JP2009084143A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 高屈折率の誘電材料の薄い層と低屈折率の誘電材料の薄い層が交互になった積重体により形成された反射防止コーティング（６）を少なくとも一方の面に有するガラス基材（１）であって、当該積重体を形成する誘電材料の薄い層のおのおのが単一の金属種を含み、当該基材（１）は強化、曲げ加工又は徐冷のような熱処理を受けるものであり、当該熱処理による当該コーティング（６）の光学的性質が変化するのを防止するため、当該反射防止コーティング（６）の一部分を形成していて且つアルカリの拡散に対する遮蔽層として働く少なくとも一つの層がナトリウムイオンのようなアルカリイオンと接触して劣化しやすい積重体の一つ又は複数の層（４）と当該基材（１）との間に存在していて、当該低屈折率の誘電材料層（３、５）の屈折率は１．３５〜１．７０であり、当該高屈折率の誘電材料層（２、４）の屈折率は少なくとも１．８０であることを特徴とするガラス基材。
2. 前記低屈折率の誘電材料層（３、５）の屈折率が１．３８〜１．６５であり、前記高屈折率の誘電材料層（２、４）の屈折率が１．８０〜２．６０、好ましくは２．１０〜２．３５であることを特徴とする、請求項１記載のガラス基材。