JP2009042871A - 注文端末及びオーダエントリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】接客係の店員用の注文端末を、顧客用の注文端末としても使用できるようにする。
【解決手段】注文端末102の情報処理部が、ポートに対するRFIDリーダライタ114の接続を検出し、入力されたメニューコードと入力されたテーブルコードとを含む注文データを生成し、当該生成した注文データを無線部に無線送信させ、RFIDリーダライタ114の接続の検出に応じて、テーブルコードの入力機能を制限する顧客モードに移行するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、注文端末及びオーダエントリシステムに関する。
従来、居酒屋等の店舗には、オーダエントリシステムが導入されている。オーダエントリシステムは、その基本機能として、注文端末から無線送信された注文データ(テーブルコード、メニューコード等を含む)がオーダステーションに送信され、オーダステーションではオーダエントリ処理が実行されるように構成されている。オーダステーションは、オーダエントリ処理に付随して、例えばキッチンプリンタに注文伝票を印字発行すべき指令を発したり、POS端末に注文データを送信したりする。
注文端末としては、接客係の店員が使用してメニューコード等を入力するものと、テーブルに載置されて顧客に使用されて顧客自らがメニューコード等を入力するものとがある(特許文献1〜3参照)。両者は、外観、ユーザインターフェース、機能等が異なる。
特開2001−134673公報 特開2004−133722公報 特開2005−222387公報
接客係の店員用の注文端末のみが導入されている店舗で、その端末を顧客に貸し出して顧客用の端末として使用することは難しい。なぜなら、注文端末で注文を行う場合には、顧客のテーブルを特定するテーブルコードを入力する必要があるところ、顧客によって無関係なテーブルコードが入力され、そのテーブルコードを含んだ注文データが発送されてしまい、誤った注文がなされてしまうおそれがあるからである。
本発明の目的は、接客係の店員用の注文端末を簡単に顧客用の注文端末としても使用できるようにすることである。
本発明の注文端末は、情報処理を実行する情報処理部と、外部装置との無線通信を実現する無線部と、電子マネーメディアに設けられて電子マネーをチャージ可能なICチップとの間でアンテナを介して非接触通信が可能なRFIDリーダライタと、前記RFIDリーダライタを着脱自在にするポートと、ユーザによる情報入力機能とユーザに対する情報報知機能とを有するユーザインターフェースと、を備え、前記情報処理部が、前記ポートに対する前記RFIDリーダライタの接続を検出し、前記情報処理部が、前記ユーザインターフェースによって入力されたメニュー品目を特定するメニューコードと前記ユーザインターフェースによって入力されたテーブルを特定するテーブルコードとを含む注文データを生成し、当該生成した注文データを前記無線部に無線送信させ、前記情報処理部が、前記接続の検出に応じて、前記ユーザインターフェースでのテーブルコードの入力機能を制限する顧客モードに移行するようにした。
本発明のオーダエントリシステムは、上記注文端末と、情報処理を実行する情報処理部を有するオーダステーションと、情報処理を実行する情報処理部を有する商品販売データ処理装置と、を備え、前記オーダステーションの情報処理部が、メニューコードを記憶する注文ファイルをテーブルコードごとに生成し、前記オーダステーションの情報処理部が、前記注文端末から無線送信された注文データを、テーブルコード毎にメニューコードを記憶する注文ファイルに記憶させ、前記注文端末の情報処理部が、電子マネー会計を宣言し、前記商品販売データ処理装置の情報処理部が、前記宣言があったならば、メニューコードと単価とを対応付けて記憶するメニューデータファイルを参照して、前記注文ファイルに記憶されているメニューコードに対応する単価の合計に基づく請求金額を算出し、前記注文端末の情報処理部が、前記RFIDリーダライタに電子マネーメディアから前記算出された請求金額に相当する電子マネーの引落しをさせ、前記オーダステーションの情報処理部が、前記電子マネーの引落しに応じて、前記注文ファイルを会計済にするようにした。
本発明によれば、店員が使用する注文端末にRFIDリーダライタを接続するだけで、その注文端末がテーブルコードの入力機能が制限された顧客モードに移行するため、接客係の店員用の注文端末を簡単に顧客用の注文端末としても使用することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
図1は、オーダエントリシステム101の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。本実施の形態のオーダエントリシステム101は、居酒屋である店舗に導入されている。
図1に示すように、オーダエントリシステム101は、接客係の店員に携帯されて使用されるか、又は、顧客に渡されて使用される複数の注文端末102、キッチンに設置されるキッチンプリンタ103、チェックアウトカウンタに設置される商品販売データ処理装置としてのPOS端末104、ホールに設置されるカスタマチェックプリンタ105、そして、店舗のバックヤード等に設置されオーダエントリシステム101全体を制御するサーバとしてのオーダステーション106等を備えている。
まず、注文端末102について説明する。
注文端末102は、ホールの天井等に設定された無線中継器107によってオーダステーション106との無線通信を可能とされ、また、キッチンプリンタ103、POS端末104、及びカスタマチェックプリンタ105は、LANケーブル108を介してオーダステーション106と通信自在に接続されている。
注文端末102は、テーブルを特定するテーブルコードとメニュー品目を特定するメニューコード及びその数量との入力が可能であり、それらのテーブルコードにメニューコード及びその数量を対応付けた注文データを生成する。注文端末102が生成した注文データは、オーダステーション106に無線通信により送信され、オーダステーション106からキッチンプリンタ103、POS端末104、カスタマチェックプリンタ105へと送信される。キッチンプリンタ103及びカスタマチェックプリンタ105は、受信した注文データに応じた内容の伝票を印字発行する。キッチンプリンタ103が印字発行する伝票は、注文されたメニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票である。カスタマチェックプリンタ105が印字発行する伝票は、注文された商品を給仕した後に来店客に渡す伝票である。これらのキッチンプリンタ103とカスタマチェックプリンタ105とは、同一の基本的構造を有している。POS端末104は、顧客との間での注文データに基づく会計処理を含む販売データ処理等を実行する。
注文端末102は、厚みのある板状の本体ハウジング109を中心に構成されている。本体ハウジング109の一面側には、ユーザインターフェースとしてのタッチパネル110付きのLCD111が設けられ、その右側には、ユーザインターフェースとしてのキーボード112が設けられている。LCD111は、表示部として機能し、注文端末102を使用する接客係の店員又は顧客に対して情報表示を提供する。キーボード112は、テンキーや十字キー等を含み、タッチパネル110と共に操作部を構成する。また、本体ハウジング109の四隅には、耐衝撃性を有する部材であるコーナバンパ113が装着されている。コーナバンパ113によって、注文端末102の耐落下性能の向上が図られている。
このような注文端末102としては、RFIDリーダライタ114が本体ハウジング109の左側部に取り付けられたものと、RFIDリーダライタ114が取り付けられていないものがある。
RFIDリーダライタ114が取り付けられた注文端末102は、顧客に渡されて使用される注文端末102であって、注文端末102が本来的に有する機能の一部が制限されている。
RFIDリーダライタ114は、RFIDアンテナ(図示せず)を内蔵するリーダライタハウジング115を主体に構成されている。リーダライタハウジング115の一面側には、カードの絵柄が表示されており、この絵柄に正対する位置に電子マネーメディアEM(図4参照)をかざすことで、電子マネーメディアEMのICチップEMa(図4参照)との間で非接触のRFID通信が可能である。
電子マネーメディアEMは、一例としてICカード、別の一例として携帯電話である。電子マネーメディアEMは、電子マネーをチャージ可能なICチップEMaを有している。
RFIDリーダライタ114は、注文端末102の本体とは別体であって、後述するように(図2及び図3参照)、本体ハウジング109に対して着脱可能となっている。
次に、オーダステーション106とPOS端末104とについて説明する。
オーダステーション106にもLCD116及びキーボード117が備えられており、各注文端末102から無線送信された注文データの管理が可能となっている。
POS端末104は、硬貨及び紙幣を出し入れ自在に収納するドロワ118の上に設置されている。POS端末104は、オペレータ用と客用との二つの表示器119(119a、119b)と、キーボードや鍵キーを含む入力装置120と、レシートプリンタ121とを備えている。表示器119及び入力装置120は、ユーザによる情報入力機能とユーザに対する情報出力機能とを有するユーザインターフェースを構成する。
図2は、RFIDリーダライタ114を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、RFIDリーダライタ114を取り外した状態を別の角度から示す斜視図である。
本実施の形態では、注文端末102の本体とRFIDリーダライタ114との接続規格は、USB(Universal Serial Bus)である。
つまり、RFIDリーダライタ114のリーダライタハウジング115には、USB端子141が設けられている。また、注文端末102の本体ハウジング109には、USB端子141が挿入されるUSBポート143が形成されている。USB端子141がUSBポート143に挿入されることで、RFIDリーダライタ114は、注文端末102の本体と電気的に接続する。つまり、USBポート143は、RFIDリーダライタ114が接続自在なポートを構成する。
ここで、リーダライタハウジング115のUSB端子141を挟む位置には、一対の凸部142が設けられている。凸部142は、棒状の突出した部材である。また、本体ハウジング109のUSBポート143を挟む位置には、凸部142が挿入される一対の凹部144が形成されている。凸部142は、凹部144に対して圧入されて嵌め込まれる。これにより、RFIDリーダライタ114と注文端末102との固定が補助される。
図4は、注文端末102の電気的接続を示すブロック図である。注文端末102には、マイクロコンピュータ201が備えられており、このマイクロコンピュータ201が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ201は、各部を集中的に制御するCPU202に、バスライン203を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM204と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM205、データを書き換え自在に記憶し、その記憶データを給電なしに保持できる不揮発性メモリ215とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ201は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
マイクロコンピュータ201には、バスライン203を介して、タッチパネルコントローラ206、表示コントローラ207、キーボードコントローラ208、無線通信インターフェース209、及び、USBコントローラ212が接続されている。
タッチパネルコントローラ206は、タッチパネル110からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。表示コントローラ207は、画像データに基づいてLCD111を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD111に表示させる。キーボードコントローラ208は、キーボード112からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。無線通信インターフェース209は、無線部210を駆動制御する。無線部210は、アンテナ211を介して無線中継器107との間で無線通信を実行する。注文端末102に入力された注文データ等の各種情報は、無線部210から無線中継器107に送信される。この場合、注文データは宛先をオーダステーション106としている。そこで、入力された情報が注文データである場合には、注文データはオーダステーション106に向けて無線送信されることになる。ここに、キーボード112等の操作部の操作によって注文データを入力する手段の機能と、入力された注文データをオーダステーション106に向けて無線送信する手段とが実行される。USBコントローラ212は、USBポート143(図3参照)を介して接続されたRFIDリーダライタ114を駆動制御する。
不揮発性メモリ215には、各種データが保存されている。例えば、基本OS173、注文端末102における各種処理用のプログラム172、及び、コンテンツデータ171である。コンテンツデータ171は、メニューコードに対応付けて、メニュー写真、メニュー品目名、単価等を含むものである。また、コンテンツデータ171は、カテゴリー写真、カテゴリー名等も含む。基本OS173、プログラム172、コンテンツデータ171の全部又は一部は、注文端末102の起動時にRAM205にコピーされる。注文端末102のマイクロコンピュータ201は、基本OS173及びプログラム172に従い各種の処理を実行する。
このような注文端末102は、「店員モード」と「顧客モード」とに移行することができる。「店員モード」は、注文端末102を接客係の店員が使用する際のモードである。「顧客モード」は、注文端末102を顧客が使用する際のモードである。後述するように、「顧客モード」は、注文端末102のキーボード112の入力機能を制限するモードである。
「顧客モード」への移行は、USBポート143にRFIDリーダライタ114のUSB端子141が接続されることによって行われる。ここで、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、基本OS173がUSBポート143に接続されたRFIDリーダライタ114を認識することにより、RFIDリーダライタ114の接続/非接続を検出する。RFIDリーダライタ114の接続を検出したマイクロコンピュータ201は、注文端末102を「顧客モード」に移行させる。
図5は、「店員モード」の注文端末102を示す正面図である。「店員モード」の注文端末102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に、テーブルコード表示G1と、人数表示G2とを表示させている。
テーブルコード表示G1のテーブルコード及び人数表示G2の人数は、キーボード112に含まれるテンキー112aによってのみ入力が可能である。
例えば、テーブルコード表示G1をタッチパネル110によってタッチ指定することにより、テーブルコードの入力待機状態となる。そして、接客係の店員は、任意のテーブルを特定するテーブルコードをテンキー112aにより入力する。人数の入力等についても、テーブルコードと同様である。
さらに、「店員モード」の注文端末102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に、メニュー品目選択キーG3と、カテゴリー選択キーG4とを表示させている。
カテゴリー選択キーG4は、一群のメニュー品目を含むカテゴリーを表示するものである。メニュー品目選択キーG3は、各カテゴリーに含まれる一群のメニュー品目を表示するものである。任意のカテゴリー選択キーG4がタッチパネル110によってタッチ指定されると、そのカテゴリーに対応するメニュー品目選択キーG3が表示される。
キーボード112及びタッチパネル110による入力は、キーボード112に含まれるキャンセルキー112dによって、そのキャンセルが可能である。
なお、「店員モード」では、キーボード112が含む確認キー112bの押下によって、LCD111に、選択指定されたメニュー品目が一覧表示される。
このような「店員モード」におけるLCD111の表示は、メニュー写真等を含まず、フレームによって区分された領域内のテキスト表示によって構成されている。
図6は、注文端末102を顧客に渡す際の処理の一例を示すフローチャートである。接客係の店員は、注文端末102とRFIDリーダライタ114とを携帯している。接客係の店員は、顧客から、自分自身で注文を行いたい旨を聞いたならば、携帯している注文端末102をその顧客に渡すことになる。ここで、注文端末102を顧客に渡す前に、接客係の店員は、その顧客のテーブルコードと人数とをキーボード112によって入力する(ステップS101)。このとき、注文端末102は「店員モード」である。注文端末102のマイクロコンピュータ201は、入力されたテーブルコードと人数とを、RAM205のワークエリアに仮登録する。RAM205のワークエリアには、後述するようにして入力されるメニューコードと数量とについても登録される。
接客係の店員は、顧客のテーブルコードと人数とを入力したならば、次に、携帯しているRFIDリーダライタ114のUSB端子141をUSBポート143に嵌め込んで接続させる。注文端末102のマイクロコンピュータ201は、接続検出があったならば(ステップS102のY)、顧客モードに移行する(ステップS103)。「顧客モード」におけるLCD111の画面例については、後述する(図12参照)。
このとき、「顧客モード」では、キーボード112の入力機能が停止される。テーブルコード及び人数は、キーボード112のテンキー112aによってのみ入力が可能であるため、「顧客モード」では、テーブルコード及び人数の入力が制限されることになる。
一方で、接続検出がなければ(ステップS102のN)、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、「顧客モード」に移行しない。つまり、「店員モード」が維持されることになる。
図7は、オーダステーション106の電気的接続を示すブロック図である。オーダステーション106には、マイクロコンピュータ301が備えられており、このマイクロコンピュータ301が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ301は、各部を集中的に制御するCPU302に、バスライン303を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM304と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM305とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ301は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。RAM305は、その全部又は一部が不揮発性メモリである。
マイクロコンピュータ301には、バスライン303を介して、表示/キーボードコントローラ306とHDD307と通信インターフェース308とが接続されている。
表示/キーボードコントローラ306は、画像データに基づいてLCD116を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD116に表示させ、また、キーボード117からの入力信号をマイクロコンピュータ301に取り込む。通信インターフェース308は、LANケーブル108を介して他の機器、つまり、キッチンプリンタ103、POS端末104、カスタマチェックプリンタ105、及び無線中継器107との間でのデータ通信を可能とする。
図8は、オーダステーション106が記憶する注文ファイル351のデータ構造の一例を示す模式図である。オーダステーション106は、注文端末102から注文データを受信すると、これを注文ファイル351に登録する。注文ファイル351は、テーブルコード351aに会計済フラグ351bを対応付けて記憶可能なデータ構造を基本として備えている。さらに、テーブルコード351aに対応付けて、注文端末102から受信した注文データに含まれているメニューコード351e及びその数量351fを登録可能なデータ構造を有している。
図9は、POS端末104の電気的接続を示すブロック図である。POS端末104には、マイクロコンピュータ401が備えられており、このマイクロコンピュータ401が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ401は、各部を集中的に制御するCPU402に、バスライン403を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM404と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM405とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ401は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
POS端末104のマイクロコンピュータ401には、バスライン403を介して、表示コントローラ406、入力コントローラ407、プリンタコントローラ408及び通信インターフェース409が接続されている。表示コントローラ406は、画像データに基づいて二つの表示器119(オペレータ用表示器119a、客用表示器119b)を駆動制御し、画像データに応じた画像を各表示器119に表示させる。入力コントローラ407は、入力装置120からの入力信号をマイクロコンピュータ401に取り込む。通信インターフェース409は、LANケーブル108を介してオーダステーション106との間でのデータ通信を可能とする。
POS端末104のマイクロコンピュータ401には、バスライン403を介してI/O410が接続されている。I/O410は、ドロワ118の図示しないソレノイドに対して駆動信号を出力する。
さらに、POS端末104のマイクロコンピュータ401には、バスライン403を介してHDD411も接続されている。POS端末104は、HDD411に各種のデータファイルを記憶保存している。例えば、基本OS412、商品販売データ処理用のプログラム413、このプログラム413に含まれているメニューデータファイル414等がHDD411に記憶保存されている。メニューデータファイル414は、メニューコードに価格を対応付けて設定記憶するファイルである。基本OS412、プログラム413、メニューデータファイル414の全部又は一部は、POS端末104の起動時にRAM405にコピーされる。POS端末104のマイクロコンピュータ401は、基本OS412及びプログラム413に従い各種の処理を実行する。
図10は、「店員モード」でのオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。接客係の店員は、顧客から注文を取る。このとき、注文端末102には、RFIDリーダライタ114が接続されていない。つまり、注文端末102は、「店員モード」である。接客係の店員は、注文端末102にキーボード112によってテーブルコードを入力する。
そこで、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、テーブルコードを特定するテーブルコードの入力に待機しており(ステップS201)、テーブルコードの入力を判定すると(ステップS201のY)、テーブルコード等の入力がなされた「店員モード」の注文端末102のマイクロコンピュータ201は、メニュー品目を特定するメニューコードの入力に待機する(ステップS202)。注文端末102のマイクロコンピュータ201は、メニューコードの入力を判定すると(ステップS202のY)、エントリー指定の有無判定を実行する(ステップS203)。エントリー指定は、キーボード112のエントリーキー112c(図5参照)によってなされ、顧客からの注文をオーダエントリシステム101にエントリーすることを意味している。この際、注文端末102には、エントリー指定を実行するまで何度でもメニューコードを入力することができる。
注文端末102のマイクロコンピュータ201は、エントリー指定を判定すると(ステップS203のY)、注文データを生成して無線送信する(ステップS204)。つまり、注文データは、入力されたテーブルコードに入力された全てのメニューコードを付加して送信先をオーダステーション106に指定する伝文である。このような注文データの無線送信は、無線部210によって実行する。
注文端末102から無線送信された注文データは、無線中継器107によって受信される。無線中継器107は、注文データをLANケーブル108に送信出力する。すると、注文データに含まれている送信先であるオーダステーション106が注文データを受信する。
図11は、「顧客モード」でのオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、「顧客モード」での注文端末102のLCD111の画面表示例である。
図11のフローチャートと図12の画面表示例とに基づいて、「顧客モード」でのオーダエントリ処理の一例について説明する。
注文端末102は、「顧客モード」に移行している。ここで、注文端末102のRAM205には、テーブルコード、人数等が既に登録されている(図6のフローチャートのステップS101を参照)。このような注文端末102に対して、顧客は、メニューコードを入力することになる。
注文端末102のマイクロコンピュータ201は、不揮発性メモリ215にアクセスし、不揮発性メモリ215に記憶されているコンテンツデータ171を取得し、取得したコンテンツデータ171に基づくカテゴリー選択表示AをLCD111に表示させる処理をしている(ステップS301)。このことから、LCD111には、カテゴリー選択表示Aが表示されている(図12(a)参照)。
図12(a)に示すように、各々のカテゴリー選択表示Aは、各カテゴリーについてのカテゴリー写真A1とカテゴリー名A2とを含んでいる。
また、このとき、図12(a)に示すように、LCD111には、会計ボタン181が表示されている。会計ボタン181は、顧客が飲食を終えて会計を行う際にタッチパネル110によってタッチ指定するものである。したがって、所望のカテゴリー選択がなされないで(ステップS302のN)、会計ボタン181がタッチ指定されると(ステップS310のY)、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に会計の方法を顧客に選択させる会計選択表示Cを表示させる(ステップS311)。会計選択表示Cは、図12(c)に示すように、電子マネーによる会計を選択するための電子マネー会計ボタンC1と、現金(クレジット決済、デビット決済等を含む)による会計を選択するための現金会計ボタンC2と、を含んでいる。
一方で、顧客がタッチパネル110でのタッチ指定によって所望のカテゴリーを選択すると(ステップS302のY)、対応するカテゴリーのメニュー表示がなされる(ステップS303)。ここでは、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、既に取得しているコンテンツデータ171に基づくメニュー選択表示BをLCD111に表示させる処理を実行する。これにより、LCD111にはメニュー選択表示Bが表示される(図12(b)参照)。メニュー選択表示Bは、各メニュー品目についての、メニュー写真B1、メニュー品目名B2、及び、単価B3を含んでいる。また、各々のメニュー選択表示Bには、メニューコードが対応付けされている。
また、このとき、図12(b)に示すように、LCD111には、後述する戻るボタン182、注文ボタン183、キャンセルボタン184、被選択メニュー表示B4が表示されている。
図12(b)に示すような、メニュー選択表示B上では、所望のメニュー品目を注文目的で選択することができる。つまり、注文目的でのメニュー品目の選択は、メニュー選択表示Bに表示される所望のメニュー品目のメニュー写真B1を、タッチパネル110によってタッチ指定することによってなされる。こうして顧客が所望のメニュー品目を注文目的のために選択すると(ステップS304のY)、選択されたメニュー品目のメニューコードがRAM205のワークエリアに登録される(ステップS305)。選択されたメニュー品目は、被選択メニュー表示B4に一覧表示される。
そして、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、注文の有無(ステップS306)とキャンセルの有無(ステップS307)とを判定し、いずれのイベントも発生しなければステップS304のメニュー品目選択の有無判定にリターンする。これにより、顧客は、メニュー選択表示B上でのタッチパネル110によるタッチ指定によって次々と所望のメニュー品目を選択していくことができる。
注文端末102のマイクロコンピュータ201は、注文ボタン183(図12(b)参照)がタッチ指定されるとステップS306で注文ありの判定を実行し、キャンセルボタン184(図12(b)参照)がタッチ指定されるとステップS307でキャンセルありの判定を実行する。
そして、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、キャンセルありの判定をした場合(ステップS307のY)、メモリクリア等を含むキャンセル処理(ステップS308)を実行した後、処理を終了する。
これに対して、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、注文ありを判定した場合(ステップS306のY)、ステップS305で登録したメニューコード、既に登録されているテーブルコード、人数等を含む注文データを生成して、無線部210を駆動制御し、この注文データを無線送信させる(ステップS309)。
注文端末102から無線送信された注文データは、無線中継器107によって受信される。無線中継器107は、注文データをLANケーブル108に送信出力する。すると、注文データに含まれている送信先であるオーダステーション106が注文データを受信する。
図13は、オーダステーション106が実行するオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文データの受信判定に待機している(ステップS401)。
オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文データの受信を判定すると(ステップS401のY)、受信した注文データに含まれるテーブルコードに対応する注文ファイル351のメニューコード351e及びその対応数量351fに、注文データに含まれているメニューコード及びその数量を登録する(ステップS402)。これにより、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、テーブルコード351aで特定されるテーブルの顧客が、メニューコード351eで特定されるメニュー品目を何品(数量351fで特定)注文したのかを管理することができる。
その後、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、LANケーブル108を介して、注文ファイル351を伝文形式にして、キッチンプリンタ103に送信する(ステップS403)。キッチンプリンタ103は、オーダステーション106から送信された注文ファイル351の伝文を受信すると、伝票を印字発行する。この場合の伝票は、注文されたメニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票であり、注文されたメニュー品目及びテーブルコードを含んでいる。
そして、「顧客モード」の注文端末102を自分で使用して注文を行った顧客は、飲食を終えたならば、会計をすることになる。そこで、顧客は、会計ボタン181(図12(a)参照)をタッチ指定して、電子マネー会計ボタンC1と現金会計ボタンC2とを含む会計選択表示C(図12(c)参照)を表示させる(図11のフローチャートのステップS310、S311参照)。
図14は、電子マネーによる会計処理の一例を示すタイムチャートである。電子マネー会計ボタンC1(図12(c)参照)がタッチパネル110でタッチ指定されたならば、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、RAM205に登録されているテーブルコードが登録された注文ファイル351のデータをPOS端末104へ送信する注文ファイル送信要求を、オーダステーション106に対して送信する。
オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文ファイル送信要求を受信すると、対応する注文ファイル351のデータをPOS端末104に送信する。
POS端末104のマイクロコンピュータ401は、注文ファイル351を受信したならば、受信した注文ファイル351のデータをRAM405に一時記憶する。
POS端末104のマイクロコンピュータ401は、一時記憶した注文ファイル351のデータに基づいて、合計金額、消費税の算出処理を実行し、請求金額を求める。合計金額の算出は、メニューコードに価格を対応付けて設定記憶するメニューデータファイル414を検索して注文ファイル351に含まれるメニューコード351eのメニュー品目の単価を求めることによってなされる。
その後、POS端末104のマイクロコンピュータ401は、算出した請求金額のデータを、注文ファイル送信要求を送信した注文端末102に対して送信する。
請求金額のデータを受信した注文端末102のマイクロコンピュータ201は、請求金額を含む金額表示をLCD111にする(図12(d)参照)。この金額表示は、請求金額についての「××××円です」という文字列と、「カードをかざして下さい」という文字列と、電子マネーメディアEMであるICカードをRFIDリーダライタ114にかざす絵柄とを含んでいる。
電子マネーメディアEMがRFIDリーダライタ114にかざされたことにより、請求金額分の電子マネーが引き落としされたならば、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、引き落としした金額である引落金額のデータを、POS端末104に送信する。
引き落とした金額のデータを受信したPOS端末104のマイクロコンピュータ401は、売上登録処理を実行し、さらに、売上登録処理を実行した旨をオーダステーション106に送信する。
オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、その旨を受信したならば、該当する注文ファイル351の会計済フラグ351bに「会計済」を登録する。その後、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文ファイル送信要求を送信した注文端末102に対して、終了指示を送信する。
終了指示の受信に応じて、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に終了表示を表示させる(図12(e)参照)。この終了表示は、「ありがとうございました 注文端末を持ってレジに向かって下さい」という文字列を含む。この終了表示を見ることにより、電子マネーによる会計を済ませた顧客は、注文端末102をレジに持ち込む。
ところで、顧客が、電子マネー会計ボタンC1をタッチ指定せずに、現金会計ボタンC2をタッチ指定したならば、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に、図12(f)に示すように、注文端末102及び伝票を持ってレジに向かう旨を表示する。つまり、現金会計であっても、顧客は、注文端末102をレジに持ち込むことになる。こうして、会計方法によらず、顧客によって注文端末102はレジに返却される。
図15は、会計確認処理の流れを示すフローチャートである。顧客は、レジで会計係の店員に注文端末102を手渡す。会計係の店員は、手渡された注文端末102に対して会計確認操作を施す(ステップS501)。前述したように、「顧客モード」の注文端末102は、顧客によるテーブルコードの入力を防止するためキーボード112の入力機能が停止されている。そのため、会計確認操作は、例えば、予め指定されている複数のメニュー写真B1の同時タッチ指定である。したがって、この場合、「顧客モード」の注文端末102のマイクロコンピュータ201は、所定の複数(一例として、4つ)のメニュー写真B1の同時タッチ指定を、判定可能となっている。
会計確認操作がなされたならば(ステップS501のY)、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、オーダステーション106に対して会計確認要求を送信する(ステップS502)。会計確認要求は、注文端末102に登録されているテーブルコードが登録されている注文ファイル351について、会計済みであるか否かについて確認を指示する伝文である。
会計確認要求を受信したオーダステーション106のマイクロコンピュータ301は(ステップS505)、対応する注文ファイル351について会計済みであるか否かを確認する(ステップS506)。会計済みであるか否かの確認は、会計済フラグ351bに「会計済」が登録されているか否かを判定することにより行う。
会計済フラグ351bに「会計済」が登録されていなければ(ステップS506のN)、次に説明する現金による会計処理(図16のタイムチャート参照)が実行されることになる(ステップS507)。
一方で、会計済フラグ351bに「会計済」が登録されている場合には(ステップS506のY)、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、会計確認要求が送信された注文端末102に対してその旨を送信する(ステップS508)。
会計済である旨を受信した注文端末102のマイクロコンピュータ201は(ステップS503)、LCD111に会計済表示(図12(g)参照)をする(ステップS504)。会計済表示は、図12(g)に示すように、「会計が済んでいます」という文字列を含んでいる。LCD111の会計済表示を見た会計係の店員は、注文端末102を手渡した顧客に対して、会計が済んでいる旨を告げる。顧客は、その旨を聞いて帰宅する。
その後、会計係の店員は、手渡された注文端末102を充電スタンド(図示せず)にセットする。この充電スタンドへのセットにより、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、メモリクリア処理を実行する。なお、充電スタンドへのセットではなく、その他の操作に応じて、メモリクリア処理を実行するようにしてもよい。
図16は、現金による会計処理の一例を示すタイムチャートである。注文端末102での会計確認操作により、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301が、注文ファイル351が会計済でないことを確認した場合、現金(クレジット決済、デビット決済等を含む)により会計が行われることになる。
まず、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、対応する注文ファイル351のデータをPOS端末104に送信する。
POS端末104のマイクロコンピュータ401は、注文ファイル351を受信したならば、受信した注文ファイル351のデータをRAM405に一時記憶する。
次に、POS端末104のマイクロコンピュータ401は、商品販売データ処理を実行する。つまり、POS端末104のマイクロコンピュータ401は、商品販売データ処理として、一時記憶した注文ファイル351のデータに基づいて、合計金額、消費税の算出処理を実行し、請求金額を求める。合計金額の算出は、メニューコードに価格を対応付けて設定記憶するメニューデータファイル414を検索して注文ファイル351に含まれるメニューコード351eのメニュー品目の単価を求めることによってなされる。
その後、POS端末104のマイクロコンピュータ401は、算出した合計金額、及び消費税に基づいて、レシートプリンタ121を駆動制御することによるレシートの印字発行処理、売上登録処理を実行し、処理を実行した旨をオーダステーション106に送信する。
オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、その旨を受信したならば、該当する注文ファイル351の会計済フラグ351bに「会計済」を登録する。
その後、電子マネーによる決済の場合と同様に、会計係の店員は、手渡された注文端末102を充電スタンドにセットする。この充電スタンドへのセットにより、注文端末102のマイクロコンピュータ201は、メモリクリア処理を実行する。
オーダエントリシステムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。 RFIDリーダライタを取り外した状態を示す斜視図である。 RFIDリーダライタを取り外した状態を別の角度から示す斜視図である。 注文端末の電気的接続を示すブロック図である。 「店員モード」の注文端末を示す正面図である。 注文端末を顧客に渡す際の処理の一例を示すフローチャートである。 オーダステーションの電気的接続を示すブロック図である。 オーダステーションが記憶する注文ファイルのデータ構造の一例を示す模式図である。 POS端末の電気的接続を示すブロック図である。 「店員モード」でのオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。 「顧客モード」でのオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。 「顧客モード」での注文端末のLCDの画面表示例である。 オーダステーションが実行するオーダエントリ処理の一例を示すフローチャートである。 電子マネーによる会計処理の一例を示すタイムチャートである。 会計確認処理の流れを示すフローチャートである。 現金による会計処理の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
101…オーダエントリシステム、102…注文端末、104…POS端末(商品販売データ処理装置)、110…タッチパネル(ユーザインターフェース)、111…LCD(ユーザインターフェース)、112…キーボード(ユーザインターフェース)、114…RFIDリーダライタ、106…オーダステーション、143…USBポート(ポート)、201…マイクロコンピュータ(注文端末の情報処理部)、210…無線部、301…マイクロコンピュータ(オーダステーションの情報処理部)、351…注文ファイル、401…マイクロコンピュータ(商品販売データ処理装置の情報処理部)、414…メニューデータファイル、EM…電子マネーメディア、EMa…ICチップ

Claims (4)

  1. 情報処理を実行する情報処理部と、
    外部装置との無線通信を実現する無線部と、
    電子マネーメディアに設けられて電子マネーをチャージ可能なICチップとの間でアンテナを介して非接触通信が可能なRFIDリーダライタと、
    前記RFIDリーダライタが接続自在なポートと、
    ユーザによる情報入力機能とユーザに対する情報報知機能とを有するユーザインターフェースと、
    前記情報処理部が、前記ポートに対する前記RFIDリーダライタの接続を検出する手段と、
    前記情報処理部が、前記ユーザインターフェースによって入力されたメニュー品目を特定するメニューコードと前記ユーザインターフェースによって入力されたテーブルを特定するテーブルコードとを含む注文データを生成し、当該生成した注文データを前記無線部に無線送信させる手段と、
    前記情報処理部が、前記接続の検出に応じて、前記ユーザインターフェースでのテーブルコードの入力機能を制限する顧客モードに移行する手段と、
    を備える注文端末。
  2. 請求項1記載の注文端末と、
    情報処理を実行する情報処理部を有するオーダステーションと、
    情報処理を実行する情報処理部を有する商品販売データ処理装置と、
    前記オーダステーションの情報処理部が、メニューコードを記憶する注文ファイルをテーブルコードごとに生成する手段と、
    前記オーダステーションの情報処理部が、前記注文端末から無線送信された注文データを、テーブルコード毎にメニューコードを記憶する注文ファイルに記憶させる手段と、
    前記注文端末の情報処理部が、電子マネー会計を宣言する手段と、
    前記商品販売データ処理装置の情報処理部が、前記宣言があったならば、メニューコードと単価とを対応付けて記憶するメニューデータファイルを参照して、前記注文ファイルに記憶されているメニューコードに対応する単価の合計に基づく請求金額を算出する手段と、
    前記注文端末の情報処理部が、前記RFIDリーダライタに電子マネーメディアから前記算出された請求金額に相当する電子マネーの引落しをさせる手段と、
    前記オーダステーションの情報処理部が、前記電子マネーの引落しに応じて、前記注文ファイルを会計済にする手段と、
    を備えるオーダエントリシステム。
  3. 前記オーダステーションの情報処理部が、前記注文端末の前記ユーザインターフェースでの会計確認操作に応じて、当該ユーザインターフェースによって入力されたテーブルコードの前記注文ファイルが会計済であるか否かを確認する手段と、
    前記注文端末の情報処理部が、前記確認の結果、前記注文ファイルが会計済であった場合には、その旨を前記ユーザインターフェースに表示させる手段と、
    を備える請求項2記載のオーダエントリシステム。
  4. 前記商品販売データ処理装置の情報処理部は、
    前記確認の結果、前記注文ファイルが会計済でなかった場合には、前記メニューデータファイルを参照して、当該注文ファイルに記憶されているメニューコードに対応する単価の合計に基づく請求金額の算出を含む商品販売データ処理を実行し、
    前記オーダステーションの情報処理部は、
    前記商品販売データ処理の終了に応じて、前記請求金額が算出された前記注文ファイルを会計済にする、
    請求項3記載のオーダエントリシステム。
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