JP2003281306A - 電子チケット表示方法 - Google Patents

電子チケット表示方法

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JP2003281306A
JP2003281306A JP2002082795A JP2002082795A JP2003281306A JP 2003281306 A JP2003281306 A JP 2003281306A JP 2002082795 A JP2002082795 A JP 2002082795A JP 2002082795 A JP2002082795 A JP 2002082795A JP 2003281306 A JP2003281306 A JP 2003281306A
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Japan
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ticket
time
date
data
electronic ticket
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JP2002082795A
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English (en)
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Tomohito Shida
智仁 志田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子チケットの有効期間に対する現在時刻の
変化に従って電子チケットが表示させるイメージを変化
させる電子チケット表示方法 【構成】ウェッブサーバ装置1上のチケットサーバプロ
グラム120は、チケット情報データベース122に登
録されている送信対象チケットの利用期限データ及び画
像データを組み込んだプログラムとして電子チケット1
01を生成して、要求元携帯情報端末4へ送信する。携
帯情報端末4のメモリー41に格納された電子チケット
101としてのプログラムは、CPU40に対して、現
在日時と自己に組み込まれた利用期限データとを比較
し、比較結果に対応するものとして自己に組み込まれた
画像データの基づいた画像をディスプレイ42に表示さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPDA
[Personal Digital Assistance]等の通信機能を持っ
た携帯情報端末に電子データ化したチケットの券面の画
像データを送信し、この画像データに基づいて、有価証
券に準じて取り扱われるチケットの券面を表示するため
の電子チケット表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】興業の入場券,鉄道乗車券,物品又は役
務提供価格からの割引を約する割引券,物品の譲渡を約
する引換券,等の「チケット」とは、伝統的に紙等の印
刷媒体上に券面が印刷された印刷物であり、別途定めら
れた約款等によって有価証券としての効力を契約当事者
間で承認されたものである。従って、チケットを発行し
た債務者は、自らが発行したチケットを提示して債権を
行使しようとする者(チケットに化体した債権を定める
約款等によってチケットの譲渡が禁止されている場合に
は債務者である発行者から当該チケットを直接発行され
た者に限る)に対しては、そのチケットに化体した債務
を履行しなければならない。
【0003】ところで、近年、携帯電話やPDAのよう
な通信機能,画像データ記憶機能及び画像表示機能を有
する携帯情報端末の普及、インターネット等の情報流通
の一般化、クレジットカードを利用した決済方法の確
立、電子商取引をめぐる法整備進展を背景として、印刷
物としてのチケットを債務者から債権者へ発行する代わ
りに、チケットの券面と実質的に同内容の情報を携帯情
報端末のディスプレイに表示させるための画像データを
債務者のサーバ装置から債権者所有の携帯情報端末へ送
信(ダウンロード)し、その後に債権者がこの画像デー
タに基づいて自らの携帯情報端末に表示させた券面画像
を提示して債務履行を要求してきた場合には、当該券面
をチケットとして取り扱う方式が、実現されている。こ
の方式では、画像データを格納した送信ファイルが、債
務者から債権者へ発行されるので、従来のチケットに相
当するものとして、「電子チケット」と称されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子チケットの方式は、印刷媒体上に券面が印刷された
印刷物である伝統的なチケットを、電子チケットに置き
換えたレベルに留まるものであった。即ち、電子チケッ
トに格納された画像データは、印刷媒体上に印刷されて
いた券面に相当する画像を単に表示させるだけのもので
あり、電子データであるという特質を活かした表示がで
きるものではなかった。例えば、印刷物としてのチケッ
トの券面には、そのチケットが有効である事を証明する
数字情報をコード化してなるバーコードが印刷されてい
る場合があり、同目的のバーコードを表示させる電子チ
ケットも公用となっているが、従来の電子チケットは、
このバーコードを常時表示させるだけであったので、そ
の意味において印刷物であるチケットの券面と変わりが
なかった。
【0005】また、携帯情報端末へ受信(ダウンロー
ド)した電子チケットは、携帯情報端末内に記憶されて
おり、所定の動作によってのみ表示されるので、印刷物
であるチケットのように常にその内容を把握できる状態
にはない。そのため、携帯情報端末内に受信(ダウンロ
ード)した電子チケットが有効期限があるにも拘わらず
に携帯情報端末の所有者がその有効期限を忘れてしまっ
たため、有効期限内に電子チケットを使用できないとい
う問題があった。
【0006】さらに、有効期限を過ぎた電子チケットは
携帯情報端末の所有者が削除をしない限り携帯情報端末
内に記憶されているため、携帯情報端末内に使用するこ
とのできない無駄な電子チケットを保持し続けることに
なり、携帯情報端末内の記憶領域を無駄に使用すること
になっている。
【0007】本発明は、以上の問題認識に基づいてなさ
れたものであり、電子チケットの電子データとしての特
質を活かし、電子チケットの利用期間に対する処理時点
の日時の変化に従って電子チケットが携帯情報端末のデ
ィスプレイに表示させる画面を変化させることによっ
て、債権者である利用者に対して、電子チケットの利用
期間の確認を容易にしたり注意を喚起することができる
電子チケット表示方法の提供を、課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に案出された本発明による電子チケット表示方法は、ネ
ットワークを介してサーバ装置から送信されてきたデー
タに基づいて、ディスプレイ及び処理装置を含む携帯情
報端末における当該ディスプレイ上にチケットの券面の
画像を表示する電子チケット表示方法であって、前記デ
ータには、少なくともチケットの利用期間を特定する利
用期限データ,少なくとも前記利用期間内と前記利用期
間外とに夫々対応して互いに内容を異にする画面を表示
するための複数の画面データ,及び、前記携帯情報端末
の処理装置に対して、処理時点の日時を表す日時情報を
取得させ、取得した日時情報と前記利用期限データとに
基づいて処理時点がチケットの利用期間内であるか否か
を識別させ、識別結果に対応する画面データに基づいた
画像を前記ディスプレイに表示させるプログラムデータ
が含まれていることを、特徴とする。
【0009】このように構成されると、これらのデータ
を受信した携帯情報端末の処理装置は、処理時点の日時
と利用期限データによって特定された利用期間とを比較
することによって、処理時点が利用期間内であるか利用
期間外であるかを、識別することができる。そして、処
理時点が利用期間内である場合には利用期間内に対応し
た画像データに基づいて画面を表示し、処理時点が利用
期間外である場合には利用期間外に対応した画像データ
に基づいて画面を表示する。その結果、携帯情報端末の
ディスプレイ上に表示される画面は、チケットの利用期
間内と利用期間外とで、夫々異なった内容となる。従っ
て、携帯情報端末を所有している利用者及びそのチケッ
トに化体された債権の債務者は、そのチケットが現在利
用期間内にあるか否かを、直ちに知ることができる。
【0010】本発明において、電子チケットとして取引
されるデータは、利用期限データ,画面データ及びプロ
グラムデータの全てを同一ファイルに格納したものであ
っても良いし、別途ファイルサーバ装置から各携帯情報
端末へ送信されたプログラムによって参照される利用期
限データ及び画像データを同一ファイルに格納したもの
であっても良い。後者の場合には、プログラムと電子チ
ケットが分離されているので、利用期間が終了した後
に、このプログラムによって電子チケットを携帯情報端
末内から消去することが可能になる。
【0011】利用期限データが、利用期間の開始日及び
終了日のみでなく、利用者に対するチケットの利用促進
を開始すべき日時を特定するものであって、画面データ
にチケットの利用促進のための画面を表示するものが含
まれ、プログラムが、携帯情報端末の制御装置に対し
て、チケットの利用促進を開始すべき日時の後にチケッ
トの利用促進のための画面をディスプレイ上に表示させ
るものであっても良い。このようにすれば、利用者がチ
ケットの利用期間を徒過する虞を低減することができ
る。なお、チケットの利用促進を開始すべき日時は、チ
ケットの利用期間が短い場合(例えば、単一日内)には
利用期間よりも前に設定することが有効であり、チケッ
トの利用期間が長い場合には利用期間内に設定すること
が有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明を実施するための電子チケ
ット発行システムの概略構成を示すブロック図である。
この電子チケット発行システムは、一台のウェッブサー
バ装置1と、このウェッブサーバ装置1に対してインタ
ーネット2及び通信事業者システム3を介して接続可能
な複数台の携帯情報端末4(携帯電話4a,4b,PD
A4c)とから、構成されている。なお、通信事業者シ
ステム3とは、各携帯情報端末4を通信端末とする通信
事業を行っている者(通信事業者)がその通信事業を行
うために構築している設備のことであり、その通信事業
が携帯電話事業である場合には、地上局,基地局,携帯
電話網とインターネットとのゲートウェイを含む。
【0014】各携帯情報端末4(携帯電話4a,4b,
PDA4c)は、インターネット接続機能及びデータ通
信機能を有する通信装置であり、CPU40や、このC
PU40に接続されたメモリー40及びディスプレイ4
2などのハードウェアを、内蔵している。記憶装置とし
てのメモリー40には、処理装置としてのCPU40に
よって読み出されて実行されることによって上記インタ
ーネット接続機能及びデータ通信機能を実現するオペレ
ーションシステムの他、インターネット2上で公開され
ているウェッブコンテンツを閲覧(要求及び表示)する
ためのウェッブブラウザプログラム,Java[米国サ
ンマイクロ社の商標]アプレットに従った処理を実行す
るJavaバーチャルマシン等のプログラム(何れも、
図示略)が、予め、格納されている。更に、このメモリ
ー40には、本発明を実施するために、ウェッブサーバ
装置1からダウンロードされる電子チケット100(後
述する第2実施例の場合には、更に、Javaアプレッ
トである電子チケット管理アプレット101)が、格納
される。
【0015】ウェッブサーバ装置1は、一般的なインタ
ーネットウェッブサーバ装置としてのハードウェア構成
及びソフトウェア構成を有するコンピュータである。即
ち、このウェッブサーバ装置1は、バスBを介して互い
に接続されたCPU10,メモリー11,ハードディス
ク12及び通信回路13を備えている。また、このハー
ドディスク12内には、CPU10によってメモリー1
1上に読み出されて実行される図示せぬオペレーション
システム,WWWサーバプログラム,幾つかのCGIプ
ログラム(又はJavaバーチャルマシン及びJava
サーブレット)がインストールされている。
【0016】更に、ハードディスク12には、更に、本
発明を実施するために、CGIプログラム(又はJav
aサーブレット)の一つであるチケットサーバプログラ
ム120がインストールされているとともに、顧客情報
データベース121及びチケット情報データベース12
2(後述する第2実施例の場合には、更に、上述した電
子チケット管理アプレット101を格納した電子チケッ
ト管理クラスファイル123)が、格納されている。
【0017】ウェッブサーバ装置1は、チケットの発行
者である興業主(チケットに化体した債権がコンサート
等の興業の入場である場合)や運輸会社(チケットに化
体した債権が交通機関の利用である場合)や飲食店(チ
ケットに化体した債権が飲食費の割引や飲食物の譲渡で
ある場合)自身,若しくは、これらの者から委託された
受託業者によって、運用されている。従って、顧客情報
データベース121には、これらのチケット発行者又は
受託業者の顧客として予め登録されている利用者につい
ての情報(住所,氏名,電子メールアドレス,決済用に
指定されたクレジットカードの発行会社,カード番号,
有効期限,等)と、各利用者に対するチケット発行情報
(発行されたチケットを特定するための情報,有料チケ
ットが発行された場合には図示せぬ決済システムによっ
て指定クレジットカード会社へ請求される代金総額)
が、登録されている。
【0018】また、チケット情報データベース122に
は、発行対象チケット毎に、そのタイプ(指定日でのみ
利用可能なものであるか、指定期間内ならいつでも利用
可能なものであるか),期限切れ日時(利用期間の終了
日時):T1,チケット利用日時(利用期間の開始日
時):T2,利用促進開始日時(利用者に対する利用促
進を開始すべき日時):T3,発行対象者(予め登録さ
れている顧客全員,代金支払いを条件に購入希望した
者,等),発行枚数(無制限,有限),有料である場合
には金額,指定席の場合には全席番号,各タイミングで
夫々ディスプレイ上に画面を表示させるための画像デー
タ,等からなるレコードが、登録されている。このチケ
ット情報データベース122に登録されるレコードは、
チケット発行者の発意によって、新規作成されて登録さ
れる。
【0019】チケットサーバプログラム120は、各携
帯情報端末4からのリクエストメッセージが自己のUR
Lを指定するものであった場合に、図示せぬWWWサー
バプログラムによって起動され、そのメッセージ中のパ
ラメータ(要求内容)に従った処理を実行する。即ち、
チケットサーバプログラム120(に従った処理を実行
するCPU10)は、各携帯情報端末4からの要求内容
がチケットの発行を要求するものであった場合には、要
求されたチケットに関してチケット情報データベース1
22に登録されている内容に沿って、電子チケットを発
行して要求元携帯情報端末4へ送信するとともに(電子
チケットの形式は各実施例毎に異なるので、その具体的
内容については、後で説明する)、発行した電子チケッ
トについての情報を顧客情報データベース121に登録
する。更に、後述する第2実施例の場合には、各携帯情
報端末4が最初にアクセスした時には、電子チケット管
理クラスファイル123を送信(ダウンロード)する。
また、チケットサーバプログラム120(に従った処理
を実行するCPU10)は、各携帯情報端末4からの要
求内容が現在日時の情報(処理時点の日時を表す日時情
報)の取得要求であった場合には、図示せぬハードウェ
アタイマ又はソフトウェアタイマによって管理している
現在日時情報を要求元携帯情報端末4へ応答する。
【0020】以下、電子チケット100の構造,チケッ
トサーバプログラム120による電子チケット100の
生成,電子チケット100又は電子チケット管理アプレ
ット101に従った携帯情報端末4のCPU40による
処理内容の実施例を、2例、説明する。
【0021】
【実施例1】最初の実施例1は、電子チケット100自
体をJavaアプレットとして構成する例である。
【0022】図2に示すように、実施例1の電子チケッ
ト100は、現在日時取得機能101,制御機能10
2,表示機能105を実現するためのコマンドと利用期
限データ103及び表示・出力データ104とを含むJ
avaアプレットである。現在日時取得機能101は、
携帯情報端末4内の図示せぬハードウェアタイマ又はソ
フトウェアタイマから現在日時情報を取得するか、若し
くは、ウェッブサーバ1のチケットサーバプログラム1
20に対して現在日時情報を要求して取得する機能であ
る。利用期限データ103は、上述した期限切れ日時T
1,チケット利用日時T2,及び、利用促進開始日時T
3からなる。また、表示・出力データ104は、ディス
プレイ42上にチケットのイメージを表示させるための
画像データと、音声データとからなる。なお、画像デー
タは、イメージを表示させるタイミングの相違に依って
4種類(利用期間内と利用期間外とに夫々対応して互い
に内容を異にする画面を表示するための複数の画面デー
タを含む)用意されている。
【0023】制御機能102は、現在日時取得機能10
1によって取得された現在日時情報が示す日時と利用期
限データ103を構成する各日時T1〜T3とを比較し
て、ディスプレイ42に画面を表示させるための画像デ
ータをこの比較結果に従って選択し、選択した画像デー
タに基づいたイメージの表示を表示機能105に指示す
る。なお、利用期限データ103を構成する各日時T1
〜T3の前後関係は、指定日でのみ利用可能な電子チケ
ット100の場合(例えば、コンサートチケット,航空
券)にはT3,T2,T1の順であるのに対して、指定
期間内ならいつでも利用可能な電子チケット100の場
合(例えば、鉄道乗車券,遊園地等の入場券,割引券)
にはT2,T3,T1の順となる。従って、制御機能1
02による比較内容及び順番も、指定日でのみ利用可能
な電子チケット100の場合と指定期間内ならいつでも
利用可能な電子チケット100の場合とで、異なったも
のとなる。表示機能105は、制御機能102によって
指示された画像データに基づいた画面を、ディスプレイ
42に表示させる機能である。
【0024】第1実施例のチケットサーバプログラム1
20は、リクエスト送信元の携帯情報端末4からチケッ
ト情報データベース22に登録されている何れかのチケ
ットの発行を要求された場合には、要求されたチケット
についてのレコードをチケット情報データベース22か
ら読み出し、読み出したレコード中のタイプに応じた処
理内容(指定日でのみ利用可能な電子チケット100の
場合には図4に示す内容,指定期間内ならいつでも利用
可能な電子チケット100の場合には図5に示す内容)
の制御機能102を実現するための記述,現在日時取得
機能101及び表示機能105を夫々実現するための記
述,並びに、同レコード内に含まれる各日時T1〜T3
(利用期限データ103)及び画像データ(表示出力デ
ータ104)を含むJavaアプレットを生成し、この
Javaアプレットを格納したクラスファイルを、電子
チケット100として要求元携帯情報端末4へ送信す
る。なお、現在日時取得機能101が携帯情報端末4内
部のタイマから現在日時を取得するかウェッブサーバ装
置1から現在日時を取得するかは、チケットサーバプロ
グラム120の初期設定によって決定される。
【0025】次に、以上のような電子チケット100を
受信してメモリー41に格納した携帯情報端末4のCP
U40がこの電子チケット100に基づいて実行する処
理を、チケットのタイプ毎に説明する。
【0026】先ず最初は、図4に示す指定日でのみ利用
可能な電子チケット(具体的には、コンサートチケッ
ト)100による処理である。この処理は、携帯情報端
末4のオペレーティングシステムの機能により、予め設
定されたタイミング(例えば、毎日所定時刻)又は開始
コマンドが手動入力されたタイミングにて、スタートす
る。そして、スタート後最初のS01では、CPU40
は、現在日時取得機能101を用いて、携帯情報端末4
の内部タイマから現在日時T0を取得する。若しくは、
ウェッブサーバ装置1のチケットサーバプログラム12
0に対して現在日時を要求して、応答された現在日時T
0とを取得する。
【0027】次のS02では、CPU40は、制御機能
102を用いて、S01にて取得した現在日時T0と利
用期限データ103中の期限切れ日時T1とを比較す
る。そして、現在日時T0が期限切れ日時T1よりも後
である場合には、CPU40は、S03において、表示
機能105を用いて、表示出力データ104中の画像デ
ータ(利用期間の終了日時よりも後に表示させるべき画
像を表示するための画面データ)に基づいてチケット画
像4(終了画面)を表示して、全処理を終了する。図6
は、このチケット画像4(終了画面)の例である。この
終了画面を読むことにより、携帯情報端末4の所有者
(利用者)及びチケット発行者は、その電子チケットの
利用期間が過ぎていることを直ちに知ることができる。
【0028】これに対して、現在日時T0が期限切れ日
時T1以前であるとS02にて判断した場合には、CP
U40は、S04において、制御機能102を用いて、
S01にて取得した現在日時T0と利用期限データ10
3中のチケット利用日時T2とを比較する。そして、現
在日時T0がチケット利用日時T2よりも後である場合
には、CPU40は、S05において、表示機能105
を用いて、表示出力データ104中の画像データに(利
用期間内に表示すべき画面を表示するための画面デー
タ)基づいてチケット画像3(実チケット)を表示し
て、全処理を終了する。図7は、このチケット画像3
(実チケット)の例である。この実チケットは、利用期
間内にある電子チケットの券面そのものである。しか
も、本例においては、利用期間内にある電子チケットで
あることを証明する数字情報をコード化したバーコード
が、実チケットに含まれている。従って、チケット発行
者(実際には、コンサート会場の検札係等)は、このバ
ーコードをバーコードリーダーによって読み取って処理
することによって、この電子チケットの利用期間中であ
ることを、確実に知ることができる。
【0029】これに対して、現在日時T0がチケット利
用日時T2以前であるとS04にて判断した場合には、
CPU40は、S06において、制御機能102を用い
て、S01にて取得した現在日時T0と利用期限データ
103中の利用促進開始日時T3とを比較する。そし
て、現在日時T0が利用促進開始日時T3よりも後であ
る場合には、CPU40は、S07において、表示機能
105を用いて、表示出力データ104中の画像データ
(利用促進のための画面データ)に基づいてチケット画
像2(利用促進画面)を表示して、処理をS08へ進め
る。図8は、このチケット画像2(利用促進画面)の例
である。この利用促進画面は、電子チケット中のバーコ
ードがダミーのバーコードに置き換わっているととも
に、「もうすぐ開演です!!」等の注意喚起文が追加さ
れた画面である。従って、携帯情報端末4の所有者(利
用者)は、この電子チケットの利用期間を忘れてしまう
ことがない。しかも、この時点では未だ利用期間に入っ
ていないが、バーコードはダミーのものであるので、チ
ケット発行者(実際には、コンサート会場の検札係等)
は、このダミーのバーコードをバーコードリーダーによ
って読み取って処理することによって、この電子チケッ
トが利用期間前であることを、確実に知ることができ
る。なお、このダミーのバーコードは、この電子チケッ
トが本物であることを利用者に証明するために、チケッ
ト発行者を認証するための数字情報をコード化したもの
であっても良い。
【0030】これに対して、現在日時T0が利用促進開
始日時T3以前であるとS06にて判断した場合には、
CPU40は、処理をS08へ進める。
【0031】S08では、CPU40は、表示機能10
5を用いて、表示出力データ104中の画像データ(利
用期間の開始日時よりも前に表示させるべき画面を表示
するための画面データ)に基づいてチケット画像1(予
告チケット画面)を表示して、全処理を終了する。図9
は、このチケット画像1(予告チケット画面)の例であ
る。この予告チケット画面は、利用促進画面から注意喚
起文が削除された画面である。
【0032】次は、図5に示す指定期間内ならいつでも
利用可能な電子チケット(具体的には、飲食店で飲食物
を譲渡することを約するクーポン券)100による処理
である。この処理は、携帯情報端末4のオペレーティン
グシステムの機能により、予め設定されたタイミング
(例えば、毎日所定時刻)又は開始コマンドが手動入力
されたタイミングにて、スタートする。そして、スター
ト後最初のS11では、CPU40は、現在日時取得機
能101を用いて、携帯情報端末4の内部タイマから現
在日時T0を取得する。若しくは、ウェッブサーバ装置
1のチケットサーバプログラム120に対して現在日時
を要求して、応答された現在日時とを取得する。
【0033】次のS12では、CPU40は、制御機能
102を用いて、S11にて取得した現在日時T0と利
用期限データ103中の期限切れ日時T1とを比較す
る。そして、現在日時T0が期限切れ日時T1よりも後
である場合には、CPU40は、S13において、表示
機能105を用いて、表示出力データ104中の画像デ
ータ(利用期間の終了日時よりも後に表示させるべき画
面を表示するための画面データ)に基づいてチケット画
像4(終了画面)を表示して、全処理を終了する。図1
0は、このチケット画像4(終了画面)の例である。こ
の終了画面を読むことにより、携帯情報端末4の所有者
(利用者)及びチケット発行者は、その電子チケットの
利用期間が過ぎていることを直ちに知ることができる。
【0034】これに対して、現在日時T0が期限切れ日
時T1以前であるとS12にて判断した場合には、CP
U40は、S14において、制御機能102を用いて、
S11にて取得した現在日時T0と利用期限データ10
3中のチケット利用日時T2とを比較する。そして、現
在日時T0がチケット利用日時T2以前である場合に
は、CPU40は、S15において、表示機能105を
用いて、表示出力データ104中の画像データ(利用期
間の開始日時よりも前に表示させるべき画面を表示する
ための画面データ)に基づいてチケット画像1(予告画
面)を表示して、全処理を終了する。図11は、このチ
ケット画像1(予告画面)の例である。この予告画面
は、電子チケットに化体されたサービスの内容,その利
用期間,及び「予告」等の注意喚起文を表示する画面で
ある。従って、利用者及びチケット発行者(具体的に
は、飲食店の店員)は、その電子チケットが未だ利用期
間に入っていない旨と有効期間そのものとを、確実に知
ることができる。
【0035】これに対して、現在日時T0がチケット利
用日時T2よりも後であるとS14にて判断した場合に
は、CPU40は、S16において、制御機能102を
用いて、S11にて取得した現在日時T0と利用期限デ
ータ103中の利用促進開始日時T3とを比較する。そ
して、現在日時T0が利用促進開始日時T3よりも後で
ある場合には、CPU40は、S17において、表示機
能105を用いて、表示出力データ104中の画像デー
タ(利用促進のための画面データ)に基づいてチケット
画像2(利用促進画面)を表示して、処理をS18へ進
める。図12は、このチケット画像2(利用促進画面)
の例である。この利用促進画面は、電子チケットに化体
されたサービスの内容,その利用期間の満了日,及び
「有効期限が迫ってます」等の注意喚起文を表示する画
面である。従って、利用者は、その電子チケットが既に
利用期間に入っているが利用期限が間近である旨を、確
実に知ることができる。また、チケット発行者は、その
電子チケットが利用期間に入っていることを、確認する
ことができる。
【0036】これに対して、現在日時T0が利用促進開
始日時T3以前であるとS16にて判断した場合には、
CPU40は、処理をS18へ進める。
【0037】S18では、CPU40は、表示機能10
5を用いて、表示出力データ104中の画像データ(利
用期間内に表示させるべき画面を表示するための画面デ
ータ)に基づいてチケット画像3(実チケット画面)を
表示して、全処理を終了する。図13は、このチケット
画像3(実チケット画面)の例である。この実チケット
画面は、利用促進画面から注意喚起文が削除された画面
である。従って、利用者及びチケット発行者は、その電
子チケットが利用期間に入っている旨とその利用期限
を、確実に知ることができる。
【0038】
【実施例2】実施例2は、電子チケット100自体であ
るデータファイル中のデータに基づいて電子チケット管
理アプレット101が画像を表示させるための処理を実
行するように、構成する例である。
【0039】実施例2の電子チケット100は、図2及
び図3に夫々示す実施例1の電子チケットから、現在の
日時取得機能101,制御機能102,表示機能105
を実現するためのコマンドを除いて、利用期限データ1
03及び表示・出力データ104のみを残したデータフ
ァイルである。
【0040】第2実施例のチケットサーバプログラム1
20は、各携帯情報端末4が初めてリクエストをした時
には、その携帯情報端末4に対して電子チケット管理ク
ラスファイル123を送信する。また、チケットサーバ
プログラム120は、リクエスト送信元の携帯情報端末
4からチケット情報データベース22に登録されている
何れかのチケットの発行を要求された場合には、要求さ
れたチケットについてのレコードをチケット情報データ
ベース22から読み出し、読み出したレコード内に含ま
れる利用期限データ103及び表示出力データ(画像デ
ータ)104を含む電子チケット100を生成し、要求
元携帯情報端末4へ送信する。
【0041】次に、以上のような電子チケット管理クラ
スファイル123及び電子チケット100を受信してメ
モリー41に格納した携帯情報端末4のCPU40が電
子チケット管理アプレット101に基づいて実行する処
理を、図14のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】この処理は、携帯情報端末4のオペレーテ
ィングシステムの機能により、予め設定されたタイミン
グ(例えば、毎日所定時刻)又は開始コマンドが手動入
力されたタイミングにて、スタートする。そして、スタ
ート後最初のS01では、CPU40は、今回の電子チ
ケット管理アプレット101の起動が電子チケット管理
クラスファイル123をウェッブサーバ装置1からダウ
ンロードしてから初めての起動であるか否かをチェック
する。そして、2回目以降の起動であれば、CPU40
は、処理をそのままS22へ進める。これに対して、初
めての起動であれば、CPU40は、S21において、
図15に示す構造の電子チケット管理テーブルをメモリ
ー41内に作成する。この電子チケット管理テーブル
は、メモリー41内に格納されている全電子チケット1
00について、夫々の利用期限データ(チケット利用日
時T2,利用促進開始日時T3,期限切れ日時T1)
を、一意のチケット番号とともに登録するテーブルであ
る。S21の完了後、CPU40は、処理をS22へ進
める。
【0043】S22では、CPU40は、未だ電子チケ
ット管理テーブルに登録されていない電子チケット10
0がメモリー42上にあるか否かをチェックする。そし
て、未登録の電子チケット100がなければ、処理をS
24へ進める。これに対して、未登録の電子チケット1
00があれば、CPU40は、S23において、未登録
の電子チケット100(即ち、電子チケット管理クラス
ファイル123とともにダウンロードされた電子チケッ
ト100,若しくは、電子チケット管理アプレット10
1が前回起動された後にダウンロードされた電子チケッ
ト100)の利用期限データT1〜T3を、一意に付与
したチケット番号とともに、電子チケット管理テーブル
に登録する。S23の完了後、CPU40は、処理をS
24へ進める。
【0044】S24では、CPU40は、ウェッブサー
バ装置1内で予め設定されたところに従って、携帯情報
端末4の内部タイマから現在日時T0を取得するか、若
しくは、ウェッブサーバ装置1のチケットサーバプログ
ラム120に対して現在日時を要求して、応答された現
在日時とを取得する。
【0045】次のS25では、CPU40は、電子チケ
ット管理テーブルに登録されている全電子チケット10
0のチケット番号及び項目「終了」を選択可能に列挙し
た選択画面を、ディスプレイ42上に表示する。
【0046】次のS26では、CPU40は、選択画面
に対する入力(選択可能な項目に対する選択)を待つ。
そして、何れかのチケット番号が入力されると、処理を
S27へ進める。
【0047】S27では、CPU40は、選択されたチ
ケット番号を含むレコードを、処理対象レコードとし
て、電子チケット管理テーブルから抽出する。
【0048】次のS28では、CPU40は、S24に
て取得した現在日時T0と処理対象レコード中のチケッ
ト利用日時T2及び利用促進開始日時T3とを比較す
る。そして、現在日時T0がチケット利用日時T2及び
利用促進開始日時T3よりも前である場合(指定期間内
ならいつでも利用可能な電子チケットに限る)には、C
PU40は、S29において、処理対象レコードに対応
する電子チケット100中の画像データ(利用期間の開
始日時よりも前に表示させるべき画面を表示するための
画面データ)に基づいて、ディスプレイ42上に予告画
面(図11)を表示する。S29の完了後、CPU40
は、処理をS37へ進める。
【0049】これに対して、現在日時T0がチケット利
用日時T2及び利用促進開始日時T3の何れか一方より
も後である場合には、CPU40は、S30において、
現在日時T0が利用促進開始日時T3よりも後且つチケ
ット利用日時T2よりも前であるか否かを、チェックす
る。そして、現在日時T0が利用促進開始日時T3より
も後且つチケット利用日時T2よりも前である場合(指
定日時にのみ利用可能な電子チケットに限る)には、C
PU40は、S31において、処理対象レコードに対応
する電子チケット100中の画像データ(利用促進のた
めの画面データ)に基づいて、ディスプレイ42上に利
用促進画面(図8)を表示する。S31の完了後、CP
U40は、処理をS37へ進める。
【0050】これに対して、現在日時T0が利用促進開
始日時T3よりも前である場合、或いは、チケット利用
日時T2よりも後である場合には、CPU40は、S3
2において、CPU40は、現在日時T0と処理対象レ
コード中のチケット利用日時T2及び期限切れ日時T1
を比較する。そして、現在日時T0がチケット利用日時
T2より後且つ期限切れ日時T1よりも前である場合に
は、CPU40は、処理をS33へ進める。
【0051】S33では、CPU40は、現在日時T0
が、チケット利用日時T2よりも後に設定された利用促
進開始日時T3よりも後であるか否かを、チェックす
る。そして、現在日時T0が、チケット利用日時T2よ
りも後に設定された利用促進開始日時T3よりも後であ
る場合(指定期間内ならいつでも利用可能な電子チケッ
トに限る)には、CPU40は、S35において、処理
対象レコードに対応する電子チケット100中の画像デ
ータ(利用促進のための画面データ)に基づいて、ディ
スプレイ42上に利用促進画面(図12)を表示する。
S35の完了後、CPU40は、処理をS37へ進め
る。
【0052】これに対して、現在日時T0が、チケット
利用日時T2よりも後に設定された利用促進開始日時T
3よりも前である場合(指定期間内ならいつでも利用可
能な電子チケットに限る),若しくは、チケット利用日
時T2が利用促進開始日時T3よりも後に設定されてい
る場合(指定日時にのみ利用可能な電子チケットに限
る)には、CPU40は、S34において、処理対象レ
コードに対応する電子チケット100中の画像データ
(利用期間内に表示させるべき画面を表示するための画
面データ)に基づいて、ディスプレイ42上に実チケッ
ト画面(図7,図13)を表示する。S34の完了後、
CPU40は、処理をS37へ進める。
【0053】一方、現在日時T0が期限切れ日時T1よ
りも後であるとS32にて判断した場合には、CPU4
0は、S36において、処理対象レコードに対応する電
子チケット100中の画像データ(利用期間の終了日時
よりも後に表示させるべき画面データ)に基づいて、デ
ィスプレイ42上に終了画面(図6,図10)を表示す
る。S36の完了後、CPU40は、処理をS37へ進
める。
【0054】S37では、CPU40は、電子チケット
管理テーブル内に、その期限切れ日時から現在日時T0
までの経過時間が所定期間を超えているレコードがある
か否かを、チェックする。そして、そのようなレコード
がなければ、CPU40は、処理をS25へ戻す。これ
に対して、そのようなレコードがあれば、CPU40
は、そのレコードを電子チケット管理テーブルから削除
するとともに、そのレコードに対応する電子チケット1
00をメモリー42上から削除する。S38の完了後、
CPU40は、処理をS25に戻す。
【0055】一方、選択画面上の項目「終了」が選択さ
れたとS26にて判断した場合には、CPU40は、全
ての処理を終了する。
【0056】以上説明したように、本実施形態による電
子チケット表示方法によると、電子チケット100は、
単純な画像データではなく、複数の画像データ及び利用
期限データを組み込んだJavaアプレット(実施例1
の場合),又は、複数の画像データ及び利用期限データ
を格納したデータファイル(実施例2の場合)としてウ
ェッブサーバ装置1から各携帯情報端末4へ送信され
る。更に、電子チケット100としてのJavaアプレ
ット(実施例1の場合)には、現在日時と利用期限デー
タとを比較することによって表示すべき画像を選択する
機能が組み込まれており、電子チケット100としての
データファイル(実施例2の場合)は、現在日時と利用
期限データとを比較することによって表示すべき画像を
選択する電子チケット管理アプレット101によって読
み込まれる。従って、本実施形態によると、携帯情報端
末4のディスプレイ42上には、単にチケットの券面の
イメージが常時表示されるのではなく、時間の経過に応
じて適切な内容のイメージが表示される。従って、携帯
情報端末4の所有者(利用者)は、その電子チケットが
利用期間に入っているか否かを容易に知ることができる
ので、利用期間が切れている電子チケットを間違って利
用しようとしてしまう行為等が防止できる。更に、携帯
情報端末4の所有者(利用者)は、利用開始日時や期限
切れ日時が迫っていることにも気づくことができるの
で、利用期間をうっかり徒過してしまうことが防止でき
る。
【0057】さらに、実施例1の場合には、電子チケッ
トの真性を証明するためのバーコードは利用期間内にし
か表示されないので、盗難な複製の可能性を低減するこ
とができる。
【0058】更に、現在日時をウェッブサーバ装置1の
チケットサーバプログラム120から取得するように設
定されていれば、携帯情報端末の内部タイマに設定され
ている現在日時に影響されず、正確な現在日時に基づい
た画面表示が可能になるので、不正利用を削減すること
が可能になる。 (付記1)ネットワークを介してサーバ装置から送信さ
れてきたデータに基づいて、ディスプレイ及び処理装置
を含む携帯情報端末における当該ディスプレイ上にチケ
ットの券面の画像を表示する電子チケット表示方法であ
って、前記データには、少なくともチケットの利用期間
を特定する利用期限データ,少なくとも前記利用期間内
と前記利用期間外とに夫々対応して互いに内容を異にす
る画面を表示するための複数の画面データ,及び、前記
携帯情報端末の処理装置に対して、処理時点の日時を表
す日時情報を取得させ、取得した日時情報と前記利用期
限データとに基づいて処理時点がチケットの利用期間内
であるか否かを識別させ、識別結果に対応する画面デー
タに基づいた画像を前記ディスプレイに表示させるプロ
グラムデータが、含まれていることを特徴とする電子チ
ケット表示方法。(1) (付記2)前記携帯情報端末には記憶装置が備えられて
いるとともに、前記利用期限データ,画面データ及びプ
ログラムデータが同一ファイルに格納された状態で前記
サーバ装置から前記携帯情報端末へ送信されて、前記記
憶装置に記憶されることを特徴とする付記1記載の電子
チケット表示方法。(2) (付記3)前記携帯情報端末には記憶装置が備えられて
いるとともに、個々のチケット毎に前記利用期限データ
及び画面データを格納したファイル,及び、各チケット
についての前記利用期限データ及び画面データに対して
共通に適用される前記プログラムデータを格納したファ
イルが、別個に、前記サーバ装置から前記携帯情報端末
へ送信されて、前記記憶装置に記憶されることを特徴と
する付記1記載の電子チケット表示方法。(3) (付記4)前記利用期限データは、前記利用期間の開始
日時と終了日時とを特定し、前記画面データには、前記
利用期間の開始日時よりも前に表示させるべき画面を表
示するための画面データ,前記利用期間内に表示させる
べき画面を表示するための画面データ,及び、前記利用
期間の終了日時よりも後に表示させるべき画面を表示す
るための画面データが含まれ、前記プログラムデータ
は、前記携帯情報端末の処理装置に対して、処理時点の
日時と前記利用期間の開始日時及び終了日時とを夫々比
較させて、処理時点の日時の前記利用期間の開始日時及
び終了日時に対する前後関係に対応した画面データに基
づいた画面を前記ディスプレイに表示させることを特徴
とする付記1記載の電子チケット表示方法。(4) (付記5)前記利用期限データは、利用者に対する利用
促進を開始すべき日時をも特定し、前記画面データに
は、利用促進のための画面データも含まれ、前記プログ
ラムデータは、前記携帯情報端末の処理装置に対して、
処理時点の日時が利用促進を開始すべき日時よりも後で
ある場合には前記利用促進のための画面データに基づい
た画像を前記ディスプレイに表示させることを特徴とす
る付記1又は4記載の電子チケット表示方法。(5) (付記6)前記プログラムデータは、前記携帯情報端末
の処理装置に対して、前記サーバ装置に前記処理時点の
日時を示す日時情報を要求させ、この要求に対する応答
として前記サーバ装置から送信されてきた日時情報を取
得させることを特徴とする付記1記載の電子チケット表
示方法。 (付記7)前記利用期間内に表示させるべき画面のみ
に、前記チケットの真性を証明する情報が含まれている
ことを特徴とする付記4記載の電子チケット表示方法。 (付記8)前記チケットの真性を証明する情報はバーコ
ード化された情報であることを特徴とする付記7記載の
電子チケット表示方法。 (付記9)前記プログラムデータは、前記携帯情報端末
の処理装置に対して、前記利用期間の終了日時から処理
時点までの経過期間が所定期間を超えている利用期限デ
ータを含むファイルを前記記憶装置から削除させること
を特徴とする付記3記載の電子チケット表示方法。
【0059】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の電子チ
ケット表示方法によると、電子チケットの電子データと
しての特質を活かし、電子チケットの利用期間に対する
現在日時の変化に従って電子チケットが表示させる画面
を変化させることができるので、利用者に対して、電子
チケットの有効期間に対する確認を容易にしたり注意を
喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である電子チケット発行
システムのブロック図
【図2】 実施例1による電子チケット(指定日でのみ
利用可能なタイプ)の構造を論理的に示す構成図
【図3】 実施例1による電子チケット(指定期間内な
らいつでも利用可能なタイプ)の構造を論理的に示す構
成図
【図4】 実施例1による電子チケット(指定日でのみ
利用可能なタイプ)による処理を示すフローチャート
【図5】 実施例1による電子チケット(指定期間内な
らいつでも利用可能なタイプ)による処理を示すフロー
チャート
【図6】 電子チケット(指定日でのみ利用可能なタイ
プ)による終了画面を示す図
【図7】 電子チケット(指定日でのみ利用可能なタイ
プ)による実チケット画面を示す図
【図8】 電子チケット(指定日でのみ利用可能なタイ
プ)による利用促進画面を示す図
【図9】 電子チケット(指定日でのみ利用可能なタイ
プ)による予告チケット画面を示す図
【図10】 電子チケット(指定期間内ならいつでも利
用可能なタイプ)による終了画面を示す図
【図11】 電子チケット(指定期間内ならいつでも利
用可能なタイプ)による予告画面を示す図
【図12】 電子チケット(指定期間内ならいつでも利
用可能なタイプ)による利用促進画面を示す図
【図13】 電子チケット(指定期間内ならいつでも利
用可能なタイプ)による実チケット画面を示す図
【図14】 電子チケット管理アプレット101による
処理を示すフローチャート
【図15】 電子チケット管理テーブルの構造を示す図
【符号の説明】 1 ウェッブサーバ装置 4 携帯情報端末 40 CPU 41 メモリー 42 ディスプレイ 100 電子チケット 101 電子チケット管理アプレット 120 チケットサーバプログラム 122 チケット情報データベース 123 電子チケット管理クラスファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介してサーバ装置から送信
    されてきたデータに基づいて、ディスプレイ及び処理装
    置を含む携帯情報端末における当該ディスプレイ上にチ
    ケットの券面の画像を表示する電子チケット表示方法で
    あって、 前記データには、少なくともチケットの利用期間を特定
    する利用期限データ,少なくとも前記利用期間内と前記
    利用期間外とに夫々対応して互いに内容を異にする画面
    を表示するための複数の画面データ,及び、前記携帯情
    報端末の処理装置に対して、処理時点の日時を表す日時
    情報を取得させ、取得した日時情報と前記利用期限デー
    タとに基づいて処理時点がチケットの利用期間内である
    か否かを識別させ、識別結果に対応する画面データに基
    づいた画像を前記ディスプレイに表示させるプログラム
    データが、含まれていることを特徴とする電子チケット
    表示方法。
  2. 【請求項2】前記携帯情報端末には記憶装置が備えられ
    ているとともに、 前記利用期限データ,画面データ及びプログラムデータ
    が同一ファイルに格納された状態で前記サーバ装置から
    前記携帯情報端末へ送信されて、前記記憶装置に記憶さ
    れることを特徴とする請求項1記載の電子チケット表示
    方法。
  3. 【請求項3】前記携帯情報端末には記憶装置が備えられ
    ているとともに、 個々のチケット毎に前記利用期限データ及び画面データ
    を格納したファイル,及び、各チケットについての前記
    利用期限データ及び画面データに対して共通に適用され
    る前記プログラムデータを格納したファイルが、別個
    に、前記サーバ装置から前記携帯情報端末へ送信され
    て、前記記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項
    1記載の電子チケット表示方法。
  4. 【請求項4】前記利用期限データは、利用者に対する利
    用促進を開始すべき日時をも特定し、 前記画面データには、利用促進のための画面データも含
    まれ、 前記プログラムデータは、前記携帯情報端末の処理装置
    に対して、処理時点の日時が利用促進を開始すべき日時
    よりも後である場合には前記利用促進のための画面デー
    タに基づいた画像を前記ディスプレイに表示させること
    を特徴とする請求項1記載の電子チケット表示方法。
  5. 【請求項5】前記プログラムデータは、前記携帯情報端
    末の処理装置に対して、前記利用期間の終了日時から処
    理時点までの経過期間が所定期間を超えている利用期限
    データを含むファイルを前記記憶装置から削除させるこ
    とを特徴とする請求項3記載の電子チケット表示方法。
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