JP3119127B2 - 現像装置及びこれを用いた電子写真記録装置 - Google Patents

現像装置及びこれを用いた電子写真記録装置

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JP3119127B2 JP07190173A JP19017395A JP3119127B2 JP 3119127 B2 JP3119127 B2 JP 3119127B2 JP 07190173 A JP07190173 A JP 07190173A JP 19017395 A JP19017395 A JP 19017395A JP 3119127 B2 JP3119127 B2 JP 3119127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像剤を攪拌する攪拌
系を備え、トナー補給手段内のトナー残量を検出する現
像装置及びこれを用いた電子写真記録装置に関するもの
である
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置に用いる現像装
置内、またはトナーホッパー内のトナーの不足を検出す
るトナー残量検知法には、圧電式粉体センサーや光セン
サーが用いられている。しかし、これらのセンサーは高
価であり、精度よく検知させるためにはセンサー部のク
リーニング装置等が必要である。そこで2成分現像方式
で透磁率センサーにより現像装置内のトナー濃度をコン
トロールする現像装置においては、これを残量検知用セ
ンサーとして兼用することが提案されている。これによ
れば新たにトナー残量を検出するための専用のセンサー
を取り付ける必要がなく、コストを安く抑えることがで
きる。
【0003】透磁率センサーを用いたトナー残量検出法
の1例が特公昭64−44472号公報に提案されてい
る。この種の検出法は、現像装置内に設けたトナー濃度
センサーの出力によってトナー濃度の判定を行い、トナ
ー濃度が低いと判定した場合にはトナー補給手段から現
像装置内にトナー補給を行う。このとき規定時間または
規定回数連続してトナー濃度が低いと判定した時にはト
ナー補給動作を行なったにもかかわらずトナーが送られ
なかったと判断し、トナー残量なしとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方式では、トナー濃度センサーの出力によってトナ
ー濃度の判定を行うが、現像装置内のトナー濃度むらを
考慮し誤検知を防ぐためにはトナー残量を検知する判定
レベルをトナー濃度コントロールレベルよりもかなり余
裕を持って低トナー濃度側に設定しなければならない。
そのため最初にトナー濃度が低いと判定した時点からト
ナー残量なしと判定するまで連続してトナー濃度が低い
状態であり、トナー残量なしを表示するときには適正な
トナー濃度をかなり下回っており良好なコピー画像を得
ることができないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、トナー残量を検出する専用のセンサーを取れ付ける
こともなく安価でかつトナー残量なし判定時まで良好で
安定したコピー画像を維持することができる現像装置
びこれを用いた電子写真記録装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を課題を解決す
るために、請求項1に記載の現像装置の発明は、トナー
供給口から搬送方向下流側に向って軸の周りに、トナー
を搬送する螺旋形状の第1の攪拌部材を形成し、続いて
前記搬送されたトナーを現像剤と攪拌する攪拌部を形成
し、続いて前記攪拌されたトナーを搬送する螺旋形状の
第2の攪拌部材を形成した攪拌ローラと、前記第2の螺
旋形状の攪拌部材で搬送される現像剤中のトナー濃度を
検出するトナー濃度センサーと、前記トナー供給口から
補給されたトナーが前記トナー濃度センサーに到達する
前のトナー濃度と到達した後のトナー濃度とを比較し、
この差が所定値を下回るとき残トナー無しと判断する制
御手段と、を具備したものである。また、請求項2に記
載の電子写真記録装置の発明は、トナー供給口から搬送
方向下流側に向って軸の周りに、トナーを搬送する第1
の螺旋形状の攪拌部材を形成し、続いて前記搬送された
トナーを現像剤と攪拌する攪拌部を形成し、続いて前記
攪拌されたトナーを搬送する第2の螺旋形状の攪拌部材
を形成した攪拌ローラと、前記第2の螺旋形状の攪拌部
材で搬送される現像剤中のトナー濃度を検出するトナー
濃度センサーと、前記トナー供給口から補給されたトナ
ーが前記トナー濃度センサーに到達する前のトナー濃度
と到達した後のトナー濃度とを比較し、この差が所定値
を下回るとき残トナー無しと判断する制御手段と、を具
備したものである。
【0007】この構成によって、まずトナー供給口から
のトナーは、まず第1の攪拌部材により搬送され、次に
攪拌部により大まかに攪拌される。これにより、トナー
と現像剤との比重から補給されたトナーが現像剤表層を
流れるだけで混ざろうとしないことを防止でき、トナー
と現像剤とは適当に混ざり部分的に高トナー濃度の現像
剤を得ることができる。また、攪拌部で大まかに攪拌さ
れたトナーを第2の攪拌部材によりすばやくトナー濃度
センサーまで搬送することにより、大まかに攪拌した状
態のままでこれ以上攪拌はあまり行われず、補給トナー
はあまり分離せずに部分的に高濃度の現像剤がトナー濃
度センサーを通過するので、トナーホッパー内にトナー
がある場合には、トナー補給動作後一定時間の後に高ト
ナー濃度に対応したセンサー出力を得ることができる。
【0008】これにより、補給トナーがトナー濃度セン
サー上に到達、通過したときを含む一定時間の出力値の
中で最も低い値とこれに先行する一定時間の出力値の中
で最も高い値を比較し、この差があらかじめ定めた値を
下回るときはトナー補給が完全に無くなる前にトナー残
量なしを判定することができる。その結果、トナー残量
なしの判定時までは現像装置内の現像剤トナーが低下す
ることなく高画質を維持できる。また現像装置内には
トナー残量なしと判定した後でもわずかずつではあるが
トナー補給されているためトナー残量なし判定後もある
枚数までは適正なトナー濃度を維持でき、安定したコピ
ー画像を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は、本発明の実施例によるトナー残量
検出手段を有する現像装置を示す断面図である。現像フ
レーム1は、トナーとキャリアからなる現像剤2を収容
し、その現像剤2を第一攪拌ローラ3が矢印4の方向に
回転し、手前側から奥側へ攪拌しながら搬送する。第二
攪拌ローラ5は第一攪拌ローラ3との回転数比で約2倍
のスピードで矢印6の方向に回転し、奥側から手前側へ
攪拌しながら搬送すると同時に現像ローラ7に現像剤2
を供給している。
【0011】トナー濃度センサー8は、第一攪拌ローラ
3に対向して現像フレーム1に設けられている。第一攪
拌ローラ3と第二攪拌ローラ5は仕切板9で仕切られ、
この仕切板9は手前側と奥側でそれぞれ切り欠き部が存
在し、第一攪拌ローラ3から第二攪拌ローラ5へ(奥
側)、第二攪拌ローラ5から第一攪拌ローラ3へ(手前
側)現像剤2の受け渡しをし、現像剤2が循環するよう
になっている。
【0012】現像ローラ7に供給された現像剤2はドク
ターブレード10により層厚を規制される。飛散防止カ
バー11はトナー飛散を防止するものである。感光ドラ
ム12は帯電器13によりに帯電された後、光学系から
の入射光14により感光ドラム12上に静電潜像を形成
する。この静電潜像に現像ローラ7に供給された現像剤
2中のトナーが付着し、現像が行われる。
【0013】感光ドラム12に現像したトナーは紙など
の転写材に転写されるが、感光ドラム12に残ったトナ
ーはクリーニングブレード15とトナーこぼれを防止す
るトナー受けシート16に挟まれた廃トナースクリュー
17で現像装置の長手方向手前側に搬送され、図示しな
い廃トナーBOXに貯蔵される。
【0014】感光ドラム12はクリーニングブレード1
5によりクリーニング後、本体に設置された光源18に
より除電され帯電器13によりに帯電されることにな
る。
【0015】図2は現像フレーム1を長手方向横から見
た断面図である。第一攪拌ローラ3の長手方向で現像剤
搬送方向上流側にトナーホッパー19を設けている。ト
ナーホッパー19は、現像フレーム1に設けられたトナ
ー供給口21を介して現像装置内にトナー20を補給し
ている。
【0016】トナー濃度センサー8はトナーホッパー1
9の現像剤搬送方向下流側で現像装置の長手方向中央部
より上流側でかつ第一攪拌ローラ3に対向するように現
像フレーム1に設けている。
【0017】第一攪拌ローラ3は、長手方向で現像剤搬
送方向の最も上流側の部分には軸22と、軸22の外側
に螺旋状の小径スクリュー23aを設けた小径スクリュ
ー部23とがあり、トナー供給口21を介して現像装置
内に補給されるトナー20を搬送する。
【0018】小径スクリュー部23の現像剤搬送方向下
流側には、軸22の外側に軸方向と直角な半径方向に現
像剤を動かす水平羽根24aと、水平羽根24aの裏表
で軸と平行な方向に現像剤を動かす斜め羽根24bと、
水平羽根24aの一部分で現像剤を通過させる穴24c
とを設けた第一斜め攪拌羽根部24がある。
【0019】第一斜め攪拌羽根部24の現像剤搬送方向
下流側には、トナー濃度センサー8に対向する部分の軸
22の外側に螺旋状の大径スクリュー25aを設けた大
径スクリュー部25がある。
【0020】さらに大径スクリュー部25の現像剤搬送
方向下流側には、軸22の外側に設けた螺旋状の大径ス
クリュー25aと、軸22に軸方向と直角な半径方向に
現像剤を動かす高さの低いリブ(低)26aを一定間隔
をおいて複数設けたリブ(低)付スクリュー部26、さ
らに第一斜め攪拌羽根部24と同一形状の第二斜め攪拌
羽根部27、軸22の外側に設けた大径スクリュー25
aと軸方向と直角な半径方向に現像剤を動かす高さの異
なるリブ(高)28a、リブ(中)29aを一定間隔を
おいてそれぞれ複数設けたリブ(高)付スクリュー部2
8、リブ(中)付スクリュー部29、軸22の外側に軸
方向と直角な半径方向に現像剤を動かす水平攪拌羽根3
0aを設けた水平攪拌羽根部30があり、現像剤を攪
拌、搬送する。
【0021】以上のように構成された現像装置におい
て、図2を用いてその動作を説明する。
【0022】現像フレーム1に収容された現像剤2は、
第一攪拌ローラ3により矢印31方向に攪拌されながら
搬送され、搬送方向奥側に到達すると図示していない第
二攪拌ローラ5に受け渡され、循環している。このとき
現像剤2は第一攪拌ローラ3に対向して現像フレーム1
に設けられたトナー濃度センサー8により、常に適正な
トナー濃度に保たれている。
【0023】制御部において、トナー濃度センサー8の
出力により現像剤2のトナー濃度が低いと判定すると、
トナーホッパー19よりトナー20がトナー供給口21
より現像装置内に補給される。補給されたトナー20は
第一攪拌ローラ3の小径スクリュー部23により搬送さ
れ、第一斜め攪拌羽根部24により現像剤2と大まかに
攪拌され、つづいて大径スクリュー部25に受け渡され
る。スクリューは軸方向への搬送力はあるが軸半径方向
への攪拌力があまりないため、現像剤はほとんど混ぜら
れないで軸方向に搬送され、トナー濃度センサー8上に
到達、通過する。このとき第一斜め攪拌羽根部24によ
り補給されたトナー20と現像剤2を大まかに攪拌する
ことで現像剤2と比重の差から補給されたトナー20が
現像剤表層を流れるだけで混ざろうとしないことを防止
できる。またトナー供給口21とトナー濃度センサー8
との距離が短く、さらに補給されたトナー20は大径ス
クリュー部25によりトナー濃度センサー8まで送られ
るので補給されたトナー20と現像剤2とのこれ以上の
攪拌はあまり行われず、補給されたトナー20は大まか
に攪拌されたままで、あまり分散せずに部分的に高濃度
の現像剤2がトナー濃度センサー8を通過する。このた
めトナーホッパー19内にトナー20がある場合はトナ
ー補給動作後一定時間の後に高トナー濃度に対応したセ
ンサー出力を得ることができる。
【0024】図3は、本発明の構成を示す原理説明図で
ある。トナー濃度検出手段101でトナー濃度を検出す
ると、制御部102でトナー濃度が低いかどうかを判定
する。トナー濃度が低いと判定した場合、トナー補給手
段104を駆動することによりトナーを現像装置内に補
給する。このときトナー濃度検出手段101においてト
ナー濃度変化を検知してトナー残量検知を行い、制御部
102においてトナー残量なしであると判定したときに
表示部103においてトナー残量なしを表示する。
【0025】図4は本発明における現像装置駆動タイミ
ングとトナー補給タイミング、及びトナー濃度センサー
の出力信号を示した図である。メインモーター201の
ONにより現像装置が駆動され、トナー濃度センサーの
出力信号202を得る。この出力信号202を125m
sおきにサンプリングを行ない、過去8回読んだデータ
の平均を取ることによってリップルを取り除いた平準化
出力202aが得られる。
【0026】平準化出力202aが適正なトナー濃度に
相当する出力レベル電圧であるトナー濃度コントロール
出力判定レベル電圧203より高いときトナー濃度が低
いと判定し、トナー補給モーター204が駆動し、トナ
ーホッパーから現像装置内にトナーが補給される。これ
をトナー補給時間205とする。現像装置内に補給され
たトナーがトナー濃度センサー上に到達すると平準化出
力202aは高トナー濃度に対応して下降に転じる。こ
のとき補給トナーがトナー濃度センサー上に到達する直
前付近で現像剤中トナー濃度が最も低くなり、平準化出
力202aは最大値を取る。補給トナーがトナー濃度セ
ンサー上を通過するに伴って現像剤中トナー濃度が高く
なり平準化出力202aは下降し、現像剤中トナー濃度
が最も高いときに平準化出力202aは最小値を取る。
その後補給トナーの通過に伴って現像剤中トナー濃度が
低くなり再び平準化出力202aは上昇していく。平準
化出力202aがトナー補給開始時間から最大値、最小
値を取り再び上昇に転じるまでの時間をトナー残量検知
時間206とする。このうち平準化出力202aの最大
値を含む前半の時間をVmax測定時間207とし、こ
れにつづく平準化出力202aの最小値を含む後半の時
間をVmin測定時間208とする。平準化出力202
aにおいて、Vmax測定時間207の中で最も大きい
出力値、Vmin測定時間208の中で最も小さい出力
値をそれぞれVmax209,Vmin210とする。
【0027】図5はトナー残量検知動作をフローチャー
ト化したものである。まずトナー濃度センサー出力がト
ナー濃度コントロール出力判定レベル電圧より高い(3
01)かどうか判定し、トナー濃度センサー出力がトナ
ー濃度コントロール出力判定レベル電圧より高いとき、
つまり基準トナー濃度より現像装置内のトナー濃度が低
い時トナーホッパーから現像装置内にトナー補給(30
2)を行う。
【0028】このときトナー残量検知時間206の間で
得られるトナー濃度センサーの出力値Vmax209,
Vmin210を比較し、Vmax209−Vmin2
10<0.15V(303)であるときトナー残量なし
(304)とし、そうでないときトナー残量あり(30
5)とする。これによりトナーホッパーから現像装置内
に補給されるトナーが一定量ある場合はトナー残量あ
り、一定量を切る場合はトナー残量なしと判定すること
ができる。そのためトナー残量なし判定時までは現像装
置内の現像剤トナー濃度が低下することなく高画質を維
持できる。またホッパーから補給されるトナーが完全に
なくなる前にトナー残量なし検知をするため、現像装置
内にはトナー残量なしと判定した後でもわずかずつでは
あるがトナー補給される。そのためトナー残量なし判定
後もある枚数までは適正なトナー濃度を維持することが
でき、安定したコピー画像を得ることができる。
【0029】またこのとき定めた0.15Vは現像装置
の形状によって異なるのは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、トナー供給口か
ら搬送方向下流側に向って、攪拌ローラの回転により、
螺旋形状の第1の攪拌部材によりトナーを搬送し、続い
て攪拌部により前記トナーを現像剤と攪拌し、続いて螺
旋形状の第2の攪拌部材により前記攪拌されたトナーを
トナー濃度センサーへ搬送し、前記トナー供給口から補
給されたトナーが前記トナー濃度センサーに到達する前
のトナー濃度と到達した後のトナー濃度とを比較し、こ
の差が所定値を下回るとき残トナー無しと判断する。こ
れによって、トナー供給口からのトナーは、まず第1の
攪拌部材により搬送され、次に攪拌部により大まかに攪
拌されるので、トナーと現像剤との比重から補給された
トナーが現像剤表層を流れるだけで混ざろうとしないこ
とを防止でき、トナーと現像剤とは適当に混ざり部分的
に高トナー濃度の現像剤を得ることができるという効果
を奏するものである。 また、攪拌部で大まかに攪拌され
たトナーを第2の攪拌部材によりすばやくトナー濃度セ
ンサーまで搬送することにより、大まかに攪拌した状態
のままでこれ以上攪拌はあまり行われず、補給トナーは
あまり分離せずに部分的に高濃度の現像剤がトナー濃度
センサーを通過するので、トナーホッパー内にトナーが
ある場合には、トナー補給動作後一定時間の後に高トナ
ー濃度に対応したセンサー出力を得ることができる。
【0031】これにより、補給トナーがトナー濃度セン
サー上に到達、通過したときを含む一定時間の出力値の
中で最も低い値とこれに先行する一定時間の出力値の中
で最も高い値を比較し、この差があらかじめ定めた値を
下回るときはトナー補給が完全に無くなる前にトナー残
量なしを判定することができる。その結果、トナー残量
なしの判定時までは現像装置内の現像剤トナーが低下す
ることなく高画質を維持できる。そのためトナー残量
を検知する専用のセンサーを取付けることなく、安価
で、安定したコピー画像を得ることができるものであ
る。また現像装置内にはトナー残量なしと判定した後
でもわずかずつではあるがトナー補給されているためト
ナー残量なし判定後もある枚数までは適正なトナー濃度
を維持でき、安定したコピー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるトナー残量検出手段を有
する現像装置を示す断面図
【図2】本発明の実施例によるトナー残量検出手段を有
する現像装置を示す側断面図
【図3】本発明のトナー残量検出を説明するための原理
説明図
【図4】本発明における現像装置駆動タイミングとトナ
ー補給タイミング及びトナー濃度センサーの出力信号を
示した図
【図5】本発明におけるトナー残量検知動作のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 現像フレーム 2 現像剤 3 第一攪拌ローラ 5 第二攪拌ローラ 7 現像ローラ 8 トナー濃度センサー 9 仕切板 10 ドクターブレード 12 感光ドラム 19 トナーホッパー 20 トナー 22 軸 23 小径スクリュー部 24 第一斜め攪拌羽根部 25 大径スクリュー部 27 第二斜め攪拌羽根部 30 水平攪拌羽根部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー供給口から搬送方向下流側に向って
    軸の周りに、トナーを搬送する螺旋形状の第1の攪拌部
    材を形成し、続いて前記搬送されたトナーを現像剤と攪
    拌する攪拌部を形成し、続いて前記攪拌されたトナーを
    搬送する螺旋形状の第2の攪拌部材を形成した攪拌ロー
    ラと、前記第2の螺旋形状の攪拌部材で搬送される現像
    剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度センサーと、前
    記トナー供給口から補給されたトナーが前記トナー濃度
    センサーに到達する前のトナー濃度と到達した後のトナ
    ー濃度とを比較し、この差が所定値を下回るとき残トナ
    ー無しと判断する制御手段とを、具備した現像装置。
  2. 【請求項2】トナー供給口から搬送方向下流側に向って
    軸の周りに、トナーを搬送する第1の螺旋形状の攪拌部
    材を形成し、続いて前記搬送されたトナーを現像剤と攪
    拌する攪拌部を形成し、続いて前記攪拌されたトナーを
    搬送する第2の螺旋形状の攪拌部材を形成した攪拌ロー
    ラと、前記第2の螺旋形状の攪拌部材で搬送される現像
    剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度センサーと、前
    記トナー供給口から補給されたトナーが前記トナー濃度
    センサーに到達する前のトナー濃度と到達した後のトナ
    ー濃度とを比較し、この差が所定値を下回るとき残トナ
    ー無しと判断する制御手段とを、具備した現像装置。
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