JPS5945943A - 熱線遮断ガラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱線遮断ガラスに関するもので、建築物の窓ガ
ラスや自動車のウィンドに装着することにより、室内へ
の太陽輻射熱の侵入を防ぎ、冷房負イ；すの低減をはか
るものである。

従来、熱線遮ｗ【ガラスとし゛（交互多１−干渉ｌｌＡ
によるものが提案されていたが、従来のＰＡ　ＩＭ　ｍ
　Ｄカラスでは、反射バンド中がそれほど人きくとれな
いために熱線遮断〃Ｊ率が充分でなく、パン１゛中を広
げようとすると１−数を非常に多く必要とするためコス
ト高になる問題点がある。また、交に多１−干渉膜を付
加した面の反対側の面に赤外線遮…［膜を付加して熱線
遮断効率を上げたものも提案されていたが、このものに
つい”（は、この面での可視域反射が増大してしまうと
いう問題があった。これを避けるためには、この面の上
に一１６Ｊ以］二の反射防止膜を形成する必要があり、
これもｍｌス）　Ｉｌ、ｌｉにつながる。

本発明はＦ起点に温みて案出されたもので、少ないｊ−
数で高い熱線遮１４１ｉ　ｉＡＩ率を有し、１１つ低い
可視域反射率を実現することを目的としたものである。

そしζ、本発明はこの目的達成のため基板−Ｌに第１１
ｍとして任意膜厚の赤夕１線遮断１１菌（例：１”ｒｏ
）を形成し、以下０４２　Ｍから第（２ｎ　＋　２）１
−（ｎは正整数）までは光学１）Ｑ１ゾがλ／４の交り
１−を、さらにその上にλ／８１−を設け、かつ、第２
１−以下の屈折率は、ｆｊＬ　２層を−Ｇ屈折率とする
１輛屈折率層と低屈折率１−の交互１−とするという基
本的構成を採知したものである。

従って、例えば光学＋１Ａ厚λ／４の１−が５１ｍ（ｎ
−２）の場合であれば、第２層から第６層までの交ｌ１
１−は、ある決った波長の赤外線を反射し、反射されず
にλ／４交互層を透過した波長の赤外線は、第１１−の
赤外線遮断膜によって遮断される。

そのため、赤夕１線遮断層を、裏面に付加した場合に較
べると、反射防止膜が不要の分だけ層数が少なく゛（ず
み、また、＋ｉＪ祝域反射率も本発明の構成による方が
優れている。

以１ζ本発明の一実施例を図に基づい”（説明する。

ｈ′３１図は本発明になる熱線遮断ガラスの第１の実施
例の構成を；ｌ＜シ、光学１模厚がλ／４の層が５ノー
（ｎ　＝　２　）の場合である。ここで、λは遮断した
い熱線の中心波長であり、また、光学膜厚とは実際の股
ｊソに屈折率を乗じた厚さである。８はガラス基板（屈
折率ｎｇ＝１．５３）で、その片ｉ１＋ｉに＋Ｊ本発明
に係る熱線遮断膜が積１！　Ｌ　’（ある。１は第１層
で、赤外線ｉ！Ａ！、断能を持ら、月っｉ＋Ｊ祝域での
透明度に４ｇれた１模を１１．怠なＩＩ！Ｑ　Ｉソとし
たものである。

赤外域遮断率を持つ物質の例としては、ｌ　ｎ　２０３
Ｓｎ０２（通信、ｌ　Ｉ”　０　）　、　　Ｓ　ｎ　０
２−　Ｓ　ｂ　２０３等があげられる。

２．４．６は各々第２．第４．第６１−で高屈折率物質
１”　ｉ　０２の光学１模ｒｙλ／４Ｍ、３．５は各々
第３．第５ｊ−で低屈折率物質Ｓ　ｉ　Ｏ２の光学１ｊ
Ｑｊゾλ／４層、７は第７１−で低屈折率物質Ｓ　ｉ　
０２の光学膜厚λ／８１−である。これらの股は之貞空
蒸着法、スパッタ法、ディゾ法等により作成さＪ＋る。

そして、上記構成の熱線遮断カラスに１１−を設けた面
の方向から光が入射した場合、遮１ｌＩｉ中心技にλ近
傍の波長をもつ赤外線は、２へ・６の光学＋１Ａ厚λ／
４層によって反射される。そし゛Ｃ反射されずに光学膜
厚λ／４１−を透過した波緻の赤夕（線は、第１１！＋
１赤Ａ線遮断股によって遮断される。また股を設けた面
の裏の方向から光が入射した場合は、遮断と反射の順序
か逆転するが効果は同しである。

従って、熱線遮Ｗｔ３ｄｔ率は、従来の干渉反射のみに
よる熱線反射膜よりも１ｋＩｉい。光学１模厚がλ／８
の第７１−は０Ｊ視域の反射を人中に低減する効果を有
するものである。

ここで第２図に、本実施例において第１１−を■’Ｉ’
　０とし、その）ＩＱ厚を２０００人、λ−１，０５ｐ
　ｍとした時の分光透過率を示す。第２図において実線
Ａが本実施例の熱線遮断ガラスの５）光透過特性であり
、破線１３は従来の６層構造、ずなわら本実施例の第２
〜第７１−をガラス基板上に設けた場合の分Ｏかり透過
率である。第２図より明らかなように、本実施例への方
が長波長域透過率が（ＩＫ　＜、熱線の遮断性能が優れ
ていることがわかる。また、り視域透過率は同レベルで
ある。これをエアーマスＡ　Ｍ　ｈ＜　Ｏの光に対する
遮断率で見てみると、本実施例Ａの場合は、可視域（０
，４〜０．７ノ１ｍ）遮断率４％、赤外域（（１，７〜
２．５μｍ）遮断率５８％であり、従来構成Ｂの場合は
、可視遮断率４ば、赤り１域遮断率５３％である。ＡＭ
Ｏでの性能評価を行うと赤外域遮断率で５シロの差でし
かないか、これは太陽直射光が２　、ｕ　ｍ　Ｅ、Ｊ　
、Ｉｘの波長のひかりを少ししか含んでいないためであ
る。実際の場合を考えると、太陽直射光日夕１に、太陽
光で加熱された周囲の物体からの輻射光か多く存在して
おり、この光は２７７　ｍ　ＪＪ上の波長の光がほとん
どであり、本実施例の熱線遮断カラスは第１層赤り１線
遮１１Ｊｒ層によってこの光を効率、１、＜　ｍ　１４
１ｉ　’４る。従っ゛Ｃ１本実施例の熱わλ遮断カラス
を′Ａ際に自動用や建築物の窓ガラスに用いた場合、そ
の効果は非席′に大きいものである。

また、光学膜厚ス／４）−を設けた面と反対側の基板面
に赤り１綿遮ｌυ１１模を設けるごとによって本実施例
Ａと同程度の性１１１８を得ることか口Ｊ能Ｃあるが、
この場合、ＩＵＮ反射率をイルρｌ！４°るために赤外
線遮断膜上に、さらに−ｌ−ｌとし１ユの反射防１に）
漢を設置Ｉる必要があり、本実施例に較べて；Ｊスト篩
となる。

尤も本実施例では、第１）−の赤り１線越断ｊ−の１１
＠厚を２０００人としたが、これは２０００人に１（足
られたものではなく　、＋、ｔｇ　、ｇのＩＩＡ厚でよ
い。ごこで第３図に、第１１ｉｄｌｌＡ厚と可視域平均
反射率の関係を示す。実線Ａが屈折率１．８の場合、破
線Ｂが屈折率２．０の場合である。第３図よりわかるよ
うに、第ＩＩ−の；模厚が人きくなるに従がい、可視域
平均（又６・１率は一定値（屈折率１．８で約２．５％
、屈折率２．０で約３．３％）に近づくのみで、反射率
が大きくなったりはしない。この反射率は基板ガラスの
反射率と較べ′（も小さいので、熱線遮１ｕｉ効率を号
えて〜４１１−赤外線遮断膜を厚くすることも自由であ
る。また、Ｉ　ｎ２０３　　Ｓ　ｎ　Ｏ２やＳ　ｎ　Ｏ
２−３ｂ２０３等は導電性を有しており、ヒータ・電（
ｔｆｉシールド等の性ｈｔｉも兼ね備えることができる
。

ここ−ｃ本実ｈｉｌ！例の第２図Ａは、第１　Ｊ＃　［
Ｔ　Ｏを、”’２０３９５ｗｔ％−３ｎＯ２５ｗｔ％を
）京料とし°（真空蒸着法で作成した場合の例であり、
この特性は原料組成・作成法等の条件によっである程度
変化するものであるが、この程度の遮断能をもった肋を
作成することは容易である。

次に本発明の他の実施例を示す。第４図は８４１の実施
例と材料・１模厚・製法等は同様であるが、光学）模厚
λ／４１−の数４４１わ１３　ｎか異ムる場合の実施例
の分光ＪΔ過特（１１を示ず。第４図において、実線Ａ
はｎ　−３ずなわら光学１１Ａ厚λ／４の数か７ｊ−１
破線１３はｒｌ−１ず４ｔわらλ／、４ｊ−の数か；３
ｊ−の場合の特性である。λ／４十渉によるＩＸＸ職域
約０．８〜１．３　、＋Ｉ　ｍ　）においては、ｒｌか
人ノ、１６程反射効率が向いが、それ以上の波ｋにおい
ｃ　Ｌ；ｌどららも伽れた遮断性能庖有し７て４．す、
ＩＵ）見ｊ６過性１ｉｌｌ：も伽れたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ガラスの一実施例を示ず１４１ｉ面図、
第２図及び第３図は第１図図示カラスの効果説明に供す
るグラフ、第４図は本発明ガラスの他の実施例の効果説
明に供゛４るグラフである。 ８・・・ガラス。 代理人弁理士　岡　部　　　隆 第１図 第２図 最長（μｍ） ・ｌ　　３　１”１ 第４図 最　長　（μｍ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基板上に第１Ｉ−として任、ｔ！：膜厚の赤外線遮断膜
   を、その上の第２層以下第（２ｎ＋２）ｌ＆（ｎは正整
   数）までは光学膜厚が熱線域の設計波長λの１／４厚の
   膜（λ／４厚の膜）を、その上にｅ４ｓ（２，ｎ＋ａ）
   層としてほぼ光学膜厚が熱線域の設ｉｌｌ波長λの１／
   ８のＩｌ桑（λ／８厚のｌ桑）をイ責ｊ−シてなり、第
   １１−の屈折率をｎｌ、第２層の屈折率をｎ２とすると
   ［１１＜　ｎ　２とし、第２１−より以下は、ｇ４４２
   層を高屈折率材料より成る＋１Ａとし、以下１１４＋屈
   折率層と低屈折率層を交互に積層してなる熱線遮１１７
   ｉガラス。