JPH09269644A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09269644A
JPH09269644A JP8078026A JP7802696A JPH09269644A JP H09269644 A JPH09269644 A JP H09269644A JP 8078026 A JP8078026 A JP 8078026A JP 7802696 A JP7802696 A JP 7802696A JP H09269644 A JPH09269644 A JP H09269644A
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JP
Japan
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developer
developing device
deterioration
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JP8078026A
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English (en)
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Kiyotaka Ota
清高 太田
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
So Kai
創 甲斐
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の劣化度合いを検出する検出値に応
じた現像剤を交換し、現像剤の無駄な交換の防止及び現
像剤の長期にわたる特性を維持することを目的とする。 【構成】 設定された現像剤の所定値である使用時間
C0に測定値Cが達したときに現像剤の劣化度合いを計
測する。現像剤の劣化度合いが計測されると、計測値A
とあらかじめ設定された設定値A0との比較を行い、こ
の結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値とあら
かじめ設定された設定値との比較結果から現像剤の交換
量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制御され
た現像剤の交換動作、すなわち図2の現像器下部に配置
したシャッタ43が開き、決定された回収量を回収用器
32に現像器内の現像剤を回収するよう開放時間が制御
され、回収終了後にシャッタ43を閉じ現像剤供給ロー
ラ38が回転を開始し、回収量と同量の未使用現像剤の
供給量を現像器に供給するようにローラ回転時間が制御
する動作が実施され、現像剤の補給が終了すると現像剤
の交換動作が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の電子写真作像装置で二成分現像剤を用いる現像装
置における現像剤補給・回収装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電
子写真作像装置で二成分現像剤を用いる現像装置におい
て、少なくともトナーとキャリアから成る現像剤は劣化
するので、ある一定期間ごとに現像器内の現像剤の全部
もしくは一部を交換する必要が生じる。この現像剤の交
換即ち現像剤の供給と回収は通常サービスマンによって
行われるが、自動で行うことを目的とした技術も多く見
られる。現像剤交換を自動で行うときの方法として、特
開平4ー29271や特開平4ー29270では、印刷
枚数が設定の枚数に達したならば、または現像機の稼動
時間が一定の時間に達したならば、現像機内の使用済み
現像剤又は一部の所定の現像剤量を排出する手段と、排
出量とほぼ同量の新品現像剤を現像機に供給する手段と
を備えた現像剤給排装置が開示されている。
【0004】しかし、この方法では装置の使用状況や使
用環境による現像剤の劣化程度の差に関係なく、一定の
使用時間毎又は所定枚数毎に一定量の現像剤交換を繰り
返すため、長い期間における不使用状態の現像剤の劣化
による画像品質の低下もしくはまだ使用できる現像剤を
交換してしまうことによる無駄の発生の可能性がある。
このように、現像剤の交換時期までの現像剤劣化による
画像品質の低下や現像剤交換による急激な画像品質の変
化が発生し、画像調整が困難となり、あまり好ましいも
のではない。
【0005】このため、装置の使用状況や使用環境によ
る現像剤の劣化程度の差を検知する方法が提案されてい
る。すなわち、現像剤交換を自動で行うときは何らかの
方法で現像剤の使用時間をカウントするか、現像剤の劣
化の度合いを検出し、あらかじめ設定された時間もしく
は劣化度合いに達したときに現像剤の交換(回収、供
給)を実施するものである。
【0006】このような方法で現像剤の劣化の度合いを
検出し現像剤交換を実施する方法として、特開昭53ー
49439では現像剤と接触する導電性ローラへのトナ
ー付着量により現像剤劣化検知をし、この信号により現
像器内の劣化現像剤の排出及び新たな現像剤の供給を自
動的に行う方法が開示され、特開平4ー80777では
現像剤中を流れる電流値に基づいて劣化度を測定する手
段を備え、劣化度があらかじめ定められた基準値を超え
たとき、現像器から現像剤を微量抜き、抜いた現像剤中
のキャリアの量と等量の未使用のキャリアを現像器に投
入する技術が開示されている。
【0007】しかしながら、これらは新たな検知部材を
必要とし、設置スペースを必要とする。さらにはこの部
材によるコストアップとなる。また、これらは劣化検出
の精度によって左右され、一定量交換を長期間繰り返す
ことにより、現像剤の劣化度合いにバラツキが生じ、現
像剤の特性維持および画像品質の維持という本来の目的
を達成できない。もちろん、その逆にまだ使用できる現
像剤を交換してしまうことによる無駄の発生することも
ある。これらを防止するためには、劣化度合いの検出精
度を改善するためにより高価で複雑な構成の検出器を必
要とするか、または検出器の不備を補うための複雑な制
御が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、現像剤の劣化度合いを検出
する検出値に応じた現像剤を交換し、現像剤の無駄な交
換の防止及び現像剤の長期にわたる特性を維持すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、現像器に対して現像剤を補給する手段
と、現像器内の現像剤を回収する手段とを有する現像装
置において、現像器内の現像剤の劣化度合いを計測する
計測手段とを備え、現像器内の現像剤が所定値に達した
時に、計測手段の計測値に応じて現像器内からの現像剤
の回収又は現像器への現像剤の補給を行うものである。
【0010】また、現像器内の現像剤が第1の所定値に
達した時に、測定手段の測定を行い、計測手段の計測値
に応じて現像器内からの現像剤の回収又は現像器への現
像剤の補給を必要としないと決定した場合、第1の所定
値を第2の所定値へと変更してもよい。なお、第2の所
定値は、計測手段の計測値に応じて決定するか、第1の
所定値より小さいことが好ましい。
【0011】なお、所定値は、所定の印刷枚数または現
像器の稼働時間とすることが好ましく、現像器内の現像
剤の劣化度合いを計測する計測手段はトナー濃度検出手
段であればよく、このトナー濃度検出手段は、現像器内
のトナー濃度を検出する検出手段と現像器外のトナー濃
度を検出する検出手段とれば更によい。
【0012】
【作用】現像器に対して現像剤を補給する手段と、現像
器内の現像剤を回収する手段とを有する現像装置におい
て、現像器内の現像剤の劣化度合いを計測する計測手段
とを備え、現像器内の現像剤が所定値に達した時に、計
測手段の計測値に応じて現像器内からの現像剤の回収又
は現像器への現像剤の補給を行うことで、現像剤の劣化
度合いにより現像剤の交換量を可変とでき、現像器内の
現像剤の特性維持及びそれによる画像品質の維持と現像
剤の無駄な交換を防ぐことが可能になり、環境変動、使
用状況等による現像剤の劣化度合いの検出のバラツキが
発生したとき、すぐに現像剤の交換を実施してしまうと
いう現像剤の無駄な交換を防ぐことが可能になる。
【0013】そして、現像器内の現像剤が第1の所定値
に達した時に、測定手段の測定を行い、計測手段の計測
値に応じて該現像器内からの現像剤の回収又は現像器へ
の現像剤の補給を必要としないと決定した場合、第1の
所定値を第2の所定値と変更することで、現像剤の交換
時期を遅らせることが可能になる。
【0014】なお、第2の所定値は、計測手段の計測値
に応じて決定するので、より適切に現像剤の交換時期を
遅らせることが可能になる。また、第2の所定値は、第
1の所定値より小さいくすれば、第2の所定値による測
定は既に第1の測定値で使用された現像剤であり、劣化
も発生しているので、より適切に現像剤の交換時期を遅
らせることが可能になる。また、所定値を所定の印刷枚
数または現像器の稼働時間とすれば、現像能力にあわせ
た交換が可能となる。
【0015】そして、現像器内の現像剤の劣化度合いを
計測する計測手段はトナー濃度検出手段とすることで、
劣化度合いを計測する特別な検知部材を用いることなく
計測可能となり、このトナー濃度検出手段は、現像器内
のトナー濃度を検出手段と現像器外のトナー濃度を検出
する検出手段とすれば、より精度の優れた検知が可能と
なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基づいて具体
的に説明する。図1は、本発明を実施するための現像装
置を備えるレーザープリンタの内部機構の概略的全体構
成を示すである。プリンタ本体10内には、そのほぼ中
央にドラム上の感光体11が設けられている。感光体1
1の周りには、矢示する駆動方向の順に、帯電装置1
2、現像装置13、転写装置14、クリーニング装置1
5が配置される。帯電装置12、現像装置13、転写装
置14、クリーニング装置15が配置される。帯電装置
12、現像装置13、クリーニング装置15の上方に
は、光書き込み装置16が配置される。装置本体10の
図で見て右側には、用紙Sを収納した給紙カセット17
が着脱自在に取り付けられている。
【0017】このレーザープリンタ10を使用して用紙
Sに画像形成を行う場合には、給紙コロ18を回転駆動
して給紙カセット17内から用紙Sを矢印A方向に送り
だし、レジストローラ対19でタイミングを取って用紙
Sを感光体11の下側へ搬送する。感光体11は、矢示
する時計方向に回転駆動し、その際、帯電装置12によ
って表面を一様に帯電され、その後、光書き込み装置1
6からレーザー光を照射され、静電潜像を形成する。こ
の潜像は、現像装置13に対向する位置を通過する際に
トナーによって可視像化される。
【0018】そして、前記可視像は、感光体11の下側
に搬送された用紙Sの上面に転写装置14によって転写
される。画像転写後に定着装置20で定着された用紙S
は搬送路21内を通して搬送され、排紙ローラ対22で
排出され、排紙トレイ23上にストックされる。他方、
画像転写後の感光体11は、その表面の残留トナーをク
リーニング装置15で除去される。
【0019】図2は、レーザープリンタに備えられた現
像装置の詳細を示す図である。現像器30の内部には、
現像スリーブ36、搬送スクリュー44、45、汲み上
げパドル46が配置されている。搬送スクリュー44、
45により循環搬送された現像剤は、汲み上げパドル4
6により現像スリーブ36へと供給され、現像スリーブ
36周面に形成される磁気ブラシにより感光体上11上
の静電潜像へトナーのみが静電的に吸着して可視像化を
行う。
【0020】このような現像処理を行うにあたり、最適
な帯電量を得られる状態で現像を行うべく、現像器30
内で使用される現像剤41中のトナーとキャリアとを、
用いられる現像剤によって設定される一定の比率に保つ
ように制御する。通常、その制御をトナー濃度制御と称
し、トナー濃度検知器35により消費されたトナー量を
検知し、それに応じたフレッシュトナーを現像器内へと
供給する。ここで、トナーは、フレッシュトナーを供給
し補充すれば問題ないが、キャリアに関しては、トナー
のように消費されず繰り返し使用される。すると、摩擦
帯電を特性を強化すべくキャリア粒子表面に施された被
覆物が剥がれるなどしキャリアとして劣化する。すると
帯電能力の低下などにつながり画像の劣化にもつながる
ことになる。そこでキャリアの交換が必要となってく
る。
【0021】現像器30には、トナーとキャリアからな
る未使用現像剤37を収容した収納容器31が着脱自在
に取り付けて有る。この収納容器31内には現像器内の
現像剤量と同量の現像剤37が収納されている。この現
像剤37の供給は、収納容器出口付近に設けられた現像
剤供給ローラ38が回転して行われる。この現像剤供給
ローラ38の回転量(回転時間)により供給量が制御さ
れる。
【0022】次に現像剤の回収である。現像器30の下
方には、使用済み現像剤42を回収する回収容器32が
着脱自在に設けられている。この回収容器32の容積は
収納容器31の容積よりも大きくともよいが、回収容器
32と収納容器31とをほぼ同一の容積とすることによ
って、回収容器32と収納容器31の交換時期を合わせ
ることができる。
【0023】使用済み現像剤の回収は、現像器下部に配
置された開閉自在のシャッタ43が開くことにより行わ
れ、前記シャッタ43の開放時間を制御することによっ
て現像剤回収量を制御することができる。前記シャッタ
43の開放時間を現像器内の現像剤全量または一部を回
収するのに十分な時間をとることにより、現像器内の現
像剤の回収が終了する。図示はしていないが現像剤供給
と同様の現像剤回収ローラという構成でのローラ回転に
よる回収方式や現像器30内の現像剤41の液面が、あ
る位置を越えるとあふれるようなオーバーフロー方式を
とっても良い。この場合は、現像剤の供給が先になる。
【0024】図3は、本発明の実施例を示すフロー図で
ある。図1に示す装置においてプリント動作を繰り返す
と、現像器30内の現像剤41は感光体11上の静電潜
像を可視像化するために、現像器内を循環する。そして
あらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により検討、決定
された寿命をもとに設定された現像剤の使用時間すなわ
ち所定値に達するまでプリント動作を繰り返す。この現
像剤の使用時間すなわち所定値をカウント計測するもの
として、印刷枚数の印刷時間や現像器の稼働時間や特定
装置(例えば感光体や帯電器やクリーニング装置)の使
用時間があり、他にも搬送スクリューの搬送時間や紙搬
送系の搬送時間があり、他にも印刷枚数、電源の入力回
数等がある。
【0025】そして設定された現像剤の所定値である使
用時間C0に測定値Cが達したときに現像剤の劣化度合
いを計測する。すなわち、この現像剤の劣化度合いの計
測に関しては現像剤中のトナーとキャリアの混合比をト
ナー濃度検知器35により計測する方法、ある一定条件
で作られた感光体上の静電潜像を現像した後の感光体上
のトナー付着量を図2の反射型トナー付着量検出器34
で計測する方法(異なる条件で作られた複数の静電潜像
の現像後の感光体上のトナー付着量を検出し、その比較
結果で劣化度合いを求める方法も含む)等がある。
【0026】さらにトナー濃度検知器35による現像剤
中のトナーとキャリアの混合比の計測結果及び反射型ト
ナー付着量検出器34による感光体上の静電潜像を現像
した後の感光体上のトナー付着量の計測結果から現像剤
の劣化度合いを計測する方法も有効である。さらには詳
細は示さないが現像剤中を流れる電流値の変化を計測す
る方法、現像剤の流動性を計測する方法等の他の方法で
も現像剤の劣化度合いを計測することができる。
【0027】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作、すなわち図2の現像器下部
に配置したシャッタ43が開き、決定された回収量を回
収用器32に現像器内の現像剤を回収するよう開放時間
が制御され、回収終了後にシャッタ43を閉じ現像剤供
給ローラ38が回転を開始し、回収量と同量の未使用現
像剤の供給量を現像器に供給するようにローラ回転時間
が制御する動作が実施され、現像剤の補給が終了すると
現像剤の交換動作が完了する。
【0028】なお、この時設定値を感光体の劣化状況、
露光条件、帯電条件等を基に可変に変更したり、計測値
を可変に補正することで、補給量または補給時間をかえ
ることができる。また、現像剤の劣化度合いの計測値と
あらかじめ設定された設定値との比較において、現像剤
がまだ劣化していないと判断したときは通常のプリント
動作に戻り、再び現像剤の劣化度合いの計測を行い、現
像剤が劣化したと判断し、現像剤の交換量を決定し、交
換動作に入るまで繰り返される。
【0029】さらに、この現像剤の交換を制御するCP
Uにおいて、現像剤の供給または回収毎の供給または回
収量もしくは供給または回収時間等を積算することによ
って、収納容器31内の現像剤37の減少または回収用
器32内の現像剤の増加を把握することができるので、
積算値がはじめにセットされた供給又は回収量を越えた
と判断したときは収納容器31または収納容器31もし
くは収納容器31と回収容器32の両方の交換時期を決
定し、交換を指示するよう制御する。
【0030】図4は、本発明の他の実施例を示すフロー
図である。図1に示す装置においてプリント動作を繰り
返すと、現像器30内の現像剤41は感光体11上の静
電潜像を可視像化するために、現像器内を循環する。そ
してあらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により検討、
決定された寿命をもとに設定された現像剤の使用時間に
達するまでプリント動作を繰り返す。そして設定された
現像剤の第1の所定値である使用時間C0に計測値Cが
達したときに現像剤の劣化度合いを計測する。
【0031】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作、すなわち図2の現像器下部
に配置したシャッタ43が開き、決定された回収量を回
収用器32に現像器内の現像剤を回収するよう開放時間
が制御され、回収終了後にシャッタ43を閉じ現像剤供
給ローラ38が回転を開始し、回収量と同量の未使用現
像剤の供給量を現像器に供給するようにローラ回転時間
が制御する動作が実施され、現像剤の補給が終了すると
現像剤の交換動作が完了する。
【0032】そして現像剤の劣化度合いの計測値Aとあ
らかじめ設定された設定値A0との比較において、現像
剤がまだ劣化していないと判断したときは、次に現像剤
の劣化度合いを計測する第2の所定値C2である時期を
あらたに設定する。すなわち、あらかじめ現像剤の構
成、現像剤量等により検討、決定された寿命をもとに設
定された現像剤の使用時間の設定を第1の所定値C0か
ら第2の所定値C2に変更し、その後プリント動作等に
より変更した後の所定値C2に使用時間C3が達した
ら、再び現像剤の劣化度合いの計測を行う。この設定変
更後の使用時間C2はあらかじめ決められている値であ
る。
【0033】ここで第2の設定値を第1の設定値より小
さく決めておく。第2の所定値を第1の所定値より小さ
いくすれば、第2の所定値による測定は既に第1の測定
値で使用された現像剤であり、劣化も発生しているので
測定までの不必要な時間を省ける。
【0034】図5は、本発明の更に他の実施例を示すフ
ロー図である。図1に示す装置においてプリント動作を
繰り返すと、現像器30内の現像剤41は感光体11上
の静電潜像を可視像化するために、現像器内を循環す
る。そしてあらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により
検討、決定された寿命をもとに設定された現像剤の使用
時間に達するまでプリント動作を繰り返す。そして設定
された現像剤の第1の所定値である使用時間C0に計測
値Cが達したときに現像剤の劣化度合いを計測する。
【0035】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作、すなわち図2の現像器下部
に配置したシャッタ43が開き、決定された回収量を回
収用器32に現像器内の現像剤を回収するよう開放時間
が制御され、回収終了後にシャッタ43を閉じ現像剤供
給ローラ38が回転を開始し、回収量と同量の未使用現
像剤の供給量を現像器に供給するようにローラ回転時間
が制御する動作が実施され、この現像剤の補給が終了す
ると現像剤の交換動作が完了する。
【0036】現像剤の劣化度合いの計測値とあらかじめ
設定された設定値との比較において、現像剤がまだ劣化
していないと判断したときは、現像剤の劣化度合いの計
測値A0とあらかじめ設定された設定値Aとの比較の結
果から、次に現像剤の劣化度合いを計測する時期CNを
あらたに設定する。すなわちあらかじめ現像剤の構成、
現像剤量等により検討、決定された寿命をもとに設定さ
れた現像剤の使用時間C0の設定のしなおしを行い、そ
の後プリント動作等により変更した後の所定値CNに使
用時間C4が達したら、再び現像剤の劣化度合いの計測
を行う。この設定しなおし後の使用時間CNは現像剤の
劣化度合いの計測値Aとあらかじめ設定された設定値A
0との差が大きいときは、これに準じて大きくし、差が
小さいときは、これに準じて小さくするよう制御されて
いる。このように現像剤が劣化したと判断するまで、劣
化度合いの計測、設定値との比較、使用時間の再設定・
再々設定等を繰り返す。
【0037】
【発明の効果】本発明による現像装置は、現像剤の劣化
度合いを検出する検出値に応じた現像剤を交換し、現像
剤の無駄な交換の防止及び現像剤の長期にわたる特性を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を実施するための現像装置を
備えるレーザープリンタの内部機構の概略的全体構成を
示すである。
【図2】図2は、レーザープリンタに備えられた現像装
置の詳細を示す図である。
【図3】図3は、本発明の1つの実施例を示すフロー図
である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例を示すフロー図で
ある。
【図5】図5は、本発明の更に他の実施例を示すフロー
図である。
【符号の説明】
30 現像器 31 収納容器 32 回収容器 34 トナー付
着量検知器 35 トナー濃度検知器 37 未使用現
像剤 38 現像剤供給ローラ 41 現像剤 42 使用済み現像剤 43 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横川 信人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器に対して現像剤を補給する手段
    と、該現像器内の現像剤を回収する手段とを有する現像
    装置において、該現像器内の現像剤の劣化度合いを計測
    する計測手段とを備え、該現像器内の現像剤が所定値に
    達した時に、該計測手段の計測値に応じて該現像器内か
    らの現像剤の回収又は現像器への現像剤の補給を行うこ
    とを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の現像装置において、該現
    像器内の現像剤が第1の所定値に達した時に、測定手段
    の測定を行い、該計測手段の計測値に応じて該現像器内
    からの現像剤の回収又は現像器への現像剤の補給を必要
    としないと決定した場合、第1の所定値を第2の所定値
    へと変更することを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の現像装置において、第2
    の所定値は、計測手段の計測値に応じて決定することを
    特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の現像装置において、第2
    の所定値は、第1の所定値より小さいことを特徴とする
    現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の現像装置において、所定
    値は、所定の印刷枚数または現像器の稼働時間であるこ
    とを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の現像装置において、現像
    器内の現像剤の劣化度合いを計測する計測手段はトナー
    濃度検出手段であることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の現像装置において、トナ
    ー濃度検出手段は、現像器内のトナー濃度を検出する検
    出手段と現像器外のトナー濃度を検出する検出手段とか
    らなることを特徴とする現像装置。
JP8078026A 1996-03-29 1996-03-29 現像装置 Pending JPH09269644A (ja)

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