JP2010006062A - インクジェット記録方式の印刷方法及び印刷装置 - Google Patents

インクジェット記録方式の印刷方法及び印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インク非吸収性および低吸収性の記録媒体に対して、記録媒体のインク吸収性によらず画質と耐擦性に優れ、吐出安定性にも優れるインクジェット記録方式の印刷方法を提供する。
【解決手段】有彩色インク、無彩色インク、樹脂インクからなるインクセットで、樹脂インクが水には不溶であるが水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子、水溶性樹脂溶剤を少なくとも含み、インクがシリコン系界面活性剤とHLB値が6以下のアセチレングリコール系界面活性剤とを含み、印刷中および/または印刷後に乾燥工程を含むインクジェット記録方式の印刷方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法に関し、記録媒体のインク吸収性によらず画質と耐擦性に優れ、吐出安定性にも優れるインクジェット記録方式の印刷方法に関する。
インクジェット記録方法は、インク小滴を飛翔(吐出)させ、紙等の記録媒体に付着させて記録を行う記録方法である。近年のインクジェット記録技術の革新的な進歩により、これまで銀塩写真やオフセット印刷が担ってきた高精細な画像記録(印刷)の分野においてもインクジェット記録方法が用いられるようになってきている。そのため、インクジェット記録方法に用いられるインクに求められる特性の一つとして、画像に乱れが生じないように長期間安定してインク小滴を吐出できること等が挙げられる。
インクジェット記録方法に用いるインクとしては、例えば、特許第3509013号公報(特許文献1)には、特定構造のアセチレングリコール系界面活性剤とトリエチレングリコールモノブチルエーテルと2−ピロリドンと水溶性有機溶剤とを組み合わせた顔料インクが提案されており、このインクは吐出安定性と目詰まり信頼性が良好である旨が記載されている。また、特開2005−120181号公報(特許文献2)、特開2005−263967号公報(特許文献3)及び特開2005−263969号公報(特許文献4)には、シリコン系界面活性剤を含む顔料インクが提案されており、このインクは連続印字安定性に優れ滲みの少ない画像が得られる旨の記載がある。また、特開2006−316243号公報(特許文献5)には、フッ素系界面活性剤を含む顔料インクが提案されており、このインクは滲みが少なく吐出安定性が良好である旨の記載がある。これらのインクは、いずれもインク吸収性の高い記録媒体に印刷する方法として提案されている。
インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法については、特開2000−44858号公報(特許文献6)に、水、グリコール系溶剤、不溶性着色剤、ポリマー分散剤、シリコン界面活性剤およびフッ素化界面活性剤、水不溶性グラフトコポリマーバインダー、N−メチルピロリドンを含むインクが、疎水性基材上に印刷する方法として提案されている。特許第3937170号公報(特許文献7)には、40℃〜80℃のガラス転移温度を有する水性エマルジョンポリマー、顔料、アルキレングリコールのモノアルキルエーテル、2−ピロール、N−メチルピロリドン、スルホランから選ばれる水溶性表面剤からなるインクが、疎水性表面上に画像提供する方法として提案されている。特開2005−220352号公報(特許文献8)には、沸点285℃以下の揮発性共溶剤、酸官能化ポリマーコロイド粒子、顔料着色剤からなる非多孔質基材に印刷するためのポリマーコロイド含有インクジェットインクが提案されている。
印刷後の画像上に高い耐性を付与するためのオーバーコート組成物として、特開2004−195451号公報(特許文献9)には、水性キャリアー、保湿剤、界面活性剤、酸価110を超えた付加ポリマーを含む組成物が提案されている。また、上述の特開2000−44858号公報(特許文献6)には、インク組成物から着色剤を除いたオーバーコート組成物で塗布する工程を備えた印刷方法が提案されている。
しかし、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体はインクの吸収層・発色層が無いために、吸収性の高いインクジェット記録用媒体に印刷する場合に比べて発色性が低いため、上述のインクでは十分な発色が得られない課題がある。特に黒文字については、一種類のインクで非吸収性と低吸収性の両記録媒体で十分な黒さを得ることは困難である。
また、高解像度・高画質な画像を高速に印刷するにはインク粘度は低いことが好ましいが、粘度が低い場合はインク中に十分な量の着色剤や樹脂成分を添加できず耐擦性が不足する課題がある。反対に低粘度インクに多量の着色剤や樹脂成分を添加すれば、吐出安定性を確保することが難しい。
一方、特許文献6、特許文献9では、印刷後の画像上にオーバーコート組成物を塗布して高い耐性を付与する方法が開示されている。しかし、上述の方式ではインクの塗膜厚みが比較的薄く、塗膜強度が十分得られにくいと言う課題がある。
特許第3509013号公報 特開2005−120181号公報 特開2005−263967号公報 特開2005−263969号公報 特開2006−316243号公報 特開2000−44858号公報 特許第3937170号公報 特開2005−220352号公報 特開2004−195451号公報
従って、本発明は、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法であって、記録媒体のインク吸収性によらず画質と耐擦性に優れ、吐出安定性にも優れるインクジェット記録方式の印刷方法を提供することを目的とする。
本発明による印刷方法は、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法であって、(1)有彩色および/または無彩色のインクと、着色剤を含まず少なくとも樹脂粒子を含む樹脂インクからなる水性インクセットであって、(2)有彩色インクと無彩色インクは、少なくとも水不溶性の着色剤、水溶性および/または非水溶性の樹脂成分、水溶性浸透溶剤、界面活性剤を含み、(3)樹脂インクは、水には不溶であるが水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子、水溶性樹脂溶剤を少なくとも含み、かつ樹脂粒子は有彩色インクおよび無彩色インクに含まれる着色剤の含有率以上を含み、(4)樹脂インクに含まれる不揮発性分の含有率が、樹脂インク中に含まれる樹脂成分の含有率の1/4以下であり、(5)各色あたりの印刷解像度が360dpi(ドットパーインチ)以上で、印刷解像度に対するインクジェットノズルの解像度比が1倍から2倍の範囲であり、インク粘度が1.5mPa・s〜15mPa・s(20℃)であり、(6)印刷中および/または印刷後に乾燥工程を含むことを特徴とするものである。
さらに、本発明は、前記無彩色インクがブラックであり、前記無彩色インクが異なる色濃度の2種以上のブラックインクからなり、かつその内の少なくとも1種類が表面処理型のカーボンブンラックからなることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記有彩色が、プロセスカラーに加えて、さらにスペシャルカラーを含み、かつ、スペシャルカラーがオレンジとグリーンからなることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記有彩色、無彩色インク、樹脂インクが、シリコン系界面活性剤とHLB値が6以下のアセチレングリコール系界面活性剤とを含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記有彩色、無彩色インク、樹脂インクが、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるグリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤とアルキルジオール系水溶性有機溶剤を同時に2種以上含み、かつビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーを同時に含むことを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方式の印刷方法、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体に対して、記録媒体のインク吸収性によらず画質と耐擦性に優れ、吐出安定性にも優れるインクジェット記録方式の印刷方法および印刷装置を提供することができる。
本発明のインクジェット記録方式の印刷方法は、(1)有彩色および/または無彩色のインクと、着色剤を含まず少なくとも樹脂粒子を含む樹脂インクからなる水性インクセットであって、(2)有彩色インクと無彩色インクは、少なくとも水不溶性の着色剤、水溶性および/または非水溶性の樹脂成分、水溶性浸透溶剤、界面活性剤を含み、(3)樹脂インクは、水には不溶であるが水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子、水溶性樹脂溶剤を少なくとも含み、かつ樹脂粒子は有彩色インクおよび無彩色インクに含まれる着色剤の含有率以上を含み、(4)樹脂インクに含まれる不揮発性分の含有率が、樹脂インク中に含まれる樹脂成分の含有率の1/4以下であり、(5)各色あたりの印刷解像度が360dpi(ドットパーインチ)以上で、印刷解像度に対するインクジェットノズルの解像度比が1倍から2倍の範囲であり、インク粘度が1.5mPa・s〜15mPa・s(20℃)であり、(6)印刷中および/または印刷後に乾燥工程を含んでいる。
以下、各要素について説明する。
本発明の印刷方法に用いるインクセットは、有彩色および/または無彩色のインクと、着色剤を含まず少なくとも樹脂粒子を含む樹脂インクからなる水性インクセットである。有彩色インクとは記録媒体に有彩色の色彩を形成する為のインクであり、無彩色インクとは記録媒体に黒もしくは灰色の画像を形成する為のインクである。さらに、樹脂インクとは、前述の有彩色および/または無彩色等の色インクの印刷前、印刷中の同時、あるいは印刷後に印刷して、主に印刷物に耐擦性を付与する目的に使われる。色インクの印刷前に樹脂インクを印刷する方法は、特にインク非吸収性で濡れにくいポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系フィルムに対して色インクの密着性を上げる為に用いることができる。色インクと同時、あるいは印刷後に樹脂インクを印刷する方法は、色インクに対して樹脂を加えることで色インク中に含まれる着色剤に対する定着樹脂比率を上げて、印刷面の耐擦性を上げる為に使われる。
本発明の有彩色インクと無彩色インクは、少なくとも水不溶性の着色剤、水溶性および/または非水溶性の樹脂成分、水溶性浸透溶剤、界面活性剤を含んでいる。水不溶性の着色剤は、いわゆる顔料であり、有機顔料から適宜選択することが好ましい。また、顔料はそのままでは水中に安定に存在できない為、分散樹脂により水中に分散した状態でインクに用いることが好ましい。あるいは、顔料表面を化学的に親水化処理した表面処理顔料を用いることもできる。水溶性あるいは非水溶性の樹脂成分は、分散樹脂により分散した樹脂分散顔料は分散樹脂より、あるいは、表面処理顔料を用いた場合は水溶性樹脂あるいは非水溶性樹脂を分散したいわゆる樹脂エマルジョンとして加える物である。樹脂分散顔料は、必要に応じて更に水溶性樹脂あるいは樹脂エマルジョンを加えることもできる。
また、水溶性浸透溶剤と界面活性剤は、水性のインクに添加することで、水に対して濡れにくいインク非吸収性および低吸収性の記録媒体に対して、色インクを濡らす為の物である。
さらに本発明の有彩色インクと無彩色インクには、必要に応じて、保湿剤、防腐剤・防かび剤、pH調整剤、溶解助剤、酸化防止剤、金属トラップ剤などをさらに含むことができる。
本発明の樹脂インクは、水には不溶であるが水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子、水溶性樹脂溶剤を少なくとも含み、かつ樹脂粒子は有彩色インクおよび無彩色インクに含まれる着色剤の含有率以上を含んでいる。水に不溶で後述の水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子とは、水に対しては不溶であるが、樹脂インクに同時に添加している樹脂溶剤に対しては相溶しており、かつ水中で安定に分散している樹脂エマルジョンである。相溶とは、樹脂溶剤中に樹脂粒子を混ぜると溶解あるいは粒子が膨潤する組み合わせを指す。相溶することで、樹脂インクの乾燥後に強固な樹脂膜を形成することができ、かつ樹脂粒子の元々のガラス転移温度より低い温度で造膜することができる。
さらに、樹脂粒子はインクセットである有彩色インクおよび無彩色インクに含まれる着色剤の含有率以上を含んでいることが好ましい。例えば、色インクとして顔料を5wt%(重量%)含むブラックインクと樹脂インクのインクセットの場合、樹脂インクは5wt%以上の樹脂を含むことが特に好ましい。
また、色インクは樹脂インクの如何に関わらず、分散樹脂あるいは樹脂エマルジョンを含むことが好ましい。例えば、表面処理色顔料5wt%の色インクと樹脂インクの組み合わせで、樹脂インクのみに6wt%の樹脂を含むインクセットより、合計樹脂量が6wt%だが色インクに1wt%の樹脂成分と樹脂インクに5wt%の樹脂を含むインクセットが耐擦性が高い。
本発明の樹脂インクは、樹脂インク中に不揮発性分の含有率が、樹脂インク中に含まれる樹脂成分の含有率の1/4以下であることが好ましい。不揮発性分としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等、EDTA塩等の金属トラップ剤等の無機塩類、沸点が300℃以上の界面活性剤等が上げられる。沸点が高い為にインク塗膜中に残留するが、樹脂成分の含有率の1/4以下であれば密着性に悪影響を与えることはない。
本発明の印刷方法は、各色あたりの印刷解像度が360dpi(ドットパーインチ)以上で、印刷解像度に対するインクジェットノズルの解像度比が1倍から2倍の範囲であり、インク粘度が1.5mPa・s〜15mPa・s(20℃)である。高画質を得る為には360dpi以上の高い印刷解像度が望ましく、かつ印刷解像度に対するインクジェットノズルの解像度比が1倍から2倍の範囲であれば高速に印刷することができ、さらにインクタンクからヘッドに安定にインク供給するためにはインク粘度は1.5mPa・s〜15mPa・s(20℃)であることが好ましい。例えば、360dpiのノズル解像度の場合は、360dpi〜720dpiで印刷する場合は、上述の要件が好ましい。なお、解像度比が2倍を超える印刷速度については、本発明のインクを用いることに問題は生じない。
また、本発明の印刷方法に用いる記録媒体としては、インク非吸収性または低吸収性の記録媒体が好適に用いられる。このような記録媒体として、インク非吸収性の記録媒体としては、例えば、インクジェット印刷用に表面処理していない(すなわち、インク吸収層を形成していない)プラスチックフィルム、紙等の基材上にプラスチックがコーティングされているものやプラスチックフィルムが接着されているもの等が挙げられる。ここでいうプラスチックとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。インク低吸収性の記録媒体の例としては、アート紙、コート紙、マット紙等の印刷本紙などが挙げられる。
ここで、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体としては、印刷面が、ブリストー(Bristow)法において接触開始から30msecまでの水吸収量が10mL/m2以下である記録媒体を示す。このブリストー法は、短時間での液体吸収量の測定方法として最も普及している方法であり、日本紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)でも採用されている。試験方法の詳細は「JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法2000年版」の規格No.51「紙及び板紙−液体吸収性試験方法−ブリストー法」に述べられている。
本発明の印刷方法は、印刷中および/または印刷後に乾燥工程を含むことが好ましい。乾燥工程としては、強制空気加熱、輻射加熱、伝導加熱、高周波乾燥、マイクロ波乾燥用等が好ましい。乾燥工程を加えることで、乾燥後に十分な耐擦性を得ることができる。なお、ここで用いる色インクの樹脂エマルジョンや樹脂インクの樹脂のガラス転移温度は、室温以上、概ね30℃以上であることが好ましい。一方、これら樹脂を室温未満のガラス転移温度の成分だけで構成すると印刷後に乾燥工程を入れなくても樹脂成分は密着するが、耐擦性は不十分で、かつヘッドノズル先端で水分が乾燥した場合に固着物が発生してノズル詰まりが生じやすい。
本発明の印刷方法に用いるインクセットは、前記無彩色インクがブラックであり、前記無彩色インクが異なる色濃度の2種以上のブラックインクからなり、かつその内の少なくとも1種類が表面処理型のカーボンブンラックからなることが、好ましい。上述の通り、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体はインクの吸収層・発色層が無いために、吸収性の高いインクジェット記録用媒体に印刷する場合に比べて発色性が低く、特に黒文字については、一種類のインクで非吸収性と低吸収性の両記録媒体で十分な黒さを得ることは困難である。一種類の黒インクを表面処理型として高顔料濃度のインクとすることで、比較的吸収性のある記録媒体に濃い黒の印刷をすることができる。さらに、一方の黒インクを樹脂分散型とすることで、吸収性のない記録媒体に対してその表面で均一・光沢感のある塗膜となり、濃い黒の印刷をすることができる。これら2種の無彩色インクを有するインクセットとすることで、非吸収性から低吸収性の幅広い記録媒体に対して、濃い黒の印刷をすることが可能となった。
本発明の印刷方法に用いるインクセットは、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカラーに加えて、さらにスペシャルカラーを含むことが好ましく、さらにスペシャルカラーがオレンジとグリーンからなることがより好ましい。インク非吸収性および低吸収性の記録媒体はインクの吸収層・発色層が無いために、吸収性の高いインクジェット記録用媒体に印刷する場合に比べて発色性が低い。このため、プロセスカラーに加えてスペシャルカラーを追加することで、吸収性が低くても高い発色を得ることができる。スペシャルカラーとしては、レッド、グリーン、ブルー、オレンジ、バイオレット等を上げられるが、特に好ましくはオレンジとグリーンである。
本発明の印刷方法に用いるインクは、前記有彩色、無彩色インク、樹脂インク共に、シリコン系界面活性剤とHLB値が6以下のアセチレングリコール系界面活性剤とを含むことがより好ましい。シリコン系界面活性剤とアセチレングリコール系界面活性剤を併用することで、非吸収性から低吸収性の幅広い記録媒体に対して同様にインクを濡らすことができ、はじきムラのない印刷物を得ることができる。
また、本発明の印刷方法に用いるインクは、前記有彩色、無彩色インク、樹脂インク共に、さらに、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるグリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤とアルキルジオール系水溶性有機溶剤を同時に2種以上含み、かつビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーを同時に含むことで、プラスチック材料に対して疎水的な濡れ性と極性的な親和性の両面からなじむ易く、種々の記録媒体に対して更に耐擦性が優れた印刷物を得ることができる。
次に、インクを作成する為の材料について説明する。
有彩色および無彩色のインクに用いる着色剤は、水不溶性の着色剤は、いわゆる顔料であり、有機顔料から適宜選択することが好ましい。
本発明において、好ましい無彩色黒インク用の着色剤としてカーボンブラックの具体例としては、No.2300、900、MCF88、No.20B、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No2200B等(以上全て商品名、三菱化学株式会社製)、カラーブラックFW1、FW2、FW2V、FW18、FW200、S150、S160、S170、プリテックス35、U、V、140U、スペシャルブラック6、5、4A、4、250等(以上全て商品名、デグサ社製)、コンダクテックスSC、ラーベン1255、5750、5250、5000、3500、1255、700等(以上全て商品名、コロンビアカーボン社製)、リガール400R、330R、660R、モグルL、モナーク700、800、880、900、1000、1100、1300、1400、エルフテックス12等(以上全て商品名、キャボット社製)が挙げられる。なお、これらは本発明に好適なカーボンブラックの一例の記載であり、これらによって本発明が限定されるものでは無い。これらのカーボンブラックは単独あるいは二種類以上の混合物として用いてよい。
これらの顔料は顔料分散液全量に対して0.5wt%〜12wt%、好ましくは2wt%〜8wt%の添加が好ましい。
本発明で好ましい有彩色インク用の有機顔料としては、キナクリドン系顔料、キナクリドンキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、フタロシアニン系顔料、アントラピリミジン系顔料、アンサンスロン系顔料、インダンスロン系顔料、フラバンスロン系顔料、ペリレン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリノン系顔料、キノフタロン系顔料、アントラキノン系顔料、チオインジゴ系顔料、ベンツイミダゾロン系顔料、イソインドリノン系顔料、アゾメチン系顔料またはアゾ系顔料等が挙げられる。
本発明による顔料分散液に用いられる有機顔料の具体例としては下記のものが挙げられる。
シアン顔料分散液に使用される顔料としては、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:3、15:4、15:34、16、22、60等;C.I.バットブルー4、60等が挙げられ、好ましくは、C.I.ピグメントブルー15:3、15:4、及び60からなる群から選択される単独あるいは二種類以上の混合物である。
マゼンタ顔料分散液に使用される顔料としては、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、168、184、202、C.I.ピグメントバイオレット19等が挙げられ、好ましくはC.I.ピグメントレッド122、202、及び209、C.I.ピグメントバイオレット19からなる群から選択される単独あるいは二種類以上の混合物である。
イエロー顔料分散液に使用される顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14C、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、119、110、114、128、129、138、150、151、154、155、180、185、等が挙げられ、好ましくはC.I.ピグメントイエロー74、109、110、128、及び138からなる群から選択される単独あるいは二種類以上の混合物である。
オレンジ顔料分散液に使用される顔料としては、C.I.ピグメントオレンジ36もしくは43またはこれらの混合物である。
グリーン顔料分散液に使用される顔料としては、C.I.ピグメントグリーン7もしくは36またはこれらの混合物である。
これら顔料は分散樹脂を用いて樹脂分散して用いてもよく、あるいはオゾン、次亜塩素酸、発煙硫酸等により、顔料表面を酸化、あるいはスルホン化して自己分散顔料として用いてもよい。
また、これらの顔料は各色の分散液に対して0.5wt%〜15wt%程度、好ましくは2wt%〜10wt%程度含有してなる。
本発明の分散樹脂、樹脂エマルジョンは以下の列記するものが好ましい。
これらの樹脂は、水不溶性であっても水分散性は必要であるため、親水性部分と、疎水性部分とを合わせもつ重合体であるのが好ましい。熱可塑性樹脂として樹脂エマルジョンを使用する場合、その粒子径はエマルジョンを形成する限り特に限定されないが、好ましくは150nm程度以下、より好ましくは5nm〜100nm程度である。
熱可塑性樹脂としては、インクジェット記録用インク組成物において従来から使用されている分散剤樹脂または樹脂エマルジョンと同様の樹脂成分を使用することができる。熱可塑性樹脂として、具体的には、アクリル系重合体、例えば、ポリアクリル酸エステル若しくはその共重合体、ポリメタクリル酸エステル若しくはその共重合体、ポリアクリロニトリル若しくはその共重合体、ポリシアノアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、またはポリメタクリル酸;ポリオレフィン系重合体、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリスチレン若しくはそれらの共重合体、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、またはテルペン樹脂;酢酸ビニル・ビニルアルコール系重合体、例えば、ポリ酢酸ビニル若しくはその共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、またはポリビニルエーテル;含ハロゲン系重合体、例えば、ポリ塩化ビニル若しくはその共重合体、ポリ塩化ビニリデン、フッ素樹脂、またはフッ素ゴム;含窒素ビニル系重合体、例えば、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルピロリドン若しくはその共重合体、ポリビニルピリジン、またはポリビニルイミダゾール;ジエン系重合体、例えば、ポリブタジエン若しくはその共重合体、ポリクロロプレン、またはポリイソプレン(ブチルゴム);あるいはその他の開環重合型樹脂、縮合重合型樹脂、または天然高分子樹脂等を用いることができる。
さらに、ハイテックE−7025P、ハイテックE−2213、ハイテックE−9460、ハイテックE−9015、ハイテックE−4A、ハイテックE−5403P、ハイテックE−8237(以上すべて商品名、東邦化学株式会社製)、AQUACER507、AQUACER515、AQUACER840、(以上すべて商品名、ビックケミージャパン株式会社製)などが挙げられる。
熱可塑性樹脂をエマルジョンの状態で得る場合には、樹脂粒子を場合により界面活性剤と共に水に混合することによって調製することができる。例えば、アクリル系樹脂またはスチレン−アクリル酸共重合体系樹脂のエマルジョンは、(メタ)アクリル酸エステルの樹脂又はスチレン−(メタ)アクリル酸エステルの樹脂と、場合により(メタ)アクリル酸樹脂と、界面活性剤とを水に混合することによって得ることができる。樹脂成分と界面活性剤との混合の割合は、通常50:1〜5:1程度とするのが好ましい。界面活性剤の使用量が前記範囲に満たない場合には、エマルジョンが形成されにくく、また前記範囲を越える場合には、インクの耐水性が低下したり、密着性が悪化する傾向があるので好ましくない。
ここで使用する界面活性剤は特に限定されないが、好ましい例としては、アニオン系界面活性剤(例えば、ドデシルベンザンスルホン酸ナトリウム、ラウルリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモニウム塩など)、ノニオン系界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミドなど)を挙げることができ、これらは二種以上を混合して用いることができる。
また熱可塑性樹脂のエマルジョンは、上記した樹脂成分の単量体を、重合触媒および乳化剤を存在させた水中において乳化重合させることによっても得ることができる。乳化重合の際に使用される重合開始剤、乳化剤、分子量調整剤は常法に準じて使用できる。
重合開始剤としては、通常のラジカル重合に用いられるものと同様のものが用いられ、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、アゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化ジブチル、過酢酸、クメンヒドロパーオキシド、t−ブチルヒドロキシパーオキシド、パラメンタンヒドロキシパーオキシド等が挙げられる。重合反応を水中で行う場合には、水溶性の重合開始剤が好ましい。乳化剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムの他、一般にアニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤または両性界面活性剤として用いられているもの、およびこれらの混合物が挙げられる。これらは2種以上混合して使用することができる。
分散相成分としての樹脂と水との割合は、樹脂100重量部に対して水を好ましくは60重量部〜400重量部、より好ましくは100重量部〜200重量部の範囲が適当である。
熱可塑性樹脂として、樹脂エマルジョンを使用する場合、公知の樹脂エマルジョンを用いることも可能である。例えば特公昭62−1426号公報、特開平3−56573号公報、特開平3−79678号公報、特開平3−160068号公報、または特開平4−18462号公報各公報などに記載の樹脂エマルジョンをそのまま用いることができる。また、市販の樹脂エマルジョンを利用することも可能であり、例えばマイクロジェルE−1002、E−5002(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン;日本ペイント株式会社製)、ボンコート4001(アクリル系樹脂エマルジョン;大日本インキ化学工業株式会社製)、ボンコート5454(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン;大日本インキ化学工業株式会社製)、SAE1014(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン;日本ゼオン株式会社製)、またはサイビノールSK−200(アクリル系樹脂エマルジョン;サイデン化学株式会社製)などを挙げることができる。
本発明において、熱可塑性樹脂は、微粒子粉末として水性インク中の他の成分と混合されても良いが、樹脂微粒子を水媒体に分散させて、樹脂エマルジョンの形態とした後、水性インクの他の成分と混合することが好ましい。
水性インクの長期保存安定性、吐出安定性の観点から、本発明に好ましい樹脂微粒子の粒径は5nm〜400nmの範囲であり、より好ましくは50nm〜200nmの範囲である。
熱可塑性樹脂は、水性インク全量に対して、固形分換算で0.1wt%〜15.0wt%の範囲で含まれることが好ましく、0.5wt%〜10.0wt%の範囲で含まれることがより好ましい。水性インクにおいて、樹脂成分が少なすぎると、プラスチック表面に形成されるインク被膜が薄くなり、プラスチック表面との密着性が不充分になることがある。樹脂成分が多すぎると、インク組成物の保存中に樹脂の分散が不安定になったり、わずかな水分の蒸発で樹脂成分が凝集固化して均一な被膜が形成できなくなることがある。
本発明の水性インクに好ましい水溶性浸透溶剤と界面活性剤は、以下のものがあげられる。
水溶性浸透溶剤としては、1価アルコール、または多価アルコールおよびその誘導体が挙げられる。
1価アルコールとしては、特に炭素数1〜4の1価アルコール、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、またはn−ブタノールなどを用いることができる。
多価アルコールおよびその誘導体としては、炭素数2〜6の2価〜5価アルコール、およびそれらと炭素数1〜4の低級アルコールとの完全または部分エーテルを用いることができる。ここで多価アルコール誘導体とは、少なくとも1個のヒドロキシル基がエーテル化されたアルコール誘導体であり、エーテル化されたヒドロキシル基を含まない多価アルコールそれ自体を意味するものではない。
これらの多価アルコールおよびそれらの低級アルキルエーテルの具体例としては、1,2−ヘキサンジオール、1,3−ヘキサンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,3−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオール、1,3−オクタンジオール、1,2−ペンタンジオール等のジオール類、モノ、ジ若しくはトリエチレングリコール−モノ若しくはジ−アルキルエーテル、モノ、ジ若しくはトリプロピレングリコール−モノ若しくはジ−アルキルエーテルが挙げられ、好ましくはトリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノペンチルエーテル、またはプロピレングリコールモノブチルエーテルなどを挙げることができる。
水溶性浸透溶剤の含有量は、例えば、インク組成物全量に対して0.5wt%〜15.0wt%、好ましくは、1.0wt%〜8.0wt%である。
界面活性剤としては、シリコン系界面活性剤とアセチレングリコール系界面活性剤が好ましい。
シリコン系界面活性剤としては、ポリシロキサン系化合物等が好ましく用いられ、例えば、ポリエーテル変性オルガノシロキサン等が挙げられる。例えば、ビックケミー・ジャパン株式会社より、シリコン系添加剤BYK−306、BYK−307、BYK−333、BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−348等が好ましい。
アセチレングリコール系界面活性剤としては、サーフィノール104E、104H、104A、104BC、104DPM、104PA、104PG−50、104S、420、SE、SE−F、61、82、DF−110D(以上全て商品名、日信化学工業株式会社製)、アセチレノールE00、E00P(以上全て商品名、川研ファインケミカル株式会社製)等が好ましい。
特に好ましくは、シリコン系界面活性剤とHLB値が6以下のアセチレングリコール系界面活性剤とを同時に含む組み合わせである。また、上記界面活性剤の好ましい範囲は1wt%以下であるが、記録媒体やインクの種類に応じて適宜調整できる。
上述の水溶性浸透溶剤と界面活性剤を組み合わせて、水性インクの表面張力を23.0mN/m〜40.0mN/mの範囲で用いることが好ましく、より好ましくは25.0mN/m〜35.0mN/mの範囲である。
本発明の樹脂インクに好ましい水溶性樹脂溶剤は、樹脂インクに同時に添加している樹脂エマルジョンと相溶する水溶性溶剤から選ばれる。用いる樹脂によって最適な組み合わせはあるが、具体的には、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、N−ビニルピロリドン、2−ピロリドン等のピロリドン類、ジメチルスルホキシド、ε−カプロラクタム、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸イソプロピル、乳酸ブチル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサン等が好ましい。特に、十分な乾燥速度と皮膜化促進の点で、ピロリドン類が特に好ましい。
水溶性樹脂溶剤は樹脂インクに添加するものであるが、有彩色および/または無彩色のインクに添加しても問題なく、より皮膜を強化する為に有効である。
水溶性樹脂溶剤添加量は、インク組成物全量に対して、好ましくは1.0wt%〜20.0wt%、さらに好ましくは2.0wt%〜15.0wt%である。
さらに、上述の水溶性溶剤類で、特に水溶性浸透溶剤は、オクタノール/水分配係数(以下、log Powとする)が特定の値の組み合わせで配合することで、密着性の優れた印刷物とするためのインクを得ることができる。例えば、上述のジエチレングリコールモノブチルエーテル(log Pow:0.56)、プロピレングリコールモノブチルエーテル(log Pow:1.15)やジプロピレングリコールモノプロピルエーテル(log Pow:0.87)、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル(log Pow:1.7)、エチレングリコール−2−エチルヘキシルルエーテル(log Pow:2.46)、ジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル(log Pow:2.38)等のグリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤と、上述の1,2−ヘキサンジオール(log Pow:0.25)や1,2−ヘプタンジオ−ル(log Pow:0.78)、2,3−ヘプタンジオール(log Pow:0.6)、1,3−ヘプタンジオール(log Pow:0.9)等のアルキルジオールジオール系水溶性有機溶剤を組み合わせて同時に含むことができる。
オクタノール/水分配係数が0.1を超えるグリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤とアルキルジオール系水溶性有機溶剤は、各々インク組成物全量に対して、好ましくは0.5wt%〜10.0wt%、さらに好ましくは1wt%〜5.0wt%である。
また、これらの溶剤と共に、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーを同時に含むことが好ましく、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタム、およびこれらのモノマーを含む水溶性の共重合体として、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、ビニルピロリドン・メタクリルアミド共重合体、ビニルカプロラクタム・メタクリルアミド共重合体などが挙げられる。これらの水溶性ポリマーは、水性インク全量に対して、固形分換算で0.05wt%〜5wt%の範囲で含まれることが好ましく、0.1wt%〜2.5wt%の範囲で含まれる。
水は、本発明の水性インクの主な媒体であり、好ましい水は、イオン性の不純物を極力低減することを目的として、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水を用いることができる。また、紫外線照射、又は過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、顔料分散液及びこれを用いた水性インクを長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができるので好適である。
さらに必要に応じて添加するものとして、保湿剤、防腐剤・防かび剤、pH調整剤、溶解助剤、酸化防止剤、金属トラップ剤などがあげられる。
保湿剤としては、乾燥時に塗膜中に残留しないものが好ましく、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ヘキシレングリコール、2,3−ブタンジオール等が挙げられる。
防腐剤・防かび剤の例としては、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン(ICI社のプロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセルGXL、プロキセルXL−2、プロキセルTN)などが挙げられる。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機アルカリ、アンモニア、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、モルホリン、リン酸二水素カリウムまたはリン酸水素二ナトリウム等が挙げられる。
溶解助剤としては、尿素、チオ尿素、ジメチル尿素、テトラエチル尿素、アロハネート、メチルアロハネートなどのアロハネート類、ビウレット、ジメチルビウレット、テトラメチルビウレットなどのビウレット類などがあげられる。
金属トラップ剤としては、エチレンジアミン4酢酸2ナトリウムなどがあげられる。
(実施例)
本発明の実施形態を、以下の実施例を用いて説明する。なお、これらの実施例は、本発明を制限するものと見なされるべきではなく、現在の実験データに基づいて本発明の最も知られている組成物を製造する方法を単に適切に教示するものである。従って、本明細書では代表的な組成物及びその製造方法を明示する。
〔インクの調製〕
(有彩色インクの組成1の調整)
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を4%、着色剤の分散樹脂としてアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体(分子量25,000、ガラス転移温度80℃、酸価180) 2%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 2%、水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール 5%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.6%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.2%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 10%、純水 残量にて、シアンインクを調整した(すべて重量%、以下の実施例も同様)。
(有彩色インクの組成2〜5の調整)
有彩色インク1に対して、組成2:C.I.ピグメントレッド122、組成3:C.I.ピグメントイエロー180、組成4:C.I.ピグメントオレンジ43、組成5:C.I.ピグメントグリーン36に着色剤を代えて、各々マゼンタインク、イエローインク、オレンジインク、グリーンインクを調整した。
(無彩色インクの組成6の調整)
着色剤として、カーボンブラックのMA77(商品名、三菱化学株式会社製) 4%、着色剤の分散樹脂としてアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体(分子量25,000、ガラス転移温度80℃、酸価180) 2%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 2%、水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール 5%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.4%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.2%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 10%、純水 残量にて、ブラックインクを調整した。
(無彩色インクの組成7の調整)
着色剤として、カーボンブラックのカラーブラックS170(商品名、デグサ・ヒュルス社製)を次亜塩素酸ナトリウムにて表面酸化しながら分散して、表面処理型カーボンブラックを作成した。
この表面処理カーボンブラック 4%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 4%、水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール 5%、界面活性剤としてサーフィノール104PG−50(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.5%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 10%、純水 残量にて、表面処理型のブラックインクを調整した。
(樹脂インクの組成8の調整)
樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 6%、AQUACER515 を2%、水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール 5%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.6%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.2%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、ヘキシレングリコール5%、保湿剤としてプロピレングリコール 3%、純水 残量にて、樹脂インクを調整した。
(樹脂インクの組成B1の調整)
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を4%、着色剤の分散樹脂としてアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体(分子量25,000、ガラス転移温度80℃、酸価180) 2%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 2%、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるアルキルジオール系の水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール(log Pow:0.25) 3%、グリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤としてジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル(log Pow:2.38) 1%、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーとしてポリビニルピロリドン(K−15) 0.3%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.4%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.1%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 8%、純水 残量にて、シアンインクを調整した。
(有彩色インクの組成B2〜B5の調整)
有彩色インクB1に対して、組成B2:C.I.ピグメントレッド122、組成B3:C.I.ピグメントイエロー180、組成B4:C.I.ピグメントオレンジ43、組成B5:C.I.ピグメントグリーン36に着色剤を代えて、各々マゼンタインク、イエローインク、オレンジインク、グリーンインクを調整した。
(無彩色インクの組成B6の調整)
着色剤として、カーボンブラックのMA77(商品名、三菱化学株式会社製) 4%、着色剤の分散樹脂としてアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体(分子量25,000、ガラス転移温度80℃、酸価180) 2%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 2%、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるアルキルジオール系の水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール(log Pow:0.25) 2%、グリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤としてジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル(log Pow:2.38) 2%、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーとしてポリビニルピロリドン(K−15) 0.2%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.4%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.1%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 8%、純水 残量にて、ブラックインクを調整した。
(無彩色インクの組成B7の調整)
着色剤として、組成7に使用した表面処理カーボンブラック 4%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 4%、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるアルキルジオール系の水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール(log Pow:0.25) 2%、グリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤としてジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル(log Pow:2.38) 2%、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーとしてポリビニルピロリドン(K−15) 0.15%、界面活性剤としてサーフィノール104PG−50(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.5%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 10%、純水 残量にて、表面処理型のブラックインクを調整した。
(樹脂インクの組成B8の調整)
樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 6%、AQUACER515 を2%、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるアルキルジオール系の水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール(log Pow:0.25) 3%、グリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤としてジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル(log Pow:2.38) 1%、ビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーとしてポリビニルピロリドン(K−15) 0.15%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.4%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.1%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 6%、純水 残量にて、樹脂インクを調整した。
〔印刷〕
被記録面がプラスチックフィルムで非吸収性の記録媒体としてのPETメディアのコールドラミネートフィルムPG−50L(商品名、ラミーコーポレーション社製)、低吸収性の記録媒体としていわゆる印刷本紙として使用されているグロス系微コート紙のOKトップコート+(商品名、王子製紙株式会社製)について、紙案内部にヒーターを取り付けて40℃に調整したインクジェットプリンターPX−930(商品名、セイコーエプソン株式会社製、ノズル解像度180dpiの)を用い、上述の組成1〜8のインクセット及び組成B1〜B8の8色インクセットのインクを充填して360dpiにて印刷を行った。印刷直後に印刷物を60℃乾燥機にて1分間乾燥した。得られた画像は、良好な画質品質、耐擦性が得られた。
(比較例)
〔インクの調製〕
(有彩色インクの組成9の調整)
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3 を 4%、着色剤の分散樹脂としてアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体(分子量25,000、ガラス転移温度80℃、酸価180) 4%、樹脂エマルジョンとしてスチレンーアクリル酸共重合体(分子量50,000、酸価130、平均粒子径75nm) 2%、水溶性浸透溶剤として1,2−ヘキサンジオール 5%、界面活性剤としてBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン(株)製のポリエーテル変性オルガノシロキサン) 0.6%、サーフィノールDF−110D(商品名、日信化学工業株式会社製) 0.2%、水溶性樹脂溶剤として2−ピロリドン 5%、保湿剤としてプロピレングリコール 5%、純水 残量にて、シアンインクを調整した。
(有彩色インクの組成2〜4の調整)
有彩色インク1に対して、組成2:C.I.ピグメントレッド122、組成3:C.I.ピグメントイエロー180、組成4:カーボンブラックのMA77(商品名、三菱化学株式会社製)に着色剤を代えてインクを調整した。
〔印刷〕
本発明のインクと同様に印刷試験を行った。ただし、インクジェットプリンターPX−930に組成9、組成2〜4の4色のインクを充填し、残りの4色分はオレンジインク、グリーンインク、表面処理カーボンブラックを使った無彩色インク、樹脂インクの代わりに水を充填して印刷を行った。印刷直後に印刷物を60℃乾燥機にて1分間乾燥した。得られた画像は、本発明のインクセットに比較して、グロス系微コート紙のOKトップコート+の黒濃度が低く、カラーガマット体積も小さくて画質品質が劣っていた。更に、耐擦性は全色で本発明のインクに劣っていた。
本発明は、インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法に関して、記録媒体のインク吸収性によらず画質と耐擦性に優れ、吐出安定性にも優れるインクジェット記録方式の印刷方法ついて、産業上の利用可能性を有する。

Claims (6)

  1. インク非吸収性および低吸収性の記録媒体にインクジェット記録方式で画像を形成する印刷方法であって、
    (1)有彩色および/または無彩色のインクと、着色剤を含まず少なくとも樹脂粒子を含む樹脂インクからなる水性インクセットであって、
    (2)有彩色インクと無彩色インクは、少なくとも水不溶性の着色剤、水溶性および/または非水溶性の樹脂成分、水溶性浸透溶剤、界面活性剤を含み、
    (3)樹脂インクは、水には不溶であるが水溶性樹脂溶剤には相溶する熱可塑性の樹脂粒子、水溶性樹脂溶剤を少なくとも含み、かつ樹脂粒子は有彩色インクおよび無彩色インクに含まれる着色剤の含有率以上を含み、
    (4)樹脂インクに含まれる不揮発性分の含有率が、樹脂インク中に含まれる樹脂成分の含有率の1/4以下であり、
    (5)各色あたりの印刷解像度が360dpi(ドットパーインチ)以上で、印刷解像度に対するインクジェットノズルの解像度比が1倍から2倍の範囲であり、インク粘度が1.5mPa・s〜15mPa・s(20℃)であり、
    (6)印刷中および/または印刷後に乾燥工程を含むことを特徴とするインクジェット記録方式の印刷方法。
  2. 前記無彩色インクがブラックであり、前記無彩色インクが異なる色濃度の2種以上のブラックインクからなり、かつその内の少なくとも1種類が表面処理型のカーボンブンラックからなることを特徴とする請求項1に記載の印刷方法。
  3. 前記有彩色が、プロセスカラーに加えて、さらにスペシャルカラーを含み、かつ、スペシャルカラーがオレンジとグリーンからなることを特徴とする請求項2に記載の印刷方法。
  4. 前記有彩色、無彩色インク、樹脂インクが、シリコン系界面活性剤とHLB値が6以下のアセチレングリコール系界面活性剤とを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の印刷方法。
  5. 前記有彩色、無彩色インク、樹脂インクが、オクタノール/水分配係数が0.1を超えるグリコールモノエーテル系水溶性有機溶剤とアルキルジオール系水溶性有機溶剤を同時に2種以上含み、かつビニルラクタム類を含有する水溶性ポリマーを同時に含むこと特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の印刷方法を備えていることを特徴とする印刷装置。
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