JP6817572B2 - サーバ及び注文システム - Google Patents

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本明細書によって開示される技術は、店舗における商品の注文を管理するためのサーバ、及び、当該サーバを備える注文システムに関する。
特許文献1には、ファミリーレストラン等の店舗において料理等の商品を注文する注文システムが開示されている。この注文システムでは、店舗の各テーブルにタッチセンサ付きのモニターを配置し、メニューの内容をモニターに表示させるとともに、顧客自らモニターの画面をタッチして商品を注文する。これにより、注文ミスの発生の抑制とともに、店舗スタッフの作業負荷の軽減を図っている。
特開2002−32863号公報
特許文献1の注文システムでは、例えばテイクアウト商品の予約注文の場合のように、顧客が予め店舗に商品を注文しておき、その後顧客が店舗に赴いて注文済みの商品を受け取る状況のことは考慮されていない。そのため、従来は、店舗スタッフが電話等で顧客の予約注文を受け、その後顧客が商品の受け取りのために来店した際に、店舗スタッフが顧客に注文内容等を再確認しなければならず、店舗スタッフの作業負荷が大きかった。
本明細書では、ユーザが予め店舗に商品を注文しておき、その後ユーザが店舗に赴いて注文済みの商品を受け取る状況において、店舗スタッフの作業負荷を軽減し得る技術を開示する。
本明細書は、サーバを開示する。サーバは、ユーザ端末に店舗の提供商品を紹介するメニュー画面を表わすメニュー画面データを供給する第1の供給部と、メニュー画面データがユーザ端末に供給された後で、ユーザ端末から、ユーザ端末を示す端末IDと、注文商品を示す商品情報と、を取得する第1の取得部と、取得された端末IDと商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる記憶制御部と、端末IDと商品情報とが記憶装置に記憶された後で、ユーザ端末と、店舗に設けられているとともにユーザ端末と通信可能な状態である通信機器とのうちの少なくとも一方から、端末IDと通信機器を示す機器IDとを取得する第2の取得部と、端末IDと機器IDとが取得される場合に、記憶装置に記憶されている端末IDと商品情報とを特定する特定部と、を備える。
上記の「ユーザ端末」は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA(Personal Digital Assistantの略)、ノートPC(Personal Computerの略)、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置、携帯型ゲーム機等、ユーザが携帯可能な各種端末装置を含む。上記の「端末ID」は、BSSID(Basic Service Set Identifierの略)、ユーザ端末のMACアドレス、ユーザ端末のシリアル番号等、任意の固有の識別情報を含む。また、「サーバ」は、1つの装置であっても、複数の装置の組み合わせであってもよい。「サーバ」は、店舗内に設けられる装置であっても、店舗外に設けられる装置であってもよい。また、上記の「通信機器」は、所定の送信範囲内に機器IDを送信可能な装置(例えば、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energyの略)方式に従って、所定の送信範囲内に機器IDを送信する装置等)と、所定の通信範囲内に存在するユーザ端末から端末IDを受信可能な装置(例えば、Wi−Fi方式に従ったアクセスポイント等)と、を含む。すなわち、ユーザ端末と通信機器との間の「通信」は、Wi−Fi方式に従った通信、BLE方式に従った通信、光を使った通信、音を使った通信等、任意の無線通信を含む。
上記のサーバは、ユーザ端末から取得された端末IDと商品情報とを記憶装置に記憶させた後で、端末IDと機器IDとが取得される場合に、記憶装置に記憶されている端末IDと商品情報とを特定する。即ち、ユーザが、ユーザ端末を利用して商品の注文を行った後で、商品の受け取りのために当該ユーザ端末を所持した状態で店舗に来ると、ユーザ端末と通信機器とが通信可能な状態に移行する。これにより、サーバは、端末IDと機器IDとを取得する。サーバは、記憶装置に記憶されている端末IDと商品情報とを特定することができる。これにより、サーバは、端末IDに対応するユーザ端末を所持するユーザが、商品情報が示す注文商品の受け取りのために店舗に来ていることを把握し得る。サーバが、所定の出力手段を介して、記憶装置に記憶されている端末IDと商品情報とが特定された旨を店舗スタッフに知らせることにより、店舗スタッフも、端末IDに対応するユーザ端末を所持するユーザが、商品情報が示す注文商品の受け取りのために店舗に来ていることを把握し得る。そのため、このサーバによると、ユーザに注文商品を引き渡す際に、店舗スタッフによるユーザの注文内容等の再確認作業を省略し得る。従って、このサーバによると、ユーザが予め店舗に商品を注文しておき、その後ユーザが店舗に赴いて注文済みの商品を受け取る状況において、店舗スタッフの作業負荷を軽減し得る。
商品情報は、注文商品が、店舗外に持ち出されるために提供されるべき商品であることを示す情報を含んでいてもよい。
この構成によると、サーバは、注文商品が、店舗外に持ち出されるために提供されるべき商品(いわゆるテイクアウト商品)であることを把握し得る。サーバが、所定の出力手段を介して店舗スタッフに知らせることにより、店舗スタッフも、注文商品が、店舗外に持ち出されるために提供されるべき商品であることを把握し得る。
第1の取得部は、ユーザ端末から、商品情報によって示される注文商品の決済に関係する決済情報をさらに取得してもよい。
ここで、「決済情報」とは、例えばユーザのクレジットカード情報等、決済に利用される各種情報を含む。上記の構成によると、サーバは、注文商品の決済を実行し得る。ユーザが商品の受け取りのために店舗に赴いた際に、店舗で注文商品の決済を行う必要がなくなる。そのため、店舗スタッフの作業負荷をさらに軽減し得る。
サーバは、ユーザ端末から、端末IDを含むリクエストを取得する第3の取得部をさらに備えてもよい。第1の供給部は、ユーザ端末からリクエストが取得される場合に、リクエストに含まれる端末IDに応じた対象情報を含むメニュー画面データをユーザ端末に供給してもよい。
ここで、「対象情報」とは、端末IDが示すユーザ端末を所持するユーザへのおすすめ商品を示す情報、端末IDが示すユーザ端末を所持するユーザが利用可能なクーポン等を示す情報等、端末IDに対応する各種情報を含む。上記の構成によると、サーバは、端末IDに対応するユーザ端末ごとに、適切な対象情報を含むメニュー画面データを供給することができる。ユーザ端末を所持するユーザに対し、当該ユーザに適したメニュー画面を提供することができる。
第2の取得部は、ユーザ端末から端末IDと機器IDとを取得してもよい。
サーバは、端末IDと商品情報とが取得される場合に、取得された商品情報及び端末IDを店舗に設けられている店舗端末に供給する第2の供給部をさらに備えてもよい。
ここで、「店舗端末」とは、例えば店舗の調理場等に設けられ、店舗スタッフが利用可能な端末を含む。上記の構成によると、店舗スタッフは、端末IDと商品情報を、店舗端末を利用して把握することができる。店舗スタッフが、注文商品等を確認し易くなる。
本明細書は、さらに、注文システムを開示する。注文システムは、ユーザ端末と、店舗に設けられている通信機器と、サーバと、を備える。サーバは、ユーザ端末に店舗の提供商品を紹介するメニュー画面を表わすメニュー画面データを供給する。ユーザ端末は、メニュー画面データを取得すると、メニュー画面を表示部に表示させ、メニュー画面が表示部に表示された後で、ユーザ端末を示す端末IDと、注文商品を示す商品情報と、をサーバに供給する。サーバは、メニュー画面データがユーザ端末に供給された後で、ユーザ端末から、端末IDと商品情報とを取得し、取得された端末IDと商品情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させる。通信機器とユーザ端末とのうちの少なくとも一方は、ユーザ端末が端末IDと商品情報とをサーバに供給した後で、ユーザ端末と通信機器とが通信可能な状態に移行する場合に、端末IDと通信機器を示す機器IDとをサーバに供給する。サーバは、端末IDと商品情報とが記憶装置に記憶された後で、通信機器とユーザ端末とのうちの少なくとも一方から、端末IDと機器IDとを取得し、端末IDと機器IDとが取得される場合に、記憶装置に記憶されている端末IDと商品情報とを特定する。
このシステムによる場合も、上記のサーバの場合と同様に、ユーザが予め店舗に商品を注文しておき、その後ユーザが店舗に赴いて注文済みの商品を受け取る状況において、店舗スタッフの作業負荷を軽減し得る。
なお、上記のサーバを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能機能媒体も、新規で有用である。また、上記のユーザ端末を実現するための制御方法、及び、ユーザ端末を実現するためのコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信機器を実現するための制御方法、及び、ユーザ端末を実現するためのコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
注文システム2の概要を示す。 ユーザ端末10の構成を示す。 サーバ300の構成を示す。 店舗端末100の構成を示す。 テイクアウト注文が行われる場合の各装置の動作を示す。 店舗注文が行われる場合の各装置の動作を示す。
(第1実施例)
(システムの構成;図1)
図1に示されるように、本実施例の注文システム2は、ユーザ(即ち顧客)からの商品の注文を管理するためのシステムである。注文システム2は、ユーザ端末10,40と、通信機器50,60,70,80,90と、店舗端末100,200と、サーバ300と、を備える。ユーザ端末10,40と、各通信機器50〜90及びサーバ300とは、相互に無線通信を実行可能である。また、サーバ300と各店舗端末100,200とは、相互に有線通信を実行可能である。
図1の例では、ユーザ端末10,40は、それぞれ、ユーザP1,P2によって所持されている。また、通信機器50〜80及び店舗端末100は店舗ST1(例えばレストラン)に設けられており、通信機器90及び店舗端末200は、店舗ST2(例えば菓子店)に設けられている。通信機器50,60,70,80は、それぞれ、店舗ST1内のカウンターC,テーブルT01,T02,T03に設けられている。カウンターCにはレジ端末Rが備えられている。店舗端末100は、店舗ST1内のキッチンK内に設けられており、店舗スタッフP3によって利用される。
(通信機器50〜90の構成)
通信機器50には、通信機器50を識別するための機器ID「B50」が割り当てられている。同様に、通信機器60,70,80,90には、それぞれ、機器ID「B60」,「B70」,「B80」,「B90」が割り当てられている。
本実施例の通信機器50は、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energyの略)方式に従って、自機の通信範囲55内に自機の機器ID(「B50」)を繰り返し送信する機器である。BLE方式とは、近距離無線通信技術であるBluetooth(登録商標)の拡張仕様の一つであり、他の近距離無線通信やWi−Fi方式の無線通信に比べて低電力で通信が可能な方式である。通信機器50は、このような方式により、随時自機の機器IDを送信する。通信機器50は、自機の機器IDを含む電波信号を出力することによって、自機の通信範囲55内に機器IDを繰り返し送信している。即ち、通信機器50の通信範囲55は、当該通信機器50が出力する電波信号が届く範囲と言い換えることができる。通信範囲55は、店舗ST1内のカウンターCの周囲の所定範囲に相当する。
同様に、通信機器60は、通信範囲65内に自機の機器ID(「B60」)を繰り返し送信する。通信範囲65は、店舗ST1内のテーブルT01の周囲の所定範囲に相当する。また、通信機器70は、通信範囲75内に自機の機器ID(「B70」)を繰り返し送信する。通信範囲75は、店舗ST1内のテーブルT02の周囲の所定範囲に相当する。また、通信機器80は、通信範囲85内に自機の機器ID(「B80」)を繰り返し送信する。通信範囲85は、店舗ST1内のテーブルT03の周囲の所定範囲に相当する。本実施例では、店舗ST1内において、通信範囲55,65,75,85は互いに重複していない。各通信機器の電波強度は、上記のような通信範囲が形成されるような大きさに予め調整されている。また、通信機器90は、通信範囲95内に自機の機器ID(「B90」)を繰り返し送信する。通信範囲95は、店舗ST2内の所定範囲に相当する。
(ユーザ端末10,40の構成;図2)
ユーザ端末10は、ユーザP1によって所持される端末装置である。ユーザ端末10は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。ユーザ端末10には、ユーザ端末10を識別するための端末ID「U10」が割り当てられている。同様に、ユーザP2によって所持されるユーザ端末40には、ユーザ端末40を識別するための端末ID「U40」が割り当てられている。端末IDは、例えば、BSSID(Basic Service Set Identifierの略)である。
以下、図2を参照して、ユーザ端末10の構成を説明する。なお、ユーザ端末40(図1参照)も、基本的にはユーザ端末10と同様の構成を備えるため、以下では、ユーザ端末10を例として構成を説明する。ユーザ端末10は、操作部12と、表示部14と、LTE(Long Term Evolutionの略)インターフェース16と、Wi−Fiインターフェース18と、BLEインターフェース20と、制御部30と、メモリ32と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と表記する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザP1は、操作部12を操作することによって、様々な指示をユーザ端末10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルであり、操作部としても機能する。以下の「操作部12」という表現は、操作部12そのものと、タッチパネルである表示部14と、の双方を含む意味である。
LTEI/F16は、携帯電話の通信方式の一つであるLTE方式に従った無線通信を実行するための無線通信I/Fである。ユーザ端末10の制御部30は、LTEI/F16を介して、サーバ300と無線通信を実行可能である。他の例では、ユーザ端末10は、LTEI/F16に代えて、3G、4G等の他の方式に従った無線通信を実行するためのI/Fを備えていてもよい。
Wi−FiI/F18は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するための無線通信I/Fである。ユーザ端末10がWi−Fi通信を利用可能な環境下に存在する場合、ユーザ端末10の制御部30は、Wi−FiI/F18を介して、サーバ300と無線通信を実行可能である。
BLEI/F20は、上述のBLE方式に従った無線通信を実行するための無線通信I/Fである。ユーザ端末10の制御部30は、BLEI/F20を介して、通信機器50等から機器IDを取得することができる。従って、例えば、ユーザP1が、ユーザ端末10を通信範囲55内に配置した場合、制御部30は、BLEI/F20を介して、通信機器50から機器ID「B50」を取得することができる。
LTEI/F16を用いた無線通信及びWi−FiI/F18を用いた無線通信は、BLEI/F20を用いた無線通信と比べて消費電力は大きいが、BLEI/F20を用いた無線通信よりも大容量の情報を通信できる(即ち、無線通信の通信速度が速い)という特徴がある。また、Wi−FiI/F18を用いた無線通信は、BLEI/F20を用いた無線通信と比べて、無線通信を実行可能な最大の距離が長いという特徴もある。そして、LTEI/F16を用いた無線通信は、Wi−FiI/F18を用いた無線通信よりも、無線通信を実行可能な最大の距離がさらに長いという特徴もある。一方、Wi−FiI/F18を用いた無線通信の方が、LTEI/F16を用いた無線通信よりも、一般的に無線通信の通信速度が速いという特徴もある。
制御部30は、メモリ32に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。メモリ32は、OSプログラム34と、アプリケーションプログラム36と、を記憶している。また、メモリ32は、自機の端末ID(「U10」)も記憶している。OSプログラム34は、制御部30がユーザ端末10の様々な機能を実行するための基本プログラムである。OSプログラム34は、ユーザ端末10の出荷時に既にメモリ32に記憶されている。アプリケーションプログラム36は、制御部30が、本実施例の注文システム2に関係する各種処理を実行するためのプログラムである。アプリケーションプログラム36は、ユーザ端末10の出荷後に、サーバ300からダウンロードされ、メモリ32にインストールされることによってメモリ32に記憶される。以下、本明細書では、アプリケーションプログラム36のことを単に「アプリ」と呼ぶ場合がある。
(サーバ300の構成;図3)
サーバ300は、注文システム2のサービス提供者によって設置されるサーバであり、ユーザの各店舗ST1,ST2における各種注文(例えば、テイクアウト注文、店舗注文)を一括管理するためのサーバである。以下では、サーバ300のことを単に「サーバ300」と呼ぶ場合がある。図3に示すように、サーバ300は、操作部302と、表示部304と、無線通信I/F306と、有線通信I/F308と、制御部310と、メモリ312と、を備える。本実施例では、サーバ300は、1個の装置として図示されているが、変形例では、サーバ300は、2個以上の装置を通信可能な態様で組み合わせて構成された装置であってもよい。
操作部302は、キーボード及びマウスを備える。サーバ300の管理者は、操作部302を操作することによって、様々な指示をサーバ300に与えることができる。表示部304は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。無線通信I/F306は、ユーザ端末10,40と無線通信を実行するためのI/Fである。有線通信I/F308は、店舗端末100,200と有線通信を実行するためのI/Fである。
制御部310は、メモリ312に記憶されているプログラム(図示省略)に従って、様々な処理を実行する。メモリ312は、機器ID管理テーブル320と、テイクアウト注文管理テーブル350と、店舗注文管理テーブル360と、を記憶している。さらに、メモリ312には、メニューデータ記憶領域330と、端末ID実績記憶領域340と、が設けられている。
機器ID管理テーブル320は、各通信機器の設置環境を管理するためのテーブルである。機器ID管理テーブル320には、各通信機器50等に割り当てられた機器ID(例えば「B50」)と、当該機器IDが割り当てられた通信機器(例えば通信機器50)が設置されている店舗名(例えば店舗ST1)と、当該店舗内における当該通信機器の設置位置(例えばカウンターC)と、が対応付けられた組合せ情報320a〜320eが登録されている。例えば、組合せ情報320aは、機器ID「B50」が割り当てられた通信機器50が、店舗ST1のカウンターCに設置されていることを示している。
メニューデータ記憶領域330は、各店舗ST1、ST2において提供される商品を紹介するメニューデータ332,334を記憶する領域である。メニューデータ332は、店舗ST1(例えばレストラン)で提供される商品を紹介するメニューデータである。メニューデータ332には、店舗で提供される商品(例えば、ラーメン、ハンバーグ等)、及び、テイクアウト用に提供される商品(例えば、A弁当、B弁当、等)を紹介するデータ(例えば、商品の画像データ、商品番号、価格、カロリー値等を示すテキストデータ等)が含まれる。同様に、メニューデータ334は、店舗ST2(例えば菓子店)で提供される商品を紹介するメニューデータである。メニューデータ332,334は、各店舗ST1,ST2を管理する管理者の端末若しくは店舗端末100,200からサーバ300に送信され、メニューデータ記憶領域330に記憶される。メニューデータ332,334は、所定期間毎(例えば1週間に1回)に更新されるようにしてもよい。例えば、店舗ST1の店舗スタッフP3が日替わりメニューの情報(即ち、写真、メニューデータ)などを、店舗端末100を介してサーバ300に送信することにより、メニューデータ332を簡単に更新することができる。本部の専門スタッフが作業する場合だけでなく、各店舗の店舗スタッフが簡単にメニューデータを更新することができる。
端末ID実績記憶領域340は、端末ID毎に、当該端末IDが、過去に注文システム2を利用した実績を示す実績情報342,344を記憶する領域である。実績情報342は、端末ID「U10」(即ちユーザ端末10の端末ID)に対応する実績情報である。実績情報342には、端末ID「U10」のユーザP1が、過去に注文システム2を利用して注文した商品の内容、価格、カロリー値、日時、各店舗ST1に来店した日時等の各種情報が含まれる。同様に、実績情報344は、端末ID「U40」(即ちユーザ端末40の端末ID)に対応する実績情報である。実績情報342,344は、対応する端末IDのユーザが注文システム2を利用する毎(例えば、商品を注文する毎、店舗に来店する毎)に更新される。
テイクアウト注文管理テーブル350は、注文システム2を利用して行われたテイクアウト商品の注文内容を管理するためのテーブルである。ここで、「テイクアウト商品」とは、顧客であるユーザが、事前に(又は店舗で)注文し、その後店舗に赴いて注文済みの商品を受け取り、持ち帰るための商品である。テイクアウト商品は、「持ち帰り商品」と言い換えてもよい。以下、本明細書では、テイクアウト商品の注文のことを「テイクアウト注文」と呼ぶ場合がある。テイクアウト注文管理テーブル350には、テイクアウト注文を行ったユーザのユーザ端末を示す端末IDと、テイクアウト注文が行われた店舗名と、注文内容と、注文日時と、注文されたテイクアウト商品の受け取り希望日時と、決済が済んでいるか否かを示す情報と、が対応付けられた組合せ情報350a等が登録されている。テイクアウト注文管理テーブル350には、決済とテイクアウト商品の受け取りの少なくとも一方が未完了の注文を示す組合せ情報のみが登録される。例えば、組合せ情報350aは、端末ID「U10」のユーザ端末10の所有者(即ちユーザP1)が、店舗ST1においてA弁当を1個注文し、その注文日時は2016年6月20日の11時00分であり、注文したテイクアウト商品の受け取り希望日時が同日の12時30分であり、決済が既に完了していることを示している。この組合せ情報350aは、後で説明するテイクアウト注文処理(図5参照)が実行されることにより、テイクアウト注文管理テーブル350に登録される。
店舗注文管理テーブル360は、注文システム2を利用して行われた店舗内で提供される商品の注文内容を管理するためのテーブルである。以下、本明細書では、店舗内で提供される商品の注文のことを「店舗注文」と呼ぶ場合がある。店舗注文管理テーブル360には、店舗注文を行ったユーザのユーザ端末を示す端末IDと、店舗注文が行われた店舗名と、店舗内における場所と、注文内容と、注文日時と、決済が済んでいるか否かを示す情報と、が対応付けられた組合せ情報360a等が登録されている。店舗注文管理テーブル360にも、決済と商品提供の少なくとも一方が未完了の注文を示す組合せ情報のみが登録される。例えば、組合せ情報360aは、端末ID「U40」のユーザ端末40の所有者(即ちユーザP2)が、店舗ST1のテーブルT01に着席した状態で、ラーメンを1個注文し、その注文日時は2016年6月20日の11時45分であり、決済が既に完了していることを示している。この組合せ情報360aは、後で説明する店舗注文処理(図6参照)が実行されることにより、店舗注文管理テーブル360に登録される。
(店舗端末100,200の構成;図4)
店舗端末100は、店舗ST1のキッチンKに設置され、店舗ST1の店舗スタッフP3によって利用される端末装置であり、店舗ST1におけるユーザ(即ち顧客)からの注文を管理するためのシステムである。同様に、店舗端末200は、店舗ST2に設置され、店舗ST2のスタッフ(図示省略)によって利用される端末装置であり、店舗ST2におけるユーザからの注文を管理するためのシステムである。
以下、図4を参照して、店舗端末100の構成を説明する。なお、店舗端末200も、基本的には店舗端末100と同様の構成を備えるため、以下では、店舗端末100を例として構成を説明する。店舗端末100は、操作部102と、表示部104と、有線通信I/F106と、制御部110と、メモリ112と、を備える。
操作部102は、複数のキーを備える。店舗スタッフST3は、操作部102を操作することによって、様々な指示を店舗端末100に入力することができる。表示部104は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部104は、いわゆるタッチパネルであり、操作部としても機能する。以下の「操作部102」という表現は、操作部102そのものと、タッチパネルである表示部104と、の双方を含む意味である。有線通信I/F106は、サーバ300と有線通信を実行するためのI/Fである。制御部110は、メモリ112に記憶されているプログラム(図示省略)に従って、様々な処理を実行する。
本実施例では、制御部110は、有線通信I/F106を介してサーバ300から注文データを取得し、取得された注文データに基づいて、表示部104に注文管理画面120を表示させる。注文管理画面120は、テイクアウト注文リスト122と、店舗注文リスト124と、を含む。テイクアウト注文リスト122には、店舗ST1に対して現在行われているテイクアウト注文を示す組合せ情報122a等が登録されている。テイクアウト注文リスト122には、決済とテイクアウト商品の受け取りの少なくとも一方が未完了の注文を示す組合せ情報のみが登録される。同様に、店舗注文リスト124には、店舗ST1に対して現在行われている店舗注文を示す組合せ情報124a等が登録されている。店舗注文リスト124にも、決済と商品提供の少なくとも一方が未完了の注文を示す組合せ情報のみが登録される。店舗スタッフP3が表示部104に表示された注文管理画面120を見ることにより、現在店舗ST1に対して行われている未完了の注文の内容を確認することができる。
また、図示しないが、制御部110は、有線通信I/F106を介してサーバ300のメモリ312内の端末ID実績記憶領域340にアクセスし、実績情報342,344のうち、店舗ST1に関係する実績を示す情報を取得し、取得された情報を表示部104に表示させることができる。これにより、店舗スタッフP3は、自店の顧客の注文履歴や注文傾向等を把握してサービスに努めることができる。
(テイクアウト注文時の各装置の動作;図5)
続いて、図5を参照して、端末ID「U10」に対応するユーザ端末10のユーザP1が、店舗ST1に対してテイクアウト注文を行う場合における各装置の動作を説明する。以下では、ユーザ端末10の制御部30(又はユーザ端末40の制御部)が実行する処理、サーバ300の制御部310が実行する処理、店舗端末100の制御部110が実行する処理、のそれぞれを、単に、ユーザ端末10(又はユーザ端末40)の処理、サーバ300の処理、店舗端末100の処理として説明する場合がある。
まず、ユーザP1は、ユーザ端末10の操作部12を操作し、店舗ST1のメニュー画面を閲覧するための所定の操作を入力する。その場合、S10において、ユーザ端末10は、端末ID「U10」を含むリクエスト信号を、サーバ300に供給する。S10のリクエスト信号は、店舗ST1のメニュー画面を閲覧することを要求するための信号である。
サーバ300は、ユーザ端末10からS10のリクエスト信号を取得すると、メモリ312の端末ID実績記憶領域340を参照し、リクエスト信号に含まれる端末ID「U10」に対応する実績情報342を特定するとともに、メニューデータ記憶領域330から、店舗ST1のメニューデータ332を読み出す。そして、サーバ300は、実績情報342に含まれる情報(例えば、店舗ST1の利用頻度、これまでの注文内容等)を参照し、端末ID「U10」のための対象情報を生成する。対象情報は、例えば、端末ID「U10」が示すユーザ端末10を所持するユーザP1へのおすすめ商品を示す情報、端末ID「U10」が示すユーザ端末10を所持するユーザP1が利用可能なクーポンを示す情報等、端末ID「U10」に対応する各種情報を含む。その後、S12において、サーバ300は、上記の対象情報と、メニューデータ332と、に基づいて、対象情報を含む店舗ST1のメニュー画面データを生成し、ユーザ端末10に供給する。
ユーザ端末10は、サーバ300からS12のメニュー画面データを取得すると、S14において、メニュー画面データに従って、表示部14にメニュー画面を表示させる。S14で表示されるメニュー画面には、店舗ST1で提供されるテイクアウト商品のメニューも含まれる。メニューには、商品番号、商品名、商品画像、価格、カロリー、成分表等の各種情報が示されている。さらに、S14で表示されるメニュー画面には、対象情報によって示される端末ID「U10」のための情報(例えば、おすすめ商品、クーポン等)も併せて表示される。
ユーザP1は、ユーザ端末10の操作部12を操作し、店舗ST1のメニュー画面において、注文商品(即ちテイクアウト商品)を選択するとともに、注文商品の数量、商品の受け取り希望日時等の必要情報を入力する。なお、メニュー画面では、ユーザP1が注文商品を選択する度に、合計カロリー値や栄養値を算出するとともに、組合せ注文のためのおすすめ商品を表示させたりする等、ユーザP1の操作に応じて、適宜表示内容を切り替えることができる。この例では、ユーザP1は、注文商品「A弁当」を選択するとともに、数量「1」と、希望日時「2016年6月20日12時30分」を入力する。この際、ユーザP1は、クーポン等を使用するための操作を行うこともできる。注文商品の選択と必要情報の入力を終えると、次いで、ユーザP1は、決済情報(例えば、クレジットカード情報等)を入力する。
この場合、S16において、ユーザ端末10は、注文データをサーバ300に供給する。注文データは、ユーザP1によって選択された注文商品及びユーザP1によって入力された必要情報を含む商品情報と、端末ID「U10」と、ユーザP1によって入力された決済情報と、を含む。商品情報は、注文商品の数量、商品の受け取り希望日時等、ユーザP1によって入力された情報(即ち必要情報)に加えて、注文商品がテイクアウト商品である旨の情報(即ち商品の種別を示す情報)や、注文日時等の各種情報も含む。
サーバ300は、ユーザ端末10からS16の注文データを取得すると、S18において、注文データに含まれる決済情報に基づいて決済を実行する。次いで、S20において、サーバ300は、注文データに含まれる商品情報に基づいて、端末ID「U10」に対応する実績情報342を更新するとともに、商品情報が示す各情報を含む組合せ情報をテイクアウト注文管理テーブル350に登録する。これにより、図3の組合せ情報350aがテイクアウト注文管理テーブル350に登録される。次いで、S22において、サーバ300は、組合せ情報350aに含まれる各情報(即ち、商品情報)を含む注文通知を、店舗ST1の店舗端末100に供給する。
店舗端末100は、サーバ300からS22の注文通知を取得すると、S24において、表示部104に表示される注文管理画面120の内容を更新する。これにより、図4の組合せ情報122aがテイクアウト注文リスト122に追加される。この結果、店舗スタッフP3は、更新された注文管理画面120を見ることにより、端末ID「U10」に対応するユーザによって新規注文が行われたことを知ることができる。
その後、ユーザP1は、注文時に指定した受け取り希望日時に合わせて、ユーザ端末10を所持した状態で、店舗ST1に赴く。一方、店舗スタッフP3は、上記の希望日時に間に合うように、注文商品を準備する。
ユーザP1が店舗ST1内に入店すると、ユーザP1によって所持されているユーザ端末10は、店舗ST1のカウンターCに設けられた通信機器50の通信範囲55内に入る(図1参照)。これにより、S26において、ユーザ端末10は、BLEI/F20を介して、通信機器50から機器ID「B50」を取得する。続くS28では、ユーザ端末10は、アプリ(即ち、アプリケーションプログラム36)を起動する。この時点でアプリが既に起動している場合には、ユーザ端末10は、アプリが起動した状態を維持する。そして、S30では、ユーザ端末10は、S26で取得された機器ID「B50」と、自機の端末ID「U10」とをサーバ300に供給する。
サーバ300は、S30の機器ID「B50」と端末ID「U10」とを取得する。続くS36において、サーバ300は、テイクアウト注文管理テーブル350を参照し、端末ID「U10」を含む組合せ情報350aを特定する。次いで、S38において、サーバ300は、端末ID「U10」に対応する実績情報342を更新する。次いで、S40において、サーバ300は、端末ID「U10」及び機器ID「B50」を含む来店通知を、店舗端末100に供給する。
店舗端末100は、サーバ300から、S40の来店通知を取得する。続くS42では、店舗端末100は、端末ID「U10」のユーザ端末10のユーザ(即ちユーザP1)が来店している旨を報知するための報知動作を実行する。報知動作は、例えば、表示部104に表示中の注文管理画面120のうちの端末ID「U10」を含む組合せ情報122aをハイライト表示するとともに、端末ID「U10」に対応するユーザが来店中である旨のメッセージを表示部104に表示させることによって行ってもよい。さらに、報知動作は、端末ID「U10」に対応するユーザが来店中である旨を報知する音声メッセージ等を発生させることを含んでもよい。これにより、店舗スタッフP3は、端末ID「U10」に対応するユーザが、注文商品の受け取りのために来店中であることを知ることができる。
その後、店舗スタッフP3は、準備しておいた注文商品を、来店中のユーザP1に引き渡す。この際、店舗スタッフP3は、ユーザP1に対する注文内容の再確認作業を省略し得る。その後、S44において、店舗スタッフP3は、店舗端末100の操作部102を操作して、所定の完了操作を入力する。これにより、店舗端末100は、表示部104に表示中の注文管理画面120のうちの端末ID「U10」を含む組合せ情報122aを削除する。続くS46では、店舗端末100は、端末ID「U10」に対応する注文商品の引き渡しが完了した旨の完了通知をサーバ300に供給する。完了通知は端末ID「U10」を含む。
サーバ300は、S46の完了通知を取得する。次いで、S48において、サーバ300は、テイクアウト注文管理テーブル350を更新する。具体的には、サーバ300は、完了通知に含まれる端末ID「U10」を含む組合せ情報350aをテイクアウト注文管理テーブル350から削除する。これにより、本実施例の注文システム2における、ユーザP1がテイクアウト注文を行ってからユーザP1に商品が引き渡されるまでの一連の動作が完了する。
上記の通り、本実施例では、サーバ300は、S30の機器ID「B50」と端末ID「U10」とを取得すると、端末ID「U10」を含む組合せ情報350aを特定する(S36)。そして、サーバ300は、店舗端末100に対して来店通知を供給する(S40)。店舗端末100は、来店通知を取得すると、報知動作を行う(S42)。これにより、店舗スタッフP3は、端末ID「U10」に対応するユーザが、注文商品の受け取りのために来店中であることを知ることができる。そして、店舗スタッフP3は、ユーザP1に注文商品を引き渡す際に、注文内容等の再確認作業を省略し得る。従って、本実施例の注文システム2によれば、ユーザP1が予め店舗ST1に商品を注文しておき、その後ユーザが店舗に赴いて注文済みの商品を受け取る状況において、店舗スタッフP3の作業負荷を軽減し得る。
また、本実施例では、サーバ300は、ユーザ端末10から、決済情報を含む注文データを取得し、その決済情報を用いて決済を実行する(S18)。そのため、ユーザP1が商品の受け取りのために店舗ST1に赴いた際に、店舗ST1で注文商品の決済を行う必要がない。そのため、店舗スタッフP3の作業負荷をさらに軽減し得る。
また、本実施例では、S12において、サーバ300は、端末ID「U10」のための対象情報を含むメニュー画面データをユーザ端末10に供給する。S14では、ユーザ端末10は、対象情報によって示される端末ID「U10」のための情報(例えば、おすすめ商品、クーポン等)を含むメニュー画面を表示部14に表示させる。そのため、本実施例のサーバ300は、端末ID「U10」に対応するユーザP1に対し、当該ユーザP1に適したメニュー画面を提供することができる。
また、本実施例では、S22において、サーバ300は、店舗端末100に注文通知を供給する。店舗端末100は、注文通知を取得すると、S24において、表示部104に表示される注文管理画面120の内容を更新する。店舗スタッフP3は、更新された注文管理画面120を見ることにより、端末ID「U10」に対応するユーザによって新規注文が行われたことを知ることができる。店舗スタッフP3が、注文を容易に確認することができる。
(店舗注文時の各装置の動作;図6)
続いて、図6を参照して、端末ID「U40」に対応するユーザ端末40のユーザP2が、店舗ST2に来店し、テーブルT01に着席した状態で店舗注文を行う場合における各装置の動作を説明する。
ユーザP2は、ユーザ端末40を所持した状態で、店舗ST1に入店し、テーブルT01に着席する。これにより、ユーザP2によって所持されているユーザ端末40が、店舗ST1のテーブルT01に設けられた通信機器60の通信範囲65内に入る。これにより、S60において、ユーザ端末40は、BLEI/Fを介して、通信機器60から機器ID「B60」を取得する。続くS62では、ユーザ端末40は、アプリを起動する。この時点でアプリが既に起動している場合には、ユーザ端末40は、アプリが起動した状態を維持する。そして、S64では、ユーザ端末40は、S60で取得された機器ID「B60」と、自機の端末ID「U40」とをサーバ300に供給する。
サーバ300は、S64の機器ID「B60」と端末ID「U40」とを取得する。続くS70において、サーバ300は、端末ID「U40」及び機器ID「B60」を含む組合せ情報を店舗注文管理テーブル360に登録するとともに、端末ID「U40」に対応する実績情報344(図3参照)を更新する。なお、この時点で店舗注文テーブルに登録される組合せ情報は、端末ID「U40」、機器ID「B60」のみを含み、その他の情報(例えば、注文内容等)は含まない。次いで、S72において、サーバ300は、端末ID「U40」及び機器ID「B60」を含む来店通知を、店舗端末100に供給する。
店舗端末100は、サーバ300から、S72の来店通知を取得する。次いで、S74では、店舗端末100は、端末ID「U40」に対応するユーザ(即ちユーザP2)が、機器ID「B60」に対応するテーブルT01に着席中である旨を報知するための報知動作を実行する。報知動作は、例えば、端末ID「U40」に対応するユーザがテーブルT01に着席中である旨のメッセージを表示部104に表示させることによって行ってもよい。さらに、報知動作は、端末ID「U40」に対応するユーザがテーブルT01に着席中である旨を報知する音声メッセージ等を発生させることを含んでもよい。これにより、店舗スタッフP3は、端末ID「U40」に対応するユーザが、テーブルT01に着席中であることを知ることができる。
その後、ユーザP2は、ユーザ端末40の操作部を操作し、店舗ST1のメニュー画面を閲覧するための所定の操作を入力する。その場合、S76において、ユーザ端末40は、端末ID「U40」を含むリクエスト信号を、サーバ300に供給する。S76のリクエスト信号は、店舗ST1のメニュー画面を閲覧することを要求するための信号である。
サーバ300は、ユーザ端末40からS76のリクエスト信号を取得すると、端末ID「U40」に対応する実績情報344を特定するとともに、メニューデータ記憶領域330から、店舗ST1のメニューデータ332を読み出す。そして、サーバ300は、実績情報344に含まれる情報(例えば、店舗ST1の利用頻度、これまでの注文内容等)を参照し、端末ID「U40」のための対象情報を生成する。対象情報は、例えば、端末ID「U40」が示すユーザ端末40を所持するユーザP2へのおすすめ商品を示す情報、端末ID「U40」が示すユーザ端末40を所持するユーザP2が利用可能なクーポンを示す情報等、端末ID「U40」に対応する各種情報を含む。その後、S78において、サーバ300は、上記の対象情報と、メニューデータ332と、に基づいて、対象情報を含む店舗ST1のメニュー画面データを生成し、ユーザ端末40に供給する。
ユーザ端末40は、サーバ300からS78のメニュー画面データを取得すると、S79において、メニュー画面データに従って、表示部にメニュー画面を表示させる。S79で表示されるメニュー画面には、店舗ST1内で提供される商品のメニューが含まれる。メニューには、商品番号、商品名、商品画像、価格、カロリー、成分表等の各種情報が含まれている。さらに、S79で表示されるメニュー画面には、対象情報によって示される端末ID「U40」のための情報(例えば、おすすめ商品、クーポン等)も併せて表示される。
ユーザP2は、ユーザ端末40の操作部を操作し、店舗ST1のメニュー画面において、注文商品を選択するとともに、注文商品の数量等の必要情報を入力する。なお、メニュー画面では、ユーザP2が注文商品を選択する度に、合計カロリー値や栄養値を算出するとともに、組合せ注文のためのおすすめ商品を表示させたりする等、ユーザP2の操作に応じて、適宜表示内容を切り替える。この例では、ユーザP2は、注文商品「ラーメン」を選択するとともに、数量「1」を入力する。この際、ユーザP2は、クーポン等を使用するための操作を行うこともできる。注文商品の選択と必要情報の入力を終えると、次いで、ユーザP2は、決済情報(例えば、クレジットカード情報等)を入力する。
この場合、S80において、ユーザ端末40は、注文データをサーバ300に供給する。注文データは、ユーザP2によって選択された注文商品及びユーザP2によって入力された必要情報を含む商品情報と、端末ID「U40」と、ユーザP2によって入力された決済情報と、を含む。この場合も、商品情報は、注文商品の数量等、ユーザP2によって入力された情報(即ち必要情報)に加えて、注文商品が店舗ST1内で提供される商品である旨の情報(即ち商品の種別を示す情報)や、注文日時等の各種情報も含む。
サーバ300は、ユーザ端末40からS80の注文データを取得すると、S82において、注文データに含まれる決済情報に基づいて決済を実行する。次いで、S84において、サーバ300は、注文データに含まれる商品情報に基づいて、端末ID「U40」に対応する実績情報344を更新するとともに、商品情報が示す各情報を、S70で登録された組合せ情報に追加登録する。これにより、図3の組合せ情報360aが店舗注文管理テーブル360に登録される。次いで、S86において、サーバ300は、組合せ情報360aに含まれる各情報(即ち、商品情報)を含む注文通知を、店舗ST1の店舗端末100に供給する。
店舗端末100は、サーバ300からS86の注文通知を取得すると、S88において、表示部104に表示される注文管理画面120の内容を更新する。これにより、図4の組合せ情報124aが店舗注文リスト124に追加される。この結果、店舗スタッフP3は、更新された注文管理画面120を見ることにより、端末ID「U40」に対応するユーザによって新規注文が行われたことを知ることができる。
その後、店舗スタッフP3は、注文商品を準備する。そして、店舗スタッフP3は、注文商品を、テーブルT01に着席しているユーザP2のもとへ運び、商品を提供する。その後、S90において、店舗スタッフP3は、店舗端末100の操作部102を操作して、所定の完了操作を入力する。これにより、店舗端末100は、表示部104に表示中の注文管理画面120のうちの端末ID「U40」を含む組合せ情報124aを削除する。続くS92では、店舗端末100は、端末ID「U40」に対応する注文商品の提供が完了した旨の完了通知をサーバ300に供給する。完了通知は端末ID「U40」を含む。
サーバ300は、S92の完了通知を取得する。次いで、S94において、サーバ300は、店舗注文管理テーブル360を更新する。具体的には、サーバ300は、完了通知に含まれる端末ID「U40」を含む組合せ情報360aを店舗注文管理テーブル360から削除する。これにより、本実施例の注文システム2における、ユーザP2が店舗注文を行ってからユーザP2に商品が提供されるまでの一連の動作が完了する。
上記の通り、本実施例では、サーバ300は、S64の端末ID「U40」と機器ID「B60」とを取得すると、端末ID「U40」が示すユーザ端末40を所持するユーザP2が来店中であり、テーブルT01に着席中であることを把握することができる。そして、その後、ユーザP2が、ユーザ端末40を利用して商品の注文を行うことで、サーバ300は、端末ID「U40」と商品情報とを含む注文データを取得する(S80)。次いで、サーバ300は組合せ情報360aを登録する(S84)。そして、サーバ300は、店舗端末100に対して注文通知を供給する(S86)。店舗端末100は、注文通知を取得すると、注文管理画面120の内容を更新する(S88)。これにより、店舗スタッフP3は、来店中の端末ID「U40」に対応するユーザが、商品を注文したことを知ることができる。即ち、本実施例の注文システム2及びサーバ300によると、店舗ST1に注文用の専用端末が備えられていなくても、ユーザP2が所持するユーザ端末40を利用して、商品の注文を受けることができる。従って、店舗ST1側の負担を少なく済ませることができるとともに、注文ミスの発生の抑制及び店舗スタッフP3の作業負荷の軽減を図り得る。
また、本実施例では、サーバ300は、ユーザ端末40から、決済情報を含む注文データを取得し、その決済情報を用いて決済を実行する(S82)。そのため、店舗スタッフP3は、店舗ST1のレジ等で注文商品の決済(即ち精算)を行う必要がなくなる。そのため、店舗スタッフP3の作業負荷をさらに軽減し得る。
また、本実施例では、S78において、サーバ300は、端末ID「U40」のための対象情報を含むメニュー画面データをユーザ端末40に供給する。S80では、ユーザ端末40は、対象情報によって示される端末ID「U40」のための情報(例えば、おすすめ商品、クーポン等)を含むメニュー画面を表示部に表示させる。そのため、本実施例のサーバ300は、端末ID「U40」に対応するユーザP2に対し、当該ユーザP2に適したメニュー画面を提供することができる。
また、本実施例では、S86において、サーバ300は、店舗端末100に注文通知を供給する。店舗端末100は、注文通知を取得すると、S88において、表示部104に表示される注文管理画面120の内容を更新する。店舗スタッフP3は、更新された注文管理画面120を見ることにより、端末ID「U40」に対応するユーザによって新規注文が行われたことを知ることができる。店舗スタッフP3が、注文を容易に確認することができる。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、通信機器50〜90は、通信範囲55〜95内に存在するユーザ端末10,40と無線通信を実行し、ユーザ端末10,40から端末IDを取得し、取得した端末IDと自機の機器IDとをサーバ300に供給する機器である点が第1実施例とは異なる。即ち、本実施例の通信機器50〜90は、機器IDを繰り返し送信するのではなく、通信範囲55〜95内にユーザ端末10,40が存在することを検出し、それらのユーザ端末10,40から端末IDを取得する機器である点が第1実施例とは異なる。本実施例では、通信機器50〜90とユーザ端末10,40との間で実行される無線通信は、例えばWi−Fi方式に従った無線通信である。本実施例の通信機器50〜90は、例えば、Wi−Fi方式のAP(Access Pointの略)である。本実施例では、通信機器50〜90がそのような機器であるために、テイクアウト注文時の各装置の動作(図5)の一部及び店舗注文時の各装置の動作(図6)の一部も第1実施例とは異なる。
(テイクアウト注文時の各装置の動作;図5)
本実施例では、S26〜S30に代えて、S32、S34の処理が実行される点が第1実施例とは異なる。即ち、ユーザP1が店舗ST1内に入店すると、ユーザP1が所持する所持されているユーザ端末10は、店舗ST1のカウンターCに設けられた通信機器50の通信範囲55内に入る(図1参照)。これにより、通信機器50とユーザ端末10との間で無線通信が実行され、S32において、通信機器50は、ユーザ端末10から端末ID「U10」を取得する。そして、S34において、通信機器50は、自機の機器ID「B50」と、取得された端末ID「U10」とをサーバ300に供給する。
(店舗注文時の各装置の動作;図6)
本実施例では、S60〜S64に代えて、S66、S68の処理が実行される点が第1実施例とは異なる。即ち、ユーザP2は、ユーザ端末40を所持した状態で、店舗ST1に入店し、テーブルT01に着席する。これにより、ユーザP2によって所持されているユーザ端末40が、店舗ST1のテーブルT01に設けられた通信機器60の通信範囲65内に入る。これにより、通信機器60とユーザ端末40との間で無線通信が実行され、S66において、通信機器60は、ユーザ端末40から端末ID「U40」を取得する。そして、S68において、通信機器60は、自機の機器ID「B60」と、取得された端末ID「U40」とをサーバ300に供給する。
本実施例の通信機器50〜90が用いられる場合においても、注文システム2は、第1実施例と同様の作用効果を発揮することができる。
以上、本明細書で開示する技術の実施例を詳細に説明したが、上記の実施例は例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)第1実施例では、通信機器50〜90は、通信範囲55〜95内に自機の機器IDを繰り返し送信する機器である。これに限られず、通信機器50〜90は、ユーザ端末10,40によって読取可能な通信タグであってもよい。その場合、ユーザ端末10,40は、自機の読取範囲内に通信機器が存在する場合に、当該通信機器から機器IDを取得するようにしてもよい。
(変形例2)上記の各実施例では、サーバ300のメモリ312は、機器ID管理テーブル320、メニューデータ記憶領域330、端末ID実績記憶領域340、テイクアウト注文管理テーブル350、及び、店舗注文管理テーブル360を全て備えている。これに限られず、機器ID管理テーブル320、メニューデータ記憶領域330、端末ID実績記憶領域340、テイクアウト注文管理テーブル350、及び、店舗注文管理テーブル360のうちの少なくとも1つが、サーバ300とは異なる外部サーバのメモリに備えられていてもよい。その場合、サーバ300と外部サーバとが通信可能であればよい。また、すなわち、サーバ300は、1つの装置によって構成されていなくてもよく、2つ以上の装置の組合せによって構成されていてもよい。
(変形例3)上記の各実施例では、図6に示すように、店舗注文が行われる場合には、ユーザP2が店舗ST1に来店してテーブルT01に着席した状態で、ユーザ端末40にメニュー画面が表示される。そして、ユーザP2は、注文商品を選択する(S80)。これに限られず、店舗注文の場合であっても、ユーザP2は、テイクアウト注文の場合と同様に、ユーザ端末40を介して、店舗ST1に来店する前に店舗で提供を受けることを希望する商品を予め注文しておいてもよい。そして、ユーザP2は、注文後に、ユーザ端末40を所持して店舗ST1に来店するようにしてもよい。
(変形例4)サーバ300は、テイクアウト注文管理テーブル350及び店舗注文管理テーブル360に登録される組合せ情報350a,360a等を監視し、組合せ情報350a,360a等が示す注文内容に応じて、店舗端末100,200に対して、店舗管理に関係する管理情報を供給するようにしてもよい。管理情報は、例えば、食材を早期に処分すべきことを助言するための情報、食材を早期に発注すべきことを助言するための情報等である。
(変形例5)通信機器に代えて、情報コード読取装置を備えてもよい。その場合、注文(テイクアウト注文及び店舗注文)後のユーザ端末に、注文内容を示す情報コードが表示されるようにしてもよい。店舗ST1に設置された情報コード読取装置に情報コードを読み取らせることによって、サーバ300に端末ID及び注文内容が伝達されてもよい。
(変形例6)図5のS14でユーザ端末10の表示部14に表示されるメニュー画面、及び、図6のS78でユーザ端末40の表示部に表示されるメニュー画面において、店舗注文とテイクアウト注文とのうちのどちらの注文を行うのかを選択可能な選択ボタンが表示されるようにしてもよい。例えば、ユーザP1がテイクアウト注文を選択する場合、表示部14にテイクアウト注文用のメニューが表示されるようにしてもよい。
(変形例7)店舗端末100は、サーバ300から、テイクアウト商品の注文に関する注文通知(図5のS22)を取得した後で、商品の受け取り希望日時の所定時間前のアラーム時刻(例えば15分前の時刻)が到来することを監視し、当該アラーム時刻が到来する場合に、ユーザの商品受け取り希望日時が近づいていることを報知するための報知動作を行ってもよい。これにより、店舗スタッフP3は、注文されているテイクアウト商品の提供希望日時が迫っていることを知ることができ、商品の準備をその希望日時に合わせて適切に行うことができるようになる。また、テイクアウト注文を行ったユーザP1が、店舗ST1に到着してから待たされる可能性が低減される。同様に、店舗端末100は、サーバ300から、店舗で提供される商品の注文に関する注文通知(図6のS86)を取得した後で、注文日時から所定時間(例えば10分間)が経過することを監視し、所定時間が経過した場合に、注文から所定時間が経過したことを報知するための報知動作を行ってもよい。これにより、店舗スタッフP3は、店舗注文から所定時間が経過したことを知ることができ、注文商品の準備及び提供を急ぐことができるようになる。また、店舗注文を行ったユーザP2が、注文から商品提供まで過度に長時間待たされる可能性が低減される。
(変形例8)図5のS14でユーザ端末10の表示部14に表示されるメニュー画面、及び、図6のS78でユーザ端末40の表示部に表示されるメニュー画面において、予定販売上限数の販売が終了した商品について、売り切れである旨の表示がされてもよい。この場合の「売り切れ」には、例えば、テイクアウト商品の時間帯別の販売上限数を超えた場合等を含む。
(変形例9)上記の図6の例では、店舗ST1内のテーブルT01に着席したユーザP2が、店舗注文を行う場合の例を説明する。上記の例では言及していないが、店舗ST1内のテーブルT01に着席したユーザP2が、メニュー画面からテイクアウト注文を行うことも当然に可能である。即ち、店内で食事をしたユーザが、土産のテイクアウト注文を行うことも当然に可能である。
(変形例10)上記の注文システム2は、ドライブスルーによる商品提供のために応用されてもよい。例えば、ユーザは、ユーザ端末に表示されたメニュー画面から、ドライブスルーで受け取るための商品を予め注文しておき、車で店舗の受け取り窓口に赴いて商品を受け取るようにしてもよい。その場合、受け取り窓口には通信機器が設置されてもよい。
また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:注文システム
10:ユーザ端末
12:操作部
14:表示部
16:LTEI/F
18:Wi−FiI/F
20:BLEI/F
30:制御部
32:メモリ
34:OSプログラム
36:アプリケーションプログラム
40:ユーザ端末
50:通信機器
55:通信範囲
60:通信機器
65:通信範囲
70:通信機器
75:通信範囲
80:通信機器
85:通信範囲
90:通信機器
95:通信範囲
100:店舗端末
102:操作部
104:表示部
106:有線通信I/F
110:制御部
112:メモリ
120:注文管理画面
122:テイクアウト注文リスト
122a:組合せ情報
124:店舗注文リスト
124a:組合せ情報
200:店舗端末
300:サーバ
302:操作部
304:表示部
306:無線通信I/F
308:有線通信I/F
310:制御部
312:メモリ
320:機器ID管理テーブル
320a〜320e:組合せ情報
330:メニューデータ記憶領域
332、334:メニューデータ
340:端末ID実績記憶領域
342、344:実績情報
350:テイクアウト注文管理テーブル
350a:組合せ情報
360:店舗注文管理テーブル
360a:組合せ情報

Claims (7)

  1. ユーザ端末に店舗の提供商品を紹介するメニュー画面を表わすメニュー画面データを供給する第1の供給部と、
    前記メニュー画面データが前記ユーザ端末に供給された後で、前記ユーザ端末から、前記ユーザ端末を示す端末IDと、注文商品を示す商品情報と、を取得する第1の取得部と、
    取得された前記端末IDと前記商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる記憶制御部と、
    前記端末IDと前記商品情報とが前記記憶装置に記憶された後で、前記ユーザ端末と、前記店舗に設けられているとともに前記ユーザ端末と通信可能な状態である通信機器とのうちの一方の装置であって、前記ユーザ端末と前記通信機器のうちの他方の装置から、前記端末IDと前記通信機器を示す機器IDのうちの前記他方の装置を示す特定のIDを取得する前記一方の装置から、前記端末IDと前記機器IDとを取得する第2の取得部と、
    前記端末IDと前記機器IDとが取得される場合に、前記記憶装置に記憶されている前記端末IDと前記商品情報とを特定する特定部と、
    を備えるサーバ。
  2. 前記商品情報は、前記注文商品が、前記店舗外に持ち出されるために提供されるべき商品であることを示す情報を含む、
    請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第1の取得部は、前記ユーザ端末から、前記商品情報によって示される前記注文商品の決済に関係する決済情報をさらに取得する、
    請求項1又は2に記載のサーバ。
  4. 前記ユーザ端末から、前記端末IDを含むリクエストを取得する第3の取得部をさらに備え、
    前記第1の供給部は、前記ユーザ端末から前記リクエストが取得される場合に、前記リクエストに含まれる前記端末IDに応じた対象情報を含む前記メニュー画面データを前記ユーザ端末に供給する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のサーバ。
  5. 前記第2の取得部は、前記ユーザ端末から前記端末IDと前記機器IDとを取得する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のサーバ。
  6. 前記端末IDと前記商品情報とが取得される場合に、取得された前記商品情報及び前記端末IDを前記店舗に設けられている店舗端末に供給する第2の供給部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のサーバ。
  7. ユーザ端末と、
    店舗に設けられている通信機器と、
    サーバと、を備えており、
    前記サーバは、
    前記ユーザ端末に前記店舗の提供商品を紹介するメニュー画面を表わすメニュー画面データを供給し、
    前記ユーザ端末は、
    前記メニュー画面データを取得すると、前記メニュー画面を表示部に表示させ、
    前記メニュー画面が前記表示部に表示された後で、前記ユーザ端末を示す端末IDと、注文商品を示す商品情報と、を前記サーバに供給し、
    前記サーバは、
    前記メニュー画面データが前記ユーザ端末に供給された後で、前記ユーザ端末から、前記端末IDと前記商品情報とを取得し、
    取得された前記端末IDと前記商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶させ、
    前記通信機器と前記ユーザ端末とのうちの一方の装置は、
    前記ユーザ端末が前記端末IDと前記商品情報とを前記サーバに供給した後で、前記ユーザ端末と前記通信機器とが通信可能な状態に移行する場合に、前記通信機器と前記ユーザ端末とのうちの他方の装置から前記端末IDと前記通信機器を示す機器IDのうちの前記他方の装置を示す特定のIDを取得して、前記端末IDと前記機器IDとを前記サーバに供給し、
    前記サーバは、
    前記端末IDと前記商品情報とが前記記憶装置に記憶された後で、前記通信機器と前記ユーザ端末とのうちの少なくとも一方から、前記端末IDと前記機器IDとを取得し、
    前記端末IDと前記機器IDとが取得される場合に、前記記憶装置に記憶されている前記端末IDと前記商品情報とを特定する、
    注文システム。
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