JP2001216449A - 電子クーポン送付方法、電子クーポン回収方法、電子クーポン送付システム、電子クーポン回収システム、無線基地局及び無線携帯端末 - Google Patents

電子クーポン送付方法、電子クーポン回収方法、電子クーポン送付システム、電子クーポン回収システム、無線基地局及び無線携帯端末

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JP2001216449A
JP2001216449A JP2000025473A JP2000025473A JP2001216449A JP 2001216449 A JP2001216449 A JP 2001216449A JP 2000025473 A JP2000025473 A JP 2000025473A JP 2000025473 A JP2000025473 A JP 2000025473A JP 2001216449 A JP2001216449 A JP 2001216449A
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electronic coupon
wireless
coupon
base station
terminal
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JP2000025473A
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Takeshi Saito
健 斉藤
Yoshiaki Takahata
由彰 高畠
Mikio Hashimoto
幹生 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロバイダを介さずに業者側の機器と個
人の機器との間で電子クーポンの送受を可能とする電子
クーポン送付システムを提供すること。 【解決手段】 無線LANを介して無線基地局102か
ら無線携帯端末105へ端末IDの通知を要求し、無線
LANを介して無線携帯端末105から無線基地局10
2へ端末IDを通知し、無線基地局102からクーポン
サーバ104へ通知された端末IDを持つ無線携帯端末
が電子クーポンの送付対象か否かの調査を要求し、サー
バ装置104から無線基地局102へ調査の結果を通知
し、通知された調査の結果が電子クーポンの送付対象で
ある旨を示すものである場合に、無線LANを介して無
線基地局102から無線携帯端末105へ電子クーポン
を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗等に配置され
る電子クーポン送付システム及び電子クーポン回収シス
テム、これを構成する無線基地局及び無線携帯端末、並
びにそれらの電子クーポン送付方法及び電子クーポン回
収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の無線技術の進展に伴い、携帯電話
や無線LANを用いたパソコン間の通信が急速に普及し
ている。現在の主なアプリケーションは、いわゆる電話
や、インターネットアクセス、または通常のイーサネッ
ト(登録商標)LANなどで行われているオフィスネッ
トワークのアプリケーションである。
【0003】一方、最近の携帯電話やPDAの普及は、
「一人一台」の携帯電話を実現した。今後は、この携帯
機器の機能の充実が予測される。これまで、無線通信機
能を持った携帯機器の用途は、(1)通信プロバイダ
(通信キャリア)を介した、公衆網通信(音声電話や、
インターネットアクセス等)、(2)個人(あるいは部
署内)の機器間での通信(パソコンとプリンタの接続な
ど)であった。
【0004】今後は、これに加えて、(3)通信プロバ
イダを介さない、個人の機器と事業者の機器間の通信、
が予想される。例えば、一般大衆を対象とする店舗(例
えば、スーパーやコンビニエンスストア等)にとって、
上記携帯機器に対して、無線通信機能を使って、広告や
割引クーポン、各種情報などを送る等のアプリケーショ
ンは魅力的であると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は(3)を実現するための技術は確立されておらず、広
告やクーポンや各種情報を携帯端末に送付する仕組みは
いまだ無い。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、通信プロバイダを介さずに事業者等の側のシステ
ムと利用者側の機器との間で電子クーポンの送受を可能
とする電子クーポン送付方法、電子クーポン回収方法、
電子クーポン送付システム、電子クーポン回収システ
ム、無線基地局及び無線携帯端末を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
無線LANの無線基地局から無線携帯端末へ電子クーポ
ンを送付する電子クーポン送付方法であって、前記無線
LANを介して前記無線基地局から前記無線携帯端末
へ、該無線携帯端末の端末識別子の通知を要求し、前記
無線LANを介して前記無線携帯端末から前記無線基地
局へ、該無線携帯端末の端末識別子を通知し、前記無線
基地局からサーバ装置へ、通知された前記端末識別子を
持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か否かの調
査を要求し、この調査の結果が、前記端末識別子を持つ
無線携帯端末が電子クーポンの送付対象である旨を示す
ものである場合に、前記サーバ装置から前記無線基地局
へ、前記調査の結果を通知し、前記無線LANを介して
前記無線基地局から前記無線携帯端末へ、電子クーポン
を送信することを特徴とする。
【0008】本発明(請求項2)は、無線携帯端末から
無線LANの無線基地局へ電子クーポンを回収する電子
クーポン回収方法であって、前記無線LANを介して前
記無線基地局から前記無線携帯端末へ、該無線携帯端末
の端末識別子の通知を要求し、前記無線LANを介して
前記無線携帯端末から前記無線基地局へ、該無線携帯端
末の端末識別子を通知し、前記無線基地局からサーバ装
置へ、通知された前記端末識別子を持つ無線携帯端末が
電子クーポンの回収対象か否かの調査を要求し、この調
査の結果が、前記端末識別子を持つ無線携帯端末が電子
クーポンの回収対象である旨を示すものである場合に、
前記サーバ装置から前記無線基地局へ、前記調査の結果
を通知し、前記無線LANを介して前記無線基地局と前
記無線携帯端末との間で正当性を有する電子クーポンを
回収するための処理を行うことを特徴とする。
【0009】本発明(請求項3)は、情報を管理するサ
ーバ装置及び少なくとも1つの無線LANの無線基地局
を備え、無線LANを用いて無線携帯端末に電子クーポ
ンを送付する電子クーポン送付システムであって、前記
無線基地局は、前記無線LANを介して無線携帯端末へ
端末識別子の通知を要求する第1の要求メッセージを送
信する手段と、前記無線LANを介して無線携帯端末か
ら端末識別子を含む第1の応答メッセージを受信する手
段と、受信した前記第1の応答メッセージに含まれる前
記端末識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付
対象か否かの調査を要求する第2の要求メッセージを前
記サーバ装置に送信する手段と、前記サーバ装置から前
記第2の要求メッセージに対する調査結果を含む第2の
応答メッセージを受信する手段と、受信した前記第2の
応答メッセージに、前記端末識別子を持つ無線携帯端末
が電子クーポンの送付対象である旨を示す調査結果が含
まれる場合に、前記無線LANを介して該無線携帯端末
に電子クーポンを送信する手段とを備え、前記サーバ装
置は、前記無線基地局からの前記第2の要求メッセージ
を受信する手段と、電子クーポンの送付対象とする無線
携帯端末の端末識別子に関する情報を参照して、受信し
た前記第2の要求メッセージに含まれる前記端末識別子
を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か否かを
調査する手段と、この調査結果を含む第2の応答メッセ
ージを前記無線基地局に送信する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0010】好ましくは、前記無線携帯端末は、前記無
線LANを介して前記無線基地局から前記第1の要求メ
ッセージを受信する手段と、前記第1の要求メッセージ
を受信した場合、前記無線LANを介して前記無線基地
局へ自端末の端末識別子を含む第1の応答メッセージを
送信する手段と、前記無線LANを介して前記無線基地
局から電子クーポンを受信する手段と、受信した前記電
子クーポンを蓄積する手段とを備えるようにしてもよ
い。
【0011】好ましくは、前記無線基地局は、受信した
前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末識別子を
持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象である場合
に、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送信すべき電子
クーポンを示すクーポン識別子の送信を要求する第3の
要求メッセージを前記サーバ装置に送信する手段と、前
記サーバ装置から前記クーポン識別子を含む第3の応答
メッセージを受信する手段とを更に備え、前記サーバ装
置は、前記無線基地局からの前記第3の要求メッセージ
を受信する手段と、受信した前記第3の要求メッセージ
に含まれる前記端末識別子に基づいて、該端末識別子を
持つ無線携帯端末に送信すべき電子クーポンを示すクー
ポン識別子を決定する手段と、決定した前記クーポン識
別子を含む第3の応答メッセージを前記無線基地局に送
信する手段とを更に備え、前記無線基地局は、受信した
前記第3の応答メッセージに含まれる前記クーポン識別
子に基づいて電子クーポンを送信するようにしてもよ
い。
【0012】好ましくは、前記無線基地局は、前記無線
LANを介して前記無線携帯端末へ表示コンテンツ記述
方式の通知を要求する第4の要求メッセージを送信する
手段と、前記無線LANを介して前記無線携帯端末から
表示コンテンツ記述方式を示す情報を含む第4の応答メ
ッセージを受信する手段とを更に備え、前記第4の応答
メッセージに含まれる前記表示コンテンツ記述方式によ
り記述された表示コンテンツを含む電子クーポンを送信
するようにしてもよい。
【0013】好ましくは、前記無線基地局は、受信した
前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末識別子を
持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象である場合
に、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送信すべき電子
クーポンのデータの送信を要求する第5の要求メッセー
ジを前記サーバ装置に送信する手段と、前記サーバ装置
から前記電子クーポンのデータを受信する手段とを更に
備え、前記サーバ装置は、前記無線基地局からの前記第
5の要求メッセージを受信する手段と、受信した前記第
5の要求メッセージに含まれる前記端末識別子に基づい
て、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送信すべき電子
クーポンを示すクーポン識別子を決定する手段と、決定
した前記クーポン識別子により示される電子クーポンの
データを前記無線基地局に送信する手段とを更に備える
ようにしてもよい。
【0014】好ましくは、前記無線基地局は、前記無線
LANを介して前記無線携帯端末へ表示コンテンツ記述
方式の通知を要求する第4の要求メッセージを送信する
手段と、前記無線LANを介して前記無線携帯端末から
表示コンテンツ記述方式を示す情報を含む第4の応答メ
ッセージを受信する手段とを更に備え、前記第1の応答
メッセージに含まれる前記端末識別子及び前記第4の応
答メッセージに含まれる前記表示コンテンツ記述方式を
示す情報を含み、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送
信すべき電子クーポンのデータの送信を要求する第6の
要求メッセージを前記サーバ装置に送信する手段と、前
記サーバ装置から前記電子クーポンのデータを受信する
手段とを更に備え、前記サーバ装置は、前記無線基地局
からの前記第6の要求メッセージを受信する手段と、受
信した前記第6の要求メッセージに含まれる前記端末識
別子に基づいて、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送
信すべき電子クーポンを示すクーポン識別子を決定する
手段と、決定した前記クーポン識別子により示される電
子クーポンであって且つ前記表示コンテンツ記述方式に
より記述された表示コンテンツを含む電子クーポンのデ
ータを前記無線基地局に送信する手段とを更に備えるよ
うにしてもよい。
【0015】好ましくは、前記無線携帯端末は、前記無
線LANを介して前記無線基地局から前記第4の要求メ
ッセージを受信する手段と、前記第4の要求メッセージ
を受信した場合、前記無線LANを介して前記無線基地
局へ自端末の表示コンテンツ記述方式を示す情報を含む
第4の応答メッセージを送信する手段と、受信した電子
クーポンに含まれる前記表示コンテンツ記述方式により
記述された表示コンテンツを表示画面に表示する手段と
を備えるようにしてもよい。
【0016】好ましくは、前記電子クーポンは、少なく
とも、該電子クーポンを一意に識別するためのクーポン
識別子と、該電子クーポンに関する表示コンテンツを含
むようにしてもよい。
【0017】好ましくは、前記電子クーポンは、該電子
クーポンの使用期限に関する制御情報をも含むようにし
てもよい。
【0018】好ましくは、前記電子クーポンは、該電子
クーポンのデータのうち改ざんから保護すべきものを少
なくとも含む部分を、前記無線基地局およびまたは前記
サーバ装置内に外部から知られることなく保持されてい
る鍵を用いて暗号化して得られる、電子署名をも含むよ
うにしてもよい。
【0019】好ましくは、前記電子クーポンは、該電子
クーポンのデータのうち改ざんから保護すべきものを少
なくとも含む部分および該電子クーポンを送信すべき無
線携帯端末の端末識別子を、前記無線基地局およびまた
は前記サーバ装置内に外部から知られることなく保持さ
れている鍵を用いて暗号化して得られる、電子署名をも
含むようにしてもよい。
【0020】本発明(請求項14)は、情報を管理する
サーバ装置及び少なくとも1つの無線LANの無線基地
局を備え、無線LANを用いて無線携帯端末から電子ク
ーポンを回収する電子クーポン回収システムであって、
前記無線基地局は、前記無線LANを介して無線携帯端
末へ端末識別子の通知を要求する第1の要求メッセージ
を送信する手段と、前記無線LANを介して無線携帯端
末から端末識別子を含む第1の応答メッセージを受信す
る手段と、受信した前記第1の応答メッセージに含まれ
る前記端末識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの
回収対象か否かの調査を要求する第2の要求メッセージ
を前記サーバ装置に送信する手段と、前記サーバ装置か
ら前記第2の要求メッセージに対する調査結果を含む第
2の応答メッセージを受信する手段と、受信した前記第
2の応答メッセージに、前記端末識別子を持つ無線携帯
端末が電子クーポンの回収対象である旨を示す調査結果
が含まれる場合に、前記無線LANを介して該無線携帯
端末に回収対象とする電子クーポンの呈示を要求する第
3の要求メッセージを送信する手段と、前記無線LAN
を介して無線携帯端末から少なくとも回収対象とする電
子クーポンを特定可能な情報および該電子クーポンの正
当性の検証に必要なデータを含む第3の応答メッセージ
を受信する手段と、少なくとも受信した前記第3の応答
メッセージに含まれる前記電子クーポンを特定可能な情
報および該電子クーポンの正当性の検証に必要なデータ
を含み、該電子クーポンの正当性の確認を要求する第4
の要求メッセージを前記サーバ装置に送信する手段と、
前記サーバ装置から前記第4の要求メッセージに対する
確認結果を含む第4の応答メッセージを受信する手段
と、受信した前記第4の応答メッセージに、前記電子ク
ーポンが正当である旨を示す確認結果が含まれる場合
に、前記無線LANを介して該無線携帯端末に回収対象
とする前記電子クーポンのデータの消去を指示する第5
の要求メッセージを送信する手段とを備え、前記サーバ
装置は、前記無線基地局からの前記第4の要求メッセー
ジを受信する手段と、受信した前記第2の要求メッセー
ジに含まれるデータに基づいて、前記電子クーポンの正
当性を確認する手段と、この確認結果を含む第4の応答
メッセージを前記無線基地局に送信する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0021】好ましくは、前記サーバ装置は、前記確認
の結果、前記電子クーポンが正当であった場合に、レジ
スタ装置に、該電子クーポンに対応するサービス処理を
指示する手段を更に備えるようにしてもよい。
【0022】好ましくは、前記第3及び第4の要求メッ
セージには、電子クーポンのデータのうち改ざんから保
護すべきものを少なくとも含む部分を、前記サーバ装置
内に外部から知られることなく保持されている鍵と同一
の鍵を用いて暗号化して得られた、電子署名、および該
電子署名を検証するためのデータを含み、前記サーバ装
置は、前記電子署名の検証によって、前記電子クーポン
の正当性を確認するようにしてもよい。
【0023】好ましくは、前記第3及び第4の要求メッ
セージには、電子クーポンのデータのうち改ざんから保
護すべきものを少なくとも含む部分および該電子クーポ
ンを送信すべき無線携帯端末の端末識別子を、前記サー
バ装置内に外部から知られることなく保持されている鍵
と同一の鍵を用いて暗号化して得られた、電子署名、該
電子署名を検証するためのデータを含み、前記サーバ装
置は、前記電子署名の検証によって、前記電子クーポン
の正当性を確認するようにしてもよい。
【0024】好ましくは、回収対象とされる前記電子ク
ーポンは、前記無線携帯端末の表示画面に表示されてい
る電子クーポンであり、前記無線携帯端末は、前記第5
の要求メッセージを受信した場合、前記表示画面に表示
されている電子クーポンのデータを記憶手段から消去す
るようにしてもよい。
【0025】本発明(請求項19)は、無線LANを用
いて無線携帯端末に電子クーポンを送付するための無線
基地局であって、前記無線LANを介して無線携帯端末
へ端末識別子の通知を要求する要求メッセージを送信す
る手段と、前記無線LANを介して無線携帯端末から端
末識別子を含む応答メッセージを受信する手段と、受信
した前記応答メッセージに含まれる前記端末識別子を持
つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か否かを調査
するための手段と、この調査の結果、前記端末識別子を
持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象であった場
合に、前記無線LANを介して該無線携帯端末に電子ク
ーポンを送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】本発明(請求項20)は、無線LANを用
いて無線携帯端末から電子クーポンを回収するための無
線基地局であって、前記無線LANを介して無線携帯端
末へ端末識別子の通知を要求する要求メッセージを送信
する手段と、前記無線LANを介して無線携帯端末から
端末識別子を含む応答メッセージを受信する手段と、受
信した前記応答メッセージに含まれる前記端末識別子を
持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象か否かを調
査するための手段と、この調査の結果、前記端末識別子
を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象であった
場合に、前記無線LANを介して該無線携帯端末に回収
対象とする電子クーポンの呈示を要求する要求メッセー
ジを送信する手段と、前記無線LANを介して無線携帯
端末から少なくとも回収対象とする電子クーポンを特定
可能な情報を含む応答メッセージを受信する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0027】好ましくは、少なくとも一方向からの無線
信号をシールドする無線シールド部を有するようにして
もよい。
【0028】本発明(請求項22)に係る無線携帯端末
は、店舗内に配置された無線LANの基地局と通信する
ための通信手段と、前記通信手段により前記無線LAN
を介して前記無線基地局との間で、前記店舗により発行
される、電子クーポンの送付を受けるための処理を行う
手段と、前記通信手段により前記無線LANを介して前
記無線基地局から受け取った前記電子クーポンを蓄積す
る手段と、自端末内に蓄積されている前記電子クーポン
に含まれる表示コンテンツを自端末に付随する表示画面
に表示する手段と、前記通信手段により前記無線LAN
を介して前記無線基地局との間で、前記店舗において使
用可能な、自端末内に蓄積された前記電子クーポンを使
用するための処理を行う手段と、使用された前記電子ク
ーポンを自端末内から消去するための処理を行う手段と
を備えたことを特徴とする。
【0029】なお、装置やシステムに係る本発明は方法
に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置や
システムに係る発明としても成立する。また、システム
に係る本発明は無線携帯端末に係る発明や無線基地局に
係る発明やサーバ装置に係る発明としても成立する。ま
た、各発明に係るサブクレームは他の発明に係るサブク
レームとしても成立する。
【0030】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0031】本発明では、電子クーポンの送付の際に
は、無線LANを介して無線基地局から無線携帯端末へ
端末識別子の通知を要求し、無線LANを介して無線携
帯端末から無線基地局へ端末識別子を通知し、無線基地
局からサーバ装置へ通知された端末識別子を持つ無線携
帯端末が電子クーポンの送付対象か否かの調査を要求
し、サーバ装置から無線基地局へ調査の結果を通知し、
この調査の結果が電子クーポンの送付対象である旨を示
すものである場合に無線LANを介して無線基地局から
無線携帯端末へ電子クーポンを送信する。本発明では、
電子クーポンの回収の際には、無線LANを介して無線
基地局から無線携帯端末へ端末識別子の通知を要求し、
無線LANを介して無線携帯端末から無線基地局へ端末
識別子を通知し、無線基地局からサーバ装置へ通知され
た端末識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収
対象か否かの調査を要求し、サーバ装置から無線基地局
へ調査の結果を通知し、この調査の結果が電子クーポン
の回収対象である旨を示すものである場合に無線LAN
を介して無線基地局と無線携帯端末との間で正当性を有
する電子クーポンを回収するための処理を行う。このよ
うな本発明によれば、通信プロバイダを介さずに事業者
等の側のシステムと利用者側の無線携帯端末との間で電
子クーポンの送受が可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0033】本実施形態では、例えばいわゆる割引クー
ポンやサービスクーポンなどのように通常一定の条件に
従って呈示等することによって一定の割引、無償譲受、
優待あるいは特典等を受けることができるような券もし
くはこれに類するものを電子化したもの(情報)を、電
子クーポンと呼ぶ。なお、この電子クーポンには、必要
な情報を付加しあるいは暗号技術等を利用することによ
って、種々の機能を付与することができる。
【0034】本実施形態では、電子クーポンの配布等を
行い、また電子クーポンの呈示等を受け該当する割引や
無償譲渡等を行う施設として、例えば種々の物を販売す
る店舗や種々のサービスを有償で提供する店舗や種々の
物を賃貸する店舗等(具体例としては、スーパーマーケ
ットやコンビニエンスストアやそれらに類するものの
他、書店、ファーストフード店、美容院、レンタルビデ
オ店など、多くの種類の店が該当する)を想定して説明
する。以下では、店舗や客というような言葉を使ってこ
の実施の形態を説明するが、もちろん本発明は店舗以外
や営利目的以外の施設もしくは場所などにも適用可能で
ある。
【0035】本実施形態では、ある施設等を利用する
(全てのもしくは一定の条件を満たす)者、例えば店舗
内に居る(全てのもしくは一定の条件を満たす)客を対
象として、電子クーポンを、電子的に配布/回収するも
のである。店舗側システムから電子クーポンを配布/回
収する対象となる装置は、客の所持する携帯型の装置で
ある。この携帯型の装置は、携帯電話やPDA等のよう
に本来の機能を持つ装置に電子クーポンのための機能を
付加したものでもよいし、電子クーポン専用の装置でも
よいが、以下では、それらを総称して携帯端末と呼ぶ。
【0036】本実施形態では、店舗側システムと客の所
持する携帯端末との間での電子クーポンの送受信に用い
る通信メディアには、いわゆる無線LANを用いるもの
としている。以下では、無線LANシステムの一つであ
るBluetoothを用いた場合を想定して説明する
が、もちろん本発明はBluetooth以外の無線L
ANシステムでも実施可能である。なお、blueto
othは、携帯端末に広く内蔵されることが期待されて
いる無線方式であり、近距離のワイヤレス通信を司るも
のである(例えば「http://www.bluet
oth.com」に詳しく開示されている)。
【0037】以下では、電子クーポンの送付/回収を小
売店舗のレジスタと関連付けたシステムの例を中心とし
て説明する。
【0038】図1に、本実施形態に係る電子クーポンサ
ービスシステムの構成例を示す。
【0039】この電子クーポンサービスシステムは、レ
ジスタ101、店舗内に居る客の所持する携帯端末(無
線携帯端末)105との間で電子クーポンに関するやり
取りを行うための無線基地局102、電子クーポンに関
する情報等を管理するクーポンサーバ104、イーサネ
ット103を備えている。例えば、店舗内のいわゆるレ
ジもしくは会計と呼ばれるエリアにある机100に、レ
ジスタ101と無線基地局102が配置され、このエリ
ア内もしくは店の奥の管理室等に、クーポンサーバ10
4が配置され、それらがイーサネット103で接続され
ている。
【0040】イーサネット上の通信は、昨今のコンピュ
ータ通信アプリケーション(例えばPOS処理アプリケ
ーション)の大半がTCP/IPベースになっているこ
とから、レジスタ101と無線基地局102とクーポン
サーバ104との間の通信は、これに従い、TCP/I
Pベースで行うものとする。
【0041】一方、無線基地局102と、店舗内に居る
客の所持する携帯端末105との間の通信は、blue
toothベースで行うものとする。このようにするこ
とにより、無線基地局102と携帯端末105との間の
通信は、ローカル通信により、すなわちいわゆるプロバ
イダ(通信キャリアや、インターネット・サービス・プ
ロバイダ等)を経由せずに行うことが出来るようにな
り、電子クーポンのやり取りにあたって通信料が発生し
ない等の利点がある。
【0042】なお、図1では、1組のレジスタ/無線基
地局を示しているが、もちろん店舗の規模等に応じて複
数組のレジスタ/無線基地局を接続することも可能であ
る。また、レジスタと無線基地局を1対1とする構成で
はなく、例えば複数のレジスタで1または複数の無線基
地局を共用する構成も可能である。また、例えば、クー
ポン送付専用の無線基地局を設けてもよい。
【0043】また、図1では、レジスタは、バーコード
による入力機能を持つものを想定しているが、バーコー
ド入力機能を持たないものであっても構わないし、ある
いはタッチパネルなどの他の入力デバイスによる入力機
能を持つものであってもよい。また、レジスタがいわゆ
るPOSの機能を備えてもよいし(この場合、クーポン
サーバがPOSサーバを兼ねてもよい)、POS機能を
備えなくてもよい。
【0044】図1には、レジスタ101の外観の例を示
している。
【0045】レジスタ101は、本来のレジスタの機能
(例えば、バーコードもしくはテンキー等による商品デ
ータもしくは金額データ等の入力機能、購入金額や税金
や釣り銭等の計算、商品関連情報の表示や印刷、紙幣・
硬貨の保管等)を有するものであるが、これに加えて、
本実施形態では、無線基地局102を経由した電子クー
ポンの送付処理および回収処理を起動するためのクーポ
ン送付ボタン111およびクーポン回収ボタン112が
付属している。
【0046】なお、これらボタンは、上記のように別々
のボタンでもよいし、1つのクーポン送付/回収ボタン
として用意されていてもよい。また、そのようなボタン
は、上記のようにレジスタ101に付属していてもよい
し、無線基地局102に付属していてもよいし、両方に
付属していてもよいし、他の装置に付属していてもよ
い。あるいは、クーポン送付ボタンを無線基地局102
に設け、クーポン回収ボタンをレジスタ101に設ける
ような構成も可能である。もちろん、ボタン以外の素子
であってもよいし、GUIもしくは音声入力等を利用し
てもよい。以下では、レジスタ101に、別々の送付ボ
タン111および回収ボタン112が用意されているも
のとして説明する。
【0047】図2に、無線基地局102の外観の例およ
びこの場合の携帯端末105との関係を示す。
【0048】無線基地局102は、外観的には、無線送
受信部121、無線シールド122、台座123にって
構成される。無線シールド122は、無線送受信部12
1〜携帯端末105間の無線通信と、外部の無線との干
渉を最小限に抑えるために用意されるものであり、外部
の無線(特に、本無線LANが使う周波数)を遮蔽する
役割を果たす。
【0049】すなわち、スーパーマーケットやコンビニ
エンスストア等においてレジ・エリアやその近傍等に電
子レンジが配置されていることが多いが、電子レンジは
世界の無線LANで一般的に使われる周波数である2.
4GHz帯を使って電磁波を発信することによって内容
物の加熱を行うものであるので、無線基地局102と携
帯端末105の無線通信にとっては電子レンジから発せ
られる電波は雑音源となってしまう。また、無線基地局
102が複数台並んでいる環境では、お互いが発する電
波同士が干渉してしまう可能性がある。そこで、本無線
シールド122は、この電子レンジや他の無線基地局等
からの無線外乱要因を最小限にすることを目的とするも
のである。
【0050】なお、図2では、ある1面(1方向)の遮
蔽を行った例を示しているが、2面(2方向、90度)
以上の遮蔽を行えば、より効果的である。
【0051】図3に、本実施形態の電子クーポンの構成
例を示す。
【0052】「端末表示画面記述部」は、当該電子クー
ポンに関する情報を記述した部分であって、表示画面へ
の表示を可能とする情報である。
【0053】この情報の内容としては、種々のものを設
定可能である。例えば、当該電子クーポンに関する説明
を内容とする文字およびまたは画像でもよい。また、店
舗もしくは商品などの宣伝情報を含んでいてもよい。ま
た、音声情報を含んでいてもよい。
【0054】また、この端末表示画面記述部は、システ
ム側から電子クーポンを送付する対象となった携帯端末
で表示可能な形式に応じた文法(例えば、コンパクトH
TML(C−HTML))によって記述されるのが好ま
しい。
【0055】「クーポンID」は、当該電子クーポンの
識別情報である。なお、電子クーポンは、最低限、クー
ポンIDからなるものとする。
【0056】クーポンサーバ104、無線基地局10
2、携帯端末105は、いずれも、クーポンIDをキー
として、電子クーポンに関する処理に必要な検索を行う
ようになっている。
【0057】「使用期限」は、当該電子クーポンの有効
期限である。なお、使用期限は、発行日時を基準とする
方法や、発行日時にかかわらず、予め定められた日時を
基準とする方法などがある。
【0058】「コピー制御情報」とは、当該電子クーポ
ンの携帯端末間でのコピーによる再配布に関する制御情
報で、例えば、コピーの可否を示す情報である。すなわ
ち、従来の紙のクーポンの場合には、クーポンをコピー
して人に譲渡するようなことは通常行われないが、デジ
タルデータである電子クーポンは、コピーにより完全に
同一のものを複製することが可能である。そこで、コピ
ー制御情報により、当該電子クーポンの携帯端末間での
コピーによる再配布に関する制御を行うことができる。
例えば、コピー制御情報がコピー可能を示す場合には当
該電子クーポンの携帯端末間でのコピーが可能であり、
コピー制御情報がコピー不可を示す場合にはコピー不可
である。
【0059】また、「コピー制御情報」を、当該電子ク
ーポンを携帯端末間で再配布可能な回数とすることもで
きる。この場合、例えば、最初に当該電子クーポンを取
得した携帯端末が、コピー可能数で示される回数だけ、
他の携帯端末に当該電子クーポンを再配布することが可
能となる。なお、この場合に、コピー制御情報=0はコ
ピーを不可を示すものとしてもよい。
【0060】なお、再配布可能であるがコピー回数に制
限があるような電子クーポンを扱う場合には、コピー回
数が制限に達した電子クーポンの携帯端末間での受け渡
しおよびまたはコピー回数制限に違反して携帯端末間で
受け渡しされた電子クーポンの使用を禁止するための機
能を設けるようにすればい。
【0061】なお、「コピー制御情報」の項目を設けず
に、常にコピー可能とする方法もある。同様に、「コピ
ー可能数」の項目を設けずに、常にコピー不可とする方
法もある。
【0062】また、上記の例では、携帯端末間で電子ク
ーポンのデータをコピーする場合であるが、一方の携帯
端末から他方の携帯端末へ電子クーポンのデータを転送
した際には、該一方の携帯端末においては該転送した電
子クーポンのデータを消去する方法も可能である。この
場合には、上記の「コピー制御情報」の代わりに、例え
ば、上記のような携帯端末間での電子クーポンの譲渡の
可否を示す「譲渡制御情報」を用いる。
【0063】「発行店舗」は、当該クーポンを最初に発
行した店舗のIDである。
【0064】「発行時刻」は、当該クーポンを最初に発
行した日時である。
【0065】ここで、図3のデータ・ファーマットにお
いて、端末表示画面記述部を除いた部分を、クーポン・
メイン・データと呼ぶものとする。クーポン・メイン・
データのフォーマットを適宜設定することによって、電
子クーポンの使用や携帯端末間での受け渡しなどに関す
る種々の制御を行うことができる。
【0066】また、クーポン・メイン・データ以外の部
分をクーポン・サブ・データと呼ぶものとする。図3の
例では、クーポン・サブ・データとして、端末表示画面
記述部を付加したものであるが、クーポン・サブ・デー
タのフォーマットを適宜設定することによって、電子ク
ーポンに種々の機能を付与することができる。なお、ク
ーポン・サブ・データは必須ではない。
【0067】クーポン・メイン・データのデータフォー
マットとして、XMLやC−HTMLを用いることも可
能である。この場合、クーポン・メイン・データとクー
ポン・サブ・データとを併せて全体で1つのXML文ま
たはC−HTML文としてクーポンサーバとやり取りす
ることが可能である。
【0068】図4に、無線基地局102の内部構成例を
示す。
【0069】図4に示されるように、無線基地局102
は、イーサネットによる通信のための処理を行うイーサ
ネットインタフェース(I/F)部201、無線LAN
による通信のための処理を行う無線インタフェース(I
/F)部202、電子クーポンに関するクーポンサーバ
との間でのやり取りのための処理を行うクーポンサーバ
通信処理部203、電子クーポンに関する携帯端末の間
でのやり取りのための処理を行う携帯端末通信処理部2
04、電子クーポンに関する情報を蓄積するクーポン生
成情報蓄積部205、電子クーポンに関する暗号処理を
行う暗号処理部206、対象の携帯端末の端末IDを蓄
積する端末ID蓄積部207を備えている。
【0070】クーポン生成情報蓄積部205に蓄積され
るクーポン生成情報は、例えば、クーポンIDと、当該
クーポンIDの電子クーポンを作成するもととなる情報
(例えば、図3のうちの未確定部分を除く情報)との組
からなるフォーマットを持つ。
【0071】クーポン生成情報は、例えば、事前にクー
ポンサーバあるいは他の管理サーバなどから配布され
る。
【0072】また、暗号処理部206には、外部から知
ることができないように鍵Kpが内蔵されている。ある
いは、クーポンサーバ104から無線基地局102の暗
号処理部206内に、鍵Kpが安全に取得される。
【0073】図5に、クーポンサーバ104の内部構成
例を示す。
【0074】図5に示されるように、クーポンサーバ1
04は、イーサネットによる通信のための処理を行うイ
ーサネットインタフェース部401、電子クーポンに関
する処理を行うクーポン処理部402、ユーザ管理情報
を記憶するユーザ管理情報記憶部403、クーポン管理
情報を記憶するクーポン管理情報記憶部404を備えて
いる。なお、ここでは、電子クーポンに関係する部分の
み示している。
【0075】図6に、ユーザ管理情報の構成例を示す。
【0076】「ユーザID」は、当該ユーザの識別情報
である。
【0077】「ユーザ属性情報」は、当該ユーザの住
所、氏名、年齢、性別などの個人情報である。
【0078】「端末ID」は、当該ユーザについて登録
された携帯端末の端末IDである。
【0079】「サービス情報」は、当該ユーザを、電子
クーポンの送付/回収の対象とするか否かを示す情報で
ある。例えば、いわゆるクーポン会員のみを電子クーポ
ンの送付/回収の対象とすることも可能であるし、原則
として全ての登録ユーザを送付/回収の対象とし、特定
のユーザ(例えば、当店の電子クーポンを利用しないと
いう意思表示をしたユーザ)のみ送付/回収の対象から
外すようにすることも可能である。
【0080】なお、サービス情報をより細分化して、例
えば、電子クーポン毎もしくは複数種類の電子クーポン
を纏めたグループ毎などに、電子クーポンの送付/回収
の対象とするか否かを示す情報を設定可能することもで
きる。例えば、クーポン会員にのみ送付する電子クーポ
ンと、全ての登録ユーザに送付する電子クーポンとを使
い分けることができる。
【0081】また、ここでは、ユーザ管理情報に端末I
Dが登録されており、かつ、電子クーポンの送付/回収
の対象であることをサービス情報が示していることを条
件に、当該携帯端末との間で電子クーポンの送付/回収
を行う場合の例を示しているが、例えば、ユーザ管理情
報に端末IDが登録されていることを条件に、当該携帯
端末との間で電子クーポンの送付/回収を行う場合に
は、「サービス情報」の項目は設けなくてもよい。
【0082】なお、ユーザ管理情報には、例えば、当該
ユーザに送付した電子クーポンに関する履歴情報、当該
ユーザが使用した電子クーポンに関する履歴情報、次に
要求があったときに当該ユーザに送付する電子クーポン
を示す情報もしくはそれを特定するための情報などのよ
うな、電子クーポンに関する種々の情報を含んでもよ
い。
【0083】また、ユーザ管理情報には、当該ユーザの
商品購入履歴情報、来店履歴情報などのような種々の情
報を含んでもよい。
【0084】一方、クーポン管理情報記憶部404に蓄
積されるクーポン管理情報は、例えば、クーポンID
と、当該クーポンIDの電子クーポンの内容を示す情報
との組からなるフォーマットを持つ。
【0085】電子クーポンの内容は、例えば、当該電子
クーポンが小売店における割引クーポンの場合におけ
る、当該電子クーポンの対象商品、割引金額といった情
報である。
【0086】また、この電子クーポンの内容を示す情報
に、当該電子クーポンの利用条件を示す情報を含めるこ
とも可能である。例えば、例えば、当該電子クーポンが
小売店における割引クーポンの場合における、当該電子
クーポンを適用可能な商品個数の上限を示す情報(例え
ば、同一商品が複数購入される場合に、そのうちの1個
のみが割引の対象となることを示す情報)などがある。
【0087】また、クーポン処理部402は、暗号処理
機能を持ち、外部から知ることができないように鍵Kp
(無線基地局と同一の鍵)を内蔵している。
【0088】図7に、携帯端末105の内部構成例を示
す。
【0089】図7に示されるように、携帯端末105
は、無線LANによる通信のための処理を行う無線LA
Nインタフェース部501、電子クーポンに関する処理
を行うクーポン処理部502、電子クーポンを蓄積する
電子クーポン蓄積部503、電子クーポンに関する情報
を表示可能とする表示部504を備えている。なお、こ
こでは、電子クーポンに関係する部分のみ示している。
【0090】図8に、レジスタ101の内部構成例を示
す。
【0091】図8に示されるように、レジスタ101
は、イーサネットによる通信のための処理を行うイーサ
ネットインタフェース部113、電子クーポンに関する
処理を行うクーポン処理部114、クーポン送付ボタン
111、クーポン回収ボタン112を備えている。な
お、ここでは、電子クーポンに関係する部分のみ示して
いる。
【0092】図9に、以上のような構成例において、シ
ステム側から電子クーポンを携帯端末に対して送付する
際のシーケンスの一例を示す。
【0093】まず、スーパーマーケットやコンビニエン
スストア等の店舗内において客が「この携帯端末にクー
ポンを送り込んで下さい」という旨の申し出を行って店
員に携帯端末105を渡し、店員が無線基地局102に
その携帯端末105を近づける(もしくは置くなどす
る)。あるいは、客が店員に上記申し出を行うととも
に、客自らが無線基地局102に携帯端末105を近づ
ける(もしくは置くなどする)。
【0094】次に、店員が、レジスタ101のクーポン
送付ボタン(図1参照)を押す(S1)。このクーポン
送付ボタンが押されることにより、携帯端末105への
電子クーポンの送付処理が開始される。
【0095】まず、レジスタ101は、クーポン送付ボ
タンが押されると、無線基地局102へ、クーポン送付
処理開始を指示するメッセージを送信する(S2)。
【0096】上記メッセージによりクーポン送付処理開
始を指示された無線基地局102は、携帯端末105に
対して、端末IDの要求を行う(S3)。
【0097】端末IDとは、携帯端末を一意に識別でき
る識別情報のことで、携帯端末毎に異なる値を持つ。端
末IDとしては、例えば、bluetoothアドレス
を用いることができる。ここでは、対象となった携帯端
末105の端末IDをxとする。
【0098】この要求を受けた携帯端末105は、端末
ID=xである旨のメッセージを無線基地局102に返
答する(S4)。
【0099】次に、無線基地局102は、端末ID=x
を返答した携帯端末105が、電子クーポン送付の対象
として登録されているかについて問い合わせるメッセー
ジをクーポンサーバ104に送信する(S5)。
【0100】この問い合わせのメッセージを受けたクー
ポンサーバ104は、端末ID=xをキーとして、自サ
ーバ内のユーザ管理情報を検索し、端末ID=xが登録
されており、かつ、サービス情報が「電子クーポンの送
付/回収の対象とする」ように登録されているかどうか
を調べる(S6)。登録されている場合には、登録され
ている旨のメッセージを無線基地局102に通知する。
登録されていない場合には、登録されていない旨のメッ
セージを通知する(S7)。
【0101】登録されていない旨の通知を受けた場合に
は、無線基地局102は、処理を終了する(必要に応じ
て他の装置に処理の終了を通知する)。
【0102】登録されている旨のメッセージを受ける
と、無線基地局102は、携帯端末115へ電子クーポ
ンを送付するための処理に入る。
【0103】まず、無線基地局102は、携帯端末10
5側に電子クーポンに関する機能が存在するか否かを調
べる。ここでは、この手続きをbluetoothのS
DP(サービス検出プロトコル)によって行うものとす
るが、これに限定されるものではない。
【0104】無線基地局102は、電子クーポンに関す
るサービスについてのサービス検索要求を、携帯端末1
05に送信する(S8)。このサービス検索要求を受信
した携帯端末105は、自端末内に電子クーポンに関す
るサービスが存在する場合には、該サービスが存在する
旨のメッセージを無線基地局102に応答し、存在しな
い場合には、該サービスが存在しない旨のメッセージを
応答する(S9)。
【0105】存在しない旨のメッセージを受けた場合に
は、無線基地局102は、処理を終了する(必要に応じ
て他の装置に処理の終了を通知する)。
【0106】存在する旨のメッセージを受けると、無線
基地局102は、クーポンサーバ104へ、この端末I
D=xの携帯端末105に対して送信すべき電子クーポ
ンを問い合わせるメッセージを送信する(S10)。
【0107】この問い合わせのメッセージを受けたクー
ポンサーバ104は、端末ID=xの携帯端末105に
送信すべき電子クーポンを決定する。
【0108】この決定の方法は、特定の方法に限定され
ないが、例えば、予め用意された所定のアルゴリズム
(プログラム)によって行う。また、その際に、ユーザ
管理情報やクーポン管理情報を使用してもよい。
【0109】他の方法として、ユーザ管理情報に、予め
求めた送付すべき電子クーポンに関する情報を設定して
おき、問い合わせのメッセージを受けたクーポンサーバ
104は、ユーザ管理情報を検索して、端末ID=xの
携帯端末105に送信すべき電子クーポンを求めるよう
にしてもよい。
【0110】次に、クーポンサーバ104は、送信すべ
き電子クーポンに関する情報(例えば、クーポンIDの
一覧情報)を含むメッセージを無線基地局102に対し
て送信する(S11)。ここでは、送信すべき電子クー
ポンが「クーポンID=A、B、Cの3種類の電子クー
ポン」であるものとする。
【0111】このメッセージを受けた無線基地局102
は、(この例では、クーポンID=A,B,Cの3種類
の電子クーポンを端末ID=xの携帯端末105へ送付
すべきことを認識し)、通知されたクーポンIDに従っ
て、送付すべき電子クーポンを作成する。
【0112】ここで、昨今の携帯端末は、物理的には液
晶画面、ソフト的にはブラウザを有しており、文字画面
もしくはマルチメディア画面の表示が可能になっている
が、表示コンテンツ記述形式(表示形式)としては、H
TML、コンパクトHTML(C−HTML)、WAP
等、種々の方法が乱立しているのが現状である。そこ
で、ここでは、携帯端末側の要求する表示コンテンツ記
述方式に合わせた端末表示画面記述部を含む電子クーポ
ンを無線基地局102側で作成するようにしている。
【0113】すなわち、まず、無線基地局102は、携
帯端末105へ、その表示画面がどのような記述方式の
表示コンテンツを表示可能であるかについて問い合わせ
るメッセージを送信する(S12)。
【0114】この問い合わせのメッセージを受信した携
帯端末105は、自端末でそのまま表示可能な表示コン
テンツ記述形式(もしくはその表示コンテンツ記述形式
に自端末で変換可能な他の表示コンテンツ記述形式)を
示す情報を含むメッセージを無線基地局102へ返信す
る(S13)。
【0115】無線基地局102は、電子クーポンの端末
表示画面記述部(図3参照)の記述形式として、この通
知された表示コンテンツ記述形式を採用することにな
る。ここでは、表示コンテンツ記述形式としてC−HT
MLが通知されたとすると、電子クーポンの端末表示画
面記述部はC−HTMLで記述されたものとなる。
【0116】なお、通知された表示コンテンツ記述形式
による端末表示画面記述部をこの時点で作成するように
してもよいし、予め各種の表示コンテンツ記述形式によ
る端末表示画面記述部を蓄積しておくようにしてもよ
い。
【0117】なお、携帯端末105から通知された表示
コンテンツ記述形式が用意できない場合には、処理を終
了する(必要に応じて他の装置に処理の終了を通知す
る)。
【0118】さて、以上のようにして電子クーポン作成
の準備が完了した無線基地局102は、後に詳述するよ
うにして、通知されたクーポンIDに対応する電子クー
ポンを作成する(S14)。
【0119】そして、無線基地局102は、作成した電
子クーポンを、bluetoothなどの無線LANを
介して、携帯端末105に送付する(S15)。
【0120】携帯端末105は、bluetoothな
どの無線LANを介して無線基地局102から受け取っ
た電子クーポンを蓄積する。
【0121】なお、上記手順は、適宜変更することが可
能であり、例えば、S5およびS10の要求等を1つの
メッセージで行い、S7およびS11の応答等を1つの
メッセージで行うことも可能である。また、例えば、S
3およびS8の要求等を1つのメッセージで行い、S8
およびS9の応答等を1つのメッセージで行うことも可
能である。
【0122】以下では、上記の無線基地局102におけ
る電子クーポンの作成について詳しく説明する。
【0123】まず、電子クーポンへの暗号処理の適用に
ついて説明する。
【0124】すなわち、電子クーポンは、平文データの
状態では、改ざん(例えば、有効期限の延長、割引金額
もしくは率の増加)などの不正行為が容易になる。通
常、電子クーポンには改ざんされたくないデータが含ま
れると想定されるので、電子クーポンに暗号技術を適用
して、不正を未然に防ぐようにするのが好ましい。
【0125】このための一つの方法として、本実施形態
では、電子署名を利用するものとする。すなわち、無線
基地局102は、図10(a)に示すように、作成した
電子クーポンの本体(例えば図3の全体)に、当該電子
クーポンの本体の全部のデータ(例えば図3の全体)も
しくは一部のデータ(例えば図3のクーポン・メイン・
データの部分)またはそのハッシュなどに対する電子署
名を付与して、これを携帯端末105に対して送付す
る。
【0126】電子署名は、例えば、電子クーポンの本体
の全部(pとする)またはその一部(p’とする)また
はそのハッシュ(f(p)もしくはf(p’)とする)
等に対して、クーポンサーバおよび無線基地局のみが知
り得る鍵(Kpとする)を用いて、一定の暗号アルゴリ
ズムにより生成したデータ([p]Kp、[p’]K
p、[f(p)]Kpもしくは[f(p’)]Kpな
ど)である。
【0127】なお、図3の場合、電子署名の対象とし
て、端末表示画面記述部を除外してもよい。これは、電
子クーポンの内容や有効期限やコピーの可否等はクーポ
ンID等が改ざんされていなければよいので、端末表示
画面記述部がかりに改ざんされたとしても問題ない場合
には、端末表示画面記述部もその対象としてしまうと、
電子署名の作成や確認の際に、計算時間や情報転送時間
に余計な手間がかかってしまうからである。
【0128】なお、図10(a)は、電子署名に端末I
Dを用いない方法であるが、図10(b)のように、電
子署名に、電子クーポンのデータに加えて、送付の対象
となった携帯端末の端末ID(この例ではx)をも用い
る方法もある。この場合、電子署名は、例えば、電子ク
ーポンの本体の全部または一部またはそのハッシュ等お
よび端末IDに対して、クーポンサーバおよび無線基地
局のみが知り得る鍵Kpを用いて、一定の暗号アルゴリ
ズム(例えば、暗号化)により生成したデータ([p,
x]Kp、[p’,x]Kp、[f(p,x)]Kpも
しくは[f(p’,x)]Kpなど)である。
【0129】このような電子署名を用いることにより、
携帯端末から電子クーポンの回収処理を行ったシステム
側では、電子クーポンに対して、上記の電子署名を作成
したときと同一の手順によって得られたデータが、該電
子クーポンに付加された電子署名のデータとが同一であ
ることを確認することによって、受け取った電子クーポ
ンが改ざんされていないことを確認することができる。
【0130】もしくは、受信した電子クーポンに付加さ
れた電子署名に同じ鍵Kpを用いて上記の一定の暗号ア
ルゴリズムの逆関数(例えば、復号化)を施して得たデ
ータと、上記の一定の暗号アルゴリズムを施す前段階の
データの求め方に従って受信した電子クーポンから得た
データ(すなわち、本体の全部または一部またはそのハ
ッシュ等(および端末ID))とを比較するようにして
もよい。
【0131】ところで、電子クーポンについては種々の
使い方が考えられる。例えば、(1)再配布が許された
電子クーポン(つまり、無線基地局から最初に電子クー
ポンを受信した携帯端末から該電子クーポンのデータを
他の携帯端末へ転送しても該他の携帯端末が該電子クー
ポンを使用可能とする方法)、(2)再配布が禁止され
た電子クーポン(つまり、無線基地局から最初に電子ク
ーポンを受信した携帯端末によってのみ該電子クーポン
を使用可能とする方法)、が考えられる。なお、前述し
たように、(1)においては、携帯端末間で電子クーポ
ンをコピーする方法と、電子クーポンの転送元の携帯端
末から該電子クーポンを消去する方法とがある。
【0132】上記の電子クーポンの使い方は、例えば、
(1)に対しては図10(a)の電子署名、(2)に対
しては図10(b)の電子署名によって対応することが
できる。
【0133】図10(a)においては、電子署名に携帯
端末の端末IDを確認する領域が無いため、どの携帯端
末にこの電子クーポンがあったとしても使用できる。す
なわち、端末ID=xの携帯端末から他の(端末ID≠
xの)携帯端末に該電子クーポンを転送すると、該他の
携帯端末も該電子クーポンを使用することができる。な
お、図10(a)の電子クーポンの場合、「このクーポ
ンはコピー可です」あるいは「再配布可能」というよう
な案内を携帯端末の表示画面に表示するようにしてもよ
い。
【0134】図10(b)においては、電子署名に当該
電子クーポンを最初に受領した携帯端末の端末ID=x
も含まれるので、電子クーポンを使用する携帯端末の端
末IDを使った電子署名の確認を行うアルゴリズムをシ
ステム側に用意しておくことにより、もしこの電子クー
ポン全体を、他の(端末ID≠xの)携帯端末に転送し
たとしても、電子署名には“ID=x”が反映されてい
るために、端末ID≠xの携帯端末では当該電子クーポ
ンを使用することができず、特定の携帯端末でのみ使用
できるクーポンを実現することが可能となる。なお、図
10(b)のクーポンの場合、「このクーポンはコピー
不可です」あるいは「あなたしかこのクーポンは使えま
せん」というような案内を携帯端末の表示画面に表示す
るようにしてもよい。
【0135】なお、再配布を禁止する電子クーポンにつ
いては、無線基地局から携帯端末への転送の際に、これ
を暗号化して転送してもよい。これにより、いわゆる盗
聴による別の携帯端末による電子クーポンの不正取得を
防ぐことが可能となる。
【0136】なお、図10(a)の場合も、図10
(b)の場合も、ユーザが電子クーポンを独自に電子的
に作成することができないようになっている。つまり、
本電子署名は、システム側のみが知りうる鍵を使って暗
号化しているため、この電子署名を作ることができるの
はシステム側のみである。
【0137】また、電子署名の作成に使用する鍵につい
ては、安全性の向上のため、店毎およびまたは時刻もし
くは時間帯毎などに異なる鍵の値を使用するようにして
もよい。あるいは、電子署名の作成ごとに鍵をランダム
に選択するようにしてもよい。
【0138】なお、ここでは、共通鍵暗号方式を例にと
っているが、もちろん、公開鍵暗号方式を用いることも
可能である。
【0139】また(1)の場合にも(2)の場合にも、
図10(a)の電子署名を用い、再配布の禁止について
は、他の仕組みで制御することも可能である(例えば、
再配布禁止の電子クーポンの携帯端末間での受け渡し自
体を不可とする方法を用いればよい)。
【0140】図11に、無線基地局102における電子
クーポンの生成手順の一例を示す。
【0141】ここでは、電子署名の対象として電子クー
ポンのクーポン・メイン・データの部分に対するハッシ
ュを用い、日付によって変化する鍵を用い、電子署名の
ための暗号処理には暗号化を用い、電子クーポンによっ
て図10(a)または図10(b)の方式を使い分ける
場合を例にとって説明する。この場合、クーポンサーバ
104が日付から鍵を探索する機能を持ち、クーポンサ
ーバ104から無線基地局102に安全に鍵が配送され
るものとする。また、電子クーポンのクーポン・メイン
・データの中に電子署名の検証のときに使用する鍵を特
定するための情報(例えば、電子クーポンの発行時刻で
共用される)を含むものとする。
【0142】まず、クーポンサーバ104から通知され
たクーポンIDおよび携帯端末105から通知された表
示コンテンツ記述形式をもとに、クーポン生成情報から
もととなる情報を得るとともに、その他の必要な情報
(例えば、日時データなど)を取得もしくは生成して、
電子クーポンの本体の部分(例えば、図3の全体)を作
成する(ステップS21)。
【0143】そして、作成した電子クーポンの・メイン
・データのハッシュ関数計算を行う(ステップS2
2)。
【0144】次に、クーポンサーバ104から日付に応
じた鍵データをセキュアに取得する(ステップS2
3)。
【0145】次に、例えばクーポン生成情報を参照する
かあるいはクーポンサーバ104から指示されることに
よって、電子署名に端末IDを使用するかどうか判断す
る(ステップS24)。
【0146】端末IDを使用する場合には、求めたハッ
シュ値および端末IDを、取得した鍵で暗号化して、電
子署名データを作成する(ステップS25)。一方、端
末IDを使用しない場合には、求めたハッシュ値を、取
得した鍵で暗号化して、電子署名データを作成する(ス
テップS26)。
【0147】そして、作成しておいた電子クーポンの本
体に、作成した電子署名を付加して、電子クーポンを完
成させる(ステップS25)。
【0148】以下では、携帯端末においてその内部に蓄
積された電子クーポンに関する情報を表示する機能につ
いて説明する。
【0149】図12は、配布された電子クーポンを、携
帯端末105の表示画面151に表示した様子の一例で
ある。例えば、図3の端末表示画面記述部を表示したも
のである。
【0150】ところで、携帯端末105は、複数の電子
クーポンを同時に蓄積することが可能である。複数の電
子クーポンとしては、同一系列店内でもしくは同一店舗
内でもしくは同一無線基地局から受信した異なるIDの
電子クーポンや、異なる系列店内でもしくは異なる店舗
内でもしくは異なる無線基地局から受信した電子クーポ
ンや、有効期限以外同一の電子クーポンや、受信時期の
異なる同一の電子クーポンなど、種々の場合がある。
【0151】図13は、複数の電子クーポンを携帯端末
において次々と表示画面に表示させる手順の一例であ
る。
【0152】なお、ここでは、携帯端末は、クーポン表
示指示のための特別な専用ボタンを持つものとする。も
ちろん、専用ボタンではなく、クーポン表示指示をGU
Iや音声認識などで行ってもよい。
【0153】まず、初期画面の状態において(ステップ
S31)、ユーザによりクーポン表示ボタンが押された
ならば(ステップS32)、所定の基準で選択された最
初の電子クーポンの端末表示画面記述部を表示する(ス
テップS33)。
【0154】また、ユーザにより再度クーポン表示ボタ
ンが押されたならば(ステップS34)、所定の基準で
選択された次の電子クーポンの端末表示画面記述部を表
示する(ステップS35)。
【0155】以下、同様に、クーポン表示ボタンが押さ
れるごとに、次々と電子クーポンの端末表示画面記述部
を表示する(ステップS34,S35)。
【0156】図14は、携帯端末においてクーポン表示
時に有効期限の過ぎたクーポンを消去する手順の一例で
ある。
【0157】すなわち、図13のような手順において、
クーポン表示が指示された際に、その電子クーポンの有
効期限をチェックし(ステップS41)、有効期限内な
らば通常の方法で表示し(ステップS42)、有効期限
を過ぎていれば、例えば、警告音とともおよびまたは特
別な表示方法にて表示する(ステップS43)。
【0158】あるいは、ステップS43において、警告
音とともおよびまたは特別な表示方法にて表示し、ユー
ザの確認入力をとった後に電子クーポン蓄積部503か
ら消去するようにしてもよい。
【0159】あるいは、ステップS43において、表示
を行わずに、自動的に電子クーポン蓄積部503から消
去するようにしてもよい。
【0160】また、ステップS42において、有効期限
の近付いている電子クーポンについて、警告音とともお
よびまたは特別な表示方法にて表示をしてもよい。
【0161】また、定期的に(自動的に)、有効期限の
過ぎた電子クーポンをチェックし、電子クーポン蓄積部
503から消去するようにしてもよい。
【0162】また、自動的に電子クーポンを電子クーポ
ン蓄積部503した場合には、消去した電子クーポンに
関する情報をユーザに呈示するようにしてもよい。
【0163】次に、図15に、システム側が携帯端末か
ら電子クーポンを回収する際のシーケンスの一例を示
す。
【0164】なお、ここでは、電子クーポンが商品購入
時に使用できる割引クーポンである場合を例にとって説
明する。また、商品購入時の本来のレジスタの機能とし
ての処理手順は、ここでは、省略している。もちろん、
電子クーポンがそれを呈示したものにある物品を無償譲
渡するようなものである場合も可能で、この場合には、
電子クーポンを回収する手順が、本来のレジスタの機能
との関連なしに、単独で動作することもある(電子クー
ポンを回収する手順が単独で動作する場合には、レジス
タではクーポン回収ボタンが使用されるだけのこともあ
る)。
【0165】まず、スーパーマーケットやコンビニエン
スストア等の店舗内において客が、「この携帯端末内の
クーポンを使いたい」という旨の申し出を行って店員に
携帯端末105を渡し、店員が無線基地局102にその
携帯端末105を近づける(もしくは置くなどする)。
あるいは、客が店員に上記申し出を行うとともに、客自
らが無線基地局102に携帯端末105を近づける(も
しくは置くなどする)。
【0166】ここで、携帯端末の表示画面にその端末表
示画面記述部が表示されている電子クーポンを、回収
(利用)の対象とするようにしてもよい。
【0167】すなわち、携帯端末内にもいくつかの電子
クーポンが蓄積されている場合があると考えられるが、
回収(利用)の対象となるのは、携帯端末の表示画面に
表示されている電子クーポンとすると、客や店員が確認
しやすく、内容も理解しやすい。また、客が、別のクー
ポンは別の店であるいは別の機会に使おうと考えている
場合もあると考えられ、表示されているクーポンのみを
回収するようにすれば、(たとえ有効期限内であったと
しても)客の意図しない電子クーポンを回収しまうこと
を防ぐことができるようになる。また、電子クーポンに
よるサービスを受けていることを客に意識させることが
でき、宣伝効果も得られる。
【0168】携帯端末の表示画面に表示されている電子
クーポンを、回収(利用)の対象とする場合には、客
は、携帯端末の表示画面に所望の電子クーポンを表示さ
せて呈示する。
【0169】次に、店員が、レジスタ101のクーポン
回収ボタン(図1参照)を押す(S101)。このクー
ポン回収ボタンが押されることにより、携帯端末105
からの電子クーポンの回収処理が開始される。
【0170】まず、レジスタ101は、クーポン回収ボ
タンが押されると、無線基地局102へ、クーポン回収
処理開始を指示するを指示するメッセージを送信する
(S102)。
【0171】上記メッセージによりクーポン回収処理開
始を指示された無線基地局102は、図9の場合と同様
に、携帯端末105に対して、端末IDの要求を行う
(S103)。この要求を受けた携帯端末105は、端
末ID=xである旨のメッセージを無線基地局102に
返答する(S104)。
【0172】次に、無線基地局102は、図9の場合と
同様に、端末ID=xを返答した携帯端末105が、電
子クーポン回収の対象として登録されているかについて
問い合わせるメッセージをクーポンサーバ104に送信
する(S105)。
【0173】この問い合わせのメッセージを受けたクー
ポンサーバ104は、図9の場合と同様に、端末ID=
xをキーとして、自サーバ内のユーザ管理情報を検索
し、端末ID=xが登録されており、かつ、サービス情
報が「電子クーポンの送付/回収の対象とする」ように
登録されているかどうかを調べる(S106)。登録さ
れている場合には、登録されている旨のメッセージを無
線基地局102に通知する。登録されていない場合に
は、登録されていない旨のメッセージを通知する(S1
07)。
【0174】登録されていない旨の通知を受けた場合に
は、無線基地局102は、処理を終了する(必要に応じ
て他の装置に処理の終了を通知する)。
【0175】なお、その客が電子クーポンのコピーをも
らっているような場合にはその客の携帯端末の端末ID
が店側に登録されている場合にのみ該電子クーポンが使
える、というような仕組みになっていてもよい。また、
客の携帯端末の端末IDが登録されていない場合には、
システム側からその場でその客にクーポン会員への加入
を促す(その場で会員登録をする)といったやり方も可
能である。
【0176】登録されている旨のメッセージを受ける
と、無線基地局102は、携帯端末115へ電子クーポ
ンを回収するための処理に入る。
【0177】まず、無線基地局102は、図9の場合と
同様に、無線基地局102は、電子クーポンに関するサ
ービスについてのサービス検索要求を、携帯端末105
に送信する(S108)。このサービス検索要求を受信
した携帯端末105は、自端末内に電子クーポンに関す
るサービスが存在する場合には、該サービスが存在する
旨のメッセージを無線基地局102に応答し、存在しな
い場合には、該サービスが存在しない旨のメッセージを
応答する(S109)。
【0178】存在しない旨のメッセージを受けた場合に
は、無線基地局102は、処理を終了する(必要に応じ
て他の装置に処理の終了を通知する)。
【0179】存在する旨のメッセージを受けると、無線
基地局102は、クーポンの回収を要求するメッセージ
を携帯端末へ送信する(S110)。
【0180】クーポン回収要求のメッセージを受け取っ
た携帯端末105は、その応答として、対象となってい
る電子クーポンについて、当該電子クーポンの全てのデ
ータ、もしくは、少なくとも、当該電子クーポンを特定
するために必要なデータおよび当該電子クーポンの正当
性を確認するために必要なデータ(例えば、電子クーポ
ンの本体のうちクーポン・メイン・データ、電子署名、
必要に応じて自端末の端末ID)を、無線基地局102
に対して送信する(S111)。
【0181】それらデータを受け取った無線基地局10
2は、当該電子クーポンを特定するために必要なデータ
および当該電子クーポンの正当性を確認するために必要
なデータ(例えば、電子クーポンの本体のうちクーポン
・メイン・データ、電子署名、端末ID)を、クーポン
サーバ104に対して送信する(S112)。
【0182】なお、前述のように、電子署名がクーポン
本体の端末画面表示記述部の内容をもその対象としてい
る場合は、クーポンサーバにおいて電子署名の再計算を
するために、端末画面表示記述部の内容も送信する必要
がある。ここでは、端末画面表示記述部は、ハッシュ関
数計算の対象から外れているものとする。
【0183】それらデータを受け取ったクーポンサーバ
104は、前述したような所定の方法によって、電子ク
ーポンの正当性の確認を行う。例えば、クーポン・メイ
ン・データから電子署名を計算し、これと受け取った電
子署名とを比較する。そして、それらが合致すれば、改
ざんなどがないことが確認され、クーポンの正当性を確
認できる。それらが合致しなければ、改ざんなどがあっ
たことが確認され、クーポンが正当でないことを確認で
きる。
【0184】なお、図10(b)のように特定の携帯端
末(例えば、端末ID=x)に限定した電子クーポンの
場合は、電子署名に端末ID=xが含まれているため、
もしこの電子クーポンを回収した携帯端末の端末IDが
電子署名に含まれていない場合には、電子クーポンの正
当性が確認できないものとして、その電子クーポンの使
用を拒むことも可能である。
【0185】さて、クーポンサーバ104は、対象とな
った電子クーポンの正当性が確認できた場合には、無線
基地局102に対して、クーポン正当性確認応答を返す
(S113)とともに、電子クーポンに該当する額の値
引きなり、サービスをするようにレジスタ101に通知
する(S114)。
【0186】クーポン正当性確認応答を受けた無線基地
局102は、該電子クーポンの消去要求を携帯端末10
5に対して送信する(S115)。これを受け取った携
帯端末105は、該当するクーポンを各種クーポン蓄積
部から消去し、表示画面からも消去する(S116)。
【0187】また、レジスタ101は、通知された内容
の値引きなり、サービスなりを反映する。
【0188】なお、クーポンサーバ104において、対
象となった電子クーポンが正当でないことが確認された
場合には、登録されていない旨の通知を受けた場合に
は、その旨の応答を無線基地局102に送信し、処理を
終了する(必要に応じて他の装置に処理の終了を通知す
る)。
【0189】なお、クーポン送付処理についても、上記
した例のように、商品購入時に行うようなシーケンスも
可能である。
【0190】また、例えば、商品購入時に購入金額計算
と関連付けてクーポン回収処理を行い、さらに購入商品
や購入金額等に応じた電子クーポンを送付する処理を行
うようなシーケンスも可能である。
【0191】これまでは携帯端末に送信する電子クーポ
ンデータの生成を無線基地局で行う場合を例にとって説
明してきたが、電子クーポンデータの生成をクーポンサ
ーバで行うことも可能である。
【0192】図16に、この場合における、システム側
から電子クーポンを携帯端末に対して送付する際のシー
ケンスの一例を示す。
【0193】まず、S201〜S209の手順は、図9
のシーケンス例のS1〜S9の手順と同様である。
【0194】次に、図16では、無線基地局102と携
帯端末105との間で、表示コンテンツ記述形式の問い
合わせ・応答が行われる。このS210,S211の手
順は、図9のシーケンス例のS12,S13の手順と同
様である。
【0195】次に、無線基地局102は、クーポンサー
バ104へ、この端末ID=xの携帯端末105に対し
て送信すべき電子クーポンのデータを要求するメッセー
ジを送信する。このS212の手順は、図9のシーケン
ス例のS10に対応するものである。
【0196】次に、クーポンサーバ104は、S213
の手順において、図9のシーケンス例のS14における
無線基地局102による電子クーポンデータ作成処理と
同様の方法で、この端末ID=xの携帯端末105に対
して送信すべき電子クーポンのデータ(例えば、クーポ
ンID=A、B、Cの3種類の電子クーポンのデータ)
を作成する。
【0197】そして、クーポンサーバ104は、無線基
地局102へ、作成した電子クーポンを送付する(S2
14)。
【0198】無線基地局102は、クーポンサーバ10
4から受け取った電子クーポンを、bluetooth
などの無線LANを介して、携帯端末105に送付する
(S215)。
【0199】携帯端末105は、bluetoothな
どの無線LANを介して無線基地局102から受け取っ
た電子クーポンを蓄積する。
【0200】このように、携帯端末に送信するクーポン
の蓄積、生成の機能をクーポンサーバの側に持たせ、無
線基地局からは、携帯端末のIDと表示形式を通知する
ことにより、クーポンサーバがクーポンを生成し、その
送付を無線基地局を中継して行う方法も可能である。
【0201】以下では、本実施形態の種々のバリエーシ
ョンに関して説明する。
【0202】レジスタ101と無線基地局102とクー
ポンサーバ104の全部または一部が一体になっていて
もよい。例えば、レジスタ101と無線基地局102と
が一体になっていてもよい。また、例えば、レジスタ1
01とクーポンサーバ104が一体になっていてもよ
い。
【0203】携帯端末は、例えば、通信機能を有するカ
ード状の装置でもよい。
【0204】携帯端末から表示機能を省いた構成も可能
である。
【0205】無線基地局やクーポンサーバから暗号処理
機能を省いた構成も可能である。
【0206】クーポン送付/回収ボタンが押されること
により処理を起動するのではなく、クーポン送付/回収
の一方または両方について、無線基地局側で携帯端末が
入って来たことを自動的に認識することによって、クー
ポンの送付/回収を自動的に開始するような構成も可能
である。クーポン送付/回収の起動を自動的に行う場合
における送付か回収かの判断は、例えば、携帯端末から
の通知による方法、レジスタでPOSが働いているとき
には回収と判断し、レジスタでPOSが働いていないと
きには送付と判断する方法など、種々の方法がある。
【0207】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。
【0208】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
【0209】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0210】
【発明の効果】本発明によれば、通信プロバイダを介さ
ずに事業者等の側のシステムと利用者側の無線携帯端末
との間で電子クーポンの送受が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子クーポンサービ
スシステムの構成例を示す図
【図2】無線基地局の外部構成とその携帯端末との関係
を示す図
【図3】クーポン本体の構成例を示す図
【図4】無線基地局の内部構成例を示す図
【図5】クーポンサーバの内部構成例を示す図
【図6】ユーザ管理情報の構成例を示す図
【図7】携帯端末の内部構成例を示す図
【図8】レジスタの内部構成例を示す図
【図9】電子的クーポンを携帯端末に対して送付する際
のシーケンスの一例を示す図
【図10】クーポンに付加する電子署名について説明す
るための図
【図11】配布クーポンの生成手順の一例を示すフロー
チャート
【図12】配布された電子クーポンを携帯端末の画面に
表示した様子の一例を示す図
【図13】携帯端末にて複数のクーポンを次々と表示画
面に表示するための手順の一例を示すフローチャート
【図14】携帯端末にて有効期限の過ぎたクーポンを自
動的に消去するための手順の一例を示すフローチャート
【図15】電子的クーポンを携帯端末から回収する際の
シーケンスの一例を示す図
【図16】電子的クーポンを携帯端末に対して送付する
際のシーケンスの他の例を示す図
【符号の説明】
101…レジスタ 102…無線基地局 103…イーサネット 104…クーポンサーバ 105…携帯端末 111…クーポン送付ボタン 112…クーポン回収ボタン 113,401,201…イーサネットインタフェース
部 114,402,502…クーポン処理部 121…無線送受信部 122…無線シールド 123…台座 151…表示画面 202,501…無線インタフェース部 203…クーポンサーバ通信処理部 204…携帯端末通信処理部 205…クーポン生成情報蓄積部 206…暗号処理部 207…端末ID蓄積部 403…ユーザ管理情報記憶部 404…クーポン管理情報記憶部 503…電子クーポン蓄積部 504…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 G06F 15/30 M 9A001 15/74 310A H04B 7/26 M H04L 11/00 310B (72)発明者 橋本 幹生 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 3E042 CC04 EA01 5B049 AA01 BB00 CC38 EE28 FF04 GG03 GG06 GG10 5B055 BB10 BB12 EE02 EE03 EE13 EE17 EE27 5K033 AA04 BA02 CB08 DA19 DB14 DB16 5K067 BB21 DD17 DD24 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 HH23 KK15 9A001 CC05 CC08 JJ25 JJ27

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線LANの無線基地局から無線携帯端末
    へ電子クーポンを送付する電子クーポン送付方法であっ
    て、 前記無線LANを介して前記無線基地局から前記無線携
    帯端末へ、該無線携帯端末の端末識別子の通知を要求
    し、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末から前記無線
    基地局へ、該無線携帯端末の端末識別子を通知し、 前記無線基地局からサーバ装置へ、通知された前記端末
    識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か
    否かの調査を要求し、 この調査の結果が、前記端末識別子を持つ無線携帯端末
    が電子クーポンの送付対象である旨を示すものである場
    合に、前記サーバ装置から前記無線基地局へ、前記調査
    の結果を通知し、前記無線LANを介して前記無線基地
    局から前記無線携帯端末へ、電子クーポンを送信するこ
    とを特徴とする電子クーポン送付方法。
  2. 【請求項2】無線携帯端末から無線LANの無線基地局
    へ電子クーポンを回収する電子クーポン回収方法であっ
    て、 前記無線LANを介して前記無線基地局から前記無線携
    帯端末へ、該無線携帯端末の端末識別子の通知を要求
    し、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末から前記無線
    基地局へ、該無線携帯端末の端末識別子を通知し、 前記無線基地局からサーバ装置へ、通知された前記端末
    識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象か
    否かの調査を要求し、 この調査の結果が、前記端末識別子を持つ無線携帯端末
    が電子クーポンの回収対象である旨を示すものである場
    合に、前記サーバ装置から前記無線基地局へ、前記調査
    の結果を通知し、前記無線LANを介して前記無線基地
    局と前記無線携帯端末との間で正当性を有する電子クー
    ポンを回収するための処理を行うことを特徴とする電子
    クーポン回収方法。
  3. 【請求項3】情報を管理するサーバ装置及び少なくとも
    1つの無線LANの無線基地局を備え、無線LANを用
    いて無線携帯端末に電子クーポンを送付する電子クーポ
    ン送付システムであって、 前記無線基地局は、 前記無線LANを介して無線携帯端末へ端末識別子の通
    知を要求する第1の要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から端末識別子を
    含む第1の応答メッセージを受信する手段と、 受信した前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末
    識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か
    否かの調査を要求する第2の要求メッセージを前記サー
    バ装置に送信する手段と、 前記サーバ装置から前記第2の要求メッセージに対する
    調査結果を含む第2の応答メッセージを受信する手段
    と、 受信した前記第2の応答メッセージに、前記端末識別子
    を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象である旨
    を示す調査結果が含まれる場合に、前記無線LANを介
    して該無線携帯端末に電子クーポンを送信する手段とを
    備え、 前記サーバ装置は、 前記無線基地局からの前記第2の要求メッセージを受信
    する手段と、 電子クーポンの送付対象とする無線携帯端末の端末識別
    子に関する情報を参照して、受信した前記第2の要求メ
    ッセージに含まれる前記端末識別子を持つ無線携帯端末
    が電子クーポンの送付対象か否かを調査する手段と、 この調査結果を含む第2の応答メッセージを前記無線基
    地局に送信する手段とを備えたことを特徴とする電子ク
    ーポン送付システム。
  4. 【請求項4】前記無線携帯端末は、 前記無線LANを介して前記無線基地局から前記第1の
    要求メッセージを受信する手段と、 前記第1の要求メッセージを受信した場合、前記無線L
    ANを介して前記無線基地局へ自端末の端末識別子を含
    む第1の応答メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して前記無線基地局から電子クーポ
    ンを受信する手段と、 受信した前記電子クーポンを蓄積する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電子クーポン送付シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記無線基地局は、受信した前記第1の応
    答メッセージに含まれる前記端末識別子を持つ無線携帯
    端末が電子クーポンの送付対象である場合に、該端末識
    別子を持つ無線携帯端末に送信すべき電子クーポンを示
    すクーポン識別子の送信を要求する第3の要求メッセー
    ジを前記サーバ装置に送信する手段と、 前記サーバ装置から前記クーポン識別子を含む第3の応
    答メッセージを受信する手段とを更に備え、 前記サーバ装置は、 前記無線基地局からの前記第3の要求メッセージを受信
    する手段と、 受信した前記第3の要求メッセージに含まれる前記端末
    識別子に基づいて、該端末識別子を持つ無線携帯端末に
    送信すべき電子クーポンを示すクーポン識別子を決定す
    る手段と、 決定した前記クーポン識別子を含む第3の応答メッセー
    ジを前記無線基地局に送信する手段とを更に備え、 前記無線基地局は、受信した前記第3の応答メッセージ
    に含まれる前記クーポン識別子に基づいて電子クーポン
    を送信することを特徴とする請求項3に記載の電子クー
    ポン送付システム。
  6. 【請求項6】前記無線基地局は、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末へ表示コンテ
    ンツ記述方式の通知を要求する第4の要求メッセージを
    送信する手段と、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末から表示コン
    テンツ記述方式を示す情報を含む第4の応答メッセージ
    を受信する手段とを更に備え、 前記第4の応答メッセージに含まれる前記表示コンテン
    ツ記述方式により記述された表示コンテンツを含む電子
    クーポンを送信することを特徴とする請求項3に記載の
    電子クーポン送付システム。
  7. 【請求項7】前記無線基地局は、 受信した前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末
    識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象で
    ある場合に、該端末識別子を持つ無線携帯端末に送信す
    べき電子クーポンのデータの送信を要求する第5の要求
    メッセージを前記サーバ装置に送信する手段と、 前記サーバ装置から前記電子クーポンのデータを受信す
    る手段とを更に備え、 前記サーバ装置は、 前記無線基地局からの前記第5の要求メッセージを受信
    する手段と、 受信した前記第5の要求メッセージに含まれる前記端末
    識別子に基づいて、該端末識別子を持つ無線携帯端末に
    送信すべき電子クーポンを示すクーポン識別子を決定す
    る手段と、 決定した前記クーポン識別子により示される電子クーポ
    ンのデータを前記無線基地局に送信する手段とを更に備
    えたことを特徴とする請求項3に記載の電子クーポン送
    付システム。
  8. 【請求項8】前記無線基地局は、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末へ表示コンテ
    ンツ記述方式の通知を要求する第4の要求メッセージを
    送信する手段と、 前記無線LANを介して前記無線携帯端末から表示コン
    テンツ記述方式を示す情報を含む第4の応答メッセージ
    を受信する手段とを更に備え、 前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末識別子及
    び前記第4の応答メッセージに含まれる前記表示コンテ
    ンツ記述方式を示す情報を含み、該端末識別子を持つ無
    線携帯端末に送信すべき電子クーポンのデータの送信を
    要求する第6の要求メッセージを前記サーバ装置に送信
    する手段と、 前記サーバ装置から前記電子クーポンのデータを受信す
    る手段とを更に備え、 前記サーバ装置は、 前記無線基地局からの前記第6の要求メッセージを受信
    する手段と、 受信した前記第6の要求メッセージに含まれる前記端末
    識別子に基づいて、該端末識別子を持つ無線携帯端末に
    送信すべき電子クーポンを示すクーポン識別子を決定す
    る手段と、 決定した前記クーポン識別子により示される電子クーポ
    ンであって且つ前記表示コンテンツ記述方式により記述
    された表示コンテンツを含む電子クーポンのデータを前
    記無線基地局に送信する手段とを更に備えたことを特徴
    とする請求項3に記載の電子クーポン送付システム。
  9. 【請求項9】前記無線携帯端末は、 前記無線LANを介して前記無線基地局から前記第4の
    要求メッセージを受信する手段と、 前記第4の要求メッセージを受信した場合、前記無線L
    ANを介して前記無線基地局へ自端末の表示コンテンツ
    記述方式を示す情報を含む第4の応答メッセージを送信
    する手段と、 受信した電子クーポンに含まれる前記表示コンテンツ記
    述方式により記述された表示コンテンツを表示画面に表
    示する手段とを備えたことを特徴とする請求項6または
    8に記載の電子クーポン送付システム。
  10. 【請求項10】前記電子クーポンは、少なくとも、該電
    子クーポンを一意に識別するためのクーポン識別子と、
    該電子クーポンに関する表示コンテンツを含むことを特
    徴とする請求項3に記載の電子クーポン送付システム。
  11. 【請求項11】前記電子クーポンは、該電子クーポンの
    使用期限に関する制御情報をも含むことを特徴とする請
    求項10に記載の電子クーポン送付システム。
  12. 【請求項12】前記電子クーポンは、該電子クーポンの
    データのうち改ざんから保護すべきものを少なくとも含
    む部分を、前記無線基地局およびまたは前記サーバ装置
    内に外部から知られることなく保持されている鍵を用い
    て暗号化して得られる、電子署名をも含むことを特徴と
    する請求項10または11に記載の電子クーポン送付シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記電子クーポンは、該電子クーポンの
    データのうち改ざんから保護すべきものを少なくとも含
    む部分および該電子クーポンを送信すべき無線携帯端末
    の端末識別子を、前記無線基地局およびまたは前記サー
    バ装置内に外部から知られることなく保持されている鍵
    を用いて暗号化して得られる、電子署名をも含むことを
    特徴とする請求項10または11に記載の電子クーポン
    送付システム。
  14. 【請求項14】情報を管理するサーバ装置及び少なくと
    も1つの無線LANの無線基地局を備え、無線LANを
    用いて無線携帯端末から電子クーポンを回収する電子ク
    ーポン回収システムであって、 前記無線基地局は、 前記無線LANを介して無線携帯端末へ端末識別子の通
    知を要求する第1の要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から端末識別子を
    含む第1の応答メッセージを受信する手段と、 受信した前記第1の応答メッセージに含まれる前記端末
    識別子を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象か
    否かの調査を要求する第2の要求メッセージを前記サー
    バ装置に送信する手段と、 前記サーバ装置から前記第2の要求メッセージに対する
    調査結果を含む第2の応答メッセージを受信する手段
    と、 受信した前記第2の応答メッセージに、前記端末識別子
    を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象である旨
    を示す調査結果が含まれる場合に、前記無線LANを介
    して該無線携帯端末に回収対象とする電子クーポンの呈
    示を要求する第3の要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から少なくとも回
    収対象とする電子クーポンを特定可能な情報および該電
    子クーポンの正当性の検証に必要なデータを含む第3の
    応答メッセージを受信する手段と、 少なくとも受信した前記第3の応答メッセージに含まれ
    る前記電子クーポンを特定可能な情報および該電子クー
    ポンの正当性の検証に必要なデータを含み、該電子クー
    ポンの正当性の確認を要求する第4の要求メッセージを
    前記サーバ装置に送信する手段と、 前記サーバ装置から前記第4の要求メッセージに対する
    確認結果を含む第4の応答メッセージを受信する手段
    と、 受信した前記第4の応答メッセージに、前記電子クーポ
    ンが正当である旨を示す確認結果が含まれる場合に、前
    記無線LANを介して該無線携帯端末に回収対象とする
    前記電子クーポンのデータの消去を指示する第5の要求
    メッセージを送信する手段とを備え、 前記サーバ装置は、 前記無線基地局からの前記第4の要求メッセージを受信
    する手段と、 受信した前記第2の要求メッセージに含まれるデータに
    基づいて、前記電子クーポンの正当性を確認する手段
    と、 この確認結果を含む第4の応答メッセージを前記無線基
    地局に送信する手段とを備えたことを特徴とする電子ク
    ーポン回収システム。
  15. 【請求項15】前記サーバ装置は、 前記確認の結果、前記電子クーポンが正当であった場合
    に、レジスタ装置に、該電子クーポンに対応するサービ
    ス処理を指示する手段を更に備えたことを特徴とする請
    求項14に記載の電子クーポン回収システム。
  16. 【請求項16】前記第3及び第4の要求メッセージに
    は、電子クーポンのデータのうち改ざんから保護すべき
    ものを少なくとも含む部分を、前記サーバ装置内に外部
    から知られることなく保持されている鍵と同一の鍵を用
    いて暗号化して得られた、電子署名、および該電子署名
    を検証するためのデータを含み、 前記サーバ装置は、前記電子署名の検証によって、前記
    電子クーポンの正当性を確認することを特徴とする請求
    項14に記載の電子クーポン回収システム。
  17. 【請求項17】前記第3及び第4の要求メッセージに
    は、電子クーポンのデータのうち改ざんから保護すべき
    ものを少なくとも含む部分および該電子クーポンを送信
    すべき無線携帯端末の端末識別子を、前記サーバ装置内
    に外部から知られることなく保持されている鍵と同一の
    鍵を用いて暗号化して得られた、電子署名、該電子署名
    を検証するためのデータを含み、 前記サーバ装置は、前記電子署名の検証によって、前記
    電子クーポンの正当性を確認することを特徴とする請求
    項14に記載の電子クーポン回収システム。
  18. 【請求項18】回収対象とされる前記電子クーポンは、
    前記無線携帯端末の表示画面に表示されている電子クー
    ポンであり、 前記無線携帯端末は、前記第5の要求メッセージを受信
    した場合、前記表示画面に表示されている電子クーポン
    のデータを記憶手段から消去することを特徴とする請求
    項14に記載の電子クーポン回収システム。
  19. 【請求項19】無線LANを用いて無線携帯端末に電子
    クーポンを送付するための無線基地局であって、 前記無線LANを介して無線携帯端末へ端末識別子の通
    知を要求する要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から端末識別子を
    含む応答メッセージを受信する手段と、 受信した前記応答メッセージに含まれる前記端末識別子
    を持つ無線携帯端末が電子クーポンの送付対象か否かを
    調査するための手段と、 この調査の結果、前記端末識別子を持つ無線携帯端末が
    電子クーポンの送付対象であった場合に、前記無線LA
    Nを介して該無線携帯端末に電子クーポンを送信する手
    段とを備えたことを特徴とする無線基地局。
  20. 【請求項20】無線LANを用いて無線携帯端末から電
    子クーポンを回収するための無線基地局であって、 前記無線LANを介して無線携帯端末へ端末識別子の通
    知を要求する要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から端末識別子を
    含む応答メッセージを受信する手段と、 受信した前記応答メッセージに含まれる前記端末識別子
    を持つ無線携帯端末が電子クーポンの回収対象か否かを
    調査するための手段と、 この調査の結果、前記端末識別子を持つ無線携帯端末が
    電子クーポンの回収対象であった場合に、前記無線LA
    Nを介して該無線携帯端末に回収対象とする電子クーポ
    ンの呈示を要求する要求メッセージを送信する手段と、 前記無線LANを介して無線携帯端末から少なくとも回
    収対象とする電子クーポンを特定可能な情報を含む応答
    メッセージを受信する手段とを備えたことを特徴とする
    無線基地局。
  21. 【請求項21】少なくとも一方向からの無線信号をシー
    ルドする無線シールド部を有することを特徴とする請求
    項19または20に記載の無線基地局。
  22. 【請求項22】店舗内に配置された無線LANの基地局
    と通信するための通信手段と、 前記通信手段により前記無線LANを介して前記無線基
    地局との間で、前記店舗により発行される、電子クーポ
    ンの送付を受けるための処理を行う手段と、 前記通信手段により前記無線LANを介して前記無線基
    地局から受け取った前記電子クーポンを蓄積する手段
    と、 自端末内に蓄積されている前記電子クーポンに含まれる
    表示コンテンツを自端末に付随する表示画面に表示する
    手段と、 前記通信手段により前記無線LANを介して前記無線基
    地局との間で、前記店舗において使用可能な、自端末内
    に蓄積された前記電子クーポンを使用するための処理を
    行う手段と、 使用された前記電子クーポンを自端末内から消去するた
    めの処理を行う手段とを備えたことを特徴とする無線携
    帯端末。
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