JP2013242901A - 表示端末、画面処理装置及びプログラム - Google Patents

表示端末、画面処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性や拡張性を考慮しつつ低コストで製作可能なオーダー端末を用いたオーダー管理システム、このようなオーダー管理システムに用いられる端末及びサーバ装置、並びにプログラムを提供すること。
【解決手段】客がオーダー端末102を手に取ってオーダー端末102の電源をオンすると、このオーダー端末102のIDである端末IDと従業員IDが検出されていない旨を示す非検出情報とを含むID更新コマンドがサーバ101に送信される。そして、サーバ101から客用オーダーアプリケーションに対応した画面データが送信される。また、客から従業員にオーダー端末102が手渡されると、オーダー端末102のIDである端末IDと、従業員IDが検出された旨を示す検出情報と、従業員IDとを含むID更新コマンドがサーバ101に送信される。そして、サーバ101から従業員用オーダーアプリケーションに対応した画面データが送信される。
【選択図】図5

Description

客や従業員からのオーダーを管理するためのオーダー管理システム、端末、サーバ装置
、及びオーダー管理プログラムに関する。
従来の居酒屋等の飲食店におけるオーダー管理の方式の1つとして、従業員(店員)が
オーダー端末を持ち歩きつつ、客からのオーダー(注文)をオーダー端末に入力していく
方式がある。このような方式では、従業員によって入力されたオーダーが厨房に伝達され
ることによって厨房にて調理がなされ、料理が客のもとに運ばれてくる。
上述した方式の場合にはオーダーをする際に客が毎回従業員を呼ばなければならず、オ
ーダーの効率が余り良いとは言えない。そこで、オーダーの効率化と利便性とを図るべく
、客が自らオーダー端末を使ってオーダーできるようにした方式もある。ただし、この場
合には、従業員用と客用のオーダー端末をそれぞれ用意する必要があり、店にとっては、
設備投資に必要な金額の増大に繋がる。このため、特許文献1においては、1つのオーダ
ー端末に従業員用と客用の2つの機能を持たせ、これらの機能を従業員が切り替え可能と
することで、端末数を削減して設備投資に必要な金額の軽減を図るようにしている。
特開2007−299130号公報
ここで、特許文献1の技術において、従業員用のオーダー端末と客用のオーダー端末と
の機能の切り替えを行うためには、従業員による特殊な切り替え操作が毎回必要である。
また、特許文献1の技術では、従業員用のオーダー端末と客用のオーダー端末とで構造自
体が切り替えられるようになっており、このためにオーダー端末には切り替えスイッチや
回転機構等が実装されている。したがって、オーダー端末の製作にコストがかかり易い。
また、特許文献1の技術を用いたオーダー端末は、予め決められた従業員用と客用の2つ
の機能の使用に限定され、拡張性の欠如等を鑑みると必ずしも利便性があるとは言えない
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、利便性や拡張性を考慮しつつ低コスト
で製作可能なオーダー端末を用いたオーダー管理システム、このようなオーダー管理シス
テムに用いられる端末及びサーバ装置、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様のオーダー管理システムは、サーバ
装置と端末とが互いに通信自在に接続され、前記端末においてなされたオーダーを前記サ
ーバ装置において管理するオーダー管理システムにおいて、前記端末の所定距離内に存在
するモジュールから該モジュールの識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記モジュ
ールの識別情報が検出されている間は前記モジュールの識別情報を、前記モジュールの識
別情報が検出されなくなった際は非検出情報を、それぞれ前記端末から前記サーバ装置へ
送信する識別情報送信手段と、前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別情報
が送信された場合には該モジュールの識別情報に対応するアプリケーションによる画面デ
ータを前記サーバ装置から前記端末へ送信し、前記識別情報送信手段によって前記非検出
情報が送信された場合には該非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データを
前記サーバ装置から前記端末へ送信する初期画面データ送信手段と、前記初期画面データ
送信手段によって送信された画面データに基づく初期画面を前記端末の表示部に表示させ
る初期画面表示手段と、前記端末において受け付けられた入力操作に対応した入力情報を
前記端末から前記サーバ装置へ送信する入力情報送信手段と、前記入力情報送信手段によ
って送信された入力情報に応じて、前記識別情報又は非検出情報に対応するアプリケーシ
ョンによる画面データを更新して、該更新した画面データを前記サーバ装置から前記初期
画面データ送信手段が画面データを送信した端末へ送信する更新画面データ送信手段と、
前記更新画面データ送信手段から送信された画面データに基づいて前記端末の表示部に表
示させる画面を更新する画面更新手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様のオーダー管理システムは、第1の態様において、前記初期
画面データ送信手段は複数の前記端末のそれぞれに対応した識別情報を記憶しており、前
記識別情報送信手段によって送信された前記モジュールの識別情報と前記記憶された識別
情報とを比較して、複数の前記端末の中から画面データを送信すべき端末を特定すること
を特徴とする。
また、本発明の第3の態様のオーダー管理システムは、第1又は第2の態様において、
前記モジュールは従業員に装着され、前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーシ
ョンは前記端末の表示部に従業員用のオーダー画面を表示させるためのアプリケーション
であり、前記非検出情報に対応するプログラムは前記端末の表示部に客用のオーダー画面
を表示させるためのアプリケーションであることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様のオーダー管理システムは、第1又は第2の態様において、
前記モジュールは、前記端末が置かれることによって前記端末と通信自在となる端末置場
に内蔵され、前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは非オーダー用の画
面を表示させるためのアプリケーションであることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様のオーダー管理システムは、第1〜第4の態様において、前
記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別情報又は前記非検出情報が送信された
時刻、或いは前記入力情報送信手段によって前記入力情報が送信された時刻を計時する計
時手段をさらに備え、前記初期画面データ送信手段は、前記識別情報送信手段によって前
記モジュールの識別情報が送信された場合には該モジュールの識別情報に対応するアプリ
ケーションによる画面データで且つ前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別
情報が送信された時刻に対応した画面データを前記サーバ装置から前記端末へ送信し、前
記識別情報送信手段によって前記非検出情報が送信された場合には該非検出情報に対応す
るアプリケーションによる画面データで且つ前記識別情報送信手段によって前記非検出情
報が送信された時刻に対応した画面データを前記サーバ装置から前記端末へ送信し、前記
更新画面データ送信手段は、前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に応じ、
且つ前記入力情報が送信された時刻に対応して画面データの更新を行うことを特徴とする
また、本発明の第6の態様の端末は、所定距離内に存在するモジュールから該モジュー
ルの識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記モジュールの識別情報が検出されてい
る間は前記モジュールの識別情報を、前記モジュールの識別情報が検出されなくなった際
は非検出情報を、それぞれサーバ装置へ送信する識別情報送信手段と、前記識別情報送信
手段によって送信された前記モジュールの識別情報又は前記非検出情報に対応するアプリ
ケーションに従って前記サーバ装置から送信された画面データに基づく初期画面を表示部
に表示させる初期画面表示手段と、受け付けた入力操作に対応した入力情報を前記サーバ
装置へ送信する入力情報送信手段と、前記入力情報送信手段によって送信された入力情報
に応じて、前記サーバ装置において更新された画面データに基づいて前記表示部に表示さ
せる画面を更新する画面更新手段とを具備することを特徴とする。
本発明の第7の態様の端末は、第6の態様において、前記モジュールは従業員に装着さ
れ、前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは前記表示部に従業員用のオ
ーダー画面を表示させるためのアプリケーションであり、前記非検出情報に対応するプロ
グラムは前記表示部に客用のオーダー画面を表示させるためのアプリケーションであるこ
とを特徴とする。
本発明の第8の態様の端末は、第6又は第7の態様において、前記モジュールは、前記
端末が置かれることによって前記端末と通信自在となる端末置場に内蔵され、前記モジュ
ールの識別情報に対応するアプリケーションは非オーダー用の画面を表示させるためのア
プリケーションであることを特徴とする。
本発明の第9の態様のサーバ装置は、端末の所定距離内にモジュールが存在する間に前
記端末から送信される前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションによる画面
データを前記端末へ送信し、前記端末の所定距離内にモジュールが存在しない場合に前記
端末から送信される非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データを前記端末
へ送信する初期画面データ送信手段と、前記端末の入力操作に対応して前記端末から送信
される入力情報に応じて、前記識別情報又は非検出情報に対応するアプリケーションによ
る画面データを更新して、該更新した画面データを前記端末へ送信する更新画面データ送
信手段とを具備することを特徴とする。
本発明の第10の態様のサーバ装置は、第9の態様において、前記モジュールの識別情
報又は前記非検出情報が送信された時刻、或いは前記入力情報送信手段によって前記入力
情報が送信された時刻を計時する計時手段をさらに具備し、前記初期画面データ送信手段
は、前記モジュールの識別情報が送信された場合には該モジュールの識別情報に対応する
アプリケーションによる画面データで且つ前記モジュールの識別情報が送信された時刻に
対応した画面データを前記端末へ送信し、前記非検出情報が送信された場合には該非検出
情報に対応するアプリケーションによる画面データで且つ前記非検出情報が送信された時
刻に対応した画面データを前記端末へ送信することを特徴とする。
本発明の第11の態様のオーダー管理プログラムは、端末のコンピュータを、前記端末
の所定距離内に存在するモジュールから該モジュールの識別情報を検出する識別情報検出
手段と、前記モジュールの識別情報が検出されている間は前記モジュールの識別情報を、
前記モジュールの識別情報が検出されなくなった際は非検出情報を、それぞれサーバ装置
へ送信する識別情報送信手段と、前記識別情報送信手段によって送信された前記モジュー
ルの識別情報又は前記非検出情報に対応するアプリケーションに従って前記サーバ装置か
ら送信された画面データに基づく初期画面を表示部に表示させる初期画面表示手段と、受
け付けた入力操作に対応した入力情報を前記サーバ装置へ送信する入力情報送信手段と、
前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に応じて、前記サーバ装置において更
新された画面データに基づいて前記表示部に表示させる画面を更新する画面更新手段と、
して機能させる。
本発明の第12の態様のオーダー管理プログラムは、サーバ装置のコンピュータを、所
定距離内にモジュールが存在する間に端末から送信される前記モジュールの識別情報に対
応するアプリケーションによる画面データを前記端末へ送信し、前記所定距離内にモジュ
ールが存在しない場合に端末から送信される非検出情報に対応するアプリケーションによ
る画面データを前記端末へ送信する初期画面データ送信手段と、前記端末の入力操作に対
応して前記端末から送信される入力情報に応じて、前記識別情報又は非検出情報に対応す
るアプリケーションによる画面データを更新して、該更新した画面データを前記端末へ送
信する更新画面データ送信手段として機能させる。
本発明によれば、利便性や拡張性を考慮しつつ低コストで製作可能なオーダー端末を用
いたオーダー管理システム、このようなオーダー管理システムに用いられる端末及びサー
バ装置、並びにプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るオーダー管理システムの一例の構成を示す図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 オーダー端末の構成を示すブロック図である。 非接触型ICモジュール付装着具の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るオーダー管理システムにおけるサーバとオーダー端末との間の動作シーケンスを示す図である。 オーダー端末から送信されるID更新コマンドのデータ構成例を示す図である。 クレードル用アプリケーションを追加する場合の変形例におけるサーバの記憶部の構成例を示す図である。 クレードル用アプリケーションを追加する場合の変形例における動作シーケンスを示す図である。 サーバの制御部における制御を示すフローチャートである。 サーバのアプリケーション実行環境における処理を示すフローチャートである。 オーダー端末の制御部における制御を示すフローチャートである。 オーダーアプリケーションに対応した表示画面の表示例を示す図である。 クレードル用アプリケーションに対応した表示画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るオーダー管理システムの一例の構成を示す図である
。この図1に示すオーダー管理システムは、飲食店等の店舗に構築されるシステムである
。図1に示すオーダー管理システムにおけるサーバ101(サーバ装置)は、ネットワー
ク103を介してオーダー端末102、POS(Point Of Sales)端末105と通信自在
に接続されている。
ここで、図1に示すオーダー管理システムは、オーダー端末102からの遠隔操作を受
けて、サーバ101においてオーダー端末102による遠隔操作に対応した所望のアプリ
ケーションプログラムを起動させるシンクライアント(Thin client)システムに対応し
ているものとする。
また、図1に示すネットワーク103は、単に、サーバ101と、オーダー端末102
、POS端末105とが通信自在に接続されていることを表わすものであって、有線接続
を表わしているものではない。実際には、少なくともオーダー端末102に関してはサー
バ101と無線ネットワーク(無線LAN等)を介して接続されていることが望ましい。
また、図1において、サーバ101とPOS端末105とを個別に設け、両者を、ネット
ワーク103を介して接続するようにしている。これに対し、サーバ101にPOS端末
105としての機能を持たせるようにしても良い。例えば、POS端末105は、会計の
処理、及び管理を行うための端末であるが、サーバ101に会計の管理機能を持たせるよ
うにしても良い。
さらに、図1において、オーダー端末102は所定距離(例えば数センチメートル)内
に存在する非接触型ICモジュール付装着具104との間で非接触通信が可能になされて
いる。また、オーダー端末102は端末置場としての機能を有するクレードル106に載
置可能になされている。
次に、図1に示すオーダー管理システムの詳細について説明する。
図2は、サーバ101の構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ10
1は、制御部201と、記憶部202と、送受信部203とを有している。
制御部201は、コンピュータとしてのCPUから構成され、記憶部202に予め記憶
されているシステムプログラムに従ってサーバ101の全体の制御を含む、オーダー管理
システムの制御を行う。また、制御部201は、計時手段としての機能を有する内蔵時計
2011を有している。この内蔵時計2011は、送受信部203を介したデータ通信が
なされた時刻等を計時するためのものである。
送受信部203は、サーバ101をネットワーク103に接続するためのインターフェ
ースを有し、制御部201の制御に従ってオーダー端末102やPOS端末105との間
でのデータの送受信を行う。
記憶部202は、サーバ101の動作を制御するためのシステムプログラム等を記憶し
ている。また、この記憶部202は、サーバ101自体の動作に必要なシステムプログラ
ム等のデータを記憶しておくための記憶領域の他に、アプリケーション記憶領域2021
、アプリケーション実行環境記憶領域2022、アプリケーション実行結果記憶領域20
23、ID対応表記憶領域2024、注文データ記憶領域2025、受信端末ID記憶領
域2026、受信検出ID記憶領域2027を有している。
アプリケーション記憶領域2021は、各種のアプリケーションプログラムを記憶して
おくための記憶領域である。本実施形態において、アプリケーション記憶領域2021に
は、従業員用に最適化された従業員用オーダーアプリケーション、客用に最適化された客
用オーダーアプリケーションが記憶されている。なお、従業員用オーダーアプリケーショ
ン、客用オーダーアプリケーションはそれぞれ単一のアプリケーションとする必要はなく
、アプリケーション群であっても良い。また、アプリケーション記憶領域2021には、
アプリケーション実行環境記憶領域2022において作られる実行環境間で送受信される
データを振り分けるためのアプリケーションであるディスパッチャも記憶されている。
アプリケーション実行環境記憶領域2022は、アプリケーション実行環境を作るため
の記憶領域である。即ち、アプリケーション記憶領域2021に記憶されているアプリケ
ーションが起動された場合には、アプリケーション実行環境記憶領域2022に、起動さ
れたアプリケーションに対応した実行環境が作られ、この実行環境上でアプリケーション
が動作する。なお、従業員用オーダーアプリケーション実行環境は従業員の数(後述する
従業員IDの数)だけ作られるものであり、客用オーダーアプリケーション実行環境はオ
ーダー端末の数(後述する端末IDの数)だけ作られるものである。また、各実行環境で
動作しているアプリケーションは単一のアプリケーションではなく、アプリケーション群
となる場合もある。
アプリケーション実行結果記憶領域2023は、アプリケーション実行環境記憶領域2
022上で動作しているアプリケーションにより生成される画面データをアプリケーショ
ン実行結果として記憶しておくための記憶領域である。このアプリケーション実行結果記
憶領域2023に記憶される画面データは送受信部203を介してオーダー端末102に
送信される。
ID対応表記憶領域2024には、オーダー端末102から送られてくるオーダー端末
102のID(端末ID)と各端末IDに対応した識別子(ディスクリプタ)との対応表
、及びオーダー端末102から送られてくる非接触型ICモジュール付装着具104のI
D(従業員ID)と各従業員IDに対応したディスクリプタとの対応表をそれぞれ記憶し
ておくための記憶領域である。
注文データ記憶領域2025は、オーダー端末102の操作に従って客用オーダーアプ
リケーション又は従業員オーダーアプリケーションで処理されて得られた注文内容を示す
注文データを記憶するための記憶領域である。
受信端末ID記憶領域2026は、オーダー端末102から送られてきた端末IDを記
憶しておくための記憶領域である。また、受信検出ID記憶領域2027は、オーダー端
末102から端末IDとともに送られてきた従業員IDを記憶しておくための記憶領域で
ある。
図2に示す記憶部202を構成する各記憶領域は例えばハードディスクや、フラッシュ
メモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体上に構築されるものである。また
、図2においては、各記憶領域を単一の記憶領域内に構築している例を示しているが、例
えば、アプリケーション記憶領域2021やID対応表記憶領域2024をハードディス
ク上に構築し、残りの記憶領域をRAM上に構築するといったように、各記憶領域を複数
の記憶媒体に分散して構築するようにしても良い。
図3は、オーダー端末102の構成を示すブロック図である。図3に示すように、オー
ダー端末102は、制御部301と、入力部302と、表示部303と、読み取り部30
4と、送受信部305と、記憶部306とを有している。
制御部301は、コンピュータとしてのCPUから構成され、記憶部306に予め記憶
されているクライアントプログラムに従ってオーダー端末102の動作を制御する。この
制御部301は、従業員又は客によってオーダー端末102の入力部302の操作がなさ
れた場合に操作に応じたキーイベント信号を生成して送受信部305に送信する制御や、
サーバ101から送信されてくる画面データに基づく表示画面を表示部303に表示させ
る制御等を行う。
入力部302は、従業員又は客がオーダー端末102に対して各種の操作指示を入力す
るための入力インターフェースである。この入力部302は、例えばタッチパネル等の入
力デバイスや電源ボタン等の操作部材を有して構成されている。また、キーボード等の文
字入力デバイスを入力部302として持たせるようにしても良い。表示部303は、例え
ば液晶ディスプレイ(LCD)から構成され、制御部301の制御に従って表示画面の表
示を行う。
読み取り部304は、非接触型ICモジュール付装着具104との間で非接触通信を行
って非接触型ICモジュール付装着具104のIDである従業員IDを読み取る。ここで
、読み取り部304と非接触型ICモジュール付装着具104との通信は、例えばFel
iCa(登録商標)等の非接触型IC技術において用いられるようなごく近距離のデータ
通信であるものとする。なお、ごく近距離のデータ通信であればその通信方式は特に限定
されない。
送受信部305は、オーダー端末102をネットワーク103に接続するためのインタ
ーフェースを有し、制御部301の制御に従ってサーバ101との間でのデータの送受信
を行う。
記憶部306は、アプリケーション記憶領域3061、表示画面データ記憶領域306
2、読み取りデータ記憶領域3063、端末ID記憶領域3064を有している。
アプリケーション記憶領域3061はクライアントアプリケーションを記憶しておくた
めの記憶領域である。このクライアントアプリケーションにより、オーダー端末102は
サーバ101との間のシンクライアントシステムにおけるクライアントとして動作する。
表示画面データ記憶領域3062は、送受信部305を介してサーバ101から送られ
てくる画面データを一時記憶しておくための記憶領域である。制御部301は表示画面デ
ータ記憶領域3062に記憶されている画面データを読み出し、読み出した画面データを
表示部303に送信して表示部303における画面表示を行う。
読み取りデータ記憶領域3063は、読み取り部304を介して読み取られた従業員I
Dのデータを記憶するための記憶領域である。端末ID記憶領域3064は、個々のオー
ダー端末102を識別するための端末IDのデータを記憶しておくための記憶領域である
図3に示す記憶部306を構成する各記憶領域は例えばフラッシュメモリやRAM等の
記憶媒体上に構築されるものである。勿論、記憶部202の場合と同様に各記憶領域を複
数の記憶媒体に分散して構築するようにしても良い。
図4は、非接触型ICモジュール付装着具104の構成を示すブロック図である。図1
に示すように、非接触型ICモジュール付装着具104は、例えば腕時計型の装着具であ
って、従業員が装着するようになされている。なお、図1では腕時計型の装着具を例示し
ているが、必ずしも時計機能を持たせる必要は無い。このような非接触型ICモジュール
付装着具104は、図4に示すように、制御部401、記憶部402、送受信部403を
有している。
制御部401は、非接触型ICモジュール付装着具104の制御を行う。記憶部402
は、ID記憶領域4021を有している。このID記憶領域4021は従業員IDを記憶
しておくための記憶領域である。従業員IDは、飲食店等の店舗における従業員毎に定め
られたIDであり、各従業員は自身のIDが記憶されている非接触型ICモジュール付装
着具104を装着する。なお、記憶部402は例えばフラッシュメモリから構成されてい
る。送受信部403は、例えばFeliCa(登録商標)等の非接触型IC技術において
用いられるごく近距離のデータ通信に対応した送受信部であり、オーダー端末102の読
み取り部304や、オーダー端末102とは別個に設けられた図示しない非接触型ICモ
ジュールリーダ/ライタとの間での非接触通信を行う。
次に、図5を参照して本実施形態に係るオーダー管理システムにおけるサーバ101と
オーダー端末102との間の動作シーケンスを説明する。
オーダー端末102はテーブル等に備え付けられたクレードル106に載置されている
。この状態で客がオーダー端末102を手に取ってオーダー端末102の電源をオンする
と、オーダー端末102のアプリケーション記憶領域3061に予め記憶されているクラ
イアントアプリケーションが起動される。そして、クライアントアプリケーションの起動
に伴って、読み取り部304による非接触型ICモジュール付装着具104との非接触通
信が一定時間毎に行われるようになる。
読み取り部304による非接触通信により、従業員IDが読み取れた場合には、非接触
型ICモジュール付装着具104が検出できた(従業員IDが読み取れた)旨を示す検出
情報と従業員IDとが読み取りデータ記憶領域3063に記憶される。一方、読み取り部
304による非接触通信により、従業員IDが読み取れなかった場合には、非接触型IC
モジュール付装着具104が検出されなかった(従業員IDが読み取れなかった)旨を示
す非検出情報が読み取りデータ記憶領域3063に記憶される。このような通信の結果、
読み取りデータ記憶領域3063の情報が更新された場合には、オーダー端末102の送
受信部305を介してID更新コマンドがサーバ101に送信される。なお、読み取りデ
ータ記憶領域3063の記憶内容はオーダー端末102の電源がオフされたときにクリア
される。このため、オーダー端末102の電源オンの直後は必ずID更新コマンドが送信
される。
図6は、オーダー端末102から送信されるID更新コマンドのデータ構成例を示す図
である。まず、図6(a)は、読み取り部304から所定距離内に非接触型ICモジュー
ル付装着具104が存在していなかった場合のID更新コマンドの構成を示している。こ
の場合のID更新コマンドは、端末ID記憶領域3064に記憶されている端末IDと、
非接触型ICモジュール付装着具104が検出されなかった(従業員IDが検出できなか
った)旨を示す非検出情報とを結合したデータとする。また、図6(b)は、読み取り部
304から所定距離内に非接触型ICモジュール付装着具104が存在していた場合のI
D更新コマンドの構成を示している。この場合のID更新コマンドは、端末ID記憶領域
3064に記憶されている端末IDと、非接触型ICモジュール付装着具104が検出さ
れた(従業員IDが検出できた)旨を示す検出情報と、読み取りデータ記憶領域3063
に記憶されている従業員IDとを結合したデータとする。
また、上述のID更新コマンドの更新に先だってサーバ101が起動され、このサーバ
101の起動に伴って、アプリケーション記憶領域2021に記憶されているディスパッ
チャが起動される。これにより、アプリケーション実行環境記憶領域2022にディスパ
ッチャ実行環境が作られる。その後、ディスパッチャは、後から作られるオーダーアプリ
ケーション実行環境からの接続を待つ状態となる。
さらに、オーダー端末102の端末IDを属性値としてオーダー端末102の数(端末
IDの数)だけ客用オーダーアプリケーションが起動される。そして、アプリケーション
実行環境記憶領域2022に、それぞれの起動された客用オーダーアプリケーションのた
めの実行環境が作られる。また、それぞれの起動された客用オーダーアプリケーションに
対応した初期画面表示用の画面データがアプリケーション実行結果記憶領域2023に記
憶される。
また、従業員IDを属性値として従業員の数(従業員IDの数)だけ従業員用オーダー
アプリケーションが起動される。そして、アプリケーション実行環境記憶領域2022に
、それぞれの起動された従業員用オーダーアプリケーションのための実行環境が作られる
。さらに、それぞれの起動された従業員用オーダーアプリケーションに対応した初期画面
表示用の画面データがアプリケーション実行結果記憶領域2023に記憶される。
客用及び従業員用のオーダーアプリケーション実行環境が作られた後、それぞれのオー
ダーアプリケーション実行環境からディスパッチャ実行環境に対して接続要求がなされる
。接続要求が受諾されると、それぞれのオーダーアプリケーション実行環境からディスパ
ッチャ実行環境に対して、それぞれのオーダーアプリケーションに対して与えられている
属性値(端末ID又は従業員ID)が送られる。ディスパッチャ実行環境においては、接
続要求を受諾した後に、それぞれのオーダーアプリケーション実行環境から送られてくる
属性値(端末ID又は従業員ID)とID対応表記憶領域2024に記憶されているID
との比較が行われ、該当するIDに対応したディスクリプタが記憶される。これにより、
ディスパッチャ実行環境とオーダーアプリケーション実行環境とのデータ転送路2022
a〜2022cが確保される。
この後、サーバ101はオーダー端末102やPOS端末105からのデータ送信を待
つ状態となる。
上述したように、オーダー端末102の電源投入直後は、非接触型ICモジュール付装
着具104が読み取り部304から所定距離内に存在しておらず、その結果、図6(a)
に示したID更新コマンドがサーバ101に送信される。これにより、サーバ101にお
いては、端末IDがサーバ101の記憶部202の受信端末ID記憶領域2026に記憶
される。また、従業員IDについては送信されないため、サーバ101の記憶部202の
受信検出ID記憶領域2027の内容は更新されない。
受信端末ID記憶領域2026に端末IDが記憶され、受信検出ID記憶領域2027
に従業員IDが記憶されていない場合には、ディスパッチャ実行環境から、受信端末ID
記憶領域2026に記憶された端末IDに対応した客用オーダーアプリケーション実行環
境に対して画面切替コマンドが送信される。画面切替コマンドの受信に応じて、その客用
オーダーアプリケーション実行環境からディスパッチャ実行環境に初期画面表示用の画面
データが送信されてくる。ディスパッチャ実行環境においては、どのディスクリプタに対
応したデータ転送路から画面データが送信されたかを判断することにより、画面データを
送信した客用オーダーアプリケーション実行環境の特定が行われる。そして、受信端末I
D記憶領域2026に記憶されている端末IDに対応したディスクリプタを用いて画面デ
ータが送信されてきていれば、ディスパッチャ実行環境を介して、画面データが制御部2
01に送信される。この後、送受信部203を介して、オーダー端末102に初期画面表
示用の画面データが送信される。これにより、オーダー端末102の表示部303には客
用オーダーアプリケーションの初期画面が表示される。
以降、次のID更新コマンドが受信されるまで、受信端末ID記憶領域2026に記憶
された端末IDを有するオーダー端末102からのイベントデータが処理される状態とな
る。オーダー端末102を手に取った客がオーダー端末102の入力部302を操作する
と、その操作内容に応じたイベント信号(入力情報)が端末IDとともに送受信部305
を介してオーダー端末102からサーバ101に送信される。
イベント信号がサーバ101において受信されると、このイベント信号を送信したオー
ダー端末102の端末IDとID対応表記憶領域2024に記憶されている端末IDとが
比較されて、イベント信号を送信したオーダー端末102が特定される。そして、この特
定の結果に応じて、ディスパッチャ実行環境から客用オーダーアプリケーション実行環境
にイベント信号が送信される。イベント信号を受信した客用オーダーアプリケーション実
行環境では、イベント信号に応じた処理が行われる。そして、処理の結果に応じてアプリ
ケーション実行結果記憶領域2023に記憶されている画面データが更新され、更新され
た画面データがディスパッチャ実行環境に送られる。これを受けて、ディスパッチャ実行
環境により、画面データが制御部201に送られる。そして、送受信部203を介して、
オーダー端末102に更新後の画面データが送られ、入力部302の操作(イベント)に
応じた表示画面の更新がなされる。なお、客がオーダー端末102を操作してオーダー入
力を行っていた場合には、注文データが注文データ記憶領域2025に記憶されて管理さ
れる。
このようにして客は、オーダー端末102を用いてサーバ101の客用オーダーアプリ
ケーション実行環境で実行されている客用オーダーアプリケーションに対する操作を行う
ことができる。
また、従業員は非接触型ICモジュール付装着具104を例えば腕に装着している。こ
の状態で従業員がオーダー端末102を操作すべく、オーダー端末102を手に取った場
合には、非接触型ICモジュール付装着具104の送受信部403とオーダー端末102
の読み取り部304との距離が近づくため、読み取り部304により、従業員IDを読み
取れる状態(図5の○の状態)となる。この場合、読み取り部304によって読み取られ
た従業員IDが読み取りデータ記憶領域3063に記憶される。
このようにして、読み取りデータ記憶領域3063の内容が更新されることにより、オ
ーダー端末102の送受信部305を介してID更新コマンドがサーバ101に送信され
る。この場合、サーバ101においては、端末IDが受信端末ID記憶領域2026に記
憶されるとともに、従業員IDが受信検出ID記憶領域2027に記憶される。
受信端末ID記憶領域2026に端末IDが記憶され、且つ受信検出ID記憶領域20
27に従業員IDが記憶された場合には、ディスパッチャ実行環境から、受信検出ID記
憶領域2027に記憶された従業員IDに対応した従業員用オーダーアプリケーション実
行環境に対して画面切替コマンドが送られる。そして、画面切替コマンドに応じて、従業
員用オーダーアプリケーション実行環境からディスパッチャ実行環境に初期画面表示用の
画面データが送られる。ディスパッチャ実行環境においては、どのディスクリプタに対応
したデータ転送路から画面データが送られてきたかを判断することにより、画面データを
送信した従業員用オーダーアプリケーション実行環境の特定が行われる。そして、受信検
出ID記憶領域2027に記憶されている従業員IDに対応したディスクリプタを用いて
画面データが送られてきていれば、ディスパッチャ実行環境を介して、画面データが制御
部201に送られる。この後、受信端末ID記憶領域2026に端末IDが参照され、該
当する端末IDを有するオーダー端末102に、初期画面表示用の画面データが送られる
。これにより、オーダー端末102の表示部303には従業員用オーダーアプリケーショ
ンの初期画面が表示される。
以降、次のID更新コマンドが受信されるまで、受信端末ID記憶領域2026に記憶
された端末IDを有するオーダー端末102からのイベントデータが処理される状態とな
る。オーダー端末102を手に取った従業員がオーダー端末102の入力部302を操作
すると、その操作内容に応じたイベント信号が送受信部305を介してオーダー端末10
2からサーバ101に送信される。イベント信号がサーバ101において受信されると、
このイベント信号を送信したオーダー端末102の端末IDとID対応表記憶領域202
4に記憶されている端末IDとが比較されて、イベント信号を送信したオーダー端末10
2が特定される。そして、この特定の結果に応じて、ディスパッチャ実行環境から従業員
用オーダーアプリケーション実行環境にイベント信号が送信される。イベント信号を受信
した従業員用オーダーアプリケーション実行環境では、イベント信号に応じた処理が行わ
れる。そして、処理の結果に応じてアプリケーション実行結果記憶領域2023に記憶さ
れている画面データが更新され、更新された画面データがディスパッチャ実行環境に送ら
れる。これを受けて、ディスパッチャ実行環境により、画面データが制御部201に送ら
れる。そして、送受信部203を介して、オーダー端末102に更新後の画面データが送
られ、入力部302の操作(イベント)に応じた表示画面の更新がなされる。なお、従業
員がオーダー端末102を操作してオーダー入力を行っていた場合には、注文データが注
文データ記憶領域2025に記憶されて管理される。
このようにして従業員は、オーダー端末102を用いてサーバ101の従業員用オーダ
ーアプリケーション実行環境で実行されている従業員用オーダーアプリケーションに対す
る操作を行うことができる。
その後、従業員がオーダー端末102から離れた場合には、非接触型ICモジュール付
装着具104の送受信部403とオーダー端末102の読み取り部304との距離が離れ
、読み取り部304により、従業員IDを読み取れない状態(図5の×の状態)に戻る。
この場合には、オーダー端末102の表示部303に客用オーダーアプリケーションの初
期画面が再び表示されることになる。
以降、客がオーダー端末102を手にしている場合にはオーダー端末102の表示部3
03に客用オーダーアプリケーション実行環境で実行されている客用オーダーアプリケー
ションに対応した画面表示がなされ、また従業員がオーダー端末102を手にしている場
合にはオーダー端末102の表示部303に従業員用オーダーアプリケーション実行環境
で実行されている従業員用オーダーアプリケーションに対応した画面表示がなされるとい
う動作が繰り返される。
このように、本実施形態では、従業員がオーダー端末102を客から受け取るというご
く自然な動作で、単一のオーダー端末102を用いて、客用オーダーアプリケーションか
ら従業員用オーダーアプリケーションへの切り替えを行うことができる。また、従業員が
オーダー端末102を客に返すというごく自然な動作で、単一のオーダー端末102を用
いて、従業員用オーダーアプリケーションから客用オーダーアプリケーションへの切り替
えを行うことができる。
ここで、サーバ101の内蔵時計2011を利用することで、時間帯に応じてオーダー
端末102に表示させる画面の内容を変えるようにすることもできる。この場合、内蔵時
計2011で計時された時刻もオーダーアプリケーションに送信するようにして、オーダ
ーアプリケーションでは時刻に応じた画面データを生成させるようにすれば良い。例えば
、ID更新コマンドやイベント信号の送信時刻を内蔵時計2011によって計時し、これ
らが昼の時間帯にオーダー端末102からサーバ101に送信されてきた場合には、昼の
時間帯に対応した画面データをサーバ101において生成してオーダー端末102に送信
する。一方、ID更新コマンドやイベント信号が夜の時間帯にオーダー端末102からサ
ーバ101に送信されてきた場合には、夜の時間帯に対応した画面データをサーバ101
において生成してオーダー端末102に送信する。これにより、例えば時間帯によって異
なるオーダー画面の表示等を行うこともできる。
また、本実施形態ではオーダー端末102とサーバ101とをシンクライアントシステ
ムとしている。このため、サーバ101に機能追加を行うことにより、オーダー端末10
2自体は何らの変更無しに、オーダー端末102の機能追加を行うことができる。
例えば、上述した例では、オーダー端末102により客用オーダーアプリケーションに
対する操作を行うための端末と従業員オーダー用オーダーアプリケーションに対する操作
を行うための端末として利用できるようにしている。この他に、例えばオーダー端末10
2がクレードル106に載置されている間は、オーダー端末102を、オーダー端末とし
てではなく、非オーダー用の画面が表示される情報発信用の端末として利用できるように
することもできる。この場合には、各クレードル106にも非接触型ICモジュール(送
受信部403)を実装するとともに、各クレードル106にクレードルIDを割り振って
おく。また、図7(a)に示すように、アプリケーション記憶領域2021には、クレー
ドル用アプリケーションを追加する。また、図7(b)に示すように、アプリケーション
実行環境記憶領域2022には、クレードルIDの数だけのクレードル用アプリケーショ
ン実行環境の記憶領域を確保しておく。さらに、図7(c)に示すように、ID対応表記
憶領域2024には、各クレードル106に割り振られたクレードルIDとディスクリプ
タとの対応表を追加しておく。
図8は、上述したクレードル用アプリケーションを追加する場合の変形例における動作
シーケンスを示す図である。クレードル106にオーダー端末102が載置されている間
、クレードル106によってオーダー端末102が給電されて、オーダー端末102の電
源がオンとなるようにしておく。このとき、図5の場合と同様に、オーダー端末102の
アプリケーション記憶領域3061に予め記憶されているクライアントアプリケーション
が起動される。そして、クライアントアプリケーションの起動に伴って、読み取り部30
4による非接触通信が一定時間毎に行われるようになる。したがって、クレードル106
にオーダー端末102が載置されている間は、クレードル106の非接触型ICモジュー
ルとオーダー端末102の読み取り部304と距離が近く、読み取り部304によってク
レードルIDが読み取られる。この読み取られたクレードルIDは、従業員IDの場合と
同様に読み取りデータ記憶領域3063に記憶される。
このようにして、読み取りデータ記憶領域3063の内容が更新されることにより、オ
ーダー端末102の送受信部305を介してID更新コマンドがサーバ101に送信され
る。なお、この場合に送信されるID更新コマンドは、端末ID記憶領域3064に記憶
されている端末IDと、非接触型ICモジュールが検出された(クレードルID又は従業
員IDが検出できた)旨を示す検出情報と、読み取りデータ記憶領域3063に記憶され
ているID(クレードルID)とを結合したデータとなる。
そして、サーバ101の記憶部の受信端末ID記憶領域2026に端末IDが記憶され
、受信検出ID記憶領域2027にクレードルIDが記憶されることで、そのクレードル
IDに対応したクレードル用アプリケーション実行環境が動作してオーダー端末102の
表示部303にクレードル用アプリケーションに対応した画面が表示される。
その後、客がクレードル106からオーダー端末102を取り上げると、読み取り部3
04によってクレードルIDを読み取れなくなる。この場合には、図5の場合と同様の処
理を経てオーダー端末102の表示部303に客用オーダーアプリケーションに対応した
画面が表示される。
次に、図8で示した動作シーケンスの詳細を図9〜図11のフローチャートを参照して
説明する。
図9は、サーバ101の制御部201における制御を示すフローチャートである。サー
バ101が起動されると、制御部201は、記憶部202に記憶されているシステムプロ
グラムを起動して図9の制御を開始する。図9の制御が開始されると、まず、制御部20
1は、アプリケーション記憶領域2021に予め記憶されているディスパッチャを起動さ
せる(ステップS101)。ディスパッチャの起動により、アプリケーション実行環境記
憶領域2022にディスパッチャ実行環境が作られる。ディスパッチャの起動後、制御部
201は、アプリケーション記憶領域2021に予め記憶されている従業員ID数分の従
業員用オーダーアプリケーション、端末ID数分の客用オーダーアプリケーション、クレ
ードルID数分のクレードル用アプリケーションを起動させる(ステップS102)。各
アプリケーションの起動により、アプリケーション実行環境記憶領域2022に、それぞ
れ起動されたアプリケーションに対応した実行環境が作られる。各アプリケーション実行
環境が作られた後、制御部201は、各アプリケーション実行環境とディスパッチャ実行
環境との間での通信接続を開始させる(ステップS103)。これにより、ディスパッチ
ャ実行環境に各アプリケーション実行環境と通信するためのディスクリプタが記憶され、
ディスパッチャ実行環境と各アプリケーション実行環境との間のデータ転送路が確保され
る。
次に、制御部201は、送受信部203を介して、オーダー端末102からID更新コ
マンドを受信したか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104の判定にお
いて、ID更新コマンドを受信した場合に、制御部201は、受信されたID更新コマン
ドに含まれる端末IDを受信端末ID記憶領域2026に記憶させる。また、ID更新コ
マンドに従業員ID又はクレードルID(以後、これらを総称して検出IDと記す)が含
まれている場合には、それを受信検出ID記憶領域2027に記憶させる。そして、制御
部201は、ディスパッチャ実行環境を介して、受信端末ID記憶領域2026に記憶さ
せた端末ID又は受信検出ID記憶領域2027に記憶させた検出IDに対応したアプリ
ケーション実行環境に対して画面切替コマンドを送信する(ステップS105)。その後
、処理がステップS104に戻る。上述したように、アプリケーション実行環境に画面切
替コマンドが送信された場合には、そのアプリケーション実行環境に対応してアプリケー
ション実行結果記憶領域2023に記憶されている画面データ(初期画面データ)がアプ
リケーション実行環境、ディスパッチャを介して制御部201に送信される。
また、ステップS104の判定において、ID更新コマンドを受信していない場合に、
制御部201は、送受信部203を介して、オーダー端末102からイベント信号を受信
したか否かを判定する(ステップS106)。ステップS106の判定において、イベン
ト信号を受信した場合に、制御部201は、ディスパッチャ実行環境を介して、受信端末
ID記憶領域2026に記憶させた端末ID又は受信検出ID記憶領域2027に記憶さ
せた検出IDに対応したアプリケーション実行環境に対してイベント信号を送信する(ス
テップS107)。その後、処理がステップS104に戻る。上述したように、アプリケ
ーション実行環境にイベント信号が送信された場合には、そのアプリケーション実行環境
においてイベント信号に対応した処理がなされ、このイベント信号に対応した処理の結果
として変更され、アプリケーション実行結果記憶領域2023に記憶される画面データが
アプリケーション実行環境、ディスパッチャを介して制御部201に送信される。
また、ステップS106の判定において、イベント信号を受信していない場合に、制御
部201は、ディスパッチャ実行環境を介して、アプリケーション実行環境から画面デー
タを受信したか否かを判定する(ステップS108)。ステップS108の判定において
、画面データを受信した場合に、制御部201は、受信された画面データを、受信端末I
D記憶領域2026に記憶させた端末IDに対応したオーダー端末102に、送受信部2
03を介して送信する(ステップS109)。その後、処理がステップS104に戻る。
また、ステップS108の判定において、画面データを受信していない場合には、そのま
ま処理がステップS104に戻る。
図10は、サーバ101のアプリケーション実行環境における処理を示すフローチャー
トである。図10のステップS103の処理により、データ転送路が確保された後、アプ
リケーション実行環境は待機状態となる。この間、アプリケーション実行環境は、ディス
パッチャから画面切替コマンドを受信したか否かを判定している(ステップS201)。
ステップS201の判定において、画面切替コマンドを受信した場合に、そのアプリケー
ション実行環境は、アプリケーション実行結果記憶領域2023に記憶されている実行結
果(画面データ)の中で、自身に対応した画面データの全てを、ディスパッチャを介して
制御部201に送信する(ステップS202)。その後、処理がステップS201に戻る
ステップS201の判定において、画面切替コマンドを受信していない場合に、アプリ
ケーション実行環境は、ディスパッチャからイベント信号を受信したか否かを判定する(
ステップS203)。ステップS203の判定において、イベント信号を受信した場合に
、そのアプリケーション実行環境は、受信したイベント信号に応じた処理を実行する(ス
テップS204)。その後、イベント信号に応じた処理の結果として、アプリケーション
実行結果記憶領域2023に記憶される実行結果(画面データ)の中で、更新された部分
の画面データを、ディスパッチャを介して制御部201に送信する(ステップS205)
。その後、処理がステップS201に戻る。また、ステップS203の判定において、イ
ベント信号を受信していない場合には、そのまま処理がステップS201に戻る。
図11は、オーダー端末102の制御部301における制御を示すフローチャートであ
る。なお、図11のフローチャートは客がオーダー端末102を手に取って電源をオンし
たときを処理の開始とした例を示している。オーダー端末102が予めクレードル106
に載置されていた場合には図110のステップS308から処理が開始される。
オーダー端末102の電源がオンされると、制御部301は、記憶部306に記憶され
ているクライアントプログラムを起動して図11の制御を開始する。図11の制御が開始
されると、制御部301は読み取り部304による非接触通信を開始させる。上述のよう
に、客がオーダー端末102を手に取っている間は、従業員IDとクレードルIDの何れ
も検出されない。この場合、制御部301は、図6(a)で示したような端末IDと非検
出情報とを結合したID更新コマンドを、送受信部305を介してサーバ101に送信す
る(ステップS301)。
次に、制御部301は、送受信部305を介してサーバ101から画面データを受信し
たか否かを判定する(ステップS302)。ステップS302の判定において、画面デー
タを受信した場合に、制御部301は、受信した画面データを記憶部306の表示画面デ
ータ記憶領域3062に記憶させる。そして、制御部301は、所定のタイミングで表示
画面データ記憶領域3062に記憶させた画面データを読み出して表示部303に送信し
、サーバ101のアプリケーション実行環境において動作中のアプリケーションに対応し
た表示画面を表示部303に表示させる(ステップS303)。その後、処理がステップ
S302に戻る。
図12、図13は表示部303に表示される表示画面の表示例を示す図である。図12
(a)は客用オーダーアプリケーションに対応した表示画面を示し、図12(b)は従業
員用オーダーアプリケーションに対応した表示画面を示している。また、図13はクレー
ドル用アプリケーションに対応した表示画面を示している。ここで、図13(a)は昼用
の表示画面を示し、図13(b)は夜用の表示画面を示している。なお、図12、図13
に示すように、各オーダーアプリケーションに対応した表示画面中にはタッチパネル式の
入力部302を示すボタンを表示させている。
ステップS302の判定において、画面データを受信していない場合に、制御部301
は、図12や図13で示したボタンへの接触等の、入力部302を介した入力イベントが
発生したか否かを判定する(ステップS304)。ステップS304の判定において、入
力イベントが発生した場合に、制御部301は、入力部302を介した入力イベントに応
じたイベント信号を生成し、生成したイベント信号を、送受信部305を介してサーバ1
01に送信する(ステップS305)。その後、処理がステップS302に戻る。
ステップS304の判定において、入力イベントが発生していない場合に、制御部30
1は、読み取り部304により検出ID(従業員ID又はクレードルID)の読み取りが
行えなかったか否かを判定する(ステップS306)。ステップS306の判定において
、例えば従業員がオーダー端末102を手に取ったり、オーダー端末102がクレードル
106に載置されたりすると、検出IDの読み取りが行えるようになる。この場合に、制
御部301は、検出IDが読み取りデータ記憶領域3063に記憶されていない状態から
記憶されている状態に変化したか、或いは読み取りデータ記憶領域3063に記憶されて
いる検出IDが従業員IDとクレードルIDとの間で変化したか否かを判定する(ステッ
プS307)。ステップS307の判定において、検出IDが読み取りデータ記憶領域3
063に記憶されていない状態から記憶されている状態に変化した場合、或いは読み取り
データ記憶領域3063に記憶されている検出IDが従業員IDとクレードルIDとの間
で変化した場合に、制御部301は、図6(b)で示したような端末IDと、検出情報と
、検出IDとを結合したID更新コマンドを、送受信部305を介してサーバ101に送
信する(ステップS308)。その後、処理がステップS302に戻る。また、ステップ
S307の判定において、読み取りデータ記憶領域3063に記憶されている検出IDが
従業員IDとクレードルIDとの間で変化していない、即ち同じ検出IDが検出された場
合には、そのまま処理がステップS302に戻る。
また、ステップS306の判定において、検出IDの読み取りが行えなかった場合に、
制御部301は、検出IDが読み取りデータ記憶領域3063に記憶されている状態から
記憶されていない状態に変化したか否かを判定する(ステップS309)。ステップS3
09の判定において、例えば従業員の手からオーダー端末102が離れたり、オーダー端
末102がクレードル106から離れたりすると、検出IDの読み取りが行えなくなる。
この場合に、制御部301は、図6(a)で示したような端末IDと非検出情報とを結合
したID更新コマンドを、送受信部305を介してサーバ101に送信する(ステップS
310)。その後、処理がステップS302に戻る。また、ステップS309の判定にお
いて、検出IDが読み取りデータ記憶領域3063に記憶されている状態から記憶されて
いない状態に変化していない場合には、そのまま処理がステップS302に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、従業員がオーダー端末102を手に持つ(
従業員が客から受け取る、或いは従業員がクレードル106から取り上げる)という自然
な動作でオーダー端末102が従業員用のオーダーアプリケーション実行環境に対応した
端末に切り替わり、逆に従業員がオーダー端末102を手から離す(客に手渡す、或いは
クレードル106に戻す)という自然な動作で客用のオーダーアプリケーション実行環境
やクレードル用のアプリケーション実行環境に対応した端末に切り替わる。これにより、
アプリケーションの切り替えが容易で利便性が格段に向上する。
また、本実施形態では、サーバ101とオーダー端末102とをシンクライアントシス
テムとしている。これにより、サーバ101にアプリケーションを追加することで、オー
ダー端末102に手を加えることなく目的が異なった新しい仕様(アプリケーション実行
環境)を追加させることができるため、端末製作コストの低減や端末使用効率のアップを
図ることも可能である。
なお、上述した実施形態におけるオーダー管理システムによる各処理の手法、即ち、図
9〜11のフローチャートに示す処理は、何れもコンピュータに実行させることができる
プログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フ
ロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、サーバ1
01やオーダー端末102のコンピュータ(CPU)は、この外部記憶装置の記憶媒体に
記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御される
ことにより、上述した処理を実行することができる。
さらに、上述した実施形態の各処理を実現するためのプログラムのデータは、プログラ
ムコードの形態としてネットワーク103上を伝送させることができ、各プログラムデー
タを、このネットワーク103に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から
取り込んで処理を実行することもできる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構
成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全
構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述
したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出さ
れ得る。
101…サーバ、102…オーダー端末、103…ネットワーク、104…ICモジュ
ール付装着具、105…POS端末、106…クレードル、201…制御部、202…記
憶部、203…送受信部、301…制御部、302…入力部、303…表示部、304…
読み取り部、305…送受信部、306…記憶部、401…制御部、402…記憶部、4
03…送受信部、2021…アプリケーション記憶領域、2022…アプリケーション実
行環境記憶領域、2023…アプリケーション実行結果記憶領域、2024…ID対応表
記憶領域、2025…注文データ記憶領域、2026…ID記憶領域、2027…ID記
憶領域、3061…アプリケーション記憶領域、3062…表示画面データ記憶領域、3
063…読み取りデータ記憶領域、3064…端末ID記憶領域、4021…ID記憶領
本発明は、表示端末、画面処理装置及びプログラムに関する。
本発明は、使用するユーザに応じた画面データを表示端末に適切に表示できるようにすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、画面データを表示画面に表示する表示端末であって、当該表示端末が特定ユーザによって使用される状態にあるか否かを、その表示端末近傍に当該特定ユーザが居るか否かに基づいて判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に応じて、前記特定ユーザ向けの第1画面データ、あるいは前記特定ユーザ向けではない第2画面データ、を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記第1画面データあるいは前記第2画面データを前記表示画面に表示する表示制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、表示端末に対して画面データを送信する画面処理装置であって、 前記表示端末が特定ユーザによって使用される状態にあるか否かを、その表示端末近傍に当該特定ユーザが居るか否かの検出結果に基づいて判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に応じて、当該特定ユーザ向けの第1画面データ、あるいは当該特定ユーザ向けではない第2画面データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記第1画面データあるいは前記第2画面データを前記表示端末に送信する送信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、使用するユーザに応じた画面データを表示端末に適切に表示することができる。

Claims (12)

  1. サーバ装置と端末とが互いに通信自在に接続され、前記端末においてなされたオーダー
    を前記サーバ装置において管理するオーダー管理システムにおいて、
    前記端末の所定距離内に存在するモジュールから該モジュールの識別情報を検出する識
    別情報検出手段と、
    前記モジュールの識別情報が検出されている間は前記モジュールの識別情報を、前記モ
    ジュールの識別情報が検出されなくなった際は非検出情報を、それぞれ前記端末から前記
    サーバ装置へ送信する識別情報送信手段と、
    前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別情報が送信された場合には該モジ
    ュールの識別情報に対応するアプリケーションによる画面データを前記サーバ装置から前
    記端末へ送信し、前記識別情報送信手段によって前記非検出情報が送信された場合には該
    非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データを前記サーバ装置から前記端末
    へ送信する初期画面データ送信手段と、
    前記初期画面データ送信手段によって送信された画面データに基づく初期画面を前記端
    末の表示部に表示させる初期画面表示手段と、
    前記端末において受け付けられた入力操作に対応した入力情報を前記端末から前記サー
    バ装置へ送信する入力情報送信手段と、
    前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に応じて、前記識別情報又は非検出
    情報に対応するアプリケーションによる画面データを更新して、該更新した画面データを
    前記サーバ装置から前記初期画面データ送信手段が画面データを送信した端末へ送信する
    更新画面データ送信手段と、
    前記更新画面データ送信手段から送信された画面データに基づいて前記端末の表示部に
    表示させる画面を更新する画面更新手段と、
    を備えることを特徴とするオーダー管理システム。
  2. 前記初期画面データ送信手段は複数の前記端末のそれぞれに対応した識別情報を記憶し
    ており、前記識別情報送信手段によって送信された前記モジュールの識別情報と前記記憶
    された識別情報とを比較して、複数の前記端末の中から画面データを送信すべき端末を特
    定することを特徴とする請求項1に記載のオーダー管理システム。
  3. 前記モジュールは従業員に装着され、
    前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは前記端末の表示部に従業員用
    のオーダー画面を表示させるためのアプリケーションであり、前記非検出情報に対応する
    プログラムは前記端末の表示部に客用のオーダー画面を表示させるためのアプリケーショ
    ンであることを特徴とする請求項1又は2に記載のオーダー管理システム。
  4. 前記モジュールは、前記端末が置かれることによって前記端末と通信自在となる端末置
    場に内蔵され、
    前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは非オーダー用の画面を表示さ
    せるためのアプリケーションであることを特徴とする請求項1又は2に記載のオーダー管
    理システム。
  5. 前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別情報又は前記非検出情報が送信さ
    れた時刻、或いは前記入力情報送信手段によって前記入力情報が送信された時刻を計時す
    る計時手段をさらに備え、
    前記初期画面データ送信手段は、前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別
    情報が送信された場合には該モジュールの識別情報に対応するアプリケーションによる画
    面データで且つ前記識別情報送信手段によって前記モジュールの識別情報が送信された時
    刻に対応した画面データを前記サーバ装置から前記端末へ送信し、前記識別情報送信手段
    によって前記非検出情報が送信された場合には該非検出情報に対応するアプリケーション
    による画面データで且つ前記識別情報送信手段によって前記非検出情報が送信された時刻
    に対応した画面データを前記サーバ装置から前記端末へ送信し、
    前記更新画面データ送信手段は、前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に
    応じ、且つ前記入力情報が送信された時刻に対応して画面データの更新を行うことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のオーダー管理システム。
  6. 所定距離内に存在するモジュールから該モジュールの識別情報を検出する識別情報検出
    手段と、
    前記モジュールの識別情報が検出されている間は前記モジュールの識別情報を、前記モ
    ジュールの識別情報が検出されなくなった際は非検出情報を、それぞれサーバ装置へ送信
    する識別情報送信手段と、
    前記識別情報送信手段によって送信された前記モジュールの識別情報又は前記非検出情
    報に対応するアプリケーションに従って前記サーバ装置から送信された画面データに基づ
    く初期画面を表示部に表示させる初期画面表示手段と、
    受け付けた入力操作に対応した入力情報を前記サーバ装置へ送信する入力情報送信手段
    と、
    前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に応じて、前記サーバ装置において
    更新された画面データに基づいて前記表示部に表示させる画面を更新する画面更新手段と

    を具備することを特徴とする端末。
  7. 前記モジュールは従業員に装着され、
    前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは前記表示部に従業員用のオー
    ダー画面を表示させるためのアプリケーションであり、前記非検出情報に対応するプログ
    ラムは前記表示部に客用のオーダー画面を表示させるためのアプリケーションであること
    を特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 前記モジュールは、前記端末が置かれることによって前記端末と通信自在となる端末置
    場に内蔵され、
    前記モジュールの識別情報に対応するアプリケーションは非オーダー用の画面を表示さ
    せるためのアプリケーションであることを特徴とする請求項6又は7に記載の端末。
  9. 端末の所定距離内にモジュールが存在する間に前記端末から送信される前記モジュール
    の識別情報に対応するアプリケーションによる画面データを前記端末へ送信し、前記端末
    の所定距離内にモジュールが存在しない場合に前記端末から送信される非検出情報に対応
    するアプリケーションによる画面データを前記端末へ送信する初期画面データ送信手段と

    前記端末の入力操作に対応して前記端末から送信される入力情報に応じて、前記識別情
    報又は非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データを更新して、該更新した
    画面データを前記端末へ送信する更新画面データ送信手段と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  10. 前記モジュールの識別情報又は前記非検出情報が送信された時刻、或いは前記入力情報
    送信手段によって前記入力情報が送信された時刻を計時する計時手段をさらに具備し、
    前記初期画面データ送信手段は、前記モジュールの識別情報が送信された場合には該モ
    ジュールの識別情報に対応するアプリケーションによる画面データで且つ前記モジュール
    の識別情報が送信された時刻に対応した画面データを前記端末へ送信し、前記非検出情報
    が送信された場合には該非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データで且つ
    前記非検出情報が送信された時刻に対応した画面データを前記端末へ送信することを特徴
    とする請求項9に記載のサーバ装置。
  11. 端末のコンピュータを、
    前記端末の所定距離内に存在するモジュールから該モジュールの識別情報を検出する識
    別情報検出手段と、
    前記モジュールの識別情報が検出されている間は前記モジュールの識別情報を、前記モ
    ジュールの識別情報が検出されなくなった際は非検出情報を、それぞれサーバ装置へ送信
    する識別情報送信手段と、
    前記識別情報送信手段によって送信された前記モジュールの識別情報又は前記非検出情
    報に対応するアプリケーションに従って前記サーバ装置から送信された画面データに基づ
    く初期画面を表示部に表示させる初期画面表示手段と、
    受け付けた入力操作に対応した入力情報を前記サーバ装置へ送信する入力情報送信手段
    と、
    前記入力情報送信手段によって送信された入力情報に応じて、前記サーバ装置において
    更新された画面データに基づいて前記表示部に表示させる画面を更新する画面更新手段と

    して機能させるためのオーダー管理プログラム。
  12. サーバ装置のコンピュータを、
    端末の所定距離内にモジュールが存在する間に前記端末から送信される前記モジュール
    の識別情報に対応するアプリケーションによる画面データを前記端末へ送信し、前記端末
    の所定距離内にモジュールが存在しない場合に前記端末から送信される非検出情報に対応
    するアプリケーションによる画面データを前記端末へ送信する初期画面データ送信手段と

    前記端末の入力操作に対応して前記端末から送信される入力情報に応じて、前記識別情
    報又は非検出情報に対応するアプリケーションによる画面データを更新して、該更新した
    画面データを前記端末へ送信する更新画面データ送信手段と、
    して機能させるためのオーダー管理プログラム。
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