JP5980064B2 - 現像装置の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法 - Google Patents

現像装置の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられる現像装置に関する。
電子写真プロセスを用いたプリンタ等の電子写真画像形成装置は、像担持体である電子写真感光体を一様に帯電させ、電子写真感光体への選択的な露光により潜像を形成する。その潜像を現像剤で現像して現像剤像として顕在化し、記録媒体に転写する。転写された現像剤像に熱や圧力を加えて記録媒体に定着させることで、画像が記録材に記録される。
このような電子写真画像形成装置は、現像剤補給や各種プロセス手段のメンテナンスを必要とする。この現像剤補給作業やメンテナンスを容易にする手段として、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用した画像形成装置が知られている。電子写真感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の全てもしくは一部を枠体内にまとめてカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置に着脱可能とするものである。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをプロセスカートリッジの交換という形でユーザー自身が行えるため、格段に操作性を向上させることができた。すなわち、使い果たした古いプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出し、新しいプロセスカートリッジを新たに取り付けることにより、ユーザーはプロセスカートリッジの交換を行うことができる。
このようなプロセスカートリッジの現像装置においては、現像枠体に回転可能に支持された現像剤担持体の両端部に、現像装置外に現像剤が流出するのを防止するために現像端部シール部材が設けてある。また、現像剤担持体の軸線方向に沿って外周に当接するように可撓性シート部材が配置され、現像枠体と現像剤担持体との隙間からの現像剤の漏れを防止している。これら現像端部シール部材、可撓性シート部材は、現像枠体に貼り付けられており、現像枠体と現像端部シール部材と可撓性シート部材の隙間には充填部材を充填し、かかる隙間からの現像剤の流出を防止している。このように充填部材を充填して現像枠体と現像端部シール部材と可撓性シート部材の隙間を埋める構成については、特許文献1に開示されている構成が知られている。
このような現像枠体に現像端部シール部材を貼り付ける構成においては、現像端部シール部材が貼り付け座面からはみ出さないように、現像端部シール部材の製造誤差、組立誤差を考慮した構成としている。具体的には、貼り付け座面の幅を現像端部シール部材の幅よりも大きくすることで、現像端部シール部材の両側に十分なマージンを設けてはみ出しを防止し、その結果生じる隙間は充填部材で埋める構成としている。
特開2003−214540号公報
しかしながら、上記マージンを大きく取り過ぎると、充填部材で埋めなければならない隙間が大きくなってしまう。そのような隙間を一回の充填工程で埋めようとすると、大量の充填部材を一度に充填することで充填圧が高くなり、充填部材が可撓性シート部材からはみ出してしまうおそれがある。このような充填部材のはみ出しが生じると、はみ出した充填部材が現像剤担持体に付着し画像弊害を起こす可能性がある。充填圧を高くしないために充填工程を複数回に分けて少量ずつ充填部材を充填することが考えられるが、工程数が増えることで生産コストの増大につながる。
本発明の目的は、充填部材の充填性の向上を図ることができる現像装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る現像装置の製造方法は、
第一枠体と第二枠体とが接合することによって形成される現像剤を収容する現像剤収容部と、
像担持体に形成された潜像を前記現像剤収容部に収容された現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の回転軸方向における端において、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための端部シール部材であって、前記第一枠体に設けられた、前記端部と前記第一枠体との間をシールする端部シール部材と、
前記現像枠体の開口部の前記回転軸方向に沿っ前記現像剤担持体接触し、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための、前記第二枠体に設けられたシート部材と
備える現像装置の製造方法において、
前記端部シール部材と前記シート部材が接触する接続部において、前記第一枠体、前記第二枠体、前記端部シール部材及び前記シート部材に囲まれて形成される空間に、前記回転軸方向において、前記第二枠体と前記端部シール部材のそれぞれから間隔を隔て、前記現像枠体に突出部を設け、
前記突出部が突出した前記空間を埋め、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための充填部材を形成することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプロセスカートリッジの製造方法は、
画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの製造方法において、前記プロセスカートリッジは、
像担持体と、
第一枠体と第二枠体とが接合することによって形成される現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記像担持体に形成された潜像を前記現像剤収容部に収容された現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の回転軸方向における端部において、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための端部シール部材であって、前記第一枠体に設けられた、前記端部と前記第一枠体との間をシールする端部シール部材と、
前記現像枠体の開口部の前記回転軸方向に沿って前記現像剤担持体に接触し、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための、前記第二枠体に設けられたシート部材と、を備え、
前記端部シール部材と前記シート部材が接触する接続部において、前記第一枠体、前記第二枠体、前記端部シール部材及び前記シート部材に囲まれて形成される空間に、前記回転軸方向において、前記第二枠体と前記端部シール部材のそれぞれから間隔を隔て、前記現像枠体に突出部を設け、
前記突出部が突出した前記空間を埋め、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための充填部材を形成することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、充填部材の充填性の向上を図ることができる。
本実施例に係る現像装置の現像枠体の端部近傍の部分拡大図 本実施例における電子写真画像形成装置の一例を示す断面概略図 本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す断面図 本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す斜視図 本実施例におけるプロセスカートリッジの着脱可能な状態を示す概略断面図 本実施例におけるプロセスカートリッジの着脱動作を示す概略断面図 本実施例における現像装置の一例を示す分解斜視図 本実施例における現像端部シール部材の一例を示す詳細構成図 本実施例に係る現像装置の現像枠体の端部近傍の部分拡大図斜視図 本実施例に係る現像装置の概略断面図 本実施例に係る現像装置の現像枠体の端部近傍の部分拡大図 比較例に係る現像装置の現像枠体の端部近傍の部分拡大図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の電子写真画像形成装置に用いられる現像装置に関するものである。ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、L
EDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。また、現像
装置とは、電子写真感光体上の静電潜像を現像するために用いられる現像手段を一体化し
た装置である。もしくは、現像装置単独で電子写真画像形成装置に着脱可能に搭載されるものである。また、現像カートリッジとは、少なくとも、現像剤担持体(現像ローラ)を有し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと像担持体である電子写真感光体(感光体ドラム)を一体的にカートリッジ化し、これを画像形成装置に対して着脱可能としたものである。
(実施例)
以下の本発明の実施例では、画像形成装置として、現像装置を含む4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー画像形成装置を例示する。しかしながら、画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。
また、以下の本実施例では、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示する。しかしながら、画像形成装置の態様はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
《画像形成装置の概略構成》
図2は、本実施例における画像形成装置の断面概略図である。この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1は、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用しており、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジ)が装置本体2に取り外し可能に装着され、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、現像剤(以下、トナー)の色が各々異なるものである。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
図3は、本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す模式的断面図である。図3に示すように、本実施例の第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム(電子写真感光体)4と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた現像装置9を有する。クリーニングユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像ローラ(現像剤担持体)6を用いている。カートリッジのより具体的な構成については後述する。
図2に示すように、第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)のト
ナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にイエロー色のトナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にシアン色のトナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にブラック色のトナー像を形成する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13、ターンローラ14、テンションローラ15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて一次転写ローラ16を設けている。ターンローラ14には転写ベルト12を介して二次転写ローラ17を当接させている。転写ベルト12と二次転写ローラ17の接触部が二次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19と、給紙ローラ20を有する。図2における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。記録媒体Sは定着ユニット21に設けられた定着手段によりトナー像が定着され、排出トレイ23へ排出される。
《画像形成動作》
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図2反時計回り、図3矢印D方向)。図2に示すように、転写ベルト12も感光体ドラム4の回転と順方向(矢印C方向)に感光体ドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。
そしてレーザスキャナユニットLBが駆動される。レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジにおいて帯電ローラ5が感光体ドラム4の表面を所定の極性と電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは各感光体ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図2時計回り、図3矢印E方向)される現像ローラ6により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に一次転写される。同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて一次転写される。同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて一次転写される。同様に第4のカートリッジPKの感光体
ドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて一次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで二次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である二次転写部に導入される。これにより、記録媒体Sが前記二次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
《カートリッジの構成》
図4は、本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す斜視図である。図4に示すように、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4の回転軸線aの方向(以下、長手方向とする)に横長の形状を有しており、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。図3に示すように、クリーニングユニット8は、感光体ドラム4と、帯電ローラ5と、クリーニングブレード7を有するクリーニング容器26により構成される。
図4に示すように、感光体ドラム4は、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25によって回転可能に支持されており、ドラム駆動カップリング4aから装置本体2のモータ(不図示)の駆動力を得て回転駆動する(図3矢印D方向)。図3に示すように、帯電ローラ5は、クリーニング容器26の帯電ローラ軸受27によって両端部を回転可能に支持されており、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、表面を均一に帯電させるため、帯電ローラ5の両端部は加圧バネ28によって感光体ドラム4の表面に加圧されている。
クリーニングブレード7はクリーニング容器26に固定されており、先端の弾性ゴム部を感光体ドラム4の回転方向(図3矢印D方向)に対してカウンター方向に当接させて設けている。画像形成時には、感光体ドラム4上に残留した転写残トナーを掻きとって感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを完全に掻き取るためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
また、クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリーニング容器26の廃トナー収容部26aに収容される。そのためクリーニング容器26には、感光体ドラム4やクリーニングブレード7との隙間からの廃トナーの漏れ出しを防止するための廃トナー回収シート部材44を感光ドラム4の長手方向に固定している。また、クリーニングブレード7の長手方向両端部にクリーニングブレード端部シール部材(不図示)が設けられている。
本実施例においては、カートリッジとして感光体ドラム4及び、感光体ドラム4に作用するプロセス手段として、帯電手段である帯電ローラ5、クリーニング手段であるクリーニングブレード7、廃トナー収容部26aを一体化しているが、その限りではない。感光体ドラム4及び、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つ以上をカートリッジとして、装置本体2に着脱自在としても良い。
《カートリッジの着脱構成》
図5、図6を参照して、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。図5は、カートリッジトレイ43が装置本体2から引き出され、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)が着脱可能な状態を示した概略断面図である。図6はカートリッジP(PY・PM・PC・PK)のカートリッジトレイ43への着脱動作を示した概略断面図である。
装置本体2内にはカートリッジP(PY・PM・PC・PK)を装着可能なカートリッジトレイ43が設けられている。カートリッジトレイ43は図5に示すように装置本体2に対して実質的に水平方向であるG1、G2方向に直線移動(引き出し/押し込み)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ43は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置とをとりうる。
まず、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作について説明する。図5に示すように、装置開閉ドア3を開け、カートリッジトレイ43を矢印G1方向に移動させることで、カートリッジトレイ43は引き出し位置に移動する。この状態において、図6に示すように、カートリッジPは矢印H1方向からカートリッジトレイ43に装着され、保持される。カートリッジP(PY・PM・PC・PK)を保持したカートリッジトレイ43を図5中矢印G2方向に移動させ、カートリッジトレイ43は装置本体2内の装着位置に移動する。そして、装置開閉ドア3を閉めることでカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作が完了する(図2)。
一方で、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2からの取り出しについて説明する。図5に示すように、前述したカートリッジPの装置本体2への装着動作と同様にして、カートリッジトレイ43を引き出し位置に移動させる。この状態において、カートリッジPが図6中矢印H2方向に取り出され、カートリッジPの装置本体2からの取り出し動作が完了する。以上の動作により、カートリッジPは装置本体2に着脱可能となっている。
《現像装置の構成》
図3、図7(a)、図7(b)、図9(a)、図9(b)を用いて現像装置9の構成を説明する。図7(a)は、本実施例に係る現像装置の一例を示す分解斜視図である。図7(b)は、本実施例に係る現像装置の駆動側の現像端部シール部材34R付近の拡大斜視図である。図9(a)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部(現像端部シール部材34R側)の部分拡大分解斜視図である。図9(b)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部(現像端部シール部材34R側)の部分拡大斜視図である。
図4、図7(a)に示したように、現像装置9は現像手段としての現像ローラ6の回転軸方向を長手方向に延びた横長の形状である。現像ローラ6の他に、現像枠体29、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34L、可撓性シート部材35、供給ローラ軸シール37R・37Lによって構成される。
図3、図9(a)、図9(b)に示すように、現像枠体29は、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34Lを取り付ける第一枠体29aと、可撓性シート部材35を取り付ける第二枠体29bからなり、超音波溶着等によって一体的に接合される。そして、第一枠体29aと第二枠体29bを超音波溶着して、トナーを収容するトナー収容室29cと、トナー収容室29cからトナーを排出するための開口部29dを構成する。第一枠体29a、第二枠体29bの詳細構成は後述する。
現像ローラ6は、トナー収容部29cから排出されたトナーを担持するため、長手方向
において、開口部29dの全域を含むように配置される。また、現像剤供給ローラ33は、半径方向に対して、現像ローラ6に侵入するように配置される。現像ローラ6の芯材6aおよび現像剤供給ローラ33の芯材33aの両端部はそれぞれ現像枠体29の両側面に取り付けられた駆動側軸受38、非駆動側軸受39によって回転自在に支持されている。
また、現像ローラ6の芯材6aと現像剤供給ローラ33の芯材33aの駆動側端部にはそれぞれ現像ローラギア40と供給ローラギア41が配置され、現像駆動入力ギア42と噛み合っている。現像駆動入力ギア42は、現像駆動カップリング42aを備えており、装置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)が係合して装置本体2の駆動モータ(不図示)の駆動力の伝達がなされ、現像ローラ6と現像剤供給ローラ33が所定の速度で回転駆動される。
現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図3における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接し、現像ローラ6上のトナーの層厚を規制する。図3に示すように、現像ブレード下シール部材(現像剤層厚規制部材下シール部材)36は、現像枠体29と現像ブレードユニット30との間の長手方向全域の隙間を埋めるように配置され、トナー漏れを防止している。
また、図7(a)に示すように、現像端部シール部材34R・34Lは現像枠体29の開口部29dの両端に配置され、現像ブレード31および現像ローラ6と、現像枠体29との隙間からのトナー漏れを防止している。現像端部シール部材34R、34Lの詳細構成については後述する。
可撓性シート部材35は、現像枠体29の開口部29dにおける現像ブレード31と対向する側の長手方向に沿って現像ローラ6と当接するように配置され、現像枠体29と現像ローラ6との隙間からのトナー漏れを防止している。具体的には、可撓性シート部材35は、現像枠体29の開口部29dの長手方向の縁部のうち現像剤供給側(トナーが現像枠体29の内部から外部に供給される側)でない側(現像ローラ6の回転方向下流側)の縁部に取り付けられる。可撓性シート部材35は、プラスチックフィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド等から成り、厚さは50μm程度である。可撓性シート部材35は、貼り付け面29b1に対して両面テープ等により接着される(図9(a))。
また、図7(b)に示すように、第一枠体29a、第二枠体29bと現像端部シール部材34Rと可撓性シート部材35との隙間を埋めるために充填部材60が充填される。これにより、現像端部シール部材34Rと可撓性シート部材35との接続部におけるトナー漏れを防止している。充填部材60は、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂等の弾性部材からなり、溶融時の粘度が1300mPa・s以上であることが望ましい。これは、充填部材60の溶融時の粘度が高いほうが、充填部材60を充填した際に、第一枠体29a、第二枠体29bと現像端部シール部材34Rと可撓性シート部材35との隙間以外にあふれ出しにくいためである。尚、充填部材60の充填する詳細構成については後述する。
現像剤供給ローラ軸シール37R・37Lは、現像剤供給ローラ33の芯材33aにおける現像枠体29の外側に露出した部分に装着されており、現像枠体29に設けられた芯通し穴29fと芯材33aの隙間からのトナー漏れを防止している。
現像装置9は、図4に示した揺動中心(軸線b)を中心に現像ローラ6が感光体ドラム4に接触する方向(図3矢印L方向)に加圧バネ(不図示)によって常に付勢されており、現像ローラ6が感光体ドラム4に当接している。
画像形成時には、駆動により現像剤供給ローラ33と現像ローラ6が回転して摺擦することで現像枠体29内のトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。そして、現像ローラ6と感光体ドラム4の接触部で現像ローラ6上の電荷を帯びたトナーが感光体ドラム4上の静電潜像に付着し、潜像が現像される。
《現像端部シール部材の構成》
図8は、本実施例における現像端部シール部材34R、34Lの一例を示す詳細構成図である。なお、現像端部シール部材34Rと現像端部シール部材34Lはいずれも同様の構成のため、下記説明では現像端部シール部材34として説明する。
図8に示すように、現像端部シール部材34は、表層50、接着層51、中間層52、貼り付け層53で構成される。現像端部シール部材34は、現像枠体29の現像端部シール部材貼り付け座面29a1(図9(a)参照)と現像ローラ6の間に配設され、トナー漏れを防止するシール機能を有している。
表層50は、基布50aと基布50aから起毛しているパイル糸50bから成るもの、基布に短毛を静電植毛により接着したもの、または、基布50aのみによって構成される。表層50は中間層52の表面に両面テープや接着剤といった接着層51を介して接合される。パイル糸50bの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートといった合成繊維、レーヨンといった半合成繊維綿、コットン等の天然繊維等が挙げられる。または、これらの組み合わせや撚糸加工を施したものでもよい。
中間層52は、弾性体で形成されるクッション層である。中間層52の材料として、ポリウレタン等の合成樹脂の発泡体等により形成されている。ここで先に述べた熱可塑性樹脂の充填部材60や現像ブレード下シール部材36は、現像端部シール部材34の中間層52と密着するように形成されている。このとき、熱可塑性樹脂を高温の溶かした状態で充填し形成することで樹脂の一部が中間層52の発泡体内に浸透し、これにより現像端部シール部材34と熱可塑性樹脂の充填部材60や現像ブレード下シール部材36を隙間なく密着させることができる。
貼り付け層53は、両面テープや感圧接着剤などによって形成される。貼り付け層53は、柔軟性を有し中間層52への接着強度が十分に保たれるものであれば、他の材料でも良い。
現像端部シール部材34の形状は、現像端部シール部材貼り付け座面29a1の形状やその周囲の構成に合わせ、一部に切り欠きを設ける等、他の形状でも良い。
《現像枠体の構成》
図1(a)、図1(b)、図9(a)、図9(b)、図10を用いて、充填部材60、第一枠体29a、第二枠体29bの構成を説明する。尚、現像枠体29の現像端部シール部材34R側と34L側は同様の構成のため、説明は現像端部シール部材34R側で説明する。また、以下説明を行う充填部材60の流路を成す構成の、現像端部シール部材34Rの長手方向外側と内側は同様の構成のため、長手方向外側(駆動側軸受38側)で説明する。
図1(a)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大
図であり、現像ローラ6が取り付けられていない状態において、可撓性シート部材35の貼り付け面29b1に直交する方向(上方)から見た図である。図1(b)は、図1(a)のA―A断面図であり、本実施例における可撓性シート部材35の貼り付け座面29b1に平行な方向、かつ現像端部シール部材34Rの面34R1に対向する方向から見た断面図である。図10は、本実施例に係る現像装置9の概略断面図である。
まず、第一枠体29aと第二枠体29bの構成について説明する。前述したように、現像枠体29は、第一枠体29aと第二枠体29bが超音波接合によって一体化されることで形成される。
図9(a)に示すように、第一枠体29aは、現像端部シール部材34Rを貼りつける座面29a1を有している。ここで、現像端部シール部材34Rを座面29a1に貼り付ける際には、現像端部シール34Rの長手方向の幅Nの製造誤差、座面29a1の幅Mの製造誤差、現像端部シール部材34Rの貼り付け時の組立誤差を考慮しなければならない。よって、座面29a1の幅Mは、現像端部シール部材34Rが座面29a1からはみ出さないように、現像端部シール部材34Rの長手方向の幅Nよりも幅Q1の2倍分大きくなっている(図1(a)、図1(b))。
また、現像端部シール部材34Rの現像ローラ6の回転方向上流側近傍の長手方向両側において、座面29a1の長手方向両側から座面29a1に対して略直交する方向にそれぞれ突出する一対の突出部61が設けられている。突出部61は、第一枠体29aに一体的に形成されている。各突出部61の長手方向の幅Rは、成型可能な十分な厚みであるとともに、後述する充填部材60の充填圧で変形・破損しない厚みとなるように設定される。また、突出部61の高さH(座面29a1からの突出量。図1(b)、図10参照)は、第一枠体29aと第二枠体29bが接合されたときに、可撓性シート部材35の貼り付け面29b1よりも低くなるように設定されている(図10)。これは、貼り付け面29b1よりも突出部61が高くなると、可撓性シート部材35を貼り付け面29b1に貼り付けた際、可撓性シート部材35が変形し、均一に現像ローラ6に当接せず波打ちが発生し、トナー漏れを起こす可能性があるためである。尚、可撓性シート部材35の貼り付け面29b1は、第二枠体29bに一体的に形成されている。
第一枠体29aは、長手方向に直交する方向に突出する支持部29g(29gR、29gL)が長手方向両端部にそれぞれ設けられており、この支持部29gに現像端部シール部材34Rの座面29a1が形成されている。第二枠体29bには、第一枠体29aと第二枠体29bが一体化された状態で、第一枠体29aの支持部29gの先端部が隙間を有して収まるように切り欠き部(凹部)29b2を設けてある。切り欠き部29b2は、第二枠体29bの可撓性シート部材35の貼り付け面29b1を一部切り欠いたように形成されている。切り欠き部29b2の幅Tは、第一枠体29aとの組立誤差、座面29a1の幅Nの製造誤差、突出部61の長手方向の幅Rの製造誤差を考慮して設定される。具体的には、幅Tは、支持部29gの先端部の側面と切り欠き部29b2の側面との間に、長手方向の外側と内側においてそれぞれ幅Q2の隙間が形成されるように設定される(図1(a))。したがって、幅Tは、座面29a1あるいは支持部29gの幅Mよりも幅Q2の2倍分だけ大きい。
現像端部シール34Rは、第一枠体29aと第二枠体29bとが接合された後、現像ローラ6の外周に沿うような形状に屈曲させながら、座面29a1に貼りつけられる。その後、可撓性シート部材35が貼り付け面29b1に貼りつけられる。ここで、可撓性シート部材35の一部と現像端部シール部材34Rの一部は、可撓性シート部材35の現像ローラ6の当接面に直交する方向において重なっている。具体的には、可撓性シート部材35と現像端部シール部材34Rは、それぞれの長手方向が互いに直交し、可撓性シート部
材35の端部が、現像端部シール部材34Rの支持部29g先端部側の端部上面に重なっている。
《充填部材の流路の構成》
図1(a)、図11(a)、図11(b)、図11(c)、図12(a)、図12(b)を用いて、充填部材60の流路構成を説明する。図11(a)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大図であり、充填部材を塗布(注入)したばかりの初期状態を示す図である。図11(b)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大図であり、塗布(注入)した充填部材が流路に流れ込む様子を示す図である。図11(c)は、本実施例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大図であり、塗布(注入)が完了した充填部材が硬化した時の状態を示す図である。図12(a)は、本実施例に対する比較例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大図であり、流路の構成を示す図である。図12(b)は、本実施例に対する比較例に係る現像装置9における現像枠体29の端部近傍の部分拡大図であり、充填部材を塗布し、硬化した状態を示す図である。
図1に示すように、第二枠体29bの貼り付け面29b1に貼り付けられた可撓性シート部材35と、第一枠体29aの座面29a1に貼り付けられた現像端部シール部材34Rと、が重なる部分の下方に、充填部材60の充填空間が形成される。充填空間は、第一枠体29aの支持部29gの先端部と、第二枠体29bの切り欠き部29b2と、座面29a1に貼り付けられた現像端部シール部材34Rの端部(面34R1を有する端部)と、可撓性シート部材35の下面の一部と、で囲まれた空間である。また、第二枠体29bには、第二枠体29b下面から第一枠体29aの支持部29gの載置面まで貫通する充填孔29hが設けられている。第二枠体29b下面に設けられた充填孔29hの開口部29eは、外部から枠体29における充填部材60の充填空間に充填部材を充填(注入)するための注入口である。第一枠体29aの支持部29gの先端部端面には、充填孔29hの断面形状に対応するように溝部29g1が形成されている。
以上の充填孔29hの開口部29eから第一枠体29aと第二枠体29bと現像端部シール部材34Rとで囲まれた空間までが、充填部材60の充填流路Uであり、樹脂材料を充填後硬化した充填部材60によって埋められる空間(充填空間)である。
充填流路U内に充填部材60を塗布すべく、加熱した充填部材60を、第二枠体29b下面に設けられた充填流路Uの入り口の充填口29eから矢印K方向に充填(注入)する(図10)。充填部材60は、まず充填口29e近傍から満たされ、その後矢印K方向に徐々に充填される。
充填孔29hの開口部29eを越えて流入してきた充填部材60は、切り欠き部29b2の底面29b4と、支持部29gの先端部端面との間の隙間に流入する。底面29b4と支持部29g先端部端面との隙間は、溝部29g1が設けられた領域で空間が広くなっている。これにより、充填部材60は、溝部29g1に沿って、現像端部シール部材34Rの現像ローラ6の回転方向上流側端面34R1に向かうように(図1(b)において矢印Kの方向に)促されながら、底面29b4と支持部29g先端部端面との間を流動する。
端面34R1よりも上方は可撓性シート部材35によって塞がれている。そのため、溝部29g1に沿って端面34R1まで流入した充填部材60の一部は、可撓性シート部材35の下面(現像ローラ6との当接面とは反対側の面)35aまで達すると、今度は、端面34R1の両側に向かって長手方向両方向に広がるように流動する。また、充填部材60の一部は、溝部29g1によって矢印K方向に促されつつも、底面29b4と支持部2
9g先端部端面との隙間における溝部29g1両側の狭い空間にも流入し、底面29b4と支持部29g先端部端面との間を徐々に埋めていく。その後、充填部材60は、先に説明した幅Q1、Q2を有する隙間を満たし、充填が完了する(図11(b)、図11(c))。幅Q1、Q2を有する隙間への流れ込みの詳細については後述する。
前述したように、座面29a1に貼り付けられた現像端部シール部材34Rと、突出部61との間には幅Q1の隙間が生じる。この隙間が、充填部材60が流れ込む第一流路Vとなる。第一流路Vは、現像端部シール部材34Rの長手方向両側の側面34R2と、これらに対向する突出部61の長手方向に向いた側面61aで構成される。第二流路Fは、突出部61の現像ローラ6の回転方向上流側端面61cと、切り欠き部29b2の底面29b4との間の幅Q3の隙間で構成される。また、第一枠体29aと第二枠体29bが接合されたときに生じる幅Q2の隙間が第三流路Wとなる。第三流路Wは、第二枠体29bの切り欠き部29b2の側面29b3と、これに対向する突出部61の長手方向に向いた側面61b(第一枠体29aの支持部29gの長手方向両端の側面を含む)と、で構成される(図1(a)参照)。
図12は、本実施例に対する比較例の構成を示す図であり、比較例は、本実施例のように突出部61を設けていない構成となっている。比較例における充填部材60の流路Jは、第二枠体29bの切り欠き部29b2の側面29b3と、これに対向する第一枠体29aの支持部29gの長手方向両端の側面29a2、及び現像端部シール部材34Rの長手方向両端の側面34R2と、で構成される。つまり、流路Jは、側面34R2と側面29a2(座面29a1の端)との間の長手方向の幅Q4を有する隙間と、側面29a2と側面29b3との間の長手方向の幅Q5を有する隙間からなる(図12(a)中J)。
ここで、本実施例と比較例における現像端部シール部材34Rの長手方向の幅Nの製造誤差、現像端部シール部材34Rの貼り付け時の組立誤差、第一枠体29aの座面29a1の幅Mの製造誤差は同じである。よって、本実施例の現像端部シール部材34Rの側面34R2と突出部61の側面61aの隙間の幅Q1と、比較例の現像端部シール部材34Rの側面34R2と支持部29gの側面29a2の隙間の幅Q3は同じである(Q1=Q4)。同様に、本実施例の突出部61の側面61bと切り欠き部29bの側面29b3の隙間の幅Q2と、比較例の支持部29gの側面29a2と切り欠き部29bの側面29b3の隙間の幅Q5は同じである(Q2=Q5)。したがって、比較例における各流路の幅は、Q4+Q5>Q1、Q4+Q5>Q2となり、本実施例における流路の幅よりも大きくなる。
次に、本実施例における充填部材60を塗布した時の充填部材60が第一流路V、第二流路F、第三流路Wに流れ込む状態を図11(a)、図11(b)、図11(c)に示す。先に説明したように、加熱された充填部材60は、図10で示す充填口29eから塗布(注入)され、現像端部シール部材34Rの現像ローラ6の回転方向上流側端面34R1側に流れ込む(図11(a))。次に、充填部材60は、第一流路Vと第二流路Fへ流れ込む(図11(b))。そして、充填部材60は、第一流路V、第二流路F、第三流路W内で硬化し、第一枠体29aと第二枠体29bと現像端部シール34Rと可撓性シート部材35との間に形成される充填流路Uに充填される(図11(c))。このとき、充填部材60は、可撓性シート部材35からはみ出していないため、現像ローラ6と接触することはない。図11(c)において、可撓性シート部材35の外形を破線で示す。
これに対し比較例は、充填部材60が現像端部シール部材34Rの現像ローラ6の回転方向上流側端面34R1側から流路Jに流れ込んだ際、充填部材60は、流路Jからあふれ、可撓性シート部材35よりもはみ出した状態で硬化することがある(図12(b))。図12(b)において、可撓性シート部材35の外形を破線で示す。これは、比較例の
流路Jの流路幅Q4+Q5が、本実施例の第一流路Vの流路幅Q1、第三流路Wの流路幅Q2よりも広いため、充填部材60が流路Jに流れ込みやすいためと考えられる。したがって、この状態で現像ローラ6が組み付けられると、充填部材60と現像ローラ6が接触し、画像不良を引き起こす可能性がある。
これに対し、本実施例は、突出部61を座面29a1の両脇に設けることで、充填部材60の流路(充填空間)を狭い流路として分割して形成することができる。よって、充填部材60の充填圧が高く、充填量が多い場合でも、例えば一度の充填により必要な充填量を充填した場合でも、充填部材60が可撓性シート部材35よりもはみ出すことを抑制することができ、画像不良の発生を抑制することができる。
以上説明したように、本実施例は、現像端部シール部材34Rの座面29a1の両脇に突出部61を設けたことを特徴とする。そして、充填部材60の流路を、現像端部シール部材34Rの側面34R2と突出部61の側面61aからなる第一流路Vと、突出部61の側面61bと第二枠体29bの側面29b3からなる第三流路Wと、からなる構成とした。これにより、充填部材60の流路を狭く分割して形成することができ、充填部材60が可撓性シート部材35からはみ出すことを抑制することができる。よって、画像不良を引き起こすことのないカートリッジを提供することができる。
なお、突出部61の構成は、上記実施例の構成に限定されるものではない。例えば、突出部61の端面61c側の部分が、現像端部シール部材34Rの端面34R1と切り欠き部29b2の底面29b4との間に延出するように構成してもよい。これにより、充填部材60の第一流路Vと第二流路Fへ分岐をより促すことができ、充填部材60の可撓性シート部材35からのはみ出し効果を高めることができる。
また、充填口29eを設ける位置は、本実施例のように第二枠体29bの下面に限定されるものではなく、例えば、第二枠体29bの側面に設けてもよい。
6…現像ローラ(現像剤担持体)、9…現像装置、29…現像枠体、29c…トナー収容部、29d…開口部、29g…支持部、34…現像端部シール部材、35…可撓性シート部材、60…充填部材、61…突出部

Claims (18)

  1. 第一枠体と第二枠体とが接合することによって形成される現像剤を収容する現像剤収容部と、
    像担持体に形成された潜像を前記現像剤収容部に収容された現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸方向における端において、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための端部シール部材であって、前記第一枠体に設けられた、前記端部と前記第一枠体との間をシールする端部シール部材と、
    前記現像枠体の開口部の前記回転軸方向に沿っ前記現像剤担持体接触し、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための、前記第二枠体に設けられたシート部材と、を備える現像装置の製造方法において、
    前記端部シール部材と前記シート部材が接触する接続部において、前記第一枠体、前記第二枠体、前記端部シール部材及び前記シート部材に囲まれて形成される空間に、前記回転軸方向において、前記第二枠体と前記端部シール部材のそれぞれから間隔を隔て、前記現像枠体に突出部を設け、
    前記突出部が突出した前記空間を埋め、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための充填部材を形成することを特徴とする現像装置の製造方法
  2. 更に前記充填部材は、前記現像剤収容部に設けられた充填孔から前記空間に充填する請求項1に記載の現像装置の製造方法。
  3. 前記充填孔は、前記第二枠体に設けられている請求項2に記載の現像装置の製造方法。
  4. 更に前記充填部材は、前記充填孔からガイド部により前記空間に導かれることを特徴とする請求項2または3に記載の現像装置の製造方法。
  5. 前記ガイド部は、前記第二枠体に設けられた溝である請求項4に記載の現像装置の製造方法。
  6. 記第一枠体は、前記回転軸方向と直交する方向に突出した、前記端部シール部材を支持する支持部を有し
    前記第二枠体は、前記シート部材を貼り付けた貼り付け面の一部を切り欠いた切欠き部であって、前記空間が形成されるように前記支持部が侵入した切り欠き部を有するように形成され、前記支持部の先端部が隙間を有して収まる切り欠き部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法
  7. 記空間は、
    前記回転軸方向において、前記突出部と記端部シール部の間前記充填部材が充填される第一流路と、
    前記回転軸方向と直交する方向において、前記突出部と前記第二枠体の間に前記充填部材が充填される第二流路と、
    前記回転軸方向において、前記突出部と前記第二枠体の間に前記充填部材が充填される第三流路と、
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法
  8. 前記突出部は、前記回転軸方向において前記現像端部シール部材の前記支持部の両側に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法
  9. 前記充填部材は、粘度が1300mPa・s以上の樹脂材料を前記充填空間に充填して形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法
  10. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの製造方法において、前記プロセスカートリッジは、
    像担持体と、
    第一枠体と第二枠体とが接合することによって形成される現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記像担持体に形成された潜像を前記現像剤収容部に収容された現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸方向における端部において、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための端部シール部材であって、前記第一枠体に設けられた、前記端部と前記第一枠体との間をシールする端部シール部材と、
    前記現像枠体の開口部の前記回転軸方向に沿って前記現像剤担持体に接触し、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための、前記第二枠体に設けられたシート部材と、を備え、
    前記端部シール部材と前記シート部材が接触する接続部において、前記第一枠体、前記第二枠体、前記端部シール部材及び前記シート部材に囲まれて形成される空間に、前記回転軸方向において、前記第二枠体と前記端部シール部材のそれぞれから間隔を隔て、前記現像枠体に突出部を設け、
    前記突出部が突出した前記空間を埋め、前記現像剤収容部から現像剤が漏れるのを防ぐための充填部材を形成することを特徴とするプロセスカートリッジの製造方法。
  11. 更に前記充填部材は、前記現像剤収容部に設けられた充填孔から前記空間に充填する請求項10に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  12. 前記充填孔は、前記第二枠体に設けられている請求項11に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  13. 更に前記充填部材は、前記充填孔からガイド部により前記空間に導かれることを特徴とする請求項11または12に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  14. 前記ガイド部は、前記第二枠体に設けられた溝である請求項13に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  15. 前記第一枠体は、前記回転軸方向と直交する方向に突出した、前記端部シール部材を支持する支持部を有し、
    前記第二枠体は、前記シート部材を貼り付けた貼り付け面の一部を切り欠いた切欠き部であって、前記空間が形成されるように前記支持部が侵入した切り欠き部を有するように形成され、前記支持部の先端部が隙間を有して収まる切り欠き部を有することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  16. 前記空間は、
    前記回転軸方向において、前記突出部と前記端部シール部の間に前記充填部材が充填される第一流路と、
    前記回転軸方向と直交する方向において、前記突出部と前記第二枠体の間に前記充填部材が充填される第二流路と、
    前記回転軸方向において、前記突出部と前記第二枠体の間に前記充填部材が充填される第三流路と、
    を有することを特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  17. 前記突出部は、前記回転軸方向において前記現像端部シール部材の前記支持部の両側に設けられていることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
  18. 前記充填部材は、粘度が1300mPa・s以上の樹脂材料を前記充填空間に充填して形成されることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
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