JP2005338583A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡素でユーザビリティが高く、トナーの飛散の少ない画像形成装置を提供すること。
【解決手段】開口孔1aが形成された現像器(トナー貯蔵ユニット)1と、画像形成装置本体と、現像器1の開口孔1aに対向した位置の端部に開口孔3aが形成されたトナー搬送パイプ3と、現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aを遮蔽する遮蔽位置と開口孔1aと開口孔3aを連通させてトナーを通過可能にする連通位置の2つ位置の間を移動可能に設けられたシャッター4,5と、遮蔽位置にあるシャッター4,5と干渉しない初期位置と連通位置にあるシャッター4,5と当接する連通位置の間を移動可能に設けられたシャッター移動部材6と、シャッター移動部材6を初期位置から連通位置まで移動させた後に連通位置から初期位置まで戻すことが可能な駆動手段7と、駆動手段7の駆動源であるモータ11と、を含んで画像形成装置を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置においては、現像剤担持体の表面に顕画剤としての乾式現像剤を担持せしめ、静電潜像を担持した像担持体の表面近傍に現像剤を搬送供給し、像担持体と現像剤担持体の間に交互(交番)電界を印加しながら静電潜像を現像剤で現像して顕像化する方法が良く知られており、現像剤担持体として現像スリーブが、像担持体として感光ドラムがそれぞれ用いられることが一般的である。
ところで、現像方法としては、例えば2成分系組成(キャリア粒子とトナー粒子)から成る現像剤(2成分現像剤)を用い、内部に磁石を配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成し、微小な現像間隙を保持して対向された感光ドラムにこの磁気ブラシを摺擦又は近接させ、現像スリーブと感光ドラム間(S−D間)に連続的に交互電界を印加することによってトナー粒子の現像スリーブ側から感光ドラム側への転移及び逆転移を繰り返し行わせて現像を行う所謂磁気ブラシ現像法が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
以下、2成分磁気ブラシ現像用の現像器の構成について説明する。
図13は現像器を長手方向に対して平行な方向から見た断面図であり、同図において、301は現像スリーブ、302は現像スリーブ301中に固定配置されたマグネットローラ、303は現像スクリュー、304は撹拌スクリュー、305は現像容器、305aはトナーの受取孔、305bは現像室、305cは撹拌室、306は現像剤を現像スリーブ301の表面に薄層形成するために配置された規制ブレード、307はトナーを貯蔵するトナー容器、308はトナー容器307から現像器へトナーを補給するスクリューである。図示のように、現像スリーブ301は感光ドラム309に対して近接配置され、感光ドラム309と逆方向又は同一方向に回転し、現像剤(斜線で図示)が感光ドラム309に対して接触する状態で現像できるよう設定されている。
現像容器305中にはトナー粒子と磁性キャリアが混合された現像剤が収容されており、トナー粒子と磁性キャリアの混合比(以後、T/C比と称す)は、現像により消費されたトナーに見合った量のトナーが、補給用トナーが収容されているトナー容器307からスクリュー308によって補給されることによって一定の値に保持される。即ち、補給されたトナーは、現像容器305の受取孔305aを経て、撹拌スクリュー304が設けられた撹拌室305cへ落下補給されることによってT/C比が一定に保たれている。
図14は現像器の平断面図である。
図14に示すように、現像スリーブ301、現像スクリュー303及び撹拌スクリュー304は、モータ等の駆動源Mからの駆動力をギア列等の不図示の駆動伝達手段を経て受けて所定の方向へ所定の速度で回転駆動されることによって、現像容器305中の現像剤を図示矢印方向へ循環させる。そして、受取孔305aから補給された新しいトナーは、撹拌室305cを搬送される間に現像剤と均一に撹拌され、十分に摩擦帯電を受けて現像室305bへと循環する。現像室305bでは、マグネットローラ302が形成する現像磁界によって現像剤の磁気ブラシが形成され、磁気ブラシに付着しているトナーと現像スリーブ301の表面に付着しているトナーが感光ドラム309に形成された静電潜像の画像領域に転移して静電潜像の現像が行われる。
以上、2成分磁気ブラシ現像用の現像器の構成を説明したが、現像方法としては、他にも1成分接触現像方式等、様々な方法が実用化されている。
図15は前記現像器を取り付けた画像形成装置を現像器の長手方向と直交する方向から見たモデル図である。
図15において、201は画像形成装置本体、202は現像剤となるトナーを内部に蓄えたトナー容器、203はトナー容器202からトナーを排出するトナー排出手段である排出羽根、204はトナー容器202から排出されたトナーを溜めることができるトナー溜まり部、205はトナー溜まり部204に連通して設けられたトナー搬送路である搬送パイプ、205aは搬送パイプ205に形成された孔であるトナー補給孔、207はトナー溜まり部204からトナーを搬出するトナー搬送手段であるスクリュー、208はトナー溜まり部204からトナーが搬出される方向にスクリュー207を回転駆動させる駆動手段、211は感光ドラム、212はトナー補給孔205aから補給されるトナーを受け取ることが可能で感光ドラム211に形成された静電潜像をトナーで現像してこれ可視像化する現像器である。
又、213は感光ドラム211上のトナー像を記録紙に転写する転写手段(感光ドラム211の裏面にあるため点線で図示)、214は転写手段213による転写プロセスが終了した後に感光ドラム211上に残留したトナーを廃トナーとして回収するクリーニング手段、215はクリーニング手段214で回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送手段、216は廃トナー搬送手段215の最下流に設けられ廃トナーを内部に蓄えるための廃トナー容器、217は現像器212に対して補給すべきトナーの量を決定して必要な回転数又は回転時間を駆動手段208へ出力するトナー補給量演算手段である。
更に、218はトナー容器202内のトナーの有無を直接検出してトナー容器202内にトナーが無くなったと判断するトナー無し判断手段、219はトナー無し判断手段218がトナー無しと判断した場合、それを表示するトナー無し表示手段である。
以上の構成要素の中でトナー容器202、現像器212、感光ドラム211、クリーニング手段214及び廃トナー容器216は、画像形成装置本体201に対して着脱可能な交換部品であり、特に現像器212と感光ドラム211及びクリーニング手段214は、それらが一体化されてカートリッジとなって着脱可能であることが一般的である。
又、トナー容器202には、該トナー容器202内のトナーの有無を電気的又は光学的に検出する不図示のセンサが設けられており、このセンサがトナー無しを検出し、トナー無し判断手段218がトナー無し表示手段219へ信号を出力してトナー無し表示を行い、ユーザーにトナー容器202の交換を促す仕組みになっている。
又、廃トナー容器216にも同様に該廃トナー容器216の廃トナーが満杯であるか否かを検出する不図示のセンサが設けられており、このセンサが廃トナーの満杯を検出すると、画像形成装置は廃トナーの満杯表示を行い、ユーザーに廃トナー容器216の交換を促す仕組みになっている。それ以外は画像形成装置本体201に固定された構成要素であることが一般的である。
トナー容器202は、ユーザー又は装置のメンテナンス作業者が必要に応じて装着・交換される。このトナー容器202には排出羽根203が設けられており、必要に応じてトナー容器202内を攪拌してトナーの凝固を防ぎつつ、トナーをトナー溜まり部204へ排出する。トナー溜まり部204の底部には搬送パイプ205が連通しており、該搬送パイプ205の先端にはトナーが自重落下するトナー補給孔205aが鉛直下方向に開口している。そして、搬送パイプ205内にはスクリュー207が回転可能に支持されており、このスクリュー207を回転させることによってトナーをスクリュー207の螺旋が進む方向に前進させる。
駆動手段208の作用によってスクリュー207が回転又は停止してトナーをトナー補給孔205aへ向かって搬送し、トナー補給孔205aに到達したトナーは自重落下して現像器212へ補給される構成になっている。現像器212は、補給されたトナーを帯電させ、不図示の露光手段によって感光ドラム211上に形成された静電潜像を現像してこれをトナー像として可視化する。尚、現像器による現像方法としては、前述のように既に様々な方法が実用化されている。
而して、トナー像は、転写手段213によって記録紙へ転写され、転写されなかった残留トナーは、クリーニング手段214によって廃トナーとして回収され、廃トナー搬送手段215を経由して廃トナー容器216へと回収される。前記トナー補給量演算手段217では、現像剤中のT/C比を検出するセンサによる検出値や記憶装置に記憶された印刷画像濃度、トナー総補給量等のデータに基づいて補給すべきトナー量を決定する。その結果に基づいて必要な回転数又は回転時間を駆動手段208へ出力し、スクリュー207が所定時間駆動されてトナーが搬送・補給されるよう構成されている。
次に、従来の画像形成装置の全体構成を図16に基づいて説明する。
図16は画像形成装置の断面図であって、ほぼ実際のレイアウトに即しているものの、部品の大きさについては図を理解し易いように誇張して描かれている。
積載された記録紙501は、給紙ローラ502と不図示の分離手段によって分離・給送され、搬送ローラ503によってレジストローラ504へ送られる。又、印刷する画像に合わせて露光手段505によって感光ドラム512上に形成された静電潜像は、現像器506でトナー像として可視化されて記録紙上へ転写され、記録紙上に転写されたトナー像は、定着器507で加熱及び加圧されて記録紙上に永久画像として定着され、トナー像が定着された記録紙は、排紙口508から機外へ排出される。
以上が給紙から排紙までの動作の概略である。
印刷に伴い現像器506内のトナーが減少すると、トナー搬送パイプ509からトナーの補給が行われることは前述の通りである。又、現像器506は交換部品であるため、着脱可能な構成になっており、着脱の際にトナーが飛散しないように、本体側のシャッター510と現像器506側のシャッター511が設けられており、図示のように現像器506が本体内にある状態においては、本体側のシャッター510と現像器506側のシャッター511はトナーが通過する孔510a,511aを連通させる位置にある。
又、交換部品である現像器506を交換する際には、図17に示すように、本体の外装の一部を扉のように開けて交換できるように構成されており、そのときは図示のように本体側のシャッター510と現像器506側のシャッター511はトナーが通過する孔510a,511aを封止する位置に移動している。
ところで、現像器506をその長手方向に対して垂直な方向へ挿入する構成とは別に長手方向に対して平行な方向(図17の紙面垂直方向)に挿入する構成が採用される場合もある。一般的な特徴としては、長手方向に対して垂直な方向へ挿入する構成では挿入距離が短く操作性が良いというメリットがある反面、後述のようなシャッターを駆動する機構を設けにくいというデメリットがある。又、長手方向に対して平行な方向へ挿入する構成では、挿入口となる大きな孔が側板に空いてしまうというデメリットがあるものの、挿入距離が長いために後述のようなシャッターを駆動する機構を設け易いというメリットがある。
図18は4つの現像器506Y,506M,506C,506Kを連設した多重現像可能な画像形成装置の断面図であって、このような構成を採用することによってフルカラー印刷が可能となっている。この場合も同様に図19に示すように本体の外装の一部を扉のように開けて現像器506Y,506M,506C,506Kが着脱できるように構成されている。
特開昭55−032060号公報 特開昭59−165082号公報
前述のように、従来の画像形成装置本体には現像に用いる新トナーを補給する新トナー搬送パイプと感光ドラムで発生した廃トナーを回収するための廃トナー搬送パイプが設けられ、現像器には新トナー搬送パイプと廃トナー搬送パイプと連通する新トナー補給孔と廃トナー排出孔が設けられている。現像器が画像形成装置本体に装着された状態においては、新トナー補給孔と廃トナー排出孔は互いに連通した状態になければならないが、消耗品である現像器を本体から脱却した状態では、それぞれの孔を遮蔽するシャッターがなければトナーが飛散してしまい、製品としての美観を損ねるだけでなく、ユーザーの手や印刷した用紙やコピーする原稿等を汚してしまうという問題が発生する。従って、殆どの画像形成装置には本体側と現像器側に可動式のシャッターが設けられており、現像器を装着した状態ではトナーが通過する孔が連通し、現像器を脱却した状態ではその孔を遮蔽するようにシャッターが動作するように構成されている。このシャッターの動作方法には従来下記の3通りの方法があった。
第1の方法は、現像器を脱着する際の動きに連動してシャッターを開閉する方法である。図20(a)〜(c)はその一例を示した図であり、現像器506を図20(a)の矢印方向に挿入すると、シャッター510,511が図20(b)に示すようにスライドし、最終的には図20(c)に示すように両シャッター510,511の孔510a,511aが連通するよう構成されている。しかし、この方法では現像器506が動きながら孔510a,511aが除々に連通するため、不完全に孔510a,511aが連通した状態で現像器506が振動した場合等にトナーの飛散が起き易いという問題や、現像器506の脱着方向とシャッター510,511のスライド方向が一致していない場合、例えばシャッター510,511が図20の紙面に対して垂直な方向にスライドする場合に機構が複雑になり、動作の信頼性が下がるという問題があった。
第2の方法は、現像器を装着した後にシャッターをスライドさせて孔を連通状態にする動作と、現像器を脱却する前にシャッターを逆方向にスライドさせて孔を遮蔽する動作をユーザーが行う方法である。この方法では、完全に現像器が本体内に位置決めされた状態でシャッターがスライドするため、前記の第1の方法のような問題は解消されるが、ユーザーに動作させるということでユーザビリティの低下は免れず、シャッターを連通させることなく印刷動作に入ることがないように、シャッターの位置を検出するセンサを設ける必要が生じるために装置が複雑になるという問題があった。
第3の方法は、特開平06−214460号公報(この例は現像器ではなくトナー容器)に開示されているように、現像器を装着した後にシャッターをスライドさせて孔を連通状態にする動作と、現像器を脱却する前にシャッターを逆方向にスライドさせて孔を遮蔽する動作をモータ等の駆動源を用いて行う方法である。この方法では、前記第1及び第2の方法のような問題は解消されるが、装置にとってモータが追加になり、構造が複雑化する他、装置の故障状態や電源を得ることができない状態において現像器を取り出すことができないという問題があった。画像形成装置によっては現像器を取り出さなければジャム紙の処理ができない場合もあり、装置が停止するタイミングによっては感光ドラム上に画像が残っている場合もある。万一、このように画像が本体内に残った状態で装置が故障し通電できなくなってユーザーが装置を修理に出さなければならないような場合には、ユーザーにとってセキュリティーが守れないことになり、望ましくない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、構成が簡素でユーザビリティが高く、トナーの飛散の少ない画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、内部にトナーを貯蔵可能な空間を有し外壁の一部にトナーを通過させるための開口孔が形成されたトナー貯蔵ユニットと、前記トナー貯蔵ユニットを少なくとも1つ以上着脱可能な画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に設けられトナーを搬送可能で前記トナー貯蔵ユニットを前記画像形成装置本体に装着した状態で前記トナー貯蔵ユニットの開口孔に対向した位置の端部に開口孔が形成されたトナー搬送手段と、前記トナー貯蔵ユニットの開口孔又は前記トナー搬送手段の開口孔の少なくとも何れか一方に隣接し前記トナー貯蔵ユニットの開口孔と前記トナー搬送手段の開口孔を遮蔽する遮蔽位置と前記トナー貯蔵ユニットの開口孔と前記トナー搬送手段の開口孔を連通させてトナーを通過可能にする連通位置の2つ位置の間を移動可能に設けられた遮蔽部材と、遮蔽位置にある前記遮蔽部材と干渉しない初期位置と連通位置にある前記遮蔽部材と当接する連通位置の間を移動可能に前記画像形成装置本体に設けられた遮蔽部材移動部材と、前記遮蔽部材移動部材を初期位置から連通位置まで移動させた後に連通位置から初期位置まで戻すことが可能な駆動手段と、前記駆動手段の駆動源であるモータと、を含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
本発明によれば、現像器の着脱に連動させる従来の第1の方法におけるトナーの飛散や信頼性の低下という問題、手動で開閉を行う従来の第2の方法におけるユーザビリティの低下という問題、モータで遮蔽部材を開閉する従来の第3の方法における通電できない状態で現像器を取り外すことができないという問題の全てが解消され、装置のユーザビリティと信頼性の向上と小型化、簡素化及び低価格化を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚、画像形成装置の印刷動作については従来と同様であるためにこれについての説明は省略し、本発明の特徴であるシャッターの動きについてのみ説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の断面図であって、ほぼ実際のレイアウトに即しているが、部品の大きさについては図を理解し易いように誇張して描かれている。
本実施の形態に係る画像形成装置においては、積載された記録紙501は給紙ローラ502と不図示の分離手段によって分離・給送され、搬送ローラ503によってレジストローラ504へ送られる。又、印刷する画像に合わせて露光手段505によって形成された静電潜像は現像器1で現像されてトナー像として可視され、このトナー像は記録紙501に転写される。そして、トナー像が転写された記録紙501は、定着器507で加熱及び加圧されてトナー像が永久画像として定着された後、排紙口508から機外に排出される。
以上が給紙から排紙までの動作の概略である。
ところで、印刷に伴い現像器1内のトナーが減少すると、トナー搬送パイプ3からトナーの補給が行われることは従来例と同様である。しかし、本実施の形態においては、図1の断面図方向に重なっている部品が多いので、動作を理解し易く展開し、更に部分的に拡大して見易くモデル化した図を図2に示す。
図2において、1は内部にトナーを貯蔵可能な空間があり、外壁の一部にトナーを通過させるための開口孔1aが形成された現像器、2は現像器1を着脱可能な画像形成装置本体、3は画像形成装置本体2に設けられた前記トナー搬送パイプであって、該トナー搬送パイプ3は、トナーを搬送可能で、現像器1を画像形成装置本体2に装着した状態で該現像器1の開口孔1aに対向した位置の端部に開口孔3aが形成されている。
又、4,5はシャッターであり、これらには現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aに選択的に連通する孔4a,5aがそれぞれ形成されている。そして、これらのシャッター4,5は、現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aを遮蔽する遮蔽位置と現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aを孔4a,5aを介して連通させてトナーを通過可能にする連通位置(図2に示す位置)の2つ位置の間を移動可能である。
6は画像形成装置本体2に設けられたシャッター移動部材であって、これはシャッター4,5を遮蔽位置(現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aを遮蔽する位置)と連通位置(現像器1の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aを孔4a,5aを介して連通させてトナーを通過可能にする位置)に選択的に移動させるものである。
又、7はカム7aとレバー7bで構成される駆動手段であり、この駆動手段7は、前記シャッター移動部材6を初期位置(遮蔽位置にあるシャッター4,5と完全に離間する位置)から連通位置まで移動させた後、連通位置から初期位置まで戻すためのものであり、レバー7bに形成されたセクタギア7cは、前記シャッター移動部材6に形成されたラック6aに噛合している。8はシャッター4,5を連通位置から遮蔽位置へ移動させる方向に付勢するばね、9はばね8の付勢力に抗してシャッター4,5を連通位置に保持する係合部材である爪、10は爪9に作用してシャッター4,5の保持を解除する解除部材であるレバーである。
更に、11は前記駆動手段7の駆動源となるモータであり、このモータ11の回転はギアG1,G2,G3を経て駆動手段7のカム7aに伝達されて該カム7aが回転駆動される。12はシャッター移動部材6が初期位置にあることを検出可能な検出手段であるセンサ、13はシャッター4,5が連通位置にあることを検出可能な検出手段であるセンサである。尚、図2においては、理解を容易にするためにレイアウトや縮尺を誇張して描いており、シャッター4,5の開閉動作に無関係な部品や該部品を固定するための枠体等は全て省略されている。
以下、現像器1を画像形成装置本体2に装着した後にシャッター4,5が連通位置に移動する動作について説明する。
図3(a)は現像器1を装着する前の状態を示す図である。現像器1はシャッター4が遮蔽位置にある状態(現像器1の開口孔1aがシャッター4によって遮蔽された状態)で画像形成装置本体1に装着され、そのとき本体2のシャッター5も遮蔽状態(トナー搬送パイプ3の開口孔3aがシャッター5によって遮蔽された状態)にあり、シャッター移動部材6は離間状態(初期位置)にある。
図3(b)は現像器1を装着した直後の図である。この状態では、モータ11の図示矢印方向の回転がギアG1,G2,G3を経て駆動手段7のカム7aに伝達される。すると、カム7aが図示矢印方向に回転し、このカム7aに連結されたレバー7bが同方向に回動し、このレバー7bの回動によってシャッター移動部材6が図示矢印方向に移動する。この結果、シャッター4,5は、シャッター移動部材6に押されてばね8の付勢力に抗して同方向に移動する。
図4(a)はシャッター移動手段6が連通位置に移動してシャッター4,5を連通位置まで移動させた状態を示す図であり、この状態ではシャッター4,5の孔4a,5aが現像器の開口孔1aとトナー搬送パイプ3の開口孔3aに連通し、トナー搬送パイプ3からトナーが開口孔3aと孔4a,5a及び開口孔1aを通って現像器1に供給可能となる。尚、このとき、シャッター4,5は爪9に係合して、連通位置に保持される。
その後、モータ11が逆転され、その回転がギアG1,G2,G3を経てカム7aに伝達されことによってレバー7bが図4(a)の矢印方向に回動し、シャッター移動部材6を図示矢印方向に移動せしめる。
すると、図4(b)に示すように、シャッター移動手段6が初期位置まで戻るが、このとき、ばね8の付勢力に抗して爪9がシャッター4,5を係止しているため、シャッター4,5は連通位置に保持されている。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置ではモータ11の駆動によってシャッター4,5を連通位置へ移動させるため、従来の現像器の着脱に連動させる前記第1の方法や手動で開閉を行う前記第2の方法における前記問題が解決される。
次に、現像器1を画像形成装置本体2から脱却する前にシャッター4,5が遮蔽位置に移動する動作について説明する。
図5(a)は装置が停止した状態の図である。この状態では、現像器1はシャッター4が連通位置にある状態で像形成装置本体2に装着され、そのとき画像形成装置本体2のシャッター5も連通状態にあり、シャッター移動部材6は離間状態にある(図4(b)と同じ状態)。
図5(b)は現像器1を脱却する直前の状態を示す図であり、この状態では、現像器1を取り出すために装置の不図示の扉をユーザーが開けると、それに連動してレバー10が図示矢印方向に動作する。すると、爪9が図示矢印方向に回動し、該爪9のシャッター4,5との係合が解除されるため、シャッター4,5はばね8の付勢力によって図示のように遮蔽位置に戻り、現像器1の開口孔1aがシャッター4によって遮蔽されるとともに、トナー搬送パイプ3の開口孔3aがシャッター5によって遮蔽される。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置では、ばね8の付勢力によってシャッター4,5を遮蔽位置へ移動させるため、従来のモータでシャッターを開閉する前記第3の方法における前記問題は解決され、通電できない状態でもシャッター4,5を閉めて現像器1を取り出すことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るシャッター開閉機構では、シャッター4,5とシャッター移動手段6が別々に移動し、モータ11の作用でシャッター4,5を連通位置まで移動させた後、シャッター移動手段6が初期位置に戻るよう構成されているため、モータ11の作用によることなくシャッター4,5が機械的に遮蔽位置に戻ることができる。これによって、従来の現像器の着脱に連動させる前記第1の方法におけるトナーの飛散や信頼性の低下という問題や、手動で開閉を行う前記第2の方法におけるユーザビリティの低下という問題や、モータでシャッターを開閉する前記第3の方法における通電できない状態で現像器を取り外すことができないという問題の全てが解消される。
ところで、モータとしては、前記動作のための専用モータを搭載しても構わないが、画像形成装置に設けられた記録紙を搬送するローラの駆動源としてのモータの中で逆転しても問題のない構成になっているモータを使用することとし、シャッター移動部材を初期位置から連通位置まで移動させた後、連通位置から初期位置まで戻す動作をモータが記録紙を搬送する方向と反対方向に回転させて行えば、特にモータを追加することなく、本実施の形態の構成は実現可能である。図6はその場合の駆動系の一例を示す図である。
即ち、モータ11が図6(a)の矢印A方向に回転すると、その回転がギアG1,G2,G3を経て駆動手段7のカム7aに伝達され、該カム7aが図示矢印方向に回転駆動される。すると、レバー7bが図示矢印方向に回動し、シャッター移動部材6を移動させるため、前述のシャッター駆動の動作が行われる。このとき、レバー7bの作用によってシャッターを駆動しているときは、ギアG2はギアG4から離脱しているため、搬送ローラは逆転しない。そして、モータ11を矢印B方向に逆転させると、ギアG2がギアG3から離脱してギアG4に噛合するため、搬送ローラを駆動することができる。このように搬送ローラを駆動しているときはシャッター駆動のカム7aが回転しない。
ところで、センサ12によってシャッター移動部材6が初期位置にあることが検出可能であり、例えばシャッター4,5を開く動作の途中で電源が切られた場合等においてシャッター移動手段6が初期位置にない場合は、モータ11が回転することによって必ずシャッター移動部材6を初期位置へ戻す動作を行う。この過程でもしシャッター4,5が遮蔽位置と連通位置の中間に止まっていても、必ずシャッター4,5を連通位置に移動させることができる。
又、センサ13によってシャッター4,5が連通位置にあることが検出可能であり、シャッター4,5が初めから連通位置にある場合はモータ11を回転させてシャッター4,5を開ける動作をしないような制御が可能である。しかし、この構成ではシャッター4,5が連通位置にある状態で該シャッター4,5を開ける動作を行っても何ら問題は生じないため、毎回モータ11を回転させてシャッター4,5を開ける動作を行えば、このセンサ13は省略可能である。
尚、本実施の形態では、新トナーを補給する補給孔の例を説明したが、廃トナーを排出する孔でも同様の構成は可能であり、補給孔と排出孔の両方のシャッターが本実施の形態のような構成を採ることも可能である。
又、本実施の形態では、シャッターが本体側と現像器側の両方にある例を説明したが、孔が上に開口している等の理由でシャッターが不要である場合は、現像器と本体の何れか一方にだけシャッターを設けても良い。
更に、本実施の形態では、シャッター移動部材6が2つのシャッター4,5を押す例について説明したが、シャッター移動部材が1つのシャッターを押して更にそれが他方のシャッターを押すよう構成しても良い。
又、本実施の形態は、シャッター移動手段とシャッターのレバーの動きが全て平行な例について説明したが、駆動手段の中にラックとピニオンを用いて移動方向を直角に変換する構成を採用すれば、シャッターの移動方向とシャッター移動手段やレバーのスライド方向が互いに直交していても同様の効果が得られる。
ところで、本実施の形態ではスライド式のシャッターの例を示したが、図7に示すような回転式のシャッター45でも構成は可能である。図7において、35はスライド部材であって、回転式のシャッター45の一部には連通孔45aが空いており、該シャッター45は、補給パイプ3にほぼ同軸上に回転可能に支持されている。そして、シャッター45とスライド部材35は互いに係合しており、スライド部材35が図7(b)に示す位置に移動すると、回転シャッター45が回動し、その連通孔45aが遮蔽される。
又、本実施の形態では、ユーザーが開ける扉と連動してレバー7bが動作すると説明したが、扉に連動しなくても別途ボタンのような機構を設けてレバー7bを動作させても良い。
更に、本実施の形態では、駆動手段7としてカム7aとレバー7bを使用した例について説明したが、一方向に回転するモータの駆動を往復運動に変換することができれば、欠歯ギア・ラック・ピニオンを用いた機構を採用しても良い。
尚、本実施の形態における現像器は、感光ドラムも一体であるプロセスカートリッジを構成するものでなくても良い。
又、本実施の形態では、現像器が1つの例について説明したが、複数の現像器を連設した多重現像可能な画像形成装置においても、シャッター移動部材を現像器の連設方向に延長して一体化する方法で同様の構成を採用することは可能である。図8はその一例を示す図であり、55が4つの現像器1Y,1M,1C,1Kに作用するシャッター移動部材である。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態を図9〜図12に基づいて説明する。
図9は本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を、図2と同様に動作を理解し易く展開し更に部分的に拡大して見易くモデル化した図である。
図9において、前記実施の形態1との違いは、ばね8と爪9及びレバー10が省略されており、シャッター4,5に突起4b,5bが形成されている点である。
以下、現像器1を画像形成装置本体に装着した後にシャッター4,5が連通位置に移動する動作について説明する。
図10(a)は現像器1を装着する前の状態を示す図である。この状態では、現像器1はシャッター4が遮蔽位置にある状態で本体に装着され、そのとき本体側のシャッター5も遮蔽状態にあり、シャッター移動部材6は離間状態にある。
図10(b)は現像器を装着した直後の状態を示す図である。この状態では、モータ11が回転することによって駆動手段7がシャッター移動部材6を図示矢印方向に移動させる。すると、シャッター4,5はシャッター移動部材6に押されて同方向に移動する。
図11(a)はシャッター移動部材6が連通位置6に移動し、シャッター4,5が連通位置に達したためにトナー搬送パイプ3の開口孔3aとシャッター4,5の孔4a,5a及び現像器1の開口孔1aが連通している状態を示す図である。その後、カム7aとレバー7bの作用によってシャッター移動部材6は矢印方向に戻る動作を開始する。
図11(b)はシャッター移動部材6が初期位置まで戻った状態を示す図であり、この状態ではシャッター移動部材6は初期位置まで戻るが、シャッター4,5には何ら外力が作用しないため、これらのシャッター4,5は連通位置に保持される。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置では、モータ11の駆動によってシャッター4,5を連通位置へ移動させるため、従来の現像器の着脱に連動させる前記第1の方法や手動で開閉を行う前記第2の方法における問題が解決される。
以下、現像器を画像形成装置本体から脱却する前にシャッター4,5が遮蔽位置に移動する動作について説明する。
図12(a)は装置が停止した状態の図である。この状態では、現像器1はシャッター4が連通位置にある状態で本体に装着され、そのとき本体側のシャッター5も連通状態にあり、シャッター移動部材6は離間状態にある(図11(b)の状態と同じ)。
図12(b)は現像器1を本体から脱却する直前の状態を示す図である。このとき、現像器1を取り出すために装置の不図示の扉をユーザーが開け、ユーザーが突起4b,5bを使ってシャッター4,5を遮蔽位置に戻す。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置では、ユーザーがシャッター4,5を遮蔽位置へ移動させる動作を行うため、従来のモータでシャッターを開閉する前記第3の方法における問題は解決され、通電できない状態でもシャッターを閉めて現像器を取り出すことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るシャッター開閉機構ではシャッター4,5を遮蔽位置へ移動させる動作をユーザーの操作としているため、前記実施の形態1に比べるとユーザビリティの面でやや劣るもの、シャッター4,5を連通位置へ移動させる動作は装置が行うため、従来の前記第2の方法における、シャッターを開けることなく印刷動作に入ることがないように、シャッターの位置を検出するセンサを設ける必要が生じるために装置が複雑になるという問題は解消され、従って、従来例よりは優位であると言うことができる。更に、本実施の形態によれば、前記実施の形態1に対して下記のようなメリットが得られる。
即ち、第1のメリットは負荷の低減である。実施の形態1におけるばね8はシャッター4,5を戻す作用をするため、シャッター4,5が移動する摩擦抵抗以上の初張力が必要である。従って、シャッター移動部材6はシャッター4,5自身の摩擦抵抗とそれを上回るばね力の和の負荷に抗して初期位置から連通位置へ移動することになるが、本実施の形態ではシャッター4,5自身の摩擦抵抗のみとなるために負荷を半分以下に抑えることができる。
第2のメリットは機構の簡素化である。実施の形態1におけるばね8と爪9及びレバー10とこれらを連動させる稼動部材が全て省略できるため、部品点数の削減や省スペース化に大きな効果がある。
以上2つのメリットがユーザビリティの低下に対して上回る場合は本実施の形態の構成の方が画像形成装置として総合的に見た性能が高い場合もある。
又、新トナー補給孔と廃トナー排出孔の両方に本発明のシャッター機構を設ける場合、一方のシャッターに実施の形態1を適用し、他方のシャッターに実施の形態2を適用することも当然に可能である。
本発明は、電子写真方式を採用する複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に対して適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置本体の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置本体のモデル図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作説明図である。 駆動手段の一例を示す図である。 回転シャッターの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るカラー画像形成装置本体の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置本体のモデル図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の動作説明図である。 従来の現像器の断面図である。 従来の現像器の平面図である。 従来の現像器を画像形成装置本体へ装着した状態のモデル図である。 従来の単色の画像形成装置の通常状態の断面図である。 従来の単色の画像形成装置の現像器交換時の図である。 従来のフルカラー画像形成装置の通常状態の断面図である。 従来のフルカラー画像形成装置の現像器交換時の図である。 従来の画像形成装置本体の説明図である。
符号の説明
1 現像器(トナー貯蔵ユニット)
1a 開口孔
2 画像形成装置本体
3 トナー搬送パイプ(トナー搬送手段)
3a 開口孔
4 現像器側シャッター(現像器側遮蔽部材)
4a 孔
4b 突起
5 本体側シャッター(本体側遮蔽部材)
5a 孔
5b 突起
6 シャッター移動部材(遮蔽部材移動部材)
7 駆動手段
7a カム
7b レバー
8 ばね
9 爪(係合部材)
10 レバー(解除部材)
11 モータ
12 センサ(検出手段)
13 センサ(検出手段)
35 スライド部材
55 シャッター移動部材(遮蔽部材移動部材)

Claims (11)

  1. 内部にトナーを貯蔵可能な空間を有し外壁の一部にトナーを通過させるための開口孔が形成されたトナー貯蔵ユニットと、
    前記トナー貯蔵ユニットを少なくとも1つ以上着脱可能な画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に設けられトナーを搬送可能で前記トナー貯蔵ユニットを前記画像形成装置本体に装着した状態で前記トナー貯蔵ユニットの開口孔に対向した位置の端部に開口孔が形成されたトナー搬送手段と、
    前記トナー貯蔵ユニットの開口孔又は前記トナー搬送手段の開口孔の少なくとも何れか一方に隣接し前記トナー貯蔵ユニットの開口孔と前記トナー搬送手段の開口孔を遮蔽する遮蔽位置と、前記トナー貯蔵ユニットの開口孔と前記トナー搬送手段の開口孔を連通させてトナーを通過可能にする連通位置の2つ位置の間を移動可能に設けられた遮蔽部材と、
    遮蔽位置にある前記遮蔽部材と干渉しない初期位置と、連通位置にある前記遮蔽部材と当接する連通位置の間を、移動可能に前記画像形成装置本体に設けられた遮蔽部材移動部材と、
    前記遮蔽部材移動部材を前記初期位置から前記連通位置まで移動させた後に、前記連通位置から前記初期位置まで戻すことが可能な駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記遮蔽部材移動部材が初期位置にあることを検出可能な検出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記遮蔽部材が連通位置にあることを検出可能な検出手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動手段は、モータを有し、
    前記駆動手段が遮蔽部材移動部材を初期位置から連通位置まで移動させた後に連通位置から初期位置まで戻す動作は、前記モータが一方向に回転して行われることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー貯蔵ユニットは、画像形成手段の現像作用が可能な現像器であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー貯蔵ユニットは、感光ドラムと共にプロセスカートリッジを構成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記遮蔽部材の移動方向と前記トナー貯蔵ユニットの前記画像形成装置本体への挿入方向が直交していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー貯蔵ユニットの開口孔は新トナーの供給孔であって、前記トナー搬送手段は新トナーの補給手段であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記トナー貯蔵ユニットの開口孔は廃トナーの排出孔であって、前記トナー搬送手段は廃トナーの回収手段であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記遮蔽部材を連通位置から遮蔽位置へ移動させる方向に付勢するばねと、前記ばねの付勢力に抗して前記遮蔽部材を連通位置に保持する係合部材と、前記係合部材に作用して前記遮蔽部材の保持を解除する解除部材と、を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
  11. 前記遮蔽部材は、連通位置から遮蔽位置までユーザーによって移動可能となるように設けられていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
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