JP2002251057A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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Abstract
変動による画質劣化を最小限に抑える。 【解決手段】 制御部51は、供給機構47を動作させ
てトナーカートリッジ46に貯留されているトナー粒子
Tを現像容器42へと補給した場合、所定の攪拌時間に
渡り攪拌モータ49を動作させて攪拌器44を回転させ
る。またこのときに制御部51は、現像ローラ41は停
止させたままとしておく。
Description
像形成装置などに適用され、静電潜像保持体に保持され
た静電潜像の可視像化を行う現像装置に関する。
成例を示す図である。
1の周囲に、その周面に沿って帯電器2、露光器3、現
像装置4、転写器5、クリーニング器6および除電器7
を順に配置して構成されている。そしてこれらにより、
感光ドラム1の表面に対して周知の電子写真プロセスに
おける帯電、露光、現像、転写、クリーニングおよび除
電の各工程を実行することで、感光ドラム1と転写器5
との間に挿通される図示しない記録用紙に対して画像形
成が行われる。
に現像容器42に貯留されている現像剤Dを担持して感
光ドラム1の表面近傍まで搬送する。そして、感光ドラ
ム1の表面電位と、現像ローラ41に現像バイアス電源
43から印加される現像バイアスとの電位差を利用し
て、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像の可視像
化を行う。
転するときにともに回転する攪拌器44が設けられてい
て、現像容器42内に貯留されている現像剤Dの攪拌
と、現像ローラ41への現像剤Dの搬送が行われる。
消費されるので、現像容器42内の現像剤量は徐々に減
少して行く。そこで現像剤センサ45を設けてあり、こ
の現像剤センサ45でトナー残量が一定量以下となった
ことが検出されたならば、トナーカートリッジ46に貯
留されている補充用の現像剤を供給機構47により現像
容器42へと供給することで現像剤の補充を図るように
している。
キャリア粒子とを混合してなる1.5成分現像剤であっ
たり、あるいは非磁性トナー粒子と磁性キャリア粒子と
を混合してなる2成分現像剤である場合には、キャリア
粒子はほとんど減少せず、トナー粒子が主として消費さ
れる。このことから、トナーカートリッジ46にはトナ
ー粒子Tのみを収容しておくことになる。
像装置では、トナー粒子の消費に伴って現像剤Dにおけ
るトナー粒子の割合が低下して行く。トナーカートリッ
ジ46からのトナー粒子Tの補給を行ったのち、現像動
作を行うにしたがって攪拌器44により現像剤Dが攪拌
されることで、補給されたトナー粒子Tが現像剤Dの中
に混合されて行き、やがて現像剤Dにおけるトナー粒子
の割合(以下、トナー割合と称する)は現像容器42内
のどこでもほぼ均一となる。しかしながら、トナー粒子
Tの補給を行ってからしばらくは現像ローラ41に担持
される現像剤Dのトナー割合は減少を続け、その後徐々
に増加して行くこととなる。現像剤Dのトナー割合は現
像濃度に影響するため、上述のような現像剤Dのトナー
割合の変動は現像濃度の変動として現れ、形成される画
像の画質の劣化につながってしまうおそれがあった。
たものであり、その目的とするところは、現像容器に貯
留された現像剤のトナー割合の変動による画質劣化を最
小限に抑えることが可能な現像装置を提供することにあ
る。
めに本発明は、例えば現像容器などの現像剤容器に収容
された現像剤を攪拌する例えば攪拌器などの攪拌手段
と、例えば補給機構などのトナー補給手段によるトナー
補給を開始した後の所定期間に前記攪拌手段を動作させ
る、例えば制御部のソフトウェア処理により実現される
攪拌制御手段と、前記所定期間に現像ローラの回転を停
止させる、例えば制御部のソフトウェア処理により実現
される現像ローラ制御手段とを備えた。
ー補給手段により現像剤容器へと補給されたトナー粒子
は、攪拌手段により現像剤容器内の現像剤に混ぜ込まれ
て行き、しかもこのように新たなトナー粒子が混ぜ込ま
れて行く過程の現像剤が現像ローラにより担持・搬送さ
れることが防止される。従って、トナー割合が不適切で
ある現像剤が現像ローラにより担持・搬送されることが
なく、正規のトナー割合になるよう十分に攪拌されたの
ちの現像剤が現像に使用される。
実施形態につき説明する。
成を模式的に示す図である。なお、この現像装置は例え
ば図3に示した画像形成装置に適用されるものであっ
て、図3と同一部分には同一の符号を付して示してい
る。
は、現像ローラ41、現像剤容器としての現像容器4
2、攪拌手段としての攪拌器44、現像剤センサ45、
トナー容器としてのトナーカートリッジ46、トナー補
給手段としての供給機構47、現像ローラモータ48、
攪拌モータ49、トナー供給モータ50および制御部5
1を有している。
収容されている1.5成分の現像剤Dを現像ローラ41
によって担持して現像容器42外へと導き、図示しない
感光体に付着させることでこの感光体に形成された静電
潜像の現像を行うものである。
してなる。そして攪拌器44は、攪拌部材が現像容器4
2内に位置する状態で、軸が現像容器42の側方の壁面
にて回転自在に支持されている。この攪拌器44は、現
像容器42内で回転することで現像容器42に収容され
ている現像剤Dを攪拌する。
定の位置における現像剤Dの有無を検出する。この現像
剤センサ45の検出出力は、制御部51へと与えられ
る。
よりも上方に配置され、現像容器42へと供給するため
の磁性を有するトナー粒子Tを貯留しておく。
ナー搬送部材47bおよび軸47cよりなる。
管状の部材よりなり、現像容器42よりも上方、かつト
ナーカートリッジ46よりも下方となる位置に形成され
ている。このトナー搬送路47aは、一端側で現像容器
42に、また他端側でトナーカートリッジ46にそれぞ
れ、鉛直方向に沿った連通口により連通されている。
線材を螺旋状に形成してなり、その軸心と軸47cの軸
心とが一致するように軸47cに固定されている。そし
てトナー搬送部材47bおよび軸47cは、その軸心が
トナー搬送路47aの長手方向(図中の横方向)に沿う
ような状態でトナー搬送路47a内に配置されている。
壁面に回転自在に支持されている。そして軸47cは、
トナー搬送部材47bを支持するとともに、トナー供給
モータ50の回転力を伝えてトナー搬送部材47bを回
転させる。
を回転させる。
る。
てトナー搬送部材47bを回転させる。
タを主制御回路として有するもので、外部からの現像動
作の実行必要の有無や現像剤センサ45の検出出力に基
づいて、現像ローラモータ48、攪拌モータ49および
トナー供給モータ50の動作を適宜制御する。そしてこ
の制御部51は、現像動作を実現するための制御を行う
制御手段に加えて、攪拌制御手段および現像ローラ制御
手段をそれぞれソフトウェア処理により実現する。
て所定期間に攪拌モータ49を動作させて攪拌を行わせ
る。
に現像ローラの回転を禁止する。
作につき説明する。なお、現像動作自体は従来よりある
同種の現像装置と同様であるので説明を省略し、ここで
はトナー補給に係る動作につき説明することとする。
などの所定のタイミング毎に、図2に示すようなトナー
補給制御を実行する。
まず、現像剤センサ45の検出出力を取り込む(ステッ
プST1)。続いて制御部51は、その検出出力に基づ
いて現像剤無し状態であるか否かを確認する(ステップ
ST2)。なおここでの「現像剤無し」とは、現像剤セ
ンサ45の検出位置に現像剤Dが無いことを示し、現像
容器42内の現像剤の有無を示すのではない。
たならば制御部51は、現像ローラ回転禁止を設定する
(ステップST3)。この現像ローラ回転禁止を設定し
た状態にあっては制御部51は、現像動作を開始するべ
き必要が生じたとしても、現像ローラ41の回転は行わ
ない。
0および攪拌モータ49を起動する(ステップST
4)。
47cがトナー供給モータ50により回転され、これに
伴ってトナー搬送部材47bが回転する。そうすると、
トナーカートリッジ46からトナー搬送路47aへと落
下したトナー粒子Tがトナー搬送路47a中をトナー搬
送部材47bによって図中の右方向に搬送される。この
ように搬送されたトナー粒子Tは、現像容器42へと落
下し、これにより現像容器42へのトナー補給がなされ
る。このようにして現像容器42へのトナー補給がなさ
れるとき、攪拌モータ49が回転し、これに伴って攪拌
器44が回転するから、現像容器42へと補給されたト
ナー粒子Tは、即座に現像剤D中に混ぜ込まれることに
なる。そしてこの状態では、現像ローラ41が回転され
ることがないから、トナー粒子Tの補給によりトナー割
合が変化する現像剤Dが現像ローラ41に新たに担持さ
れてしまうことがない。
にてトナー供給モータ50を起動した時点から所定の補
給時間が経過するのを待ち受ける(ステップST5)。
なお補給時間とは、現像剤Dのトナー割合を規定値とす
るために必要な一定量(例えば10g〜100g程度)
のトナー粒子Tを供給機構47により現像容器42へと
補給するのに要する時間に予め設定される。
トナー供給モータ50を停止させる(ステップST
6)。これにより、トナー搬送部材47bが回転が停止
され、トナー搬送路47aでのトナー粒子Tの搬送、す
なわち現像容器42へのトナー粒子の供給が停止され
る。
ップST4にて攪拌モータ49を起動した時点から所定
の攪拌時間が経過するのを待ち受ける(ステップST
7)。なお攪拌時間とは、現像容器42へと補給したト
ナー粒子Tを、現像剤D中にほぼ均一に混ぜ込むのに十
分な時間に予め設定される。従って、少なくとも補給時
間よりは長くなっている。
攪拌モータ49を停止させる(ステップST8)。さら
に制御部51は、現像ローラ回転禁止を解除する(ステ
ップST9)。これにより、本現像装置は通常の待機状
態となるので、制御部51はこれをもって今回のトナー
補給制御を終了する。
状態になっていないことを確認したならば制御部51
は、ステップST3乃至ステップST9の処理をパスし
てそのまま今回のトナー補給制御を終了する。
器42へのトナー粒子Tの補給を開始してから所定の攪
拌時間が経過するまでは攪拌器44を回転させて、現像
容器42へと補給したトナー粒子Tを現像剤D中にほぼ
均一に混ぜ込むようにし、かつその期間には現像ローラ
41を回転させないようにしている。これにより、現像
容器42へと補給されたトナー粒子Tが混ぜ込まれる過
程でトナー割合が変動する現像剤Dが現像ローラ41に
担持されて搬送されることがなく、このような現像剤D
を用いることによる画質劣化が生じることが未然に防が
れる。
剤Dを用いる場合には、現像ローラ41に一旦付着しつ
つも現像に使用されなかった現像剤Dが現像ローラ41
から特に離れづらい特性を持つので、不適切なトナー割
合の現像剤Dが現像ローラ41に担持された場合の影響
が大きい。しかしながら本実施形態では、不適切なトナ
ー割合の現像剤Dが現像ローラ41に担持されることを
未然に防止することが可能であるから、上述のような不
具合は生じない。
現像ローラ41の長手方向(図1中の左右方向)に沿っ
た方向の一部分の近傍にのみトナー粒子Tを送り込む構
造である場合には、現像ローラ41の長手方向について
のトナー割合の偏差が生じ、より顕著な画質の劣化を生
じるおそれがある。しかしながら本実施形態では、十分
に攪拌を行ってトナー割合をほぼ均一とした現像剤Dの
みを用いて現像動作を実行するため、上述のような不具
合は生じない。この結果、現像ローラ41の長手方向に
関してのトナー粒子Tの補給量にむらが生じる図1に示
すような簡易な構造の供給機構47を採用することが可
能なのである。
ものではない。例えば上記実施形態では、供給機構47
によるトナー粒子Tの補給を開始するのと同時に攪拌器
44による攪拌を開始することとしているが、攪拌の開
始タイミングは例えばトナー粒子Tの補給を開始するの
よりも前に開始することも含めて任意であって良い。
給時において攪拌を行う期間を時間により管理すること
としているが、例えば磁気センサなどを用いてなるトナ
ー割合の測定器を備えて、このセンサによる測定結果に
基づいて攪拌を行う期間を管理することとしても良い。
1.5成分のものを用いることとしているが、2成分の
ものを用いる場合にも本発明の適用が可能である。
現像ローラ41の長手方向に沿った方向の一部分の近傍
にのみトナー粒子Tを送り込む構造であるとしている
が、供給機構47の構造は上記実施形態に挙げたものに
は限定されず、任意の構造であって良い。
で種々の変形実施が可能である。
現像剤容器へのトナー補給を行ったのちの所定期間に攪
拌手段を動作させることで、補給したトナー粒子を現像
剤容器内の現像剤に確実に混ぜ込ませて行き、しかもこ
のような攪拌が行われている期間に現像ローラを停止さ
せておくことで、新たなトナー粒子が混ぜ込まれて行く
過程の現像剤が現像ローラにより担持・搬送されること
を防止することとしたので、トナー割合が不適切である
現像剤が現像ローラにより担持・搬送されることがな
く、正規のトナー割合になるよう十分に攪拌されたのち
の現像剤が現像に使用することが可能となり、この結
果、現像容器に貯留された現像剤のトナー割合の変動に
よる画質劣化を最小限に抑えることが可能となる。
を模式的に示す図。
ける処理手順を示すフローチャート。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー粒子およびキャリア粒子を混合し
てなり現像剤容器に収容された現像剤を、回転する現像
ローラに担持して搬送し、静電潜像保持体の静電潜像保
持面に前記トナー粒子を付着させて前記静電潜像保持面
に保持された静電潜像を可視像化するもので、かつトナ
ー容器に収容されている前記トナー粒子を前記現像剤容
器へとトナー補給手段により必要に応じて送り込む現像
装置において、 前記現像剤容器に収容された前記現像剤を攪拌する攪拌
手段と、 前記トナー補給手段によるトナー補給を開始した後の所
定期間に前記攪拌手段を動作させる攪拌制御手段と、 前記所定期間に前記現像ローラの回転を停止させる現像
ローラ制御手段とを具備したことを特徴とする現像装
置。 - 【請求項2】 前記トナー粒子および前記キャリア粒子
は、いずれも磁性を有するものであることを特徴とする
請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項3】 前記トナー補給手段は、前記現像ローラ
の長手方向に沿った方向の所定の一部分の近傍にのみ前
記トナー粒子を送り込むものであることを特徴とする請
求項1に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050687A JP2002251057A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050687A JP2002251057A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002251057A true JP2002251057A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18911608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001050687A Abandoned JP2002251057A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002251057A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010020309A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Toshiba Corp | 現像装置及び現像装置の現像剤補給方法 |
JP2010112973A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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JP2021018264A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050687A patent/JP2002251057A/ja not_active Abandoned
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JP2021018264A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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