JPH09251235A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09251235A
JPH09251235A JP8059863A JP5986396A JPH09251235A JP H09251235 A JPH09251235 A JP H09251235A JP 8059863 A JP8059863 A JP 8059863A JP 5986396 A JP5986396 A JP 5986396A JP H09251235 A JPH09251235 A JP H09251235A
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JP
Japan
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developer
developing device
amount
deterioration
measuring
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Application number
JP8059863A
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English (en)
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Kiyotaka Ota
清高 太田
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
So Kai
創 甲斐
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の劣化度合いを検出する検出値に応
じた現像剤を交換し、現像剤の無駄な交換の防止及び現
像剤の長期にわたる特性を維持することを目的とする。 【構成】 現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作すなわちシャッタ43が決定
された回収量を回収するよう開放時間が制御され、回収
終了後に現像剤供給ローラ38が回収量と同量の供給量
を供給するようにローラ回転時間が制御する動作が実施
される。なお、この時設定値を感光体の劣化状況、露光
条件、帯電条件等を基に可変に変更したり、計測値を可
変に補正することで、補給量または補給時間をかえるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の電子写真作像装置で二成分現像剤を用いる現像装
置における現像剤補給・回収装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電
子写真作像装置で二成分現像剤を用いる現像装置におい
て、少なくともトナーとキャリアから成る現像剤は劣化
するので、ある一定期間ごとに現像器内の現像剤の全部
もしくは一部を交換する必要が生じる。この現像剤の交
換即ち現像剤の供給と回収は通常サービスマンによって
行われるが、自動で行うことを目的とした技術も多く見
られる。現像剤交換を自動で行うときの方法として、特
開平4ー29271では、印刷枚数が設定の枚数に達し
たならば、または現像機の稼動時間が一定の時間に達し
たならば、現像機内の使用済み現像剤の一部を所定量排
出する手段と、排出量とほぼ同量の新品現像剤を現像機
に供給する手段とを備えた現像剤給排装置が開示されて
いる。また、特開平6ー27809では、現像装置の回
転機構の回転時間を測定・積算し、一定積算時間経過ご
とに新しいキャリアもしくは現像剤を一定量補給するこ
とが開示されている。
【0004】しかし、この方法では装置の使用状況や使
用環境による現像剤の劣化程度の差に関係なく、一定使
用時間毎又は所定枚数毎に一定量の現像剤交換を繰り返
すため、長い期間における不使用状態の現像剤の劣化に
よる画像品質の低下もしくはまだ使用できる現像剤を交
換してしまうことによる無駄の発生の可能性がある。こ
のように、現像剤の交換時期までの現像剤劣化による画
像品質の低下や現像剤交換による急激な画像品質の変化
が発生し、画像調整が困難となり、あまり好ましいもの
ではない。
【0005】このため、装置の使用状況や使用環境によ
る現像剤の劣化程度の差を検知する方法が提案されてい
る。すなわち、現像剤交換を自動で行うときは何らかの
方法で現像剤の使用時間をカウントするか、現像剤の劣
化の度合いを検出し、あらかじめ設定されたカウントも
しくは劣化度合いに達したときに現像剤の交換(回収、
供給)を実施するものである。
【0006】このような方法で現像剤の劣化の度合いを
検出し現像剤交換を実施する方法として、特開昭53ー
49439では現像剤と接触する導電性ローラへのトナ
ー付着量により現像剤劣化検知をし、この信号により現
像器内の劣化現像剤の排出及び新たな現像剤の供給を自
動的に行う方法が開示され、特開平4ー80777では
現像剤中を流れる電流値に基づいて劣化度を測定する手
段を備え、劣化度があらかじめ定められた基準値を超え
たとき、現像器から現像剤を微量抜き、抜いた現像剤中
のキャリアの量と等量の未使用のキャリアを現像器に投
入する技術が開示されている。
【0007】しかしながら、新たな検知部材を必要と
し、設置スペースを必要とする。さらにはこの部材によ
るコストアップとなる。また、これらは劣化検出の精度
によって左右され、一定量交換を長期間繰り返すことに
より、現像剤の劣化度合いにバラツキが生じ、現像剤の
特性維持および画像品質の維持という本来の目的を達成
できない。もちろん、その逆にまだ使用できる現像剤を
交換してしまうことによる無駄の発生することもある。
これらを防止するためには、劣化度合いの検出精度を改
善するためにより高価で複雑な構成の検出器を必要とす
るか、または検出器の不備を補うための複雑な制御が必
要となる。
【0008】他方、特開平5ー303271には、廃ト
ナー及び劣化現像剤を回収する一つの回収容器に対し
て、劣化現像剤を回収・搬送しても容器からあふれ出な
いか否かを判定する手段を有し、現像剤の回収を制御す
る技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、現像剤の劣化度合いを検出
する検出値に応じた現像剤を交換し、現像剤の無駄な交
換の防止及び現像剤の長期にわたる特性を維持すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、現像器に対して現像剤を補給する手段
と、現像器内の現像剤を回収する手段とを有する現像装
置において、現像器内の現像剤の劣化度合いを計測する
計測手段とを備え、計測手段の計測値に応じて現像器内
からの現像剤の回収量ないしは時間又は現像器への現像
剤の補給量ないしは時間を決定したものである。
【0011】また、該現像器内の現像剤が所定時間に達
した時に、測定手段の測定を行ってもよく、現像器内の
現像剤が第1の所定時間に達した時に、測定手段の測定
を行い、該計測手段の計測値に応じて現像器内からの現
像剤の回収量又は現像器への現像剤の補給量を必要とし
ないと決定した場合、第1の所定時間を第2の所定時間
と変更してもよい。
【0012】さらに、決定された現像器内からの現像剤
の回収量又は現像器への現像剤の補給量を積算し、現像
剤補給容器又は現像剤回収容器の交換時期を決定すると
よい。尚、所定時間は、所定枚数の印刷時間または現像
器の稼働時間とすることが好ましく、現像器内の現像剤
の劣化度合いを計測する計測手段はトナー濃度検出手段
であればよく、このトナー濃度検出手段は、現像器内の
トナー濃度を検出手段と現像器外のトナー濃度を検出す
る検出手段であると更によい。
【0013】
【作用】現像器に対して現像剤を補給する手段と、現像
器内の現像剤を回収する手段とを有する現像装置におい
て、現像器内の現像剤の劣化度合いを計測する計測手段
とを備え、計測手段の計測値に応じて現像器内からの現
像剤の回収量ないしは時間又は現像器への現像剤の補給
量ないしは時間を決定することにより、現像剤の劣化度
合いにより現像剤の交換量を可変とでき、現像器内の現
像剤の特性維持及びそれによる画像品質の維持と現像剤
の無駄な交換を防ぐことが可能になる。
【0014】また、該現像器内の現像剤が所定時間に達
した時に、測定手段の測定を行うことで、環境変動、使
用状況等による現像剤の劣化度合いの検出のバラツキが
発生したとき、すぐに現像剤の交換を実施してしまうと
いう現像剤の無駄な交換を防ぐことが可能になる。
【0015】そして、現像器内の現像剤が第1の所定時
間に達した時に、測定手段の測定を行い、該計測手段の
計測値に応じて該現像器内からの現像剤の回収量又は現
像器への現像剤の補給量を必要としないと決定した場
合、第1の所定時間を第2の所定時間と変更すること
で、現像剤の交換時期を遅らせることが可能になる。
【0016】さらに、決定された現像器内からの現像剤
の回収量又は現像器への現像剤の補給量を積算し、現像
剤補給容器又は現像剤回収容器の交換時期を決定するこ
とで、現像剤補給容器及び回収容器に新たな検出器を設
けることなく、それらの交換を決定、制御することが可
能になる。
【0017】尚、所定時間は、所定枚数の印刷時間また
は現像器の稼働時間とすることで、現像能力にあわせた
容器の交換が可能となる。そして、現像器内の現像剤の
劣化度合いを計測する計測手段はトナー濃度検出手段と
することで、劣化度合いを計測する特別な検知部材を用
いることなく計測可能となり、このトナー濃度検出手段
は、現像器内のトナー濃度を検出手段と現像器外のトナ
ー濃度を検出する検出手段とすれば、より精度の優れた
検知が可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基づいて具体
的に説明する。図1は、本発明を実施するための現像装
置を備えるレーザープリンタの内部機構の概略的全体構
成を示すである。プリンタ本体10内には、そのほぼ中
央にドラム上の感光体11が設けられている。感光体1
1の周りには、矢示する駆動方向の順に、帯電装置1
2、現像装置13、転写装置14、クリーニング装置1
5が配置される。帯電装置12、現像装置13、転写装
置14、クリーニング装置15が配置される。帯電装置
12、現像装置13、クリーニング装置15の上方に
は、光書き込み装置16が配置される。装置本体10の
図で見て右側には、用紙Sを収納した給紙カセット17
が着脱自在に取り付けられている。
【0019】このレーザープリンタ10を使用して用紙
Sに画像形成を行う場合には、給紙コロ18を回転駆動
して給紙カセット17内から用紙Sを矢印A方向に送り
だし、レジストローラ対19でタイミングを取って用紙
Sを感光体11の下側へ搬送する。感光体11は、矢示
する時計方向に回転駆動し、その際、帯電装置12によ
って表面を一様に帯電され、その後、光書き込み装置1
6からレーザー光を照射され、静電潜像を形成する。こ
の潜像は、現像装置13に対向する位置を通過する際に
トナーによって可視像化される。
【0020】そして、前記可視像は、感光体11の下側
に搬送された用紙Sの上面に転写装置14によって転写
される。画像転写後に定着装置20で定着された用紙S
は搬送路21内を通して搬送され、排紙ローラ対22で
排出され、排紙トレイ23上にストックされる。他方、
画像転写後の感光体11は、その表面の残留トナーをク
リーニング装置15で除去される。
【0021】図2は、レーザープリンタに備えられた現
像装置の詳細を示す図である。現像器30の内部には、
現像スリーブ36、搬送スクリュー44、45、汲み上
げパドル46が配置されている。搬送スクリュー44、
45により循環搬送された現像剤は、汲み上げパドル4
6により現像スリーブ36へと供給され、現像スリーブ
36周面に形成される磁気ブラシにより感光体上11上
の静電潜像へトナーのみが静電的に吸着して可視像化を
行う。
【0022】このような現像処理を行うにあたり、最適
な帯電量を得られる状態で現像を行うべく、現像器30
内で使用される現像剤41中のトナーとキャリアとを、
用いられる現像剤によって設定される一定の比率に保つ
ように制御する。通常、その制御をトナー濃度制御と称
し、トナー濃度検知器35により消費されたトナー量を
検知し、それに応じたフレッシュトナーを現像器内へと
供給する。ここで、トナーは、フレッシュトナーを供給
し補充すれば問題ないが、キャリアに関しては、トナー
のように消費されず繰り返し使用される。すると、摩擦
帯電を特性を強化すべくキャリア粒子表面に施された被
覆物が剥がれるなどしキャリアとして劣化する。すると
帯電能力の低下などにつながり画像の劣化にもつながる
ことになる。そこでキャリアの交換が必要となってく
る。
【0023】現像器30には、トナーとキャリアからな
る未使用現像剤37を収容した収納容器31が着脱自在
に取り付けて有る。この現像剤37の供給は、収納容器
出口付近に設けられた現像剤供給ローラ38が回転して
行われる。この現像剤供給ローラ38の回転量(回転時
間)により供給量が制御される。
【0024】次に現像剤の回収である。現像器30の下
方には、使用済み現像剤42を回収する回収容器32が
着脱自在に設けられている。この回収容器32の容積は
収納容器31の容積よりも大きいことが好ましいが、回
収容器32と収納容器31とをほぼ同一の容積とするこ
とによって、回収容器32と収納容器31の交換時期を
合わせることができる。
【0025】使用済み現像剤の回収は、現像器下部に配
置された開閉自在のシャッタ43が開くことにより行わ
れ、前記シャッタ43の開放時間を制御することによっ
て現像剤回収量を制御することができる。図示はしてい
ないが現像剤供給と同様の現像剤回収ローラという構成
でのローラ回転による回収方式、もしくは現像器30内
の現像剤41の液面が、ある位置を越えるとあふれるよ
うなオーバーフロー方式をとっても良い。この場合は、
現像剤の供給が先になる。
【0026】図3は、本発明の1つの実施例を示すフロ
ー図である。図1に示す装置においてプリント動作を繰
り返すと、現像器30内の現像剤41は感光体11上の
静電潜像を可視像化するために現像器内を循環する。そ
のプリント動作にともない劣化度合いの計測を実施す
る。
【0027】すなわち、この現像剤の劣化度合いの計測
に関しては現像剤中のトナーとキャリアの混合比をトナ
ー濃度検知器35により計測している。また、ある一定
条件で作られた感光体上の静電潜像を現像した後の感光
体上のトナー付着量を図2の反射型トナー付着量検出器
34で計測(異なる条件で作られた複数の静電潜像の現
像後の感光体上のトナー付着量を検出し、その比較結果
で劣化度合いを求める方法も含む)してもよい。さらに
トナー濃度検知器35による現像剤中のトナーとキャリ
アの混合比の計測結果及び反射型トナー付着量検出器3
4による感光体上の静電潜像を現像した後の感光体上の
トナー付着量の計測結果から現像剤の劣化度合いを計測
してもよい。さらには詳細は示さないが現像剤中を流れ
る電流値の変化を計測してもよく、現像剤の流動性を計
測してもよい。
【0028】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作すなわち図2のシャッタ43
が決定された回収量を回収するよう開放時間が制御さ
れ、回収終了後に現像剤供給ローラ38が回収量と同量
の供給量を供給するようにローラ回転時間が制御する動
作が実施される。
【0029】なお、この時設定値を感光体の劣化状況、
露光条件、帯電条件等を基に可変に変更したり、計測値
を可変に補正することで、補給量または補給時間をかえ
ることができる。
【0030】また、現像剤の劣化度合いの計測値とあら
かじめ設定された設定値との比較において、現像剤がま
だ劣化していないと判断したときは通常のプリント動作
に戻り、再び現像剤の劣化度合いの計測を行う。この動
作を現像剤が劣化したと判断し、現像剤の交換量を決定
し、交換動作に入るまで繰り返される。
【0031】さらに、この現像剤の交換を制御するCP
Uにおいて、現像剤の供給または回収毎の供給または回
収量もしくは供給または回収時間等を積算することによ
って、収納容器31内の現像剤37の減少または回収用
器32内の現像剤の増加を把握することができるので、
積算値がはじめにセットされた供給又は回収量を越えた
と判断したときは収納容器31または収納容器31もし
くは収納容器31と回収容器32の両方の交換時期を決
定し、交換を指示するよう制御する。
【0032】図4は、本発明の他の実施例を示すフロー
図である。図1に示す装置においてプリント動作を繰り
返すと、現像器30内の現像剤41は感光体11上の静
電潜像を可視像化するために、現像器内を循環する。そ
してあらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により検討、
決定された寿命をもとに設定された現像剤の使用時間に
達するまでプリント動作を繰り返す。この現像剤の使用
時間をカウント計測する方法として、所定の使用時間を
カウントする方法や印刷枚数の印刷時間をカウントする
方法、現像器の稼働時間をカウントする方法等があり、
その他の方法でも良い。
【0033】そして設定された現像剤の使用時間C0に
測定値Cが達したときに現像剤の劣化度合いを計測す
る。すなわち、この現像剤の劣化度合いの計測に関して
は現像剤中のトナーとキャリアの混合比をトナー濃度検
知器35により計測する方法、ある一定条件で作られた
感光体上の静電潜像を現像した後の感光体上のトナー付
着量を図2の反射型トナー付着量検出器34で計測する
方法(異なる条件で作られた複数の静電潜像の現像後の
感光体上のトナー付着量を検出し、その比較結果で劣化
度合いを求める方法も含む)等がある。
【0034】さらにトナー濃度検知器35による現像剤
中のトナーとキャリアの混合比の計測結果及び反射型ト
ナー付着量検出器34による感光体上の静電潜像を現像
した後の感光体上のトナー付着量の計測結果から現像剤
の劣化度合いを計測する方法も有効である。さらには詳
細は示さないが現像剤中を流れる電流値の変化を計測す
る方法、現像剤の流動性を計測する方法等の他の方法で
も現像剤の劣化度合いを計測することができる。
【0035】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作、すなわち図2のシャッタ4
3が決定された回収量を回収するよう開放時間が制御さ
れ、回収終了後に現像剤供給ローラ38が回収量と同量
の供給量を供給するようにローラ回転時間が制御する動
作が実施される。
【0036】また、現像剤の劣化度合いの計測値とあら
かじめ設定された設定値との比較において、現像剤がま
だ劣化していないと判断したときは通常のプリント動作
に戻り、再び現像剤の劣化度合いの計測を行う。この動
作を現像剤が劣化したと判断し、現像剤の交換量を決定
し、交換動作に入るまで繰り返される。
【0037】図5は、本発明の更に他の実施例を示すフ
ロー図である。図1に示す装置においてプリント動作を
繰り返すと、現像器30内の現像剤41は感光体11上
の静電潜像を可視像化するために、現像器内を循環す
る。そしてあらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により
検討、決定された寿命をもとに設定された現像剤の使用
時間に達するまでプリント動作を繰り返す。この現像剤
の使用時間をカウント計測する方法として、所定の使用
時間をカウントする方法や印刷枚数の印刷時間をカウン
トする方法、現像器の稼働時間をカウントする方法等が
あり、その他の方法でも良い。
【0038】そして設定された現像剤の使用時間C0に
計測値Cが達したときに現像剤の劣化度合いを計測す
る。すなわち、この現像剤の劣化度合いの計測に関して
は現像剤中のトナーとキャリアの混合比をトナー濃度検
知器35により計測する方法、ある一定条件で作られた
感光体上の静電潜像を現像した後の感光体上のトナー付
着量を図2の反射型トナー付着量検出器34で計測する
方法(異なる条件で作られた複数の静電潜像の現像後の
感光体上のトナー付着量を検出し、その比較結果で劣化
度合いを求める方法も含む)等がある。
【0039】さらにトナー濃度検知器35による現像剤
中のトナーとキャリアの混合比の計測結果及び反射型ト
ナー付着量検出器34による感光体上の静電潜像を現像
した後の感光体上のトナー付着量の計測結果から現像剤
の劣化度合いを計測する方法も有効である。さらには詳
細は示さないが現像剤中を流れる電流値の変化を計測す
る方法、現像剤の流動性を計測する方法等の他の方法で
も現像剤の劣化度合いを計測することができる。
【0040】現像剤の劣化度合いが計測されると、計測
値Aとあらかじめ設定された設定値A0との比較を行
い、この結果現像剤が劣化したと判断したときは計測値
とあらかじめ設定された設定値との比較結果から現像剤
の交換量(回収量と供給量)を決定し、それに従って制
御された現像剤の交換動作、すなわち、図2のシャッタ
43が決定された回収量を回収するよう開放時間が制御
され、回収終了後に現像剤供給ローラ38が回収量と同
量の供給量を供給するようにローラ回転時間が制御する
動作が実施される。
【0041】そして現像剤の劣化度合いの計測値Aとあ
らかじめ設定された設定値A0との比較において、現像
剤がまだ劣化していないと判断したときは、次に現像剤
の劣化度合いを計測する時期をあらたに設定する。すな
わち、あらかじめ現像剤の構成、現像剤量等により検
討、決定された寿命をもとに設定された現像剤の使用時
間の設定をC0からC2に変更し、その後プリント動作
により設定し変更した後の使用時間C3に達したら、再
び現像剤の劣化度合いの計測を行う。この設定変更後の
使用時間C2はあらかじめ決められている値である。
【0042】すなわち一回目の現像剤使用時間C0を第
一の設定値とすると設定変更後の使用時間は第二の設定
値C2ということである。そして、この動作が現像剤が
劣化したと判断し、現像剤の交換量を決定し、交換動作
に入るまで繰り返される。
【0043】
【発明の効果】本発明による現像装置は、現像剤の劣化
度合いを検出する検出値に応じた現像剤を交換し、現像
剤の無駄な交換の防止及び現像剤の長期にわたる特性を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を実施するための現像装置を
備えるレーザープリンタの内部機構の概略的全体構成を
示すである。
【図2】図2は、レーザープリンタに備えられた現像装
置の詳細を示す図である。
【図3】図3は、本発明の1つの実施例を示すフロー図
である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例を示すフロー図で
ある。
【図5】図5は、本発明の更に他の実施例を示すフロー
図である。
【符号の説明】
30 現像器 31 収納容器 32 回収容器 34 トナー付
着量検知器 35 トナー濃度検知器 37 未使用現
像剤 38 現像剤供給ローラ 41 現像剤 42 使用済み現像剤 43 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横川 信人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器に対して現像剤を補給する手段
    と、該現像器内の現像剤を回収する手段とを有する現像
    装置において、該現像器内の現像剤の劣化度合いを計測
    する計測手段とを備え、該計測手段の計測値に応じて該
    現像器内からの現像剤の回収量ないしは時間又は現像器
    への現像剤の補給量ないしは時間を決定することを特徴
    とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の現像装置において、該現
    像器内の現像剤が所定時間に達した時に、測定手段の測
    定を行うことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の現像装置において、該現
    像器内の現像剤が第1の所定時間に達した時に、測定手
    段の測定を行い、該計測手段の計測値に応じて該現像器
    内からの現像剤の回収量又は現像器への現像剤の補給量
    を必要としないと決定した場合、第1の所定時間を第2
    の所定時間と変更することを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の現像装置において、決定
    された現像器内からの現像剤の回収量又は現像器への現
    像剤の補給量を積算し、現像剤補給容器又は現像剤回収
    容器の交換時期を決定することを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の現像装置において、所定
    時間は、所定枚数の印刷時間または現像器の稼働時間で
    あることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の現像装置において、現像
    器内の現像剤の劣化度合いを計測する計測手段はトナー
    濃度検出手段であることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項7記載の現像装置において、トナ
    ー濃度検出手段は、現像器内のトナー濃度を検出手段と
    現像器外のトナー濃度を検出する検出手段とからなるこ
    とを特徴とする現像装置。
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