JPH1165261A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1165261A
JPH1165261A JP9226103A JP22610397A JPH1165261A JP H1165261 A JPH1165261 A JP H1165261A JP 9226103 A JP9226103 A JP 9226103A JP 22610397 A JP22610397 A JP 22610397A JP H1165261 A JPH1165261 A JP H1165261A
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toner
developing device
developing
speed
developer
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JP9226103A
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Inventor
Kouji Takanuma
孝二 高沼
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、トナーエンドからの復帰動作時に
トナーの過補給が行われるという課題を解決しようとす
るものである。 【解決手段】 この発明は、端部に補給されたトナーを
2成分現像剤と混合する現像装置10と、この現像装置
10の端部にトナーを補給するトナー補給装置20と、
現像装置10内の2成分現像剤のトナー濃度を計測する
計測手段16と、現像装置10を含む機械本体部分の速
度を可変する速度可変手段18を備え、トナー補給装置
20のトナーエンド状態から通常状態への復帰を判定す
る時には速度可変手段18により機械本体部分の速度を
上げるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタ、
ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置においては、現像ホ
ッパ内の2成分現像剤を撹拌して循環させながら静電潜
像担持体上の静電潜像を現像する循環式の現像装置を有
し、トナー補給装置から現像装置へその端部よりトナー
を補給し、現像装置内の所定の地点で2成分現像剤のト
ナー濃度をトナー濃度センサにより検出してトナー濃度
制御部でトナー濃度センサからの検知信号をもとにトナ
ー補給装置から現像装置へのトナー補給を制御すること
で、2成分現像剤のトナー濃度を所定のトナー濃度に制
御する構成のものが存在する。
【0003】ここに、トナー補給装置は例えば交換可能
なトナーボトルから現像装置へトナーを補給し、トナー
ボトル内のトナーがトナーエンドレベル以下になってト
ナーボトルがトナーエンド状態(トナー無し状態)とな
ったか否かをセンサで検知し、トナーボトルがトナーエ
ンド状態となったことをセンサで検知した時には複写不
可とすると共に、トナーボトルの交換を表示部で指示し
ている。ユーザがその指示によりトナーボトルを交換す
ると、通常の状態に戻して複写可としている。
【0004】このような画像形成装置は、構造的にいく
つかのマイナス要因を持っている。例えば、トナー補給
装置により現像装置にその端部よりトナーを補給するこ
とにより、現像装置内の現像剤とトナー補給装置からの
トナーとが混ざり合うのに時間がかかることや、トナー
濃度センサが現像装置内の所定の地点で2成分現像剤の
トナー濃度を検出するのみで現像装置全体の現像剤のト
ナー濃度を把握しにくいことなどのマイナス要因を持っ
ている。
【0005】これらのマイナス要因に対しては、現像剤
を撹拌する時間を多くとり、現像剤とトナー補給装置か
らのトナーとの混合を確実にし、トナーの補給を間欠的
動作で行い、トナー濃度検出時間を長くとり、全体のト
ナー濃度を推定しやすくするなどの方法を用いている。
【0006】特開平5ー6090号公報には、トナーと
キャリアを含む二成分現像剤を現像に供することがで
き、現像剤中のトナー濃度を検出する手段と、前記検出
手段へ現像剤を搬送する手段と、前記検出手段にて検出
されるトナー濃度に応じてトナーを補給する手段と、補
給されたトナーを既存現像剤と撹拌する手段とを有する
二成分現像装置において、前記トナー補給手段によるト
ナー補給量に応じて前記撹拌手段の運転速度を制御する
手段、及び現像剤が前記トナー濃度検出手段へ略一定の
密度で供給されるように前記搬送手段の運転速度を制御
する手段を備えたことを特徴とする二成分現像装置が記
載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したトナー補給装
置により現像装置にその端部よりトナーを補給する画像
形成装置では、トナーエンド状態から通常の状態に復帰
した時にはセンサによりトナーボトル内のトナーがトナ
ーエンドレベル以下になっている状態から通常の状態に
戻ったことを検出するまでの間にかなりトナーが補給さ
れてしまうことになる。トナーエンド状態から通常の状
態に復帰した後、現像装置全体にトナー補給装置からの
トナーが行き渡るまで現像剤を撹拌する方法もあるが、
現像剤を撹拌する時間の増大は使用者にとっては機械を
使用できない期間の増大であり、非能率的である。
【0008】そうかといって、センサによりトナーボト
ル内のトナーがトナーエンドレベル以下になっている状
態より通常の状態に戻ったことを検出してから短時間の
うちに複写可とすると、現像装置内におけるトナーの位
置が偏ったままで、トナー濃度センサが現像剤における
トナーの無い部分のトナー濃度を検出してトナー濃度制
御部でトナー濃度センサの検知信号をもとにトナー補給
装置から現像装置へのトナー補給を制御することにな
り、トナーの過補給となって地汚れなどの不具合が出て
くるおそれがある。
【0009】本発明は、トナーエンド状態から通常の状
態に復帰する時におけるトナーの過補給を防止すること
ができ、効率良くトナー補給装置からのトナーを現像剤
と混ぜ合わせることかでき、他の制御系への影響を極力
減らすことができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、2成分現像剤を循環させな
がら静電潜像担持体上の静電潜像を現像し端部に補給さ
れたトナーを前記2成分現像剤と混合する現像装置と、
この現像装置の端部にトナーを補給するトナー補給装置
と、前記現像装置内の2成分現像剤のトナー濃度を計測
する計測手段とを有する画像形成装置において、前記現
像装置を含む機械本体部分の速度を可変する速度可変手
段を備え、前記トナー補給装置のトナーエンド状態から
通常状態への復帰を判定する時には前記速度可変手段に
より前記機械本体部分の速度を上げるものであり、トナ
ーエンド状態から通常の状態に復帰する時におけるトナ
ーの過補給を防止することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記トナー補給装置が前記現像装
置へのトナー補給動作を間欠的に行うものであり、効率
良くトナー補給装置からのトナーを現像剤と混ぜ合わせ
ることかできる。
【0012】請求項3に係る発明は、2成分現像剤を循
環させながら静電潜像担持体上の静電潜像を現像し端部
に補給されたトナーを前記2成分現像剤と混合する現像
装置と、この現像装置の端部にトナーを補給するトナー
補給装置と、前記現像装置内の2成分現像剤のトナー濃
度を計測する計測手段とを有する画像形成装置におい
て、前記現像装置の速度のみを可変する速度可変手段を
備え、前記トナー補給装置のトナーエンド状態から通常
状態への復帰を判定する時には前記速度可変手段により
前記現像装置の速度を上げるものであり、他の制御系へ
の影響を極力減らし、トナーエンド状態から通常の状態
に復帰する時におけるトナーの過補給を防止することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】複写機、ファクシミリ、プリンタ
等の画像形成装置の現像装置で用いられる乾式2成分現
像剤は、磁性を持つキャリアと非磁性のトナーで構成さ
れているものが多く、トナー濃度の変化、即ちキャリア
とトナーの混合比率の変化がそのまま現像剤の透磁率の
変化として現われる。現像剤のトナー濃度を検出するた
めに用いられる磁気センサからなるトナー濃度センサ
は、その透磁率の変化を電圧の変化として検出するもの
であり、通常、図4に示すような出力特性を示す。
【0014】現像剤のトナー濃度を正確に検出すること
は良好な画像を得るために非常に重要であるが、上述の
ような磁気センサは、現像ホッパ内に貯蔵された現像剤
の容積に比べて、その検出範囲が小さいために自身の周
辺の限られた範囲の現像剤のトナー濃度を検出している
に過ぎない。そこで、現像装置内にトナーが密集した状
態を作らないようにすることが大事になってくる。
【0015】しかし、トナーエンド状態から通常の状態
に復帰したかどうかをチェックしている時のようにトナ
ー補給装置から現像装置に一度に多量のトナー補給を行
う場合は、トナーが多かれ少なかれ必ず密集した状態で
現像装置内に送り込まれる。このように、磁気センサの
検出範囲内にトナーを密集状態で補給して撹拌を行った
ときのトナー濃度変化を磁気センサの出力電圧で見る
と、図5に示すようになる。
【0016】トナー補給装置から現像装置にトナーが補
給された直後は磁気センサの周りにトナーが密集してい
るので、磁気センサの検出範囲内では現像剤が高濃度で
あるのと同じになり、磁気センサの出力電圧はVaから
Vcに低下するが、現像剤の撹拌が行われるにつれてト
ナーが分散し、磁気センサの検出範囲内でのトナー濃度
が下がってくるので、磁気センサの出力電圧はVcから
上昇してくる。その後、現像剤全体にトナーが均一に分
散すると、磁気センサの出力電圧はVbに安定して現像
装置内の現像剤のトナー濃度を正確に示すようになる。
【0017】図2(a)(b)は本発明の第1実施形態
における現像装置を示す。なお、図2では、この第1実
施形態の説明上不要となる機構や部品が省略されてい
る。この第1実施形態は、乾式2成分現像剤で静電潜像
を現像する現像装置を有する画像形成装置であり、例え
ばドラム状の感光体からなる静電潜像担持体が駆動装置
により回転駆動されて帯電手段により均一に帯電された
後に露光手段による画像露光で静電潜像が形成され、こ
の静電潜像が上記現像装置により現像されて給紙装置か
ら給送されてきた転写紙からなる転写材に転写手段によ
り転写されて定着装置により定着され、感光体が画像転
写後にクリーニング手段によりクリーニングされる。帯
電手段及び露光手段は、感光体上に静電潜像を形成する
静電潜像形成手段を構成し、給紙装置は給紙制御部によ
り制御される。
【0018】図2に示すように上記現像装置10は、2
本の撹拌スクリューからなる撹拌部材11、12にて磁
性を持つキャリアと非磁性のトナーとで構成されている
乾式2成分現像剤を互いに逆方向へ搬送することにより
現像ホッパからなる現像容器13内で現像剤を循環させ
るタイプのものであり、撹拌スクリュー11、12が図
示しない駆動装置によって回転駆動されて図示矢印方向
へ現像剤を搬送する。トナー補給部14は、現像装置1
0の端部に設けられ、図示しないトナー補給装置によっ
て新たなトナーが補給される。トナー補給装置は、着脱
可能に装着されるトナーボトルからなるトナー容器を有
し、このトナーボトル内のトナーをトナー補給部14へ
補給する。
【0019】仕切板15は撹拌スクリュー11、12に
より互いに逆方向へ搬送される現像剤を仕切り、これら
の現像剤は仕切板15の両端部に設けられている切り欠
きで撹拌スクリュー11側と撹拌スクリュー12側との
間で受け渡しが行なわれて現像ホッパ13内を循環す
る。磁気センサからなるトナー濃度センサ16は、現像
装置内の2成分現像剤のトナー濃度を計測する計測手段
を構成するもので、撹拌スクリュー12により搬送され
る現像剤のトナー濃度を検知する。
【0020】撹拌スクリュー12は、現像ホッパ13か
ら延長されてトナー補給部14まで及んでおり、その回
転によって現像剤を搬送するだけでなく、トナー補給装
置によってトナー補給部14に補給されたトナーを現像
ホッパ13内に取り込む。この補給されたトナーは、撹
拌スクリュー12により搬送されて図示矢印方向に現像
剤とともに撹拌されていくうちに現像剤と混ざり合う。
【0021】現像ローラ17は、図示しない駆動装置に
よって回転駆動され、撹拌スクリュー11から現像剤が
供給されて内部の磁石により現像剤を磁気的に吸引して
磁気ブラシを形成する。この現像ローラ17上の磁気ブ
ラシは、現像ローラ17の回転に伴って搬送されて図示
しないドクタ部材により一定の量に規制され、上記感光
体へ供給されて感光体上の静電潜像を現像する。
【0022】図6は磁気センサ16のトナー濃度検出値
によるトナー補給量の変化を示し、図1は本実施形態の
ハードウェア構成の一部を示し、図3は本実施形態にお
ける制御手段としてのCPU18の処理フローを示す。
メインモータ22は現像装置10の撹拌スクリュー1
1、12及び現像ローラ17や上記感光体、定着装置、
給紙制御部などを駆動する。なお、現像装置10の撹拌
スクリュー11、12及び現像ローラ17は現像モータ
からなる駆動源19により回転駆動するようにしてもよ
い。上記トナー補給装置20はトナー補給モータ21の
回転により現像装置10へトナーを補給する。
【0023】CPU18はメインモータ22を制御する
(現像モータ19を有する場合は現像モータ19も制御
する)ことにより、本実施形態の現像装置10、感光体
などからなる機械本体部分を制御する。CPU18は、
図6に示すように磁気センサ16のトナー濃度検出値を
所定のサンプリングタイミングで読み込んで該トナー濃
度検出値から現像装置10内の現像剤のトナー濃度が基
準濃度以下であるか否かを判断し、トナー濃度が基準濃
度以下でなければトナー補給モータ21を停止させてト
ナー補給装置20にトナー補給を行わせない。
【0024】また、CPU18は、トナー濃度が基準濃
度以下であればトナー濃度と基準濃度との差に応じてト
ナー補給モータ21を回転させてトナー補給装置20内
のトナーボトルから現像装置10へトナー濃度と基準濃
度との差に応じた量のトナーを補給させることにより、
現像装置10内の現像剤のトナー濃度を基準濃度に制御
する。トナーボトル内のトナーが無くなってくると、現
像装置10内の現像剤のトナー濃度が低下していく。
【0025】この場合、トナー濃度が基準濃度より低下
しているので、CPU18がトナー補給量を上げようと
するが、トナーボトルには補給すべきトナーがないため
にトナー濃度がさらに低下を続ける。その後、CPU1
8は、磁気センサ16のトナー濃度検出値から現像装置
10内の現像剤のトナー濃度が所定のトナーエンド検出
濃度まで下がったかどうかを判断し、トナー濃度が所定
のトナーエンド検出濃度まで下がったところでトナー補
給装置20内のトナーボトルがトナーエンドになったと
判定してトナー補給モータ21、メインモータ22を停
止させ(現像モータ19を有する場合は現像モータ19
も停止させ)、トナー補給装置20内のトナーボトルが
トナーエンドになった旨を表示部に表示させて使用者に
対してトナーボトルからなるトナー補給部の交換を要請
する。
【0026】CPU18は、トナーエンドの検出に際し
ては、磁気センサ16が現像装置10内の現像剤の一部
分のトナー濃度しか見られないため、磁気センサ16の
トナー濃度検出値からトナー濃度が複数回連続してトナ
ーエンド検出濃度以下に下がったことを検出して初めて
トナーエンドと判定するなどの保護制御を行うようにし
てもよい。
【0027】CPU18は、トナーエンド中に(トナー
ボトルがトナーエンドになったと判定してから)、トナ
ーボトルの有無を検知するセンサからの入力信号により
トナーボトルの交換が行われたか否かを判断し、トナー
エンドで停止している機械に対して使用者によりトナー
ボトルの交換が行われた場合にはメインモータ22を回
転させて(現像モータ19を有する場合は現像モータ1
9も回転させて)機械を駆動すると共に、トナーエンド
を解除するためにトナー補給モータ21を回転させてト
ナー補給装置20内のトナーボトルから現像装置10へ
トナーを補給させることにより、トナー補給動作を行わ
せる。
【0028】この場合、トナー補給動作が行われること
により、トナー濃度レベルが上がってくる。CPU18
は、磁気センサ16のトナー濃度検出値からトナー濃度
が所定のトナーエンド解除濃度まで回復したかどうかを
判断し、トナー濃度が所定のトナーエンド解除濃度まで
回復した時にメインモータ22を回転させて(現像モー
タ19を有する場合は現像モータ19も回転させて)機
械を駆動すると共に、トナーエンドを解除するためにト
ナー補給モータ21を回転させてトナー補給動作を行わ
せる。
【0029】このとき、一度に大量のトナーがトナー補
給装置20から現像装置10に補給され、その補給され
たトナーが現像剤中に均一に混ざるまでに時間がかかる
というのが問題である。そこで、本実施形態では、メイ
ンモータ22の速度を(現像モータ19を有する場合は
現像モータ19の速度も)可変できるように構成してお
く。
【0030】そして、CPU18は、本実施形態の内部
の状態を監視し、トナーエンド中にトナーボトルの交換
が行われてトナーエンドを解除する動作(トナーエンド
の状態から通常の状態に復帰させる復帰動作)を開始す
るような場合には、メインモータ22の速度を(現像モ
ータ19を有する場合は現像モータ19の速度も)通常
の速度よりも速く設定する。そうすることにより、現像
装置10内の撹拌スクリュー11、12の回転速度が上
がって現像剤の搬送速度が上がり、トナー補給装置20
から現像装置10に一度に補給されたトナーが現像剤と
混ざり合う時間が早くなる。このため、結果的に局部的
なトナーの凝集が減り、磁気センサ16の出力電圧が現
像装置10内の現像剤の正確なトナー濃度を示すように
なり、トナーの過補給が防止されることになる。
【0031】CPU18は、磁気センサ16のトナー濃
度検出値からトナー濃度が所定のトナーエンド解除濃度
まで回復してトナーエンドが解除されると、トナー補給
モータ21を停止させてトナー補給装置20から現像装
置10へのトナー補給を終了させ、メインモータ22の
設定速度を(現像モータ19を有する場合は現像モータ
19の設定速度も)通常の速度に戻す。また、CPU1
8は、トナー濃度が所定のトナーエンド解除濃度まで回
復しなくても、トナーボトルの交換が行われてトナー補
給を開始した復帰動作開始時から所定の復帰動作時間が
経過すると、トナー補給モータ21を停止させてトナー
補給装置20から現像装置10へのトナー補給を終了さ
せ、メインモータ22の設定速度を(現像モータ19を
有する場合は現像モータ19の設定速度も)通常の速度
に戻す。
【0032】このように、この第1実施形態は、請求項
1に係る発明の一実施形態であって、2成分現像剤を循
環させながら感光体からなる静電潜像担持体上の静電潜
像を現像し端部(トナー補給部14)に補給されたトナ
ーを前記2成分現像剤と混合する現像装置10と、この
現像装置10の端部にトナーを補給するトナー補給装置
20と、前記現像装置10内の2成分現像剤のトナー濃
度を計測する磁気センサからなる計測手段16とを有す
る画像形成装置において、前記現像装置10を含む機械
本体部分の速度を可変する速度可変手段を構成するCP
U18を備え、前記トナー補給装置20のトナーエンド
状態から通常状態への復帰を判定する時には前記速度可
変手段18により前記機械本体部分の速度を上げるの
で、トナーエンド状態から通常の状態に復帰する時にお
けるトナーの過補給を防止することができる。
【0033】本発明の第2実施形態では、上記第1実施
形態において、CPU18はトナーボトルの交換が行わ
れてトナー補給を行う復帰動作時にトナー補給モータ2
1を間欠的に回転させることにより、トナー補給装置2
0から現像装置10へのトナー補給を間欠的に行わせ
る。これにより、トナー補給装置20から現像装置10
へ送り込まれるトナーの凝集がさらに減り、補給された
トナーがより早く現像剤中に混ざり合うようになる。図
7は、このようなトナー補給の様子を示す。
【0034】この第2実施形態は、請求項2に係る発明
の一実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置に
おいて、前記トナー補給装置20が前記現像装置10へ
のトナー補給動作を間欠的に行うので、効率良くトナー
補給装置からのトナーを現像剤と混ぜ合わせることかで
きる。
【0035】本発明の第3実施形態では、上記第1実施
形態において、現像装置10をメインモータ22で駆動
せずに現像モータ19で駆動して現像モータ19とメイ
ンモータ22とを独立して制御し、現像モータ19の速
度を可変できるように構成しておく。CPU18は、図
8に示すようにトナーエンドを解除する復帰動作を開始
するような場合には、現像モータ19のみの速度を通常
の速度よりも速く設定する。
【0036】CPU18は、磁気センサ16のトナー濃
度検出値からトナー濃度が所定のトナーエンド解除濃度
まで回復してトナーエンドが解除されると、トナー補給
モータ21を停止させてトナー補給装置20から現像装
置10へのトナー補給を終了させ、現像モータ19の設
定速度を通常の速度に戻す。また、CPU18は、トナ
ー濃度が所定のトナーエンド解除濃度まで回復しなくて
も、トナーボトルの交換が行われてトナー補給を開始し
た復帰動作開始時から所定の復帰動作時間が経過する
と、トナー補給モータ21を停止させて現像モータ19
の設定速度を通常の速度に戻す。
【0037】メインモータ22は上記感光体や定着装
置、給紙制御部などを駆動し、これらの機械系に対する
駆動速度を現像装置10の撹拌スクリュー11、12及
び現像ローラ17の速度とは独立して制御することによ
り、感光体や定着装置、給紙制御部などが現像装置10
の撹拌スクリュー11、12及び現像ローラ17の速度
上昇により影響されることをなくすことができる。
【0038】この第3実施形態は、請求項3に係る発明
の一実施形態であって、2成分現像剤を循環させながら
感光体からなる静電潜像担持体上の静電潜像を現像し端
部(トナー補給部14)に補給されたトナーを前記2成
分現像剤と混合する現像装置10と、この現像装置10
の端部にトナーを補給するトナー補給装置20と、前記
現像装置10内の2成分現像剤のトナー濃度を計測する
磁気センサからなる計測手段16とを有する画像形成装
置において、前記現像装置10の速度のみを可変する速
度可変手段を構成するCPU18を備え、前記トナー補
給装置20のトナーエンド状態から通常状態への復帰を
判定する時には前記速度可変手段18により前記現像装
置10の速度を上げるので、現像装置以外の他の制御系
への影響を極力減らし、トナーエンド状態から通常の状
態に復帰する時におけるトナーの過補給を防止すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、2成分現像剤を循環させながら静電潜像担持体上の
静電潜像を現像し端部に補給されたトナーを前記2成分
現像剤と混合する現像装置と、この現像装置の端部にト
ナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の2
成分現像剤のトナー濃度を計測する計測手段とを有する
画像形成装置において、前記現像装置を含む機械本体部
分の速度を可変する速度可変手段を備え、前記トナー補
給装置のトナーエンド状態から通常状態への復帰を判定
する時には前記速度可変手段により前記機械本体部分の
速度を上げるので、トナーエンド状態から通常の状態に
復帰する時におけるトナーの過補給を防止することがで
きる。
【0040】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記トナー補給装置が前記
現像装置へのトナー補給動作を間欠的に行うので、効率
良くトナー補給装置からのトナーを現像剤と混ぜ合わせ
ることかできる。
【0041】請求項3に係る発明によれば、2成分現像
剤を循環させながら静電潜像担持体上の静電潜像を現像
し端部に補給されたトナーを前記2成分現像剤と混合す
る現像装置と、この現像装置の端部にトナーを補給する
トナー補給装置と、前記現像装置内の2成分現像剤のト
ナー濃度を計測する計測手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記現像装置の速度のみを可変する速度可変手
段を備え、前記トナー補給装置のトナーエンド状態から
通常状態への復帰を判定する時には前記速度可変手段に
より前記現像装置の速度を上げるので、他の制御系への
影響を極力減らし、トナーエンド状態から通常の状態に
復帰する時におけるトナーの過補給を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のハードウェア構成の一
部を示すブロック図である。
【図2】同第1実施形態における現像装置を示す断面図
である。
【図3】同実施形態におけるCPUの処理フローを示す
フローチャートである。
【図4】同実施形態における磁気センサの出力特性を示
す特性図である。
【図5】磁気センサの検出範囲内にトナーを密集状態で
補給して撹拌を行ったときのトナー濃度変化に対する磁
気センサの出力電圧を示す波形図である。
【図6】上記実施形態における磁気センサのトナー濃度
検出値によるトナー補給量の変化を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態におけるトナー補給の様
子を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態におけるCPUの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 現像装置 16 磁気センサ 18 CPU 19 現像モータ 20 トナー補給装置 21 トナー補給モータ 22 メインモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2成分現像剤を循環させながら静電潜像担
    持体上の静電潜像を現像し端部に補給されたトナーを前
    記2成分現像剤と混合する現像装置と、この現像装置の
    端部にトナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装
    置内の2成分現像剤のトナー濃度を計測する計測手段と
    を有する画像形成装置において、前記現像装置を含む機
    械本体部分の速度を可変する速度可変手段を備え、前記
    トナー補給装置のトナーエンド状態から通常状態への復
    帰を判定する時には前記速度可変手段により前記機械本
    体部分の速度を上げることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記トナー補給装置が前記現像装置へのトナー補給動作を
    間欠的に行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】2成分現像剤を循環させながら静電潜像担
    持体上の静電潜像を現像し端部に補給されたトナーを前
    記2成分現像剤と混合する現像装置と、この現像装置の
    端部にトナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装
    置内の2成分現像剤のトナー濃度を計測する計測手段と
    を有する画像形成装置において、前記現像装置の速度の
    みを可変する速度可変手段を備え、前記トナー補給装置
    のトナーエンド状態から通常状態への復帰を判定する時
    には前記速度可変手段により前記現像装置の速度を上げ
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP9226103A 1997-08-22 1997-08-22 画像形成装置 Pending JPH1165261A (ja)

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