JP6218493B2 - ユニット、ユニットの製造方法、及び画像形成装置、画像形成装置の製造方法 - Google Patents

ユニット、ユニットの製造方法、及び画像形成装置、画像形成装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユニット及び画像形成装置に関する。
電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジを備える構成が知られている。プロセスカートリッジとは、電子写真感光体および前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にユニットにしたものであり、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段の少なくとも何れか一つを含む。この種のプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずにユーザー自身で行なうことができ、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は電子写真画像形成装置において広く用いられている。電子写真画像形成装置には、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等が含まれる。
図32〜図35を参照し、従来のプロセスカートリッジについて説明する。図32は、従来のプロセスカートリッジの概略断面図である。図33は、スクイシート203に初期テンションを付加したときの概略図である。図34は、常温(ex.23℃)⇒高温(ex.50℃)⇒常温(ex.23℃)と環境が変化したときのクリーニング容器201、両面テープ204、スクイシート203のそれぞれの界面のズレを表した状態変化図である。図35は、スクイシート203の先端がうねったクリーニング容器201の状態説明図である。
一般的に、電子写真画像形成装置では、画像形成時に以下のような工程が繰り返される。まず、感光層を外周面に有する像担持体である電子写真像担持体(像担持体202)に静電潜像を形成する。トナー容器(現像剤収容部)300、現像容器301、現像剤担持体302を経由して現像手段から搬送された現像剤によりこの静電潜像を像として現像(顕像化)し、得られた像を転写材(記録媒体)に転写する。また、1つの画像形成工程終了後に像担持体表面に残留した現像剤及びその他の付着物を次の画像形成工程開始前にクリーニング手段によって十分に除去している。
クリーニング手段の一例として、クリーニングブレード205と、スクイシート203と、クリーニング容器201とで構成されたものがある。クリーニングブレード205は、像担持体202上に残留したトナーを掻き落とすためのものであり、スクイシート203は、掻き落としたトナーをすくい取るためのものであり、それぞれ像担持体202表面に接触するように設けられている。クリーニング容器201は、すくい取った廃トナーを溜めるための廃トナー室(現像剤収容部)200を備えている。スクイシート203は、二軸延伸ポリエステルからなり、クリーニング容器201の所定位置(取付面)に両面テープ204によって貼り付けられている。ここで、像担持体202と接触するスクイシート203は、先端部のうねり等が無く精度良く貼り付けられる必要がある。精度良く貼り付けられていない場合、スクイシート203先端が像担持体202表面に完全に密着できず、その結果、クリーニングブレード205で掻き落とした現像剤を確実にすくい取れなくなるからである(特許文献1参照)。また、スクイシート203の先端部のうねりを防止する為、スクイシート203は先端に張力(テンション)を与えられ、反り量m(初期テンション量)を得るように貼り付けられている(図33参照)。なお、206a、206bは、像担持体端部シール部材であり、207は、帯電ローラである。
また、現像手段の一例として、現像ブレードユニット305と、吹き出し防止シート303と、を備えたものがある。現像ブレードユニット305は、現像剤担持体302の回転方向の上流側に現像剤担持体302に担持されている現像剤の層厚を規制するためのものである。吹き出し防止シート303は、現像剤担持体302の回転方向の下流側に現像
容器301内部から外部への現像剤の吹き出し(漏出)を防止するためのものである。これら現像ブレードユニット305及び吹き出し防止シート303は、現像剤担持体302の表面に接触するように設けられている。また、吹き出し防止シート303は、ニ軸延伸ポリエステルにより形成されており、現像容器301の所定位置(取付面)に両面テープ304によって貼り付けられている。吹き出し防止シート303に関しても前述のスクイシート203と同様、吹き出し防止シート303は先端部のうねり等が無く精度良く貼り付けられる必要がある。精度良く貼り付けられていない場合、吹き出し防止シート303先端が現像剤担持体302表面に完全に密着できず、その結果、この間隙から現像容器301内の現像剤が吹き出してしまうからである。また、スクイシート203と同様、吹き出し防止シート303の先端部のうねりを防止する為、吹き出し防止シート303も先端に張力(テンション)を与えられ、ある反り量(初期テンション量)を得るように貼り付けられている。なお、306a、306bは、現像剤担持体端部シール部材である。
以上のように、スクイシート203や吹き出し防止シート303(以下、薄板部材)等は、両面テープを用いてクリーニング容器201や現像容器301(以下、枠体)に貼り付けられる。そして、その貼り付け位置は枠体からの現像剤漏れ防止に大きく影響するため重要である。このため、現像剤の漏れ防止のため両面テープを高精度に枠体に貼り付ける必要があり、薄板部材先端のうねりを防止することが重要である。また、薄板部材は画像形成装置停止時及び使用時の画像形成装置内のカートリッジ周りの温度変化(例えば、0℃〜50℃)において薄板部材先端のうねりを防止する必要がある。
例えば、図34に示すように、常温(ex.23℃)→高温(ex.50℃)の環境下にカートリッジを放置した場合は、それぞれの部材は各々の線膨張分伸びることとなる。このとき、両面テープ204はクリーニング容器201、スクイシート203のそれぞれの界面でズレることによってクリーニング容器201、スクイシート203の伸びの差を吸収している。そして、常温に戻るときにこのズレが元に戻りきらず、y1、y2として残る場合がある。このとき、反り量m(初期テンション量)が不十分だった場合、反り量mが小さくなり、図35に示すようなうねりwを生じることがある。
また、図36〜図38を参照して、端部シール部材406a、406bの構成について説明する。
図36は、従来のプロセスカートリッジの概略断面図である。図37(a)は、スクイシート403と像担持体端部シール部材406a、クリーニング容器401との位置関係を示す概略正面図である。図37(b)は、ホットメルト407塗布前の断面図(図37(a)中矢印の概略断面図)である。図37(c)は、ホットメルト407塗布後の断面図(図37(a)中矢印の概略断面図)である。図38(a)は、吹き出し防止シート303と現像剤担持体端部シール部材506a、現像容器501との位置関係を示す概略正面図である。図38(b)は、ホットメルト507塗布前の断面図(図38(a)のB矢視断面図)である。図38(c)は、ホットメルト507塗布後の断面図(図38(a)のB矢視断面図)である。
電子写真画像形成装置では、画像形成時に以下のような工程が繰り返されている。図36を用いて説明する。まず、感光層を外周面に有する像担持体である電子写真像担持体(像担持体402)に静電潜像を形成する。トナー容器500、現像容器501、現像剤担持体502を経由して現像手段から搬送された現像剤によりこの静電潜像を像として現像(顕像化)し、得られた像を転写材に転写する。また、1つの画像形成工程終了後に像担持体表面に残留した現像剤及びその他の付着物を次の画像形成工程開始前にクリーニング手段によって十分に除去している。
図37を用いて図36のプロセスカートリッジを図中の矢印M方向から見たクリーニング手段について説明する。クリーニング手段として、クリーニングブレード405と、スクイシート403と、像担持体端部シール部材406a、406b(不図示)と、クリーニング容器401とで構成されたものが知られている。クリーニングブレード405は、像担持体402上に残留したトナーを掻き落とし、スクイシート403は、掻き落としたトナーをすくい取る。像担持体端部シール部材406aは、掻き落したトナーの像担持体
402の端部外周面からの漏れ出しを防止する為に端部の一端に配置され、像担持体端部シール部材406b(不図示)は、もう一端に配置される。クリーニング容器401は、すくい取ったトナーを溜めるための廃トナー室400を備える。
ここで、クリーニングブレード405とスクイシート403は、像担持体402表面に接触するように設けられている。また、像担持体端部シール部材406a、406bは、クリーニングブレード405を基準に配置され、また、スクイシート403の両端部に接触しており、且つ像担持体402の外周面とも接触している。このとき、クリーニング容器401と像担持体端部シール部材406a、406bとの隙間i1(像担持体端部シール部材406a、406bの厚み方向の隙間)や、クリーニング容器401とスクイシート403との隙間i2を封止する必要がある。トナーの漏れ出しの原因となるからである。そこで、前記隙間i1、i2に、ホットメルト407等の樹脂を後で塗布することで封止している(特許文献2参照)。また、クリーニング容器401とスクイシート403との隙間i2を小さくするために、両面テープ404を高精度に貼付けている。
また、図38を用いて図36のプロセスカートリッジを図中の矢印N方向から見た現像手段について説明する。現像手段として、現像ブレードユニット505と、現像剤担持体端部シール部材506a、506b(不図示)と、吹き出し防止シート503と、を設けたものが知られている。現像ブレードユニット505は、現像剤担持体502の回転方向の上流側に現像剤担持体502に担持されている現像剤の層厚を規制する。現像剤担持体端部シール部材506aは、現像剤担持体502の端部外周面からの漏れ出しを防止する為に端部の一端に配置され、現像剤担持体端部シール部材506b(不図示)は、もう一端に配置される。吹き出し防止シート503は、現像剤担持体502の回転方向の下流側に現像容器501内部から外部へのトナーの吹き出し(漏出)を防止する。
この現像ブレードユニット505及び吹き出し防止シート503は、現像剤担持体502の表面に接触するように設けられている。また、現像剤担持体端部シール部材部材506a、506bは、吹き出し防止シート503の両端部に接触しており、且つ現像剤担持体502の外周面とも接触している。このとき、前記クリーニング手段と同様に、現像容器501と現像剤担持体端部シール部材506a、506bとの隙間s1や、現像容器501と吹き出し防止シート503との隙間s2を封止しないとトナーの漏れ出しの原因となる。そこで、前記隙間s1、s2を、ホットメルト507等の樹脂を後で塗布することで封止している。また、現像容器501と吹き出し防止シート503との隙間s2を小さくするために、両面テープ504を高精度に貼付けている。
以上のように、クリーニング容器401及び現像容器501(以下、枠体)と像担持体端部シール部材部材406a、406b及び現像剤担持体端部シール部材部材506a、506b(以下、端部シール部材)との隙間を封止することは重要である。また、枠体とスクイシート403及び吹き出し防止シート403(以下、シート部材)との隙間を封止(小さく)することも重要である。これらの隙間の封止は、枠体からのトナー漏れ防止に大きく影響する。このため、トナー漏れ防止のため、枠体と端部シール部材の隙間に後でホットメルト407等、別の樹脂を塗布することや、端部シール部材の近傍に両面テープ404,504を高精度に貼り付ける必要がある。
特許第3231848号明細書 特開2004−126003号公報
近年、自動機によるカートリッジの組立工程において、更なるコストダウンのため生産効率や製品の製作精度の向上が求められている。また、電子写真画像形成装置の高性能化・高画質化に伴いカートリッジの小型化が求められている。しかしながら、上述した両面
テープを用いた枠体への薄板部材の接着方法では、次のような課題があった。両面テープが柔らかいため、コストダウンやカートリッジの小型化のために両面テープの幅を小さくしてしまうと、両面テープの蛇行が発生し、カートリッジ枠体に高精度に貼り付けることが難しい。また、高温下の環境放置後、両面テープと薄板部材、両面テープとカートリッジ枠体とのそれぞれの界面でズレが生じ、反り量mが小さくなり、薄板部材の初期テンションが減衰してしまう。そのため、それを考慮した薄板部材先端の初期テンション量の管理が必要となっていた。
また、枠体と端部シール、枠体とシート部材の隙間にホットメルトを塗布するため、塗布するためのスペース(塗布口等)の確保や、塗布状態の検査工程が必要となっていた。
本発明の目的は、ユニットの端部シールと回転体に接触するシート部材との間からトナーの漏れ出しを確実に防ぐことが可能なユニット及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明に係るユニットは、
画像形成装置に用いられるユニットにおいて
現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で前記枠体に形成された第二端部シール部材であって、前記第二端部シール部材が曲げられた状態で前記第一端部シール部材が前記枠体に取り付けられ、前記第二端部シール部材が前記第一端部シール部材及び前記シート部材と接触し、前記第一端部シール部材と前記シート部材の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために本発明に係るユニットの製造方法は、
現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
前記第一端部シール部材と前記シート部材と前記枠体の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
を備えた、画像形成装置に用いられるユニットの製造方法であって、
前記枠体に金型を当接させ、前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で、前記枠体に前記第二端部シール部材を形成する工程と、
前記第二端部シール部材と接触させ、前記第二端部シール部材を変形させつつ、前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程と、
前記第一端部シール部材と前記第二端部シール部材と接触するように、前記枠体に前記シート部材を固定する工程と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
現像剤を収容する、現像剤収納部を備えた枠体と、
回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で前記枠体に形成された第二端部シール部材であって、前記第二端部シール部材が曲げられた状態で前記第一端部シール部材が前記枠体に取り付けられ、前記第二端部シール部材が前記第一端部シール部材及び前記シート部材と接触し、前記第一端部シール部材と前記シート部材の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために本発明に係る画像形成装置の製造方法は、
現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
前記第一端部シール部材と前記シート部材と前記枠体の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
を備えた、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の製造方法であって、
前記枠体に金型を当接させ、前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で、前記枠体に前記第二端部シール部材を形成する工程と、
前記第二端部シール部材と接触させ、前記第二端部シール部材を変形させつつ、前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程と、
前記第一端部シール部材と前記第二端部シール部材と接触するように、前記枠体に前記シート部材を固定する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユニットの端部シールと回転体に接触するシート部材との間からトナーの漏れ出しを確実に防ぐことが可能となる。
画像形成装置全体構成を示す概略断面図 プロセスカートリッジの概略断面図 クリーニング部材と像担持体を示す模式構成断面図 クリーニングユニットのクリーニング部材の構成を示す模式断面図 図4中の矢印a方向から見た構成説明図 現像ユニットの各構成を示す模式構成断面図 現像ユニットの各構成を示す模式断面図 図7中の矢印a方向から見た構成説明図 エラストマ部材の成形についての説明図 図9(b)のA−A概略断面図 エラストマ部材の成形時の様子を示す概略図 エラストマ部材の成形形状1の構成説明図 エラストマ部材の成形形状2の構成説明図 エラストマ部材の成形形状3の構成説明図 エラストマ部材の成形形状4の構成説明図 エラストマ部材の成形形状5の構成説明図 エラストマ部材の成形形状6の構成説明図 スクイシートを取り付けたクリーニング容器の概略構成図 スクイシート上端にテンションを付与する方法の説明図 エラストマ部材を溶融させシートを溶着させている状態を示す説明図 図20の断面図 図21の部分拡大図 スクイシートを溶着させたクリーニング容器を示す説明図 本実施例におけるエラストマ部材の成形形状の概略正面図、概略断面図 クリーニング容器への封止部成形時の概略図 封止部の撓ませた状態の説明図 端部シールの取付時の端部シールと封止部の状態説明図 封止部位置を変えた時の端部シールと封止部の状態説明図 端部のスクイシート貼付け状態概略正面図、概略断面図 溶着状態変更時のスクイシート貼付け状態概略正面図、概略断面図 従来構成での端部のスクイシート貼付け状態正面図、断面図 従来のプロセスカートリッジの概略断面図 スクイシートに初期テンションを付加したときの概略図 高温環境下での界面ズレの状態変化図 シート上端うねり状態説明図 従来のプロセスカートリッジの概略断面図 従来構成での端部のスクイシート貼付け状態正面図、断面図 従来構成での端部の吹き出し防止シート貼付け状態正面図、断面図 現像容器への封止部成形時の概略図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子画像形成装置本体に装着する方向と交差する方向(略直交する方向、像担持体の回転軸線方向)である。また、プロセスカートリッジの左右とはプロセスカートリッジを電子
画像形成装置本体に装着する方向から見て左または右である。また、プロセスカートリッジの上面とはプロセスカートリッジを電子画像形成装置本体に装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。また、図2、3、6、32、36においては、互いに当接する部材同士の構成を変形前の状態で図示している。
(画像形成装置本体構成)
図1を参照して、本発明の実施例に係る電子写真画像形成装置本体の構成について説明する。図1は、画像形成装置の一形態であるカラーレーザービームプリンタ(以下「画像形成装置本体」という)の概略断面図である。画像形成装置本体100は、Y、M、C、Bk各色のプロセスカートリッジ2と、中間転写ベルト(中間転写体)35と、定着部50と、排出ローラ群53、54、55と、排出トレイ56と、を備える。4色のプロセスカートリッジ2は、画像形成装置本体100に対して個別に着脱可能に構成されている。
次に、画像形成装置本体100の動作について説明する。まず、給紙ローラ41が回転して給紙カセット7内の記録媒体である転写材Pを一枚分離した上で、レジストローラ44へと搬送する。一方で像担持体21と中間転写体35が、所定の外周速度V(以下プロセス速度と呼ぶ)で図1の矢印方向へ回転する。像担持体21は、帯電手段によって表面を均一に帯電された上で、レーザ10による露光を受けることによって静電潜像が形成される。この潜像形成と同時に現像ユニット2bが、像担持体21上の潜像に現像剤(以下「トナー」という)で現像を行なう。像担持体21上に現像されたY、M、C、Bk各色のカラー画像は、中間転写体35の外周に一次転写される。中間転写体35上に転写された各色の画像は、転写材Pに二次転写された後、定着部50にて転写材Pに定着される。画像が定着された転写材Pは、排出ローラ対53、54、55を介して排出トレイ56上に排出され、画像形成動作を終了する。
(プロセスカートリッジ構成)
図2を参照して、本発明の実施例に係るプロセスカートリッジ2の構成について説明する。図2は、プロセスカートリッジ2の概略断面図である。なお、Y、M、C、Bkの各カートリッジは同一構成である。プロセスカートリッジ2は、クリーニングユニット2aと、現像ユニット2bに分かれている。
クリーニングユニット2aは、回転体としての像担持体21がクリーニング容器24に回転可能に取り付けられている。像担持体21周上には、像担持体21の表面を一様に帯電させるための一次帯電手段である帯電ローラ23と、像担持体21上に残ったトナーを除去するためのクリーニングブレード28が配置されている。また、クリーニングブレード28が除去したトナーをすくい取るための可撓性シート部材としてのスクイシート(薄板部材)15と、スクイシート15を固定する樹脂部材であるエラストマ部材10が配置されている。更に、帯電ローラ23をクリーニングするための帯電ローラクリーナ17と、帯電ローラクリーナ17を固定するエラストマ部材12が配置されている。
現像ユニット2bは、現像手段である回転体である現像剤担持体22と、トナーが収容されたトナー容器70と、現像容器71とから構成される。現像剤担持体22は、回転自在に現像容器71に支持される。現像剤担持体22の周上には、現像剤担持体22と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ72と現像剤規制部材73、吹き出し防止シート(シート部材)16と吹き出し防止シート16を固定する樹脂部材であるエラストマ部材11が配置されている。更に、トナー容器70内にはトナー攪拌機構74が設けられている。
次に、プロセスカートリッジ2の動作について説明する。まず、図2の矢印X方向に回転するトナー攪拌機構74によってトナーがトナー供給ローラ72へ搬送される。トナー
供給ローラ72は、図2の矢印Z方向に回転することによって、トナーを現像剤担持体22に供給する。現像剤担持体22上に供給されたトナーは、現像剤担持体22のY方向の回転によって現像剤規制部材(現像ブレードユニット)73のところに至る。現像剤規制部材73は、トナーを規制して所望の帯電電荷量を付与するとともに、所定のトナー薄層を形成する。現像剤規制部材73によって規制されたトナーは、像担持体21と現像剤担持体22とが接触した現像部に搬送された上で、現像剤担持体22に印加された現像バイアスによって像担持体21上に現像される。像担持体21上に現像されたトナーが中間転写体35に一次転写された後、像担持体21上に残留した廃トナーがクリーニングブレード28によって除去される。除去された廃トナーは、廃トナー室(現像剤収納部)30に溜められる。
(クリーニングユニット)
図3〜図5を参照して、クリーニングユニット2aの構成について説明する。図3は、クリーニング部材と像担持体21を示す模式構成断面図、図4は、クリーニング部材の構成を示す模式断面図、図5は、クリーニング手段を図4中の矢印a方向から見た構成説明図である。
図3及び図4に示すように、像担持体21から廃トナー等の残留物を掻き落とすクリーニングブレード28と、掻き落とされた残留物をすくい取るスクイシート15が設けられている。また、残留物を収納する廃トナー室30と、廃トナー室30から残留物が漏れ出ないようにクリーニングブレード28の両端部に配した像担持体端部シール部材26a、26bと、クリーニングブレード下シール27とを有している。これら各部材がクリーニング容器24に組み込まれてクリーニングユニット2aが構成されている。
具体的には、図5に示すように、クリーニングブレード28及びスクイシート15は、相互に干渉しない位置で像担持体21の外周面に当接しており、開口24aが形成される。スクイシート15は、クリーニング容器24にスクイシート15の接着部として射出成形されたエラストマ部材10部分に熱溶着されている(詳細は後述する)。像担持体21は、クリーニング容器24の開口部に配されたような構成となっており、スクイシート15は、像担持体21に当接することで、クリーニング容器24と像担持体21との間からトナーが漏れ出るのを防ぐために設けられている。また、像担持体端部シール部材26a、26bは、図5に示すようにクリーニングブレード28を基準に配置され、また、スクイシート15の両端部に接触しており、且つ図3に示すように像担持体21の外周面とも接触している。更に、クリーニングブレード下シール27によってクリーニングブレード28とクリーニング容器24の隙間等を密閉している。
また、図3に示すように、帯電ローラ23をクリーニングするための帯電ローラクリーナ17が設けられており、帯電ローラクリーナ17はクリーニング容器24に帯電ローラクリーナ17の接着部として成形されたエラストマ部材12部分に熱溶着されている。
(現像ユニット)
図6〜図8を参照して、現像ユニット2bの構成について説明する。図6は、吹き出し防止シート16と現像ブレードユニット73と現像剤担持体端部シール部材(第一端部シール部材)95a、95bと現像剤担持体22を示す模式構成断面図である。以下、現像剤担持体端部シール部材はD端部シール部材という。図7は、吹き出し防止シート16と現像ブレードユニット73とD端部シール部材95a、95bの構成を示す模式断面図である。図8は、図7中の矢印a方向から見た構成説明図である。
図6及び図7に示すように、現像剤担持体22のトナーをならす現像ブレードユニット73と、現像担持体22と現像容器71の間からトナーが吹き出す事を防止する吹き出し
防止シート16が設けられている。また、トナーを収納する現像容器71と、現像容器71からトナーが漏れ出ないように現像ブレードユニット73の両端部に配したD端部シール部材95a、95bと、現像ブレード下シール93とを有している。これら各部材が現像容器71に組み込まれて現像ユニット2bが構成されている。
具体的には、図8に示すように、現像ブレードユニット73及び吹き出しシート16は、相互に干渉しない位置で現像剤担持体22の外周面に当接しており、開口71aが形成される。吹き出しシート16は、現像容器71に吹き出しシート16の接着部として成形されたエラストマ部材11部分に熱溶着されている(詳細は後述する)。また、D端部シール部材95a、95bは、図8に示すように現像ブレードユニット73及び吹き出しシート16の両端部に接触しており、且つ図6に示すように現像剤担持体22の外周面とも接触している。更に、現像ブレード下シール93によって現像ブレードユニット73と現像容器71の隙間等を密閉している。
また、トナーの飛散を防止するために飛散防止シート18が設けられており、飛散防止シート18は、現像容器71に飛散防止シート18の接着部として成形されたエラストマ部材13部分に熱溶着されている。
(エラストマ部材の成形)
図9〜図11を参照して、エラストマ部材10を成形する工程を説明する。図9は、エラストマ部材の成形について説明する図である。図9(a)は、クリーニング容器24の概略図と注入口部の概略拡大図である。図9(b)は、クリーニング容器24にエラストマ成形金型83を型締めした状態の概略図である。図9(c)は、図9(b)のA−A概略断面図である。図9(d)は、図9(b)のB−B概略断面図である。図10は、図9(b)のA−A概略断面図であり、エラストマ部材10の成形時の様子を示す図である。図11は、エラストマ部材10の成形時の様子を示す概略図である。
図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)に示すように、クリーニング容器24の一端側の像担持体端部シール部材26aと他端側の像担持体端部シール部材26bとの間にエラストマ部材形成部71dが設けられている。エラストマ部材形成部71dはエラストマ部材10が注入される凹部71d1と金型が当接する当接面71d2、71d3を有している。また、長手方向の所定箇所には、円筒状でシール形成部71dの凹部71d1と連通している注入口76が設けられている。
次に、エラストマ部材10の成形方法について説明する。本実施例では、図9(a)に示すようにエラストマ部材形成部71dの長手中央部1箇所に注入口76を設けているが、注入口を2箇所以上設ける構成でも良い。エラストマ部材10を成形する際、図9(c)、図9(d)に示すようにクリーニング容器24のエラストマ部材形成部71dの当接面71d2、71d3へエラストマ成形金型83を当接させる。エラストマ成形金型83は、エラストマ部材10の形状に掘り込んだ、すなわち、エラストマ部材10の外形形状に対応した形状の凹部83dを備えた構成となっている。次に、クリーニング容器24の長手中央部1箇所に設けられた注入口76に樹脂注入装置のゲート82を当接させる。そして、エラストマ部材10となる熱可塑性エラストマを樹脂注入装置のゲート82からクリーニング容器24の注入口76へ図9(c)中の矢印のように注入する。注入された熱可塑性エラストマは、図10に示すようにクリーニング容器24のエラストマ部材形成部71dの凹部71d1とエラストマ成形金型83の凹部83dとで形成された成形空間に流し込まれる。長手中央部1箇所から注入された熱可塑性エラストマは、図11に示すように、エラストマ部材形成部71dの凹部71d1とエラストマ成形金型83の凹部83dで形成された成形空間をそれぞれ長手方向両側へ流れる。このように、クリーニング容器24に型を当接されて形成される成形空間内に熱可塑性樹脂を注入し成形させることに
より、クリーニング容器24に一体的なエラストマ部材10が成形される。
エラストマ部材はクリーニング容器24に一体的に成形して成るものである。本実施例ではエラストマ部材10の材質としてスチレン系エラストマ樹脂を用いている。これは、クリーニング容器24がハイインパクトポリスチレン(HI−PS)からなるため、エラストマ樹脂としては、クリーニング容器24と同系の材質からなり弾性を有するスチレン系エラストマ樹脂が好ましい。同材質部品であれば部品同士の分解を行なわなくて済むため、プロセスカートリッジのリサイクル時の分解作業性に優れているからである。なお、同様の機械的特性を持つものであれば上記材質の他のエラストマ樹脂でも良い。
また、本実施例では、成形するエラストマ部材10として、弾性率が2.5MPa〜10MPaの物性の物を使用している。弾性率の調整は、スチレン系エラストマ樹脂100重量部に対し、ポリスチレン(PE)を20重量部含有することで行った。しかし、弾性率2.5MPa以上、10MPaの物性を持つエラストマ樹脂であれば良いので、PEの含有量を変えても良いし、PE以外の樹脂を含有しても良い。またその他のエラストマ樹脂でも良い。また、本実施例における像担持体端部シール部材及びD端部シール部材は、弾性体もしくは繊維状部材からなるが、これに限定されるものではない。
上述したエラストマ部材10のクリーニング容器24への成形方法は、エラストマ部材11、13の現像容器71への成形や、エラストマ部材12のクリーニング容器24への成形にも適用可能である。なお、エラストマ部材10、11、12、13の成形については、上記方法以外にも2色成形やインサート成形等によりクリーニング容器24や現像容器71等の枠体に成形しても良い。
接着部として両面テープを用いた従来技術の場合、柔らかいため両面テープの幅が小さいほど枠体に高精度に貼り付けるのは難しい。しかしながら本実施例では、型を用いて、直接枠体にエラストマ部材を成形することで、枠体に対して両面テープよりも、高精度に形成することが可能となる。更に、接着部として両面テープを用いた従来技術の場合、高温下の環境放置後、両面テープと枠体との接着界面でズレが生じてしまう。しかしながら本実施例では、枠体へ直接成形することでエラストマ部材と枠体との成形界面でのズレを抑制することができる。
(エラストマ部材の容器への成形形状)
図12〜図17を参照して、クリーニング容器24または現像容器71(以下、枠体)に一体成形されるエラストマ部材10、11、12、13の成形形状及び枠体におけるエラストマ部材形成部の各種構成例について説明する。図12は、エラストマ部材10の成形形状1の構成説明図である。図12(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図12(b)は、図12(a)中矢印の概略断面図である。図13は、エラストマ部材10の成形形状2の構成説明図である。図13(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図13(b)は、図13(a)中矢印の概略断面図である。図14は、エラストマ部材10の成形形状3の構成説明図である。図14(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図14(b)は、図14(a)中矢印の概略断面図である。図15は、エラストマ部材10の成形形状4の構成説明図である。図15(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図15(b)は、図15(a)中矢印の概略断面図である。図16は、エラストマ部材10の成形形状5の構成説明図である。図16(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図16(b)は、図16(a)中矢印の概略断面図である。図17は、エラストマ部材10の成形形状6の構成説明図である。図17(a)は、エラストマ部材10と、枠体の一部を示す概略正面図、図17(b)は、図17(a)中矢印の概略断面図である。
図12(a)、図12(b)に示すように、成形形状1においては、枠体のエラストマ部材形成部71d1である凹部に成形されるエラストマ部材10は、長手両端を除く短手の全域において、o1、o2>0mmの幅を持って枠体に接触していない。すなわち、枠体のシート部材の位置を規制可能な規制部が、エラストマ部材10の短手方向においてエラストマ部材10からo1、o2だけ間隔を空けて設けられている。
また、図12(b)に示すようにエラストマ部材10の成形時自由長(高さ)hを0.5mm以上確保して成形し、且つ枠体にk=0.3mm喰い込ませて成形している。すなわち、エラストマ部材10の一部が枠体の凹部内に注入、成形される。これは、高温下の環境放置で枠体の線膨張での伸びの影響をエラストマ部材10のシート溶着部に与えないための構成であると同時に、枠体にエラストマ部材を固定するための構成である。また、エラストマ部材10の溶着前のシート部材取付面(接触位置)24の高さは、枠体のシート部材規制部のシート部材との接触面(接触位置)の高さより、エラストマ部材溶けシロiだけ高くなるように構成されている。
本実施例におけるエラストマ部材10の成形形状は、次の特徴を有するものであればよい。
(1)エラストマ部材10のシート部材取付面24dが、高温下の環境放置で枠体の線膨張での伸びの影響を受けにくい。
(2)エラストマ部材10が、スクイシート15などのシート部材(薄板部材)に枠体の線膨張の影響を与えない緩衝層として働く。
(3)エラストマ部材10が、枠体から容易に外れない。
上記3点を満足するならば、図13(a)、図13(b)に示すように、エラストマ部材10の長手、短手全域がo1、o2>0mm、p1、p2>0mmの幅を持って枠体に接触しない構成でも良い(成形形状2)。また、エラストマ部材10が十分な粘着性を有していれば、図14(a)、図14(b)に示すように、枠体に凹部を設けずに、枠体平面上に凸状に成形する構成でも良い(成形形状3)。更に、十分に柔軟性のあるエラストマ部材10を成形する場合は、図15(a)、図15(b)に示すように、枠体からの自由長(高さ)を成形形状1よりも短くしてもよい(成形形状4)。また、図16(a)、図16(b)に示すように、枠体からの自由長を成形形状1よりも短くしつつ、エラストマ部材形成部71d1の深さをより深くした構成としてもよい(成形形状5)。更に、図17(a)、図17(b)に示すように、枠体に設けた凸部を覆うようにエラストマ部材10を成形するような構成でもよい(成形形状6)。
以上説明したエラストマ部材10のクリーニング容器24への成形形状の各種構成例は、エラストマ部材11、13の現像容器71への成形形状やエラストマ部材12のクリーニング容器24への成形形状にも適用可能である。
また、接着部として両面テープを用いた従来技術の場合、両面テープが、枠体とシート部材の高温下の環境放置での線膨張の差を吸収する緩衝材として働き、高温下の環境放置後のシート部材のうねりを防止することができる。そこで、本実施例でも、エラストマ部材10を本実施例のように枠体に成形することで、エラストマ部材10が、枠体とシート部材の高温下の環境放置での線膨張の差を吸収する緩衝材として働くことが可能となる。そして、その効果により、高温下の環境放置後のシート部材のうねりを防止することが可能となる。
(エラストマ部材の封止部形状、端部シール部材との接触)
図25〜図28を用いて、エラストマ部材110をクリーニング容器124へ成形した後に、像担持体端部シール部材(第一端部シール部材)126aを貼り付けたときのエラ
ストマ部材110と像担持体端部シール部材126aとの接触状態を説明する。尚以下、像担持体端部シール部材はC端部シール部材という。また、エラストマ部材110について、図25〜図31を用いて説明する事項以外の事項については、エラストマ部材10と同様である。同様に、クリーニング容器124、C端部シール部材126a、bについても、図25〜図31を用いて説明する事項以外の事項については、それぞれ、クリーニング容器24、C端部シール部材26a、bと同様である。
図25(a)は、本発明の実施例におけるクリーニング容器124にC端部シール部材126aを貼り付ける前に、第二端部シール部材である封止部131を形成したときの成形形状の概略正面図である。図25(b)は、本発明の実施例におけるクリーニング容器124にC端部シール部材126aを貼り付ける前に、封止部231を形成したときのその他の成形形状の概略正面図である。図26(a)、(b)は、クリーニング容器124にC端部シール部材126aを貼り付ける前に、封止部131,231の接触部131a、231a、231bを撓ませている状態をそれぞれ示す概略図である。図27(a)は、クリーニング容器124に封止部131を成形した後にC端部シール部材126aを貼り付けて、封止部131とC端部シール部材126aが接触状態にある境界部129を形成したときの概略正面図である。図27(b)は、図27(a)の矢印で示す概略断面図である。図28(a)、(b)はクリーニング容器124に封止部131bを成形し、C端部シール部材126aと接触させて貼り付けたときのその他の接触状態の概略正面図と概略断面図である。また、図27(c)は、図27(a)に示す封止部131のC−C部での断面図である。
図25(a)、(b)に示すように、エラストマ部材110は、C端部シール部材126aがクリーニング容器124に貼り付けられる前に成形され、封止部131、231は、エラストマ部材110の一部として一体的に成形される。封止部131、231は、クリーニング容器124に貼り付けられたC端部シール部材126aと接触するような位置に成形される。そして、封止部131、231の形状は図25(a)、(b)に示すように、像担持体21(図2参照)の長手方向と交差する方向に伸びたI字形状またはY字形状になっている。エラストマ部材110の成形方法は、上記エラストマ部材10と同様であり、ここで特に説明しない事項については、上記エラストマ部材10と同様である。
図27(b)に示すように、封止部131,231の断面方向の高さa1は、ローラとの接触面z1から端部シール貼付け座面z2の幅a2と少なくとも同じか若しくは、大きい必要がある(a1≧a2)。a1=a2であれば、封止部131とC端部シール部材126aとの境界部で隙間が発生しないからである。さらに、a1>a2の場合は、封止部131とC端部シール部材126aの境界部129を熱で溶融させる(詳細は後述)際に、C端部シール部材126aと同一面にできるからである。
図26(a)に示すように、像担持体端部シール126aは封止部131の接触部131aを撓ませるようにしてクリーニング容器124に取付けられる。その際に接触部131aを撓ませる方向は、図中のz31方向、即ち像担持体の長手方向であり、クリーニング容器124の外側方向に撓ませるのが望ましい(撓ませる前の形状を点線で表す)。なぜなら、接触部131aを外側に撓ませることでC端部シール部材126aをクリーニング容器124へ貼付けたときの内側の貼付面積を稼げるからである。また、封止部131は図27(c)に示すように、クリーニング容器124からあらかじめz31方向(像担持体の長手方向)に傾いて突出していてもよい。この形状にすれば、図26(a)に示すように封止部131が撓むことで生じる、クリーニング容器124から突出している封止部131の根元131bにかかる応力を軽減することができる。
図26(b)に示すように、図25(b)のような二股形状(Y字形状)の封止部231の場合も同様に、C端部シール部材126aと接触する接触部231a、231bを各々z32、z33方向(像担持体の長手方向)に撓ませる。封止部231は、不図示の冶
具によって撓ませることができ、冶具によって撓ませた状態でC端部シール部材126aを取付ける。そして、冶具を取り除くことによって、C端部シール部材126aと封止部231を接触させる。なお、C端部シール部材126aをそのまま取付けるだけで、封止部131、231を所定の形状に撓ませることができる場合は、上述した冶具による撓ませ動作はなくても良い。
上述した構成によって、C端部シール部材126a、126bとクリーニング容器124とスクイシート15との間からトナーが漏れるのを確実に防ぐことが可能になる。
そして、図27(a)、(b)に示すように、封止部131と接触するようにC端部シール部材126aを取付けることで両者の間に境界部129を形成する。もう一端のC端部シール部材126b(不図示)も同様に取り付けられる。
また、本実施例における封止部131の成形形状は、封止部131がC端部シール部材126a、126bと接触していれば良いので、図28(a)、(b)に示すようにクリーニング容器124の長手方向で接触するような形状でも良い。接触部の形状は、図25(a)、(b)に示す形状と同様の形状を用いればよい。更に、両端部で封止部131とC端部シール部材126a、126bとの接触形状を変える(それぞれ異なる接触形状とする)ことも可能である。そして、本実施例ではエラストマ部材110と封止部131を同時に成形しているが、個別に成形しても問題無い。
また、前述の記載では、クリーニング容器124に設けられた封止部131、231について説明したが、図39に示すように、現像容器71に設けられた第二端部シール部材である封止部31、331にも適応できる。即ち、封止部31、331は、エラストマ部材10と一体成形されており、D端部シール部材95a(95b)と接触する構成になっている。封止部31、331がD端部シール部材95aと接触する接触部31a、331a、331bは、図39(a)に示すようにI字形状か、図39(b)に示すようにY字形状(二股形状)になっていれば良い。封止部31、331はD端部シール部材95aが貼り付けられる前に、現像容器71に成形される。そして、D端部シール部材95aが貼り付けられることによって、図27で示す封止部131と同様に撓むことになる。
上述した構成によって、D端部シール部材95aと現像容器71と吹き出し防止シート16との間からトナーが漏れるのを確実に防ぐことが可能になる。
(シートの溶着)
図18〜図23を参照して、本発明の実施例におけるシートを溶着する工程について、半導体レーザを用いた場合を例にとり、説明する。図18は、スクイシートを取り付けたクリーニング容器の概略構成図であり、図18(a)は、スクイシート15にうねりが発生していない状態、図18(b)は、スクイシート15の先端がうねった状態をそれぞれ示す。図19は、スクイシート上端にテンションを付与する方法を説明する図である。図19(a)は、クリーニング容器24のシート部材取付面24dを引張り治具48にて湾曲させた状態を示す図である。図19(b)は、クリーニング容器24のシート部材取付面24dの湾曲を解放することによりスクイシート15の上端にテンションが付与された状態を示す図である。図20は、クリーニング容器24に成形されたエラストマ部材10を溶融させスクイシート15を溶着させている状態を示す説明図である。図21は、図20の状態の断面図である。図22は、図21の部分拡大図である。図23は、スクイシート15をエラストマ部材10に溶着させたクリーニング容器24を示す説明図である。
なお、本実施例では、厚み:38μm、光線透過:85%(960nmの近赤外線において)、材質:ポリエステルのスクイシート15を使用した。まず、図18(a)に示すようにクリーニング容器24を用意する。この際、スクイシート自体のシワ、環境変動等によりスクイシート15の先端(像担持体21との接触部)に図18(b)に示すようなうねりxが生ずることがある。このため、スクイシート15を取り付けるときは、図19
(a)に示すように引張り治具48によってクリーニング容器24のシート部材取付面24dの力受け部(シート部材取付面24dを湾曲させるとき力を受ける力受け部)を下方へ引っ張る。この際の弾性変形によりシート部材取付面24dを湾曲させ、この状態でスクイシート15を取り付けた後に、この湾曲を解放する。このようにクリーニング容器24を湾曲させることによってスクイシート15の先端に図19(b)に示すように初期テンション量nを与え、うねりを防いでいる。また、本実施例においては、初期テンション量nを0.5mm〜0.8mmの範囲で与えている。
図20〜図22に示すように、本実施例ではクリーニング容器24に成形されたエラストマ部材10のシート部材取付面24dの下方を、引張り治具48を用いて湾曲させた状態で、スクイシート15をシート部材取付面24dに接するように重ね合わせる。更に、スクイシート15の上から近赤外線に対して透過性を有する押圧治具45を用いて、シート位置を規制する面49にスクイシート15が接するように加圧する。このようにすることにより、スクイシート15の接着時にスクイシート15のクリーニング容器24に対する相対的な配置がずれないように仮位置決めする。
この後、スクイシート15からクリーニング容器24に成形されたエラストマ部材10のシート部材取付面24d側に向けてレーザ照射ヘッド60より近赤外線のレーザ光eを照射する。エラストマ部材10は近赤外線を吸収するようカーボンブラックを含有している。このため、照射されたレーザ光eは近赤外線の透過性を有する押圧治具45、スクイシート15を透過して、クリーニング容器24に成形されたエラストマ部材10のシート部材取付面24dで吸収される。シート部材取付面24dで吸収されたレーザ光は熱に変換され、シート部材取付面24dは発熱しその熱で、エラストマ部材10が溶融しシート部材取付面24dに接しているスクイシート15と溶着(接着)させることが可能となる。
ここで、照射ヘッド60より照射されたレーザ光eはシート部材取付面24dに到達するときには直径φ1.5mmの円状となるように集光させた。即ち、レーザのスポット径はφ1.5mmである。また、エラストマ部材の成形幅を1.5mmより小さくすることによって、エラストマ部材10のシート部材取付面24dを均一に溶融することが可能となる。従って、本実施例では、エラストマ部材10の溶融幅e1は約1.0mmである。また、レーザ光をスクイシート15の一方の端部から他方の端部までその長手方向に連続的に照射する。このようにすることで、図23に示すような長手方向に対して連続的に繋がっている溶着面g1を得ることが可能となる。
次に、端部の溶着状態を図29〜図31を用いて説明する。図29(a)は、スクイシート115をクリーニング容器124に溶着した時の端部状態の正面模式図。図29(b)、(c)は、図29(a)中矢印の概略断面図。図30(a)は、スクイシート115をクリーニング容器124に溶着した時に境界部129のシート部材側の溶着部130まで溶着した時の端部状態の正面模式図。図30(b)は、図30(a)中矢印の概略断面図。図31(a)は、従来構成でのクリーニング容器124とスクイシート115の端部の隙間の模式図である。図31(b)は、図31(a)中矢印の断面図である。ここで、スクイシート115について、図29〜図31を用いて説明する事項以外の事項については、スクイシート15と同様である。同様に、クリーニングブレード128についても、図29〜図31を用いて説明する事項以外の事項については、クリーニングブレード28と同様である。また、図31の113は、両面テープである。
図29(a)、(b)に示すようにスクイシート115をエラストマ部材110にレーザ溶着すると、溶着面g11が形成される。溶着面g11から境界部129まではレーザ溶着されない非溶着部g12になり、隙間t1が発生する。しかし、前記隙間t1は、製
品状態では塞がれる。具体的には、図29(c)に示すように、像担持体121が組付けられることによって、スクイシート115が撓ませられ、更に、C端部シール部材126aが潰されることによって隙間s1が塞がれる。これにより、従来生じていた図31(b)に示す隙間h2を封止することが可能となる。このとき、隙間h1は、C端部シール部材126aと封止部131が接触することで封止される。
また、封止部131は、C端部シール部材126aとの接触により永久ひずみを起こす場合がある。その場合を考慮すると、まず、封止部131に半導体レーザによって発熱するようにカーボンブラックを含有させておく。この状態で、図30(a)、(b)に示すように境界部129までスクイシート115をレーザ溶着することで、C端部シール部材126aまで達する溶着面g11が得られる。そして、封止部131の溶融物がC端部シール部材126aの表層等に入り込み一体化し、溶着部130が形成される。このとき、図29(a)で生じていた隙間t1を塞ぐことができる。また、本実施例では、半導体レーザによって溶着部130を形成したが、熱を与える手段として、ヒートシール等を用いても良い。なお、ヒートシール等では、スクイシート115と封止部131との接触界面だけに熱を与えることができず、スクイシート115の上面から熱を伝えることとなるため、熱の伝達時間やスクイシート115の溶けも考慮に入れる必要がある。
よって、封止部131が永久ひずみを起こした場合でもスクイシート115と封止部131が接合されていることで、スクイシート115との封止部131の接触が確保され、隙間t1も塞ぐことができる。したがって、図31(b)に示す隙間h2を封止することが可能となる。また、C端部シール部材126aが像担持体121の回転によって動いても、溶着部130が形成されているので、封止部131がC端部シール部材126aと追従して動くことで、図31(b)に示すような隙間h1を生じさせない効果も得られる。更に、エラストマ部材110と封止部131を一体成形した場合は、その間の段差等による隙間が発生するのを防止することが出来るため、より確実に上記効果が得られる。なお、反対側のC端部シール部材126b(不図示)に対しても同様の構成とする。また、D端部シール部材による封止箇所においても上記と同様の構成とすることができる。
また、押圧治具45としてはレーザ光eに対して透過性があり、かつ、スクイシート15とクリーニング容器24に成形されたエラストマ部材10のシート部材取付面24dとの接触面全域を加圧することが可能な剛性を有する部材を用いることが好ましい。具体的にはアクリル樹脂、ガラス等を用いるのが良い。
また、シート部材取付面24dを有するエラストマ部材10を成形したクリーニング容器24は樹脂材料からなっており、スクイシート15を取り付ける際にはシート部材取付面24dが湾曲してシート部材取付面24dに若干の凹凸や変形が生じる場合がある。また、クリーニング容器24に対するスクイシート15の相対的な位置がずれる場合がある。そこで、本実施例では押圧治具45を、弾性体の押圧部材47を備える構成とした。押圧部材47により、スクイシート15をクリーニング容器24に対して弾性的に加圧して仮位置決めすることによりスクイシート15とシート部材取付面24dとの密着性を向上させることができる。更に、スクイシート15の位置ずれを防止することが可能になる。具体的には、押圧治具45として、剛性を有する部材として、アクリル部材46と、弾性体として、厚さ5mmのシリコーンゴム(押圧部材)47と、を透過性のある両面テープで貼り付けたものを用いた。尚、スクイシート15をエラストマ部材10に溶着し、押圧治具45を取り除いた後は、エラストマ部材10は変形が解消し、スクイシート15は、面49から離間することになる。
また、近赤外線の照射装置としてファインディバイス社のFD200(波長:960nm)を用い、近赤外線照射装置の長手方向の走査速度を速度50mm/sec、出力20
W、エラストマ部材表面でのスポット径φ1.5mmとした。また、エラストマ部材10の表面におけるエネルギー密度を0.22J/mmとした。また、エラストマ部材10に対しては、スチレン系エラストマ樹脂100質量部に対して個数平均粒径16nmのカーボンブラックを0.5〜12.0質量部、含有させたものを用いた。
クリーニング容器24へ成形されたエラストマ部材10とスクイシート15との上記接着方法は、現像容器71へ成形されたエラストマ部材11と吹き出し防止シート16との溶着に適用することも可能である。同様に、クリーニング容器24へ成形されたエラストマ部材13と帯電ローラクリーナ17との接着に適用することも可能である。また、現像容器71へ成形されたエラストマ部材13と飛散防止シート18との溶着に適用することも可能である。更に、本実施例では、光線透過:85%のスクイシート15を用いているが、光線透過が85%以下のシート部材でも溶着可能である。更に、本実施例の溶着方法以外にもエラストマ部材10とスクイシート15をヒートシール等で溶着しても良い。なお、ヒートシール等では、スクイシート15とエラストマ部材10との接触界面だけに熱を与えることが出来ず、スクイシート15の上面から熱を伝えることとなるため、熱の伝達時間やスクイシート15の溶けも考慮に入れる必要がある。
接着部として両面テープを用いた従来技術の場合、高温下の環境放置後、スクイシート15等の各シート部材と両面テープの接合界面にズレが発生し、シート部材の初期テンションが減衰してしまう。本実施例では、シート部材とエラストマ部材10〜13を熱溶着により接合する。そして、エラストマ部材の弾性率をクリーニング容器24や現像容器71等の枠体よりも小さくすることによって、高温下の環境放置後のエラストマの永久ひずみ量を小さくする事ができる。また、高温下の環境放置後シート部材とエラストマ部材、枠体とエラストマ部材との接合界面のズレが生じないので、シート部材の初期テンションを保つ事が可能となる。
本実施例において枠体に成形されるエラストマ部材は、より具体的には、図24に示すような形状であり、それぞれの寸法はh:0.6〜0.8mm、i:0.1〜0.3mm、j:1.0mm、k:0.3mm、r:1.6mmである。ここで、hはエラストマ部材成形時自由長、iはエラストマ部材溶けシロ、jはエラストマ部材成形幅(上辺)、kはエラストマ部材の容器への喰い込み量、rはエラストマ部材成形幅(底辺)である。かかる寸法構成における断面係数は、約0.25である。また、枠体を形成する材質はHIPS(ハイインパクト・ポリスチレン)であり、その線膨張係数は0.000087<1/℃>、弾性率は2.38GPaである。シート部材の材質は、ポリエステルであり、シート厚みは38μm、線膨張係数が0.000015<1/℃>、弾性率は4.5GPaである。すなわち、シート部材に対し、枠体は温度変化が約5.8倍である。よって、常温(ex.23℃)から50℃環境下に環境放置することで、枠体とシート部材の間に挟まれるエラストマ部材には枠体とシート部材の伸びの差分負荷が掛ることとなる。この負荷は、50℃環境下での枠体とシート部材の変位差である。50℃環境下での変位を計算した場合、(枠体とシート部材の全長220mm)枠体の伸び量:0.52mm シート部材の伸び量:0.09mm よって、Δ:0.43mmとなる。
このように、エラストマ部材の弾性率を枠体やシート部材の弾性率よりも小さい2.5MPa以上10MPa以下とすることで、50℃環境下での負荷による、常温に戻った時のエラストマ部材の永久ひずみ量を小さくすることができる。また、枠体とエラストマ部材、シート部材とエラストマ部材それぞれの接合界面が成形、熱溶着の為ズレが生じないので、シート部材の初期テンションを保つことが可能となる。これにより、シート部材のうねりを防止することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、エラストマ部材を枠体に直接成形するため、
両面テープよりも高精度な組付けが可能である。また、両面テープを用いた場合に発生する、高温下の環境放置後の枠体と両面テープの接合界面のズレを無くすことができる。更に、シート部材とエラストマ部材を加熱溶着により接合する事で、接着部として両面テープを用いた場合に発生する、高温下の環境放置後のシート部材と両面テープとの接合界面のズレを無くすことが可能となる。そして、エラストマ部材の弾性率を枠体やシート部材の弾性率よりも小さくすることで、高温下の環境放置後のエラストマ部材の永久ひずみ量を小さくできる。また、枠体とエラストマ部材、シート部材とエラストマ部材それぞれの接合界面がズレ無い為、シート部材の初期テンションを保つことが出来、シート部材のうねりを防ぐことが可能となる。
また、接着部として両面テープを用いた従来技術の場合、各部材間で隙間が生じないようにホットメルト等の樹脂を注入していた。具体的には、スクイシート115、吹き出し防止シート116(以下、シート部材)とクリーニング容器124、現像容器171(以下、枠体)との間である。また、枠体とC端部シール部材126a、126b及びD端部シール部材(以下、端部シール)との間との間である。しかしながら本実施例を用いることで、上述したように、シート部材と枠体、枠体と端部シール各々の隙間をより効果的に封止することが可能となる。
2…プロセスカートリッジ、2a…像担持体ユニット、2b…現像ユニット、10,11,12,13…エラストマ部材、15…スクイシート、16…吹き出し防止シート、17…帯電ローラクリーナ、18…飛散防止シート、21…像担持体、22…現像剤担持体、23…帯電ローラ、24…クリーニング容器

Claims (34)

  1. 画像形成装置に用いられるユニットにおいて、
    現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
    回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
    前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
    前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で前記枠体に形成された第二端部シール部材であって、前記第二端部シール部材が曲げられた状態で前記第一端部シール部材が前記枠体に取り付けられ、前記第二端部シールが前記第一端部シール部材及び前記シート部材と接触し、前記第一端部シール部材と前記シート部材の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
    を有するユニット。
  2. 前記第二端部シール部材は、前記枠体に設けられた凹部に成形される請求項1に記載のユニット。
  3. 前記第二端部シール部材の弾性率は、前記シート部材の弾性率よりも小さい請求項1または2に記載のユニット。
  4. 前記第二端部シール部材は、前記シート部材を前記枠体に固定する為の樹脂部材と一体成形される請求項2に記載のユニット。
  5. 前記第二端部シール部材は、近赤外線を吸収するカーボンブラックを含み前記シート部材と溶着されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のユニット。
  6. 前記第一端部シール部材は、弾性体または繊維で構成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載のユニット。
  7. 前記第二端部シール部材は、前記第一端部シール部材と接触する、二股形状の接触部を有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のユニット。
  8. 前記第二端部シール部材は、前記枠体から前記長手方向に傾いて突出している請求項1乃至7のいずれか1項に記載のユニット。
  9. 前記回転体は像担持体であり、前記現像剤収納部は前記像担持体から除去された現像剤を収容する請求項1乃至8のいずれか1項に記載のユニット。
  10. 前記回転体は像担持体に形成された潜像を現像するための現像剤担持体であり、前記現像剤収納部は前記潜像を現像するため用いられる現像剤を収容する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のユニット。
  11. 前記ユニットは、前記画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なカートリッジである請求項9又は10に記載のユニット。
  12. 現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
    回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
    前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
    前記第一端部シール部材と前記シート部材と前記枠体の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
    を備えた、画像形成装置に用いられるユニットの製造方法であって、
    前記枠体に金型を当接させ、前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で、前記枠体に前記第二端部シール部材を形成する工程と、
    前記第二端部シール部材と接触させ、前記第二端部シール部材を変形させつつ、前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程と、
    前記第一端部シール部材と前記第二端部シール部材と接触するように、前記枠体に前記シート部材を固定する工程と、
    を有するユニットの製造方法。
  13. 前記ユニットは、
    前記シート部材を前記枠体に固定する為の樹脂部材を有し、
    更に、前記枠体に樹脂材料を射出成形することによって前記樹脂部材を形成する工程を備え、
    前記シート部材を固定する工程は、前記シート部材を前記樹脂部材に溶着する工程である請求項12に記載のユニットの製造方法。
  14. 前記第二端部シール部材と前記樹脂部材を一体成形する請求項12に記載のユニットの製造方法。
  15. 前記枠体に前記シート部材を固定する工程において、前記シート部材を前記第二端部シール部材に熱溶着する請求項12乃至14のいずれか1項に記載のユニットの製造方法。
  16. 前記第二端部シール部材は、近赤外線を吸収するカーボンブラックを含み、
    前記シート部材は、近赤外線を透過することが可能なものとし、
    前記枠体に前記シート部材を固定する工程において、前記第二端部シール部材に近赤外線を照射し、発熱させることにより、前記シート部材を溶着する請求項12乃至15のい
    ずれか1項に記載のユニットの製造方法。
  17. 前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程において、前記第二端部シール部材を前記枠体から前記長手方向に傾いて突出するように変形させる請求項12乃至16のいずれか1項に記載のユニットの製造方法。
  18. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
    回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
    前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
    前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で前記枠体に形成された第二端部シール部材であって、前記第二端部シール部材が曲げられた状態で前記第一端部シール部材が前記枠体に取り付けられ、前記第二端部シール部材が前記第一端部シール部材及び前記シート部材と接触し、前記第一端部シール部材と前記シート部材の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
    を有する画像形成装置。
  19. 前記第二端部シール部材は、前記枠体に設けられた凹部に成形される請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記第二端部シール部材の弾性率は、前記シート部材の弾性率よりも小さい請求項18または19に記載の画像形成装置。
  21. 前記第二端部シール部材は、前記シート部材を前記枠体に固定する為の樹脂部材と一体成形される請求項19に記載の画像形成装置。
  22. 前記第二端部シール部材は、近赤外線を吸収するカーボンブラックを含み前記シート部材と溶着されている請求項18乃至21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  23. 前記第一端部シール部材は、弾性体または繊維で構成される請求項18乃至22のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  24. 前記第二端部シール部材は、前記第一端部シール部材と接触する、二股形状の接触部を有する請求項18乃至23のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  25. 前記第二端部シール部材は、前記枠体から前記長手方向に傾いて突出している請求項18乃至24のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  26. 前記回転体は像担持体であり、前記現像剤収納部は前記像担持体から除去された現像剤を収容する請求項18乃至25のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  27. 前記回転体は像担持体に形成された潜像を現像するための現像剤担持体であり、前記現像剤収納部は前記潜像を現像するため用いられる現像剤を収容する請求項18乃至26のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  28. 前記ユニットは、前記画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なカートリッジである請求項26又は27に記載の画像形成装置。
  29. 現像剤を収容する現像剤収納部を備えた枠体と、
    回転可能な回転体に接触する、前記枠体に対して前記回転体の長手方向に沿って設けられたシート部材であって、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシート部材と、
    前記回転体の長手方向の端部において、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ第一端部シール部材と、
    前記第一端部シール部材と前記シート部材と前記枠体の間から現像剤が漏れるのを防ぐ第二端部シール部材と、
    を備えた、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の製造方法であって、
    前記枠体に金型を当接させ、前記枠体よりも弾性率の小さい樹脂材料で、前記枠体に前記第二端部シール部材を形成する工程と、
    前記第二端部シール部材と接触させ、前記第二端部シール部材を変形させつつ、前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程と、
    前記第一端部シール部材と前記第二端部シール部材と接触するように、前記枠体に前記シート部材を固定する工程と、
    を有する画像形成装置の製造方法。
  30. 前記画像形成装置は、
    前記シート部材を前記枠体に固定する為の樹脂部材を有し、
    更に、前記枠体に樹脂材料を射出成形することによって前記樹脂部材を形成する工程を備え、
    前記シート部材を固定する工程は、前記シート部材を前記樹脂部材に溶着する工程である請求項29に記載の画像形成装置の製造方法。
  31. 前記第二端部シール部材と前記樹脂部材を一体成形する請求項30に記載の画像形成装置の製造方法。
  32. 前記枠体に前記シート部材を固定する工程において、前記シート部材を前記第二端部シール部材に熱溶着する請求項29乃至31のいずれか1項に記載の画像形成装置の製造方法。
  33. 前記第二端部シール部材は、近赤外線を吸収するカーボンブラックを含み、
    前記シート部材は、近赤外線を透過することが可能なものとし、
    前記枠体に前記シート部材を固定する工程において、前記第二端部シール部材に近赤外線を照射し、発熱させることにより、前記シート部材を溶着する請求項29乃至31のいずれか1項に記載の画像形成装置の製造方法。
  34. 前記枠体に前記第一端部シール部材を固定する工程において、前記第二端部シール部材を前記枠体から前記長手方向に傾いて突出するように変形させる請求項29乃至33のいずれか1項に記載の画像形成装置の製造方法。
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