JPH04344674A - 現像剤の寿命測定装置と現像装置 - Google Patents

現像剤の寿命測定装置と現像装置

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JPH04344674A
JPH04344674A JP3117448A JP11744891A JPH04344674A JP H04344674 A JPH04344674 A JP H04344674A JP 3117448 A JP3117448 A JP 3117448A JP 11744891 A JP11744891 A JP 11744891A JP H04344674 A JPH04344674 A JP H04344674A
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昭 島田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーと磁性キャリアを
混合して得られた現像剤の寿命を測定し、この測定結果
から現像剤の交換時期を判定するに好適な現像剤の寿命
測定方法とその装置、電子写真記録装置及び現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた記録装置の現像方
法として、マグネットロールを用いた磁気ブラシ法がよ
く知られていて、複写機やレーザプリンタ等の記録装置
への適用例も多い。この磁気ブラシ方式に用いる現像剤
として、トナーを鉄粉またはフェライト等の磁性材料で
構成されたキャリアと混合攪拌して用いる2成分現像剤
が広く用いられている。この2成分現像剤においては、
現像剤が劣化すると画像濃度が低下したり、地汚れが発
生したりして、画像品質が低下する。その原因は、トナ
ーが機械的な力によって押しつぶされキャリアの表面に
付着してしまうフィルミングや機械的応力によってトナ
ーが割れ小径化したトナーが現像装置内に溜る等の理由
によるが、何れにせよ現像剤が劣化した場合、新しい現
像剤と交換しなければならない。
【0003】このように2成分現像剤では現像剤に寿命
があるため、現像剤の劣化度合を正確に測定し交換時期
を知らせることは重要なことである。現像剤劣化度を測
定する方法として、特公昭59−53541号に記載さ
れているような現像装置内に浮遊しているトナーを静電
的に捕集してその量から劣化度を判断する等の方法があ
るが、精度が悪く誤判断が多いこと、更に劣化度測定の
手段を構成的に付加しなければならなく装置が複雑にな
るために実用化に適していない。そのため、従来におい
ては現像剤の劣化によって生じる画像の変化、例えば地
汚れが多くなってきた等、をもとに、現像剤の交換時期
を判断して交換するか、または、一定の印刷枚数や一定
の使用期間が経過した時点で現像剤の劣化度合に拘らず
、現像剤を強制的に全部交換する方法を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の不良画像が発生
してから現像剤を交換する方法は、不良画像が発生した
時点では既に現像剤寿命を越えて使っているため、現像
装置からトナーが大量に記録装置内に飛散して記録装置
の各構成部を傷める問題があった。また、不良画像が発
生したとき、その原因が現像剤の劣化にあるのか、また
は記録装置の他の部分の故障によるのか即座に判断でき
ないという問題点もあった。一方、定期的に現像剤を交
換する前記後者の方法は、寿命まで十分に使いきる前に
現像剤を交換するため、現像剤の使用効率が悪く現像剤
使用のコストが高くなる問題があった。
【0005】本発明の目的は、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤の劣化度合を正確に判定することができる現
像剤の寿命測定方法とその装置、電子写真記録装置及び
現像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の測定方法として、トナーと磁性キ
ャリアを含む現像剤を貯留容器内に貯留するとともに攪
拌し、攪拌した現像剤を感光体に付着させるに際して、
貯留容器内に設定量のトナーを補給するとともに貯留容
器内のトナー濃度を検出し、この検出値からトナー濃度
の時間変化の度合を測定し、この測定値から現像剤の劣
化の有無を判定することを特徴とする現像剤の寿命測定
方法を採用したものである。
【0007】第2の測定方法として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤を貯留容器内に貯留するとともに攪拌
し、攪拌した現像剤を感光体に付着させるに際して、貯
留容器内に設定量のトナーを補給するとともに貯留容器
内のトナー濃度を検出し、この検出値からトナー濃度の
時間変化の度合を測定し、トナーを補給してから現像剤
のトナー濃度が設定濃度に達するまでの時間が許容限界
時間を超えたときには現像剤が劣化したと判定すること
を特徴とする現像剤の寿命測定方法を採用したものであ
る。
【0008】第3の測定方法として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤を貯留容器内に貯留するとともに攪拌
し、攪拌した現像剤を感光体に付着させるに際して、貯
留容器内に設定量のトナーを補給するとともに貯留容器
内のトナー濃度を検出し、この検出値からトナー濃度の
時間変化の度合を測定し、トナーを補給してから設定時
間経過したときの現像剤のトナー濃度が許容限界濃度に
達しないときには現像剤が劣化したと判定することを特
徴とする現像剤の寿命測定方法を採用したものである。
【0009】第1の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出
出力を取り込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣
化判定基準値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測
定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー
補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了
した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過し
たときに比較指令を出力する計時手段と、比較指令によ
りトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成
手段の生成による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃
度検出値が劣化判定基準値に達してないときに現像剤が
寿命である旨の判定信号を出力する比較判定手段とを有
する現像剤の寿命測定装置を構成したものである。
【0010】第2の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令により設定量のトナーを現像剤に補
給するトナー補給手段と、トナー補給手段によるトナー
の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
定時間経過したときに比較指令を出力する計時手段と、
比較指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
値に達してないときに現像剤が寿命である旨の判定信号
を出力する比較判定手段とを有する現像剤の寿命測定装
置を構成したものである。
【0011】第3の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、現像剤へのトナーの補給が完了した時点から
計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比較
指令を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃度
検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナ
ー濃度検出値が劣化判定基準値に達してないときに現像
剤が寿命である旨の判定信号を出力する比較判定手段と
を有する現像剤の寿命測定装置を構成したものである。
【0012】第4の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出
出力を取り込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣
化判定基準値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測
定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー
補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了
した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過し
たときに判定指令を出力する計時手段と、測定指令によ
りトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成
手段の生成による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃
度検出値が劣化判定基準値から外れたときに比較信号を
発生する比較手段と、判定指令を受けたときに比較手段
から比較信号が発生しないことを条件に現像剤が寿命で
ある旨の判定信号を出力する判定手段とを有する現像剤
の寿命測定装置を構成したものである。
【0013】第5の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令により設定量のトナーを現像剤に補
給するトナー補給手段と、トナー補給手段によるトナー
の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
定時間経過したときに判定指令を出力する計時手段と、
測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
値から外れたときに比較信号を発生する比較手段と、判
定指令を受けたときに比較手段から比較信号が発生しな
いことを条件して現像剤が寿命である旨の判定信号を出
力する判定手段とを有する現像剤の寿命測定装置を構成
したものである。
【0014】第6の測定装置として、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、現像剤へのトナーの補給が完了した時点から
計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに判定
指令を出力する計時手段と、測定指令によりトナー濃度
検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナ
ー濃度検出値が劣化判定基準値から外れたときに比較信
号を発生する比較手段と、判定指令を受けたときに比較
手段から比較信号が発生しないことを条件として現像剤
が寿命である旨の判定信号を出力する判定手段とを有す
る現像剤の寿命測定装置を構成したものである。
【0015】第1の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出
出力を取り込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣
化判定基準値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測
定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー
補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了
した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過し
たときに比較指令を出力する計時手段と、比較指令によ
りトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成
手段の生成による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃
度検出値が劣化判定基準値に達してないときに現像剤が
寿命である旨の判定信号を出力する比較判定手段とを設
けたことを特徴とする電子写真記録装置を構成したもの
である。
【0016】第2の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令により設定量のトナーを現像剤に補
給するトナー補給手段と、トナー補給手段によるトナー
の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
定時間経過したときに比較指令を出力する計時手段と、
測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
値に達してないときに現像剤が寿命である旨の判定信号
を出力する比較判定手段とを設けたことを特徴とする電
子写真記録装置を構成したものである。
【0017】第3の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、現像剤へのトナーの補給が完了した時点から
計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比較
指令を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃度
検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナ
ー濃度検出値が劣化判定基準値に達してないときに現像
剤が寿命である旨の判定信号を出力する比較判定手段と
を設けたことを特徴とする電子写真記録装置を構成した
ものである。
【0018】第4の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出
出力を取り込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣
化判定基準値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測
定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー
補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了
した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過し
たときに判定指令を出力する計時手段と、測定指令によ
りトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成
手段の生成による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃
度検出値が劣化判定基準値から外れたときに比較信号を
発生する比較手段と、判定指令を受けたときに比較手段
から比較信号が発生しないことを条件に現像剤が寿命で
ある旨の判定信号を出力する判定手段とを設けたことを
特徴とする電子写真記録装置を構成したものである。
【0019】第5の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、測定指令により設定量のトナーを現像剤に補
給するトナー補給手段と、トナー補給手段によるトナー
の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
定時間経過したときに判定指令を出力する計時手段と、
測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
値から外れたときに比較信号を発生する比較手段と、判
定指令を受けたときに比較手段から比較信号が発生しな
いことを条件して現像剤が寿命である旨の判定信号を出
力する判定手段とを設けたことを特徴とする電子写真記
録装置を構成したものである。
【0020】第6の記録装置として、感光体表面を帯電
する帯電手段と、原稿の表面に光を照射する光照射手段
と、帯電された感光体の表面に原稿からの光を照射して
感光体を露光する露光手段と、トナーと磁性キャリアを
含む現像剤を露光された感光体表面に付着させる現像手
段と、現像剤が付着された感光体からトナーを取りだし
て記録紙に転写する転写手段と、トナーが転写された記
録紙に熱と圧力を加えてトナーを記録紙に定着させる定
着手段と、感光体を帯電工程から露光工程、現像工程、
転写工程へと順次移動させる感光体移動手段と、記録紙
を感光体に対して相対移動させる記録紙移動手段とを備
えている電子写真記録装置において、トナーと磁性キャ
リアを含む現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段と、現像剤へのトナーの補給が完了した時点から
計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに判定
指令を出力する計時手段と、測定指令によりトナー濃度
検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナ
ー濃度検出値が劣化判定基準値から外れたときに比較信
号を発生する比較手段と、判定指令を受けたときに比較
手段から比較信号が発生しないことを条件として現像剤
が寿命である旨の判定信号を出力する判定手段とを設け
たことを特徴とする電子写真記録装置を構成したもので
ある。
【0021】第1の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り
込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準
値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測定指令によ
り設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と
、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した時点か
ら計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比
較指令を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃
度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成
による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が
劣化判定基準値に達してないときに現像剤が寿命である
旨の判定信号を出力する比較判定手段とを設けたことを
特徴とする現像装置を構成したものである。
【0022】第2の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
測定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナ
ー補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完
了した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過
したときに比較指令を出力する計時手段と、比較指令に
よりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値と
を比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値に達して
ないときに現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する
比較判定手段とを設けたことを特徴とする現像装置を構
成したものである。
【0023】第3の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
現像剤へのトナーの補給が完了した時点から計時を開始
し、計時開始後設定時間経過したときに判定指令を出力
する計時手段と、測定指令によりトナー濃度検出手段の
検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出
値が劣化判定基準値に達してないときに現像剤が寿命で
ある旨の判定信号を出力する比較判定手段とを設けたこ
とを特徴とする現像装置を構成したものである。
【0024】第4の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
測定指令を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り
込み、トナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準
値を生成する劣化判定基準値生成手段と、測定指令によ
り設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と
、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した時点か
ら計時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比
較指令を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃
度検出手段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成
による劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が
劣化判定基準値から外れたときに比較信号を発生する比
較手段と、判定指令を受けたときに比較手段から比較信
号が発生しないことを条件に現像剤が寿命である旨の判
定信号を出力する判定手段とを設けたことを特徴とする
現像装置を構成したものである。
【0025】第5の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
測定指令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナ
ー補給手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完
了した時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過
したときに判定指令を出力する計時手段と、測定指令に
よりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値と
を比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値から外れ
たときに比較信号を発生する比較手段と、判定指令を受
けたときに比較手段から比較信号が発生しないことを条
件して現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する判定
手段とを設けたことを特徴とする現像装置を構成したも
のである。
【0026】第6の現像装置として、トナー導入口とト
ナー排出用開口部とを備えてトナーと磁性キャリアを含
む現像剤を貯留する容器と、容器内の現像剤を攪拌する
攪拌器と、攪拌された現像剤をトナー排出用開口部側へ
導いてトナーを感光体に付着させる現像ローラとを備え
ている現像装置において、トナーと磁性キャリアを含む
現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
現像剤へのトナーの補給が完了した時点から計時を開始
し、計時開始後設定時間経過したときに判定指令を出力
する計時手段と、測定指令によりトナー濃度検出手段の
検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出
値が劣化判定基準値から外れたときに比較信号を発生す
る比較手段と、判定指令を受けたときに比較手段から比
較信号が発生しないことを条件として現像剤が寿命であ
る旨の判定信号を出力する判定手段とを設けたことを特
徴とする現像装置を構成したものである。
【0027】
【作用】トナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留する
容器を含む現像装置等においては、通常、図6に示され
るように、現像剤のトナー濃度は一定値n0となるよう
に制御されている。このような状態で、トナー濃度がn
0よりわずかに高いn1となるように、一定量mのトナ
ーを現像剤中に補給し、これらを攪拌しながら混合させ
ると、トナー濃度の時間変化は図6に示させるような特
性となる。このとき、現像剤が新しいときには、トナー
濃度の時間変化は特性Aで示されるように立ち上がりが
早く、速やかにn1の値に近づく。一方、現像剤が劣化
すると、特性Bで示されるように、トナー濃度の立ち上
がりが遅く、トナー濃度n1の値に近づくのにかなりの
時間を要するようになる。このように、トナー濃度の立
ち上がりが遅くなる1つの原因は、キャリアの表面に押
しつぶされたトナーが付着するフィルミングが起こるこ
とにある。フィルミングが生じるとトナーを帯電させる
能力が低下し、同時に混合攪拌性も悪くなる。また他の
原因としては、機械的応力によってトナーが割れて小径
化したトナーが印刷時に消費されずに現像剤貯留容器内
に溜まり、補給トナーの混合攪拌性を悪くしていること
などがあげられる。いずれの原因によっても現像剤が劣
化すると補給トナーの混合攪拌性が低下し、トナー濃度
の立ち上がりが悪くなる。
【0028】そこで、一定量mのトナーを現像剤に補給
してトナー濃度の時間変化の度合を測定すれば、現像剤
の劣化状態を測定することができる。その一つの方法と
しては、図7に示されるように、一定量mのトナーを現
像剤に補給してから現像剤のトナー濃度があらかじめ設
定した設定値ns(n0<ns<n1)となるまでの時
間t1を測定し、この計測時間t1が、劣化寿命の現像
剤を用いて予め測定された許容限界時間t2の時間内で
あればその現像剤は使用可能で、測定時間t1が許容限
界時間t2を超えた場合には現像剤が劣化し、寿命で現
像剤の交換が必要であると判定する。
【0029】また他の方法としては、図8に示されるよ
うに、一定量mのトナーを補給してからトナー濃度を測
定するまでの時間tsを一定とし、時間tsにおけるト
ナー濃度nnが劣化寿命の許容限界値であるntよりも
小さい場合には現像剤が劣化して寿命であると判定し、
許容限界値nt以上のときには使用可能であると判定す
る。
【0030】このように、一定量のトナーを攪拌状態の
現像剤に補給してトナー濃度の時間変化の度合を測定す
れば、この測定結果から現像剤の劣化の有無を正確に判
定することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0032】
【実施例1】図1及び図2において、現像装置10は複
写機、レザープリンタ等電子写真記録装置の現像手段と
して構成されており、容器12が感光体の移動路近傍に
配置されている。この容器12内にはトナーと鉄粉また
はフエライトなどの磁性材料で構成されたキャリアとを
混合した現像剤14が貯留されており、容器12にはト
ナー導入口13、トナー排出用開口部16が形成されて
いる。この容器12の外側には容器18が配置されてお
り、容器18内には補給ローラ20、トナーホッパー2
2、トナーカトーリッジ24、攪拌羽根26が収納され
ている。容器12内には攪拌パドル28、スクリュ30
、攪拌スクリュ32、固定マグネットロール34とスリ
ーブ36を有する現像ロール38、ドクターブレード4
0、スクレーパ42、濃度センサ44が収納されている
。そして開口部16には、感光ドラムが配置され、帯電
工程、露光工程を経て回転する感光ドラムが開口部16
近傍を通過するようになっている。感光ドラムが通過す
る際に、現像剤14の中の磁性を有するキャリアが感光
ドラムに吸着され、吸着された現像剤が転写工程へ搬送
されるようになっている。そして転写工程へ搬送された
現像剤のうちマイナスの電荷を帯びたトナーが記録用紙
に転写され、キャリアのみがクリーニング工程、イレー
ズ工程を経て帯電工程へ移行するようになっている。 記録用紙に吸着されたトナーは定着工程で熱と圧力を受
けて記録用紙に定着されるようになっている。
【0033】感光ドラムに現像剤14を付着させるに際
しては、現像剤10は以下の様な動作を実行する。すな
わち、攪拌スクリュ30,32が回転すると、この回転
に伴って、現像剤14のうちトナーがキャリアと混合攪
拌されると同時にキャリアとの摩擦により所定の帯電量
に帯電する。攪拌された現像剤14は、固定マグネット
ロール34を内包する現像ロール38のスリーブ36の
回転により、現像剤溜り45から汲み上げられ、スリー
ブ36の回転方向に沿って搬送される。そして汲み上げ
られた現像剤14は、ドクターブレード40によりスリ
ーブ36上の厚みが規制され、ある一定の量が開口部1
6側へ供給される。そして残りは折り返され、スクレー
パ42を通って、濃度センサ44が配置されている部位
に導かれる。濃度センサ44の所を通過した現像剤14
は、現像剤溜り45に回収され、ふたたび同様な動作を
繰り返す。一方、ドクターブレード40を通過したスリ
ーブ36上の現像剤14は感光ドラムと向いあった現像
部に搬送され、現像に用いられる。そして現像部を通過
した現像剤14は、再び現像剤溜り45に回収される。 現像部では、感光ドラムの潜像電位とスリーブ36に印
加した直流のバイアス電圧が作る電界の作用により、ト
ナーが感光ドラム上の露光された領域に付着する。
【0034】また記録特性を一定に保っためには、トナ
ーとキャリアの混合割合であるトナー濃度を一定に保つ
必要があるところから、本実施例では、現像剤14のイ
ンダクタンスの変化からトナー濃度を検知する濃度セン
サ44の出力及び濃度センサ44の検出によるインダク
タンスの変化を電圧に変換するセンサ駆動部48の出力
電圧を常時監視しながら補給ローラ20の駆動を制御す
ることとしている。すなわち、現像によりトナーが消費
されて現像剤14のトナー濃度が低下したときには補給
ローラ20が回転し、トナーホッパー22からトナーが
トナー導入口13を介して容器12内に補給される。補
給されたトナーは補給ローラ20の真下に設けられた攪
拌パドル28で現像剤14中に送り込まれ、現像剤溜り
45の現像剤14と混合される。この補給用のトナーは
トナーカートリッジ24内から攪拌羽根26の回転によ
りトナーホッパ22へ搬送されるようになっている。ま
た攪拌羽根26はスリーブ36が回転している間は同時
に回転するようになっている。
【0035】スリーブ36とドクターブレード40は導
電性非磁性帯であるアルミニュムで構成されている。そ
して現像ロール38は、直径40mmの円筒状のスリー
ブ36とその内部に挿入された円柱状の固定マグネット
ロール34から構成されており、固定マグネットロール
34は固定され、スリーブ36のみが回転可能になって
いる。スリーブ36の回転速度は154rpmで、攪拌
スクリュ30,32の回転速度は112rpmである。 また現像剤14には平均粒径8μmのトナーと抵抗率が
10の9乗Ω・cm以上のフェライトキャリアを用い、
現像剤14の総重量は1200gとし、現像剤14のト
ナー濃度は重量比で3%となるように調整されている。 更にトナーの帯電極性は使用する感光ドラムと同極性と
なるようにトナーに含有する帯電制御剤で調整されてい
る。
【0036】上記構成における現像装置10において、
現像剤14を攪拌させた状態でトナーホッパ22を2.
5s動作させて、1.25gのトナーを現像剤14中に
補給し、新しい現像剤14と30万枚印刷記録に使用し
て劣化した現像剤とを用いてトナー濃度の時間変化を測
定したところ、図3に示されるような結果が得られた。 トナー濃度はセンサ駆動部48の出力電圧で表わされ、
センサ駆動部48の出力電圧は、トナーを補給する前は
約10Vで、トナー補給後の出力電圧は時間と共に上が
り約200sでほぼ一定となった。そして電圧の上昇分
は約80mVである。そしてこの電圧の上昇分の約6割
である50mVまで上がるのに要する時間は、新しい現
像剤で40sから50sの間で、劣化した現像剤の場合
には約100sであった。そこで、濃度判定時間をトナ
ーを補給した後80sとし、この時点で補給前の出力電
圧に対して50mV上昇していない場合、その現像剤が
劣化によって寿命であると判定することができる。すな
わち、トナーを補給してから現像剤のトナー濃度が設定
濃度に達するまでの時間が許容限界時間を超えるか否か
により現像剤の劣化の有無を判定することができ、この
判定を具体的に行なうための実施例を図1に示す。
【0037】現像剤の寿命測定装置は濃度センサ44、
センサ駆動部48、制御部50、メモリ52、電圧加算
部54、タイマー56,58、比較判定部60、濃度制
御部62を備えて構成されており、制御部50、メイン
スイッチSW1、測定用スイッチSW2が接続されてい
る。制御部50はメインスイッチSW1がオンになった
ときあるいはメインスイッチSW1がオンになっている
ときに測定用スイッチSW2がオンになったことを条件
として測定指令を受け、この測定指令を基に動作を開始
するようになっている。そして現像剤14の攪拌が開始
されてから5s経過した後メモリ52にセンサ駆動部4
8の出力電圧の取り込みを指令し、センサ駆動部48の
出力電圧をメモリ52に格納させるようになっている。 メモリ52に格納された電圧は電圧加算部54に転送さ
れ、劣化判定基準電圧Vsが生成される。すなわち濃度
センサ44の検出値に電圧上昇分の約6割に相当する5
0mVが加算され、劣化判定基準電圧Vsが生成される
。すなわちメモリ52、電圧加算部54は劣化判定基準
値生成手段を構成するようになっている。そして電圧加
算部54の出力電圧Vsは比較判定部60に入力される
。このとき制御部50からの指令によりタイマ56が起
動し、タイマ56から補給ローラ20に2.5s間駆動
信号が出力されトナーの補給が行なわれる。そしてトナ
ーの補給が終了した時点からタイマ58が起動し、タイ
マ56が起動してから80s経過したときにタイマ58
から比較判定部60に比較判定指令信号が出力される。 比較判定部60は比較判定指令信号を受けた時点で、セ
ンサ駆動部48の出力電圧Vdと電圧加算部54の出力
電圧Vsとを比較し、検出電圧Vdが劣化判定基準電圧
Vsよりも小さいときには現像剤14の劣化によって現
像剤14が寿命である旨を示す現像剤寿命信号を発生す
るようになっている。そしてこの現像剤寿命信号の発生
を基に現像剤14を交換すれば、寿命を過ぎた現像剤を
使うことがなくなり、トナーの飛散により記録装置内を
汚すことを防止することができる。
【0038】このように、現像剤寿命信号が発生したこ
とをもって現像剤を交換すれば、従来のように一定期間
で現像剤を交換する場合よりも、現像剤の使用効率を5
〜10倍以上高めることが可能となる。また寿命を超え
た現像剤を用いて画質が劣化するのを防止することがで
きる。
【0039】
【実施例2】本実施例における現像装置70は、現像剤
72を貯留する容器74とトナーホッパー76とが一体
化されており、容器74にはトナー導入口78、トナー
排出用開口部80が形成されている。そして容器74内
にはパドル82、現像ロール88、ドクターブレード9
0、トナー濃度センサ92、スクレーバ94が設けられ
ており、トナーホッパ76には補給ローラ96が設けら
れている。そしてトナー濃度センサ92の出力がセンサ
駆動部98を介して濃度制御部100、現像剤劣化判定
部102に接続されている。
【0040】容器74内の現像剤72はパドル82の回
転により混合攪拌され、攪拌された現像剤72は、固定
マグネットロール84を内包する現像ロール88のスリ
ーブ86の回転により汲み上げられ、スリーブ86の回
転方向に沿って搬送されるようになっている。そして汲
み上げられた現像剤72はドクターブレード90により
スリーブ86上の厚みが規制され、ある一定量のみが現
像部に供給される。残りはトナー濃度センサ92側へ供
給され、ここで折り返されスクレーバ94を通過した後
パドル82側へ投下され、再び同様な経路で搬送される
。またドクタブレード90側を通過したスリーブ86上
の現像剤72は感光ドラムと向いあった現像部に搬送さ
れ、感光ドラムに潜像が形成されている場合のみ現像に
用いられ、現像部通過した現像剤72は再び回収される
【0041】上記現像装置70において、容器74内の
現像剤72のトナー濃度は、磁気ブリッジ方式で構成さ
れ、透磁率の変化からトナー濃度を検出するトナー濃度
センサ92によって監視され、現像によりトナーが消費
されて現像剤72のトナー濃度が低下すると、トナー濃
度センサ92の検出出力を基に濃度制御部82から補給
ローラ96に駆動信号が出力され、補給ローラ96の回
転によってトナーホッパ76から容器74内にトナーが
補給される。そして補給されたトナーはパドル82によ
り攪拌混合される。
【0042】またスリーブ86とドクターブレード90
は、導電性非磁性体であるアルミニウムを用いて構成さ
れている。現像ロール88は、直径38mmの円筒状の
スリーブ86とその内部に挿入された円柱上の固定マグ
ネットロール84から構成され、固定マグネットロール
84は固定され、スリーブ86のみが回転可能になって
いる。そしてスリーブ86の回転速度は173rpmで
、パドル82の回転速度は144rpmである。また現
像剤72には平均粒径11.5μmのトナーと抵抗率が
10の9乗Ω・cm以上のフエライトキャリアを用い、
現像剤72の総重量は500gとし、現像剤72のトナ
ー濃度は重量比で3%になるように制御されている。ま
たトナーの帯電極性は使用する感光ドラムと同極性とな
るようにトナーに含有する帯電制御剤で調整されている
【0043】上記構成による現像装置70において、新
しい現像剤を用いて現像剤を攪拌させた状態で補給ロー
ラ96を4s動作させ、0.5gのトナーを現像剤中に
補給し、センサ駆動部98の出力電圧を測定したところ
、以下に示すような測定結果が得られた。すなわち、セ
ンサ駆動部98の出力電圧は、トナーを補給する前は約
8.8Vで、トナーを補給した後の出力電圧は時間と共
に下がり、約50sでほぼ一定値8.7Vに維持された
。このときの電圧の差は約100mVで、この電圧の約
6割である60mV下がるに要する時間は、約10sか
ら15sの間であった。そこで、劣化部の判定電圧をト
ナーを補給する前の電圧8.8Vからこの60mVを引
いた8.74Vとして、トナー補給後8.74V以下に
なるまでの時間を求める。そして新しい現像剤の場合こ
の時間は長いもので15sであるため、劣化寿命判定の
時間はこの3倍の45sとし、この時間が45sを超え
た場合その現像剤は劣化によって寿命であると判定する
。すなわち、トナーを補給してから設定時間経過したと
きの現像剤のトナー濃度が許容限界濃度に達した否かに
より現像剤の劣化の有無を判定することができる。そし
てこの現像剤の劣化の有無を判定する現像剤の寿命測定
装置の具体的構成が図5に示されている。
【0044】現像剤の寿命測定装置は、濃度センサ92
、センサ駆動部98、制御部104、減算回路106、
電圧源108、ラッチ回路110、比較器112、タイ
マ114、カウンタ116を備えて構成されており、制
御部14にはメインスイッチSW1、測定用スイッチS
W2が接続されている。制御部104はメインスイッチ
SW1がオンになったときあるいはメインスイッチSW
1がオンになっているときに測定用スイッチSW2がオ
ンになったことを条件として測定指令を受けて動作する
ようになっている。制御部104が動作を開始すると容
器74内の現像剤72の攪拌が開始され、攪拌開始後5
s経過した時点で制御部104からの指令によってラッ
チ回路110が作動する。ラッチ回路110が作動する
と、トナー濃度センサ92の検出に基づくセンサ駆動部
98の出力電圧V1から電圧源108の出力電圧(60
mV)が減算回路106で減算され、この減算された電
圧Vsが判定基準電圧としてラッチされる。そしてこの
ラッチされた電圧Vsが比較器112に入力される。比
較器112は劣化判定基準値としての判定基準電圧Vs
と測定時のトナー濃度電圧Vmとを比較し、電圧Vmが
電圧Vsよりも小さくなった時点から比較信号をカウン
タ116へ出力するようになっている。  一方、タイ
マ114はラッチ回路110の動作と同時に起動し、4
s間補給ローラ96を回転させ、約0.5gのトナーを
現像剤72中に補給する。そしてこの補給が終了すると
カウンタ116が動作を開始し、トナーが補給されてか
らの経過時間を計測する。そしてトナーが補給されてか
ら設定時間である45s経過したときに、比較器112
から比較信号の発生があったときには、現像剤72が使
用可能であると判定し、設定時間までに比較信号の発生
がないときには現像剤72の劣化によって現像剤72が
寿命であることを示す寿命信号を発生するようになって
いる。そして寿命信号が発生するとランプが点灯し現像
剤が交換時期である旨が知らされる。
【0045】このように、本実施例によれば、トナー濃
度センサ92の検出出力を濃度制御に用いると共に現像
剤72の寿命測定に用い、トナーを補給してから設定時
間経過したときの現像剤72のトナー濃度が許容限界濃
度に達しないときには現像剤72が劣化したと判定する
ようにしたため、現像剤72の劣化を正確に判定するこ
とができる。また従来のように一定期間で現像剤72を
交換するときよりも、本実施例によれば現像剤72の使
用効率を5から10倍以上高めることができる。また寿
命信号の発生によって交換時期を知らせるようにしたた
め、寿命を過ぎた現像剤を使う必要がなくなり、トナー
の下によって記録装置内が汚れるのを防止することがで
きると共に高画質で安定した現像を行なうことができる
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤中に設定量のトナーを補給し、現像剤中のトナー
濃度の時間変化の度合を測定し、この測定値から現像剤
の劣化の有無を判定するようにしたため、現像剤の劣化
に伴う現像剤の寿命を正確に判定することができ、現像
剤を寿命まで効率良く使用することができる。また寿命
を超えた現像剤を使用するのを抑制することができるた
め、画質の劣化やトナーの飛散を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図である
【図2】現像装置の第1実施例を示す側面図である。
【図3】時間と出力電圧の関係を示す現像剤の特性図で
ある。
【図4】現像装置の第2実施例を示す側面図である。
【図5】図4に用いられる現像剤寿命測定装置のブロッ
ク構成図である。
【図6】時間とトナー濃度の関係を示す現像剤の特性図
である。
【図7】時間とトナー濃度の関係を示す現像剤の特性図
である。
【図8】時間とトナー濃度の関係を示す現像剤の特性図
である。
【符号の説明】
10  現像装置 12  容器 14  現像剤 20  補給ローラ 22  トナーホッパ 24  トナーカトーリッジ 28  攪拌パトル 30,32  攪拌スクリュ 38  現像ロール 44  濃度センサ 48  センサ駆動部 50  制御部 52  メモリ 54  電圧加算部 56,58  タイマ 60  比較判定部 70  現像装置 74  容器 82  パドル 88  現像ロール 92  トナー濃度センサ 98  センサ駆動部 102  現像剤劣化判定部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤を
    貯留容器内に貯留するとともに攪拌し、攪拌した現像剤
    を感光体に付着させるに際して、貯留容器内に設定量の
    トナーを補給するとともに貯留容器内のトナー濃度を検
    出し、この検出値からトナー濃度の時間変化の度合を測
    定し、この測定値から現像剤の劣化の有無を判定するこ
    とを特徴とする現像剤の寿命測定方法。
  2. 【請求項2】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤を
    貯留容器内に貯留するとともに攪拌し、攪拌した現像剤
    を感光体に付着させるに際して、貯留容器内に設定量の
    トナーを補給するとともに貯留容器内のトナー濃度を検
    出し、この検出値からトナー濃度の時間変化の度合を測
    定し、トナーを補給してから現像剤のトナー濃度が設定
    濃度に達するまでの時間が許容限界時間を超えたときに
    は現像剤が劣化したと判定することを特徴とする現像剤
    の寿命測定方法。
  3. 【請求項3】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤を
    貯留容器内に貯留するとともに攪拌し、攪拌した現像剤
    を感光体に付着させるに際して、貯留容器内に設定量の
    トナーを補給するとともに貯留容器内のトナー濃度を検
    出し、この検出値からトナー濃度の時間変化の度合を測
    定し、トナーを補給してから設定時間経過したときの現
    像剤のトナー濃度が許容限界濃度に達しないときには現
    像剤が劣化したと判定することを特徴とする現像剤の寿
    命測定方法。
  4. 【請求項4】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令
    を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、ト
    ナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生成
    する劣化判定基準値生成手段と、測定指令により設定量
    のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、トナー
    補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計時を
    開始し、計時開始後設定時間経過したときに比較指令を
    出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃度検出手
    段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成による劣
    化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定
    基準値に達してないときに現像剤が寿命である旨の判定
    信号を出力する比較判定手段とを有する現像剤の寿命測
    定装置。
  5. 【請求項5】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令
    により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手
    段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した時
    点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過したとき
    に比較指令を出力する計時手段と、比較指令によりトナ
    ー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し
    、トナー濃度検出値が劣化判定基準値に達してないとき
    に現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する比較判定
    手段とを有する現像剤の寿命測定装置。
  6. 【請求項6】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤へ
    のトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、計時
    開始後設定時間経過したときに比較指令を出力する計時
    手段と、比較指令によりトナー濃度検出手段の検出出力
    と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化
    判定基準値に達してないときに現像剤が寿命である旨の
    判定信号を出力する比較判定手段とを有する現像剤の寿
    命測定装置。
  7. 【請求項7】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令
    を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、ト
    ナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生成
    する劣化判定基準値生成手段と、測定指令により設定量
    のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、トナー
    補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計時を
    開始し、計時開始後設定時間経過したときに判定指令を
    出力する計時手段と、測定指令によりトナー濃度検出手
    段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成による劣
    化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定
    基準値から外れたときに比較信号を発生する比較手段と
    、判定指令を受けたときに比較手段から比較信号が発生
    しないことを条件に現像剤が寿命である旨の判定信号を
    出力する判定手段とを有する現像剤の寿命測定装置。
  8. 【請求項8】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令
    により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手
    段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した時
    点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過したとき
    に判定指令を出力する計時手段と、測定指令によりトナ
    ー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し
    、トナー濃度検出値が劣化判定基準値から外れたときに
    比較信号を発生する比較手段と、判定指令を受けたとき
    に比較手段から比較信号が発生しないことを条件して現
    像剤が寿命である旨の判定信号を出力する判定手段とを
    有する現像剤の寿命測定装置。
  9. 【請求項9】  トナーと磁性キャリアを含む現像剤の
    トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤へ
    のトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、計時
    開始後設定時間経過したときに判定指令を出力する計時
    手段と、測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出力
    と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化
    判定基準値から外れたときに比較信号を発生する比較手
    段と、判定指令を受けたときに比較手段から比較信号が
    発生しないことを条件として現像剤が寿命である旨の判
    定信号を出力する判定手段とを有する現像剤の寿命測定
    装置。
  10. 【請求項10】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指
    令を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、
    トナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生
    成する劣化判定基準値生成手段と、測定指令により設定
    量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、トナ
    ー補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計時
    を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比較指令
    を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃度検出
    手段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成による
    劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判
    定基準値に達してないときに現像剤が寿命である旨の判
    定信号を出力する比較判定手段とを設けたことを特徴と
    する電子写真記録装置。
  11. 【請求項11】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指
    令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給
    手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した
    時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過したと
    きに比較指令を出力する計時手段と、測定指令によりト
    ナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較
    し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値に達してないと
    きに現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する比較判
    定手段とを設けたことを特徴とする電子写真記録装置。
  12. 【請求項12】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤
    へのトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、計
    時開始後設定時間経過したときに比較指令を出力する計
    時手段と、比較指令によりトナー濃度検出手段の検出出
    力と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣
    化判定基準値に達してないときに現像剤が寿命である旨
    の判定信号を出力する比較判定手段とを設けたことを特
    徴とする電子写真記録装置。
  13. 【請求項13】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指
    令を受けてトナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、
    トナー濃度検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生
    成する劣化判定基準値生成手段と、測定指令により設定
    量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、トナ
    ー補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計時
    を開始し、計時開始後設定時間経過したときに判定指令
    を出力する計時手段と、測定指令によりトナー濃度検出
    手段の検出出力と劣化判定基準値生成手段の生成による
    劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判
    定基準値から外れたときに比較信号を発生する比較手段
    と、判定指令を受けたときに比較手段から比較信号が発
    生しないことを条件に現像剤が寿命である旨の判定信号
    を出力する判定手段とを設けたことを特徴とする電子写
    真記録装置。
  14. 【請求項14】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指
    令により設定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給
    手段と、トナー補給手段によるトナーの補給が完了した
    時点から計時を開始し、計時開始後設定時間経過したと
    きに判定指令を出力する計時手段と、測定指令によりト
    ナー濃度検出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較
    し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値から外れたとき
    に比較信号を発生する比較手段と、判定指令を受けたと
    きに比較手段から比較信号が発生しないことを条件して
    現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する判定手段と
    を設けたことを特徴とする電子写真記録装置。
  15. 【請求項15】  感光体表面を帯電する帯電手段と、
    原稿の表面に光を照射する光照射手段と、帯電された感
    光体の表面に原稿からの光を照射して感光体を露光する
    露光手段と、トナーと磁性キャリアを含む現像剤を露光
    された感光体表面に付着させる現像手段と、現像剤が付
    着された感光体からトナーを取りだして記録紙に転写す
    る転写手段と、トナーが転写された記録紙に熱と圧力を
    加えてトナーを記録紙に定着させる定着手段と、感光体
    を帯電工程から露光工程、現像工程、転写工程へと順次
    移動させる感光体移動手段と、記録紙を感光体に対して
    相対移動させる記録紙移動手段とを備えている電子写真
    記録装置において、トナーと磁性キャリアを含む現像剤
    のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤
    へのトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、計
    時開始後設定時間経過したときに判定指令を出力する計
    時手段と、測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出
    力と劣化判定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣
    化判定基準値に一致したときに比較信号を発生する比較
    手段と、判定指令を受けたときに比較手段から比較信号
    が発生しないことを条件として現像剤が寿命である旨の
    判定信号を出力する判定手段とを設けたことを特徴とす
    る電子写真記録装置。
  16. 【請求項16】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令を受けて
    トナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、トナー濃度
    検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生成する劣化
    判定基準値生成手段と、測定指令により設定量のトナー
    を現像剤に補給するトナー補給手段と、トナー補給手段
    によるトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、
    計時開始後設定時間経過したときに比較指令を出力する
    計時手段と、比較指令によりトナー濃度検出手段の検出
    出力と劣化判定基準値生成手段の生成による劣化判定基
    準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値に
    達してないときに現像剤が寿命である旨の判定信号を出
    力する比較判定手段とを設けたことを特徴とする現像装
    置。
  17. 【請求項17】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令により設
    定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、ト
    ナー補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計
    時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに比較指
    令を出力する計時手段と、比較指令によりトナー濃度検
    出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナー
    濃度検出値が劣化判定基準値に達してないときに現像剤
    が寿命である旨の判定信号を出力する比較判定手段とを
    設けたことを特徴とする現像装置。
  18. 【請求項18】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤へのトナー
    の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
    定時間経過したときに比較指令を出力する計時手段と、
    比較指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
    定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
    値に達してないときに現像剤が寿命である旨の判定信号
    を出力する比較判定手段とを設けたことを特徴とする現
    像装置。
  19. 【請求項19】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令を受けて
    トナー濃度検出手段の検出出力を取り込み、トナー濃度
    検出値に設定値を加えて劣化判定基準値を生成する劣化
    判定基準値生成手段と、測定指令により設定量のトナー
    を現像剤に補給するトナー補給手段と、トナー補給手段
    によるトナーの補給が完了した時点から計時を開始し、
    計時開始後設定時間経過したときに判定指令を出力する
    計時手段と、測定指令によりトナー濃度検出手段の検出
    出力と劣化判定基準値生成手段の生成による劣化判定基
    準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準値か
    ら外れたときに比較信号を発生する比較手段と、判定指
    令を受けたときに比較手段から比較信号が発生しないこ
    とを条件に現像剤が寿命である旨の判定信号を出力する
    判定手段とを設けたことを特徴とする現像装置。
  20. 【請求項20】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、測定指令により設
    定量のトナーを現像剤に補給するトナー補給手段と、ト
    ナー補給手段によるトナーの補給が完了した時点から計
    時を開始し、計時開始後設定時間経過したときに判定指
    令を出力する計時手段と、測定指令によりトナー濃度検
    出手段の検出出力と劣化判定基準値とを比較し、トナー
    濃度検出値が劣化判定基準値から外れたときに比較信号
    を発生する比較手段と、判定指令を受けたときに比較手
    段から比較信号が発生しないことを条件して現像剤が寿
    命である旨の判定信号を出力する判定手段とを設けたこ
    とを特徴とする現像装置。
  21. 【請求項21】  トナー導入口とトナー排出用開口部
    とを備えてトナーと磁性キャリアを含む現像剤を貯留す
    る容器と、容器内の現像剤を攪拌する攪拌器と、攪拌さ
    れた現像剤をトナー排出用開口部側へ導いてトナーを感
    光体に付着させる現像ローラとを備えている現像装置に
    おいて、トナーと磁性キャリアを含む現像剤のトナー濃
    度を検出するトナー濃度検出手段と、現像剤へのトナー
    の補給が完了した時点から計時を開始し、計時開始後設
    定時間経過したときに判定指令を出力する計時手段と、
    測定指令によりトナー濃度検出手段の検出出力と劣化判
    定基準値とを比較し、トナー濃度検出値が劣化判定基準
    値から外れたときに比較信号を発生する比較手段と、判
    定指令を受けたときに比較手段から比較信号が発生しな
    いことを条件として現像剤が寿命である旨の判定信号を
    出力する判定手段とを設けたことを特徴とする現像装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008191640A (ja) * 2007-01-10 2008-08-21 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP2011170104A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN107544220A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置
JP2020085973A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、キャリア劣化判断方法およびキャリア劣化判断プログラム

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