JP3327069B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3327069B2
JP3327069B2 JP26306595A JP26306595A JP3327069B2 JP 3327069 B2 JP3327069 B2 JP 3327069B2 JP 26306595 A JP26306595 A JP 26306595A JP 26306595 A JP26306595 A JP 26306595A JP 3327069 B2 JP3327069 B2 JP 3327069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電記録式の画像
形成装置に係り、さらに詳しくは、トナーとキャリアを
含む二成分系の現像剤を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録式の画像形成装置においては、
感光体ドラム等の像担持体の表面を帯電器で一様に帯電
し、レーザ光で露光することにより、光電効果を利用し
て形成すべき画像に対応した潜像を帯電した表面上に書
き込み、この潜像に現像器からトナーを転移させて顕像
化する。そして、このトナー像を直接的または間接的
に、紙等の画像形成対象に転写する。
【0003】現像器で使用される現像剤には、ほぼトナ
ーのみからなる一成分系の現像剤と、非磁性のトナーと
キャリアとを含む二成分系の現像剤とがある。二成分系
の現像剤のトナーは、たとえばポリエステル樹脂をベー
スとして染料または顔料を含み、キャリアは磁性粉から
なる。現像器は、トナー補給用の着脱式のトナー補給容
器と、キャリアを内蔵すると共にトナーとキャリアを攪
拌して混合させると共にトナーに電荷を与える現像剤室
と、マグネットロールを主体とした現像ロールとを有す
る。そして、キャリアの磁性を利用して現像剤室内の現
像剤を現像ロールに付着させると共に、現像ロールを回
転させて、現像剤中のトナーのみを静電的に像担持体の
潜像に付着させる。
【0004】従来の画像形成装置では、特開昭61−9
5370号公報に開示されているように、現像剤室にト
ナーを補給する前に、トナー補給容器内のトナーを一
旦、大きなトナー量調整室(トナー室)に大量に蓄積す
るのが一般的であった。このトナー量調整室と現像器と
の間には、シャッター板が設けられ、パッチの濃度に応
じて、シャッター板の開度を調節し、トナー量調整室か
ら現像器内部へトナーを自由落下させて補給していた。
【0005】ここで、トナー量調整室に大量のトナーを
蓄積しておく目的は、トナー補給量を調節し画像の濃度
を制御することであり、他の目的は、トナー補給容器が
空になっても、急激な画像濃度の低下を防ぐために、ト
ナー量調整室からある程度のトナーを供給することにあ
る。また、この種のトナー量調整室に、圧電素子等を用
いたトナー量検出装置を設け、これによりトナーの不足
を検知することもすでに提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな大型のトナー量調整室を配置する十分なスペースを
確保すると、画像形成装置の小型化の要請に応えること
ができない。特に、複数の現像器を有するカラー画像形
成装置では、小型化の際のネックになっている。たとえ
ば、特開昭61−261760号公報に開示された現像
装置においては、補給容器からそのままトナーを現像剤
室へ補給し、トナー量調整室(トナー貯蔵部)を設けな
い構成となっているが、この公報に記載の通り、この技
術は一成分系の現像剤についてのみ有効であり、もし二
成分系現像剤に適用したとしても、安定した画像濃度を
得ることは困難である。二成分系現像剤では、トナーの
補給量により画像濃度の調整を行うからである。
【0007】また、カラー複写機には、回転軸の周囲に
現像器等を複数配置した回転式の現像装置を使用するも
のがあるが、この場合には、現像装置全体を回転させる
と、各トナー量調整室内部および補給容器内部では、ト
ナーが攪拌されて分散されてしまう。像担持体にトナー
を供給する現像器では、現像剤室へ直ちにトナーを補給
できるように、トナー量調整室の出口付近にトナーが多
く存在していると好ましい。しかし、トナーが分散して
しまうと、次にその現像器から像担持体へのトナーの供
給を開始後、現像剤室内で急激にトナーが減少するのに
対して、トナー量調整室からのトナーの補給が間に合わ
ず、所望の濃度の画像が得られないことがある。
【0008】さらに、前記のような回転式の現像装置で
は、現像装置の回転に伴い、トナーが分散することによ
り、圧電素子を利用したトナー量検出装置を用いたとし
ても、実際のトナー補給容器内の残存トナー量に対応し
ない検出結果になってしまうことも考えられる。この場
合には、検出結果を利用して、トナーの補給量を調整
し、画像濃度を制御しようとしても、安定した画像濃度
を得ることが困難なこともありうる。
【0009】本発明は前記の課題を考慮してなされたも
のであり、トナー量調整室を小型にしながらも画像濃度
の安定化を図ることのできる二成分系の現像剤を使用す
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置にあっては、回転軸の周
囲に設けられるとともに、画像形成時にはトナー像を担
持する像担持体に対し、前記回転軸の回転によって隣接
した位置関係となる現像器と、第1の駆動手段と、第2
の駆動手段とを具備し、前記現像器は、トナーを吐出す
る補給口と内蔵したトナーを前記補給口に移動させるア
ジテータとが設けられたトナー補給容器と、前記回転軸
とほぼ平行な筒状に形成され、前記補給口からトナーが
流入する入口と、この入口から軸線方向に離間しトナー
が流出する出口とが、その側面に設けられたトナー量調
整室と、前記トナー量調整室の軸線方向に沿って、前記
トナー量調整室のトナーを搬送する搬送手段と、キャリ
アを内蔵すると共に、前記トナー量調整室の出口からト
ナーを流入させ、内部でこのトナーとキャリアを攪拌す
る現像剤室と、前記現像剤室のトナーとキャリアを、隣
接した位置関係にある像担持体に供給する供給手段と
含み、前記第1の駆動手段は、前記位置関係にある現像
器のアジテータおよび供給手段を駆動し、前記第2の駆
動手段は、前記位置関係にある現像器の搬送手段を駆動
することを特徴としている。この場合には、トナー補給
容器内のトナーは、一旦トナー量調整室に流入し、第2
の駆動手段に駆動された搬送手段に搬送されて、現像剤
室に流入する。トナー量調整室は、ほぼ筒状であり、そ
の側面にトナーの入口と出口が離間して設けられている
から、上流側に相当するトナー補給容器から流入するト
ナーが一定量以上である限り、トナー量調整室内にトナ
ーが堆積する。したがって、現像剤室へ供給されるトナ
ーの量は、搬送手段の駆動(たとえば駆動時間や駆動速
度)によって制御されて、一義的に定まる。これにより
供給手段から像担持体に供給されるトナーの量、ひいて
は形成すべき画像の濃度が制御される。そして、搬送手
段を駆動する第2の駆動手段は、供給手段を駆動する第
1の駆動手段とは、別個に設けられているから、第2の
駆動手段を独立して駆動させ、画像濃度を制御するのが
容易になっている。この構成によれば、トナー量調整室
から、所望の画像濃度に応じたトナーの補給が容易に行
われ、画像濃度の安定化を図ることができるから、この
トナー量調整室を大型にする必要はない。したがって、
画像形成装置の小型化の要請に応えることができ、特に
現像器を複数備えたカラー画像形成装置にとって有利で
ある。また、回転式の現像装置で、現像装置を回転させ
ることにより、たとえトナー量調整室内部のトナー分布
が変更したとしても、搬送手段を駆動することによりト
ナー量調整室内のトナーを直ちに、現像剤室に搬送する
ことができ、トナーの補給が遅れることはない。
【0011】上記構成において、前記像担持体上のトナ
ー像の濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出
結果に基づいて、前記第2の駆動手段を制御する制御手
段とを具備するとさらに好ましい。これにより、現像器
の内部のトナーの量ではなく、画像濃度を直接検出した
結果を基準として、第2の駆動手段を制御し、現像剤室
へトナーを補給することができる。したがって、その時
の画像濃度に応じて、画像濃度を的確に制御することが
できる。
【0012】また、上記構成において、記像担持体上
のトナー像の濃度を検出する検出手段と、前記検出手段
の検出結果に基づいて、前記位置関係にある現像器の
ナー補給容器内のトナー不足しているか否かを判断す
る判断手段とを具備すると好ましい。これにより、現像
器の内部のトナーの量ではなく、画像濃度を直接検出し
た結果を基準として、トナー不足か否かを的確に判断す
ることが可能である。
【0013】さらに、形成しようとする画像が記録され
た原稿を読み取り、入力信号を出力する読取手段と、前
記入力信号に基づいて像担持体上に静電潜像を形成する
潜像形成手段と、前記潜像形成手段による静電潜像形成
動作を制御する潜像制御手段とを備え、前記判断手段が
前記トナー補給容器内のトナー不足していると判断し
た後、前記潜像制御手段が前記検出手段の検出結果に基
づいて、前記潜像の電位を前記入力信号に基づいた本来
の電位よりも増幅すると好ましい。これによれば、トナ
ー補給容器内のトナー不足のために、像担持体上のトナ
ー像の濃度が薄くなり、検出手段の検出結果では、画像
濃度の制御ができなくなったときには、検出手段の検出
結果に基づいて潜像の電位を読取手段からの入力信号に
基づいた本来の電位よりも増幅する。この結果、像担持
体へのトナーの供給不足のため、本来の潜像の電位では
像担持体上のトナー像が薄くなる場合であっても、増幅
された電位の潜像のために、像担持体上に静電的に付着
するトナーの量が多くなされ、形成されるトナー像の濃
度は、原稿に対応したものとすることができる。なお、
トナーが不足し過ぎて、画像濃度制御が不可能になった
ときに備え、その旨を使用者に知らせる表示手段、およ
び画像形成をさせない手段を設ければさらによい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。 A.現像装置全体の構成 図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の現像装
置1を示す正面図である。現像装置1は、ほぼ円柱状で
あり、その中心に回転軸2を備えている。
【0015】図2は、この現像装置1の断面図である。
同図に示すように、回転軸2の周囲には、中心支持部3
が固定され、この中心支持部3には、90゜ずつの角間
隔をおいて、四つの現像器4のピン5が支持されてい
る。各現像器4は、ハウジング6と、その外面に突設さ
れたピン5と、ハウジング6の内部の現像剤室6aに配
設された二つの攪拌スクリュー7,8と、現像ロール9
(供給手段)とを有する。
【0016】この画像形成装置では、ポリエステル樹脂
をベースとして染料または顔料を含むトナーと、磁性粉
からなるキャリアとからなる二成分現像剤が使用され
る。ハウジング6の内部の現像剤室6aには、あらかじ
めキャリアが収容されており、さらに後述するトナー補
給容器10からトナーが補給されるようになっている。
攪拌スクリュー7,8は、感光体ドラム12に最も接近
した位置にあるとき、図中矢印で示す方向に回転され、
現像剤室6aでその現像剤を攪拌する。
【0017】図中、符号15は、ハウジング6の内部に
設けられた隔壁を示す。隔壁15は、ハウジング6の内
部空間を、攪拌スクリュー7が設けられた第1の現像剤
室16と、攪拌スクリュー8が設けられた第2の現像剤
室17とに区分する。攪拌スクリュー7,8は、図の矢
印方向に回転されて、攪拌スクリュー7は紙面の奥側に
向けて現像剤を搬送し、攪拌スクリュー8は紙面の手前
側に向けて現像剤を搬送する。隔壁15には、図示しな
い開口が両端に形成され、攪拌スクリュー7に搬送され
た現像剤が第2の現像剤室17に移動し、かつ攪拌スク
リュー8に搬送された現像剤が第1の現像剤室16に移
動するようになされている。このようにして、現像剤中
のトナーとキャリアとが混合されると共に、トナーが帯
電する。
【0018】図3は、一つの現像器4中の回転する部材
を示す展開図である。同図において、上側が図2の紙面
奥側、下側が図2の紙面手前側であり、実線の円弧状の
矢印が部材の回転方向、破線の矢印が現像剤の移動方向
を示す。同図にも、前記のような、ハウジング6内の現
像剤の移動状態が示されている。なお、図2は、図3の
III-III線を矢視している。
【0019】図2に戻り、現像ロール9は、ハウジング
6に形成された供給出口11に配設されており、感光体
ドラム12に隣接した位置にあるとき、図中矢印で示す
方向に回転され、ハウジング6内のトナーを感光体ドラ
ム12に供給する。現像ロール9は、たとえばマグネッ
トロールの周囲に回転可能にスリーブを配設した構成で
あり、キャリアと異なる極性のマグネットにより、キャ
リアとトナーが混合された現像剤を表面に引き付けて、
感光体ドラム12(像担持体)に搬送するようになって
いる。
【0020】感光体ドラム12は、現像装置1に隣接し
て支持されており、図中矢印Aで示す方向に回転可能に
なされている。図4に示すように、感光体ドラム12の
周囲には、帯電器40および露光装置41が配置されて
おり、感光体ドラム12の回転に伴って、感光体ドラム
12の表面が帯電器40により一様に帯電され、次に露
光装置41から照射されミラー41aで反射したレーザ
光により帯電面が露光される。このようにして、光電効
果により、形成しようとする画像に対応した潜像が、感
光体ドラム12の表面に形成される。そして、前記のよ
うにして現像ロール9に付着した現像剤が、感光体ドラ
ム12に到達すると、現像剤中のトナーが感光体ドラム
12上の潜像に静電的に引き付けられて付着する。その
一方、キャリアは、現像ロール9に付着したまま搬送さ
れ、その後、現像ロール9中のキャリアと同極性のマグ
ネットの反発力により、ハウジング6内で現像ロール9
から離れる。
【0021】本実施形態では、回転軸2が駆動されるこ
とにより、現像装置1が矢印Bで示す方向に回転され
る。そして、いずれかの現像器4の現像ロール9を感光
体ドラム12に隣接させ、この時に、現像ロール9から
トナーを感光体ドラム12に付着させる。現像器4は、
それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナ
ーを感光体ドラム12に供給するようになっており、感
光体ドラム12の1ないし2回転ごとに、前記のトナー
のうち1色が感光体ドラム12上に付着させられて、像
を形成する。そして、そのトナーの像が形成された後、
現像装置1が回転させられて、他の現像器4の現像ロー
ル9が感光体ドラム12に隣接させられる。
【0022】感光体ドラム12上に形成されたトナー像
は、感光体ドラム12の回転に伴って、図示しない転写
コロトロンに到達し、転写コロトロンの発生する電界に
より、紙等のシート状の画像形成対象に転写される。な
お、画像形成対象は、回転する転写用のドラムに巻き付
けられて回転させられ、この画像形成対象上に1色ずつ
トナー像の形成が繰り返されることにより、ブラック、
イエロー、マゼンタ、シアンのトナーが画像形成対象上
に積層され、カラーのトナー像が形成される。その後、
画像形成対象は、転写用のドラムから剥離されて、加熱
定着器に搬送され、加熱定着器内で熱および圧力を受け
ることにより、トナーが画像形成対象に定着する。
【0023】図1に示すように、現像装置1の中心支持
部3には、中心角90゜のほぼ扇形の保持部材23が四
つ、取り付けられている。各保持部材23の半径方向外
側付近には、ほぼ円形の保持孔14が形成されており、
これにより隣接する保持孔14の間に、90゜の角間隔
がおかれている。
【0024】各保持孔14には、ほぼ円筒状のトナー補
給容器10が挿入され、着脱自在に保持されている。ま
た、図示はしないが、現像装置1の背面には、トナー補
給容器10を支持する部材が設けられている。トナー補
給容器10は、それぞれブラック、イエロー、マゼン
タ、シアンのトナーを内蔵しており、トナーを外部に吐
出する補給口18がトナー補給容器10に形成されてい
る。なお、トナー補給容器10は、補給口18のみが開
口され、他の部分は密閉されて、トナーが漏れ出さない
ようになっている。
【0025】図2に示すように、トナー補給容器10と
現像器4との間には、トナー受け部19が配設されてい
る。このトナー受け部19は、保持部材23に一体に成
形されている。図3に示すように、トナー受け部19
は、筒状に形成されており、その側面には、補給口18
に連通する入口19aと、現像剤室6aに連通する出口
19bとが形成されている。入口19aと出口19bと
は、トナー受け部19の軸線方向の両端に形成され、こ
れにより両者の間には間隔がおかれている。
【0026】トナー受け部19は、その内部にトナー量
調整室20を有しており、補給口18と入口19aを通
じて、ここにトナー補給容器10からトナーが流入す
る。また、トナー量調整室20の出口19bは、図3お
よび図5に示すように、現像器4のハウジング6の取入
口21に連通しており、出口19bからトナーが落下し
て、現像剤室6aに供給されるようになっている。
【0027】図2に示すように、取入口21の付近にお
いて、ハウジング6内には、薄板状のカバー22が回動
自在に懸垂されている。このカバー22は、対応するト
ナー補給容器10が図中の左側にあるときには、取入口
21を開いているが、対応するトナー補給容器10が図
中の右側にあるときには、取入口21を閉じ、現像器4
からトナー受け部19へのトナーの逆流、およびキャリ
アのトナー受け部19への流入を防止する。
【0028】B.現像器等の駆動系統および画像形成時
の動作 さて、図2に示すように、各トナー補給容器10の内部
には、トナーアジテータ25が配設されている。トナー
アジテータ25は、線径1ないし2mm程度の金属線材
を巻径40mm程度、ピッチ40mm程度の螺旋形に形
成したものである。なお、トナー補給容器10の内径は
45mm程度にされている。また、各トナー受け部19
の内部には、トナーオーガ(搬送手段)26が配設され
ている。トナーオーガ26は、樹脂を外径12mm程
度、ピッチ10mm程度のスクリュー状に形成したもの
である。なお、トナー受け部19の内径は13mm程度
にされている。
【0029】図3において、符号27は、伝達クラッチ
を示す。この伝達クラッチ27には、図示しない第1の
駆動モータ(第1の駆動手段)からタイミングベルトに
よって駆動力を伝達されるようになっており、これによ
り現像ロール9、攪拌スクリュー7,8およびトナーア
ジテータ25が回転される。伝達クラッチ27は、画像
形成装置の本体キャビネットに固定されており、その回
転軸には1方向クラッチを介して歯車28が固定されて
いる。また、現像ロール9の軸には、歯車29,30が
固定されている。そして、現像ロール9が感光体ドラム
12に隣接した時(図2参照)、歯車28が歯車29に
噛み合うようになっている。また、攪拌スクリュー7,
8およびトナーアジテータ25の軸には、それぞれ歯車
33,32,35が固定されている。そして、常時、歯
車30がアイドラ歯車31に噛み合い、アイドラ歯車3
1が歯車32に、歯車32が歯車33に噛み合ってい
る。また、歯車35は、歯車列34を介して、アイドラ
歯車31に噛み合い、連動するようになっている。
【0030】したがって、伝達クラッチ27が駆動され
て、現像ロール9が回転させられてトナーを感光体ドラ
ム12に供給する時には、攪拌スクリュー7,8、トナ
ーアジテータ25も連動して回転させられる。この場合
の攪拌スクリュー7,8の回転方向は前記の通りであ
る。また、この場合、トナーアジテータ25は、図2お
よび図3の矢印で示す方向に回転させられる。これによ
り、トナー補給容器10内のトナーには、図中の破線の
矢印で示すように、正面側つまり補給口18側への搬送
力が与えられ、トナーはトナー補給容器10からトナー
量調整室20内へと搬送される。
【0031】一方、トナー量調整室20内にあるトナー
オーガ26の軸26aは、現像ロール9等を駆動する第
1の駆動モータ27とは別個の第2の駆動モータ42
(図4参照)により駆動されるようになっている。対応
する現像ロール9が回転してトナーを感光体ドラム12
に供給する時には、トナーオーガ26は矢印Cで示す方
向に回転され、トナーを図3の破線の矢印で示す方向に
搬送し、出口19bを通じて、現像器4のハウジング6
内に落下させる。
【0032】このようにして、現像ロール9が回転して
トナーを感光体ドラム12に供給する時には、対応する
トナーアジテータ25が、必ずトナー補給容器10から
現像器4へとトナーを搬送し、感光体ドラム12上でト
ナー濃度不足にならないようになっている。ただし、ト
ナーオーガ26を駆動する第2の駆動モータ42は、図
4に示して後述するように、制御装置のトナー補給量演
算部53で制御され、トナーオーガ26を間欠的に駆動
するようになっている。制御装置は、感光体ドラム12
上に形成されるパッチの濃度に応じて、トナーオーガ2
6の駆動時間を調整する。ここで、パッチとは、実際に
必要な画像を形成する事前に、濃度テスト用に感光体ド
ラム12上に形成するトナー像である。
【0033】前記のように、トナー量調整室20の入口
19aと出口19bは、軸線方向に離間しており、トナ
ーが抵抗なくトナー量調整室20内を通過することは不
可能になっている。このため、上流側に相当するトナー
アジテータ25から一定量以上のトナーが搬送されてい
る限り、トナー量調整室20内にはトナーが堆積する。
そして、対応する現像ロール9が駆動される時には、必
ずこれと同期してトナーアジテータ25が駆動されて、
補給口18に向けトナーを搬送することにより、トナー
量調整室20内には、トナー補給容器10から必ずトナ
ーが供給され続け、途中でトナー量調整室20内のトナ
ーが不足し、次いでハウジング6内のトナーが不足し、
画像の濃度不足を引き起こすことが低減される。
【0034】したがって、現像剤室6aへ供給されるト
ナーの量は、トナーオーガ26の駆動(たとえば駆動時
間や駆動速度)によって制御されて、一義的に定まる。
これにより現像ロール9から感光体ドラム12に供給さ
れるトナーの量、ひいては形成すべき画像の濃度が制御
される。そして、トナーオーガ26を駆動する第2の駆
動モータ42は、現像ロール9等を駆動する第1の駆動
モータや伝達クラッチ27とは、別個に設けられている
から、第2の駆動モータ42を独立して駆動させ、画像
濃度を制御するのが容易になっている。
【0035】なお、トナーアジテータ25は、ピッチが
かなり長く、しかもトナー補給容器10の内径に比べ
て、線径が極めて細い。このため、前記のようにトナー
量調整室20内でトナーが堆積するために、補給口18
でトナーが停滞した時には、トナーアジテータ25が回
転しても、トナーアジテータ25はトナー補給容器10
内のトナーに対して滑り、これに圧縮力を与えない。し
たがって、トナーがトナー補給容器10内で固着するの
が防止される。
【0036】そして、他の現像器4から感光体ドラム1
2にトナーを供給するために、現像装置1を図2の矢印
B方向に回転させると、歯車28と歯車29との間の噛
み合いが断たれ、現像ロール9、攪拌スクリュー7,8
およびトナーアジテータ25へは駆動力が与えられなく
なる。また、現像装置1の回転時には、駆動モータによ
りトナーオーガ26が駆動されることはない。
【0037】C.現像装置の回転中のトナーの状態 さて、現像ロール9が感光体ドラム12に隣接した時の
対応する現像器4における各構成要素の動作は、前記の
通りであるから省略し、現像装置1の回転中のトナー量
調整室20およびトナー補給容器10でのトナーの状態
について説明する。前記のように、一つの現像器4で感
光体ドラム12にトナーを供給した後、他の現像器4で
感光体ドラム12にトナーを供給するためには、現像装
置1を図2の矢印B方向に回転させる。すると、図3に
示す歯車28と歯車29との間の噛み合いが断たれ、現
像ロール9、攪拌スクリュー7,8およびトナーアジテ
ータ25へは駆動力が与えられなくなる。また、トナー
オーガ26への駆動力供給も停止される。
【0038】ところが、現像装置1の回転は、個々の現
像器4にとっては、公転運動に相当する。したがって、
トナー補給容器10およびトナー受け部19において
は、現像器4を図2の矢印B方向に公転させると、トナ
ーアジテータ25およびトナーオーガー26が静止した
状態であっても、トナーアジテータ25およびトナーオ
ーガー26の螺旋に沿ってトナーが移動する。
【0039】このうち、トナーアジテータ25の螺旋の
向きは、図2の矢印の方向に回転すると、トナーを補給
口18に移動させる向きである。その矢印の方向は、時
計方向であり、矢印Bと同様である。したがって、現像
器4を図2の矢印B方向に公転させると、トナー補給容
器10ではトナーアジテータ25の螺旋に沿って、トナ
ーが補給口18に向けて移動させられる。このため、次
に対応する現像器4でトナーを供給する時に、迅速にト
ナー室20内にトナーが流入し好都合である。
【0040】もし、このようなトナーアジテータ25が
ない場合には、現像装置1が回転軸2を中心に回転する
と、トナー補給容器10内のトナーが補給口18付近か
ら分散しようとする傾向があり、このまま放置すると、
特にトナー補給容器10内のトナーが少量になったとき
には、トナーアジテータ25からトナー室20へのトナ
ーの搬送量が不十分になる懸念もある。しかし、トナー
アジテータ25により、トナー補給容器10内のトナー
が補給口18に向かって移動するようにすれば、トナー
の搬送量が不十分になることを防止でき、形成される画
像の濃度不足の発生を遅らせることができる。
【0041】また、トナーオーガ26の螺旋の向きは、
図2の矢印Cの方向に回転すると、トナーを供給口21
に移動させる向きである。矢印Cの方向は、反時計方向
であり、矢印Bと逆である。したがって、現像器4を図
2の矢印B方向に公転させると、トナー量調整室20で
はトナーオーガ26の螺旋に沿って、トナーが入口19
a側に移動させられる。
【0042】仮に、このようなトナー量調整室20もト
ナーオーガ26も設けない場合には、現像装置1の回転
時に、前記のトナーアジテータ25によるトナーの移動
に伴い、トナー補給容器10から直接ハウジング6内部
にトナーが流入するおそれがある。これでは、次にその
現像器4でトナーの供給を開始すると、トナー供給量が
過大になり、制御しようとする濃度よりも画像が濃くな
ってしまう。
【0043】しかし、本実施形態では、現像装置1の回
転時には、トナーオーガ26の螺旋に沿って、トナーに
は、仮想線で示す方向、すなわち入口19a側への搬送
力が与えられる。これにより、前記のような不具合を回
避することができる。なお、トナーアジテータ25とト
ナーオーガ26の両方により、補給口18付近にはトナ
ーが集中するが、トナーアジテータ25は、ピッチがか
なり長く、しかもトナー補給容器10の内径に比べて、
線径が極めて細いため、補給口18では、トナーアジテ
ータ25が回転しても、トナーアジテータ25はトナー
補給容器10内のトナーに対して滑り、これに圧縮力を
与えない。したがって、トナーがトナー補給容器10内
で固着するのが防止される。
【0044】D.画像入力系統および画像濃度制御系統
の構成および動作 図4は、本実施形態の画像形成装置の画像入力系統およ
び画像濃度制御系統を示す概略図である。同図におい
て、符号45は、形成すべき画像が記録された原稿を示
す。原稿45の画像は、CCD(読取手段)46により
読み取られ、CCD46は入力信号を出力する。入力信
号は、増幅器46aで増幅されて、アナログ−デジタル
変換器(A/D変換器)47に入力される。A/D変換
器47は、増幅された入力信号をたとえば8ビットのデ
ジタル信号に変換する。このデジタル信号は、γ変換器
48によってγ補正された後、デジタル−アナログ変換
器(D/A変換器)49に入力される。
【0045】D/A変換器49は、入力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換して出力する。このアナログ
信号は、コンパレータ50の一方の入力部に供給され
る。コンパレータ50の他方の入力部には、三角波発生
回路51から所定周期の三角波信号が供給され、コンパ
レータ50は、三角波信号とアナログ信号とを比較し
て、パルス幅変調された2値化信号を出力する。この2
値化信号は、露光装置41に入力され、これに基づいて
露光装置41はレーザ光を照射する。前記のように、こ
のレーザ光により、感光体ドラム12の表面には潜像が
形成される。このように、露光装置41、A/D変換器
47、γ変換器48、D/A変換器49、コンパレータ
50および三角波発生回路51は、潜像形成手段を構成
する。
【0046】また、この潜像形成と並行して、A/D変
換器47の出力したデジタル画像信号は、画像量演算部
52に入力される。画像量演算部52は、画素ごとの出
力レベルを演算して、ビデオカウント数に変換する。こ
のビデオカウント数は、制御装置のCPUにあるトナー
補給量演算部(制御手段、判断手段)53に入力され
る。
【0047】また、感光体ドラム12の近傍には、フォ
トセンサ(検出手段)54が配置されている。フォトセ
ンサ54には、図示しないLEDが付設されており、こ
のLED感光体ドラム12の表面に向けて光を照射す
る。フォトセンサ54は、感光体ドラム12の表面から
の反射光を読み取り、これに基づいた検出信号を出力す
る。この検出信号は、増幅器54aで増幅されて、検出
濃度演算部55に入力される。
【0048】感光体ドラム12上には、実際のトナー像
の現像を行わない時に、現像器4により基準濃度のトナ
ー像(パッチ)を現像しておくものとし、検出濃度演算
部55は、増幅された検出信号に基づいて、パッチの濃
度を算出し、その結果に応じた算出信号を出力する。
【0049】トナー補給量演算部53は、検出濃度演算
部55の算出信号(すなわちパッチの濃度検出結果)
と、図示しないメモリーに記憶された基準値とを比較
し、濃度検出結果が許容範囲よりも高ければ、濃度検出
結果が許容範囲内になるまで、第2の駆動モータ42の
駆動を停止し、トナーオーガ26によるトナーの補給を
停止する。逆に、濃度検出結果が許容範囲よりも低けれ
ば、濃度検出結果が許容範囲内になるまで、第2の駆動
モータ42を駆動し、トナーオーガ26により現像剤室
6aにトナーを多く補給する。このようにして、通常の
場合、トナー像(パッチ)の濃度の検出結果に基づい
て、第2の駆動モータ42の駆動を制御し、画像の濃度
を調整する。なお、このような検出および調整は、短時
間内に所定数繰り返し、もしそれでも画像濃度の検出結
果が、許容範囲にならなければ、トナー補給量演算部5
3は、増幅器54aのゲインを調整する。以上の処理か
らなる画像濃度制御動作は、所定枚数の画像形成が終了
するたびに、画像形成を行っていない時に行う。
【0050】このように、本実施形態では、現像器4の
内部のトナーの量ではなく、画像濃度(パッチ)を直接
検出した結果を基準として、第2の駆動モータ42を制
御し、現像剤室6aへトナーを補給することができる。
したがって、その時の画像濃度に応じて、画像濃度を的
確に制御することができる。
【0051】また、画像濃度検出結果である検出濃度演
算部55の算出信号のレベルが低すぎて、前記の処理で
は、許容範囲にならないとき、あるいは所定の値よりも
低いときには、トナー補給量演算部53は、トナー補給
容器10内のトナー不足と判断し、前記の算出信号レベ
ルに応じて画像濃度を濃くするための画像量補正信号を
出力する。この画像量補正信号は、画像量補正部(潜像
制御手段)56に入力される。画像量補正部56には、
またA/D変換器47からのデジタル信号が入力されて
おり、画像量補正信号に応じて、画像量補正部56は、
このデジタル信号を補正してγ変換器48に出力する。
【0052】また、画像量補正部56は、A/D変換器
47からのデジタル信号を遮断する信号を出力し、これ
によりγ変換器48は、画像量補正部56で補正された
デジタル信号をγ補正して、D/A変換器49に出力す
る。したがって、露光装置41に入力される2値化信号
は、通常の画像形成時の原稿の濃度に対応するものでは
なく、その原稿の濃度を全体的に濃くしたものの濃度に
対応する。そして、露光装置41は、本来の原稿よりも
濃い原稿に対応した強いレーザ光を感光体ドラム12に
照射する。
【0053】さて、トナー補給容器10のトナー不足の
場合には、トナー補給量演算部53がトナーオーガ26
を駆動したとしても、現像ロール9から感光体ドラム1
2へのトナーの供給量は、不足してしまう。しかし、上
記のように、露光装置41が強いレーザ光を感光体ドラ
ム12に照射することにより、感光体ドラム12上の潜
像の電位が増幅される。このように増幅された電位の潜
像のために、感光体ドラム12上に静電的に付着するト
ナーの量が多くなされ、感光体ドラム12上に形成され
るトナー像の濃度は、原稿45に対応したものとなる。
【0054】また、トナー補給容器10のトナー不足を
検出する際、現像器4の内部のトナーの量を検出するの
ではなく、パッチの検出結果を基準としている。したが
って、トナー不足の検出結果の信頼性が高い。本実施形
態のような回転式の現像装置1では、現像装置1の回転
中は、現像器4内のトナーが転動するが、これとは無関
係にトナー不足を検出することができ、特に有利であ
る。このようにして、さらに信頼性の高い画像濃度制御
が可能になる。
【0055】なお、検出濃度演算部55の算出信号のレ
ベルがさらに低下し、所定の最低値よりも低くなったと
きには、トナーが不足し過ぎて、画像濃度制御が不可能
になる。したがって、トナー補給量演算部53は、所定
の信号を出力する。これにより、図示しない表示手段で
その旨が表示されると共に、使用者が画像形成指令を行
っても、装置では画像形成を行わなくなる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画像形成装置によれば、トナー量調整室から、所望の画
像濃度に応じたトナーの補給が容易に行われ、画像濃度
の安定化を図ることができるから、このトナー量調整室
を大型にする必要はない。したがって、画像形成装置の
小型化の要請に応えることができ、特に現像器を複数備
えたカラー画像形成装置にとって有利である。
【0057】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
現像器の内部のトナーの量ではなく、画像濃度を直接検
出した結果を基準として、第2の駆動手段を制御し、現
像剤室へトナーを補給することができる。したがって、
その時の画像濃度に応じて、画像濃度を的確に制御する
ことができる。請求項3に記載の画像形成装置によれ
ば、現像器の内部のトナーの量ではなく、画像濃度を直
接検出した結果を基準として、トナー不足か否かを的確
に判断することが可能である。請求項4に記載の画像形
成装置によれば、像担持体へのトナーの供給不足のた
め、本来の潜像の電位では像担持体上のトナー像が薄く
なる場合であっても、増幅された電位の潜像のために、
像担持体上に静電的に付着するトナーの量が多くなさ
れ、形成されるトナー像の濃度は、原稿に対応したもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の現
像装置を示す正面図である。
【図2】 同現像装置の断面図である。
【図3】 同現像装置の一つの現像器中の回転する部材
とその駆動系統を示す展開図である。
【図4】 同画像形成装置の画像入力系統および画像濃
度制御系統を示す概略図である。
【図5】 図2とは別の断面をとり、同現像装置の一つ
の現像器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 現像装置、2 回転軸、4 現像器、6 ハウジン
グ、6a 現像剤室、7,8 攪拌スクリュー、9 現
像ロール(供給手段)、10 トナー補給容器、11
現像剤室の供給出口、12 感光体ドラム(像担持
体)、16 第1の現像剤室、17 第2の現像剤室、
18 トナー補給容器の補給口、19 トナー受け部、
19a トナー量調整室の入口、19b トナー量調整
室の出口、20 トナー量調整室、21 現像剤室の取
入口、25 トナーアジテータ、26トナーオーガ(搬
送手段)、27 伝達クラッチ、41 露光装置(潜像
形成手段)、42 第2の駆動モータ(第2の駆動手
段)、45 原稿、46 CCD(読取手段)、47
A/D変換器47(潜像形成手段)、48 γ変換器
(潜像形成手段)、49 D/A変換器(潜像形成手
段)、50 コンパレータ(潜像形成手段)、51 三
角波発生回路(潜像形成手段)、52 画像量演算部
(画像量演算手段)、53 トナー補給量演算部(制御
手段、判断手段)、54フォトセンサ(検出手段)、5
5 検出濃度演算部、56 画像量補正部(潜像制御手
段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の周囲に設けられるとともに、画
    像形成時にはトナー像を担持する像担持体に対し、前記
    回転軸の回転によって隣接した位置関係となる現像器
    と、 第1の駆動手段と、 第2の駆動手段とを具備し、 前記現像器は、 トナーを 吐出する補給口と内蔵したトナーを前記補給口
    に移動させるアジテータとが設けられたトナー補給容器
    と、前記回転軸とほぼ平行な 筒状に形成され、前記補給口か
    らトナーが流入する入口と、この入口から軸線方向に離
    間しトナーが流出する出口とが、その側面に設けられた
    トナー量調整室と、 前記トナー量調整室の軸線方向に沿って、前記トナー量
    調整室のトナーを搬送する搬送手段と、 キャリアを内蔵すると共に、前記トナー量調整室の出口
    からトナーを流入させ、内部でこのトナーとキャリアを
    攪拌する現像剤室と、 前記現像剤室のトナーとキャリアを、隣接した位置関係
    にある像担持体に供給する供給手段とを含み、 前記第1の駆動手段は、前記位置関係にある現像器のア
    ジテータおよび 供給手段を駆動し、 前記第2の駆動手段は、前記位置関係にある現像器の
    送手段を駆動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体上のトナー像の濃度を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記第2の駆動手
    段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記像担持体上のトナー像の濃度を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記位置関係にあ
    る現像器のトナー補給容器内のトナー不足しているか
    否かを判断する判断手段とを具備することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 形成しようとする画像が記録された原稿
    を読み取り、入力信号を出力する読取手段と、 前記入力信号に基づいて像担持体上に静電潜像を形成す
    る潜像形成手段と、 前記潜像形成手段による静電潜像形成動作を制御する潜
    像制御手段とを備え、 前記判断手段が前記トナー補給容器内のトナー不足
    ていると判断した後、 前記潜像制御手段が前記検出手段の検出結果に基づい
    て、前記潜像の電位を前記入力信号に基づいた本来の電
    位よりも増幅するようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載の画像形成装置。
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