JP2010531028A - 動的電子クーポンの管理 - Google Patents

Abstract

移動体デバイスにおいて動的移動体クーポン（ＤＭＣ）の管理を提供することが本明細書で説明される。特に、買戻し可能価格など、ＤＭＣに関連する動的特質は、移動体デバイスのユーザインターフェースを利用してＤＭＣをブラウズし、分類し、探索し、回収し、または買い戻すために利用され得る。他の態様において、ＤＭＣ管理アプリケーションはＤＭＣデータをバックアップおよび格納し、動的情報（例えば、動的な買戻し可能価格）を同期し、ユーザプロファイルにアクセスするため、またはユーザプロファイルを管理するために、サーバ構成要素と相互に作用して、ＤＭＣを共有すること、売買すること、交換すること、販売することなどを果たすために、他の移動体デバイスとインターフェースをとることが可能である。従って、提供されるのは、移動体の動作環境において移動体クーポンを管理して、かかるクーポンのユーザに増大された価格および有用性を提供するための効率的かつ魅力ある方式である。

Description

米国特許法第１１９条に基づく優先権主張
本特許出願は、２００７年６月２０日に出願され、本明細書の譲受人に譲渡され、ここに参照により本明細書に明示的に組み込まれる、「ＣＯＵＰＯＮ ＷＡＬＬＥＴ ＳＹＳＴＥＭ」という表題の仮出願第６０／９４５，１００号に対する優先権を主張する。

以下は、一般に、移動体動作環境に関し、より詳細には、移動体デバイスにおいて動的移動体クーポンの管理を提供することに関する。

近年、セルラ通信技術およびセルラ通信デバイスにおいて様々な進展が生じた。かかるデバイス上へのカメラおよびビデオ録音技術の統合、移動体通信への電子メールサービスおよびショートメッセージングサービスの組み込みなど、これらの進展のいくつかは、ソフトウェアアプリケーションおよび／またはハードウェアアプリケーションを必要とする。これらのアプリケーションは、増大された柔軟性、処理能力、通信能力などを既に普及した通信デバイス（例えば、セルラ電話）に付加した。結果として、かかるデバイスは消費市場においてより普及し、より多くの消費者を、かかるデバイスを購入したり、新規のアプリケーションおよび技術を持つデバイスへアップグレードしたりする気にさせている。

より多くの消費者が移動体デバイスを所有して利用するにつれ、対人、無線、テレビまたは有線電話接続に伝統的に限られていたビジネス構造が移動体環境に拡大している。例えば、移動体通信デバイス経由でインターネットがますますアクセスし易くなると、電子メールおよびウェブブラウジングのアプリケーションが移動体デバイスで利用される。さらに、電子商取引も同様に、かかるデバイスを介して行われる。例えば、セキュアな(secure)ウェブアプリケーションは、ウェブブラウジングデバイスでオンライン商取引を行うためのインターフェースを提供できる。クレジットカード、デビットカード、銀行振込、および類似の支払いは、かかるデバイスによりセキュアなウェブアプリケーションを利用して容易になり得る。

前述の説明に加えて、他の商業的構造も移動体デバイスおよび移動体通信環境に組み込まれている。例えば、移動体デバイス上に格納され、移動体デバイス向けに構成された移動体クーポン（移動体クーポン）が紙のクーポンに取って代わるために利用され得る。営利エンティティはクーポンを生成して当該クーポンを移動体デバイスに配信でき、この結果として商取引に連携した移動体クーポンの買戻し(redemption)を容易にできる。電子ファイルとして、かかるクーポンは伝統的な紙のクーポンよりも大きな柔軟性を持つ。例えば、紙のクーポンは、移動体デバイス上に格納された移動体クーポンと比べてよりたやすく置き忘れてしまう。さらに、移動体クーポンは、複製およびその他の無許可使用を静めるための様々なセキュリティ策を組み込むことができる。従って、多くの利点が移動体動作環境への移動体クーポンの導入に伴ってもたらされる。

以下は、１つまたは複数の態様の基本的な理解をもたらす目的で、かかる態様の簡素化された概要を提示するものである。この概要は、すべての企図される態様の広範囲な態様ではなく、すべての態様の主な要素もしくは重大な要素を識別すること、または任意の態様もしくはすべての態様の範囲を描写することが意図されない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、１つまたは複数の態様のいくつかの概念を、簡素化された形態で提示することである。

本主題の開示は、移動体クーポンとも呼ばれる、移動体デバイス向けに構成された電子クーポンの管理を提供する。かかる電子クーポンあるいは移動体クーポンは買戻し可能な（redeemable）価格などのような動的特質を含むことができ、その結果、それぞれ動的電子クーポン（ＤＥＣ）あるいは動的移動体クーポン（ＤＭＣ）と呼ばれ得る。いくつかの態様において、ＤＭＣの特質は、ＤＭＣアプリケーションから抽出されて、移動体デバイスのユーザインターフェースでＤＭＣをブラウズ、分類、探索、リコール、もしくは買い戻すため、またはこれらの任意の適切な組合せのために利用される。他の態様において、ＤＭＣ管理アプリケーションは、ＤＭＣデータをバックアップして格納したり、動的情報（例えば、動的な買戻し可能価格）を同期させたり、ユーザプロファイルをアクセスあるいは管理したりするなどのために、サーバ構成要素と対話できる。加えて、ＤＭＣの配信は、ユーザプロファイル、ベンダープロファイル、または、移動体デバイスに関連して決定可能な、位置や小売エンティティへの近接性などの特質に少なくとも一部において基づくことができる。従って、提供されるのは、移動体動作環境向けの移動体クーポンを管理するための効率的で魅力のある方式である。

いくつかの態様において、提供されるのは、移動体デバイスで移動体クーポンを管理する方法である。この方法は、（例えば、有線データ交換および／または無線データ交換によって）遠隔デバイスから移動体クーポンアプリケーションを取得することを備えることができ、当該アプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える。さらに、この方法は、少なくとも当該変動特質の機能として移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンをブラウズすることを容易にする(facilitating)ことと、移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンアプリケーションを実行することによって移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示することとを備え得る。

１つまたは複数の他の態様において、提供されるのは、移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理する装置である。この装置は、移動体クーポンアプリケーションを取得する無線データ交換向けに構成されたトランシーバを備えることができ、移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える。さらに、この装置は、少なくとも１つの変動特質の機能として当該装置のユーザインターフェースで移動体クーポンをブラウズすることを容易にする(facilitate)ように構成されたクーポン管理モジュールと、当該装置のユーザインターフェースで移動体クーポンアプリケーションを実行することによって移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するように構成された出力モジュールとを備えることができる。前述の説明に加えて、この装置は、当該装置で移動体クーポンアプリケーションを受信すること、ブラウズすること、または提示することに関するデータを格納するように構成されたメモリと、移動体クーポンを受信すること、ブラウズすること、または提示することを実施するように構成されたプロセッサとを備えることができる。

１つまたは複数の追加の態様によれば、開示されるのは、移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された、少なくとも１つのプロセッサである。（１つまたは複数の）プロセッサは、（例えば、有線データ交換および／または無線データ交換によって）遠隔デバイスから移動体クーポンアプリケーションを取得するように構成された第１のモジュールを備えることができ、当該アプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える。さらに、（１つまたは複数の）プロセッサは、少なくとも当該変動特質の機能として移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンをブラウズすることを容易にする(facilitate)ように構成された第２のモジュールを備え得る。加えて、（１つまたは複数の）プロセッサは、移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンアプリケーションを実行することによって移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するように構成された第３のモジュールを備え得る。

いくつかの態様において、開示されるのは、移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された装置である。この装置は、遠隔デバイスから移動体クーポンアプリケーションを取得するための手段を備えることができ、移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える。加えて、この装置は、少なくとも当該変動特質の機能として当該装置のユーザインターフェースで移動体クーポンをブラウズするための手段と、移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンアプリケーションを実行することによって移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するための手段とを備え得る。

さらに他の態様によれば、開示されるのは、移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された命令を含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である。これらの命令は、コンピュータに、遠隔デバイスから移動体クーポンアプリケーションを取得させるために実行可能な少なくとも１つの命令を含むことが可能であり、移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を含む。さらに、これらの命令は、コンピュータに、少なくとも当該変動特質の機能として移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンをブラウズすることを容易にする(facilitate)ために実行可能な少なくとも１つの命令を含み得る。前述の説明に加えて、これらの命令は、移動体デバイスのユーザインターフェースで移動体クーポンアプリケーションを実行することによって移動体クーポンの音声またはビデオ表示をコンピュータに提供させるために実行可能な少なくとも１つの命令を含み得る。

追加の態様によれば、提供されるのは、移動体デバイスで移動体クーポンの管理を容易にする(facilitating)方法である。この方法は、動的移動体クーポン（ＤＭＣ）の生成または配信に関する規則を取得することを備え得る。この方法は、当該規則に基づいてＤＭＣを移動体デバイスと関連付けることと、ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいてＤＭＣを分類してＤＭＣのブラウジングを提供する移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションに対するＤＭＣまたはＤＭＣのＩＤの伝送を容易にする(facilitating) こととをさらに備え得る。

さらなる態様によれば、提供されるのは、移動体デバイスで移動体クーポンの管理を容易にする(facilitate)装置である。この装置は、ＤＭＣを受信するように構成された、またはＤＭＣの生成もしくは配信に関する規則を取得するように構成されたベンダーインターフェースを備え得る。加えて、この装置は、移動体デバイスでＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいてＤＭＣを分類して、ＤＭＣのブラウジングを提供するクーポン管理アプリケーションにＤＭＣまたはＤＭＣのＩＤを送信するように構成されたトランシーバを備え得る。前述の説明に加えて、この装置は、当該規則に基づいて移動体デバイス向けのＤＭＣを生成するように構成されたメディエーション（mediation）サーバを備え得る。

１つまたは複数の追加の態様によれば、開示されるのは、移動体デバイス向けのＤＭＣの管理を容易にする(facilitate)ように構成された少なくとも１つのプロセッサである。この（１つまたは複数の）プロセッサは、ＤＭＣの生成または配信に関する規則を取得するように構成された第１のモジュールと、移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて移動体デバイスを目標デバイスとして識別するように構成された第２のモジュールとを備え得る。この（１つまたは複数の）プロセッサは、ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいてＤＭＣを分類してＤＭＣのブラウジングを提供する移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションに対するＤＭＣまたはＤＭＣのＩＤの伝送を容易にする(facilitate)ように構成された第３のモジュールも含み得る。

１つまたは複数の他の態様によれば、開示されるのは、移動体デバイス向けのＤＭＣの管理を容易にする(facilitate)ように構成された装置である。この装置は、ＤＭＣの生成または配信に関する規則を取得するための手段と、移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて移動体デバイスを目標デバイスとして識別するための手段とを備え得る。この装置は、ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいてＤＭＣを分類してＤＭＣのブラウジングを提供する移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションに対するＤＭＣまたはＤＭＣのＩＤの伝送を容易にする(facilitating)ための手段をさらに備え得る。

さらなる態様によれば、開示されるのは、移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された命令を含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である。これらの命令は、コンピュータに、ＤＭＣの生成または配信に関する規則を取得させるために実行可能な少なくとも１つの命令と、移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて、移動体デバイスを目標デバイスとして識別させるように構成された少なくとも１つの命令とを含み得る。さらに、これら命令は、コンピュータに、ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいてＤＭＣを分類してＤＭＣのブラウジングを提供する移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションに対するＤＭＣまたはＤＭＣのＩＤの伝送を容易にする(facilitate)ように構成された少なくとも１つの命令を含み得る。

前述の目的および関連する目的の達成のために、１つまたは複数の態様は、以下で十分説明され、特に特許請求の範囲において指摘される構成を備える。以下の説明および添付の図面は、１つまたは複数の態様のいくつかの例示的態様を詳細に記載する。しかし、これらの態様は、様々な態様の原理が用いられることが可能なほんのいくつかの方式を示し、説明される態様は、すべてのかかる態様およびそれらの均等物を含むことが意図される。

移動体の動作環境において動的移動体クーポン（ＤＭＣ）の管理を提供する例示的システムのブロック図。 一態様に従い、ＤＭＣに管理機能を提供する、移動体デバイスの例示的ユーザインターフェースのブロック図。 一態様に従い、移動体環境においてＤＭＣを管理する観点でのソーシャルネットワーキングを提供する例示的システムのブロック図。 １つまたは複数の態様に従い、ＤＭＣを管理するために適した例示的移動体デバイスのブロック図。 １つまたは複数の態様に従い、移動体デバイス向けのＤＭＣを配信および／または生成する例示的システムのブロック図。 一態様に従い、ユーザまたはベンダーのプロファイル情報によってＤＭＣの管理を容易にする例示的システムのブロック図。 一態様に従い、移動体デバイスのユーザインターフェースでＤＭＣの管理を提供する例示的手法の流れ図。 特定の態様に従い、ＤＭＣを受信し、フィルタリングし、共有し、かつ／または買い戻すための例示的手法の流れ図。 一態様に従い、移動体環境において、ＤＭＣの配信および管理を容易にするための例示的手法の流れ図。 １つまたは複数の追加の態様に従い、ＤＭＣを生成し、配信し、かつ／または買い戻すための例示的手法の流れ図。 一態様に従い、移動体環境においてＤＭＣを管理するための例示的システムのブロック図。 一態様に従い、移動体環境においてＤＭＣの管理を容易にするための例示的システムのブロック図。

次に、様々な態様が、その全体にわたって、同じ要素を指すために同じ参照符号が使用される図面を参照して説明される。以下の説明において、説明の目的で、１つまたは複数の態様の十分な理解をもたらすために、様々な特定の詳細が記載される。しかし、かかる（１つまたは複数の）態様は、これらの特定の詳細なしに実施され得ることは明らかであり得る。他の場合、よく知られている構成およびデバイスは、１つまたは複数の態様の説明を容易にするために、ブロック図の形で示される。

この主題の開示のいくつかの態様では、移動体の動作環境向けに構成された電子クーポン（例えば、移動体クーポン）を管理するための機構が提供される。例えば、移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションは、１つまたは複数の移動体クーポンを受信し編成することが可能である。加えて、この移動体クーポンは、かかるクーポンの特質の機能として、受諾され、編成され、分類され、ブラウズされることができる。この管理アプリケーションは、クーポンサプライヤ、移動体クーポンのＩＤ、移動体クーポンに関する製品もしくはサービス、製品製造会社もしくはサービス製造会社、買戻し可能価格、適格な買戻しエンティティ、または動的特質および／もしくはかかる特質の現状、あるいはそれらのまたは類似物の適切な組合せに関するデータを抽出することができる。かかるデータは、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、個別のタブ、メニュー、リスト、スライド、サムネイルなどの上で表示され得る。さらに、動画のプログラムおよびサブプログラムは、例えば、移動体デバイスのユーザが、ユーザインターフェースにおいて特定のクーポンを選択した場合、または、より多くの情報を要求した場合などに、追加のデータを提供できる。従って、電子デバイスの広範囲なマルチメディア能力は、本明細書で説明されるように、移動体デバイスの管理アプリケーションによって活用され得る。

一般に、クーポンは、多くの場合、製品もしくはサービスの製造会社またはサプライヤ（例えば、衣類製造会社、ファーストフードチェーン、レストラン、食料品店など）、かかる製造会社／サプライヤを代表しているマーケティングエンティティまたは広告エンティティによって、あるいは第三者のクーポン配信エンティティによってさえ提供される。紙のクーポンと対照的に、電子クーポンは、ソフトウェア、電子ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せの形で実施されるコンピュータアプリケーションを備えることが可能であり、従って、紙の対照物に関する柔軟性および多次元構成を提供し得る。例えば、移動体クーポンは、コンピュータ生成グラフィック（computer generated graphics）、コンピュータ動画、ディスプレイされたテキスト、表示されたテキストなど、ディジタル音声構成、触覚構成（例えば、接触感知フィードバック）、嗅覚構成（例えば、スプレーに結合された事前に装填された芳香）など、移動体デバイスの豊かなマルチメディア能力を活かすことができる。より具体的な例として、電子クーポンアプリケーションは、処理デバイス（例えば、セルラ電話、移動体デバイス、ラップトップ、携帯情報端末［ＰＤＡ］など）において実行されることが可能であり、かかるデバイスのユーザインターフェースにおいて、グラフィックス、動画、音声、および触覚応答（例えば、様々な周波数振動、パルスなど）が提供され得る。

さらに、電子クーポンおよび／または移動体クーポンは、遠隔電子通信機構を経由して送信され得る。例えば、ネットワークは、有線ネットワーク上、セルラサイト内、あるいはＷｉＦｉもしくは無線送信機、または他の適切な有線送信機および／もしくは無線送信機の無線通信範囲内で配信エンティティから様々なデバイスに電子クーポン／移動体クーポンをブロードキャストするために利用され得る。さらに、トランシーバ（例えば、ポスタ、標識、店の窓などの上に配置された目立たない送信機）上で実施される近距離通信（near field communication）（ＮＦＣ）は、移動体クーポンの利用可能性をブロードキャストすることができる。このトランシーバは、当該ブロードキャストを受信して、適切な形で応答する適格なデバイス（例えば、クーポン管理アプリケーションを有する移動体デバイス）に電子クーポンを提供することができる。

前述の説明に加えて、電子クーポンは、動的特徴を持つことができる。従って、かかる動的電子クーポン（ＤＥＣ）、すなわち動的移動体クーポン（ＤＭＣ）の態様は、移動体デバイスのオペレーティングシステムと互換性がある場合、決定可能な状況の機能として変化し得る。１つの特定の例として、ＤＭＣの買戻し可能価格は、時刻、配信デバイスに対する近接性、目標移動体デバイスの位置、アカウント情報またはプロファイル情報（例えば、ユーザ、ベンダー、サプライヤおよび／もしくは小売業者のアカウント情報／プロファイル情報）、またはそれらのもしくは類似の状況の組合せに依存し得る。従って、ＤＭＣは、目標移動体デバイスの現状に少なくとも基づいて、消費者の購買動機を刺激するための効果的な機構を提供し得る。

本明細書で説明されるように、移動体デバイス向けのクーポン管理アプリケーションは、静的特質（例えば、スポンサー、適用可能な製品／サービス、買戻しエンティティ）並びに動的（例えば、可変）特質（例えば、同時買戻し可能価格［ＣＲＶ］、適用可能な製品／サービス、買戻しの位置または買戻しエンティティ、有効期限、単一／二重の価格状態など）に従って、インターフェースを編成して、当該インターフェースをＤＭＣに提供できる。例として、変動特質は、強調表示で、点滅で、目立つ形で表示されること、目立つ色で、または明白な印を用いて表示されること、移動体デバイスからのグラフィックフィードバック、聴覚的なフィードバック、および／もしくは触覚的なフィードバックで補強されることなどが可能である。さらに、（１つまたは複数の）変動特質に影響を与える規則が表示および／または告知されることが可能である。あるいは、または加えて、変動特質に影響与える可能性がある決定可能な状況が検出された場合、クーポン管理アプリケーションは、移動体デバイスのユーザインターフェース構成を利用して、かかる発生を告知することができる。従って、ユーザは、ＤＭＣに影響を与えている、差し迫った状況を評価でき、それに応じて応答／動作することが可能である。

いくつかの態様において、管理アプリケーションは、ユーザが当該ユーザを独自に識別できるプロファイルを生成することを可能にし、ユーザ履歴情報（例えば、受信された移動体クーポン、買い戻された移動体クーポン、他のユーザ間で共有された移動体クーポンなど）を含み、受信された移動体クーポンおよび／または割り当てられた移動体クーポンに関してユーザにセキュリティを提供することができる。例えば、この管理アプリケーションは、ユーザプロファイル内のデータを同期するために、セキュアなチャネル（例えば、セキュアソケットレイヤ［ＳＳＬ］）上で、ユーザプロファイルサーバにインターフェースできる。プロファイルメディエーションエンティティは、ユーザプロファイルを利用して、例えば、適切な活動を許可し、かつ（例えば、なりすましデバイスからの）不適切な活動を拒否して、提案された活動を検証することができる。このプロファイルメディエーションエンティティは、ユーザ識別性を検証するために、暗号化、セキュリティアルゴリズム、ユーザ名とパスワードの組合せなどを利用できる。

他の態様によれば、サーバ側の配信エンティティ、有効化エンティティ、および同期エンティティは、移動体デバイスと容易にインターフェースできる。いくつかのかかる態様では、管理アプリケーションが有線データ交換および／もしくは無線データ交換によってネットワークサーバエンティティに結合できたり、当該アプリケーションがサーバ側デバイスおよび移動体デバイスの全域で（かつ、例えば、他のネットワーク接続されたデバイスの全域で）配信されることができたりする。例として、ＤＭＣ配信エンティティは、移動体クーポンおよび／またはかかるクーポンを生成するための規則をクーポンサプライヤから受信できる。このＤＭＣ配信エンティティは、当該移動体デバイスが移動体クーポンに対して適格かどうかを決定するために利用できる無線データ交換によって移動体デバイスを識別することが可能である。例えば、資格基準として、移動体デバイスの位置、配信エンティティまでの距離、小売の位置に対する近接性、ユーザプロファイル情報、製品製造会社プロファイル情報、クーポンスポンサープロファイル情報、または小売エンティティプロファイル情報などが利用され得る。次いで、ＤＭＣ配信エンティティは、移動体デバイスがかかる基準に基づいて適格である場合にＤＭＣを生成し、配信し、かつ／またはＤＭＣを移動体デバイスに関連付けることができる。いくつかの態様において、移動体デバイスは、クーポン管理アプリケーション（または、例えば、ＤＭＣサプライヤによって提供された、もしくはＤＭＣサプライヤに関連する特定のクーポン管理アプリケーション）が当該デバイス上にロードされているかどうかに少なくとも一部基づいて、ＤＭＣに対する資格を有し得る。

ＤＭＣ配信エンティティは、配信されたクーポンに関する情報を格納するクーポンサーバとさらに連携できる。このクーポンサーバは、クーポン管理アプリケーションにインターフェースし、当該アプリケーションおよび当該クーポンサーバ間で関連データを同期することができる。従って、このクーポンサーバは、バックアップ、格納ファシリティ、並びに移動体デバイスにおいて格納されたＤＭＣの状態、数、タイプなどを決定するための基準として機能し得る。さらなる態様において、買戻しエンティティは、買戻しのために提示されたＤＭＣの状態を決定するために、クーポンサーバを参照できる。例えば、このクーポンサーバは、提示されたＤＭＣがアクティブであるかどうかを識別して、移動体クーポンのＣＲＶ、有効期限など、当該移動体クーポンの変動特質を評価および／もしくは提供し、かつ／または当該ＤＭＣに関する動的条件を決定する規則を取得、評価、もしくは提供することができる。

１つまたは複数の他の態様によれば、クーポン管理アプリケーションは、製品価格情報／コスト情報／賠償情報を維持したり、移動体デバイス関連の取引を容易にしたりする他の電子デバイスに結合することができる。少なくとも１つの態様において、このクーポン管理アプリケーションは、かかる他の電子デバイスによる光学走査のために、ユーザインターフェースディスプレイ上で移動体クーポンに関するＤＭＣ ＩＤ情報を提供できる。他の態様において、この管理アプリケーションは、（例えば、本明細書で説明される、または当技術分野で知られている、Ｅｔｈｅｒｎｅｔ（登録商標）、ケーブル、ユニバーサルシリアルバス［ＵＳＢ］、または他の有線接続および／もしくは近距離通信［ＮＦＣ］、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）通信、特別の無線通信、実施許諾を得たセルラ周波数通信（cellular frequency communication）、実施許諾を得ていない無線周波数通信などを含めて）有線データ交換並びに／または無線データ交換によって、ＤＭＣ ＩＤ情報をかかる他のデバイスに送ることができる。加えて、この管理アプリケーションは、ＤＭＣの変動特質（例えば、ＣＲＶ）を当該製品または当該サービスに適用することに基づいて、当該製品または当該サービスに関する修正された価格情報／コスト情報／取引情報を取得することができる。

少なくとも１つの態様において、管理アプリケーションは、移動体ネットワークと通信するために、移動体デバイスの無線通信能力を利用できる。このアプリケーションは、当該移動体デバイスにおいて格納された移動体クーポン、または当該移動体デバイスのユーザプロファイルと関連付けられて、遠隔距離において記憶された移動体クーポンに関する情報を、移動体ネットワークを経由して、ネットワークデータベースに提供できる。従って、例えば、このアプリケーションは、移動体デバイスにおいて受信された請求書に関する移動体クーポンを識別して、当該請求書上に列挙された製品またはサービスの態様を調整するために、移動体クーポン情報をアップロードすることができる。更新された請求書は、移動体ネットワーク上でネットワークデータベースから受信できる。この更新された請求書は取引への適用のために販売時点管理デバイスに提供されることができたり、ネットワークデータベースがその販売時点管理デバイスと提携していて、更新された請求書をその販売時点管理デバイスに提供する場合には、更新された請求書のＩＤがその販売時点管理デバイスに供給されることができたりする。

他の態様によれば、この管理アプリケーションは、ユーザロイヤルティカード（user loyalty card）を移動体クーポンのユーザプロファイルに結合できる。この管理アプリケーションは、適切な移動体関連取引に連携して、当該ロイヤルティカードのＩＤを提供することができる。従って、ロイヤルティカードによって提供される割引にも関係する１つまたは複数の移動体クーポンを必要とする移動体取引は、（１つまたは複数の）移動体クーポンおよびロイヤルティカードの両方に基づいて修正され得る。少なくとも１つの関連態様において、この管理アプリケーションは、ロイヤルティカード情報を用いて、ネットワークサーバにおいて維持された移動体クーポン関連のユーザプロファイルを更新できる。ユーザが、ネットワークサーバに結合されたデバイス、またネットワークサーバにインターフェースできるデバイスにおいてロイヤルティカードを走査した場合、そのユーザプロファイルに関係する移動体クーポンは、当該デバイスにおいて入力された製品またはサービスと相互参照され得る。従って、ロイヤルティカードを走査することは、そのロイヤルティカードに関連する移動体クーポンアカウントにアクセスして、当該アカウント内の移動体クーポンがロイヤルティカード取引に適用できるかどうかを決定するために利用され得る。

さらに他の態様によれば、プロファイルインターフェース（例えば、ウェブページ、移動体サプライヤサイト）が提供される。このプロファイルインターフェースは、ユーザ、ベンダー、もしくは小売業者、または同様のエンティティがプロファイルを生成することを可能にし得る。このプロファイルは、エンティティを識別して、ＤＭＣの生成、配信、受信、管理、および／または買戻しに関する選択を含み得る。例えば、ベンダープロファイルは、ベンダーのＩＤ、当該ベンダーによって承認されたクーポン、かかるクーポンを配信するためまたは買い戻すための規則、および適格な移動体デバイスを決定するための規則を含み得る。追加の例として、小売業者プロファイルは、ＤＭＣに関する許容買戻し時間（例えば、小売業者の月曜から金曜までの営業時間）、および製品限定または供給制限など、ＤＭＣを買い戻すことに関する諸条件、参加店舗の位置などを示すことができる。プロファイルは、ＤＭＣ配信サーバおよびクーポン同期サーバとインターフェースをとることが可能なプロファイルサーバにおいて格納され得る。従って、ユーザプロファイル／ベンダープロファイル／サプライヤプロファイルは、ＤＭＣの生成、配信、管理、共有、買戻しなどの間に参照され得る。

１つまたは複数の他の態様によれば、移動体デバイスにおいて、管理アプリケーションは、動的電子クーポン／動的移動体クーポンを共有すること、ランク付けること、売買すること、および／または当該クーポンに関するコメントを提供することに関するソーシャルネットワーキングインターフェースを提供できる。この管理アプリケーションは、（例えば、ピアツーピア有線通信もしくはピアツーピア無線通信、またはインターネットなど、ネットワークを介した通信、あるいは移動体ネットワークのショートメッセージサービス［ＳＭＳ］サーバなどによって）他の移動体デバイスにおいて同様のアプリケーションと通信できる。例えば、ユーザ交換に関するフラッグがクーポンに立てられている場合、ユーザは、かかる通信によって移動体クーポンを売買または共有できる。いくつかの態様において、移動体クーポンは、移動体デバイスを利用して、ユーザ間で販売され得る。管理アプリケーションは、移動体クーポンの交換または売買に連携して、第三者支払いプロバイダ（例えば、オンラインエスクローエンティティ）にインターフェースできる。クーポン売買は、カードゲームなどのゲームに連携して実施されることも可能であり、（１つまたは複数の）移動体デバイスは、現行法によって許可される場合、クーポン関連のギャンブルを容易にする。

さらなる態様によれば、管理アプリケーションは、ユーザが、有用性、価格、望ましさ、「かっこよさ（coolness）」、独自性、印象度などに従って、移動体クーポンをランク付けるためのインターフェースを提供できる。このインターフェースは、多数のデバイス、オンラインソーシャルネットワーキングウェブサイトなどを連結(link)できる。従って、この管理アプリケーションは、ユーザのコミュニティによって提供されたクーポンの現在のランク付けを取得できる。クーポンは、公衆のクーポンユーザ間の集約応答によって、移動体デバイスユーザのフィードバックと共に、ユーザのトレンド設定者によって、またはそれらの組合せによって評価され得る。従って、移動体クーポンの好評なユーザトレンドおよび／または著名人トレンドを提供するために、移動体クーポンの売買および共有に連携して、社会的なランク付けが実施され得る。説明されたように、本主題の開示は、豊かなマルチメディア能力およびその商業的な刺激策を活かすためにＤＭＣのセキュアかつ効率的な配信、管理、提示、買戻し、および／または共有を提供する。

本開示の様々な態様が下で説明される。本明細書の教示は、多種多様な形態で実施されることが可能であり、本明細書で開示される任意の特定の構造および／または機能は、代表に過ぎない点は明らかであろう。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本明細書で開示される態様は、他の態様と関係なく実施されることが可能であり、これらの態様のうちの２つ以上が、様々な形で組み合わされることができることを理解されたい。例えば、本明細書に記載される任意の数の態様を使用して、装置が実施されることおよび／または方法が実施されることができる。加えて、本明細書に記載される態様のうちの１つまたは複数に加えて、または本明細書に記載される態様のうちの１つまたは複数以外の他の構造および／もしくは機能性を使用して、装置が実施されること並びに／あるいは方法が実施されることができる。例として、本明細書で説明される方法、デバイス、システム、および装置の多くは、移動体通信環境において動的移動体クーポンを提供するという状況に関して説明される。当業者は、類似の技法を他の通信環境に適用することが同様にできることを理解されたい。

本開示で使用される場合、「構成要素」、「システム」、「モジュール」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、すなわちハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および／またはそれらの任意の組合せを指すことが意図される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能物、実行のスレッド、プログラム、および／またはコンピュータであってよいが、これらであると限定されない。１つまたは複数の構成要素は、プロセスおよび／または実行のスレッドの中に存在してよく、構成要素は、１つのコンピュータ上にローカライズされてよく、かつ／または２つ以上のコンピュータ同士の間で分散されてもよい。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を格納している様々なコンピュータ可読媒体から実行され得る。これらの構成要素は、１つまたは複数のデータパケット（ローカルシステム内、分散システム内のもう１つの構成要素と相互作用している、かつ／または信号によってインターネットなどのネットワーク全域で他のシステムと相互作用している１つの構成要素からのデータ）を有する信号に従ってなど、局所的プロセスおよび／または遠隔プロセスによって通信することができる。加えて、当業者によって理解されるように、本明細書で説明されるシステムの構成要素は、それに関して説明される様々な態様、目標、利点などを達成することを容易にする目的で、再構成されることが可能であり、かつ／または追加の構成要素によって補完されることが可能であり、所与の図面に記載されたまさにその構成に限定されない。

加えて、本明細書で開示される態様に関して説明される様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明される機能を実施するように構成された汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレー（ＦＰＧＡ）または他のプログラマブル論理素子、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の適切な組合せと共に実施または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、このプロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアに連携して１つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他の適切な構成として実施されることもできる。加えて、少なくとも１つのプロセッサは、本明細書で説明されるステップおよび／または活動のうちの１つもしくは複数を実行するために動作可能な１つもしくは複数のモジュールを備え得る。

さらに、移動体通信デバイス（または、例えば、移動体デバイス）に関する様々な態様が本明細書で開示される。移動体通信デバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、移動体デバイス、セルラデバイス、マルチモードデバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器などと呼ばれる場合もある。加入者局は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）電話、無線ローカルループ（ＷＬＬ）局、携帯情報端末（ＰＤＡ）、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、もしくは無線モデムに接続された他の処理デバイス、または処理デバイスとの無線通信を容易にしている類似の機構であり得る。

さらに、本明細書で説明される様々な態様や構成は、標準のプログラミング技法および／もしくはエンジニアリング技法を使用して、方法、装置、または製品として実施されることができる。さらに、本明細書で開示される態様に関して説明される方法またはアルゴリズムのステップおよび／もしくは活動は、ハードウェアの形で直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールの形で、またはそれら２つの組合せの形で実施されることができる。加えて、いくつかの態様において、方法またはアルゴリズムのステップおよび／もしくは活動は、コンピュータプログラム製品に組み込まれることが可能な、機械可読媒体上および／もしくはコンピュータ可読媒体上のコード並びに／または命令の少なくとも１つとして、あるいは当該コードおよび／または当該命令の組合せもしくはセットとして存在し得る。さらに、本明細書で使用される場合、「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包括することが意図される。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶装置（例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど）、光ディスク（例えば、コンパクトディスク（ＣＤ）、ディジタル多目的ディスク（ＤＶＤ）など）、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス（例えば、カード、スティック、キードライブなど）を含み得るが、これらに限定されない。加えて、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を格納するための、１つもしくは複数のデバイスおよび／または他の機械可読媒体を表す場合がある。「機械可読媒体」という用語は、命令および／もしくはデータを格納、包括並びに／または運ぶことが可能な無線チャネルおよび様々な他の媒体を含み得るが、これらであると限定されない。

前述の説明に加えて、「例示的」という用語は、本明細書において、例、事例、または例示としての機能することを意味するために使用される。本明細書で、「例示的」として記載される任意の態様もしくは設計は、他の態様または設計より好ましいまたは有利であると解釈されるとは限らない。むしろ、例示的という用語の使用は、ある概念を具体的な形で提示することが意図される。さらに、この出願および添付の特許請求の範囲において使用される場合、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、他の指定がない限り、または文脈から明らかでない限り、「ＸはＡまたはＢを用いる」は、当然の包括的な置換のいずれかを意味することが意図される。すなわち、この例では、ＸはＡを用いることが可能であり、もしくは、ＸはＢを用いることが可能であり、またはＸはＡおよびＢの両方を用いることが可能であり、従って、「ＸはＡまたはＢを用いる」という記述は、前述の事例のいずれかの下で満たされる。加えて、この出願および添付の特許請求の範囲(claims)において使用される場合、冠詞「ａ」および「ａｎ」は、他の指定がない限り、または文脈から単数形を指すことが明らかでない限り、一般に、「１つまたは複数の」を意味するように解釈されるべきである。

本明細書で使用される場合、「推論する」または「推論」という用語は、一般に、事象および／もしくはデータを介して捕捉された観測のセットからシステム、環境、および／またはユーザの状態について推理あるいは推論するプロセスを指す。推論は、特定の文脈もしくは活動を識別するために用いられることができたり、例えば、状態の全体にわたる確率分布を生成することができたりする。この推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考慮に基づく、当該状態に関する確率分布の演算であり得る。推論は、事象／またはデータのセットからハイレベルの事象を構成するために用いられる技法を指す場合もある。かかる推論は、当該事象が密接な時間的近接性において相互に関係してもしなくても、かつ当該事象並びに当該データが、１つの事象およびデータソースから生じようと、複数の事象およびデータソースから生じようと、結果として、観測された事象および／または格納された事象データのセットから、新しい事象または新しい活動の構成をもたらす。

次に図を参照すると、図１は、一態様に従い、移動体デバイス１０２において、ＤＭＣの効率的な管理を提供する例示的システム１００のブロック図を示す。移動体デバイス１０２は、無線トランシーバ１０６を介して、クーポン生成および／または配信サーバ１０４と通信的に結合され(linked)得る。サーバ（１０４）は、ＤＭＣを含む移動体クーポンアプリケーションを受信および／または生成して、移動体デバイス１０２から受信されたデータと、サーバ（１０４）において格納されたＤＭＣ規則とを利用して、移動体デバイス１０２がＤＭＣの受信者として適格かどうかを決定できる。移動体デバイス１０２は、ＤＭＣを記述しているマルチメディアをアクティブ化するために、移動体クーポンアプリケーションを受信および実行できる。従って、移動体デバイス１０２は、クーポンによって提供された能力および商業的機会を高めるインターフェースをマルチメディアに提供できる。本明細書で説明されるように、システム１００は、移動体デバイス（１０２）のユーザの生産性を高め、かつ／またはユーザに対するＤＭＣの総合的価値を増大させることができる。

ＤＭＣは、複数の方式のうちの少なくとも１つにおいて、移動体デバイス１０２とクーポン生成／配信サーバ１０４の間で交換され得る。一態様では、利用可能なＤＭＣに関する詳細が移動体デバイス１０２に提供され得る。これらの詳細は、ＤＭＣを識別しているおよび／または記載している印（例えば、ＤＭＣのＩＤ、製造会社、関連する製品／サービスなど）を含み得る。トランシーバ１０６は、ＤＭＣを含むアプリケーションの伝送を要求するために、ユニキャストプルメッセージ（例えば、特に、クーポン生成／配信サーバ１０４に対する要求ブロードキャスト）を送信するように構成され得る。

別の態様において、クーポン生成／配信サーバ１０４は、ユニキャストプッシュメッセージを開始することが可能であり、トランシーバ１０６は、ユニキャストプッシュメッセージを受信するように構成され得る。このユニキャストプッシュメッセージは、詳細には、移動体デバイスにＤＭＣアプリケーションを送信できる。例えば、かかるメッセージは、移動体デバイス１０２に独自の情報（例えば、加入者識別性番号、ユーザプロファイル情報）を利用し、かかる情報に基づいて伝送を符号化できる。

さらにもう１つの態様において、クーポン生成／配信サーバ１０４は、移動体デバイス１０２またはユーザプロファイルに関連する一般的な特質に基づいて、ブロードキャストメッセージとして、ＤＭＣアプリケーションを配信できる。トランシーバ１０６は、ブロードキャストプッシュメッセージを受信して、かつ／または一般的な特質に少なくとも一部基づいて、かかるメッセージを認識するように構成され得る。かかるブロードキャスト態様において、ＤＭＣは、クーポン生成／配信サーバ１０４との無線リンクを維持して、ＤＭＣアプリケーションを復号するように構成された任意の適切な移動体デバイス（１０２）（例えば、下で説明される、クーポン管理モジュール１０８を有するデバイス）によって受信され得る。

移動体デバイス１０２は、効率的なインターフェースを編成し、移動体デバイス１０２でメモリ１１２内に格納された移動体クーポンに当該インターフェースを提供できるクーポン管理モジュール１０８（例えば、クーポン財布）を含み得る。例えば、クーポン管理モジュール１０８は、「インボックス」および「アウトボックス」構成を利用できる。（例えば、買戻し可能な）アクティブなＤＭＣは、「インボックス」内にグループ化されることが可能であり、有効期限が切れたＤＭＣもしくは買い戻されたＤＭＣは、「アウトボックス」（または、例えば、「有効期限が切れた」ボックス）内にグループ化されることができる。従って、クーポン管理モジュール１０８は、ＤＭＣの状態の機能としてＤＭＣを編成することができる。

加えて、クーポン管理モジュール１０８は、クーポンアプリケーションから、ＤＭＣの使用および／もしくは買戻しに関する情報を抽出すること（または、例えば、クーポン生成配信サーバ１０４との無線リンクを経由して、かかる情報を受信すること）が可能である。例えば、スポンサー（例えば、買戻しの責任を有するエンティティ）、製造会社（例えば、関連製品または関連サービスの供給源）、小売業者（例えば、製品／サーバのベンダー）、またはＤＭＣもしくはクーポンアプリケーションによって識別された、ＤＭＣの他の供給エンティティが識別され得る。あるいは、また加えて、ＤＭＣに関するユーザプロファイル情報またはユーザ履歴情報は、管理構成要素において提供され得る。かかる情報は、移動体デバイス１０２の出力構成要素１１０において表示され得る。出力構成要素１１０は、様々な適切なユーザインターフェースモジュール、およびグラフィックディスプレイ（例えば、薄膜トランジスタＴＦＴ液晶ディスプレイＬＣＤ）、（１つまたは複数の）オーディオスピーカ、触覚フィードバック機構（例えば、振動デバイス）などを含む構成要素を含むことができる。当技術分野で知られているように、音声構成要素、ビデオ構成要素および／または触覚構成要素を利用したマルチメディア技術は、移動体デバイス１０２において、ＤＭＣの記載、提示、編成および管理に適用され得る点を理解されたい。

いくつかの態様において、ＤＭＣに関する情報は、グラフィックディスプレイの様々なタブ、リスト、メニュー、ツールバーなどの上で表示され得る（例えば、下の図２を参照）。１つの特定の例として、サプライヤ情報は第１のタブ上、製品情報／サービス情報は第２のタブ上、小売情報／買戻し情報は第３のタブ上、ユーザ履歴情報は第４のタブ上、セキュリティまたはユーザプロファイル情報／ベンダープロファイル情報は第５のタブ上などであり得る。当技術分野で知られているように、または本明細書で提供される文脈によって当業者に知らされるように、ＤＭＣに関するデータを区分化して、かかるデータをグラフィックディスプレイ上に表示するための様々な適切な構成が企図されて、本主題の開示に組み込まれる点を理解されたい。

他の態様によれば、ＤＭＣの動的特質は、出力モジュール１１０において、クーポン管理モジュール１０８によって提示され得る。かかる特質は、オプションで、買戻し可能価格を決定するための規則または標準を含む、ＤＭＣの買戻し可能価格、ＤＭＣの有効期限、ＤＭＣの共有もしくは売買に関する適用可能性、ＤＭＣの同時ソーシャルランク、適用可能な製品／サービス、買戻しの位置、買戻しの位置までの距離および／もしくは方向、並びに／または所与の時点で、前述の動的特質を決定するための適切な規則を含み得る。例として、クーポン管理モジュール１０８は、メモリ１１２内に格納されたすべてのクーポン、または（例えば、移動体デバイス１０２において、ユーザインプットによって選択された）選択されたクーポンの動的情報（例えば、ＣＲＶ）をグラフィックディスプレイのタブ、リスト、ページなどの上に提供できる。あるいは、または加えて、動的特質を評価することに関する規則は、出力モジュール１１０において同様に提供されることもできる。従って、ユーザには、動的特質の同時状態（例えば、動的買戻し可能価格のＣＲＶ）および、オプションで、当該状態に影響を与える様式が提供される。

前述の説明の特定の非限定的な例として、ファーストフードレストラン向けのＤＭＣは、ハンバーガーの購入からの割引を提供できる。加えて、当該割引は、第１回目（例えば、午後の昼食時間の間）は名目価格（例えば、５０セント）であってよく、第２回目（例えば、夕方の夕食時間の間）は増額（例えば、１ドル）であってよい。さらに、ユーザが販売促進活動または刺激策ベースの活動に参加した場合、当該価格はさらに増大してよい（例えば、ハンバーガーに関連するメニュー価格まで、要するに、無料のハンバーガーを提供する）。販売促進活動または刺激策ベースの活動の例は、移動体デバイス（または例えば、別の適切なデバイス）において広告を閲覧すること、（例えば、ピアツーピア通信、電子メール、ＳＭＳ、インスタントメッセージ［ＩＭ］などによって）広告を所定の数の移動体デバイスユーザに転送すること、ＤＭＣを他の移動体ユーザと共有すること、ＤＭＣの推薦を提供すること、ＤＭＣのソーシャルネットワーキングサイトにアップロードすること／ＤＭＣのソーシャルネットワーキングサイトからダウンロードすることなどを含み得る。

クーポン管理モジュール１０８は、（例えば、クーポンアプリケーションからの、またはクーポン生成／配信サーバ１０４からの）動的特質を評価するための規則／刺激策(rules/incentives)を識別および／または要求して、特質の同時状態と共に、出力モジュール１１０において当該規則／刺激策を提示することができる。従って、動的特質が積極的にまたは消極的に影響される様式がユーザに知らされ、ユーザが、かかる特質を所望されるように変更することを可能にし得る。上の例を続けると、クーポン管理モジュール１０８は、ファーストフードクーポンのＣＲＶを、午後１時に５０セントと表示し、当該価格に影響を与える規則（例えば、夕食時間の間、ＤＭＣを買い戻す、販売促進活動／刺激策活動に参加する）を表示するためのリンクを表示または提供できる。従って、移動体デバイスのユーザには、ＤＭＣの買戻し可能価格を最大限にする様式が通知される。

１つまたは複数のさらなる態様によれば、クーポン管理モジュール１０８は、メモリ１１２内に格納された１つまたは複数のＤＭＣに関連する動的特質（例えば、買戻し可能価格、有効期限）を監視して、かかる特質における差し迫った変更を告知できる。例えば、動的特質の価格、数量、条件などを確立する、決定可能な状況が画定され得る。かかる状況は、例えば（例えば、全地球測位システム［ＧＰＳ］技術および／もしくは派生的なＧＰＳ技術、移動基地局の三角測定など、ピアツーピア測距技術などによって決定された）移動体デバイス１０２の位置、買戻しエンティティ（図示せず）に対する移動体デバイス１０２の近接性、ＤＭＣサプライヤの競争相手に対する移動体デバイス１０２の近接性（例えば、競争店に対する物理的な近接性、競争エンティティのウェブサイトへのアクセス）、時刻、ＤＭＣの有効期限、またはそれらのもしくは同様の状況の組合せを含み得る。クーポン管理モジュール１０８は、かかる状況を識別し、適切な場合に、動的特質を評価することに連携してかかる状況を監視することができる。決定された状況の結果として、動的特質が変更すべきである場合、この変更および、オプションで、動的特質に対するかかる変更の影響は、出力モジュール１１０において提示できる。

特定の例として、移動体デバイス１０２が、ＤＭＣのサプライヤと競争している小売店の所定の近接性の範囲内に入った場合、ＤＭＣの価格は増大し得る（例えば、ＭｃＤｏｎａｌｄｓ（登録商標）がサプライヤである場合、競争相手は、Ｂｕｒｇｅｒ Ｋｉｎｇ（登録商標）を含み得る）。競争小売店の位置および／または近接性は、移動体デバイス１０２と競争小売店における無線送信機の間のピアツーピア測距決定によって決定されることができる。例えば、かかる無線トランシーバが移動体クーポン、または広告材料などの利用可能性をブロードキャストする場合、そのブロードキャスト信号は、ピアツーピア測距決定のために利用されることができる。

他の態様において、ＤＭＣは、競争小売の位置を識別する印のリストもしくはかかる店のリスト（または、例えば、ＤＭＣの動的特質に影響を与える状況を画定する他の特定の基準）を伴うファイルを含み得る。例えば、この印は、ＧＰＳの位置、緯度座標／経度座標、移動体基地局の三角測定、または、１つもしくは複数の移動体基地局など、知られている位置を有する対象に対する（１つまたは複数の）相対的な位置（例えば、距離および方向）を含み得る。移動体デバイス１０２の位置を監視することによって、かつ／または適切なピアツーピア無線データもしくは競争小売店に関する他の位置情報を受信することによって、クーポン管理モジュール１０８は、かかる競争小売店に対する位置および／または近接性を識別できる。その位置／近接性が（例えば、買戻し可能価格またはいくつかの他の動的特質に影響を与えている状況としてＤＭＣによって識別された）しきい価格に達したとき、クーポン管理モジュール１０８は、動的特質、同時状態、予想される状態において予想される変更、および／またはその予想される変更の（例えば、決定規則に基づく）理由を告知できる。

移動体デバイス１０２における告知は、上記で議論されたように、出力モジュール１１０の任意の適切な構成、または、当技術分野で知られている、移動体デバイス１０２の任意の適切なユーザインターフェース構成を利用することができる。従って、差し迫った変更並びに／またはその原因は、移動体デバイス１０２の音声構成、ビデオ構成、グラフィック構成、および／もしくは触覚構成によって提供され得る。従って、ＤＭＣの動的特質が、いつ、なぜ、かつ／またはどのように変更するかを出力することによって、システム１００は、デバイスユーザがＤＭＣによって提供された利益を最大化することを可能にし得る。ＭｃＤｏｎａｌｄｓとＢｕｒｇｅｒ Ｋｉｎｇの例を続けると、クーポンマネージャ１０８が、移動体デバイス１０２がＢｕｒｇｅｒ Ｋｉｎｇ店の５０フィートの範囲内に入ったことを決定した場合、出力モジュールは、（ＤＭＣのベンダー／サプライヤ／小売業者によって確立された規則に従って）ＭｃＤｏｎａｌｄｓのＤＭＣのＣＲＶが次の３０分間にわたって＄１．００から＄２．００に上がったことを告知できる。

移動体デバイス１０２は、メモリ１１２、プロセッサ１１４、トランシーバ１０６、および出力モジュール１１０（例えば、ユーザインターフェース、グラフィックディスプレイ、オーディオスピーカ、および関連するソフトウェア）を有する標準準拠の移動体デバイスであり得る点を理解されたい。そのような場合、クーポンマネージャ１０８は、移動体デバイス１０２のオペレーティングシステムと互換性があり、メモリ１１２内にロードされ、プロセッサ１１４によって実行される１つまたは複数のソフトウェアモジュールを備え得る。他の態様において、クーポンマネージャ１０８は、ハードウェア、ソフトウェア、および／または実行中のソフトウェアを備えることが可能であり、標準準拠のデバイス内に含まれない、１つもしくは複数のハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素またはファームウェア構成要素、あるいはモジュールを含むことができる。標準準拠は、任意の特定の日において、任意の特定の移動体デバイス標準および／または移動体通信標準に限定されると解釈されると限定されず、むしろ、移動体デバイス標準の意味において、任意の適切な標準が含まれ、従って、移動体デバイス１０２は、かかる標準に準拠する任意の適切な移動体デバイスを含むことを理解されたい。

図２は、ＤＭＣに関する管理機能を提供する、移動体デバイス２００の例示的ユーザインターフェース（２０２、２０４）のブロック図を示す。移動体デバイス２００は、少なくともグラフィックディスプレイ２０２、および様々な入力デバイス２０４（例えば、ボタン、スイッチ、スライド、レバー、タッチスクリーンなどの触覚応答ディスプレイなど）を含む。移動体デバイス２００は、１つもしくは複数のオーディオスピーカまたは触覚フィードバックデバイス（例えば、触覚変換器、動的触覚表面（dynamic tactile surface）などの振動機構）並びにかかるスピーカあるいはデバイスにおいてアウトプットを提供する（例えば、音声シミュレーションソフトウェア、パルス振動機構など）適切な制御モジュール（例えば、ソフトウェアドライブ）を含むこともできる点を理解されたい。従って、移動体デバイス２０２は、ＤＭＣに関連する豊かなインターフェースをマルチメディアに提供できる。

グラフィックディスプレイ２０２は、移動体デバイス２０２のクーポン管理モジュールの多様化した構成へのアクセスを提供する様々なアイコン（２０６、２０８、２１０、２１２、２１４、２１６、２１８、２２０、２２２）を含み得る。例えば、アイコン２０６は、移動体デバイス２０２で格納された移動体クーポンの特質の機能としてかかるクーポンを編成、分類、および探索するブラウジング構成へのアクセスを提供できる。例えば、ブラウジング構成は、ベンダー、サプライヤ、製造会社、小売エンティティ、製品／サービス、買戻し可能価格、発行日、買戻し日、これまでのユーザ履歴、またはそれらの組合せもしくは同様のものの組合せの機能として、移動体クーポンを分離できる。移動体クーポンが選択されると、移動体クーポンアプリケーションは、当該クーポンに関する記述的な、情報を与えるマルチメディア、関連するエンティティ（例えば、製造会社）または第三者エンティティ（例えば、広告）に関与するために実行され得る。このマルチメディアは、本明細書で説明されるように、グラフィックディスプレイ２０２、または移動体デバイス２０２の他の出力構成において提供されることができる。従って、システム２００は、格納された移動体クーポンに関する情報を好都合に識別して、位置を突き止め、提示するための機構を提示する。

アイコン２０８は、クーポンの共有、購入、または（現行法で許可されている場合）ギャンブル、またはそれらの組合せを含めて、移動体クーポンに関連する共有構成へのアクセスを提供できる。加えて、共有構成は、ソーシャルネットワーキングを組み込むことができる。例えば、共有構成は、（例えば、共通インターフェースとして移動体ネットワークを利用する）移動体ユーザのコミュニティおよび／または（例えば、共通インターフェースとして、インターネット、または１つもしくは複数のウェブページを利用する）オンラインユーザによって提出された、集約されたコメントを提供できる。

加えて、ユーザインターフェース２０２は、移動体クーポンの買戻しを容易にして、クーポンサプライヤ、移動体クーポンに関連する小売エンティティ、もしく移動体クーポンの配信者、または、それらの組合せにコメントおよびフィードバックを提供するアイコン（２１０、２１２）を含み得る。追加のアイコン（２１４）は、売買機能を提供できる。かかる機能は、ユーザが、所望される移動体クーポン（例えば、サプライヤによって識別された、買戻し価格、クーポンＩＤ、など）および／または売買において提供された移動体クーポンを（移動体ユーザインターフェースもしくインターネットウェブページにおいて）掲示することを可能にし得る。これらの売買機能は、取引を提供し、受諾し、参加デバイス（２００）間で売買された移動体クーポンを交換することを容易にできる。

前述の説明に加えて、アイコン（２１６）は、１つまたは複数のクーポンに関連する、関係のある履歴情報の取出しを行うことができる。履歴情報は、受信または受け取られたクーポン、買い戻されたクーポン、関連日、買戻し価格、関連取引などを含み得る。追加のアイコン（２１８）は、データ、コメント、またはクーポンが、ある移動体デバイス２００から別の移動体デバイス（２００）に送られることを可能にするメッセージング構成を提供できる。さらに、ユーザ設定の確立および管理アプリケーションの選択、並びに提案されたクーポンの作成およびサプライヤ、買戻しエンティティ、クーポン配信者などに対するその提案されたクーポンの提出に関するアイコン（２２０、２２２）が提供され得る。当技術分野で知られているように、または本明細書で提供される文脈によって当業者に知らされるように、移動体クーポンに関連する管理、組織的構成および機能的構成に関する様々な他のアイコンが移動体デバイス２００によって提供され得る点を理解されたい。

図３は、移動体環境におけるＤＭＣの使用に連携してソーシャルネットワーキングを提供する例示的システム３００のブロック図を示す。システム３００は、もう１つのデバイス、すなわち移動体デバイス_２３０４とデータを交換することが可能な移動体デバイス３０２を含み得る。このデータ交換は、ピアツーピア通信媒体（例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）伝送、ＷｉＦｉ伝送など）を介して、または移動体通信ネットワーク、インターネットを含む有線インターネットプロトコル（ＩＰ）ネットワークおよび／または無線インターネットプロトコル（ＩＰ）ネットワーク、かかるネットワークのウェブページなど、介在ネットワークインフラストラクチャを利用して実施され得る。

移動体デバイス３０２および／または移動体デバイス_２３０４は、ＤＭＣデータベース３０６との無線リンクを形成できる。いくつかの態様において、ＤＭＣデータベース３０６は、ネットワーク（例えば、移動体通信ネットワーク、ＩＰベースのネットワーク（例えば、インターネット、またはイントラネット）、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）デバイス）を経由して、移動体デバイス（３０２、３０４）と通信する、ネットワーク接続されたデバイスであり得る。他の態様において、ＤＭＣデータベース３０６は、独立型の無線送信デバイスであり得る。さらに他の態様によれば、ＤＭＣデータベース３０６は、独立型無線送信デバイスとネットワーク接続されたデバイスの組合せであり得る。

ＤＭＣデータベース３０６は、移動体デバイス（３０２、３０４）において、クーポン管理アプリケーション（図示されないが、上の図１を参照）とセキュアに同期するように構成され得る。ＤＭＣデータベース３０６は、かかるデバイスにおいて配置された１つまたは複数のＤＭＣに関する情報を取得および格納できる。例えば、移動体デバイス（３０２、３０４）とのセキュアな同期を通じて、移動体クーポンＩＤ、状態（例えば、アクティブ、買戻しされた、有効期限が切れたなど）、スポンサー、製造会社、関連するユーザプロファイルなどが、取得、更新、および／または格納され得る。従って、ＤＭＣデータベース３０６は、ＤＭＣに関するバックアップ機能、復元機能、およびセキュリティ機能を提供できる。

他の態様において、ＤＭＣデータベース３０６は、１つまたは複数のＤＭＣの動的特質（例えば、ＣＲＶ）を決定すること、およびかかる特質の同時状態を評価することに関するデータを提供並びに／または受信することができる。例えば、本明細書で説明されるように、ＤＭＣ動的特質、かかる特質に影響を与えている決定可能な状況、並びに／またはかかる特徴および状況の同時状態を評価するための規則が、ＤＭＣデータベース３０６において取得され得る。かかる情報は、ＤＭＣデータベース３０６において格納され得る。この情報は（例えば、かかるデバイス３０２、３０４において格納されたＤＭＣ／かかるデバイス３０２、３０４に関連するＤＭＣに関して）、１つまたは複数の移動体デバイス（３０２、３０４）か、あるいはＤＭＣ生成／配信エンティティ（図示されないが、上の図１を参照）から受信されることができる。例えば、ＤＭＣがかかるエンティティによって生成および／または配信された場合、ＤＭＣデータベース３０６は、その生成／配信に関する情報を用いて更新され得る。加えて、ＤＭＣデータベース３０６は、動的情報の同時状態を更新するために、移動体デバイス（３０２、３０４）に対して周期的に再同期することができる。従って、ＤＭＣデータベース３０６は、かかる動的情報に関するバックアップまたはリポジトリとして機能し得る。

１つまたは複数の他の態様によれば、ＤＭＣデータベース３０６は、移動体デバイス（３０２、３０４）からプロファイル情報を取得できる。プロファイル情報は、当該プロファイルに関連する、格納されたＤＭＣ情報を取り出すために利用され得る。例えば、移動体デバイス（３０２、３０４）において、ＤＭＣアプリケーションが汚染された場合、当該アプリケーションは、ＤＭＣデータベース３０６と同期することによって交換され得る。ＤＭＣデータベース３０６は、プロファイルを作成し、セキュアにし、かつ／または維持することが可能なプロファイルサーバ（図示せず）と結合されることもできる。従って、ＤＭＣデータベース３０６に提出されたユーザプロファイルの状態または認証は、プロファイルサーバに関して参照されることができる。加えて、ＤＭＣデータベース３０６は、移動体デバイス（３０２、３０４）とプロファイルサーバの間のインターフェースとして機能することができる。例えば、ユーザは、（例えば、プロファイルサーバとの直接的なインターフェースの代わりに）ＤＭＣデータベース３０６によって、プロファイルサーバにおいて、ユーザプロファイル情報を更新することができる。

前述の説明に加えて、システム３００は、移動体デバイス３０２、３０４間でＤＭＣを共有することを容易にできる。共有モジュール３０８は、ＤＭＣサプライヤによって許可される場合、ＤＭＣを複写すること、ＤＭＣの当該複写を移動体デバイス３０２から移動体デバイス_２３０４に転送すること、またはその逆を必要とし得る。いくつかの態様において、共有モジュール３０８は、移動体デバイス３０２から移動体デバイス_２３０４にＤＭＣを転送すること、またはその逆を容易にし得る。さらに他の態様において、共有モジュール３０８は、ＤＭＣの売買を容易にするために、移動体デバイス３０２における第１の（１つまたは複数の）ＤＭＣを移動体デバイス_２３０４における第２の（１つまたは複数の）ＤＭＣに転送できる。さらに、共有モジュール３０８は、移動体デバイス３０２、３０４間でＤＭＣを転送することに連携して、ＤＭＣの購入を容易にする（例えば、現金、信用、および／または他の商品での支払いをセキュアにする）ことができる。さらに他の態様では、例えば、ユーザがＤＭＣまたはＤＭＣのグループ（例えば、その中の共有）を購入する場合、クーポンの支払いおよび売買は、かかるクーポンにおける投資売買を必要とする可能性があり、（例えば、後続の購入価格の増大に基づいて）（１つまたは複数の）ＤＭＣによって得られた配当を金銭で受け取ることなどができる。

他の態様によれば、移動体デバイス３０２、３０４間の通信は、当該移動体デバイス上で実施される１つまたは複数のゲームを伴い得る。共有モジュール３０８は、かかるゲームにおいて賭け金として（１つまたは複数の）ＤＭＣを保持することが可能であり、この場合、ゲームの勝者には（１つまたは複数の）ＤＭＣが与えられることができる。かかる態様は、準拠法によって制限される。

１つまたは複数の態様によれば、ランク付けモジュール３１０は、相対的な尺度（scale）に従って、ＤＭＣのユーザ評価を容易にできる。ランク付けモジュール３１０は、移動体デバイス３０２においてインプットを受信して、当該インプットをＤＭＣのユーザ評価として割り当てることができる。このインプットは、ＤＭＣを他のＤＭＣと、または質的な標準（例えば、不十分、悪くはない、平均、良好、素晴らしいなど）と比較する、いくつかの相対的な尺度（例えば、１から１０の尺度）を含み得る。さらに、このインプットは、移動体デバイス３０２においてインプットとして提供されたＤＭＣのレビューを含み得る。ＤＭＣのユーザ評価は、移動体デバイス（３０２）において、ランク付けモジュール３１０によって格納され、データネットワーク上、移動体ネットワーク上などで、ソーシャルネットワーキングウェブサイト、サーバなど（図示せず）に提出できる。

さらに他の態様によれば、ランク付けモジュール３１０は、移動体デバイス３０２に連結された、またはネットワーク（例えば、移動体ネットワーク、インターネットなど）に結合された遠隔移動体デバイス（３０４）において格納された情報を参照することができる。かかる情報は、遠隔ユーザまたは遠隔ユーザのコミュニティによる１つまたは複数のＤＭＣの評価を含み得る。例えば、ソーシャルネットワーキングウェブサイトは、１つもしくは複数のＤＭＣの集約されたレビューおよび／または評価を提供できる。これらのレビューおよび／または評価は、ランク付けモジュール３１０によって取り出されて、移動体デバイス３０２において、ＤＭＣ管理モジュール（図示されないが、上の図１を参照）に提供されることができる。加えて、トレンド設定者（例えば、著名人）の評価が、かかるＤＭＣ管理モジュールにおいて明確に強調表示されることができる。トレンド設定者は、移動体デバイスのユーザによって識別された個人、ユーザのコミュニティによって識別された個人などであり得る。

システム３００は、ＤＭＣのユーザに、常連ユーザポイント（frequent user point）をさらに提供ができる。ポイント追跡モジュール３１２は、本明細書で説明されるように、ＤＭＣの受信、買戻し、および／または共有を決定できる。かかる活動は、常連ＤＭＣユーザポイントの発生または買戻しに関する規則を含むポイントメディエーションサーバ３１４と相互参照され得る。例えば、ポイント追跡モジュール３１２は、ＤＭＣを受信するため、遠隔ユーザ（例えば、友人、家族、ソーシャルネットワークに接続された個人など）とＤＭＣを共有するため、および／または取引に連携してＤＭＣを買い戻すために、１つもしくは複数のＤＭＣユーザポイントをユーザに与えることができる。ユーザポイントは、ＤＭＣ自体から提供された商業的価格に加えて、追加の価格を提供することができる。例えば、所定の数のユーザポイントは、結果として、１つまたは複数の無料クーポンなどをもたらし得る。従って、システム３００は、ＤＭＣのバックアップおよび同期、１人または複数のネットワーク接続されたユーザとのＤＭＣの共有、売買およびランク付け、並びにＤＭＣの受信、共有、および／または買戻しに基づく、常連ユーザポイントの発生を提供する。

図４は、本明細書で説明される１つまたは複数の態様に従い、ＤＭＣを管理するために適した移動体デバイス４０２を含む例示的システム４００のブロック図を示す。詳細には、移動体デバイス４０２は、かかるデバイスにおいて格納された１つまたは複数のＤＭＣを管理できる。ＤＭＣの受信、編成、共有、および／または買戻しは、移動体デバイス４０２によって提供され得る。従って、本明細書で説明されるように、移動体デバイス４０２は、効率的なインターフェースをかかるＤＭＣに提供できる。

移動体ハンドセット４０２は、（例えば、音声呼出し、データ転送、ＤＭＣ価格などに関する）信号を受信する、少なくとも１本のアンテナ４０６（例えば、入力インターフェースを備えた伝送受信機またはかかる受信機のグループ）と、受信された信号上で典型的な活動（例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバードなど）を実行する受信機４０８とを含む。詳細には、アンテナ４０６は、かかる構成要素４０４と移動体デバイス４０２の間の無線リンク上でＤＭＣ生成および／配信構成要素４０４からＤＭＣを取得することができる。アンテナ４０６は、本明細書で説明されるように、受信機４０８および／または送信機４３０と連携して、ユニキャストプルメッセージもしくはユニキャストプッシュメッセージを利用して、ＤＭＣを受信すること、またはＤＭＣ生成／配信構成要素４０４からプッシュメッセージをブロードキャストすることができる。

アンテナ４０６および受信機４０８は、受信された記号を復調して、当該記号を評価のためにプロセッサ４１２に提供することが可能な復調器４１０と結合されることもできる。プロセッサ４１２は、移動体デバイス４０２のアンテナ４０６もしくはユーザ入力インターフェース４２０によって受信された情報を分析して、かつ／または送信機４２６による伝送のための情報を生成できる。加えて、プロセッサ４１２は、移動体ハンドセット４０２の１つもしくは複数の構成要素（４０６、４０８、４１０、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２、４２４、４２６、４２８）を制御および／または参照できる。さらに、プロセッサ４１２は、ＤＭＣを受け取ること、ＤＭＣを編成すること、および／またはユーザインターフェース４２０において、ＤＭＣに関する情報を表示すること、売買に連携して、ＤＭＣを買い戻すことなどに関する情報または制御を備える１つもしくは複数のモジュール、アプリケーション、エンジンなど（４１６、４１８、４２２、４２４、４２６）を実行できる。あるいは、または加えて、かかるモジュール（４１６、４１８、４２２、４２４、４２６）は、本明細書で説明されるように、遠隔デバイス（図示せず）とＤＭＣを共有すること、またはＤＭＣを売買することに関する情報もしく制御を備え得る。

いくつかの態様において、プロセッサ４１２は、トランシーバを経由して、無線ブロードキャストの受信者から利用可能なＤＭＣの識別を要求する無線ブロードキャストを送るように構成され得る。他の態様において、プロセッサ４１２は、トランシーバを経由して、無線信号を受信するように構成されることができ、この無線信号は移動体デバイス４０２向けのＤＭＣの利用可能性または利用不可能性を示す。さらに、プロセッサ４１２は、移動体デバイス４０２に対するＤＭＣの伝送要求を送ることができる。

移動体ハンドセット４０２は、プロセッサ４１２に動作可能に結合されたメモリ４１４をさらに含み得る。メモリ４１４は、送信、受信などされることになるデータを格納できる。かかるデータは、ＤＭＣ生成／配信構成要素４０４からＤＭＣを受信すること、またはかかるＤＭＣの動的特質を決定することに関係し得る。あるいは、または加えて、当該データは、移動体ハンドセット４０２の出力モジュール４２２（例えば、ユーザインターフェース）において、（例えば、サプライヤ、製品またはサービス、小売エンティティなどを販売促進する）ＤＭＣに関連する広告アプリケーションを実行することに関し得る。

移動体デバイス４０２は、移動体デバイス４０２において、ＤＭＣを管理することに関するプログラムモジュールを含み得る。一態様において、クーポン管理モジュール４１６は、移動体デバイス４０２において、ＤＭＣを分離および／もしくは表示するための特徴として、クーポンＩＤ、サプライヤ、製品もしくはサービス、製品製造会社／サービス製造会社、買戻し可能価格、買戻しエンティティ、またはそれらの組合せを用いるように構成され得る。他の態様において、参加モジュール４１８は、利用可能な移動体クーポンの自動的なダウンローディングに関与することまたは当該関与を解放することを容易にするように構成されることが可能であり、この関与することまたは当該関与を解放することは、ユーザプロファイルに基づくオプションである。さらなる態様によれば、動的評価モジュール４２０が移動体デバイス４０２内に含まれることが可能である。動的評価モジュール４２０は、移動体デバイス４０２の出力モジュール４２２において、１つまたは複数の動的特質（例えば、ＣＲＶ、関連する製品／サービス、など）を表示できる。動的評価モジュール４２０は、いくつかの態様において、ＤＭＣの１つまたは複数の動的特質を変更するための規則を移動体デバイス４０２の出力モジュール４２２で提示することができる。さらに他の態様において、動的評価モジュール４２０は、出力モジュール４２２において、ＤＭＣの動的特質における差し迫った変更の聴覚的、視覚的、もしくは触覚的な表示またはフィードバック、あるいはそれらの組合せを提供できる。

前述の説明に加えて、移動体デバイス４０２は、買戻しモジュール４２４を含み得る。買戻しモジュール４２４は、取引に連携して、ＤＭＣを買い戻すことを容易にするように構成され得る。いくつかの態様において、買戻しモジュール４２４は、移動体クーポン関連の情報を他のデバイスに提供できる。例えば、買戻しモジュール４２４は、出力モジュール４２２上で、ＤＭＣの独自のＩＤの視覚的表示（例えば、ユーザインターフェースディスプレイ上に表示されたバーコード）および／または聴覚的表示（例えば、ＤＭＣに関連する聴覚的シーケンス（auditory sequence）、音声によるＤＭＣの名前またはＩＤなど）を提供できる。かかる表示は、ＤＭＣを識別するために買戻しエンティティ（例えば、販売時点管理デバイス）によって利用され得る。さらに、買戻しモジュール４２４は、ＤＭＣを買い戻すことに連携して、買戻しエンティティに対する独自のＩＤの有線電子伝送および／または無線電子電送を提供できる。あるいは、または加えて、買戻しモジュール４２４は、ユーザプロファイル情報を買戻しエンティティに提供できる。次いで、この買戻しエンティティは、取引に関係しているユーザプロファイルに関連付けられた移動体クーポンを識別するために、移動体デバイス４０２において格納されたユーザプロファイル、またはネットワークデータベース上に維持されたユーザプロファイルをアクセスできる。かかる移動体クーポンは、取引に連携して買い戻されることができる。

本開示の他の態様によれば、買戻しモジュール４２４は、移動体クーポンの管理、および移動体デバイス関連取引へのかかるクーポンの適用を容易できる。買戻しモジュール４２４は、（例えば、販売時点管理デバイス、製品価格送信機、製品情報／サービス情報を適切な移動体デバイスに提供するように構成された、小売店の無線インターフェースなどから）１つもしくは複数の製品またはサービスを識別するデータを（例えば、任意の適切な有線データ交換および／または無線データ交換によって）受信できる。かかるデータに基づいて、本明細書で説明されるように、かかる製品／サービスに関して、ユーザプロファイルに関連する移動体クーポンが識別され得る。かかるクーポンの変動特質は、製品／サービスの態様（例えば、価格、割引情報、製品間の関連割引、複数製品の関連割引など）に適用され得る。更新された態様は、当該製品に関する移動体クーポンの利用可能性、およびかかる製品に移動体クーポンを適用することの影響を、デバイスのユーザに通知するために、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて表示され得る。

前述の説明に加えて、買戻しエンティティ４２４は、取引または提案された取引に関連する製品情報またはサービス情報を取得するように構成され得る。例えば、販売時点管理デバイスに入力された製品は、移動体デバイスに転送されて、買戻しモジュール４２４によって受信されることができる。買戻しモジュール４２４は、その取引に関連する製品／サービスに対する移動体クーポンの変動特質の自動的な適用を容易にするために、かかる製品に関連する移動体クーポンを識別および取得して、販売時点管理デバイスに、移動体クーポン、移動体クーポンのＩＤなどを送ることができる。少なくとも１つの態様において、買戻しモジュール４２４は、取引に対する移動体クーポンの適用を容易にし、管理し、許可し、かつ／または当該移動体クーポンの適用に参加などするバックエンドデバイス（例えば、ネットワークサーバ、データベースなど）に直接結合することができる。このバックエンドデバイスは、（例えば、ＣＲＶなど、適用可能な移動体クーポンの変動特質に基づいて）修正された取引情報を含む、更新された請求書を移動体デバイスに提供して、かかる請求書を、販売時点管理デバイスに転送することができる。従って、取引に対する移動体クーポンの適用は、移動体デバイス４０２によって自動的に実行され得る。

いくつかの態様において、移動体デバイス４０２は、１つまたは複数の決定可能な要素に少なくとも一部基づいて、ＤＭＣを含む移動体クーポンアプリケーションの受取りに条件を付けるように構成されることが可能なクーポン選択モジュール４２６を含み得る。例えば、アプリケーション／ＤＭＣの受取りは、ＤＭＣ生成／配信構成要素４０４までの距離、（例えば、ＧＰＳ、基地局の三角測定、ピアツーピア測距などによって決定された）移動体デバイスの位置、クーポン買戻しエンティティ（例えば、販売時点管理デバイスもしくは移動体クーポンに関連する小売エンティティ）の位置、または（例えば、移動体デバイス４０２において受け取られることになるクーポンのタイプもしくはＩＤを表示する）ユーザプロファイル、あるいはそれらの組合せに基づき得る。従って、移動体クーポンの受取りは、クーポン選択構成要素４２６において格納および実施される様々な所定の状況に基づき得る。

移動体ハンドセット４０２は、変調器４２８と、（例えば、プロセッサ４１２および変調器４２８によって）生成された信号を、例えば、クーポン生成／配信システム４０４、基地局、アクセスポイント、他のアクセス端末、遠隔エージェント、販売時点管理デバイスなどに送信する送信機４３０とをなおさらに備える。プロセッサ４１２から分離するとして示されるが、評価モジュール４１６は、プロセッサ４１２またはいくつかのプロセッサ（図示せず）の一部であり得る点を理解されたい。説明されたように、システム４００は、ＤＭＣを管理すること、評価すること、および／または買い戻すことに関して、多くの望ましい機能を容易にし得る移動体デバイス４０２を提供する。

図５は、本主題の開示の態様に従い、移動体デバイス５０４向けのＤＭＣを配信および／または生成することが可能な例示的システム５００のブロック図を示す。クーポン生成および／または配信システム（クーポンシステム）５０２は、電子クーポンを生成するためのベンダー規則を受信することができる。あるいは、または加えて、クーポンシステム（５０２）は、ベンダーによって生成された電子クーポンを受信することができる。この電子クーポンは、電子デバイスにおいて実行され得る、ソフトウェアアプリケーション、ハードウェアアプリケーションおよび／もしくはファームウェアアプリケーション、ファイル、または同様の媒体の形をとり得る。さらに、移動体デバイス５０４の動作環境と互換性があるように構成される場合、かかる電子クーポンは、移動体クーポンと呼ばれる場合がある。特定の態様によれば、かかる移動体クーポンは、本明細書で説明されるように、または当技術分野で知られているように、買戻し価格、適用可能な製品またはサービス、または買戻しの（１つもしく複数の）時間、買戻しの（１つもしく複数の）位置、二倍、三倍など、買戻し価格など、動的特質を含み得る。

１つまたは複数の移動体デバイス（５０４）とのデータ交換は、トランシーバ５０６によって移動体デバイス５０４に転送され得る。例えば、移動体デバイス５０４の独自のまたは擬似独自の（例えば、セルサイト内のデバイスに関して独自の、またはトランシーバ５０６の無線通信範囲内で独自の）態様は、特に、かかる（１つまたは複数の）デバイス（５０４）にデータ（例えば、ユニキャストメッセージ）を送信するために利用され得る。他の態様において、移動体デバイス５０４の（１つまたは複数の）一般的な特質（例えば、１つまたは複数の特定の移動体オペレーティングシステム、所定の移動体通信プロトコル、移動体デバイス５０４におけるＤＭＣ管理アプリケーション）は、データを複数のかかるデバイスにブロードキャストするためにトランシーバ５０４によって利用され得る。システム５０２およびトランシーバ５０６によって送信された情報は、ＤＭＣアプリケーション、ＤＭＣを識別する情報、および／または、ベンダーによって特定されるような、ＤＭＣの配信のための資格を移動体デバイスに与えるための情報を含み得る。

クーポンシステム５０２は、ベンダーインターフェース５０８を含み得る。ベンダーインターフェース５０８は、ウェブサイト、移動体デバイス（５０４）アプリケーション、および移動体ネットワークサーバ（５０２）へのアクセス、クーポンシステム５０２に対する直接のネットワーク接続（例えば、ネットワークへの有線接続）などを含み得る。ベンダーインターフェース５０８は、移動体クーポンのスポンサーが、かかるクーポンの生成および／または配信に関する情報を更新することを可能にする。いくつかの態様において、スポンサーは、１つまたは複数のＤＭＣの生成に関する規則を追加できる。さらなる態様において、スポンサーは、かかる規則を更新または削除するためにベンダーインターフェース５０８を利用できる。さらに他の態様において、スポンサーは、ベンダーインターフェース５０８によって、事前に生成されたＤＭＣを含む電子アプリケーションをアップロードできる。

加えて、ベンダーは、（例えば、ベンダーインターフェース５０８を介して）配信されることになる移動体クーポンの数および／またはタイプを画定する規則を提供できる。ベンダーは、配信向けの移動体デバイスを選択するために所望される移動体デバイス特質をさらに特定できる。かかる特質は、ユーザプロファイル内の情報、（例えば、移動体デバイス５０４に格納された、またはクーポンシステム５０２もしくは他の適切なネットワークベースのデバイスにおいて格納された）ユーザ移動体クーポン履歴情報、移動体クーポンに関係するソーシャルネットワーキング参加、ベンダーに関連する、累積されたクーポンユーザポイントなどを含み得る。さらなる特質は、移動体デバイス５０４の位置、クーポンシステム５０２に対する移動体デバイス５０４の近接性、小売の位置（図示せず）に対する近接性、時刻、移動体デバイス５０４がある種の移動体クーポン管理アプリケーションを含むかどうか、および／またはそれらの組合せを含み得る。

１つまたは複数のさらなる態様によれば、移動体デバイス５０４に対するＤＭＣの配信の代わりに、クーポンシステム５０２は、ユーザプロファイルまたはかかるユーザプロファイルのＩＤをかかるデバイス５０４から受信して、ＤＭＣをユーザプロファイルまたはかかるユーザプロファイルのＩＤに関連付けることができる。ＤＭＣの関係する態様を識別する関連付け（例えば、受信、ＤＭＣのＩＤ）に関する印(indicia)は、電子アプリケーション内で移動体デバイス５０４に転送されることができる。例えば、ベンダーの記載（例えば、ＤＭＣによって提供される価格を払い戻す責任を有する製造会社など、ＤＭＣの供給源）、製品もしくはサービス、ＤＭＣの価格が買い戻されることが可能な適用可能な取引（例えば、販売、リース、小売）に関する詳細などが印の中に含まれ得る。この事例の場合、移動体デバイス５０４は、ユーザプロファイル情報を買戻しエンティティ（図示せず）に提供することによって、適切な取引に連携して、ＤＭＣを買い戻すことができる。従って、ＤＭＣの管理は、クーポンシステム５０２または同様のネットワークベースの構成要素（例えば、下の図６を参照）において実施されることもできる。

前述の説明に加えて、システム５０２は、１つまたは複数の移動体デバイス（５０４）との有線データ交換および／または無線データ交換を利用して、かかるデバイス（５０４）を識別することが可能な通信プロセッサ５１０を含み得る。さらに、通信プロセッサ５１０は、移動体デバイス５０４から、かかるデバイス（５０４）が移動体クーポンに対して適格かどうかを決定することに関するデータ（例えば、ユーザプロファイル情報、クーポン関連の履歴情報など）を要求することができる。特定の態様によれば、通信プロセッサ５１０は、移動体デバイス５０４から受信された関連情報を、（例えば、通信プロセッサ５１０とのデータ交換によって受信された）移動体デバイス５０４の特質を移動体クーポンの配信に関連する所定の特質と比較するフィルタリングモジュール５１４に転送することができる。

さらなる態様によれば、フィルタリングモジュール５１４は、移動体デバイス５０４に関連する物理的な特質（例えば、時間、位置、１つもしくは複数のエンティティまたは位置に対する近接性など）を検出あるいは計算できる。かかる物理的な特質は、少なくとも一部、ＤＭＣの受信に対して移動体デバイス５０４に資格を与えるために使用され得る。前述の説明に加えて、物理的な特質は、ユーザプロファイルもしくはベンダープロファイルから引き出されたデータ特質、または、任意のカレンダ日に、クーポンシステム５０２によって識別された初めの１００個の移動体デバイスなど、ベンダーによって提供された一般的な特質に加えて、あるいはそれらの代わりに、用いられることができる。例として、フィルタリングモジュール５０４は、（１つもしくは複数の）適格な特質として、移動体デバイスの位置、当該移動体デバイスまでの距離、および／または時刻を識別して、用いるように構成され得る。かかる情報は、ユーザ、ベンダー、サプライヤ、および／もしくは小売業者のプロファイル情報、または、例えば、クーポンベンダーによって提供された他の一般的な基準の代わりであってよく、あるいはそれらに追加されてもよい。移動体デバイス５０４が、（例えば、移動体クーポンベンダーによって提供された）１つもしくは複数の提供された特質に一致した場合、適格なデバイス（５０４）または関連するユーザプロファイルが配信されること、かつ／あるいは移動体クーポンと関連付けられることができる。

クーポンシステム５０２は、ベンダーによって提供された規則に基づいてＤＭＣを生成するように構成されたメディエーションサーバ５１２をオプションで含み得る。他の態様において、ベンダーによって生成されたＤＭＣは、上で説明されたように、クーポンシステム５０２において格納されて、適格な移動体デバイス５０４に配信、または関連付けられることができる。従って、クーポンシステム５０２は、ベンダーが、事前生成された移動体クーポンおよび／またはベンダーから追加のインプットを要求することにより、かかるクーポンを生成するために利用されることが可能な、移動体クーポンを生成するための適切なベンダー規則をアップロードすることを可能にする多目的なインターフェースをクーポンベンダーに提供する。

１つまたは複数の追加の態様によれば、システム５００は、マーケティング情報、コマーシャルなどの広告（５１８）を組み込むことおよび／または広告（５１８）を移動体デバイス（５０４）に配信することができる。マーケティング情報は、当該デバイス（５０４）に配信されたＤＭＣを伴うことが可能であり、または個別の電子アプリケーションとして送信されることもできる。統合モジュール５１６は、広告５１８の電子バージョンを受信して、電子広告５１８をＤＭＣと束ねることができる。従って、ＤＭＣの配信は、当該広告を移動体デバイス５０４に引き渡すこともできる。いくつかの態様では、ＤＭＣを買い戻すことに連携して、当該広告を閲覧する刺激策がユーザに与えられることができる。例えば、電子広告（５１８）を閲覧すること、（例えば、他の移動体デバイスユーザの間で）共有すること、売買することなどによって、ＤＭＣの動的価格または他の変動特質は、所定の形で増大され得る。かかる活動は、活動の報告を処理して、（例えば、移動体デバイス５０４とアカウント活動を同期することが可能な）適切なネットワークエンティティにおいて、ユーザの関連するクーポンアカウントにその活動の報告をアップロードすることが可能な、移動体デバイスのユーザに関連するユーザアカウントを用いて、移動体デバイス５０４において、または別の適切なデバイス（例えば、コンピュータ、ラップトップ、ＰＤＡ、スマートフォン、ネットワーク接続されたデバイスなど）において、実行および処理されることができる。

他の態様では、広告５１８の閲覧、共有、売買などの時点で、特定のクーポンサプライヤに関するクーポンポイントがユーザに提供され得る。このクーポンポイントは、移動体デバイス５０４のユーザに追加の価格を提供できる。例えば、所定の数のポイントの累積は、ユーザが、クーポンサプライヤの１つもしくは複数の移動体クーポンを選択および受信すること（または、例えば、クーポンサプライヤの１つもしくは複数の移動体クーポンに関連するそのユーザプロファイルを有すること）を可能にし得る。

説明されたように、システム５００は、移動体クーポンに関する生成および／または配信機構を提供する。システム５００は、ベンダーが配信のためにクーポンをアップロードするため、並びに配信のためにいくつかのかつあるタイプのクーポンを生成するための規則を画定するための好都合な機構を提供する。かかるシステム（５００）は、移動体デバイス（５０４）ユーザのマーケットへのサプライヤの露出を増大するための強力なマーケティングツールであり得る。

図６は、ネットワークベースのユーザプロファイル情報もしくはベンダープロファイル情報によって、ＤＭＣの生成、管理、配信、および／または買戻しを容易にする例示的システム６００のブロック図を示す。システム６００は、移動体クーポンの伝送および使用に関してセキュリティを提供できる。加えて、システム６００は、かかるクーポンを生成し、利用し、かつ／または買い戻す際に、ユーザ、ベンダー、小売業者などに利便性を提供する。従って、システム６００は、移動体クーポン業界に関連する様々なエンティティに利益を提供する。

クーポンサーバ６０４は、有線リンクおよび／もしくは無線リンクによって、ＤＭＣまたはＤＭＣの表示を生成すること、並びに／あるいはＤＭＣまたはＤＭＣの表示を移動体デバイス６０２に配信することができる。クーポン生成は、クーポンインターフェース６１２によって、実施され得る。例えば、ベンダーは、（例えば、図５において、上で説明されたように）クーポンを生成するために、クーポンインターフェース６１２を経由して、クーポンサーバ６０４にアクセスすること、または、クーポンサーバ６０４において、１つもしくは複数の移動体クーポンの自動的な生成のための規則を提供することができる。システム６００は、移動体クーポンを暗号化し、ディジタル署名し、パスワード保護することなどが可能な移動体クーポンメディエーション６１４をさらに含み得る。移動体クーポン内のデータまたは移動体クーポンに関連するデータへのアクセスは、適切なセキュリティ情報を提供するエンティティに限定され得る。他の点において、移動体クーポンに関するデータを含むアプリケーションは、暗号化された状態に維持されて、アプリケーション内に格納されたデータおよびかかるデータの状態をセキュアにし得る。

いくつかの態様において、移動体デバイス６０２上にロードされたクーポン管理アプリケーションは、ＤＭＣに関する情報を抽出および提示するために、暗号化されたアプリケーションにアクセスするように構成され得る。かかる態様において、クーポンサーバ６０４と移動体デバイス６０２の間で転送されたファイルは、ＤＭＣの無許可の使用または買戻しを減じるために、暗号化された形であってよい。ＤＭＣアプリケーション内のデータ（例えば、メディアファイル、買戻し情報、サプライヤ情報または製品情報／サービス情報、ＣＲＶ情報、ＣＲＶを決定するための規則など）は、（例えば、かかる管理アプリケーションに提供された暗号鍵を介して）、クーポン管理アプリケーションによって抽出されることができるが、格納されたデータ自体は、集約されたデータファイルなどの中に隠され、維持されることができる。

システム６００は、ユーザ、ベンダー、小売業者、クーポンなどのプロファイルを格納して、それらの参照を提供するプロファイルサーバ６０６も含み得る。例えば、プロファイルサーバ６０６は、移動体クーポンの受信、生成、および／または配信に連携して、プロファイル情報（例えば、ユーザ、ベンダー、小売業者などのエンティティに関連するＩＤ情報）をクーポンサーバ６０４に提供できる。従って、システム６００は、少なくともプロファイル内に格納されたＩＤを用いてユーザのＩＤを参照することによって、セキュリティを提供できる。

前述の説明を例示するための例として、ベンダーが、クーポンサーバ６０４において格納されたＤＭＣもしくはＤＭＣを生成するための規則の作成、更新、または削除を試みる場合、クーポンサーバは、当該ベンダーの識別性を検証するために、プロファイルサーバ６０６において格納されたベンダープロファイルを参照できる。同様に、ユーザが、クーポンサーバ６０４からＤＭＣの要求またはＤＭＣの受信を試みる場合、クーポンサーバは、プロファイルサーバ６０６において相互参照され得る、ユーザＩＤ情報に対する要求を移動体デバイスに提出できる。さらに他の態様によれば、ＤＭＣの買戻しの許可を試みている小売業者（図示せず）の識別性は、買戻しに関してＤＭＣを提示しているユーザのＩＤに加えて、プロファイルサーバ６０６において相互参照され得る。

プロファイルは、プロファイルインターフェース６０８によって、プロファイルサーバ６０６において作成され、更新され、かつ／または削除されることができる。プロファイルインターフェース６０８は、ＩＰネットワークにおけるプロファイルサーバ６０６に対するウェブページインターフェースであってよく、または移動体ネットワーク（例えば、コアネットワーク構成要素、移動体サプライヤのネットワーク構成要素）上のプロファイルサーバ６０６に対する移動体ネットワークインターフェース（例えば、移動体デバイス上のブラウザ）であってもよい。プロファイルメディエーション構成要素６１０は、プロファイルをディジタル署名すること、暗号化すること、または符号化することなどができる。暗号化／復号のための鍵は、プロファイルメディエーション６１０において格納され得る。例えば、プロファイルを作成、更新、もしくは削除するための、またはＤＭＣの生成、配信、共有、または買戻しに連携する、プロファイルへのアクセスは、プロファイルメディエーション６１０によって決定されるような適切なセキュリティ情報（例えば、プロファイルの作成時に生成された適切なユーザ名またはパスワード）を提供することが可能なエンティティに制限され得る。

１つまたは複数のさらなる態様によれば、クーポンサーバ６０４は、ＤＭＣの生成（または、例えば、受信）、およびネットワーク中心の買戻しを容易にできる。適格な移動体デバイス６０２は、ＤＭＣのスポンサー／ベンダーによって特定されたＤＭＣと関連付けられることができる。製造会社、買戻し可能価格、適用可能な製品またはサービス、ＤＭＣの動的特質／変動特質を確立および評価するための規則などを記載している、ＤＭＣに関する関連情報は、移動体デバイス６０２に送信され得る。さらに、クーポンサーバ６０４は、移動体デバイス６０２からユーザプロファイル情報を取り出すことができる。このユーザプロファイル情報は、プロファイルサーバ６０６および／またはプロファイルメディエーション６１０を参照することによって検証され得る。適切に検証された場合、ＤＭＣのＩＤは、ユーザプロファイルと関連付けられて、当該ユーザプロファイルに割り当てられることができる。

ユーザのプロファイルに関連するＤＭＣまたはユーザのプロファイルに割り当てられたＤＭＣを買い戻すために、移動体デバイス６０２は、取引に連携して、ユーザプロファイルを小売エンティティ（図示せず）に単に提示できる。この小売エンティティは、取引の詳細に連携して、ユーザプロファイルをクーポンサーバ６０４に提供できる。クーポンサーバ６０４は、ユーザの真正性を検証して、当該ユーザプロファイルがかかるプロファイルに関連する任意の移動体クーポンを有するかどうかを決定するために、プロファイルサーバ６０６を参照できる。移動体クーポンが当該ユーザプロファイルと関連付けられる場合、当該移動体クーポンに関連する、適格な（例えば、クーポンサーバ６０４において格納された）取引情報は、当該クーポンから抽出されて、小売エンティティによって提供された取引情報に対して参照されることができる。ＤＭＣが取引に関して有効である場合、クーポンの価格は、当該ユーザプロファイルに関連するアカウントに払い戻されること、要するに、ユーザにＤＭＣの買戻し可能価格を払い戻すことができる。従って、システム６００は、（例えば、ＤＭＣが当該デバイスに送信された場合）デバイスベースの買戻し、もしくは（例えば、関連諸条件などを記載しているＤＭＣの表示が当該デバイスに送信された場合、）ネットワークベースの買戻し、またはそれらの組合せを提供することができる。システム６００は、クーポン生成およびプロファイル生成に連携して、暗号化／復号、ランダムコーディングまたは機能ベースのコーディングなどを利用することによって、セキュリティを提供することもできる。従って、システム６００は、移動体クーポンの無許可の活用を減じるために、かかるクーポンの完全性および価格の保存に役立つ可能性がある。

前述のシステムは、いくつかの構成要素、モジュール、および／または電子インターフェース機能の間の相互作用に関して説明されている。かかるシステムおよびかかる構成要素／モジュール／機能は、本明細書で特定されたそれらの構成要素もしくは下位構成要素、それらの特定された構成要素もしくは下位構成要素のうちのいくつか、および／または追加の構成要素を含み得る点を理解されたい。例えば、システムは、移動体デバイス１０２、クーポン生成／配信システム１０４、参加モジュール４１８、評価モジュール４２０、および統合モジュール５１６、またはそれらの構成要素並びに他の構成要素の異なる組合せを含み得る。下位構成要素は、親構成要素内に含まれるのではなく、他の構成要素に通信的に結合された構成要素として実施されることもできる。加えて、１つまたは複数の構成要素は、結合されて、集約機能性を提供する単一の構成要素を形成することが可能である点に留意されたい。例えば、通信プロセッサ５１０は、デバイスを選択することに関する決定可能な特質を識別すること、および単一の構成要素によって、当該特質を比較するために当該デバイスとデータを交換することを容易にするために、フィルタリングモジュール５１４を含むことが可能であり、またその逆も可能である。これらの構成要素は、本明細書で詳細に説明されないが、当業者によって知られている１つまたは複数の他の構成要素と相互に作用することも可能である。

さらに、説明されたシステムの様々な部分は、人工知能もしくは人口知識、または規則ベースの構成要素、下位構成要素、プロセス、手段、手法、もしくは機構（例えば、サポートベクトル機械、ニューラルネットワーク（neural networks）、エキスパートシステム、ベイジアンビリーフネットワーク（Bayesian belief networks）、ファジー論理、データフュージョンエンジン、分類装置．．．）を含むことができるか、あるいはこれらから構成されることができる。かかる構成要素は、とりわけ、本明細書で既に説明された構成要素に加えて、ある種の機構、またはシステムの部分をより順応性があると同様に、効率的かつ知的にするために、当該機構によって実行されるプロセスを自動化することができる。

本明細書で説明される実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せの形で実施され得る点を理解されたい。ハードウェア実装の場合、処理ユニットは、１つもしくは複数のＡＳＩＣ、ＤＳＰ、ディジタル信号処理デバイス（ＤＳＰＤ）、プログラマブル論理素子（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレー（ＦＰＧＡ）、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計された他の電子ニット、またはそれらの組合せの中で実施されることができる。

これらの実施形態がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードもしくはコード区分の形で実施される場合、これらの実施形態は、記憶構成要素などの機械可読媒体内に格納され得る。コード区分は、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラム文の任意の組合せを表し得る。コード区分は、情報、データ、引数、パラメータ、もしくはメモリコンテンツを渡すことおよび／または受信することによって、別のコード区分またはハードウェア回路に結合されることができる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を使用して、渡されること、転送されること、または送信されることができる。

ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明されるこれらの技法は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール（例えば、手順、機能など）を用いて実施されることができる。これらのソフトウェアコードは、メモリユニット内に格納されて、プロセッサによって実行されることができる。このメモリユニットは、プロセッサ内で実施されてよく、またはプロセッサの外部で実施されてもよく、この場合、このメモリユニットは、当技術分野で知られている様々な手段を介して、当該プロセッサに通信的に結合され得る。

図７〜１０を参照すると、移動体環境においてＤＭＣを管理することに関する手法が提供される。説明を簡単にするために、これらの手法は、一連の活動として示され、かつ説明されるものの、これらの手法は、活動の順序に限定されない点を理解および認識されたい。例えば、１つまたは複数の態様によれば、いくつかの活動は、本明細書で示され、説明されたのと異なる順序で、かつ／または本明細書で示され、説明された以外の活動と同時に発生する可能性がある。加えて、当業者は、状態図におけるように、一連の相互に関係する状態または事象(event)として手法が代わりに表せることを理解および認識するであろう。さらに、１つまたは複数の態様に従って手法を実施するために、すべての例示された活動が要求されるとは限らない。

図７は、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、ＤＭＣの管理を提供するための例示的手法７００の流れ図を示す。７０２において、方法７００は、ＤＭＣアプリケーションを取得することができる。このアプリケーションは、移動体デバイス（例えば、セルラ電話）のユーザインターフェースにおいて、ＤＭＣに関する情報を提示するための媒体を含み得る。

ＤＭＣアプリケーションは、例えば、無線で、または有線接続および無線接続によって通信するように構成されたクーポン生成および／または配信エンティティ（クーポンエンティティ）から取得されることができる。かかるクーポンエンティティは、ＤＭＣアプリケーション（または、例えば、その利用可能性）を無線通信範囲内の適切なデバイスにブロードキャストできる。あるいは、当該クーポンエンティティは、（例えば、ユニキャストメッセージを利用して）ＤＭＣアプリケーションを特定の移動体デバイスに送信できる。いくつかの態様において、かかる伝送は（例えば、ユニキャストプルメッセージを利用して）移動体デバイスによってクーポン生成または配信エンティティに提出された要求に基づき得る。当該クーポンエンティティは、ネットワーク接続されたデバイス（例えば、移動体基地局）であってよく、または独立型のデバイス（例えば、小売店、レジ、ポスタ、看板もしくは類似の広告、あるいはそれらのまたは同様のものの組合せにおいて配置された目立たないトランシーバデバイス）であってよい点を理解されたい。

７０４において、方法７００は、ＤＭＣの特質に基づいて、ＤＭＣをブラウズすることを容易にすることが可能である。ブラウジングは、例えば、移動体デバイスユーザインターフェースのグラフィックディスプレイにおいて実施され得る。一例として、アイコンは、移動体デバイスにおいて、様々な組織的構成へのアクセスを提供できる。かかるアイコンは、詳細情報を探索し、詳細情報を分類し、詳細情報にアクセスすること、ＤＭＣを共有し、ＤＭＣを売買し、かつ／またはＤＭＣを買い戻すこと、クーポンエンティティから１つもしくは複数の追加のＤＭＣを要求すること、ＤＭＣに関するフィードバックおよび／またはコメントを提供することなどを容易にし得る。ＤＭＣに関連する特質は、当該ＤＭＣを他のＤＭＣから分離するために利用され得る。例えば、ＤＭＣは、製造会社、製品／サプライヤ（例えば、すべてのピザ関連のクーポン）、買戻し可能価格（例えば、すべての１つ購入で２つ目無料のクーポン）、諸条件（例えば、有効期限）、またはそれらの特質もしくは（例えば、上で説明された）同様の特質の組合せに基づいて、分離され得る。さらに、ブラウジング、探索などは、任意の適切な特質に基づいて実施され得る。より詳細な例として、方法７００は、ＤＭＣに関する情報（例えば、ＤＭＣサプライヤ、適用可能な製品／サービス、製品製造会社／サービス製造会社、参加小売エンティティおよび／もしくは参加小売エンティティの位置、ＤＭＣを買い戻すことに応じるような諸条件、ＤＭＣの動的特質、かかる特質を評価する様式、並びに／またはクーポン状態など）に基づいてブラウジングをサポートすることが可能である。

ブラウジングは、ＤＭＣの状態に基づいて実施されることもできる。例えば、買戻しに関して利用可能なアクティブなＤＭＣは、「インボックス」内に維持され得る。その一方、有効期限が切れたＤＭＣまたは買い戻されたＤＭＣは、「アウトボックス」内に維持され得る。従って、状態の機能としてＤＭＣをブラウズすることは、インボックスまたはアウトボックスの中を確認することによって直ちに達成され得る。

７０６において、方法７００は、選択されると、当該アプリケーションを移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて実行することによって、ＤＭＣに関するデータを提示することができる。特定の例として、当該アプリケーションは、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、表示されること、告知されること、および／または実行されることが可能な視聴覚メディアファイルを含み得る。このメディアは、ＤＭＣに関連する関連情報を提供することができる。一例では、ＤＭＣが買戻し可能価格を提供する製品またはサービスが識別され得る。加えて、買戻しエンティティ（例えば、参加小売店）の位置が、かかるメディア内に含まれ得る。さらに、動的特質を評価するための規則と一緒に、かかる特質が提示され得る。さらに他の例では、動的特質（例えば、ＣＲＶ）において予想される変更が差し迫っている場合、かかる変更が提示され得る。一般に、表示された情報は、ＤＭＣサプライヤ、適用可能な製品／サービス、製品製造会社／サービス製造会社、参加小売エンティティおよび／もしくは参加小売エンティティの位置、ＤＭＣを買い戻すことに応じるような諸条件、ＤＭＣの動的特質および／もしくはかかる特質を評価するための様式などを含み得る。説明されたように、方法７００は、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、動的移動体クーポンに関する情報を受信し、編成し、提示するための効率的な方式を提供する。

図８は、特定の態様に従い、ＤＭＣを受信し、フィルタリングし、共有し、かつ／または買い戻すための例示的手法８００の流れ図を示す。８０２において、方法８００は、利用可能なＤＭＣに対する要求をブロードキャストすることが可能である。このブロードキャストは、許可を得た周波数（例えば、セルラ）、無許可の周波数（例えば、ＷｉＦｉタイプの周波数）、またはそれらの組合せを介し得る。加えて、このブロードキャストは、ＤＭＣ配信デバイスによって予想される特定プロトコルを利用できる。８０４において、方法８００は、当該ブロードキャストに対する応答を受信することが可能である。この応答は、例えば、当該ブロードキャストを受信しているＤＭＣ配信デバイスからであり得る。

８０６において、方法８００は、（例えば、ＤＭＣ配信デバイスから）利用可能なＤＭＣに関するデータを受信することが可能である。８０８において、自動受信フラッグが設定されているかどうかについて決定が下され得る。自動受信（例えば、クーポン管理アプリケーションの「オプトイン」フラッグ）フラッグが受信に設定されている場合、方法８００は、８２０に進むことができる。自動受信フラッグが設定されていない場合、またはオプションで、フラッグが存在しない場合、方法８００は、ユーザプロファイルが参照される８１０に進むことができる。ユーザプロファイルを参照することによって、方法８００は、利用可能なＤＭＣがユーザプロファイルにおいてサポートされ得るかどうかを決定することが可能である。利用可能なＤＭＣがサポートされる場合、方法８００は８２０に進むことができ、利用可能なＤＭＣがユーザプロファイルにおいてサポートされない場合、方法８００は、利用可能なＤＭＣがダウンロードされるべきかどうか、受信されるべきかどうかなどについてのインプットを要求するクエリが提示される８１４に進む。当該クエリに対する応答が、利用可能なＤＭＣがダウンロードされ得ることを示す場合、方法８００は、８２０に進むことができる。この応答が、代わりに、利用可能なＤＭＣがダウンロードされるべきでないことを示す場合、方法８００は、ＤＭＣが拒否される８１８に進むことができる。

８２０において、方法８００は、ＤＭＣアプリケーションを受信するためにユニキャストプルメッセージを提出することが可能である。８２２において、ＤＭＣは、移動体デバイスにおいて受信される。このＤＭＣアプリケーションは、（例えば、ＤＭＣを要求しているユニキャストプルメッセージに応答して）移動体デバイスに向けられたユニキャストプッシュの結果として、またはＤＭＣアプリケーションを送信するブロードキャストプッシュの結果として、受信されることができる。

８２４において、方法８００は、受信されたＤＭＣの特質を取得することが可能である。この特質は、ＤＭＣを含んでいるＤＭＣアプリケーションから、または送信しているエンティティ（例えば、ＤＭＣ配信エンティティ）によって送られた伝送から抽出され得る。適切な特質は、ＤＭＣに関連する製品またはサービス、ＤＭＣのＩＤ、製品製造会社／サービス製造会社、ＤＭＣサプライヤ、（例えば、当該製品／当該サービスを仕入れ、取引に連携してそれを提供する）参加小売エンティティ、ＤＭＣを買い戻すことに関連する適切な諸条件、またはそれらの特徴、もしくは、ＤＭＣの生成、配信、および／または買戻しに関する同様の特徴の組合せを含み得る。８２６において、その受信されたＤＭＣの特質に少なくとも一部基づいて、ＤＭＣのブラウジング、探索、売買、共有および／または買戻しが提供される。８２８において、（例えば、ＤＭＣサプライヤ、製造会社、小売業者などに関連する）クーポンポイントは、当該ＤＭＣの受信に少なくとも一部基づいて更新され得る。

８３０において、方法８００は、ＤＭＣの動的特質を決定することが可能である。動的特質は、同時買戻し可能価格、適用可能な製品／サービス、参加している小売エンティティ、および／または買戻しに応じるような諸条件（例えば、買戻しの時間、移動体デバイスの位置、クーポン関連のユーザ履歴、当該ＤＭＣに関連する広告の消費、ソーシャルグループもしくはソーシャルネットワークの他のメンバーに対してＤＭＣを共有／売買／推奨すること、当該ソーシャルグループ／ソーシャルネットワークの他のメンバーによるＤＭＣの買戻しなど）など、関連買戻し情報を含み得る。加えて、適切な動的特質は、ＤＭＣアプリケーション内に含まれた関連する広告情報またはマーケティング情報を閲覧すること、他の移動体デバイスユーザと広告情報／マーケティング情報を共有すること、他の移動体デバイスユーザとＤＭＣアプリケーションを共有すること、ＤＭＣ、またはサプライヤ／製造会社／小売業者に対する有利なレビューを提供することなど、刺激策活動を含み得る。

８３２において、ＤＭＣに関連するＣＲＶが提示される。あるいは、または加えて、例えば、買戻しに先立って、かかる規則に従って、ＣＲＶを増大する機会を提供するために、ＣＲＶを評価するための規則も提示される。８３４において、ＤＭＣの買戻しが容易にされる。買戻しは（例えば、オプションで、ユーザ名およびパスワード、セキュリティキー、暗合鍵など、ＤＭＣに許可を与えるために利用され得るセキュリティ情報に加えて）、ＤＭＣのＩＤ、または同様の識別子を、買戻しエンティティに提出することによって発生し得る。いくつかの態様において、買戻しは、（例えば、買戻しエンティティが、ユーザプロファイルをネットワークベースの買戻しエンティティに転送する場合）取引を完了することに連携して、ユーザプロファイルを提出することによって発生し得る。ＤＭＣまたはユーザプロファイルの提出は、グラフィックディスプレイ、聴覚的告知、もしくは無線伝達、またはそれらの組合せによって達成され得る。

前述の説明の例として、製品もしくサービスの価格情報／コスト情報／取引情報を提供するデバイスは、有線接続および／または無線接続によって結合され得る。当該製品または当該サービスを識別するデータが取得されて、（例えば、移動体デバイスにおいて格納された、ネットワークサーバに置いて格納された、またはそれら両方において格納された）ユーザプロファイルに関連するＤＭＣに対して参照されることができる。ＤＭＣが当該製品または当該サービスが関与する取引において買い戻されることができる場合、ＤＭＣの変動特質（例えば、ＣＲＶ）を適用することに基づいて、更新されたコスト情報／価格情報／取引情報が自動的に出力され得る。従って、デバイスユーザには、当該ユーザのアカウントに関連するＤＭＣに基づいて、製品／サービスの更新された取引情報が通知され得る。

他の態様によれば、取引もしくは提案された取引に関連する製品情報またはサービス情報が受信され得る。当該情報は、かかる取引に適用可能なＤＭＣを識別するために利用され得る。適切なＤＭＣが、移動体通信ネットワークに対するリンク（例えば、セルラ基地局との無線通信）を経由して、バックエンドサーバ（例えば、ネットワークサーバまたはデータベース）にアップロードされることができる。適切なＤＭＣを取引に適用することに基づいて修正された取引情報を反映する、更新された請求書が受信され得る。この更新された請求書は、修正された取引を完了すること、（１つまたは複数の）ＤＭＣの特質を反映することを容易にするために、販売時点管理デバイスに提供され得る。

８３６において、方法８００は、ＤＭＣの買戻しに基づいて、ユーザクーポンポイントを更新することが可能である。例えば、ＤＭＣおよび／またはその生成、配信、もしくは買戻しに関して、製造会社、クーポンスポンサー、並びに／あるいは小売エンティティによってサポートされるクーポンポイントが更新され得る。説明されたように、方法８００は、ＤＭＣに関する機能を編成し管理するための柔軟性のある機構を提供する。セキュリティを提供すること、ＤＭＣを受信すること、その動的特質を評価すること、デバイスユーザと相互に作用すること、ＤＭＣを買い戻すこと、クーポンポイントを管理することなど、適切な機能は、ＤＭＣユーザに対する利便性、並びにＤＭＣプロバイダに対する市場露出を提供する。さらに、方法８００は、ユーザの効率性と、ＤＭＣおよび（１つまたは複数の）関連サプライヤに対する関心とを高める豊かな、かつ動的な経験をＤＭＣユーザに提供することが可能である。

図９は、移動体環境において、ＤＭＣの配信および管理を容易にするための例示的手法９００の流れ図を例示する。９０２において、方法９００は、ＤＭＣを生成するための規則を取得することが可能である。当該規則は、ＤＭＣのスポンサーによって提供され得る。さらに、当該規則は、本明細書で説明されるように、生成するＤＭＣの数、ＤＭＣの受信者を特定して、資格を与え、かつ／またはＤＭＣの静的態様および動的態様を決定する様式、並びにかかる態様をどのように評価するかを特定することが可能である。９０４において、方法９００は、（１つまたは複数の）特質によって移動体デバイスを識別することが可能である。かかる（１つまたは複数の）特質は、参照番号９０２において取得された規則によって識別され得る。いくつかの態様において、当該移動体デバイスは、少なくとも一部、かかるデバイスとの無線データ交換によって識別される。この無線データ交換は、当該移動体デバイスに関連するユーザプロファイルを提供すること、適切な場合、これまでのＤＭＣ履歴、または同様の情報を提供することが可能である。いくつかの態様によれば、識別する特質として、移動体デバイスの位置、１つまたは複数のエンティティ（例えば、参加小売の位置）に対する近接性、時刻など、決定可能な状況が利用され得る。

９０６において、方法９００は、オプションで、（１つまたは複数の）移動体デバイス特質に基づいて、移動体デバイスに関するＤＭＣを生成することが可能である。９０８において、方法９００は、移動体デバイスにおいて、ＤＭＣ管理アプリケーションと同期することが可能である。この生成されたＤＭＣは、移動体デバイスとの無線リンク、または有線および無線リンクによって、ＤＭＣ管理アプリケーションに送信され得る。ＤＭＣの買戻しは、適格な取引に関与することに連携して、ＤＭＣのＩＤを提供することによって開始され得る。

あるいは、または前述の説明に加えて、例えば、ＤＭＣの価格を確立すること、およびＤＭＣを買い戻すことに関する情報を提供する、ＤＭＣの表示が移動体デバイスに送信されることが可能である。この生成されたＤＭＣは、サーバデバイスに対して更新されて、ユーザプロファイルと関連付けられることが可能である。次いで、買戻しは、（例えば、ＤＭＣ内で識別された）適格な取引に連携して、ユーザプロファイル情報を提供することによって開始され得る。説明されたように、方法９００は、受信者の移動体デバイスに関連する特質に基づいて、ＤＭＣを生成および配信するためのネットワークベースの解決策を提供する。従って、配信は、選択された移動体デバイスおよび／またはかかるデバイスに関して決定された同時情報に限定され得る。

図１０は、追加の態様に従い、ＤＭＣを生成し、配信し、かつ／または買い戻すための例示的手法１０００の流れ図を示す。方法１０００は、１００２において、ＤＭＣプロファイルを生成するためのインターフェースを提供することが可能である。このインターフェースは、ウェブページ、移動体アプリケーションなどであり得る。このインターフェースは、ＤＭＣのユーザ、ベンダー、もしくはサプライヤ、またはＤＭＣに関する製品の製造会社もしくは小売業者が、適切なプロファイル（例えば、ユーザプロファイル、ベンダープロファイル、サプライヤプロファイルなど）を作成することを可能にし得る。プロファイルは、プロファイルの作成者（もしくは、例えば、そのエージェント）によって提出されたと主張される電子通信を少なくとも識別および／または検証するために利用され得る。加えて、プロファイルは、本明細書で説明されたように、ＤＭＣの生成、配信、受信、編成、共有、売買、および／または買戻しに関する選択を特定することが可能である。

１００４において、ＤＭＣをアップロードするためのインターフェースが提供される。このインターフェースは、アップロードしているエンティティに関連するベンダープロファイルまたは製造会社プロファイルをオプションで参照することが可能である。１００６において、アップロードされたＤＭＣ内、またはベンダー／製造会社のプロファイル内で特定された特質に少なくとも一部基づいて、移動体デバイスが識別される。１００８において、移動体デバイスに関連するユーザプロファイルは、参照および有効化される。ユーザプロファイルを参照することは、例えば、当該ＤＭＣが、当該移動体デバイスにおいて受信されるべきかどうかを決定することが可能である。１０１０において、ユーザプロファイル、ベンダープロファイル、または製造会社プロファイルによって許可された場合、オプションで、ＤＭＣを含むアプリケーション内に広告が組み込まれる。

１０１２において、ユーザプロファイル、ベンダープロファイルおよび／または製造会社プロファイルに基づいて、ＤＭＣ（および、例えば、適切な場合、広告）が移動体デバイスに配信される。１０１４において、移動体デバイス、またはかかる移動体デバイス上でロードされたＤＭＣ管理アプリケーションとの同期が果たされる。同期は、ＤＭＣに関する動的データおよび／または静的データを交換するために利用され得る。動的データは、本明細書で説明されるように、ＤＭＣに関連する動的特質、かかる動的特質の価格／品質を画定する決定可能な状況の現状を含み得る。さらに、静的データは、ＤＭＣのアクティブな状態／買い戻された状態／有効期限が切れた状態、または移動体デバイスに関連する同時状況（例えば、位置、小売の位置に対する近接性、現地時間）に関係し得る。特定の例として、ＤＭＣに関するデータは、移動体デバイスおよびネットワークサーバの両方において同期し得る。

１０１６において、方法１０００は、ＤＭＣを共有すること、交換販売すること、および／または交換することを容易にすることが可能である。例えば、ユーザは、（例えば、ギフトとして）別のユーザにＤＭＣを付与することができる。他の例において、ＤＭＣは、個人のグループの１つまたは複数によって使用可能な共有されたＤＭＣ（例えば、家族の１人もしくは複数のメンバーによって、またはかかるメンバーに関連する移動体デバイスによって利用されることが可能な家族クーポン）であり得る。デバイスおよび／またはユーザ間でＤＭＣを交換することは、支払い（例えば、ＤＭＣの購入）、別の（１つもしく複数の）ＤＭＣの交換（例えば、売買）、１つもしくは複数のチャンスゲーム（例えば、準拠法によって許可された場合ギャンブル）などを容易にすることをさらに必要とし得る。

１０１８において、方法１０００は、ＤＭＣの買戻しを容易にすることが可能である。買戻しは、例えば、適格な取引に連携して、ＤＭＣのＩＤを、適格な小売エンティティに提供することによって、達成され得る。いくつかの態様において、買戻しは、取引に連携して、ユーザプロファイルを提供することによって達成され得る。次いで、小売エンティティは、ユーザプロファイル情報を、ユーザプロファイルに関連するＤＭＣを参照することが可能なネットワークデバイスに提供して、当該取引が１つまたは複数のＤＭＣに準拠するかどうかを決定し、それに応じて、ユーザのアカウントを更新することが可能である。１０２０において、移動体デバイスおよび／またはネットワークデバイスは、本明細書で説明されるように、買戻しに基づいて、当該ユーザに関して常連クーポンポイントを更新することが可能である。説明されたように、方法１０００は、移動体デバイス上のＤＭＣ管理アプリケーションに連携して、ＤＭＣの生成、配信、共有、および買戻しが容易にされ得る少なくとも１つの例を提供する。方法１０００は、豊かに多様化したＤＭＣユーザに柔軟性および利便性を提供すると同様に、ユーザ、ベンダー、製造会社、および同様の関係者にセキュリティを提供することが可能である。従って、方法１０００は、かかる当事者に相当な利益を提供する。

図１１および１２は、移動体デバイスにおいて、ＤＭＣの管理を達成および／または容易にすることが可能なシステム（１１００、１２００）の例示的ブロック図を示す。初めに図１１を参照すると、システム１１００は、有線データ交換および／または無線データ交換を果たすためのモジュール１１０２を含み得る。このモジュールは、遠隔エンティティとのデータ交換を提供して、かかるエンティティから移動体クーポンアプリケーションを取得することが可能である。この移動体クーポンアプリケーションは、少なくとも１つの動的特質（例えば、買戻し可能価格、適用可能な製品／サービス、買戻しの時間など）を含む移動体クーポンを含むことが可能であるか、または当該移動体クーポンと関連付けられることが可能である。システム１１００は、移動体クーポンをブラウズするためのモジュール１１０４をさらに含み得る。モジュール１１０４は、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、移動体クーポンをブラウズすることを容易にし得る。特定の例として、モジュール１１０４は、少なくとも動的特質の機能として、ブラウジングを容易にすることが可能である。１１０６において、システム１１００は、メディアデータを提示するためのモジュールを含み得る。例えば、モジュール１１０６は、移動体デバイスのユーザインターフェースにおいて、ＤＭＣに関する音声フィードバック、ビデオフィードバック、および／または触覚フィードバックを提供することが可能である。かかるフィードバックは、ユーザインターフェースにおいて、ＤＭＣを選択すること、開くこと、実行することなどの結果であり得る。いくつかの実施形態において、提示された情報は、動的特質の同時状態を提供する。さらに他の実施形態では、デバイスユーザが、かかるＤＭＣの増大している主観的な価格および／または客観的な価格を取得するのを支援するために、動的特質を決定するための規則または動的特質を評価するための規則も表示され得る。従って、システム１１００は、移動体デバイスにおいて、ＤＭＣを管理および利用することに関して、有用な機能を提供することが可能である。

次に図１２を参照すると、システム１２００は、ＤＭＣを取得するためのモジュール１２０２を含み得る。モジュール１２０２は、それを介して、かかるＤＭＣのベンダーまたはサプライヤが当該ＤＭＣを含む電子アプリケーションを提出することが可能なインターフェース（例えば、ソフトウェア、ファームウェアなど）を含み得る。あるいは、または加えて、モジュール１２０２は、ＤＭＣを生成するための規則をアップロードすることを容易にし得る。

システム１２００は、移動体デバイスを識別するためのモジュール１２０４をさらに含み得る。識別は、所定の特質（例えば、適格特質(qualifying characteristic)に少なくとも一部基づき得る。かかる適格特質は、ベンダー／サプライヤによって提供されたＤＭＣ内に含まれることが可能であり、またはＤＭＣを生成するための規則内に含まれることも可能である。加えて、モジュール１２０４は、当該移動体デバイスが、当該移動体デバイスとの有線データ交換および／または無線データ交換に少なくとも一部基づいて、かかる特質を満たすかどうかを決定することが可能である。

システム１２００は、ＤＭＣを管理アプリケーションに送信するためのモジュール１２０６をさらに含み得る。この管理アプリケーションは、移動体デバイス上にロードされたアプリケーションであり得る。従って、ＤＭＣは、モジュール１２０６によってかかる移動体デバイスに送信され得る。いくつかの態様において、管理アプリケーションは、ＤＭＣの特質（例えば、本明細書で説明された、あるいは当技術分野で知られている、サプライヤ、製造会社、買戻し可能価格、製品もしくはサービス、または製品もしくはサービスのタイプ／主題、参加小売の位置、買戻しに設定された諸条件など）に少なくとも一部基づいて、ＤＭＣを分類およびブラウズすることを容易にする。あるいは、または加えて、モジュール１２０６は、ＤＭＣを記載している印を移動体デバイスに提出して、当該ＤＭＣを当該移動体デバイスに関係するユーザプロファイルと関連付けることが可能である。従って、ＤＭＣは、移動体デバイスにおいて、もしくはネットワークベースのデバイスにおいて、またはそれらの両方において管理され得る。

上で説明されていることは、１つまたは複数の態様の例を含む。前述の態様を説明するために、構成要素または手法のすべての考えられる組合せを説明することは当然不可能であるが、当業者は、様々な態様の多くのさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できる。従って、説明された態様は、添付の特許請求の範囲内に包括されるすべてのかかる代替形態、修正形態、および改変形態を包括することが意図される。さらに、「含まれる」という用語が、詳細な説明または特許請求の範囲において使用される範囲で、かかる用語は、「備える」という用語が、特許請求の範囲において移行語として用いられる場合に、「備える」と解釈されるのと類似の形で包括的であることが意図される。

Claims (60)

1. 移動体デバイスで移動体クーポンを管理する方法であって、
   無線データ交換によって移動体クーポンアプリケーションを少なくとも一部取得することと、ここにおいて前記アプリケーションと統合された移動体クーポンが少なくとも１つの変動特質を備え、
   少なくとも前記変動特質の機能として移動体デバイスのユーザインターフェースで前記移動体クーポンをブラウズすることを容易にすることと、
   前記移動体デバイスの前記ユーザインターフェースで前記移動体クーポンアプリケーションを実行することによって前記移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示することと、を備える方法。
2. 前記少なくとも１つの変動特質として、買戻し可能価格、製品もしくはサービス、クーポンＩＤ、買戻し特質、またはサプライヤの状態、製品もしくはサービスの状態、製造会社の状態、あるいは買戻しエンティティプロファイル情報を用いることをさらに備える請求項１に記載の方法。
3. 前記移動体デバイスに対する配信のために利用可能な移動体クーポンの識別を要求する無線ブロードキャストを送ることをさらに備える請求項１に記載の方法。
4. ユーザプロファイルまたはユーザインプットに基づいて、利用可能な移動体クーポンの自動的なダウンロードに関与することまたはこの関与を解除することを容易にすることをさらに備える請求項１に記載の方法。
5. 前記動体クーポンアプリケーションを取得することに連携して、ユニキャストメッセージを遠隔デバイスに送信すること、
   前記移動体クーポンを取得することに連携して、前記移動体デバイスの独自の特質もしく前記移動体デバイスのユーザプロファイル情報に基づいて、前記遠隔デバイスからユニキャストメッセージを受信すること、または
   前記移動体クーポンを取得することに連携して、前記移動体デバイスに関連する一般的な特質に基づいて、前記遠隔デバイスからブロードキャストメッセージを受信すること
   のうちの少なくとも１つをさらに備える請求項１に記載の方法。
6. 前記ユーザインターフェースにおいて、前記変動特質を表示すること、
   前記移動体クーポンアプリケーションもしくは前記無線データ交換からの前記変動特質を変更するための規則を抽出して、前記ユーザインターフェースにおいて、前記規則を提示すること、または
   前記ユーザインターフェースにおいて、前記変動特質における差し迫った変更の聴覚的表示、視覚的表示、または触覚的表示を提供すること
   のうちの少なくとも１つによって、前記変動特質の状態を管理することをさらに備える請求項１に記載の方法。
7. ユーザプロファイル、クーポン相互作用履歴、友人リスト、またはネットワークデータ記憶からのデータに基づいて、第２の移動体クーポンに対して前記移動体クーポンをランク付けすることをさらに備える請求項１に記載の方法。
8. 移動体クーポンの受信、交換、または買戻しに基づいて、ユーザクーポンポイントをユーザクーポンプロファイルと関連付けること、ここにおいて１つもしくは複数のかかるクーポンポイントは移動体クーポンに関して交換されることが可能である、または
   前記移動体クーポンを伴う取引に連携して前記ユーザクーポンプロファイルをユーザロイヤルティカードと関連付けて前記ユーザロイヤルティカードの割引を適用すること
   のうちの少なくとも１つをさらに備える請求項１に記載の方法。
9. 前記移動体クーポンを目標移動体デバイスもしくは目標移動体クーポンデバイスと交換することを容易にすること、および、オプションとして前記交換に基づいて第２の移動体クーポンの変動特質を更新すること、またはユーザプロファイルのクーポンポイントを調整することをさらに備える請求項１に記載の方法。
10. 提供デバイスまでの距離、前記移動体デバイスの位置、前記移動体クーポンに関連する買戻しエンティティの位置、またはユーザプロファイル情報に少なくとも一部基づいて、前記移動体クーポンアプリケーションの受信に条件を付けることをさらに備える請求項１に記載の方法。
11. 前記ユーザインターフェース上で前記移動体クーポンの独自のＩＤの視覚的表示を提供すること、
    前記移動体デバイスの前記独自のＩＤの聴覚的表示を提供すること、
    買戻しエンティティに対する前記独自のＩＤの有線電子伝送もしくは無線電子伝送を提供すること、または
    前記移動体デバイスのユーザに関連するユーザプロファイルＩＤを前記買戻しエンティティに提供すること
    のうちの少なくとも１つに基づいて、前記移動体クーポンの買戻しを容易にすることをさらに備える請求項１に記載の方法。
12. 製品またはサービスを識別するデータを無線で受信することと、
    前記製品または前記サービスを伴う取引に連携して、前記移動体クーポンが買戻し可能であるかどうかを決定することと、
    前記移動体クーポンの前記変動特質に基づいて、前記製品または前記サービスに関する修正された取引特質を出力することと
    をさらに備える請求項１に記載の方法。
13. 取引に関連する製品またはサービスに関するＩＤ情報を無線で取得することをさらに備える請求項１に記載の方法。
14. 前記移動体クーポンが前記取引に関して買戻し可能である場合に、前記取引を容易にしている販売時点管理デバイスに移動体クーポン情報を提供することをさらに備える請求項１３に記載の方法。
15. 移動体クーポンが前記取引に関して買戻し可能である場合に、移動体ネットワークに結合して前記移動体クーポン情報でネットワークデータベースを更新することをさらに備え、ここにおいて前記ネットワークデータベースは前記取引を容易にしている販売時点管理デバイスに関連付けられる請求項１３に記載の方法。
16. 前記移動体クーポンの前記変動特質に少なくとも基づいて、前記取引に対する修正を反映する、更新された請求書を前記ネットワークデータベースから受信することをさらに備える請求項１５に記載の方法。
17. 移動体クーポンを管理する装置であって、
    移動体クーポンアプリケーションを取得する無線データ交換向けに構成されたトランシーバと、ここにおいて前記移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える、
    少なくとも前記変動特質の機能として、前記装置のユーザインターフェースで前記移動体クーポンをブラウズすることを容易にするように構成されたクーポン管理モジュールと、
    前記装置の前記ユーザインターフェースで前記移動体クーポンアプリケーションを実行することによって前記移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するように構成された出力モジュールと、
    前記装置で前記移動体クーポンアプリケーションを受信すること、ブラウズすること、または提示することに関するデータを格納するように構成されたメモリと、
    前記移動体クーポンを前記受信すること、前記ブラウズすること、または前記提示することを実施するように構成されたプロセッサと、を備える装置。
18. 前記クーポン管理モジュールが、前記少なくとも１つの変動特質として、買戻し可能価格、製品もしくはサービス、クーポンＩＤ、買戻し特質、またはサプライヤの状態、製品もしくサービスの状態、製造会社の状態、あるいは買戻しエンティティプロファイル情報を用いるように構成される請求項１７に記載の装置。
19. 前記プロセッサのうちの少なくとも１つが、
    前記トランシーバを経由して、前記装置に対する配信のために利用可能な移動体クーポンの識別を要求する無線ブロードキャストを送るように構成されるか、または
    前記トランシーバを経由して、１つまたは複数の移動体クーポンの利用可能性もしくは利用不可能性を示す無線信号を受信するように構成される請求項１７に記載の装置。
20. 前記装置での入力もしくはユーザプロファイル情報に基づいて、利用可能な移動体クーポンの自動的なダウンロードに関与することまたはこの関与することを解放することを容易にするように構成された参加モジュールをさらに備える、請求項１７に記載の装置。
21. 前記トランシーバのうちの少なくとも１つが、
    前記移動体クーポンアプリケーションを取得することに関して、ユニキャストメッセージを遠隔デバイスに送信するように構成されるか、
    前記移動体クーポンアプリケーションを取得することに連携して、前記装置の特質もしくは前記装置に関連するユーザプロファイル情報の状態に基づいて、前記遠隔デバイスからユニキャストメッセージを受信するように構成されるか、または
    前記移動体クーポンアプリケーションを取得することに連携して、前記装置の一般的な特質もしくは前記装置のクラスに基づいて、前記遠隔デバイスからブロードキャストメッセージを受信するように構成される、請求項１７に記載の装置。
22. 前記ユーザインターフェースで前記変動特質を表示すること、
    前記移動体クーポンアプリケーションから前記変動特質を変更するための規則を抽出して前記ユーザインターフェースで前記規則を提示すること、または
    前記ユーザインターフェースで前記変動特質における差し迫った変更の聴覚的表示、視覚的表示、または触覚的表示を提供すること、
    のうちの少なくとも１つを行うように構成された動的評価モジュールをさらに備える請求項１７に記載の装置。
23. ユーザプロファイル、クーポン相互作用履歴、友人リスト、またはネットワークデータソースからのデータに基づいて、第２の移動体クーポンに対して前記移動体クーポンを分類するように構成されたソーシャルランク付けモジュールをさらに備える請求項１７に記載の装置。
24. 移動体クーポンの受信、交換、または買戻しに基づいて、ユーザクーポンポイントをユーザクーポンプロファイルと関連付けるように構成されたポイントメディエーションモジュールと、ここにおいて１つまたは複数のかかるクーポンポイントは移動体クーポンに関して交換され得る、
    前記ユーザクーポンプロファイルに関するユーザクーポンポイントの累積および消費を追跡するように構成されたポイント追跡モジュールと、
    をさらに備える請求項１７に記載の装置。
25. 前記移動体クーポンの目標移動体デバイスもしくは目標移動体クーポンデバイスとの交換を容易にするように構成され、かつ、オプションとして前記交換に基づいて第２の移動体クーポンの変動特質を更新するように、またはユーザプロファイルの常連クーポンポイントを調整するように構成された共有モジュールをさらに備える請求項１７に記載の装置。
26. 前記装置とクーポン配信デバイスの間の距離、前記移動体デバイスの位置、クーポン買戻しエンティティの位置、またはユーザプロファイル情報に少なくとも一部基づいて、前記移動体クーポンアプリケーションの受取りに条件を付けるように構成されたクーポン選択モジュールをさらに備える請求項１７に記載の装置。
27. 前記ユーザインターフェース上で前記移動体クーポンの独自のＩＤの視覚的表示を提供すること、
    前記移動体デバイスで前記独自のＩＤの聴覚的表示を提供すること、
    買戻しエンティティに対して、前記独自のＩＤの有線電子伝送もしくは無線電子伝送を提供すること、または
    前記移動体デバイスのユーザに関連するユーザプロファイルＩＤを前記買戻しエンティティに提供すること
    のうちの少なくとも１つを行うように構成された買戻しモジュールをさらに備える請求項１７に記載の装置。
28. 前記買戻しモジュールは、
    無線データ交換によって製品またはサービスを識別するデータを受信し、
    前記製品または前記サービスが伴う取引に連携して、前記移動体クーポンが買戻し可能かどうかを決定し、
    前記移動体クーポンの前記変動特質に基づいて、前記製品または前記サービスに関する修正された取引特質を表示するようにさらに構成される請求項２７に記載の装置。
29. 前記買戻しモジュールは、無線データ交換によって取引に関連した製品またはサービスに関するＩＤ情報を取得するようにさらに構成される請求項２７に記載の装置。
30. 前記買戻しモジュールは、前記移動体クーポンが前記取引のために買戻し可能である場合に、前記取引を容易にしている販売時点管理デバイスに移動体クーポン情報を提供するようにさらに構成される請求項２９に記載の装置。
31. 前記買戻しモジュールが、移動体ネットワークに結合し、前記移動体クーポンが前記取引のために買戻し可能である場合、移動体クーポン情報を用いてネットワークデータベースを更新するようにさらに構成され、前記ネットワークデータベースが、前記取引を容易にしている販売時点管理デバイスと関連付けられる、請求項２９に記載の装置。
32. 前記買戻しモジュールは、前記移動体クーポンの前記変動特質に少なくとも基づいて、前記取引に対する修正を反映する、更新された請求書を前記ネットワークデータベースから受信するようにさらに構成される請求項３１に記載の装置。
33. 移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された少なくとも１つのプロセッサであって、
    無線データ交換によって移動体クーポンアプリケーションを少なくとも一部取得するように構成された第１のモジュールと、ここにおいて前記アプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える、
    少なくとも前記変動特質の機能として、移動体デバイスのユーザインターフェースで前記移動体クーポンをブラウズすることを容易にするように構成された第２のモジュールと、
    前記移動体デバイスの前記ユーザインターフェースで前記移動体クーポンアプリケーションを実行することによって前記移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するように構成された第３のモジュールと、を備える少なくとも１つのプロセッサ。
34. 移動体デバイス向けの移動体クーポンを管理するように構成された装置であって、
    移動体クーポンアプリケーションを取得する無線データ交換を果たすための手段と、ここにおいて前記移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を備える、
    少なくとも前記変動特質の機能として、前記装置のユーザインターフェースで前記移動体クーポンをブラウズするための手段と、
    前記移動体デバイスの前記ユーザインターフェースで前記移動体クーポンアプリケーションを実行することによって前記移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示するための手段と、を備える装置。
35. コンピュータに、無線データ交換によって移動体クーポンアプリケーションを少なくとも一部取得させる少なくとも１つの命令と、ここにおいて前記移動体クーポンアプリケーションと統合された移動体クーポンは少なくとも１つの変動特質を含む、
    コンピュータに、少なくとも前記変動特質の機能として、移動体デバイスのユーザインターフェースで前記移動体クーポンをブラウズすることを容易にさせる少なくとも１つの命令と、
    コンピュータに、前記移動体デバイスの前記ユーザインターフェースで前記移動体クーポンアプリケーションを実行することによって前記移動体クーポンの音声またはビデオ表示を提示させる少なくとも１つの命令と、
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
36. 移動体デバイスで移動体クーポンの管理を容易にする方法であって、
    動的移動体クーポン（ＤＭＣ）の生成または配信のための規則を取得することと、
    移動体デバイスとの無線データ交換によって取得された所定の特質に一部基づいて前記移動体デバイスを目標デバイスとして識別することと、
    前記規則に基づいて前記ＤＭＣを前記移動体デバイスと関連付けることと、
    前記移動体デバイスで、前記ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいて前記ＤＭＣを分類して前記ＤＭＣのブラウジングを提供するクーポン管理アプリケーションに対する前記ＤＭＣまたは前記ＤＭＣのＩＤの伝送を容易にすることと、を備える方法。
37. 前記ＤＭＣに関する状態情報を取得および記憶すること、
    前記ＤＭＣの動的特質の現状もしくは価格を決定することに関するデータを提供または受信すること、あるいは
    ユーザプロファイル情報を取得して、前記ユーザプロファイル情報を有効化または更新すること、
    のうちの少なくとも１つを行う目的で、前記クーポン管理アプリケーションと同期するために、セキュアなチャネルまたはプライベートチャネルを用いることをさらに備える請求項３６に記載の方法。
38. 前記ＤＭＣのスポンサーが、前記規則を更新、追加、または削除するためのインターフェースを提供することをさらに備える請求項３６に記載の方法。
39. ユーザがユーザプロファイルを生成、有効化、または更新することを可能にすること、
    前記ＤＭＣに関連するスポンサー、製造会社、または小売業者が商用プロファイルを生成、有効化、または更新することを可能にすること、あるいは
    前記ＤＭＣを生成すること、送信すること、交換すること、もしくは買い戻すことに連携して、ユーザプロファイルまたは商用プロファイルを有効化すること、
    のうちの少なくとも１つを行うプロファイルインターフェースを提供することをさらに備える請求項３６に記載の方法。
40. 前記ＤＭＣを生成するための条件として、ユーザ、ＤＭＣサプライヤ、製造会社、または小売業者のプロファイルを有効化することをさらに備える請求項３６に記載の方法。
41. 前記移動体デバイスを識別することに連携して、前記移動体デバイスの位置、前記移動体デバイスまでの距離、時刻、ユーザプロファイル情報または商用プロファイル情報を用いることをさらに備える請求項３６に記載の方法。
42. ユーザＩＤを前記ユーザプロファイルと関連付け、前記ユーザが前記ユーザプロファイルを有効化もしくは更新することを可能にすることに連携してこの独自のユーザＩＤを有効化すること、または
    前記ＤＭＣスポンサー、製造会社、もしくは小売業者の商用ＩＤを前記商用プロファイルと関連付け、前記ＤＭＣスポンサー、製造会社、または小売業者が前記商用プロファイルを有効化するかもしくは更新することに連携して前記商用ＩＤを有効化すること、
    のうちの少なくとも１つをさらに備える請求項３９に記載の方法。
43. 前記ＤＭＣの伝送を容易にすることに連携して、前記移動体デバイスの一般的な特質もしくは移動体デバイスのクラスを利用するブロードキャストプッシュを用いること、または
    前記ＤＭＣの伝送を容易にすることに連携して、前記移動体デバイスの別個の特質もしくはユーザプロファイルを利用しているユニキャストプッシュを用いること、
    のうちの少なくとも１つのさらに備える請求項３６に記載の方法。
44. マルチメディア広告アプリケーションを前記ＤＭＣに組み込んで、前記移動体デバイスに対する前記マルチメディア広告アプリケーションの伝送を容易にすることをさらに備える請求項３６に記載の方法。
45. 取引に連携して、買戻しエンティティから前記ＤＭＣのＩＤを受信することと、
    前記ＩＤに少なくとも一部基づいて前記ＤＭＣの真正性を検証することと、
    前記ＤＭＣが真正であると検証された場合に、前記ＤＭＣの変動特質に基づいて前記取引の特質の修正を許可することと、
    前記修正された特質に少なくとも一部基づいて前記取引のスポンサーの払戻しを容易にすることと、
    をさらに備える請求項３６に記載の方法。
46. 取引に連携してユーザプロファイルＩＤおよび取引詳細を受信し前記ユーザプロファイルＩＤからユーザプロファイルを識別すること、
    前記識別されたユーザプロファイルから買戻し可能ＤＭＣを識別すること、
    前記取引詳細に少なくとも一部基づいて、前記買戻し可能ＤＭＣが、前記取引に適用可能かどうかを決定すること、
    前記買戻し可能ＤＭＣが前記取引に関係する場合に、前記買戻し可能ＤＭＣの変動特質に基づいて、前記ユーザプロファイルに関連するアカウントを更新すること、または
    前記買戻し可能ＤＭＣが買戻し可能であることを示すために、かかるＤＭＣの状態を更新すること、
    のうちの少なくとも１つをさらに備える請求項３６に記載の方法。
47. 移動体デバイスで移動体クーポンの管理を容易にする装置であって、
    ＤＭＣを受信するように、または前記ＤＭＣの生成もしくは配信のための規則を取得するように構成されたベンダーインターフェースと、
    移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて前記移動体デバイスを目標デバイスとして識別するように構成された通信プロセッサと、
    前記規則に基づいて前記移動体デバイス向けの前記ＤＭＣを生成するように構成されたメディエーションサーバと、
    前記移動体デバイスで前記ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいて前記ＤＭＣを分類して前記ＤＭＣのブラウジングを提供するクーポン管理アプリケーションに前記ＤＭＣもしくは前記ＤＭＣのＩＤを送信するように構成されたトランシーバと、
    を備える装置。
48. 前記ＤＭＣに関する状態情報を取得および格納すること、
    前記ＤＭＣの動的特質の現状もしくは価格を決定することに関するデータを提供または受信すること、あるいは
    ユーザプロファイル情報を取得して有効化エンティティで前記ユーザプロファイル情報を有効化または更新すること、
    のうちの少なくとも１つを行う目的で、前記クーポン管理アプリケーションと同期するために、セキュアなチャネルまたはプライベートチャネルを用いるように構成されたＤＭＣデータベースをさらに備える請求項４７に記載の装置。
49. 前記ベンダーインターフェースは、前記ＤＭＣのスポンサーが前記規則を更新、追加、または削除することを可能にする請求項４７に記載の装置。
50. ユーザがユーザプロファイルを生成、有効化、または更新することを可能にすること、
    前記ＤＭＣに関連するスポンサー、製造会社、もしくは小売業者が商用プロファイルを生成、妥当性検証、または更新することを可能にすること、あるいは
    前記ＤＭＣを生成すること、送信すること、交換すること、または買い戻すことに連携してユーザプロファイルもしくは商用プロファイルを有効化すること、
    のうちの少なくとも１つを行うように構成されたプロファイルインターフェースをさらに備える請求項４７に記載の装置。
51. 前記ＤＭＣを生成するための条件としてユーザ、ＤＭＣサプライヤ、製造会社、または小売業者のプロファイルを有効化するように構成されたクーポンメディエーションサーバをさらに備える請求項４７に記載の装置。
52. 前記所定の特質として、前記移動体デバイスの位置、前記移動体デバイスまでの距離、時刻、ユーザプロファイル情報、または商用プロファイル情報を用いるように構成されたフィルタリングモジュールをさらに備える請求項４７に記載の装置。
53. ユーザＩＤを前記ユーザプロファイルと関連付けて、前記ユーザが前記ユーザプロファイルを有効化もしくは更新することを可能にすることに連携して前記ユーザＩＤを有効化すること、あるいは
    前記ＤＭＣスポンサー、製造会社、もしくは小売業者の商用ＩＤを前記商用プロファイルと関連付けて、前記ＤＭＣスポンサー、前記製造会社、もしくは前記小売業者が前記商用プロファイルを有効化または更新することを可能にすることに連携して、前記商用ＩＤを有効化すること、
    のうちの少なくとも１つを行うように構成されたプロファイルメディエーションサーバをさらに備える、請求項５０に記載の装置。
54. 前記トランシーバおよび前記通信プロセッサが、
    前記ＤＭＣを送信することに連携して、前記移動体デバイスの一般的な特質もしくは移動体デバイスのクラスを利用しているブロードキャストプッシュを用いること、または
    前記ＤＭＣを送信することに連携して、前記移動体デバイスの別個の特質もしくはユーザプロファイルを利用しているユニキャストプッシュを用いること
    のうちの少なくとも１つを行う、請求項４７に記載の装置。
55. マルチメディア広告アプリケーションを前記ＤＭＣに組み込み、または前記マルチメディア広告アプリケーションを前記ＤＭＣの伝送に含むように構成された統合モジュールをさらに備える請求項４７に記載の装置。
56. 取引に連携して、買戻しエンティティから前記ＤＭＣのＩＤを受信し、
    前記ＩＤに少なくとも一部基づいて前記ＤＭＣの真正性を検証し、
    前記ＤＭＣが真正であると検証された場合、前記ＤＭＣの変動特質に基づいて、前記取引の特質の修正を許可し、
    前記修正された特質に少なくとも一部基づいて、前記取引のスポンサーの払戻しを容易にするように構成された、統合された買戻しモジュールをさらに備える請求項４７に記載の装置。
57. 取引に連携してユーザプロファイルＩＤおよび取引詳細を受信し前記ユーザプロファイルＩＤからユーザプロファイルを識別すること、
    前記識別されたユーザプロファイルから買戻し可能なＤＭＣを識別するためにＤＭＣデータベースを探索すること、
    前記取引詳細に少なくとも一部基づいて、前記買戻し可能ＤＭＣが、前記取引に適用可能かどうかを決定すること、
    前記買戻し可能ＤＭＣが前記取引に適用可能である場合、前記買戻し可能ＤＭＣの変動特質に基づいて、前記ユーザプロファイルに関連するアカウントを更新すること、または
    買戻し可能ＤＭＣが買い戻されていることを示すために、かかるＤＭＣの状態を更新すること、
    のうちの少なくとも１つを行うように構成されたサーバ買戻しエンティティをさらに備える請求項４７に記載の装置。
58. 移動体デバイス向けのＤＭＣの管理を容易にするように構成された少なくとも１つのプロセッサであって、
    ＤＭＣの生成または配信のための規則を取得するように構成された第１のモジュールと、
    移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて移動体デバイスを目標デバイスとして識別するように構成された第２のモジュールと、
    前記ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいて前記ＤＭＣを分類して前記ＤＭＣのブラウジングを提供する前記移動体デバイスでのクーポン管理アプリケーションに対する前記ＤＭＣまたは前記ＤＭＣのＩＤの伝送を容易にするように構成された第３のモジュールと、を備える少なくとも１つのプロセッサ。
59. 移動体デバイス向けのＤＭＣの管理を容易にするように構成された装置であって、
    ＤＭＣの生成または配信のための規則を取得するための手段と、
    前記移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて移動体デバイスを目標デバイスとして識別するための手段と、
    前記移動体デバイスで前記ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいて前記ＤＭＣを分類して前記ＤＭＣのブラウジングを提供するクーポン管理アプリケーションに対する前記ＤＭＣまたは前記ＤＭＣのＩＤの伝送を容易にするための手段とを備える装置。
60. コンピュータにＤＭＣの生成または配信のための規則を取得させるために実行可能な少なくとも１つの命令と、
    移動体デバイスとの無線データ交換によって少なくとも一部取得された所定の特質に一部基づいて前記移動体デバイスを目標デバイスとして識別させるように構成された少なくとも１つの命令と、
    コンピュータに、前記移動体デバイスで前記ＤＭＣの少なくとも１つの特質に基づいて前記ＤＭＣを分類して前記ＤＭＣのブラウジングを提供するクーポン管理アプリケーションに対する前記ＤＭＣまたは前記ＤＭＣのＩＤの伝送を容易にさせるように構成された少なくとも１つの命令と、
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。

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