給時
間を加算する指令をブロックS103に与え、次の画像
形成動作時にブロックS103で算出された1枚の画像
当りのトナー補給時間に加算する。以下、同様の動作を
繰り返す。
【0032】このように、本実施例では、現像剤の実際
のトナー濃度を直接検出し、この実際のトナー濃度を基
準値と比較してその差値を算出し、この差値をCPU6
7に入力してCPU67が有するテーブルにより1枚の
画像当りの過剰又は不足のトナー補給時間(補給量)を
算出し、次の画像形成動作時に算出されるトナー補給時
間(補給量)を補正するものであるから、環境、経時変
化等による補給系の誤差を常に補正できるという利点が
ある。
【0033】上記実施例では、ブロックS108におい
て測定した現像器44中の現像剤43の実際のトナー濃
度を基準のトナー濃度値(初期設定値)と比較しその差
値から1枚の画像当りの過剰又は不足のトナー補給時間
(補給量)を算出したが、図6のフローチャートに示す
ように、コピー動作を開始するブロックS104の前段
に第2の現像剤濃度制御装置を動作させるブロックS1
13を加入し、ブロックS108で1回のコピー動作の
前後における第2の現像剤濃度制御装置の出力値の差を
取り、この差値をCPU67のテーブル4で1枚の画像
当りの過剰又は不足のトナー補給時間に換算し、上記実
施例と同様の制御動作を行ってもよいことは言うまでも
ない。
【0034】この画像形成装置における第2の現像剤濃
度制御装置は極めて良好に動作するものの以下の問題が
発生した。
【0035】すなわちこの第2の現像剤濃度制御装置は
最終画像形成終了後(以下、後回転中)に動作するので
あるが、連続画像形成回数が少ない場合(本実例では5
枚以下)、毎回ごとの後回転中に実施すると、トナー消
費量と補給量のバランスで第2の現像剤濃度制御装置に
よる補給制御が敏感に作用しすぎるということが発生し
た。例えば、ある一定の画像を3枚連続で画像形成を
し、それをくりかえした様な場合、はじめの後回転時に
うすいと判断した場合、次の画像形成時の補給量を増す
か、この時まだ補給されたトナーが現像領域まで到着し
ていないと、十分なトナー補給がされているのにもかか
わらず2回目の後回転時にもうすいと判断してしまう。
さらに3回目の後回転時にはトナーが過剰に補給され濃
いと判断し、4回目の後回転時にも同様なことがくりか
えされ、それ以降同様のことが続き、5〜10枚周期で
の画像濃度変動が発生することがわかった。
【0036】本発明では後回転毎に実施していたパッチ
検動作を画像形成上必要な時以外は給紙枚数が少ない時
には毎回実施するのではなく選択的に実施することで、
以上のような問題点を低減することを可能とした。
【0037】図8は上記問題点を解決するために行う第
2の現像剤濃度制御装置(パッチ検)作動の可否判断を
行うフローチャートである。
【0038】パッチ検の動作が必要な場合を整理してみ
ると、 1.環境変動や長時間の放置等による静電潜像の形成条
件が変った場合 2.連続で画像形成が行われた場合 3.連続ではなくても画像情報信号(すなわち原稿)が
複数回変り得る場合 等が考えられる。これらの場合を除いた時にはパッチ検
の動作を行わなくても良い。
【0039】フローチャートにしたがって順に説明す
る。
【0040】はじめにコピースタート信号でコピーシー
ケンスがスタートする。
【0041】その際、環境変化や長時間の放置等がはい
った場合、静電潜像条件を保償するために電位制御を行
う。この時は現像剤の条件等が変化していることか予想
されることからパッチ検を実施する(Yes)。電位制
御が行われなかった場合(No)、次に転写材の給紙枚
数を検知し、5枚以上の場合(Yes)にはトナー補給
量のズレが大きくなることが予想されることから、パッ
チ検を実施する。4枚以下の場合にはトナー補給量のズ
レが画像濃度等に対して問題ないことが確認されている
ことから、次に進み前回コピーシーケンスでパッチ検が
実施されていたかの判別を行う。パッチ検が行われてい
た場合(Yes)には、今回はパッチ検を行わずコピー
シーケンスを終了する。行われていない場合(No)に
はパッチ検を実施した後コピーシーケンスを終了する。
【0042】以上のようなフローチャートにしたがった
第2の現像剤濃度制御装置の動作(パッチ検)を行うこ
とで、5〜10枚周期で発生していた画像濃度変動を低
減することが可能となった。具体的にはこれまで光量濃
度1.5を目標としていたところでの変動幅が1.5±
0.1であったものに対し、本制御を行うことで1.5
±0.05まで濃度変動を低減することが可能となっ
た。
【0043】また本実施例では給紙枚数に応じてパッチ
動作の実施判断を行ったが、パッチ動作は行っても給紙
枚数に応じてパッチ検信号値の使用不使用を判断しても
同様の効果が得られるのは当然である。また、給紙枚数
設定を紙サイズに応じて切り換えることによってこの効
果をさらに高めることも可能となる。
【0044】また、本実施例では、給紙枚数を4枚以下
と、5枚以上で分けたが種々の条件を変えることによ
り、枚数を変えることも可能である。また給紙枚数では
なくコピー設定枚数を用いても同様なことは当然であ
る。
【0045】さらに今日は1日前のパッチ検の実施状態
でその時のパッチ検の実施を判断しているが複数回前の
実施状況等で判断することも可能である。
【0046】更には、今回は、感光体ドラム上でパッチ
検を行っているが、パッチ画像を転写ベルトあるいは転
写ドラム等に転写し、転写ベルト上あるいは転写ドラム
上で、パッチ検を行う系においても、転写ベルト汚れ等
に対して有効な手段である。
【0047】(第2の実施の形態)本実施例では、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のを用いたフ
ルカラー複写機に本発明を適用した場合について説明す
る。なお、各色における画像形成プロセスは前述第1の
実施の形態と基本的には同じなので省略するが、カラー
画像形成装置の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イ
エロー、及びブラックの各色に対する画像形成ステーシ
ョンが転写材担持ベルト47上にその移動方向に沿って
順次に配列され、各画像形成ステーションの感光ドラム
上に原稿の画像を色分解した各色毎の静電潜像が順次に
形成され、対応する色トナーを有する現像器で現像さ
れ、転写材担持ベルト47によって保持され、搬送され
る転写材48に順次に転写される。
【0048】また本実施例ではブラックの現像剤濃度制
御に実施例1で示したパッチ検ATR+ビデオカウント
にする方法を用い、イエロー、マゼンタ、シアンには以
下に示す。現像室16内のトナーとキャリアの比を光学
的に検知する手段である剤反射ATRと、パッチ検AT
Rを用いた例を示す。
【0049】以下に剤反射ATRとパッチ検ATRの組
み合わせについて説明する。
【0050】図14に現像器9の詳細を示す。
【0051】図14に示すように、感光ドラム4に対向
して配置された2成分現像装置9は現像剤担持体として
の現像スリーブ3、現像剤の供給位置から穂切り位置ま
で汲み上げられる現像剤量を規制する剤返し部材1、現
像剤の穂高規制部材としてのブレード2、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの現像室16内のトナーとキャリアの比
を光学的に検知する比検知手段としてのトナー濃度検知
手段18を有している。
【0052】また、感光ドラム4上に基準濃度に対応し
て形成されたパッチ潜像は現像器により現像されパッチ
画像となる。
【0053】パッチ画像は転写されることなく転写部を
通過し、像濃度検知手段19により濃度検知される。
【0054】更に現像装置9を詳細に説明する。
【0055】現像装置9の内部は、垂直方向に延在する
隔壁6よって、現像室16と攪拌室17とに区画されて
いる。隔壁6の情報部は開放されており、現像室16で
余分となった2成分現像剤が攪拌室17側に回収される
ようになっている。現像室16及び攪拌室17には比磁
性トナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤が収容され
ている。
【0056】現像室16及び攪拌室17にはそれぞれス
クリュータイプの第1及び第2の現像剤攪拌搬送手段1
1、12が配置されている。第1の攪拌搬送手段11は
現像室16内の現像剤を攪拌搬送し、また第2の攪拌搬
送手段12は、現像剤濃度制御装置の制御のもとでトナ
ー補給槽(図示せず)からこの第2の攪拌搬送手段12
上の上流側に供給されるトナーと既に攪拌室17内にあ
る現像剤とを攪拌搬送し、トナー濃度を均一化する。隔
壁6には図9における手前側と奥川の端部において現像
室16と攪拌室17とを相互に連通させる現像剤通路
(図示せず)が形成されており、第1および第2の攪拌
搬送手段11、12の搬送力により、現像によってトナ
ーが消費されてトナー濃度の低下した現像室16内の現
像剤が他方の通路から攪拌室17内へ移動するように構
成されている。
【0057】現像装置9の現像室16には感光ドラム4
に対面した現像領域に相当する位置に開口部が形成され
ており、この開口部に一部露出するようにして現像スリ
ーブ3が回転可能に配置されている。現像スリーブ3は
非磁性材料で構成され、現像動作時には図示矢印方向に
回転し、その内部には磁界発生手段である磁石10が固
定されている。現像スリーブ3はブレード2によって層
厚規制された2成分現像剤の層を担持搬送し、感光ドラ
ム4に対向する現像領域で現像剤を感光ドラム4に供給
して潜像を現像する。このとき、現像効率、即ち感光ド
ラム上の潜像へのトナーの付与率を向上させるために、
現像スリーブ3には電源15から直流電圧と交流電圧と
重畳した現像バイアス電圧が印加される。
【0058】磁石10は、本実施例では、現像磁極S1
と現像剤を搬送する磁極N1 、S2、N2 、N3 とを有
する、また、ブレード2は、アルミニウム(A1)等の
非磁性材料にて構成され、感光ドラム4よりも現像スリ
ーブ3の回転方向上流側に配置されており、現像スリー
ブ3の表面との間の隙間を調整することにより現像スリ
ーブ3上を現像領域へと搬送される現像剤の厚さを規制
する。従って、本実施例においては、ブレード2の先端
部と現像スリーブ3との間を非磁性トナーと磁性キャリ
アの両方が通過して現像領域へと送られる。
【0059】上記スクリュータイプの第1の攪拌搬送手
段11は現像室16内の底部に現像スリーブ3の軸線方
向、即ち現像幅方向に沿ってほぼ平行に配置されてお
り、本実施例では、回転軸の周りに羽根部材をスパイラ
ル形状に設けたスクリュー構造とされ、回転して現像室
16内の現像剤を現像室16の底部にて現像スリーブ3
の軸線方向に沿って一方向に搬送する。また、第2の攪
拌搬送手段12も、このスクリュータイプの第1の攪拌
搬送手段11と同様のスクリュー構造(回転軸の周りに
羽根部材を第1の攪拌搬送手段11とは逆向きにしてス
パイラル形状に設けたスクリュー構造)とされ、攪拌室
17内の底部に第1の攪拌搬送手段11とほぼ平行に配
置され、第1の攪拌搬送手段11と同方向に回転して攪
拌室17内の現像剤を第1の攪拌搬送手段11とは反対
の方向に搬送する。かくして、第1及び第2の攪拌搬送
手段11、12の回転によって現像剤は現像室16と攪
拌室17との間で循環される。
【0060】現像室16内の現像剤は現像スリーブ3に
内蔵された磁石10の働きによって現像スリーブ3に担
持され、ブレード2にて層厚が規制されて現像領域へと
搬送される。現像領域にて現像に供されずに残った現像
剤は現像スリーブ3にて再び現像室16へ搬送され反発
磁極N2 、N3 により現像スリーブ3上から現像室16
内へ掻き落とされて回収される。
【0061】一方、第1の攪拌搬送手段11の回転に伴
い攪拌搬送された現像剤は反発磁極の片側の磁極N2
て現像スリーブ3の方向に汲み上げられる。この汲み上
げられる際に剤返し部材1により汲み上げられ、現像ス
リーブ3に搬送される現像剤量がある程度規制される。
【0062】この磁極N2 で汲み上げられた現像剤は、
次の磁極S2 からの磁界で形成され、現像スリーブ3の
中心方向へ作用し、かつ返し部材1で規制された現像剤
量に応じて決まる磁気拘束力と、現像スリーブ3の回転
方向に作用する搬送力とによりブレード部へ搬送され
る。
【0063】そして、現像剤の汲み上げ位置からブレー
ド部へ搬送される途中の、磁極N2と磁極S2 との間で
現像スリーブ3に対向した位置に、現像剤濃度検知手段
18が返し部材1内に組み入れられている。
【0064】図15に示すように、本実施例におけるト
ナー濃度検知手段18は、双方向発光のLED71a、
参照光用受光素子72a、反射光用受光素子73a、及
び検出窓8aとからなる現像剤反射方式のトナー濃度検
知手段である。そして、その検出窓8aは透明アクリル
樹脂で作られており、その現像剤と面している検出面は
トナー付着を防止するため検出面を覆うようにPFAシ
ート8lが張り付けられている。
【0065】本実施例で用いた非磁性トナーは、ポリエ
ステル樹脂80〜90wt%に着色用顔料を5〜15w
t%、更に負電荷制御剤としてアルキル置換サリチル酸
の金属錯体を分散させた平均5〜11μmのトナーを用
い、これに酸化チタンTiO2 を0.2〜2wt%外添
して使用した。外添剤にはこの他シリカを用いてもよ
い。
【0066】また、磁性キャリアは任意のフェライトキ
ャリア、特に燒結フェライト粒子が使用される。つま
り、コア材としてZn 系フェライト、Ni系フェライ
ト、Cu系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Mn
−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、Ni−
Znフェライト等を用い、これに摩擦帯電性、環境安定
性、耐久性向上を目的としてアクリル系樹脂を0.5〜
2wt%コートした平均粒径30〜60μmのキャリア
を用いた。コート剤としてはこの他にポリエステル樹
脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂等を適宜選択して用いる
ことができる。
【0067】ここで、本発明の特徴部分である現像装置
の現像剤濃度検知手段について明らかにするため、先ず
従来の現像剤濃度検知手段による補給制御について説明
する。現像剤濃度検知手段は現像容器内のスラスト方向
で手前側に(図15にて18a)設けられている。この
現像剤濃度検知手段18aは、2成分現像剤中のトナー
が赤外光を反射し、逆にキャリアが赤外光を吸収すると
いう特性を用い、現像容器内の現像剤に現像剤濃度検知
手段18aにより赤外光を照射して反射される赤外光の
反射量を受光素子73aによりモニターし、2成分現像
剤のトナー濃度を算出し、トナー補給を行うことでトナ
ー濃度の安定維持を図るものである。
【0068】そのトナー補給濃度の制御は先ず2成分現
像剤を現像容器に投入し、未使用の状態で2成分現像剤
の反射光量による受光素子73aからの出力Sig−i
nitを測定し、この値を本体内のメモリに格納する。
そして、コピーをスタートし、2成分現像剤の使用が開
始されると、コピー1枚毎にその時の2成分現像剤の反
射光量による受光素子73aからの出力Sig−cur
を測定する。そして、メモリに格納されているSig−
initとの差分ΔSigを計算する。
【0069】 ΔSig=(Sig−init)−(Sig−cur)…(1) (1)式と予め測定されたトナー濃度1wt%変動当た
りの出力感度値rateにより、その時のトナー濃度の
初期からのずれ量ΔDを算出する。
【0070】ΔD=ΔSig/rate…(2) 上記ΔDの計算値により、現像容器内に補給されるトナ
ー量が決定される。つまり、トナー濃度の初期からのず
れ量がマイナスの場合はそのずれ量に見合う分のトナー
量を補給し、又プラスの場合は、補給を停止する。例え
ば、ΔD=−1wt%の時は、1wt%相当のトナーを
補給し、又、ΔD=+1wt%の時は補給をしない。こ
のようにして初期のトナー濃度を維持するような制御が
行われる。
【0071】次に像濃度検知手段19について説明す
る。
【0072】この像濃度検知手段は図11のように画像
形成装置の現像後であり、かつ転写部材49の後に感光
ドラム4に対向して設けられている。像濃度検知手段1
9は、前述のトナー濃度検知手段18と同様図12のよ
うに双方向発光のLED71a参照光用受光素子72
a、反射光用受光素子73a及び検出窓8aからなって
おり、検出面はトナー付着防止するためのPFAシート
8lが張り付けられている。この構成により感光ドラム
4上のパッチ画像28の反射濃度を検知している。
【0073】2成分現像装置を用いた電子写真複写機で
は図16のように現像剤のトナー濃度が高くなると、画
像濃度が濃くなってくる。更に像濃度検知手段19は感
光ドラム上の画像濃度に対してマゼンタ、シアン、イエ
ローのトナーに対しては図17の曲線Bのように、ブラ
ックトナーに対しては図9の曲線Aのような検知出力を
示す。このようにトナー濃度が変るにつれ濃度が変化
し、さらには検知出力も変化するので、この変化を利用
して像濃度検知手段でトナー濃度の制御がおこなえる。
つまり/コピーシーケンス毎にある決まった所定の階調
濃度レベルのパッチ画像パターン28を作像し、その感
光ドラム上の画像パターンの濃度を像濃度検知手段19
で読み取る。トナーが消費され画像濃度が下がってくる
と、像濃度検知手段19の検知出力はマゼンタ、シア
ン、イエローの場合は下がり、ブラックの場合は上がっ
てくる。本実施例では、色剤の場合1wt%のトナー濃
度変化に対し、出力は約75mV、ブラックの場合約1
50mV変動した。これにより現像剤投入直後(本実施
例ではトナー濃度6wt%)の状態でバッチ画像を読み
取り、この時の検知出力を基準レベルVinitとして本体
内のメモリに格納する。そしてコピー毎のパッチ画像の
検知出力Vcur とVinitを比較しその差分を計算する。
【0074】ΔV=Vinitg−Vcur 前式において色剤の場合にはΔV>0のとき補給をおこ
ない、ΔV≦0のとき補給をしない。またブラック剤の
場合ΔV>0のとき補給をせずΔV≦0のとき補給をお
こなう。さらに、トナー濃度の初期からのずれ量ΔD′
は前述した1wt%のトナー濃度変化に対しての出力変
動値をrate′とすると、 ΔD′=|ΔV|/rate′ と算出される。このようにして初期のトナー濃度を維持
するような制御がおこなわれる。
【0075】しかし、従来の濃度制御には剤反射ATR
では画像面積の急激な変化があると、追従できなくなる
ことやパッチ検ATRではトリボによる変化が大きいと
現像剤アフレ現象や、コート不良現象がおこるといった
欠点があった。
【0076】そのために本実施例では、現像スリーブ3
上のトナー濃度を1番よく表わすと考えられるパッチ画
像28の濃度をパッチ検ATRで毎コピー毎に算出し、
パッチ画像の濃度が一定になるようにトナー補給制御を
おこなう。しかし、これでは前述したトナー濃度upに
よる現像剤アフレ現象(従来例では現像容器の容量にも
よるが約13wt%でおこった)や、トナー濃度dow
nによる現像スリーブ上のコート不良(従来例では、約
3wt%以下でおこった)をおこしてしまう可能性があ
る。そこで、トナー濃度検知手段の検知トナー濃度に所
定の範囲(例えば、上限8%、下限4%)にしきい値を
あらかじめ設けておき、コピー中の所定のタイミングで
行われる剤反射ATRで現像器9内のトナー濃度を検知
しつつ、その所定範囲内はパッチ検ATRを行い、所定
範囲を外れたら剤反射ATRでの補給シーケンスに切り
替える。そしてパッチ画像の濃度が所定範囲内に入った
ところで、パッチ検ATRでの補給シーケンスに戻すの
である。
【0077】上記の結果、トナー濃度変化の追従性がよ
く、かつ暴走のないトナー補給制御が可能となった。
【0078】前述の実施例ではパッチ検ATRは毎コピ
ーもしくは数枚に1回はおこなっていたが、先に述べた
通りパッチ検ATRシーケンスには時間がかかり、連続
コピー中には何度もできない場合がある。その場合、連
続コピー中は剤反射ATRで補給をおこなうことでトナ
ー濃度をある範囲内におさえておき、次回のパッチ検A
TRでトナー不足もしくは過剰量を補正していくこと
で、パッチ検ATR間隔があく連続コピー中にも対応す
ることができる。
【0079】本実施例においては、イエロー、マゼン
タ、シアンの3色とブラックとの現像剤濃度制御装置の
検知方法が異なり、特に特徴的なこととしてイエロー、
マゼンタ、シアンで用いている剤反射ATR+パッチ検
ATRの組み合せは、ブラックに用いているパッチ検査
ATR+ビデオカウントの方法より現像剤濃度の制御と
いう観点では安定性が高いことから、ブラックにくらべ
パッチ検の回数を少なくすることが可能である本実施例
では現像トナーの色によって異なる現像剤濃度制御に応
じてパッチ検ATRの回数を制御することを目的として
いる。以下に具体的に述べる。
【0080】図18はトナー色に応じて、パッチ検の動
作を制御するためのフローチャートである。
【0081】フローチャートにしたがって順に説明す
る。
【0082】はじめにコピースタート信号でコピーシー
ケンスがスタートする。
【0083】その際、環境変化や長時間の放置等がはい
った場合、静電潜像条件を保償するために電位制御を行
う。この時は現像剤の条件等が変化していることが予想
されることからパッチ検を実施する(Yes)。電位制
御が行われなかった場合(No)、次に転写材の給紙枚
数を検知し、5枚以上の場合(Yes)にはトナー補給
量のズレが大きくなることが予想されることから、パッ
チ検を実施する。4枚以下の場合にはトナー補給量のズ
レが画像濃度等に対して問題ないことが確認されている
ことから、次に進み前回コピーシーケンスでパッチ検が
実施されていたかの判別を行う。パッチ検が行われてい
た場合(Yes)には、今回はパッチ検を行わずコピー
シーケンスを終了する。行われていない場合(No)に
はパッチ検を実施した後コピーシーケンスを終了する。
【0084】以上のようなフローチャートにしたがった
第2の現像剤濃度制御装置の動作(パッチ検)を行うこ
とで、5〜10枚周期で発生していた画像濃度変動を低
減することが可能となった。具体的にはこれまで光量濃
度1.5を目標としていたところでの変動幅が1.5±
0.1であったものに対し、本制御を行うことで1.5
±0.05まで濃度変動を低減することが可能となっ
た。
【0085】また本実施例では給紙枚数に応じてパッチ
動作の実施判断を行ったが、パッチ動作は行っても給紙
枚数に応じてパッチ検信号値の使用不使用を判断しても
同様の効果が得られるのは当然である。また、給紙枚数
設定を紙サイズに応じて切り換えることによってこの効
果をさらに高めることも可能となる。
【0086】また、本実施例では、給紙枚数を4枚以下
と、5枚以上で分けたが種々の条件を変えることによ
り、枚数を変えることも可能である。また給紙枚数では
なくコピー設定枚数を用いても同様なことは当然であ
る。
【0087】さらに今日は1日前のパッチ検の実施状態
でその時のパッチ検の実施を判断しているが複数回前の
実施状況等で判断することも可能である。
【0088】更には、今回は、感光体ドラム上でパッチ
検を行っているが、パッチ画像を転写ベルトあるいは転
写ドラム等に転写し、転写ベルト上あるいは転写ドラム
上で、パッチ検を行う系においても、転写ベルト汚れ等
に対して有効な手段である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、所定のタイミングで第2の現像剤濃度制
御装置を動作させ、その時点での実際の現像剤のトナー
濃度を直接検出し、この実際のトナー濃度値の変化か
ら、1枚の画像当たりの過剰又は不足のトナー補給時間
(補給量)を算出し、このトナー補給時間(補給量)を
次の画像形成動作時に算出されるトナー補給時間(補給
量)に加減算してこれを補正するものであるから、補給
系の補給量、消費系の消費量が変動した場合でも、これ
を容易に補正することができ、トナー濃度、つまりトナ
ー粒子とキャリア粒子の混合比、を常に初期設定地(規
定値)の許容範囲内に維持することができるという顕著
な効果がある。
【0090】また、画像面積の急激な変化によるアンダ
ーシュート、オーバーシュートや環境変化などによりト
リボが急激に変化することでの現像剤あふれ、コート不
良現象を防止できる。
【0091】さらに、画像形成条件に基づいてパッチ検
の作動の可否判断を行い、パッチ検の動作を必要最小限
とすることで、パッチ検にともなう種々の画像不良を低
減することを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の全
体構成を示す説明図である。
【図2】図1の画像形成装置が具備する現像器の概略構
成を示す概略断面図である。
【図3】図1の画像形成装置において画像情報信号の濃
度情報をカウントする方法を説明する波形図である。
【図4】図1の画像形成装置の制御手段が有するテーブ
ルを示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例の基本動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例の基本動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】従来の画像形成装置の一例の全体構成を示す説
明図である。
【図8】第1の実施の形態の現像剤濃度制御装置の動作
のフローチャートである。
【図9】本発明の実施例2の画像形成装置を示す構成図
である。
【図10】図1の画像形成装置において画像情報信号の
濃度情報をカウントする方法の説明図である。
【図11】図1の画像形成装置における2成分現像装置
を示す断面図である。
【図12】図3の2成分現像装置のスラスト方向の平面
図である。
【図13】トナー消費量の変化が大きいコピーが連続し
た場合におこる現像剤濃度変化を示した図である。
【図14】図1の画像形成装置における感光体回りの装
置を示した図である。
【図15】トナー濃度を検知するセンサを示す図であ
る。
【図16】トナー濃度差における画像濃度差を示した図
である。
【図17】センサ検知電圧に対する画像濃度の変化を示
した図である。
【図18】第2の実施の形態の現像剤濃度制御装置の動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
36 半導体レーザ 40 感光体ドラム 44 現像器 54 現像スリーブ 73 光源 74 光電変換素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の静電潜像を現像する現像手
    段の現像剤トナー濃度制御に関し、前記現像剤トナー濃
    度制御手段は、前記現像手段によって現像された。トナ
    ー濃度を検知する手段と前記現像手段に、前記トナー濃
    度を検知する手段によって検知されたトナー濃度の信号
    に応じてトナー補給する手段を有し、さらに画像形成条
    件に基づき、前記トナー濃度信号をトナー濃度制御に使
    用、不使用の判断をする判断制御、又は、前記画像形成
    条件にもとづいて前記トナー濃度制御用のトナー像形成
    動作の実行の可否判断する手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上の静電潜像を現像する2成分
    現像剤を用いた現像手段のトナーとキャリアの混合比の
    制御に関し前記混合比を検知する手段と、前記混合比を
    検知する手段によって検知された信号に応じて前記現像
    器にトナー補給を行う手段と前記現像手段によって現像
    されたトナー濃度を検知する手段とあらかじめ設定され
    ているトナーとキャリアの混合比の目標値を前記検知さ
    れたトナー濃度の信号に応じて変更する制御手段を有
    し、さらに画像形成条件に基づき前記トナーとキャリア
    の混合比の目標値変更の制御に使用、不使用の判断する
    判断制御、又は前記画像形成条件にもとづいて前記トナ
    ーとキャリアの混合比の目標値を変更するためのトナー
    像形成動作の実行の可否判断する手段を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成条件は、静電潜像形成条件
    であることを特徴とする請求項1、2、3記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成条件とは、コピー設定枚数
    であることを特徴とする請求項1、2、3記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成条件とは、前記第2の現像
    剤濃度制御装置の前回あるいは複数回前までの画像形成
    時における作動履歴であることを特徴とする請求項1、
    2、3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成条件とは、転写材の給紙枚
    数であることを特徴とする請求項1、2、3記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成条件とは、現像手段により
    現像されるトナーとしてのイエローマゼンタ、シアン、
    ブラックの色であることを特徴とする請求項1、2、3
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像手段によって現像されたトナー
    像の濃度を検知する検知手段は像担持体上のトナー像を
    検知することを特徴とする請求項1、2、3記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像手段によって現像されたトナー
    像を検知する検知手段は像担持体上のトナー像を転写手
    段によって記録材担持体上あるいは第2の像担持体上に
    転写されたトナー像あるいは第2の像担持体から第2の
    転写手段によって記録材担持体上に転写されたトナー像
    を検知することを特徴とする請求項1、2、3記載の画
    像形成装置。
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