JPH0433749B2 - - Google Patents
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- JPH0433749B2 JPH0433749B2 JP58134929A JP13492983A JPH0433749B2 JP H0433749 B2 JPH0433749 B2 JP H0433749B2 JP 58134929 A JP58134929 A JP 58134929A JP 13492983 A JP13492983 A JP 13492983A JP H0433749 B2 JPH0433749 B2 JP H0433749B2
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Description
本発明は電磁遮蔽ウインドガラスに関する。
本発明の電磁遮蔽ウインドガラスは、車両、航
空機、建築物のウインドガラスに用いることがで
きる。例えば、自動車用窓ガラスに本発明の電磁
遮蔽ウインドガラスを用いると、車載電子機器に
対する外来電波によるノイズ(EMI:電磁干渉)
を防止できると共に、日射の車室内への侵入を抑
制することができ、ノイズの防止、車室内温度の
上昇防止に有用である。 自動車等においては、ウインドガラスを通して
外来電波が侵入する。この外来電波は、車載電子
機器に対してノイズとなる場合がある。従来はか
かるEMIを防止するため、車載電子機器個々で
耐EMI性の対策がなされており、ウインドガラ
ス自体には何等対策が施されていなかつた。従つ
て、EMI対策用の電子部品が増え、コスト増の
原因となつていた。 また、日射により車内温度が上昇し、特に夏場
または日中の駐車時等において、エアコンの効き
不良等により乗車時の不快感が大きいという問題
があつた。従来、かかる対策として、採光には影
響の少ない赤外線域の波長を反射する熱線反射膜
を自動車のウインドガラスに設けたものがある
が、まだ十分とは言えなかつた。 本発明は上記従来技術の問題を解決するために
なれたもので、電磁波を遮蔽すると共に赤外線の
侵入を大幅に抑止できる電磁遮蔽ウインドガラス
を提供することを目的とする。 かかる目的は、本発明によれば、ガラス基板上
に、光学薄膜を多層に積層した熱線反射膜が設け
られ、この光学薄膜の一つとして、電磁遮蔽用透
明導電性薄膜が用いられている電磁遮蔽ウインド
ガラスであつて、電磁遮蔽用透明導電性薄膜とし
てITO膜(インジウムオキサイド(In2O3)と二
酸化錫(SnO2)の固溶体)を用い、そのITO膜
とTiO2膜とを交互に多層に積層して熱線反射膜
が構成されている電磁遮蔽ウインドガラスによつ
て達成される。 本発明においては、電磁遮蔽用透明導電性薄膜
を熱線反射膜の一部として設けたため、ウインド
ガラスを通つて外来電波が侵入するのを抑止で
き、車室内の電磁環境の改善が図れる。 また、熱線反射膜の一部として用いられている
電磁遮蔽用透明導電性薄膜は、熱線吸収機能を有
するため、従来の熱線反射膜より大きな熱線遮断
効果を有する。このため、車室内の温度上昇を防
止することができ、エアコンの効き等を良くする
ことができる。 次に、本発明の電磁遮蔽ウインドガラスを詳細
に説明する。 本発明の電磁遮蔽ウインドガラスは、上記した
如く、ガラス基板上に、光学薄膜を多層に積層し
た熱線反射膜が設けられ、この光学薄膜の一つと
して、電磁遮蔽用透明導電性薄膜が用いられてい
る電磁遮蔽ウインドガラスであつて、電磁遮蔽用
透明導電性薄膜としてITO膜(インジウムオキサ
イド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固溶体)を
用い、そのITO膜とTiO2膜とを交互に多層に積
層して熱線反射膜が構成されていることが特徴で
ある。 本発明において、ガラス基板としては通常用い
られている強化ガラス、合わせガラス等を用いる
ことができる。 熱線反射膜は、使用時におけるガラス基板の外
側に設けてもよく、また内側に設けてもよい。ま
た、合わせガラスの場合はガラスの合わせ面に設
けることができる。 本発明においては、熱線反射膜として、ITO膜
(インジウムオキサイド(In2O3)と二酸化錫
(SnO2)の固溶体)とTiO2膜とを交互に多層に
積層した光学薄膜を用いる。光学薄膜とは、ガラ
ス等の基板表面上に、この基板表面における反射
防止、反射増加等を目的として形成された薄膜で
あり、光の干渉効果を利用するものである。光学
薄膜は、高屈折率物質としての酸化チタン
(TiO2)と低屈折率物質としてのITO(インジウ
ムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固
溶体)とを交互に多層に積層した多層膜として形
成される。 光学薄膜を多層膜として形成すると、反射防止
効果、反射増加効果を一層高めることができる。
また、反射防止、反射増加を生じさせる光の波長
域を広げたり、薄膜を形成する物質の屈折との関
係において、この物質の選択の自由度を増すこと
ができる。 本発明においては、熱線反射膜を構成する光学
薄膜の一つとしてITO膜(インジウムオキサイド
(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固溶体)の電磁
遮蔽用透明導電性薄膜が用いられる。この透明導
電性薄膜の膜厚は、本発明の電磁遮蔽用ウインド
ガラスが透明であることが必要なため、可視光の
波長域の電磁波は透過するように、100Å〜数μ
の範囲とする。なお、透明導電性薄膜の膜厚は熱
線反射膜を形成する光学薄膜の一つとして用いる
ためには、λ/4(λ:反射しようとする赤外線
の波長)となる。また、この電磁遮蔽用透明導電
性薄膜の表面抵抗(シート抵抗)は数百Ω/□以
下であることが望ましい。 この透明導電性薄膜の接地は、ウインドガラス
に接触する導電性接着材、スペーサ、ダム、クリ
ツプ等の支持部材により直接接地してもよく、ま
たは容量結合により高周波接地をしてもよい。 本発明においては、熱線反射膜として、高屈折
率物質であるTiO2膜と低屈折率物質であるITO
膜を積層させた多層膜を用いる。 このとき、熱線反射膜における各光学薄膜の膜
厚は、光学的膜厚でλ/4(λ:反射しようとす
る赤外線の波長)である。但し、熱線反射膜の最
上層の膜厚はλ/8とする。 なお、熱線反射膜の最上層にSiO2膜を用いる
ことにより、可視光領域における反射を防止でき
る。 上記熱線反射膜は、ガラス基板上等に、真空蒸
着法、スパツタリング、イオンプレーテイング等
の適宜な表面処理技術によつて形成される。 本発明によれば、外界から入射した赤外線は、
熱線反射膜で位相干渉を起こし、車室内に侵入す
るのが抑制され、大部分(40%程度)が反射して
外界へ戻る。なお、ITO膜を赤外線が透過する中
で、吸収(20〜30%程度)され、合計60〜70%の
赤外線が車室内に侵入するのが抑止される。 一方、外界から入射した電波は、透明導電性薄
膜により電磁遮蔽され、透明導電性薄膜に誘起し
た高周波電流は、接地部を介してボデーに流れ、
車室内への電波の侵入を抑止する。なお、透明導
電性薄膜は絶縁層を隣とした多層膜構造となつて
いる為、境界面での電波インピーダンスの違いか
らミス・マツチ・ロスがあり、単層の透明導電性
薄膜に比べ電磁遮蔽効果は大きい。 本発明は、上記の如く構成されているため、以
下のような効果を奏する。 (イ) 本発明の電磁遮蔽は、熱線反射膜だけのとき
に比べ、透明導電性薄膜が熱線吸収作用をする
ため、全体として熱線遮断率が20〜30%向上す
る。 (ロ) 本発明によれば、1つのガラス表面で、電波
の侵入と赤外線の侵入を同時に防止することが
でき、コツトパフオーマンス上も非常に有効
で、実用的である。 (ハ) 電子機器の耐EMI性に要するコストの低減
化と、エアコンのクールダウン性能の向上が可
能となる。 (ニ) 透明導電性薄膜(ITO膜)を含む熱線反射膜
構造の為、生産上の省力化ができる。 (ニ) 透明導電性薄膜(ITO膜)が多層構造とされ
ているため、膜厚が薄くても比較的電磁遮蔽効
果が大きい。 (ヘ) ウインドガラスの使用目的上の多機能化が図
れ、商品力が向上する。 次に、本発明の望ましい実施例を図面を参考に
して説明する。 実施例 1 第1図は本発明の電磁遮蔽ウインドガラスを適
用した自動車を示す斜視図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第2図の−部分拡大図
である。 第1図において、ハツチングが施されている部
分に本発明の電磁遮蔽ウインドガラスが装着され
ている。 第2図において、1はガラス基板であり、この
ガラス基板1上に熱線反射膜2が設けられてお
り、このガラス基板1の熱線反射膜2により本発
明の電磁遮蔽ウインドガラス3が形成される。電
磁遮蔽ウインドガラス3は、窓枠4とモール5の
間に導電性接着剤6によつて固定される。なお、
7は導電性接着剤6のはみ出しを防止するダムで
あり、8は電磁遮蔽ウインドガラス3と窓枠4の
隙間を埋め、かつ電磁遮蔽ウインドガラス3の下
方へのずれを防ぐスペーサである。上記電磁遮蔽
ウインドガラス3は、導電性接着剤6によりボデ
ー(窓枠4)に接地されている。 第3図にその部分拡大図が示されているよう
に、熱線反射膜2は6層の光学薄膜からなる。こ
の光学薄膜としては、高屈折率物質である酸化チ
タン(TiO2)2aと低屈折率物質であり、かつ
電磁遮蔽用透明導電性薄膜であるITO(インジウ
ムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固
溶体)2bが用いられており、交互に多層に積層
されている。 酸化チタンの光学薄膜2aおよびITOの光学薄
膜2bの光学膜厚nd(nは屈折率、dは膜厚)
は、それぞれ反射すべき赤外線の波長の1/4であ
る。また、最上層を形成するITOの光学薄膜3b
の光学膜厚ndは、前記赤外線の波長の1/8であ
る。 例えば、反射すべき赤外線の波長を1050mμ程
度に設定すると、この波長に対応する酸化チタン
の屈折率は約2.4であり、ITOの屈折率は約1.6程
度であるため、この場合酸化チタンの光学薄膜3
aの膜厚は1000Å程度、ITOの光学薄膜3bの膜
厚は1640Å程度であり、最上層のITOの光学薄膜
2bのみ820Å程度となる。 この熱線反射膜2の各光学薄膜はそれぞれRF
マグネトロンスパツタリング法によつて、ガラス
基板1上に形成した。そして、スパツタ後、350
℃に90分間保つ熱処理を施した。 実施例 2 第4図は本発明の第2実施例に係る電磁遮蔽ウ
インドガラスの部分断面図である。 第2実施例においては、熱線反射膜の最上層膜
がSiO2膜2cから形成されていることを除き他
は全く第1実施例と同様にして本発明の電磁遮蔽
ウインドガラスを製造した。 なお、SiO2膜2cの膜厚は900Å程度にした。 比較例 第1実施例におけるITO膜2bのかわりに、
SiO2膜を設けた熱線反射膜を製造し、これを従
来例とした。このとき、SiO2膜の膜厚は中間の
ものが1810Å、最上層のみ900Å程度とした。 上記第1実施例と第2実施例および比較例で製
造したウインドガラスを用い可視光反射率、赤外
線反射率、ITO膜の赤外線吸収率および赤外線遮
断率を調べた。その結果を第1表に示す。
空機、建築物のウインドガラスに用いることがで
きる。例えば、自動車用窓ガラスに本発明の電磁
遮蔽ウインドガラスを用いると、車載電子機器に
対する外来電波によるノイズ(EMI:電磁干渉)
を防止できると共に、日射の車室内への侵入を抑
制することができ、ノイズの防止、車室内温度の
上昇防止に有用である。 自動車等においては、ウインドガラスを通して
外来電波が侵入する。この外来電波は、車載電子
機器に対してノイズとなる場合がある。従来はか
かるEMIを防止するため、車載電子機器個々で
耐EMI性の対策がなされており、ウインドガラ
ス自体には何等対策が施されていなかつた。従つ
て、EMI対策用の電子部品が増え、コスト増の
原因となつていた。 また、日射により車内温度が上昇し、特に夏場
または日中の駐車時等において、エアコンの効き
不良等により乗車時の不快感が大きいという問題
があつた。従来、かかる対策として、採光には影
響の少ない赤外線域の波長を反射する熱線反射膜
を自動車のウインドガラスに設けたものがある
が、まだ十分とは言えなかつた。 本発明は上記従来技術の問題を解決するために
なれたもので、電磁波を遮蔽すると共に赤外線の
侵入を大幅に抑止できる電磁遮蔽ウインドガラス
を提供することを目的とする。 かかる目的は、本発明によれば、ガラス基板上
に、光学薄膜を多層に積層した熱線反射膜が設け
られ、この光学薄膜の一つとして、電磁遮蔽用透
明導電性薄膜が用いられている電磁遮蔽ウインド
ガラスであつて、電磁遮蔽用透明導電性薄膜とし
てITO膜(インジウムオキサイド(In2O3)と二
酸化錫(SnO2)の固溶体)を用い、そのITO膜
とTiO2膜とを交互に多層に積層して熱線反射膜
が構成されている電磁遮蔽ウインドガラスによつ
て達成される。 本発明においては、電磁遮蔽用透明導電性薄膜
を熱線反射膜の一部として設けたため、ウインド
ガラスを通つて外来電波が侵入するのを抑止で
き、車室内の電磁環境の改善が図れる。 また、熱線反射膜の一部として用いられている
電磁遮蔽用透明導電性薄膜は、熱線吸収機能を有
するため、従来の熱線反射膜より大きな熱線遮断
効果を有する。このため、車室内の温度上昇を防
止することができ、エアコンの効き等を良くする
ことができる。 次に、本発明の電磁遮蔽ウインドガラスを詳細
に説明する。 本発明の電磁遮蔽ウインドガラスは、上記した
如く、ガラス基板上に、光学薄膜を多層に積層し
た熱線反射膜が設けられ、この光学薄膜の一つと
して、電磁遮蔽用透明導電性薄膜が用いられてい
る電磁遮蔽ウインドガラスであつて、電磁遮蔽用
透明導電性薄膜としてITO膜(インジウムオキサ
イド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固溶体)を
用い、そのITO膜とTiO2膜とを交互に多層に積
層して熱線反射膜が構成されていることが特徴で
ある。 本発明において、ガラス基板としては通常用い
られている強化ガラス、合わせガラス等を用いる
ことができる。 熱線反射膜は、使用時におけるガラス基板の外
側に設けてもよく、また内側に設けてもよい。ま
た、合わせガラスの場合はガラスの合わせ面に設
けることができる。 本発明においては、熱線反射膜として、ITO膜
(インジウムオキサイド(In2O3)と二酸化錫
(SnO2)の固溶体)とTiO2膜とを交互に多層に
積層した光学薄膜を用いる。光学薄膜とは、ガラ
ス等の基板表面上に、この基板表面における反射
防止、反射増加等を目的として形成された薄膜で
あり、光の干渉効果を利用するものである。光学
薄膜は、高屈折率物質としての酸化チタン
(TiO2)と低屈折率物質としてのITO(インジウ
ムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固
溶体)とを交互に多層に積層した多層膜として形
成される。 光学薄膜を多層膜として形成すると、反射防止
効果、反射増加効果を一層高めることができる。
また、反射防止、反射増加を生じさせる光の波長
域を広げたり、薄膜を形成する物質の屈折との関
係において、この物質の選択の自由度を増すこと
ができる。 本発明においては、熱線反射膜を構成する光学
薄膜の一つとしてITO膜(インジウムオキサイド
(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固溶体)の電磁
遮蔽用透明導電性薄膜が用いられる。この透明導
電性薄膜の膜厚は、本発明の電磁遮蔽用ウインド
ガラスが透明であることが必要なため、可視光の
波長域の電磁波は透過するように、100Å〜数μ
の範囲とする。なお、透明導電性薄膜の膜厚は熱
線反射膜を形成する光学薄膜の一つとして用いる
ためには、λ/4(λ:反射しようとする赤外線
の波長)となる。また、この電磁遮蔽用透明導電
性薄膜の表面抵抗(シート抵抗)は数百Ω/□以
下であることが望ましい。 この透明導電性薄膜の接地は、ウインドガラス
に接触する導電性接着材、スペーサ、ダム、クリ
ツプ等の支持部材により直接接地してもよく、ま
たは容量結合により高周波接地をしてもよい。 本発明においては、熱線反射膜として、高屈折
率物質であるTiO2膜と低屈折率物質であるITO
膜を積層させた多層膜を用いる。 このとき、熱線反射膜における各光学薄膜の膜
厚は、光学的膜厚でλ/4(λ:反射しようとす
る赤外線の波長)である。但し、熱線反射膜の最
上層の膜厚はλ/8とする。 なお、熱線反射膜の最上層にSiO2膜を用いる
ことにより、可視光領域における反射を防止でき
る。 上記熱線反射膜は、ガラス基板上等に、真空蒸
着法、スパツタリング、イオンプレーテイング等
の適宜な表面処理技術によつて形成される。 本発明によれば、外界から入射した赤外線は、
熱線反射膜で位相干渉を起こし、車室内に侵入す
るのが抑制され、大部分(40%程度)が反射して
外界へ戻る。なお、ITO膜を赤外線が透過する中
で、吸収(20〜30%程度)され、合計60〜70%の
赤外線が車室内に侵入するのが抑止される。 一方、外界から入射した電波は、透明導電性薄
膜により電磁遮蔽され、透明導電性薄膜に誘起し
た高周波電流は、接地部を介してボデーに流れ、
車室内への電波の侵入を抑止する。なお、透明導
電性薄膜は絶縁層を隣とした多層膜構造となつて
いる為、境界面での電波インピーダンスの違いか
らミス・マツチ・ロスがあり、単層の透明導電性
薄膜に比べ電磁遮蔽効果は大きい。 本発明は、上記の如く構成されているため、以
下のような効果を奏する。 (イ) 本発明の電磁遮蔽は、熱線反射膜だけのとき
に比べ、透明導電性薄膜が熱線吸収作用をする
ため、全体として熱線遮断率が20〜30%向上す
る。 (ロ) 本発明によれば、1つのガラス表面で、電波
の侵入と赤外線の侵入を同時に防止することが
でき、コツトパフオーマンス上も非常に有効
で、実用的である。 (ハ) 電子機器の耐EMI性に要するコストの低減
化と、エアコンのクールダウン性能の向上が可
能となる。 (ニ) 透明導電性薄膜(ITO膜)を含む熱線反射膜
構造の為、生産上の省力化ができる。 (ニ) 透明導電性薄膜(ITO膜)が多層構造とされ
ているため、膜厚が薄くても比較的電磁遮蔽効
果が大きい。 (ヘ) ウインドガラスの使用目的上の多機能化が図
れ、商品力が向上する。 次に、本発明の望ましい実施例を図面を参考に
して説明する。 実施例 1 第1図は本発明の電磁遮蔽ウインドガラスを適
用した自動車を示す斜視図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第2図の−部分拡大図
である。 第1図において、ハツチングが施されている部
分に本発明の電磁遮蔽ウインドガラスが装着され
ている。 第2図において、1はガラス基板であり、この
ガラス基板1上に熱線反射膜2が設けられてお
り、このガラス基板1の熱線反射膜2により本発
明の電磁遮蔽ウインドガラス3が形成される。電
磁遮蔽ウインドガラス3は、窓枠4とモール5の
間に導電性接着剤6によつて固定される。なお、
7は導電性接着剤6のはみ出しを防止するダムで
あり、8は電磁遮蔽ウインドガラス3と窓枠4の
隙間を埋め、かつ電磁遮蔽ウインドガラス3の下
方へのずれを防ぐスペーサである。上記電磁遮蔽
ウインドガラス3は、導電性接着剤6によりボデ
ー(窓枠4)に接地されている。 第3図にその部分拡大図が示されているよう
に、熱線反射膜2は6層の光学薄膜からなる。こ
の光学薄膜としては、高屈折率物質である酸化チ
タン(TiO2)2aと低屈折率物質であり、かつ
電磁遮蔽用透明導電性薄膜であるITO(インジウ
ムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の固
溶体)2bが用いられており、交互に多層に積層
されている。 酸化チタンの光学薄膜2aおよびITOの光学薄
膜2bの光学膜厚nd(nは屈折率、dは膜厚)
は、それぞれ反射すべき赤外線の波長の1/4であ
る。また、最上層を形成するITOの光学薄膜3b
の光学膜厚ndは、前記赤外線の波長の1/8であ
る。 例えば、反射すべき赤外線の波長を1050mμ程
度に設定すると、この波長に対応する酸化チタン
の屈折率は約2.4であり、ITOの屈折率は約1.6程
度であるため、この場合酸化チタンの光学薄膜3
aの膜厚は1000Å程度、ITOの光学薄膜3bの膜
厚は1640Å程度であり、最上層のITOの光学薄膜
2bのみ820Å程度となる。 この熱線反射膜2の各光学薄膜はそれぞれRF
マグネトロンスパツタリング法によつて、ガラス
基板1上に形成した。そして、スパツタ後、350
℃に90分間保つ熱処理を施した。 実施例 2 第4図は本発明の第2実施例に係る電磁遮蔽ウ
インドガラスの部分断面図である。 第2実施例においては、熱線反射膜の最上層膜
がSiO2膜2cから形成されていることを除き他
は全く第1実施例と同様にして本発明の電磁遮蔽
ウインドガラスを製造した。 なお、SiO2膜2cの膜厚は900Å程度にした。 比較例 第1実施例におけるITO膜2bのかわりに、
SiO2膜を設けた熱線反射膜を製造し、これを従
来例とした。このとき、SiO2膜の膜厚は中間の
ものが1810Å、最上層のみ900Å程度とした。 上記第1実施例と第2実施例および比較例で製
造したウインドガラスを用い可視光反射率、赤外
線反射率、ITO膜の赤外線吸収率および赤外線遮
断率を調べた。その結果を第1表に示す。
【表】
第1表より明らかなように、本発明の電磁遮蔽
ウインドガラスは、従来のものより20〜30%赤外
線遮断効果が大きいのが判る。 また、同様に、本実施例と従来のウインドガラ
スについて、熱線反射効果および電磁遮蔽効果を
調べた。その結果を、それぞれ第5図、第6図に
示す。 第5図から明らかなように、熱線反射効果につ
いては、可視光、赤外線領域のいずれの場合も、
上記2つの実施例の電磁遮蔽ウインドガラスは従
来のものとほぼ同じ効果を示しており、ITO膜の
熱線反射に対する影響はほとんどないことが判
る。 また、第6図から明らかなように、本発明の電
磁遮蔽ウインドガラスは従来のものに比べ、10〜
20dB電波遮蔽効果があり、ITO膜2bの多い第
1実施例の方がより電磁遮蔽効果が大きいことが
判る。 以上より、本発明の電磁遮蔽ウインドガラスは
従来のウインドガラスに比べ、電磁遮蔽効果が著
しく、かつ熱線遮断効果も格段に優れていること
が判る。 実施例 3 第7図は本発明の第3実施例に係る電磁遮蔽ウ
インドガラスの部分断面図である。 第3実施例の第2実施例と異なる点は、ガラス
基板と熱線反射膜の間に電磁遮蔽膜9として電磁
遮蔽用透明導電性薄膜(ITO膜)を介在させるこ
とにある。この電磁遮蔽用透明導電性薄膜9を第
7図の如く、熱線反射膜とは別に設けることによ
り、熱線吸収率、電磁遮蔽効果をより増大させる
ことができる。なお、このITO膜の厚さは、100
Å〜数μの範囲内で任意の厚さとすることができ
る。 以上の実施例からも明らかなように、本発明の
電磁遮蔽ウインドガラスによれば、外来電波の侵
入が大幅に抑止されると共に、赤外線の侵入も大
幅に抑止できるという従来にない優れた効果を奏
し、極めて利用価値の高いものである。
ウインドガラスは、従来のものより20〜30%赤外
線遮断効果が大きいのが判る。 また、同様に、本実施例と従来のウインドガラ
スについて、熱線反射効果および電磁遮蔽効果を
調べた。その結果を、それぞれ第5図、第6図に
示す。 第5図から明らかなように、熱線反射効果につ
いては、可視光、赤外線領域のいずれの場合も、
上記2つの実施例の電磁遮蔽ウインドガラスは従
来のものとほぼ同じ効果を示しており、ITO膜の
熱線反射に対する影響はほとんどないことが判
る。 また、第6図から明らかなように、本発明の電
磁遮蔽ウインドガラスは従来のものに比べ、10〜
20dB電波遮蔽効果があり、ITO膜2bの多い第
1実施例の方がより電磁遮蔽効果が大きいことが
判る。 以上より、本発明の電磁遮蔽ウインドガラスは
従来のウインドガラスに比べ、電磁遮蔽効果が著
しく、かつ熱線遮断効果も格段に優れていること
が判る。 実施例 3 第7図は本発明の第3実施例に係る電磁遮蔽ウ
インドガラスの部分断面図である。 第3実施例の第2実施例と異なる点は、ガラス
基板と熱線反射膜の間に電磁遮蔽膜9として電磁
遮蔽用透明導電性薄膜(ITO膜)を介在させるこ
とにある。この電磁遮蔽用透明導電性薄膜9を第
7図の如く、熱線反射膜とは別に設けることによ
り、熱線吸収率、電磁遮蔽効果をより増大させる
ことができる。なお、このITO膜の厚さは、100
Å〜数μの範囲内で任意の厚さとすることができ
る。 以上の実施例からも明らかなように、本発明の
電磁遮蔽ウインドガラスによれば、外来電波の侵
入が大幅に抑止されると共に、赤外線の侵入も大
幅に抑止できるという従来にない優れた効果を奏
し、極めて利用価値の高いものである。
第1図は本発明の電磁遮蔽ウインドガラスを適
用した自動車を示す斜視図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第2図の−部分拡大
図、第4図は本発明の第2実施例を示す断面図、
第5図は本発明の第1実施例の熱線反射効果を示
すグラフ、第6図は本発明の第1実施例の電波遮
蔽効果を示すグラフ、第7図は本発明の第3実施
例を示す断面図である。 1……ガラス基板、2……熱線反射膜、2a…
…TiO2膜、2b……ITO膜(電磁遮蔽用透明導
電性薄膜、2c……SiO2膜}光学薄膜、3……
電磁遮蔽ウインドガラス、4……窓枠、5……モ
ール、6……導電性接着剤、7……ダム、8……
スペーサ、9……電磁遮蔽膜。
用した自動車を示す斜視図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第2図の−部分拡大
図、第4図は本発明の第2実施例を示す断面図、
第5図は本発明の第1実施例の熱線反射効果を示
すグラフ、第6図は本発明の第1実施例の電波遮
蔽効果を示すグラフ、第7図は本発明の第3実施
例を示す断面図である。 1……ガラス基板、2……熱線反射膜、2a…
…TiO2膜、2b……ITO膜(電磁遮蔽用透明導
電性薄膜、2c……SiO2膜}光学薄膜、3……
電磁遮蔽ウインドガラス、4……窓枠、5……モ
ール、6……導電性接着剤、7……ダム、8……
スペーサ、9……電磁遮蔽膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス基板上に、光学薄膜を多層に積層した
熱線反射膜が設けられ、この光学薄膜の一つとし
て、電磁遮蔽用透明導電性薄膜が用いられる電磁
遮蔽ウインドガラスであつて、 電磁遮蔽用透明導電性薄膜としてITO膜(イン
ジウムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)
の固溶体)を用い、そのITO膜とTiO2膜とを交
互に多層に積層して熱線反射膜が構成されている
ことを特徴とする電磁遮蔽ウインドガラス。 2 特許請求の範囲第1項において、前記熱線反
射膜は使用時におけるガラス基板の外側面に設け
られていることを特徴とする電磁遮蔽ウインドガ
ラス。 3 特許請求の範囲第1項において、前記熱線反
射膜は使用時におけるガラス基板の内側面に設け
られていることを特徴とする電磁遮蔽ウインドガ
ラス。 4 特許請求の範囲第1項において、前記ガラス
基板が合わせガラスであつて、この合わせガラス
の中に前記熱線反射膜が挟持されていることを特
徴とする電磁遮蔽ウインドガラス。 5 特許請求の範囲第1項において前記ITO膜と
TiO2膜の膜厚はλ/4であり、最上層のみλ/
8であることを特徴とする電磁遮蔽ウインドガラ
ス。 6特許請求の範囲第1項において、前記電磁遮蔽
用透明導電性薄膜の膜厚は100Å〜数μmであるこ
とを特徴とする電磁遮蔽ウインドガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58134929A JPS6027624A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 電磁遮蔽ウインドガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58134929A JPS6027624A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 電磁遮蔽ウインドガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027624A JPS6027624A (ja) | 1985-02-12 |
JPH0433749B2 true JPH0433749B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=15139849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58134929A Granted JPS6027624A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 電磁遮蔽ウインドガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027624A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8702357D0 (en) * | 1987-02-03 | 1987-03-11 | Pilkington Brothers Plc | Coated glass |
JPS63219197A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | 日本無線株式会社 | 電波遮蔽建物内無線通信構造 |
JP5326383B2 (ja) * | 2007-07-10 | 2013-10-30 | 豊田合成株式会社 | 発光装置 |
KR101596082B1 (ko) * | 2012-11-09 | 2016-02-19 | (주)엘지하우시스 | 초단열 복층 유리 |
CN111148387B (zh) * | 2019-12-13 | 2021-11-05 | 武汉航空仪表有限责任公司 | 一种机电控制器观察窗 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5556041A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-24 | Gordon Roy G | Lusterless glass structure |
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JPS5788044A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-01 | Seiko Epson Corp | Manufacture of glass mask |
JPS57140152A (en) * | 1981-02-26 | 1982-08-30 | Nippon Soken | Heat wave reflecting membrane |
JPS57181503A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-09 | Nippon Soken Inc | Heat ray reflecting film |
JPS5826051A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-16 | Asahi Glass Co Ltd | アルカリ拡散防止酸化ケイ素膜の形成されたガラス体 |
JPS5869743A (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-26 | Toyota Motor Corp | 導電性ガラスとその製造法 |
JPS58134928A (ja) * | 1982-09-25 | 1983-08-11 | 赤羽 憲彦 | 区枠簇内の繭押し出し装置 |
JPS58202408A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-25 | Nippon Soken Inc | 熱線反射膜 |
JPS58209549A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-06 | 株式会社豊田中央研究所 | 熱線しゃへい積層体 |
JPS5945943A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-15 | Nippon Soken Inc | 熱線遮断ガラス |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP58134929A patent/JPS6027624A/ja active Granted
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS58209549A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-06 | 株式会社豊田中央研究所 | 熱線しゃへい積層体 |
JPS5945943A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-15 | Nippon Soken Inc | 熱線遮断ガラス |
JPS58134928A (ja) * | 1982-09-25 | 1983-08-11 | 赤羽 憲彦 | 区枠簇内の繭押し出し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027624A (ja) | 1985-02-12 |
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