JP4980518B2 - 情報システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
個人のスケジュールを記録し、利用する情報システム等に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、予定や日記を入力し、個人の予定または過去の出来事を記録するコンピュータシステムが知られている。このようなシステムでは、例えば、キーボード等から予定を入力し、その予定通りに行動したかを再度入力して、個人のスケジュールを管理し、行動の記録を行っていた。
【0003】
そのため、予定や行動の記録を入力し忘れたり、いちいち入力するのが面倒であったり、事後に行動内容を思い出して入力するためその内容が不正確なる場合があるといった問題があった。
そこで本発明は、個人のスケジュールの入力自動的行うことができる情報システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載の情報システムは、利用者の記憶装置から該利用者を特定可能な情報である利用者特定情報を読み取り、該利用者に各種サービスを提供するための処理を行う読取装置と、読取装置とネットワークを介して接続され、読取装置からの指令に応じてサービスを提供するための処理を行う1または複数のサーバであるサービス提供装置と、ネットワークを介してサービス提供装置に接続されたスケジュールサーバと、ネットワークを介してスケジュールサーバに接続された端末と、を備える。そして、読取装置は、利用者がサービスを利用する際に記憶装置から利用者特定情報を読み取り、読み取った利用者特定情報と、利用者がサービスを利用する日時を示す日時情報と、利用者がサービスを受ける場所を特定可能な情報である場所情報と、を含む利用情報を、ネットワークを介してサービス提供装置に送信する。また、サービス提供装置は、読取装置からネットワークを介して受信した利用情報を記憶し、記憶した利用情報を、ネットワークを介してスケジュールサーバに送信する。また、スケジュールサーバは、サービス提供装置からネットワークを介して利用情報を受信し、受信した利用情報に含まれている日時情報と場所情報とに基づき、該利用情報に含まれている利用者特定情報により特定される利用者が定期的に行く場所とその日時とを特定し、該場所と該日時とに基づき該利用者の行動予定を予測し、該行動予定を示す行動予定情報を生成し、生成した行動予定情報を、ネットワークを介して端末に送信する。また、端末は、ネットワークを介してスケジュールサーバから行動予定情報を受信すると、該行動予定情報が示す行動予定を表示する。
そして、記憶装置は、ICカードとして構成されている。
また、端末は、読取装置としての構成を有しており、利用者からの指示に応じて記憶装置から該利用者を特定可能な利用者特定情報を読み取り、ネットワークを介してスケジュールサーバに対し、該利用者特定情報と共に該利用者についての行動予定情報の送信を要求する要求指令を送信し、要求指令の応答としてスケジュールサーバから受信した行動予定情報が示す行動予定を表示すると、該行動予定に係る利用者から、該行動予定に従い行動する際に利用する施設或いは交通機関の料金の決済を指示する決済指示を受け付ける。そして、決済指示を受け付けると、記憶装置から該決済指示を行った利用者を特定可能な利用者特定情報を読み取り、ネットワークを介してスケジュールサーバに対し、該利用者特定情報と共に該決済指示に係る施設或いは交通機関の料金の決済を指令する決済指令を送信する。
また、スケジュールサーバは、端末から要求指令と利用者特定情報とを受信すると、該利用者特定情報により特定される利用者についての行動予定情報を、ネットワークを介して該端末に送信する。一方、端末から利用者特定情報と決済指令とを受信すると、ネットワークを介してサービス提供装置に対し、該決済指令に係る施設或いは交通機関の料金の決済を依頼する決済依頼と該利用者特定情報とを送信する。また、サービス提供装置は、サービスの一つとして、記憶装置に記憶されている利用者特定情報を用いた料金の決済を行い、ネットワークを介して決済依頼と利用者特定情報とを受信すると、該決済依頼に係る施設或いは交通機関を利用するための料金の決済を行う。
【0006】
これによって、例えば、会社や学校などのパターン化されたスケジュールや、隔週や毎月といったスケジュールも自動的に入力されるので、利用者は、このような定期的な予定をいちいち入力する必要がなくなる。このように行動予定の入力を、利用者の手間をかけずに行うことができる。
また、こうすることにより、利用者が自己のスケジュールを端末から容易に得ることができる。すなわち、いちいちキーボードからIDやパスワードを入力して認証(利用者の特定)を行わなくても、その利用者のスケジュールを得ることができる。すなわち利用者は容易に自己のスケジュールを利用することができる。
また、スケジュールを実行する際に必要な経費を決済することができ、例えば、各交通機関や、施設などでの決済をスムーズに行うことができる。
【0009】
また、請求項2に記載の情報システムによれば、端末は、行動予定を表示した後、利用者からの指示に応じて、該行動予定に係る行動予定情報を変更する。こうすることにより、利用者は、スケジュールサーバに対してスケジュールを要求して表示させ、表示させたスケジュールに対して、スケジュールの追加、変更または削除の指示を入力して、スケジュールを追加したり、変更したり、削除することができる。
【0010】
また、請求項3に示すように、スケジュールサーバは、生成した行動予定情報に基づき、該行動予定情報が示す行動予定に関連する情報を、ネットワークを介して接続された他のサーバから検索し、該検索により得られた検索情報を、該検索に係る行動予定を示す行動予定情報の送信先である端末に対しネットワークを介して送信し、端末は、ネットワークを介してスケジュールサーバから検索情報を受信すると、該検索情報を表示しても良い。このようにすれば、例えばスケジュールの実行する際に必要な交通機関や店舗、施設などの情報、時間、金額などの利用者にとって有益な情報が含まれている可能性の高いナビゲーション情報を、端末から確認することが可能となる。
【0011】
また、請求項4に示すように、端末は、受信した行動予定情報が示す行動予定を表示すると、該行動予定に係る利用者から、該行動予定に従い行動する際に利用する施設或いは交通機関に対しての予約を行う旨の指示である予約指示を受け付け、予約指示を受け付けると、ネットワークを介してスケジュールサーバに対し、該予約指示に係る施設或いは交通機関に対しての予約を指令する予約指令を送信し、スケジュールサーバは、ネットワークを介して予約指令を受信すると、ネットワークを介して、該予約指令に係る施設或いは交通機関が運営するサーバにアクセスし、該予約指令に従い施設或いは交通機関の予約を行っても良い。このようにすれば、例えば店舗や施設、病院などの予約を行ったりタクシーなどを呼ぶことが可能となる。これによってスケジュールの実行に必要な手続きを一括して行うこともできる。
【0015】
また、求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載した情報システムを構成する読取装置を、単体で市場に流通させても良い。また、求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載した情報システムを構成する端末を単体で市場に流通させても良い。また、求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載した情報システムを構成するスケジュールサーバを単体で市場に流通させても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0017】
本情報システム1は、インターネット50に接続可能なICカードリーダ/ライタ内蔵装置20と、インターネット50に接続された個人情報サーバ32と、決済を行う決済サーバ34と、ポイントの管理を行うポイントサーバ36と、各個人のスケジュールを管理する個人スケジュールサーバ40とを備えるシステムである。
【0018】
ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20は、ICカードリーダ/ライタを内蔵したテレビ21・自動改札機22・PDA23・携帯電話24・タイムカード25・パソコン26であり、各個人が所有するICカード10が挿入された際に、ICカード10に対する情報の書き込み、読み出しを行う。
【0019】
ICカード10には、個人情報、お金、ポイント、タイムスタンプ等の情報を記録するためのメモリが備えられており、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20から、これらの情報を書き込んだり読み出したりすることができる。
ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20は、読み取ったこれらの情報にICカードリーダ/ライタ内蔵装置20の利用態様を示す情報を付加した利用情報を生成して個人情報サーバ32へ送信する。また、決済を行う場合には決済情報を決済サーバ34へ送信し、ポイントの付与を行う場合にはポイントサーバ36にポイント情報を送信する。例えば、自動改札機22では、ICカード10が挿入された際にICカード10に記憶された個人情報を読み取って、利用情報として読み取った個人情報と、自動改札機を通過した旨の情報と、その改札の名称またはIDと、その利用時刻を示すタイムスタンプとを個人情報サーバ32に送信する。また例えば携帯電話24でインターネット50に接続された図示しないショップサーバから商品を購入して決済した場合には、挿入されたICカード10から個人情報を読み取って、利用情報として読み取った個人情報と、決済があった旨の情報とその購入商品・店名または店舗ID・タイムスタンプとを個人情報サーバ32に送信し、金額や読み取った個人情報を含む決済情報を決済サーバ34に送信する。また、例えばタイムカード25では、ICカード10が挿入された際にICカード10に記憶された個人情報を読み取って、利用情報としてタイムカードにICカード10が挿入された旨の情報と、そのタイムカードの場所や会社名等の情報またはIDと、その挿入時間を示すタイムスタンプとともにこれらの情報を個人情報サーバ32に送信する。
【0020】
個人情報サーバ32は、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20がICカード10から読み取って生成した利用情報を受信して記録(記憶)するサーバである。したがって個人情報サーバ32には、タイムスタンプ、店名・改札名称またはこれらを特定するID、利用場所情報、個人情報等の利用情報がインターネット50を介して自動的に蓄積される。したがって、いつ、どこで、誰が、どのようにICカードを利用したのかということを、この蓄積した情報から判断することができる。そして、個人情報サーバ32は、記憶した利用情報を個人スケジュールサーバ40へ送信する。
【0021】
決済サーバ34は決済情報を受信して決済を行うサーバであり、銀行に設置されている。決済は、銀行口座から自動的に代金を引き落とすことで実行する。また、ポイントサーバ36はポイント情報を受信してポイントの付与またはポイントの利用を管理するサーバである。
【0022】
個人スケジュールサーバ40は、個人情報サーバ32が送信する利用情報を受信して、各個人用のスケジュール帳を生成して記憶するスケジュール帳生成処理、利用情報からICカード10の利用者が定期的に行く場所や時間を判断して自動的にスケジュール帳を生成して記憶する定期的スケジュール生成処理、スケジュールの実行に必要な情報を生成するスケジュールナビゲーション処理、スケジュールの実行に必要な施設等の予約を行う予約処理、スケジュールの実行に必要な決済を行う決済処理、施設等のナビゲーション・予約・決済に応じてICカード10の所有者のポイントを加算・減算するためのポイント情報をポイントサーバへ送るポイント処理、上記各処理によって生成された情報を送信する送信処理、送信処理によって送信された情報に対する応答等を受信して上記各処理で利用可能にする受信処理を行う。なお、「スケジュール帳を生成する」とは、記憶されたスケジュール帳の内容に、新たなスケジュールを追加することをいう。
【0023】
スケジュール生成処理は、受信した利用情報から個人毎の利用情報を抽出して、スケジュール帳を生成する処理である。この処理によって生成されたスケジュール帳は送信処理によって送信される。これによって、そのICカード10の所有者が、いつ、どこにいたのかといった情報を知ることができる。したがって、企業等におけるタイムカードのような役割を、タイムカード25以外のICカードリーダ/ライタ内蔵装置20も果たすことができる。
【0024】
定期的スケジュール生成処理は、受信した利用情報から利用者個人毎の利用情報を抽出して、この抽出した情報から利用パターンを割り出して、ICカードの所有者が定期的に行く場所や時間を判断し、自動的にスケジュール帳を生成する処理である。このようにして、会社や学校などのパターン化されたスケジュールや、隔週や毎月といったスケジュールが自動的に入力される。
【0025】
スケジュールナビゲーション処理は、記憶されたスケジュール帳に基づいて、そのスケジュールを実行する際に必要な交通機関や、店舗、施設などの情報、(例えば、所要時間や金額に関連する情報など)のナビゲーション情報をインターネット50に接続された図示しない検索サーバからスケジュール帳の内容をキーとして検索し、検索結果を得る処理である。そして送信処理によってこの検索結果は送信される。このようにして利用者はスケジュールを実行する際に必要な情報を容易に得ることができる。なお、スケジュールナビゲーション処理は、過去のスケジュール帳で類似の利用パターンの部分を抽出し、その利用パターンに基づいてナビゲーション情報を生成するとよい。このようにすれば、過去実行したスケジュールに基づいてスケジュールを生成するため正確なナビゲーションを行うことができる。
【0026】
予約処理は、送信処理によって送信されたスケジュール帳の中で利用者から予約指示の入力された施設等を受信処理によって受信し、予約を行う処理である。これは、インターネット50に接続された各施設の予約サイトに、予約情報を送ることで行う。このようにして、例えば店舗や病院などの施設の予約を行ったり、タクシーを呼んだりすることができる。またスケジュールの実行に必要な手続きを一括して行うこともできる。
【0027】
決済処理は、送信処理によって送信されたスケジュール帳の中で利用者から決済指示の入力された決済対象を受信処理によって受信し、その決済対象について決済を行う処理である。この決済は、決済サーバ34へ購入代金を含む決済情報を送信して決済サーバ34に依頼して行う。決済サーバ34は利用者の口座から決済情報に含まれる決済対象の施設等の口座へ代金を振り込む。そして、決済のために設置されたICカードリーダ/ライタ内蔵装置20(例えば、自動改札22等)にICカード10が挿入された際には、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20は、決済サーバ34に決済済みかを問い合わせて、決済済みであればそのまま決済完了後の状態にするための所定の処理(例えば改札を開ける等)を行う。したがって、各交通機関や施設における決済処理をスムーズに行うことができる。また、スケジュールの実行に必要な決済を一括してオンラインで行うことができる。
【0028】
なお、決済処理ではさらに、決済済みの施設等を特定する情報をICカード10に記憶しておくようにしてもよい。この場合、その施設等で決済のために設置されたICカードリーダ/ライタ内蔵装置20(例えば、自動改札22等)に、ICカード10が挿入された際に、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20がICカード10からその情報を読み取り、その施設等について決済済みであればそのまま決済完了後の状態にするための所定の処理(例えば改札を開ける等)を行うようにする。このようにすれば、決済サーバ34への通信をおこなう必要がないため極めてスムーズに決済の必要な施設等を利用することができる。
【0029】
ポイント処理は、予約処理や決済処理を行った際にポイントサーバ36へポイントの加算または減算を要求する処理である。蓄積されたポイントはICカードにお金としてキャッシュバックさせたり、交通機関や様々な施設等での割引やオンラインショッピングで利用することができる。
【0030】
送信処理は、スケジュール帳や、スケジュールナビゲーション処置、予約処理、決済処理、ポイント処理によって生成された情報を表示装置及び入力装置を備えたICカードリーダ/ライタ内蔵装置20(例えば、テレビ21、PDA23、携帯電話24、PC26など)または、図示しないICカードリーダ/ライタを内蔵しない各種端末(例えば、ブラウザ機能を備えるパソコン、PDA、携帯電話)等に表示可能な形式(例えばWebページ)で送信する処理である。
【0031】
なお、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20がスケジュール帳の送信を要求する場合には、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20は個人情報をICカード10から読み取って、その個人に関するスケジュール帳を個人スケジュールサーバ40へ要求するとよい。このようにすることで、利用者はICカード10をICカードリーダ/ライタ内蔵装置20に挿入するだけで自己のスケジュールを確認することができる。
【0032】
次に、以上のような情報システム1によってスケジュールを生成する処理とそのときの利用情報の流れを図2、図1をそれぞれ参照して説明する。
図2は、スケジュールの生成処理の一例を示すフローチャートである。S110では、ICカード10をICカードリーダ/ライタ内蔵装置20が読み取る。続くS120では、ポイントサーバ36は利用したポイント(利用情報)を受信して記録する。S130では、個人情報サーバ32は利用情報を記録する。決済が必要な場合には(S140:YES)、決済サーバ34は、決済情報を記録し、決済を行う(S150)。そしてS160では、個人情報サーバ32は、利用情報を個人スケジュールサーバ40へ送信する。S170では、個人スケジュールサーバ40は、その利用情報を受信して記憶する。そしてS180では、その記憶した利用情報からスケジュール帳を生成して配信する。
【0033】
次に、予約の必要なスケジュールを実行する際の処理の一例を図3に示して説明する。図3のS310では、ICカードリーダ/ライタ内蔵装置20が個人スケジュールサーバ40にアクセスしてスケジュール帳を取得し、予約の必要なスケジュールを表示する。続くS320では、表示に基づいて利用者がICカードリーダ/ライタ内蔵装置20にお店の予約やタクシーの予約を入力する。入力された予約指示はICカードリーダ/ライタ内蔵装置20から個人スケジュールサーバ40に送信され、S330で個人スケジュールサーバ40が予約処理を行う。そして個人スケジュールサーバ40は予約を記録する。S350で予約したスケジュールを実行すると、S360で予約した場所に設置されているICカードリーダ/ライタ内蔵装置20がICカード10の個人情報を読み取り利用情報として個人情報サーバ32へ送信し、決済情報を決済サーバ34へ送信する。そしてS370では、その決済情報に基づいて銀行に設置された決済サーバ34は必要な金額を決済する。すなわち、利用者の銀行の口座から自動的に代金を引き落とす。そして、S380では個人スケジュールサーバ40が個人情報サーバ32から受信した利用情報を記録する。このようにICカード10の読取とともに決済を完了させることができる。
【0034】
また、例えば、本情報システム1は、図1の最下段に示した矢印の順で利用することもできる。すなわち、朝、テレビ21でICカード10のデータを読み取り、その日の予定をスケジュール帳を見て確認する。この予定は、前述の定期的スケジュール生成処理によって、パターン化されたスケジュールのデータに基づいて組まれているので、必要に応じて修正する。次に自動改札機22にICカード10を通して電車の利用を記録する。PDA23の画面上には、予約の必要なスケジュールを表示することができ、お店やタクシーなどの予約を一括して行うことができる。また、決済はICカード10で一括して行うことができる。会社に着いたらICカード10をタイムカード25に通すことで、出勤時間が登録される。そして、PC26に、ICカード10を挿入することで、すべての行動の記録とスケジュールを確認・追加・変更することができる。
【0035】
なお本実施例においてはICカード10はICカードリーダ/ライタ内蔵装置20に挿入して読み取ることとしたが、例えばICカードリーダ/ライタ内蔵装置20から離れた場所から無線等で読み取る非接触方式のICカードでもよい。
本実施例において、テレビ21・自動改札機22・PDA23・携帯電話24・タイムカード25・パソコン26等のICカードリーダ/ライタ内蔵装置20が特許請求の範囲における取装置に相当し、人スケジュールサーバ40がスケジュールサーバに相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の情報システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の情報システムにて実行されるスケジュール生成処理を示すフローチャートである。
【図3】実施例の情報システムにて実行される決済処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報システム
10…ICカード
20…ICカードリーダ/ライタ内蔵装置
21…テレビ
22…自動改札機
23…PDA
24…携帯電話
25…PC
25…タイムカード
32…個人情報サーバ
34…決済サーバ
36…ポイントサーバ
40…個人スケジュールサーバ
50…インターネット

Claims (4)

  1. 利用者の記憶装置から該利用者を特定可能な情報である利用者特定情報を読み取り、該利用者に各種サービスを提供するための処理を行う読取装置と、前記読取装置とネットワークを介して接続され、前記読取装置からの指令に応じて前記サービスを提供するための処理を行う1または複数のサーバであるサービス提供装置と、前記ネットワークを介して前記サービス提供装置に接続されたスケジュールサーバと、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバに接続された端末と、を備える情報システムであって、
    前記読取装置は、前記利用者が前記サービスを利用する際に前記記憶装置から前記利用者特定情報を読み取り、読み取った前記利用者特定情報と、前記利用者が前記サービスを利用する日時を示す日時情報と、前記利用者が前記サービスを受ける場所を特定可能な情報である場所情報と、を含む利用情報を、前記ネットワークを介して前記サービス提供装置に送信し、
    前記サービス提供装置は、前記読取装置から前記ネットワークを介して受信した前記利用情報を記憶し、記憶した前記利用情報を、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバに送信し、
    前記スケジュールサーバは、
    前記サービス提供装置から前記ネットワークを介して前記利用情報を受信し、
    受信した前記利用情報に含まれている前記日時情報と前記場所情報とに基づき、該利用情報に含まれている前記利用者特定情報により特定される前記利用者が定期的に行く場所とその日時とを特定し、該場所と該日時とに基づき該利用者の行動予定を予測し、該行動予定を示す行動予定情報を生成し、
    生成した前記行動予定情報を、前記ネットワークを介して前記端末に送信し、
    前記端末は、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバから前記行動予定情報を受信すると、該行動予定情報が示す前記行動予定を表示すること、
    を特徴とし、
    前記記憶装置は、ICカードとして構成されており、
    前記端末は、
    前記読取装置としての構成を有しており、前記利用者からの指示に応じて前記記憶装置から該利用者を特定可能な前記利用者特定情報を読み取り、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバに対し、該利用者特定情報と共に該利用者についての前記行動予定情報の送信を要求する要求指令を送信し、
    前記要求指令の応答として前記スケジュールサーバから受信した前記行動予定情報が示す前記行動予定を表示すると、該行動予定に係る前記利用者から、該行動予定に従い行動する際に利用する施設或いは交通機関の料金の決済を指示する決済指示を受け付け、
    前記決済指示を受け付けると、前記記憶装置から該決済指示を行った前記利用者を特定可能な前記利用者特定情報を読み取り、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバに対し、該利用者特定情報と共に該決済指示に係る前記施設或いは交通機関の料金の決済を指令する決済指令を送信し、
    前記スケジュールサーバは、
    前記端末から前記要求指令と前記利用者特定情報とを受信すると、該利用者特定情報により特定される前記利用者についての前記行動予定情報を、前記ネットワークを介して該端末に送信し、
    前記端末から前記利用者特定情報と前記決済指令とを受信すると、前記ネットワークを介して前記サービス提供装置に対し、該決済指令に係る前記施設或いは交通機関の料金の決済を依頼する決済依頼と該利用者特定情報とを送信し、
    前記サービス提供装置は、
    前記サービスの一つとして、前記記憶装置に記憶されている前記利用者特定情報を用いた料金の決済を行い、
    前記ネットワークを介して前記決済依頼と前記利用者特定情報とを受信すると、該決済依頼に係る前記施設或いは交通機関を利用するための料金の決済を行うこと、
    を特徴とする情報システム。
  2. 請求項1に記載の情報システムにおいて、
    前記端末は、前記行動予定を表示した後、前記利用者からの指示に応じて、該行動予定に係る前記行動予定情報を変更すること、
    を特徴とする情報システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報システムにおいて、
    前記スケジュールサーバは、生成した前記行動予定情報に基づき、該行動予定情報が示す前記行動予定に関連する情報を、前記ネットワークを介して接続された他のサーバから検索し、該検索により得られた検索情報を、該検索に係る前記行動予定を示す前記行動予定情報の送信先である前記端末に対し前記ネットワークを介して送信し、
    前記端末は、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバから前記検索情報を受信すると、該検索情報を表示すること、
    を特徴とする情報システム。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報システムにおいて、
    前記端末は、
    受信した前記行動予定情報が示す前記行動予定を表示すると、該行動予定に係る前記利用者から、該行動予定に従い行動する際に利用する施設或いは交通機関に対しての予約を行う旨の指示である予約指示を受け付け、
    前記予約指示を受け付けると、前記ネットワークを介して前記スケジュールサーバに対し、該予約指示に係る前記施設或いは交通機関に対しての予約を指令する予約指令を送信し、
    前記スケジュールサーバは、前記ネットワークを介して前記予約指令を受信すると、前記ネットワークを介して、該予約指令に係る前記施設或いは交通機関が運営するサーバにアクセスし、該予約指令に従い前記施設或いは交通機関の予約を行うこと、
    を特徴とする情報システム。
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