JP2003044768A - 電子クーポン管理方法、電子クーポン管理サーバ、およびその方法を利用可能な移動通信端末 - Google Patents

電子クーポン管理方法、電子クーポン管理サーバ、およびその方法を利用可能な移動通信端末

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JP2003044768A
JP2003044768A JP2001229974A JP2001229974A JP2003044768A JP 2003044768 A JP2003044768 A JP 2003044768A JP 2001229974 A JP2001229974 A JP 2001229974A JP 2001229974 A JP2001229974 A JP 2001229974A JP 2003044768 A JP2003044768 A JP 2003044768A
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electronic coupon
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electronic
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JP2001229974A
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Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 決済サービスを取り扱う店舗と、その店舗の
利用者の双方に利点のあるビジネスモデルを提供する。 【解決手段】 ユーザが店舗でキャッシュレスの支払を
行ったとき、その情報が決済サーバ200からクーポン
管理サーバ100へ送られる。決済情報取得部110が
その情報を取得すると、クーポン発行部120は、その
店舗が発行している電子クーポンをクーポンファイル保
持部180から読み出し、ユーザの携帯端末へ送信す
る。期限管理部130は、ユーザに送られた電子クーポ
ンの期限を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子クーポンの
管理技術に関する。この発明は、とくに、ユーザが支払
を行ったときに発行される電子クーポンの管理方法、そ
の方法を利用可能なサーバ、およびその方法を利用可能
な移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】商店や飲食品店などで支払をする際に、
クレジットカードなどを利用してキャッシュレスで決済
するシステムが広く利用されている。とくに、近年、イ
ンターネットや移動体通信などのIT産業が急速に広が
っており、それに伴って、携帯端末や非接触型のICカ
ードなどを利用した新しいキャッシュレス決済サービス
が注目を集めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなキャッシュ
レス決済サービスが広く普及するためには、決済サービ
スを取り扱う店舗とユーザの双方がこのサービスの利便
性を享受できるビジネスモデルの確立が必要である。
【0004】本発明はこうした状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、決済サービスを取り扱う店舗
と、その利用者の双方が利益を享受できるビジネスモデ
ルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、資
産管理支援方法に関する。この方法は、ユーザが店舗で
キャッシュレスの支払を行ったときこれを検出し、その
ユーザがその店舗を再び利用したときに利益を提供する
電子的なクーポン(以下、「電子クーポン」ともいう)
を前記の検出を契機としてユーザへ電子的な方法にて発
行する。電子クーポンは、たとえば、次回ユーザが店舗
を利用したときにそのクーポンを提示すると割引サービ
スが得られるなどの内容であってもよい。キャッシュレ
ス決済サービスを行ったときに、この電子クーポンが発
行されるので、ユーザによるキャッシュレス決済サービ
スの利用を促進することができる。また、ユーザが電子
クーポンのサービスを得ようとして、または、電子クー
ポンを得ようとして再び店舗を利用すれば、店舗にとっ
てもメリットとなる。
【0006】この方法は、前記ユーザが前記支払を行っ
てから所定の時間が経過したのちに前記電子的なクーポ
ンを発行してもよい。ユーザが連続してその店舗を利用
する可能性があまり高くない場合には、あえて少し時間
をおいてから電子クーポンを発行し、店舗を再び利用す
る契機とする。
【0007】前記電子的なクーポンは、前記ユーザの移
動通信端末に送信されてもよい。移動通信端末は常時携
帯されている可能性が高く、店舗において電子クーポン
を提示させるのに便利である。
【0008】前記ユーザが再びその店舗の周辺に来たこ
とを検知し、そのユーザの移動通信端末にその店舗の情
報を通知してもよい。移動通信端末の位置検知機能また
はGPSを利用し、ユーザの現在位置を把握して、その
周辺にある店舗の情報を通知してもよい。
【0009】前記電子的なクーポンの有効期限が近づい
たときに、前記ユーザにその旨を通知してもよい。電子
クーポンを取得してからしばらく時間が経過すると、そ
の存在が忘れ去られてしまう可能性がある。そのため、
有効期限が終わる前にユーザに通知して電子クーポンの
存在を思い出させ、店舗の利用を促す。
【0010】前記電子的なクーポンは複数種類用意さ
れ、ユーザが所定の組合せの前記電子的なクーポンを所
有するに至ったときに、そのユーザに利益を提供しても
よい。たとえば、電子クーポンをトランプのように扱
い、スリーカードやストレートなどの役が成立したとき
に、ユーザに利益を提供してもよい。
【0011】本発明の別の態様は、電子クーポン管理サ
ーバに関する。この電子クーポン管理サーバは、ユーザ
が店舗でキャッシュレスの支払を行ったとき、その情報
を取得する決済情報取得部と、前記ユーザによる前記店
舗の再利用を促すべく電子的なクーポンを前記ユーザへ
送信するクーポン発行部とを備える。
【0012】前記クーポン発行部は、前記ユーザが前記
キャッシュレスの支払を行ってから所定の時間が経過し
たのちに、そのユーザへ前記電子的なクーポンを送信し
てもよい。この電子クーポン管理サーバは、前記電子的
なクーポンの有効期限が来る前に、前記ユーザへ前記有
効期限を通知する期限管理部をさらに備えてもよい。
【0013】本発明の別の態様は、移動通信端末に関す
る。この移動通信端末は、ユーザが店舗でキャッシュレ
スの支払を行ったとき、その店舗の電子的なクーポンを
取得して格納するクーポン格納部と、前記電子的なクー
ポンの有効期限を検知して、有効期限が近づいたときに
その旨をユーザへ通知する通知部とを備える。
【0014】この移動通信端末は、前記移動通信端末の
現在位置に関する情報を取得する位置情報検知部をさら
に備え、前記クーポン格納部に格納された電子的なクー
ポンの中に、前記現在位置に近い店舗の電子的なクーポ
ンがあれば、その旨を前記ユーザに通知してもよい。前
記クーポン格納部に格納された電子的なクーポンの組合
せが所定の状態になったときに、その旨を前記ユーザに
通知してもよい。
【0015】前記電子的なクーポンを他の移動通信端末
に送信したときに、その電子的なクーポンを前記クーポ
ン格納部から消去してもよい。この機能は、電子クーポ
ンをトレーディングカードのようにユーザ間で交換する
ときに利用される。
【0016】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピ
ュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、第
1の実施の形態に係る管理システム10の構成を示す。
管理システム10は、ユーザが支払を行ったときに、そ
のユーザに利益を提供するクーポンを電子的に発行して
ユーザへ送り、そのクーポンを管理するシステムであ
る。クーポン管理サーバ100は、インターネット20
を介して他の各サーバおよび端末と接続している。クー
ポン管理サーバ100は、決済サーバ200からユーザ
のキャッシュレスでの決済情報を取得し、そのユーザの
端末90または携帯端末80へ電子クーポンを送信す
る。決済サーバ200は、ユーザの携帯端末80からは
携帯電話パケット通信網30およびインターネット20
を介して、デパートやレストランなどの各種店舗に設置
された店舗端末40からは専用線を介して、ウェブペー
ジなどを利用したオンラインショッピングを提供する販
売サーバ50からはインターネット20を介して、それ
ぞれ決済要求を受け付ける。そして、その決済情報をク
ーポン管理サーバ100へ提供する。ユーザ携帯端末8
0は、携帯電話、PHS、PDAなど、各種移動通信端
末であってもよい。ユーザ端末90は、パーソナルコン
ピュータなどであってもよい。
【0018】現在、クレジットカードなどを利用したと
きに、その利用金額などに応じてポイントが加算され、
所定のポイントに達したときに利益が提供されるサービ
スが広く利用されている。しかしながら、このようなシ
ステムでは、キャッシュレス決済を扱う店舗側にはあま
りメリットがない。携帯端末や非接触型ICカードなど
を用いた新しいキャッシュレス決済サービスを広く普及
させるためには、そのサービスを扱う店舗にもメリット
があるビジネスモデルが必要である。本実施の形態の管
理システム10では、ユーザが商品を購入したり食事を
したりしてキャッシュレス決済を行ったときに、ユーザ
がその店舗を再度利用すると特典が与えられるようなク
ーポンを電子的に発行してユーザの携帯端末80へ送
る。これにより、ユーザ自身にもメリットがあり、ま
た、ユーザの再利用を促進することで店舗にもメリット
がある。
【0019】図2は、管理システム10における一連の
処理を、クーポン管理サーバ100、決済サーバ20
0、ユーザ端末90、およびユーザ携帯端末80の間で
のやり取りで記述する。詳細は後述することとし、ここ
では概要に触れる。
【0020】決済サーバ200は、ユーザ携帯端末80
から決済要求を受け付けると(S100)、ユーザの認
証を行い(S102)、認証されると課金処理を行う
(S104)。そして、決済が完了した旨をユーザ携帯
端末80へ通知し(S106)、決済情報をクーポン管
理サーバ100へ通知する(S108)。クーポン管理
サーバ100は、通知された決済情報に基づいて、発行
すべき電子クーポンを選択し(S110)、その電子ク
ーポンをユーザ携帯端末80へ送信する(S112)。
電子クーポンは、ユーザ端末90へ送信されてもよい
が、ユーザ携帯端末80に送信しておくことで、ユーザ
はその電子クーポンが格納された携帯端末80を店舗へ
持参して提示することができる。
【0021】クーポン管理サーバ100は、発行した電
子クーポンの有効期限を管理する(S114)。電子ク
ーポンの有効期限が近くなると(S114のY)、ユー
ザに有効期限が近づいている旨を通知する(S11
6)。これにより、ユーザに電子クーポンの存在を思い
出させ、その店舗の利用を促すことができる。本実施の
形態の管理システム10では、この他にも、電子クーポ
ンに関するさまざまなサービスを提供するが、図2では
リマインドサービスを説明するにとどめ、その他のサー
ビスについては後述する。
【0022】図3は、決済サーバ200の内部構成を示
す。この構成は、ハードウエアコンポーネントでいえ
ば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロ
ードされたプログラムなどによって実現されるが、ここ
ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描
いている。したがって、これらの機能ブロックがハード
ウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せ
によっていろいろな形で実現できることは、当業者には
理解されるところである。
【0023】通信部210は、インターネット20、携
帯電話パケット通信網30、専用線などの通信手段を介
した他装置との通信を制御する。通信部210は、通信
に必要なモデムなどのハードウエアと通信を制御するド
ライバその他のプログラムを備える。
【0024】ユーザデータベース260は、ユーザの個
人情報を格納する。図4はその構成例であり、ユーザI
D欄300、パスワード欄302、氏名欄304、クレ
ジットカード番号欄306、住所欄308、および電子
メールアドレス欄310が設けられている。一例とし
て、ユーザIDが「0001」のユーザの情報として、
パスワード「****」、氏名「三洋太郎」、クレジッ
トカード番号「1234××××」、住所「○○市××
番地」、電子メールアドレス「taro@sanyo.xxx」が記録
されている。
【0025】ユーザデータベース260は、この他に、
電話番号、移動通信端末の電話番号などの個人情報を保
持してもよい。決済サーバ200は、図示しないユーザ
登録部により予めユーザの個人情報を取得してユーザ登
録を行い、その情報をユーザデータベース260に格納
しておく。決済サーバ200は、この情報に基づいて、
ユーザの認証を行い、また、ユーザから課金額を徴収し
て決済処理を行う。
【0026】課金データベース270は、ユーザの課金
情報を格納する。図5はその構成例であり、ユーザID
欄320、購入日欄322、購入店名欄324、品名欄
326、および金額欄328が設けられている。一例と
して、ユーザID「0001」のユーザが、「2001
年6月15日」に、「A店」で「電子レンジ」を「3
5,000円」で購入したことが記録されている。
【0027】決済要求受付部220は、ユーザ携帯端末
80、店舗端末40、および販売サーバ50から送信さ
れたキャッシュレスでの決済要求を受け付ける。認証部
230は、ユーザID、携帯電話番号、パスワード、ク
レジットカード番号などのユーザ情報を取得し、それを
ユーザデータベース260に照会してユーザの認証を行
う。課金部240は、認証されたユーザに対して課金処
理を行い、課金データベース270に新しいレコードを
追加してその情報を格納する。課金情報通知部250
は、課金処理が完了したことをユーザへ通知するととも
に、購入情報をクーポン管理サーバ100へ通知する。
決済部280は、所定のタイミングで課金データベース
270を参照してユーザごとに総課金額を算出し、オン
ラインまたはオフラインにて決済処理を行う。
【0028】図6は、クーポン管理サーバ100の内部
構成を示す。この構成も決済サーバ200と同様に、ハ
ードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組
合せによっていろいろな形で実現できる。クーポン管理
サーバ100は、主に、インターネット20などの通信
手段を介した他装置との通信を制御する通信部102、
クーポン管理サーバ100の動作を制御する主制御部1
04、およびクーポン管理サーバ100が用いる各種デ
ータベースなどを保持する記憶装置106を含む。通信
部102は、通信に必要なモデムなどのハードウエアと
通信を制御するドライバその他のプログラムを備える。
【0029】ユーザデータベース150は、ユーザの個
人情報を格納する。図7はその構成例であり、ユーザI
D欄340、氏名欄342、電子メールアドレス欄34
4、カード番号欄346、携帯電話番号欄348、誕生
日欄350、および所有クーポン欄352が設けられて
いる。所有クーポン欄352は、そのユーザの携帯端末
80に送信されたクーポンの種類を格納するものであ
り、必要に応じて複数設けられてもよい。所有クーポン
欄352は、それぞれ、クーポンID欄354および有
効期限欄356を含む。
【0030】一例として、ユーザIDが「0001」の
ユーザの情報として、氏名「三洋太郎」、電子メールア
ドレス「taro@sanyo.xxx」、カード番号「1234××
××」、携帯電話番号「090-xxxx-xxxx」、誕生日「5
月8日」、第1の所有クーポンのクーポンID「000
1」、有効期限「2001年6月30日まで」、第2の
所有クーポンのクーポンID「0052」、有効期限
「2002年5月31日まで」が記録されている。
【0031】ユーザデータベース260は、この他に、
電話番号、住所、家族構成、嗜好情報、職業、性別など
の個人情報を保持してもよい。クーポン管理サーバ10
0は、図示しないユーザ登録部により予めユーザの個人
情報を取得してユーザ登録を行い、その情報をユーザデ
ータベース150に格納しておく。
【0032】店舗データベース160は、本システムに
参加している店舗の情報を格納する。図8はその構成例
であり、店舗ID欄360、店名欄362、住所欄36
4、経度欄368、緯度欄370、電話番号欄372、
および発行クーポン欄374が設けられている。発行ク
ーポン欄374は、その店がユーザに対して発行するク
ーポンの種類を格納するものであり、必要に応じて複数
設けられてもよい。
【0033】一例として、店舗IDが「0001」の店
舗の情報として、店名「A店」、住所「○○市△△番
地」、経度「140度××分」、緯度「35度××
分」、電話番号「03-xxxx-xxxx」、第1の発行クーポン
「0001」、第2の発行クーポン「0002」が格納
されている。
【0034】クーポンデータベース170は、ユーザに
送信されるクーポンの情報を格納する。図9はその構成
例であり、クーポンID欄380、有効期限欄382、
発行タイミング欄384、発行条件欄386、種類欄3
88、およびファイル名欄390が設けられている。発
行タイミング欄384は、クーポン管理サーバ100が
ユーザに対して電子クーポンを発行するタイミングを格
納し、発行条件欄386は、ユーザにその電子クーポン
を発行するときの条件を格納し、種類欄388は、電子
クーポンの種類を格納する。それらの内容の詳細につい
ては後述する。
【0035】一例として、クーポンIDが「0001」
のクーポンの情報として、有効期限「1ヶ月」、発行タ
イミング「決済直後」、発行条件「全員」、種類「通
常」、ファイル名「0001.dat」が格納されている。
【0036】クーポンファイル保持部180は、電子ク
ーポンをファイルとして保持する。電子クーポンは、画
像ファイルであってもよいし、HTMLにより記述され
た画像、音声、テキストなどの情報を含むファイルであ
ってもよいし、後述するように、それ自体がプログラム
として機能するような実行可能形式またはスクリプト形
式のファイルであってもよい。
【0037】決済情報取得部110は、決済サーバ20
0からユーザの決済情報を取得する。クーポン発行部1
20は、その決済情報をもとに、発行すべき電子クーポ
ンの種類を選択し、通信部102を介してユーザ携帯端
末80へ送信する。このとき、ユーザデータベース15
0に、送信した電子クーポンの種類を格納する。電子ク
ーポンは電子メールとして、または電子メールに添付し
て送信されてもよい。決済サーバ200とクーポン管理
サーバ100が同一のサイト内に設けられている場合
は、決済サーバ200が決済完了通知をユーザ携帯端末
80に送信するときに、同時にクーポン発行部120が
電子クーポンを送信してもよい。
【0038】期限管理部130は、電子クーポンの有効
期限を管理する。期限管理部130は、ユーザデータベ
ース150を参照して、各ユーザに送信した電子クーポ
ンのうち有効期限が迫っているものを抽出し、そのユー
ザの電子メールアドレスへ宛てて有効期限が近い旨を通
知する。これにより、ユーザに電子クーポンの存在を思
い出させ、店舗を再び訪れる契機を与えることができ
る。
【0039】本実施の形態のクーポン管理サーバ100
は、電子クーポンを利用した多様なサービスを提供す
る。以下に、これらのサービスを、(1)電子クーポン
の発行タイミング、(2)発行条件、(3)種類の観点
から説明する。
【0040】(1)発行タイミング 電子クーポンを発行するタイミングとしては、たとえ
ば、(1−1)決済直後に発行する、(1−2)決済か
ら所定の時間後に発行する、(1−3)誕生日やクリス
マスなど、予め定められたタイミングで発行する、(1
−4)ユーザが店舗の周辺にいるときに発行する、など
が考えられる。これらの発行タイミングに関する条件
は、クーポンデータベース170の発行タイミング欄3
84に格納されている。クーポン発行部120は、電子
クーポンの種類に応じて発行するタイミングをクーポン
データベース170から読み出し、適切なタイミングに
て電子クーポンをユーザ携帯端末80へ送信する。
【0041】(1−1)決済直後に発行する場合 クーポン発行部120は、ユーザの決済情報を取得する
と、店舗データベース160を参照して、決済した店舗
が本システムに参加している店舗か否かを判断する。店
舗データベース160に登録された店舗であった場合
は、発行すべき電子クーポンの種類を店舗データベース
160の発行クーポン欄374から読み出し、その電子
クーポンのファイルをクーポンファイル保持部180か
ら読み出してユーザ携帯端末80へ送信する。電子クー
ポンは、たとえば、次回その店舗を利用したときに電子
クーポンを提示すると料金を割引したり、景品が与えら
れたりするような内容であってもよく、要はユーザに何
らかの利益が提供され、ユーザが再びその店舗を利用し
たくなるような内容であればよい。このとき、ユーザが
その店舗を利用したことに対する礼状を添えてもよい。
電子クーポンに、その店舗のウェブページへのハイパー
リンクや、その店舗に電話をかける機能が埋め込まれて
いてもよい。電子クーポンは、その店舗だけでなく、資
本関係のある系列店や、商店会などの他の店舗で利用で
きるようにしてもよい。
【0042】(1−2)決済から所定の時間後に発行す
る場合 クーポン発行部120は、発行すべき電子クーポンが、
決済から所定の時間後に発行するように設定されている
場合は、その時間の経過後に電子クーポンをユーザ携帯
端末80へ送信する。レストランなどの場合、食事の直
後に電子クーポンを送信しても、ユーザが続けてそのレ
ストランを利用するケースは少なく、たとえば1週間ほ
ど時間をあけて電子クーポンを送った方が効果的な場合
がある。ユーザがその店舗を再び訪れようとするタイミ
ングにうまく合わせて電子クーポンを発行することによ
り、より高い効果を得ることができる。このとき、電子
クーポンを送信する時間帯が定められていてもよい。た
とえば、レストランの場合、ユーザが夕食をとる場所を
検討する時間に合わせて電子クーポンを送信すると効果
的であると考えられるので、夕方頃の時間帯に送信して
もよい。店舗の利用からある程度時間をおいて電子クー
ポンを送信することで、その店舗のことを忘れかけてい
たユーザにも再び利用する契機を与えることができる。
【0043】(1−3)予め定められたタイミングで発
行する場合 クーポン発行部120は、ユーザの誕生日、結婚記念
日、クリスマス、正月など、電子クーポンを発行すべき
日時が予め定められている場合は、その日時が到来する
と電子クーポンをユーザ携帯端末80へ送信する。この
とき、たとえば誕生日に送信される電子クーポンは、そ
の店舗を利用すると誕生日プレゼントがユーザへ提供さ
れるような内容であってもよい。
【0044】(1−4)ユーザが店舗の周辺にいるとき
に発行する場合 クーポン発行部120は、位置情報取得部140から通
知されるユーザ携帯端末80の現在位置情報をもとに、
その位置に近い店舗を店舗データベース160の経度欄
368および緯度欄370を参照して検索し、抽出され
た店舗の電子クーポンをユーザ携帯端末80に送信す
る。このとき、たとえば店舗の営業時間を考慮し、営業
時間外は電子クーポンを送信しないようにしてもよい。
また、レストランなどの場合、その店舗の混雑状況を図
示しない店舗端末などから取得し、混雑しているときに
は電子クーポンを送信しないようにしてもよい。
【0045】(2)発行条件 つぎに、電子クーポンの発行条件の観点から、提供され
るサービスを列記する。ユーザがその店舗を利用した回
数または金額に応じて、電子クーポンの内容を変えても
よい。たとえば、ユーザデータベース150を参照して
ユーザが店舗を利用した回数を検出し、利用回数が増加
するごとにより高いサービスを提供する電子クーポンを
発行してもよい。また、決済情報取得部110が取得し
た決済情報をもとに、所定の金額以上の決済を行ったユ
ーザに対して高いサービスを提供する電子クーポンを発
行してもよい。これにより、ユーザの利用頻度や利用金
額の増加を図ることができる。
【0046】店舗ごとに利用者数をカウントしておき、
たとえば1万人目の利用者に対して、通常とは異なる内
容の電子クーポンを発行してもよい。また、決済情報取
得部110が取得した決済情報をもとに、ユーザが所定
の商品若しくは所定の組合せの商品を購入したとき、ま
たは、ユーザが所定のメニュー若しくは所定の組合せの
メニューの食事をしたときに、通常とは異なる内容の電
子クーポンを発行してもよい。これにより、宝探しのよ
うな面白みを与えることができ、ユーザの興味をひくこ
とができる。
【0047】また、複数の店舗、たとえば同じ商店街の
店舗の全てで決済を行ったユーザに対して、より高いサ
ービスを提供する電子クーポンを発行してもよい。この
ようなスタンプラリーないしはオリエンテーリングに似
た要素を含ませることで、他の店舗の利用を促すことが
できる。
【0048】(3)電子クーポンの種類 親しみやすく、ユーザの興味をひくような電子クーポン
をユーザに送信した方が、ユーザが店舗を再び利用する
可能性が高まる。そういった電子クーポンの種類とし
て、たとえば、(3−1)トランプクーポン、(3−
2)トレーディングカードクーポンなどがある。
【0049】(3−1)トランプクーポン 電子クーポンに、トランプと同じようにスートと数字を
記載しておく。ユーザが集めた電子クーポンが所定の状
態に達したとき、たとえば、ポーカーでいうストレート
やフラッシュなどの役ができたときに、より高いサービ
スの電子クーポンが発行される。これにより、ユーザが
電子クーポンを集めようという意識を高め、店舗の再利
用を促すことができる。このサービスを実現するため
に、クーポン発行部120は、ユーザにトランプクーポ
ンを発行する際に、ユーザデータベース150を参照し
て、そのユーザに既に発行している電子クーポンの種類
を検出し、次に送る電子クーポンとの組合せにより役が
できるか否かを判断する。役ができていた場合は、さら
に特別な電子クーポンを発行してユーザに送信する。役
ができていたときに、電子クーポン以外の利益をユーザ
に提供してもよい。たとえば、決済サーバ200におけ
る課金額を減額してもよい。なお、このサービスは、ト
ランプに限られず、花札などであってもよいし、キャラ
クタなどが表示される電子クーポンにおいて、全てのキ
ャラクタが揃うと特別な電子クーポンが発行されるよう
にしてもよい。
【0050】(3−2)トレーディングカードクーポン 電子クーポンを、キャラクタや有名人の写真などが表示
されるように構成し、それをユーザ携帯端末80間で交
換できるようにしてもよい。このとき、不正にコピーさ
れることがないよう、交換したときには、相手に与えた
電子クーポンが必ず自端末から消去されるような構成に
しておく。発行する数を制限し、流通時に高い価値を持
つような電子クーポンを設けてもよい。コンサートチケ
ットや音楽CDなどを購入したユーザへ、そのアーティ
ストのブロマイドを電子クーポンとして送信してもよ
い。このように、電子クーポン自体に価値を与えること
で、ユーザが電子クーポンを得ようとして、店舗を利用
する頻度が増加することが期待できる。
【0051】図10は、クーポン管理サーバ100から
ユーザ携帯端末80へ送信された電子クーポンの例を示
す。ユーザ携帯端末80の表示画面には、電子クーポン
400が表示されている。電子クーポン400は、A店
から発行されたものであり、ユーザが次回A店を利用す
るときにこの電子クーポンを提示すると、全商品が1割
引で購入できる旨が示されている。この電子クーポンの
有効期限は2001年6月30日までである。電子クー
ポンはユーザ携帯端末80の表示画面に常に表示されて
いるわけではなく、送信直後にユーザが確認した後は忘
れ去られてしまう可能性もある。期限管理部130は、
たとえば有効期限の1週間前に、ユーザ携帯端末の電子
メールアドレスへ宛てて有効期限が迫っている旨を通知
して、電子クーポンの存在をリマインドする。
【0052】図11は、電子クーポンの他の例を示す。
図11に示した電子クーポン410は、上記(3−1)
で説明した「トランプクーポン」である。この例では、
「ハートのA」のカードが送信されている。ユーザがこ
の他にもトランプクーポンを集め、「ストレート」など
の役ができると、豪華景品が提供される。
【0053】(第2の実施の形態)図12は、第2の実
施の形態に係る管理システム10におけるユーザ携帯端
末80の内部構成を示す。第2の実施の形態の管理シス
テム10の構成は、図1に示した第1の実施の形態の管
理システム10の構成と同様である。また、第2の実施
の形態の決済サーバ200およびクーポン管理サーバ1
00の内部構成も、それぞれ図3に示した決済サーバ2
00、図6に示したクーポン管理サーバ100の構成と
同様である。第1の実施の形態では、電子クーポンを利
用したサービスを専らクーポン管理サーバ100により
管理したが、第2の実施の形態では、クーポン管理サー
バ100の機能の一部を各ユーザの携帯端末80側に設
けることで、クーポン管理サーバ100にかかる負荷の
軽減を図る。
【0054】ユーザ携帯端末80は、基地局との間で情
報を送受信するアンテナ500、信号を受信して復調す
る受信ユニット502、データを変調して送信する送信
ユニット504、携帯端末80を統括的に制御する制御
ユニット506、外部からキー入力などを受け付ける入
力ユニット508、外部から音声情報を入力するマイク
510、外部へ音声情報を出力するスピーカ512、お
よびテキスト情報や画像情報を表示する表示ユニット5
14を備える。制御ユニット506は、クーポン管理サ
ーバ100から受信した電子クーポンを管理するクーポ
ン管理ユニット520を含む。
【0055】クーポン管理ユニット520は、クーポン
登録部522、位置情報検知部524、クーポン管理部
526、通知部528、クーポン格納部530、および
管理用テーブル532を含む。クーポン登録部522
は、受信した電子クーポンのファイルをクーポン格納部
530に格納するとともに、その電子クーポンに関する
情報を管理用テーブル532に格納する。電子クーポン
に関する情報は、電子クーポンのファイル内に記述され
ていてもよいし、クーポン管理サーバ100から別途通
知されてもよい。
【0056】管理用テーブル532は、受信した電子ク
ーポンの情報を格納する。図13はその構成例であり、
クーポンID欄600、取得日欄602、有効期限欄6
04、店舗位置欄606、通知時間帯欄608、種類欄
610、およびカード情報欄612が設けられている。
一例として、第1回目に受信した電子クーポンとして、
クーポンID「0001」、取得日「2001年6月1
日」、有効期限「2001年6月30日」、店舗位置
「東経140度××分、北緯35度××分」、通知時間
帯「全時間帯」、種類「通常」が記録されている。
【0057】クーポン管理部526は、管理用テーブル
532の有効期限欄604を参照して、有効期限が迫っ
ている電子クーポンを抽出し、通知部528を介してユ
ーザへ有効期限が近い旨を通知する。通知部528は、
スピーカ512を介して音声情報によりユーザへ通知し
てもよいし、表示ユニット514を介してテキストまた
は画像情報によりユーザへ通知してもよい。また、図示
しないバイブレータ機能により、ユーザ携帯端末80の
筐体を振動させてユーザへ通知してもよい。
【0058】クーポン管理部526は、位置情報検知部
524から通知されるユーザ携帯端末80の現在位置
と、管理用テーブル532の店舗位置欄606に格納さ
れた店舗位置とを比較し、ユーザの周辺にある店舗の電
子クーポンを所有していれば、通知部528を介してそ
の旨をユーザへ通知する。このとき、管理用テーブル5
32の通知時間帯欄608を参照し、現在時刻が通知時
間帯であれば通知し、通知時間帯から外れていれば通知
しない。通知時間帯は、その店舗の営業時間などを考慮
して設けられてもよい。
【0059】クーポン管理部526は、第1の実施の形
態で説明した(3−1)のトランプクーポンや、(3−
2)のトレーディングカードクーポンを管理する。トラ
ンプクーポンの場合、新たにトランプクーポンを受信し
たときに、管理用テーブル532の中から既に受信して
いるトランプクーポンのカード情報欄612を読み出
す。そして、新たに受信したトランプカードにより役が
成立したときは、通知部528を介してその旨をユーザ
へ通知する。ユーザが携帯端末80を店舗へ持参し、役
が成立していることを提示すると、ユーザへ利益が提供
されるようなシステムになっていてもよい。役が成立し
たときに、通知部528がクーポン管理サーバ100に
その旨を通知し、クーポン管理サーバ100が新たによ
り高いサービスの電子クーポンをそのユーザ携帯端末8
0へ送信してもよい。複数の店舗でスタンプラリーを行
う場合も、同様である。
【0060】トレーディングカードクーポンの場合、ク
ーポン管理部526は、相手に与える電子クーポンをク
ーポン格納部530から読み出し、相手の携帯端末へ送
信する。送信が完了すると、その電子クーポンをクーポ
ン格納部530から消去する。これにより、不正な複製
を防ぐ。相手から受け取った電子クーポンは、クーポン
登録部522によりクーポン格納部530へ格納され
る。
【0061】(第3の実施の形態)第3の実施の形態の
管理システム10では、電子クーポン自体がプログラム
として構成され、さまざまなサービスを提供する。管理
システム10の構成は、図1と同様であり、決済サーバ
200の内部構成およびクーポン管理サーバ100の内
部構成は、それぞれ、図3、図6と同様である。ユーザ
携帯端末80は、電子クーポンプログラムを実行するた
めのプラットフォームを有する。また、電子クーポンプ
ログラムの機能ブロックは、図12に示したクーポン管
理ユニット520の機能ブロックから、クーポン登録部
522およびクーポン格納部530を除いたものと同様
である。本実施の形態では、電子クーポンプログラムの
管理用テーブル532は、自身の情報しかもたないの
で、図13に示した管理用テーブル532の1レコード
分に該当する。
【0062】電子クーポンプログラムのクーポン管理部
526は、管理用テーブル532に格納された自身の有
効期限が迫ると、通知部528を介してユーザへ通知す
る。クーポン管理部526は、位置情報検知部524か
ら通知されるユーザ携帯端末80の現在位置と、管理用
テーブル532の店舗位置欄606に格納された店舗位
置とを比較し、ユーザの周辺にある店舗の電子クーポン
を所有していれば、通知部528を介してその旨をユー
ザへ通知する。このとき、管理用テーブル532の通知
時間帯欄608を参照し、現在時刻が通知時間帯であれ
ば通知し、通知時間帯から外れていれば通知しない。ク
ーポン管理部526は、ユーザ携帯端末80に格納され
ているユーザの個人情報の中から、たとえば誕生日の日
付を取得し、その日に祝福のメッセージを表示させても
よい。電子クーポンプログラムは、ユーザが店舗を利用
するごとに機能が高まるように構成されてもよい。
【0063】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成
要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可
能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあるこ
とは当業者に理解されるところである。
【0064】そのような変形例として、上記の説明で
は、決済サーバ200がクーポン管理サーバ100へユ
ーザの決済情報を通知したが、ユーザ携帯端末80、店
舗端末40、または販売サーバ50が決済サーバ200
へ決済要求を発したときに、同時にクーポン管理サーバ
100へ決済情報を通知してもよい。
【0065】上記の説明では、クーポン管理サーバ10
0と決済サーバ200とを別個に設けたが、これらは一
体的に設けられてもよい。すなわち、クーポン管理サー
バ100が決済機能を有していてもよい。または、決済
サーバ200がクーポン管理機能を有していてもよい。
【0066】上記の説明では、支払の主体と電子クーポ
ンの受取人が同一であったが、これらが異なっていても
よい。たとえば、接待で店舗を利用するときに、支払の
主体は会社であるが、電子クーポンは決済処理を行った
個人に提供されてもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、決済サービスを取り扱
う店舗と、その店舗の利用者の双方に利点のあるビジネ
スモデルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る管理システムの構成
図である。
【図2】 管理システムにおける一連の処理を概略的に
示す図である。
【図3】 決済サーバの構成図である。
【図4】 決済サーバにおけるユーザデータベースの内
部データを示す図である。
【図5】 決済サーバにおける課金データベースの内部
データを示す図である。
【図6】 クーポン管理サーバの構成図である。
【図7】 クーポン管理サーバにおけるユーザデータベ
ースの内部データを示す図である。
【図8】 クーポン管理サーバにおける店舗データベー
スの内部データを示す図である。
【図9】 クーポン管理サーバにおけるクーポンデータ
ベースの内部データを示す図である。
【図10】 クーポン管理サーバがユーザへ送信した電
子クーポンの例を示す図である。
【図11】 クーポン管理サーバがユーザへ提示した電
子クーポンの他の例を示す図である。
【図12】 第2の実施の形態に係るユーザ携帯端末の
構成図である。
【図13】 ユーザ携帯端末における管理用テーブルの
内部データを示す図である。
【符号の説明】
10 管理システム、 80 ユーザ携帯端末、 10
0 クーポン管理サーバ、 110 決済情報取得部、
120 クーポン発行部、 130 期限管理部、
140 位置情報取得部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが店舗でキャッシュレスの支払を
    行ったときこれを検出し、そのユーザがその店舗を再び
    利用したときに利益を提供する電子的なクーポンを前記
    検出を契機としてユーザへ電子的な方法にて発行するこ
    とを特徴とする電子クーポン管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザが前記支払を行ってから所定
    の時間が経過したのちに前記電子的なクーポンを発行す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子クーポン管理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記電子的なクーポンは、前記ユーザの
    移動通信端末に送信されることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の電子クーポン管理方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザが再びその店舗の周辺に来た
    ことを検知し、そのユーザの移動通信端末にその店舗の
    情報を通知することを特徴とする請求項3に記載の電子
    クーポン管理方法。
  5. 【請求項5】 前記電子的なクーポンの有効期限が近づ
    いたときに、前記ユーザにその旨を通知することを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載の電子クーポン
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記電子的なクーポンは複数種類用意さ
    れ、ユーザが所定の組合せの前記電子的なクーポンを所
    有するに至ったときに、そのユーザに利益を提供するこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子
    クーポン管理方法。
  7. 【請求項7】 ユーザが店舗でキャッシュレスの支払を
    行ったとき、その情報を取得する決済情報取得部と、 前記ユーザによる前記店舗の再利用を促すべく電子的な
    クーポンを前記ユーザへ送信するクーポン発行部と、 を備えることを特徴とする電子クーポン管理サーバ。
  8. 【請求項8】 前記クーポン発行部は、前記ユーザが前
    記キャッシュレスの支払を行ってから所定の時間が経過
    したのちに、そのユーザへ前記電子的なクーポンを送信
    することを特徴とする請求項7に記載の電子クーポン管
    理サーバ。
  9. 【請求項9】 前記電子的なクーポンの有効期限が来る
    前に、前記ユーザへ前記有効期限を通知する期限管理部
    をさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記
    載の電子クーポン管理サーバ。
  10. 【請求項10】 ユーザが店舗でキャッシュレスの支払
    を行ったとき、その店舗の電子的なクーポンを取得して
    格納するクーポン格納部と、 前記電子的なクーポンの有効期限を検知して、有効期限
    が近づいたときにその旨をユーザへ通知する通知部と、 を備えることを特徴とする移動通信端末。
  11. 【請求項11】 前記移動通信端末の現在位置に関する
    情報を取得する位置情報検知部をさらに備え、 前記クーポン格納部に格納された電子的なクーポンの中
    に、前記現在位置に近い店舗の電子的なクーポンがあれ
    ば、その旨を前記ユーザに通知することを特徴とする請
    求項10に記載の移動通信端末。
  12. 【請求項12】 前記クーポン格納部に格納された電子
    的なクーポンの組合せが所定の状態になったときに、そ
    の旨を前記ユーザに通知することを特徴とする請求項1
    0または11に記載の移動通信端末。
  13. 【請求項13】 前記電子的なクーポンを他の移動通信
    端末に送信したときに、その電子的なクーポンを前記ク
    ーポン格納部から消去することを特徴とする請求項10
    から12のいずれかに記載の移動通信端末。
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