JP2002031954A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置

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JP2002031954A
JP2002031954A JP2000218910A JP2000218910A JP2002031954A JP 2002031954 A JP2002031954 A JP 2002031954A JP 2000218910 A JP2000218910 A JP 2000218910A JP 2000218910 A JP2000218910 A JP 2000218910A JP 2002031954 A JP2002031954 A JP 2002031954A
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carrier
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JP2000218910A
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English (en)
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Tsuneji Masuda
恒司 桝田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の交換を不要とする高メンテナンス性
を維持しつつ高画像品質を可能とする現像装置および画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 非画像部では、画像部におけるかぶり取
り電位(Vback)よりも大きなかぶり取り電位を与
えることで、感光ドラム上の非画像部にキャリアを付着
させて、付着させたキャリアを感光ドラム28上に搬送
させてクリーニング装置(クリーナー26)によって回
収させる。ここで、回収を行うためのかぶり取り電位の
設定値をトナー濃度の値によって変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤によって現
像を行う現像装置およびこのような現像装置を備えた、
例えば、複写機やプリンタなどの画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置、そ
の中でも特に有彩色の画像形成を行う画像形成装置にお
いて、非磁性トナーと磁性キャリアを混合して現像剤と
して使用する2成分現像方式が広く利用されている。
【0003】2成分現像方式は現在知られている他の現
像方式に比較して、画質の安定性、装置の耐久性などの
長所を備えている一方、長期の耐久による現像剤の劣
化、特にキャリアの劣化が不可避であったため、画像形
成装置の長期使用に伴い現像剤交換という作業を行う必
要がある。
【0004】この問題に対する解決するための技術がい
くつか知られている。例えば、特公平2−21591号
公報に開示された技術について簡単に説明する。
【0005】すなわち、電子写真複写機用の現像装置に
おいて、キャリアとトナーを攪拌する攪拌手段と、同攪
拌手段で攪拌された現像剤を感光体へ供給する現像ロー
ルと、攪拌手段の上方にキャリア補給装置とトナー補給
装置とを分離しまたは一体化して設け、更に、現像装置
ハウジングの側壁に現像剤溢出部を設ける。
【0006】このように現像剤溢出部を設けることによ
って、新しい現像剤を補給装置により少しずつ補給する
とともに、現像剤溢出部より現像剤を排出することがで
きるので、現像装置ハウジング内の現像剤の特性を一定
に維持させることができ、その結果、複写物の画質も一
定に保持させることができる。
【0007】また、このような技術においては、現像装
置ハウジング内の古くなった現像剤は現像剤溢出部より
順次自動的に排出されるため、現像剤溢出部を備えてい
ない装置のように、現像装置を複写機より外し、同装置
のハウジング内の古い現像剤を取出し、新しい現像剤を
再充填した後に再び現像装置を取付けるといった面倒な
現像剤交換作業が不必要となり、しかも現像剤飛散が防
止されて衛生的となる。
【0008】つまり、劣化した現像剤(キャリア)を新
しいものと徐々に入れ替えていくことで、見かけ上のキ
ャリアの劣化進行が止まり、現像剤全体としては特性が
安定する。これによって現像剤交換という作業を不要に
し、メンテナンス性を向上させるというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0010】近年フルカラー複写機/プリンタの市場が
拡大し、さまざまな機能が要求されている中で、例えば
高画質高安定を追求した画像形成装置が多く製品化され
ており、今後も市場の主流のひとつになっていくと思わ
れる。
【0011】しかし、上述した画像形成装置では、補給
されたばかりでまだ劣化していないキャリアもいっしょ
に排出してしまうため、長期の使用に従って著しく劣化
したキャリアと軽微な劣化キャリアが混在した状態にな
るため、見かけ上のキャリアの劣化進行が止まり、現像
剤全体としては特性が安定するとはいえ、その安定する
レベルが初期よりかなり悪化したレベルになってしま
う。
【0012】つまり従来の技術では、現像剤の交換が不
要になりメンテナンス性は向上するが、現像剤の特性と
しては低いレベルでの安定であり、高画質を維持するも
のとは言えなかった。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、現像
剤の交換を不要とする高メンテナンス性を維持しつつ高
画像品質を可能とする現像装置および画像形成装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体表面上に形成された静電
潜像を現像化する現像装置において、前記像担持体に隣
接して設けられ、トナーとキャリアからなる2成分現像
剤を攪拌しつつ前記静電潜像に対して現像剤を付与する
現像装置本体と、該現像装置本体内に新しい現像剤を供
給する供給手段と、前記現像剤の成分濃度を検出する検
出手段と、電気的な力によって前記現像装置本体内の現
像剤を排出する排出手段と、前記検出手段の検出結果に
応じて前記電気的な力を制御する制御手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0015】従って、排出手段によって現像剤が排出さ
れるので現像剤の交換作業は必要なく、また、電気的な
力によって現像剤を排出するため、現像剤に含まれるキ
ャリアのうち劣化することで電気的に吸引されやすくな
ったものを優先的に排出され、かつ、検出手段により検
出された成分濃度に応じて電気的な力を制御することで
除去する必要のない新しいキャリアの排出を抑えること
ができる。
【0016】また、本発明の画像形成装置にあっては、
像担持体上を一様に帯電する帯電手段と、該帯電手段に
よって一様に帯電された像担持体表面上に静電潜像を形
成する潜像形成手段と、該潜像形成手段によって形成さ
れた静電潜像を現像化する現像装置と、を備えた画像形
成装置において、前記現像装置は、前記像担持体に隣接
して設けられ、トナーとキャリアからなる2成分現像剤
を攪拌しつつ前記静電潜像に対して現像剤を付与する現
像装置本体と、該現像装置本体内の現像剤の成分濃度を
検出する検出手段と、該現像装置本体内に新しい現像剤
を供給する供給手段と、を有すると共に、前記帯電手段
によって帯電された電位と前記現像装置によって現像化
する際に印加する現像バイアス電位との電位差を、前記
検出手段による検出結果に応じて制御しつつ、該電位差
による電気的な力によって、前記現像装置本体内の現像
剤を像担持体表面上に排出することを特徴とする。
【0017】従って、排出手段によって現像剤が排出さ
れるので現像剤の交換作業は必要なく、また、電気的な
力によって現像剤を排出するため、現像剤に含まれるキ
ャリアのうち劣化することで電気的に吸引されやすくな
ったものを優先的に排出され、かつ、検出手段により検
出された成分濃度に応じて電気的な力を制御することで
除去する必要のない新しいキャリアの排出を抑えること
ができる。
【0018】前記検出手段は、現像剤に向かって光を照
射する発光部材と、該発光部材によって照射して反射し
た反射光を受光する受光部材と、を有し、該受光部材に
よって受光した光の光量によって成分濃度を検出すると
よい。
【0019】前記発光部材及び受光部材は光透過性の窓
を介して現像剤の収納位置とは反対側に設置されるとよ
い。
【0020】前記検出手段は、現像剤中の磁性キャリア
の透磁率を測定する測定手段を備え、該測定手段による
測定結果によって成分濃度を検出するとよい。
【0021】前記電気的な力の大きさは、前記現像装置
本体内に収納されたキャリアのうち、所定の帯電量以上
に帯電されたキャリアを、現像剤の成分濃度に応じて引
き付けることのできる大きさに設定されるとよい。
【0022】これにより劣化の進んでいないキャリアの
排除が抑えられる。
【0023】前記現像剤の像担持体表面上への排出は、
非画像領域に行うとよい。
【0024】これにより画像形成を妨げることはない。
【0025】前記排出が行われる非画像領域は、画像形
成領域に対して上流側及び下流側の領域であるとよい。
【0026】前記排出が行われる非画像領域は、画像形
成領域に対して幅方向の両端側の領域であることも好適
である。
【0027】非画像形成領域における、前記現像装置本
体内の現像剤を像担持体表面上に排出する際の、前記帯
電手段による帯電電位と現像装置による現像バイアス電
位との電位差は、画像形成領域における現像化を行う際
の、前記帯電手段による帯電電位と現像装置による現像
バイアス電位との電位差よりも大きくなるように設定す
る。
【0028】これにより、画像形成領域上に対して不要
な現像剤が排出されることはない。
【0029】前記像担持体表面上に排出された現像剤を
回収するクリーニング装置を備えるとよい。
【0030】前記クリーニング装置は、現像剤を磁気吸
着する磁気ブラシを有するとよい。
【0031】これにより、像担持体表面に対する摩擦を
抑えながらクリーニングが可能となる。
【0032】前記像担持体は、アモルファスシリコンに
よって形成された感光体ドラムであるとよい。
【0033】これにより、ドラム表面上に傷がつきにく
くなる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0035】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係る現像装置および画
像形成装置について説明する。
【0036】まず、特に、図2を参照して本発明の実施
の形態に係る画像形成装置全体の構成等について説明す
る。図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装
置の模式的断面図である。
【0037】図2において、まず帯電手段としての帯電
器21によって一様に帯電された像担持体としての感光
ドラム28の表面を、潜像形成手段としてのレーザー2
2によって露光することで感光ドラム28上に静電潜像
を形成し、この潜像を現像装置1によって現像すること
で感光ドラム28上にトナー像を形成する。
【0038】このトナー像が転写帯電器23による転写
バイアスによって、転写ベルト24によって搬送される
記録紙27上に転写された後、記録紙27は転写ベルト
24から剥離され、定着器25によって加圧かつ加熱さ
れ、永久画像を得る。また、転写後に感光ドラム28上
に残った残トナーはクリーナー(クリーニング装置)2
6により除去され、次の画像形成に備える。
【0039】次に、特に図1を参照して現像装置1につ
いて詳しく説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
現像装置の模式的断面図である。
【0040】現像装置1の装置本体内には、非磁性トナ
ーと磁性キャリアからなる2成分現像剤が収容されてお
り、その初期状態における現像剤中のトナー濃度は7%
である。この値はトナーの帯電量、キャリア粒径、画質
形成装置の構成などで適正に調整されるべきものであっ
て、必ずしもこの数値に従わなければいけないものでは
ない。
【0041】現像装置1の装置本体は感光ドラム28に
対向した位置に相当する現像領域が開口しており、この
開口部に一部露出するようにして現像スリーブ3が回転
可能に配置されている。
【0042】この現像スリーブ3は非磁性材料で構成さ
れており、磁界発生手段である固定のマグネット4を内
包している。そして、現像動作時には図1中矢印方向に
回転し、現像容器2内の2成分現像剤を層状に保持しつ
つ現像領域に担持搬送し、感光ドラム28と対向する現
像領域に2成分現像剤を供給して、感光ドラム28に形
成されている静電潜像を現像する。
【0043】静電潜像を現像した後の現像剤は、現像ス
リーブ3の回転にしたがって搬送され、現像容器2内に
回収される。また、現像容器2内においては、第1現像
剤循環スクリュー2a(現像スリーブ3に近い側)、お
よび、第2現像剤循環スクリュー2b(現像スリーブ3
から遠い側)によって、現像容器2内の現像剤は循環
し、かつ混合攪拌される。
【0044】なお、現像剤の循環方向は、図示の例では
第1現像剤循環スクリュー2a側で図1の手前側から奥
側に向かう方向、第2現像剤循環スクリュー2b側では
図1の奥側から手前側に向かう方向である。
【0045】現像スリーブ3の近傍には、現像剤の成分
濃度を検出するための検出手段としてのトナー濃度検出
装置10が設置されている。本実施の形態では、光透過
性の検出窓の裏面側に配置した発光部と受光部を用い
て、2成分現像剤からの反射光量の多少を検出すること
によってトナー濃度を検出する方法を用いている。
【0046】ただし、検出方式としては、特にこの方式
に限ったものではなく、たとえば、現像剤中の磁性キャ
リアの透磁率からトナー濃度を検知する方式(インダク
タンス方式)などを用いても良い。
【0047】また、現像装置1の下流側の感光ドラム2
8近傍にはパッチ画像濃度検知センサー11が設置され
ている。このパッチ画像濃度検知センサー11によっ
て、感光ドラム28上に現像されたパッチ画像の濃度を
検知し、そのパッチ画像濃度を一定に維持するように、
現像器1中の2成分現像剤のトナー濃度を制御する。
【0048】新しい現像剤を供給するための供給手段と
しての現像剤カートリッジ5は、略円筒形で画像形成装
置本体(現像装置本体)から容易に脱着可能に構成され
ている。なお、図3には装置本体から取り外した現像剤
カートリッジの模式的一部破断斜視図である。
【0049】現像剤カートリッジ5は、画像形成装置本
体に対して手前側から挿入し、手前側の把手5cを右側
にひねることで回転し、この回転動作によって現像剤補
給口6aが開口する。なお、現像剤カートリッジ5を画
像形成装置本体から離脱する際には把手5cを左側にひ
ねることで開口部が閉じ、内包する粉体が外部にもれる
ことはない。
【0050】また、現像剤カートリッジ5内には、補給
される現像剤を攪拌するための攪拌部材7が内蔵されて
いる。図3に現像剤カートリッジ5の内部が一部示され
ているが、攪拌部材7はこれを示したように樹脂フィル
ムなどをらせん状にしたものを剛体の軸で回転駆動する
ようにしたので、適宜回転することで現像剤をカートリ
ッジ5内の現像剤を攪拌し、また現像剤の補給を補助す
る機能を備える。
【0051】画像形成によって消費された分のトナー
は、攪拌部材7の回転力と重力によって、現像剤カート
リッジ5から現像剤補給口6aを通過して、現像容器2
に配設された補給スクリュー8へと搬送され、補給スク
リュー8の回転に従い現像容器2内に補給される。
【0052】このようにして現像剤カートリッジ5から
現像装置1の装置本体内に補給現像剤(新しい現像剤)
が補給される。この補給現像剤のトナー及びキャリアの
混合比は重量比で9:1程度であるが、特にこの数値に
限定されるものではない。即ち、現像容器2内の2成分
現像剤の比に対してトナー量が圧倒的に多く、体積比を
考えればトナー中にキャリアが微量混合されているもの
と考えることもできる。
【0053】つまり、画像形成によって消費されたトナ
ーを補う際に、微量のキャリアを徐々に補給していくこ
とになる。補給される現像剤のキャリアの比が多くなれ
ば同じ量のトナー補給でキャリアの入れ替わり量が多く
なり、現像装置1内の2成分現像剤はフレッシュな状態
に近づくが、その分キャリアの消費量が多くなる。この
ためそれぞれの装置において適当な混合比を別途定める
のが好ましい。
【0054】また、トナー(及びキャリア)の補給量は
補給スクリュー8の回転数によっておおよそ定められる
が、この回転数は図示しないトナー補給量制御手段によ
って定められる。
【0055】次に、本実施の形態にて用いられる2成分
現像剤、すなわち、トナーおよびキャリアについて説明
する。
【0056】トナーは、結着樹脂、着色剤、そして、必
要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子と、コロ
イダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている着
色粒子とを有している。そして、トナーは、負帯電性の
ポリエテスル系樹脂であり、体積平均粒径は5μm以上
かつ8μm以下が好ましい。なお、本実施の形態におけ
る体積平均粒径は7.0μmとした。
【0057】又、キャリアは、例えば表面酸化或は未酸
化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土
類などの金属、及びそれらの合金、或は酸化物フェライ
トなどが好適に使用可能であり、これらの磁性粒子の製
造法は特に制限されない。そして、キャリアは、重量平
均粒径が20〜50μm、好ましくは30〜40μmで
あり、抵抗率が107Ωcm以上、好ましくは108Ωc
m以上である。本実施の形態では108Ωcm以上のも
のを用いた。
【0058】尚、本実施の形態にて用いられるトナーに
ついて、体積平均粒径は以下に示す装置及び方法にて測
定した。
【0059】測定装置としては、コールターカウンター
TA−II型(コールター社製)、個数平均分布、体積
平均分布を出力するためのインターフェース(日科機
製)及びCX−Iパーソナルコンピュータ(キヤノン
製)を使用し、電解水溶液として、一級塩化ナトリウム
を用いて調製した1%NaCl水溶液を使用した。
【0060】測定方法は以下に示す通りである。即ち、
上記の電解水溶液100〜150ml中に分散剤として
界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩
を0.1ml加え、測定試料を0.5〜50mg加え
る。
【0061】試料を懸濁した電解水溶液は超音波分散器
で約1〜3分間分散処理を行ない、上記のコールターカ
ウンターTA−II型により、アパーチャーとして10
0μmアパーチャーを用いて2〜40μmの粒子の粒度
分布を測定して体積平均分布を求める。こうして求めた
体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
【0062】又、本実施の形態にて用いられるキャリア
の抵抗率は、測定電極面積4cm2、電極間間隔0.4
cmのサンドイッチタイプのセルを用いて、片方の電極
に1kgの重量の加圧下で、両電極間の印加電圧E(V
/cm)を印加して、回路に流れた電流から、キャリア
の抵抗率を得る方法によって測定した。
【0063】次に、本実施の形態の特徴的な部分である
現像剤の回収を行うための構成(現像剤を排出する排出
手段)等について、特に図4および図5を用いて詳しく
説明する。
【0064】図4は本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置における各部の電位関係を示す電位関係図で
あり、図5はかぶり取り電位に対する像担持体表面(ド
ラム表面)上へのキャリアの付着量の関係を示す関係図
である。
【0065】図4には、帯電器21によって帯電された
感光ドラム28表面をレーザー22によって露光した後
における、ドラム回転方向のドラム表面上の電位と現像
装置に印加される現像バイアス電位について示してい
る。
【0066】図4に示すように、感光ドラム28のドラ
ム表面は帯電器21によって−700Vに一様に帯電さ
れており、画像形成領域である画像部(最終的にシート
上に画像形成され得る領域に対応する部分を意味し、例
えば、シート上に印字するような場合に文字間の印字さ
れない部分等も画像部に含まれる)はレーザーによって
露光され−200Vになる。
【0067】画像部における現像部分を現像する時の現
像バイアスは−550Vであり、レーザーによる露光部
の電位と現像バイアス電位との差で与えられる現像電位
(Vcont)=350Vでドラム上にトナーが現像さ
れる。
【0068】一方、画像部における白地部電位は−70
0Vなので、現像バイアス電位と白地部電位との差で与
えられるかぶり取り電位(Vback)=150Vでド
ラム上からかぶりトナーが現像スリーブ3側に引き戻さ
れる。
【0069】このように、この時のかぶり取り電位は1
50Vと小さいため、キャリアに働くドラム側に引き付
ける電気的な力は、現像スリーブ3の磁気力によって現
像スリーブ3側に引き付ける力より弱いので、キャリア
がドラムに付着することはない。
【0070】これまでの説明は、通常の画像形成領域に
対応した部分における通常動作に関する説明である。次
に、かぶり取り電位を利用して、劣化したキャリアを排
出するための動作について説明する。
【0071】本実施の形態においては、画像部に対して
上流側及び下流側(画像先端側及び後端側)の非画像部
(最終的にシート上に画像形成され得ない領域に対応す
る部分を意味し、例えば、シート上に印字するような場
合に文字間の印字されない部分等も非画像部に含まれな
い)A,Bでは、画像部と同様に感光ドラムは−700
Vに帯電しているが、現像バイアスを、トナー濃度検出
装置10の検出値によって変える(制御手段)ことで、
Vbackを可変としている。本実施の形態におけるV
backの設定について以下に説明する。
【0072】図5(a)は、トナー濃度が7%の新剤お
よび劣化剤における、Vbackの値と感光ドラム上に
付着するキャリア量の関係を示している。
【0073】新剤では、Vbackが300Vでキャリ
ア付着は起こらないが、劣化剤ではキャリア付着が発生
するのが分かる。本実施の形態での初期現像剤のトナー
濃度は7%であるので、初期値はVbackを300V
に設定する。こうすることで、耐久後の劣化剤のみを回
収することができる。
【0074】次に図5(b)は、トナー濃度が5%の新
剤および劣化剤における、Vbackの値と感光ドラム
上に付着するキャリア量の関係を示している。Vbac
kが300Vでは、新剤であってもキャリア付着が発生
する。この時のキャリア付着は、キャリアから感光ドラ
ムへ電荷が注入されることにより起こったものである。
【0075】つまり、Vbackが初期の設定値である
300Vのままだと、耐久後にトナー濃度が5%になる
と、劣化キャリアだけでなく補給された新しいキャリア
までも回収されてしまうことになる。
【0076】従って、本実施の形態では、パッチ画像濃
度検知センサー11の検知結果に基づく制御によって、
耐久後のトナー濃度が変化して、トナー濃度検出装置1
0の検出値が5%になると、Vbackを250Vに設
定することで、劣化キャリアを優先的に回収するように
している。
【0077】このように、トナー濃度とVbackの関
係から、適正なVbackの値を決定し、現像バイアス
Aの値を決定する。
【0078】付着したキャリアは感光ドラム28上で搬
送されてクリーニング装置(クリーナー26)で回収さ
れる。
【0079】なお、これまでの説明で用いた感光ドラム
上電位、現像バイアス、Vcont、Vback等の値
はこれら値に限ったものではなく、現像剤や装置構成の
違いによって適宜変わるものであることはいうまでもな
い。
【0080】以上のように、かぶり取り電位を利用し
て、電気的な力によって現像剤を排出するようにしたこ
とによって、特に排出されるキャリアは、劣化キャリア
が優先的に排出されるため、新しいキャリアを現像装置
に補給することで、長期に亙って現像剤の特性を初期に
近い状態に維持することができる。
【0081】この点について以下に説明する。
【0082】長期使用による現像剤の劣化は、キャリア
表面にトナーが固着するいわゆるトナースペントと、ト
ナーから離脱した外添剤がキャリア表面に付着するいわ
ゆる外添剤付着の2つが大きな原因である。
【0083】ここで、キャリアに比べてトナーの抵抗率
は高いため、トナースペントが進行していくとキャリア
の抵抗率は高くなる。キャリアはトナーと接触し、摩擦
帯電することで、トナーと逆極性に帯電するが、現像ス
リーブや空気中に放電することで徐々に減衰する。
【0084】しかし、トナースペントが起こり、抵抗率
が高くなると減衰しずらくなるため、初期キャリアに比
べてトリボが高くなる。従って、トリボの高い劣化キャ
リアは初期キャリアよりも、電気的な力によって引き付
けられやすくなる。
【0085】すなわち、上述のような構成では、劣化キ
ャリアはかぶり取り電位(上述したように、感光ドラム
から現像スリーブ側に力が働く電位(Vback))に
よって感光ドラムに現像されやすくなる。
【0086】また、外添剤付着量が多いと、スペーサー
効果によって、キャリアはトナーや現像剤から離れやす
くなり、この場合も劣化するほど電気的な力によって引
き付けられやすくなる。
【0087】従って、キャリアが劣化するほど、電気的
な力によって優先的に引き付けられやすくなり、結局、
劣化した現像剤を優先的に排出することが可能となるの
である。
【0088】また、耐久後にトナー濃度が低下した場
合、現像剤としての抵抗が下がるため、初期と同じVb
ack電位だと補給されたばかりの劣化していないキャ
リアまで感光ドラムに付着してしまう。この付着は、劣
化キャリアが静電気的に付着するのに対し、抵抗が下が
ったことでキャリアから感光ドラムへ電荷が注入される
ことにより起こる。
【0089】しかし、耐久後のトナー濃度が変化した現
像剤でも、トナー濃度に合わせてVback電位を適正
な値に変えるように制御することで、キャリアから感光
ドラムへ電荷が注入されるのを防ぎ、安定して劣化現像
剤を優先的に排出することができる。
【0090】以上説明したように、本実施の形態に係る
画像形成装置によって、現像剤の交換が不要であるとい
う高メンテナンス性を有し、且つ初期の画質を維持する
という高画質高安定を、簡易な構成で実現することがで
きる。
【0091】(第2の実施の形態)図6には、第2の実
施の形態が示されている。上記第1の実施の形態では、
劣化現像剤を排出する場合における排出部分となる非画
像形成領域を、画像形成領域に対して上流側及び下流側
とした場合について示したが、本実施の形態では、画像
形成領域に対して幅方向の両端側とした場合について示
す。
【0092】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0093】図6は本発明の第2の実施の形態に係る画
像形成装置における各部の電位関係を示す電位関係図で
あり、上記第1の実施の形態の場合と同様に帯電及び露
光した後の、ドラム回転方向のドラム上電位と現像装置
に印加される現像バイアス電位について示している。
【0094】本実施の形態における感光ドラム28のド
ラム表面上電位は、画像部では−500Vに帯電され、
非画像部では帯電量をトナー濃度によって可変に構成さ
れている。画像部と非画像部の電位を変える方法として
は、帯電器のワイヤー高さやグリッド形状を変える等が
あるが、特に限定するものではない。
【0095】画像部はレーザーによって露光され−10
0Vになる。画像部における現像部分を現像する時の現
像バイアスは−350Vであり、現像電位(Vcon
t)=250Vでドラム上にトナーが現像される。
【0096】一方、画像部の白地部電位は−500Vな
ので、かぶり取り電位(Vback)=150Vでドラ
ム上からかぶりトナーが現像スリーブ3側に引き戻され
る。
【0097】このように、この時のかぶり取り電位は1
50Vと小さいため、キャリアに働くドラム側に引き付
ける電気的な力は、現像スリーブ3の磁気力によって現
像スリーブ3側に引き付ける力より弱いので、キャリア
がドラムに付着することはない。
【0098】これまでの説明は、通常の画像形成領域に
対応した部分における通常動作に関する説明である。次
に、かぶり取り電位を利用して、劣化したキャリアを排
出するための動作について説明する。
【0099】本実施の形態においては画像部に対して幅
方向両端側(手前側及び奥側)の非画像部A,Bでは、
画像部と異なり、感光ドラムはBVに帯電する。
【0100】ここで、電位Bの値は、上記第1の実施の
形態の場合と同様に、トナー濃度とVbackの関係か
ら適正値に設定され、感光ドラム28上にキャリアが付
着する。
【0101】その他の構成等については、上記第1の実
施の形態の場合と同様である。
【0102】従って、上記第1の実施の形態の場合と同
様に、高メンテナンス性を有し、かつ、高画質を維持す
ることができる。
【0103】更に、本実施の形態では、感光ドラムの長
手方向の非画像部に劣化キャリアを付着させることで、
常に非画像部で劣化キャリアの排出動作が行われるた
め、クリーニング装置で劣化キャリアを回収する時に、
画像域となり得る部分にドラム傷が発生することを防止
でき、画質を悪化させることを防止することができる。
【0104】(第3の実施の形態)図7には、第3の実
施の形態が示されている。本実施の形態では、クリーニ
ング装置を磁気ブラシクリーニング装置とした場合につ
いて示している。その他の構成および現像剤の排出方法
については上記の各実施の形態と同一なので、同一の構
成部分については同一の符号を付して、その説明は省略
する。
【0105】図7は本発明の第3の実施の形態に係る画
像形成装置の模式的断面図である。
【0106】図7に示すように、本実施の形態ではクリ
ーニング装置を磁気ブラシクリーニング装置26とした
ことに特徴がある。
【0107】磁気ブラシクリーニング装置26は、キャ
リアを直接マグネットに、あるいはマグネットを内包す
るスリーブ上に磁気的に拘束させて、磁気ブラシ部を形
成したものであり、停止あるいは回転させて磁気ブラシ
部を感光ドラム28の表面に接触させて、ドラム表面上
の廃トナーをクリーニングするものである。
【0108】従って、ドラム表面上に付着したキャリア
を磁気的に回収するため、キャリアとドラム表面との摺
擦が少なく、キャリア回収によってドラム表面上に傷が
つきずらくすることができる。
【0109】このように、クリーニング装置を磁気ブラ
シクリーニング装置26とすることで、キャリアを回収
する時に、画像域におけるドラム傷の発生を防止し、画
質を悪化させることを防止することができる。
【0110】(第4の実施の形態)本実施の形態では、
感光体ドラムをアモルファスシリコンで構成した場合に
ついて説明する。その他の構成および現像剤の排出方法
については上記の各実施の形態と同一なので、その説明
は省略する。
【0111】感光ドラム28を、水素化アモルファスシ
リコンを感光層として構成する。周知のように、アモル
ファスシリコンドラムは、ビッカース硬度が1500〜
2000kg/cm2と機械的強度が極めて高く、キャ
リア回収によってドラム表面上に傷がつきずらい。
【0112】このように、感光ドラムをアモルファスシ
リコンドラムとすることで、キャリアを回収する時に、
画像域におけるドラム傷の発生を防止し、画質を悪化さ
せることを防止することができる。また、画像形成装置
全体としても長寿命化につながる。
【0113】(その他の実施の形態)これまでの各実施
の形態においては、かぶり取り電位を利用して、劣化現
像剤、特に劣化キャリアを排出する構成について説明し
た。しかし、上述したように、電気的な力を与えれば、
キャリアのうち劣化したものを優先的に排出できるの
で、かぶり取り電位を利用しなくても、例えば、劣化現
像剤を排出するための専用の装置を取り付けても良い。
【0114】ただし、このときに与える電気的な力は、
新しいキャリアまでも引き付けてしまわないように設定
することが必要である。すなわち、収納されたキャリア
のうち所定量以上に帯電されたもののみを引き付けるこ
とのできる大きさに設定しておけば、(確率的に)優先
的に劣化したものを排出できるのである。
【0115】なお、この電気的な力をトナー濃度に応じ
て変化させることは上記実施の形態の中で説明したこと
と同様である。
【0116】また、上記説明においては、トナー濃度が
ある値となった場合に、具体的には初期のトナー濃度が
7%であるのに対して5%になったときにVbackの
設定を変えるというような、段階的な制御を行うような
場合を例にして説明したが、トナー濃度の変化に対応さ
せて常に連続的に設定値を変更するように制御しても良
い。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電気的
な力によって現像装置本体内の現像剤を排出する排出手
段を備えることによって、現像剤の交換作業は必要な
く、また、電気的な力によって現像剤を排出するため、
現像剤に含まれるキャリアのうち劣化することで電気的
に吸引されやすくなったものを優先的に排出することが
でき、かつ、検出手段により検出された成分濃度に応じ
て電気的な力を制御することで除去する必要のない新し
いキャリアの排出を抑えることができ、高メンテナンス
性を維持しつつ高画像品質を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る現像装置の模式的断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の模式的断面図である。
【図3】現像剤カートリッジの模式的一部破断斜視図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
における各部の電位関係を示す電位関係図である。
【図5】かぶり取り電位に対する像担持体表面(ドラム
表面)上へのキャリアの付着量の関係を示す関係図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
における各部の電位関係を示す電位関係図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 現像容器 2a 現像剤循環スクリュー 2b 現像剤循環スクリュー 3 現像スリーブ 4 マグネット 5 カートリッジ 6a 現像剤補給口 7 攪拌部材 8 補給スクリュー 10 トナー濃度検出装置 11 パッチ画像濃度検知センサー 21 帯電器 22 レーザー 23 転写帯電器 24 転写ベルト 25 定着器 26 クリーナー 26 磁気ブラシクリーニング装置 27 記録紙 28 感光ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 316 21/14 372 Fターム(参考) 2H003 AA01 BB11 CC01 DD06 DD08 DD11 2H027 DA01 DA02 DA04 DA06 DD07 DD09 DE02 DE04 DE07 DE10 EA01 EA05 EA09 EA20 EC03 EC06 EC09 EC14 ED01 ED03 ED09 ED27 2H034 AA06 BE00 2H073 AA03 AA07 BA02 BA09 BA13 BA23 BA25 BA43 CA03 2H077 AA02 AB01 AB13 AC02 AC13 AD06 AD35 CA19 DA10 DA20 DA42 DA52 DA63 DA64 DB08 DB12 DB14 EA03 GA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体表面上に形成された静電潜像を現
    像化する現像装置において、 前記像担持体に隣接して設けられ、トナーとキャリアか
    らなる2成分現像剤を攪拌しつつ前記静電潜像に対して
    現像剤を付与する現像装置本体と、 該現像装置本体内に新しい現像剤を供給する供給手段
    と、 前記現像剤の成分濃度を検出する検出手段と、 電気的な力によって前記現像装置本体内の現像剤を排出
    する排出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記電気的な力を制御
    する制御手段と、を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】像担持体上を一様に帯電する帯電手段と、 該帯電手段によって一様に帯電された像担持体表面上に
    静電潜像を形成する潜像形成手段と、 該潜像形成手段によって形成された静電潜像を現像化す
    る現像装置と、を備えた画像形成装置において、 前記現像装置は、前記像担持体に隣接して設けられ、ト
    ナーとキャリアからなる2成分現像剤を攪拌しつつ前記
    静電潜像に対して現像剤を付与する現像装置本体と、該
    現像装置本体内の現像剤の成分濃度を検出する検出手段
    と、該現像装置本体内に新しい現像剤を供給する供給手
    段と、を有すると共に、 前記帯電手段によって帯電された電位と前記現像装置に
    よって現像化する際に印加する現像バイアス電位との電
    位差を、前記検出手段による検出結果に応じて制御しつ
    つ、該電位差による電気的な力によって、前記現像装置
    本体内の現像剤を像担持体表面上に排出することを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、現像剤に向かって光を照
    射する発光部材と、該発光部材によって照射して反射し
    た反射光を受光する受光部材と、を有し、該受光部材に
    よって受光した光の光量によって成分濃度を検出するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記発光部材及び受光部材は光透過性の窓
    を介して現像剤の収納位置とは反対側に設置されること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、現像剤中の磁性キャリア
    の透磁率を測定する測定手段を備え、該測定手段による
    測定結果によって成分濃度を検出することを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記電気的な力の大きさは、前記現像装置
    本体内に収納されたキャリアのうち、所定の帯電量以上
    に帯電されたキャリアを、現像剤の成分濃度に応じて引
    き付けることのできる大きさに設定されることを特徴と
    する請求項3,4または5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記現像剤の像担持体表面上への排出は、
    非画像領域に行うことを特徴とする請求項3〜6のいず
    れか一つに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記排出が行われる非画像領域は、画像形
    成領域に対して上流側及び下流側の領域であることを特
    徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記排出が行われる非画像領域は、画像形
    成領域に対して幅方向の両端側の領域であることを特徴
    とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】非画像形成領域における、前記現像装置
    本体内の現像剤を像担持体表面上に排出する際の、前記
    帯電手段による帯電電位と現像装置による現像バイアス
    電位との電位差は、画像形成領域における現像化を行う
    際の、前記帯電手段による帯電電位と現像装置による現
    像バイアス電位との電位差よりも大きくなるように設定
    することを特徴とする請求項7,8または9に記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】前記像担持体表面上に排出された現像剤
    を回収するクリーニング装置を備えることを特徴とする
    請求項2〜10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記クリーニング装置は、現像剤を磁気
    吸着する磁気ブラシを有することを特徴とする請求項1
    1に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】前記像担持体は、アモルファスシリコン
    によって形成された感光体ドラムであることを特徴とす
    る請求項2〜12のいずれか一つに記載の画像形成装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165061A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プロセスカートリッジおよび画像形成方法
JP2011118146A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Canon Inc 画像形成装置
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