JP2006228105A - アミューズメント施設運営システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末に並ばずにアトラクションを予約できることにより利用客が順番待ちのために時間の浪費することを従来より軽減することができるアミューズメント施設運営システムを提供する。
【解決手段】 携帯端末200は、ICチップ270のIDを施設内ネットワークNを介してセンタサーバ100に送信し、アトラクションの予約を要求する。センタサーバ100は携帯端末200からICチップ270のIDを受信し、予約状況DBを読み出して予約可能か否かを判断し、予約可能な場合は受信したIDを予約状況DBに書き込む。センタサーバ100は、予約確認情報を生成し携帯端末200に送信する。携帯端末200は、センタサーバ100から予約確認情報を受信し、ICチップ270に格納する。ICチップ270はアトラクション入口端末300に予約確認情報を送信する。アトラクション入口端末300はICチップ270から予約確認情報を受信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、予約処理や料金徴収処理等を行うアミューズメント施設運営システムに関する。
従来の遊園地等のアミューズメント施設においては、施設内の各アトラクションを利用するために、その都度に希望するアトラクションの入口に並んで順番を待っていた。しかしながら、この方法は、希望するアトラクションが人気がある場合、他の大勢の利用客が、同様に入口で順番を待つため、長時間順番待ちすることになる。また、前もって配布される整理券を得て、指定された時間にアトラクションに入場する方法もあるが、人気のあるアトラクションの整理券を得るために、やはり大勢の利用客が順番待ちをする必要があり、そのために時間を浪費しなければならなかった。
この問題に対し、アトラクション付近に予約用と入場者確認用の端末を設置し、利用客に無線通信可能なICタグ付き電子機器を所持させて端末に入場者確認を行わせることで、従来の人間による入場確認よりもスムーズな入場処理を可能にした技術が、特許文献1で公開されている。この技術では、端末と利用者の携帯する電子機器間の無線通信でアトラクションの予約を行っているが、その際、利用客一人一人がアトラクション付近に設置された設置端末に対面して予約申し込み処理を行う必要があるため、人気のアトラクションの予約のためには利用客が端末前に長蛇の列を作る必要があり、時間を浪費するという問題がある。
特開平11−184999号公報
この発明は上記の点を鑑みてなされたもので、端末に並ばずにアトラクションを予約でき、これにより、利用客が順番待ちのために時間の浪費することを、従来より軽減することができるアミューズメント施設運営システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、無線通信によってネットワークと接続する携帯端末と、前記ネットワークに接続されたサーバと、前記ネットワークに接続され、アトラクションの入口に設置されたアトラクション入口端末とを具備するアミューズメント施設運営システムにおいて、前記携帯端末は、識別情報を予め記憶した識別情報記憶手段と、前記ネットワークに無線で接続する第1の通信手段と、前記識別情報記憶手段から前記識別情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出された識別情報を、前記第1の通信手段を用いて前記サーバに送信し、前記アトラクションの予約を要求する予約要求手段と、前記サーバから、前記第1の通信手段を用いて予約時刻を含む予約確認情報を受信する予約確認情報受信手段と、前記受信した予約確認情報を予約確認情報記憶手段に格納する予約確認情報格納手段と、前記アトラクション入口端末と通信する第2の通信手段と、前記第2の通信手段を用いて前記アトラクション入口端末に前記予約確認情報を送信する確認時予約確認情報送信手段とを具備し、前記サーバは、前記複数の前記アトラクションの予約状況を記憶した予約状況記憶手段と、前記携帯端末から前記識別情報を受信する予約要求受信手段と、前記予約状況記憶手段内の予約確認情報を読み出して予約可能か否かを判断し、予約可能であれば、前記受信した前記識別情報を前記予約状況記憶手段に書き込む予約状況更新手段と、前記予約確認情報を生成して前記携帯端末に送信する予約時予約確認情報送信手段とを具備し、前記アトラクション入口端末は、前記携帯端末から送信される予約確認情報を受信して予約の有無を判断し外部に通知する予約確認手段を具備することを特徴とするアミューズメント施設運営システムである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記予約要求手段は、前記識別情報と共に予約を要求する時間を前記サーバに送信することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記識別情報記憶手段と、前記予約確認情報記憶手段と、前記予約確認情報送信手段と、前記第2の通信手段は、ICチップに含まれることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、前記携帯端末は、自身の現在位置を示す現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記アミューズメント施設内の地図情報を予め記憶した地図情報記憶手段と、前記地図情報に基づいて地図を表示すると共に、前記現在地情報を前記地図上に表示する位置情報表示手段とを更に具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、予め記憶された、自身の場所を示す端末位置情報を記憶手段から読み出して、前記携帯端末に送信する端末位置情報送信手段を具備する位置情報端末を更に有し、前記携帯端末は、前記位置情報端末から送信される端末位置情報を受信する端末位置情報受信手段を更に有し、前記位置情報表示手段は、前記端末位置情報を前記地図上に更に表示することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記予約時予約確認情報送信手段は、前記アトラクションの位置を示すアトラクション位置情報を含む予約確認情報を生成して前記携帯端末に送信し、前記位置情報表示手段は、前記予約確認情報から前記アトラクション位置情報を読み出し、前記地図上に更に表示することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4の発明において、前記携帯端末は、前記位置情報表示手段が表示する前記地図に対してユーザが指定する指定位置情報を入力する指定位置情報入力手段と、前記位置情報表示手段は、前記指定位置情報入力手段から入力された指定位置情報を前記地図上に更に表示することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7の発明において、前記携帯端末と通信する支払い端末を更に有し、前記携帯端末は、合計料金データを記憶する合計料金記憶手段と、前記支払い端末へ、前記合計料金データを送信する合計料金送信手段と、前記支払い端末から、更新された前記合計料金データを受信して前記合計料金記憶手段に格納する合計料金格納手段とを更に有し、前記支払い端末は、商品またはサービスの価格データを記憶する価格記憶手段と前記携帯端末から前記合計料金データを受信する合計料金受信手段と、前記価格記憶手段から前記価格データを読み出し、それにもとづいて前記受信した合計料金データを更新する合計料金更新手段と、前記更新した合計料金データを前記携帯端末へ送信する更新時合計料金送信手段とを具備することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、アミューズメント施設内に複数設置されたアクセスポイントの一つを介して、携帯端末が施設内のサーバにアトラクションの予約要求をし、サーバは予約状況記憶手段の予約状況に基づいて予約時刻を携帯端末に通知し、携帯端末は予約確認情報記憶手段に予約時刻を格納し、アトラクション入口端末は、予約確認情報記憶手段内の予約時刻を読み出すので、利用者は端末に並ぶことなくアトラクションを予約することができ、順番待ちのための時間の浪費をせずに済む。
また、請求項2に記載の発明によれば、携帯端末から要求する予約時間を送信するため、アトラクションの利用したい時間を指定して予約することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、アトラクション入口端末は、予約確認情報記憶手段内の予約時刻、アトラクション名(アトラクションコード)等を読み出し、携帯端末は現在の位置を示した地図を表示するため、利用客は施設内の地理的情報を得ることができ、施設内の目的地に向かうことが容易になる。
また、請求項8に記載の発明によれば、携帯端末が、施設内での有料な物品またはサービスの現在までの料金を記憶し、支払い端末がその料金を更新し、携帯端末が更新された料金を格納するため、施設内で利用客が現金を使用することがなくなり、利便性が高い。
図1は、本実施形態によるアミューズメント施設(以下、施設という)運営システムの全体概要を示す図である。100はセンタサーバ、200はPDA(Personal Digital Asistent)で実現する携帯端末、300はアトラクション入口端末、400は位置情報端末、500は入金・精算端末、600は支払い端末、700はアクセスポイント、また、800は受付端末である。Nは、有線で敷設されたLAN(Local Area Network)で実現される施設内ネットワークである。
まず、携帯端末200の構成を説明する。210は、制御部であり、センタサーバ100が公開するWebサイトにアクセスするWebブラウザ機能、アトラクション予約時に必要なデータの読出し書込み処理を行う予約機能、後述の位置情報取得部250と連携して目的地までの経路を探すナビゲーション機能、任意の位置データを登録する位置データ登録機能、後述の電子マネーサービス利用時にパスワード照合するパスワード機能を有している。なお、詳細は後述する。220は、液晶ディスプレイ等で実現される表示部である。230は、揮発性、及び不揮発性のメモリであり、予め施設内の詳細な地図データ、及びアトラクション予約用ホームページのURL(Uniform Resource Locator)が格納されている。240は、ファンクションキー、カーソルボタンで実現される入力部である。250は、GPS(Global Positioning System)を利用して現在位置を取得する位置情報取得部である。260は、無線によって、施設内に複数設置されているアクセスポイント700を介して施設内ネットワークNに接続する通信部である。270は、携帯端末200の制御部210と接続しているIC(Integrated Circuit)チップであり、不揮発性メモリ(図示せず)、外部と無線通信を行うアンテナ(図示せず)、それを制御する制御部(図示せず)を搭載している。
ここで、ICチップ270内の不揮発性メモリには、ユーザを識別するID(Identification)と、後述する電子マネーサービスにおいて支払い方式を識別する支払い方式フラグと、合計利用料金或いは残高が格納される。以下では、支払い方式フラグに“0”が書き込まれている場合は後払い方式用のICチップ270であることを示し、支払い方式フラグに“1”が書き込まれている場合は前払い方式用のICチップ270であることを示す場合について説明する。後払い方式のICチップ270には、合計利用料金として0の初期値が格納され、前払い方式のICチップ270にも、残高として0の初期値が格納されている。
次に、センタサーバ100の構成について、図2を参照して説明する。110は、制御部である。111は、施設内のアトラクションの予約状況を管理する予約部である。112は、アトラクションの予約が成立した際に、予約確認情報を生成する予約確認情報生成部である。113は、施設内に複数あるアトラクションの予約状況を、携帯端末200に配信する配信部である。ここで、配信部113は、施設内ネットワークN内でのみ閲覧可能なホームページを公開するためのWebサーバ機能を搭載している。114は、アトラクション入口端末300から係員によって入力される待ち時間を受信し、記憶部120に記憶させる待ち時間書込部である。115は、利用客が、携帯端末200を用いて施設内で商品を購入した金額を受信し管理する課金・残高情報管理部である。116は、前述の課金・残高情報管理部115が管理する金額を、入金・精算端末500に送信する課金・残高情報送信部である。ここで、予約部111、予約確認情報生成部112、配信部113、待ち時間書込部114、課金・残高情報管理部115、及び課金・残高情報送信部116は、制御部110に含まれる。記憶部120は、アトラクションの予約状況を格納する予約状況DB(Database)121、アトラクションの待ち時間を格納する待ち時間DB122、施設内の複数のアトラクションの位置情報を格納する位置情報DB123、利用客の課金額・残高等を格納する課金・残高情報DB124を有する。ここで、位置情報DB123に書き込まれたアトラクションの位置情報は、施設内の各アトラクションが設立された際に、予め既存の位置情報取得装置(例えばGPS端末)で予め取得してある。130は、施設内ネットワークNと有線にて通信を行う通信I/F(Interface)である。
次に、アトラクション入口端末300の構成について、図3(a)を参照して説明する。ここで、アトラクション入口端末300は、施設内に複数あるアトラクションの入口付近に設置されている。310は、制御部であり、ICチップ270内の予約確認情報を読み出す予約確認部311と、係員から入力されるアトラクションの待ち時間を、センタサーバ100へ送信する待ち時間送信部312とを含む。320は、施設内ネットワークNと有線で通信する通信I/Fである。330は、タッチパネル機能を搭載した液晶ディスプレイである。340は、ICチップ270と無線通信するRFID(Radio Frequency Identification)リーダライタである。360は、揮発性、及び不揮発性のメモリである。
次に、位置情報端末400の構成について、図3(b)を参照して説明する。ここで、位置情報端末400は、施設周辺の駐車場に設置されている。410は、制御部であり、位置情報書込部411、課金額・残高読出し部412、計算部413、課金額・残高書込部414を含む。位置情報書込部411は、携帯端末200に位置情報を書き込む。課金額・残高読出部412は、駐車料金の精算時に、ICチップ270内の現在の課金額、或いは残高を読み出す。ここで、前述の、ICチップ270の支払い方式フラグが“0”(後払い方式)であった場合は課金額、前払い方式であった場合は残高が読み出される。計算部413は、後述のカレンダー部450が管理する日付に基づいて駐車料金を算出する。課金額・残高書込部414は、計算部413が算出した駐車料金に基づき、課金額・残高読出部411によって読み出された課金額、或いは残高を更新した結果をICチップ270に書き込む。420は、施設内ネットワークNと有線で通信する通信I/Fである。430は、タッチパネル機能を搭載した液晶ディスプレイである。440は、ICチップ270と無線通信するRFIDリーダライタである。450は暦データを保持し、現在の日付を計算するカレンダー部である。460は、揮発性、及び不揮発性のメモリであり、不揮発性メモリには、自身の位置情報が格納されている。
次に、入金・精算端末の構成について、図4(a)を参照して説明する。ここで、入金・精算端末500は、施設内の複数箇所に点在し、また、入退場場所にも設置されている。510は制御部である。511は、受信したICチップ270の支払い方式フラグから、支払い方式を判定する判定部である。512は、支払い方式フラグに“1”(前払い方式)が格納されたICチップ270に対して、入金処理を行う入金部である。513は、精算処理を行う精算部である。ここで、判定部511、入金部512、精算部513は制御部510に含まれる。520は、施設内ネットワークNと有線で通信する通信I/Fである。530は、タッチパネル機能を搭載した液晶ディスプレイである。540は、ICチップ270と無線通信するRFIDリーダライタである。550は、入金、精算時に利用客が投入する貨幣、及び釣銭用の貨幣を格納する貨幣保持部である。ここで、入金・精算端末500は、貨幣投入用の投入口(図示せず)と、釣銭を排出する釣銭口(図示せず)を有する。560は、揮発性、及び不揮発性のメモリである。
次に、支払い端末600の構成について、図4(b)を参照して説明する。ここで、支払い端末600は、施設内の売店に設置されている。支払い端末600は、前述の位置情報端末400が搭載する機能と同様な、課金額・残高読出部611、計算部612、課金額・残高書込部613を含む制御部610を搭載している。620は、施設内ネットワークNと有線で通信する通信I/Fである。630は、タッチパネル機能を搭載した液晶ディスプレイである。640は、ICチップ270と無線通信するRFIDリーダライタである。650は、商品のIDを読み取る商品ID入力部である。660は、揮発性、及び不揮発性のメモリであり、不揮発性メモリには、商品IDと商品価格を関連付けた価格データが格納されている。
次に、施設の入場受付に設置された受付端末800の構成について図5を参照して説明する。受付端末800は、前述の支払い端末600と同様な、通信I/F820、タッチパネル式表示部830、RFIDリーダライタ840、揮発性及び不揮発性メモリ860を搭載している。810は制御部であり、利用客の個人データをセンタサーバ100へ送信して登録を要求する利用客データ送信部811を含んでいる。
ここで、上記の携帯端末200、センタサーバ100、アトラクション入口端末300、位置情報端末400、入金・精算端末500、支払い端末600、受付端末800はCPU(中央演算装置)(図示せず)を実装しており、上述した各制御部が搭載する各機能を実現するプログラム(図示せず)を揮発性メモリ上にロードして実行することで実現する。
なお、上記の各機能は、専用のハードウェアを用いて実現されても良い。
以下では、上記の携帯端末200に施設管理者が初期処理を施す動作を説明する。施設管理者は、携帯端末200に搭載されたICチップ270の不揮発性メモリに格納されたIDを、センタサーバ100の課金・残高情報DB124に格納して登録する。その後、登録を終えた携帯端末200は、施設の入場受付に置いておく。なお、この初期処理は、業者から携帯端末200の納品を受けた後、一度行えば良い。
次に、施設内に入場する利用客に携帯端末200が貸与される際の動作を説明する。利用客は、施設内に入場する前に、受付で申請書に氏名と、施設内の支払い方式を前払い方式にするか後払い方式にするかの選択を記入して提出する。受付員は、入場受付に置いてある携帯端末200のICチップ270のIDを受付端末800で読み取った後、入場受付に設置された受付端末800に、利用客の氏名と支払い方式を入力する。受付端末800の制御部810は、センタサーバ100に、利用客の氏名と支払い方式を送信し、且つ、その支払い方式に基づいて、ICチップ270の支払い方式フラグに“0”(後払い方式)または“1”(前払い方式)を書き込む。そして、受付員は、利用客に携帯端末を貸与する。センタサーバ100は、利用客の氏名とICチップ270のIDと支払い方式を課金・残高情報DB124に格納する。そして利用客は、貸与された携帯端末200に、パスワードを設定する。
次に、アトラクション予約サービス時の動作について、図6を参照して説明する。アトラクション予約サービスとは、利用客が、施設内の任意の場所からアトラクションを予約することができるサービスである。まず、利用客が、携帯端末200の入力部240から、アトラクションの予約を要求すると、携帯端末200のWebブラウザ機能が、予めメモリ230に格納してあるホームページのURLを参照してセンタサーバ100のWebサイトにアクセスし、アトラクション予約申し込み用のホームページ閲覧を要請する。これを受けて、センタサーバ100の配信部113は、アトラクション名の一覧を送信して携帯端末200の表示部220に表示させる。利用客はこの表示を見て、所望のアトラクション名を入力部240から選択し、携帯端末200の制御部210がセンタサーバ100へ選択結果を送信して、アトラクションの予約要求をする(ステップS10)。センタサーバ100がこれを受信する(ステップS20)と、配信部113が、予約状況DB121を参照し、現在、予約可能な時間のリストを検索して携帯端末200に送信する(ステップS21)。ここで、予約状況DB121には、図7で示すように、各アトラクションの利用時間帯、それに対応する予約人数、及び許容人数等の予約状況データが格納されている。
携帯端末200は、予約可能な時間のリストを受信すると、それをWebブラウザが表示部220に表示させる。利用客が表示されたリストを見て、入力部240から予約時間を選択する(ステップS11)と、制御部210がICチップ270からIDを読み出し、それを選択された予約時間と共にセンタサーバ100に送信する(ステップS12)。これを受けて、センタサーバ100の予約部111は、最新の予約状況DB121を参照して、受信した予約要求時間が予約可能か判断する。予約可能と判断した場合(ステップS22)、受信したIDを予約状況DB121の予約要求のあった時間に対応させて、格納する。次いで、予約確認情報生成部112が、予約成立したアトラクションの位置情報を、位置情報DB123から検索し、これと、アトラクション名、予約時間から成る予約確認情報を生成して携帯端末200へ送信する(ステップS23)。アトラクションの位置情報は、後述の施設内ナビゲーションサービス時に利用する。携帯端末200の制御部210は、予約確認情報を受信すると、ICチップ270の不揮発性メモリへこれを書き込み(ステップS13)、次いで、表示部220に予約確認情報を表示させ(ステップS14)る。携帯端末200の制御部210は、ICチップ270に格納されている予約確認情報を、その後、入力部から要求があればいつでも表示させる。
利用客は、予約確認情報を確認して表示された予約時間に該当アトラクションに出向き、アトラクション入口端末300に携帯端末200をかざす。アトラクション入口端末300のRFIDリーダライタは、携帯端末200内のICチップ270を検知し、不揮発性メモリ内の予約確認情報読出しを要求する。これを受けてICチップ270が予約確認情報をアトラクション入口端末300に送信すると、アトラクション入口端末300の予約確認部310は、ICチップ270のIDと予約確認情報を読み取り(ステップS30)、予約確認後にICチップの予約確認情報を消し込み(ステップS31、ステップS15)、IDと消し込みした予約確認情報をセンタサーバ100に送信して、センタサーバ100側の予約情報(ID含む)を削除し、予約状況DB121を更新する。ここで、一つの携帯端末200からの可能な予約数をセンタサーバ100側で制限し、予約数が一定数に達していると、新たな予約は不可とする。予約を利用した後にはICチップ及び、センタサーバ100上の予約情報を削除し、再び予約することが可能となる。その後、アトラクション入口端末300の予約確認部311は、タッチパネル表示部330に入場可能を表示させ(ステップS32)て、利用客に通知する。
次に、前述のステップS21とステップS22の間に、別の利用客がアトラクションの予約をしたために予約不可となる場合の動作について、図8のシーケンス図を参照して説明する。まず、利用客Aによって、図6と同様にステップS12までの動作が行われる。一方、利用客Bもまた、携帯端末200を用いてセンタサーバ100にアクセスする。利用客Aの予約動作におけるステップS21の処理の後、予約時間とIDをセンタサーバ100が受信するまでの間に、利用客Bからの予約時間とIDをセンタサーバ100が受け取る。例えば、ステップS21にてアトラクションAの予約状況が図7に示すような状態の時に、利用客Bが13:00〜14:00で予約を要求して成立し、その後、利用客AからIDと、利用客Bと同一の予約時間を受信する。センタサーバ100の予約部111は、最新の予約状況DB121を参照し、受信した予約時間が既に許容人数に達し、予約不可であると確認する(ステップS22a)。次いで、予約部111は、利用客Aの携帯端末200に予約不可を通知し(ステップS23a)、利用客Aの携帯端末200の制御部210は、表示部220に予約不可を表示させて利用客Aに通知する(ステップS13a)。
その後、利用客Aが、予約できなかったにも拘らず、アトラクションAに出向き入場しようとした場合、アトラクション入口端末300は、利用客Aの所持する携帯端末200内のICチップ270の不揮発性メモリを読出して予約確認情報が無いことを確認し(ステップS30a)、タッチパネル表示部330に入場不可を表示させ(ステップS31a)て、利用客Aの入場が許可されなかったことを通知する。
次に、施設内ナビゲーションサービス時の動作について説明する。ここで、施設内には、図1で示したように、施設内ネットワークNに接続するアクセスポイントが多数設置されている。また、利用客の所持している携帯端末200の位置情報取得部250は、定期的に現在位置情報を取得している。
まず、利用客が、位置情報取得機能により、任意のポイントを携帯端末200に登録する動作を説明する。利用客は、入力部240からナビゲーション機能の開始を要求し、これを受けて携帯端末200の制御部210は、位置情報取得部250が取得した位置情報を読み取り、近辺の地図情報をメモリ230から読み出して現在位置と共に表示させる。その後、利用客は、表示された地図を見て入力部220のカーソルボタンを操作しながら地図の表示を移動させ、所望の位置(例えば、待ち合わせ場所等)を地図上に表示させ、登録を要求する。携帯端末200の制御部210は、その場所の位置情報をメモリ230に保持する。
次に、利用客が、携帯端末200の入力部260から地図の再表示を要求すると、携帯端末200の制御部210は、登録ポイントの位置を示す記号を地図上に表示させる。また、前述のアトラクション予約サービスで、携帯端末200が、予約確認情報をメモリ230内に格納している場合、制御部210は、予約確認情報の中からアトラクション位置情報を読み出し、それに基づいてアトラクション位置を示す記号を地図上に表示させる。例えば、図10のように、アトラクション位置901及び予約時刻と現在位置902が地図903上に表示される。
その後、利用客は、前述の登録ポイント或いはアトラクション位置に目的地を設定するよう指示し、現在位置から目的地までのルート探索を要求する。これを受けて、携帯端末200の制御部210は、ルート探索を行って、結果を地図上に表示する。
次に、後払い方式に設定された携帯端末200を使用した電子マネーサービス時の動作について、図11を参照して説明する。まず、利用客が、施設内の売店で商品を手に取り、レジ等の支払い端末600に向かう(ステップS101)。売店の係員が、商品に対応するバーコード等で表現された商品IDを商品ID入力部650から読み込ませると、支払い端末600の課金額・残高読出部611は、不揮発性メモリ内の価格データを参照して、入力された商品のIDに対応する価格を読み出す(ステップS102)。商品が複数あればステップS102の価格読み出しの動作を繰り返し、計算部612が合計の購入額を算出する。次いで、精算処理をするよう、タッチパネル表示部630に表示させる。係員は表示を見て、利用客に精算処理を依頼する。利用客は、携帯端末200を支払い端末600にかざすと、支払い端末600のRFIDリーダライタ部640がこれを検知し、ICチップ270内のID及び支払い方式フラグと、合計利用料金または残高の送信を要求する。これを受けて、携帯端末200の制御部210は、パスワード入力の要求を表示する。利用客はこれを見て、入場時に携帯端末200に設定したパスワードを入力する(ステップS103)。次いで、携帯端末200の制御部210が設定時のパスワードとこれを照合し、合っていれば、ICチップ270がID、支払い方式フラグ、及び合計利用料金を支払い端末600へ送信する。支払い端末600の課金額・残高読出部611は、受信した支払い方式フラグから支払い方式を判定する。後払い方式と判定すると、計算部612が、受信した合計利用料金に前述の購入額を加算する。その後、課金額・残高書込部613が、ICチップ270に加算した購入額を送信して書き込みを要求し(ステップS104)、ICチップ270はこれを書き込む。次いで、支払い端末600の課金額・残高書込部613は、施設内ネットワークNを経由してセンタサーバ100に、ID、支払い方式フラグ、及び加算後の合計利用料金を送信する(ステップS105)。これを受けて、センタサーバ100の課金・残高情報管理部115は、課金・残高情報DB124に合計利用料金、ID、支払い方式フラグが対応するように格納する。
他方、ステップS104の動作の後、携帯端末200の制御部210が、現在の合計利用料金を表示させると、利用客は、これを確認する(ステップS106)。なお、この表示処理は無くても良い。また、利用客が、携帯端末200の入力部240から合計利用料金の表示要求をした場合、その都度表示させても良い。
その後、利用客が施設内で、再び商品を購入する場合は、ステップS101に遷移して処理を繰り返す。一方、利用客が退場する場合は入退場場所に行き(ステップS107)、設置された入金・精算端末500で精算を行う。まず、利用客は携帯端末200を入金・精算端末500にかざすと、入金・精算端末500のRFIDリーダライタ540が携帯端末200内のICチップ270を検知する。次いで、入金・精算端末500の判定部511が、ICチップ270にIDと支払い方式フラグを要求して受信し、その支払い方式フラグから支払い方式を判定する。判定部511が、支払い方式フラグを読み出し、後払い方式と判定すると、精算部513は、センタサーバ100にIDを送信し、センタサーバ100の課金・残高情報送信部116は、そのIDに対応する合計利用料金を課金・残高情報DB124から読み出し、入金・精算端末500に送信する。これを受けた入金・精算端末500の精算部513は、合計利用料金を表示させ(ステップS108)、利用客は表示された合計利用料金を確認し、それに十分な貨幣を入金・精算端末500の投入口に投入する(ステップ109)。入金・精算端末500の精算部513は、投入された金額が合計利用料金以上か判断し、上回っていれば貨幣保持部550から差分を取り出し、釣銭口から排出させる。差分が無ければ精算処理は終了する。
なお、上述のステップS103〜S104の、携帯端末200の制御部210が行うパスワード照合処理は、利用客が携帯端末200を紛失した場合等、他人によって、その携帯端末200で、上記のような支払い処理が行われることを防止するために行う。
次に、前払い方式に設定された携帯端末200を使用した電子マネーサービス時の動作について、図12を参照して説明する。まず、利用客が、施設内に入場する際、入退場場所に設置された入金・精算端末500に携帯端末200をかざすと、入金・精算端末500のRFIDリーダライタ540は、携帯端末200に搭載されたICチップ270を検知する。次いで、判定部511が、ICチップ270にIDと支払い方式フラグを要求して受信し、その支払い方式フラグから支払い方式を判定する。判定部511が、支払い方式フラグを読み出し、前払い方式と判定すると、タッチパネル表示部530に、入金処理か精算処理かの選択を表示させる。利用客が入金処理を選択すると、入金額を入力するようタッチパネル式表示部530から要求し、利用客はタッチパネル式表示部530から所望の入金額を入力する。次いで、入金・精算端末500の入金部512は、入金額を投入するよう表示し、利用客が投入口から貨幣を投入する(ステップS111)と、投入額が入力された入金額以上か判断する。そして、入金額未満なら不足を表示し、入金額より多ければ差分を計算し、相当の貨幣を貨幣保持部550から釣銭口へ排出する。その後、入金部512は、ICチップ270に残高を要求して取得し、入金額に加算してICチップ270に書き込ませる。次いで、IDと支払い方式フラグと加算後の残高を、センタサーバ100へ送信する(ステップS112)。センタサーバ100の課金・残高情報管理部115は、受信した残高、ID、及び支払い方式フラグを、対応付けて課金・残高情報DB124に格納する。ここで、格納された残高は、ICチップ270の残高のバックアップとして保持される。
次に、利用客が、施設内の売店で、商品を手に取ってレジ等の支払い端末600に向かい、上述のステップS101〜S103の処理を同様に行う(ステップS113〜S115)。その後、支払い端末600の課金額・残高読出部611が、ICチップ270から支払い方式フラグとIDを受信し、支払い方式を判定する。前払い方式と判定すると、更に残高を受信し(ステップS116)、計算部612が、ステップS114〜S115にて得た購入額と残高を比較して、残高が購入額以上かどうか判断する(ステップS117)。残高が購入額未満で購入不可の場合は、計算部612が、購入不可のエラーを表示させる(ステップS118)。ここで、入金を行う場合はステップS111に遷移して処理を繰り返す。また、退場する場合、後述のステップS124に遷移する。
一方、残高が購入額以上の場合、課金額・残高書込部613は、残高から購入額を減算した結果を、ICチップ270に送信し、書き込ませる(ステップS119)。次いで、センタサーバへ、ICチップ270のID、支払い方式フラグ、及び残高を送信する(ステップS120)。センタサーバ100の課金・残高情報管理部115は、IDと対応付けて、受信した残高を課金・残高情報DB124に格納する。そして、携帯端末200の課金額・残高書込部613は、減算後の残高を表示させ、利用客はこれを見て残高を確認する(ステップS121)。その後、利用客が、再び入金する(ステップS123)時はステップS111、入金せずに売店で再び商品を購入する場合はステップS113に遷移して処理を繰り返す。他方、利用客が退場する(ステップS122)場合、利用客は入退場場所に設置されている入金・精算端末500に携帯端末200をかざす(ステップS124)。次いで、入金・精算端末500のRFIDリーダライタ540がこれを検知すると、判定部511が、ICチップ270にIDと支払い方式フラグを要求して受信し、その支払い方式フラグから支払い方式を判定する。判定部511が、前払い方式と判定すると、タッチパネル表示部530に、入金処理か精算処理かの選択を表示させる。利用客が精算処理を選択すると、精算部513がICチップ270に残高を要求して取得し、タッチパネル表示部530に残高を表示して、利用客の承諾を要求する。利用客がタッチパネル表示部530から承諾すると、精算部513は、残高と同額の貨幣を貨幣保持部550から釣銭口に排出させる(ステップS125)。
なお、上述において、前払い方式の電子マネーサービスにおける入金、及び支払い時に、ICチップ270内の残高をセンタサーバ100に送信して格納し、バックアップ用に管理したが、格納・管理をしなくても良い。また、バックアップ用ではなく、これに格納されている残高を入金・支払い時に参照しても良い。
また、上述において、支払い方式フラグで携帯端末に支払い方式を設定したが、例えば、IDが0〜4999は後払い方式、IDが5000以降は前払い方式として予めICチップ270に格納し、IDによって支払い方式を識別しても良い。
また、上述において、後払い方式の電子マネーサービス時に、入金・精算端末513は、センタサーバ100にIDを送信し、対応する合計利用料金をセンタサーバ100から取得し、精算処理を行ったが、携帯端末200のICチップ270に格納されている合計利用料金を読み出して行っても良い。
また、上述において、電子マネーサービスでの後払い方式は、退場時に精算する方法を取ったが、入場時に、クレジットカード支払い、口座引き落とし、口座振込み(例えば、後日、施設管理者が請求書を利用客住所に送信し、指定口座に振り込みを依頼する)、及び退場時現金払いかを選択させても良い。その際、まず、利用客がクレジットカード払いを選択する場合はクレジットカード番号を、口座引き落としを選択する場合は利用客の口座番号、口座振込みを選択する場合は利用客住所を申請書に記入して入場受付に提出させ、それらの個人情報を受付端末からセンタサーバ100に送信し、センタサーバ100はこれを課金・残高情報DB124に格納して管理する。その後、上述の図11のステップS101〜S107までの処理を同様に行い、利用客は施設を退場する。次に、施設管理者は、毎月の精算のまとめ日を決めておき、その日までの過去一ヶ月間の合計利用料金を算出する。そして、課金・残高情報DB124の各支払方法に基づく情報(クレジット番号、口座番号、住所)を読み出して、クレジットカード支払い希望の利用客の場合は該当クレジット会社へ請求し、口座引き落とし希望の利用客の場合は該当金融機関へ請求し、口座振込み希望の利用客の場合は振り込み方法と共に請求書を該当住所へ郵送する等の処理を行う。
また、上述において、携帯端末200の位置情報取得にはGPSを利用したが、無線LANを利用しても良い。その場合、図13に示すように、施設内に複数設置されている無線LAN用のアクセスポイント700a、700b、700c、700dに、携帯端末200から受信する電波強度を感知する機能を搭載しておく。ここで、破線で描かれた円は、その中心のアクセスポイント700a、700b、700c、700dの通信限界を示す。そして、携帯端末200とアクセスポイント700b、700cとが通信することによって、アクセスポイント700に対する相対的な位置を特定する。
図13の場合、センタサーバ100は、アクセスポイント700c周辺に携帯端末200が存在すると認識する。
なお、上述において、利用客が、施設内の各アトラクションの予約しない場合の待ち時間を、センタサーバ100が公開するホームページから閲覧しても良い。その場合、アトラクション入口での予約なしの場合の待ち時間状況を、係員が定期的に計測し、アトラクション入口端末300のタッチパネル表示部330から待ち時間を入力して、センタサーバ100へ送信する。これを受けてセンタサーバ100の待ち時間書込部113は、待ち時間DB122の該当部分を更新する。この結果、待ち時間DB122には、図9に示すように、施設内の各アトラクションと、現在の待ち時間が対応づいて格納される。その後、上述したアトラクション予約状況の場合と同様に、配信部113から待ち時間用のホームページを公開して、携帯端末200等から閲覧できるようにする。
また、上述において、携帯端末200は利用客に貸与されたが、利用客に買い取らせても良い。その場合、携帯端末200は退場時に回収せず、繰り返し施設内で使用できるものとする。支払方法は上述の実施形態と同様で良い。
また、買い取りの携帯端末200を所持した利用客が、自動車で来場した場合、駐車位置を把握し易くするために、駐車場に複数設置されている位置情報端末400を利用して、駐車場内の駐車位置を登録させても良い。その場合、利用客は、駐車場に設置された位置情報端末400に、予め買い取ってある携帯端末200をかざすと、位置情報端末400のRFIDリーダライタ440がICチップ270を検知し、位置情報書込部411が、不揮発性メモリ内に予め格納された、前述の位置情報端末400の位置情報を読み出し、ICチップ270へ書き込む。利用客が上述した施設内ナビゲーションサービスを利用するために、携帯端末200の入力部260から地図の表示を要求すると、制御部210が、書き込まれた位置情報端末400の位置情報を読み出し、それに基づいて位置情報端末の位置を示す記号を地図上に表示させる。
また、更に、位置情報端末400に、上述の実施形態での支払い端末600と同様に、課金額・残高読出部412、計算部413、課金額・残高書込部414の機能を搭載し、買い取りの携帯端末200を用いて駐車料金の精算を行わせても良い。
なお、上記において、アトラクションの利用予約をする際に、アトラクション名を用いてアトラクションを識別し、センタサーバ100と携帯端末200間で送受信したが、両者の間で各アトラクションに対応するアトラクションIDを取り決めておき、アトラクションIDを送受信しても良い。
また、上述において、支払い端末600は施設内の売店に設置されるとしたが、飲食店、または有料のアトラクション等、入場料以外の支払いが必要な場所に設置されても良い。その場合、飲食店においては、支払い端末600に、飲食品のメニューと料金を対応付けてメモリ660に格納しておき、商品読取部650は、利用客が飲食したメニューを識別するIDを読み出す。また、有料アトラクションにおいては、固定の料金を記憶しておき、上述と同様に課金額の加算または残高の減算を行う。
また、上述において、ICチップ270は携帯端末200に有線で接続しているとしたが、携帯端末200にRFIDリーダライタを搭載し、無線で通信をしても良い。その場合、上記の実施形態における携帯端末200の制御部210がデータをICチップ270へ書き込む動作は、制御部210がデータ書き込み要求をRFIDリーダライタに送信し、次いで、RFIDリーダライタが、そのデータ書き込み要求をICチップ270へ送信し、ICチップ270が受信したデータを書き込む動作を意味する。また、制御部210がデータをICチップ270から読み出す動作は、制御部210がデータ読み出し要求をRFIDリーダライタに送信し、次いで、RFIDリーダライタが、そのデータ読み出し要求をICチップ270へ送信し、ICチップ270がICチップ内の不揮発性メモリから指定されたデータを読み出してRFIDリーダライタへ送信し、制御部210がこれを受信する動作を意味する。
また、上述において、携帯端末200はPDAを利用したが、上述と同様の機能を有する携帯電話等でも良い。
また、上述において、LANで実現される施設内ネットワークNを利用したが、インターネット等の公衆回線を利用しても良い。その場合、携帯端末200には公衆回線との接続を可能にする機能を持ち、センタサーバ100も同様に公衆回線に接続可能な機能を持つ。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の一実施形態による、アミューズメント施設運営システムの全体概要を示す図である。 同実施形態に用いられる、センタサーバの構成図である。 同実施形態に用いられる、(a)アトラクション入口端末の構成図、及び(b)位置情報端末の構成図である。 同実施形態に用いられる、(a)入金・精算端末の構成図、及び(b)支払い端末の構成図である。 同実施形態に用いられる、受付端末の構成図である。 同実施形態における、アトラクション予約時の動作を示すシーケンス図である。 同実施形態における、予約状況DBの内容を示す図である。 同実施形態における、アトラクション予約時の動作を示すシーケンス図である。 同実施形態における、待ち時間DBの内容を示す図である。 同実施形態における、施設内ナビゲーションサービス利用時に携帯端末が地図を表示する際の表示画面の図である。 同実施形態における、後払い方式に設定された携帯端末を使用した電子マネーサービス時の動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、前払い方式に設定された携帯端末を使用した電子マネーサービス時の動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、無線LANを用いた位置情報取得の方法を説明する図である。
符号の説明
100…センタサーバ
110…制御部
111…予約部
112…予約確認情報生成部
113…配信部
114…待ち時間書込部
115…課金・残高情報管理部
116…課金・残高情報送信部
120…記憶部
121…予約状況DB
122…待ち時間DB
123…位置情報DB
124…課金・残高情報DB
130…通信I/F
200…携帯端末
210…制御部
220…表示部
230…メモリ
240…入力部
250…位置情報取得部
260…通信部
270…ICチップ
300…アトラクション入口端末
310…制御部
311…予約確認部
312…待ち時間送信部
320…通信I/F
330…タッチパネル式表示部
340…RFIDリーダライタ部
360…メモリ
400…位置情報端末
410…制御部
411…位置情報書込部
412…課金額・残高読出部
413…計算部
414…課金額・残高書込部
420…通信I/F
430…タッチパネル式表示部
440…RFIDリーダライタ部
450…カレンダー部
460…メモリ
500…入金・精算端末
510…制御部
511…判定部
512…入金部
513…精算部
520…通信I/F
530…タッチパネル式表示部
540…RFIDリーダライタ部
550…貨幣保持部
560…メモリ
600…支払い端末
610…制御部
611…課金額・残高読出部
612…計算部
613…課金額・残高書込部
620…通信I/F
630…タッチパネル式表示部
640…RFIDリーダライタ部
650…商品ID入力部
660…メモリ
700…アクセスポイント
700a…アクセスポイント
700b…アクセスポイント
700c…アクセスポイント
700d…アクセスポイント
800…受付端末
810…制御部
811…利用客データ送信部
820…通信I/F
830…タッチパネル式表示部
840…RFIDリーダライタ部
860…メモリ
901…アトラクション位置
902…現在位置
903…地図
N…施設内ネットワーク

Claims (8)

  1. 無線通信によってネットワークと接続する携帯端末と、前記ネットワークに接続されたサーバと、前記ネットワークに接続され、アトラクションの入口に設置されたアトラクション入口端末とを具備するアミューズメント施設運営システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    識別情報を予め記憶した識別情報記憶手段と、
    前記ネットワークに無線で接続する第1の通信手段と、
    前記識別情報記憶手段から前記識別情報を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出された識別情報を、前記第1の通信手段を用いて前記サーバに送信し、前記アトラクションの予約を要求する予約要求手段と、
    前記サーバから、前記第1の通信手段を用いて予約時刻を含む予約確認情報を受信する予約確認情報受信手段と、
    前記受信した予約確認情報を予約確認情報記憶手段に格納する予約確認情報格納手段と、
    前記アトラクション入口端末と通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段を用いて前記アトラクション入口端末に前記予約確認情報を送信する確認時予約確認情報送信手段とを具備し、
    前記サーバは、
    前記複数の前記アトラクションの予約状況を記憶した予約状況記憶手段と、
    前記携帯端末から前記識別情報を受信する予約要求受信手段と、
    前記予約状況記憶手段内の予約確認情報を読み出して予約可能か否かを判断し、予約可能であれば、前記受信した前記識別情報を前記予約状況記憶手段に書き込む予約状況更新手段と、
    前記予約確認情報を生成して前記携帯端末に送信する予約時予約確認情報送信手段とを具備し、
    前記アトラクション入口端末は、前記携帯端末から送信される予約確認情報を受信して予約の有無を判断し外部に通知する予約確認手段を具備することを特徴とするアミューズメント施設運営システム。
  2. 前記予約要求手段は、前記識別情報と共に予約を要求する時間を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載のアミューズメント施設運営システム。
  3. 前記識別情報記憶手段と、前記予約確認情報記憶手段と、前記予約確認情報送信手段と、前記第2の通信手段は、ICチップに含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のアミューズメント施設運営システム。
  4. 前記携帯端末は、
    自身の現在位置を示す現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、
    前記アミューズメント施設内の地図情報を予め記憶した地図情報記憶手段と、
    前記地図情報に基づいて地図を表示すると共に、前記現在地情報を前記地図上に表示する位置情報表示手段とを更に具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のアミューズメント施設運営システム。
  5. 予め記憶された、自身の場所を示す端末位置情報を記憶手段から読み出して、前記携帯端末に送信する端末位置情報送信手段を具備する位置情報端末を更に有し、
    前記携帯端末は、前記位置情報端末から送信される端末位置情報を受信する端末位置情報受信手段を更に有し、
    前記位置情報表示手段は、前記端末位置情報を前記地図上に更に表示することを特徴とする請求項4に記載のアミューズメント施設運営システム。
  6. 前記予約時予約確認情報送信手段は、前記アトラクションの位置を示すアトラクション位置情報を含む予約確認情報を生成して前記携帯端末に送信し、
    前記位置情報表示手段は、前記予約確認情報から前記アトラクション位置情報を読み出し、前記地図上に更に表示することを特徴とする請求項4に記載のアミューズメント施設運営システム。
  7. 前記携帯端末は、前記位置情報表示手段が表示する前記地図に対してユーザが指定する指定位置情報を入力する指定位置情報入力手段と、
    前記位置情報表示手段は、前記指定位置情報入力手段から入力された指定位置情報を前記地図上に更に表示することを特徴とする請求項4に記載のアミューズメント施設運営システム。
  8. 前記携帯端末と通信する支払い端末を更に有し、
    前記携帯端末は、合計料金データを記憶する合計料金記憶手段と、
    前記支払い端末へ、前記合計料金データを送信する合計料金送信手段と、
    前記支払い端末から、更新された前記合計料金データを受信して前記合計料金記憶手段に格納する合計料金格納手段とを更に有し、
    前記支払い端末は、
    商品またはサービスの価格データを記憶する価格記憶手段と
    前記携帯端末から前記料金データを受信する合計料金受信手段と、
    前記価格記憶手段から前記価格データを読み出し、それに基づいて前記受信した合計料金データを更新する合計料金更新手段と、
    前記更新した合計料金データを前記携帯端末へ送信する更新時合計料金送信手段とを具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載のアミューズメント施設運営システム。

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