JP2014530120A - バリア層を有する細長い基板本体に結合した研磨粒子を含む研磨物品及びその形成方法 - Google Patents

バリア層を有する細長い基板本体に結合した研磨粒子を含む研磨物品及びその形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014530120A
JP2014530120A JP2014532108A JP2014532108A JP2014530120A JP 2014530120 A JP2014530120 A JP 2014530120A JP 2014532108 A JP2014532108 A JP 2014532108A JP 2014532108 A JP2014532108 A JP 2014532108A JP 2014530120 A JP2014530120 A JP 2014530120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
abrasive article
abrasive
article according
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014532108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5869680B2 (ja
Inventor
ポール・ダブリュ・レーリ
インギャング・ティアン
アラップ・ケイ・カウンド
Original Assignee
サンーゴバンアブレイシブズ,インコーポレイティド
サンーゴバン アブレイシブズ,インコーポレイティド
サン−ゴバンアブラジフ
サン−ゴバン アブラジフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンーゴバンアブレイシブズ,インコーポレイティド, サンーゴバン アブレイシブズ,インコーポレイティド, サン−ゴバンアブラジフ, サン−ゴバン アブラジフ filed Critical サンーゴバンアブレイシブズ,インコーポレイティド
Publication of JP2014530120A publication Critical patent/JP2014530120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5869680B2 publication Critical patent/JP5869680B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D18/00Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/18Sawing tools of special type, e.g. wire saw strands, saw blades or saw wire equipped with diamonds or other abrasive particles in selected individual positions
    • B23D61/185Saw wires; Saw cables; Twisted saw strips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D65/00Making tools for sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B27/00Other grinding machines or devices
    • B24B27/06Grinders for cutting-off
    • B24B27/0633Grinders for cutting-off using a cutting wire
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/04Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially inorganic
    • B24D3/06Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially inorganic metallic or mixture of metals with ceramic materials, e.g. hard metals, "cermets", cements

Abstract

コア及び障壁層を有する細長い部材の形態で基板を含む研磨物品は、コアの周囲面に直接接触する。障壁層は本質的にスズから構成される。接着層は、細長い基板を覆い、研磨粒子はボンディグ層中に固定されている。【選択図】図2A

Description

以下は、研磨物品を対象にし、特に、細長い本体へ固定させた研磨粒子を含む研磨物品を対象にする。
例えば、鋸引き、ドリリング、研磨、洗浄、彫刻、研削などを含む、工作物から物質を除去する一般的な機能のための様々な産業のために、様々な研磨ツールが、過去一世紀にわたって開発されてきた。特にエレクトロニクス産業に関して、シリコンウエハなどのウエハを形成する材料の単結晶インゴットをスライスするのに適した研磨ツールは特に適切である。業界は成長し続けているので、インゴットはますます大きな直径を有し、歩留まり、生産性、加工変質層、寸法上の制約などの要因のため、そのような作業のために遊離砥粒及びワイヤーソーの使用が許容されるようになった。
ワイヤーソーは、切断作用を生成するために高速でスプールさせられ得るワイヤーの長尺に取り付けられた研磨粒子を含む研磨ツールを含む。丸鋸などは、ブレードの半径未満の切り込み深さに制限されている一方、直線状又は輪郭形成された切削経路を考慮すれば、ワイヤーソーはより高い柔軟性を有する。
金属ワイヤー又はケーブル上でスチールビーズをスライドさせることにより、特定の従来のワイヤーソーが製造され、前記ビーズは、典型的にはスペーサーにより分離され、前記ビーズは、電気メッキ又は焼結のいずれかによって一般的に結合している研磨粒子により覆われている。しかしながら、電気メッキ及び焼結操作は時間がかかる可能性があり、従って、お金がかかるベンチャーとなりえ、ワイヤーソーの研磨ツールの迅速な生産を禁止している。ロウ付けなどの化学結合工程を経る研磨粒子を付着するためにいくつかの試みがなされてきたが、しかし、そのような製造方法はワイヤーソーの柔軟性を低下させ、ロウ付け塗装が疲労及び早期故障の影響を受けやすくなる。他のワイヤーソーは、ワイヤーへ研磨剤を結合するための樹脂を使用することができる。残念ながら、ワイヤーソーへ結合した樹脂は、すぐに摩損する傾向があり、研磨剤は、粒子の有効寿命が実現されるかなり前に失われる。
従って、業界は、改善されたワイヤーソー研磨ツール及びそのようなツールを形成する方法必要とし続けている。
一態様によれば、研磨物品は、コア及びコアの周囲面に直接接触するバリア層を有する、細長い部材の形態で基板を含む。バリア層は、本質的にスズから成る。接着層が細長い基板を覆い、研磨粒子は接着層に固定されている。
別の態様によれば、研磨物品は、細長い部材を含み、コア及びコアの周囲面を覆うバリア層を有する基板を含む。バリア層は、スズから成る内層及び内層を覆う外層を含む。接着層は基板のバリア層を覆い、研磨粒子は接着層に固定されている。
さらに別の態様において、研磨物品は、細長い部材を含み、コア及びコアの周囲面を覆うバリア層を有する基板を含む。700MPaの応力での回転ビーム疲労試験下で、研磨物品は少なくとも約300,000サイクルの疲労寿命を含む。接着層は基板のバリア層を覆い、研磨粒子は接着層に固定されている。
さらに別の態様によれば、研磨物品は、コア及びコアの周囲面を覆うバリア層を有するワイヤーを含む基板を含む。障壁層はコアの周囲面を覆い、本質的にスズから成り、前記障壁層は、本質的にコアの全周囲面を覆い、基板のコアへの水素の侵入を制限するのに十分な厚さから成る。接着層は基板の障壁層を覆い、研磨粒子は接着層に固定されている。
別の態様によれば、研磨物品を形成する方法は、コアの周囲面を覆う障壁層、スズから本質的に成る内部層を含む障壁層を含む、細長い本体を有する基板を提供することを含む。その方法は、基板を覆う接着層を形成すること及び、接着層中に研磨粒子を固定することを更に含む。
本開示は、添付の図面を言及することにより、よりよく理解することができ、その多くの特徴及び利点が当業者に明らかになり得る。
図1は、実施形態に従って、研磨物品を形成する方法を示すフローチャートを含む。 図2Aは、実施形態に従って、研磨物品の部分の断面図を含む。 図2Bは、実施形態に従って、研磨物品の部分の断面図を含む。 図3は、実施形態に従って、研磨物品の一部の断面図を含む。 図4は、従来の様々なサンプル及び実施形態に従って形成されたサンプルについての、疲労寿命のプロットを含む。
異なる図面における同じ参照番号の使用は、類似又は同一の項目を示す。
以下は、研磨粒子が固定されている細長い本体を組み込んだ研磨物品を、一般的に対象としている。特に、研磨物品は、例えばワイヤーソー用途を含めることができる、研磨物品の長尺を使用する工程に適しており、単結晶材料を含む材料のセグメントブールへのエレクトロニクス産業において通常用いられる。あるいは、研磨物品は、例えば、石、他の天然材料、金属、セラミック、ポリマーなどを含む、他の材料の切断又は区分において使用してもよい。
図1は、実施形態に従って、研磨物品を形成する方法を提供するフローチャートを含む。細長い本体を有する基板を提供することにより、形成工程をステップ101で開始することができる。細長い本体は、細長い本体の長手軸に沿って延びる寸法により画定された長さを有することができる。基板は、そこへ研磨材を固定するための表面を提供することができ、それゆえ研磨材物品の研磨能力を促進する。
実施形態によれば、基板を提供する工程は、基板がワイヤーから本質的に成るように、ワイヤーの形態で基板を提供する工程を含むことができる。実際には、ワイヤー基板は、スプーリング機構へ接続することができる。例えば、ワイヤーを、供給スプール及び受信スプールの間に供給することができる。供給スプール及び受信スプールの間のワイヤーの変換は処理を容易にすることができ、供給スプールから受信スプールへ変換されながら、ワイヤーは最終的に形成された研磨物品の成分の層を形成するために、所望の成形プロセスにより変換されている。
実施形態によれば、基板は少なくとも10:1の長さ:幅のアスペクト比を有する細長い部材とすることができる。他の実施形態において、基板は、少なくとも1000:1又は、少なくとも約10,000:1などの、少なくとも約100:1のアスペクト比を有することができる。基板の長さは、基板の長手方向軸に沿って測定した最長寸法である。幅は、長手方向軸に垂直に測定した基板の二番目に長い(又は、場合によっては最小の)寸法である。
さらに、細長い部材の形態の基板は、少なくとも約50メートルの長さを有することができる。しかしながら、本明細書における実施形態の他の基板はより長くすることができ、少なくとも約500メートル、少なくとも約1,000メートル又は10,000メートルなどの、少なくとも約100メートルの平均長さを有する。
さらに、基板は、約1cm以下でもよい幅を有することができる。実施形態の他の基板はより小さくすることができ、約1mm以下、約0.8mm以下、約0.5mm以下などの、約0.5cm以下の平均幅を有する。さらに、基板は、少なくとも約0.03mmなどの少なくとも約0.01mmの平均幅を有することができる。当然のことながら、基板は上述した任意の最小値及び最大値の間の範囲内の平均幅を有することができる。また、基板が概ね円形の断面形状を有するワイヤーである場合には、当然のことながら、幅への参照は直径への参照である。
基板を提供する工程をさらに参照すると、当然のことながら、処理を容易にするために特定の速度で、供給スプールから受信スプールへ、基板をスプールすることができる。例えば、供給スプールから受信スプールへ、少なくとも約5m/分の速度で、基板をスプールすることができる。他の実施形態において、スプールの速度は、少なくとも約8m/分、少なくとも約10m/分、少なくとも約12m/分、又は少なくとも約14m/分、又は少なくとも約20m/分のように、スプーリング速度をより大きくすることができる。スプーリング速度は、上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内とすることができる。当然のことながら、スプーリング速度は、最終的に形成された研磨物品を形成できる速度を表すことができる。
態様によると、基板は、コア及びコアの周囲面を覆う障壁層を含むことができる。特定の例において、コアは金属又は金属合金材料などの無機材料を含むことができる。いくつかの基板は、元素の周期律表に認識されるような、遷移金属元素から成るコアを含むことができる。例えば、基板のコアは、鉄、ニッケル、コバルト、銅、クロム、モリブデン、バナジウム、タンタル、タングステン及びそれらの組み合わせの元素を組み込むことができる。特定の実施形態によれば、基板は、鉄を含むことができ、より具体的には鋼であってもよい。
特定の実施形態において、基板のコアは、共に編みこまれた複数のフィラメントを含むことができる、マルチフィラメントワイヤーなどの細長い部材であってよい。即ち、基板のコアは、互いの周りに巻かれ、一緒に編まれ、又は中央のコアワイヤーなどの別の対象物に固定された、多くの小さなワイヤーで形成することができる。特定の設計は、コアに適した構造としてピアノ線を利用することができる。
一態様によれば、基板は、コアの周囲面を覆う障壁層を含むことができる。障壁層は、コアの周囲面に直接接触することができ、特に、コアの周囲面に直接結合することができる。一実施形態において、障壁層をコアの周囲面に結合することができ、障壁層及びコアの間に拡散結合領域を画定することができ、コアの少なくとも一つの金属元素及び障壁層の一つの元素の相互拡散により特徴付けられる。
一実施形態によると、基板を提供する工程の一部は、基板を形成するためにコアを覆う障壁層を形成することを含むことができる。障壁層は、例えば、印刷、噴霧、浸漬塗装、ダイ塗装、蒸着及びそれらの組み合わせを含む、様々な手法により形成することができる。実施形態によれば、障壁層を形成する工程は、低温工程を含むことができる。例えば、障壁層を形成する工程は、約375℃以下、約350℃以下、約300℃以下は約250℃以下などの、約400℃以下の温度で実施することができる。さらに、障壁層を形成した後、当然のことながら、例えば、洗浄、乾燥、硬化、固化、熱処理及びそれらの組み合わせなどを含む更なる処理を行うことができる。障壁層は、その後のメッキ工程における様々な化学種(例えば、水素)による、コア材料の化学的含浸に対する障壁として機能することができる。さらに、障壁層は、改善された機械的耐久性を促進することができる。
一実施形態において、障壁層は材料単一層とすることができる。障壁層は、連続的な塗装の形態とすることができ、コアの周囲面全体を覆う。例えば、障壁層は、本質的にスズから成る材料単一層とすることができる。一つの特定の例において、障壁層は、少なくとも99.99%スズの純度を有するスズの連続層を含むことができる。注目すべきことに、障壁層は、実質的に純粋な、非合金化材料とすることができる。即ち、障壁層は、単一金属材料から成る金属材料(例えば、スズ)とすることができる。
他の実施形態において、障壁層は金属合金とすることができる。例えば、障壁層は、銅、銀などの遷移金属種を含む、スズ及び別の金属の組み合わせを含む組成物などのスズ合金を含むことができる。いくつかの適切なスズベースの合金は、銀を含むスズベースの合金、特に、Sn96.5/Ag3.5、Sn96/Ag4、及びSn95/Ag5合金を含むことができる。他の適切なスズベースの合金は、銅、特にSn99.3/Cu0.7、Sn97/Cu3合金を含むことができる。さらに、特定のスズベースの合金は、例えば、Sn99/Cu0.7/Ag0.3、Sn97/Cu2.75/Ag0.25、Sn95.5/Ag4/Cu0.5合金を含む、銅及び銀の割合を含むことができる。
別の態様において、障壁層を二つの別個の層へ形成することができる。例えば、障壁層は内層を含むことができる。一実施形態において、内層は上述の障壁層の特性を含むことができる。即ち、例えば、内層はスズを含む材料の連続的層、特に本質的にスズから成る連続的層を含むことができる。
内層及び外層を、互いに関連した異なる材料から形成することができる。即ち、例えば、少なくとも一つの元素がある層のうちの一つの中に存在し、他の層のうちの一つの中には存在していない。一つの特定の実施形態において、外層は内層内に存在していない元素を含むことができる。
実施形態によれば、例えば外層が直接的に内層を覆うなど、内層と外層とを直接お互いに接触することができる。従って、内層及び外層は、基板の長さに沿って延びる界面で接合することができる。
別の実施形態によれば、外層を金属や金属合金などの無機材料を含むように形成することができる。より特定な例では、外層は遷移金属元素を含むことができる。例えば、ある一実施形態において、外層はニッケルを含むことができる。別の実施形態において、外層は、本質的にニッケルから成るように形成することができる。
ある例において、外層は内層と同様に形成することができる。しかしながら、外層は内層と同様に形成する必要はない。実施形態によれば、外層は、メッキ、噴霧、印刷、浸漬、ダイ塗装、蒸着及びそれらの組み合わせを含む工程により形成することができる。ある例において、障壁層の外層を、約400℃以下、約375℃以下、約350℃以下、約300℃以下、約250℃以下などの、比較的低い温度で形成することができる。当然のことながら、そのような方法での外層の形成は、コア及び/又は内層内の望ましくない種の含浸の制限を促進することができる。一つの特定プロセスによれば、外層を、ダイ塗装などの非メッキ工程により形成することができる。さらに、外層を形成するために使用した工程は、例えば、加熱、硬化、乾燥及びそれらの組み合わせを含む他の方法を含んでもよい。
実施形態によれば、化学的障壁層として作用するのに適している特定の平均厚さを有するように、内層を形成することができる。例えば、障壁層は、少なくとも約0.2ミクロン、少なくとも約0.3ミクロン、少なくとも約0.5ミクロン、少なくとも約0.8ミクロン又は少なくとも約1ミクロンの平均厚さを有することができる。さらに、内層の平均厚さは、例えば、約7ミクロン以下、約6ミクロン以下、約5ミクロン以下、約4ミクロン以下などの、約8ミクロン以下にすることができる。当然のことながら、内層は、上記の任意の最小厚さ及び最大厚さの間の範囲内の平均厚さを有することができること。
障壁層の外層は、特定の厚さを有するように形成することができる。例えば、一実施形態において、外層の平均厚さは、例えば、少なくとも約0.8ミクロン、少なくとも約1ミクロン又は少なくとも約2ミクロンなどの少なくとも約0.5ミクロンとすることができる。さらに、ある実施形態において、外層は、約12ミロン以下、約10ミクロン以下、約8ミクロン以下、約7ミクロン以下又は約5ミクロン以下の平均厚さを有することができる。当然のことながら、障壁層の外層は、上記の任意の最小厚さ及び最大厚さの間の範囲内の平均厚さを有することができる。
注目すべきことに、少なくとも一つの実施形態において、内層は、外層の平均厚さと異なる平均厚さを有するように形成することができる。そのような設計は、更なる処理のために適切な結合構造を提供しながら、特定の化学種に対する改善された含浸性を促進することができる。例えば、他の実施形態において、内層は、外層の平均厚さよりも厚い平均厚さを有するように形成することができる。しかしながら、他の実施形態において、内層は、外層の平均厚さ未満になるような平均厚さを有するように形成することができる。
注目すべきことに、障壁層(内層及び外層を含む)を、約10ミクロン以下の平均厚さを有するように形成することができる。他の実施形態において、障壁層の平均厚さは、約9ミクロン以下、約8ミクロン以下、約7ミクロン以下、又は約6ミクロン以下など、より小さくすることができる。なお、障壁層の平均厚さは、例えば、少なくとも約0.8ミクロン、少なくとも約1ミクロン、少なくとも約2ミクロンなどの、少なくとも約0.5ミクロンとすることができる。
さらに、本明細書中の研磨物品は、ある疲労耐性を有する基板を形成することができる。例えば、基板は、回転ビーム疲労試験又はハンター疲労試験により測定されるような、少なくとも300,000サイクルの平均疲労寿命を有する。試験は、MPIF標準56とすることができる。回転ビーム疲労試験は、指定された応力(例えば、700MPa)、即ち、一定の応力又は、ワイヤーは最大106の繰り返しサイクルの数で、ワイヤーが繰り返し疲労試験では破断していない応力下での、断線までのサイクル数を測定する(例えば、応力が疲労強度を表す)。他の実施形態において、基板は、少なくとも約400,000サイクル、少なくとも約450,000サイクロ、少なくとも約500,000サイクル、少なくとも約540,000サイクルなどのより高い疲労寿命を実証し得る。なお、基板は、約2,000,000サイクルよりも大きくない疲労寿命を有し得る。
ステップ101で基板を設けた後、工程は基板を覆う接着層を形成することにより、ステップ102で継続することができる。当然のことなが、接着層は障壁層を覆うことができ、実際には、障壁層と直接接触することができる。一実施形態において、障壁層は直接障壁層へ結合することができ、もっと詳しくは、障壁層の外層へ結合することができる。
接着層を形成する適切な方法は、メッキ、噴霧、印刷、浸漬及びそれらの組み合わせなどの工程を含む。一つの特定の実施形態において、接着層は、接着工程、もっと詳しくは、無電解メッキ又は電気メッキ工程により形成することができる。注目すべきことに、障壁層は、メッキなどの操作中に、基板のコアへの化学種の含浸を制限することができる。
接着層を形成するのに適切な材料は、金属又は金属合金を含むことができる。いくつかの適切な金属種は、特に遷移金属元素を含んでもよい、銅、ニッケル、スズ、モリブデン、鉄、コバルトなどを含むことができる。例えば、接着層はニッケルを含むことができ、実際に、接着層材料は全体的にニッケルから作ることができる。他の接着層は、銅ベースの金属合金材料、ニッケルベースの金属合金材料などの合金を使用することができる。例えば、接着層は銅及び亜鉛を含む金属合金とすることができる。銅ベースの金属接着層において、銅ベースの金属合金を形成するために、銅の含有量と比較して少量で、例えば、ニッケル、タングステン、スズ及び他の金属元素などの合金化金属を加えることができる。他の実施形態において、接着層は、本質的に銅から構成することができる。
一つの特定の実施形態において、障壁層の外層はニッケルを含むことができ、接着層はニッケルを含むことができるが、外層及び障壁層の間のニッケル含有量は異なっていてもよい。そのような構成は、構成要素層間の改善された結合及び研磨物品の改善された研磨材能力を促進することができる。例えば、接着層が外層(例えば、純ニッケル)のニッケル含有量よりも低いニッケル含有量を有する金属(例えば、ニッケルベースの合金)を利用することができるため、障壁層内のニッケル含有量は接着層内のニッケル含有量よりも大きくすることができる。あるいは、接着層は障壁層の外層と比較してより大きな量のニッケルを有してもよく、前記障壁層の外層は接着層の金属(例えば、純ニッケル)と比較して、より低い量のニッケルを有する金属(例えば、ニッケルベースの合金)を利用することができる。
ステップ102で基板上に接着層を形成した後、その工程は、接着層内の研磨粒子を固定することによって、ステップ103で継続することができる。研磨粒子が、適切な研磨物品を形成するために基板に固定されるように、接着層内に研磨粒子を固定する工程を完了することができる。注目すべきことに、一実施形態において、研磨粒子を接着層中へ固定する工程は、例えば、接着層を形成する工程などを含む他の工程とは異なるステップからとすることができる。例えば、研磨粒子は、押圧圧延、噴霧、含浸、塗装、重力塗装、浸漬、ダイ塗装、静電塗装、及びそれらの組み合わせを含む、様々な工程により固定することができる。
一つの特定の実施形態において、研磨粒子を接着層内に固定する工程は、研磨粒子が接着層材料中へ押圧される押圧工程を含むことができる。例えば、基板を二つのローラーの間に通過させることができる。研磨粒子の内容物はまた、ローラーの間で基板を移動させる際に、研磨粒子を、ローラー間の接着層中へ押し込むことができるように、ローラー間に含めることもできる。当然のことながら、研磨粒子はローラーの表面上に設けられていてもよく、基板がローラーの間を通過するように、ローラーの表面上の研磨粒子の一部が接着層内に埋め込まれていてもよい。あるいは、ローラーの間に捕捉された研磨粒子が接着層内に押圧され、埋め込まれるように、研磨粒子を基板に近接する二つのローラーの間の領域へ注入してもよい。
あるいは、接着層中に研磨粒子を固定する工程は別の工程と組み合わせて行うことができる。例えば、接着層及び研磨粒子の層を、同時に、単一工程で基板上へ蒸着することができる。特定の実施形態によると、基板を、接着層材料中に研磨粒子の懸濁液を含む混合物を通して変換することができ、ここで混合物を通して基板を変換する際に、その中に固定された研磨粒子の層を有する接着層を形成するために、懸濁液は基板へ付着、接着させる。当然のことながら、接着層を形成し、接着層中に研磨粒子を固定する形成方法を組み合わせる他の工程も使用することができる。
研磨粒子は、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物、ダイアモンド及びそれらの組み合わせなどの材料を含むことができる。ある実施形態において、研磨粒子は超砥粒材料を組み込むことができる。例えば、ある適切な超砥粒材料はダイアモンドを含む。特定の例において、研磨粒子は本質的にダイアモンドから成ってもよい。
一実施形態において、研磨粒子は少なくとも約10GPaのビッカース硬度を有する材料を含むことができる。他の例において、研磨粒子は、少なくとも約30GPa、少なくとも約40GPa、少なくとも約50GPa、少なくとも約75GPaなど、少なくとも約25GPaのビッカース硬度を有することができる。さらに、本明細書中の実施形態における使用のための研磨粒子は約150GPa以下、又は約100GPa以下など、約200GPa以下のビッカース硬度を有することができる。当然のことながら、研磨粒子が上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内のビッカース硬度を有することができる。
研磨粒子は、研磨物品の所望の最終用途によって部分的に決定される平均粒径を有することができる。ある例において、研磨粒子は約500ミクロン以下の平均サイズを有することができる。他の例において、研磨粒子の平均粒径は、平均粒径が約400ミクロン以下、約300ミクロン以下、約250ミクロン以下、約200ミクロン以下、約150ミクロン以下、又は約100ミクロン以下など、より小さくすることができる。実施形態によれば、研磨粒子の平均粒径は、例えば、少なくとも約0.5ミクロン、少なくとも約1ミクロンなど、少なくとも約0.1ミクロンとすることができる。当然のことながら、研磨粒子は、上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内の平均粒径を有することができる。そのような値は、研磨粒子を覆う追加のコーティングを占めても占めなくてもよい。
研磨粒子がコア/シェル構造を有し、前記コアが上述の研磨粒子を含み、グリットコーティング層がシェル層の形態でコアを覆うように、研磨粒子は研磨粒子の外表面上にグリットコーティング層を含んでいてもよい。グリットコーティング層の適切な材料は、金属又は金属合金材料を含むことができる。一つの特定の実施形態によれば、グリットコーティング層は、チタン、バナジウム、クロム、モリブデン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜鉛、マンガン、タンタル、タングステン、それらの組み合わせなどの遷移金属元素を含むことができる。あるグリッドコーティング層は、ニッケル合金などのニッケルを含むことができ、ニッケル合金でもコーティング層組成物中に存在する他の種と比較して、重量パーセントで測定した大部分の量のニッケルを有している。より特定の例において、グリットコーティング層は、単一の金属種を含むことができる。例えば、グリットコーティング層は、本質的にニッケルから成ってよい。あるいは、グリットコーティング層は銅を含むことができ、銅ベースの合金から作ることができ、もっと詳しく言うと、本質的に銅で成ってもよい。
グリットコーティング層が、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、又は少なくとも約50%の研磨粒子(即ち、コア)の外表面積を覆うように、研磨粒子を形成することができる。他の実施形態において、各研磨粒子のグリットコーティング層の被覆率は、研磨粒子の外表面の少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも90%、少なくとも約95%又は実質的に全体とすることができる。
グリットコーティング層は研磨粒子(即ち、コア)と直接接触させることができ、研磨粒子のそれぞれの外表面に直接結合することができる。特定の実施形態において、グリットコーティング層は研磨粒子の外表面に直接的に無電解メッキすることができる。
本明細書における実施形態に従ったある研磨物品について、グリットコーティング層は、それぞれの研磨粒子の総重量の少なくとも約5%の量で存在することができる。他の実施形態において、研磨粒子のそれぞれが、少なくとも約10%、少なくとも約20%又は少なくとも約30%のそれぞれの研磨粒子の総重量についてのグリットコーティングコーティング層を含むように作られるように、グリットコーティング層の量をより大きくすることができる。さらに、ある例において、それぞれの研磨粒子上に存在するグリットコーティング層の量は、それぞれの研磨粒子の総重量の約100%以下、約60%以下、約50%以下、約45%以下、約40%以下、又は約38%以下など、制限することができる。当然のことながら、それぞれの研磨粒子上に存在するグリットコーティングの量は、上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内とすることができる。
一実施形態によると、グリットコーティング層は、約12ミクロン以下の平均厚さを有することができる。他の例において、グリットコーティング層の厚さは、約10ミクロン以下、約8ミクロン以下、約6ミクロン以下、約5ミクロン以下など、より小さくすることができる。さらに、グリットコーティング層の平均厚さは、少なくとも約0.7ミクロン、少なくとも約1ミクロンなど、少なくとも約0.2ミクロン、少なくとも約0.5ミクロンとすることができる。当然のことながら、グリットコーティング層の平均厚さは上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内とすることができる。
グリットコーティング層を、コアによって測定される研磨粒子の平均粒径の約80%以下の平均厚さを有するように形成することができる。一実施形態によれば、研磨粒子の平均粒径の約40%以下、約30%以下など、約70%以下、約60%以下、約50%以下の平均厚さを有するように、グリットコーティング層を形成することができる。さらに他の実施形態において、グリットコーティング層の平均厚さは、研磨粒子の平均粒径の少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%又は少なくとも約12%とすることができる。当然のことながら、グリットコーティング層の平均厚さは、上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内とすることができる。
図2A及び2Bは、実施形態による研磨物品の断面図を含む。図示されるように、図2Aの研磨物品300は、コア302及びコア302を覆い且つ囲む障壁層322を含む基板301を含む。図示されるように、コア301は、円形の断面形状を有することができる。物品300は、障壁層322を覆う接着層303をさらに含むことができる。一つの特定の実施形態において、接着層303は研磨粒子307及び障壁層322の外面の大部分を覆うことができ、より具体的には、総外面の少なくとも90%、さらにより具体的には、本質的に研磨粒子307及び障壁層322の外面全てを覆うことができる。
ある設計において、接着層303はフィラー309を組み込むことができる。フィラー309は、接着層303及び研磨物品300全体の研磨能力及び摩耗特性の改善に役立ち得る微粒子を含むことができる。例えば、フィラー309は、研磨粒子307と異なる、二次的な研磨粒子を含むことができる。しかしながら、フィラー309の微粒子は、特にサイズに関しては、研磨粒子307よりも大幅に異なる場合があり、これは、例えば、研磨粒子307の平均粒径よりも実質的に小さい平均粒径を有するフィラー309を含むことができる。例えば、フィラー309の微粒子は、研磨粒子307の平均粒径よりも少なくとも2倍よりも小さい平均粒径を有することができる。ある実施形態において、フィラーの粒子は、研磨粒子307の平均粒径の少なくとも約5倍小さい、少なくとも約10倍小さい、少なくとも約100倍小さい、又は少なくとも約1000倍小さいなど、少なくとも3倍小さい程度のような、さらに小さい平均粒径を有することができる。ある研磨物品は、研磨粒子307の平均粒径より、約2倍〜約1000倍小さい又は約10倍〜約1000倍小さい範囲内の平均粒径を有する粒子を含むフィラー309を使用してもよい。
接着層303内のフィラー309の微粒子は、炭化物、炭素ベースの材料(例えば、フラーレン)、ホウ化物、窒化物、酸化物及びそれらの組み合わせなどの材料を含むことができる。特定の例において、粒子は、ダイアモンド、立方晶窒化ホウ素、それらの組み合わせなどの超砥粒材料とすることができる。したがって、当然のことながら、フィラー309の粒子は、研磨粒子307と同じ材料とすることができる。他の例において、フィラー309の粒子は、研磨粒子307の材料とは異なる材料を含むことができる。
他の設計によれば、フィラー309は金属又は金属合金材料から作ることができる。例えば、フィラー309は金属を含む微粒子を含むことができる。適切な金属材料は遷移元素を含むことができる。フィラー309の微粒子中における使用に適している特定の遷移金属元素は、銅、銀、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛、モリブデン、クロム、ニオブ及びそれらの組み合わせを含むことができる。
さらに図2Aに図示されるように、研磨物品300は、接着層303の外表面311及び研磨粒子307の部分を覆うコーティング層305を含むことができる。さらに図示されるように、コーティング層305はコーティング層材料305のマトリックス内に含まれるコーティングフィラー材料311を含むことができ、実質的に全てのコーティングフィラー材料311がコーティング層材料305により囲まれるように、コーティング層305内に配置することができる。注目すべきことに、コーティング層のフィラー311は、接着層303内のフィラー材料309の微粒子と同じ特性を有する微粒子を含むことができる。さらに、フィラー311は、改善された弾力性、硬度、靭性、及び耐摩耗性などの、改善された機械的特性のために、コーティング層305内に設けられてもよい。特定の実施形態において、コーティングフィラー材料311を構成する微粒子は、接着層303内のフィラー材料309の微粒子と同じにすることができる。さらに、他の実施形態において、コーティングフィラー材料311の微粒子は、接着層303のフィラー材料309の微粒子と異なっていてもよい。
図2Bの研磨物品350は、コア302及びコア302を覆い且つ囲む障壁層322を含む、基板301を含む。図示されるように、障壁層322は、コア302の周囲面を覆い、直接的に接触している内層323を含むことができる。障壁層322は、さらに、内層323を覆い、直接的に接触している外層324を含むことができる。物品350は、さらに、それが実質的に基板301の上面を覆い、特に障壁層322の外表面324全ての外および周囲面を本質的に覆うことができるように、障壁層322を覆う接着層303をさらに含むことができる。さらに、図示されるように、研磨物品350は図2Aの研磨物品300に記載される同じ特長の多くを含むことができる。
図3は、実施形態による研磨物品の一部の断面図を含む。図示されるように、研磨物品400は、円形断面形状を有するコア302及び、本明細書において記載されるように内層323及び外層324を含むコア302を覆う障壁層322を含む、基板301を含むことができる。研磨物品400は、障壁層322及び接着層303によって画定される界面330を覆う接着層303を含むことができる。さらに、図示されるように、研磨物品400は、接着層303を覆うコーティング層305及び、接着層303及びコーティング層305内に含まれる研磨物品307を含む。
特定の実施形態によれば、研磨粒子307の平均粒径に対して一定の関係を有する平均厚さ(tbl)を有するように接着層を形成することができる。例えば、接着層303は、研磨粒子307の平均粒径の少なくとも約10%である、平均厚さ(tbl)を有することができる。他の実施形態において、接着層の平均厚さ(tbl)は、研磨粒子307の平均粒径の少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%又は少なくとも約80%のように、より大きい。特定の研磨物品について、接着層303は、研磨粒子307の平均粒径の約150%以下、約120%以下、約100%以下、約90%以下、約85%以下、約80%以下、約75%以下の平均厚さ(tbl)を有することができる。当然のことながら、接着層の平均厚さ(tbl)は、上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内にすることができる。
一実施形態において、接着層303の平均厚さ(tbl)は、少なくとも約1ミクロンとすることができる。他の場合において、接着層303は、少なくとも約2ミクロン、少なくとも約5ミクロン、少なくとも約10ミクロン、少なくとも約20ミクロン、少なくとも約30ミクロン又は少なくとも約50ミクロンの程度の平均厚さを有する、より強固にすることができる。さらに、特定の場合において、接着層は、約100ミクロン以下、約90ミクロン以下、約80ミクロン以下、約70ミクロン以下、約60ミクロン以下の平均厚さ(tbl)を有することができる。当然のことながら、接着層の平均厚さ(tbl)は上記の任意の最小値及び最大値の間の範囲内とすることができる。
最終的に形成された研磨材物品の研磨特性を制御するために、研磨粒子307は特定の平均押し込み深さ(d)で接着層303内に埋め込まれてもよい。平均押し込み深さ(d)は研磨粒子307が接着層303内に固定される平均深さであり、図3に示すように、接着層303内の上面306から最大距離での、接着層303の上面306及びそれぞれの砥粒の一部の間の距離として測定される。一実施形態によれば、研磨粒子307の大部分は接着層303の上面から突出することができる。より特定の実施形態において、本質的に全ての研磨粒子307は、本質的に全ての研磨粒子307の少なくとも一部は接着層303の外部の部分を有するようにするように、接着層303の上面よりも上方に突出することができる。
実施形態によれば、研磨粒子307の平均粒径の少なくとも約30%、少なくとも約40%など、少なくとも約25%の平均押し込み深さ(d)で研磨粒子307を接着層303内に埋め込むことができる。他の研磨物品において、平均押し込み深さ(d)が、研磨粒子307の平均粒径の少なくとも約60%、少なくとも約75%など、少なくとも約50%であるように、研磨粒子307を接着層303内により大きな程度に埋め込むことができる。さらに、平均押し込み深さ(d)が、研磨粒子307の平均粒径の、約97%以下、約95%以下、約85%以下、約80%以下あるいは約75%以下で、研磨物品400を形成することができる。接着層の平均押し込み深さ(d)を、上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内にすることができることは、理解されるであろう。
図3に示されるように、砥粒331の底面332、そうでなければ、界面330へ最も近い砥粒331の表面が、障壁層322及び接着層303により画定されるような方法で、代表液な砥粒331を、接着層303内に配置する。砥粒の底面332と界面330の間の距離は平均間隔距離(d)と考えることができ、前記平均間隔距離は、正確な測定に適した倍率及び解像度でのSEMの下でなされた、少なくとも10回の測定から平均が計算される。注目すべきことに、間隔距離(d)は、接着層303の平均厚さの少なくとも約2%であることができる。他の実施形態において、間隔距離(d)を、接着層303の平均厚さ(tb1)の、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、又は少なくとも約40%とするように、より大きくすることができる。さらに、特定の実施形態において、間隔距離(d)は、例えば、接着層303の平均厚さ(tb1)の約45%以下、約40%以下、約40%以下、約35%以下、約30%以下など、約50%以下にすることができる。当然のことながら、平均間隔距離(d)は上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内にすることができる。
研磨粒子の特定量が、障壁層322及び接着層303により画定された界面330から離間するようになるように、特定の研磨物品を形成することができる。例えば、研磨物品400内の研磨粒子307の総数の内の少量(50%未満であるが、0%よりも大きい)を、間隔距離(d)だけ界面330から離間させることができる。研磨粒子307の総量の大部分の含有量(50%よりも大きい)が、界面330からの間隔距離(d)で、離間されるように、他の研磨物品を形成することができる。例えば、特定の実施形態において、研磨物品400の研磨粒子の少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約85%など、少なくとも約60%は障壁層322及び接着層303により画定された界面330から離間している。
図3にさらに図示されるように、最終的に形成された研磨物品に適した研磨特性を提供するような平均厚さ(t)を有するように、コーティング層305を形成することができる。特定の例において、平均厚さ(t)は研磨粒子307の平均粒径の約50%以下である。例えば、コーティング層305は、研磨粒子307の平均粒径の約40%以下、約30%以下又は約20%以下の平均厚さを有することができる。さらに、コーティング層305は、研磨粒子307の平均粒径の約50%以下、約45%以下、約40%以下、約35%以下、約30%以下の平均厚さを有することができる。当然のことながら、コーティング層305の平均厚さ(t)は、上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内とすることができる。
接着層303の平均厚さ(tb1)よりも小さい平均厚さ(t)を有するように、コーティング層305を形成することができる。例えば、接着層303の平均厚さ(tb1)に対するコーティング層305の平均厚さは、層比(t:tb1)として記載できる。ある例においては、層比は、少なくとも約1:2とすることができる。他の例において、層比(t:tb1)は少なくとも約1:4など、少なくとも約1:3とすることができ、具体的には、約1:2〜約1:5、又は約1:2〜約1:4の間の範囲内とすることができる。
一実施形態において、内層の平均厚さ(t)及び外層の平均厚さ(t)の間の厚さ比(t:t)を有するように、障壁層を形成することができる。実施形態によれば、厚さ比は、約2.5:1〜約1:2.5の範囲内、約2:1〜約1:2の範囲内、約1.8:1〜約1:1.8の範囲内、約1.5:1〜約1:1.5の範囲内、又は約1.3:1〜約1:1.3の範囲内などの、約3:1〜約1:3の範囲内とすることができる。
本明細書におけるある研磨物品は、約25ミクロン以下の平均厚さ(t)を有するコーティング層305を利用できる。他の例において、平均厚さ(t)は、約15ミクロン以下、約12ミクロン以下程度など、約20ミクロン以下や約18ミクロン以下で、コーティング層をより薄くすることができる。さらに、コーティング層305の平均厚さ(t)は、例えば、少なくとも約5ミクロン、少なくとも約8ミクロンなど、少なくとも約2ミクロンとすることができる。当然のことながら、コーティング層305の平均厚さ(t)は、上記の任意の最小パーセンテージ及び最大パーセンテージの間の範囲内とすることができる。
実施例
以下は、本明細書中の工程にしたがって形成された例示的な研磨物品を記載する。純スズの障壁層でコーティングされた約120ミクロンの平均直径を有し、約2ミクロンの平均厚さを有する、高強度鋼線から基板を作成することによって、例示的なサンプル(S1)を形成する。
約15ミクロンの平均サイズを有するダイアモンド粒子を、次に、3ミクロンのニッケルの接着層内で基板上へ固着する。ニッケル接着層の形成は電気メッキ工程において行われる。
二つの従来のサンプル、C1及びC2を形成する。従来のサンプル1(C1)を、障壁層を有していないことを除き、S1と同様に形成する。5ミクロンのニッケルの接着層を電気メッキし、接着層中へダイアモンド粒子を埋め込み、ダイアモンド粒子上に3ミクロンのニッケルのコーティング層を電気メッキすることにより、従来のサンプルC1を形成する。8ミクロンの銅の接着層を電気メッキし、接着層中へダイアモンド粒子を埋め込み、ダイアモンド粒子上に3ミクロンのニッケルのコーティング層を電気メッキすることにより、第二の従来サンプル(C2)を形成する。
全てのサンプル(S1、C1及びC2)について、疲労寿命試験を行う。700MPaの応力下でワイヤーを破断するために使用したサイクルの数をカウントする、標準回転ビーム疲労試験(例えば、MPIF標準.56)に従って試験を行った。試験の結果を図4に示す。プロット402及び403は、それぞれサンプルC1及びC2を表す。サンプルS1の性能は、プロット406によって表される。プロットに明らかに示されるように、サンプルS1は著しく改善された疲労寿命を示した。実際には、サンプルS1が壊れなかった場合、試験を54万サイクルの後に停止させた。対照的に、従来のサンプルは、例示敵なサンプルS1よりも著しく悪い疲労寿命を示した。実際には、サンプルS1は、サンプルC1よりも大きな改善の程度を示す。改善された疲労寿命は、最終的に形成された研磨物品における、改善された耐久性及び性能を促進する。
以上は、最先端の技術からの脱却を示す研磨物品の記述を含む。本明細書における研磨物品は、コア及び障壁層を含む基板に固定された研磨粒子を有する細長い本体部材を組み込んだ、ワイヤーソー研磨ツールを対象とする。大規模な実証研究を通して、出願人は、例えば、銅及びニッケルなどの、基板のコア上の特定のコーティングは、最終的に形成された研磨物品において、疲労寿命の大幅な削減を引き起こす可能性があることを発見した。しかしながら、そしていくらか予想外に、障壁層のある構成は、研磨物品の機械的耐久性向上に適しており、試験性能が達成された顕著な改善を示したことを発見した。業界が、あるワイヤーソー基板は、おそらく金属であるコーティングを利用することができることを認識した一方、従来の教示のいずれも、出願者により発見され、本明細書中に開示されたバリアコーティングの特定の態様を対象としていない。本実施形態は、改善された耐久性及び性能を実証する研磨物品をもたらす特性の組み合わせを利用する。
特に、本明細書における研磨物品は、特にエレクトロニクス産業用のワイヤーソー用途に使用するのに適切である場合があり、光起電デバイス中で使用することができる単結晶又は多結晶材料のスライス又はセクショニングを含む。本明細書の実施形態は、接着層及び砥粒の大きさの間の特定の関係、接着層及びコーティング層の厚さ、及び砥粒のグリットサイズに関してコーティング層の特定の厚さを備える、特性の組み合わせを組み込む。これらの特性は、本明細書に記載の形成工程により可能になり、向上する。
当然のことながら本明細書で記載した方法を実施するため、当然のことながら前記要素間を直接的に接続する又は、一つ以上の介在要素を介して間接的に接続することのいずれかを開示することを意図している。このように、上記の開示された主題は、例示を目的とするものであって限定的ではないと考えられるべきであり、添付の特許請求の範囲は、全てのそのような修正、強化、及び他の実施形態を包含することを意図されており、これは本発明の真の範囲内に入る。したがって、法律によって許容される最大範囲まで、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲及びその均等物の最も広い許容可能な解釈により決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって制限又は限定されるものではない。
上記に開示された主題は例示であるが限定的ではないと考えられるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内に入る全てのそのような修正、強化、および他の実施形態を包含することを意図している。したがって、法律によって許容される最大範囲まで、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲及びその均等物の最も広い許容可能な解釈により決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって制限又は限定されるものではない。
開示の要約は特許法に準拠するために提供され、特許請求の範囲又は意味を解釈又は限定するために使用されないという理解で提出される。さらに、前述の図面の詳細な説明において、様々な特徴は開示を合理化する目的のために一緒にグループ化され、あるいは単一の実施形態で説明することができる。本開示は、請求される実施形態が各請求項に明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されない。むしろ、以下の請求項が反映するように、本発明の主題は、任意の開示された実施形態の全ての特性よりも少ない特性に向けることができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、各々が別々に特許請求された主題を定義するものとして独立しているクレームで、図面の詳細な説明に組み込まれている。

Claims (74)

  1. コア、及び
    前記コアの周囲面に直接接する障壁層であって、本質的にスズから成る障壁層
    を含む細長い部材の形態の基板と、
    前記細長い基板を覆う接着層と、
    接着層に固定された研磨粒子と
    から成る、研磨物品。
  2. 細長い部材を含み、
    コア、及び
    前記コアの周囲面を覆う障壁層であって、スズから成る内層及び前記内層を覆う外層から成る障壁層
    から成る基板と、
    前記基板の前記障壁層を覆う接着層と、
    前記接着層中に固定された研磨粒子と
    から成る研磨物品。
  3. 細長い部材を含み、
    コア、及び
    前記コアの周囲面を覆う障壁層
    から成る基板と、
    前記基板を覆う接着層と、
    前記接着層中に固定された研磨粒子と、
    700MPaの応力での回転ビーム疲労試験下で、少なくとも約30万サイクルの疲労寿命
    から成る研磨物品。
  4. コア及び、
    本質的にスズから成る前記コアの周囲面を覆う障壁層であって、前記障壁層が前記コアの周囲面の全体を本質的に覆い、前記基板の前記コア中への水素の侵入を制限するのに十分な厚さを有することを特徴とする障壁層
    を含むワイヤーから成る基板と、
    前記基板を覆う接着層と、
    前記接着層中に固定された研磨粒子と
    から成る研磨物品。
  5. 前記基板の前記コアが無機物質から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  6. 前記基板が少なくとも10:1の長さ:幅のアスペクト比を有する細長い部材から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  7. 前記基板が少なくとも約50mの平均長さから成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  8. 前記基板が約1cm以下の平均幅を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  9. 前記基板の前記コアが約1mm以下の平均幅を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  10. 前記基板の前記コアが本質的にワイヤーから構成される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  11. 少なくとも30万サイクルの疲労寿命をさらに有する、請求項1、2または4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  12. 前記障壁層が少なくとも約10ミクロン以下の平均厚さを備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  13. 前記障壁層が約0.2ミクロンの平均厚さを備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  14. 前記障壁層が浸漬コーティング層である、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  15. 前記障壁層が約400℃以下の温度で適用される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  16. 前記障壁層が非合金材料から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  17. 研磨粒子が、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物、ダイアモンド及びそれらの組み合わせから成る材料の群から選択した材料から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  18. 前記研磨粒子が約500ミクロン以下の平均粒径を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  19. 前記研磨粒子が少なくとも0.5ミクロンの平均粒径を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  20. 前記接着層が前記障壁層に直接的に接触している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  21. 前記接着層が、前記基板の外面及び前記研磨物質の外面の大部分を覆う、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  22. 前記接着層が、前記基板及び研磨粒子の前記外面の少なくとも90%を覆う、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  23. 前記接着層が、金属、合金、サーメット、セラミック、複合材料及びそれらの組み合わせから成る群から選択された材料から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  24. 前記接着層が、鉛、銀、銅、亜鉛、スズ、チタン、モリブデン、クロム、鉄、マンガン、コバルト、ニオブ、タンタル、タングステン、パラジウム、白金、金、ルテニウム及びそれらの組み合わせから成る金属の群から選択された金属から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  25. 前記接着層がニッケルを含み、前記接着層が本質的にニッケルから構成される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  26. 前記接着層が、前記研磨粒子の平均粒径の少なくとも約10%の平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  27. 前記接着層が、前記研磨粒子の前記平均粒径の約100%以下の平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  28. 前記接着層が、少なくとも約1ミクロンの平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  29. 前記接着層が、約100ミクロン以下の平均厚さを備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  30. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、金属、金属合金、サーメット、セラミック、有機物質及びそれらの組み合わせから成る群から選択された物質を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  31. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が遷移金属元素を含み、前記コーティング層が、チタン、バナジウム、クロム、モリブデン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜鉛、マンガン、タンタル、タングステン及びそれらの組み合わせから成る群から選択された金属を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  32. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層がニッケルの大部分の含有量を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  33. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が本質的にニッケルから構成される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  34. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂の内の一つを含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  35. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、前記研磨粒子のそれぞれの外面面積の少なくとも約25%を覆う、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  36. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、前記研磨粒子の外表面と直接接触している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  37. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、研磨粒子のそれぞれの外面に直接的に電気メッキされる、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  38. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、前記研磨粒子の平均粒径の約50%以下の平均厚さ(t)を備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  39. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が、前記接着層の平均厚さよりも小さい平均厚さを備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  40. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層の前記平均厚さ(t)及び前記接着層の前記平均厚さ(tb1)が、少なくとも約1:2の層比(t:tb1)を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  41. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層が約25ミクロンよりも大きくない平均厚さ(t)を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  42. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層がコーティングフィラー材料を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  43. 前記研磨粒子及び前記接着層を覆うコーティング層をさらに含み、前記コーティング層がコーティングフィラー材料を含み、前記コーティングフィラー材料が懸濁材料を含む粒子を含み、前記フィラー材料が前記研磨粒子の平均粒径よりも有意に小さい平均粒径を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  44. 前記研磨粒子の大部分が前記基板から離間している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  45. 前記研磨粒子の大部分が前記基板の前記障壁層から離間している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  46. 本質的に全ての前記研磨粒子が前記障壁層から離間している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  47. 前記研磨粒子が前記研磨粒子の平均粒径の少なくとも約20%で、平均押し込み深さ(di)で、前記接着層内に埋め込まれる、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  48. 前記障壁層が純粋な非合金金属を含む内層を備える、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  49. 前記障壁層が本質的にスズから構成される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  50. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層及び外層が、それぞれに対して少なくとも一つの異なる材料から成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  51. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が前記内層の材料中に存在しない元素を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  52. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層及び前記外層がお互いに直接的に接触している、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  53. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層及び外層が界面で接合される、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  54. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が無機物質を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  55. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が金属又は金属合金を含む、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  56. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が本質的にニッケルから成る、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  57. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層が、前記外層の平均厚さと異なる平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  58. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層が前記外層の平均厚さよりも大きな平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  59. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層が前記外層の平均厚さよりも小さい平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  60. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記障壁層が、約3:1及び約1:3の範囲内の前記内層の平均厚さ(t)及び前記外層の平均厚さtの間の厚さ比[t:t]を有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  61. 前記障壁層が約10ミクロンよりも大きくない平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  62. 前記障壁層が少なくとも約0.2ミクロンの平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  63. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層が約8ミクロン以下の平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  64. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記内層が少なくとも約0.5ミクロンの平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  65. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が約12ミクロンよりも大きくない平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  66. 前記障壁層が内層及び前記内層を覆う外層を含み、前記外層が少なくとも約0.5ミクロンの平均厚さを有する、請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の研磨物品。
  67. コアの周囲面を覆う障壁層を含む細長い本体を有する基板を提供し、前記障壁層が本質的にスズから構成される内層を含むこと、
    前記基板を覆う接着層を形成すること、
    前記接着層中に研磨粒子を固定することと
    を含む、研磨物品を形成する方法。
  68. 基板を形成することが、供給スプール及び受信スプールへ接続されたワイヤーを提供することを含む、請求項67に記載の方法。
  69. 基板を提供することが、約1m/分以上の速度で前記ワイヤーをスプールすることを含む、請求項67に記載の方法。
  70. 前記基板を提供することが、メッキ、噴霧、印刷、浸漬、ダイ塗装、蒸着、及びそれらの組み合わせを含む工程の群から選択された形成方法を使用して前記障壁層を形成することを含む、請求項67に記載の方法。
  71. 前記障壁層を形成することが非メッキ工程を含み、前記障壁層は非合金化材料を含む、請求項70に記載の方法。
  72. 接着層を形成することが、前記基板の上に前記接着層を蒸着する工程を含む、請求項67に記載の方法。
  73. 前記接着層中に研磨粒子を固定することが、メッキ、噴霧、圧延、押圧、含浸、コーティング及びそれらの組み合わせを含むプロセスの群から選択された形成方法を含む、請求項67に記載の方法。
  74. 前記接着層を形成すること及び、前記接着層中に前記研磨粒子を固定することが同時に完了し、前記基板は、接合剤及び研磨粒子を含む懸濁液を含む混合物中を通過させられる、請求項67に記載の方法。
JP2014532108A 2011-09-29 2012-09-26 バリア層を有する細長い基板本体に結合した研磨粒子を含む研磨物品及びその形成方法 Expired - Fee Related JP5869680B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161541007P 2011-09-29 2011-09-29
US61/541,007 2011-09-29
PCT/US2012/057334 WO2013049204A2 (en) 2011-09-29 2012-09-26 Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated substrate body having a barrier layer, and methods of forming thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014530120A true JP2014530120A (ja) 2014-11-17
JP5869680B2 JP5869680B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=47993008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014532108A Expired - Fee Related JP5869680B2 (ja) 2011-09-29 2012-09-26 バリア層を有する細長い基板本体に結合した研磨粒子を含む研磨物品及びその形成方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9211634B2 (ja)
EP (1) EP2760638A4 (ja)
JP (1) JP5869680B2 (ja)
KR (1) KR20140075717A (ja)
CN (1) CN103842132A (ja)
TW (1) TWI507269B (ja)
WO (1) WO2013049204A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5924630B1 (ja) * 2015-07-05 2016-05-25 省吾 西川 固定砥粒ワイヤーソーの製造方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120037140A1 (en) * 2009-04-29 2012-02-16 Nv Bekaert Sa Fixed abrasive sawing wire with a rough interface between core and outer sheath
US9028948B2 (en) 2009-08-14 2015-05-12 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated body, and methods of forming thereof
EP2464485A2 (en) 2009-08-14 2012-06-20 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated body
TWI466990B (zh) 2010-12-30 2015-01-01 Saint Gobain Abrasives Inc 磨料物品及形成方法
JP2014530770A (ja) 2011-09-16 2014-11-20 サンーゴバンアブレイシブズ,インコーポレイティド 研磨物品および形成方法
KR20140075717A (ko) 2011-09-29 2014-06-19 생-고뱅 어브레이시브즈, 인코포레이티드 배리어층이 있는 신장 기재 몸체 결합 연마 입자를 포함하는 연마 물품, 및 이를 형성하는 방법
JP6033886B2 (ja) 2011-12-30 2016-11-30 サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド 成形研磨粒子および同粒子を形成する方法
RU2602581C2 (ru) 2012-01-10 2016-11-20 Сэнт - Гобэйн Керамикс Энд Пластик,Инк. Абразивные частицы, имеющие сложные формы, и способы их формования
JP5636144B2 (ja) * 2012-01-18 2014-12-03 株式会社ノリタケカンパニーリミテド ビトリファイド超砥粒砥石
WO2013181582A1 (en) * 2012-05-31 2013-12-05 Ryan Webster Diamond impregnated polishing pad with diamond pucks
TW201402274A (zh) 2012-06-29 2014-01-16 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TWI474889B (zh) * 2012-06-29 2015-03-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TW201404527A (zh) 2012-06-29 2014-02-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TWI477343B (zh) 2012-06-29 2015-03-21 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TW201404528A (zh) * 2012-06-29 2014-02-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
MX2015013831A (es) 2013-03-29 2016-03-01 Saint Gobain Abrasives Inc Particulas abrasivas con formas particulares y metodos para elaborar las particulas.
TW201441355A (zh) 2013-04-19 2014-11-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨製品及其形成方法
FR3005592B1 (fr) 2013-05-14 2015-04-24 Commissariat Energie Atomique Fil abrasif de sciage
US9771507B2 (en) 2014-01-31 2017-09-26 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particle including dopant material and method of forming same
CN106457522B (zh) 2014-04-14 2020-03-24 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 包括成形磨粒的研磨制品
EP3677380A1 (en) * 2014-12-23 2020-07-08 Saint-Gobain Ceramics and Plastics, Inc. Shaped abrasive particles and method of forming same
US9914864B2 (en) 2014-12-23 2018-03-13 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particles and method of forming same
WO2016161157A1 (en) 2015-03-31 2016-10-06 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Fixed abrasive articles and methods of forming same
TWI634200B (zh) 2015-03-31 2018-09-01 聖高拜磨料有限公司 固定磨料物品及其形成方法
CA3118239A1 (en) 2015-06-11 2016-12-15 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
TWI621505B (zh) 2015-06-29 2018-04-21 聖高拜磨料有限公司 研磨物品及形成方法
KR102313436B1 (ko) 2016-05-10 2021-10-19 생-고뱅 세라믹스 앤드 플라스틱스, 인코포레이티드 연마 입자들 및 그 형성 방법
SI3455321T1 (sl) 2016-05-10 2022-10-28 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Metode oblikovanja abrazivnih delcev
US11230653B2 (en) 2016-09-29 2022-01-25 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Fixed abrasive articles and methods of forming same
US10563105B2 (en) 2017-01-31 2020-02-18 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
US10822967B2 (en) * 2017-02-01 2020-11-03 Raytheon Technologies Corporation Wear resistant coating, method of manufacture thereof and articles comprising the same
CN108972372B (zh) * 2017-06-05 2020-10-20 江苏华昌工具制造有限公司 金刚石磨轮
US11504783B2 (en) 2017-09-28 2022-11-22 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive article and method of forming
CN110202706B (zh) * 2019-04-25 2021-08-03 南京大学连云港高新技术研究院 一种交错内嵌式金刚石线及其制备方法
WO2021133901A1 (en) 2019-12-27 2021-07-01 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive articles and methods of forming same
CN112171533A (zh) * 2020-10-22 2021-01-05 郑州瑞特金刚石砂带有限公司 一种同时具有磨削与抛光效果的超硬材料砂带与制备方法及应用
CN112828780B (zh) * 2020-12-30 2022-05-17 江苏锋芒复合材料科技集团有限公司 一种分层植砂砂带用磨料的制备方法和应用方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010071198A1 (ja) * 2008-12-18 2010-06-24 新日鉄マテリアルズ株式会社 ソーワイヤー及びソーワイヤーの製造方法
WO2010125085A1 (en) * 2009-04-29 2010-11-04 Nv Bekaert Sa A sawing wire with abrasive particles partly embedded in a metal wire and partly held by an organic binder
WO2010125083A1 (en) * 2009-04-29 2010-11-04 Nv Bekaert Sa A fixed abrasive sawing wire with a rough interface between core and outer sheath
US20110039070A1 (en) * 2009-08-14 2011-02-17 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated body

Family Cites Families (260)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2764543A (en) 1952-09-20 1956-09-25 Norton Co Electrolytic grinding apparatus
US2793478A (en) 1954-05-24 1957-05-28 Bjorksten Res Lab Inc Cutting tool and method of making
US2784536A (en) 1955-10-03 1957-03-12 Lee H Barron Diamond band saw
BE563191A (ja) 1956-11-07
US3178273A (en) 1961-01-07 1965-04-13 Libal Herbert Method of producing tool surface layers containing diamond particles
CH369979A (fr) 1961-02-28 1963-06-15 Felmada S A Procédé de fabrication d'un corps abrasif et corps abrasif obtenu par ce procédé
US3150470A (en) 1961-08-11 1964-09-29 Lee H Barron Diamond coated wire saw
DE1812129A1 (de) 1968-12-02 1971-06-24 Telefunken Patent Verfahren zum Zerteilen einer Halbleiterscheibe
US3854898A (en) 1970-02-19 1974-12-17 Remington Arms Co Inc A method for producing armored rod and wire saws
GB1342359A (en) 1970-08-28 1974-01-03 Prowse Co Ltd D H Abrasive cutting device
US3997302A (en) 1971-05-10 1976-12-14 Norton Company Coated abrasive products having a supersize layer of a conjugated diolefin polymer
US3906684A (en) 1971-05-20 1975-09-23 Norton Co Abrasive articles and their method of manufacture
US3894673A (en) 1971-11-04 1975-07-15 Abrasive Tech Inc Method of manufacturing diamond abrasive tools
US4018576A (en) 1971-11-04 1977-04-19 Abrasive Technology, Inc. Diamond abrasive tool
FR2236187B1 (ja) 1973-07-03 1977-09-16 Sercel Rech Const Elect
US3884212A (en) 1973-11-01 1975-05-20 Meyers W F Co Wire saw
US4055700A (en) 1974-09-03 1977-10-25 Lumalampan Ab Thin composite wire saw with surface cutting crystals
US4015931A (en) 1975-09-29 1977-04-05 Engelhard Minerals & Chemicals Corporation Bonded-abrasive wire saw
CH599837A5 (en) 1975-10-29 1978-05-31 Sotarem Sa Silicon crystal cutting wire
US4187828A (en) 1977-02-11 1980-02-12 Crystal Systems, Inc. Cutting
US4384564A (en) 1981-01-22 1983-05-24 Crystal Systems Inc. Process of forming a plated wirepack with abrasive particles only in the cutting surface with a controlled kerf
DE3147287C2 (de) 1981-11-28 1984-07-05 Messner, Caspar O.H., Prof.Dr.sc.techn., Zürich Verfahren zum Herstellen eines Schneiddrahtes
US4646710A (en) 1982-09-22 1987-03-03 Crystal Systems, Inc. Multi-wafer slicing with a fixed abrasive
US4727852A (en) 1983-05-05 1988-03-01 Crystal Systems Inc. Multi-wafer slicing with a fixed abrasive
JPS6021966A (ja) 1983-07-12 1985-02-04 カネボウ株式会社 研摩用纎維の製造方法
US4681538A (en) 1984-04-23 1987-07-21 Johnson & Johnson Dental Products, Company Crystalline alumina composites
GB8426036D0 (en) 1984-10-15 1984-11-21 C4 Carbides Ltd Applying material to substrate
JPS6171949U (ja) 1984-10-17 1986-05-16
JPS61196564A (ja) 1985-02-25 1986-08-30 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト フイルムキヤリヤ集積回路とその製造方法
US4684052A (en) 1985-05-16 1987-08-04 Handy & Harman Method of brazing carbide using copper-zinc-manganese-nickel alloys
CA1336152C (en) * 1986-02-12 1995-07-04 Martin A. Cohen Substrate for abrasive grit adhesives
EP0243825B1 (en) 1986-04-17 1994-01-05 Sumitomo Electric Industries Limited Wire incrusted with abrasive grain and method for producing the same
JPH076422Y2 (ja) 1986-12-23 1995-02-15 マツダ株式会社 車両のドアロツク装置
US4907564A (en) 1987-11-24 1990-03-13 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Wire saw
US5062865A (en) 1987-12-04 1991-11-05 Norton Company Chemically bonded superabrasive grit
US4776862A (en) 1987-12-08 1988-10-11 Wiand Ronald C Brazing of diamond
US4974373A (en) 1988-03-14 1990-12-04 Tokyo Magnetic Printing Co., Ltd. Abrasive tools
US4968326A (en) 1989-10-10 1990-11-06 Wiand Ronald C Method of brazing of diamond to substrate
JP2503880Y2 (ja) 1990-02-13 1996-07-03 ヤンマー農機株式会社 農作業車の作業部のトルクリミッタ装置
US5218949A (en) 1990-03-19 1993-06-15 Tomlinson Peter N Saws
US5578098A (en) 1990-10-09 1996-11-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated abrasive containing erodible agglomerates
EP0552190B1 (en) 1990-10-09 1996-12-18 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated abrasive containing erodable agglomerates
US5127197A (en) 1991-04-25 1992-07-07 Brukvoort Wesley J Abrasive article and processes for producing it
US5251802A (en) 1991-04-25 1993-10-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive article and processes for producing it
US5127924A (en) 1991-07-01 1992-07-07 Russell Jeffrey D Hard particle coated grinding wheel
JPH0796454B2 (ja) 1991-09-19 1995-10-18 株式会社精工舎 感光性ガラスの加工方法及びこの方法によって製造したインクジェットヘッド
GB2263911B (en) 1991-12-10 1995-11-08 Minnesota Mining & Mfg Tool comprising abrasives in an electrodeposited metal binder dispersed in a binder matrix
CH687301A5 (fr) 1992-01-22 1996-11-15 W S Technologies Ltd Dispositif de sciage par fil.
TW222668B (ja) 1992-03-19 1994-04-21 Minnesota Mining & Mfg
ZA932216B (en) 1992-03-31 1993-10-14 Advanced Mining Software Ltd Diamond wire saws
GB9211232D0 (en) 1992-05-27 1992-07-08 Ball Burnishing Mach Tools Shaping metals
US5213591A (en) 1992-07-28 1993-05-25 Ahmet Celikkaya Abrasive grain, method of making same and abrasive products
US5250084A (en) 1992-07-28 1993-10-05 C Four Pty. Ltd. Abrasive tools and process of manufacture
ZA936924B (en) 1992-09-21 1994-04-11 De Beers Ind Diamond Wire saw
CA2115889A1 (en) 1993-03-18 1994-09-19 David E. Broberg Coated abrasive article having diluent particles and shaped abrasive particles
US5681612A (en) 1993-06-17 1997-10-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated abrasives and methods of preparation
DE4322544C1 (de) 1993-07-07 1995-03-02 Fein C & E Verfahren zum Sägen von duktilen Eisenwerkstoffen
US5438973A (en) 1993-10-08 1995-08-08 Crystal Systems, Inc. Shaped blades
RU2078680C1 (ru) 1993-12-10 1997-05-10 Уральский научно-исследовательский институт абразивов и шлифования Способ изготовления гибкого двустороннего абразивного инструмента
US5505747A (en) 1994-01-13 1996-04-09 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of making an abrasive article
US5492771A (en) 1994-09-07 1996-02-20 Abrasive Technology, Inc. Method of making monolayer abrasive tools
BR9509116A (pt) 1994-09-30 1997-11-18 Minnesota Mining & Mfg Artigo abrasivo revestido processos para produzir o mesmo e processo para desbastar uma peça dura
JPH08126953A (ja) 1994-10-28 1996-05-21 Shin Etsu Handotai Co Ltd ワイヤソー及びワイヤの製造方法
US5511718A (en) 1994-11-04 1996-04-30 Abrasive Technology, Inc. Process for making monolayer superabrasive tools
DE4439950C2 (de) 1994-11-09 2001-03-01 Mtu Muenchen Gmbh Metallisches Bauteil mit einer Verbundbeschichtung, Verwendung, sowie Verfahren zur Herstellung von metallischen Bauteilen
DE4446280C2 (de) 1994-12-23 1998-02-19 Daimler Benz Ag Verfahren und eine Katalysatoreinheit zur Reduktion von Schadstoffen, insbesondere zur Reduktion von Stickoxiden in Abgasen von Verbrennungskraftmaschinen
DE19510625A1 (de) 1995-03-23 1996-09-26 Wacker Siltronic Halbleitermat Drahtsäge und Verfahren zum Abtrennen von Scheiben von einem Werkstück
US6478831B2 (en) 1995-06-07 2002-11-12 Ultimate Abrasive Systems, L.L.C. Abrasive surface and article and methods for making them
JPH09150314A (ja) 1995-11-27 1997-06-10 Asahi Daiyamondo Kogyo Kk ワイヤーソー及びその製造方法
JPH09155631A (ja) 1995-12-04 1997-06-17 Asahi Daiyamondo Kogyo Kk ダイヤモンドワイヤーソー及びその製造方法
JPH09254006A (ja) 1996-03-25 1997-09-30 Naoetsu Seimitsu Kako Kk ワイヤーソー用ワイヤー
CH690907A5 (fr) 1996-05-23 2001-02-28 Hct Shaping Systems Sa Dispositif de sciage par fil
JP3510738B2 (ja) 1996-07-17 2004-03-29 豊田バンモップス株式会社 可撓性研削工具の製造方法
US5846269A (en) 1996-08-07 1998-12-08 Norton Company Wear resistant bond for an abrasive tool
JPH10118938A (ja) 1996-10-17 1998-05-12 Osaka Diamond Ind Co Ltd 超砥粒砥石
US6194068B1 (en) 1996-11-08 2001-02-27 Hitachi Cable Ltd. Wire for wire saw apparatus
DE69812042T2 (de) 1997-02-14 2003-10-16 Sumitomo Electric Industries Drahtsäge und herstellung derselben
US5855314A (en) 1997-03-07 1999-01-05 Norton Company Abrasive tool containing coated superabrasive grain
JPH10256581A (ja) 1997-03-14 1998-09-25 Sharp Corp 太陽電池の製造方法
US7368013B2 (en) 1997-04-04 2008-05-06 Chien-Min Sung Superabrasive particle synthesis with controlled placement of crystalline seeds
US20040112359A1 (en) 1997-04-04 2004-06-17 Chien-Min Sung Brazed diamond tools and methods for making the same
US7124753B2 (en) 1997-04-04 2006-10-24 Chien-Min Sung Brazed diamond tools and methods for making the same
US6286498B1 (en) 1997-04-04 2001-09-11 Chien-Min Sung Metal bond diamond tools that contain uniform or patterned distribution of diamond grits and method of manufacture thereof
US6679243B2 (en) 1997-04-04 2004-01-20 Chien-Min Sung Brazed diamond tools and methods for making
US6368198B1 (en) 1999-11-22 2002-04-09 Kinik Company Diamond grid CMP pad dresser
US7323049B2 (en) 1997-04-04 2008-01-29 Chien-Min Sung High pressure superabrasive particle synthesis
JPH10328932A (ja) 1997-05-30 1998-12-15 Hitachi Cable Ltd 砥粒付ソーワイヤおよびその製造方法
US6279564B1 (en) 1997-07-07 2001-08-28 John B. Hodsden Rocking apparatus and method for slicing a workpiece utilizing a diamond impregnated wire
US5878737A (en) 1997-07-07 1999-03-09 Laser Technology West Limited Apparatus and method for slicing a workpiece utilizing a diamond impregnated wire
US5935407A (en) 1997-11-06 1999-08-10 Chromalloy Gas Turbine Corporation Method for producing abrasive tips for gas turbine blades
US6065462A (en) 1997-11-28 2000-05-23 Laser Technology West Limited Continuous wire saw loop and method of manufacture thereof
JPH11216657A (ja) 1998-01-30 1999-08-10 Sumitomo Electric Ind Ltd ワイヤーソー及びその使用方法
JP3927676B2 (ja) 1998-02-03 2007-06-13 住友電気工業株式会社 ワイヤーソーの製造方法並びにワイヤーソー
JPH11320379A (ja) 1998-02-27 1999-11-24 Nippon Parkerizing Co Ltd ワイヤソ―の製造方法、製造装置及び該方法により製造されたワイヤソ―
TW431924B (en) 1998-03-11 2001-05-01 Norton Co Superabrasive wire saw and method for making the saw
US6102024A (en) * 1998-03-11 2000-08-15 Norton Company Brazed superabrasive wire saw and method therefor
JPH11277398A (ja) 1998-03-25 1999-10-12 Kenichi Ishikawa 脆性材料切断用ワイヤ工具及びその製造方法
US6228133B1 (en) 1998-05-01 2001-05-08 3M Innovative Properties Company Abrasive articles having abrasive layer bond system derived from solid, dry-coated binder precursor particles having a fusible, radiation curable component
JPH11347911A (ja) 1998-06-01 1999-12-21 Yasuhiro Tani ワイヤソ−及びその製造方法
JP4024934B2 (ja) 1998-08-10 2007-12-19 住友電気工業株式会社 ワイヤーソー及びその製造方法
JP2957571B1 (ja) 1998-08-27 1999-10-04 丸紅ファインスチール株式会社 ソーワイヤ用ワイヤ
DE19839091A1 (de) * 1998-08-27 2000-03-09 Kempten Elektroschmelz Gmbh Sägedraht
JP2000094297A (ja) 1998-09-18 2000-04-04 Citizen Watch Co Ltd マルチワイヤーソー
KR100299102B1 (ko) 1998-11-24 2001-11-22 홍영철 취성재료절단용다이아몬드전착와이어및그제조방법
JP2000158319A (ja) 1998-11-27 2000-06-13 Fujikoshi Mach Corp ダイヤモンドワイヤーソー及び切断加工方法
JP2000158318A (ja) 1998-11-27 2000-06-13 Fujikoshi Mach Corp ダイヤモンドワイヤーソー
JP2000218504A (ja) 1999-01-29 2000-08-08 Tokyo Seimitsu Co Ltd 固定砥粒付ワイヤ及び固定砥粒ワイヤソーの切断方法
DE60022921T2 (de) * 1999-02-04 2006-07-20 Ricoh Co., Ltd. Drahtsäge mit abrasivem Sägedraht und Verfahren zu seiner Herstellung
JP4175728B2 (ja) 1999-03-02 2008-11-05 株式会社アライドマテリアル レジンボンド超砥粒ワイヤーソー
JP2000246654A (ja) 1999-03-02 2000-09-12 Osaka Diamond Ind Co Ltd 金属被覆超砥粒を用いたレジンボンドワイヤーソー
US6056794A (en) 1999-03-05 2000-05-02 3M Innovative Properties Company Abrasive articles having bonding systems containing abrasive particles
JP2000263452A (ja) 1999-03-12 2000-09-26 Osaka Diamond Ind Co Ltd 超砥粒ワイヤソー
JP2000271872A (ja) 1999-03-23 2000-10-03 Osaka Diamond Ind Co Ltd 超砥粒レジンボンドワイヤソー
JP2000286902A (ja) 1999-03-31 2000-10-13 Mitsubishi Electric Corp 信号品質監視器
US6319108B1 (en) 1999-07-09 2001-11-20 3M Innovative Properties Company Metal bond abrasive article comprising porous ceramic abrasive composites and method of using same to abrade a workpiece
US6755720B1 (en) 1999-07-15 2004-06-29 Noritake Co., Limited Vitrified bond tool and method of manufacturing the same
JP2001054850A (ja) 1999-08-11 2001-02-27 Osaka Diamond Ind Co Ltd 固定砥粒ワイヤーソーによる硬脆材料の切断加工法
JP3103807B1 (ja) 1999-10-05 2000-10-30 丸紅ファインスチール株式会社 ソーワイヤ
JP3652938B2 (ja) 1999-10-22 2005-05-25 エイド技研工業株式会社 ダイヤモンドワイヤソーイング装置
KR100338386B1 (ko) 1999-12-13 2002-05-27 최의박 밀착성이 우수한 다이어몬드 전착 와이어 쏘우 및 그제조방법
JP2001259993A (ja) 2000-03-10 2001-09-25 Noritake Diamond Ind Co Ltd レジンボンドワイヤソー
JP4744704B2 (ja) 2000-03-16 2011-08-10 株式会社東芝 耐摩耗性部材の製造方法
JP3604319B2 (ja) 2000-03-30 2004-12-22 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ レジンボンドワイヤソー
JP3777285B2 (ja) 2000-04-06 2006-05-24 ジャパンファインスチール株式会社 ソーワイヤ
DE10022994A1 (de) 2000-05-11 2001-12-20 Wacker Chemie Gmbh Nickel-Diamant beschichteter Sägedraht mit verbesserter Verankerung der Diamantpartikel
JP4072512B2 (ja) 2000-05-15 2008-04-09 株式会社アライドマテリアル 超砥粒ワイヤソーの超砥粒割合の算出方法
JP2002036091A (ja) 2000-05-15 2002-02-05 Allied Material Corp 超砥粒ワイヤソーとその製造方法
TW442370B (en) 2000-05-24 2001-06-23 Chien Hui Chuan Diamond wire saw cutting machine
JP2001341076A (ja) 2000-05-31 2001-12-11 Nippon Plastic Seito Kk 研削砥石
AU2001288212A1 (en) 2000-09-08 2002-03-22 3M Innovative Properties Company Abrasive sheet, method of manufacturing the same and method to abrade a fiber optic connector
EP1332194B1 (en) 2000-10-06 2007-01-03 3M Innovative Properties Company Ceramic aggregate particles
US7470420B2 (en) 2000-12-05 2008-12-30 The Regents Of The University Of California Optical determination of glucose utilizing boronic acid adducts
JP2002172564A (ja) 2000-12-08 2002-06-18 Mitsubishi Materials Corp グラインディングロープ
JP2002205272A (ja) 2001-01-09 2002-07-23 Asahi Diamond Industrial Co Ltd 超砥粒工具及びその製造方法
US6575353B2 (en) 2001-02-20 2003-06-10 3M Innovative Properties Company Reducing metals as a brazing flux
JP2002254286A (ja) 2001-02-28 2002-09-10 Allied Material Corp ワイヤソーによるプラスチック及びプラスチック複合材の切断方法
JP2002254327A (ja) 2001-03-02 2002-09-10 Ngk Insulators Ltd ワイヤーソー用ソーワイヤーおよびそれを用いた加工方法
JP2002273663A (ja) 2001-03-14 2002-09-25 Noritake Super Abrasive:Kk レジンボンドワイヤソー
JP3604351B2 (ja) 2001-05-01 2004-12-22 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ レジンボンドワイヤソー
JP3471328B2 (ja) 2001-05-02 2003-12-02 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ レジンボンドワイヤソーおよびその製造方法
MXPA06005908A (es) 2001-05-24 2007-01-26 Fry Metals Inc Material termico de interfaz y preformas para soldar.
JP2002361566A (ja) 2001-06-08 2002-12-18 Kanai Hiroaki ダイヤモンドソーワイヤ及びその製造方法
EP1310316B1 (de) 2001-11-13 2008-10-22 sia Abrasives Industries AG Sägegarn
US6613113B2 (en) 2001-12-28 2003-09-02 3M Innovative Properties Company Abrasive product and method of making the same
JP2003231063A (ja) 2002-02-12 2003-08-19 Kanai Hiroaki ソーワイヤ
WO2003073670A1 (fr) 2002-02-28 2003-09-04 Fujitsu Limited Dispositif de communication utilise dans un amrc
JP2003275970A (ja) 2002-03-25 2003-09-30 Kanai Hiroaki ワイヤ工具およびその製造方法
JP2003291057A (ja) 2002-03-29 2003-10-14 Noritake Super Abrasive:Kk レジンボンドダイヤモンドワイヤソーおよびその製造方法
US6797023B2 (en) 2002-05-14 2004-09-28 Saint-Gobain Abrasives Technology Company Coated abrasives
JP2004009239A (ja) 2002-06-10 2004-01-15 Kanai Hiroaki ソーワイヤ製造方法
DE10228843A1 (de) 2002-06-27 2004-01-22 Wacker-Chemie Gmbh Verfahren zur chargenweisen Beschichtung von Sägedraht
JP3725098B2 (ja) 2002-07-17 2005-12-07 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ ワイヤソー
US6915796B2 (en) 2002-09-24 2005-07-12 Chien-Min Sung Superabrasive wire saw and associated methods of manufacture
US7261752B2 (en) 2002-09-24 2007-08-28 Chien-Min Sung Molten braze-coated superabrasive particles and associated methods
US6830598B1 (en) 2002-09-24 2004-12-14 Chien-Min Sung Molten braze coated superabrasive particles and associated methods
JP2004174680A (ja) 2002-11-28 2004-06-24 Kanai Hiroaki 固定砥粒式ソーワイヤ及び砥粒固着方法
DE60336539D1 (de) 2002-12-20 2011-05-12 Shipley Co Llc Methode zum Elektroplattieren mit Umkehrpulsstrom
JP3657257B2 (ja) 2002-12-27 2005-06-08 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ ワイヤソー
WO2004069479A1 (ja) 2003-02-04 2004-08-19 Akimichi Koide ワイヤソー切断装置に用いるワイヤー工具とワイヤー工具の作製方法、および、ワイヤソーによる切断方法
JP2004261889A (ja) 2003-02-28 2004-09-24 Kanai Hiroaki 固定砥粒式ソーワイヤの製造方法
US6939413B2 (en) 2003-03-24 2005-09-06 Lincoln Global, Inc. Flux binder system
CN104625979B (zh) 2003-05-09 2018-05-25 戴蒙得创新股份有限公司 具有曲折表面形貌之覆层的磨料颗粒
JP4203353B2 (ja) 2003-05-14 2008-12-24 株式会社ノリタケカンパニーリミテド ワイヤー工具およびその製造方法
CN1225338C (zh) 2003-06-12 2005-11-02 江晓平 一种生产高耐磨性金刚石复合切割微线的工艺与设备
JP2005007221A (ja) 2003-06-17 2005-01-13 Daiei Communication Co Ltd ブラインド洗浄装置
CN1212225C (zh) 2003-08-13 2005-07-27 沈阳工业学院 硬脆材料加工用的超声波线切割锯
US20050076577A1 (en) 2003-10-10 2005-04-14 Hall Richard W.J. Abrasive tools made with a self-avoiding abrasive grain array
JP4387361B2 (ja) 2003-10-27 2009-12-16 三菱電機株式会社 マルチワイヤソー
JP2005142268A (ja) 2003-11-05 2005-06-02 Canon Inc 光起電力素子およびその製造方法
CH696806A5 (fr) 2003-11-18 2007-12-14 Walter Ebner Scie à fil à mouvement alternatif.
JP4411062B2 (ja) 2003-12-25 2010-02-10 株式会社アライドマテリアル 超砥粒ワイヤソー巻き付け構造、超砥粒ワイヤソー切断装置および超砥粒ワイヤソーの巻き付け方法
KR100572669B1 (ko) 2004-02-09 2006-04-24 신한다이아몬드공업 주식회사 복수의 지립층이 형성된 절삭 공구 및 그 제조 방법
JP4455096B2 (ja) 2004-02-26 2010-04-21 トクセン工業株式会社 ソーワイヤによる切断加工装置
US7134430B2 (en) 2004-04-21 2006-11-14 Ehwa Diamond Industrial Co. Ltd. Cutting segment, method of manufacturing cutting segment, and cutting tool
GB2414204B (en) 2004-05-18 2006-04-12 David Ainsworth Hukin Abrasive wire sawing
CN100371117C (zh) 2004-05-27 2008-02-27 沈阳晶通金刚石复合材料有限公司 复合电喷镀法制备不锈钢金刚石切割线的方法
JP2006007387A (ja) 2004-06-29 2006-01-12 Allied Material Corp 超砥粒ワイヤソー
CN1721113A (zh) 2004-07-16 2006-01-18 上海中晶企业发展有限公司 用于线切割机床的表面镀金刚石粉末的金属丝
US7089925B1 (en) 2004-08-18 2006-08-15 Kinik Company Reciprocating wire saw for cutting hard materials
DE102004043718A1 (de) 2004-09-09 2006-03-30 Siltronic Ag Verfahren zum Diamantdrahtsägen
JP2006123024A (ja) 2004-10-26 2006-05-18 Nakamura Choko:Kk 固定砥粒式ワイヤーソーとその製造方法
JP2006123055A (ja) 2004-10-28 2006-05-18 Allied Material Corp 超砥粒ワイヤソーによる加工材の切断方法および超砥粒ワイヤソーにより切断加工された加工材
JP4471816B2 (ja) 2004-11-09 2010-06-02 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ ワイヤソーの製造方法
JP4314582B2 (ja) 2004-11-29 2009-08-19 株式会社Sumco ワイヤソーを用いたワーク切断方法
JP2006179677A (ja) 2004-12-22 2006-07-06 Japan Fine Steel Co Ltd ソーワイヤ
JP4139810B2 (ja) 2004-12-28 2008-08-27 旭ダイヤモンド工業株式会社 電着ワイヤ工具
JP2006181701A (ja) 2004-12-28 2006-07-13 Asahi Diamond Industrial Co Ltd 電着ワイヤ工具およびその製造方法
CH698130B1 (fr) 2005-01-28 2009-05-29 Applied Materials Switzerland Dispositif et procédé de sciage par fil.
JP5274021B2 (ja) 2005-01-28 2013-08-28 サンーゴバン アブレイシブズ,インコーポレイティド 研磨用品及びその製造方法
US8287611B2 (en) 2005-01-28 2012-10-16 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles and methods for making same
JP4083177B2 (ja) 2005-02-25 2008-04-30 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ ワイヤソー
JP2006272499A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Toshiba Ceramics Co Ltd インゴットの切断方法
JP4820108B2 (ja) 2005-04-25 2011-11-24 コマツNtc株式会社 半導体ウエーハの製造方法およびワークのスライス方法ならびにそれらに用いられるワイヤソー
JP2007021677A (ja) 2005-07-19 2007-02-01 Asahi Diamond Industrial Co Ltd 電着ワイヤ工具
JP4266969B2 (ja) 2005-09-01 2009-05-27 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ レジンボンドワイヤソーおよびレジンボンドワイヤソーの製造方法
CN100348391C (zh) 2005-09-13 2007-11-14 山东大学 大直径SiC单晶的切割方法
US7556558B2 (en) 2005-09-27 2009-07-07 3M Innovative Properties Company Shape controlled abrasive article and method
JP2007152485A (ja) 2005-12-05 2007-06-21 Kanai Hiroaki ソーワイヤの製造方法
JP4605560B2 (ja) 2005-12-05 2011-01-05 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
JP2007152486A (ja) 2005-12-05 2007-06-21 Kanai Hiroaki ソーワイヤの製造方法
DE602005014019D1 (de) 2005-12-27 2009-05-28 Japan Fine Steel Co Ltd Fester schleifdraht
KR100649444B1 (ko) 2006-01-02 2006-11-28 다이섹(주) 와이어 톱을 이용한 커팅장치
JP4939066B2 (ja) 2006-01-25 2012-05-23 ジャパンファインスチール株式会社 ソーワイヤ及びその製造方法
JP2007196329A (ja) 2006-01-26 2007-08-09 Nippon Seisen Co Ltd ワイヤー工具
JP4829626B2 (ja) 2006-01-31 2011-12-07 日本精線株式会社 ソーワイヤー及びその製造方法
JP4930974B2 (ja) 2006-02-02 2012-05-16 国立大学法人 長崎大学 ソーワイヤ、ソーワイヤの製造方法、半導体インゴットの切断方法及びワイヤソー
JP2007237628A (ja) 2006-03-10 2007-09-20 Allied Material Corp 単結晶サファイヤ基板の切断方法および切断装置
JP4703448B2 (ja) 2006-03-22 2011-06-15 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ レジンボンドワイヤソー
JP2007268627A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Noritake Super Abrasive:Kk 電着ワイヤソー
JP5135623B2 (ja) 2006-04-06 2013-02-06 Sumco Techxiv株式会社 半導体インゴットの切断方法
JP4441816B2 (ja) 2006-05-19 2010-03-31 タイヨーエレック株式会社 遊技機
WO2008000072A1 (en) 2006-06-30 2008-01-03 Mcmaster University Abrasion assisted wire electrical discharge machining process
WO2008027714A1 (en) 2006-08-30 2008-03-06 3M Innovative Properties Company Extended life abrasive article and method
JP4866188B2 (ja) 2006-09-12 2012-02-01 株式会社阿部鐵工所 ワイヤーソー
JP4427531B2 (ja) 2006-09-21 2010-03-10 株式会社アライドマテリアル ワイヤーソーの断線検出方法および品質検査方法ならびに切断物の製造方法
DE102006058823B4 (de) 2006-12-13 2017-06-08 Siltronic Ag Verfahren zum Abtrennen einer Vielzahl von Scheiben von einem Werkstück
US20080141593A1 (en) 2006-12-15 2008-06-19 Applied Thermoplastic Resources, Inc. Method of manufacturing abrasive cutting string
US7998573B2 (en) 2006-12-21 2011-08-16 Us Synthetic Corporation Superabrasive compact including diamond-silicon carbide composite, methods of fabrication thereof, and applications therefor
EP2094444A2 (en) 2006-12-21 2009-09-02 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Low corrosion abrasive articles and methods for forming same
US8976920B2 (en) 2007-03-02 2015-03-10 Areva Np Nuclear power plant using nanoparticles in emergency systems and related method
JP2008221406A (ja) 2007-03-13 2008-09-25 Nakamura Choko:Kk 固定砥粒式ワイヤーソー及びその製造方法
KR101237477B1 (ko) 2007-04-20 2013-02-26 생―고뱅 퍼포먼스 플라스틱스 팜푸스 게엠베하 유지보수가 필요없는 평면 베어링
CN101066614A (zh) 2007-06-05 2007-11-07 张小军 新型金刚石丝锯
US8291895B2 (en) 2007-09-05 2012-10-23 University Of South Carolina Methods, wires, and apparatus for slicing hard materials
JP2009066689A (ja) 2007-09-12 2009-04-02 Read Co Ltd 固定砥粒ワイヤーソー
US8382557B2 (en) 2007-11-14 2013-02-26 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Chemical mechanical planarization pad conditioner and methods of forming thereof
JP4998241B2 (ja) 2007-12-11 2012-08-15 信越半導体株式会社 ワイヤソーによるワークの切断方法およびワイヤソー
US8257572B2 (en) 2008-03-28 2012-09-04 Tenaris Connections Limited Method for electrochemical plating and marking of metals
WO2009125780A1 (ja) 2008-04-11 2009-10-15 株式会社アライドマテリアル 電着ワイヤー工具およびその製造方法
JP5286968B2 (ja) 2008-06-23 2013-09-11 株式会社中村超硬 ワイヤーソーの製造方法
JP5256878B2 (ja) 2008-06-23 2013-08-07 株式会社中村超硬 ワイヤーソーの製造方法
US8795035B2 (en) 2008-06-26 2014-08-05 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Chemical mechanical planarization pad conditioner and method of forming
CN201283606Y (zh) 2008-08-11 2009-08-05 魏莲君 超细金刚石切割线
CN101712135B (zh) 2008-09-30 2014-07-02 日本则武超精密磨料磨具有限公司 树脂结合剂线锯
EP2382067A2 (en) 2008-11-19 2011-11-02 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles and methods of forming thereof
JP4590513B2 (ja) 2008-12-04 2010-12-01 国立大学法人秋田大学 ソーワイヤおよびその製造方法
RU83210U1 (ru) 2008-12-23 2009-05-27 Владимир Петрович Запорожский Алмазный инструмент
US8356590B2 (en) 2009-02-03 2013-01-22 Tha NanoSteel Company, Inc. Method and product for cutting materials
CN101564828B (zh) 2009-06-03 2011-02-09 南京师范大学 切割硬、脆性材料的丝锯及其制造方法
CN102458768A (zh) 2009-06-05 2012-05-16 应用材料公司 用于制造磨料线的设备和方法
JP2010284754A (ja) 2009-06-12 2010-12-24 Kanai Hiroaki 固定砥粒式ソーワイヤ
JP5078949B2 (ja) 2009-07-10 2012-11-21 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 固定砥粒ワイヤ及び固定砥粒ワイヤ製造方法
US9028948B2 (en) 2009-08-14 2015-05-12 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated body, and methods of forming thereof
EP2497602A1 (en) 2009-11-05 2012-09-12 Nakamura Choko Co., Ltd Super-abrasive grain fixed type wire saw, and method of manufacturing super-abrasive grain fixed type wire saw
JP5515646B2 (ja) 2009-11-05 2014-06-11 株式会社中村超硬 ワイヤソー及びワイヤソーの製造方法
TWI461249B (zh) 2010-04-27 2014-11-21 Kinik Co 線鋸及其製作方法
EP2583792B1 (en) 2010-06-15 2014-10-08 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Saw wire
BR112012031530B1 (pt) 2010-06-22 2020-11-10 I.D.E. Technologies Ltd evaporador de tubos horizontais e método para intensificar a transferência térmica através do dito evaporador de tubos horizontais os quais são verticalmente alongados
TWI466990B (zh) 2010-12-30 2015-01-01 Saint Gobain Abrasives Inc 磨料物品及形成方法
TW201300199A (zh) 2011-06-30 2013-01-01 Saint Gobain Abrasives Inc 磨料物品及製造方法
JP2014530770A (ja) 2011-09-16 2014-11-20 サンーゴバンアブレイシブズ,インコーポレイティド 研磨物品および形成方法
KR20140075717A (ko) 2011-09-29 2014-06-19 생-고뱅 어브레이시브즈, 인코포레이티드 배리어층이 있는 신장 기재 몸체 결합 연마 입자를 포함하는 연마 물품, 및 이를 형성하는 방법
WO2013147892A1 (en) 2012-03-30 2013-10-03 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive article and method of forming
TW201402274A (zh) 2012-06-29 2014-01-16 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TW201404528A (zh) 2012-06-29 2014-02-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TWI477343B (zh) 2012-06-29 2015-03-21 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TWI483803B (zh) 2012-06-29 2015-05-11 Saint Gobain Abrasives Inc 在工件上進行切割操作之方法
TW201404527A (zh) 2012-06-29 2014-02-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TWI474889B (zh) 2012-06-29 2015-03-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨物品及形成方法
TW201441355A (zh) 2013-04-19 2014-11-01 Saint Gobain Abrasives Inc 研磨製品及其形成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010071198A1 (ja) * 2008-12-18 2010-06-24 新日鉄マテリアルズ株式会社 ソーワイヤー及びソーワイヤーの製造方法
WO2010125085A1 (en) * 2009-04-29 2010-11-04 Nv Bekaert Sa A sawing wire with abrasive particles partly embedded in a metal wire and partly held by an organic binder
WO2010125083A1 (en) * 2009-04-29 2010-11-04 Nv Bekaert Sa A fixed abrasive sawing wire with a rough interface between core and outer sheath
US20110039070A1 (en) * 2009-08-14 2011-02-17 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive articles including abrasive particles bonded to an elongated body

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5924630B1 (ja) * 2015-07-05 2016-05-25 省吾 西川 固定砥粒ワイヤーソーの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2760638A2 (en) 2014-08-06
WO2013049204A4 (en) 2013-07-18
WO2013049204A3 (en) 2013-05-30
TWI507269B (zh) 2015-11-11
EP2760638A4 (en) 2015-05-27
CN103842132A (zh) 2014-06-04
JP5869680B2 (ja) 2016-02-24
KR20140075717A (ko) 2014-06-19
US20130084786A1 (en) 2013-04-04
US9211634B2 (en) 2015-12-15
WO2013049204A2 (en) 2013-04-04
TW201313397A (zh) 2013-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5869680B2 (ja) バリア層を有する細長い基板本体に結合した研磨粒子を含む研磨物品及びその形成方法
TWI466990B (zh) 磨料物品及形成方法
KR101618040B1 (ko) 연마 물품 및 형성방법
JP6109409B2 (ja) 研磨物品および形成方法
WO2013147892A1 (en) Abrasive article and method of forming
JP2013501636A (ja) 細長い物体に結合させた研磨粒子を含む研磨物品
WO2014004991A1 (en) Abrasive article and method of forming
TW201402274A (zh) 研磨物品及形成方法
TW201404528A (zh) 研磨物品及形成方法
RU2574538C2 (ru) Абразивное изделие и способ его изготовления
AU2011351923A1 (en) Abrasive article and method of forming

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20151209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5869680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees