JPH11295975A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11295975A
JPH11295975A JP11155698A JP11155698A JPH11295975A JP H11295975 A JPH11295975 A JP H11295975A JP 11155698 A JP11155698 A JP 11155698A JP 11155698 A JP11155698 A JP 11155698A JP H11295975 A JPH11295975 A JP H11295975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
hopper
sub
image forming
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11155698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Goto
後藤  達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11155698A priority Critical patent/JPH11295975A/ja
Publication of JPH11295975A publication Critical patent/JPH11295975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な機構、検知手段を付設することなく、
設置時に、サブホッパー内にトナーが空の状態からスタ
ートしてトナーが充填されるまでの一連の動作を簡単な
操作で行う。 【解決手段】 サブホッパー3が空の状態でトナーカー
トリッジ2からトナーを供給する際に、トナー濃度セン
サ43の初期化後に、トナー充填モードを実施し、サブ
ホッパー3内のトナー量をトナー残量センサ24で検知
しつつ、トナー濃度センサ43がT/C比が増加したこ
とを示した時点でトナー充填モードを完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等によって像担持体上に形成された静電潜像
を現像して可視画像を形成する複写機、プリンタ、記録
画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において、
現像剤として微粉末のトナーが使用されている。そし
て、画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、
トナー補給容器(トナーカートリッジ)を用いて画像形
成装置本体へトナーを補給することが行われている。
【0003】トナーは極めて微細な粉末であるため、ト
ナー補給作業時にトナーが飛散してオペレータや周囲を
汚すという問題があった。このためトナーカートリッジ
を画像形成装置本体の内部に据え置いて、小さな開口部
から少量ずつトナーを排出する方法が提案され、実用化
されている。このような方法にあっては、トナーは重力
等の作用で自然に排出させるのは困難であり、一般に、
何らかのトナー攪拌搬送手段を有している。
【0004】また、このようなトナーカートリッジの下
方には、トナー収容体としてのサブホッパーが設けら
れ、トナーを一旦蓄えると共に攪拌搬送し、ここからさ
らに現像器へとトナーが供給される。
【0005】しかし、上記のような画像形成装置におい
ては、設置直後すなわちサブホッパーが空の状態のまま
で通常の画像形成動作に供すると、現像器で消費された
トナーを供給することができず、濃度薄などの画像不良
を引き起こす。そこで、通常の画像形成動作に供する以
前に、サブホッパー内にトナーを充填して、現像器と連
通しているトナー排出口までトナーが満たされているよ
うにしておく必要がある。
【0006】このため、従来、オペレータが目視により
サブホッパー内にトナーが充填されたことを確認した
り、トナー排出口までトナーが満たされていることを検
出する検知手段を別途設ける必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、オペレータに高度な技術が要求される
と共に、トナーが飛散して機内を汚染する危険をはらん
でいたり、あるいは別途検知手段を設けるためにコスト
のアップとスペースが必要となり、近年この種の画像形
成装置に要求される低価格、小型化といった面で好まし
くない。
【0008】従って、本発明の目的は、新たな機構、検
知手段等を追設することなしに、簡単な操作でトナー収
容体にトナーを充填できる、省スペース、低コストの画
像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
トナーを収容したトナーカートリッジと、像担持体上に
トナー像を作成するための現像器と、前記トナーカート
リッジからトナーを受け、該トナーを前記現像器に供給
するトナー収容体と、該トナー収容体のトナー残量を検
知するための検知手段と、前記現像器内の現像剤のトナ
ー濃度を検出するための検知手段と、を有する画像形成
装置において、空の状態の前記トナー収容体にトナーを
充填するための充填モードを有し、該充填モードは前記
トナー濃度検知手段の出力信号の変動をもって完了する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】前記トナーカートリッジおよび前記トナー
収容体の少なくとも一方はトナーを攪拌、搬送する手段
を有することが好ましい。前記トナー残量検知手段はピ
エゾ式センサであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。尚、次に説明する
実施例にては、本発明は、例えば図2に示されるような
電子写真画像形成装置に具現化されるものとして説明す
るが、これに限定されるものではない。
【0012】図2にて、電子写真画像形成装置は、像担
持体である感光ドラム5を回転自在に設け、該感光ドラ
ム5を一次帯電器6で一様に帯電し、次に例えばレーザ
のような発光素子7によって情報信号を露光して静電潜
像を形成し、現像器32で可視像化する。次に該可視像
を転写帯電器8により転写紙Pに転写し、更に定着装置
9にて定着して永久画像を得る。又、感光ドラム上の転
写残トナーはクリーニング装置10により除去する。
【0013】図3には、本発明が適用される現像装置1
00の一実施例が示される。本実施例の現像装置100
は、現像器32、サブホッパー3およびトナーカートリ
ッジ2を備えている。
【0014】現像器32は現像容器31を有し、その内
部は隔壁44によって現像室R1と攪拌室R2に区画さ
れ、攪拌室R2の上方に配されたサブホッパー(トナー
収容体)3には容器21によって画成されたトナー貯蔵
室R3が具備され、その中には補給用トナー33が収容
されている。さらに、サブホッパー3の上方にはトナー
カートリッジ2が配され、内部のトナー貯蔵室R4の中
にも補給用トナー33が収容されている。なお、本実施
例において、容器21と、トナーカートリッジ2のホル
ダー91とは一体的に構成されている。
【0015】トナー貯蔵室R3の下部にある補給口34
からは、現像で消費されたトナーに見合った量のトナー
が攪拌室R2内に落下補給される。また、サブホッパー
3内のトナーが消費されると、トナーカートリッジ2か
ら開口14を通ってトナーが供給されるようになってい
る。一方、現像室R1、および攪拌室R2内には、上記
トナー(粒子)と磁性粒子が混合された現像剤40が収
容されている。
【0016】現像室R1内には現像剤を攪拌搬送する手
段であるスクリュー36が収容されており、回転駆動に
より現像剤を現像スリーブ41の長手方向に沿って搬送
する。同様に、攪拌室R2内に収容されたスクリュー3
7による現像剤搬送方向はスクリュー36によるそれと
は反対方向である。隔壁44には手前側と奥側にそれぞ
れ開口が設けられており、スクリュー36で搬送された
現像剤が、上記の開口の一つからスクリュー37に受け
渡され、スクリュー37で搬送された現像剤が、上記の
開口の他の一つからスクリュー36に受け渡される。攪
拌室R2の壁面には、スクリュー37に対向してトナー
濃度検知手段であるセンサー43が設置されている。
【0017】現像スリーブ41は本実施例においては矢
印b方向(感光ドラム5の矢印aにて示す回転方向とは
逆方向)に周速度Vbで回転し、現像容器31の開口部
下端に設けられた層厚規制ブレード28にて適正な現像
剤層厚に規制された後、該現像剤を現像領域39に担持
搬送する。現像スリーブ41に担持された現像剤の磁気
ブラシは現像領域39で矢印a方向に周速度Vaで回転
する感光ドラム5に接触し、静電潜像はこの現像領域3
9で現像される。現像スリーブ41の周速度Vbは感光
ドラム周速比130〜200%が望ましく、150〜1
80%であればさらによい。上記の範囲以下では十分な
画像濃度が得られず、またそれ以上では現像剤の飛散が
生じる。
【0018】現像スリーブ41内にはローラ状の磁石4
2が固定配置されている。この磁石42は、現像領域3
9に対向する現像磁極N1を有している。現像磁極N1
が、現像領域39に形成する現像磁界により現像剤の磁
気ブラシが形成され、この磁気ブラシが感光ドラム5に
接触して静電潜像を現像する。その際、磁気ブラシに付
着しているトナーも、静電潜像の画像領域に転移して現
像する。本実施例では、磁石42は現像磁極N1の他
に、N2、N3、S1、S2極を有している。
【0019】斯かる構成により、現像スリーブ41の回
転によりN3極とS2極にて現像スリーブ41に塗布さ
れた現像剤は層厚規制ブレード28を通過して現像磁極
N1に至り、その磁界中に穂立ちした現像剤が感光ドラ
ム5上の静電潜像を現像する。その後、現像スリーブ4
1上の現像剤は、N2極、N3極間の反発磁界により攪
拌室R1内へ落下する。攪拌室R1内に落下した現像剤
はスクリュー36、37により攪拌搬送される。
【0020】図4に、図3の現像器32を現像容器31
の内部上方から見た図を示す。現像器駆動モータ45の
回転が、ギア51、52および電磁クラッチ53を介し
てカップリング54に伝達され、カップリング54の爪
54aと、カップリング54と対向する位置に配され、
現像スリーブ41の奥側に取り付けられたカップリング
55の爪55aとが互いに係合し合うことによって、現
像スリーブ41に駆動が伝達されるようにされている。
なお、電磁クラッチ53は、モータ45に現像器32以
外に他の負荷装置が接続されている場合には付設される
ことが好ましいが、モータ45に接続される負荷装置が
現像器32に限定される場合には、必ずしも必須の構成
要素ではない。モータ45および電磁クラッチ53は、
図5に示したCPU101からの指令にしたがい、図示
しない作像シーケンスの則ってオンされる。
【0021】なお、図5に示すように、CPU101に
は、後述するように、トナーカートリッジ駆動モータ
1、サブホッパー駆動モータ4、トナー残量センサ2
4、トナー濃度センサ43、後述するような各種の制御
を実施するためのプログラムが記憶されたROM10
2、およびカウンタ103が接続されている。
【0022】また、図4において、現像スリーブ41に
はギア61が取り付けられており、スクリュー36に取
り付けられたギア62に係合している。さらにギア62
は、スクリュー37に取り付けられたギア63に係合し
ている。この構成により、モータ45の駆動は、ギア6
1からギア62へ、さらにギア62からギア63へ伝達
され、2つのスクリュー36、37をそれぞれ回転す
る。
【0023】つぎに、本実施例のトナー補給装置、すな
わちトナーカートリッジ2とサブホッパー3について、
図6に基づき詳細に説明する。
【0024】トナーカートリッジ2は、円筒状の密閉容
器11の内側にこの容器11中心において容器ふた11
aと軸受11bに回転自在に支持される軸13にトナー
の攪拌搬送羽根12が固定され、密閉容器11にトナー
が所定量充填されている。攪拌搬送羽根12はくし歯状
に裁断したマイラーシートを軸13に接着したものであ
り、軸13の図中右端に固定された受動側カップリング
15aはカップリング15bの爪に係脱可能に係合して
いる。このトナーカートリッジ2は横置きで用いられ
る。カップリング15bはギア16と連結され、このギ
ア16と、駆動源となるトナーカートリッジ駆動モータ
1のモータ軸1bに固定したギア1aとが噛み合い、ト
ナーカートリッジ駆動モータ1から駆動が伝達されるよ
うに構成されている。カップリング15b、ギア16、
ギア1a、トナーカートリッジ駆動モータ1は装置本体
124側(図7参照)に設けられている。
【0025】密閉容器11の図中左端には把手11dと
一体のふた11cが嵌入固定されている。なお、軸13
と密閉容器11の間には図示しないシール部材が設けら
れ、密閉容器11中のトナーが漏れ出ないようにしてあ
る。
【0026】トナーカートリッジ2は、装置本体124
のホルダー91に対して脱着可能に構成され、トナーカ
ートリッジ2内のトナーが消費されて空になった場合に
はユーザーが新しいトナーカートリッジ2と交換するこ
とができる。
【0027】なお、トナーカートリッジ2を交換する際
には、図7と図8に示すように、装置本体124の前面
に設けられたカートリッジ装着口122の装着ふた12
1を開放することにより、トナーカートリッジ2をホル
ダー91に装着し、あるいは取り外すことができる。
【0028】図6において、トナーカートリッジ2の下
方にはトナーカートリッジ2に平行してトナー収容部と
してサブホッパー3が配されている。サブホッパー3に
は攪拌手段として水平方向の攪拌羽根22が回転可能に
軸支され、さらにその下方には攪拌羽根22に平行して
攪拌搬送手段としての搬送スクリュー23がやはり回転
自在に軸支されている。攪拌羽根22および搬送スクリ
ュー23のそれぞれの軸22a、23aは、ギア列25
に連結されており、ギア列25を駆動する駆動源として
のサブホッパー駆動モータ4によって駆動を与えられ
る。
【0029】トナーカートリッジ2の一端部付近下部に
は下向きの開口14が設けられており、攪拌搬送羽根1
2が回転することによってトナーはトナーカートリッジ
2内を徐々に移動し開口14から排出される。開口14
に対向して、ホルダー91にも開口26が設けられてお
り(同様にサブホッパー3にも開口が設けられているが
図を省略してある)、開口14から排出されたトナーは
重力により落下してサブホッパー3に収容される。
【0030】サブホッパー3は搬送スクリュー23の上
方が仕切り28により空間的に仕切られており落下した
トナーが直接スクリュー23へ到達することはなく必ず
攪拌羽根22によって攪拌されるように構成されてい
る。攪拌羽根22は回転により若干の搬送作用を生じる
ようなワイヤー状のらせんが設けてあって、トナーは攪
拌されつつも徐々に図中右方向へ仕切り28上を移動す
るようになる。仕切り28の最右端部まで移動すると、
トナーは搬送スクリュー23によって今度は図中左方向
へ仕切り28の下を搬送される。搬送スクリュー23の
左端部近傍には開口27が設けられており、ここから現
像器32に設けた開口34を通してトナーが現像器32
の攪拌室R2内に供給される。
【0031】サブホッパー3の端壁21にはトナー残量
検知手段としてのセンサ24が設けられ、サブホッパー
3内のトナーの有無を検知する。残量センサ24は例え
ばピエゾ式センサであり、センサの面近傍のトナーの有
無によって出力電圧が変動することを利用してトナー粉
面高さを検出するものである。
【0032】つぎに、本実施例の具体的なトナー充填方
法について、主に図1のフローチャートに基づき詳細に
説明する。
【0033】本画像形成装置が一番初めに設置された状
態では、サブホッパー3はトナーが空の状態にある。こ
こでユーザーが、図示しない操作部からのキー操作によ
りトナー充填モードを選択すると(S1)、CPU10
1はまず、トナー濃度検知センサ43の初期化が完了し
ているかどうかを確認する(S2)。トナー濃度検知セ
ンサ43の初期化では、所定のT/C比、例えば8%に
調整された現像剤40に対応するトナー濃度検知センサ
43の出力電圧を一定の値に調整しておくものである。
通常の作像シーケンスにおいては、このトナー濃度検知
センサ43の出力電圧が調整値から増加した場合にはT
/C比が低下したものと判断し、現像器32にトナー3
3を補給するように制御するものである。このトナー濃
度検知センサ43の初期化が完了していない場合には、
初期化モードへと移行する(S3)。
【0034】トナー濃度検知センサ43の初期化が完了
している場合には、つぎにカウンター103にt1=0
を入力した後に(S4)、モータ4をオンしてサブホッ
パー3を駆動させる(S5)。
【0035】そして、t1が所定の値、例えば60秒以
上であるかどうかを判断し(S6)、60秒以下の場合
にはつぎのような動作を繰り返す。すなわち、トナーの
残量センサ24によってサブホッパー3内のトナーの有
無を検知し(S7)、トナーを検知しない場合にはトナ
ーカートリッジ駆動モータ1を一定時間、例えば10秒
間駆動させて、トナーカートリッジ2からサブホッパー
3へとトナーを供給する(S8)。
【0036】一番初めの状態では、当然、トナーの残量
センサ24がトナーを検知しないので、トナーカートリ
ッジ2からサブホッパー3へとトナーの供給が開始さ
れ、サブホッパー3の容器21内は、図9に示すよう
に、ホルダー91の開口26の下方にトナーが山状に盛
り上がった状態になる。そして、供給されたトナーは攪
拌羽根22によって攪拌されつつ徐々に図中右方向に搬
送されるとともに、トナーカートリッジ2からのトナー
供給が継続されるので、やがてトナー粉面は、図10に
示すように、トナー残量センサ24の取付面に到達し、
トナー残量センサ24がトナーを検知する状態に至る。
【0037】トナー残量センサ24がトナーを検知する
場合には、トナーカートリッジ駆動モータ1はオンされ
ず、トナーカートリッジ2からサブホッパー3へのトナ
ーの供給は一時中断される。この間にも、サブホッパー
3へ供給されたトナーは攪拌羽根22によって攪拌され
つつ徐々に図中右方向に搬送されるので、やがてトナー
粉面は、図11に示されるように、トナー残量センサ2
4の取付面から離れ、トナー残量センサ24がトナーを
検知しない状態に至る。すると再びトナーカートリッジ
駆動モータ1を一定時間、例えば10秒間駆動させて、
トナーカートリッジ2からサブホッパー3へとトナーを
供給する。これらの繰り返しにより、トナーはサブホッ
パー3へ徐々に充填され、トナーがサブホッパー3の開
口27へと近づいていく。
【0038】ここで、サブホッパー駆動モータ4の駆動
時間としては、トナー残量センサ24がトナー無しを検
知した以降、サブホッパー3内の空間にトナーを充填で
きるのであれば、いかような時間であっても構わない。
【0039】つぎに、t1が60秒に達したとき、CP
U101は一旦サブホッパー駆動モータ4をオフし(S
9)、現像器駆動モータ45と電磁クラッチ53をオン
して現像器32を駆動する(S10、S11)。ここで
CPU101は、現像器32の駆動を所定の時間、例え
ば20秒間継続し、現像剤40を十分に攪拌しておく
(S12)。
【0040】その後、トナー濃度センサ43の出力信号
をサンプリングし(S13)、T/C比が先に調整され
たときの値である8%を超えていないかどうかを判断す
る(S14)。ここでは、トナー濃度センサー43の出
力電圧のバラツキを考慮して、T/C比が8.5%を超
えたかどうかを判断することにする。
【0041】T/C比が8.5%を超えたということ
は、すなわち、サブホッパー3内の開口27までトナー
が充填され、現像器32にまでトナーが供給されたため
にT/C比が上昇したものとみなすことができ、この時
点で、サブホッパー3へのトナー充填は完了する。
【0042】しかしながら、一般に、現像器32に過剰
にトナーを補給してしまった場合には、画像濃度が濃く
なりすぎたり、トナーが飛散したりする問題を生ずる。
そこで本実施例においては、t1が所定の時間に達し、
CPU101が一旦モータ4をオフするまでの時間(本
実施例では60秒とした)が、サブホッパー3内の開口
27までトナーが充填されるのに要する時間よりも十分
に小さく設定しておく。
【0043】したがって、最初にT/C比を比較するス
テップ(S14)においては、いきなり8.5%を超え
てしまうことはなく、CPU101はつぎのような動作
を繰り返す。
【0044】まず、t2に0を入力した後に(S1
5)、サブホッパー駆動モータ4をオンしてサブホッパ
ー3を駆動させる(S16)。そして、t2が所定の
値、例えば5秒以下の場合には(S17)、先に述べた
動作と同じく、トナー残量センサ24の信号を見ながら
トナーカートリッジ2からサブホッパー3へとトナーの
供給をしつつ、攪拌羽根22によってトナーを徐々に図
中右方向に搬送してサブホッパー3へトナーを充填する
(S18、S19)。
【0045】そして、t2の値が5秒に達すると、CP
U101は一旦サブホッパー駆動モータ4をオフし(S
20)、現像器駆動モータ45および電磁クラッチ53
をオンして(S10、S11)、現像器32を駆動する
ステップに戻る。すなわち、サブホッパー3へトナーを
少しずつ充填し、現像剤40のT/C比の増加を確認す
るという作業を繰り返す。
【0046】やがてトナーは、図12に示すように、ス
クリュー23にまで達し、開口27に向けて図中左方向
に搬送され、図13に示すような、トナー粉面がトナー
残量センサ24の取付面から離れた状態を経て、図14
に示すように、トナーが開口27にまで達する。そうす
ると、現像器32にまでトナーが供給されるためにT/
C比が上昇し、CPU101はサブホッパー3へのトナ
ー充填は完了したと判断し、電磁クラッチおよびモータ
45をオフして(S21、S22)、充填モードを終了
する。
【0047】上記のように、本実施例においては、現像
器のトナー濃度検知センサの初期化後に、トナー充填モ
ードを実施し、トナー濃度検知センサのT/C比が増加
したことを示した時点でトナー充填モードを完了するよ
うにすることによって、特別な機構、検知手段等を追設
することなく、装置の設置後、サブホッパー内にトナー
が空の状態からスタートして、トナーが充填されるまで
の一連の動作を全自動で行うことができる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、空の状態のトナー収容体にト
ナーを充填するための充填モードを有し、該充填モード
は現像器に具備されたトナー濃度検知手段の出力信号の
変動をもって完了することにより、新たな機構、センサ
等を追加することなしに、省スペース、低コスト、およ
び簡単な操作で飛散トナーで機内を汚染することなくト
ナー収容体にトナーを充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるトナー充填モードの流れを示
すフローチャートである。
【図2】本発明が具現化される電子写真画像形成装置の
一例を示す概略構成図である。
【図3】本実施例の現像装置を示す構成図である。
【図4】図3の現像器をその内部上方から見た平面図で
ある。
【図5】本実施例のCPUに係るブロック図である。
【図6】トナーカートリッジおよびサブホッパーの断面
図である。
【図7】装置本体を示す斜視図である。
【図8】トナーカートリッジの着脱状態を示す説明図で
ある。
【図9】サブホッパーにトナーが供給され始めた状態を
示す断面図である。
【図10】図9の状態からさらにトナーが供給され、ト
ナー残量センサにより検知される状態を示す断面図であ
る。
【図11】図10の状態からトナーが移動され、トナー
残量センサに検知されない状態を示す断面図である。
【図12】図11の状態からさらにトナーが供給され、
トナー残量センサにより検知される状態を示す断面図で
ある。
【図13】図12の状態からトナーが移動され、トナー
残量センサにより検知されない状態を示す断面図であ
る。
【図14】図13の状態からトナーがさらに供給され、
トナー残量センサにより検知される状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 トナーカートリッジ 3 サブホッパー(トナー収容体) 5 感光ドラム(像担持体) 12 スクリュー(攪拌・搬送手段) 22 スクリュー(攪拌・搬送手段) 23 スクリュー(攪拌・搬送手段) 24 トナー残量検知手段 32 現像器 43 トナー濃度検知手段 100 現像装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容したトナーカートリッジ
    と、像担持体上にトナー像を作成するための現像器と、
    前記トナーカートリッジからトナーを受け、該トナーを
    前記現像器に供給するトナー収容体と、該トナー収容体
    のトナー残量を検知するための検知手段と、前記現像器
    内の現像剤のトナー濃度を検知するための検知手段と、
    を有する画像形成装置において、 空の状態の前記トナー収容体にトナーを充填するための
    充填モードを有し、該充填モードは前記トナー濃度検知
    手段の出力信号の変動をもって完了することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナーカートリッジおよび前記トナ
    ー収容体の少なくとも一方がトナーを攪拌、搬送する手
    段を有する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー残量検知手段はピエゾ式セン
    サである請求項1の画像形成装置。
JP11155698A 1998-04-07 1998-04-07 画像形成装置 Pending JPH11295975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155698A JPH11295975A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11155698A JPH11295975A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11295975A true JPH11295975A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14564392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11155698A Pending JPH11295975A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11295975A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108631A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Ricoh Co Ltd トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置
JP2009092739A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7668470B2 (en) 2006-03-20 2010-02-23 Sharp Kabushiki Kaisha Toner supplying method, toner supplying device, developing device, and image forming apparatus with controlled toner supply
US20110170889A1 (en) * 2008-09-19 2011-07-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
US8150277B2 (en) * 2008-03-03 2012-04-03 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with system for replenishing a plurality of toner cartridges

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108631A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Ricoh Co Ltd トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置
US7668470B2 (en) 2006-03-20 2010-02-23 Sharp Kabushiki Kaisha Toner supplying method, toner supplying device, developing device, and image forming apparatus with controlled toner supply
JP2009092739A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8150277B2 (en) * 2008-03-03 2012-04-03 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with system for replenishing a plurality of toner cartridges
US20110170889A1 (en) * 2008-09-19 2011-07-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
US8588627B2 (en) * 2008-09-19 2013-11-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus that detects consumable supplies

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6047484B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP6159674B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP6159676B2 (ja) 現像剤補給装置、画像形成装置
JP6089120B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP4359633B2 (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JPH1124513A (ja) トナー補給装置及び電子写真画像形成装置
JPH11295975A (ja) 画像形成装置
JP2006106514A (ja) 画像形成装置
JP6234863B2 (ja) 現像剤補給装置、およびこれを備えた画像形成装置
JPH11212343A (ja) 画像形成装置
JP2000267420A (ja) 二成分現像装置及びその取り扱い方法、画像形成装置、現像剤交換方法
JPH11119531A (ja) 現像装置
JP2004271999A (ja) 画像形成装置
JP3098568B2 (ja) トナー補給装置
JP2004341220A (ja) 画像形成装置
JP3432673B2 (ja) 画像形成装置
JP2013025257A (ja) 画像形成装置およびトナーボトル
JPH07234577A (ja) 現像装置
JP2902366B2 (ja) 画像形成装置
JP3793092B2 (ja) 現像剤補給容器及び現像剤補給装置
JP2006178279A (ja) 画像形成装置
JPH0659578A (ja) トナー補給装置
JP2004325772A (ja) 画像形成装置
JP2004341221A (ja) 画像形成装置
JP2005043524A (ja) トナーコンテナ及びそれを備えた画像形成装置