JP2008198030A - ポイント管理システム、および、ポイント管理サーバー、ポイント管理方法、ポイント提供方法 - Google Patents

ポイント管理システム、および、ポイント管理サーバー、ポイント管理方法、ポイント提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】初期登録を簡単に行えるようにするとともに、専用のポイントカードを忘れたり紛失した場合であっても有効にポイントを加算できるようにする。
【解決手段】顧客がすでに所有している多数の記憶媒体1から固有の識別情報を読み取り、その識別情報がポイント管理サーバー3に記憶されているか否かを照会する。そして、その識別情報がポイント管理サーバー3に記憶されていなかった場合、その記憶媒体1を使用した店舗に対応してポイントを付与するとともに、ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによってその記憶媒体を使用した顧客情報を入力させるための入力情報を出力する。そして、その後、顧客情報の入力を受け付けた場合、同一店舗で同一顧客が使用した他の記憶媒体に対する価値が付与と合計した価値を当該店舗におけるその顧客の合計価値として蓄積する。
【選択図】図5

Description

本発明は、顧客に対して発行されたポイントを管理できるようにしたポイント管理システムなどに関するものであり、より詳しくは、顧客が複数のポイントカードを常時所持しなくても各店舗でポイント付与のサービスの提供を受けることのできるポイント管理システムに関する。
近年では、多くの店舗でポイント管理システムが導入されているが、このようなポイント管理システムでは、一般に、一人の顧客に対して一枚のポイントカードが発行し、そのポイントカードに商品購入額に応じたポイントを付与するようになっている。ところで、このようなポイント管理システムにおいて、店舗毎にポイントカードを発行すると、多くの店舗を利用する顧客は常に多数枚のポイントカードを所持しなければならないため、近年では、常時、多数枚のポイントカードを所持していなくてもポイントの発行や付与などのサービスを受けられるようにしたシステムが要望されるようになってきており、また、特許文献などとしても多数そのようなシステムが提案されるようになってきている。
例えば、下記の特許文献1や特許文献2には、携帯電話を用いて複数の店舗で発行されるポイントを管理できるようにしたシステムが開示されている。このシステムは、顧客が所持する携帯電話と、この携帯電話と通信可能に設けられたポイント管理サーバーと、精算時に携帯電話と通信可能に設けられたPOSシステムから構成されるものであって、携帯電話を用いてポイントを管理する場合に、ポイント管理サーバーが顧客IDを生成し、これを携帯電話に記憶させるようにしたものである。そして、商品を購入した際、その携帯電話をPOSシステムにかざし、その携帯電話から読み取られた顧客IDに対応してポイントを付与するようにしている。
特開2003−168040号公報 特開2005−115872号公報
しかしながら、このようなポイント管理システムにおいては、顧客毎に顧客IDを付与する必要があり、また、この付与された顧客IDを携帯電話に記憶させなければならない。このため、初めて店舗を利用した顧客は、その顧客IDの発行を受けるために、WEBサーバーにアクセスし、入力フォームに従った入力を行わなければならない。このWEBサーバーへのアクセスや入力は、携帯電話のテンキーを用いて行わなければならないため、その作業が非常に面倒なものとなるばかりでなく、このように携帯電話を用いてポイントを管理する場合は、携帯電話を持ち忘れた場合はポイントを加算してもらうことができなくなる。さらには、携帯電話を別の携帯電話会社に変更した場合や、あるいは、携帯電話を紛失してしまった場合には、すべてのポイントが消失されてしまうことになる。
そこで、本発明の第一の目的は、上記課題に着目してなされたもので、初めての店舗利用時に顧客情報の登録を行う必要がなく、また、ポイントカードなどを忘れたり紛失したりした場合であっても有効にポイントを加算できるようにしたポイント管理システムを提供することを目的とするものである。
また、近年では、ホームページやブログの普及などに伴って、人から人へ店舗の紹介が行われるようなことがある。このような店舗の紹介をブログで行う場合、そのブログ内にそのレストランの雰囲気や味、感想などが書かれることが多く、さらに、その店舗へのリンクを貼ったハイパーテキストやURLなどが設けられることが多い。そして、一般に、その読者はそのブログの感想やリンク先の店舗のホームページなどからその店舗の情報を収集して、その店舗を実際に利用することがある。
しかしながら、このような紹介を経て顧客が実際にその店舗を利用したとしても、その店舗でポイントの発行サービスを行っている場合は、実際にその店舗を利用した顧客にしかポイントが付与されず、紹介者には何らポイントなどが付与されない。
そこで、本発明の第二の目的は、このような紹介者に対してもポイントなどの価値を付与できるようにしたポイント提供方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は上記第一の課題を解決するために、顧客に対して付与されたポイントを管理するポイント管理システムにおいて、顧客がすでに所有している複数の記憶媒体から、その記憶媒体に記憶された固有の識別情報を読み取る読取手段と、当該読取手段によって読み取られた識別情報がポイント管理サーバーの記憶部に記憶されているか否かを照会する照会手段と、当該照会手段によってポイント管理サーバーの記憶部に記憶されていないと判定された場合、当該記憶媒体を使用した店舗に対するポイントをポイント管理サーバーの記憶部に記憶させるとともに、当該ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって当該識別情報の所有者である顧客の顧客情報の入力を受け付ける顧客情報受付手段と、当該顧客情報受付手段によって顧客情報を受け付けた場合、前記ポイントを使用可能な状態に設定して蓄積する価値蓄積手段とを備えるようにしたものである。
このように構成すれば、例えば、顧客が、電鉄カードやキャッシュカード、クレジットカード、各種会員カード、携帯電話などのように固有の識別情報を記憶した記憶媒体を少なくとも一つを所持していれば、それらの記憶媒体に記憶されている識別情報を利用してポイントを蓄積していくことができ、常に同じカードや携帯電話などを多数所持しておく必要がなくなる。また、店舗の利用毎に使用するカードが異なっていても、ポイント管理サーバーで登録されている識別情報の所有者である顧客にポイントを付与していくので、前回の利用時と同じカードなどを提示する必要がなくなり、常にどの店舗でどのカードなどを使用したかを覚えておく必要がなくなる。さらには、ポイント管理サーバー側で顧客のポイントを管理しているので、ポイントカードや携帯電話などを紛失したような場合であっても、すべてのポイントが消失してしまうようなことがなくなる。
また、ポイント管理サーバーに識別情報に対応してポイントが付与された場合において、その後、一定期間内にその識別情報に対応した顧客情報を受け付けなかったときは、その識別情報に対応して記憶された価値を消去させるようにする。
このようにすれば、所有者の特定できないポイントや識別情報などを長期間にわたって記憶部に記憶させておく必要がなくなるので、記憶部を効率的に使用することができるようになる。
さらに、このようなシステムを利用する場合、インターネットを介して取得可能な電子情報で紹介された店舗のリンクの選択を受け付け、その選択を行った顧客のクライアントコンピューターに当該店舗の情報を表示させ、これによって、その顧客からその店舗を実際に利用することを示す情報の入力を受け付ける。そして、その店舗のコンピューターに、当該店舗を利用する顧客の情報を送信するとともに、その顧客が実際にその店舗を利用した場合、その顧客が所持している複数の記憶媒体の提示を受け付けて、その受け付けた記憶媒体の中から固有の識別情報を読み取って、その識別情報がポイント管理サーバーに記憶されているか否かを照会する。そして、その識別情報がポイント管理サーバーに記憶されていなかった場合、その店舗で利用できるポイントをポイント管理サーバーに記憶させるとともに、そのポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって識別情報の所有者を特定するための顧客情報が入力されることを条件に、その店舗で利用できるポイントを当該顧客に対して利用可能に設定し、また、その電子情報の提供者に対してもポイントを提供する。
くわえて、識別情報がポイント管理サーバーに記憶されていた場合は、その記憶媒体を使用した店舗で利用できるポイントをポイント管理サーバーに記憶させるとともに、前記電子情報の提供者に対しても利用可能なポイントを提供する。
このようにすれば、店舗を実際に利用した顧客のみならず、その店舗を紹介した者に対してもポイントを付与することができるため、積極的な店舗の紹介に基づく宣伝広告の効果をあげることができるようになる。
本発明によれば、顧客が、電鉄カードやキャッシュカード、クレジットカード、各種会員カード、携帯電話などのように固有の識別情報を記憶した記憶媒体を少なくとも一つを所持していれば、それらの記憶媒体に記憶されている識別情報を利用してポイントを蓄積することができ、常に同じカードや携帯電話などを多数所持しておくことなくポイントを蓄積することができる。また、来店毎に提示するカードが異なっていても、ポイント管理サーバーで登録されている識別情報の所有者である顧客にポイントを付与していくので、前回の利用時と同じカードなどを提示する必要がなくなり、常にどの店舗でどのカードなどを使用したかを覚えておく必要がなくなる。さらには、ポイント管理サーバー側で顧客のポイントを管理しているので、ポイントカードや携帯電話などを紛失したような場合であっても、すべてのポイントが消失してしまうようなことがなくなる。
以下、本発明におけるポイント管理システム100の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態におけるポイント管理システム100の構成図を示したものであり、図中、1は顧客が有する記憶媒体、2は店舗に設置された店舗側コンピューター、3はポイント管理サーバー、4は顧客が所有しているパーソナルコンピューターや携帯電話、PDA、PHS(登録商標)などを示している。この実施の形態におけるポイント管理サーバー3は、インターネットや社内LANなどの通信網を介して店舗側コンピューター2に接続されるものであるが、必ずしもポイント管理サーバー3を店舗側コンピューター2と離れた位置に設ける必要はなく、ポイント管理サーバー3の機能を店舗側コンピューター2内に設けるようにしてもよい。この場合、ポイント管理サーバー3と店舗側コンピューター2は同じ装置を構成することになる。なお、この実施の形態においては、店舗側コンピューター2とポイント管理サーバー3とを分離して設けた場合を例に挙げて説明する。図2は、このポイント管理システム100を構成する店舗側コンピューター2とポイント管理サーバー3の機能ブロック図を示したものである。
この実施の形態におけるポイント管理システム100は、顧客の所有する複数の記憶媒体1に記憶された識別情報を利用して顧客のポイントを管理できるようにしたもので、店舗側コンピューター2に、従来の店舗側コンピューター2と同様に、顧客が購入した商品やサービスに対する決済処理を行う決済手段21と、その決済手段21によって決済された顧客の取引額に応じてポイントを発行するポイント発行手段22とを備えるようにしている。さらに、特徴的には、顧客がすでに所有している複数の記憶媒体1から固有の識別情報を読み取る読取手段23と、その読み取られた識別情報をポイント管理サーバー3に送信するとともに、そのポイント管理サーバー3から顧客の識別情報が記憶部30に格納されていたか否かの情報を受信する通信手段24とを設ける。また、これに対応して、ポイント管理サーバー3側に、店舗側コンピューター2で読み取られた記憶媒体1の識別情報がすでに記憶部30に格納されているか否かを照会する照会手段31と、その識別情報がポイント管理サーバー3の記憶部30に記憶されていないと判断された場合に、顧客がその後アクセスすることによって、その識別情報の所有者を特定させるための情報(以下、「顧客情報」という)を入力させるための入力情報を出力する入力情報出力手段32と、顧客が自己のクライアントコンピューター4などを用いてポイント管理サーバー3にアクセスすることによって顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段33と、その受け付けた顧客情報に基づいてその顧客が同じ店舗で使用した他の記憶媒体1の識別情報が存在している場合に、過去にその店舗で使用された他の識別情報に対して付与された価値と今回の識別情報に対して付与された価値とを合計した価値を蓄積する価値蓄積手段34と、その合計価値を出力する価値出力手段36を備えるようにしている。以下、本実施の形態におけるポイント管理システム100の詳細について説明する。
まず、店舗側コンピューター2について説明する。店舗側コンピューター2の決済手段21は、従来の店舗側コンピューター2と同様に、商品に付されたバーコードを読み取る図示しないバーコードリーダーと、そのバーコードに含まれるPLUコードに従って商品の価格情報をデータベースから読み出すPLU機能を有する。そして、顧客が購入した各商品についての価格を抽出し、その取引額を算出する。この取引額は、購入商品の詳細とともにレシートに印字され、顧客に手渡される。なお、この店舗側コンピューター2は、通常のパーソナルコンピューターだけで構成するようにしてもよく、また、バーコードリーダーなどを備えたPOS端末で構成するようにしてもよい。あるいは、これらのパーソナルコンピューターとPOS端末などを連結させて店舗側コンピューター2を構成するようにしてもよい。
ポイント発行手段22は、この店舗側コンピューター2に設けられるもので、その顧客の取引額に応じた電子的なポイントを発行する。ここで「ポイント」とは、顧客に対して商品の提供や割引などの各種サービスを提供できるようにしたものであり、その呼び名として、点数、マイル、スタンプ、何割引など各種の呼び名を総称するものである。ここでは、点数などの加算されるポイントを例に挙げて説明する。この発行されたポイントは、図1に示すような店舗側コンピューター2に設けられたポイント発行ボタン25が押下されることによって発行され、例えば、購入商品の取引額に比例して、1000円で10ポイント、5000円で50ポイントなどと一定の割合で発行される。そして、顧客がレジで精算する際、ポイントを発行してもらうことをオペレーターに伝えることで、オペレーターがポイント発行ボタン25を押下し、顧客の取引額に応じたポイントを電子的に発行する。この発行されたポイントは、後に顧客の記憶媒体1の識別情報とともにポイント管理サーバー3に送信される。
読取手段23は、顧客の所持している記憶媒体1から、その記憶媒体1に記憶されている識別情報を読み取るものであって、POSレジ本体に接続された専用の読取機20によってその識別情報を読み取る。この読み取られる記憶媒体1としては、他の記憶媒体1と区別する識別情報を記憶しているものであればどのようなものであってもよく、例えば、各社電鉄カードや、銀行各社のキャッシュカード、クレジットカード、各社のポイントカード、携帯電話などが用いられる。この識別情報は、記憶媒体1内に比較的長いビット数で表されるシリアル番号や符号などであって他人と重複する可能性がないものについては、そのシリアル番号や符号などの情報が用いられ、また、比較的短いビット数の情報で他人の識別情報と重複する可能性が高い場合には、他の情報を組み合わせて識別情報を構成する。この情報の組み合わせは、例えば、所有者の氏名や発行会社、発行年月日などを組み合わせることなどが考えられる。このような識別情報を読取手段23によって読み取る場合は、記憶媒体1の種類に応じた読取方式で読み取りを行う必要があり、例えば、無線カードや携帯電話などに対しては近距離無線通信によって識別情報を読み取り、また、磁気カードやICカードに対しては磁気ヘッドやIC接点を有する読取デバイスを用いて識別情報を読み取る。また、この読取機20で記憶媒体1から識別情報を読み出す際は、その記憶媒体1の通信方式やフォーマットを知っておく必要がある。このため、あらかじめその通信方式やフォーマットを設定しておき、それらの方式を用いて記憶媒体1から識別情報を抽出する。このとき、読取機20の操作面にその記憶媒体1の種類を特定させるための種類特定ボタン20aを設けておき、その記憶媒体1の種類特定ボタン20aが押下されることによって、その選択された種類の記憶媒体1に応じた通信方式やフォーマットに応じた読み取りを行って識別情報を抽出する。
通信手段24は、この読取手段23によって読み取られた識別情報と、店舗側コンピューター2で発行されたポイント、および、このポイントを発行した店舗を特定するための店舗情報をポイント管理サーバー3に送信する。そして、ポイント管理サーバー3から、その識別情報がすでにポイント管理サーバー3の記憶部30に記憶されているか否かの情報を受け取る。このポイントの送受信などの処理は、読取機20に備えられたモデムを介して行われるか、あるいは、店舗側コンピューター2内にモデムが設けられている場合は、その店舗側コンピューター2のモデムを通じて行う。
一方、ポイント管理サーバー3の照会手段31は、店舗側コンピューター2から送信されてきた識別情報をもとに、その識別情報がすでに記憶部30に記憶されているか否かを照会する。そして、その識別情報が記憶部30に格納されていないと判断された場合は、「識別情報が記憶されていない」という旨の結果を店舗側コンピューター2に送信する。また、逆に、すでにその識別情報が記憶されていると判断された場合は、その識別情報に対してそのポイントを付加し、その顧客に対するその店舗の合計ポイントを算出して店舗側コンピューター2側へ送信する。
店舗側コンピューター2の入力情報出力手段32は、ポイント管理サーバー3から「識別情報が記憶されていない」という旨の情報が送信されてきた場合、後日、その顧客がポイント管理サーバー3にインターネットを介してアクセスしてくることによってその識別情報の所有者に関する情報を入力できるようにした情報を印字した用紙6を出力する。この用紙6には、例えば、図3に示すように、店舗名、来店した日時、商品を購入した購入金額の合計、発行されたポイント、後日そのURLにアクセスしてその識別情報に対する顧客情報を設定入力するための案内、ポイント管理サーバー3にアクセスするためのURL、仮情報としてポイント管理サーバーに保存されている情報を示す保存情報などが印字される。この保存情報はポイント管理サーバー3で自動的に発行され、例えば、ランダムな記号や数字などによって構成される。
顧客情報受付手段33は、ポイント管理サーバー3に設けられるものであって、顧客が、用紙6に印字されたURLに従ってポイント管理サーバー3にアクセスしてくることに基づいて、顧客のクライアントコンピューター4にその顧客の情報を入力するための画面情報を提供する。この画面情報には、手渡された用紙6に印字された保存情報を入力するための保存情報入力欄、氏名を入力するための氏名入力欄、メールアドレスを入力するためのメールアドレス入力欄などが設けられる。そして、これらの各欄にクライアントコンピューター4のキーボードを用いて入力することによってポイント管理サーバー3に送信し、これをポイント管理サーバー3で受け付ける。
価値蓄積手段34は、この受け付けた情報に基づき、その氏名やメールアドレスなどと一致する所有者を特定し、記憶部30に所有者不定として保存されていた識別情報やポイントをその所有者に関連付けてその店舗で利用できるポイントとして蓄積する。このとき、図4に示すように、その所有者が過去にその店舗で使用された他の識別情報に対するポイントが付与されている場合は、これらのポイントを合計し、その店舗におけるその顧客のポイントとして格納しておく。図4においては、「山田太郎」氏は店舗Aにおいて複数の記憶媒体1を使用し、各記憶媒体1に対してそれぞれ「123ポイント」「47ポイント」・・・「30ポイント」のポイント発行を受け、合計でその店舗Aで「527ポイント」のポイントを有している。なお、図4においては、氏名、メールアドレス、識別情報、小計ポイント、合計ポイントのみを記載しているが、これらの情報に住所や氏名、電話番号などを付加してもよい。これらの情報を付加することにより、同姓同名の顧客が存在している場合であっても、住所などの情報が異なる場合は、毎に新たなフィールドを生成してポイントを管理することができる。
一方、価値消去手段35は、保存情報として受け付けた所有者不定の識別情報やポイントについて、一定期間内に所有者の情報が入力されなかった場合は、その識別情報やポイントを消去する。このとき、完全にポイントを消去するのではなく、消去されるポイントの合計を一定期間毎に合計しておき、その店舗に対してどれだけのポイントが使用されることなく消去されたかを提示出力できるようにしておく。
価値出力手段36は、この合計されたポイントを顧客のクライアントコンピューター4や、店舗側コンピューター2から印字して出力する。あるいは、定期的に登録されているメールアドレスに対してその店舗の広告情報などと一緒に合計ポイントを通知し、ポイントの使用可能状況と次回の来店を促せるようにする。
次に、このように構成されたポイント管理システム100において、顧客が商品購入を行ってポイントを蓄積するまでのデーターの流れについて、図5のフローチャートを用いて示す。
まず、顧客が商品の購入に対してポイントの付与サービスを受けたい場合、商品の精算に先立ってポイントを発行してもらうことの意思表示をオペレーターに伝え、自己が所有している多数の記憶媒体1のうちその店舗側コンピューター2の読取機20で使用可能な記憶媒体1を提示する。この際、提示される記憶媒体1は、その店舗のポイントカードであってもよく、あるいは、その店舗で読み取ることが可能な他の種類のカードであってもよい。そして、オペレーターがその提示された記憶媒体1が読み取り可能な種類であるか否かをチェックし、読み取り可能な種類の記憶媒体1であった場合には、店舗側コンピューター2のポイント発行ボタン25を押下するとともに、その記憶媒体1の種類に対応した種類特定ボタン20aを押下して記憶媒体1の種類を特定し(ステップS1)、その記憶媒体1の種類に応じた読取方式でその記憶媒体1に記憶された識別情報を読み取る(ステップS2)。そして、その顧客の購入した商品のバーコードを順次読み取り、PLUコードから各商品の価格を読み出して合計額を算出するとともに(ステップS3)、この合計額に対応したポイントを電子的に発行し(ステップS4)、通信手段24を介してそのポイントと識別情報とその店舗を識別するための店舗情報とをポイント管理サーバー3へ送信する(ステップS5)。
一方、これらの情報を受信したポイント管理サーバー3では、受信した情報のうち、店舗側コンピューター2から送信されてきた識別情報が記憶部30に記憶されているか否かを照会する(ステップT1)。このとき、その送信されてきた識別情報が記憶部30に記憶されていないと判断された場合は(ステップT2)、送信されてきた情報を仮のポイント情報として識別情報とともに記憶しておくとともに、それらの情報をまとめて保存しておくための保存情報を発行し(ステップT3)、「識別情報が記憶されていない」旨の情報とともにその保存情報を店舗側コンピューター2へ送信する(ステップT4)。
これに対応して、店舗側コンピューター2が「識別情報が記憶されていない」という旨の情報を受け取った場合(ステップS6)、店舗側コンピューター2は、後日、その顧客がポイント管理サーバー3にインターネットを介してアクセスすることによってその識別情報の所有者に関する情報を入力するための情報を印字した用紙6を出力する(ステップS7)。このとき、出力された用紙6には、図3に示すように、店舗名、来店した日時、合計金額、発行ポイント、および、後日そのURLにアクセスしてその識別情報に対する顧客情報を設定入力するための案内や、ポイント管理サーバー3にアクセスするためのURL、今回ポイント管理サーバー3に保存されているポイントを特定するための保存情報などが印字される。
この用紙6を受け取った顧客が、その後、一定期間内に自己のクライアントコンピューター4を用いて一定期間内にポイント管理サーバー3のURLにアクセスすると(ステップT5)、ポイント管理サーバー3は、そのクライアントコンピューター4に保存情報や氏名などを入力するための画面情報を提供し、この入力画面に従って入力された情報を受け取る。そして、入力された保存情報から識別情報を抽出し、その識別情報をその顧客に対する識別情報として記憶させるとともに、識別情報に対して付与されたポイントを使用可能に記憶部30に記憶させる(ステップT6)。
一方、店舗側コンピューター2からの識別情報の照会によってポイント管理サーバー3でその識別情報が記憶されていると判断された場合は(ステップT2)、その店舗で使用された識別情報に対して今回のポイントを蓄積するとともに(ステップT7)、その顧客に対する他の識別情報に対するポイントが付与されていた場合には、その店舗に対して付与されていたすべてのポイントを合計し(ステップT8)、それを店舗側コンピューター2へ送信する(ステップT9)。そして、店舗側コンピューター2の価値出力手段36を介してその合計ポイントと氏名などを印字して出力する(ステップS6、S8)。
このように上記実施の形態によれば、顧客がすでに所有している多数の記憶媒体1から固有の識別情報を読み取り、その識別情報がポイント管理サーバー3に記憶されていない場合には、その後、ポイント管理サーバー3でその識別情報に対する所有者を特定させ、これによってその顧客に対してポイントを付与するようにしたので、顧客が、各種カードのうち少なくとも一つ持っていれば、その記憶媒体1に記憶された識別情報を利用してポイントを付与してもらうことができる。これにより、常にその店舗専用のポイントカードなどを所持しておく必要がなくなり、また、来店毎に提示するカードが異なっていても、ポイント管理サーバー3で登録されている識別情報に対応した顧客にポイントを付与していくので、前回の利用時と同じカードなどを提示する必要がなくなる。
また、識別情報がその店舗に対応してポイント管理サーバー3に記憶されていない場合、その店舗で付与されたポイントとポイント管理サーバー3にアクセスするためのURL情報を記憶した用紙6を出力し、これを顧客に手渡すようにしたので、後に、顧客が自己のクライアントコンピューター4を用いてポイント管理サーバー3にアクセスして、キーボードを用いて自分の氏名やメールアドレスなどを入力することができ、入力作業を簡単に行うことができるようになる。
さらには、新たな識別情報に対応してポイントが付与された場合、その後、一定期間内にその識別情報に対応して顧客情報が入力されなかった場合、その識別情報に対応して記憶された価値を消去させるようにしたので、所有者の判別できない識別情報やポイントなどの情報を常時記憶させておく必要がなくなり、記憶容量をセーブして記憶部30を効率的に使用することができる。
次に、本発明におけるポイント管理システム1における第二の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、顧客の識別情報がポイント管理サーバー3に記憶されていないと判断された場合に、その後、顧客にポイント管理サーバー3にアクセスさせるための用紙6を出力する場合を例に挙げて説明したが、この用紙をあらかじめ印刷しておき、顧客に手渡すことができるようにすることもできる。この第二の実施の形態について以下に詳細に説明する。
図6は、顧客に手渡される用紙6aであって、あらかじめ、ポイント管理サーバー3にアクセスさせるためのURL情報が印字されたものである。この用紙6aには、これ以外にあらかじめ、固有の保存情報や、顧客がその後ポイント管理サーバー3にアクセスする際に必要となるパスワードなどが印字され、また、それと同じ情報がバーコード60の情報として印字されている。この保存情報は、第一の実施の形態と同様に、ポイントの所有者を特定できない場合に、その所有者の顧客情報が特定されるまでの間、そのポイントを一時的に保存しておくための情報である。なお、図3における用紙6との関係において、図6に示す用紙6aには、顧客に対して発行されたポイントや日付などが記載されていない。これは、あらかじめ誰に手渡すか分からない状態で印刷されたものであるからである。
そして、このような用紙6aを使用してポイントを発行する場合についてのフローチャートを図7に示す。
まず、商品購入に対するポイントの付与を受けたい場合、第一の実施の形態と同様に、顧客は、商品の精算に先立ってポイントを発行してもらうことの意思表示をオペレーターに伝え、自己が所有している多数の記憶媒体1のうちその店舗側コンピューター2の読取機20で使用可能な記憶媒体1を提示する。この際、その店舗で初めて提示する記憶媒体1を使用する場合は、オペレーターにその旨を伝え、オペレーターはこれに基づいてあらかじめ印刷しておいた用紙6aを取り出して、その表面に印字されたバーコード60を読み取り(ステップU1)、その中に記憶されていた保存情報とパスワード情報を抽出する(ステップU2)。そして、その後、顧客から提示された記憶媒体1の種類に対応した種類特定ボタン20aがオペレーターによって押下されることによって記憶媒体1の種類を特定し、その記憶媒体1の種類に応じた読取方式でその記憶媒体1に記憶された識別情報を読み取る(ステップU3)。そして、その顧客の購入した商品のバーコードを順次読み取り、PLUコードから各商品の価格を読み出して合計額を算出するとともに、この合計額に対応したポイントを自動的に発行するか、あるいは、テンキーなどを用いて入力する(ステップU4)。そして、これらの保存情報、パスワード、識別情報、ポイントなどとともにその店舗を識別するための店舗情報とをポイント管理サーバー3へ送信する(ステップU5)。
一方、これらの情報を受信したポイント管理サーバー3では、受信した情報のうち、店舗側コンピューター2から送信されてきた識別情報が記憶部30に記憶されているか否かを照会し(ステップV1)、その送信されてきた識別情報が記憶部30に記憶されていないと判断された場合は(ステップV2)、送信されてきた情報を仮のポイント情報として識別情報とともに記憶しておくとともに、それらの情報をまとめて保存情報に対応させて保存しておく(ステップV3)。
そして、顧客が、一定期間内に自己のクライアントコンピューター4を用いて一定期間内にポイント管理サーバー3のURLにアクセスすると(ステップV4)、ポイント管理サーバー3は、そのクライアントコンピューター4に保存情報や氏名などを入力するための画面情報を提供し、この入力画面に従って入力された情報を受け取る。そして、入力された保存情報から識別情報を抽出し、その識別情報をその顧客に対する識別情報として記憶させるとともに、識別情報に対して付与されたポイントを使用可能に記憶部30に記憶させる(ステップV5)。また、一定期間内にポイント管理サーバー3にアクセスがなかった場合は、その保存情報を消去する(ステップV6)。
一方、店舗側コンピューター2からの識別情報の照会によってポイント管理サーバー3でその識別情報が記憶されていると判断された場合は(ステップV2)、その店舗で使用された識別情報に対して今回のポイントを蓄積するとともに(ステップV7)、その顧客に対する他の識別情報に対するポイントが付与されていた場合には、その店舗に対して付与されていたすべてのポイントを合計し(ステップV8)、それを店舗側コンピューター2へ送信する(ステップV9)。そして、店舗側コンピューター2の価値出力手段36を介してその合計ポイントと氏名などをレシートに印字して出力する(ステップU8)。
このように、第二の実施の形態によれば、あらかじめ印刷された用紙6を用いて新規な記憶媒体1を使用する顧客に顧客情報を入力させるようにしたので、店舗側としても印刷装置などを別途新たに設置する必要がなくなり、システムの導入コストを安くすることができるようになる。
次に、このポイント管理システム1を活用したポイント提供方法を説明する。上述のポイント管理システム1では、店舗を実際に利用した顧客しかポイントを発行してもらうことができない。しかしながら、その顧客が他人のブログの紹介で来店したような場合は、その紹介者にもポイントや商品割引などのサービスを提供すべきである。そこで、以下の実施の形態では、このような紹介者に対しても特典を付与できるようにしたシステムを説明する。
図8は、この実施の形態におけるポイント提供方法が適用されるシステムを示したものであり、ブログやホームページなどの電子情報を提供する紹介者の管理下に設けられる紹介者コンピューター5と、そのブログなどの電子情報内に紹介された店舗情報を見ることによって実際にその店舗を利用する顧客の管理下におかれるクライアントコンピューター4と、上記実施の形態と同様に構成されたポイント管理サーバー3と、店舗側コンピューター2などを備えて構成される。なお、上記第一の実施の形態と同一の構成を含む装置や機能などは同一の符号を付して説明する。
このうち、紹介者コンピューター5は、紹介者のブログやホームページなどを管理するサーバーコンピューター(図示せず)や、あるいは、紹介者が電子メールで他人に広告情報を配信する場合は、その紹介者が所持するパーソナルコンピューターなどによって構成される。この紹介者コンピューター5で紹介される電子情報は、例えば、図9に示すように、その紹介者の日記などの情報や、その日記内に紹介された店舗の情報、また、その店舗へのリンクを貼ったハイパーテキスト40や画像41などを含み、閲覧者がそのハイパーテキスト40や画像41などをクリックすることによって、その店舗へのホームページ(図10)をクライアントコンピューター4に表示させる。このクライアントコンピューター4に表示されるホームページは、ある企業が一括して提供する複数の店舗のページであってもよく、あるいは、その店舗自身が提供する自社のホームページであってもよいが、この実施の形態では、ある企業が一括して提供する複数の店舗のホームページを例に挙げて説明する。この紹介される店舗のホームページ内には、図10に示すように、その店舗の写真、住所、電話番号、商品やサービスの種類、地図などの他、その店舗へ行くことを示すボタン42が設けられており、この図10内において、そのボタン42が「この店舗へ行く」というボタンに対応している。そして、顧客によってそのボタン42がクリックすされることにより、その顧客の顧客情報をポイント管理サーバー3へ送信する。ここで、顧客の情報を送信する場合、あらかじめ、このポイントの提供サービスを受ける顧客に対して会員登録をしてもらい、その際に入力された情報を送信するか、あるいは、「この店舗へ行く」というボタン42の押下とともに顧客の氏名などの情報を入力してもらうことで顧客情報をポイント管理サーバー3に送信する。このとき、その顧客のクライアントコンピューター4は、ホームページの閲覧履歴などからその店舗を紹介したブログなどの紹介者の情報を取得し、その紹介者の情報もポイント管理サーバー3に送信する。この紹介者の情報も同様に、あらかじめ、ポイントの提供サービスを受ける前に会員登録をしてもらい、そのブログのページ内にその紹介者の情報を格納しておく。そして、「この店舗へ行く」というボタン42が押下されることによって、その紹介者の情報を読み出して、ポイント管理サーバー3に送信する。
これらの情報を受け取ったポイント管理サーバー3は、来店予定のある顧客情報をその店舗に送信し、その店舗に対して何月何日に合計何名の来店予定があるかを把握させられるようにする。
そして、実際にその顧客がその店舗を来店した場合、商品の購入やサービスの提供などを受けることによって精算を行い、その際、第一の実施の形態におけるポイント発行処理と同じ方法で、用紙の印字やポイントの蓄積などの処理を行う。すなわち、精算の際、その顧客が所持している複数の記憶媒体1のうち、その店舗で使用できる記憶媒体1を提示し、その中に記憶されている識別情報を読み取る。そして、その識別情報がポイント管理サーバー3に記憶されているか否かを照会し、記憶されている場合はそのポイントを蓄積させるとともに、記憶されていない場合は、後日、ポイント管理サーバー3にアクセスさせることによってその識別情報の所有者を特定させるための情報を印字した用紙を出力する。そして、その用紙に基づいて自己の顧客情報を登録することによってポイント管理サーバー3に格納されていたポイントを使用可能な状態とする。
また、このようにポイントが使用可能な状態となってポイント管理サーバー3に蓄積された場合、その顧客を紹介した紹介者に対しても一定のポイントなどの特典を付与する。この場合、その紹介者に付与されるポイントなどの特典は、その紹介された店舗で使用できるポイントであってもよく、あるいは、他の店舗でも使用できるようなポイントなどであってもよい。
このようにすれば、店舗を実際に利用した顧客のみならず、その店舗を紹介した電子情報の提供者に対してもポイントを付与することができるため、積極的な店舗の紹介に基づく宣伝広告の効果をあげることができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、商品の購入によってポイントを付与するようにしているが、商品の購入に限らず、サービスの提供によってポイントを付与するようにしてもよい。このサービスの提供とは、例えば、飲食物の提供やタクシーや電車、飛行機などの利用など多種多様のものが考えられる。また、この実施の形態では、ポイントの付与として、累積可能な点数を例に挙げて説明したが、このような点数などに限ることなく、例えば、その場で利用可能な割引率の提供などとすることもできる。このとき、初回利用時にポイント管理サーバー3に所定の割引率を仮の情報として記憶させておき、後日、顧客情報が登録されることによって、次回以降その割引率で精算できるようにする。また、使用の都度、その割引率を段階的に上げていくようにすることもできる。
また、上記実施の形態では、あらかじめ使用できる記憶媒体1の読取方式などを設定しておき、この設定された記憶媒体1のみから識別情報を読み取るようにしているが、この読取方式を増やす場合は、通信手段24を介してインターネットに接続し、所定のサーバーコンピューターからその読取方式などをダウンロードするようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、ポイント管理サーバー3に顧客情報の登録やポイントの管理、来店予定の受信などの機能を持たせるようにしているが、これらの機能を分散させるようにしてもよい。この場合、分散された各機能の集合体がポイント管理サーバー3に相当する。
加えて、上記実施の形態では、店舗での購入の際、店舗側コンピューター2で精算する場合を例に挙げたが、PLUコードなどを読み取って精算するPOSシステムに限定されることなく、売上管理などを行うことのできるコンピューターであればどのようなものであってもよく、また、読取機20もその店舗側コンピューター2に隣接して設けられる必要はない。例えば、オンラインで商品を購入する場合を考えると、店舗側コンピューター2はその店舗の商品を電子的に取り扱うコンピューターで構成され、また、読取機20は、クライアントコンピューター4に設けられた読取機で構成される。
本発明の一実施の形態におけるポイント管理システムの全体を示す図 同形態におけるポイント管理システムの機能ブロック図 同形態における読取機から出力された用紙を示す図 同形態におけるポイント管理サーバーの記憶部に記憶された情報を示す図 同形態におけるポイント管理システムにおけるフローチャート 本発明の第二の実施形態で使用される用紙を示す図 同形態におけるポイント管理システムのフローチャート 第二の実施の形態におけるポイント管理システムの構成と処理の流れを示す図 同形態における紹介者のブログの内容を示す図 同形態における店舗のホームページを示す図
符号の説明
100・・・ポイント管理システム
1・・・識別媒体
2・・・店舗側コンピューター
3・・・ポイント管理サーバー
4・・・クライアントコンピューター
5・・・紹介者コンピューター
20・・・読取機
21・・・決済手段
22・・・ポイント発行手段
23・・・読取手段
24・・・通信手段
30・・・記憶部
31・・・照会手段
32・・・入力情報出力手段
33・・・顧客情報受付手段
34・・・価値蓄積手段
35・・・価値消去手段
36・・・価値出力手段
6、6a・・・用紙

Claims (6)

  1. 顧客に対して付与されたポイントを管理するポイント管理システムにおいて、
    顧客がすでに所有している複数の記憶媒体から、その記憶媒体に記憶された固有の識別情報を読み取る読取手段と、
    当該読取手段によって読み取られた識別情報がポイント管理サーバーの記憶部に記憶されているか否かを照会する照会手段と、
    当該照会手段によってポイント管理サーバーの記憶部に記憶されていないと判定された場合、当該記憶媒体を使用した店舗に対するポイントをポイント管理サーバーの記憶部に記憶させるとともに、当該ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって当該記憶媒体を使用した顧客情報の入力を受け付ける顧客情報受付手段と、
    当該顧客情報受付手段によって顧客情報を受け付けた場合、前記ポイントを使用可能な状態に設定して蓄積する価値蓄積手段とを備えたことを特徴とするポイント管理システム。
  2. 前記顧客情報受付手段によって一定期間内に顧客情報を受け付けなかった場合に、当該使用された記憶媒体の識別情報に対する価値を消去させる価値消去手段を備えた請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 顧客に付与された価値を管理するポイント管理サーバーにおいて、
    顧客がすでに所有している多数の記憶媒体から読み取られた固有の識別情報が記憶部に記憶されているか否かを照会する照会手段と、
    当該照会手段によって前記識別情報が記憶されていないと判定された場合、当該記憶媒体を使用した店舗に対応してポイントを記憶部に記憶させるとともに、当該ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって当該記憶媒体を使用した顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段と、
    当該顧客情報受付手段によって顧客情報を受け付けた場合、当該ポイントを使用可能な状態に設定して蓄積する価値蓄積手段とを備えたことを特徴とするポイント管理サーバー。
  4. 顧客に付与された価値を管理する価値管理方法において、
    顧客がすでに所有している多数の記憶媒体から読み取られた固有の識別情報が記憶されているか否かを照会するステップと、
    当該識別情報が記憶されていないと判定された場合、当該記憶媒体を使用した店舗に対応してポイントを記憶部に記憶させるとともに、当該ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって当該記憶媒体を使用した顧客情報を受け付けるステップと、
    前記アクセスによって顧客情報を受け付けた場合、当該ポイントを使用可能な状態に設定して蓄積するステップとを備えたことを特徴とするポイント管理方法。
  5. インターネットを介して取得可能な電子情報で紹介された店舗のリンクの選択を受け付けるステップと、
    当該リンクの選択を受け付けることによって、当該選択を行った顧客のクライアントコンピューターに当該店舗の情報を表示させるステップと、
    当該リンクの選択を行った顧客が当該店舗を実際に利用することを示す情報の入力を受け付けるステップと、
    当該店舗のコンピューターに対して、当該店舗を利用する顧客の情報を送信するステップと、
    当該顧客が実際にその店舗を利用した際、当該顧客が所持している複数の記憶媒体の提示を受け付け、当該受け付けた記憶媒体の中から固有の識別情報を読み取るステップと、
    当該読み取られた識別情報がポイント管理サーバーに記憶されているか否かを照会するステップと、
    前記識別情報がポイント管理サーバーに記憶されていないと判定された場合、当該記憶媒体を使用した店舗で利用できるポイントをポイント管理サーバーに記憶させるとともに、当該ポイント管理サーバーにその後アクセスさせることによって当該識別情報の所有者を特定するための顧客情報の入力を受け付けるステップと、
    顧客情報の入力を受け付けた場合、前記利用できるポイントを当該顧客に対して利用可能な状態に設定するとともに、前記電子情報の提供者に対してもポイントを提供するステップとを備えたことを特徴とするポイント提供方法。
  6. 前記読み取られた識別情報がポイント管理サーバーに記憶されている場合、当該記憶媒体を使用した店舗で利用できるポイントをサーバーに記憶させるとともに、前記電子情報の提供者に対してもポイントを提供するステップとを備えたことを特徴とする請求項5に記載のポイント提供方法。
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